JPH096798A - 情報処理システムおよび情報処理方法 - Google Patents

情報処理システムおよび情報処理方法

Info

Publication number
JPH096798A
JPH096798A JP7151414A JP15141495A JPH096798A JP H096798 A JPH096798 A JP H096798A JP 7151414 A JP7151414 A JP 7151414A JP 15141495 A JP15141495 A JP 15141495A JP H096798 A JPH096798 A JP H096798A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
keyword
stored
processing system
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7151414A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiyunichi Rekimoto
純一 暦本
Katashi Nagao
確 長尾
Hiroaki Kitano
宏明 北野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP7151414A priority Critical patent/JPH096798A/ja
Publication of JPH096798A publication Critical patent/JPH096798A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単かつ迅速に、データを処理できるように
する。 【構成】 CCDビデオカメラ31で、本41のカラー
コード42を取り込み、カラーコード識別部61でこれ
を識別する。音声認識部62では、マイクロホン32で
取り込んだ音声を認識する際、カラーコード識別部61
で識別したカラーコード42に対応する分野の辞書を対
話辞書63が有する複数の辞書の中から選択し、参照す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理システムおよ
び情報処理方法に関し、特に所望の情報を迅速かつ確実
に得ることができるようにした情報処理システムおよび
情報処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、音声認識システムの開発が進み、
各種の分野で応用されている。この音声認識システムに
おいては、ユーザの会話をマイクロホンを介して取り込
み、その特徴を分析して、単語として認識するようにし
ている。
【0003】そして不明な単語が認識された場合におい
ては、文脈情報(会話の流れ)から分析を行うようにし
ている。これにより、例えば、「我輩は猫であるの著者
は誰ですか。」といった文章をユーザが音声入力した場
合、この質問を分析し、コンピュータにより、その回答
を出力させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、「この本の著者は誰ですか。」といった文章が入力
された場合、「この本」の単語を認識することができた
としても、「この本」が具体的にどの本を指すのか特定
しなければ、その質問に対する回答を行うことができな
い。このような代名詞により、指称されるされる意味を
会話の文脈だけから判断することは困難である。
【0005】また、音声認識の認識率を向上させるに
は、できるだけ多くの語彙を辞書に登録しておき、これ
を参照するようにすればよいが、語彙の数が多くなる
と、それだけ認識に時間がかかることになる。また、誤
認識のおそれも多くなる。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、迅速かつ簡単に、データを処理することが
できるようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理システムは、現実世界のオブジェクトを識別する識別
情報を取り込む取込手段と、所定の情報を記憶する記憶
手段と、記憶手段に記憶されている記憶情報の中から、
取込手段により取り込まれた識別情報に関連する情報を
選択し、処理する処理手段とを備えることを特徴とす
る。
【0008】請求項6に記載の情報処理システムは、所
定のキーワードと現実世界の位置情報を取り込む取込手
段と、所定の情報を、キーワードと位置情報に対応して
ハイパーメディアとして記憶する記憶手段と、記憶手段
に記憶されている記憶情報の中から、取込手段により取
り込まれたキーワードと位置情報に関連する情報を選択
する選択手段と、選択手段により選択されたハイパーメ
ディアとしての情報を出力する出力手段とを備えること
を特徴とする。
【0009】請求項7に記載の情報処理方法は、現実世
界のオブジェクトを識別する識別情報を取り込み、記憶
されている情報の中から、取り込まれた識別情報に関連
する情報を選択し、選択された情報を処理することを特
徴とする。
【0010】請求項8に記載の情報処理方法は、所定の
キーワードと現実世界の位置情報を取り込み、キーワー
ドと位置情報に対応してハイパーメディアとして記憶さ
れている記憶情報の中から、取り込まれたキーワードと
位置情報に関連する情報を選択し、選択されたハイパー
メディアとしての情報を出力することを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1に記載の情報処理システムにおいて
