WO2000064800A1 - Leve-palette dote d'un systeme de deplacement lateral - Google Patents

Leve-palette dote d'un systeme de deplacement lateral Download PDF

Info

Publication number
WO2000064800A1
WO2000064800A1 PCT/JP2000/002693 JP0002693W WO0064800A1 WO 2000064800 A1 WO2000064800 A1 WO 2000064800A1 JP 0002693 W JP0002693 W JP 0002693W WO 0064800 A1 WO0064800 A1 WO 0064800A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
turning
front wheels
wheels
traversing
forklift
Prior art date
Application number
PCT/JP2000/002693
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
Yoshiyuki Enmeiji
Takeshi Nishikawa
Yoshiyuki Kouyama
Original Assignee
Tcm Corporation
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from JP11117372A external-priority patent/JP3121802B2/ja
Priority claimed from JP11737599A external-priority patent/JP3140005B2/ja
Priority claimed from JP19381199A external-priority patent/JP3121806B1/ja
Priority claimed from JP2000032538A external-priority patent/JP3272339B2/ja
Application filed by Tcm Corporation filed Critical Tcm Corporation
Priority to EP00917453A priority Critical patent/EP1215162A1/en
Priority to US09/980,555 priority patent/US6675927B1/en
Publication of WO2000064800A1 publication Critical patent/WO2000064800A1/ja

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F9/00Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
    • B66F9/06Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
    • B66F9/075Constructional features or details
    • B66F9/07568Steering arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/06Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
    • B62D7/14Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
    • B62D7/15Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
    • B62D7/1509Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels with different steering modes, e.g. crab-steering, or steering specially adapted for reversing of the vehicle

