WO1999031209A1

WO1999031209A1 - Detergent liquide transparent contenant un tensioactif anionique a l'alkylbenzenesulfonate et du silicate de sodium

Info

Publication number: WO1999031209A1
Application number: PCT/JP1998/005723
Authority: WO
Inventors: Minoru Uno; Tsutomu Uno; Hisashi Uno
Original assignee: Uno Shoyu Co., Ltd.
Priority date: 1997-12-18
Filing date: 1998-12-17
Publication date: 1999-06-24
Also published as: US6387868B1; TW446751B; CA2281785C; CN1248283A; KR20000070922A; ES2210848T3; EP0971022B1; EP0971022A4; DE69819698D1; JP3262339B2; DK0971022T3; DE69819698T2; EP0971022A1; CA2281785A1; ATE254164T1; CN1198910C; KR100352934B1

Description

明細書アルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤とケィ酸ナトリゥムを含有する透明液体洗净剤技術分野

本発明は、アルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤と液体ケィ酸ナトリゥムとを含有する新規液体洗浄剤に係り、特には、アルキルベンゼンスルホン酸系界面活性剤と液体ケィ酸ナトリゥムとを水中に含有する透明液体洗浄剤に関する。

背景技術

ァニオン界面活性剤であるアルキルベンゼンスルホン酸塩を利用した液体洗浄剤を製造するための確立された技術として、ソフト型もしくは直鎖型のアルキルベンゼンスルホン酸を一定量の水中で水酸化ナトリゥムを加えて中和し、これにその他の界面活性剤、水、 p H調整剤、緩衝剤、增粘剤、曇り防止剤等を組み合わせることが知られている。アルキルべンゼンスルホン酸としては、従前は、ハード型（プロピレン 4 量体からなるアルキル基を有するタイプ）が使用されていたが、今日では、直鎖型が主に使用されている。その他の界面活性剤として、ノニオン界面活性剤であるポリォキシェチレンアルキルエーテルが使用されている。また、被洗浄物にしなやかさを付与するしなやか剤として、カチオン界面活性剤である脂肪族第 4 級アンモニゥム塩も用レヽられている。さらに、この液体洗浄剤の凍結防止、粘性安定化を図り、また他の界面活性剤との相容性としっとり性の向上を目的として、ボリエチレングリコールも使用されてレ、る。

今曰まで、このようなアルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤を含有する液体洗浄剤組成物の洗浄力をさらに向上させるベく種々の研究がなされてきたが、未だに満足し得る成果が得られていない。

ところで、液体ケィ酸塩であるケィ酸ナトリウムは、い力なる界面活性剤にも優る洗浄力を潜在的に有することが知られてレ、る。そこで、上記従来のアルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤を含有する液体洗浄剤にケィ酸ナトリゥムを配合すれば、その洗浄力は一層向上すると考えられる。

しかしながら、当該技術分野では、上記組成の従来の液体洗浄剤とケィ酸ナトリゥムとを混合することによって液体洗浄剤を得ることは技術的に困難なことであると当業者により認識されている。事実、両者を混合すると、激しい反応が生じ、ゲル化してしまう。カゝくして、現在、アルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤とケィ酸ナトリゥムとの両者を含有する洗剤としては、このゲル化反応を利用して粉末洗剤が生産されているに過ぎない。

しかしながら、この粉末洗剤を製造するためには、ゲルを乾燥して粉末化する必要があり、生産コストが上昇する。カロえて、粉末洗剤は、使用時の温度において洗浄用水に溶けないこともあり、衣類等の被洗濯物にその不溶洗剤粉末が付着したまま残り、これが当該衣類の着用者に皮膚アレルギー等の皮膚疾患を誘発するおそれもある。

従つて、本発明は、従来では達成し得なかった、ケィ酸ナ卜リゥムをアルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤とともに含有し、水に容易に希釈，溶解し得、しかも長期にわたつて析出物を発生せず、白濁も生じない透明液体洗浄剤を提供することを目的とする。

発明の開示

本発明者らは、アルキルベンゼンスルホン酸塩ァユオン界面活性剤と液体ケィ酸ナトリゥムとを含有する透明な液体洗浄剤を開発すべく長期にわたり鋭意研究を重ねた結果、アルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤とケィ酸ナトリウムとが、水中において、ポリオキシエチレンアルキルもしくはァリ一ルエーテルノユオン界面活性剤およびアルキルエーテル硫酸塩ァニオン界面活性剤の共存下で、所期の透明液体洗浄剤を生成し得ることを見いだし、ついに本発明を完成させたものである。

すなわち、本発明によれば、アルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤、液体ケィ酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルもしくはァリ一ルエーテルノエオン界面活性剤、およびアルキルエーテル硫酸塩ァニオン界面活性剤を水中に含有する透明液体洗浄剤が提供される。この透明液体洗浄剤は、フッ素系界面活性剤を含有することもできる。

本発明の透明液体洗浄剤において、好ましくは、アルキルベンゼンスルホン酸塩は約 5 〜約 1 5 . 5 重量％の割合で、ケィ酸ナトリゥムは約 1 〜約 7 . 5 重量％の割合で含有される。本発明の透明液体洗浄剤において、好ましくは、ポリオキシエチレンアルキルもしくはァリ一ルエーテルノニオン界面活性剤は約 1 〜約 1 0 重量％の割合で、アルキルェ一テル硫酸塩ァニオン界面活性剤は約 1 〜約 1 5 重量％の割合で含有される。フッ素系界面活性剤は、これを添加する場合、本発 1?] の透明液体洗浄剤に好ましくは 0 . 0 1 なレヽし 0 . 1 重量％、特に好ましくは 0 . 0 1 なレヽし 0 . ◦ 9 重量 °/₀の割合で含まれる。

本発明の透明液体洗浄剤は、金属キレート剤、 p H調整剤、および凍結 · 曇り防止剤をさらに含有することができる。その場合、金属キレ一ト剤は約 0 . 5 〜約 3 重量％の割合で、 P H調整剤は約 0 . 0 5 〜約 5 重量 °/。の割合で、凍結 ' 曇り防止剤は約 0 . 1 〜約 3 重量％の割合で含有されることが好ましい。

また、本発明によれば、液体ケィ酸ナトリウムを約 1 〜約 7 . 5 重量％の割合で、金属キレート剤を約 0 . 5 〜約 3 重量％の割合で、 p H調整剤を約 0 . 0 5 〜約 5 重量％の割合で、アルキルベンゼンスルホン酸を約 5 〜約 1 5 重量％の割合で、アルキルベンゼンスノレホン酸の中和剤としてァノレ力リ金属水酸化物を約 1 〜約 4 . 5 重量％の割合で、フッ素系界面活性剤を 0 〜約 0 . 1 重量％の割合で、ポリオキシェチレンアルキルもしくはァリールエーテルノ二オン界面活性剤を約 1 〜約 1 0 重量。/。の割合で、アルキルェ一テル硫酸塩ァニオン界面活性剤を約 1 〜約 1 5 重量％の割合で、凍結 · 曇り防止剤を約 0 . 1 〜約 3 重量％の割合で、水を残部の割合で配合して調製された透明液体洗净剤が提供される。

また、本発明によれば、液体ケィ酸ナトリウムを約 1 〜約 6 道量％の割合で、金厲キレート剤を約 0 . 5 〜約 2 . 5 重量 /。の割合で、 p H調整剤を約 0 . 0 5 〜約 4 重量％の割合で、アルキルベンゼンスノレホン酸を約 5 〜約 1 2 . 5 重量％の割合で、アルキルベンゼンスルホン酸の中和剤としてアル力リ金属水酸化物を約 1 〜約 4 重量％の割合で、フッ素系界面活性剤を 0 〜約 0 . 0 9 重量。 /。の割合で、ポリオキシェチレンアルキルもしくはァリールェ一テルノニオン界面活性剤を約 1 〜約 8 . 5 重量。/。の割合で、アルキルエーテル硫酸塩ァニオン界面活性剤を約 1 〜約 1 4 重量％の割合で、凍結 · 曇り防止剤を約 0 . 1 〜約 2 . 5 重量 %の割合で、水を残部の割合で配合して調製された透明液体洗浄剤が提供される。

さらに、本発明によれば、（ 1 ) ポリオキシエチレンアルキルもしくはァリールエーテルノニオン界面活性剤、凍結 · 曇り防止斉 Iしアルキルエーテル硫酸塩ァ -オン界面活性剤および水を含有する混合界面活性剤の水系溶液に（ 2 ) 液体ケィ酸ナトリウム、金属キレ一ト剤、 p H調整剤および水を含有するケィ酸ナトリゥムの水系溶液を添加し、得られた混合物に、（ 3 ) アルキルベンゼンスルホン酸に、水および中和剤としてのアル力リ金属水酸化物を加えて調製されたアルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤の水系溶液を添加して調製された透明液体洗浄剤が提供される。

