WO1995029403A1 - Methode de dosage du recepteur de l'asialoglycoproteine et reactif de dosage prevu a cet effet - Google Patents

Methode de dosage du recepteur de l'asialoglycoproteine et reactif de dosage prevu a cet effet Download PDF

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WO1995029403A1
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receptor
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monoclonal antibody
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Yoshiro Niitsu
Yutaka Kohgo
Junji Kato
Hirokazu Yago
Hisashi Hanada
Koji Ushizawa
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Daiichi Pure Chemicals Co., Ltd.
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/68Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving proteins, peptides or amino acids

Definitions

  • liver resection in liver cancer and liver transplantation in liver modification 5 are actively performed. It is becoming. Therefore, it is important to understand liver function even after surgery.
  • the present invention relates to a method for measuring AGPR by immunoassay by bringing a monoclonal antibody recognizing AGPR into contact with a subject, wherein the enzyme-labeled antibody solution contains phenol. Is provided. Furthermore, the present invention relates to a method for measuring AGPR by immunoassay by contacting a monoclonal antibody recognizing AGPR with a subject, The present invention provides a method for measuring AGPR, characterized in that a sample dilution is contained and the pH of a sample diluent is 5 to 7.
  • the culture medium for culturing Hypri-doma may be any medium suitable for culturing Hypri-doma.
  • RPMI 1640 contains fetal calf serum, L-glutamine, L-pyruvic acid and antibiotics (benicillin G And streptomycin).
  • the cultivation is preferably performed, for example, under conditions of 5% by weight (hereinafter simply referred to as “%”) at a CO 2 concentration of 37 ° C. for 3 days.
  • an immunoassay may be performed using one or more of the anti-AGPR monoglonal antibodies thus obtained.
  • Immunological assays include the octotarony, one-dimensional immunodiffusion, immunoturbidimetry, enzyme immunoassay, latex immunoassay, radioimmunoassay, flow Loimno Atsushi etc. can be used.
  • an enzyme immunoassay one of the anti-AGPR monoclonal antibodies is immobilized on an insoluble carrier in an appropriate buffer to obtain an insoluble antibody, and another anti-AGPR monoclonal antibody is labeled with the enzyme. By reacting these with a sample and measuring the activity of the enzyme bound to the second antibody, human AGPR can be measured.
  • the buffer concentration, composition, and PH may be 10 to 50 OmM (particularly 10 to 5 OmM) phosphate buffer, Tris buffer, MESBis Tr is' ACES 'BES' A weak acid to weak alkali (particularly, BES of pH 6.5 to 7.5) having a pH of 6 to 8, such as a God's buffer such as HEPES, may be used.
  • TDM50iig and MPL50g were used for the first immunization, and TDM50g and MPL5ig were used for the booster immunization.
  • HRP Horseradish peroxidase
  • Phenol addition test The AGPR solution diluted to 12.5 ngZ with the sample diluent (prescription 2) used in Example 1 was added to the solid-phased plate prepared in Reference Example 5 at 200 ⁇ ⁇ per 1 ⁇ l. The reaction was allowed to proceed at room temperature overnight. After washing 3 times with PBST, enzyme-labeled antibody with an absorbance of 1 mOD at each concentration (0%, 0.01%, 0.01%, 0.05%, 0.1 phenol and 28 Ornn) An enzyme-labeled antibody solution containing the following was added at 100 £ / well and allowed to react at room temperature for 1 hour: The following operation was performed according to Example 1. c The results are shown in Table 6.

