WO2001025961A1

WO2001025961A1 - Procede et appareil de traitement d'information et support d'enregistrement

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Publication number: WO2001025961A1
Application number: PCT/JP2000/006916
Authority: WO
Inventors: Naomi Go
Original assignee: Sony Corporation
Priority date: 1999-10-04
Filing date: 2000-10-04
Publication date: 2001-04-12
Also published as: US7069262B1; EP1136916A1; US20060101007A1; JP2001101232A

Description

明細 ^: 情報処理装置及び方法、並びに記録媒体技術分野本発明は、情報処理装置及び情報処理方法、並びに記録媒体に関し、特に、ユーザが所望の情報を容易に得ることを可能とする情報処理装置及び情報処理方法、並びに記録媒体に関する。背景技術近年、急速に普及しているインタ一ネットにおいては、 www(w orld Wide Web)によって、容易に情報の提供を行うことができるようになつている。即ち、 WWWでは、 H TML (Hyper Text Markup Language )と呼ばれるページ記述言語によって記述されたファイルによって、いわゆるハイパーテキストによる情報の提供を行うことができるようになつている。なお、 HTMLで記述されたファイルは、一般には、ホームページと呼ばれ、ホームページが存在するィン夕ーネット上の位置は、 UR L (Uniform Resource Locator)と呼ばれる位置情報によって表される。また、ホームページ（H TML ファイル）は、 WWWブラウザによって解釈、表示されるが、 WW Wブラウザが解釈、表示すべきホームページは、その UR Lで指定される。

ところで、イン夕一ネットは、世界規模のネットワークであり、莫大な数のホームページが存在し、そのような莫大な数のホームべ —ジの中から、ユーザが、自身で、所望のホームページを見つけ出すのは困難である。そこで、イン夕一ネット上には、検索エンジンと呼ばれるホームページが存在し、そのようなホームページにおいては、キーワードを入力すると、そのキーワードに一致する単語等が記述されたホームページの U R Lの一覧が、ホームページの形で提供される。例えば、全文一致型情報検索を行う検索エンジンとしての機能を有するサーバでは、ホームページの U R Lとそのホームページの検索に用いられるキ一ヮ一ドとが対応付けられてデ一夕べースに登録されており、キ一ワードの入力があると、そのキーヮードと対応付けられている U R Lが検索されその一覧が提供される。従って、従来の検索エンジンでは、例えば、人の氏名がキーヮードとして入力されると、その氏名が記述されたホームページの U R Lが検索されるため、その検索結果としての U R Lの一覧が表示されたホームページの中には、キーワードとして入力された氏名の人と同姓同名の他の人について記述されたホームページの U R Lも含まれることがある。この場合、ユーザは、表示された U R Lの一覧から、各 U R Lについてのコメント、即ち、一般に、 U R Lの検索結果のホームページに U R Lとともに表示され、その表示された U R Lによって特定されるホームページの概要を表すコメントを見て所望のホームページの U R Lを見つけ出す必要があり、容易な検索を行うことができない。

更に、従来の検索エンジンでは、 U R Lの検索は、ホームページに記述されたテキストを対象として行われており、即ち、ホームべージに記述されたテキス卜の中に、ュ一ザから送信されてきたキーヮードが含まれるかどうかによつて検索が行われており、ホームべージを構成する画像や音声を対象として検索を行うことは困難であつた。その結果、検索結果として、ユーザが真に所望するホームべージの U R Lが得られないことがある。

発明の開示本発明は、このような状況に鑑みて提案されるものであり、所望の情報を通信ネットワークを介して容易に得ることを可能とする情報処理装置及び方法、更には、これら装置及び方法に用いて有用な記録媒体を提供することを目的とする。

このような目的を達成するために提案される本発明に係る情報処理装置は、端末から送信されてくる情報を構成するオブジェク卜に割り当てられている識別情報を受信する受信手段と、情報を構成するオブジェク卜に害 IJり当てられている識別情報と、その情報についての位置情報とを対応付けて記憶しているデータベースから、端末からの識別情報と対応付けられている位置情報を検索する検索手段と、検索された位置情報の一覧を作成する作成手段と、位置情報の一覧を端末に送信する送信手段とを含む。

この情報処理装置には、識別情報と位置情報とを対応付けて記憶しているデ一夕ベースを更に設けることができる。

また、情報処理装置には、ネットワーク上に存在する情報から、その情報を構成するオブジェク卜の識別情報と、その情報の位置情報とを収集し、その収集した識別情報と位置情報とを対応付けて、データベースに登録する収集手段を更に設けることができる。収集手段には、オブジェクトに関連する関連情報も収集させ、識別情報に、位置情報及び関連情報を対応付けさせて、デ一夕べ一スに登録させることができる。

関連情報には、ォブジヱク卜に割り当てられている識別情報を検索するのに用いるキーヮ一ドを含めさせることができ、この場合、受信手段には、端末から送信されてくるキーワードも受信させ、検索手段には、受信手段で受信されたキーヮードを含む関連情報と対応付けられている識別情報も検索させ、送信手段には、識別情報の検索結果も、端末に送信させることができる。

この情報処理装置には、オブジェクトに対して、重要度を付加する付加手段を更に設けることができ、この場合、作成手段には、重要度に基づいて、検索された位置情報の一覧を作成させることができる。更に、情報処理装置には、端末からの要求に応じて、デ一夕ベースに登録されていない識別情報を発行する発行手段を更に設けることができる。

ここで、情報には、所定の記述言語で記述されたファイルを用いることができ、所定の記述言語には、 H T M L (Hyper Text Markup Language )を用いることができ、位置情報には、 U R L ( Uniform Resource Locator )を用レヽることができる。

そして、本発明に係る情報処理方法は、端末から送信されてくる、情報を構成するオブジェク卜に害 IJり当てられている識別情報を受信する受信ステップと、情報を構成するォブジェク卜に割り当てられている識別情報と、その情報の位置情報とを対応付けて記憶しているデ—夕ベースから、端末からの識別情報と対応付けられている位置情報を検索する検索ステツプと、検索された位置情報の一覧を作成する作成ステップと、位置情報の一覧を、端末に送信する送信ステップとを含む。

また、本発明に係る記録媒体は、端末から送信されてくる、情報を構成するオブジェクトに割り当てられている識別情報と、その情報の位置情報とを対応付けて, ΰ憶しているデータベースから、端末からの識別情報と対応付けられている位置情報を検索する検索ステップと、検索された位置情報の一覧を作成する作成ステツプとを含むプログラムが記録されていることを特徴とする。

これら本発明に係る情報処理装置及び方法では、端末から送信されてくる情報を構成するォブジヱクトに割り当てられている識別情報と、その情報の位置情報とを対応付けて記憶しているデータべ一スから端末からの識別情報と対応付けられている位置情報が検索され、その検索された位置情報の一覧が作成される。