本発明の透明液体洗浄剤は、好ましくは、アルキルべンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤を約 5 ないし約 1 5 . 5 重量％の割合で、液体ケィ酸ナトリゥムを約 1 ないし約 7 · 5 重量％の割合で含有する。

本 ¾明の液体洗浄剤は、 1 0 0 0 倍希釈したときに、弱ァル力リ性（ 7 を超え、 8 未満の p H値）を示す。

発明を実施するための最良の形態以下、本発明について、さらに詳細に説明する。

本 ¾明の透明液体洗浄剤に特徴的に使用されるアルキルべンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤は、特に、直鎖ドデシルベンゼンスルホン酸塩等の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩から実質的になることが好ましい。この直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩は、一般式 R C ₆ H 4 S O 3 M (ここで、 R は、好ましくは、 C 丄丄〜 C 丄 ₄ の直鎖アルキル基、特に直鎖ドデシル基、 Mは、アル力リ金属、特にナトリゥム）で表すことができる。このような直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤は、市販もされているが、通常、本発明の透明液体洗浄剤を製造するに際して、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸を水中で水酸化ナトリゥム、水酸化力リゥム等のアル力リ金属水酸化物で中和することによって調製することが好ましい。

アルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤とともに本発明の透明液体洗浄剤に特徴的に含有される液体ケィ酸ナトリウムは、当該洗浄剤において以後詳述する所定の界面活性斉 II とともに優れた洗浄力を提供し、洗浄剤として作用させるための必須成分であり、本発明の透明液体洗浄剤は、この液体ケィ酸ナ卜リゥムを含有することにより、従来の洗浄剤では得られない優れて高い洗浄力を発揮する。

そのような液体ケィ酸ナトリウムとしては、 J I S 規格の 1 号ケィ酸ナトリウム（比重： 5 9 . 2 B e (ボーメ度）以上（ 1 5 。C ) ；二酸化ケイ素（ S i O 2 ) ： 3 5 〜 3 8 重量％、酸化ナトリウム（ N a 2 〇）： 1 7 〜 1 9 重量。/。、鉄（ F e ) ： 0 . 0 3 重量。/。以下、水不溶分： 0 . 2 重量％以下）、同 2 号ケィ酸ナトリウム（比重： 5 4 B e 以上（ 1 5 °C ) 、二酸ィ匕ゲイ素（ S i O 2 ) ： 3 4 〜 3 6 %、酸化ナトリウム（ N a 2 O ) ： 1 4 〜： L 5 重量 °/。、鉄（ F e ) ： 0 . 0 3 重量％以下、水不溶分： 0 . 2 重量％以下）、同 3 号ケィ酸ナトリゥム（比重： 4 0 B e 以上（ 1 5 °C ) 、二酸化ケイ素（ S i O 2 ) ： 2 8 〜 3 0 重量％、酸化ナトリウム（ N a ₂ 〇）： 9 〜 1 0 重量％、鉄（ F e ) ： 0 . 0 2 重量％以下、水不溶分： 0 . 2 %以下）を使用することができる。一般に、本発明において使用されるケィ酸ナトリゥムは、式 N a 2 〇 · n S i O 2 で表すこともでき、ここで、 n =約 2 〜 4 の場合に液体である。 J I S 規格品や市販品以外に、酸化ナトリゥムと二酸化ケイ素とを前者 1 モルに対し、後者ほぼ 2 なレ、し 4 モルの割合で配合した調合品を用いることもできる。液体ケィ酸ナトリウムとしては、 J I S 規格の 2 号ケィ酸ナトリウムおよび 3 号ケィ酸ナトリゥムが好ましく、特に 2 号ケィ酸が好ましい。

本発明の透明液体洗浄剤において、アルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤および液体ケィ酸ナトリゥムとともに使用される界面活性剤は、ポリオキシエチレンアルキルもしくはァリールエーテルノニオン界面活性剤およびァルキルエーテル硫酸塩ァニオン界面活性剤である。フッ素系界面活性剤も使用することができる。これら界面活性剤は、巿販のものを用いることができる。

ボリォキシエチレンアルキルもしくはァリールエーテルノ二オン界面活性剤としては、ポリォキシエチレン第 1 級または第 2 級アルキルェ一テルおよびポリォキシエチレンアルキノレフエニルエーテルを好ましく例示することができる、それらの混合物も使用することができる。

ポリオキシエチレンアルキルエーテルは、一般式：

R O ( C H 2 C H 2 〇） n ^H

(ここで、 Rは第 1 級もしくは第 2級アルキル基、好ましくは C ₈ 〜 C 丄 ₈ のアルキル基、特に C 丄 2 のアルキル基、 n は 7 〜 1 0 ) で表すことができる。ポリオキシエチレンアルキノレフエ二ノレエーテルは、一般式：

R - C ₆ H ₄ - O ( C H 2 C H 2 〇） _n ^H

(ここで、 Rは、アルキル基、好ましくは C ₈ 〜 C 9 アルキル基、 n は、 9 〜 1 2 ) で表すことができる。

アルキルェ一テル硫酸塩ァニオン界面活性剤としては、第

1 級もしくは第 2級高級アルコールェトキシスルフエ一ト、アルキルフエノ一ルスルフヱ一ト、それらの混合物等を好ましく例示することができるが、洗浄性、起泡性に優れ、皮膚に対して刺激の少ない第 1 級および第 2 級アルコールェトキシスルフエ一トが特に好ましい。

第 1 級高級アルコールェトキシスルフエ一トは、一般式： R — ( O C H 2 C H 2 ) _n O S O ₃ M ( ここで、 Rは第 1 級ァノレキル基、特に C 丄 ₂ アルキル基、 Mはカチオン、特にナトリウム等のアルカリ金属、 n は 1 1 0 ) で表すことができる。第 2級高級アルコールェトキシスルフエ一トは、一般式：

R ( R ' ) - C H - ( O C H フ C H 2 ) _n O S 0 ₃ M (ここで、 Rはアルキル基、特に C ₆ C 丄 ₀ アルキル基、 R ' はアルキル基、特に C 2 C アルキル基、 Mはカチオン、特にナトリウム等のアルカリ金属、 n は 1 1 0 ) で表すことができる。

本発明の洗浄剤に場合に応じて配合されるフッ素系界面活性剤は、好ましくは、パーフルォロカ一ボン鎖を持つ界面活性剤であり、低濃度で非常に優れた界面活性能を示す。フッ素系界面活性剤としては、ァニオンタイプ、ノニオンタイプまたは両性タイプのものを用いることができる。そのようなフッ素系界面活性剤としては、パ一フルォロアルキルカルボン酸（ C ₇ C ₁₃) —フルォロオクタンスルホン酸ジエタノールアミド、パ一フルォロアルキル（ C A C ₁₂) スルホン酸塩（ L i 塩、 K塩、 N a 塩等）、 N—プロピル一 N - ( 2 — ヒドロキシェチノレ）フクレオ口オクタンスノレホンアミド、フノレオ口アルキル（ C ₆ C ₁₀) スルホンアミドプロピルトリメチルアンモニゥム塩、 —フルォロアノレキル（ C ₆ C _{1 0} ) 一 N—ェチルスノレホニルグリシン塩 ( K塩等）モノパ一フルォロアルキル（ C ₆ C ₁₆) ェチルリン酸エステル、またはそれらの混合物を好ましく例示することができる。これらのうち、ノ、。一フルォロアルキル力ルボン酸（ C ₇ 〜 C 丄 ₃ ) が特に好ましい。

本発明の透明液体洗浄剤は、アルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤を好ましくは約 5 〜約 1 5 . 5 重量％、より好ましくは約 5 . 1 2 5 重量％〜約 1 5 . 3 7 5 ¾量％、特に好ましくは約 5 〜約 8 . 5 重量％の割合で含有し、ケィ酸ナトリウムを好ましくは約 1 〜約 7 重量。/₀、特に好ましくは約 4 〜約 5 . 5 重量％の割合で含有する。さらに、本発明の透明液体洗浄剤は、ポリォキシエチレンアルキルもしくはァリ一ルェ一テルノニオン界面活性剤を好ましくは約 1 〜約 1 0 重量％の割合で、より好ましくは約 1 〜約 8 . 5 重量。 /₀ の割合で含有し、アルキルエーテル硫酸塩ァニオン界面活性剤を好ましくは約 1 〜約 1 5 重量。 /₀、より好ましくは約 1 〜約 1 4 重量。 /₀の割合で含有する。この透明液体洗浄剤は、フッ素系界面活性剤を 0 〜約 0 . 1 重量％、好ましくは約 0 . 0 1 〜約 0 . 1 重量。 /₀、より好ましくは約 0 . 0 1 〜約 0 . 0 9 重量。 /₀の割合で含有することができる。