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Description

明 細 書 ァシァログリコプロテインレセプターの測定法及びこれに用いる測定試薬 技術分野
本発明は、 肝細胞機能の判定に有効なァシァログリコプロテインレセプ夕一
(以下 「A G P R」 という) 濃度を感度及び精度良く測定する方法、 この方法を 用いた治療薬のスクリ一ニング方法及びこの方法に用いる測定試薬に関する。 背景技術
肝臓は人体の中で最大の実質臓器であり、 物質代謝の中心的役割を演じている が、 その主たる機能は、 ( 1 ) 栄養素に関する中間代謝、 すなわち腸管から吸収 したあるいは末梢組織から動員した糖 ·脂肪酸 ·ァミノ酸の酸化や糖新生、 脂質 や蛋白の合成、 貯蔵ならびに他臓器や末梢組織への供給; (2 ) 栄養素以外の各 種の蛋白及びその前駆物質の代謝、 すなわち体組織構成蛋白、 血清蛋白、 肝での 代謝に関わる各種の酵素の合成など; (3 ) 外因性の薬物、 内因性のホルモンや アンモニアなどの代謝産物の解毒、 抱合、 破壊、 不活化; (4 ) 網内系機能とし ての異物の摂取、 排出; (5 ) 胆汁生成に伴う排出、 消化作用; (6 ) 水、 電解 質、 ビタミン代謝による内部環境の維持など、 多岐にわたっている そのために、 肝の病変は全身的な物質代謝の異常を引き起こし、 二次的に他臓器の障害を誘発 して全身的に大きな影響を及ぼす。 このため、 肝疾患における肝機能を把握する ことは重要なことである。
また、 最近の医療用器具の発達、 肝臓切除術の進歩、 肝臓の保存液の開発及び 免疫抑制剤の開発に伴い、 肝癌における肝臓切除や肝 5更変における肝臓移植が積 極的に行われるようになってきている。 従って、 術後においても、 肝機能を把握 することは重要である。
従来、 肝機能検査法としての生化学検査項目は、 「肝機能検査の選択と組み合 せの基準」 として日本消化器病学会 肝機能研究班によって提示され (日消会誌, 8 5巻, 1 2 1 0 - 1 2 1 4ページ, 1 9 8 8年) 内科、 外科において広く用い られている。
外科領域において、 小沢らは、 肝機能検査法として、 肝ミ トコンドリアの機能 を無侵襲的に、 かつより直接的に評価する方法、 つまり動脈血中のケトン体比
(AK B R) によ り評価する方法が優れているこ とを明らかしている (G a s t r o e n t e r o l o gy, 7 6巻, 6 9 1 — 6 9 6ぺージ, 1 979年) 。
しかしながら、 従来の生化学検査項目は、 肝特異性が低く肝外因子に影響され ることが少なくない、 また AKBRによる方法は、 採血、 検体の扱い、 測定、 デ 一夕の解釈に各々注意すべき事項があり、 好適な方法とは言い難い。 このように、 外科'領域において、 術後の肝障害はかなりの高い頻度で発生することから、 術後 の予後の評価を行うことは重要であるが、 これに適した検査方法はいまだ見出さ れていない。
また、 内科領域において新津らは、 肝疾患の診断法として、 肝に特異性の高い ァシァログリコプロテインレセプター (AGPR) を測定する方法が適している 事を報告している (特開平 4一 356 1 98号公報) 。
AG PRはガラク トース、 N—ァセチルガラクトサミン残基を認識するレクチ ン (Mo r e l l ら, J. B i o l . C h em. , 2 4 6巻, 1 4 6 1— 1 467ページ, 1 971年) であり、 肝実質細胞膜表面に存在する肝臓に特異 性の高い膜糖蛋白質である (松浦ら, J. C e l l B i o l . , 9 5巻, 864— 875ページ, 1 982年) 。 また、 AG PRのリガンドである125 I - l ab e l e d a s i a l o o r o s omu c o i dを用いて、 肝実質細胞 膜表面上の A G P R量が、 肝臓障害の程度とともに減少することが明らかにされ ている (沢村ら, G a s t r 0 e n t e r 0 1 0 g y , 8 7巻, 1 2 1 7— 1 221ページ, 1 984年) 。