本発明に係る他の情報処理装置は、情報を構成するオブジェクトに割り当てられている識別情報を、サーバに送信する送信手段と、識別情報を送信したことに対応して、サーバから送信されてくる、その識別情報が割り当てられているオブジェクトから構成される情報についての位置情報の一覧を受信する受信手段と、位置情報の一覧を表示させる表示制御手段とを含む。

この他の情報処理装置には、送信手段に送信させる識別情報を入力する入力手段を更に設けることができる。

また、他の情報処理装置は、サーバに対して、識別情報の発行を要求する要求手段を更に設けることができる。

他の情報処理装置には、サーバに対して、キーワードによる識別情報の検索を要求する要求手段を更に設けることができる。

情報は、所定の記述言語で記述されたファイルとすることができる。

ここでも、情報には、所定の記述言語で記述されたファイルを用いることができ、所定の記述言語には、 H T M L (Hyper Text Mark up Language )を用いることができ、位置情報には、 U R L (Uniform Resource Locator )を用いることができる。

本発明に係る他の情報処理方法は、情報を構成するォブジェクトに割り当てられている識別情報を、サーバに送信する送信ステツプと、識別情報を送信したことに対応して、サーバから送信されてくる、その識別情報が割り当てられているオブジェク卜から構成される情報についての位置情報の一覧を受信する受信ステツプと、位置情報の一覧を表示させる表示制御ステップとを含む。

本発明に係る他の記録媒体は、情報を構成するオブジェク卜に害 IJ り当てられている識別情報を、サーバに送信する送信ステツプと、識別情報を送信したことに対応して、サーバから送信されてくる、その識別情報が割り当てられているオブジェクトから構成される情報についての位置情報の一覧を受信する受信ステツプと、位置情報の一覧を表示させる表示制御ステツプとを含むプログラムが記録されている。

ここで示す本発明に係る他の情報処理装置及び方法では、情報を構成するオブジェクトに割り当てられている識別情報がサーバに送信され、その送信に対応してサーバから送信されてくるその識別情報が割り当てられているォブジヱク卜から構成される情報についての位置情報の一覧が受信されて表示される。本発明に係る更に他の情報処理装置は、端末から送信されてくる、情報を構成するォブジェク卜に害 Uり当てられている識別情報を受信する第 1の受信手段と、情報を構成するォブジェク卜に割り当てられている識別情報と、その情報についての位置情報とを対応付けて記憶しているデータベースから、端末からの識別情報と対応付けられている位置情報を検索する検索手段と、検索された位置情報の一覧を作成する作成手段と、位置情報の一覧を、端末に送信する第 1 の送信手段と、情報を構成するオブジェクトに割り当てられている識別情報を、サーバに送信する第 2の送信手段と、識別情報を送信したことに対応して、サーバから送信されてくる、その識別情報が割り当てられているオブジェクトから構成される情報についての位置情報の一覧を受信する第 2の受信手段と、位置情報の一覧を表示させる表示制御手段とを含む。

ここで示す本発明に係る更に他の情報処理装置及び方法では、端末から送信されてくる情報を構成するオブジェク卜に割り当てられている識別情報が受信され、情報を構成するオブジェクトに割り当てられている識別情報と、その情報の位置情報とを対応付けて記憶しているデ一夕ベースから端末からの識別情報と対応付けられている位置情報が検索され、その検索された位置情報の一覧が作成され、端末に送信される。一方、情報を構成するオブジェクトに割り当てられている識別情報が、サーバに送信され、その送信に対応してサーバから送信されてくるその識別情報が割り当てられているォブジェクトから構成される情報についての位置情報の一覧が受信されて表示される。

本発明の更に他の目的、本発明によって得られる具体的な利点は、以下に説明される実施例の説明から一層明らかにされるであろう。図面の簡単な説明図 1は、本 ¾明を適用したネットヮ一クシステムの一例を示すブロック図である。

図 2 ( A ) 及び（B ) は、 I Dタグを用いて記述されたホームべージを示す図である。

図 3は、図 1に示すネットワークシステムを構成する検索サーバを示すブロック図である。

図 4は、図 3に示すデータベースの記憶内容を示す図である。図 5は、検索サーバによる収集処理を説明するためのフローチヤートである。

図 6は、検索サーバによる検索処理を説明するためのフローチヤ一卜である。

図 7は、検索サーバによる発行処理を説明するためのフロ一チヤートである。

図 8は、検索サーバによる逆引き処理を説明するためのフローチャ一トである。

図 9は、図 1に示すネットワークシステムを構成するユーザ端末を示すブロック図である。

図 1 0は、ユーザ端末による検索要求処理を説明するためのフロ —チヤ一トである。

図 1 1は、ユーザ端末による発行要求処理を説明するためのフロ一チヤ一トである。図 12は、ユーザ端末による逆引き要求処理を説明するためのフローチャートである。

図 13 (A) 及び（B) は、 I Dタグを用いて記述されたホームページの表示例を示す図である。

図 14は、本発明を適用した記録媒体に記録されているプログラムを実行するコンピュー夕の一例を示すプロック図である。発明を実施するための最良の形態以下、本発明に係る情報処理装置及び方法並びに記録媒体を具体的に説明する。

まず、本発明が適用されたネットワークシステムの一例を図 1を参照して説明する。

図 1に示すネットワークシステムにおいて、 WWWサーバ 1，乃至

1 N (以下、特に、 WWWサーバ 1！乃至 1 Nそれぞれを区別する必要がない限り、 WWWサーバ 1と記述する）は、ホームページとしての HTMLファイル、更には、ホームページを構成する画像データや音声デ一夕、プログラム等を記憶している。 WWWサーバ 1は、例えば、イン夕一ネット 2を介して、ユーザ端末 3から UR Lが送信されてくると、その URLによって特定される HTMLファイル等を、インターネット 2を介してユーザ端末 3に送信する。この場合、ュ一ザ端末 3の WWWブラウザでは、その HTMLファイルが解釈されて表示される。

ここで、 WWWブラウザが、 H TMLファイルを解釈することによって表示されるホームページには、テキストや、画像デ一夕、音声データ、プログラム等が必要に応じて含まれている。以下の説明では、このようなテキストや、画像データ、音声データ、プログラム等のホームページを構成する要素を適宜ォブジヱクトという。ユーザ端末 3は、例えば、コンピュータ等で構成され、ホームべージを閲覧するための WWWブラウザがィンストールされている。ユーザは、ホームページを閲覧する場合、ユーザ端末 3にインスト —ルされている WWWブラウザを起動し、 U R Lを入力する。入力された U R Lは、イン夕一ネット 2を介して、 WWWサーバ 1に送信される。 WWWサーバ 1では、上述したように、ユーザ端末 3からの U R Lによって特定される H T M Lファイルが、ユーザ端末 3 に送信され、これにより、ユーザ端末 3の WWWブラウザでは、その H T M Lファイルが解釈されて表示される。

