JP4869115B2 - 情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラム、及び記録媒体 - Google Patents
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Description
本発明は情報処理システムに関し、特に、大量に収集されるＷｅｂサイトやデータベースの更新情報を効率的に整理・管理する情報処理システムに関するものである。
近年、ＲＳＳリーダを用いて、Ｗｅｂサイトやデータベースの更新情報を収集する技術が普及しつつある。このＲＳＳリーダとは、Ｗｅｂサイトやデータベースなどの情報ソースのＲＳＳ配信情報を収集して、更新された情報の一覧を表示し、その情報へのアクセスを簡単に効率的に行うことができるようにしたソフトウェアである。ＲＳＳリーダを利用することで、複数の情報ソースの更新情報を一元的に収集、閲覧することができ、作業の効率化を図ることができる。また、ＲＳＳリーダを利用することで大量の更新情報を収集することができる。
しかし、現状では収集した情報の確認をユーザがコンピュータ上で行う必要があり、作業が限られた場所や状況に限定されるという問題がある。また、画面の大きさや解像度など、機器の仕様、性能によっては、収集した情報の確認や理解が困難であったり、必要な情報の登録作業が面倒であるなどの問題がある。
また、最近ではＷｅｂブラウザで閲覧する文書をブックマークとして登録し、またブックマーク情報をネットワーク上に保持して共有することができるサービス（オンラインブックマークサービス）が提供されている。これにより、異なる機器間、複数のユーザ間でブックマーク情報の共有が可能となっている。オンラインブックマークサービスとして、例えば、del.icio.us（http://del.icio.us/）、はてなブックマーク（http://b.hatena.ne.jp/）などのサービスがある。
しかし、現状では収集した情報の確認をユーザがコンピュータ上で行う必要があり、作業が限られた場所や状況に限定されるという問題がある。また、画面の大きさや解像度など、機器の仕様、性能によっては、収集した情報の確認や理解が困難であったり、必要な情報の登録作業が面倒であるなどの問題がある。
また、最近ではＷｅｂブラウザで閲覧する文書をブックマークとして登録し、またブックマーク情報をネットワーク上に保持して共有することができるサービス（オンラインブックマークサービス）が提供されている。これにより、異なる機器間、複数のユーザ間でブックマーク情報の共有が可能となっている。オンラインブックマークサービスとして、例えば、del.icio.us（http://del.icio.us/）、はてなブックマーク（http://b.hatena.ne.jp/）などのサービスがある。
また、特許文献１には、閲覧している文書を簡単に必要情報として登録（ブックマーク）することができる技術が開示されている。これは、ユーザが任意のアプリケーションで閲覧している任意の文書に対して、評価情報を簡単に入力、登録することができ、登録した評価情報を共有することで、大量の情報の中から有益な情報を効率的に利用することが開示されている。
また、特許文献２には、ユーザが任意のアプリケーションで閲覧している任意の文書等の情報（タスクリソース）を仕事（タスク）と関連付けて整理・管理することができる技術が開示されている。これは、ユーザが複数のシステムやサービスに分散して管理されているタスクに関連する情報をタスクリソースという観点で整理、管理することができ、かつ、ユーザが複数のタスクやグループに属している場合であっても、個人的に必要な情報の整理、管理と、グループで共有すべき情報の整理、管理を同一の情報空間で簡単にシームレスに行うことが開示されている。
特開２００６−２６０５２２公報
特開２００７−４８２４０公報
また、特許文献２には、ユーザが任意のアプリケーションで閲覧している任意の文書等の情報（タスクリソース）を仕事（タスク）と関連付けて整理・管理することができる技術が開示されている。これは、ユーザが複数のシステムやサービスに分散して管理されているタスクに関連する情報をタスクリソースという観点で整理、管理することができ、かつ、ユーザが複数のタスクやグループに属している場合であっても、個人的に必要な情報の整理、管理と、グループで共有すべき情報の整理、管理を同一の情報空間で簡単にシームレスに行うことが開示されている。
しかしながら、上述の従来技術は、重要なあるいは必要な電子文書や紙文書を登録（ブックマーク）する際に、電子文書や紙文書に後の検索、参照、共有するために有用な情報を付加して登録することを提供するための技術であるが、大量の情報の中から登録の対象となる文書を、ユーザが文書の内容を確認して選択しなくてはならなかった。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、大量に収集した情報から登録（ブックマーク）の対象となる文書の選択を、ユーザが効率的かつ容易に行えるようにする情報処理システムを提供することを目的とする。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、大量に収集した情報から登録（ブックマーク）の対象となる文書の選択を、ユーザが効率的かつ容易に行えるようにする情報処理システムを提供することを目的とする。
請求項１に記載の情報処理システムは、情報ソースの更新情報を収集して印刷する更新情報印刷装置と、更新情報印刷装置により印刷された紙上の機械可読コードを読み取ることで情報に対する処理を実行する処理実行装置からなる情報処理システムであって、前記更新情報印刷装置が、情報ソースの更新情報を収集する更新情報収集部と、収集した更新情報と更新情報に対する登録の指示を行う処理情報と更新情報のＵＲＬから生成された機械可読な処理指示コードを印刷する更新情報印刷部と、を備え、前記処理実行装置が紙上の処理指示コードを読み取る画像読み取り部と、読み取った処理指示コードから前記処理情報と前記更新情報のＵＲＬとを抽出する処理指示情報抽出部と、抽出した処理情報と更新情報のＵＲＬに基づいて更新情報のＵＲＬを所定の外部装置に登録させるための処理指示情報を生成し、実行する処理実行部と、を備えたことを特徴とする。
請求項２に記載の発明は、請求項１に記載の情報処理システムであって、タスクリソース情報を管理するタスク情報管理部を持つ情報管理装置を有し、更新情報印刷装置の更新情報印刷時にタスク情報と関連タスク指定を指示する機械可読コードを印刷し、処理実行装置において、関連タスク指定指示情報が読み取られた後に、登録指示情報が読み取られた場合に、情報登録処理の際に指定された関連タスク情報をあわせて登録することを特徴とする。
請求項３に記載の情報処理方法は、情報ソースの更新情報を収集して印刷する更新情報印刷装置と、更新情報印刷装置により印刷された紙上の機械可読コードを読み取ることで情報に対する処理を実行する処理実行装置からなる情報処理方法であって、前記更新情報印刷装置が、情報ソースの更新情報を収集する更新情報収集ステップと、収集した更新情報と更新情報に対する登録の指示を行う処理情報と更新情報のＵＲＬから生成された機械可読な処理指示コードを印刷する更新情報印刷ステップと、を備え、前記処理実行装置が紙上の処理指示コードを読み取る画像読み取りステップと、読み取った処理指示コードから前記処理情報と前記更新情報のＵＲＬとを抽出する処理指示情報抽出ステップと、抽出した処理情報と更新情報のＵＲＬに基づいて更新情報のＵＲＬを所定の外部装置に登録させるための処理指示情報を生成し、実行する処理実行ステップと、を持つことを特徴とする。