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Description

明 細 書 横行システムを持ったフォーク リ フ ト 技術分野
本発明は、 横行走行に切り換え得る横行システムを持ったフォー ク リ フ トに関するものである。 背景技術
従来、 横行システムを持った車両と しては、 大型の運搬車、 一部 のローダなどに見られ、 フォーク リ フ トにおいてはリーチ式電気車 に存在する。 また、 車両の動きに対してマス トやフォークが横向き に取り付けられ、 長尺物を扱うサイ ドフォーク リ フ トはある。 しか し、 カウン夕一タイ プのフォーク リ フ トにおいては、 通常の作業に 加えて、 横行することが可能でサイ ドフォーク と同様の機能を持つ ものは存在しない。 このよう なフ ォーク リ フ ト を成立させるために は、 駆動輪である前車輪を真横に向く ように操舵しなければならな い o
すなわち、 図 2 3で示す従来のフォーク リ フ ト 1 は、 その車体 2 の前部に左右一対の前車輪 (駆動輪) 3が設けられるとともに、 後 部に左右一対の後車輪 (換向輪) 4 が設けられ、 そして車体 2の前 部で上方には運転席 5が設けられる。 前記車体 2の前端部には上下 方向で伸縮自在なマス ト 6が、 車幅方向の連結軸 7 を介して前後方 向に回動自在に取り付けられると ともに、 前後回動を行わせるティ ル トシリ ンダ一 8が、 車体 2 とマス ト 6 との間に設けられる。 前記マス ト 6は、 フォーク リ フ ト 1側の左右一対の外枠 9 と、 こ の外枠 9 に案内されて昇降自在な左右一対の内枠 1 0 とからな り、 そして外枠 9 と内枠 1 0 との間に リ フ ト シ リ ンダ一 1 1 が設けられ ている。 また内枠 1 0側に案内されて昇降自在な リ フ トブラケッ ト 1 2が設けられるとともに、 この リ フ ト ブラケッ ト 1 2 に上下一対 のフィ ンガ一バを介して、 左右一対のフォーク 1 3が設けられてい る。
前記運転席 5には、 座席 1 5や、 この座席 1 5の前方に位置され るハン ドル 1 6などが配設され、 そして上方には、 本体 2側から立 設されたフロン トパイ プ 1 7ゃリャパイ プ 1 8 を介してへッ ドガ一 ド 1 9が配設されている。 さ らに座席 1 5の後方で本体 2上には力 ゥン夕一ウェイ ト 2 0が設けられている。
しかし、 上記した従来のフォーク リ フ 卜 1では、 左右の前車輪 3 が共通の走行駆動装置によ り駆動されていることから、 これら前車 輪 3を真横に向く ように操舵することはできず、 以て横行走行は行 えなかった。 発明の開示
そこで本発明の第 1 の目的とするところは、 通常のフォーク作業 が可能な形式であ りながら、 駆動式の前車輪を真横に向く ように操 舵し得る横行システムを持ったフ ォーク リ フ トを提供することにあ る
また第 2の目的とするところは、 横行走行時には、 直進性のァシ ス ト、 および車体 (車両) の向きを変え得る横行システムを持った フォーク リ フ トを提供するこ とにある。 そして第 3の目的とする ところは、 横行走行時には車体の換向を 容易に行え得る横行システムを持ったフ ォーク リ フ トを提供するこ とにある。
さ らに第 4の目的とするところは、 左右の前車輪間にマス トを位 置させた形式であ りながら、 前車輪を換向させ得る横行システムを 持ったフォーク リ フ トを提供するこ とにある。
前述した第 1 の目的を達成するために、 本発明の横行システムを 持ったフォーク リ フ トは、 車体に、 左右一対の前車輪と後車輪が、 それぞれ換向可能に設けられ、 左右一対の前車輪は、 それぞれ走行 駆動装置側の駆動軸に連動連結され、 両走行駆動装置は、 車体側に 対して縦軸心の周り に回動自在に設けられた旋回部材に取り付けら れるとともに、 旋回部材の回動を行わせる回動手段が設けられ、 前 記車体の前端側にはマス トが設けられるとともに、 このマス ト側に はフォークが設けられていることを特徴と したものである。
上記した本発明によると、 通常走行時には、 左右の前車輪ならび に後車輪は前後方向に向いている。 そして リ フ ト用レバ一を操作す ることで、 フォークをマス 卜に沿って昇降動させて所期のフォーク 作業を行う ことができる。 通常走行時から横行走行へと切り換える とき、 まず回動手段を作動させて旋回部材を縦軸心の周りに回動さ せることで、 前車輪を車体に対して換向 (真横状に換向) できる。 ここで前車輪は、 それぞれ走行駆動装置と一体であることから、 そ の換向は容易にスムーズに行う ことができる。 このようにして前車 輪を真横状に換向したのち、 走行駆動装置によ り前車輪を正逆に駆 動させることで、 フォーク リ フ ト を左右で横行走行でき、 その際に 後車輪は、 旋回キャス夕形式による追従換向、 または前車輪と同様 に強制的に換向できる。
このように本発明は、 通常のフォーク作業が可能な形式でありな がら、 駆動式の前車輪を真横状に向く ように操舵して横行走行を行 う ことができ、 たとえば長尺物の搬送を、 フォークを介して容易に 行う ことができる。
前述した第 2の目的を達成するために、 本発明の横行システムを 持ったフォーク リ フ トにおける第 1 の実施態様では、 回動手段は、 共通の作動装置によって両旋回部材を互いに逆方向に回動させるよ うに構成されていることを特徴と したものである。
この第 1 の実施態様によると、 通常走行時から横行走行へと切り 換えるとき、 回動手段の共通の作動装置を作動させて両旋回部材を 縦軸心の周 りに互いに逆方向に回動させることで、 前車輪を車体に 対して換向 (真横に換向) できる。 このようにして前車輪を真横に 換向したのち、 走行駆動装置によ り前車輪を互いに逆方向に制御回 転させることで、 フォーク リ フ ト を左右で横行走行できる。
さらに横行走行を行う とき、 すなわち、 両前車輪を車体に対して 換向させた横行モー ド時に、 作動装置を少し作動させて、 両前車輪 を内向きや外向きで小角度に換向させることで、 路面状況や重量バ ランスから く る直進性のずれを容易に補正できる。 そして両前車輪 を内外に換向させることによ り、 横行走行時にフォーク リ フ トの向 きを多少変えた り、 横行走行時に旋回させた りすることもできる。 また本発明の横行システムを持ったフォーク リ フ トにおける第 2 の実施態様では、 回動手段は、 縦軸心に対して互いに前後方向の逆 方向に位置された旋回部材側連結部と、 これら旋回部材側連結部間 に相対回動可能に連結された車幅方向のリ ンク体と、 このリ ンク体 を車幅方向に移動させる作動装置とから構成されていることを特徴 と したものである。
この第 2の実施態様によると、 作動装置によ り リ ンク体を車幅方 向に移動させることで、 前車輪を車体に対して容易にかつ確実に換 向できる。
