WO1998030483A1

WO1998030483A1 - Dispositif de fourniture de papier en rouleau pour appareils de formation d'image

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Publication number: WO1998030483A1
Application number: PCT/JP1998/000086
Authority: WO
Inventors: Mitsuru Fuchisawa
Original assignee: Copyer Co., Ltd.
Priority date: 1997-01-13
Filing date: 1998-01-13
Publication date: 1998-07-16
Also published as: EP1008545B1; EP1346936B1; EP1008545A4; DE69837568D1; DE69822309T2; US6091928A; DE69837568T2; EP1346936A1; DE69822309D1; EP1008545A1

Description

明細書画像形成装置のロール紙供給装置— 技術分野

本発明は、電子写真複写機、静電記録装置等の画像形成装置に、記録紙として口一ル紙を用いるようにした画像形成装置の口一ル紙供給装置に関する。背景技術

一般に、電子写真複写機などの各種画像形成装置においては、原稿ガラス台上に原稿を固定状態又は移動状態にて載置するとともに、画像読み取り手段を構成する照明ランプ等を原稿に対して相対的に移動させることにより原稿画像を読み取り、それに対応する静電潜像を像担持体上に形成して現像を行い、得られたトナー像を記録紙上に転写して画像形成を行うようにしてレ、る。

このような画像形成装置には、記録紙として、筒状に卷回された長尺状の記録紙からなるロール体を採用したものがある。このロール体からは、画像形成工程に同期して記録紙が引き出されていき、その記録紙が、ロール紙搬送機構によつて転写部に搬送され、転写後に排出されるようになっている。上記ロール体から引き出された記録紙は、カッター等の切断手段によって所定の長さに切断される。すなわち、上記口一ル紙搬送機構及び切断手段は、ロール紙供給制御部によつて所定のタイミングで作動制御されており、これによつて、ロール体から引き出された記録紙が、要求されたサイズに切断されて用いられるようになつている。そして、画像形成工程の途中で口一ル体の記録紙が無くなった場合には、ロール体の紙引き出し部近傍に配置された紙有無センサが、最後の記録紙の後端を検知し、その紙有無センサから発せられる「紙無し信号」を上記口一ル紙供給制御部が受けることによって、画像形成工程の停止制御が行われるようになつてレ、る。

しかしながら、このような従来装置では、ロール体の記録紙が無くなつた場合に、最終的にカツ卜されて残された記録紙が搬送経路の狭小部位に残留してしまい取り出しが困難になることがあるすなわち、ロール ί本の記録紙が無くなった場合において、記録紙の搬送動作を直ちに停止させると、残留記録紙片がローラのニップ部等に咬み込んでしまった状態等のように取り出し困難な状態で停止されるこどがある。また、口ール体の記録紙が無くなった場合の残留記録紙片を機外に排出させる際に、残留記録紙片の長さが搬送不可能な程度に短くなっていることがあり、その場合には排出部まで残留記録紙片を搬送させることができずに取り出しが困難な部位に挟まったままになってしまうことがある- そこで本発明は、このような問題を解消し、画像形成工程の途中で口ール体の記録紙が無くなった場合に、最後に残された残留記録紙片を、常に取り出しが容易な状態に処理することができるようにした画像形成装置の口一ル紙供給装置を提供することを第 1 の目的とする。

一方、上述した従来装置においては、画像形成工程の途中で原稿送りがジャム状態となったり、操作者が画像形成動作の停止キーを押すこと等により画像形成工程が途中で停止状態となった際に、上記ロール紙洪給制御部の動作制御によって、画像形成工程開始時に要求されたサイズとなるまでロール体から記録紙が引き出されて切断が行われる-そして、その要求されたサイズに切断された記録紙は、通常のカツト紙を用いた場合と同様にして排出が行われ処理されることとなる。

しかしながら、このような従来装置では、画像形成工程が途中で停止状態となつて画像形成を行わない状態となっているにもかかわらず、要求されたサイズになるまで口一ル体から記録紙を更に引き出すこととなつており、その分、記録紙の無駄を生じているとともに、画像形成効率が低下するという問題がある- そこで本発明は、画像形成工程の途中で停止要求がかかった場合に、ロール体から引き出された記録紙を無駄なく排出処理することができるようにした画像形成装置のロール紙洪給装置を提供することを第 2の目的とする。発明の開示

上記第 1の目的を達成するため、本発明にかかる画像形成装置の口一ル紙供給装置では、長尺状の記録紙を筒状に卷回したロール体と、画像形成工程に同期して上記ロール体から記録紙を引き出し転写領域へ搬送するロール紙搬送機構と、上記ロール体から引き出された記録紙を所定の長さに切断する切断手段と、上記ロール体から引き出された記録紙の引き出し方向後端を検出することによつて前記ロール体の紙無状態を検知する紙有無センサと、を一体的に収容するロールユニットを、画像形成装置の本体に対して着脱自在に備えるとともに、このロールュニットにおけるロール紙搬送機構及び切断手段を所定のタィミングで作動させて前記口ール体から記録紙の搬送 ·供給を行わせるロール紙供給制御部を備えた画像形成装置のロール紙供給装置において、上記ロール紙供給制御部は、前記ロールュニッ卜の紙有無センサがロール体の紙無し状態を検知し、かつその時点でロール体から引き出されている残留記録紙片の長さ力前記ロールュニット内及びロールュニット以降の搬送経路において搬送可能な所定の基準長さ以上となっている場合には、上記残留記録紙片を排出搬送させるととともに、前記残留記録紙片の長さが上記基準長さ未満の場合には、当該残留記録紙片の引き出し方向先端側部分をロールユニットから外部側に所定量突出させる手段を有している二のような装置によれば、画像形成工程の途中でロール体の記録紙が無くなつた場合において、最後に残された残留記録紙片が、以後の搬送が可能な程度に基準長さよりも長い場合には、画像形成装置の排出部まで搬送が行われるとともに、残留記録紙片の長さが基準長さより短い場合には、ロールユニットの内部側のみで残留記録紙片の搬送が行われ、残留記録紙片の先端部分がロールュニッ卜から外方に突出される：従つて、いずれの場合においても、残留記録紙片の取出が容易に行われる状態になされるようになつている：