請求項４に記載の発明は、請求項３に記載の情報処理方法であって、タスクリソース情報を管理するタスク情報管理ステップを持つ情報管理ステップを有し、前記更新情報印刷ステップにおける更新情報印刷時に、前記タスクリソース情報と関連タスク指定指示情報を指示する機械可読コードを印刷し、前記処理実行ステップにおいて、関連タスク指定指示情報が読み取られた後に、登録指示情報が読み取られた場合に、情報登録処理の際に指定された関連タスク情報をあわせて登録することを特徴とする。
請求項５に記載の発明は、請求項３又は４に記載の情報処理方法をコンピュータが制御可能にプログラミングする情報処理プログラムであることを特徴とする。
請求項６に記載の発明は、請求項５に記載の情報処理プログラムをコンピュータが読み取り可能な形式で記録した記録媒体であることを特徴とする。
請求項５に記載の発明は、請求項３又は４に記載の情報処理方法をコンピュータが制御可能にプログラミングする情報処理プログラムであることを特徴とする。
請求項６に記載の発明は、請求項５に記載の情報処理プログラムをコンピュータが読み取り可能な形式で記録した記録媒体であることを特徴とする。
本発明によれば、Ｗｅｂサイトなど情報ソースの更新情報を収集して印刷する更新情報印刷装置と、更新情報印刷装置により印刷された紙上の機械可読コードを読み取ることで情報に対する処理を実行する処理実行装置からなる情報処理システムであって、更新情報印刷装置が、Ｗｅｂサイトなど情報ソースの更新情報を収集する更新情報収集部と、収集した更新情報と更新情報に対する処理の指示を行うための機械可読な処理指示コードを印刷する更新情報印刷部とを持ち、処理実行装置が紙上の処理指示コードを読み取る画像読み取り部と、読み取った処理指示コードから処理指示情報を抽出する処理指示情報抽出部と、抽出した処理指示情報に基づいて情報に対する処理を実行する処理実行部と、を備えるので、収集した更新情報を紙に印刷することでユーザは大量の情報を一覧したり、読むことが容易にできる。また情報に対する処理指示を機械可読なコードとして印刷することで、ユーザは携帯端末を用いて情報の登録や表示などの処理を簡単に実行することができる。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
［第１の実施の形態］
まず、本発明の第１の実施の形態について説明する。第１の実施の形態のシステム構成図を図１に示す。本システムは、ネットワークで接続された更新情報印刷装置１００と更新情報印刷装置２００とで構成される。また、情報登録先となる外部のブックマークサービス５００がネットワーク６００上で利用可能であるものとする。
最初に、更新情報印刷装置１００と処理実行装置２００の構成例について簡単に説明する。更新情報印刷装置１００は、ＲＳＳ（Rich Site Summary）配信サービスによりＷｅｂサイト３００やデータベース４００などの情報ソースの更新情報を収集して、収集した情報を紙に印刷する。印刷する際には、情報ごとに情報を識別する機械可読なコード（バーコードや２次元コード）と、ユーザの指示を可能にするマーキング領域を付加して印刷する。
［第１の実施の形態］
まず、本発明の第１の実施の形態について説明する。第１の実施の形態のシステム構成図を図１に示す。本システムは、ネットワークで接続された更新情報印刷装置１００と更新情報印刷装置２００とで構成される。また、情報登録先となる外部のブックマークサービス５００がネットワーク６００上で利用可能であるものとする。
最初に、更新情報印刷装置１００と処理実行装置２００の構成例について簡単に説明する。更新情報印刷装置１００は、ＲＳＳ（Rich Site Summary）配信サービスによりＷｅｂサイト３００やデータベース４００などの情報ソースの更新情報を収集して、収集した情報を紙に印刷する。印刷する際には、情報ごとに情報を識別する機械可読なコード（バーコードや２次元コード）と、ユーザの指示を可能にするマーキング領域を付加して印刷する。
更新情報印刷装置１００は、図２（ａ）に示すように、コンピュータ８１０とコンピュータ８１０に接続された印刷装置８２０で構成されていても良いし、図２（ｂ）に示すように、計算処理を持ち、プログラム搭載が可能で、印刷が可能な機器単体として動作する複合機（ＭＦＰ）８３０のようなものでも良い。
更新情報印刷装置１００は以下の要素で構成される。
（１）更新情報収集部１４０
更新情報収集部１４０は、指定されたＲＳＳ配信ＵＲＬ（Uniform Resource Locator）にアクセスして、Ｗｅｂサイト３００やデータベース４００の更新情報を取得する。ＲＳＳ配信ＵＲＬは入力部１１０からユーザが直接指定しても良いし、あらかじめ更新情報収集条件記憶部１６０に登録されているＲＳＳ配信ＵＲＬを利用しても良い。ＲＳＳ配信ＵＲＬは複数あってもよい。
（２）更新情報収集条件管理部１５０
更新情報収集条件管理部１５０では、収集対象となるＷｅｂサイト３００やデータベース４００のＲＳＳ配信ＵＲＬなどの情報を管理する。ユーザは更新情報収集条件を登録・修正することができる。
（３）更新情報収集条件記憶部１６０
更新情報収集条件記憶部１６０では、更新情報収集条件を記憶する。
（４）更新情報印刷部１３０
更新情報印刷部１３０では、更新情報収集部１４０で収集された更新情報を紙に印刷する。印刷する際には情報ごとに情報を識別する機械可読なコード（バーコードや２次元コード）とユーザの指示を可能にするマーキング領域を付加して印刷する。
更新情報印刷装置１００は以下の要素で構成される。
（１）更新情報収集部１４０
更新情報収集部１４０は、指定されたＲＳＳ配信ＵＲＬ（Uniform Resource Locator）にアクセスして、Ｗｅｂサイト３００やデータベース４００の更新情報を取得する。ＲＳＳ配信ＵＲＬは入力部１１０からユーザが直接指定しても良いし、あらかじめ更新情報収集条件記憶部１６０に登録されているＲＳＳ配信ＵＲＬを利用しても良い。ＲＳＳ配信ＵＲＬは複数あってもよい。
（２）更新情報収集条件管理部１５０
更新情報収集条件管理部１５０では、収集対象となるＷｅｂサイト３００やデータベース４００のＲＳＳ配信ＵＲＬなどの情報を管理する。ユーザは更新情報収集条件を登録・修正することができる。
（３）更新情報収集条件記憶部１６０
更新情報収集条件記憶部１６０では、更新情報収集条件を記憶する。
（４）更新情報印刷部１３０
更新情報印刷部１３０では、更新情報収集部１４０で収集された更新情報を紙に印刷する。印刷する際には情報ごとに情報を識別する機械可読なコード（バーコードや２次元コード）とユーザの指示を可能にするマーキング領域を付加して印刷する。
処理実行装置２００は、更新情報印刷装置１００により印刷された紙を用いてユーザが処理を実行する際に利用する。ユーザは紙上に印刷されている実行したい処理を表す処理指示コードを処理実行装置２００の画像読み取り部２３０により読み取ることで処理を実行することができる。情報をブックマークサービス５００に登録する処理と、情報を処理実行装置２００の表示部２２０に表示する処理をそれぞれ実行することができる。処理実行装置２００は、画像撮影機能を持つ携帯端末であり、図３（ａ）に示すように、画像撮影機能を持つ携帯電話としてもよいし、図３（ｂ）に示すように、画像撮影機能を持つ個人情報端末（ＰＤＡ（Personal Digital Assistants））であってもよい。