さらに、本発明の透明液体洗浄剤は、金属キレート剤、 p H調整剤および凍結 · 曇り防止剤を含有することが好ましい。金属キレート剤は、ケィ酸ナトリゥムをキレート化してこれを捕捉し、安定化させるものである。そのような金属キレ — ト斉りとしては、エチレンジアミンテトラ酢酸（ E D T A ) 、エチレンジアミンテトラ酢酸四ナトリウム塩、エチレンジァミンテトラ酢酸ニナトリゥム塩、それらの混合物等のェチレンジアミンテトラ酢酸系金属キレート剤が好ましく、特にェチレンジアミンテトラ酢酸四ナトリウム塩が好ましい。

P H調整剤としては、リンゴ酸（特に D L — リンゴ酸）、クェン酸および/またはクェン酸ナトリゥムを好ましく使用することができる。特にクェン酸および Zまたは D L — リンゴ酸が好ましい。 '

結 · 曇り防止剤は、本発明の透明液体洗浄剤の凍結を防止するとともに白濁化を抑制するものであり、含窒素ノニォン界面活性剤である脂肪酸アルカノ一ルアミドが好ましく使用される。脂肪酸アル力ノールアミドは、汚れの再付着防止剤としても作用し得る。そのような脂肪酸アル力ノールアミドは、力プリン酸、ラウリン酸、ヤシ油脂肪酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、ォレイン酸等の脂肪酸（好ましくは、 C 8 〜 C _{1 8} 脂肪酸）と、ジエタノールァミン、モノエタノー

/レアミン、ィソプロノヽ。ノールァミン等のアルカノ一ルアミン (好ましくは、 C ₈ 〜 C 丄 8 アルカノ —ルァミン）との縮合生成物である。このような脂肪酸アルカノ一ルアミドは市販されてレ、る。脂肪酸アルカノ一ルアミドは、混合物の形態でも使用できる。

本発明の透明液体洗浄剤において、金属キレート剤は、好ましくは約 6 重量％以下、より好ましくは約 0 . 5 〜約 3 重量％の割合で、さらに好ましくは、約 0 . 5 〜約 2 . 5 重量。 /₀ の割合で含有される。

本発明の透明液体洗净剤において、 p H調整剤は、好ましくは約 5 . 5 重量。 /₀以下、より好ましくは約 0 . 0 5 〜約 5 重量％の割合で、さらに好ましくは約 0 . 0 5 〜約 4 重量。 /₀ の割合で含有される。

本発明の透明液体洗浄剤において、凍結 · 曇り防止剤は、好ましくは約 0 . 1 〜約 3 重量。 /₀の割合で、より好ましくは約 0 . 1 〜約 2 . 5 重量。 /₀の割合で含有される。

すなわち、特に好ましい態様において、本発明の透明液体洗净剤は、アルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤を約 5 〜約 1 5 . 5 重量。 /₀、より好ましくは約 5 . 1 2 5 重量。 /₀〜約 1 5 . 3 7 5 重量。 /₀、特に好ましくは約 5 〜約 8 . 5 重量％の割合で含有し、ケィ酸ナトリゥムを約 1 〜約 7 重量％、特に好ましくは約 4 〜約 5 . 5 重量。 /₀の割合で含有し、ポリォキシエチレンアルキルもしくはァリールエーテルノニオン界面活性剤を約 1 〜約 1 0 重量％の割合で、より好ましくは約 1 〜約 8 . 5 重量。/。の割合で含有し、アルキルェ一テル硫酸塩ァニオン界面活性剤を約 1 〜約 1 5 重量。/。、より好ましくは約 1 〜約 1 4 重量。 /₀の割合で含有し、金属キレート剤を約 0 . 5 〜約 3 重量。 /₀、さらに好ましくは、約 0 . 5 〜約 2 . 5 重量％の割合で含有し、 p H調整剤を約 0 . 0 5 〜約 5 重量。 /₀、さらに好ましくは約 0 . 0 5 〜約 4 重量⁰ /₀の割合で含有し、凍結 · 曇り防止剤を約 0 . 1 〜約 3 重量 %、より好ましくは約 0 . 1 〜約 2 . 5 重量。 /₀の割合で含有し、水を残部の割合で含有する。当該洗浄剤は、フッ素系界面活性剤を 0 〜約 0 . 1 重量％、好ましくは約 ◦ . 0 1 〜約 0 . 1 重量⁰ /o、より好ましく〖ま約 0 . 0 1 〜約 0 . 0 9 重量％の割合で含有することができる。

本 ¾明の透明液体洗浄剤は、他の好ましい側面において、液体ケィ酸ナトリウムを約 1 〜約 7 . 5 重量％、特に約 1 〜約 6 重量％の割合で、金属キレート剤を約 0 . 5 〜約 3 重量 %、特に約 0 . 5 〜約 2 . 5 重量％の割合で、 p H調整剤を約 0 . 0 5 〜約 5 重量。/。、特に約 0 . 0 5 〜約 4 重量％の割合で、アルキルベンゼンスルホン酸を約 5 〜約 1 5 重量。 /。、特に約 5 〜約 1 2 . 5 重量％の割合で、アルカリ金属水酸化物を約 1 〜約 4 . 5 重量。/。、特に約 1 〜約 4 重量％の割合で、フッ素系界面活性剤を 0 〜約 0 . 1 重量％、特に 0 〜約 0 . 0 9 重量％の割合で、ポリォキシエチレンアルキルもしくはァリ —ルエーテルノ二オン界面活性剤を約 1 〜約 1 0 重量％、特に約 1 〜約 8 . 5 重量の割合で、アルキルェ一テル硫酸塩ァ二オン界面活性剤を約 1 〜約 1 5 重量％、特に約 1 〜約 1 4 重量％の割合で、凍結 . 曇り防止剤を約 0 . 1 〜約 3 重量。 /₀、特に約 0 . 1 〜約 2 . 5 重量％の割合で、水を残部の割合で配合して調製され得る。この場合、いうまでもなく、アルキルベンゼンスルホン酸とアル力リ金属水酸化物は、そのままの形態で最終透明液体洗浄剤中に存在するものではなく、ァルキルベンゼンスルホン酸は、アル力リ金属と反応してアルカリ金属塩の形態で最終透明液体洗浄剤中に存在する。使用したアルキルベンゼンスノレホン酸の量に対応するアルキルべンゼンスルホン酸塩の量は、化学量論的に計算することができる„

本発明の透明液体洗浄剤を調製するための特に好ましい方法は、予め、（ a ) アルキルベンゼンスルホン酸を中和するために、アルキルベンゼンスルホン酸に、水、およびァノレキルベンゼンスルホン酸の中和斉 lj としてのアル力リ金属水酸化物（水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等、好ましくは水酸化ナトリウム）を力 P えて、アルキルベンゼンスルホン酸塩ァ二オン界面活性剤の水系溶液を調製し、（ b ) 液体ケィ酸ナトリウム、金属キレート剤、 p H調整剤、および水を含有するケィ酸ナトリウムの水系溶液を調製し、（ c ) ポリオキシエチレンアルキルもしくはァリールエーテルノニオン界面活性剤、凍結 · 曇り防止剤、アルキルエーテル硫酸塩ァニオン界面活性剤、および水、並びに場合に応じてフッ素系界面活性剤を配合して混合界面活性剤の水系溶液を調製しておくことである。

ついで、特に好ましくは、混合界面活性剤の水系溶液（ c ) にケィ酸ナトリゥムの水系溶液（ b ) を徐々に添加 · 混合し、得られる混合物にアルキルベンゼンスルホン酸塩ァユオン界面活性剤の水系溶液（ a ) を徐々に添加し、混合して本発明の透明液体洗浄剤を調製する。

以下、溶液（ a ) 、溶液（ b ) および溶液（ c ) のそれぞれの組成を説明する。その場合、溶液（ a ) 、溶液（ b ) および溶液（ c ) は合計が 1 0 0 重量部となるように混合するものとする。

アルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤の水系溶液（ a ) を調製する際に、アルキルベンゼンスルホン酸は、約 5 〜約 1 5 重量部の割合で配合することが好ましい。このアルキルベンゼンスルホン酸の配合割合が 5 重量部未満であると、 +分な洗浄力を発揮し得ないおそれがあり、他方、その配合割合が 1 5 重量部を超えると、最終の洗浄剤組成物においてケィ酸ナトリゥムとの相互作用により析出物が生じるおそれがある。アルキルベンゼンスルホン酸は、これを約 5 〜約 1 2 . 5 重量部の割合で配合することが特に好ましい。

アルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤の水系溶液（ a ) を調製するためにアルキルベンゼンスルホン酸の中和剤として使用されるアル力リ金属水酸化物、特に水酸化ナトリウムは、約 1 〜約 4 . 5 重量部の割合で配合することが好ましい。アルカリ金属水酸化物の配合割合が 1 重量部未満であると、アルキルベンゼンスルホン酸の十分な中和が達成できないおそれがあり、他方、その配合割合が 4 . 5 1 量部を超えると、アルキルベンゼンスルホン酸の中和に必要な量を超えるので、無駄であり、しかもアルカリ過多となるおそれがある。アルカリ金属水酸化物は、これを約 1 〜約 4 重量部の割合で配合することが特に好ましい。

アルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤の水系溶液（ a ) において、水は、約 2 0 〜約 4 8 . 5 重量部の割合で配合することが好ましい。水の配合割合が 2 0 重量部未満であると、中和によるアルキルベンゼンスルホン酸塩の粘度が過度に上昇して溶液（ a ) の取り扱いに支障をきたすおそれがある。溶液（ a ) において、水は、これを 2 0 なレヽし 4 4 . 9 5 重量部の割合で配合することが特に好ましい。なお、アルキルベンゼンスルホン酸系界面活性剤の水溶液 ( a ) を調製する際に、金属キレート剤を約 3 重量部以下の割合で、好ましくは約 0 . 5 〜約 3 重量部の割合で、より好ましくは約 0 . 5 〜約 2 . 5 重量部の割合で、および p H調整剤を約 0 . 5 重量部以下の割合で、好ましくは約 0 . 0 5 〜約 0 . 5 ffi量部の割合で、より好ましくは約 0 . 0 5 〜約 0 . 4 5 重量部の割合でさらに配合することができる。金属キレート剤と p H調整剤を添加する場合には、溶液（ a ) 中の水の配合量は、好ましくは 2 0 なレ、し 4 5 重量部、特に好ましくは 2 0 なレ、し 4 2 重量部である。しカゝしながら、金属キレート斉と p H調整剤の添加は、得られるアルキルべンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤の水溶液（ _a ) を層分離させる傾向にあり、本発明の透明液体洗浄剤を連続生産する際には、アルキルベンゼンスルホン酸系界面活性剤の水溶液 ( a ) の連続攪拌を必要とさせる。

ケィ酸ナトリゥム水系溶液（ b ) において、液体ケィ酸ナトリゥムは、約 1 〜約 7 . 5 重量部の割合で配合することが好ましい。液体ケィ酸ナトリゥムの配合割合が 1 重量部未満であると、洗浄効果が +分に得られないおそれがあり、他方、その配合割合が 7 . 5 重量部を超えると、シリカ沈殿物が生じるおそれがある。液体ケィ酸ナトリウムは、これを約 1 〜約 6 重量部の割合で配合することが特に好ましい。

ケィ酸ナトリウム水系溶液（ b ) において、金属キレート剤は、約 0 . 5 〜約 3 重量の割合で配合することが好ましレ、。金属キレート剤の配合割合が 0 . 5 重量部未満であると、ケィ酸ナトリゥムに対するキレ一ト化効果が +分でないおそれがあり、他方、その配合割合が 3 重量部をこえても特にキレート化効果は向上しない。金属キレート剤は、これを約 0 . 5 〜約 2 . 5 重量部の割合で配合することが特に好ましい。ケィ酸ナトリウム水系溶液（ b ) において、 p H調整剤は、約 0 . 0 5 〜約 5 重量部の割合で配合することが好ましレ、。 p I I調整剤の配合割合が 0 . 0 5 重量部未満であると、 p H の調整（ p H の低下）に十分に寄与しないおそれがあり、他方、その配合割合が 5 重量部を超えると、 p Hの過度の低下をきたすおそれがある。 p H調整剤は、これを約 ◦ . 0 5 〜約 4 重量部の割合で配合することが特に好ましい。

ケィ酸ナトリウム水系溶液（ b ) において、水は、約 1 〜約 2 0 重量部の割合で配合することが好ましい。この量が、 1 重量部未満であると p H調整剤等有機酸類の溶解が不十分となるおそれがある。溶液（ b ) において、水は、これを約 1 〜約 1 8 重量部の割合で配合することが特に好ましい。

次に、混合界面活性剤の水系溶液（ c ) において、ポリオキシエチレンアルキルもしくはァリールエーテルノニオン界面活性剤は、約 1 〜約 1 0 重量部の割合で配合することが好ましい。このノ二オン界面活性剤の配合割合が 1 重量部未満であると、洗浄効果が十分に得られないおそれがあり、他方、その配合割合が 1 0 重量部を超えると、粘度が過度に増加し、また発泡が生じるおそれがあり、 '得られる溶液（ c ) の取り极いに支障をきたすおそれがある。このノニオン界面活性剤は、これを約 1 〜約 8 . 5 重量部の割合で配合することが特に好ましい。

混合界面活性剤の水系溶液（ c ) において、アルキルェ一テル硫酸塩ァニオン界面活性剤は、約 1 〜約 1 5 重量部の割合で配合することが好ましい。このァニオン界面活性剤の配合割合が 1 重量部未満であると、洗浄効果が十分に得られないおそれがあり、他方、その配合割合が 1 5 重量部を超えると、粘度が過度に増加し、また発泡が生じるおそれがあり、得られる溶液（ c ) の取り扱いに支障をきたすおそれがある。このァニオン界面活性剤は、これを約 1 〜約 1 4 重量部の割合で配合することが特に好ましい。

混合界面活性剤の水系溶液（ c ) において、凍結 · 曇り防止剤は、約 0 . 1 〜約 3 重量部の割合で配合することが好ましい。凍結 · 曇り防止剤の配合割合が 0 . 1 重量部未満であると、凍結 · 曇り防止効果が十分に得られないおそれがあり、他方、その配合割合が 3 重量部を超えると、洗浄効果が平衡状態となるとともに、粘度の過度の上昇および発泡が生じるおそれがあり、得られる溶液（ c ) の取り极いに支障をきたすおそれがある。凍結 · 曇り防止剤は、これを約 0 . 1 〜約 2 . 5 重量部の割合で配合することが特に好ましい。

混合界面活性剤の水系溶液（ c ) において、水は、 1 0 ないし 3 0 . 1 重量部の割合で配合することが好ましい。水の配合割合が 1 0 重量部未満であると、溶液（ c ) の粘度が高くなりすぎてその取り扱いに支障をきたすおそれがある。溶液（ c ) において、水は、これを約 1 0 〜約 2 8 . 0 9 重量部の割合で配合することが特に好ましい。

混合界面活性剤の水系溶液（ c ) において、フッ素系界面活性剤を含有させる場合には、フッ素系界面活性剤は、好ましくは約 0 . 1 重量部以下、より好ましくは約 0 . 0 1 〜約 o . l 重部の割合で配合される。フッ素系界面活性剤の配合割合が 0 . 0 1 重量部未満であると、この界面活性剤によりもたらせられる洗浄力が十分に発揮されないおそれがあり、他方、その配合割合が 0 . 1 重量部を超えても、洗浄力の向上は望めないおそれがある。ッ素系界面活性剤は、これを約 0 . 0 1 〜約 0 . 0 9 重量部の割合で配合することが特に好ましい。フッ素系界面活性剤を添加する場合には、混合界面活性剤の水溶液（ c ) 中の水の配合量は、好ましくは約 1 0 なレ、し約 3 0 重量部、特に好ましくは約 1 0 なレヽし約 2 8 fi量部である。

本発明において用いられる水は、蒸留水、精製純水、ィォン交換軟水、通常水道水、地下水等のいずれでもよいが、鉄分を除去した水を用いることが好ましい。

また、本発明の透明液体洗浄剤は、その粘度を調節するために、カルボキシメチルセルロース等の粘度調節剤を含むことができる。

なお、アルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤自体を用いる場合には、中和剤としてのアル力リ金属水酸化物は不要であり、アルキルベンゼンスルホン酸塩約 5 〜約 1 5 . 5 重量部（好ましくは、約 5 . 1 2 5 重量部〜約 1 5 . 3 7 5 重量部）、金属キレート剤 0 〜約 3 重量部、 p H調整剤 0 〜約 0 . 5 重量部、および水約 2 1 . 5 5 〜 3 0 (好ましくは、約 2 1 . 5 5 〜約 2 9 . 5 重量部）により上記ァルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤の水系溶液 ( a ) に相当する水系溶液を調製することができ、上記混合界面活性剤の水系溶液（ c ) およびケィ酸ナトリウムの水系溶液（ b ) とともに使用し、これらを同様に配合して本発明の透明液体洗浄剤を調製することができる。

