JP2001187627A - 商品処理ライン - Google Patents
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Abstract
停止ではない正常な状態でラインを迅速に停止させるこ
とができる商品処理ラインを提供する。 【解決手段】 商品について所定の処理を行う複数の処
理装置1,200〜700と、各処理装置1,200〜
700と通信して、各処理装置1,200〜700の駆
動を制御する制御手段とを備えた商品処理ラインにおい
て、前記制御手段から処理装置の駆動を停止する停止命
令を受けると、当該処理装置が停止可能か否かを判断す
る停止判断手段と、該停止判断手段の判断結果に基づい
て、当該処理装置の駆動を停止する駆動停止手段と、を
各処理装置に備えたことを特徴とする。
Description
定の処理を行うと共に互いに連動する前段および後段の
処理装置を備えた商品処理ラインに関するものである。
ラインの全長が長くなってきている。かかる生産ライン
においてトラブルが発生すると、従来は、ラインの最も
下流の処理装置の処理が終わるまで待った後に、メンテ
ナンス(不定期の回復作業)を行っていた。
が終わるまでの時間が長くなるので、生産ラインのメン
テナンス作業に取りかかるまでのロスタイムが長くな
る。そこで、各処理装置の処理が終わると各処理装置が
順次上流から停止するようにしたシステムが提案されて
いる(実用新案登録公報第2,589,036 号参照)。
術では、各処理装置を上流から順次1台づつ停止させる
ので、最も下流の処理装置が停止するまでには、時間が
かかる。一方、オペレータは、ラインの全ての処理装置
が停止していないと、メンテナンスを行うに際し不安を
覚える。したがって、各処理装置を上流から順次停止さ
せても、最も下流の処理装置が停止しないことには、メ
ンテナンスを開始することができないので、メンテナン
スまでのロスタイムが長くなるのは避けられない。
において、当該ラインを構成する各処理装置を迅速に、
かつ、適切な状態で停止させることができる商品処理ラ
インを提供することである。また、本発明の他の目的
は、商品処理ラインを迅速かつ容易に起動ないし再起動
させることのできる商品処理ラインを提供することであ
る。
めに、本第1発明は、商品について所定の処理を行う複
数の処理装置と、各処理装置と通信して、各処理装置の
駆動を制御する制御手段とを備えた商品処理ラインにお
いて、前記制御手段から処理装置の駆動を停止する停止
命令を受けると、当該処理装置が停止可能か否かを判断
する停止判断手段と、該停止判断手段の判断結果に基づ
いて、当該処理装置の駆動を停止する駆動停止手段と、
を各処理装置に備えたことを特徴とする。
と、制御手段から各処理装置に停止命令が出力される。
各処理装置のそれぞれの停止判断手段は、自機が停止可
能な状態であるか否かを判断する。その結果、自機が停
止可能な状態である場合、ならびに、自機が停止可能な
状態になった場合に各処理装置の駆動停止手段がそれぞ
れ自機を停止させる。したがって、各処理装置に商品が
存在するか否かにかかわらず、また、上流の処理装置が
停止しているか否かにかかわらず、各処理装置を停止さ
せることができるから、全ての処理装置が停止するまで
の時間が短くなるので、ロスタイムが短くなる。
出力される場合としては、オペレータが操作器のライン
停止ボタンを操作する場合の他に、1つの処理装置にお
いて商品の滞留等のトラブルが発生した場合に、これを
制御手段等が認識し制御手段が各装置に停止命令を出力
する場合がある。
起動システムの第1発明は、商品について所定の処理を
行う複数の処理装置と、各処理装置と通信して、各処理
装置の駆動を制御する制御手段とを備えた商品処理ライ
ンにおいて、前記制御手段が、全ての処理装置を起動す
るとき、下流から上流の順に各処理装置に起動命令を発
することを特徴とする。
送られた場合に、下流の装置が起動していなければ、両
装置の間に商品が滞留し、トラブルの原因にもなりかね
ない。また、前述のようにラインを停止させた後に、全
ての処理装置を同時に起動すると、ライン上に残ってい
る商品が、未だ再起動していない下流の装置に送られ
て、再び別のトラブルが発生する場合がある。そこで、
本第2発明では、下流の処理装置から上流の処理装置の
順に各処理装置に起動命令を出力することで、下流の処
理装置を処理可能な状態にしてから、上流の処理装置を
起動することにより、あるいは、下流の処理装置から未
処理の商品についての処理を行わせて、再び別のトラブ
ルが発生するのを未然に防止する。