前述した第 3の目的を達成するために、 本発明の横行システムを 持ったフォーク リ フ トにおける第 3の実施態様では、 回動手段によ り旋回部材の回動を行わせたと き、 横向きとされた両駆動輪が前後 方向で変位するように構成されていることを特徴と したものである この第 3の実施態様によると、 駆動輪を真横状に換向したのち、 走行駆動装置によ り駆動輪を制御回転させることで、 すなわち左右 の駆動輪をその回転方向ならびに回転数が同じとなるように制御回 転させることで、 フォーク リ フ ト を左右で横行走行できる。 そして 真横状と した両駆動輪が前後方向で変位していることで、 横行走行 を行っているときに、 ハン ドル操作などによ り両駆動輪の左右の回 転数差をつけるだけで車体に左右への旋回力を作用でき、 以て横行 走行は車長方向 (前後方向) において容易に換向しながら行う こと ができるとともに、 路面状況や重量バランスから く る直進性のずれ を容易に補正できる。
前述した第 4の目的を達成するために、 本発明の横行システムを 持ったフォーク リ フ トにおける第 4の実施態様では、 車体の前端側 で左右の前車輪間には、 前車輪に対して上方でかつ車幅方向に位置 される連結軸を介して、 マス 卜が前後方向に回動自在に取り付けら れるとともに、 前後回動を行わせる回動駆動装置が車体とマス ト と の間に設けられ、 この回動駆動装置によ りマス トを回動させたとき 、 このマス 卜の下部が前車輪の換向不干渉位置に移動されることを 特徴と したものである。
この第 4の実施態様によると、 通常走行時にフォーク リ フ トは、 マス 卜が起立状の姿勢にあ り、 その下部側が左右の前車輪間に位置 していることで、 フロン トオーバハングが長く なることもなく形成 できる。 通常走行時から横行走行への切り換えは、 回転駆動装置の 作動によ りマス トを連結軸の周 り に回動 (傾動) させて、 その下部 を前車輪の換向不干渉位置に移動させたのち、 前車輪を車体に対し て 9 0度換向 (横向きに換向) させ、 そして回転駆動装置の逆作動 によ りマス ト を連結軸の周 りに回動させて起立状の姿勢に戻すこと で行うことができる。 これによ り、 フォーク リ フ トは、 換向を何ら 支障な く 円滑に行う ことができるとともに、 フロン トオーバハング が長く なることもなく、 横行走行可能にできる。 図面の簡単な説明
図 1 は本発明の第 1 の実施の形態を示し、 横行システムを持った フォーク リ フ 卜の通常走行時の側面図である。
図 2は同横行システムを持ったフォーク リ フ 卜の前車輪部分の一 部切り欠き正面図である。
図 3は同横行システムを持ったフォーク リ フ トの通常走行時の概 略平面図である。
図 4は同横行システムを持ったフォーク リ フ トの横行走行時の概 略平面図である。
図 5は本発明の第 2の実施の形態を示し、 横行システムを持った フォーク リ フ 卜の通常走行時の側面図である。
図 6は同横行システムを持ったフォーク リ フ 卜の前車輪部分の一 部切り欠き正面図である。
図 7は同横行システムを持ったフォーク リ フ 卜の通常走行時の概 略平面図である。
図 8は同横行システムを持ったフォーク リ フ トの横行走行時の概 略平面図である。
図 9 は本発明の第 3の実施の形態を示し、 横行システムを持った フォーク リ フ 卜の側面図である。
図 1 0は同横行システムを持ったフォーク リ フ 卜の前車輪部分の 一部切り欠き正面図である。
図 1 1 は同横行システムを持ったフォーク リ フ 卜の横行作動部の 平面図である。
図 1 2は同横行システムを持ったフォーク リ フ 卜の通常走行時の 概略平面図である。
図 1 3は同横行システムを持ったフォーク リ フ 卜の横行走行時の 概略平面図である。
図 1 4は同横行システムを持ったフォーク リ フ 卜の横行走行調整 時の概略平面図である。
図 1 5は本発明の第 4の実施の形態を示し、 横行システムを持つ たフォーク リ フ 卜の側面図である。
図 1 6は同横行システムを持ったフォーク リ フ 卜の前車輪部分の 一部切り欠き正面図である。
図 1 7は同横行システムを持ったフォーク リ フ 卜の前車輪部分の 平面図で、 ( a ) は直進走行時、 ( b ) は横行走行時である。 図 1 8は同横行システムを持ったフォーク リ フ 卜の概略平面図で 、 ( a ) は直進走行時、 ( b ) は横行走行時である。
図 1 9は同横行システムを持ったフォーク リ フ 卜の横行走行時の 概略平面図で、 ( a ) は後部側換向時、 ( b ) は前部側換向時であ ^> o
図 2 0は同横行システムを持ったフォーク リ フ 卜の概略平面図で 、 ( a ) は直進走行時、 ( b ) は横行走行時である。
図 2 1 は本発明の第 5の実施の形態を示し、 横行システムを持つ たフォーク リ フ 卜の通常走行時の側面図である。
図 2 2は同横行システムを持ったフォーク リ フ 卜の横行走行時の 側面図である。
図 2 3は従来例を示し、 フォーク リ フ 卜の側面図である。 発明を実施するための最良の形態
以下に、 本発明の第 1 の実施の形態を図 1 〜図 4に基づいて説明 する。
なお、 第 1の実施の形態において、 前述した従来例 (図 2 3 ) と 同一の構成物またはほぼ同一の構成物については、 同一の符号を付 して詳細は省略する。 すなわち、 1 はフォーク リ フ ト、 2は車体、 3は前車輪 (駆動輪) 、 4は後車輪 (換向輪) 、 5は運転席、 6は マス ト、 7は連結軸、 8はティル ト シ リ ンダ一、 9 は外枠、 1 0は 内枠、 1 1 はリ フ ト シ リ ンダー、 1 2はリ フ トブラケッ ト、 1 3は フォーク、 1 5は座席、 1 6 はハン ドル、 1 7はフロン トパイ プ、 1 8はリャパイ プ、 1 9 はヘッ ドガー ド、 2 0はカウン夕一ウェイ トをそれぞれ示す。 左右一対の前車輪 3 と左右一対の後車輪 4は、 それぞれ車体 2に 対して 9 0度状に換向可能 (真横状に換向可能) に設けられている 。 すなわち、 左右一対の前車輪 3は、 その リム 3 Aがそれぞれ油圧 モー夕 (走行駆動装置の一例) 2 1 の回転フランジ (駆動軸の一例 ) 2 2 に連結具 2 3 を介して直接に取り付けられることで、 油圧モ 一夕 2 1側に連動連結されている。
そして、 油圧モー夕 2 1 のマウン トは、 逆 L字状の旋回部材 2 4 における縦板部分に横向きで取り付けられている。 また旋回部材 2 4における横板部分は、 軸受 2 5 と縦軸 2 6 とを介して、 車体 2側 に対して縦軸心 2 7の周 りに回動自在に設けられている。 その際に 縦軸心 2 7は、 前車輪 3の真上部分に位置されるように構成されて いる。 左右の旋回部材 2 4はリ ンク 2 8などによ り連結されており 、 そして共通の旋回シ リ ンダー (回動手段の一例) 2 9 によって回 動が行われ、 以て左右の前車輪 3は互いに逆方向に換向して真横状 に向く ように構成されている。
前記車体 2側にはエンジン 3 0が設けられるとともに、 このェン ジン 3 0によ り駆動される一対の油圧ポンプ 3 1 が設けられている 。 そして、 一個の油圧モー夕 2 1 にそれぞれ油圧ポンプ 3 1 が対応 されるように、 すなわち、 2 ポンプ 2モー夕タイ プの油圧駆動シス テム ( H S Tシステム) になるように、 対応する油圧ポンプ 3 1 と 油圧モー夕 2 1 とが配管 (油圧ホースなど) 3 2 を介して連通され ている。