本 ¾明の透明液体洗浄剤は、通常の使用条件下で析出物（ケィ酸ナトリゥムから析出するシリカ等、界面活性剤のアル力リとの反応による硫酸ナトリゥム等の析出物）を生成することなく、しかも温度変化等により白濁も生じないいわゆるクリスタルクリア一タイプの透明性を維持し、水に容易に溶け、かつ洗净力においても、従来の洗净剤をはるかに凌駕するものである。かくして、本発明の透明液体洗浄剤組成物は、衣料の洗浄、洗面室、トイレ、浴槽を含む浴室の洗浄において抜群の洗浄力を発揮し、さらにはに、水で希釈して食器の洗浄にも優れた洗浄力を示す。また、本発明の透明液体洗浄剤は、 1 0 0 0倍希釈したとき、弱アルカリ性（ 7 を超えるが、 8 未満の p H値）を示すとともに、使用するノニオン界面活性剤の量が極力抑制されているので、環境にやさしい洗浄剤であるとレ、うことができる。例えば、本発明の透明液体洗浄剤を衣料の洗浄に使用する場合、水 1 L ( リットル）に本発明の液体洗浄剤を 0 . 8 〜 1 . 0 g の割合で溶かして使用することが好ましい。

実施例 1

< アルキルベンゼンスルホン酸塩界面活性剤の水系溶液 ( a ) の調製〉

市販の直鎖ドデシルベンゼンスルホン酸（ライオン油脂 (株）製ライボン L H— 5 0 0 ) 6 . 2 5 重量部に水 2 2 . 2 5 重量部を加え、さらにエチレンジアミンテトラ酢酸四ナトリウム塩 0 . 6 2 5 重量部およびクェン酸（結晶） 0 . 0

6 2 5 重量部を混合し、溶解した。この混合物に、水酸化ナトリウム（無水物） 1 . 7 1 8 7 5 重量部を水 1 9 . 0 9 3

7 5 重量部に溶解した水溶液を混合し、撹拌してドデシルベンゼンスルホンを中和し、所望のァノレキノレベンゼンスノレホン酸塩ァニオン界面活性剤の水系溶液（ a — 1 ) を得た。

くケィ酸ナトリウムの水系溶液（ b ) の調製〉

J I S 規格の 2 号ケィ酸ナトリゥム 4 . 2 9 重量部にェチレンジアミンテトラ酢酸四ナトリウム塩 0 . 8 7 1 重量部、ついでリンゴ酸（結晶） 0 . 0 8 7 1 重量部および水 7 · 7 5 1 9 重量部を加え、混合して溶解し、ケィ酸ナトリウムの水系溶液（ b — 1 ) を得た。

く混合界面活性剤の水系溶液（ c ) の調製 >

ポ，リォキシエチレンアルキルェ一テルノ二オン界面活性剤 ( ミヨシ油脂（株）製ペレソフト 2 0 9 ：第 1 級高級アルコ —ルエトキシレート） 5 . 9 2 重量部、アルキルエーテル硫酸塩ァニオン界面活性剤（ミヨシ油脂（株）製スパミン C 2 5 ：第 1 級高級アルコ一ルェトキシスルフェート） 1 0 . 3 6 重量部、フッ素系界面活性剤（旭硝子（株）製サーフロン ( SURFLON) S - 1 1 1 (水溶性）：ノヽ。— フルォロ C ₈ ァノレキルカルボン酸） 0 . 0 4 3 5 重量部、脂肪酸アル力ノールアミド（ライオン油脂（株）製スターホーム一 F ：ヤシ油脂肪酸とジェタノ一ルァミンとの縮合生成物） 0 . 8 7 重量部、および水 1 9 . 8 0 6 5 重量部を混合、撹拌して混合界面活性剤の水系溶液（ c 一 1 ) を得た。

<透明液体洗浄剤の調製 >

上記混合界面活性剤の水系溶液（ c 一 1 ) に、上記ケィ酸ナトリウムの水系溶液（ b — 1 ) を徐々に添加し、これを均質となるまで混合した。得られた均質混合物に上記アルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤の水系溶液（ a — 1 ) を徐々に添加し、攪拌して所望の本発明の透明液体洗浄剤（洗浄剤 A ) を得た。

実施例 2

< アルキルベンゼンスルホン酸塩界面活性剤の水系溶液 ( a ) の調製 >

市販の直鎖ドデシルベンゼンスルホン酸（ライオン油脂 (株）製ライボン L H— 5 0 0 ) 6 . 2 5 重量部に水 2 2 . 2 5 重量部、エチレンジァミンテトラ酢酸四ナトリゥム塩 0 . 6 2 5 重量部およびクェン酸（結晶） 0 . 0 6 2 5 重量部を加え、混合した。得られた水溶液に、水酸化ナトリウム（無水物） 1 . 7 1 8 7 5 重量部を水 1 9 . 0 9 3 7 5 重量部に溶かした水溶液を加え、混合、攪拌して中和を行い、所望のアルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤の水系溶液（ a — 2 ) を得た。

< ゲイ酸ナトリウムの水系溶液（ b ) の調製 >

J I S 規格の 2 号ケィ酸ナトリウム 4 . 2 9 重量部にェチレンジアミンテトラ酢酸四ナトリゥム塩 0 . 8 7 1 重量部、クェン酸（結晶） 0 . 0 8 7 1 重量部および水 7 . 7 5 1 9 重量部を順次加え、混合し、溶解して所望のケィ酸ナトリウムの水系溶液（ b — 2 ) を得た。

<混合界面活性剤の水系溶液（ c ) の調製〉

ポリオキシエチレンアルキルエーテルノエオン界面活性剤

( ミヨシ油脂（株）製ペレソフト 2 0 9 ) 2 . 9 6 重量部、アルキルエーテル硫酸塩ァニオン界面活性剤（ミヨシ油脂

(株）製スバミン C 2 5 ) 5 . 1 8 重量部、フッ素系界面活性剤（旭硝子（株）製サーフロン S — 1 1 1 (水溶性）） 0 . 0 4 3 5 重量部、脂肪酸アルカノ一ルアミド（ライオン油脂

(株）製スターホーム一 F ) 0 . 7 4 重量部および水 2 8 . 0 7 6 5 重量部を混合し、攪拌して所望の混合界面活性剤の水系溶液（ c 一 2 ) を得た。

ぐ透明液体洗浄剤の調製〉

上記混合界面活性剤の水系溶液（ c 一 2 ) に、上記ケィ酸ナトリウムの水系溶液（ b — 2 ) を徐々に添加し、これを均質となるまで混合した。得られた均質混合物に上記アルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤の水系溶液（ _a - 2 ) を徐々に添加し、攪拌して所望の本発明の透明液体洗浄剤（洗浄剤 B ) を得た。

実施例 3

市販の直鎖ドデシルベンゼンスルホン酸（ライオン油脂 (株）製ライポン L H— 5 0 0 ) 6 . 2 5 重量部に水 2 2 . 2 5 重量部、エチレンジアミンテトラ酢酸四ナトリゥム塩 0 . 6 2 5 重量部および D L — リンゴ酸 0 . 0 6 2 5 重量部を加え、混合した。得られた水溶液に、水酸化ナトリウム（無水物） 1 . 7 1 8 7 5 重量部を水 1 1 . 5 9 3 7 5 重量部に溶かした水溶液を加え、混合、攪拌して中和を行い、所望のァルキルベンゼンスルホン酸塩ァユオン界面活性剤の水系溶液 ( a - 3 ) を得た。

< ゲイ酸ナトリウムの水系溶液（ b ) の調製〉

J I S 規格の 2 号ケィ酸ナトリウム 5 重量部にエチレンジアミンテトラ酢酸四ナトリウム塩 0 . 8 7 1 重量部、 D L — リンゴ酸 0 . 0 8 7 1 重量部および水 9 . 0 4 1 9 重量部を順次加え、混合し、溶解して所望のケィ酸ナトリウムの水系溶液（ b — 3 ) を得た。

く混合界面活性剤の水系溶液（ c ) の調製〉

ポリォキシエチレンアルキルェ一テルノ二オン界面活性剤 ( 日本油脂（株）製パーソフト E F T _: 第 2級高級アルコールエトキシレート） 6 . 8 重量部、アルキルエーテル硫酸塩ァニオン界面活性剤（ミヨシ油脂（株）製スパミン C 2 5 ) 1 1 . 9 重量部、フッ素系界面活性剤（旭硝子（株）製サーフロン S — 1 1 1 (水溶性）） 0 . 0 4 3 5 重量部、脂肪酸アル力ノールアミド（ライオン油脂（株）製スタ一ホーム一 F ) 0 . 7 4 重量部および水 2 3 . 0 1 6 5 重量部を混合し、攪袢して所望の混合界面活性剤の水系溶液（ c 一 3 ) を得た。