は、取込手段が、現実世界のオブジェクトを識別する識
別情報を取り込み、記憶手段が、所定の情報を記憶し、
処理手段が、記憶手段に記憶されている記憶情報の中か
ら、取込手段により取り込まれた識別情報に関連する情
報を選択し、処理する。
【0012】請求項6に記載の情報処理システムにおい
ては、取込手段が、所定のキーワードと現実世界の位置
情報を取り込み、記憶手段が、所定の情報を、キーワー
ドと位置情報に対応してハイパーメディアとして記憶
し、選択手段が、記憶手段に記憶されている記憶情報の
中から、取込手段により取り込まれたキーワードと位置
情報に関連する情報を選択し、出力手段が、選択手段に
より選択されたハイパーメディアとしての情報を出力す
ることを特徴とする。
【0013】請求項7に記載の情報処理方法において
は、記憶されている情報の中から、取り込まれた識別情
報に関連する情報が選択され、選択された情報が処理さ
れる。
【0014】請求項8に記載の情報処理方法において
は、キーワードと位置情報に対応してハイパーメディア
として記憶されている記憶情報の中から、取り込まれた
キーワードと位置情報に関連する情報が選択され、選択
されたハイパーメディアとしての情報が出力される。
【0015】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明するが、特許請
求の範囲に記載の発明の各手段と以下の実施例との対応
関係を明らかにするために、各手段の後の括弧内に、対
応する実施例(但し一例)を付加して本発明の特徴を記
述すると、次のようになる。但し勿論この記載は、各手
段を記載したものに限定することを意味するものではな
い。
【0016】請求項1に記載の情報処理システムは、現
実世界のオブジェクトを識別する識別情報を取り込む取
込手段(例えば図2のCCDビデオカメラ31)と、所
定の情報を記憶する記憶手段(例えば図2の対話辞書6
3)と、記憶手段に記憶されている記憶情報の中から、
取込手段により取り込まれた識別情報に関連する情報を
選択し、処理する処理手段(例えば図2の音声認識部6
2)とを備えることを特徴とする。
【0017】請求項2に記載の情報処理システムは、処
理手段により処理された情報を出力する出力手段(例え
ば図2のテレビジョン受像機33)を備えることを特徴
とする。
【0018】請求項6に記載の情報処理システムは、所
定のキーワードと現実世界の位置情報を取り込む取込手
段(例えば図8のステップS21)と、所定の情報を、
キーワードと位置情報に対応してハイパーメディアとし
て記憶する記憶手段(例えば図6のデータベース12)
と、記憶手段に記憶されている記憶情報の中から、取込
手段により取り込まれたキーワードと位置情報に関連す
る情報を選択する選択手段(例えば図8のステップS2
3)と、選択手段により選択されたハイパーメディアと
しての情報を出力する出力手段(例えば図1の出力部
5)とを備えることを特徴とする。
【0019】図1は、本発明の情報処理システムの一般
的な構成例を表している。この実施例においては、携帯
端末10が入力部1を備え、現実世界オブジェクト13
のデータを取り込むようになされている。入力部1は、
CCDビデオカメラ、バーコードリーダ、マイクロホン
などにより構成される。現実世界オブジェクト13とし
ては、テーブル、キャビネット、ドア、壁、コンピュー
タ、オフィス機器、文書、ホルダなど、種々のものが考
えられる。
【0020】検出部2は、例えばGPS装置、PHS装
置(簡易無線電話)などよりなり、衛星その他を介して
伝送されてくる電波を受信して、現在時刻や現在位置を
検出する。
【0021】入力部3は、例えばキーボード、トラック
ボールなどにより構成され、ユーザID、その他のデー
タを入力するとき操作される。
【0022】合成部4は、入力部1より供給される現実
世界オブジェクト13のデータ、検出部2より供給され
る時刻データや位置データ、入力部3より供給されるユ
ーザIDなどのデータを合成し、通信部6に供給してい
る。通信部6は、入力されたデータをネットワーク11
に出力するとともに、ネットワーク11より伝送されて
きたデータを取り込み、ディスプレイ、スピーカなどよ
り構成される出力部5に出力する。
【0023】ネットワーク11は、ワイヤレス、あるい
は所定の通信回線を介して構成され、データベース12
に接続されている。
【0024】次に、その動作について説明する。通信部
6は、データベース12にアクセスするとき、入力部1
から現実世界オブジェクト13の所定のものの識別コー
ド(ID)をCCDビデオカメラで読み取る。この読み
取られた識別データは、合成部4を介して通信部6に供
給される。通信部6は、このデータをネットワーク11
を介してデータベース12に供給する。
【0025】データベース12は、入力された識別コー
ドに対応する検索処理を行い、得られた検索結果をネッ
トワーク11を介して通信部6に出力する。通信部6
は、このデータを出力部5に供給し、画像データは、そ
のディスプレイに表示させるとともに、音声データはス
ピーカから出力させる。
【0026】なお、この実施例においては、データベー
ス12をネットワーク11を介して携帯端末10に接続
するようにしたが、データベース12を携帯端末10に
内蔵させるようにすることも可能である。
【0027】図2は、図1に示した実施例を音声認識シ
ステムに応用した例を表している。この実施例において