また、本発明にかかる画像形成装置のロール紙供給装置では、長尺状の記録紙を筒状に卷回したロール体と、画像形成工程に同期して上記口 —ル体から記録紙を引き出し転写領域へ搬送するロール紙搬送機構と、上記ロール体から引き出された記録紙を所定の長さに切断する切断手段と、上記ロール体から引き出された記録紙の引き出し方向後端を検出することによつて前記口ール体の紙無状態を検知する紙有無センサと、を一体的に収容するロールュニッ卜を、画像形成装置の本体に対して着脱自在に備えるとともに、このロールユニットにおける口一ル紙搬送機構及び切断手段を所定のタィミングで作動させて前記ロール体から記録紙の搬送 · 供給を行わせるロール紙供給制御部を備えた画像形成装置の口 —ル紙供給装置において、上記ロール紙洪給制御部は、前記口一ルュニッ卜の紙有無センサがロール体の紙無し状態を検知し、かつその時点でロール体から引き出されている残留記録紙片の長さが、前記ロールュニット内及びロールュニット以降の搬送経路において搬送可能な所定の第 1 基準長さ以上となつている場合には、上記残留記録紙片を排出搬送させるとともに、前記残留記録紙片の長さが、上記第 1 基準長さ未満であ „

δ るがロールュニット内の搬送経路は搬送可能である所定の第 2基準長さ以上となっている場合には、当該残留記録紙片の引き出し方向先端側部分をロールュニッ卜から外部側に所定量突出させ、前記残留記録紙片の長さが上記第 2 基準長さ未満となっていろ場合には、当該残留記録紙片を、引き出し方向とは逆方向に搬送してロールュニット内に落下させる手段を有している。

二のような装置によれば、画像形成工程の途中でロール体の記録紙が無くなった場合において、最後に残された残留記録紙片が、口一ルュニッ卜外での搬送が可能な第 1 基準長さよりも長ければ、画像形成装置の排出部まで搬送が行われるとともに、残留記録紙片の長さが、第 1 基準長さよりもやや短い場合には、ロールュニッ卜の内部側のみで残留記録紙片の搬送が行われて残留記録紙片の先端部分がロールュニットから外方に突出され、さらに残留記録紙片の長さが口一ルュニッ卜内での搬送が不可能な程度に第 2基準長さよりも短い場合には、通常の引き出し方向とは逆の方向に搬送が行われて残留記録紙片が口一ルュ二ット内に落下される。従って、いずれの場合においても、残留記録紙片の取出が容易に行われる状態になされるようになつている ₌

さらに、本発明にかかる画像形成装置のロール紙供給装置では、長尺状の記録紙を筒状に卷回したロール体と、画像形成工程に同期して上記ロール体から記録紙を引き出し転写領域へ搬送するロール紙搬送機構と、上記ロール体から引き出された記録紙を所定の長さに切断する切断手段と、上記ロール体から引き出された記録紙の引き出し方向後端を検出することによって前記ロール体の紙無状態を検知する紙有無センサと、を一体的に収容するロールュニットを、画像形成装置の本体に対して着脱自在に備えるとともに、このロールユニットにおけるロール紙搬送機構及び切断手段を所定のタイミングで作動させて前記ロール体から記録紙の搬送 · 供給を行わせるロール紙供給制御部を備えた画像形成装置の口ール紙供給装置において、上記ロール紙供給制御部は、前記ロールュニヅ卜の紙有無センサがロール体の紙無状態を検知し、かつその時点で口ール体から引き出されている残留記録紙片の長さ力；、ロールュニッ卜内及びロールュニット以降の搬送経路において搬送可能な所定の基準長さ以上となっている場合には、上記残留記録紙片を排出搬送させるとともに、前記残留記録紙片の長さが上記基準長さ未満となっていろ場合には、当該残留記録紙片を、引き出し方向とは逆方向に搬送してロールュニット内に落下させる手段を有している- このような装置によれば、画像形成工程の途中でロール体の記録紙が無くなった場合において、最後に残された残留記録紙片が搬送可能な程度に長ければ、画像形成装置の排出部まで搬送が行われるとともに、残留記録紙片の長さが基準より短い場合には、通常の引き出し方向とは逆の方向に搬送が行われて残留記録紙片がロールュニット内に落下される。従って、いずれの場合においても、残留記録紙片の取出が容易に行われる状態になされるようになつている：

さらにまた、上述した第 2の目的を達成するため、本発明にかかる画像形成装置のロール紙供給装置では、長尺状の記録紙を筒状に卷回したロール体と、画像形成工程に同期して上記ロール体から記録紙を引き出し転写部に搬送する口一ル紙搬送機構と、上記ロール体から引き出された記録紙を所定の長さに切断する切断手段と、前記ロール紙搬送機構及び切断手段を所定のタイミングで作動させて前記ロール体から記録紙の供給を行わせるロール紙供給制御部と、備えた画像形成装置のロール紙供給装置において、上記口一ル紙供給制御部は、画像形成工程が停止状態となつた際に、前記ロール体からの記録紙の引き出し量が搬送可能な長さとなっている場合には、切断手段により記録紙を直ちに切断して当一