<透明液体洗浄剤の調製〉

上記混合界面活性剤の水系溶液（ c 一 3 ) に、上記ケィ酸ナトリウムの水系溶液（ b — 3 ) を徐々に添加し、これを均質となるまで混合した。得られた均質混合物に上記アルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤の水系溶液（ a - 3 ) を徐々に添加し、攪拌して所望の本発明の透明液体洗浄剤（洗浄剤 C ) を得た。

実施例 4

巿販の直鎖ドデシルベンゼンスルホン酸（ライオン油脂 (株）製ライボン L H — 5 0 0 ) 7 . 5 3 重量部に水 2 0 · 5 靈量部、エチレンジアミンテトラ酢酸四ナトリゥム塩 0 · 6 2 5 重量部および D L — リンゴ酸 0 . 0 6 2 5 重量部をカロえ、混合した。得られた水溶液に、水酸化ナトリウム（無水物） 2 . 0 7 重量部を水 9 . 2 1 2 5 重量部に溶カゝした水溶液を加え、混合、攪拌して中和を行い、所望のアルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤の水系溶液（ a — 4 ) を得た。

< ケィ酸ナトリウムの水系溶液（ b ) の調製 >

J I S 規格の 3 号ケィ酸ナトリウム 5 重量部にエチレンジアミンテトラ酢酸四ナトリウム塩 1 . 0 5 重量部、 D L — リンゴ酸 0 . 1 0 4 9 重量部および水 7 . 9 4 5 1 重量部を順次加え、混合し、溶解して所望のケィ酸ナトリウムの水系溶液（ b — 4 ) を得た。

ぐ混合界面活性剤の水系溶液（ c ) の調製 >

ポリォキシエチレンアルキルエーテルノ二オン界面活性剤 ( ミヨシ油脂（株）製ペレソフト 2 0 9 ) 7 . 2 重量部、ァルキルエーテル硫酸塩ァニオン界面活性剤（ミョシ油脂（株）製スバミン C 2 5 ) 1 2 . 4 重量部、フッ素系界面活性斉 ij (旭硝子（株）製サ一フロン S _ 1 1 1 (水溶性）） 0 . 0 4 3 5 璽量部、脂肪酸アル力ノールアミド（ライオン油脂（株）製スタ一ホーム一 F ) 0 , 7 4 重量部および水 2 5 . 5 1 6 5 重量部を混合し、攪拌して所望の混合界面活性剤の水系溶液（ c 一 4 ) を得た。

ぐ透明液体洗浄剤の調製 >

上記混合界面活性剤の水系溶液（ c 一 4 ) に、上記ケィ酸ナトリウムの水系溶液（ b — 4 ) を徐々に添加し、これを均質となるまで混合した。得られた均質混合物に上記アルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤の水系溶液（ a ― 4 ) を徐々に添加し、攪拌して所望の本発明の透明液体洗浄剤（洗浄斉 D ) を得た。

以上の通り得られた透明液体洗浄剤 A〜 Dについてその成分の重量％による割合を下記表 1 に示す。また、各透明液体洗浄剤 A〜 Dについてその p H値および J I S K 3 3 6 2 - 1 9 9 0 に従って測定した p H値（水で 1 0 0 0 倍に希釈したときの p H値：表 1 において、 1 0 0 0倍希釈 p H値として表示）を表 1 に併記する。なお、 p H測定には、東亜電波工業（株）製ガラス電極 p Hメ一ター、 H M— 2 0 S 型を使用し、 1 5 °Cで測定した。表 1(洗浄剤 A〜Dの組成）配合量（重量％)

成分宝犬ゾ施 JC1例I7'J 1¹ 室天施/ JE伢 Iリl2 '― 室天 /JCi你 17リ 13¹" 室施/ JCi例 17リ *+·

(洗浄剤 A) (洗浄剤 B) (洗浄剤 c) (洗浄剤 D) に、 iしべ、 '

ァレ 6.25 6.25 6.25 7.53 ルホンスルホン酸

キン

k 十 k 0.625 0.625 0.625 0.625 ル酸

リウム塩

ベ塩

クェン酸 0.0625 0.0625

ノ

リンゴ酸 0.0625 0.0625 ゼ系

水酸化ナトリウ

ン溶 1.71875 1.フ 1875 1.71875 2.07 ム

ス液水 41.34375 41.34375 33.84375 29.7125 小計 50.0 50.0 42.5 40.0 ケゲイ酸ナトリウム 4.29 4.29 5.0 5.0 ィクェン酸 0.0871

酸リンゴ S 0.0871 0.0871 0.1049 ナ

ト水亍トラ酢酸四ナトリ， C3 /丄リ， C5 /丄リ， Ο /丄丄， U リ系リウム塩

水 7.7519 1.7519 9.0419 1.9 ol ゥ溶

J 液小計 13.0 13.0 15.0 14.1 /比ポリオキシェチレ

ム

口ンアルキルェ一 5.92 2.96 6.8 7.2 界テル

アルキルエー亍

面 10.36 5.18 11.9 12.4 ル硫酸塩

活

パーフルォロア

性水ルキルカルボン 0.0435 0.0435 0.0435 0.0435 剤系酸塩

溶脂肪酸アルカノ

0.87 0.74 0.74 0.74 液ールアミド

水 19.8065 28.0765 23.0165 25.5165 小計 37.0 37.0 42.5 45.9 ム口 t口+ T 100 100 100 100 pH値 13.46 13.26 13.41 13.52

1000倍希釈 pH値 7.44 7.63 7.68 7.63 上記実施例 1 〜 4 で得られた透明液体洗浄剤 A 〜 Dについて、透明性、洗浄カ、安定性、白濁性、粘度を以下の通り測定した。

く透明性 >

各洗浄斉 IJ 2 0 0 m L ( ミリリットル）を直径 6 0 m mの透明ガラスビンに入れ、液体洗浄剤を通して普通サイズ和英辞典の文字が判読しうるか否かによって以下の基準で評価した。

〇：明瞭に判読できる。

△ ：どうにか判読できる。

X ：判読できない。

<洗浄力評価 >

洗净力の評価は J I S K 3 3 6 2 - 1 9 9 0 の 7 . 1 に規定されている衣料用合成洗剤評価方法に従って以下の通り行った。

a ) 衿垢布の作製

天竺白布を 1 1 X I 3 c mに裁断し、裁断布 2枚のそれぞれの短辺を布目の方向をそろえて、縫い代 1 c mをもって縫い合せ、衿布（ 1 1 X 2 4 c m ) を作る。この衿布を多数用意する。

衿布を作業衣の衿に固定し、この作業衣を 2 〜 7 日間、通常の作業条件下で作業者に着用させて衿垢布を作製する。

衿垢布の中から、縫い目を中心として左右均等に汚染されているものを選別し、汚れの程度に応じて大汚れ、中汚れ、小汚れの 3 段階に区分して、それぞれの段階の衿垢布を 5 枚ずつ、計 1 5 枚を用意した後、各衿垢布の縫い代部の糸を抜いて 2組に分け、試験に用いる。なお、各衿垢布から縫い代部の糸を抜く前に、一対の衿垢布が対称であることを示す記号（例えば N o . 1 、 N o . 1 ' 等）を布の両隅に油性マーキングペンで記入しておく。

このようにして、 1 組 1 5 枚の試験布を 8 組用意する。 b ) 洗浄力判定試験溶液の調製

1 . 洗浄力判定用指標洗剤

それぞれ規定されている直鎖ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、ケィ酸ナトリゥム、炭酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリゥムおよび硫酸ナトリウムを重量比で 1 5 : 1 7 : 1 0 : 3 ： 1 ： 5 8 の割合で混合し、約 1 0 5 °Cで乾燥した後、粉末化した。この粉末を無水物に換算して 1 . 3 3 g 量り取り、規定使用水（塩化カルシウム 2 水和物 1 3 3 m g を水に溶かして全量 1 0 0 0 m l としたもの） 1 O O O m l に溶解する。