処理実行装置２００は以下の要素で構成される。
（１）画像読み取り部２３０
画像読み取り部２３０では、ユーザが指示した処理指示コードを画像情報として読み取る。
（２）処理指示情報抽出部２４０
処理指示情報抽出部２４０では、画像読み取り部２３０で読み取った画像を解析し、処理指示情報を抽出する。処理指示情報として、登録処理情報、表示処理情報をそれぞれ抽出することができる。
（３）処理実行部２５０
処理実行部２５０では、処理指示情報抽出部２４０で抽出した処理指示情報に基づいて処理を実行する。実行する処理として、登録処理、表示処理をそれぞれ実行することができる。また、本実施の形態では、ブックマークサービス５００としてはネットワーク６００を介して情報を登録できる外部のブックマークサービス５００を利用するものとする。
処理実行装置２００は以下の要素で構成される。
（１）画像読み取り部２３０
画像読み取り部２３０では、ユーザが指示した処理指示コードを画像情報として読み取る。
（２）処理指示情報抽出部２４０
処理指示情報抽出部２４０では、画像読み取り部２３０で読み取った画像を解析し、処理指示情報を抽出する。処理指示情報として、登録処理情報、表示処理情報をそれぞれ抽出することができる。
（３）処理実行部２５０
処理実行部２５０では、処理指示情報抽出部２４０で抽出した処理指示情報に基づいて処理を実行する。実行する処理として、登録処理、表示処理をそれぞれ実行することができる。また、本実施の形態では、ブックマークサービス５００としてはネットワーク６００を介して情報を登録できる外部のブックマークサービス５００を利用するものとする。
次に、第１の実施の形態の大きな処理の流れについて説明する。
１．ユーザはまず更新情報印刷装置１００において、更新情報の印刷を行う。収集する更新情報はその場でユーザが入力部２１０から入力しても良いし、あらかじめ登録したものを利用しても良い。印刷された紙には、図４に示すように、各更新情報に処理指示コード（図４では、２次元コード化された登録処理指示コードと表示処理指示コード）が印刷される。
２．ユーザは印刷された更新情報を読み、情報に対して処理を行いたい場合、処理実行装置２００の画像読み取り部２３０を用いて処理したい情報に付与されている処理指示コードを読み込む。
３．処理実行装置２００の処理指示情報抽出部２４０は、読み込まれた画像から処理指示情報を抽出し、処理実行部２５０は、抽出された処理指示情報に基づいて処理を実行する。
１．ユーザはまず更新情報印刷装置１００において、更新情報の印刷を行う。収集する更新情報はその場でユーザが入力部２１０から入力しても良いし、あらかじめ登録したものを利用しても良い。印刷された紙には、図４に示すように、各更新情報に処理指示コード（図４では、２次元コード化された登録処理指示コードと表示処理指示コード）が印刷される。
２．ユーザは印刷された更新情報を読み、情報に対して処理を行いたい場合、処理実行装置２００の画像読み取り部２３０を用いて処理したい情報に付与されている処理指示コードを読み込む。
３．処理実行装置２００の処理指示情報抽出部２４０は、読み込まれた画像から処理指示情報を抽出し、処理実行部２５０は、抽出された処理指示情報に基づいて処理を実行する。
次に、個々の処理について詳しく説明する。
［更新情報印刷装置１００］
（１）更新情報収集部１４０
更新情報収集部１４０では、ＲＳＳ配信情報を取得することでＷｅｂサイト３００やデータベース４００の更新情報を取得する。ＲＳＳ配信は、更新情報をＲＳＳあるいはＡｔｏｍといった決められたＸＭＬ形式の情報として配信するもので、決められたＲＳＳ配信ＵＲＬにアクセスすることで更新情報を取得することができる。図５にＲＳＳ配信で取得する情報の例を示す。配信された情報には、Ｗｅｂサイト３００やデータベース４００などの情報ソースに関する情報ソース情報と、その情報ソースでの更新情報が含まれている。
［更新情報印刷装置１００］
（１）更新情報収集部１４０
更新情報収集部１４０では、ＲＳＳ配信情報を取得することでＷｅｂサイト３００やデータベース４００の更新情報を取得する。ＲＳＳ配信は、更新情報をＲＳＳあるいはＡｔｏｍといった決められたＸＭＬ形式の情報として配信するもので、決められたＲＳＳ配信ＵＲＬにアクセスすることで更新情報を取得することができる。図５にＲＳＳ配信で取得する情報の例を示す。配信された情報には、Ｗｅｂサイト３００やデータベース４００などの情報ソースに関する情報ソース情報と、その情報ソースでの更新情報が含まれている。
更新情報収集処理のフローを図６に示す。
（ステップＳ１：更新情報収集条件リスト取得）
まず、更新情報を取得する情報ソース情報を取得する。ここではすでに更新情報収集条件記憶部１６０に、図７に示すような更新情報収集条件が登録されているものとする。表示部において図８に示すような印刷指示ダイアログを表示する。
印刷指示ダイアログにおいて、「登録サイトの更新情報をすべて印刷」が選択された場合は、更新情報収集条件管理部１５０を通じて、更新情報収集条件記憶部１６０に記憶されているすべての更新情報収集条件を収集し、更新情報収集条件リストを生成する。
印刷指示ダイアログにおいて、「ＲＳＳ配信ＵＲＬを指定」が選択された場合は、図９に示す更新情報収集条件指定ダイアログを表示する。
更新情報収集条件指定ダイアログにおいて、「ＲＳＳ配信ＵＲＬ追加」欄にＵＲＬが記入されてその右にある「印刷」ボタンが押された場合は、「ＲＳＳ配信ＵＲＬ追加」欄に記入されたＵＲＬをＲＳＳ配信ＵＲＬとした更新情報収集条件を生成し、生成した更新情報収集条件を要素とする更新情報収集条件リストを生成する。
更新情報収集条件指定ダイアログにおいて、「追加」ボタンが押された場合は、「ＲＳＳ配信ＵＲＬ追加」欄に記入されたＵＲＬをＲＳＳ配信ＵＲＬとした更新情報収集条件を生成し、更新情報収集条件管理部１５０を通じて更新情報収集条件記憶部１６０に記憶する（図７）。
図９に示す更新情報収集条件指定ダイアログの「登録ＲＳＳ配信ＵＲＬリスト」に表示されている項目を１つ以上選択して、下にある「印刷」ボタン２６０を押した場合は、選択された項目から更新情報収集条件リストを生成する。
（ステップＳ１：更新情報収集条件リスト取得）
まず、更新情報を取得する情報ソース情報を取得する。ここではすでに更新情報収集条件記憶部１６０に、図７に示すような更新情報収集条件が登録されているものとする。表示部において図８に示すような印刷指示ダイアログを表示する。
印刷指示ダイアログにおいて、「登録サイトの更新情報をすべて印刷」が選択された場合は、更新情報収集条件管理部１５０を通じて、更新情報収集条件記憶部１６０に記憶されているすべての更新情報収集条件を収集し、更新情報収集条件リストを生成する。
印刷指示ダイアログにおいて、「ＲＳＳ配信ＵＲＬを指定」が選択された場合は、図９に示す更新情報収集条件指定ダイアログを表示する。
更新情報収集条件指定ダイアログにおいて、「ＲＳＳ配信ＵＲＬ追加」欄にＵＲＬが記入されてその右にある「印刷」ボタンが押された場合は、「ＲＳＳ配信ＵＲＬ追加」欄に記入されたＵＲＬをＲＳＳ配信ＵＲＬとした更新情報収集条件を生成し、生成した更新情報収集条件を要素とする更新情報収集条件リストを生成する。
