JPH09117492A - 調剤業務用処理装置 - Google Patents

調剤業務用処理装置

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JPH09117492A
JPH09117492A JP6021783A JP2178394A JPH09117492A JP H09117492 A JPH09117492 A JP H09117492A JP 6021783 A JP6021783 A JP 6021783A JP 2178394 A JP2178394 A JP 2178394A JP H09117492 A JPH09117492 A JP H09117492A
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JP6021783A
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Shiro Omura
司郎 大村
Minoru Tamura
稔 田村
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Tokyo Shokai Ltd
Original Assignee
Tokyo Shokai Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 医師から受付けた処方箋に基づいて薬局で行
われる各種の作業のうち、調剤装置を使わないで処理す
る作業を選択して、それを作業者に知らせることのでき
る調剤業務用処理装置を提供すること。 【構成】 処方箋の内容を入力する手段と、前記入力手
段によって入力された処方箋の内容から、調剤装置を使
わないで処理する非調剤装置用作業情報を他と分類する
手段と、前記非調剤装置用作業情報を作業者が認識でき
るように出力する手段とを具えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は病院等の薬局において
使用される調剤業務用処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、病院等の薬局においては、処方
箋の受付から錠剤、散剤、液剤等の必要な各種薬剤の計
数、秤量、分割、分包、監査および袋詰めを経て患者へ
の交付に至る各種作業を行っている。このうち、錠剤の
調剤作業は単に計数し、分包するだけであるから、特別
の設備をもたない一般的な環境で行うことができるが、
散剤の調剤作業は容器から取出し、必要に応じて他の散
剤と混合し、秤量し、分割分包するものであるから、空
気中に飛散した散剤を集める吸じん設備を具えた室内で
行うことが好ましく、また内服用液剤の調剤作業は一般
に純水(精製水)に散剤または液剤を混合し、秤量し、
びんづめするものであるから、クリーンルームと呼ばれ
る清浄室内で行うことが好ましい。また薬剤には毒薬、
劇薬、麻薬等のほか、抗生物質や糖尿病系、循環器官系
等の注意薬品、さらに保存温度、湿度等に条件のある管
理薬品があり、これらの薬剤は一般の薬剤とは明確に区
別した場所に保管される必要がある。したがって、薬局
においては薬剤の保管場所はもちろん、調剤作業を行う
場所も多様化する傾向がある。しかも新薬がつぎつぎに
開発され、薬局で取扱われるようになる一方、それまで
取扱っていた薬剤は信頼性があるうえその後も継続して
処方される場合があるため全面的に新薬に切換えること
は困難で、そのため薬局が取扱う薬剤の種類は増加の一
途をたどり、それらの調剤作業はますます複雑化、細分
化、専門化してきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
このような複雑多岐にわたる薬局内の各種作業を、医師
から受付けた処方箋をそのまま利用して薬剤師が順次行
っていたため、たとえば処方箋の内容が5通りの作業を
必要とする場合にはその5通りの作業が順番に行われて
完了するまでの長時間にわたり、外来患者は身体の具合
が悪いのに薬局の前で待ち続けなければならない。また
これを解決するため、たとえば、あらかじめ格納された
多種類の錠剤のなかから所定の種類の錠剤を選択して所
定数ずつ分包するようになった全自動錠剤分包機等の調
剤装置を利用して、調剤装置で処理できる薬剤について