この指標洗剤溶液を 4 つ用意する。

2 . 実施例 1 〜 4 の液体洗浄剤 A〜 Dそれぞれを 1 g Z L になるように規定使用水 1 0 0 0 m 1 に溶解する。

c ½作

( 1 ) 上記洗浄力判定用指標洗剤溶液および実施例 1 〜 4 の洗浄剤水溶液（ 3 0 °C ) の各 1 L に、試験布として用意した 1 組の衿垢布（ 1 5 枚）を入れ、他方、対称となる 1 組の衿垢布（ 1 5 枚）を各指標洗剤溶液 1 L に入れ、各洗浄剤溶液中で衿垢布を規定のかきまぜ方式洗浄力試験機（回転数毎分 1 2 0 ± 5 回）を用いて、 1 0 分間洗浄する。 ( 2 ) 洗浄終了後、試料布を軽く絞って 3 0 °Cの規定使用水 1 L 中に入れ、上記かきまぜ方式洗浄力試験機を用いて 3 分すすぐ。この操作を 2 回繰り返す。

( 3 ) すすぎ終了後、各試験布を風乾し、指標洗剤溶液で洗濯した試験布とこれと対称をなす実施例 1 〜 4 の洗浄剤溶液で洗濯した試験布を 1 対ずつ縫い合わせ、アイ口ン仕上げして、全部で 1 5 X 4 体の判定試料を作製した。

d ) 評価

各 1 5 対の判定試料布をマークした記号順に配置し、各一対における試料布を左右見比べながら一枚ずつについて指標洗剤溶液で洗濯した試料布に対する本発明の洗浄剤溶液で洗濯した試料布の汚れ落ちの程度を下記基準により 3 名のパネリストが判定する。

一 2 _: 明らかに劣る

1 やや劣る

0 ほとんど差がない

+ 1 やや勝る

+ 2 明らかに勝る

結果を下記表 2 〜表 5 に示

表 2(実施例 1:洗浄剤 A) 判定用試料布ヽ°ネ||ス卜 1 リス卜 2 パネリス卜 3

No.

1 + 2 + 2 + 2

2 + 2 + 2 + 2

3 + 2 + 2 + 2

4 +1 + 2 + 2

5 + 2 + 2 + 2

6 + 2 + 2 + 2

7 + 2 + 2 + 2

8 + 2 + 2 + 2

9 + 2 + 2 + 2

10 +1 +1 +1

11 + 2 + 2 + 2

12 + 2 + 2 + 2

13 + 2 + 2 + 2

14 + 2 + 2 + 2

15 + 2 + 2 + 2 評価点 28 29 29

表 3(実施例 2:洗浄剤 B) 判定用試料布

パネリスト 1 パネリスト 2 パネリスト 3

No.

1 + 2 + 2 + 2

2 +1 + 2 + 2

3 + 2 + 2 + 2

4 + 2 + 2 + 2

5 + 2 + 2 + 2

6 + 2 + 2 + 2 フ + 2 + 2 +1

8 + 2 + 2 + 2

9 + 2 + 2 + 2

10 + 2 + 2 + 2

11 +1 +1 + 2

12 + 2 + 2 + 2

13 + 2 + 2 + 2

14 + 2 + 2 + 2

15 +1 + 2 + 2 評価点 2フ 29 29

表 4(実施例 3:洗浄剤 C) 判定用試料布

ノネリス卜 1 パネリスト 2 パネリスト 3

No.

1 + 2 + 2 + 2

2 + 2 + 2 + 2

3 + 2 + 2 + 2

4 + 2 + 2 + 2

5 + 2 + 2 + 2

6 + 2 +1 + 2 フ + 2 + 2 + 2

8 + 2 + 2 + 2

9 + 2 +1 +1

10 +1 + 2 + 2

11 + 2 + 2 + 2

12 + 2 + 2 + 2

13 + 2 + 2 + 2

14 + 2 + 2 + 2

15 + 2 + 2 + 2 評価点 29 28 29

表 5(実施例 4:洗浄剤 D) 判定用試料布

ノネ¹ Jス M パ ' *ネつ "¹ iノjスヽ )卜 2 £— / ネ¹ jス卜 3

No.

1 + 2 + 2 + 2

2 + 2 + 2 + 2

3 + 2 + 2 + 2

4 + 2 + 2 + 2

5 + 2 + 2 + 2

6 + 2 + 2 + 2

7 + 2 + 2 + 2

8 + 2 + 2 + 2

9 + 2 + 2 + 2

10 + 2 + 2 + 2

11 + 2 + 2 + 2

12 +1 + 2 + 2

13 + 2 + 2 + 2

14 + 2 + 2 + 2

15 + 2 + 2 + 2 評価点 29 30 30

<安定性〉

4 個の 2 0 0 m L容ガラスビンに実施例 1 〜 4 の洗浄剤それぞれを充填し、密栓した後、 3 5 °Cで 1 月間保存した後、安定性を下記基準で判定した。

〇 = アルキルベンゼンスルホン酸塩およびケィ酸ナトリゥムの分離を認めない

△ = アルキルベンゼンスルホン酸塩およびケィ酸ナトリゥムの一部分離を認める

X = アルキルベンゼンスルホン酸塩およびケィ酸ナトリゥムの分離を認める。

< 白濁感 >

洗浄剤 A 〜 D各 2 0 0 m 1 を直径 6 0 m mの栓付きガラスビンに入れ、目視によりゲイ酸ナトリゥム中のシリカおよびアルキルベンゼンスルホン酸塩による白濁感を下記基準で判定した。

〇 ==全く白濁感がない

△ =少し白濁感有り

X == 白濁してレヽる

く粘度 >

実施例 1 〜 4 で得た洗浄剤 A〜 Dについて東京計器（株） C型粘度計を使用して粘度（ c P ) を 2 0 °Cで測定した。

上記透明性、洗浄力評価、安定性、白濁感、粘度の結果を下記表 6 に示す。表 6(評価結果）洗 ^ 斉 IJ

評価項目

A B C D

透明性〇〇〇〇洗浄力

安定性〇〇〇〇白濁感〇〇〇〇粘度（cP) 184.0 184.0 170.0 200.0

実施例 5 〜 8

溶液（ a ) および溶液（ c ) の調製に当たり、使用する成分の配合量を変えた以外は実施例 1 〜 4 の手法に準じて下記表 7 に示す組成の透明液体洗净剤 E 〜 H を調製した。これら実施例において調製した各アルキルベンゼンスルホン酸塩界面活性剤の水系溶液（ a ) は、層分離を一切生じず、撹拌を必要とせずに透明液体洗浄剤の連続生産を容易にした。

これら透明液体洗浄剤 E 〜ト Iについて上記と同様にして透明性、洗浄力、安定性、および白濁感を評価したところ、実施例 1 〜 4 の洗浄剤 A〜 D とほとんど同じ結果を得た。結果を下記表 8 に示す。

表 7(洗浄剤 E〜Hの組成）配合量（重量％)

成分矢 5¾例 5 她例。夫例夫 5¾例 8

、

、/兀 φ 吝

/宁 'J¹ "ノ兀/ fflリ！"ノ、/兀 /宁リノ、 /兀 /'、ャ JΙΐ门~Πソァノレドデシルペンゼ

6.25 6.25 6.25 7.53 ルホンスルホン酸

キノ水酸化ナトリウ

1.71875 1.71875 1.71875 2.07 ム

ル酸

水 42.03125 42.03125 34.53125 30.4 ベ塩

ン水

ゼ系 /1、 |+ 50.0 50.0 42.5 40.0 ノ /合

ス液

ケゲイ酸ナトリウム 4.29 4.29 5.0 5.0 ィクェン酸 0.0871

酸リンゴ S 0.0871 0.0871 0.1049 ナ

ト水亍トラ酢酸四ナト 0.871 0.871 0.871 1.05 リ系リウム塩

水 7.7519 7.7519 9.0419 7.9451 ゥ溶

厶液小計 13.0 13.0 15.0 14.1 曰

/比ポリオキシェチレ

ムンアルキルエー 5.92 2.96 6.8 7.2 界テル

アルキルェ一亍

面 10.36 5.18 11.9 12.4 ル硫酸塩

活水

脂肪酸アルカノ

性系 0.87 0.74 0.74 0.74 ールアミド

剤溶水 19.85 28.12 23.06 25.56 液小計 37.0 37.0 42.5 45.9 合計 100 100 100 100 pH値 13.34 13.28 13.37 13.38

1000倍希釈 pH値 7.89 7.64 7.74 7.70 表 8(評価結果）

}9c - ^ 剤

評価項目

E F G H

透明性〇〇〇〇洗浄力優

安定性〇〇〇〇白濁感〇〇〇〇粘度 (cP) 180.0 180.0 220.0 220.0

上記実施例の結果からわかるように、本発明の透明液体洗浄剤は、透明性に優れ、安定であり、白濁することなく、優れた洗浄カを示す。

以上述べたように、本発明によれば、透明感に優れ、極めて高い洗净カを有し、特に長期問にわたって透明性を維持し、比重差による分離現象、白濁化、ゲル状化等を生じない、ァルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤とケィ酸ナトリゥムとを含有する透明液体洗浄剤が提供される。このような透明液体洗浄剤は、従来全く存在せず、本発明により初めて提供されるものである。また、本発明の透明液体洗浄剤は、ケィ酸ナトリウムを含む結果、合成界面活性剤の使用量を大幅に减少させることができ、環境的にも好ましい洗浄剤であるとレヽえる。