は、携帯端末10が、入力部1としてのCCDビデオカ
メラ31と、マイクロホン32を有しており、また、出
力部5として、パームトップのテレビジョン受像機(T
V)33を有している。この他、図1における通信部6
も有しているが、便宜上、図2においては省略されてい
る。また、ネットワーク11は、ワイヤレスネットワー
クにより構成されるが、図2においては、その図示は省
略されている。
【0028】データベース12は、例えば図書館に配置
されているコンピュータ51により構成されている。C
CDビデオカメラ31は、現実世界オブジェクト13の
1つとしての本41の所定の位置に印刷されているカラ
ーコード42を読み取り、その読み取った画像データを
NTSC方式のビデオ信号として、コンピュータ51の
カラーコード識別部61に供給している。カラーコード
識別部61は、入力されたビデオ信号からカラーコード
を識別し、その識別結果を音声認識部62と自然言語処
理部64に出力している。
【0029】音声認識部62には、対話辞書63が接続
されており、音声認識部62は、この対話辞書63のデ
ータを利用して、マイクロホン32より入力された音声
データを認識する処理を実行する。
【0030】音声認識部62の出力は、自然言語処理部
64に供給され、解析されるようになされている。自然
言語処理部64の出力は、会話メッセージ発生部65に
供給され、会話メッセージ発生部65は、入力に対応す
る会話メッセージを発生し、音声合成部66と視覚メッ
セージ発生部67に出力している。
【0031】音声合成部66は、会話メッセージ発生部
65より供給された会話メッセージを音声信号に変換
し、テレビジョン受像機33のスピーカ(図示せず)に
供給するようになされている。
【0032】視覚メッセージ発生部67は、会話メッセ
ージ発生部65からの入力に対応する視覚メッセージ
(文字データ)を発生し、スーパインポーズ部68に出
力している。スーパインポーズ部68は、視覚メッセー
ジ発生部67より入力された文字データと、ビデオカメ
ラ31より供給されたビデオデータとを合成し、テレビ
ジョン受像機33に供給し、表示させるようになされて
いる。
【0033】次に、その動作について説明する。ユーザ
は、例えば、「この本の著者は誰ですか。」の音声を出
力し、その回答をコンピュータ51より得たいと思うと
き、CCDビデオカメラ31で対象とする本41のカラ
ーコード42を読み取らせる。カラーコード識別部61
は、CCDビデオカメラ31より入力されるビデオ信号
からカラーコードを識別し、その識別結果(ID番号)
を音声認識部62に出力する。音声認識部62は、この
ID番号の入力に対応して図3のフローチャートに示す
処理を実行する。
【0034】すなわち、最初にステップS1において、
ID番号が入力されたか否かを判定し、ID番号が入力
されていないと判定された場合、ステップS2に進み、
予め設定されているデフォルトの参照順位で、対話辞書
63に記憶されている複数の辞書を順次参照して、マイ
クロホン32より入力された音声の認識処理を実行す
る。
【0035】これに対して、ステップS1において、I
D番号が入力されたと判定された場合、ステップS3に
進み、入力されたID番号に対応する分野の辞書を第1
番目の参照順位に設定する。そして、対話辞書63に記
憶されている複数の辞書のうち、第1番目の参照順位に
設定された辞書を参照して、マイクロホン32より入力
された音声データの認識処理を実行する。
【0036】例えば、音声認識部62は、入力されたI
D番号から、その本41の著者、タイトルを判定するこ
とができる。そして、その本の分野(フィールド)を判
定する。この分野とは、例えば、政治、経済、物理、運
動といったような分野である。対話辞書63は、こうい
った分野別に辞書を有している。音声認識部62は、マ
イクロホン32より入力された音声データを認識するに
際し、第1番目の参照順位に選定された分野の辞書から
順次参照を行う。マイクロホン32より入力される音声
は、CCDビデオカメラ31で、そのカラーコード42
を取り込んだ本41に関する音声である可能性が高い。
その結果、この現実世界における本41の分野に関する
辞書を参照して音声認識処理を行うと、より的確に、短
時間で、音声認識を完了することができる。
【0037】音声認識部62で認知された結果は、自然
言語処理部64に供給され、解析される。この解析に際
しても、カラーコード識別部61で識別されたID番号
が利用される。これにより、例えば、「この本」の音声
が認識された場合において、「この本」が意味するとこ
ろの本をID番号で特定される本として認識する。従っ
て、例えば、ID番号が「我輩は猫である」のタイトル
の本のものである場合においては、その著者は「夏目漱
石」と判定する。
【0038】そこで、自然言語処理部64は、例えば、
「この本の著者は夏目漱石です。」の会話メッセージを
発生させるように、会話メッセージ発生部65を制御す
る。会話メッセージ発生部65は、音声合成部66を制
御し、「この本の著者は夏目漱石です。」の音声メッセ
ージを発生させる。この音声メッセージは、テレビジョ
ン受像機33のスピーカより出力される。
【0039】一方、会話メッセージ発生部65が発生し
た会話メッセージは、視覚メッセージ発生部67に入力
され、視覚メッセージ、すなわち文字、あるいは図形に
変換される。いまの場合、「この本の著者は夏目漱石で
す。」の文字列(文章)が発生され、スーパインポーズ
部68において、CCDビデオカメラ31が出力するビ
デオ信号にスーパインポーズされ、テレビジョン受像機