更新情報収集条件指定ダイアログにおいて、「追加」ボタンが押された場合は、「ＲＳＳ配信ＵＲＬ追加」欄に記入されたＵＲＬをＲＳＳ配信ＵＲＬとした更新情報収集条件を生成し、更新情報収集条件管理部１５０を通じて更新情報収集条件記憶部１６０に記憶する（図７）。
図９に示す更新情報収集条件指定ダイアログの「登録ＲＳＳ配信ＵＲＬリスト」に表示されている項目を１つ以上選択して、下にある「印刷」ボタン２６０を押した場合は、選択された項目から更新情報収集条件リストを生成する。
（ステップＳ２：リスト終了処理）
次に、更新情報収集条件リストから全ての更新情報収集条件の読み込みがされたか否かが判定され、更新情報収集条件リストから全ての更新情報収集条件の読み込みがされていないと判定された場合、ステップＳ３に進み、更新情報収集条件リストから全ての更新情報収集条件の読み込みがされたと判定された場合、処理を終了する。
（ステップＳ３：更新情報取得）
次にリストの各更新情報収集条件に対して以下の処理ステップにより更新情報の取得を行う。
１．更新情報収集条件リストから更新情報収集条件を１つ読み込む。
２．更新情報収集条件のＲＳＳ配信ＵＲＬに対して通信部を通じて更新情報の取得を依頼し、更新情報を取得する。通信にはＨＴＴＰプロトコルを利用する。
３．取得した情報（図７）を解析して、図１２に示すような更新情報リスト（ソース名、ＲＳＳ配信ＵＲＬ、タイトル、本文）を生成する。図７の例では、ソース名は＜ｃｈａｎｎｅｌ＞要素内の＜ｔｉｔｌｅ＞要素、ＲＳＳ配信ＵＲＬは＜ｃｈａｎｎｅｌ＞要素のｒｄｆ：ａｂｏｕｔ属性、タイトルは＜ｉｔｅｍ＞要素内の＜ｔｉｔｌｅ＞要素、情報ＵＲＬは＜ｉｔｅｍ＞要素のｒｄｆ：ａｂｏｕｔ属性、本文は＜ｉｔｅｍ＞要素内の＜ｄｅｓｃｒｉｐｔｉｏｎ＞要素である。
４．更新情報収集条件リストに未処理の更新情報収集条件がある場合はステップ１に、無ければ処理を終了する。
次に、更新情報収集条件リストから全ての更新情報収集条件の読み込みがされたか否かが判定され、更新情報収集条件リストから全ての更新情報収集条件の読み込みがされていないと判定された場合、ステップＳ３に進み、更新情報収集条件リストから全ての更新情報収集条件の読み込みがされたと判定された場合、処理を終了する。
（ステップＳ３：更新情報取得）
次にリストの各更新情報収集条件に対して以下の処理ステップにより更新情報の取得を行う。
１．更新情報収集条件リストから更新情報収集条件を１つ読み込む。
２．更新情報収集条件のＲＳＳ配信ＵＲＬに対して通信部を通じて更新情報の取得を依頼し、更新情報を取得する。通信にはＨＴＴＰプロトコルを利用する。
３．取得した情報（図７）を解析して、図１２に示すような更新情報リスト（ソース名、ＲＳＳ配信ＵＲＬ、タイトル、本文）を生成する。図７の例では、ソース名は＜ｃｈａｎｎｅｌ＞要素内の＜ｔｉｔｌｅ＞要素、ＲＳＳ配信ＵＲＬは＜ｃｈａｎｎｅｌ＞要素のｒｄｆ：ａｂｏｕｔ属性、タイトルは＜ｉｔｅｍ＞要素内の＜ｔｉｔｌｅ＞要素、情報ＵＲＬは＜ｉｔｅｍ＞要素のｒｄｆ：ａｂｏｕｔ属性、本文は＜ｉｔｅｍ＞要素内の＜ｄｅｓｃｒｉｐｔｉｏｎ＞要素である。
４．更新情報収集条件リストに未処理の更新情報収集条件がある場合はステップ１に、無ければ処理を終了する。
（更新情報印刷部１３０）
更新情報印刷処理のフローを図１０に示す。更新情報印刷部１３０では、更新情報収集部１４０で収集した更新情報の印刷を行う。更新情報は更新情報リスト（図１１）として渡される。更新情報リストは、図４に示すようなイメージで紙に印刷される。
図４の処理指示コードは、処理情報と更新情報のＵＲＬ情報を２次元コード化（たとえばＱＲコード）したものである。ソース部分には更新情報のソース名を、タイトル部分には更新情報のタイトルを、本文部分には更新情報の本文の情報を印刷する。さらに更新情報は四角の枠で囲まれる。処理ステップを以下に示す。
（ステップＳ１１）更新情報リストから更新情報を１つ読み込む。
（ステップＳ１２）更新情報リストから全ての更新情報が読み込まれたか否かが判定され、全ての更新情報が読み込まれ、未処理の更新情報がないと判定された場合、ステップＳ１５に進む。一方、全ての更新情報が読み込まれていない（未処理の更新情報がある）と判定された場合、ステップＳ１３に進む。
（ステップＳ１３）処理情報と、更新情報のＵＲＬから処理指示コード（２次元コード、たとえばＱＲコード）を生成する。図１２に示すような形式の情報を生成し、その文字列に対応する２次元コードを作成する。図１２（ａ）はブックマークとして登録することを、図１２（ｂ）はＵＲＬで示されている情報を表示部に表示することを表す。
（ステップＳ１４）更新情報と生成した処理指示コードから印刷イメージを生成する。その後、ステップＳ１１に戻る。
（ステップＳ１５）リストが終了すると生成された印刷イメージを紙に印刷する。
更新情報印刷処理のフローを図１０に示す。更新情報印刷部１３０では、更新情報収集部１４０で収集した更新情報の印刷を行う。更新情報は更新情報リスト（図１１）として渡される。更新情報リストは、図４に示すようなイメージで紙に印刷される。
図４の処理指示コードは、処理情報と更新情報のＵＲＬ情報を２次元コード化（たとえばＱＲコード）したものである。ソース部分には更新情報のソース名を、タイトル部分には更新情報のタイトルを、本文部分には更新情報の本文の情報を印刷する。さらに更新情報は四角の枠で囲まれる。処理ステップを以下に示す。
（ステップＳ１１）更新情報リストから更新情報を１つ読み込む。
（ステップＳ１２）更新情報リストから全ての更新情報が読み込まれたか否かが判定され、全ての更新情報が読み込まれ、未処理の更新情報がないと判定された場合、ステップＳ１５に進む。一方、全ての更新情報が読み込まれていない（未処理の更新情報がある）と判定された場合、ステップＳ１３に進む。
（ステップＳ１３）処理情報と、更新情報のＵＲＬから処理指示コード（２次元コード、たとえばＱＲコード）を生成する。図１２に示すような形式の情報を生成し、その文字列に対応する２次元コードを作成する。図１２（ａ）はブックマークとして登録することを、図１２（ｂ）はＵＲＬで示されている情報を表示部に表示することを表す。
（ステップＳ１４）更新情報と生成した処理指示コードから印刷イメージを生成する。その後、ステップＳ１１に戻る。
（ステップＳ１５）リストが終了すると生成された印刷イメージを紙に印刷する。
（処理実行装置２００）
図１３に処理実行装置２００における処理フローを示す。
（ステップＳ２１：画像読み取り部２３０）
画像読み取り部２３０では、指示した処理指示コードを画像として読み込む。図１４に画像読み取り処理のフローを示す。処理実行装置２００は、ユーザからの画像読み込み指示を待つ（ステップＳ３１）。ユーザが画像読み込み指示を行うと処理が開始し（ステップＳ３２のＹＥＳ）、画像を読み込んで処理指示情報抽出部２４０に送る（ステップＳ３３）。
（ステップＳ２２：処理指示情報抽出部２４０）
処理指示情報抽出部２４０では、画像読み取り部２３０で読み込んだ画像を解析して、ユーザが指示した処理指示情報を抽出する。図１５に処理指示情報抽出処理のフローを示す。処理指示情報抽出部２４０は、画像から処理指示コード領域を抽出する（ステップＳ４１）。処理指示コード領域がある場合（ステップＳ４２のＹＥＳ）は、ステップ４３に進む。無い場合は処理を終了する。
