JP2004246422A - 情報検索支援装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】絞込み検索におけるユーザの操作を簡易なものとするとともに、確実な絞込み検索を可能とする検索語の決定を行う検索支援装置を提供する。
【解決手段】情報検索支援装置100は、検索条件決定処理部101と、関連用語データベース102とを備える。検索条件決定処理部101の検索分野決定部103は、ユーザにより入力された基準キーワードに対応する検索分野を決定する。検索条件決定処理部101の絞込み検索語決定部104は、決定した検索分野に基づき関連用語データベース102から関連キーワードを抽出し、基準キーワードと各関連キーワードとを結合した検索条件に基づき取得した検索結果件数に基づき、絞込み検索を行う検索語を決定する。
【選択図】 図1
【解決手段】情報検索支援装置100は、検索条件決定処理部101と、関連用語データベース102とを備える。検索条件決定処理部101の検索分野決定部103は、ユーザにより入力された基準キーワードに対応する検索分野を決定する。検索条件決定処理部101の絞込み検索語決定部104は、決定した検索分野に基づき関連用語データベース102から関連キーワードを抽出し、基準キーワードと各関連キーワードとを結合した検索条件に基づき取得した検索結果件数に基づき、絞込み検索を行う検索語を決定する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク上に公開された電子文書等について検索の検索を支援する情報検索支援装置に関し、特に絞込み検索を容易に行うための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、インターネットやイントラネット等のネットワーク上に公開された電子文書等について、ユーザに入力されたキーワード又はキーワードを連結した検索式に基づき検索処理を行う検索エンジンを備えた検索支援装置が用いられている。一般に、検索支援装置は、予めWWW(World Wide Web)などの情報空間に存在する電子文書について生成したインデックスを格納するデータベース等の記憶装置を備え、ユーザにより入力されたキーワードに基づいて前記記憶装置を検索し、キーワードと一致するインデックスの電子文書について、URLのリストを検索結果の一覧として表示する手段を有している。
このような検索支援装置においては、検索の対象となる電子文書が膨大な数であるため、通常、検索条件となる複数のキーワードを組合せて検索を行うことが必要となるが、ユーザにとって専門領域外の事項を検索する場合等、検索条件となるキーワードを具体化出来ない場合もある。そのため、絞込み検索を行うための関連キーワードをユーザに提示する手段として、関連用語データベースと、ユーザにより入力された検索条件に対する関連キーワードを前記関連用語データベースから抽出して表示する関連キーワード抽出手段を備えた検索支援装置が公知となっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−269135号公報(第6−7頁,図2−4)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1の検索支援装置を用いた場合には、検索支援装置が表示した複数のキーワードの中から絞込み検索を行うためのキーワードをユーザに選択させる必要があるため、多数の関連キーワードが表示された場合には、必ずしも適切な関連キーワードを選択させることができなかった。この点、特許文献1の検索支援装置では、ユーザの入力した基準キーワードを中心として、関連性の高さに応じた距離に関連キーワードを表示することとしているが、各キーワードの関連性の高さと、絞込み件数とは必ずしも関連しないため、確実に検索結果件数を絞込むための関連キーワードを選択することは困難であった。
また、携帯電話機等の携帯端末を用いた情報検索の場合には入力操作が比較的不便であるため、できるだけ簡易かつ最少の入力操作により検索処理を可能とすることが望ましいが、多数の検索キーワード候補を表示した場合等には、選択操作が煩雑なものとなり、ユーザにとって必ずしも使い勝手の良いものではなかった。
【0005】
本発明は前記課題を解決するためのものであり、絞込み検索におけるユーザの操作を簡易なものとするとともに、確実な絞込み検索を可能とする検索語の決定を行う検索支援装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本発明は、予め検索条件を構成する検索語の候補となる複数のキーワードを関連付けて格納した関連用語データベースと、関連用語データベースに格納されたキーワードから絞込み検索を行うための一の検索語を決定して検索条件を生成する検索条件決定部とを備えた情報検索支援装置であって、前記検索条件決定部は、ユーザにより入力された基準キーワードに基づき関連キーワードを前記関連用語データベースから抽出して、前記基準キーワードと関連キーワードとを組合せた検索条件を生成し、各検索条件毎に取得した当該検索結果件数に基づき絞込み検索に用いる一の検索語を決定する絞込み検索語決定手段を備えたことを特徴とする。
また、前記絞込み検索語決定手段は、前記検索語として決定したキーワードをユーザに対して表示し、ユーザからの応答に応じて、前記基準キーワードに対し、前記検索語として決定したキーワードをAND結合又はNOT結合した検索条件を生成することを特徴とする。
また、前記絞込み検索語決定手段は、各検索条件毎に取得した検索結果件数に基づき、前回検索時の検索結果件数の半数に近い検索結果件数となる検索条件を抽出し、当該検索条件に含まれる関連キーワードを前記検索語として決定することを特徴とする。
また、前記絞込み検索語決定手段は、取得した前記検索結果件数が、前回検索時の検索結果件数の半数から所定範囲に含まれる検索結果件数となる検索条件を抽出し、当該検索条件に含まれる関連キーワードを前記検索語として決定することを特徴とする。
さらに、前記関連用語データベースは、前記各キーワードを、当該キーワードの属する分野毎に分けて格納し、前記検索条件決定部は、ユーザにより入力された基準キーワードの属する分野を検索分野として決定する検索分野決定手段をさらに備え、前記絞込み検索語決定手段は、前記検索分野決定手段により決定された検索分野に属するキーワードを前記関連キーワードとして抽出することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る情報検索支援装置の概略構成を示すブロック図である。
本実施の形態に係る情報検索支援装置100は、検索条件決定処理部101と、関連用語データベース102とを備え、ユーザにより入力された基準キーワードに基づき、関連用語データベース102から関連キーワードを抽出し、当該関連キーワードの中から絞込み検索に用いる検索語を決定する。検索条件決定処理部101は、検索分野決定部103と、絞込み検索語決定部104とを有する。関連用語データベース102は、予め絞込み検索を行うための検索条件を構成する複数のキーワードを格納する。
情報検索支援装置100は、ネットワーク等を介してユーザインタフェース部105と、検索エンジン106とに接続されている。検索エンジン106は、インターネット等のネットワーク107を介して複数のサーバ108に接続され、各サーバ内の電子文書109の検索処理を行う。
検索条件決定処理部101を構成する検索分野決定部103は、ユーザインタフェース部105より送信された基準キーワードに基づき、関連用語データベース102に格納された検索分野から、検索処理に利用する検索分野を決定する。