について所定の処理を行う複数の処理装置と、各処理装
置と通信して、各処理装置に起動命令を発する制御手段
とを備えた商品処理ラインにおいて、各処理装置が前記
起動命令を受けてから起動状態に設定するまでの時間
が、各処理装置ごとに予め定められており、かつ、当該
時間は、下流側の処理装置よりもその上流側の処理装置
の方が大きく設定されていることを特徴とする。
に起動命令が出力されると、起動命令を受けてから起動
を開始するまでの時間が短い下流の処理装置から順次起
動命令に従って処理動作を開始する。すなわち、前記第
1発明では、起動命令の発信側である制御手段が起動順
序を調整するのに対し、この第2発明では起動命令の受
信側である各処理装置において起動順序を調整する。
行うために1以上の駆動部が作動している状態をいう。
「起動状態」とは、処理装置が「駆動」可能な状態、す
なわち、商品処理の可能な状態(商品の待ち受け状態)
であることをいい、処理装置によっては起動状態となっ
ても駆動していないもの(たとえば製袋包装機)もあれ
ば、起動状態となると同時にコンベヤ等が駆動するもの
(たとえば重量チェッカー)もある。本明細書におい
て、単に「停止」という場合は、各処理装置を適切な状
態で停止させることをいう。
したがって説明する。図1〜図8は第1実施形態を示
す。 機器構成 まず、本発明が適用される商品処理ラインの概略につい
て説明する。図1において、100は搬送コンベヤ、1
は組合せ計量装置、200は製袋包装機(包装機)、3
00は重量チェッカー(計量コンベヤ)、400はシー
ルチェッカー、500は振り分け装置、600は整列搬
送装置、700は箱詰装置である。商品処理ラインは、
商品Mについて所定の処理を行う前記複数の処理装置に
よって構成されている。
Mを組合せ計量装置1の分散フィーダ2の中央部へ落下
させる。組合せ計量装置1は後述するように、内容物M
の重量を組み合わせることで、内容物Mを一まとめにし
て、下方の製袋包装機200に内容物Mを落下させる。
ロー包装機で、フィルムロールFrから巻き出したシー
ト状のフィルムFを縦シーラ201で溶着して筒状に形
成し、上方から落下する内容物Mを該筒状のフィルムF
内に充填した状態で、前記フィルムFにおける内容物M
の上方の端部F1をエンドシーラ202で溶着する(シ
ールする)と共に切断して包装する。製袋包装機200
は、内容物Mを一定のサイクルタイムで連続的に包装す
る(たとえば、特開平4−128105号公報参照)。
なお、エンドシーラ202は一点鎖線で示すように、互
いに逆回転しながら円弧を描いて動作する。
前倒具301によって受取コンベヤ302上に倒されて
搬送される。商品Mは受取コンベヤ302から重量チェ
ッカー300に搬送される。
量を計量するロードセルのような重量検出器と、重量検
出器に支持されたコンベヤ310を有している。前記重
量チェッカー300は、商品Mを斜め上方に向って搬送
しながら、商品Mの重量を計って検査する。商品Mは重
量チェッカー300からシールチェッカー400に搬送
される。
ッカー300から搬送された商品Mを押え具401で上
から押さえながら搬送し、その間に、包装袋のシール不
良および商品Mの長さを検査する。振り分け装置500
は、シールチェッカー400から受け取った商品Mを前
記各検査結果に基づいて、不良であれば系外に排出する
と共に、良品であれば下流に搬送する。商品Mは振り分
け装置500および整列搬送装置600などからなる搬
送装置を介して下流の箱詰装置700に搬送される。箱
詰装置700は、段ボール箱B内に商品Mを箱詰する。
ついて説明する。図2に示すように、前記分散フィーダ
2および各供給トラフ3iはそれぞれ加振装置の駆動に
より振動することで、分散フィーダ2上の内容物Mを、
各供給トラフ3iの下流に設けられた多数のプールホッ
パ4iに供給する。これら各プールホッパ4iには、ゲ
ート5iが設けられ前記各供給トラフ3iから供給され
て受け取った内容物Mを一時的に収容して貯留する。前
記各プールホッパ4iの下流には計量ホッパ6iが設け
られている。これら各計量ホッパ6iには、前記プール
ホッパ4iから該計量ホッパ6iに投入された内容物M
の重量を検出する重量検出器7iを備え、各計量ホッパ
6iの下方にはゲート8iが設けられている。ゲート8
iの下方には大きな集合排出シュート9が設けられ、該
集合排出シュート9の下方にはタイミングゲート10が
設けられている。組合せ計量装置1は、前記各重量検出
器7iで検出された内容物Mの重量を組み合わせて、集
合排出シュート9に落下させ、内容物Mを一まとめにし
