JP2001278231A - コンベア装置 - Google Patents

コンベア装置

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JP2001278231A
JP2001278231A JP2000088877A JP2000088877A JP2001278231A JP 2001278231 A JP2001278231 A JP 2001278231A JP 2000088877 A JP2000088877 A JP 2000088877A JP 2000088877 A JP2000088877 A JP 2000088877A JP 2001278231 A JP2001278231 A JP 2001278231A
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    • B65B61/00Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on sheets, blanks, webs, binding material, containers or packages
    • B65B61/28Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on sheets, blanks, webs, binding material, containers or packages for discharging completed packages from machines
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分包紙の搬送路に於ける不具合に簡単に対処
可能な構造とする。 【解決手段】 外枠34で覆われた領域内に配設した複
数のベルトコンベア38のいずれかの間に、方向変換し
た分包紙32を、上方側に向かうベルトコンベア38d
と外枠34との間の搬送路に導く間隙Aを形成する。そ
して、この間隙Aを介してベルトコンベア38dと外枠
34との間に導かれた分包紙32を、該ベルトコンベア
38dに付勢して挟持する複数のガイドローラ39を設
ける。また、前記外枠34に、装置前方側からメンテナ
ンス可能な開口部9aを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装装置にて薬剤
を包装した分包紙を取り出し容易な位置に搬送するため
のコンベア装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、分包紙を搬送するためのコンベア
装置として、例えば、実公平7−14163号公報に開
示のものが提案されている。
【0003】このコンベア装置では、ベルトコンベアに
より搬送される分包紙を、ターンテーブル及びターンロ
ーラにて方向変換し、押えローラによりベルトコンベア
との間に挟持して斜め上方に向かわせることができるよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記コ
ンベア装置では、分包紙の搬送路が外枠によって覆われ
ており、紙詰まり等の搬送路内の不具合が発生した場合
には、一旦、外枠を取り外す等の大掛かりなメンテナン
ス作業が必要である。
【0005】そこで、本発明は、分包紙の搬送路に於け
る不具合に簡単に対処可能な構造を備えたコンベア装置
を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、薬剤分包機の前面側に設けら
れ、薬剤分包機から下方側に排出される分包紙を、外枠
で覆われた領域内に略U字形に配設した複数のベルトコ
ンベアにより上方側へと搬送するコンベア装置におい
て、前記ベルトコンベアのいずれかの間に、分包紙を、
上方側に向かうベルトコンベアと外枠との間に形成され
る搬送路に導く間隙を形成し、該間隙を介してベルトコ
ンベアと外枠との間に導かれた分包紙を、該ベルトコン
ベアに付勢して挟持する複数のガイドローラを設け、前
記外枠に、装置前方側からメンテナンス可能な開口部を
形成したものである。
【0007】この構成により、たとえ上方側に向かうベ