33のディスプレイに供給、表示される。
【0040】このようにして、簡単かつ確実に、音声認
識部62において使用する辞書を特定の分野の辞書に切
り替えることができる。その結果、認識率を向上させる
ことができるばかりでなく、より迅速な認識処理を行う
ことが可能となる。
【0041】また、「この本」といった、曖昧な表現に
対する分析も、迅速かつ確実に、行うことが可能とな
る。
【0042】図4は、他の実施例を表している。この実
施例においては、雑誌広告43にカラーコード44が印
刷されている。この雑誌広告43には、例えば、所定の
自動車の宣伝広告が印刷されている。
【0043】このカラーコード44を、CCDビデオカ
メラ31で取り込むと、この取り込んだビデオ信号がコ
ンピュータ81の位置データベース91に供給される。
位置データベース91は、入力されたビデオ信号からカ
ラーコード44を識別し、対応するID番号に変換す
る。
【0044】また、位置データベース91は、仮想世界
93のデータを記憶している。この仮想世界93には、
各種の商品を扱う仮想世界の販売店などが形成されてい
る。データベース91は、この仮想世界93の中から、
CCDビデオカメラ31より取り込んだID番号に対応
する商品を取り扱っている店を検索する。
【0045】すなわち、位置データベース91は、図5
のフローチャートに示す処理を実行する。最初にステッ
プS11においてID番号が入力されるまで待機し、I
D番号が入力されたときステップS12に進み、入力さ
れたID番号に対応する仮想世界の情報を読み出し、こ
れを出力する。
【0046】そして、検索された店のデータを3D(3
次元)ビジュアライザ92に供給し、ビデオ信号に変換
させ、このビデオ信号は、携帯端末10のテレビジョン
受像機33のディスプレイ34に供給され、表示され
る。
【0047】これにより、ユーザは、雑誌広告43に掲
載されている自動車のより詳しい情報を仮想世界93か
ら(仮想世界93の販売店から)得ることができる。
【0048】従って、自動車販売者は、雑誌に各種の広
告を行い、その広告にカラーコードを付しておくととも
に、その広告する商品を取り扱う販売店を仮想世界93
に形成しておくことで、より効果的な販売促進を行うこ
とができる。
【0049】図6は、本発明のさらに他の実施例を表し
ている。この実施例においては、携帯端末10が、イン
ターネットなどに代表されるネットワーク11に接続さ
れている。このネットワーク11には、WWW(World
Wide Web)のシステムが構築されており、各種の情報プ
ロバイダ101から各種の情報がハイパーテキストに代
表されるハイパーメディアとして提供されている。従っ
て、各ユーザは、情報を一元的に識別するアドレスとし
てのURL(Universal Resource Locator)を指定する
ことで、各種の情報にアクセスすることが可能となされ
ている。
【0050】データベース12は、ネットワーク11を
介してWWWに接続されており、WWWに情報を提供し
ている情報提供者の緯度、経度、高度などの位置情報を
記憶している。そして、この位置情報は、WWWに登録
されている情報にURLでリンクしている。
【0051】すなわち、例えば、情報プロバイダ101
から、WWWに所定の情報を登録するとき、その表示画
面には、例えば図7に示すような項目が表示される。情
報プロバイダ101では、この各項目に必要な入力を行
う。この実施例においては、URLとして、http:
//www.taxim.co.jpが入力され、緯度
として、40°13’10”が、また経度として、13
5°40’05”が、それぞれ入力されている。さら
に、情報のタイトルとして、「タキシムドパリ銀座店」
が、またキーワードとして「レストラン」と「フランス
料理」が、それぞれ入力されている。
【0052】このような所定の項目に、所定の入力を行
った後、登録キーを操作すると、WWWに、タキシムド
パリ銀座店のタイトルの情報(ファイル)が登録され
る。ファイルの中身には、必要な文字(テキスト)や図
形を書き込むことができる。そして、ハイパーメディア
として、所定の文字に所定のURLを対応させることが
できる。
【0053】またこの時、データベース12には、ファ
イルの中身は登録されないが、図7に示した各項目が登
録される。
【0054】この実施例においては、携帯端末10が、
検出部2として、GPS装置20を有している。従っ
て、携帯端末10の現在位置が、常に分かるようになっ
ている。
【0055】この実施例の場合、ネットワーク11に
は、この他、カーナビゲーションシステム10Aや、街
頭キオスク10Bが接続されている。カーナビゲーショ
ンシステム10AもGPS装置20Aを有しており、常
に現在位置を検出するようになされている。また、街頭
キオスク10Bは固定されているため、固定した位置情
報を発生する。
【0056】なお、現在位置を知るには、GPSの他、
PHS(簡易無線電話)を用いるようにしてもよい。こ
の場合、現在位置は、現在、どのセルの中にいるかとい
うことから判定される。
【0057】いま、例えば、ユーザが携帯端末10を携
帯して、銀座、またはその周辺に到着したとする。そし
て、その近傍のレストランで食事をしたいと思ったと
き、携帯端末10において、図8のフローチャートに示
す処理を実行する。
【0058】すなわち、最初にステップS21におい
て、キーワードと現在位置を入力する。いま、検索した
いのはレストランであるから、キーボードを操作して、
「レストラン」の文字をキーワードとして入力する。現