左右一対の後車輪 4は、 その リ ム 4 Aがそれぞれ旋回部材 3 4に おける縦板部分に遊転自在に取り付けられている。 また旋回部材 3 4における横板部分は、 軸受 3 5 と縦軸 3 6 とを介して、 車体 2側 に対して縦軸心 3 7の周 り に回動自在に設けられている。 その際に 縦軸心 3 7は、 後車輪 4の真上部分に位置されるように構成されて いる。 すなわち、 左右一対の後車輪 4は、 旋回キャス夕形式によ り 追従換向されるように構成されている。
以下に、 上記した第 1 の実施の形態における作用を説明する。 図 1 や図 2の実線、 ならびに図 3 は通常走行時を示している。 こ のとき左右の前車輪 3ならびに左右の後車輪 4は前後方向に向いて いる。 このようなフォーク リ フ ト 1 は、 運転席 5の座席 1 5に座つ た作業者がハン ドル 1 6 を操縦するこ とで、 走行動し得る。
そして リ フ 卜用レバ一を操作し リ フ トシ リ ンダ一 1 1 を作動させ ることで、 リ フ トブラケッ ト 1 2 などを介してフォーク 1 3を、 マ ス ト 6に沿って昇降動させ得、 以て所期のフォーク作業を行える。 またティル ト用レバ一を操作しティル トシリ ンダ一 8 を作動させる ことで、 マス ト 6 を連結軸 7の周 りで回動 (傾倒) させ得、 以て リ フ トブラケッ ト 1 2などを介してフォーク 1 3の姿勢を変化させ得 る。
このような通常走行時から横行走行へと切り換えるとき、 まずレ バー式の横行モー ドスィ ッチ (図示せず) を操作し、 レバーを傾け ることによ り旋回シ リ ンダー 2 9 を作動させ、 リ ンク 2 8 を介して 旋回部材 2 4 を縦軸心 2 7の周 り に回動させ、 以て図 1 や図 2の仮 想線、 ならびに図 4に示すように、 前車輪 3 を車体 2 に対して 9 0 度状に換向 (真横状に換向) させる。
ここで前車輪 3は、 それぞれ油圧モー夕 2 1 と一体であることか ら、 その 9 0度状の換向は容易にスムーズに行え、 さらに縦軸心 2 7が前車輪 3の真上部分に位置されることから、 前車輪 3などはコ ンパク トに して 9 0度状の換向が行えることになる。
このよう に して前車輪 3の換向を行ったこと、 すなわち前車輪 3 が真横状に換向したことをセンサーで感知して、 ィ ンジケ一夕ラン プを点灯させ、 これによ り横行モー ドが可能になる。 したがって、 エンジン 3 0によ り駆動されている一対の油圧ポンプ 3 1 からの油 圧を、 運転席 5 における正逆制御によ り、 対応した油圧モ一夕 2 1 に配管 3 2 を介して供給することで、 前車輪 3 を正逆に駆動させ、 以てフォーク リ フ ト 1 を左右で横行走行させ得る。 その際に、 旋回 キャス夕形式である左右一対の後車輪 4は追従換向される。
このように して横行走行を行えることで、 たとえば長尺物の搬送 を、 フォーク 1 3 を介して容易に行える。 なお、 横行走行における 直進性の補正は、 レバーを前後に傾けて旋回シ リ ンダー 2 9 を微作 動させ、 前車輪 3の角度を微調整することで容易に行える。
またフォーク リ フ ト 1 の駆動形式と して、 2ポンプ 2モ一夕タイ プの油圧駆動システムを採用していることで、 前述した通常走行時 における旋回は、 前車輪 3の回転方向、 回転数差をハン ドルホイ一 ルして行うが、 横行走行を行う と きには、 この旋回システムを電気 的にス 卜 ップさせる。
次に、 本発明の第 2の実施の形態を図 5〜図 8 に基づいて説明す る。
なお、 第 2の実施の形態において、 前述した第 1 の実施の形態 ( 図 1 〜図 4 ) と同一の構成物またはほぼ同一の構成物については、 同一の符号を付して詳細は省略する。
左右一対の前車輪 3は、 その リ ム 3 Aがそれぞれ電動モー夕 (走 行駆動装置の別例) 4 1 の回転フラ ンジ (駆動軸) 4 2 に連結具 2 3を介して直接に取り付けられるこ とで、 電動モ一夕 4 1側に連動 連結されている。 前記車体 2側にはバッテ リ 4 3が搭載されるとと もに、 このバッテ リ 4 3 にはコ ン ト ローラ 4 4が付設されている。 そして、 コ ン ト ローラ 4 4からのケーブル 4 5が、 前記電動モー夕 4 1 にそれぞれ接続されている。
以下に、 上記した第 2の実施の形態における作用を説明する。 図 5や図 6の実線、 ならびに図 7 は通常走行時を示している。 こ のとき左右の前車輪 3ならびに左右の後車輪 4は前後方向に向いて いる。 したがってバッテ リ 4 3の電力を、 コン ト ローラ 4 4によ り 制御したのちケーブル 4 5 を介して電動モー夕 4 1 にそれぞれ供給 することで、 前車輪 3 を正逆に駆動させて、 フォーク リ フ ト 1 を前 後で走行動し得る。
このような通常走行時から横行走行へと切り換えるとき、 図 5や 図 6の仮想線、 ならびに図 8 に示すように、 前車輪 3 を車体 2に対 して 9 0度状に換向 (真横状に換向) させる。 ここで前車輪 3は、 それぞれ電動モー夕 4 1 と一体であることから、 その 9 0度状の換 向は容易にスムーズに行える。
このようにして前車輪 3の換向を行ったことをセンサ一で感知し て、 イ ンジケータランプを点灯させ、 これによ り横行モー ドが可能 になる。 したがってバッテ リ 4 3の電力を、 コン ト ローラ 4 4によ り制御したのちケーブル 4 5 を介して電動モー夕 4 1 にそれぞれ供 給することで、 前車輪 3 を正逆に駆動させ、 以てフォーク リ フ ト 1 を左右で横行走行させ得る。
次に、 本発明の第 3の実施の形態を図 9〜図 1 4 に基づいて説明 する。 なお、 第 3の実施の形態において、 前述した第 1の実施の形態 ( 図 1 〜図 4 ) と同一の構成物またはほぼ同一の構成物については、 同一の符号を付して詳細は省略する。
旋回部材 2 4の回動を行わせる回動手段 5 0が設けられ、 この回 動手段 5 0 は、 共通の作動装置によって両旋回部材 2 4 を互いに逆 方向に回動させるように構成されている。 すなわち、 両旋回部材 2 4における横板部分には、 それぞれ縦ピン (旋回部材側連結部の一 例) 5 1 が設けられ、 その際に両縦ビン 5 1 は、 縦軸心 2 7に対し て互いに前後方向の逆方向に位置されている。
そして車幅方向のリ ンク体 5 2 が配設され、 このリ ンク体 5 2の 両端は前記縦ビン 5 1 に相対回動可能に連結されている。 前記リ ン ク体 5 2 を車幅方向に移動させる旋回用シ リ ンダー (作動装置の一 例) 5 3が、 リ ンク体 5 2の長さ方向の中間部分と車体 2 との間に 設けられている。 以上の 5 1〜 5 3などによ り回動手段 5 0の一例 が構成される。
後車輪 5 4は左右一対の並列形式であって、 それぞれリム 5 4 A が共通の旋回部材 5 5 における縦板部分に遊転自在に取り付けられ 、 また旋回部材 5 5における横板部分は、 軸受 5 6 と縦軸 5 7 とを 介して、 車体 2側に対して縦軸心 5 8の周りに回動自在に設けられ ている。 その際に縦軸心 5 8 は、 両後車輪 5 4間の中央部分に位置 されるように構成されている。 すなわち後車輪 5 4は、 旋回キャス 夕形式によ り追従換向されるよう に構成されている。
以下に、 上記した第 3の実施の形態における作用を説明する。 図 9や図 1 0の実線、 図 1 1 の ( a ) 、 ならびに図 1 2は通常走 行時を示している。 このとき旋回用シ リ ンダー 5 3は収縮され、 こ の収縮方向に リ ンク体 5 2が移動されることで、 左右の前車輪 3な らびに後車輪 5 4は前後方向に向いている。