しかしながら、 従来の AG PRの測定法は、 検体中の AG PRを定量的に測定 するのに十分な性能を有するものとは言えず、 肝疾患を適切に診断することは困 難であった。
一方、 従来、 安全で有効な治療薬をスクリーニングする方法としては、 ターゲ ッ トとなる培養細胞又は培養肝細胞への治療薬の影響を各細胞の機能異常、 機能 回復等から判断する方法が用いられている。 しかしながら、 培養肝細胞における 治療薬の影響の判断は、 肝細胞の物質産生能、 代謝、 解毒作用等から行われてい るもののこれらの機能だけでは肝細胞の機能を十分に把握しているとは言えず、 新たな治療薬の開発においてはこれらとは異なつた肝細胞の機能である細胞膜、 ェンドサイトーシス等の変化を把握する簡便な方法が望まれていた。
このように、 肝細胞機能を判定するために A G P Rの測定法を確立することが 求められており、 本出願人はモノクローナル抗体を用いた A G P Rの測定法を見 出し、 先に特許出願した (特開平 4— 3 5 6 1 9 8号公報) 。 しかしながら、 更 により高感度で精度の高い A G P Rの測定法が望まれていた。
従って、 本発明の目的は、 肝細胞機能、 特に肝再生能の把握、 アルコール性肝 障害の検出及び治療薬の効果あるいは肝細胞への影響の判定に有効な A G P Rを より高感度でかつ精度良く測定するための方法を提供することにある。 発明の開示
斯かる実情に鑑み本発明者らは鋭意研究を行つた結果、 A G P Rを認識するモ ノクロ—ナル抗体を被検体と接触させて免疫測定を行う際、 検体希釈液の pH を 5〜 7にするか、 又は酵素標識抗体溶液にフ ノールを含有せしめれば、 A G P Rを高感度かつ高精度で測定できることを見出し、 本発明を完成した。 更 に、 この方法を用い、 培養肝細胞から放出される培養上清中の A G P Rを測定す れば、 容易に治療薬のスクリーニングを行うことができることを見出し、 本発明 を完成した。
すなわち、 本発明は、 A G P Rを認識するモノクローナル抗体を被検体と接触 させて免疫測定法により A G P Rを測定する方法において、 検体希釈液の pHを 5 〜 7にすることを特徴とする A G P Rの測定法を提供するものである。
また、 本発明は A G P Rを認識するモノクローナル抗体を被検体と接触させて 免疫測定法により A G P Rを測定する方法において、 酵素標識抗体溶液にフ ノ —ルを含有せしめることを特徴とする A G P Rの測定法を提供するものである。 更に、 本発明は A G P Rを認識ずるモノクローナル抗体を被検体と接触させて 免疫測定法により A G P Rを測定する方法において、 酵素標識抗体溶液にフエノ 一ルを含有せしめ、 かつ検体希釈液の PHを 5〜7にするこ とを特徴とす る A G P Rの測定法を提供するものである。
更に本発明は上記の A GPRの測定法により肝細胞から放出される培養上清中 のァシァログリコプロテインレセプターを測定することを特徴とする治療薬のス クリーニング方法を提供するものである。
更にまた、 本発明は AG PRを認識するモノクローナル抗体及びフエノールを 含有する A G P Rの測定試薬を提供するものである。 図面の簡単な説明
図 1は、 pHの相違及びフエノールの有無による反応性を比較した図である。 図 2は、 肝臓切除後の AGPRの変化を示す図である。
図 3は、 肝細胞培養上清中の AGPRの変化を示す図である。 発明を実施するための最良の形態
本発明に用いられる AGPRを認識するモノ クローナル抗体 (以下、 Γ抗 AGPRモノクローナル抗体」 という) は、 例えば次のようにして製造すること ができる。