在位置は、GPS装置22により検出され、自動的に設
定されている。
【0059】図9は、携帯端末10において、検索を指
令する場合における携帯端末10のディスプレイ34の
表示例を表している。キーワードには、「レストラン」
の文字が入力されている。また、緯度と経度は、GPS
装置20により検出したものが自動的に設定されてい
る。
【0060】この状態において、検索ボタンを操作する
と、携帯端末10の通信部6はステップS22に進み、
データベース12にアクセスする。そして、キーワード
と現在位置の情報をデータベース12に出力する。
【0061】データベース12は、このキーワードと位
置情報の供給を受けたとき、そのキーワードに対応され
ており、かつ、現在位置から所定の距離(例えば1k
m)の範囲内の位置情報が対応されているURL(すな
わちレストラン)を検索する。そして、データベース1
2は、検索した結果を携帯端末10に伝送する。
【0062】携帯端末10は、ステップS23におい
て、データベース12より供給された検索結果を取得
し、そのディスプレイ34に検索結果を表示させる。こ
れにより、携帯端末10のディスプレイ34には、図1
0に示すように、現在位置から1kmの範囲内のレスト
ランの名称が表示される。このレストランの名称には、
そのレストランに関する、より詳細な情報を取得するた
めのURLが対応されている。
【0063】そこで、ユーザはステップS24に進み、
表示されているレストランの中から所望のレストランを
選択する(所望のURLを選択する)。
【0064】この時、携帯端末10はステップS25に
進み、WWWにアクセスし、ステップS24で選択した
URLに対応する情報の検索を要求する。WWWにおい
ては、この要求に対応して指定されたURLに対応する
情報を検索し、携帯端末10に出力する。
【0065】携帯端末10は、WWWより供給された情
報をステップS26で取得し、ディスプレイ34に表示
させる。
【0066】例えば、図10に示すレストランのうち、
「タキシムドパリ銀座店」を選択したとき、図11に示
すように、WWWからこの「タキシムドパリ銀座店」の
情報(ファイル)が読みだされ、表示される。
【0067】以上のようにして、現在位置の周辺のレス
トランに関する情報を、簡単かつ確実に、得ることがで
きる。各情報プロバイダは、WWWに登録している情報
を常に最新の情報に更新しているので、ユーザは、最新
の情報を迅速に得ることができる。
【0068】なお、図6の実施例においては、データベ
ース12をWWWと別個に構成するようにしたが、これ
をWWWに含めてシステムを構築することも可能であ
る。
【0069】以上、本発明を説明したが、本発明は上記
した実施例以外の各種の情報処理システムに適応するこ
とが可能である。
【0070】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の情報処理
システムおよび請求項7に記載の情報処理方法によれ
ば、現実世界のオブジェクトを識別する識別情報を取り
込み、記憶されている情報の中から取り込まれた識別情
報に関連する情報を選択し、処理するようにしたので、
簡単、迅速かつ確実に、所望のデータを選択し、処理す
ることが可能となる。
【0071】請求項6に記載の情報処理システムおよび
請求項8に記載の情報処理方法によれば、記憶情報の中
から、取り込まれたキーワードと位置情報に関連する情
報を選択し、出力するようにしたので、簡単、確実、迅
速に、所望の情報を検索することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理システムの一実施例の構成例
を示すブロック図である。
【図2】本発明の情報処理システムの他の実施例の構成
例を示すブロック図である。
【図3】図2の実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図4】本発明の情報処理システムのさらに他の実施例
の構成例を示すブロック図である。
【図5】図4の実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図6】本発明の情報処理システムの他の構成例を示す
ブロック図である。
【図7】図6の実施例における情報登録画面の表示例を
示す図である。
【図8】図6の実施例の検索時における処理を説明する
フローチャートである。
【図9】図6の実施例の検索時の表示例を示す図であ
る。
【図10】図6の実施例の検索結果の表示例を示す図で
ある。
【図11】図6の実施例の検索結果の他の表示例を示す
図である。
【符号の説明】
1 入力部 2 検出部 3 入力部 4 合成部 5 出力部 6 通信部 10 携帯端末 11 ネットワーク 12 データベース 13 現実世界オブジェクト

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現実世界のオブジェクトを識別する識別
    情報を取り込む取込手段と、 所定の情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている記憶情報の中から、前記
    取込手段により取り込まれた前記識別情報に関連する情
    報を選択し、処理する処理手段とを備えることを特徴と
    する情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記処理手段により処理された情報を出
    力する出力手段をさらに備えることを特徴とする請求項