ステップＳ４３においては、抽出された処理指示コードをデコードし、処理指示情報を抽出する。デコードした情報は図１２の形式の文字列であり、その情報は図１６に示すような処理指示情報として記憶する。
図１３に処理実行装置２００における処理フローを示す。
（ステップＳ２１：画像読み取り部２３０）
画像読み取り部２３０では、指示した処理指示コードを画像として読み込む。図１４に画像読み取り処理のフローを示す。処理実行装置２００は、ユーザからの画像読み込み指示を待つ（ステップＳ３１）。ユーザが画像読み込み指示を行うと処理が開始し（ステップＳ３２のＹＥＳ）、画像を読み込んで処理指示情報抽出部２４０に送る（ステップＳ３３）。
（ステップＳ２２：処理指示情報抽出部２４０）
処理指示情報抽出部２４０では、画像読み取り部２３０で読み込んだ画像を解析して、ユーザが指示した処理指示情報を抽出する。図１５に処理指示情報抽出処理のフローを示す。処理指示情報抽出部２４０は、画像から処理指示コード領域を抽出する（ステップＳ４１）。処理指示コード領域がある場合（ステップＳ４２のＹＥＳ）は、ステップ４３に進む。無い場合は処理を終了する。
ステップＳ４３においては、抽出された処理指示コードをデコードし、処理指示情報を抽出する。デコードした情報は図１２の形式の文字列であり、その情報は図１６に示すような処理指示情報として記憶する。
（ステップＳ２３：処理実行部２５０）
処理実行部２５０では、処理指示情報抽出部２４０で抽出した処理指示情報（図１６）に基づいて処理を実行する。情報に対する処理としてブックマークサービス５００に登録することができる。ここで登録するブックマークサービス５００は、ネットワーク６００からブックマーク登録可能なＡＰＩを公開している外部のブックマークサービス５００とする。例えば、「del.icio.us」というブックマークサービス５００では、「https://api.del.icio.us/v1/posts/add?urｌ=URL&description=DESCRIPTION」という形式のＵＲＬにアクセスすることでブックマークを登録することができる。ＵＲＬ内の「ＵＲＬ」は登録する情報のＵＲＬ、ＤＥＳＣＲＩＰＴＩＯＮは情報に対するコメントを指定する。情報に対する処理としてＵＲＬで指定された情報を処理実行装置２００の表示部に表示することができる。
処理実行部２５０では、処理指示情報抽出部２４０で抽出した処理指示情報（図１６）に基づいて処理を実行する。情報に対する処理としてブックマークサービス５００に登録することができる。ここで登録するブックマークサービス５００は、ネットワーク６００からブックマーク登録可能なＡＰＩを公開している外部のブックマークサービス５００とする。例えば、「del.icio.us」というブックマークサービス５００では、「https://api.del.icio.us/v1/posts/add?urｌ=URL&description=DESCRIPTION」という形式のＵＲＬにアクセスすることでブックマークを登録することができる。ＵＲＬ内の「ＵＲＬ」は登録する情報のＵＲＬ、ＤＥＳＣＲＩＰＴＩＯＮは情報に対するコメントを指定する。情報に対する処理としてＵＲＬで指定された情報を処理実行装置２００の表示部に表示することができる。
処理実行部２５０の処理のフローを図１７に示す。
まず、図１６の処理指示情報を読み込む。処理が「ブックマーク」であればステップＳ５１のＹＥＳ）、ステップ５２に進む。処理が「ブックマーク」でなければステップＳ５３に進む。処理が「表示」であれば（ステップＳ５３のＹＥＳ）、ステップ５４に進む。
ステップＳ５２においては、処理指示情報の対象ＩＤからブックマーク登録用ＵＲＬを作成し、処理対象情報をブックマークサービス５００に登録して処理を終了する。ブックマーク登録用ＵＲＬ例を以下に示す。（https://api.del.icio.us/v1/posts/add?url=http://www.aaa.com/n1.html&description=）。
一方、ステップＳ５４においては、処理指示情報の対象ＩＤ情報を用いて情報を取得し、取得した情報を表示部に表示する。
まず、図１６の処理指示情報を読み込む。処理が「ブックマーク」であればステップＳ５１のＹＥＳ）、ステップ５２に進む。処理が「ブックマーク」でなければステップＳ５３に進む。処理が「表示」であれば（ステップＳ５３のＹＥＳ）、ステップ５４に進む。
ステップＳ５２においては、処理指示情報の対象ＩＤからブックマーク登録用ＵＲＬを作成し、処理対象情報をブックマークサービス５００に登録して処理を終了する。ブックマーク登録用ＵＲＬ例を以下に示す。（https://api.del.icio.us/v1/posts/add?url=http://www.aaa.com/n1.html&description=）。
一方、ステップＳ５４においては、処理指示情報の対象ＩＤ情報を用いて情報を取得し、取得した情報を表示部に表示する。
［第２の実施の形態］
次に、本発明の第２の実施の形態について説明する。第２の実施の形態のシステム構成図を図１８に示す。システムはネットワーク６００で接続された更新情報印刷装置１００と処理実施装置と情報管理装置で構成される。また、情報登録先となる外部のブックマークサービス５００がネットワーク６００上で利用可能であるものとする。
最初に、更新情報印刷装置１００と処理実行装置２００と情報管理装置７００の構成を簡単に説明する。
（更新情報印刷装置１００）
更新情報印刷装置１００は、第１の実施の形態とほぼ同じであるため、違うところだけを記述する。
（更新情報収集部１４０）
第１の実施の形態と同じ。
次に、本発明の第２の実施の形態について説明する。第２の実施の形態のシステム構成図を図１８に示す。システムはネットワーク６００で接続された更新情報印刷装置１００と処理実施装置と情報管理装置で構成される。また、情報登録先となる外部のブックマークサービス５００がネットワーク６００上で利用可能であるものとする。
最初に、更新情報印刷装置１００と処理実行装置２００と情報管理装置７００の構成を簡単に説明する。
（更新情報印刷装置１００）
更新情報印刷装置１００は、第１の実施の形態とほぼ同じであるため、違うところだけを記述する。
（更新情報収集部１４０）
第１の実施の形態と同じ。
（更新情報印刷部１３０）
更新情報を印刷する際に、タスク情報も印刷する。タスク情報とは所属プロジェクト、イベント（会議）、Ｔｏｄｏ、グループなどの情報であり、情報管理装置のタスク情報記憶部に記憶されているものである。タスク情報の印刷イメージを図１９に示す。タスク情報印刷時には処理指示コードとして関連タスク指定を行うための処理指示コードも印刷される。
（情報管理装置７００）
情報管理装置７００は、タスク情報の管理を行う。図２０は、情報管理装置７００の詳細な構成例を示すブロック図である。情報管理装置７００は、図２０に示すように、更新情報印刷装置１００や処理実行装置２００からの要求によりユーザ認証を行うユーザ認証部１１と、ユーザの仕事や作業に関連するリソースであるタスクリソースに関する情報（タスクリソース情報）とタスクリソースに関連付けられた文書の情報（タスクリソース関連文書情報）を管理するタスクリソース情報管理部１２と、指定されたタスクリソースに関連するユーザを決定する関連ユーザ決定部１３と、タスクリソースに関連する情報などのデータベースを蓄積するデータベース部１４と、ネットワーク９に接続され、ネットワーク９を介しての通信を制御する通信部１５と、タスクリソース情報やタスクリソース関連文書情報に変化があった場合に、そのことをユーザに通知するタスクリソース更新通知部４１とを備えている。図２１は、タスクリソース情報の例を示している。