このような通常走行時から横行走行へと切り換えるとき、 まずレ バー式の横行モー ドスィ ッチ (図示せず) を操作し、 レバーを傾け ることによ り旋回用シリ ンダー 5 3 を伸展させる。 これによ り リ ン ク体 5 2が伸展方向に移動され、 その移動に伴って、 旋回部材 2 4 を縦軸心 2 7の周 り に回動させる。
このとき、 左右の前車輪 3 に対して リ ンク体 5 2がクロス状に位 置されていることから、 図 9や図 1 0の仮想線、 図 1 1 の ( b ) 、 ならびに図 1 3に示すように、 両旋回部材 2 4は縦軸心 2 7の周り に互いに逆方向に回動されたのち、 両前車輪 3 を車体 2に対して 9
0度換向 (真横に換向) させるこ とになる。
このようにして前車輪 3の換向を行ったのち、 エンジン 3 0によ り駆動されている一対のポンプ 3 1 からの油圧を、 対応した油圧モ 一夕 2 1 に配管 3 2 を介して供給することで、 前車輪 3 を正逆に駆 動させ、 以てフォーク リ フ ト 1 を左右で横行走行させ得る。 その際 に、 左右の前車輪 3に対応される油圧モー夕 2 1 は、 その回転方向 が逆となるように制御される。 なお、 旋回キャス夕形式である左右 一対の後車輪 5 4は追従換向される。
このような横行走行を行う とき、 すなわち、 両前車輪 3 を車体 2 に対して 9 0度換向 (真横に換向) させた横行モー ド時に、 旋回用 シリ ンダー 5 3 を少し収縮させて、 図 1 4の ( a ) に示すように両 前車輪 3 を内向きで小角度 ( 5度位の範囲) に換向させた り、 また
、 旋回用シ リ ンダー 5 3 を少し伸展させて、 図 1 4の ( b ) に示す ように両前車輪 3 を外向きで小角度 ( 5度位の範囲) に換向させた りすることで、 路面状況や重量パラ ンスから く る直進性のずれを容 易に補正し得る。
なお、 両前車輪 3 を小角度 ( 5度位の範囲) で内外に換向させる (動かす) ことによ り、 横行走行時にフ ォーク リ フ ト 1の向きを多 少変えるこ とも可能となる。 また、 構造上可能であれば、 両前車輪 3の換向角度を 5度以上に大き く取るこ とによ り、 横行走行時の旋 回も可能となる。
上記した第 3の実施の形態では、 後車輪 5 4 と して左右一対の並 列形式が示されているが、 これは前車輪 3 と同様に配置された左右 一対の後車輪 5 4であってもよい。 この場合、 左右一対の後車輪 5 4のうち、 一方の後車輪 5 4 をハン ドルホイールによるステア形式 、 他方の後車輪 5 4 を旋回キャス夕形式と してもよ く、 そして、 横 行走行に切り換える際、 一方の後車輪 5 4を、 シリ ンダーなどによ り強制的に換向させる。
次に、 本発明の第 4の実施の形態を図 1 5〜図 2 0に基づいて説 明する。
なお、 第 4の実施の形態において、 前述した第 1の実施の形態 ( 図 1〜図 4 ) と同一の構成物またはほぼ同一の構成物については、 同一の符号を付して詳細は省略する。
油圧モー夕 2 1 のマウン トは、 T字状の旋回部材 6 0における縦 板部分に横向きで取り付けられ、 また旋回部材 6 0における横板部 分は、 軸受 6 1 と縦軸 6 2 とを介して、 車体 2側に対して縦軸心 6 3の周りに回動自在に設けられている。 その際に縦軸心 6 3は、 前 車輪 3の幅方向における中央部分である前車輪接地軸心 6 4に対し て横方向の変位量 Lを置いて位置されるように構成されている。 前記旋回部材 6 0 を回動させる回動手段 7 0が設けられ、 この回 動手段 7 0は、 共通の作動装置によって両旋回部材 6 0 を同方向に 回動させるように構成されている。 すなわち、 回動手段 7 0は旋回 用シ リ ンダー (共通の作動装置の一例) 7 1 を有し、 この旋回用シ リ ンダ一 7 1 は、 その本体 7 1 aが車体 2側に縦ビン 7 2 を介して 揺動自在に取り付けられている。 またピス ト ンロ ッ ド 7 1 bが、 片 側の旋回部材 6 0 に固定された リ ンク 7 3 に縦方向の連結ビン 7 4 を介して相対回動自在に連結されている。
そして左右の縦軸 6 2 から連設されたアーム 7 5間が、 リ ンク体 7 6 と連結ビン 7 7 とを介して相対回動自在に連結されている。 そ の際に両連結ピン 7 7は、 縦軸心 6 3に対して前後方向の同方向に 位置されており、 以て左右の前車輪 3が前後方向に向いているとき 、 両前車輪 3間の車輪軸心に対して リ ンク体 7 6が平行状に位置さ れている。
したがって旋回用シ リ ンダー 7 1 の作動によって、 リ ンク 7 3 を 介して片側の旋回部材 6 0 を回動させることで、 片側の前車輪 3 を 縦軸心 6 3の周り に換向して真横状に向けさせるとともに、 アーム 7 5やリ ンク体 7 6 などを介して他側の前車輪 3 を縦軸心 6 3の周 りに換向して真横状に向け得る。 すなわち回動手段 7 0によると、 共通の旋回用シリ ンダー 7 1 の作動によって、 左右の前車輪 3が互 いに同方向に回動 (換向) されて真横状に向く ように構成されてい る。 以上の 7 1〜 7 7などによ り回動手段 7 0の一例が構成される 以下に、 上記した第 4の実施の形態における作用を説明する。 図 1 5や図 1 6の実線、 ならびに図 1 7や図 1 8や図 2 0の ( a ) は、 左右一対の前車輪 3 ならびに左右一対の後車輪 4が前後方向 に向いてお り、 以て通常走行における直進時を示している。 このと き回動手段 7 0では、 旋回用シ リ ンダー 7 1 が伸展され、 この伸展 方向に リ ンク 7 3が移動され、 リ ンク体 7 6が平行状に位置される ことで、 左右の前車輪 3 を前後方向に向けている。
前述したように、 フォーク リ フ ト 1 の駆動形式と して、 2ポンプ 2モー夕タイ プの油圧駆動システムを採用しているこ とで、 通常走 行における直進の際の旋回は、 両前車輪 3の回転方向、 回転数差を ノヽン ドルホイールして行える。 すなわち、 たとえば図 1 8の ( a ) の仮想線に示すように、 左側の回転数: f に対して右側の回転数 Fを 高く したとき、 その回転数差によってフ ォーク リ フ ト 1は左旋回を 行う。 その際に左右一対の後車輪 4は、 その向きを旋回方向に自動 的に変更しながら追従回転を行う ことになる。 なお右旋回は、 右側 の回転数に対して左側の回転数を高く することで、 同様にして行え る。