絞込み検索語決定部104は、検索分野決定部103の決定した検索分野に含まれる関連キーワードを関連用語データベース102から抽出し、各関連キーワード毎に生成した検索条件に基づき検索結果件数を取得し、当該検索結果件数に基づき絞込み検索を行うための一の検索語を決定する。決定した一の検索語をユーザインタフェース部105に送信し、ユーザの応答に応じて検索条件を生成して検索エンジン106に送信し、検索エンジン106から検索結果を取得する。この場合、絞込み検索語決定部104は、生成した検索条件とともに、URL取得フラグ(True又はFalse)を送信する。検索エンジン106は、受信したURL取得フラグが「True」の場合には検索結果件数及び検索結果(URL)を送信し、URL取得フラグが「False」の場合には検索結果件数のみを送信する。
【0008】
図2は関連用語データベース102のデータ構造を示す図であり、図3は関連用語データベース102に格納された各分野の関係を示す概念図である。
関連用語データベース102は、図2に示すように、検索語の候補となるキーワード201と、各キーワードの属する分野202とを有する。図3に示す分野310,320,330及びキーワード311,321,331は、関連用語データベース102内のキーワード201及び分野202に格納されたものを示す。
関連用語データベース102内には、各キーワードをキーとして、当該キーワードが属する全ての分野を値としたハッシュ形式でデータが格納されている。
分野202に格納された各分野は、階層構造で定義されており、下位(子)の分野に属する各キーワードは上位(親)の分野にも属することとなる。
例えば、図3に示すように、分野310は、下位(子)の分野320,330,・・・を有している。従って、下位(子)の分野320,330に属するキーワード321,331は、分野310にも属するキーワードとして定義される。本例の場合では、分野「α」には、キーワード「p,q」の他、下位の分野「β」,「γ」のキーワード「r,s,t,u,v,w,x,y,z」が含まれることとなる。
【0009】
以上の構成により、本実施の形態に係る情報検索支援装置100を用いた検索処理方法について説明する。
図4は、情報検索支援装置100を用いた検索処理の概略を示すフローチャートである。
ユーザインタフェース部105は、ユーザにより入力された基準キーワードを情報検索支援装置100に送信する(ステップ401)。情報検索支援装置100では、受信した基準キーワードに基づき、検索分野決定部103が関連用語データベース102から検索分野候補を抽出する(ステップ402)。検索分野決定部103は、検索結果として取得した検索分野候補をユーザインタフェース部105に送信し(ステップ403)、ユーザインタフェース部105によりユーザに対して検索分野候補を表示させて確認をさせる(ステップ404)。検索分野決定部103は、ユーザインタフェース部105から送信されたユーザの回答に応じて検索分野を決定する(ステップ405)。絞込み検索語決定部104は、決定された検索分野を取得し、当該検索分野に属する関連キーワードを関連用語データベース102から抽出する(ステップ406)。絞込み検索語決定部104は、抽出した全ての関連キーワードに基づき検索条件を生成して検索エンジン106に送信する(ステップ407)。この場合、絞込み検索語決定部104は、検索条件とともにURL取得フラグ「False」を検索エンジン106に送信する。
検索エンジン106は、各検索条件毎に検索処理を行い、検索結果件数を絞込み検索語決定部104に送信する(ステップ408)。絞込み検索語決定部104は、受信した検索結果件数に基づき検索語を決定してユーザインタフェース部105に送信し(ステップ409)、ユーザインタフェース部105によりユーザに対して検索語を表示させて確認をさせる(ステップ410)。絞込み検索語決定部104はユーザインタフェース部105から受信したユーザの回答に応じて検索条件を生成し、検索エンジン106に送信する(ステップ411)。この場合、絞込み検索語決定部104は、検索条件とともにURL取得フラグ「True」を検索エンジン106送信する。
検索エンジン106は、受信した検索条件に基づき検索処理を行い、検索結果を絞込み検索語決定部104に送信する(ステップ412)。絞込み検索語決定部104は、受信した検索結果をユーザインタフェース部105に送信し(ステップ413)、検索結果を表示させる(ステップ414)。
【0010】
図5は、図4に示す検索処理において、検索条件決定処理部101の行う処理手順を示すフローチャートである。
検索条件決定処理部101は、ユーザインタフェース部105から基準キーワードを受信すると(ステップ501)、検索分野決定部103が後述する検索分野決定処理を行う(ステップ502)。決定した検索分野に基づき、絞込み検索語決定部104は、関連用語データベース102から関連キーワードを抽出し(ステップ503)、各関連キーワードに基づく検索条件を生成して、検索エンジン106に送信する(ステップ504)。絞込み検索語決定部104は、検索エンジン106から各検索条件毎の検索結果件数を取得し(ステップ505)、基準キーワードに基づく検索結果件数が、予めユーザにより設定された閾値以下か否かを判定する(ステップ506)。判定の結果、閾値を超えている場合には、後述する検索語決定処理を行い(ステップ507)、ユーザインタフェース部105に決定した検索語を送信し(ステップ508)、ユーザインタフェース部105から送信された回答を受付け(ステップ509)、当該回答に応じた検索条件を生成する(ステップ510)。絞込み検索語決定部104は、生成した検索条件を検索エンジン106に送信し(ステップ504)、検索結果件数を取得する(ステップ505)。
ステップ504〜510の処理を繰り返し、検索結果件数が閾値以下となった場合に(ステップ506)、検索エンジン106から検索結果を取得し、ユーザインタフェース部105に検索結果を送信して、処理を終了する(ステップ511)。
【0011】
図6は、検索分野決定部103の行う検索分野決定処理(図5のステップ502)の詳細を示すフローチャートである。
検索分野決定部103は、ユーザインタフェース部105から送信された基準キーワードを取得し(ステップ601)、関連用語データベース102から分野の検索処理を行う。
分野検索処理としては、関連用語データベース102内を基準キーワードをキーとして検索を行う(ステップ602)。基準キーワードが含まれる場合には(ステップ603)、当該分野をユーザインタフェース部105に送信し(ステップ604)、ユーザに検索分野を確認させ、当該検索分野に関して情報検索処理を行って良いかどうかの回答を入力させる。
ユーザにより入力された回答をユーザインタフェース部105から受信し(ステップ605)、ユーザの回答が「YES」の場合(ステップ606)、送信した分野を検索分野として決定して処理を終了する(ステップ607)。
一方、受信したユーザの回答が「NO」の場合は(ステップ606)、送信した分野の上位(親)に当たる分野を取得する(ステップ608)。取得した分野が最上位階層の分野でない場合は(ステップ609)取得した分野をユーザインタフェース部105に送信し、前記と同様の確認処理を行う(ステップ604〜606)。
ステップ608において取得した分野が最上位階層の分野である場合は(ステップ609)、取得した分野だけでなく、最上位階層に属する全ての分野をユーザインタフェース部105に送信して、ユーザーに検索分野を選択させ(ステップ610)、ユーザが選択した分野を検索分野として決定して処理を終了する(ステップ606)。
関連用語データベース102内に、基準キーワードが含まれる分野が無い場合は(ステップ603)、関連用語データベース102内の最上位階層に属する全ての分野を取得し、ユーザインタフェース部105に送信して、ユーザーに検索分野を選択させ(ステップ610)、ユーザが選択した分野を検索分野として決定して処理を終了する(ステップ606)。