検索サーバ 4は、検索エンジンとしてのホームページ（以下、適宜、検索ページという）を提供している。従って、ユーザ端末 3からは、通常のホームページにアクセスするのと同様に、検索ページにアクセスすることが可能であり、これにより、 U R Lの検索を行うことができるようになつている。即ち、検索サーバ 4は、ユーザ端末 3から、イン夕一ネット 2を介して、 U R Lの検索要求があると、その要求に合致した U R Lを検索し、その一覧を、ホームべ一ジの形で、ユーザ端末 3に送信するようになっている。

次に、本例においては、 WWWサーバ 1において提供されるホームページには、そのホームページを構成するォブジェクトに割り当てられたォブジェクト I D ( Identification)が、必要に応じて記述されている。

即ち、本例では、オブジェクト I Dを記述することができるように、 HTMLのタグが拡張されており、そのようなタグとして、 I Dタグく IDTAG>が新たに定義されている。この I Dタグにより、ォブジェクトに対して、オブジェクト I Dを割り当てることができるようになつている。

図 2 (A) 、図 2 (B) は、 I Dタグを用いて記述されたホームページを示している。

図 2 ( A) は、 WWWブラウザで H T M Lファイルが解釈されて表示された状態のホームページを、図 2 (B) は、そのホームべ一ジのソース（HTMLファイルの実際の記述内容）をそれぞれ示している。

図 2 ( A) の例では、ホームページは、顔をモチーフにした画像 V！及び V 並びに「山田さんは今日 · · ■」からなるテキスト T ！の合計 3つのオブジェク卜で構成されている。

本例では、上述したように、オブジェクトに対してオブジェクト I Dを割り当てることができるように、 HTMLのタグが拡張されている。即ち、図 2 (B) に示した HTMLのソースファイルにおいては、従来からあるく HTML>タグ、く HEAD>タグ、く TITLE>タグ、く B0DY>タグ、く IMG>タグ及び <P>タグの他に、く IDTAG>タグ（ I D夕グ）も用いられている。なお、 /のないタグは開始タグであり、 /のある夕グは終了タグである。

く IDTAG>タグは、オブジェクトに対して、オブジェクト I Dを割り当てるためのタグで、その属性として、 ID， Date, Make, Att, Key, Kindの記述が可能となっている。

属性 IDは、 I Dタグの開始タグく IDTAG>と終了タグく/ IDTAG>との間に記述されるオブジェクトに割り当てるオブジェクト I Dを指定するのに用いられる。属性 Dateは、オブジェクトに対して、オブジェクト I Dが割り当てられた日付を記述するときに用いられる。属性 Makeは、オブジェクトを作成した作成者を識別するための名前を記述するときに用いられる。属性 Attは、オブジェクトに、オブジェクト I Dを割り当てた人を識別するための名前を記述するときに用いられる。属性 Keyは、オブジェクト I Dを検索するときのキーヮ一ドの記述に用いられる。属性 Kindは、オブジェクトのデ一夕形式（例えば、データが、テキストや、画像、音声であるとか、更に、画像であれば、 JPEG形式や GIF形式であるとか等）を指定するのに用いられる。

なお、以上の属性のうち、 IDの記述は必須であるが、他の属性の記述は任意となっている。

次に、図 3は、図 1に示すネットワークシステムを構成する検索サーバ 4を示している。収集エンジン 1 1は、後述するような収集処理を行うことで、イン夕一ネット 2上の WWWサーバ 1が管理しているホームページの情報を収集し、ホームページを構成するォブジェク卜に割り当てられたオブジェクト I Dやその他の情報と、そのォブジェクトを含んで構成されるホームページの U R Lとを対応付けてデータベース 1 2に登録する。データベース 1 2は、収集ェンジン 1 1から供給されるオブジェクト I D等と U R Lとを対応付けたものが記憶されている。

即ち、図 4は、データベース 1 2に記憶されたデータを示している。

デ—夕べ—ス 1 2では、各レコードに、オブジェクトについてのオブジェクト I Dと、その所在情報、 I D添付日時、 I D作成者、 I D添付者、キーワード、オブジェクト種別、その他拡張用デ一夕、および重要度とが対応付けて記憶される。

所在情報の欄には、オブジェクトの U R Lが記述される。 I D添付日時、 I D作成者、 I D添付者、キーワード、オブジェクト種別の欄には、それぞれ、図 2 ( B ) で説明したく IDTAG〉タグの属性 Dat e , Make, Att, Key, Kindにしたがった情報が記述される。その他拡張用データの欄は、将来、く IDTAG>タグの属性が拡張されたときに、その拡張された属性にしたがった情報等を記述するための欄であり、重要度の欄には、オブジェク卜の重要度が記述される。

ここで、オブジェク卜の重要度は、収集エンジン 1 1において、く IDTAG>タグの属性に基づいて計算される。即ち、収集エンジン 1 1 は、例えば、属性 Dateに記述されている日付が、現在に近い程、重要度を、より高い値に設定する。また、収集エンジン 1 1は、例えば、属性 Makeと Attとに記述されている名前が一致している場合には、異なる場合に比較して高い重要度を設定する。

なお、図 4に示したデータベース 1 2のレコードのうち、上から 1行目のレコードは、図 2に示したオブジェク卜としての画像 V ,について作成されたものであり、 2行目のレコードは、図 2に示したオブジェク卜としてのテキスト 1\について作成されたものである。なお、図 2においては、ホームページの U R Lは、 http：〃 www. aaa /sample , htmlとされている。

図 3に戻り、検索エンジン 1 3は、ユーザ端末 3からの要求に応じて、デ一夕ベース 1 2を検索する検索処理を行う。

即ち、検索エンジン 1 3は、入力処理部 1 5、検索処理部 1 6、および出力処理部 1 7から構成され、入力処理部 1 5は、ユーザ端末 3からイン夕一ネット 2を介して送信されてくる、オブジェクトの URL、即ちオブジェクトを含んで構成されるホームページの U RLの検索要求を受信し、検索処理部 1 6に供給するようになっている。検索処理部 1 6は、入力処理部 1 5からの検索要求にしたがい、デ一夕ベース 1 2を検索し、その検索結果としての UR Lを、出力処理部 17に供給するようになっている。出力処理部 1 7は、検索処理部 1 6からの検索結果としての URLの一覧をホームべ一ジの形で表示することができるように処理し（そのようなホームべージの HTMLファイルを作成し）、インターネット 2を介して、検索要求を送信してきたユーザ端末 3に送信する。

管理エンジン 14は、 I /F (Interface)部 18、発行処理部 19 及び逆引き処理部 20で構成され、後述する発行処理や逆引き処理を行う。

即ち、 I / F部 18は、ユーザ端末 3からインタ一ネット 2を介して供給されてくる発行要求や逆引き要求を受信し、発行処理部 1 9や逆引き処理部 20にそれぞれ供給するとともに、発行処理部 1 9および逆引き処理部 20から供給されるォブジヱクト I Dを、ィン夕ーネット 2を介して、ユーザ端末 3に送信する。