Claims

請求の範囲

1 . アルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤、液体ケィ酸ナトリゥム、ポリオキシエチレンアルキルもしくはァリ —ルェ一テルノユオン界面活性斉リ、およびアルキルエーテル硫酸塩ァニオン界面活性剤を水中に含有する透明液体洗浄剤

2 . アルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤を 5 〜 1 5 . 5 重量％の割合で、ケィ酸ナトリウムを 1 〜 7 . 5 重量％の割合で含有する請求項 1 に記載の透明液体洗浄剤。

3 . ポリオキシエチレンアルキルもしくはァリ一ルェ一テルノニオン界面活性剤を 1 〜 i 0 重量 °/。の割合で、アルキルェ一テル硫酸塩ァニオン界面活性剤を 1 〜 1 5 重量。/。の割合で含有する請求項 2 に記載の透明液体洗浄剤。

4 . 金属キレート剤、 p H調整剤、および凍結 · 曇り防止剤をさらに含有する請求項 1 に記載の透明液体洗浄剤。

5 . 金属キレート剤を 0 . 5 〜 3 重量。 /₀の割合で、 p H調整剤を 0 . 0 5 〜 5 重量。 /。の割合で、凍結 . 曇り防止剤を 0 .

1 〜 3 重量。/。の割合で含有する請求項 4 に記載の透明液体洗浄剤。

6 . アルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤が、直鎖ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリゥムからなる請求項 1 に記載の透明液体洗浄剤。

7 . 金属キレート剤がエチレンジアミンテトラ酢酸四ナトリゥム塩からなる請求項 4 に記載の透明液体洗浄剤。

8 . p H調整剤が、リンゴ酸、クェン酸またはその混合物からなる請求項 4 ないし 7 のいずれカゝ 1 項に記載の透明液体洗浄剤。

9 . 凍結 · 曇り防止剤が、脂肪酸アル力ノールアミドからなる請求項 4 に記載の透明液体洗浄剤。

1 0 . フッ素系界面活性剤をさらに含有する請求項 1 に記載の透明液体洗浄剤。

1. 1 . フッ素系界面活性剤を 0 . 0 1 なレ、し 0 . 1 重量％の割合で含有する請求項 1 0 に記載の透明液体洗浄剤。

1 2 . フッ素系界面活性剤が、パ一フルォロアルキルカルボン酸からなる請求項 1 0 に記載の透明液体洗浄剤。

1 3 . 液体ケィ酸ナトリウムを 1 〜 7 . 5 重量。/。の割合で、金属キレート剤を 0 . 5 〜 3 重量。/。の割合で、 p H調整剤を

0 . 0 5 〜 5 重量⁰ /₀の割合で、ァノレキルベンゼンスルホン酸を 5 〜 1 5 重量％の割合で、該アルキルベンゼンスルホン酸の中和剤としてアル力リ金属水酸化物を 1 〜 4 . 5 重量《½の割合で、フッ素系界面活性剤を 0 〜 0 . 1 重量％の割合で、ポリォキシエチレンアルキルもしくはァリールエーテルノニオン界面活性剤を 1 〜 1 0 重量％の割合で、アルキルエーテル硫酸塩ァニオン界面活性剤を 1 〜 1 5 重量％の割合で、凍結 ' 曇り防止剤を 0 . 1 〜 3 重量。 /。の割合で、水を残部の割合で配合して調製された透明液体洗浄剤。

1 4 . アルキルベンゼンスルホン酸が、直鎖ドデシノレベンゼンスルホン酸である請求項 1 3 に記載の透明液体洗浄剤。

1 5 . 金属キレート剤が、エチレンジアミンテトラ酢酸四ナトリウムからなる請求項 1 3 に記載の透明液体洗浄剤

1 6 . p H調整剤が、リンゴ酸、クェン酸またはそれらの混合物からなる請求項 1 3 に載の透明液体洗浄剤。

1 7 . 凍結 ' 曇り防止剤が、脂肪酸アルカノ一ルアミドからなる請求項 1 3 に記載の透明液体洗浄剤。

1 8 . フッ素系界面活性剤が、パーフルォロアルキルカルボン酸からなる請求項 1 3 に記載の透明液体洗浄剤。

1 9 . 液体ケィ酸ナトリウムを 1 〜 6 重量％の割合で、金属キレート剤を 0 . 5 〜 2 . 5 重量⁰ /₀の割合で、 p H調整剤を

0 . 0 5 〜 4 重量％の割合で、アルキノレベンゼンスルホン酸を 5 〜 1 2 . 5 重量 ⁰ /oの割合で、該ァノレキノレベンゼンスルホン酸の中和剤としてアル力リ金属水酸化物を 1 〜 4 重量。 /₀の割合で、フッ素系界面活性剤を 0 〜 0 . 0 9 重量％の割合で、ポリォキシエチレンアルキルもしくはァリールエーテルノニオン界面活性剤を 1 〜 8 . 5 重量。/。の割合で、アルキルエーテル硫酸塩ァニオン界面活性剤を 1 〜 1 4 重量％の割合で、凍結 · 曇り防止剤を 0 . 1 〜 2 . 5 重量％の割合で、水を残部の割合で配合して調製された透明液体洗浄剤。

2 0 . アルキルベンゼンスルホン酸が、直鎖ドデシルベンゼンスルホン酸である請求項 1 9 に記載の透明液体洗浄剤。

2 1 . 金属キレート剤が、エチレンジアミンテトラ酢酸四ナトリゥムからなる請求項 1 9 に記載の透明液体洗浄剤。

2 2 . p H調整剤が、リンゴ酸、クェン酸またはそれらの混合物からなる請求項 1 9 に載の透明液体洗浄剤。

2 3 . 凍結 . 曇り防止剤が、脂肪酸アル力ノールアミドからなる請求項 1 9 に記載の透明液体洗浄剤。

2 4 . フッ素系界面活性剤が、パ一フルォロアルキルカルボン酸からなる請求項 1 9 に記載の透明液体洗浄剤。

2 5 . ( 1 ) ポリオキシエチレンアルキルもしくはァリールエーテルノニオン界面活性剤、凍結 · 曇り防止剤、アルキルェ一テル硫酸塩ァニオン界面活性剤および水を含有する混合界面活性剤の水系溶液に、（ 2 ) 液体ケィ酸ナトリウム、金属キレート剤、 p H調整剤および水を含有するケィ酸ナトリゥムの水系溶液を添加し、得られた混合物に、（ 3 ) アルキルベンゼンスルホン酸に、水、および該ァルキノレベンゼンスルホン酸の中和剤としてのアル力リ金属水酸化物を加えて調製されたアルキルベンゼンスルホン酸塩ァニオン界面活性剤の水系溶液を添加して調製された透明液体洗浄剤。

2 6 . 混合界面活性剤の水系溶液（ 1 ) が、フッ素系界面活性剤をさらに含有する請求項 2 5 に記載の透明液体洗浄剤。

2 7 . フッ素系界面活性剤が、パ一フルォロアルキルカルボン酸からなる請求項 2 6 に記載の透明液体洗浄剤。

2 8 . アルキルベンゼンスルホン酸が、直鎖ドデシルベンゼンスルホン酸である請求項 2 5 に記載の透明液体洗浄剤。

2 9 . 金厲キレート剤が、エチレンジアミンテトラ酢酸四ナトリゥムからなる請求項 2 5 に記載の透明液体洗浄剤。

3 0 . p H調整剤が、リンゴ酸、クェン酸またはそれらの混合物からなる請求項 2 5 に載の透明液体洗浄剤。

3 1 . 凍結 · 曇り防止剤が、脂肪酸アル力ノールアミドからなる請求項 2 5 に記載の透明液体洗浄剤。

3 2 . 水で 1 0 0 0倍に稀釈したとき、弱アルカリ性を示す言青

請求項 1 記載の透明液体洗浄剤。

3 3 . 水で 1 0 0 0倍に稀釈したとき、弱アル力リ性を示す求項 1 3 記載の透明液体洗浄剤。

3 4 . 水で 1 0 0 0 倍に稀釈したとき、弱アル力リ性を示す求項 1 9 記載の透明液体洗浄剤。

3 5 . 水で 1 0 0 0倍に稀釈したとき、弱アル力リ性を示す

5冃求項 2 5 記載の透明液体洗浄剤。