ルトコンベアとガイドローラとの間に分包紙が詰まる等
の不具合が発生したとしても、外枠に形成した開口部を
介して容易にメンテンナンスすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を添
付図面に従って説明する。図1は、本実施形態に係る錠
剤分包装置1の全体正面図、図2は、そのブロック図を
示す。この錠剤分包装置1では、外部コンピュータ2及
びタッチパネルユニット3から制御装置4に信号が入力
される。制御装置4は、これらの入力信号に基づいて、
本発明に係る薬剤払出装置であるドラムユニット5、手
撒ユニット6、薬包印字ユニット7、包装ユニット8、
及びコンベア装置9を駆動制御する。
【0009】外部コンピュータ2は、制御装置4に処方
データを送信するためものである。処方データは、外部
コンピュータ2のキーボードやマウス等の入力装置を利
用して手作業にて入力してもよいし、LAN接続された
図示しないホストコンピュータから受信したものを利用
してもよい。
【0010】タッチパネルユニット3は、装置本体の前
面側に設けられたタッチパネル10に、現在の作業状
況、警告、エラー情報等を表示させると共に、このタッ
チパネル10を直接タッチ操作することにより、各ユニ
ットの設定(メンテナンス)等を行う。
【0011】ドラムユニット5は、略円筒状のドラム1
1の外面に複数のカセット12を設けた構成である。ド
ラム11の内面には、各カセット12から払い出された
錠剤を落下させるための払出通路13が形成されてい
る。
【0012】前記ドラム11は、図3に示すように、ス
テンレス製の2枚の板材14をそれぞれ折り曲げ加工す
ることにより、半円筒状としたものを2つ一組で組み合
わせた構成である。各板材14には、予め矩形状の挿通
孔15が、上下及び周方向に所定間隔で穿設されてい
る。また、各挿通孔15の周囲には、カセット12を取
り付けるための取付孔16のほか、カセット12から延
びるコード(図示せず)をドラム11の内側に引き出す
連通孔17が穿設されている。
【0013】前記ドラム11を構成する各板材14の内
面にはガイド部材18がビス等により取り付けられ、板
材14とで錠剤の払出通路13を構成している。このた
め、ドラム11の内側に於けるガイド部材18の占有ス
ペースを、錠剤の落下可能な必要最小限の大きさに抑え
ることができ、後述するシリアル接続での配線スペース
を十分に確保することが可能となる。また、前記ガイド
部材18は、内面側の所定領域(ここでは、2箇所の挿
通孔15に対応する領域)には矩形孔19が穿設されて
いる。矩形孔19の内側側面には、対向方向に一対の突
条20がそれぞれ突設され、その下端部にはストッパ部
21が形成されている。矩形孔19は、背面側から挿入
される塩化ビニール製の弾性シート22にて閉鎖され
る。すなわち、弾性シート22は、矩形孔19の内縁と
突条20との間に位置し、ストッパ部21によって落下
を防止されることにより取り外し可能に装着される。こ
れにより、カセット12から払出通路13内に排出され
る錠剤が衝突して微粉末が付着しても、弾性シート22
を取り外して清掃したり、新しい弾性シート22に取り
替えることが可能となる。
【0014】前記カセット12は、従来同様の構成で、
図4に示すように、モータベース23と、このモータベ
ース23に取外し可能に装着されるフィーダ容器24と
からなる。フィーダ容器24は、上方開口部をカバーに
よって閉塞される略直方体形状である。各フィーダ容器
24には異なる種類の錠剤がそれぞれ収容されている。
フィーダ容器24の底側にはロータ26が回転自在に設
けられている。ロータ26は、ギア27を介して前記モ
ータベース23内のモータ28により回転し、フィーダ
容器24に収容した錠剤を、順次、落下案内通路24a
を介して払出通路13に排出する。
【0015】各カセット12は、カセットインターフェ
イス29を介して駆動制御される。カセットインターフ
ェイス29は、内部に中央処理装置(CPU)を内蔵
し、ドラム11に取り付けたカセット2列に対して1つ
ずつ、合計7個設けられている。また、カセットインタ
ーフェイス29は、制御装置4とはシリアル(RS−4
85)接続され、制御装置4から送信される処方データ