ここで、発行要求とは、オブジェクトに割り当てるオブジェクト I Dの発行の要求を意味する。また、逆引き要求とは、あるォブジ工クトに割り当てられているオブジェクト I Dの検索の要求を意味する。

発行処理部 19は、 I/F部 18から発行要求を受信すると、デ一夕ベース 1 2を参照することで、まだ使用されていないオブジェクト I Dを認識し、そのオブジェクト I Dを、 I/F部 1 8に返すようになつている。逆引き処理部 2 0は、 I/F部 1 8から逆引き要求を受信すると、デ一夕べ一ス 1 2から、あるオブジェクトに割り当てられているオブジェクト I Dを検索し、 I/F部 1 8に返す。次に、図 5のフローチャートを参照して、検索サーバ 4の収集ェンジン 1 1において行われる収集処理について説明する。

収集処理では、まず最初に、ステップ S 1において、イン夕一ネヅト 2上の、あるホームページ（WWWサーバ 1で管理されている、あるホームページ）が検索され、ステップ S 2に進み、その検索されたホ一ムぺ一ジ（以下、適宜、注目ホームページという）のソースファイルとしての H TMLファイルに、オブジェクト I Dが記述されているかどうか、即ち、く IDTAG>タグが存在するかどうかが判定される。ステップ S 2において、注目ホームページに、く IDTAG>タグが存在しないと判定された場合、ステップ S 3および S 4をスキップして、ステップ S 5に進む。

また、ステップ S 2において、注目ホームページに、く IDTAG>タグが存在すると判定された場合、ステップ S 3に進み、そのく IDTAG>夕グに記述されている属性と、そのく IDTAG>夕グが記述されているホームページ（注目ホームページ）の UR Lとが取得される。即ち、例えば、図 2 ( B ) に示した U R Lが http：〃 www.aaa/sample.htmlであるホームページが注目ホームページである場合には、開始タグく IDTAG ID=1111111 Date=1999/01/01 10:00 Make= "たろう" Att二"さぶろう" Key= "消しゴム" Kind=Gif>と、終了タグく/ IDTAG>との間にある記述く IMG SRC= "山田さん. gif">によって特定されるォブジェクトについては、注目ホームページの UR Lである http： //www.

aaa/sample.htmlと、く IDTAG>夕グに記述されている属性 ID=1111111, Date二 1999/01/01 , 10 : 00 , Make たろう"， Att= "さぶろう"， Key 消しゴム"， Kind=Gifとが取得される。

その後、ステップ S 4に進み、収集エンジン 1 1は、ステップ S 3で取得したホームページの U R Lと、属性とを対応付け、例えば、図 4に示したように、デ一夕ベース 1 2に登録する。

なお、ステップ S 3および S 4の処理は、ステップ S 1で検索されたホ一ムページに存在するすべてのく IDTAG>を対象に行われる。ステップ S 4の処理後は、ステップ S 5に進み、ステップ S 1で検索されたホームページから、他のホームページにリンクが張られているかどうかが判定される。ステップ S 5において、他のホームページにリンクが張られていると判定された場合、即ち、ステップ S 1で検索されたホームページに、例えば、 <A>タグ等によって、他のホームページの U R Lが記述されている場合、ステップ S 6に進み、その、他のホームページを対象に、ステップ S 2乃至 S 6における場合と同様の処理が行われる。そして、ステヅプ S 1に戻り、まだ検索されていないホームページを対象に、以下、同様の処理が繰り返される。

一方、ステップ S 5において、ステップ S 1で検索されたホームページから、他のホームページにリンクが張られていないと判定された場合、ステップ S 1に戻り、まだ検索されていないホームべ一ジを対象に、以下、同様の処理が繰り返される。

次に、図 6のフローチャートを参照して、検索サーバ 4において行われる検索処理について説明する。

ユーザ端末 3から、イン夕一ネット 2を介して、接続の要求があると、検索サーバ 4では、ステップ S I 1において、ユーザ端末 3 との間の接続が確立され、ステップ S 1 2に進み、オブジェクト I Dとともに、そのオブジェクト I Dが割り当てられているオブジェクトを含むホームページの U R Lの検索を要求する検索要求が、ュ一ザ端末 3から送信されてきたかどうかが判定される。

ステップ S 1 2において、オブジェクト I Dとともに、検索要求が送信されてきたと判定された場合、ステップ S 1 3に進み、入力処理部 1 5は、そのオブジェクト I Dを受信し、検索処理部 1 6に出力する。

検索処理部 1 6は、入力処理部 1 5からオブジェクト I Dを受信すると、ステップ S 1 4において、そのオブジェクト I Dと対応付けられている U R Lを、データベース 1 2を参照することで検索し. その検索結果としての U R Lを、出力処理部 1 Ίに供給する。

出力処理部 1 7は、ステップ S 1 5において、検索処理部 1 6からの U R Lが表示されたホームページ（以下、適宜、検索結果べ一ジという）を作成する。ここで、検索処理部 1 6において、複数の U R Lが検索された場合、出力処理部 1 7には、その複数の U R L を任意の順番で並べた検索結果ページを作成させ、あるいは、図 4 で説明した重要度の高い順に並べた検索結果ページを作成させるようにすることもできる。

出力処理部 1 7は、検索結果ページを作成すると、ステツプ S 1 6に進み、その検索結果ページを、イン夕一ネット 2を介して、ュ —ザ端末 3に送信し、検索処理を終了する。

なお、上述の場合においては、検索結果ページに、ユーザ端末 3 から検索要求とともに送信されてきたオブジェクト I Dに対応付けられている U R Lだけを表示するようにしたが、検索結果ページには、その他、その U R Lによって特定されるオブジェクトに関する概要や、そのオブジェクト I D等を表示するようにすることが可能である。

次に、図 7のフローチャートを参照して、検索サーバ 4において行われる発行処理について説明する。

ユーザ端末 3から、イン夕一ネット 2を介して、接続の要求があると、検索サーバ 4では、ステップ S 2 1において、ユーザ端末 3 との間の接続が確立され、ステップ S 2 2に進み、 I / F部 1 8は、オブジェクト I Dの発行を要求する発行要求が、ユーザ端末 3から送信されてきたかどうかを判定する。ステップ S 2 2において、発行要求が送信されてきていないと判定された場合、ステップ S 2 2 に戻る。また、ステップ S 2 2において、発行要求が送信されてきたと判定された場合、ステップ S 2 3に進み、その発行要求とともに、オブジェクト I Dが送信されてきたかどうかが判定される。即ち、本発明においては、検索サーバ 4が、ユーザに対して、ォブジェクト I Dを発行する場合、検索サーバ 4側で決めたオブジェクト I Dを発行することも、また、ユーザが希望するォブジヱクト I Dを発行することもできるようになつており、ユーザは、自身が希望するオブジェクト I Dの発行を要求する場合には、ユーザ端末 3を操作することにより、発行を希望するオブジェクト I Dを発行要求とともに送信する。ステップ S 2 3では、そのようにして発行要求とともに、オブジェクト I Dが送信されてきたかどうかが判定される。