該切断後の記録紙を排出させるとともに、ロール体からの記録紙の引き出し量が搬送可能な長さとなっていない場合には、搬送に最小限必要な長さまで記録紙を引き出した後に記録紙を切断し、当該切断後の記録紙を排出させる手段を有している- このような装置において、画像形成工程の途中で停止命令がかけられると、ロール体から引き出されている記録紙が、搬送に最小限必要な長さで切断されて排出が行われるため、記録紙の処理が無駄なく効率的に行われるようになつている- またこの場合において、ロール紙供給制御部が、ロール体から引き出された記録紙を切断した後に画像形成工程が停止状態となつた際には、当該切断された記録紙を直ちに排出させる手段を有していれば、記録紙の排出処理が一層無駄なく効率的に行われることとなる。

さらに、本発明のように、ロール紙供給制御部が、ロール体から引き出された記録紙の搬送方向先端部が切断手段の搬送方向上流側にある場合には、記録紙の搬送をそのまま停止させるとともに、ロール体から引き出された記録紙の搬送方向先端部が切断手段から搬送方向下流側（こ向かって所定の範囲内にある場合には、記録紙の搬送方向先端部を切断手段の搬送方向上流側に戻してから記録紙の搬送を停止させる手段を有していれば、記録紙の排出処理が簡素化され、より好ましい。

さらにまた、本発明のように、口一ル紙供給制御部が、ロール体から引き出された記録紙がジャム状態となった際に、切断手段により記録紙を直ちに切断させる手段を有していれば、上述した作用に加えて、口一ルュニットの引き出しが容易化されることとなる。図面の簡単な説明

図 1 は、本発明を適用した画像形成装置の一例としての複写機を表した横断面説明図であり、図 2は、図 1に表された複写機に用いられている口一ルュニッ卜の構造例を拡大して表した横断面説明図であり、図 3 は、本発明の一実施形態にかかるロール紙供給制御装置を表したプロック線図であり、図 4は、図 3に表されたロール紙供給制御装置により行われる残留記録紙片の排出処理動作を表したフ口一図であり、図 5は、本発明の他の実施形態にかかる口ール紙供給制御装置を表したブコック線図であり、図 6は、図 5に表されたロール紙供給制御装置により行われる記録紙の排出処理動作を表したフロー図である。本発明を実施するための最良の形態

以下、本発明にかかるロール紙供給装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明するが、それに先立って、電子写真複写機を例にとって画像形成装置の概要を説明しておく。

図 1 に示されている電子写真複写機においては、装置本体 1 の上面部分に、原稿載置台としての原稿ガラス台 2が設けられているとともに、この原稿ガラス台 2 の直下部分に、画像読み取り手段を構成するスキヤナ（走査光学装置） 3が設けられている。このスキャナ 3は、上記原稿ガラス台 2上の原稿（図示省略）に走査光を照射するための照明ランプ 3 a を有しているとともに、原稿からの反射光を後述する感光体ドラム 4上に導く反射ミラ一 3 b及び投影レンズ 3 c を備えている。

上記原稿ガラス台 2には、当該原稿ガラス台 2を覆うようにして原稿洪給装置 5が開閉可能に設けられている。この原稿供給装置 5は、上記照明ランプ 3 a を所定の位置に停止させて原稿を搬送させながら読み取りを行う流し読み（シ一トスルー）用の原稿送り部（以下、 D F という：） 5 a と、原稿を所定の位置に停止させて照明ランブ 3 a を移動させながら読み取りを行う自動原稿送り部（以下、 A F とレ、う ₌ ) 5 b とから構成されている。

また、上記スキャナ 3の下方側には、像担持体としての感光体ドラム 4が図示時計回転方向に回転駆動されるように設けられている：この感光体ドラム 4の周辺には、当該感光体ドラム 4を一様に帯電させる帯電器 6、上記スキャナ 3からの走査光を露光することによって感光体ドラム 4上に形成された静電潜像にトナーを洪給し顕像化する現像装置 7 、紙搬送経路の途中に配置されて上記感光体ドラム 4上のトナー像を記録紙側に転写させる転写帯電器 8、転写後の記録紙を感光体ドラム 4から分離させるための分離帯電器 9、転写後に感光体ドラム 4上に残留するトナーを除去するクリ一ユング装置 1 0等が、感光体ドラム 4の回転駆動方向に沿つて順次配置されている。

さらに、上記転写帯電器 8及び分離帯電器 9から装置本体の出口部に向って延びるベルト状の紙搬送経路 1 1の出口側端には、記録紙上のトナ一像を熱的に固定させるための定着装置 1 2が配置されているとともに、この定着装置 1 2の出口部に、排紙トレィ 1 3が装着されている：また、上記ベルト状紙搬送経路 1 1 の直下部分には、カツト記録紙をサィズごとに蓄える給紙カセット 1 4が 4段にわたって設けられている:：上記各給紙カセット 1 4における図示右側の出口部上方には、給紙口ーラ 1 5がそれぞれ配置されており、これらの各給紙カセット 1 4の給紙ローラ 1 5から前記感光体ドラム 4の転写部に向かって搬送路 1 6がそれぞれ延びている。これらの各搬送路 1 6は、合流して一本の搬送路 1 7になされており、この合流搬送路 1 7における転写部近傍に、画像形成工程に同期して記録紙を転写部に送り出すレジストロ一ラ 1 8が設けられている。