を演算処理して2列単位でカセット12を駆動制御す
る。
【0016】手撒ユニット6は、図1に示すように、1
包分毎に錠剤を収容するための複数のマスを備えた引出
式の棚を備えている。棚の各マスには、カセット12で
保存するのに適さない錠剤(例えば、湿気を帯びやすい
錠剤や粘着性のある錠剤等が該当する。)や半錠の錠剤
が手作業により収容される。
【0017】前記ドラムユニット5及び手撒ユニット6
から供給された錠剤は、一旦、漏斗状の上ホッパー30
a,30b,30cから下ホッパー31に回収された
後、包装ユニット8へと供給される。下ホッパー31の
下端開口はシャッター31aによって開閉される。
【0018】薬包印字ユニット7は、制御装置4から転
送された印字データに基づいて、分包時期と同期して薬
包紙への印字を行う。具体的には、薬包紙に、処方デー
タ(患者名、服用時期、薬品名等)を印字するための処
理を行う。なお、パネルユニットのオプション機能で、
使用するプリンタの種類に応じた初期設定を行うことが
できる。また、本実施形態では、印字データはビットマ
ップ形式で転送されており、印字レイアウトや文字の大
きさ・向き等の変更、さらにはカラー印刷を行うことが
可能である。
【0019】包装ユニット8は、図5に示すように、ロ
ール(図示せず)に巻回した分包紙32を巻き戻し、ヒ
ートシールローラ33によって1包分ずつの分包紙を形
成し、カッター(図示せず)にて所定包数ずつに切断す
る。ヒートシールローラ33の包装動作の開始時期はロ
ーラセンサ(図示せず)によって検出される。前記下ホ
ッパー31に設けたシャッター31aの開閉は、ローラ
センサでの検出信号に基づいて制御する。また、前記カ
ッターによる切断時期や、次に説明する薬包印字ユニッ
ト7での印字時期は、前記ローラセンサでの検出信号か
らの経過時間に基づいて制御する。これにより、切断時
期や印字時期を決定するための余分なセンサが不要とな
り、取付スペースを節約できると共にコストを抑制する
ことが可能となる。
【0020】コンベア装置9は、錠剤分包装置1の前面
側に設けられ、包装ユニット8で1包分ずつ錠剤を分包
されて斜め下方に向かう分包紙32を、斜め上方に方向
変換させて取出容易とする。このコンベア装置9は、図
6に示すように、外枠34の内側に、案内片35、ター
ンテーブル36、ターンローラ37、ベルトコンベア3
8、及び4つのガイドローラ39等を設けたものであ
る。案内片35は、略V字状に配置された側面によって
分包紙32を外枠34の内側に導く。ターンテーブル3
6及びターンローラ37は、分包紙32を180°方向
変換する。ターンローラ37は、アーム37aを介して
揺動自在となっており、図示しないセンサにより、所定
角度以上揺動すると、後述する駆動装置がオフし、ター
ンローラ37及びベルトコンベア38が停止することに
より、分包紙32に無理な力が作用するのを防止できる
ようになっている。ベルトコンベア38は、略U字形に
配設された5つの第1,第2,第3,第4,第5コンベ
ア38a,38b,38c,38d,38eからなる。
各コンベアは各ローラ間に複数本の紐状ベルトを架け渡
したもので、外枠34の内側に沿って配設されている。
第3コンベア38cと第4コンベア38dの間、すなわ
ちターンローラ37によって斜め下方から斜め上方に方
向変換された分包紙32がスムーズに、第4コンベア3
8dと外枠34との間の搬送路に誘導可能な位置には間
隙Aが形成されている。また、ガイドローラ39は、第
4コンベア38dと第5コンベア38eのベルトに沿っ
て配設され、図示しないスプリングによってベルト38
a側に付勢されている。駆動装置によりローラが回転す
ると、分包紙32は、ベルトとガイドローラ39との間
に挟持された状態となって、装置の前面側をスムーズに
斜め上方へと搬送される。また、前記外枠34には、ガ
イドローラ39を配設した領域に対応する部分に開口部
9aがそれぞれ形成されている。これにより、たとえ分
包紙32が詰まる等の不具合が発生したとしても、前記
開口部9aを介して装置本体の前面側から容易にメンテ
ナンスすることが可能である。
【0021】次に、前記制御装置4による分包処理を、
図7のフローチャートに従って説明する。