このような通常走行時から横行走行へと切り換えるとき、 まず、 たとえばレバ一式の横行モー ドスィ ッチ (図示せず) を操作し、 回 動手段 7 0 を作動させる。 すなわち回動手段 7 0では、 レバ一を傾 けることによ り旋回用シ リ ンダー 7 1 を収縮動させる。 これによ り 、 リ ンク 7 3などを介して片側の旋回部材 6 0 を縦軸心 6 3の周り に回動させるとともに、 縦軸 6 2、 アーム 7 5、 リ ンク体 7 6など を介して他側の旋回部材 6 0 を縦軸心 6 3の周 り に回動させる。 このとき リ ンク体 7 6が平行状に位置されていることから、 図 1 5や図 1 6の仮想線、 ならびに図 1 7や図 1 8や図 2 0の ( b ) に 示すように、 両旋回部材 6 0 は縦軸心 6 3の周 り に同方向に回動さ れて、 両前車輪 3 を車体 2に対して 9 0度状 (真横状) に換向させ ることになる。 そして、 縦軸心 6 3 が前車輪接地軸心 6 4に対して 横方向の変位量 Lを置いて位置されていることから、 9 0度状 (真 横状) に換向されて横向きとされた両前車輪 3は、 その変位量 の 2倍を横向き時変位量 2 L と して、 前後方向で変位されることにな o
このようにして前車輪 3の 9 0度状の換向を行う ことによ り横行 モー ドが可能になる。 したがって、 一対の油圧ポンプ 3 1 からの油 圧を、 対応した油圧モー夕 2 1 に供給することで、 前車輪 3 を正逆 に駆動させて、 図 1 8や図 2 0の ( b ) に示すようにフォーク リ フ ト 1 を左右で横行走行させ得る。 その際に、 直線状の横行走行時に おいて、 左右の前車輪 3に対応される油圧モー夕 2 1 は、 その回転 方向ならびに回転数が同じとなるように制御される。
このような横行走行を行っているとき、 すなわち、 両後車輪 4を 車体 2に対して 9 0度状 (真横状) に換向させた横行モー ド時を中 立と して、 この状態からのハン ドル 1 6や後車輪 4の切れ角をセン サーなどで検出して、 油圧コ ン ト ローラに対する入力や出力を変え ることで、 両前車輪 3の左右の回転数差をつけて換向を行える。 すなわち、 図 1 9の ( a ) に示すように右側への横行走行時にお いて、 右側の前車輪 3 を大回転数 F と し左側の前車輪 3 を小回転数 f としたときには、 横向き時変位量 2 Lがある両前車輪 3の回転数 差によって、 車体 2 に右側への旋回力が作用され、 右側への横行走 行は後部側へ換向しながら行えることになる。 また、 図 1 9の ( b ) に示すように右側への横行走行時において、 左側の前車輪 3 を大 回転数 F と し右側の駆動輪 3 を小回転数 f と したときには、 横向き 時変位量 2 Lがある両前車輪 3の回転数差によって、 車体 2に左側 への旋回力が作用され、 右側への横行走行は前部側へ換向しながら 行えることになる。
このように横行走行時において、 両前車輪 3間に横向き時変位量 2 Lが生じていることによって、 ハン ドル操作などによ り両前車輪 3に左右の回転数差をつけるだけで車体 2に左右への旋回力を作用 させて、 横行走行は車長方向 (前後方向) において換向しながら行 えるとともに、 路面状況や重量バラ ンスから く る直進性のずれを容 易に補正し得る。 なお左側への横行走行時においても、 同様に制御 し得る。
上記した第 4の実施の形態では、 回動手段 7 0の作動装置として 旋回用シ リ ンダー 7 1 を使用した形式が示されているが、 これはモ 一夕などによって 9 0度状の換向が行われる形式であってもよい。 また回動手段 7 0 と して、 旋回用シ リ ンダー 7 1 を左右共通の作動 装置と した形式が示されているが、 これは左右別々に作動装置が設 けられた形式であってもよい。
次に、 本発明の第 5の実施の形態を図 2 1、 図 2 2 に基づいて説 明する。
なお、 第 5の実施の形態において、 前述した第 1 の実施の形態 ( 図 1 〜図 4 ) と同一の構成物またはほぼ同一の構成物については、 同一の符号を付して詳細は省略する。
左右一対の前車輪 3 と左右一対の後車輪 4は、 それぞれ車体 2 に 対して 9 0度換向可能 (横向きに換向可能) に設けられている。 そ して前車輪 3は駆動輪であ り、 さ らに 9 0度換向用の作動装置を備 えている。 前記車体 2の前端側に位置されるマス ト 6は、 起立状の 姿勢においてその下部側が左右の前車輪 3間に位置される。 そして マス ト 6は、 前車輪 3 に対して上方でかつ車幅方向に位置される連 結軸 8 0 を介して、 前記車体 2 に対して前後方向に回動自在に取り 付けられている。
このマス ト 6の前後回動を行わせる回動駆動装置の一例であるテ ィル トシ リ ンダ一 8 1 が、 車体 2 とマス ト 6 との間に設けられてい る。 そして、 ティ ル トシ リ ンダ一 8 1 によ りマス ト 6 を回動させた とき、 このマス ト 6の下部が、 前方へ振り出されて前車輪 3の換向 不干渉位置に移動されるよう に構成されている。
以下に、 上記した第 5の実施の形態における作用を説明する。 図 2 1の実線は通常走行時を示している。 このときティル トシ リ ンダ一 8 1 の収縮によ りマス ト 6 は起立状の姿勢にあ り、 その下部 側が左右の前車輪 3間に位置されている。 したがってフォーク リ フ ト 1 は、 フロン トオーバハングが長く なることもな く形成し得る。 そしてフォーク リ フ ト 1 は、 ティル ト用レバーを操作しティル ト シ リ ンダ一 8 1 を作動させるこ とで、 マス ト 6 を連結軸 8 0の周りで 回動 (傾倒) させ得、 以て リ フ ト ブラケッ ト 1 2などを介してフォ ーク 1 3の姿勢を変化させ得る。
このような通常走行時から横行走行へと切り換えるとき、 まず横 行モー ドスィ ッチ (図示せず) を操作してティル ト シ リ ンダ一 8 1 を大き く伸展作動させる。 このティ ル ト シ リ ンダ一 8 1の伸展作動 によ り、 マス ト 6 を連結軸 8 0の周 り に回動 (傾動) させ、 図 2 1 の仮想線に示すように、 このマス 卜 6の下部を前車輪 3間から前方 へ振り出して、 前車輪 3の換向不干渉位置に移動させる。
次いで換向用レバー (図示せず) を操作し、 9 0度換向用の作動 装置によ り前車輪 3 を、 図 1 の仮想線に示すように、 車体 2に対し て 9 0度換向 (横向きに換向) させる。 その際に前車輪 3の 9 0度 換向は、 マス ト 6の下部が換向不干渉位置に移動していることで、 何ら支障な く 円滑に行える。
このように して所期の換向を行ったのち、 センサ一にてフィー ド ノ ソク してティル トシ リ ンダ一 8 1 を収縮作動させる。 これによ り 、 マス ト 6 を連結軸 8 0の周 り に回動させ、 図 2 2に示すように、 このマス ト 6 を起立状の姿勢と して、 その下部を前車輪 3の側面に 前方から対向させ得、 以てフ ォーク リ フ ト 1 は、 フ ロ ン トオーバハ ングが長く なることもな く、 横行走行可能にし得る。
上記した第 5の実施の形態では、 回動駆動装置と してティル トシ リ ンダ一 8 1 が示されているが、 これは螺子駆動形式やリ ンク形式 などであってもよい。
上記した各実施の形態では、 左右一対の後車輪 4 として、 または 並列された左右一対の後車輪 5 4 と して、 追従換向される旋回キヤ ス夕形式が採用されているが、 これは前車輪 3 と同様にして、 シ リ ンダ一などによ り強制的に換向される形式を採用してもよい。 また 、 左右一対の後車輪 4のうち、 一方の後車輪 4 をハン ドルホイール によるステア形式、 他方の後車輪 4 を旋回キャス夕形式と してもよ く、 この場合、 横行走行に切り換える際、 一方の後車輪 4 を、 シ リ ンダ一などによ り強制的に換向させる。