次に、ロール紙供給装置の構造を説明する。まず、上記各給紙カセット 1 4の側部（図示右方部）には、記録紙のロール体 2 0等を一体に備えたロールュニット R Uが、複写機の本体に対して図示右方向に向って引き出し可能に設けられている。上記ロール体 2 0は、図 2にも示されているように、長尺状の記録紙を筒状に卷回したものであって、ロールュニット Rじの内部に交換可能に装着されており、当該ロール体 2 0 の記録紙が消費されて無くなった場合には、新たなロール体と取り替えられるように構成されている。

上記口一ル体 2 0の上方部分には、当該ロール体 2 0から引き出された記録紙を搬送するための搬送路 2 1が設けられており、この搬送路 2 1 は、上述したレジストロ一ラ 1 8 へ向う合流搬送路 1 7に繫がるように接続されている。

また、上記搬送路 2 1の途中には、ロール紙搬送機構を構成する給紙ローラ 2 2及び搬送ローラ 2 3が搬送方向の上流側及び下流側にそれぞれ配置されており、これらの各ローラ 2 2 , 2 3の回転駆動力によって上記ロール体 2 0から、コピー動作に同期して記録紙が引き出され、その記録紙が転写領域に向って搬送される構成になされている。

また、上記給紙ローラ 2 2 と搬送口一ラ 2 3 との間には、上記ロール体 2 0から引き出された記録紙を所定の長さに切断する切断手段としてのカッター 2 4が設けられている。このカッター 2 4は、紙幅方向に横断するように移動する回転刃を有しており、この回転刃が、後述する口ール紙供給制御装置からの命令によつて所定のタイミングで作動される構成になされている。なお、画像形成中にも記録紙を切断することができるように、上記カッター 2 4による切断領域を通過した記録紙は、ル —プ Rを描いてガイドされた後に搬送ローラ 2 3に送り込まれる構成になされている。

さらに、上記給紙ローラ 2 2の搬送方向上流側には、前記口一ル体 2 0における記録紙の有無を検知するための紙有無センサ 2 5が配置されている。この紙有無センサ 2 5 は、口一ル体 2 0から引き出された記録紙が無くなった場合に、記録紙の引き出し方向の後端を検知することによって、紙無し信号を発する機能を有している。この紙無し信号は、後述するロール紙供給制御装置 3 0に受けられる- また、上記給紙ローラ 2 2 の搬送方向下流側（図示左側）には、記録紙の先端位置を読み取り、記録紙の搬送量を計測するためのトリガ信号を発生する給紙センサ 2 7が配置されている：すなわち、上記ロール体 2 0から引き出された記録紙の搬送量が、上記給紙センサ 2 7が記録紙の先端を検知してからの給紙ローラ 2 2による搬送量に基づいて読み取られるように構成されている。また、前記レジストローラ 1 8 の搬送方向上流側（図示右側）には、当該レジス卜ローラ 1 8に対する紙搬送状態を検知するためのレジストセンサ 2 6が配置されており、これらの各センサ 2 5 ， 2 6 , 2 7からの紙検知信号が、次に説明するようにロール紙供給制御装置 3 0に出力されている。

すなわち、上記ロールュニット R Uに付設されたロール紙供給制御装置 3 0は、上述した D F 5 a を用いて流し読み（シ一トスルー）を行う場合等において、記録紙としてロール体 2 0が指定されている際に機能するものであって、コピー動作の開始とともに所定のタイミングで前記ロール体 2 0から記録紙を引き出し、カッター 2 4を作動させることによって指定されたサイズに記録紙を切断してレジス卜ローラ 1 8側に送り込む機能を有している ₌ また、このロール紙供給制御装置 3 0は、コピー動作の途中でロール体 2 0における記録紙が無くなつたときに、後述するような残留記録紙の処理動作を行わせる機能を有している- 上記口一ル紙供給制御装置 3 ◦は、図 3に示されているような構造を備えており、中央演算処理装置（以下、 C P Uという。） 3 1 に設けられた口一ル紙供給制御部 3 1 aの入力部には、前記ロール体 2 ◦の出口部近傍に配置された紙有無センサ 2 5 、及び給紙センサ 2 7からの紙検出信号が印加されるとともに、後述する記録紙の搬送及び切断の手順を定めた制御プログラム等が格納された R〇 M 3 2からの読出信号、及び各種データが格納された R A M 3 3からの読出 .読込信号が入力される：また、上記 C Pじ 3 1 における口一ル紙供給制御部 3 1 a の出力部には、前述したロール紙搬送機構を構成する給紙ローラ 2 2及び搬送口一ラ 2 3の駆動モータ M 1 用のドライノく 3 4 、及びカッター 2 4の駆動モ —タ M 2 用のドライバ 3 5がそれぞれ接続されており、これらの各駆動ドライバ 3 4 , 3 5 に対して、所定のタイミングで駆動信号が出力されるようになってレ、る。

そして、コピー動作中にロール体 2 0の記録紙が無くなり、最後に引き出された記録紙片の引き出し方向後端が紙有無センサ 2 5によつて検知されると、当該紙有無センサ 2 5からの紙無し検知信号が、上記 C P U 3 1 のロール紙供給制御部 3 1 a に対して出力される。そして、この紙無し検知信号により、 R Q M 3 2内の制御プログラムに従ってロール体 2 0からの最終記録紙片の処理が、例えば図 4に示されているように行われる。

すなわち、コピー動作中にロール体 2 0の記録紙が無くなつた場合には、図 4 に示されている制御動作がスタートし、紙有無センサ 2 5からの紙無し信号が上記 C P U 3 1 の口一ル紙供給制御部 3 1 a に対して出力される（ステップ 1 の Y e s )。そして、その時点でロール体 2 0 から引き出されている最終の記録紙片（以下、残留記録紙片という。）の搬送量、つまり給紙センサ 2 7 により検出された残留記録紙片の長さに基づいて、次のような制御動作が実行される。