はその調剤作業を自動化し、調剤装置では処理できない
薬剤についてだけ薬剤師が集中的に調剤作業を行おうと
しても、医師から受付けた処方箋には調剤装置で処理で
きる薬剤と処理できない薬剤とが分類して書かれている
わけでなく、しかも処方箋の書き方は各医師によってま
ちまちであるから、調剤装置に割り当てるべき作業と薬
剤師が自ら行うべき作業とを区分するのに手間がかかる
し間違いも起き易く、そのため必要な調剤作業が調剤装
置と薬剤師とで重複して行われたり、いずれでも行われ
ず脱落してしまったりすることがある等の問題点があっ
た。
【0004】この発明は上記従来のもののもつ問題点を
解決して、医師から受付けた処方箋に基づいて薬局で行
われる各種の作業のうち、調剤装置を使わないで処理す
る作業を選択して、それを作業者に知らせることのでき
る調剤業務用処理装置を提供することを目的とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、処方箋の内容を入力する手段と、前記入力
手段によって入力された処方箋の内容から、調剤装置を
使わないで処理する非調剤装置用作業情報を他と分類す
る手段と、前記非調剤装置用作業情報を作業者が認識で
きるように出力する手段とを具えたものである。
【0006】
【作用】この発明は上記手段を採用したことにより、処
方箋の内容は、分類手段によって調剤作業の種類別に分
類されたうえ、出力手段から出力されることとなり、そ
のため、出力手段から出力される処方情報にしたがっ
て、必要な作業を同時に並行して行うことができること
となる。
【0007】
【実施例】図1はこの発明による調剤業務用処理装置の
一実施例を示したものであり、1は調剤装置の一例とし
ての全自動薬剤分包機、41は操作装置であって、両者
はオンラインで接続されている。全自動薬剤分包機1は
薬剤収納取出装置2と、分包装置24とから構成されて
いる。図2〜図5に示すように、薬剤収納取出装置2
は、前面が開口した箱体2’内に互いに隣接して設けら
れた縦型引出体3、3、…を具えていて、各縦型引出体
3は、前面に設けられたロックボタン4を押してロック
を解除したうえ把手5に手をかけて手前に引くと、図示
しないレールに沿って箱体2’の前面開口から引出し可
能となっており、また、すべての縦型引出体3、3、…
が箱体2’内に格納されると、箱体2’の前面開口が密
閉されるようになっている。6、6、…は各縦型引出体
3に上下に積層して設けられた複数段の棚、7、7、…
は各縦型引出体3において、棚6、6、…の背後(箱体
2’の正面からみて左右いずれか一側)に上下間を貫通
して設けられたダクト、8、8、…は各棚6に並置され
た複数個の錠剤フィーダであって、各錠剤フィーダ8
は、1種類の錠剤を多数個収納する収納部9と、適宜の
排出信号を受けると収納部9内の錠剤を1錠ずつ排出す
る排出部10とを具え、排出された錠剤がダクト7に入
って落下するように棚6上において位置決めされるよう
になっている。11は箱体2’の下部においてすべての
ダクト7、7、…と連通して設けられたホッパである。
箱体2’の正面からみて左から3列目の縦型引出体3の
下段には、処方頻度がまれであったり、わずかな力で破
壊されやすかったり、または形状が特殊であったりし
て、そのため錠剤フィーダ8、8、…に収納されていな
い種類の錠剤を取扱うための分配容器12とバケットコ
ンベヤ13とが設けられている。図4、図6、図7に示
すように、分配容器12はレール溝14が嵌合した図示
しないレールに沿って縦型引出体3から手前に抜取り可
能に構成され、また、仕切板15、15、…によって仕
切られた複数(図示の実施例では21個)の区画室1
6、16、…が並設されている。仕切板15、15、…
にはほぼ円形の孔17、17、…が形成され、これらの
孔17、17、…を貫通して延びた断面ほぼ半円弧状の
樋状体18がすべての区画室16、16、…に共通した
底板用に設けられ、樋状体18には孔17、17、…を
実質的に塞ぐほぼ円形の仕切板19、19、…が固着さ
れていて、樋状体18は分配容器12の前端に設けられ
たつまみ20を回すと仕切板19、19、…の中心軸線
のまわりをほぼ180°回動して上下に反転し、それに
より区画室16、16、…ごとにそれぞれ収納した錠剤
を一時に下方へ落下させるようになっている。21は分
配容器12の蓋である。バケットコンベヤ13は分配容