て目標値もしくは目標値に近い値とし、タイミングゲー
ト10を開いて、図1の製袋包装機200に内容物Mを
落下させる。
を用いて説明する。前記各処理装置1,200〜700
は、それぞれローカル制御部20を有している。各ロー
カル制御部20は、たとえばLANなどの通信システム
を介して、リモコン(リモートコントローラ)50にそ
れぞれ接続され、互いに連動できるようになっている。
該リモコン50は、各ローカル制御部20と通信して、
各処理装置1,200〜700の遠隔制御を行うもので
あり、中央制御装置(制御手段)51を有している。前
記中央制御装置51にはタッチスクリーン55およびス
トロークキー部56が一体に接続されている。タッチス
クリーン55は、後述する停止ボタン、起動ボタンおよ
び処理装置の異常表示等を表示する表示器を構成すると
共に、当該ボタンのタッチによる選択や種々のデータの
入力が可能な入力装置を構成している。なお、図3に示
す各機器は図示しないインターフェイスを介して互いに
接続されている。
ロコンピュータ)52および通信手段(図示せず)を有
している。マイコン52は、計時を行うタイマからなる
計時手段53と制御手段54を備えている。制御手段5
4は、後述するように、停止命令および起動命令をロー
カル制御部20に出力する。
制御部20に接続された処理装置1,200〜700の
駆動制御を行うものであり、図3(b)に示すように、
マイコン21および通信手段(図示せず)を有してい
る。該マイコン21は、停止判断手段21a,駆動停止
手段21b,起動判断手段21cおよび起動状態設定手
段21dを備えている。前記停止判断手段21aおよび
駆動停止手段21bは、後述する停止システムに属する
手段である。一方、起動判断手段21cおよび起動状態
設定手段21dは、後述する起動システムに属する手段
である。
に特徴を有するが、まず、停止システムについて説明す
る。 停止処理に属する構成 図3(a)に示す前記制御手段54は、各処理装置1,
200〜700に異常が生じた場合や、タッチスクリー
ン55の前記停止ボタンがタッチされた場合に、各処理
装置1,200〜700の駆動を停止させる停止命令を
各ローカル制御部20に出力する。なお、各処理装置
1,200〜700に異常が発生したか否かは、各ロー
カル制御部20が個別に判断して、当該判断結果をマイ
コン52が知る場合の他に、各ローカル制御部20から
の計量結果等をマイコン52が比較することにより知る
場合がある。
止判断手段21aは、中央制御装置51から前記停止命
令を受け取ると、後述する停止可能タイミングに基づい
て、当該処理装置が停止可能か否の判断を行う。駆動停
止手段21bは、停止判断手段21aが停止可能タイミ
ングであると判断した場合に、当該処理装置の駆動を停
止させると共に、該処理装置の状態(停止状態)を中央
制御装置51に送信する。前記制御手段54は、停止命
令を各ローカル制御部20に送信した後、所定時間後
に、1以上の処理装置が駆動を停止しない場合(制御手
段54が停止状態を受信しない場合)には、「停止でき
ない処理装置があります。」などの警告表示をタッチス
クリーン55に表示させる。
止可能タイミングは、予め各処理装置1,200〜70
0の処理サイクルに基づいて設定されている。各ローカ
ル制御部20の各停止判断手段21aは、以下に示す場
合において、停止可能タイミングであると判断する。
示すゲート5i,8i,10が閉じているときは、停止
可能タイミングであると判断する。図1の前記製袋包装
機200においては、回転するエンドシーラ202が初
期状態で、かつ、組合せ計量装置1から商品排出がなさ
れていない場合に、停止可能タイミングであると判断す
る。すなわち、図1の組合せ計量装置1から製袋包装機
200に商品Mが排出されている状態で、製袋包装機2
00を停止させると、後に、製袋包装機200を再起動
した際に、商品Mの落下のタイミングに対するエンドシ
ーラ202の回転のタイミングがズレ、そのため、種々
のトラブルが発生するおそれがある。そこで、製袋包装
機200の停止判断手段21aは、エンドシーラ202
が初期状態で、かつ、組合せ計量装置1から商品Mが排
出(組合せ計量装置1から排出信号が出力もしくは、製
袋包装機200から要求信号が出力)されていない場合
に、停止可能タイミングであると判断する。
カー400、振り分け装置500、整列搬送装置600
および箱詰装置700などコンベヤを有する処理装置の
各ローカル制御部20は、たとえば、以下の場合に停止
可能タイミングであると判断する。図4(a)に示すよ