まず、残留記録紙片の長さが、本発明でいう第 2の基準の長さの一例として設定した 1 0 O m m未満であり、ロールュニット R U内の給紙口 —ラ 2 2 から搬送ローラ 2 3に至る搬送路の長さより短くなつている場合には（ステップ 2 の Y e s )、口一ルュニット Rじ内での紙搬送ができないと判断し、給紙ローラ 2 2 を通常の搬送方向とは逆の方向に回転させる- 二れにより、残留記録紙片は逆方向に搬送され、ロールュニット Rじ内に落下する（ステップ 3 )

それに伴ない、ジャム処理の表示が行われるとともに（ステップ 4 )、ロール体の交換 · 補給表示が行われる（ステップ 5 )：

これに対して、残留記録紙片の長さが、上記第 2の基準長さである 1 O O m m以上となってレヽる場合には（ステップ 2 の N o )、口一ルュニット R U内の給紙ローラ 2 2から搬送ローラ 2 3に至る搬送路の長さより長くなつているため、ロールュニット Rじ内での紙搬送ができると判断して残留記録紙片の搬送動作が行われることとなるが、コ一ルュニット R Uより外側の搬送経路において搬送を行うことができる程度にまで残留記録紙片が長いか否かによって、制御動作が次のように異なる。すなわち、残留記録紙片の長さが、ロールュニット Rじょり外側の搬送経路におけるローラ間隔よりも長くなっている場合には、残留記録紙片をそのまま排出搬送してもロールュニット R Uより外側の搬送経路における口ーラ間に残留記録紙片が嵌り込むことがないために搬送可能状態となる- しかしながら、残留記録紙片の長さが、ロールユニット R i; より外側の搬送経路におけるローラ間隔よりも短い長さである場合には. ローラ間に嵌り込んでしまうために搬送不可能な状態となる。

従って、本実施形態においては、レジストロ一ラ 1 8 と搬送ローラ 2 3 との間隔が、ロールユニット R Uより外側の搬送経路におけるローラ間隔の最長距離に設定されていることから、そのレジストロ一ラ 1 8 と搬送ローラ 2 3 とのローラ間隔に対応して、本発明にいう第 1 の基準長さを、一例として 1 5 0 m mに設定する。そして、この第 1 の基準長さよりも残留記録紙片の長さが短く 1 5 0 m m未満である場合には（ステップ 6の Y e s )、ロールユニット R Uより外側の搬送経路においては紙搬送が不可能であると考えて、ロールュニッ卜 R U内のみでの紙搬送が行われる：そして、この内部搬送によって残留記録紙片の先端部分が、ロールュニット Rじょり外部側に所定量、例えば 4 0 m m突出される（ステツブ 7 ) _:

ついで、前述したと同様に、ジャム処理の表示（ステップ 4 )、及びコール体の交換 · 補給表示が行われる（ステップ 5 ) :

一方、上記残留記録紙片の長さが、上記第 1 の基準長さよりも長く、 1 5 O m m以上である場合には（ステップ 6 の N o )、ロールユニット R Uより外側の搬送経路においても紙搬送が可能であろと考えて、残留記録紙片が排紙トレイ 1 3 に向って排出され（ステップ 8 )、ついで、ロール体の交換 · 補給表示が行われる（ステップ 5 ) ₃

このように本実施形態にかかるロール紙供給装置においては、画像形成工程の途中で口一ル体 2 0の記録紙が無くなると、最後に残された残留記録紙片が、ロールユニット R Uの内外において搬送可能な第 1基準長さよりも長い場合にはロールュニット Rじから引き出されて装置外に排出される。このため、残留記録紙片を探す必要がない ₌

一方、残留記録紙片の長さが第 1基準長さよりも短くロールュニット R U外における搬送は不可能であるが、ロールュニット Rじ内において搬送可能な第 2基準長さよりも長い場合には、ロールュニット R U内のみでの搬送が行われて、残留記録紙片の先端部分がロールュニッ卜 R U から外部側に向って 4 0 m mが突出される：すなわち、ロールユニット R Uを本体から抜き出した際に、残留記録紙片の先端が 4 0 m m突出しているため、残留記録紙片を探す必要がない。

さらに、残留記録紙片の長さが第 2基準長さよりも短く、ロールュニ，

1 D ット R U内における搬送が不可能である場合には、逆転搬送によって口ールユニット R U内に残留記録紙片が落下される- この時、残留記録紙片は十分に小さいため、当該残留記録紙片の除去が簡単に行われる- 従って、いずれの場合においても、残留記録紙片の取り出しが容易に行われる状態になされる ₌

なお、上記実施形態では、残留記録紙片の長さが 1 0 0 m m以上 1 5 0 m m未満の場合において、残留記録紙片の先端部分をロールュニッ卜 R Uの外方に所定量（約 4 O m m ) 突出させているが、残留記録紙片の長さが 1 0 0 m m未満の場合と同様に、逆転搬送によって残留記録紙片を口一ルュニット Rし'内に落下させるようにする二ともできる：このようにしても、残留記録紙の取出は容易化される。

また、上記実施形態では、残留記録紙片の長さが第 2の基準長さより短く口一ルュニット R U内で搬送不可能な長さである場合に、逆転搬送させた後にジャム処理の表示を行わせているが、ジャムとして取り扱うことなく、ロール体の交換 · 補給表示のみを行わせ、給紙カセット等の他の給紙手段に切り替えることによって画像形成を継続して行わせることも可能である。また、このときロールユニット内に落下した残留記録紙片を、ロール体の交換 · 補給時に取り除くようにすれば良い