器12の下方において21個のバケット22、22、…
が区画室16、16、…の真下に位置するようにバケッ
ト22を多数無端状に並設したものであって、適宜の駆
動信号を受けるとモータ23が駆動し、それによりバケ
ット22が1個分ずつ間欠的に前方へ搬送されて、順次
前端にくるバケット22内の錠剤をホッパ11内に落下
させるようになっている。この薬剤収納取出装置2は、
装置の前後、左右、上下のいずれの方向にも錠剤フィー
ダ8、8、…を高密度で配置することができ、そのため
コンパクトな装置にきわめて多数個の錠剤フィーダ8、
8、…を具えることができ、しかも錠剤フィーダ8、
8、…の個数が多いわりにはホッパ11の取出口からあ
まり遠くにまで錠剤フィーダ8、8、…が配置されない
ため錠剤の取出速度が比較的速いものである。また、各
縦型引出体3を引出すだけで錠剤フィーダ8、8、…を
作業者の眼前にもたらすことができ、そのため錠剤フィ
ーダ8、8、…への錠剤補給作業を容易かつ迅速に行う
ことができ、しかも引出された縦型引出体3の片側にお
いて当該縦型引出体3のすべての錠剤フィーダ8、8、
…を操作することができるため作業能率が高いものであ
る。さらに、すべての縦型引出体3、3、…を箱体2’
内に格納するとすべての錠剤を錠剤フィーダ8、8、…
ごと箱体2’内に密閉することができ、そのため防塵効
果を高めることができるとともに、必要に応じて箱体
2’内に空調を施した場合に空調効果が高く、また箱体
2’および縦型引出体3、3、…を遮光性材料で構成す
れば遮光効果が高くて錠剤の変質を防止することができ
るものである。分包装置24は従来から知られたもので
あって、25はホッパ11から取出された錠剤を分包体
に投入する錠剤投入機構、26は包装用条帯27を捲回
した巻枠、28は巻枠26から包装用条帯27を繰出し
て送る送り機構、29は繰出された包装用条帯27に縦
方向の区画線を形成する区画線溶着機構、30は包装用
条帯27の区画された分包体に患者コード、日付等の各
種のデータを印字する薬袋印字機構、31は錠剤の投入
が完了した分包体の上縁開口を密封する封入線溶着機
構、32は密封された分包体の取出口、33は覗窓であ
る。図1に示すように、操作装置41は、キーボード4
2と、CRT43と、フロッピディスクを使用したメモ
リ44と、プリンタ45と、これらすべておよび全自動
薬剤分包機1を所定のプログラムにしたがって制御する
CPU46とから構成されている。キーボード42は図
8に示すように、文字キーとして使用して患者コードを
入力するJISキー47と、JISキー47をアドレス
キーとして使用してあらかじめ登録されている薬品名を
入力するブックキー48と、JISキー47を文字キー
として使用する(セット時)か、アドレスキーとして使
用する(リセット時)かを選択する文字入力キー49
と、スタートキー50と、入力キー51と、テンキー5
2と、クリアキー53と、日数キー54と、カーソル移
動キー55と、消去キー56と、チェックキー57と、
包装開始キー58とを具えている。CPU46は図9の
フローチャートに示すように、所定のプログラムにした
がって動作するように構成されている。すなわちスター
トキー50が押されると、たとえば図10aに示す白紙
状態の画面59aをCRT43に表示させる。つぎに文
字入力キー49が1回押されてセットされたうえJIS
キー47によって患者コードが入力されると、その患者
コードが書込まれたたとえば図10bに示す画面59b
をCRT43に表示させる。つぎに入力キー51が押さ
れると、画面59bに表示された患者コードと同一の患
者コードがメモリ44に登録されているかどうかを照合
し、未登録の場合には、文字入力キー49が再度押され
てリセツトされたうえブックキー48によって薬品名が
入力され、続いてテンキー52によって当該薬品の1日
当り各回別の服用量が入力され、さらに日数キー54が
押されたうえテンキー52によって当該薬品の処方日数
が入力されると、それらの各薬品名、1日当り各回別服
用量および処方日数が順次書込まれたたとえば図10c
に示す画面59cをCRT43に表示させ、一方既登録
の場合には、その登録されている患者コードおよび過去
処方をメモリ44から読出してCRT43に表示させる
(画面59c参照)。つぎに入力キー51が押されない
状態においてカーソル移動キー55によってカーソルが