Claims

請 求 の 範 囲
1 . 車体に、 左右一対の前車輪と後車輪が設けられた横行システム を持ったフォーク リ フ 卜であって、
前車輪と後車輪は、 それぞれ換向可能に設けられ、 左右一対の前車 輪は、 それぞれ走行駆動装置側の駆動軸に連動連結され、 両走行駆 動装置は、 車体側に対して縦軸心の周 り に回動自在に設けられた旋 回部材に取り付けられるとともに、 旋回部材の回動を行わせる回動 手段が設けられ、 前記車体の前端側にはマス トが設けられるととも に、 このマス ト側にはフォークが設けられていることを特徴とする
2 . 請求項 1記載の横行システムを持ったフォーク リ フ 卜であって 、 回動手段は、 共通の作動装置によって両旋回部材を互いに逆方向 に回動させるように構成されていることを特徴とする。
3 . 請求項 1 記載の横行システムを持ったフォーク リ フ トであって 、 回動手段は、 縦軸心に対して互いに前後方向の逆方向に位置され た旋回部材側連結部と、 これら旋回部材側連結部間に相対回動可能 に連結された車幅方向の リ ンク体と、 このリ ンク体を車幅方向に移 動させる作動装置とから構成されていることを特徴とする。
4 . 請求項 1記載の横行システムを持ったフォーク リ フ トであって 、 回動手段によ り旋回部材の回動を行わせたとき、 横向きとされた 両駆動輪が前後方向で変位するように構成されていることを特徴と する。
5 . 請求項 1 記載の横行システムを持ったフォーク リ フ 卜であって 、 車体の前端側で左右の前車輪間には、 前車輪に対して上方でかつ 車幅方向に位置される連結軸を介して、 マス 卜が前後方向に回動自 在に取り付けられるとともに、 前後回動を行わせる回動駆動装置が 車体とマス 卜 との間に設けられ、 この回動駆動装置によ りマス トを 回動させたとき、 このマス 卜の下部が前車輪の換向不干渉位置に移 動されることを特徴とする。
PCT/JP2000/002693 1999-04-26 2000-04-24 Leve-palette dote d'un systeme de deplacement lateral WO2000064800A1 (fr)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP00917453A EP1215162A1 (en) 1999-04-26 2000-04-24 Fork lift with laterally moving system
US09/980,555 US6675927B1 (en) 1999-04-26 2000-04-24 Fork lift with laterally travelling system

Applications Claiming Priority (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11/117375 1999-04-26
JP11/117372 1999-04-26
JP11/117373 1999-04-26
JP11117372A JP3121802B2 (ja) 1999-04-26 1999-04-26 フォークリフトのマスト装置
JP11737599A JP3140005B2 (ja) 1999-04-26 1999-04-26 横行システムを持ったフォークリフト
JP11737399 1999-04-26
JP19381199A JP3121806B1 (ja) 1999-07-08 1999-07-08 横行システムを持ったフォークリフト
JP11/193811 1999-07-08
JP2000032538A JP3272339B2 (ja) 1999-04-26 2000-02-10 横行システムを持ったフォークリフト
JP2000/32538 2000-02-10

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
US09/980,555 A-371-Of-International US6675927B1 (en) 1999-04-26 2000-04-24 Fork lift with laterally travelling system
US10/439,058 Division US6732831B2 (en) 1999-04-26 2003-05-15 Fork lift with laterally travelling system

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2000064800A1 true WO2000064800A1 (fr) 2000-11-02

Family

ID=27526761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2000/002693 WO2000064800A1 (fr) 1999-04-26 2000-04-24 Leve-palette dote d'un systeme de deplacement lateral

Country Status (4)