以上述べたように、本実施形態にかかる画像形成装置のロール紙供給装置は、画像形成工程の途中でロール体 2 0の記録紙が無くなった場合において、最後に残された残留記録紙片が以後の搬送が可能な程度に基準長さよりも長い場合には、排出搬送を行わせるとともに、残留記録紙片の長さが基準長さより短い場合には、残留記録紙片の先端部分を口一ルュニット R Uから外方に突出させ、これによつて残留記録紙片の取出を容易化したものであるから、残留記録紙片の取出処理を、常に良好に行わせることができ、画像形成装置としての複写機の信頼性を向上させることができる。

また、本実施形態にかかる画像形成装置のロール紙洪給装置は、画像形成工程の途中でロール体 2 0の記録紙が無くなった場合において、最後に残された残留記録紙片がロールュニット R じ内外で搬送可能な程度に第 1基準より長ければ、排出搬送を行わせるとともに、残留記録紙片の長さが、第 1基準よりやや短い場合には、残留記録紙片の先端部分をロールュニット Rし-の外方に突出させ、残留記録紙片の長さがコールュニット Rし-内での搬送が不可能な程度に第 2基準より短ければ、逆転搬送によって残留記録紙片をロールュニット R U内に落下させ、これによつて残留記録紙片の取出を容易化したものであるから、残留記録紙片の取出処理を、常に良好に行わせることができ、画像形成装置としての複写機の信頼性を向上させることができる。

さらに、本実施形態にかかる画像形成装置のロール紙供給装置は、画像形成工程の途中でロール体 2 0の記録紙が無くなった場合において、最後に残された残留記録紙片がロールュニット R U内外で搬送可能な基準長さより長ければ、排出搬送を行わせるとともに、残留記録紙片の長さが基準より短い場合には、逆転搬送を行わせて残留記録紙片をロールュニット R U内に落下させ、これによつて残留記録紙片の取出を容易化したものであるから、残留記録紙片の取出処理を、常に良好に行わせることができ、画像形成装置としての複写機の信頼性を向上させることができる ₃

次に、図 5に示されている本発明の他の実施形態装置にかかるロール紙供給制御装置 4 0について説明する。

このロール紙供給制御装置 4 0は、コピー動作が途中で停止状態となつたときに、後述するような記録紙排出処理動作を行わせる機能を有している。すなわち、上記ロール紙供給制御装置 4 0は、図 5に示されているような構造を備えており、中央演算処理装置（以下、 C P じという J 4 1 に設けられたロール紙供給制御部 4 1 a の入力部には、前記口ール体 2 0の出口部近傍に配置された紙有無センサ 2 5、給紙センサ 2 7、及びレジストロ一ラ 1 8 の入口部近傍に配置されたレジス卜センサ 2 6 からの紙検出信号が印加されるとともに、後述する記録紙の搬送及び切断の手順を定めた制御プログラム等が格納された R〇 I 4 2からの読出信号、及び各種データが格納された R A M 4 3からの読出 · 読込信号が入力される。

また、上記 C P LJ 4 1 におけるロール紙洪給制御部 4 1 a の出力部には、前述したロール紙搬送機構を構成する給紙ローラ 2 2及び搬送口一ラ 2 3の駆動モータ M l 用のドライノく 3 4、及びレジストローラ 1 8 の駆動モータ M 3用のドライバ 3 6、並びに力ッタ一 2 4の駆動モ一タ M 2用ドライバ 3 5が、それぞれ接続されており、これらの各駆動ドラィバ 3 4 , 3 5 ， 3 6 に対して、所定のタイミングで駆動信号が出力されるようになってレ、る。

そして、原稿送りがジャム状態となつたり、操作者によってコピーストップボタンが押されたりすることによって、上記 C P U 4 1 のロール紙供給制御部 4 1 a に対して停止命令が出力され、コピー動作が途中で停止状態となった場合には、 R O M 4 2内の制御プログラムによって、ロール体 2 0からの記録紙が、例えば、図 6に示されているように処理される- すなわち、コピ一動作が途中で停止状態となった際には、まず、紙有無センサ 2 5がチェックされてロール体 2 0に記録紙があることが確認された後（ステップ 1 1 の Y e s )、ロール体 2 0 から引き出された記録紙の搬送方向先端部が、レジストセンサ 2 6 に達していない場合であつて（ステップ 1 2の N o )、未だカッター 2 4に達していない場合には（ステップ 1 3の N o )、カッター 2 4の手前側（搬送方向上流側）にあることとなるから、記録紙の搬送動作がそのまま停止状態とされる (ステップ 1 4 )

一方、ロール体 2 0から引き出された記録紙の搬送方向先端部が、力ッタ一 2 4を通り過ぎてはいるが（ステップ 1 3の Y e s )、カッター 2 4から搬送方向下流側に向かって飛び出している量が、本発明における所定の範囲内の一例としての約 2 0 m m以内である場合においては (ステップ 1 5の N o )、その記録紙の引き戻しが行われ（ステップ 1 6 )、当該記録紙の搬送方向先端部がカッター 2 4の手前側（搬送方向上流側）まで引き戻される- そして、この引き戻し動作によって給紙センサ 2 7がオフとなった時点で（ステップ 1 7の Y e s )、搬送動作が停止状態とされる（ステップ 1 8 )。

これは、記録紙がカッター 2 4から飛び出したままコピー動作を停止させると、記録紙が搬送路中に長時間停止した場合に記録紙に変形を生じてしまうからである。

さらに、ロール体 2 0から引き出された記録紙の搬送方向先端部が、レジストセンサ 2 6に達していない場合であって（ステップ 1 2の N o )、かつカッター 2 4を 2 0 m m以上通り過ぎている際には（ステツプ 1 5の Y e s )、カッター 2 4からの飛び出し量が搬送可能な長さであるか否かによって制御動作が次のように異なる