更新情報を印刷する際に、タスク情報も印刷する。タスク情報とは所属プロジェクト、イベント（会議）、Ｔｏｄｏ、グループなどの情報であり、情報管理装置のタスク情報記憶部に記憶されているものである。タスク情報の印刷イメージを図１９に示す。タスク情報印刷時には処理指示コードとして関連タスク指定を行うための処理指示コードも印刷される。
（情報管理装置７００）
情報管理装置７００は、タスク情報の管理を行う。図２０は、情報管理装置７００の詳細な構成例を示すブロック図である。情報管理装置７００は、図２０に示すように、更新情報印刷装置１００や処理実行装置２００からの要求によりユーザ認証を行うユーザ認証部１１と、ユーザの仕事や作業に関連するリソースであるタスクリソースに関する情報（タスクリソース情報）とタスクリソースに関連付けられた文書の情報（タスクリソース関連文書情報）を管理するタスクリソース情報管理部１２と、指定されたタスクリソースに関連するユーザを決定する関連ユーザ決定部１３と、タスクリソースに関連する情報などのデータベースを蓄積するデータベース部１４と、ネットワーク９に接続され、ネットワーク９を介しての通信を制御する通信部１５と、タスクリソース情報やタスクリソース関連文書情報に変化があった場合に、そのことをユーザに通知するタスクリソース更新通知部４１とを備えている。図２１は、タスクリソース情報の例を示している。
（処理実行装置２００）
情報実行装置は第１の実施の形態とほぼ同じであるため、違うところだけを記述する。
（画像読み取り部２３０）
第１の実施の形態と同じ。
（処理指示情報抽出部２４０）
処理指示情報抽出の際に、処理が関連タスク指定の場合は抽出した関連タスク情報を関連タスク情報リストとして関連タスク情報記憶部２７０に記憶する。
（関連タスク情報記憶部２７０）
処理指示情報抽出部２４０において抽出された関連タスク情報を記憶する。
（処理実行部２５０）
処理が「ブックマーク」の場合に、関連タスク情報記憶部２７０に関連タスク情報が記憶されている場合はその情報も付加して登録する。
情報実行装置は第１の実施の形態とほぼ同じであるため、違うところだけを記述する。
（画像読み取り部２３０）
第１の実施の形態と同じ。
（処理指示情報抽出部２４０）
処理指示情報抽出の際に、処理が関連タスク指定の場合は抽出した関連タスク情報を関連タスク情報リストとして関連タスク情報記憶部２７０に記憶する。
（関連タスク情報記憶部２７０）
処理指示情報抽出部２４０において抽出された関連タスク情報を記憶する。
（処理実行部２５０）
処理が「ブックマーク」の場合に、関連タスク情報記憶部２７０に関連タスク情報が記憶されている場合はその情報も付加して登録する。
次に、第２の実施の形態の大きな処理の流れについて説明する。
１．ユーザは、まず更新情報印刷装置１００において、更新情報の印刷を行う。収集する更新情報はその場でユーザが入力部１１０から入力しても良いし、あらかじめ登録したものを利用しても良い。印刷された紙には、図４に示すように各更新情報に処理指示コード（図４では２次元コード化された登録処理指示コードと表示処理指示コード）が印刷される。
２．更新情報印刷時に、情報管理装置７００のタスク情報記憶部７１０に記憶されているタスク情報のうち、ユーザに関連するタスク情報を取得して、そのタスク情報の一覧とも印刷する（図１９）。印刷時には各タスクに関連タスク指定処理指示コードを付与する。
３．ユーザは印刷された更新情報を読み、情報をタスクに関連付けてブックマーク登録したい場合、まず、処理実行装置２００を用いて関連付けたいタスクに付与されている関連タスク指定処理指示コードを読み込む、複数のタスクに関連付ける場合は、複数の関連タスク指定処理指示コードを読み込む。関連タスク指定処理コードが読み込まれると、関連タスク情報記憶部２７０にその情報が記憶される。そして、最後に、処理したい情報に付与されている登録処理指示コードを読み込む。
４．処理実行装置２００では、読み込んだ画像から登録処理指示情報を抽出し、抽出した処理指示情報に基づいて情報のブックマーク登録処理を実行する。
１．ユーザは、まず更新情報印刷装置１００において、更新情報の印刷を行う。収集する更新情報はその場でユーザが入力部１１０から入力しても良いし、あらかじめ登録したものを利用しても良い。印刷された紙には、図４に示すように各更新情報に処理指示コード（図４では２次元コード化された登録処理指示コードと表示処理指示コード）が印刷される。
２．更新情報印刷時に、情報管理装置７００のタスク情報記憶部７１０に記憶されているタスク情報のうち、ユーザに関連するタスク情報を取得して、そのタスク情報の一覧とも印刷する（図１９）。印刷時には各タスクに関連タスク指定処理指示コードを付与する。
３．ユーザは印刷された更新情報を読み、情報をタスクに関連付けてブックマーク登録したい場合、まず、処理実行装置２００を用いて関連付けたいタスクに付与されている関連タスク指定処理指示コードを読み込む、複数のタスクに関連付ける場合は、複数の関連タスク指定処理指示コードを読み込む。関連タスク指定処理コードが読み込まれると、関連タスク情報記憶部２７０にその情報が記憶される。そして、最後に、処理したい情報に付与されている登録処理指示コードを読み込む。
４．処理実行装置２００では、読み込んだ画像から登録処理指示情報を抽出し、抽出した処理指示情報に基づいて情報のブックマーク登録処理を実行する。
次に、個々の処理について詳しく説明する。
（更新情報印刷装置１００）
（更新情報収集部１４０）
第１の実施の形態と同一であるためその説明は省略する。
（更新情報印刷部１３０）
更新情報印刷処理のフローを図２２に示す。更新情報印刷部１３０では、更新情報収集部１４０で収集した更新情報の印刷を行う。更新情報は更新情報リスト（図１２）として渡される。更新情報リストは図４に示すようなイメージで紙に印刷される。図４の処理指示コードは処理情報と更新情報のＵＲＬ情報を２次元コード化（たとえばＱＲコード）したものである。ソース部分には更新情報のソース名を、タイトル部分には更新情報のタイトルを、本文部分には更新情報の本文の情報を印刷する。さらに更新情報は四角の枠で囲まれる。
（更新情報印刷装置１００）
（更新情報収集部１４０）
第１の実施の形態と同一であるためその説明は省略する。
（更新情報印刷部１３０）
更新情報印刷処理のフローを図２２に示す。更新情報印刷部１３０では、更新情報収集部１４０で収集した更新情報の印刷を行う。更新情報は更新情報リスト（図１２）として渡される。更新情報リストは図４に示すようなイメージで紙に印刷される。図４の処理指示コードは処理情報と更新情報のＵＲＬ情報を２次元コード化（たとえばＱＲコード）したものである。ソース部分には更新情報のソース名を、タイトル部分には更新情報のタイトルを、本文部分には更新情報の本文の情報を印刷する。さらに更新情報は四角の枠で囲まれる。
さらに、本実施の形態ではタスク情報の印刷も行う。タスク情報は情報管理装置７００のタスク情報記憶部７１０で記憶されており、タスク情報管理部７２０から取得することができる。タスク情報の例を図２３に示す。本実施例としてはタスク情報として、「プロジェクト」「イベント」「Ｔｏｄｏ」「グループ」の４種類であり、「タスクＩＤ」「タイプ」「タイトル」「開始日時」「終了日時」「場所」「メンバー」の情報を持つものとする。