    1に記載の情報処理システム。
  3. 【請求項3】 前記取込手段は、ビデオカメラまたはバ
    ーコードリーダであることを特徴とする請求項1に記載
    の情報処理システム。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は、音声認識のための辞書
    を記憶しており、 前記処理手段は、前記識別情報に関連する辞書を優先的
    に選択することを特徴とする請求項1に記載の情報処理
    システム。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、仮想現実世界の情報を
    記憶しており、 前記処理手段は、前記識別情報に関連する前記仮想現実
    世界の情報を選択することを特徴とする請求項1に記載
    の情報処理システム。
  6. 【請求項6】 所定のキーワードと現実世界の位置情報
    を取り込む取込手段と、 所定の情報を、前記キーワードと位置情報に対応してハ
    イパーメディアとして記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている記憶情報の中から、前記
    取込手段により取り込まれた前記キーワードと位置情報
    に関連する情報を選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された前記ハイパーメディアと
    しての情報を出力する出力手段とを備えることを特徴と
    する情報処理システム。
  7. 【請求項7】 現実世界のオブジェクトを識別する識別
    情報を取り込み、 記憶されている情報の中から、取り込まれた前記識別情
    報に関連する情報を選択し、 選択された情報を処理することを特徴とする情報処理方
    法。
  8. 【請求項8】 所定のキーワードと現実世界の位置情報
    を取り込み、 前記キーワードと位置情報に対応してハイパーメディア
    として記憶されている記憶情報の中から、取り込まれた
    前記キーワードと位置情報に関連する情報を選択し、 選択された前記ハイパーメディアとしての情報を出力す
    ることを特徴とする情報処理方法。
JP7151414A 1995-06-19 1995-06-19 情報処理システムおよび情報処理方法 Pending JPH096798A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7151414A JPH096798A (ja) 1995-06-19 1995-06-19 情報処理システムおよび情報処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7151414A JPH096798A (ja) 1995-06-19 1995-06-19 情報処理システムおよび情報処理方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004196862A Division JP2005004782A (ja) 2004-07-02 2004-07-02 情報処理システム、情報処理装置および情報処理方法、並びに携帯型情報端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH096798A true JPH096798A (ja) 1997-01-10

Family

ID=15518095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7151414A Pending JPH096798A (ja) 1995-06-19 1995-06-19 情報処理システムおよび情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH096798A (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09288494A (ja) * 1996-04-23 1997-11-04 Sony Corp 音声認識装置および音声認識方法
JPH10221106A (ja) * 1997-02-03 1998-08-21 Canon Inc 位置通知システム
JPH1185768A (ja) * 1997-09-12 1999-03-30 Image A:Kk コンピュータで利用する辞書
JPH11134349A (ja) * 1997-10-28 1999-05-21 Fujitsu Ltd 環境適応型情報呈示装置及び実世界データベース
JPH11149483A (ja) * 1997-11-15 1999-06-02 Dainippon Printing Co Ltd 情報配信システム
JPH11161655A (ja) * 1997-11-27 1999-06-18 Nec Yonezawa Ltd 地図検索機能付き情報検索装置
JPH11184670A (ja) * 1997-12-18 1999-07-09 Nec Corp ネットワークアクセスシステム、方法及び記録媒体
JP2000076280A (ja) * 1998-08-31 2000-03-14 Dainippon Printing Co Ltd 地理的情報を利用した情報検索システム
JP2000207314A (ja) * 2000-01-01 2000-07-28 Mitsubishi Electric Corp 情報提供システム