すなわち、カッター 2 4からの記録紙の飛び出し量が、以後の搬送経路におけるローラ間隔よりも長くなっている場合には、記録紙を直ちに切断してもローラ間に嵌り込むことがないために搬送可能状態となる力ローラ間隔よりも短い長さに切断してしまうと、口一ラ間に嵌り込んで搬送不可能となる。 _{χ g}

従って、本実施形態においては、レジストローラ 1 8 と搬送口ーラ 2 3 との間隔が、搬送経路におけるローラ間隔の最長距離に設定されていること力ら、このレジストローラ 1 8 と搬送ローラ 2 3 との間隔よりやや長い量である 1 5 0 m m以上の飛び出し長さがある場合には、以後の搬送経路においても搬送可能であると考えて処理が行われる。すなわち、本発明にいう口ール体 2 0からの記録紙の引き出し量が、搬送可能な長さとなつている場合の一例として、本実施形態では、カッター 2 4からの記録紙の飛び出し量が 1 5 0 m m以上に設定されており、カッター 2 4からの記録紙の飛び出し量が 1 5 0 m m以上となつていれば（ステツブ 1 9の Y e s )、記録紙の切断が直ちに行われる（ステップ 2 0 ) . そして、その切断された記録紙は、排紙トレイ 1 3に向って排出され（ステツプ 2 1 )、処理が完了する。

これに対して、記録紙のカッター 2 4からの飛び出し量が 1 5 0 m m 未満、すなわち、本発明にいう口一ル体 2 0からの記録紙の引き出し量が、搬送可能な長さとなつていない場合の一例である量である場合には (ステップ 1 9 の N o )、以後の搬送経路での搬送が不可能であることとなるために、 1 5 0 m mに対して不足している量だけ記録紙が更に送り出される（ステップ 2 2 ) _:: そして、カッター 2 4 からの飛び出し量が 1 5 0 m mに達した時点で（ステップ 1 9の Y e s )、記録紙の切断が直ちに行われ（ステップ 2 0 )、その切断された記録紙が排紙トレイ 1 3に向って排出処理される（ステップ 2 1 )

なお、二の排出動作の途中でロール体 2 0 に記録紙が無くなった場合には、動作停止後、上述したステップ 1 1 に戻って、紙無しの表示が行われる（ステップ 2 7 )

また、ロール体 2 0から引き出された記録紙の搬送方向先端部が、レジストセンサ 2 6に既に達している場合にも（ステップ 1 2の Y e s )、これとほぼ同様な排出処理が行われる。但し、この場合において、 A 3 サイズ以下のサイズが指定されていると、既にカッター 2 4による切断が終了している二ととなり、その切断が終了している場合には（ステップ 2 3の Y e s )、記録紙の排出が直ちに行われる（ステップ 2 4 ) _:: — 方、切断が終了していないサイズの場合には（ステップ 2 3の N o )、記録紙の切断が行われた後（ステップ 2 5 )、その切断された記録紙が排紙トレィ 1 3に向って排出処理される（ステップ 2 6 ) _;;

なお、上述したロール紙供給制御装置 4 0は、原稿の搬送ジャムとは異なり、ロール体 2 0から引き出された記録紙そのものがジャム状態となった際には、記録紙を直ちに切断する機能も有しており、搬送途中に停止した記録紙を切断することによって、ロール体 2 0を有するロールュニット R Uが、装置本体 1 から容易に引き出し可能となる

特に、記録紙の先端がレジストセンサ 2 6に達している場合には、記録紙の先端部分がレジストローラ 1 8に挟み込まれて停止している状態であるので有効であるまた、ジャム紙が切断されているために、その除去が容易であるとともに、ジャム紙の処理後は、記録紙の先端が給紙センサ 2 7にあるので、直ぐに画像形成を再開することができる.

このように本実施形態にかかるロール紙供給装置においては、画像形成動作中、すなわちコピー動作中に停止命令がかけられると、ロール体 2 0から引き出された記録紙が、搬送に最小限必要な長さ分で切断されて排出処理されるため、記録紙の無用な送り出し動作がなくなり、記録紙の無駄が省略される。従って、コピー動作を効率的かつ安価に行わせることができ、画像形成装置としての複写機の信頼性を向上させろ二とができる。産業上の利用可能性

以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であるというのはいうまでもない- 例えば、本発明は、複写機を始めとして、ファクシミリ、プリンタ等の多種多様な画像形成装置に対しても同様に適用することができるものである.

Claims

請求の範囲

1 . 長尺状の記録紙を筒状に卷回したロール体と、画像形成工程に同期して上記ロール体から記録紙を引き出し転写領域へ搬送するロール紙搬送機構と、上記ロール体から引き出された記録紙を所定の長さに切断する切断手段と、上記ロール体から引き出された記録紙の引き出し方向後端を検出することによって前記ロール体の紙無状態を検知する紙有無センサと、を一体的に収容するロールユニットを、画像形成装置の本体に対して着脱自在に備えるとともに、

このロールュニッ卜における口一ル紙搬送機構及び切断手段を所定のタイミングで作動させて前記ロール体から記録紙の搬送 · 供給を行わせるロール紙供給制御部を備えた画像形成装置のロール紙供給装置において、

上記ロール紙供給制御部は、前記ロールュニットの紙有無センサが口ール体の紙無し状態を検知し、かつその時点でロール体から引き出されている残留記録紙片の長さ力'、前記ロールュニット内及びロールュニット以降の搬送経路において搬送可能な所定の基準長さ以上となっている場合には、上記残留記録紙片を排出搬送させるととともに、