【0012】
図7は、絞込み検索語決定部104の行う検索語決定処理を示すフローチャートである。
絞込み検索語決定部104は、検索分野決定部103により決定された検索分野に基づき、関連用語データベース102から関連キーワードを抽出し、前回の検索条件に対し各関連キーワードをAND結合した検索条件を生成して、各検索条件を検索エンジン106に送信する(ステップ701)。この場合、検索エンジン106に送信するURL取得フラグはfalseとする。全ての検索条件に基づく検索結果件数を検索エンジン106から取得した後(ステップ702〜704)、各検索条件についての検索結果件数を参照し(ステップ705)、検索結果件数が[前回検索時の検索結果件数/2]に最も近い検索条件に用いられた関連キーワードを検索語として決定し、ユーザインタフェース部105に送信して処理を終了する(ステップ706)。
【0013】
以下、図8〜図10を用いて、絞込み検索語決定部104の行う検索語決定処理の具体例を説明する。
図8は、検索対象となる電子文書801と各電子文書に含まれるキーワード802との関係を示す図である。図9は、検索条件901と、検索結果902との関係を示す図であり、検索結果902は、キーワードpと他のキーワードq〜tとの組合せによる絞込み検索の結果を示す。図10は、検索条件1001と、検索結果1002との関係を示す図であり、検索結果1002はキーワードpとキーワードqによる絞込み検索の結果と、他のキーワードr〜tとの組合せによる絞込み検索の結果とを示す。なお、検索語決定処理において取得する検索結果は検索結果件数のみであるが、図9,図10では、説明の便宜上、検索結果902,1002として検索結果件数とともに括弧内に電子文書名を示している。
本例では、ユーザが基準キーワードとしてキーワードpを入力したものとし、決定された検索分野にはキーワードp〜tが含まれるものとする。また、検索結果表示の閾値「2」が設定されているものとする。
図8に示すように、検索対象となる電子文書A〜Fには、キーワードp〜tのいずれかが含まれている。この場合に、検索条件として、ユーザよりキーワードpが入力されると、絞込み検索語決定部104は、検索エンジンにキーワードpを送り、検索結果として、電子文書A〜Fを取得する。
この場合、検索結果件数が閾値を超えているため、図9に示すように、キーワードpと他のキーワードq〜tのそれぞれとを「AND」で組み合わせた複数の検索条件801を検索エンジン106に送り、各検索条件に基づく検索結果902を取得する。
絞込み検索語決定部104は、取得した検索結果902について件数を参照し、初回検索時(検索条件p)の検索結果件数(本例では「6」)の半数に最も近い検索条件を抽出する。本例の場合、検索条件「p AND q」及び「p AND s」が抽出されるが、絞込み検索語決定部104は、先に検索処理を行った検索条件「p AND q」に基づき、新たな検索語「q」をユーザインタフェース部105を介して提示し、「Yes」又は「No」を選択させる。
ここで、ユーザにより「Yes」が選択されると、絞込み検索語決定部104は検索条件「p AND q」を検索エンジンに送り検索結果として「3(A,C,E)」を取得する。この場合の検索結果件数も閾値を超えているため、図10に示すように、検索条件「p AND q」と他のキーワードr〜tとを「AND」で組み合わせた複数の検索条件901を検索エンジン106に送り、各検索条件毎の検索結果1002を取得する。
絞込み検索語決定部104は、取得した検索結果1002について件数を参照し、前回検索時(検索条件p AND q)の検索結果件数(本例では「3」)の半数(この場合は、小数点以下を切り下げて「1」とする)に最も近い検索条件を抽出する。本例の場合、検索条件「p AND q AND s」及び「pAND q AND t」が抽出されるが、絞込み検索語決定部104は、先に検索処理を行った検索条件「p AND q AND s」に基づき、新たな検索語「s」をユーザインタフェース部105を介して提示し、「Yes」又は「No」を選択させる。
ここで、ユーザにより「No」が選択されると、絞込み検索語決定部104は検索条件「p AND q NOT s」を検索エンジン106に送り検索結果として、電子文書A,Cを取得する。この場合の検索結果件数は閾値以下であるため、検索結果をユーザインタフェース部105を介して表示し、処理を終了する。
【0014】
図11,12は、図8〜10に示す検索語決定処理において、ユーザインタフェース部105により表示する表示画面の一例として、検索分野確認画面1100と検索語確認画面1210,1220とを示す図である。
検索分野確認画面1100は、図11に示すように、入力検索キーワード表示部1101と、検索分野候補表示部1102と、確認メッセージ表示部1103と、YESボタン1104,NOボタン1105とを有する。
入力検索キーワード表示部1101には、ユーザにより入力された基準キーワード「p」を表示する。
検索分野候補表示部1102には、検索分野決定部103が決定し、ユーザインタフェース部1105に送信した検索分野「α」を表示する。
ユーザインタフェース部1105は、ユーザに対し、検索分野「α」とともに確認メッセージを表示し、ユーザによるYESボタン1104又はNOボタン1105の操作に応じて、回答を検索条件決定処理部101に送信する。
検索語確認画面1210,1220は、検索分野表示部1211,1221と、検索条件表示部1212,1222と、予測検索回数1213,1223と、検索語表示部1214,1224と、メッセージ表示部1215,1225と、YESボタン1216,1226と、NOボタン1217,1227とを有する。
図12(a)に示すように、初回検索後の検索語確認画面1210には、検索分野決定部103の決定した検索分野「α」と、ユーザにより入力された検索条件「p」と、予測検索回数「2」を表示するとともに、絞込み検索語決定部104の決定した検索語「q」を検索語表示部1214に表示する。ここで表示する予測検索回数は、絞込み検索語決定部104による検索語決定処理の際に、検索結果件数に基づき「log2(検索結果件数)」で算出する。
ユーザインタフェース部105は、検索語「q」を表示するとともに、確認メッセージを表示し、ユーザによるYESボタン1216又はNOボタン1217の操作に応じて、回答を検索条件決定処理部101に送信する。
ユーザによりYESボタン1216が操作された場合には、図12(b)に示すように、検索条件表示部1222に検索条件「p AND q」と、予測検索回数「1」を表示するとともに、絞込み検索語決定部104の決定した検索語「s」を検索語表示部1224を表示する。
ユーザインタフェース部105は、検索語「q」を表示するとともに、確認メッセージを表示し、ユーザによるYESボタン1216又はNOボタン1217の操作に応じて、回答を検索条件決定処理部101に送信する。
【0015】
前記実施の形態では、絞込み検索語決定部の行う検索語決定処理として、前回検索時の検索結果件数の半数に最も近い検索条件に基づき検索語を決定することとしているが、これに限られるものではなく、半数±αの範囲を設定し、当該設定範囲内の検索結果件数となる検索条件に基づき検索語を決定することとしてもよい。
図13は、絞込み検索語決定部の行う検索語決定処理の他の例を示すフローチャートである。