【0022】まず、電源をオン状態とすると、各ユニッ
トの初期設定が行われ(ステップS1)、タッチパネル
10の表示は図8に示す起動画面となる。このとき、前
回の動作時に於ける設定値を読み出し、各ユニットのエ
ラーチェック等を行う(ステップS2)。
【0023】前記起動画面には、アプリケーションのバ
ージョン、リリース年月日、製品モデル、ローラの種類
(固定式又は可変式)、プリンタの種類(マルチプリン
タ又はマルチプリンタ・ドットプリンタ)等の情報が表
示される。
【0024】起動画面がタッチ操作されることなく(ス
テップS3)、所定時間が経過すれば(ステップS
4)、包装ユニット8のヒートシールローラ33が速熱
動作を開始すると共に、起動画面(図8)を図9に示す
メイン画面に切り替える(ステップS5)。
【0025】前記メイン画面は、現在の作業状況を示す
「メッセージ表示エリア」、処方データを表示する「処
方データ表示エリア」、手撒(DTA)ユニットの作業
状況を表示する「DTA状態表示エリア」、分包包数を
表示する「包数表示エリア」、ヒートシールローラ33
の温度を表示する「温度表示エリア」、分包紙の残量を
表示する「分包残量表示エリア」、及び各種キーを表示
する「キー表示エリア」で構成されている。また、「キ
ー表示エリア」に表示されるキーとしては、「DTA
OPEN」キー、「DTA SET」キー、「STO
P」キー、「NEXT」キー、「CASSET」キー、
「MAINTENANCE」キー、「THERMO」キ
ー、「PAPER」キー等が挙げられる。これら各キー
は、操作可能な各場面でのみ表示される。前記ステップ
S5では、図10に示すように、「速熱中」「DTA待
機中」の文字と、操作可能な各種キー及び分包紙残量を
示すグラフとが表示される。
【0026】なお、「DTA OPEN」キーをタッチ
操作すると、手撒ユニット6の棚が開放し、表示が「C
LOSE」キーに切り替わる。また、この「CLOS
E」キーをタッチ操作すると、開放した棚が閉鎖し、再
び「DTA OPEN」キーに切り替わる。「DTAセ
ット」キーをタッチ操作すると、手撒ユニット6内の分
包動作が開始される。「STOP」キーをタッチ操作す
ると、分包動作が中断され、手撒ユニット6内の錠剤が
全て回収されると共に、現在の分包が最初からやり直さ
れる。「NEXT」キーをタッチ操作すると、操作する
毎に、順次、次の処方データが表示される。「CASS
ET」キーをタッチ操作すると、後述するカセットイン
チングモードに切り替わる。「MAINTENANC
E」キーをタッチ操作すると、メンテナンスメニュー画
面に切り替わる。「THERMO」キーをタッチ操作す
ると、ヒートシールローラ33の温度(ヒート温度)が
表示される。「PAPER」キーをタッチ操作すると、
分包紙残量が表示される。
【0027】その後、ヒートシールローラ33が熱シー
ルの可能な温度に達すると、図11に示すように、「メ
ッセージ表示エリア」の表示が、「待機中、分包できま
す。」に切り替えられ、分包待ち状態となる(ステップ
S6)。また、分包紙残量に代えて、ヒートシールロー
ラ33の温度(ヒート温度)が表示される。
【0028】ここで、外部コンピュータ2から処方デー
タを受信すると(ステップS7)、図12に示すよう
に、「メッセージ表示エリア」には「現在分包準備中で
す。」と表示される。また、「分包データ表示エリア」
には分包中の患者ID、患者名、引換券番号等の患者情
報が、「包数エリア」には処方包数256が、「分包薬
品表示エリア」には分包する薬品の一覧がそれぞれ表示
される。そして、処方データの受信が完了すれば、その
中に手撒き(DTA)処方が含まれているか否かを判断
する(ステップS8)。
【0029】手撒き(DTA)処方が含まれていなけれ
ば、通常の分包処理であると判断し、分包動作を開始す
る(ステップS9)。このとき、表示内容が、図13に
示すように、「メッセージ表示エリア」の表示が「現在
分包中です。」に切り替えられる。
【0030】なお、分包中に「DATA」キーをタッチ
操作することにより、詳細画面を表示可能である。詳細
画面には、メイン画面で表示した患者情報のほか、薬品
名、錠数、服用指示等の処方情報が表示される。詳細画