うに、当該処理装置300〜700の上流側と下流側に
は、それぞれ光検出器からなる商品検出器FS,BSが
設けられている。上流側の商品検出器FSは商品Mの先
端を検出すると商品検出信号を自機のローカル制御部2
0に送信する。一方、下流側の商品検出器BSは当該商
品Mの後端を検出し終わった時点で処理終了信号を該ロ
ーカル制御部20に送信する。各停止判断手段21aは
前記商品検出信号を受信してから、前記処理終了信号を
受信するまでは商品Mが処理領域に存在すると判断し、
商品Mが前記処理領域に存在しなくなると停止可能タイ
ミングであると判断する。
方法について、図6のフローチャートに基づいて説明す
る。今、処理装置の1つにトラブルが発生し、これを制
御手段54が認識した場合、もしくは、オペレータがト
ラブルを発見し、ライン停止ボタンにタッチした場合
に、図6(a)の停止処理がスタートし、ステップS1
に進む。ステップS1においては、中央制御装置51の
制御手段54が図6(b)の各ローカル制御部20に停
止命令を出力する。一方、各ローカル制御部20は、ス
テップS10において前記停止命令を受信したか否かの
判断を行い、該停止命令を受信すると、ステップS11
に進む。
0は自機の処理装置が停止可能タイミングか否かの判断
を行う。停止可能タイミングでない場合は、停止可能タ
イミングになるまで当該判断を繰り返す。当該処理装置
が停止可能タイミングである場合には、ステップS12
に進む。ステップS12では、駆動停止手段21bが自
機(処理装置)を停止させると共に、当該処理装置の状
態(停止状態)をローカル制御部20が中央制御装置5
1に出力する。
御手段54はステップS2において、各ローカル制御部
20からの状態出力を受信したか否かの判断を行う。全
てのローカル制御部20から停止状態であるという出力
を受信した場合、停止処理を終了する。一方、停止状態
であるという信号を出力していないローカル制御部20
がある場合はステップS3に進む。ステップS3では、
所定時間が経過したか否かの判断を計時手段53が行
い、所定時間が経過していない場合にはステップS2に
戻る。一方、所定時間が経過した場合には、ステップS
4に進む。ステップS4では、制御手段54がタッチス
クリーン55に、「停止できない処理装置がありま
す。」などの警告表示を行い、オペレータに注意を促
す。なお、この表示に基づいて、処理できない処理装置
にオペレータが所定の操作を行い、図6(b)のステッ
プS11の停止可能タイミングか否かの判断を終了させ
る。また、前記各ローカル制御部20にそれぞれ計時手
段を設け、前記ステップS11において所定時間内にロ
ーカル制御部20が停止可能タイミングであると判断し
ない場合には、当該停止可能タイミングであるか否かの
判断を終了させるようにしてもよい。
1,200〜700に停止命令が出力されると、各処理
装置1,200〜700のそれぞれの停止判断手段21
aは、自機が停止可能なタイミングであるか否かを判断
する。その結果、自機が停止可能タイミングである場
合、ならびに、自機が停止可能タイミングになった場合
に各処理装置1,200〜700の駆動停止手段21b
がそれぞれ自機を停止させる。したがって、図1に示す
駆動状態の各処理装置が、図5に示すように停止可能タ
イミングで停止する。そのため、各処理装置1,200
〜700に商品Mが存在するか否かにかかわらず、各処
理装置1,200〜700を停止させることができるか
ら、ロスタイムが短くなる。したがって、商品処理ライ
ンを構成する各処理装置を迅速に、かつ、適切な状態で
停止させることができる。
ーン55の起動ボタンがタッチされた場合に、各処理装
置1,200〜700を起動させる起動命令を各ローカ
ル制御部20に出力する。該起動命令は後述するよう
に、下流から上流の順に各処理装置に出力される。図3
(b)の前記ローカル制御部20の起動判断手段21c
は、制御手段54から前記起動命令を受け取ると、当該
起動命令が当該処理装置に対するものであるか否かに基
づいて、当該処理装置が起動可能か否かの判断を行う。
起動状態設定手段21dは起動判断手段21cが起動可
能であると判断した場合、当該処理装置を起動状態に設
定すると共に、当該処理装置の状態(起動状態)を中央
制御装置51に送信する。前記制御手段54は起動命令
を発した後に、1以上の処理装置が起動状態に設定され
ない場合には、警告表示をタッチスクリーン55に表示
させると共に、全ての処理装置を停止させる。
方法について図7および図8に示すフローチャートを用
いて説明する。オペレータがタッチスクリーン55の起