ステップ S 2 3において、発行要求とともに、オブジェクト I D が送信されてきていないと判定された場合、即ち、発行要求だけが送信されてきた場合、 I/F部 18は、その発行要求を受信し、発行処理部 19に出力して、ステップ S 24に進む。

発行処理部 19は、ステップ S 24において、データべ一ス 12 を参照して、まだ登録されていないオブジェクト I D (未使用 I D ) を取得し、ステップ S 25に進み、そのうちの 1つを、デ一夕ベース 12に登録する。そして、発行処理部 19は、データベース 12に登録したオブジェクト I Dを、 I/F部 18に供給し、ステップ S 26に進む。 I /F部 18は、ステップ S 26において、発行処理部 19からのオブジェクト I Dを、イン夕一ネット 2を介して、ユーザ端末 3に送信することで、オブジェクト I Dを発行し、発行処理を終了する。

一方、ステップ S 23において、発行要求とともに、オブジェクト I Dが送信されてきたと判定された場合、 I/F部 18は、そのオブジェクト I Dを、発行処理部 19に供給し、ステップ S 27に進む。

発行処理部 19は、ステップ S 27において、 I/F部 1 8からのオブジェクト I Dが、既に、データベース 12に登録されているかどうかを判定する。ステップ S 27において、 I/F部 1 8からのォブジェクト I Dが、データべ一ス 1 2に登録されていない場合、ステップ S 28に進み、そのオブジェクト I Dを、デ一夕べ一ス 1 2に登録する。そして、発行処理部 19は、ォブジェクト I Dを登録した旨のメッセ一ジ（以下、適宜、登録メッセージという）を、 I /F部 1 8に供給し、ステップ S 29に進む。 I / F部 1 8は、ステップ S 29において、発行処理部 1 9からの登録メヅセージを、インターネット 2を介して、ユーザ端末 3に送信し、発行処理を終了する。

また、ステップ S 2 7において、 I / F部 1 8からのオブジェクト I Dが、既に、デ一夕ベース 1 2に登録されている場合、発行処理部 1 9は、オブジェクト I Dを登録することができない旨のメッセージ（以下、適宜、登録不可メッセージという）を、 I / F部 1 8に供給し、ステップ S 2 8をスキップして、ステップ S 2 9に進む。 I / F部 1 8は、ステップ S 2 9において、発行処理部 1 9からの登録不可メッセージを、ィン夕一ネット 2を介してユーザ端末 3に送信し発行処理を終了する。

なお、発行処理によってオブジェクト I Dが発行された場合、デ —夕べ一ス 1 2には、そのオブジェクト I Dだけを有するレコードが登録されることになるが、その後、ユーザが、そのォプジヱクト I Dを割り当てたオブジェクトを含むホームページを作成して、ィン夕ーネット 2上にアップロードすると、上述した収集処理が行われることにより、オブジェクト I Dだけを有するレコードに、図 4 に示したように、ユーザがオブジェクト I Dを割り当てたオブジェクトを含むホームページの U R ゃ、オブジェクト I D以外の属性が登録される。

次に、図 8のフローチャートを参照して、検索サーバ 4において行われる逆引き処理について説明する。

ユーザ端末 3から、イン夕一ネット 2を介して、接続の要求があると、検索サ一バ 4では、ステップ S 3 1において、ユーザ端末 3 との間の接続が確立され、ステップ S 3 2に進み、 I / F部 1 8は. キーワードからオブジェクト I Dを検索することを要求する逆引き要求が、その検索に用いるキ一ワードとともに、ユーザ端末 3から送信されてきたかどうかを判定する。ステップ S 3 2において、逆引き要求およびキーヮ一ドが送信されてきていないと判定された場合、ステップ S 3 2に戻る。

また、ステップ S 3 2において、逆引き要求およびキーワードが送信されてきたと判定された場合、 I / F部 1 8は、その逆引き要求およびキーワードを、逆引き処理部 2 0に出力して、ステップ S 3 3に進む。

ステップ S 3 3では、逆引き処理部 2 0は、データベース 1 2を参照することにより、 I / F部 1 8からのキーワードと一致するキーヮ一ドが登録されているレコードを検索し、そのレコードに登録されているオブジェクト I Dを抽出する。

そして、逆引き処理部 2 0は、その抽出したオブジェクト I Dを、 I / F部 1 8に出力し、 I / F部 1 8は、ステップ S 3 4において、逆引き処理部 2 0からのオブジェクト I Dを、ユーザ端末 3に送信して、逆引き処理を終了する。

以上のような逆引き処理によれば、ユーザは、あるキーワードが付されているォブジェクトのォブジェクト I Dを知ることができる。次に、図 1に示すネットワークシステムを構成するユーザ端末 3 を更に具体的に説明する。ユーザ端末 3は、図 9に示すように、力メラ 3 1を備えている。このカメラ 3 1は、ある対象物を撮影することにより、その対象物が表示された画像を I D読み取り部 3 2に出力する。 I D読み取り部 3 2は、カメラ 3 1からの画像に対して、例えば、画像認識等を行うことにより、対象物に関係するオブジェクトのオブジェクト I Dを認識、即ち読み取る。

即ち、ここに示す例では、例えば、消しゴム等の商品に関するォブジェクト、例えば、その商品を撮影した画像や、その商品を説明するテキスト、音声などに割り当てられているオブジェクト I Dが、その商品に表示されており、 I D読み取り部 3 2は、カメラ 3 1からの画像から、その商品に表示されているオブジェクト I Dを読み取る。 I D読み取り部 3 2で読み取られたオブジェクト I Dは、通信部 3 3に供給されるようになっている。

ここで、商品には、オブジェクト I Dそのものを表示することもできるし、その他、例えば、バーコード等の形で表示することもできる。更に、商品には、必ずしも、オブジェクト I Dを表示する必要はなく、 I D読み取り部 3 2において、カメラ 3 1からの商品の画像を認識し、その認識結果から、その商品に関するオブジェクトのォブジェクト I Dを認識するようにすることも可能である。従つて、カメラ 3 1で撮影する対象物は、商品である必要はなく、人物や、犬等の動物、植物などであってもよい。

通信部 3 3は、インターネット 2を介して、 WWWサーバ 1ゃ検索サーバ 4と通信し、各種のデータをやりとりするようになっている。即ち、通信部 3 3は、 I D読み取り部 3 2からのオブジェクト I Dや、操作部 3 4の操作に対応したデータをィン夕一ネット 2を介して WWWサーバ 1や検索サーバ 4に送信する。また、通信部 3 3は、 WWWサーバ 1や検索サーバ 4から、イン夕一ネット 2を介して送信されているデ一夕、例えば、 H T M Lファイル等を受信し、表示制御部 3 5に供給する。