絞込み検索語決定部104は、検索分野決定部103により決定された検索分野に基づき、関連用語データベース102から関連キーワードを抽出し、前回の検索条件に対し各関連キーワードをAND結合した検索条件を生成して、各検索条件を検索エンジン106に送信する(ステップ1301)。この場合、検索エンジン106に送信するURL取得フラグはfalseとする。送信した検索条件に基づく検索結果件数を検索エンジン106から取得し(ステップ1302,1303)、取得した検索結果件数が[前回検索時の検索結果件数/2+α]の範囲内であった場合には(ステップ1304)、対応する検索条件に用いられた関連キーワードを検索語として決定し、ユーザインタフェース部105に送信して処理を終了する(ステップ1307)。
一方、取得した検索結果件数が[前回検索時の検索結果件数/2+α]の範囲内にない場合には、他の全ての検索条件について検索結果件数を取得する(ステップ1302〜1305)。
全ての検索条件について取得した検索結果件数が、[前回検索時の検索結果件数/2+α]の範囲外の場合には、図7に示す処理と同様に、各検索条件についての検索結果件数を参照し(ステップ1306)、検索結果件数が[前回検索時の検索結果件数/2]に最も近い検索条件に用いられた関連キーワードを検索語として決定し、ユーザインタフェース部105に送信して処理を終了する(ステップ1307)。
ここで、設定範囲(±α)は、絞込み検索を効率よく行うことができ、かつ、十分な数の検索条件が該当するような値(α)を設定する。
【0016】
以上のように、本実施の形態に係る情報検索支援装置では、ユーザにより入力された基準キーワードに基づき関連用語データベースから関連キーワードを抽出し、基準キーワードと関連キーワードとを組み合わせた各検索条件毎の検索結果件数に応じて、抽出した関連キーワードの中から絞込み検索を行うための検索語を決定することとしたので、関連キーワードが複数ある場合であっても、ユーザに検索語を選択させること無く絞込み検索を行うことが可能となる。従って、入力操作の不便な端末であっても比較的簡易に検索処理をさせることができる。また、各検索条件毎の検索結果件数に応じて検索語を決定することとしたので、検索結果の絞込みを確実に行うことのできる検索語を選択することが可能となる。
この場合、検索語として決定した関連キーワードを、ユーザインタフェース部を介してユーザに提示し、ユーザからの関連有り又は無しの回答に応じてAND結合又はNOT結合による検索条件の生成を行うこととしたので、検索語として決定した関連キーワードがユーザの求める情報と関連しない場合であっても、適切な絞込み検索を行うことが可能となる。
この場合、前回検索時の検索結果件数の半数に最も近い検索結果件数となる検索条件、又は前回検索時の検索結果件数の半数から所定範囲に含まれる検索結果件数となる検索条件に基づき検索語の決定を行うこととしたので、ユーザからの回答が関連有り又は無しのいずれの場合であっても、検索結果件数を略半数程度に絞り込むことが可能となる。従って、予め設定された閾値以下の検索結果件数とするまでに行う検索回数を、初回検索時の検索結果件数の情報の中から特定の情報を2分探索で検索したときにかかる検索回数程度とすることができる。また、検索結果件数を略確実に半数程度まで絞り込むことが可能となるため、「log2(検索結果件数)」により、予め設定された閾値以下の検索結果件数となるまでの予測検索回数を算出することができる。
さらに、各キーワードを、当該キーワードの属する分野毎に分けて関連用語データベース内に格納し、ユーザにより入力された基準キーワードの属する分野から、関連キーワードを抽出することとしたので、検索語の候補となる関連キーワードの抽出を適切に行うことができる。
【0017】
なお、前記実施の形態では、情報検索支援装置と、ユーザインタフェース部,検索エンジンを別端末により構成した例を示したがこれに限られるものではなく、本実施の形態と同様の処理を可能とするものであれば、同一端末により構成してもよく、また、情報検索支援装置内の各処理部を別端末により構成することとしてもよい。
また、検索分野の決定処理について候補となる検索分野をユーザに提示して「YES」「NO」の回答に応じて検索分野を決定することとしているが、検索分野については比較的選択が容易であり、一回の選択でよいことから、複数の検索分野の候補の一覧を提示して、ユーザに選択させることとしてもよい。この場合も、絞込み検索に用いる検索語については、「YES」「NO」の回答に応じて決定するため、ユーザによる検索語の決定を容易かつ適切なものとすることができる。
また、関連用語データベースについては、全てのユーザに共通のものを用いてもよいが、各ユーザ毎に関連用語データベースと、各ユーザの過去の傾向に基づき各検索分野に格納するキーワードをカスタマイズする手段とを設けることとしてもよい。
【0018】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、、ユーザにより入力された基準キーワードに基づき関連用語データベースから関連キーワードを抽出し、基準キーワードと関連キーワードとを組み合わせた各検索条件毎の検索結果件数に応じて、抽出した関連キーワードの中から絞込み検索を行うための検索語を決定することとしたので、関連キーワードが複数ある場合であっても、ユーザに検索語を選択させること無く絞込み検索を行うことが可能となり、検索語の決定における操作を簡易なものとするとともに、絞込みを確実に行うことのできる検索語を選択させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る情報検索支援装置を備えた情報検索システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】関連用語データベースのデータ構造の一例を示す図である。
【図3】関連用語データベースに格納された分野の階層構造を示す概念図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る情報検索支援装置を備えた情報検索システムによる情報検索処理手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施の形態に係る情報検索支援装置による情報検索処理手順を示すフローチャートである。
【図6】情報検索支援装置を構成する検索分野決定部による分野決定処理手順を示すフローチャートである。
【図7】情報検索支援装置を構成する絞込み検索語決定部による検索語決定処理手順を示すフローチャートである。
【図8】絞込み検索語決定部による検索語決定処理の具体例を説明するための図である。
【図9】絞込み検索語決定部による検索語決定処理の具体例を説明するための図である。
【図10】絞込み検索語決定部による検索語決定処理の具体例を説明するための図である。
【図11】ユーザインタフェース部により表示する検索分野確認画面の一例を示す図である。
【図12】ユーザインタフェース部により表示する検索語確認画面の一例を示す図である。
【図13】情報検索支援装置を構成する絞込み検索語決定部による検索語決定処理手順の他の例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 情報検索支援装置、101 検索条件決定部、102 関連用語データベース、103 検索分野決定部、104 絞込み検索語、105 ユーザインタフェース部、106 検索エンジン、201 分野、202 キーワード。