適宜位置決めされたうえ消去キー56が押されると、画
面59c上でカーソルが指示する箇所の内容を消去させ
て、当該箇所に薬品名、1日当り各回別服用量または処
方日数等があらたに書込まれるのを待つ。所定の内容が
すべて書込まれた画面59cがCRT43に表示されて
いる状態において、入力キー51が押されたうえチェッ
クキー57が押されると、配合禁忌や当該患者の過去処
方との関連を含む処方の適否をチェックするあらかじめ
決められたチェックプログラムを呼出し、画面59cに
表示されている内容が処方するのに不適である場合には
プリンタ45を作動させてその旨印字出力させ、一方画
面59cに表示されている内容が処方するのに不適でな
い場合には、当該内容を、全自動薬剤分包機1で処理す
る薬品(すなわち錠剤)についてはAファイル,それ以
外の薬品(すなわち散剤、液剤ならびに全自動薬剤分包
機1で処理しない錠剤)についてはBファイルにそれぞ
れ分類してメモリ44に登録させるとともに、プリンタ
45を作動させて当該処方情報(すなわち散剤、液剤な
らびに全自動薬剤分包機1で処理しない錠剤について調
剤作業を行うべきこと)を印字出力させる。また、チェ
ックキー57が押されないで包装開始キー58が押され
ると、画面59cに表示されている内容を、全自動薬剤
分包機1で処理する薬品についてはAファイル、それ以
外の薬品についてはBファイルにそれぞれ分類してメモ
リ44に登録させたうえ、Aファイルの内容については
全自動薬剤分包機1を所定のプログラムにしたがって作
動させて分包処理させ、一方Bファイルの内容について
はプリンタ45を作動させて当該処方情報を印字出力さ
せる。いずれの場合も、分配容器12を使用する錠剤
は、全自動薬剤分包機1で処理するものであるから、A
ファイルに分類されるが、薬剤師によって分配容器12
に手撒きしてもらわなければならないものであるから、
薬剤師が認識できる適宜の手段によって、薬剤師に対し
て必要な手撒き作業を促すように構成されている。さら
に、チェックキー57が押されず包装開始キー58も押
されない状態が所定時間経過すると、CRT43に表示
されている画面59cを白紙画面59aに切換えるよう
になっている。
【0008】つぎに、上記のように構成された調剤業務
用処理装置の作用について説明する。まずスタートキー
50を押し、文字入力キー49を1回押してセットし、
JISキー41を操作して患者コードを入力し、入力キ
ー51を押す。このときCRT43の表示画面が画面5
9bのままである場合は、文字入力キー49を再度押し
てリセットし、ブックキー48を操作して処方箋に書か
れた薬品名を入力し、テンキー52を操作して当該薬品
の1日当り各回別服用量を入力し、日数キー54を押し
たうえテンキー52を操作して当該薬品の処方日数を入
力する。するとCRT43には画面59cが表示される
こととなるが、かりに操作ミス等によって画面59cの
内容に間違いがあった場合には,カーソル移動キー55
を操作してその間違っている箇所にカーソルを位置決め
し、消去キー56を押したうえ、薬品名、1日当り各回
別服用量または処方日数等を正しく入力し直す。一方、
前記したように患者コードを入力し、入力キー51を押
したとき、CRT43の表示画面が画面59bから59
cに切換わった場合は、画面59cの内容と処方箋の内
容とを比較して、画面59cの内容に変更すべき事項が
含まれている場合には、カーソル移動キー55を操作し
てその変更すべき箇所にカーソルを位置決めし、消去キ
ー56を押したうえ、処方箋に書かれた薬品名、1日当
り各回別服用量および処方日数等を入力する。そして画
面59cの内容が処方箋の内容と一致したら、入力キー
51を押したうえ、チェックキー57または包装開始キ
ー58のいずれか一方を押す。チェックキー57を押し
た場合は、画面59cの内容すなわち処方箋の内容につ
いて配合禁忌や当該患者の過去処方との関連を含む処方
の適否がチェックされ、処方するのに不適である場合に
はプリンタ45がその旨印字出力することとなってその
情報を医師に伝えることができる。また処方するのに不
適でない場合には、当該処方箋内容が全自動薬剤分包機
1で処理する薬品(すなわち錠剤)についてはAファイ
ル、それ以外の薬品(すなわち散剤、液剤ならびに全自
動薬剤分包機1で処理しない錠剤)についてはBファイ