動ボタンにタッチすると、図7(a)の起動処理がスタ
ートし、ステップS30に進む。ステップS30におい
ては、中央制御装置51の制御手段54が最下流の処理
装置である箱詰装置700のローカル制御部20に起動
命令を出力する。
0の起動判断手段21cは、ステップS40において、
起動命令を受信したか否かの判断を行い、起動命令を受
信するとステップS41に進む。ステップS41では、
該ローカル制御部20は自機の処理装置(箱詰装置70
0)が起動可能か否かの判断を行う。起動可能でない場
合は、起動可能になるまで当該判断を繰り返す。起動可
能な場合はステップS42に進む。ステップS42で
は、起動状態設定手段21dが箱詰装置700を起動状
態に設定すると共に、中央制御装置51に箱詰装置70
0の状態(起動状態)を出力する。なお、箱詰装置70
0の商品検出器が商品を検出すると、当該箱詰装置70
0が商品処理を開始する。
段54は、ステップS31において、箱詰装置700の
ローカル制御部20から起動状態の状態出力を受信した
か否かの判断を行う。当該ローカル制御部20から起動
状態の状態出力を受信した場合には、ステップS33
(図8)に進み、当該状態出力を受信しない場合にはス
テップS32に進む。ステップS32では、所定時間が
経過したか否かの判断を計時手段53が行い、所定時間
が経過していない場合にはステップS31に戻る。一
方、所定時間が経過した場合には後述するステップS3
6(図8)に進む。
8(b)に示す1つ上流の処理装置のローカル制御部2
0に起動命令を出力する。一方、前記上流のローカル制
御部20の起動判断手段21cはステップS50におい
て、当該ローカル制御部20が起動命令を受信したか否
かの判断を行い、起動命令を受信するとステップS51
に進む。ステップS51では、自機の処理装置が起動可
能か否かの判断を該ローカル制御部20が行う。起動可
能でない場合は、起動可能になるまで該判断を繰り返
す。起動可能な場合にはステップS52に進む。ステッ
プS52では、起動状態設定手段21dが当該処理装置
を起動状態に設定すると共に、中央制御装置51に該処
理装置の状態(起動状態)を出力する。なお、該処理装
置の商品検出器が商品を検出すると当該処理装置が商品
処理を開始する。
段54は、ステップS34において、ローカル制御部2
0からの状態出力を受信したか否かの判断を行う。当該
ローカル制御部20から起動状態の状態出力を受信した
場合には、ステップS37に進む。ステップS37で
は、制御手段54が全ての処理装置が起動状態であるか
否かの判断を行い、起動状態でない処理装置がある場合
にはステップS33に戻る。全ての処理装置が起動して
いる場合には起動処理を終了する。
出力を受信しない場合にはステップS35に進む。ステ
ップS35では、所定時間が経過したか否かの判断を計
時手段53が行い、所定時間が経過していない場合に
は、ステップS34に戻り、所定時間が経過した場合に
は、ステップS36に進む。ステップS36では、制御
手段54がタッチスクリーン55に「XXXが起動でき
ません。」など、起動できない処理装置名を表示した警
告表示を行い、オペレータに注意を促す。同時に、起動
処理を中止すると共に、すでに起動された全ての処理装
置を前述の図6の停止システムにより停止させる。な
お、この表示に基づいて、オペレータが起動できない処
理装置に所定の操作を行い、図7(b)のステップS4
1ないし図8(b)のステップS51の起動可能か否か
の判断を終了させる。また、前記各ローカル制御部20
に、それぞれ計時手段を設け、前記ステップS41ない
しステップS51において所定時間内にローカル制御部
20が起動可能であると判断しない場合には、当該起動
可能であるか否かの判断を終了させるようにしてもよ
い。
処理装置から上流の処理装置の順に起動命令を出力し、
処理可能にさせるので、上流の処理装置の商品処理が終
わり、下流の処理装置に商品Mが送られた際に、当該下
流の処理装置が未起動であるために当該両処理装置の間
に商品Mが滞留するなどのトラブルを防止することがで
きる。また、再起動の際には、図5に示すように、ライ
ン上に商品Mが残っていても、下流の処理装置から上流
の処理装置の順に未処理の商品Mの処理が行われるか
ら、再び別のトラブルが発生するのを未然に防止するこ
とができる。したがって、商品処理ラインを迅速かつ容
易に起動ないし再起動させることができる。
判断を行い、起動できない処理装置を特定して表示させ
るので、起動時ないし再起動時のトラブルを逸早く発見
することもできる。