前記残留記録紙片の長さが上記基準長さ未満の場合には、当該残留記録紙片の引き出し方向先端側部分を口一ルュニットから外部側に所定量突出させる手段を有していることを特徴とする画像形成装置のロール紙供給装置。

2 . 長尺状の記録紙を筒状に卷回したロール体と、画像形成工程に同期して上記ロール体から記録紙を引き出し転写領域へ搬送するロール紙搬送機構と、上記ロール体から引き出された記録紙を所定の長さに切断する切断手段と、上記ロール体から引き出された記録紙の引き出し方向後端を検出することによって前記ロール体の紙無状態を検知する紙有無センサと、を一体的に収容するロールユニットを、画像形成装置の本体に対して着脱自在に備えるとともに、

この口一ルュ二ットにおけるロール紙搬送機構及び切断手段を所定のタイミングで作動させて前記ロール体から記録紙の搬送 · 供給を行わせるロール紙供給制御部を備えた画像形成装置のロール紙供給装置において、

上記口一ル紙供給制御部は、前記ロールュニッ卜の紙有無センサが口 —ル体の紙無し状態を検知し、かつその時点でロール体から引き出されている残留記録紙片の長さが、前記ロールュニット内及びロールュニット以降の搬送経路において搬送可能な所定の第 1基準長さ以上となっている場合には、上記残留記録紙片を排出搬送させるとともに、

前記残留記録紙片の長さが、上記第 1基準長さ未満であるが口一ルュ二ット内の搬送経路は搬送可能である所定の第 2基準長さ以上となっている場合には、当該残留記録紙片の引き出し方向先端側部分をロールュニットから外部側に所定量突出させ、

前記残留記録紙片の長さが上記第 2基準長さ未満となっている場合には、当該残留記録紙片を、引き出し方向とは逆方向に搬送してロールュニット内に落下させる手段を有していることを特徴とする画像形成装置のロール紙供給装置。

3 . 長尺状の記録紙を筒状に卷回したロール体と、画像形成工程に同期して上記ロール体から記録紙を引き出し転写領域へ搬送するロール紙搬送機構と、上記ロール体から引き出された記録紙を所定の長さに切断する切断手段と、上記ロール体から引き出された記録紙の引き出し方向後端を検出することによって前記ロール体の紙無状態を検知する紙有無センサと、を一体的に収容するロールユニットを、画像形成装置の本体に対して着脱自在に備えるとともに、

この口一ルュニットにおけるロール紙搬送機構及び切断手段を所定のタイミングで作動させて前記ロール体から記録紙の搬送 · 供給を行わせるロール紙供給制御部を備えた画像形成装置のロール紙供給装置において、

上記ロール紙供給制御部は、前記ロールュニットの紙有無センサが口ール体の紙無状態を検知し、かつその時点でロール体から引き出されている残留記録紙片の長さカ、ロールュニット内及びロールュニッ卜以降の搬送経路において搬送可能な所定の基準長さ以上となっている場合には、上記残留記録紙片を排出搬送させるとともに、

前記残留記録紙片の長さが上記基準長さ未満となっている場合には、当該残留記録紙片を、引き出し方向とは逆方向に搬送して口一ルュニット内に落下させる手段を有していることを特徴とする画像形成装置の口ール紙供給装置。

4 . 長尺状の記録紙を筒状に卷回したロール体と、

画像形成工程に同期して上記ロール体から記録紙を引き出し転写部に搬送するロール紙搬送機構と、

上記ロール体から引き出された記録紙を所定の長さに切断する切断手段と、

前記ロール紙搬送機構及び切断手段を所定のタイミングで作動させて前記ロール体から記録紙の供給を行わせるロール紙供給制御部と、を備えた画像形成装置のロール紙供給装置において、

上記ロール紙供給制御部は、画像形成工程が停止状態となつた際に、前記ロール体からの記録紙の引き出し量が搬送可能な長さとなっている場合には、切断手段により記録紙を直ちに切断して当該切断後の記録紙を排出させるとともに、ロール体からの記録紙の引き出し量が搬送可能な長さとなっていない場合には、搬送に最小限必要な長さまで記録紙を引き出した後に記録紙を切断し、当該切断後の記録紙を排出させる手段を有していることを特徴とする画像形成装置のロール紙供給装置。

5 . 請求項 4記載のロール紙供給制御部は、ロール体から引き出された記録紙を切断した後に画像形成工程が停止状態となった際には、当該切断された記録紙を直ちに排出させる手段を有していることを特徴とする画像形成装置のロール紙供給装置。

6 . 請求項 4記載のロール紙供給制御部は、ロール体から引き出された記録紙の搬送方向先端部が切断手段の搬送方向上流側にある場合には、記録紙の搬送をそのまま停止させるとともに、ロール体から引き出された記録紙の搬送方向先端部が切断手段から搬送方向下流側に向かって所定の範囲内にある場合には、記録紙の搬送方向先端部を切断手段の搬送方向上流側に戻してから記録紙の搬送を停止させる手段を有していることを特徴とする画像形成装置のロール紙供給装置-

7 . 請求項 4記載の画像形成工程の停止状態が、原稿送りのジャム状態又は操作者による停止指令の出力状態であることを特徴とする画像形成装置のロール紙供給装置。

8 . 請求項 4記載のロール紙供給制御部は、ロール体から引き出された記録紙がジャム状態となった際に、切断手段により記録紙を直ちに切断させる手段を有していることを特徴とする画像形成装置のロール紙洪