ルにそれぞれ分類してメモリ44に登録されるととも
に、プリンタ45が当該処方情報(すなわち散剤、液剤
ならびに全自動薬剤分包機1で処理しない錠剤について
調剤作業を行うべきこと)を印字出力することとなり、
そのためプリンタ45から出力される処方情報と処方箋
とを見比べて再度チェックすることができる。一方、包
装開始キー58を押した場合には、画面59cの内容す
なわち処方箋の内容が全自動薬剤分包機1で処理する薬
品についてはAファイル、それ以外の薬品についてはB
ファイルにそれぞれ分類してメモリ44に登録されたう
え、Aファイルの内容については全自動薬剤分包機1が
所定のプログラムにしたがって分包処理することとな
る。すなわち、Aファイルの内容に対応した錠剤フィー
ダ8の排出部10が作動して収納部9内の錠剤を1錠ず
つ排出させ、ダクト7を通ってホッパ11まで落下さ
せ、また必要に応じてモータ23が駆動しバケットコン
ベヤ13がバケット22を1個分ずつ間欠的に前方へ搬
送して、順次前端にきたバケット22内の錠剤をホッパ
11に落下させる。そしてホッパ11に落下した錠剤は
分包装置24の作動によりAファイルの内容にしたがっ
て分包されることとなる。またBファイルの内容につい
てはプリンタ45が印字出力することとなり、そのため
プリンタ45から出力される処方情報にしたがって薬剤
師は自分が行うべき作業を確認しながら調剤作業を行う
ことができる。
【0009】なお、上記実施例では全自動薬剤分包機1
と操作装置41とを組合せて調剤装置用処方箋処理装置
を構成したが、この発明は全自動薬剤分包機1以外の適
宜の調剤装置と操作装置41とを組合せて構成可能であ
ることはいうまでもない。また、上記実施例では全自動
薬剤分包機1において分配容器12を1つだけ図示した
が、分配容器12を複数用意しておけばあらかじめ錠剤
を収納した分配容器12を必要に応じてただちに縦型引
出体3に装填することができて便利であり、また区画室
16、16、…を21個設けたがこれに限定するもので
なく、また分配容器12およびバケットコンベヤ13に
代えて他の適宜の錠剤分配落下装置を設けてもよく、さ
らに全自動薬剤分包機1は錠剤だけでなく他の薬剤を取
扱うことができるものとしてもよい。また、上記実施例
では操作装置41において患者コードおよび薬品名を入
力するためJISキー47およびブックキー48を使用
したが、たとえば複数枚1組でカートリッジを構成して
いる各ページが患者コード用の文字や薬品名等を自由に
書込める多数の項目キーを具えている形式のものを使用
してもよく、またメモリ44はフロッピディスク以外の
ものでもよいことは勿論であり、その他この発明は上記
実施例の種々の変更、修正が可能であることはいうまで
もない。
【0010】
【発明の効果】この発明は上記のように構成したので、
処方箋の内容を入力するだけで、それを、調剤装置を使
って処理する調剤装置用作業情報と、調剤装置を使わな
いで処理する非調剤装置用作業情報とに自動的に分類す
ることができ、そのため、処方箋に、調剤装置を使用で
きる処方内容と、調剤装置を使用できない処方内容とが
含まれていた場合には、それを確実にしかも自動的に分
類することができ、また分類された調剤装置用作業情報
を調剤装置に適用する一方、非調剤装置用作業情報を出
力してその調剤作業を担当する薬剤師に知らせることが
でき、そのため、処方箋に基づく必要な調剤作業を、調
剤装置を使って処理する作業と、調剤装置を使わないで
処理する作業とで、重複したり脱落したりせずに同時に
並行して行うことができ、しかも、調剤装置用作業情報
に基づく調剤装置の作業過程において、作業者に対し必
要な作業を促すことができ、したがって多数の処方箋を
受付ける薬局において、調剤装置を使って処理する作業
については、必要な薬剤師の助けを除いて専ら調剤装置
を利用し、調剤装置を使わないで処理する作業について
だけ薬剤師が集中的に調剤作業を行うことによって、能
率よくしかも同時並行的に処理することができ、その結
果、調剤装置を利用しない場合に比べて患者の待時間を
大幅に短縮することができる等のすぐれた効果を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による調剤業務用処理装置の一実施例
を示す斜視図である。
【図2】1つの縦型引出体を途中まで引出した状態を示