明する。図9(b)に示すように、各ローカル制御部2
0のマイコン21Aは、停止および起動に属する手段2
1a〜21dと共に、メモリ22を有している。各ロー
カル制御部20のメモリ22には、起動命令を受信して
から処理装置1,200〜700を起動状態に設定する
までの時間が、各処理装置1,200〜700ごとに予
め設定されている。かかる起動状態に設定するまでの時
間は、下流側の処理装置よりもその上流側の処理装置の
方が大きな値に設定されている。その他の構成は、第1
実施形態と同様であり、同一部分または相当部分に同一
符号を付して、その詳しい説明および図示を省略する。
て簡単に説明する。本第2実施形態では、商品処理ライ
ンを起動させる場合、制御手段54から各ローカル制御
部20に一斉に単一の起動命令が送信される。各ローカ
ル制御部20は該起動命令を受信すると、各起動判断手
段21cが計時を開始し、予め各処理装置ごとに設定さ
れた時間が経過すると、各起動判断手段21cが当該処
理装置を起動状態に設定する。したがって、起動命令の
受信側である各ローカル制御部20において起動順序が
調整されるので下流の処理装置から順次処理動作を開始
する。
実施形態を説明したが、当業者であれば、本明細書を見
て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定す
るであろう。たとえば、本発明は、上流および下流の2
以上の処理装置を備えた商品処理ラインに適用し得る。
また、図4(b)に示すように、各コンベヤCの上流側
に商品Mの先端検出を行う商品検出器FS1,FS2を
設け、上流の商品検出器FS1が商品Mを検出した後、
下流の商品検出器FS2が当該商品Mを検出するまでの
間は、商品Mが当該処理装置の処理領域に存在すると判
断するようにしてもよい。また、図4(c)に示すよう
に、商品Mの先端を検出してから所定時間T秒の間は、
商品Mが当該処理装置の処理領域にあると判断するよう
にしてもよい。なお、商品処理ラインが起動状態にある
場合には、前記起動ボタンが機能しないようにしたり、
商品処理ラインが停止状態にある場合には、前記停止ボ
タンが機能しないようにしても良いし、ボタン上にタッ
チ禁止マーク等を表示したり、ボタンを押すと警報が発
せられるようにしてもよい。したがって、そのような変
更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内
のものと解釈される。
の停止システムによれば、停止命令が出力されると各処
理装置ごとに停止判断手段が停止可能か否かを判断して
当該判断の結果に基づいて処理装置を停止させるから、
最後の商品が最下流の処理装置から排出されていなくて
も、全ての処理装置を停止させることができる。したが
って、メンテナンスができるようになるまでのロスタイ
ムを短縮することができる。
止しない処理装置がある場合に、その旨を表示器に表示
させるようにすれば、オペレータは逸早く当該事態を知
ることができる。
各処理装置を起動させる場合には、下流の処理装置から
順次起動命令にしたがって処理可能にさせるので、上流
の処理装置の商品処理が終わり、下流の処理装置に商品
が送られた際に、当該下流の処理装置が未起動であるた
めに当該両処理装置の間に商品が滞留するなどのトラブ
ルを防止することができる。また、ラインを停止させた
後に再起動する場合には、下流の処理装置から順次起動
命令に従って処理動作を開始するので、停止時に各処理
装置上に残っていた商品により、各処理装置に再びトラ
ブルが発生するのを未然に防止し得る。したがって、商
品処理ラインを迅速かつ容易に起動ないし再起動させる
ことができる。
い処理装置がある場合に、その旨を表示器に表示させる
ようにすれば、オペレータは逸早く当該事態を知ること
ができ、そのため、起動時ないし再起動時のロスタイム
が短くなる。
合には全ての処理装置を停止させるようにすれば、ロス
タイムが更に短くなる。
を示す概略側面図である。
である。
である。
ある。
である。
である。
である。
の機器構成を示す概略構成図である。
0:処理装置 200:製袋包装機(包装装置) 21a:停止判断手段 21b:駆動停止手段 21c:起動判断手段 21d:起動手段 54:制御手段 55:タッチスクリーン(表示器)
Claims (9)
- 【請求項1】 商品について所定の処理を行う複数の処
理装置と、各処理装置と通信して、各処理装置の駆動を
制御する制御手段とを備えた商品処理ラインにおいて、 前記制御手段から処理装置の駆動を停止する停止命令を