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク上に公開された電子文書等について検索の検索を支援する情報検索支援装置に関し、特に絞込み検索を容易に行うための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、インターネットやイントラネット等のネットワーク上に公開された電子文書等について、ユーザに入力されたキーワード又はキーワードを連結した検索式に基づき検索処理を行う検索エンジンを備えた検索支援装置が用いられている。一般に、検索支援装置は、予めWWW(World Wide Web)などの情報空間に存在する電子文書について生成したインデックスを格納するデータベース等の記憶装置を備え、ユーザにより入力されたキーワードに基づいて前記記憶装置を検索し、キーワードと一致するインデックスの電子文書について、URLのリストを検索結果の一覧として表示する手段を有している。
このような検索支援装置においては、検索の対象となる電子文書が膨大な数であるため、通常、検索条件となる複数のキーワードを組合せて検索を行うことが必要となるが、ユーザにとって専門領域外の事項を検索する場合等、検索条件となるキーワードを具体化出来ない場合もある。そのため、絞込み検索を行うための関連キーワードをユーザに提示する手段として、関連用語データベースと、ユーザにより入力された検索条件に対する関連キーワードを前記関連用語データベースから抽出して表示する関連キーワード抽出手段を備えた検索支援装置が公知となっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−269135号公報(第6−7頁,図2−4)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1の検索支援装置を用いた場合には、検索支援装置が表示した複数のキーワードの中から絞込み検索を行うためのキーワードをユーザに選択させる必要があるため、多数の関連キーワードが表示された場合には、必ずしも適切な関連キーワードを選択させることができなかった。この点、特許文献1の検索支援装置では、ユーザの入力した基準キーワードを中心として、関連性の高さに応じた距離に関連キーワードを表示することとしているが、各キーワードの関連性の高さと、絞込み件数とは必ずしも関連しないため、確実に検索結果件数を絞込むための関連キーワードを選択することは困難であった。
また、携帯電話機等の携帯端末を用いた情報検索の場合には入力操作が比較的不便であるため、できるだけ簡易かつ最少の入力操作により検索処理を可能とすることが望ましいが、多数の検索キーワード候補を表示した場合等には、選択操作が煩雑なものとなり、ユーザにとって必ずしも使い勝手の良いものではなかった。
【0005】
本発明は前記課題を解決するためのものであり、絞込み検索におけるユーザの操作を簡易なものとするとともに、確実な絞込み検索を可能とする検索語の決定を行う検索支援装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本発明は、予め検索条件を構成する検索語の候補となる複数のキーワードを関連付けて格納した関連用語データベースと、関連用語データベースに格納されたキーワードから絞込み検索を行うための一の検索語を決定して検索条件を生成する検索条件決定部とを備えた情報検索支援装置であって、前記検索条件決定部は、ユーザにより入力された基準キーワードに基づき関連キーワードを前記関連用語データベースから抽出して、前記基準キーワードと関連キーワードとを組合せた検索条件を生成し、各検索条件毎に取得した当該検索結果件数に基づき絞込み検索に用いる一の検索語を決定する絞込み検索語決定手段を備えたことを特徴とする。
また、前記絞込み検索語決定手段は、前記検索語として決定したキーワードをユーザに対して表示し、ユーザからの応答に応じて、前記基準キーワードに対し、前記検索語として決定したキーワードをAND結合又はNOT結合した検索条件を生成することを特徴とする。
また、前記絞込み検索語決定手段は、各検索条件毎に取得した検索結果件数に基づき、前回検索時の検索結果件数の半数に近い検索結果件数となる検索条件を抽出し、当該検索条件に含まれる関連キーワードを前記検索語として決定することを特徴とする。
また、前記絞込み検索語決定手段は、取得した前記検索結果件数が、前回検索時の検索結果件数の半数から所定範囲に含まれる検索結果件数となる検索条件を抽出し、当該検索条件に含まれる関連キーワードを前記検索語として決定することを特徴とする。
さらに、前記関連用語データベースは、前記各キーワードを、当該キーワードの属する分野毎に分けて格納し、前記検索条件決定部は、ユーザにより入力された基準キーワードの属する分野を検索分野として決定する検索分野決定手段をさらに備え、前記絞込み検索語決定手段は、前記検索分野決定手段により決定された検索分野に属するキーワードを前記関連キーワードとして抽出することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る情報検索支援装置の概略構成を示すブロック図である。
本実施の形態に係る情報検索支援装置100は、検索条件決定処理部101と、関連用語データベース102とを備え、ユーザにより入力された基準キーワードに基づき、関連用語データベース102から関連キーワードを抽出し、当該関連キーワードの中から絞込み検索に用いる検索語を決定する。検索条件決定処理部101は、検索分野決定部103と、絞込み検索語決定部104とを有する。関連用語データベース102は、予め絞込み検索を行うための検索条件を構成する複数のキーワードを格納する。
情報検索支援装置100は、ネットワーク等を介してユーザインタフェース部105と、検索エンジン106とに接続されている。検索エンジン106は、インターネット等のネットワーク107を介して複数のサーバ108に接続され、各サーバ内の電子文書109の検索処理を行う。
検索条件決定処理部101を構成する検索分野決定部103は、ユーザインタフェース部105より送信された基準キーワードに基づき、関連用語データベース102に格納された検索分野から、検索処理に利用する検索分野を決定する。
絞込み検索語決定部104は、検索分野決定部103の決定した検索分野に含まれる関連キーワードを関連用語データベース102から抽出し、各関連キーワード毎に生成した検索条件に基づき検索結果件数を取得し、当該検索結果件数に基づき絞込み検索を行うための一の検索語を決定する。決定した一の検索語をユーザインタフェース部105に送信し、ユーザの応答に応じて検索条件を生成して検索エンジン106に送信し、検索エンジン106から検索結果を取得する。この場合、絞込み検索語決定部104は、生成した検索条件とともに、URL取得フラグ(True又はFalse)を送信する。検索エンジン106は、受信したURL取得フラグが「True」の場合には検索結果件数及び検索結果(URL)を送信し、URL取得フラグが「False」の場合には検索結果件数のみを送信する。
【0008】
図2は関連用語データベース102のデータ構造を示す図であり、図3は関連用語データベース102に格納された各分野の関係を示す概念図である。
関連用語データベース102は、図2に示すように、検索語の候補となるキーワード201と、各キーワードの属する分野202とを有する。図3に示す分野310,320,330及びキーワード311,321,331は、関連用語データベース102内のキーワード201及び分野202に格納されたものを示す。
関連用語データベース102内には、各キーワードをキーとして、当該キーワードが属する全ての分野を値としたハッシュ形式でデータが格納されている。
分野202に格納された各分野は、階層構造で定義されており、下位(子)の分野に属する各キーワードは上位(親)の分野にも属することとなる。
例えば、図3に示すように、分野310は、下位(子)の分野320,330,・・・を有している。従って、下位(子)の分野320,330に属するキーワード321,331は、分野310にも属するキーワードとして定義される。本例の場合では、分野「α」には、キーワード「p,q」の他、下位の分野「β」,「γ」のキーワード「r,s,t,u,v,w,x,y,z」が含まれることとなる。