Country Link
US (2) US6675927B1 (ja)
EP (1) EP1215162A1 (ja)
CN (1) CN1126708C (ja)
WO (1) WO2000064800A1 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3874595B2 (ja) * 2000-08-01 2007-01-31 Tcm株式会社 横行システムを持ったフォークリフト
JP2002046992A (ja) * 2000-08-04 2002-02-12 Tcm Corp 横行システムを持ったフォークリフト
JP2004314945A (ja) * 2003-03-31 2004-11-11 Komatsu Forklift Co Ltd フォークリフトのパワートレーン支持装置
GB2412902B (en) * 2004-04-07 2008-04-09 Linde Ag Industrial truck having increased static or quasi-static tipping stability
US7255194B2 (en) * 2004-12-21 2007-08-14 Daimlerchrysler Corporation Steering system for a zero-steer vehicle
DE102005003739B3 (de) * 2005-01-26 2006-11-16 Wirtgen Gmbh Baumaschine, sowie Schwenkeinrichtung
US20070213869A1 (en) * 2006-02-08 2007-09-13 Intermec Ip Corp. Cargo transporter with automatic data collection devices
CA2584917A1 (en) * 2006-04-13 2007-10-13 W. Craig Coltson Compact construction vehicle with improved mobility
US20080277890A1 (en) * 2007-05-07 2008-11-13 Boster Ii Roger D Four-Way Forklift With Outwardly Pivoting Wheel Arms
DE112007003518T5 (de) * 2007-05-23 2010-04-15 4Power4 Sprl Lenkmechanismus, insbesondere für kurze Fahrzeuge
US8789636B2 (en) * 2011-04-08 2014-07-29 Komatsu Ltd. Battery-powered forklift
DE102013208484B4 (de) * 2013-05-08 2018-04-26 Wirtgen Gmbh Vorrichtung zum Bearbeiten von Straßen- oder Bodenoberflächen, sowie Verfahren zum Lenken einer Straßenfräsmaschine
DE102013208539B4 (de) * 2013-05-08 2023-07-27 Wirtgen Gmbh Vorrichtung zum Bearbeiten von Straßen- oder Bodenoberflächen
CN103693590B (zh) * 2013-12-16 2016-04-27 淄博正邦知识产权企划有限公司 一种平衡重式叉车
CN104692295B (zh) * 2015-03-25 2018-04-27 门加坤 臂式四驱越野叉车
CN106275069B (zh) * 2015-05-27 2018-12-21 比亚迪股份有限公司 车轮转向机构及车辆
CN204775442U (zh) * 2015-06-24 2015-11-18 浙江中力机械有限公司 电子转向式单驱动三支点叉车
CN116946931A (zh) * 2023-09-19 2023-10-27 中机博也(宁波)汽车技术有限公司 一种驾驶室旋转系统及运输设备

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4823899A (en) * 1986-07-10 1989-04-25 Ashot Ashkelon Industries Ltd. Steering apparatus
JPH01168580A (ja) * 1987-12-22 1989-07-04 Toyota Autom Loom Works Ltd 産業車両における旋回制御装置
JPH02306879A (ja) * 1989-05-22 1990-12-20 Kaaneru:Kk 自走式作業台車
JPH03235762A (ja) * 1990-02-09 1991-10-21 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 走行車両のステアリング装置
US5325935A (en) * 1993-05-18 1994-07-05 Nippon Yusoki Co., Ltd. Reach forklift

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3087564A (en) * 1961-01-17 1963-04-30 Yale & Towne Mfg Co Longitudinal and transverse steering for industrial truck
US3490555A (en) * 1967-12-04 1970-01-20 Fortschritt Veb K Vehicular chassis movable in two orthogonal directions
EP0616515A4 (en) * 1991-12-05 1994-11-17 Pagett Ind Pty Limited J STEERABLE VEHICLE WITH FOUR-WHEEL DRIVE.
US5609220A (en) * 1992-08-27 1997-03-11 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Operation control system for traveling vehicle
DE19748474C1 (de) * 1997-11-03 1999-08-12 Horst Staiger & Soehne Gmbh Hinterachslenkvorrichtung
GB2356624B (en) * 1999-10-30 2004-04-14 Jungheinrich Ag Fork-lift truck

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4823899A (en) * 1986-07-10 1989-04-25 Ashot Ashkelon Industries Ltd. Steering apparatus
JPH01168580A (ja) * 1987-12-22 1989-07-04 Toyota Autom Loom Works Ltd 産業車両における旋回制御装置
JPH02306879A (ja) * 1989-05-22 1990-12-20 Kaaneru:Kk 自走式作業台車
JPH03235762A (ja) * 1990-02-09 1991-10-21 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 走行車両のステアリング装置
US5325935A (en) * 1993-05-18 1994-07-05 Nippon Yusoki Co., Ltd. Reach forklift

Also Published As

Publication number Publication date
US20030205418A1 (en) 2003-11-06
CN1126708C (zh) 2003-11-05
CN1349474A (zh) 2002-05-15
EP1215162A1 (en) 2002-06-19
US6732831B2 (en) 2004-05-11
US6675927B1 (en) 2004-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2000064800A1 (fr) Leve-palette dote d'un systeme de deplacement lateral
KR20030038660A (ko) 가로주행 시스템을 갖는 작업차량
JP3874595B2 (ja) 横行システムを持ったフォークリフト
KR100665015B1 (ko) 트래버스 시스템을 가진 작업차량
WO2000071459A1 (fr) Levier a fourche a systeme transversal
JP3919429B2 (ja) 横行システムを持った作業車両
WO2002012111A1 (en) Fork lift with traverse motion system
JP2002046996A (ja) 横行システムを持った作業車両
JP3140005B2 (ja) 横行システムを持ったフォークリフト
JP2984319B2 (ja) 高所作業車の操向機構
JP3121806B1 (ja) 横行システムを持ったフォークリフト
JP3375569B2 (ja) サイドフォーク式搬送用車両
JP3121809B1 (ja) 横行システムを持ったフォークリフト
JP3272341B2 (ja) 横行システムを持った作業車両
JP3272339B2 (ja) 横行システムを持ったフォークリフト
JP3140012B2 (ja) 横行システムを持ったフォークリフト
JP3140013B2 (ja) 横行システムを持ったフォークリフト
JP3121802B2 (ja) フォークリフトのマスト装置
JP3786572B2 (ja) 横行システムを持ったフォークリフト
JP3140014B2 (ja) 横行システムを持ったフォークリフト
JP3249105B2 (ja) 横行システムを持った作業車両
JP3919427B2 (ja) 横行システムを持った作業車両
JP2002087316A (ja) 横行システムを持った作業車両
JP2002029446A (ja) 横行システムを持った作業車両
JPH08324447A (ja) 車両の車輪換向装置

Legal Events

Date Code Title Description
WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 00806795.3

Country of ref document: CN

AK Designated states

Kind code of ref document: A1

Designated state(s): CN US

AL Designated countries for regional patents

Kind code of ref document: A1

Designated state(s): AT BE CH CY DE DK ES FI FR GB GR IE IT LU MC NL PT SE

DFPE Request for preliminary examination filed prior to expiration of 19th month from priority date (pct application filed before 20040101)
121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application
WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 09980555

Country of ref document: US

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 2000917453

Country of ref document: EP

WWP Wipo information: published in national office

Ref document number: 2000917453

Country of ref document: EP

WWW Wipo information: withdrawn in national office

Ref document number: 2000917453

Country of ref document: EP