受けると、当該処理装置が停止可能か否かを判断する停
止判断手段と、 該停止判断手段の判断結果に基づいて、当該処理装置の
駆動を停止する駆動停止手段と、 を各処理装置に備えたことを特徴とする商品処理ライ
ン。 - 【請求項2】 請求項1において、 各処理装置における前記停止判断手段は、当該処理装置
による商品の処理状態に応じて該処理装置が停止可能か
否かを判断し、 各処理装置における前記駆動停止手段は、前記停止判断
手段が停止命令を受けたときに当該処理装置が停止可能
なタイミングでなければ、停止可能なタイミングになる
まで駆動を続行し、停止可能なタイミングになると、駆
動を停止することを特徴とする商品処理ライン。 - 【請求項3】 請求項1または2において、 前記制御手段が停止命令を発した後に、1以上の処理装
置が駆動を停止しない場合は、その旨を表示器に表示す
るようにした商品処理ライン。 - 【請求項4】 請求項1から3の何れか1項において、 前記複数の処理装置は、少なくとも商品を計量して排出
する計量装置と、該計量装置からの商品を受け取って包
装する包装装置であり、 包装装置における前記停止判断手段は、計量装置による
商品の排出時点から当該包装装置が停止可能か否かを判
断するようにした商品処理ライン。 - 【請求項5】 商品について所定の処理を行う複数の処
理装置と、各処理装置と通信して、各処理装置の駆動を
制御する制御手段とを備えた商品処理ラインにおいて、 前記制御手段は、全ての処理装置を起動するとき、下流
から上流の順に各処理装置に起動命令を発することを特
徴とする商品処理ライン。 - 【請求項6】 商品について所定の処理を行う複数の処
理装置と、各処理装置と通信して、各処理装置に起動命
令を発する制御手段とを備えた商品処理ラインにおい
て、 各処理装置が前記起動命令を受けてから起動状態に設定
するまでの時間が、各処理装置ごとに予め定められてお
り、かつ、当該時間は、下流側の処理装置よりもその上
流側の処理装置の方が大きく設定されていることを特徴
とする商品処理ライン。 - 【請求項7】 請求項5または6において、 前記制御手段から処理装置を起動する起動命令を受ける
と、当該処理装置が起動可能か否かを判断する起動判断
手段と、 該起動判断手段の判断結果に基づいて当該処理装置を起
動状態に設定する起動状態設定手段と、 を各処理装置に備えたことを特徴とする商品処理ライ
ン。 - 【請求項8】 請求項5から7の何れか1項において、 前記制御手段が起動命令を発した後に、1以上の処理装
置が起動状態に設定されない場合は、その旨を表示器に
表示するようにした商品処理ライン。 - 【請求項9】 請求項5から8の何れか1項において、 前記制御手段が起動命令を発した後に、1以上の処理装
置が起動状態に設定されない場合は、全ての処理装置を
停止させるようにした商品処理ライン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37312499A JP2001187627A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 商品処理ライン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37312499A JP2001187627A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 商品処理ライン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001187627A true JP2001187627A (ja) | 2001-07-10 |
Family
ID=18501618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37312499A Pending JP2001187627A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 商品処理ライン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001187627A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-12-28 JP JP37312499A patent/JP2001187627A/ja active Pending
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