【0009】
以上の構成により、本実施の形態に係る情報検索支援装置100を用いた検索処理方法について説明する。
図4は、情報検索支援装置100を用いた検索処理の概略を示すフローチャートである。
ユーザインタフェース部105は、ユーザにより入力された基準キーワードを情報検索支援装置100に送信する(ステップ401)。情報検索支援装置100では、受信した基準キーワードに基づき、検索分野決定部103が関連用語データベース102から検索分野候補を抽出する(ステップ402)。検索分野決定部103は、検索結果として取得した検索分野候補をユーザインタフェース部105に送信し(ステップ403)、ユーザインタフェース部105によりユーザに対して検索分野候補を表示させて確認をさせる(ステップ404)。検索分野決定部103は、ユーザインタフェース部105から送信されたユーザの回答に応じて検索分野を決定する(ステップ405)。絞込み検索語決定部104は、決定された検索分野を取得し、当該検索分野に属する関連キーワードを関連用語データベース102から抽出する(ステップ406)。絞込み検索語決定部104は、抽出した全ての関連キーワードに基づき検索条件を生成して検索エンジン106に送信する(ステップ407)。この場合、絞込み検索語決定部104は、検索条件とともにURL取得フラグ「False」を検索エンジン106に送信する。
検索エンジン106は、各検索条件毎に検索処理を行い、検索結果件数を絞込み検索語決定部104に送信する(ステップ408)。絞込み検索語決定部104は、受信した検索結果件数に基づき検索語を決定してユーザインタフェース部105に送信し(ステップ409)、ユーザインタフェース部105によりユーザに対して検索語を表示させて確認をさせる(ステップ410)。絞込み検索語決定部104はユーザインタフェース部105から受信したユーザの回答に応じて検索条件を生成し、検索エンジン106に送信する(ステップ411)。この場合、絞込み検索語決定部104は、検索条件とともにURL取得フラグ「True」を検索エンジン106送信する。
検索エンジン106は、受信した検索条件に基づき検索処理を行い、検索結果を絞込み検索語決定部104に送信する(ステップ412)。絞込み検索語決定部104は、受信した検索結果をユーザインタフェース部105に送信し(ステップ413)、検索結果を表示させる(ステップ414)。
【0010】
図5は、図4に示す検索処理において、検索条件決定処理部101の行う処理手順を示すフローチャートである。
検索条件決定処理部101は、ユーザインタフェース部105から基準キーワードを受信すると(ステップ501)、検索分野決定部103が後述する検索分野決定処理を行う(ステップ502)。決定した検索分野に基づき、絞込み検索語決定部104は、関連用語データベース102から関連キーワードを抽出し(ステップ503)、各関連キーワードに基づく検索条件を生成して、検索エンジン106に送信する(ステップ504)。絞込み検索語決定部104は、検索エンジン106から各検索条件毎の検索結果件数を取得し(ステップ505)、基準キーワードに基づく検索結果件数が、予めユーザにより設定された閾値以下か否かを判定する(ステップ506)。判定の結果、閾値を超えている場合には、後述する検索語決定処理を行い(ステップ507)、ユーザインタフェース部105に決定した検索語を送信し(ステップ508)、ユーザインタフェース部105から送信された回答を受付け(ステップ509)、当該回答に応じた検索条件を生成する(ステップ510)。絞込み検索語決定部104は、生成した検索条件を検索エンジン106に送信し(ステップ504)、検索結果件数を取得する(ステップ505)。
ステップ504〜510の処理を繰り返し、検索結果件数が閾値以下となった場合に(ステップ506)、検索エンジン106から検索結果を取得し、ユーザインタフェース部105に検索結果を送信して、処理を終了する(ステップ511)。
【0011】
図6は、検索分野決定部103の行う検索分野決定処理(図5のステップ502)の詳細を示すフローチャートである。
検索分野決定部103は、ユーザインタフェース部105から送信された基準キーワードを取得し(ステップ601)、関連用語データベース102から分野の検索処理を行う。
分野検索処理としては、関連用語データベース102内を基準キーワードをキーとして検索を行う(ステップ602)。基準キーワードが含まれる場合には(ステップ603)、当該分野をユーザインタフェース部105に送信し(ステップ604)、ユーザに検索分野を確認させ、当該検索分野に関して情報検索処理を行って良いかどうかの回答を入力させる。
ユーザにより入力された回答をユーザインタフェース部105から受信し(ステップ605)、ユーザの回答が「YES」の場合(ステップ606)、送信した分野を検索分野として決定して処理を終了する(ステップ607)。
一方、受信したユーザの回答が「NO」の場合は(ステップ606)、送信した分野の上位(親)に当たる分野を取得する(ステップ608)。取得した分野が最上位階層の分野でない場合は(ステップ609)取得した分野をユーザインタフェース部105に送信し、前記と同様の確認処理を行う(ステップ604〜606)。
ステップ608において取得した分野が最上位階層の分野である場合は(ステップ609)、取得した分野だけでなく、最上位階層に属する全ての分野をユーザインタフェース部105に送信して、ユーザーに検索分野を選択させ(ステップ610)、ユーザが選択した分野を検索分野として決定して処理を終了する(ステップ606)。
関連用語データベース102内に、基準キーワードが含まれる分野が無い場合は(ステップ603)、関連用語データベース102内の最上位階層に属する全ての分野を取得し、ユーザインタフェース部105に送信して、ユーザーに検索分野を選択させ(ステップ610)、ユーザが選択した分野を検索分野として決定して処理を終了する(ステップ606)。
【0012】
図7は、絞込み検索語決定部104の行う検索語決定処理を示すフローチャートである。
絞込み検索語決定部104は、検索分野決定部103により決定された検索分野に基づき、関連用語データベース102から関連キーワードを抽出し、前回の検索条件に対し各関連キーワードをAND結合した検索条件を生成して、各検索条件を検索エンジン106に送信する(ステップ701)。この場合、検索エンジン106に送信するURL取得フラグはfalseとする。全ての検索条件に基づく検索結果件数を検索エンジン106から取得した後(ステップ702〜704)、各検索条件についての検索結果件数を参照し(ステップ705)、検索結果件数が[前回検索時の検索結果件数/2]に最も近い検索条件に用いられた関連キーワードを検索語として決定し、ユーザインタフェース部105に送信して処理を終了する(ステップ706)。
【0013】
以下、図8〜図10を用いて、絞込み検索語決定部104の行う検索語決定処理の具体例を説明する。
図8は、検索対象となる電子文書801と各電子文書に含まれるキーワード802との関係を示す図である。図9は、検索条件901と、検索結果902との関係を示す図であり、検索結果902は、キーワードpと他のキーワードq〜tとの組合せによる絞込み検索の結果を示す。図10は、検索条件1001と、検索結果1002との関係を示す図であり、検索結果1002はキーワードpとキーワードqによる絞込み検索の結果と、他のキーワードr〜tとの組合せによる絞込み検索の結果とを示す。なお、検索語決定処理において取得する検索結果は検索結果件数のみであるが、図9,図10では、説明の便宜上、検索結果902,1002として検索結果件数とともに括弧内に電子文書名を示している。