操作部 3 4は、例えば、キ一ボード、マウス等で構成され、通信部 3 3に対して、コマンドや、必要なデータを与えるようになっている。なお、操作部 3 4は、例えば、マイクロホンと音声認識装置等で構成することもできる。この場合、操作部 3 3においては、コマンド等としてのユーザの音声を音声認識し、その音声認識結果を、通信部 3 3に与えるようにすることができる。

表示制御部 3 5は、通信部 3 3からのデ一夕を受信し、表示部 3 6に表示させる。表示部 3 6は、例えば、液晶パネルや C R T (Cat hode Ray Tube )等で構成され、表示制御部 3 5からの制御にしたがつた表示を行う。

以上のように構成されるユーザ端末 3では、ある対象物に関するオブジェク卜のオブジェクト I Dから、そのオブジェクトを含むホームページの検索を要求する検索要求処理や、ォブジヱクトに割り当てるオブジェクト I Dの発行を要求する発行要求処理、あるキ一ワードから、そのキーヮードに対応するォブジェクトのォブジェクト I Dの検索を要求する逆引き要求処理等が行われる。

そこで、まず、図 1 0のフローチャートを参照して、検索要求処理について説明する。

ユーザは、例えば、ある対象物について、詳細な情報を希望するとき、その対象物を、カメラ 3 1で撮影する。カメラ 3 1で得られる対象物の画像は、 I D読み取り部 3 2に供給され、 I D読み取り部 3 2には、その画像から、その画像に表示された対象物に関するォブジェクトのォブジェクト I Dを読み取り、通信部 3 3に供給する。通信部 3 3は、 I D読み取り部 3 2からオブジェクト I Dを受信すると、ステップ S 4 1において、インターネット 2を介して、検索サーバ 4に対して接続を要求し、検索サーバ 4との接続が確立すると、ステップ S 4 2に進み、 I D読み取り部 3 2からのォブジェクト I Dを、検索要求とともに送信する。オブジェクト I Dおよび検索要求を受信した検索サーバ 4では、図 6で説明したように検索処理が行われ、検索結果ページが送信されてくるので、通信部 3 3では、ステップ S 4 3において、検索サ —バ 4から検索結果ページが送信されてきたかどうかが判定される。ステップ S 4 3において、検索結果ページが送信されてきていないと判定された場合、ステップ S 4 3に戻り、検索結果ページが送信されてくるまで待つ。また、ステップ S 4 3において、検索結果ページが送信されてきたと判定された場合、通信部 3 3は、その検索結果ページを受信し表示制御部 3 5に供給してステップ S 4 4に進む。

ステップ S 4 4では、表示制御部 3 5は、通信部 3 3からの検索結果ページを表示部 3 6に表示させ検索要求処理を終了する。

検索結果ページは、ユーザが検索要求とともに送信したオブジェクト I Dと対応付けられているォブジェクトを含むホームページの U R Lが表示されたホームページであり、従って、ュ一ザは、カメラ 3 1で撮影した対象物に関する情報を容易に得ることができる。即ち、対象物として、ある人物を、カメラ 3 1で撮影した場合、ユーザ端末 3から検索サーバ 4に対してはその人物に関するォブジェク卜に割り当てられたオブジェクト I Dが送信される。従って、検索サーバ 4では、カメラ 3 1で撮影された人物に関するオブジェクトを含むホームページの U R Lが検索されるので、検索結果べ一ジには、そのような U R Lだけが表示される。このように、カメラ 3 1で撮影された人物に関するオブジェクトを含むホームページの U R Lだけが表示されるので、従来の検索エンジンにおいて、キーヮードで検索した場合のように、同姓同名の複数の人物に関する情報が記述されたホームページの U R Lが表示される場合に比較して、所望の情報を容易に得ることができる。

更に、オブジェクト I Dを割り当てるオブジェクトのデ一夕形式は、テキストは勿論、 JPEGや GIFその他のビデオデ一夕であっても良いし、また、 WAVや AUその他のオーディオデ一夕であってもよく、画像や音声を対象として検索を行うことも可能となる。

なお、上述の場合には、対象物をカメラ 3 1で撮影し、 I D読み取り部 3 2において、そのカメラ 3 1が出力する対象物の画像から、その対象物に関するオブジェクトのオブジェクト I Dを得るようにしたが、オブジェクト I Dは、その他、例えば、操作部 3 4を操作することにより入力するようにすることも可能である。ここで、対象物に関するオブジェクトのオブジェクト I Dは、例えば、その対象物の広告等に、オブジェクト I Dを掲載したり、また、対象物に関するオブジェクトのォブジェクト I Dを掲載した雑誌等を発行することで、ユーザに報知することが可能である。

また、 I D読み取り部 3 2によってオブジェクト I Dを得る場合には、カメラ 3 1によって、対象物そのものを撮影するのではなく、その対象物が表示された写真や画像等を撮影するようにすることが可能である。

次に、図 1 1のフローチャートを参照して、発行要求処理について説明する。

ユーザは、既に存在するホームページ、あるいは将来作成されるホームページを構成するォブジェク卜に対して、オブジェクト I D を割り当てたいとき、操作部 3 4を操作して、ユーザ端末 3に発行要求処理を行わせるためのコマンド（以下、適宜、発行要求コマンドという）を入力する。

発行要求コマンドは、通信部 3 3で受信され、通信部 3 3は、発行要求コマンドを受信すると、ステップ S 5 1において、インターネット 2を介して、検索サーバ 4に対して接続を要求し、検索サ一バ 4との接続が確立すると、ステップ S 5 2に進み、検索サーバ 4 に対して発行要求を送信する。

発行要求を受信した検索サーバ 4では、図 7で説明したように発行処理が行われ、登録メッセージ若しくは登録不可メッセージ（以下、適宜、両方含めて、登録結果メッセージという）、又は発行されたォブジェクト I Dが送信されてくるので、ステップ S 5 3において、通信部 3 3では、その登録結果メッセージまたはオブジェクト I Dが受信され、表示制御部 3 5に供給される。更に、ステップ S 5 3では、表示制御部 3 5は、登録結果メヅセージ又はオブジェクト I Dを、表示部 3 6に供給して表示させ、発行要求処理を終了する。

なお、任意のオブジェクト I Dを発行してもらう場合には、ユーザは、操作部 3 4を操作して、発行要求コマンドを入力するだけで良いが、自身が希望する値のオブジェクト I Dを発行してもらう場合には、ユーザは、操作部 3 4を操作して、発行要求コマンドを入力する他、その希望するォブジェクト I Dも入力する必要がある。この場合、ステップ S 5 2では、発行要求とともに、入力されたォブジェクト I Dも送信される。

次に、図 1 2のフローチヤ一トを参照して、逆引き要求処理について説明する。

ユーザが、ある対象物に関するオブジェクトを含むホームページの U R Lを得たい場合には、上述したように、そのオブジェクト I Dを検索サーバ 4に送信して検索要求を行う必要があるが、対象物、あるいは対象物が表示された画像等が身近にないときや対象物に関するオブジェクトのオブジェクト I Dを知らないときには、検索要求を行うことができない。