JP2001282666A (ja) * 2000-04-03 2001-10-12 Aruburee:Kk 広告方法及び広告利用方法
JP2002063092A (ja) * 2000-06-09 2002-02-28 Tomy Co Ltd 情報提供システム、情報提供装置、サーバ、玩具、情報提供方法および記録媒体
JP2002073623A (ja) * 2000-09-01 2002-03-12 Sharp Corp 情報提供装置、情報提供方法およびその方法を実現するプログラムを記録した機械読取可能な記録媒体
JP2006238482A (ja) * 2006-04-24 2006-09-07 Sony Corp 携帯無線通信端末、情報処理方法
JP2007034942A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Kobe Steel Ltd 情報処理装置及びそのプログラム
JP2007080242A (ja) * 2005-08-15 2007-03-29 Kobe Steel Ltd 情報処理装置及びそのプログラム
JP2015185119A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 株式会社オプティム 位置コンテンツ提供サーバ、位置コンテンツ提供方法、位置コンテンツ提供サーバ用プログラム
EP2302632B1 (en) * 2005-05-19 2016-02-17 YOSHIDA, Kenji Voice recorder with voice recognition capability
US9521505B2 (en) 1997-10-15 2016-12-13 Nokia Technologies Oy Mobile telephone for internet applications

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0447457A (ja) * 1990-06-13 1992-02-17 Sony Corp 情報検索装置
JPH06317429A (ja) * 1993-02-24 1994-11-15 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 知的トラベル・メイト
JPH07115474A (ja) * 1993-10-20 1995-05-02 Fujitsu Ltd マルチメディア新聞方式

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0447457A (ja) * 1990-06-13 1992-02-17 Sony Corp 情報検索装置
JPH06317429A (ja) * 1993-02-24 1994-11-15 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 知的トラベル・メイト
JPH07115474A (ja) * 1993-10-20 1995-05-02 Fujitsu Ltd マルチメディア新聞方式

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09288494A (ja) * 1996-04-23 1997-11-04 Sony Corp 音声認識装置および音声認識方法
JPH10221106A (ja) * 1997-02-03 1998-08-21 Canon Inc 位置通知システム
JPH1185768A (ja) * 1997-09-12 1999-03-30 Image A:Kk コンピュータで利用する辞書
US9521505B2 (en) 1997-10-15 2016-12-13 Nokia Technologies Oy Mobile telephone for internet applications
JPH11134349A (ja) * 1997-10-28 1999-05-21 Fujitsu Ltd 環境適応型情報呈示装置及び実世界データベース
JPH11149483A (ja) * 1997-11-15 1999-06-02 Dainippon Printing Co Ltd 情報配信システム
JPH11161655A (ja) * 1997-11-27 1999-06-18 Nec Yonezawa Ltd 地図検索機能付き情報検索装置
JPH11184670A (ja) * 1997-12-18 1999-07-09 Nec Corp ネットワークアクセスシステム、方法及び記録媒体
JP2000076280A (ja) * 1998-08-31 2000-03-14 Dainippon Printing Co Ltd 地理的情報を利用した情報検索システム
JP2000207314A (ja) * 2000-01-01 2000-07-28 Mitsubishi Electric Corp 情報提供システム
JP2001282666A (ja) * 2000-04-03 2001-10-12 Aruburee:Kk 広告方法及び広告利用方法
JP2002063092A (ja) * 2000-06-09 2002-02-28 Tomy Co Ltd 情報提供システム、情報提供装置、サーバ、玩具、情報提供方法および記録媒体
JP2002073623A (ja) * 2000-09-01 2002-03-12 Sharp Corp 情報提供装置、情報提供方法およびその方法を実現するプログラムを記録した機械読取可能な記録媒体