メンバーはユーザ情報をリスト（カンマ区切り）で登録されるものとする。更新情報印刷処理では情報管理装置のタスク情報管理部からユーザがメンバーであるタスク情報を取得し、取得した情報を図１９に示すような印刷イメージとして印刷する。印刷時には各タスクに関連タスク指定処理指示コードを付与する。関連タスク指定処理指示コードは図１２（ｃ）に示す情報を２次元コード化したものである。
メンバーはユーザ情報をリスト（カンマ区切り）で登録されるものとする。更新情報印刷処理では情報管理装置のタスク情報管理部からユーザがメンバーであるタスク情報を取得し、取得した情報を図１９に示すような印刷イメージとして印刷する。印刷時には各タスクに関連タスク指定処理指示コードを付与する。関連タスク指定処理指示コードは図１２（ｃ）に示す情報を２次元コード化したものである。
図２２のフローチャートを参照して処理手順について説明する。
（ステップＳ６１）更新情報リストから更新情報を１つ読み込む。
（ステップＳ６３）処理情報と、更新情報のＵＲＬから処理指示コード（２次元コード、たとえばＱＲコード）を生成する。図１２に示すような形式の情報を生成し、その文字列を２次元コードに作成する。図１２（ａ）はブックマークとして登録することを、図１２（ｂ）はＵＲＬで示されている情報を表示部に表示することを表す。
（ステップＳ６４）更新情報と生成した処理指示コードから印刷イメージを生成する。
（ステップＳ６２）更新情報リストに未処理の更新情報がある場合はステップＳ６１に、無ければステップＳ６５に進む。
（ステップＳ６５）生成された印刷イメージを紙に印刷する。
（ステップＳ６６）情報管理装置７００のタスク情報管理部７２０からユーザがメンバーであるタスク情報を取得する。
（ステップＳ６７）各タスクのタスクＩＤに基づいて関連タスク指定処理指示コードを生成する。
（ステップＳ６８）タスク情報を印刷する（図１９）。
（ステップＳ６１）更新情報リストから更新情報を１つ読み込む。
（ステップＳ６３）処理情報と、更新情報のＵＲＬから処理指示コード（２次元コード、たとえばＱＲコード）を生成する。図１２に示すような形式の情報を生成し、その文字列を２次元コードに作成する。図１２（ａ）はブックマークとして登録することを、図１２（ｂ）はＵＲＬで示されている情報を表示部に表示することを表す。
（ステップＳ６４）更新情報と生成した処理指示コードから印刷イメージを生成する。
（ステップＳ６２）更新情報リストに未処理の更新情報がある場合はステップＳ６１に、無ければステップＳ６５に進む。
（ステップＳ６５）生成された印刷イメージを紙に印刷する。
（ステップＳ６６）情報管理装置７００のタスク情報管理部７２０からユーザがメンバーであるタスク情報を取得する。
（ステップＳ６７）各タスクのタスクＩＤに基づいて関連タスク指定処理指示コードを生成する。
（ステップＳ６８）タスク情報を印刷する（図１９）。
（処理実施装置）
図１３に処理実行装置２００における処理フローを示す。
（画像読み取り部２３０）
第１の実施の形態と同じなので省略する。
（処理指示情報抽出部２４０）
処理指示情報抽出部２４０では、画像読み取り部２３０で読み込んだ画像を解析して、ユーザが指示した処理指示情報を抽出する。図１５に処理指示情報処理のフローを示す。
（ステップＳ４１）画像から処理指示コード領域を抽出する。処理指示コード領域がある場合はステップ４３に進む。無い場合は処理を終了する。
（ステップＳ４３）抽出された処理指示コードをデコードし、処理指示情報を抽出する。デコードした情報は図１２の形式の文字列であり、その情報は図１６に示すような処理指示情報として記憶する。
図１３に処理実行装置２００における処理フローを示す。
（画像読み取り部２３０）
第１の実施の形態と同じなので省略する。
（処理指示情報抽出部２４０）
処理指示情報抽出部２４０では、画像読み取り部２３０で読み込んだ画像を解析して、ユーザが指示した処理指示情報を抽出する。図１５に処理指示情報処理のフローを示す。
（ステップＳ４１）画像から処理指示コード領域を抽出する。処理指示コード領域がある場合はステップ４３に進む。無い場合は処理を終了する。
（ステップＳ４３）抽出された処理指示コードをデコードし、処理指示情報を抽出する。デコードした情報は図１２の形式の文字列であり、その情報は図１６に示すような処理指示情報として記憶する。
（処理実行部２５０）
処理実行部２５０では、処理指示情報抽出部２４０で抽出した処理指示情報（図１６）に基づいて処理を実行する。情報をタスクに関連付けてブックマークサービス５００に登録することができる。ユーザは、まず関連付けたいタスクの関連タスク指定処理指示コードを読み込む。複数のタスクに関連付ける場合は、複数の関連タスク指定処理指示コードを順次読み込む。関連タスク指定処理指示コードが読み込まれると、図２４に示すような関連タスク情報を生成して関連タスク情報記憶部２７０に記憶する。そして最後に、登録したい情報に付与されている登録処理指示コードを読み込むことで指定された関連タスク情報と合わせて情報が登録される。ここで登録するブックマークサービス５００はネットワーク６００からブックマーク登録可能なＡＰＩを公開している外部のブックマークサービス５００とする。たとえば、「del.icio.us」というブックマークサービス５００では「https://api.del.icio.us/v1/posts/add?url=URL&description=DESCRIPTION」という形式のＵＲＬにアクセスすることでブックマークを登録することができる。ＵＲＬ内の「ＵＲＬ」は登録する情報のＵＲＬ、ＤＥＳＣＲＩＰＴＩＯＮは情報に対するコメントを指定する。またdel.icio.usではオプションとしてブックマークに対してタグ情報を付与することができる。タグ情報は以下のように「tags」パラメータとして指定でき、複数指定する場合は空白文字で区切る「https://api.del.icio.us/v1/posts/add?url=URL&description=DESCRIPTION&tags=TAG1 TAG2 TAG3」。
処理実行部２５０では、処理指示情報抽出部２４０で抽出した処理指示情報（図１６）に基づいて処理を実行する。情報をタスクに関連付けてブックマークサービス５００に登録することができる。ユーザは、まず関連付けたいタスクの関連タスク指定処理指示コードを読み込む。複数のタスクに関連付ける場合は、複数の関連タスク指定処理指示コードを順次読み込む。関連タスク指定処理指示コードが読み込まれると、図２４に示すような関連タスク情報を生成して関連タスク情報記憶部２７０に記憶する。そして最後に、登録したい情報に付与されている登録処理指示コードを読み込むことで指定された関連タスク情報と合わせて情報が登録される。ここで登録するブックマークサービス５００はネットワーク６００からブックマーク登録可能なＡＰＩを公開している外部のブックマークサービス５００とする。たとえば、「del.icio.us」というブックマークサービス５００では「https://api.del.icio.us/v1/posts/add?url=URL&description=DESCRIPTION」という形式のＵＲＬにアクセスすることでブックマークを登録することができる。ＵＲＬ内の「ＵＲＬ」は登録する情報のＵＲＬ、ＤＥＳＣＲＩＰＴＩＯＮは情報に対するコメントを指定する。またdel.icio.usではオプションとしてブックマークに対してタグ情報を付与することができる。タグ情報は以下のように「tags」パラメータとして指定でき、複数指定する場合は空白文字で区切る「https://api.del.icio.us/v1/posts/add?url=URL&description=DESCRIPTION&tags=TAG1 TAG2 TAG3」。