そこで、逆引き要求処理によれば、対象物について、キーワードを入力すると、その対象物に関するオブジェクトのォブジェクト I Dを得ることができるようになつている。

即ち、ユーザは、ある対象物に関するオブジェクトのオブジェクト I Dを知りたいとき、操作部 3 4を操作して、ユーザ端末 3に逆引き要求処理を行わせるためのコマンド（以下、適宜、逆引き要求コマンドという）とともに、キーワードを入力する。

逆引き要求コマンドおよびキ一ヮ一ドは、通信部 3 3で受信され、通信部 3 3は、逆引き要求コマンドおよびキーヮードを受信すると、ステツプ S 6 1において、イン夕一ネット 2を介して、検索サーバ 4に対して接続を要求し、検索サーバ 4との接続が確立すると、ステツプ S 6 2に進み、検索サーバ 4に対して逆引き要求およびキーヮードを送信する。

逆引き要求及びキーヮードを受信した検索サーバ 4では、図 8で説明したように逆引き処理が行われ、これにより、データベース 1 2 (図 4参照）において、そのキーワードに対応付けられているォブジェクト I Dが検索されて送信されてくるので、ステップ S 6 3 において、通信部 3 3は、そのオブジェクト I Dを受信し、表示制御部 3 5に供給する。更に、ステップ S 6 3では、表示制御部 3 5 は、オブジェクト I Dを、表示部 3 6に供給して表示させ、逆引き要求処理を終了する。

ユーザは、以上のようにして入手したオブジェクト I Dを用いて、図 1 0で説明した検索要求処理を行うことで、所望の対象物に関するォブジェクトの U R Lを得ることができる。

なお、く IDTAG>タグが記述されているホームページを、 WWWブラゥザで表示する場合においては、そのく IDTAG>夕グによって囲まれる記述によって特定されるオブジェクト上にカーソルが移動されたとき、そのオブジェク卜に割り当てられているオブジェク卜 I Dを表示させるようにすることが可能である。

即ち、図 2 ( B ) に示した H T M Lファイルによれば、 W WWプラウザにおいて、図 2 ( A ) と同様の図 1 3 ( A ) に示すようなホームページが表示されるが、この場合、カーソルが、例えば、ォブジェク卜としての画像 V ,上に移動されたとき、 WWWブラウザには. 図 1 3 ( B ) に示すように、オブジェクトとしての画像 V ,に割り当てられているオブジェクト I D 「 1 1 1 1 1 1 1」を表示させることが可能である。

また、あるホームページに記述されているオブジェクト I Dを、他人が勝手に他のオブジェクトに割り当てると、情報の混乱を招くことになるので、そのようなォブジェクト I Dの使用を禁止することができるように、何らかの手段を講じるのが望ましい。

次に、上述した一連の処理は、ハードウェアにより行うこともできるし、ソフトウェアにより行うこともできる。一連の処理をソフトウエアによって行う場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、汎用のコンピュータ等にインストールされる。

そこで、図 1 4は、上述した一連の処理を実行するプログラムがインストールされるコンピュー夕の一例を示している。

プログラムは、コンピュー夕 1 0 1に内蔵されている記録媒体としてのハードディスク 1 5 0や半導体メモリとしての R O M 1 4 3 に予め記録しておくことができる。

あるいはまた、プログラムは、フロッピ一ディスク、 C D— R O M ( Compact Disc Read Only Memory)、 M 0 (Magneto optical )アイスク、 D V D (Digital Versati le Disc ) , 磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体 1 5 1に、一時的あるいは永続的に格納あるいは記録しておくことができる。このようなリムーパブル記録媒体 1 5 1は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。

その他、プログラムは、ダウンロードサイトから、ディジタル衛星放送用の人工衛星を介して、コンピュータ 1 0 1に無線で転送したり、 L A N (Local Area Network ), インターネットといったネヅトワークを介して、コンピュータ 1 0 1に有線で転送し、コンビュ —夕 1 0 1において、内蔵するハードディスク 1 0 2などにインストールすることができる。

ここで、本発明の説明において、コンピュータに各種の処理を行わせるためのプログラムを記述する処理ステップは、必ずしもフ口 —チャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理、例えば、並列処理あるいはォブジェクトによる処理も含むものである。

また、プログラムは、 1のコンピュータにより処理されるものであってもよく、また、複数のコンピュータによって分散処理されるものであってもよい。更に、プログラムは、遠方のコンピュータに転送されて実行されるものであってもよい。

コンピュータ 1 0 1は、 C P U (Central Processing Unit) 1 4 2 を内蔵している。 C P U 1 4 2には、バス 1 4 1を介して、入出力ィン夕フェース 1 4 5が接続されており、 C P U 1 4 2は、入出力イン夕フェース 1 4 5を介して、ユーザによって、キ一ボードやマウス等で構成される入力部 1 4 7が操作されることにより指令が入力されると、それにしたがって、 R OM(Read Only Memory) 1 4 3 に格納されているプログラムを実行する。あるいは、また、 C P U 1 4 2は、ハードディスク 1 5 0に格納されているプログラム、衛星若しくはネットワークから転送され、通信部 1 4 8で受信されてハードディスク 1 5 0にインストールされたプログラム、又はドライブ 1 4 9に装着されたリムーバブル記録媒体 1 5 1から読み出されてハードディスク 1 5 0にインストールされたプログラムを、 R AM (Random Access Memory) 1 44にロードして実行する。そして、 C P U 1 4 2は、その処理結果を、例えば、必要に応じて、入出力インタフェース 1 4 5を介して、 L CD (Liquid Crystal Display) 等で構成される表示部 1 4 6に出力し、あるいは通信部 1 4 8から送信等する。

なお、オブジェクト I Dとしては、数字の他、アルファべット等の文字、記号などを用いることが可能である。産業上の利用可能性本発明は、上述したように、端末から送信されてくる情報を構成するオブジェクトに割り当てられている識別情報が受信され情報を構成するオブジェクトに割り当てられている識別情報と、その情報の位置情報とを対応付けて記憶しているデ一夕ベースとから端末からの識別情報と対応付けられている位置情報が検索され、その検索された位置情報の一覧が作成されて端末に送信される。一方、情報を構成するォブジェクトに割り当てられている識別情報がサーバに送信され、その送信に対応してサーバから送信されてくるその識別情報が割り当てられているオブジェクトから構成される情報についての位置情報の一覧が受信されて表示されるので、所望のオブジェクトを含む情報の位置情報を容易に得ることができる。

Claims

請求の範囲

1 . 情報の位置を表す位置情報を提供する情報処理装置において、端末から送信されてくる情報を構成するォブジェク卜に割り当てられている識別情報を受信する受信手段と、