本例では、ユーザが基準キーワードとしてキーワードpを入力したものとし、決定された検索分野にはキーワードp〜tが含まれるものとする。また、検索結果表示の閾値「2」が設定されているものとする。
図8に示すように、検索対象となる電子文書A〜Fには、キーワードp〜tのいずれかが含まれている。この場合に、検索条件として、ユーザよりキーワードpが入力されると、絞込み検索語決定部104は、検索エンジンにキーワードpを送り、検索結果として、電子文書A〜Fを取得する。
この場合、検索結果件数が閾値を超えているため、図9に示すように、キーワードpと他のキーワードq〜tのそれぞれとを「AND」で組み合わせた複数の検索条件801を検索エンジン106に送り、各検索条件に基づく検索結果902を取得する。
絞込み検索語決定部104は、取得した検索結果902について件数を参照し、初回検索時(検索条件p)の検索結果件数(本例では「6」)の半数に最も近い検索条件を抽出する。本例の場合、検索条件「p AND q」及び「p AND s」が抽出されるが、絞込み検索語決定部104は、先に検索処理を行った検索条件「p AND q」に基づき、新たな検索語「q」をユーザインタフェース部105を介して提示し、「Yes」又は「No」を選択させる。
ここで、ユーザにより「Yes」が選択されると、絞込み検索語決定部104は検索条件「p AND q」を検索エンジンに送り検索結果として「3(A,C,E)」を取得する。この場合の検索結果件数も閾値を超えているため、図10に示すように、検索条件「p AND q」と他のキーワードr〜tとを「AND」で組み合わせた複数の検索条件901を検索エンジン106に送り、各検索条件毎の検索結果1002を取得する。
絞込み検索語決定部104は、取得した検索結果1002について件数を参照し、前回検索時(検索条件p AND q)の検索結果件数(本例では「3」)の半数(この場合は、小数点以下を切り下げて「1」とする)に最も近い検索条件を抽出する。本例の場合、検索条件「p AND q AND s」及び「pAND q AND t」が抽出されるが、絞込み検索語決定部104は、先に検索処理を行った検索条件「p AND q AND s」に基づき、新たな検索語「s」をユーザインタフェース部105を介して提示し、「Yes」又は「No」を選択させる。
ここで、ユーザにより「No」が選択されると、絞込み検索語決定部104は検索条件「p AND q NOT s」を検索エンジン106に送り検索結果として、電子文書A,Cを取得する。この場合の検索結果件数は閾値以下であるため、検索結果をユーザインタフェース部105を介して表示し、処理を終了する。
【0014】
図11,12は、図8〜10に示す検索語決定処理において、ユーザインタフェース部105により表示する表示画面の一例として、検索分野確認画面1100と検索語確認画面1210,1220とを示す図である。
検索分野確認画面1100は、図11に示すように、入力検索キーワード表示部1101と、検索分野候補表示部1102と、確認メッセージ表示部1103と、YESボタン1104,NOボタン1105とを有する。
入力検索キーワード表示部1101には、ユーザにより入力された基準キーワード「p」を表示する。
検索分野候補表示部1102には、検索分野決定部103が決定し、ユーザインタフェース部1105に送信した検索分野「α」を表示する。
ユーザインタフェース部1105は、ユーザに対し、検索分野「α」とともに確認メッセージを表示し、ユーザによるYESボタン1104又はNOボタン1105の操作に応じて、回答を検索条件決定処理部101に送信する。
検索語確認画面1210,1220は、検索分野表示部1211,1221と、検索条件表示部1212,1222と、予測検索回数1213,1223と、検索語表示部1214,1224と、メッセージ表示部1215,1225と、YESボタン1216,1226と、NOボタン1217,1227とを有する。
図12(a)に示すように、初回検索後の検索語確認画面1210には、検索分野決定部103の決定した検索分野「α」と、ユーザにより入力された検索条件「p」と、予測検索回数「2」を表示するとともに、絞込み検索語決定部104の決定した検索語「q」を検索語表示部1214に表示する。ここで表示する予測検索回数は、絞込み検索語決定部104による検索語決定処理の際に、検索結果件数に基づき「log2(検索結果件数)」で算出する。
ユーザインタフェース部105は、検索語「q」を表示するとともに、確認メッセージを表示し、ユーザによるYESボタン1216又はNOボタン1217の操作に応じて、回答を検索条件決定処理部101に送信する。
ユーザによりYESボタン1216が操作された場合には、図12(b)に示すように、検索条件表示部1222に検索条件「p AND q」と、予測検索回数「1」を表示するとともに、絞込み検索語決定部104の決定した検索語「s」を検索語表示部1224を表示する。
ユーザインタフェース部105は、検索語「q」を表示するとともに、確認メッセージを表示し、ユーザによるYESボタン1216又はNOボタン1217の操作に応じて、回答を検索条件決定処理部101に送信する。
【0015】
前記実施の形態では、絞込み検索語決定部の行う検索語決定処理として、前回検索時の検索結果件数の半数に最も近い検索条件に基づき検索語を決定することとしているが、これに限られるものではなく、半数±αの範囲を設定し、当該設定範囲内の検索結果件数となる検索条件に基づき検索語を決定することとしてもよい。
図13は、絞込み検索語決定部の行う検索語決定処理の他の例を示すフローチャートである。
絞込み検索語決定部104は、検索分野決定部103により決定された検索分野に基づき、関連用語データベース102から関連キーワードを抽出し、前回の検索条件に対し各関連キーワードをAND結合した検索条件を生成して、各検索条件を検索エンジン106に送信する(ステップ1301)。この場合、検索エンジン106に送信するURL取得フラグはfalseとする。送信した検索条件に基づく検索結果件数を検索エンジン106から取得し(ステップ1302,1303)、取得した検索結果件数が[前回検索時の検索結果件数/2+α]の範囲内であった場合には(ステップ1304)、対応する検索条件に用いられた関連キーワードを検索語として決定し、ユーザインタフェース部105に送信して処理を終了する(ステップ1307)。
一方、取得した検索結果件数が[前回検索時の検索結果件数/2+α]の範囲内にない場合には、他の全ての検索条件について検索結果件数を取得する(ステップ1302〜1305)。
全ての検索条件について取得した検索結果件数が、[前回検索時の検索結果件数/2+α]の範囲外の場合には、図7に示す処理と同様に、各検索条件についての検索結果件数を参照し(ステップ1306)、検索結果件数が[前回検索時の検索結果件数/2]に最も近い検索条件に用いられた関連キーワードを検索語として決定し、ユーザインタフェース部105に送信して処理を終了する(ステップ1307)。
ここで、設定範囲(±α)は、絞込み検索を効率よく行うことができ、かつ、十分な数の検索条件が該当するような値(α)を設定する。
【0016】
以上のように、本実施の形態に係る情報検索支援装置では、ユーザにより入力された基準キーワードに基づき関連用語データベースから関連キーワードを抽出し、基準キーワードと関連キーワードとを組み合わせた各検索条件毎の検索結果件数に応じて、抽出した関連キーワードの中から絞込み検索を行うための検索語を決定することとしたので、関連キーワードが複数ある場合であっても、ユーザに検索語を選択させること無く絞込み検索を行うことが可能となる。従って、入力操作の不便な端末であっても比較的簡易に検索処理をさせることができる。また、各検索条件毎の検索結果件数に応じて検索語を決定することとしたので、検索結果の絞込みを確実に行うことのできる検索語を選択することが可能となる。