本実施の形態では関連タスク情報をタグ情報として登録する。処理のフローを図２５に示す。ステップＳ７１において、図１６の処理指示情報を読み込み、所定が「ブックマーク」であるか否かが判定される。処理が「ブックマーク」であると判定された場合、ステップＳ７２に進む。一方、処理が「ブックマーク」ではないと判定された場合、ステップＳ７３に進む。ステップＳ７３において、処理が「表示」であるか否かが判定される。処理が「表示」であると判定された場合、ステップＳ７４に進む。一方、処理が「表示」ではないと判定された場合、ステップＳ７５に進む。ステップＳ７５においては、処理が「関連タスク指定」であるか否かが判定される。処理が「関連タスク指定」であると判定された場合、ステップＳ７６に進む。一方、処理が「関連タスク指定」ではないと判定された場合、本処理を終了する。
ステップＳ７４においては、処理指示情報の対象ＩＤ情報を用いて情報を取得し、取得した情報を表示部２２０に表示する。ステップＳ７６においては、処理指示情報の対象ＩＤ情報を用いて情報管理装置７００のタスク情報管理部７２０から対象ＩＤのタイトル情報を取得し、取得した情報を関連タスク情報記憶部２７０に記憶させる。関連タスク情報の例を図２４に示す。
ステップＳ７２においては、処理指示情報の対象ＩＤからブックマーク登録用ＵＲＬを作成し、処理対象情報をブックマークサービス５００に登録して処理を終了する。関連タスク情報記憶部２７０に関連タスク情報が登録されている場合は、その情報も利用してブックマーク登録用ＵＲＬを生成する。ブックマーク登録用ＵＲＬ例を以下に示す。「https://api.del.icio.us/v1/posts/add?url=http://www.aaa.com/n1.html&description= &tags=1」。
ステップＳ７２においては、処理指示情報の対象ＩＤからブックマーク登録用ＵＲＬを作成し、処理対象情報をブックマークサービス５００に登録して処理を終了する。関連タスク情報記憶部２７０に関連タスク情報が登録されている場合は、その情報も利用してブックマーク登録用ＵＲＬを生成する。ブックマーク登録用ＵＲＬ例を以下に示す。「https://api.del.icio.us/v1/posts/add?url=http://www.aaa.com/n1.html&description= &tags=1」。
以上説明したように、本実施の形態では、ＲＳＳ配信などにより収集した情報を紙に印刷する。また、紙には情報に対する処理を指示するための機械可読コード（処理指示コード）が印刷されており、画像読み取り可能な携帯端末を用いて印刷された処理指示コードを読み取ることで情報に対する処理を実行することができる。また、収集した更新情報を紙に印刷することでユーザは大量の情報を一覧したり、読むことが容易にできる。また情報に対する処理指示を機械可読なコードとして印刷することで、ユーザは携帯端末を用いて情報の登録や表示などの処理を簡単に実行することができる。
なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
１００ 更新情報印刷装置、１１０、２１０ 入力部、１２０、２２０ 表示部、１３０ 更新情報印刷部、１４０ 更新情報収集部、１５０ 更新情報収集条件管理部、１６０ 更新情報収集条件記憶部、１７０、２６０、７３０ 通信部、２００ 処理実行装置、２３０ 画像読み取り部、２４０ 処理指示情報抽出部、２５０ 処理実行部、２７０ 関連タスク情報記憶部、３００ Ｗｅｂサイト、４００ データベース、５００ ブックマークサービス、６００ ネットワーク、７００ 情報管理装置、７１０ タスク情報記憶部、７２０ タスク情報管理部
Claims (6)
- 情報ソースの更新情報を収集して印刷する更新情報印刷装置と、
更新情報印刷装置により印刷された紙上の機械可読コードを読み取ることで情報に対する処理を実行する処理実行装置からなる情報処理システムであって、
前記更新情報印刷装置が、情報ソースの更新情報を収集する更新情報収集部と、収集した更新情報と更新情報に対する登録の指示を行う処理情報と更新情報のＵＲＬから生成された機械可読な処理指示コードを印刷する更新情報印刷部と、を備え、
前記処理実行装置が紙上の処理指示コードを読み取る画像読み取り部と、
読み取った処理指示コードから前記処理情報と前記更新情報のＵＲＬとを抽出する処理指示情報抽出部と、
抽出した処理情報と更新情報のＵＲＬに基づいて更新情報のＵＲＬを所定の外部装置に登録させるための処理指示情報を生成し、実行する処理実行部と、を備えたことを特徴とする情報処理システム。 - 請求項１に記載の情報処理システムであって、タスクリソース情報を管理するタスク情報管理部を持つ情報管理装置を有し、前記更新情報印刷装置の更新情報印刷時にタスク情報と関連タスク指定を指示する機械可読コードを印刷し、前記処理実行装置において、関連タスク指定指示情報が読み取られた後に、登録指示情報が読み取られた場合に、情報登録処理の際に指定された関連タスク情報をあわせて登録すること、を特徴とする情報処理システム。
- 情報ソースの更新情報を収集して印刷する更新情報印刷装置と、
更新情報印刷装置により印刷された紙上の機械可読コードを読み取ることで情報に対する処理を実行する処理実行装置からなる情報処理方法であって、
前記更新情報印刷装置が、情報ソースの更新情報を収集する更新情報収集ステップと、収集した更新情報と更新情報に対する登録の指示を行う処理情報と更新情報のＵＲＬから生成された機械可読な処理指示コードを印刷する更新情報印刷ステップと、を備え、
前記処理実行装置が紙上の処理指示コードを読み取る画像読み取りステップと、
読み取った処理指示コードから前記処理情報と前記更新情報のＵＲＬとを抽出する処理指示情報抽出ステップと、
抽出した処理情報と更新情報のＵＲＬに基づいて更新情報のＵＲＬを所定の外部装置に登録させるための処理指示情報を生成し、実行する処理実行ステップと、を持つことを特徴とする情報処理方法。 - 請求項３に記載の情報処理方法であって、タスクリソース情報を管理するタスク情報管理ステップを持つ情報管理ステップを有し、前記更新情報印刷ステップにおける更新情報印刷時に、前記タスクリソース情報と関連タスク指定指示情報を指示する機械可読コードを印刷し、前記処理実行ステップにおいて、関連タスク指定指示情報が読み取られた後に、登録指示情報が読み取られた場合に、情報登録処理の際に指定された関連タスク情報をあわせて登録することを特徴とする情報処理方法。
- 請求項３又は４に記載の情報処理方法をコンピュータが制御可能にプログラミングしたことを特徴とする情報処理プログラム。
- 請求項５に記載の情報処理プログラムをコンピュータが読み取り可能な形式で記録したことを特徴とする記録媒体。
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