情報を構成するオブジェクトに割り当てられている識別情報と、その情報についての前記位置情報とを対応付けて記憶しているデ一夕ベースから前記端末からの識別情報と対応付けられている前記位置情報を検索する検索手段と、

検索された前記位置情報の一覧を作成する作成手段と、前記位置情報の一覧を前記端末に送信する送信手段とを含むことを特徴とする情報処理装置。

2 . 前記識別情報と位置情報とを対応付けて記憶しているデ一夕べースを更に含むことを特徴とする請求の範囲第 1項記載の情報処理装置。

3 . ネットワーク上に存在する前記情報からその情報を構成するォブジェク卜の前記識別情報と、その情報の位置情報とを収集しその収集した識別情報と位置情報とを対応付けて前記データベースに登録する収集手段を更に含むことを特徴とする請求の範囲第 1項記載の情報処理装置。

4 . 前記収集手段は、前記オブジェクトに関連する関連情報も収集し、前記識別情報に前記位置情報及び関連情報を対応付けて前記デ一夕ベースに登録することを特徴とする請求の範囲第 3項記載の情報処理装置。

5 . 前記関連情報は、前記オブジェクトに割り当てられている識別情報を検索するのに用いるキーワードを含み、前記受信手段は、前記端末から送信されてくる前記キーヮードも受信し、前記検索手段は、前記受信手段で受信された前記キーヮードを含む関連情報と対応付けられている前記識別情報も検索し、前記送信手段は、更に前記識別情報の検索結果を前記端末に送信することを特徴とする請求の範囲第 4項記載の情報処理装置。

6 . 前記オブジェク卜に対して重要度を付加する付加手段を更に含み、前記作成手段は、前記重要度に基づいて検索された前記位置情報の一覧を作成することを特徴とする請求の範園第 1項記載の情報処理装置。

7 . 前記端末からの要求に応じて前記デ一夕ベースに登録されていない前記識別情報を発行する発行手段を更に含むことを特徴とする請求の範囲第 1項記載の情報処理装置。

8 . 前記情報は、所定の記述言語で記述されたファイルであることを特徴とする請求の範囲第 1項記載の情報処理装置。

9 . 前記所定の記述言語は、 H T M L (Hyper Text Markup

Language )であることを特徴とする請求の範囲第 8項記載の情報処

1 0 . 目 'J 己置 if報は、 U R L (Uniform Resource Locator^であることを特徴とする請求の範囲第 1項記載の情報処理装置。

1 1 . 情報の位置を表す位置情報を提供する情報処理方法であり、端末から送信されてくる、情報を構成するオブジェク卜に割り当てられている識別情報を受信する受信ステップと、

前記情報を構成するォブジェクトに害!]り当てられている識別情報とその情報の前記位置情報とを対応付けて記憶しているデータベ一スから前記端末からの識別情報と対応付けられている前記位置情報を検索する検索ステツプと、

検索された前記位置情報の一覧を作成する作成ステップと、前記位置情報の一覧を前記端末に送信する送信ステツプとを含むことを特徴とする情報処理方法。

1 2 . 情報の位置を表す位置情報を提供する情報処理をコンビユー夕に実行させるプログラムが記録されている記録媒体であり、端末から送信されてくる情報を構成するォブジェク卜に割り当てられている識別情報と、その情報の前記位置情報とを対応付けて記憶しているデータベースから前記端末からの識別情報と対応付けられている前記位置情報を検索する検索ステツプと、

検索された前記位置情報の一覧を作成する作成ステツプとを含むプログラムが記録されていることを特徴とする記録媒体。

1 3 . 情報の位置を表す位置情報を提供するサーバに対して、前記位置情報を要求する情報処理装置であり、

情報を構成するオブジェクトに割り当てられている識別情報を前記サーバに送信する送信手段と、

前記識別情報を送信したことに対応して前記サーバから送信されてくるその識別情報が割り当てられている前記オブジェクトから構成される前記情報についての前記位置情報の一覧を受信する受信手段と、

前記位置情報の一覧を表示させる表示制御手段とを含む情報処理

1 4 . 前記送信手段に送信させる前記識別情報を入力する入力手段を更に含むことを特徴とする請求の範囲第 1 3項記載の情報処理装

1 5 . 前記サーバに対して前記識別情報の発行を要求する要求手段を更に含むことを特徴とする請求の範囲第 1 3項記載の情報処理装

1 6 . 前記サーバに対してキーワードによる前記識別情報の検索を要求する要求手段を更に含むことを特徴とする請求の範囲第 1 3項記載の情報処理装置。

1 7 . 前記情報は、所定の記述言語で記述されたファイルであることを特徴とする請求の範囲第 1 3項記載の情報処理装置。

1 8 . 前記所定の記述言語は、 H T M L (Hyper Text Markup Langu age )であることを特徴とする請求の範囲第 1 7項記載の情報処理装

1 9 . 前記位置情報は、 U R L (Uniform Resource Locator )であることを特徴とする請求の範囲第 1 3項記載の情報処理装置。

2 0 . 情報の位置を表す位置情報を提供するサーバに対して前記位置情報を要求する情報処理方法であり、

情報を構成するォブジェクトに割り当てられている識別情報を前記サーバに送信する送信ステツプと、

前記識別情報を送信したことに対応して前記サーバから送信されてくるその識別情報が割り当てられている前記オブジェクトから構成される前記情報についての前記位置情報の一覧を受信する受信ステツプと、

前記位置情報の一覧を表示させる表示制御ステツプとを含むことを特徴とする情報処理方法。

2 1 . 情報の位置を表す位置情報を提供するサーバに対して前記位置情報を要求する情報処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録されている記録媒体であり、

前記識別情報を送信したことに対応して前 ^サーバから送信されてくるその識別情報が割り当てられている前記オブジェクトから構成される前記情報についての前記位置情報の一覧を受信する受信ステツプと、

前記位置情報の一覧を表示させる表示制御ステツプとを含むプログラムが記録されていることを特徴とする記録媒体。

2 2 . 情報の位置を表す位置情報を提供するサーバと、前記サーバに対して前記位置情報を要求する端末とを備える情報処理装置であり、

前記サーバは、前記端末から送信されてくる情報を構成するォブジェク卜に割り当てられている識別情報を受信する第 1の受信手段と、

情報を構成するオブジェクトに割り当てられている識別情報とその情報についての前記位置情報とを対応付けて記憶しているデータベースから前記端末からの識別情報と対応付けられている前記位置情報を検索する検索手段と、

検索された前記位置情報の一覧を作成する作成手段と、前記位置情報の一覧を前記端末に送信する第 1の送信手段とを含み、

前記端末は、情報を構成するォブジェク卜に割り当てられている識別情報を前記サーバに送信する第 2の送信手段と、前記識別情報を送信したことに対応して前記サーバから送信されてくるその識別情報が割り当てられている前記オブジェクトから構成される前記情報についての前記位置情報の一覧を受信する第 2の受信手段と、前記位置情報の一覧を表示させる表示制御手段とを含む情報処理装置,