面は、その表示から一定時間が経過することによりメイ
ン画面(図9)に復帰する。
【0031】前記分包動作では、処方データに基づいて
対応するカセット12を駆動させ、該当する錠剤を1包
分ずつ落下させる。このとき、制御装置4からカセット
インターフェイス29に処方データが送信され、このカ
セットインターフェイス29が処方データを演算処理し
てカセット12とシリアル通信にて情報の交換を行う。
このため、配線スペースを抑えることができる上、ノイ
ズの影響を受けにくくなるだけでなく、制御装置4に於
ける作業負荷を軽減することが可能となる。なお、カセ
ットインターフェイス29から各カセット12に送信さ
れるデータには、錠剤落下指示、動作ステータス情報、
錠剤落下指示キャンセル、錠剤落下継続、親子カセット
設定が含まれる。また、カセット12からカセットイン
ターフェイス29に送信されるデータには、錠剤落下遅
延時間イニシャル情報、総落下時間イニシャル情報、識
別センサ情報が含まれる。
【0032】また、外部コンピュータ2から受信した処
方データに手撒き(DTA)処方が含まれている場合、
手撒き分包処理が行われる。すなわち、図14に示すよ
うに、メイン画面の前面にDTAセット待ち画面がポッ
プアップ表示される。したがって、オペレータは「DT
A OPEN」キーをタッチ操作して棚を開放し、表示
されたDTA処方指示を参照しつつ、手作業にて引き出
した棚の各マスに、該当する錠剤を収容すればよい。そ
して、手撒錠剤のセットが完了すれば、「DTA OP
EN」キーをタッチ操作することにより表示が切り替わ
った「DTACLOSE」キーをタッチ操作して棚を閉
鎖する。そこで、「DTAセット」キーをタッチ操作す
ると、手撒き分包処理が開始される。なお、処方データ
に通常の包装には使用されない錠剤が含まれている場
合、図15に示すように、ドラム11にセットされてい
るカセット12には該当するものがないため、臨時カセ
ットの装填待ち画面がポップアップ表示される。作業者
は、この画面の指示内容に従って、該当する錠剤が収容
された臨時カセットを装填するだけでよい。
【0033】以下、同様にして、順次処方データを受信
し、全処方データの受信が完了すれば、分包待機状態と
なり、全処方データについて前記処理が完了すれば、分
包待ち状態となる。
【0034】ところで、前記メイン画面(図9)で、
「メンテナンス」キーが操作されると、図16に示すメ
ンテナンス画面が表示される。メンテナンス画面には、
「親子カセット登録」キー、「温度制御設定」キー、
「紙管抵抗調整」キー、「バージョン情報」キー等が表
示される。「親子カセット登録」キーがタッチ操作され
ると、図17に示す親子カセット登録画面に切り替わ
り、2以上のカセット12から錠剤を同時に供給可能と
なるように設定を変更できる。すなわち、親子カセット
登録画面で、「△」キー又は「▽」キーをタッチ操作し
て該当する薬品名を選択する。そして、表示されたカセ
ット番号をタッチ操作すると、テンキーが手前にポップ
アップ表示されるので、所望の番号を入力し、選択した
薬品を収容する親カセット番号と子カセット番号を設定
する。1個の親カセットに対して子カセットは6個まで
設定可能である。この設定内容は、「登録」キーをタッ
チ操作することにより登録される。これにより、処方デ
ータに払出数の多い錠剤が含まれている場合には、同時
に複数のカセット12から錠剤を供給することができ、
払出時間を短縮することが可能となる。なお、「温度制
御設定」キーをタッチ操作すると、ヒートシールローラ
33の設定温度を変更でき、「紙管抵抗調整」キーをタ
ッチ操作すると、分包紙に作用する張力を調整すること
ができる。「バージョン情報」キーをタッチ操作する
と、アプリケーションソフトのバージョンを表示できる
(図8の起動画面参照)。
【0035】前記タッチパネル10に起動画面(図8)
が表示された状態で、エラーチェックされた結果、いず
れかのユニットでエラーの発生が検出されれば、図示し
ないブザーから報知音が出力され、タッチパネル10に
はエラー情報がポップアップ表示される。例えば、扉を
開放したままでドラム(シリンダ)を回転させようとし
た場合、図18に示すように、「扉オープンエラー」の
文字と、該当箇所が赤色等で強調された装置図とが表示