す全自動薬剤分包機の斜視図である。
【図3】図2のものの引出された縦型引出体を断面にし
て示す正面図である。
【図4】図2のものの引出された縦型引出体を格納した
状態における一部切欠した側面図である。
【図5】図2のものの引出された縦型引出体を最後まで
引出した状態を示す平面図である。
【図6】分配容器およびバケットコンベヤの詳細を示す
拡大展開斜視図である。
【図7】図6のものの組立状態における縦断正面図であ
る。
【図8】キーボードの拡大平面図である。
【図9】フローチャートである。
【図10a】CRTの表示画面を示す図である。
【図10b】CRTの表示画面を示す図である。
【図10c】CRTの表示画面を示す図である。
【符号の説明】
1…全自動薬剤分包機 2…薬剤収納取出装置 2’…箱体 3…縦型引出体 6…棚 7…ダクト 8…錠剤フィーダ 11…ホッパ 12…分配容器 13…バケットコンベヤ 22…バケット 23…モータ 24…分包装置 32…取出口 41…操作装置 42…キーボード 43…CRT 44…メモリ 45…プリンタ 46…CPU 59a、59b、59c…画面
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】この発明は上記従来のもののもつ問題点を
解決して、薬局で行う各種の調剤業務のなかから、非調
剤装置用作業情報を選択し、その内容を作業者に知らせ
て確実に処理することのできる調剤業務用処理装置を提
供することを目的とするものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、処方内容に基づき、調剤作業に必要な非調
剤装置用作業情報を他から分類する手段と、前記非調剤
装置用作業情報を作業者が認識できるように出力する手
段とを具えたものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【作用】この発明は上記手段を採用したことにより、調
剤作業に必要な非調剤装置用作業情報が他から分類さ
れ、その内容が出力されて、作業者に認識されることと
なる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【発明の効果】この発明は上記のように構成したので、
薬局で行う各種の調剤業務のなかから、非調剤装置用作
業情報を他と分類して選択し、その内容を作業者に知ら
せることができ、そのため、非調剤装置用作業情報に基
づく調剤作業を確実に処理することができ、その結果、
調剤業務の信頼性を大幅に向上させることができる等の
すぐれた効果を有するものである。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を示す斜視図
【図2】1つの縦型引出体を途中まで引出した状態を示
す全自動薬剤分包機の斜視図
【図3】図2のものの引出された縦型引出体を断面にし
て示す正面図
【図4】図2のものの引出された縦型引出体を格納した
状態における一部切欠した側面図
【図5】図2のものの引出された縦型引出体を最後まで
引出した状態を示す平面図
【図6】分配容器およびバケットコンベヤの詳細を示す
拡大展開斜視図
【図7】図6のものの組立状態における縦断正面図
【図8】キーボードの拡大平面図
【図9】フローチャート
【図10】CRTの3種類の異なった表示画面を示す図
【符号の説明】 1…全自動薬剤分包機 2…薬剤収納取出装置 2’…箱体 3…縦型引出体 6…棚 7…ダクト 8…錠剤フィーダ 11…ホッパ 12…分配容器 13…バケットコンベヤ 22…バケット 23…モータ 24…分包装置 32…取出口 41…操作装置 42…キーボード 43…CRT 44…メモリ 45…プリンタ 46…CPU 59a、59b、59c…画面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処方箋の内容を入力する手段と、前記入力
    手段によって入力された処方箋の内容から、調剤装置を
    使わないで処理する非調剤装置用作業情報を他と分類す
    る手段と、前記非調剤装置用作業情報を作業者が認識で
    きるように出力する手段とを具えていることを特徴とす
    る調剤業務用処理装置。
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