EP2302632B1 (en) * 2005-05-19 2016-02-17 YOSHIDA, Kenji Voice recorder with voice recognition capability
JP2007034942A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Kobe Steel Ltd 情報処理装置及びそのプログラム
JP2007080242A (ja) * 2005-08-15 2007-03-29 Kobe Steel Ltd 情報処理装置及びそのプログラム
JP2006238482A (ja) * 2006-04-24 2006-09-07 Sony Corp 携帯無線通信端末、情報処理方法
JP4507118B2 (ja) * 2006-04-24 2010-07-21 ソニー株式会社 携帯無線通信端末、情報処理方法
JP2015185119A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 株式会社オプティム 位置コンテンツ提供サーバ、位置コンテンツ提供方法、位置コンテンツ提供サーバ用プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH096798A (ja) 情報処理システムおよび情報処理方法
US7228327B2 (en) Method and apparatus for delivering content via information retrieval devices
US6055536A (en) Information processing apparatus and information processing method
KR100329378B1 (ko) 정보를어드바이스하는정보처리장치
US20050234851A1 (en) Automatic modification of web pages
US20080071749A1 (en) Method, Apparatus and Computer Program Product for a Tag-Based Visual Search User Interface
JP2006048672A (ja) 情報端末、情報検索システム、および、情報検索方法
US20030088559A1 (en) Information retrieval system and information retrieving method therefor
US20140324858A1 (en) Information processing apparatus, keyword registration method, and program
US11709881B2 (en) Visual menu
US20200026758A1 (en) Search apparatus and search method
JP2002278977A (ja) 質問回答装置、質問回答方法及び質問回答プログラム
US7849046B2 (en) Online consultation system, online consultation apparatus and consultation method thereof
JP2001101232A (ja) 情報処理装置および情報処理方法、並びに記録媒体
CN100471204C (zh) 在短信中动态显示相关信息的系统及其方法
US20130304370A1 (en) Method and apparatus to provide location information
US11314793B2 (en) Query processing
JP5185891B2 (ja) コンテンツ提供装置、コンテンツ提供方法およびコンテンツ提供プログラム
JP2005004782A (ja) 情報処理システム、情報処理装置および情報処理方法、並びに携帯型情報端末装置
EP2458515A1 (en) Method and apparatus for searching contents in a communication system
JP2004246422A (ja) 情報検索支援装置
JP2007148741A (ja) Web検索支援サーバ
JP2001236368A (ja) 情報通信端末、サーバ装置およびそれらを接続した情報通信システム
WO2019098036A1 (ja) 情報処理装置、情報処理端末、および情報処理方法
JP2006058887A (ja) 情報処理システム、並びに、情報処理装置および方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040506

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040702

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041007

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041207

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20041222

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20050128