される。また、対処方法「扉を閉じてからシリンダを回
転させて下さい。」も表示されるので、作業者は指示に
従って簡単かつ迅速に対応することができる。図19及
び図20に他の箇所でエラーが発生した場合の表示例を
示す。
【0036】また、前記タッチパネル10の起動画面
(図8)で、ローラの正転キー及び逆転キーが同時にタ
ッチ操作されれば、図21に示す特殊モード画面に切り
替わる。特殊モード画面では、「インチング」キー、
「モデル設定」キー、「分包タイミング設定」キー、
「エラー発生履歴」キー、「バージョン情報」キー、
「終了」キーが表示される。
【0037】「インチング」キーがタッチ操作される
と、図22に示すインチング画面に切り替わり、各ユニ
ットをマニュアル操作して不具合箇所の調査や定位置調
整を行うことが可能となる。「△」キー又は「▽」キー
をタッチ操作すると、その上方の表示が切り替わり、ユ
ニットを選択可能となる。ユニットの選択が完了すれ
ば、「定位置」キー、「分包開始位置」キー、「1包送
り」キーを操作することにより、該当する動作を行わせ
ることができる。なお、「終了」キーをタッチ操作する
と起動画面に復帰する。また、「カセット」キーをタッ
チ操作すれば、図23に示すカセットインチング画面に
切り替わり、各カセット12をマニュアル操作すること
が可能となる。
【0038】カセットインチング画面で、「△」キー又
は「▽」キーあるいはテンキーをタッチ操作すると、カ
セット番号を指定することができる。これにより、指定
されたカセット12のモータ28を、「GO」キーをタ
ッチ操作することにより連続回転させ、「STOP」キ
ーをタッチ操作することにより停止させることが可能と
なる。また、「識別」キーをタッチ操作すると、収容し
た錠剤の種別を識別するための識別コードを表示させる
ことができる。なお、「インチング」キーをタッチ操作
すると、インチング画面に復帰し、「終了」キーをタッ
チ操作すると、起動画面に復帰する。
【0039】「モデル設定」キーがタッチ操作される
と、図示しないモデル設定画面に切り替わり、例えば、
ドラム11に装着可能なカセット数、ヒートシールロー
ラ33によるシール位置、薬包に印字するプリンタの機
種をそれぞれ切り替えることが可能となる。
【0040】また、前記特殊モード画面(図21)で、
「分包タイミング」キーがタッチ操作されると、図24
に示す分包タイミング設定画面に切り替わる。分包タイ
ミング設定画面では、「デフォルト」キーをタッチ操作
すると、図24に示すように、各設定内容に対する時間
がデフォルト値(初期値)が入力される。このデフォル
ト値は、該当する設定内容をタッチ操作してテンキーを
ポップアップ表示させ、このテンキーをタッチ操作する
ことにより変更可能である。変更後は、「設定」キーを
タッチ操作することにより、変更内容が確定し、特殊モ
ード画面に復帰する。また、「中止」キーをタッチ操作
すると、変更内容が保存されることなく、特殊モード画
面に復帰する。なお、前記分包タイミング設定画面で、
「カセット」キーをタッチ操作すると、図25に示すカ
セットタイミング画面に切り替わる。ここでは、各カセ
ット(モータベース)の駆動時間を設定することができ
る。
【0041】また、前記特殊モード画面(図21)で、
「エラー発生履歴」キーがタッチ操作されると、図26
に示すエラー履歴画面に切り替わり、これまでに発生し
たエラーが古いものから順に表示される。「クリア」キ
ーをタッチ操作すると、エラー履歴が消去され、「終
了」キーをタッチ操作すると、特殊モード画面に復帰す
る。
【0042】なお、前記実施形態では、ドラム11を2
枚の板材14を組み合わせることにより形成したが、3
枚以上を組み合わせることにより形成してもよい。但
し、組立作業性の観点からは、2枚の板材14で構成す
るのが好ましい。
【0043】また、前記実施形態では、本発明の構成を
錠剤払出装置に採用する場合ついて説明したが、アンプ
ルの払出装置にも採用可能である。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、外枠に、装置前方側からメンテナンス可能な
開口部を形成したので、たとえ紙詰まり等の不具合が発