この場合、検索語として決定した関連キーワードを、ユーザインタフェース部を介してユーザに提示し、ユーザからの関連有り又は無しの回答に応じてAND結合又はNOT結合による検索条件の生成を行うこととしたので、検索語として決定した関連キーワードがユーザの求める情報と関連しない場合であっても、適切な絞込み検索を行うことが可能となる。
この場合、前回検索時の検索結果件数の半数に最も近い検索結果件数となる検索条件、又は前回検索時の検索結果件数の半数から所定範囲に含まれる検索結果件数となる検索条件に基づき検索語の決定を行うこととしたので、ユーザからの回答が関連有り又は無しのいずれの場合であっても、検索結果件数を略半数程度に絞り込むことが可能となる。従って、予め設定された閾値以下の検索結果件数とするまでに行う検索回数を、初回検索時の検索結果件数の情報の中から特定の情報を2分探索で検索したときにかかる検索回数程度とすることができる。また、検索結果件数を略確実に半数程度まで絞り込むことが可能となるため、「log2(検索結果件数)」により、予め設定された閾値以下の検索結果件数となるまでの予測検索回数を算出することができる。
さらに、各キーワードを、当該キーワードの属する分野毎に分けて関連用語データベース内に格納し、ユーザにより入力された基準キーワードの属する分野から、関連キーワードを抽出することとしたので、検索語の候補となる関連キーワードの抽出を適切に行うことができる。
【0017】
なお、前記実施の形態では、情報検索支援装置と、ユーザインタフェース部,検索エンジンを別端末により構成した例を示したがこれに限られるものではなく、本実施の形態と同様の処理を可能とするものであれば、同一端末により構成してもよく、また、情報検索支援装置内の各処理部を別端末により構成することとしてもよい。
また、検索分野の決定処理について候補となる検索分野をユーザに提示して「YES」「NO」の回答に応じて検索分野を決定することとしているが、検索分野については比較的選択が容易であり、一回の選択でよいことから、複数の検索分野の候補の一覧を提示して、ユーザに選択させることとしてもよい。この場合も、絞込み検索に用いる検索語については、「YES」「NO」の回答に応じて決定するため、ユーザによる検索語の決定を容易かつ適切なものとすることができる。
また、関連用語データベースについては、全てのユーザに共通のものを用いてもよいが、各ユーザ毎に関連用語データベースと、各ユーザの過去の傾向に基づき各検索分野に格納するキーワードをカスタマイズする手段とを設けることとしてもよい。
【0018】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、、ユーザにより入力された基準キーワードに基づき関連用語データベースから関連キーワードを抽出し、基準キーワードと関連キーワードとを組み合わせた各検索条件毎の検索結果件数に応じて、抽出した関連キーワードの中から絞込み検索を行うための検索語を決定することとしたので、関連キーワードが複数ある場合であっても、ユーザに検索語を選択させること無く絞込み検索を行うことが可能となり、検索語の決定における操作を簡易なものとするとともに、絞込みを確実に行うことのできる検索語を選択させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る情報検索支援装置を備えた情報検索システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】関連用語データベースのデータ構造の一例を示す図である。
【図3】関連用語データベースに格納された分野の階層構造を示す概念図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る情報検索支援装置を備えた情報検索システムによる情報検索処理手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施の形態に係る情報検索支援装置による情報検索処理手順を示すフローチャートである。
【図6】情報検索支援装置を構成する検索分野決定部による分野決定処理手順を示すフローチャートである。
【図7】情報検索支援装置を構成する絞込み検索語決定部による検索語決定処理手順を示すフローチャートである。
【図8】絞込み検索語決定部による検索語決定処理の具体例を説明するための図である。
【図9】絞込み検索語決定部による検索語決定処理の具体例を説明するための図である。
【図10】絞込み検索語決定部による検索語決定処理の具体例を説明するための図である。
【図11】ユーザインタフェース部により表示する検索分野確認画面の一例を示す図である。
【図12】ユーザインタフェース部により表示する検索語確認画面の一例を示す図である。
【図13】情報検索支援装置を構成する絞込み検索語決定部による検索語決定処理手順の他の例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 情報検索支援装置、101 検索条件決定部、102 関連用語データベース、103 検索分野決定部、104 絞込み検索語、105 ユーザインタフェース部、106 検索エンジン、201 分野、202 キーワード。
Claims (5)
- 予め検索条件を構成する検索語の候補となる複数のキーワードを関連付けて格納した関連用語データベースと、
関連用語データベースに格納されたキーワードから絞込み検索を行うための一の検索語を決定して検索条件を生成する検索条件決定部とを備えた情報検索支援装置であって、
前記検索条件決定部は、
ユーザにより入力された基準キーワードに基づき関連キーワードを前記関連用語データベースから抽出して、前記基準キーワードと関連キーワードとを組合せた検索条件を生成し、各検索条件毎に取得した検索結果件数に基づき絞込み検索に用いる一の検索語を決定する絞込み検索語決定手段を備えたことを特徴とする情報検索支援装置。 - 前記絞込み検索語決定手段は、前記検索語として決定したキーワードをユーザに対して表示し、ユーザからの応答に応じて、前記基準キーワードに対し、前記検索語として決定したキーワードをAND結合又はNOT結合した検索条件を生成することを特徴とする請求項1に記載の情報検索支援装置。
- 前記絞込み検索語決定手段は、各検索条件毎に取得した検索結果件数に基づき、前回検索時の検索結果件数の半数に近い検索結果件数となる検索条件を抽出し、当該検索条件に含まれる関連キーワードを前記検索語として決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報検索支援装置。
- 前記絞込み検索語決定手段は、取得した前記検索結果件数が、前回検索時の検索結果件数の半数から所定範囲に含まれる検索結果件数となる検索条件を抽出し、当該検索条件に含まれる関連キーワードを前記検索語として決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報検索支援装置。
- 前記関連用語データベースは、前記各キーワードを、当該キーワードの属する分野毎に分けて格納し、
前記検索条件決定部は、ユーザにより入力された基準キーワードの属する分野を検索分野として決定する検索分野決定手段をさらに備え、
前記絞込み検索語決定手段は、前記検索分野決定手段により決定された検索分野に属するキーワードを前記関連キーワードとして抽出することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の情報検索支援装置。
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