生したとしても、開口部を介して簡単にメンテンナンス
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係る錠剤払出装置の平面図
(a)、側面断面図(b)、及び、コンベア装置正面図
(c)である。
【図2】 本実施形態に係る錠剤払出装置のブロック図
である。
【図3】 図1のドラムを形成するための部分斜視図で
ある。
【図4】 図1のカセットの断面図である。
【図5】 図2の包装ユニットの一部を示す斜視図であ
る。
【図6】 図1のコンベア装置を示す平面図(a)及び
正面図(b)である。
【図7】 本実施形態に係る分包処理を示すフローチャ
ートである。
【図8】 図1のタッチパネル装置に表示される起動画
面を示す図である。
【図9】 図1のタッチパネル装置に表示されるメイン
画面を示す図である。
【図10】 図9のメイン画面で、速熱動作開始後の表
示状態を示す図である。
【図11】 図9のメイン画面で、速熱動作完了後の表
示状態を示す図である。
【図12】 図9のメイン画面で、処方データ受信時の
表示状態を示す図である。
【図13】 図9のメイン画面で、通常分包処理開始時
の表示状態を示す図である。
【図14】 図9のメイン画面で、処方データに手撒処
理が含まれている場合のポップアップ表示画面を示す図
である。
【図15】 図9のメイン画面で、処方データに通常の
カセットに収容されていない錠剤が含まれている場合の
ポップアップ表示画面を示す図である。
【図16】 メンテンナンス表示画面を示す図である。
【図17】 図16の親子カセット登録キーがタッチ操
作されることにより表示される親子カセット登録画面を
示す図である。
【図18】 図9のメイン画面で、各ユニットでエラー
が発生した場合のポップアップ表示画面を示す図であ
る。
【図19】 図18の他のポップアップ表示画面の例を
示す図である。
【図20】 図18の他のポップアップ表示画面の例を
示す図である。
【図21】 特殊モード画面を示す図である。
【図22】 図21の特殊モード画面で、インチングキ
ーがタッチ操作されることにより表示されるインチング
画面を示す図である。
【図23】 図22のインチング画面でカセットキーが
タッチ操作されることにより表示されるカセットインチ
ング画面を示す図である。
【図24】 図21の特殊モード画面で、分包タイミン
グキーがタッチ操作されることにより表示される分包タ
イミング画面を示す図である。
【図25】 図24の分包タイミング画面で、カセット
キーがタッチ操作されることにより表示されるカセット
タイミング画面を示す図である。
【図26】 図21の特殊モード画面で、エラー履歴キ
ーがタッチ操作されることにより表示されるエラー履歴
画面を示す図である。
【符号の説明】
1…錠剤分包装置 2…外部コンピュータ 3…タッチパネルユニット 4…制御装置 5…ドラムユニット 6…手撒ユニット 9…コンベア装置 10…タッチパネル 11…ドラム 12…カセット 13…払出通路 14…板材 15…挿通孔 16…取付孔 17…連通孔 18…ガイド部材 19…矩形孔 20…突条 21…ストッパ部 22…弾性シート 29…カセットインターフェイス 34…外枠 35…案内片 36…ターンテーブル 37…ターンローラ 38…ベルトコンベア 39…ガイドローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬剤分包機の前面側に設けられ、薬剤分
    包機から下方側に排出される分包紙を、外枠で覆われた
    領域内に略U字形に配設した複数のベルトコンベアによ
    り上方側へと搬送するコンベア装置において、 前記ベルトコンベアのいずれかの間に、分包紙を、上方
    側に向かうベルトコンベアと外枠との間に形成される搬
    送路に導く間隙を形成し、 該間隙を介してベルトコンベアと外枠との間に導かれた
    分包紙を、該ベルトコンベアに付勢して挟持する複数の
    ガイドローラを設け、 前記外枠に、装置前方側からメンテナンス可能な開口部
    を形成したことを特徴とするコンベア装置。
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