免疫原としての AG PRは、 公知の方法、 例えば B a e n z i n g e rら (Jou r na l o f B i o. Che m. , 255巻, 4607 - 46 1 3 ページ, 1 980年) の方法に従って、 ヒト剖検肝より調製することができる。 すなわち、 インフォームド ' コンセントを得たヒト剖検肝をホモジナイズし、 遠 心分離にて肝細胞膜画分を集め、 この画分 1容に対し、 コールドアセトン 9容程 度を加えた後、 不溶物をアセトンパウダーとして濾過回収する。 このアセトンパ ゥダーから界面活性剤を含む緩衝液により A G P Rを抽出し、 この抽出液に塩化 カルシウムを加え、 次いで D—ガラクト一スーァガロースゲルを用いたァフィ二 テイク口マトグラフィ一に付せば、 精製された AG PRを得ることができる。 抗 AGPRモノクローナル抗体は、 上記 AGPRを免疫原として使用し、 既知 の細胞融合手段によって調製することができる。 すなわち、 AGPRをフロイン ドの完全アジュバント、 あるいは結核菌の精製アジュバントであるトレハロース 95/00770
ジミコール酸及び低毒性リピッ ド Aを最適濃度に調製したアジュバント (リ ビー アジュバントシステム) 等の適当なアジュバントに乳濁し、 これを数週間おきに マウスの腹腔、 皮下又は静脈に数回繰り返し免疫する。 一定期間後、 マウスの脾 臓細胞をとり出し、 これと、 ヒポキサンチンーグァニン一ホスホリボシルトラン スフエラーゼ欠損 (H G P R T— ) あるいはチミジンキナーゼ欠損 (T K— ) の様 な適切なマーカーを持つマウス骨髄腫細胞とをポリェチレングリコール処理する ことによって多様なハイプリ ドーマ細胞を得る。 このハイプリ ドーマ細胞の培養 上清中に産出された抗体の A G P Rに対する反応性に基づいて、 抗 A G P Rモノ クロ一ナル抗体を産生するハイプリ ドーマをスクリーニングすることができる。 目的めハイプリ ドーマを単クローンとするため、 9 6穴のマイクロウェルにフィ 一ダーレィヤーとして正常な脾臓細胞又は胸腺細胞を 1 0 6個/ゥエル蒔いた上 にハイプリ ドーマを 1穴に 1〜1 0個となるように蒔き、 生育してくるクローン について再びスクリ一二ングを行う。 このサブクロ一ニングを繰り返すことによ り、 単一性のハイブリ ドーマを得ることができる。
ハイプリ ドーマを培養する培地としては、 ハイプリ ドーマの培養に適した培地 であれば良く、 好適には、 R P M I 1 6 4 0に牛胎児血清、 L一グルタミン、 L一ピルビン酸及び抗生物質 (ベニシリン Gとストレプトマイシン) を含む培地 が用いられる。 また、 培養は、 例えば 5重量% (以下単に 「%」 という) C 02 濃度、 3 7 °Cの条件下で 3日間行うのが好ましい。
モノクローナル抗体は、 こうして選抜されたハイプリ ドーマより動物細胞培養 の技術、 又はマウス腹腔内での培養技術で得た培養液上清又はマゥス腹水を硫安 塩析、 イオン交換樹脂及び分子篩ゲルを用いたカラムクロマトグラフィー、 プロ ティン A及びプロテイン Gを用いるァフィ二ティクロマトグラフィー等により精 製することができる。 得られたモノクローナル抗体め特異性は、 例えばウェス夕 ンブロッティング法により確認することができる。
ヒ ト検体中の A G P Rを定量するためには、 このようにして得られる抗 A G P Rモノグローナル抗体の 1種又は 2種以上を用いて免疫学的測定法を実施 すれば良い。 免疫学的測定法としてはォクタロニー法、 一次元免疫拡散法、 免疫 比濁法、 酵素免疫測定法、 ラテックス免疫測定法、 ラジオィムノアツセィ、 フロ ロイムノアツセィなどを利用することができる。 例えば酵素免疫測定法を使用す る場合には、 抗 AG PRモノクローナル抗体のいずれかを適当な緩衝液中で不溶 性担体に固定化して不溶化抗体とし、 別の抗 A G P Rモノクローナル抗体を酵素 で標識し、 これらを被検体と反応させ、 第二の抗体に結合させた酵素の活性を測 ることにより、 ヒト AGPRを測定することができる。
ここで使用する不溶性担体としては、 ポリスチレン、 ポリエチレン、 ポリプロ ピレンなどの各種合成高分子、 ガラス、 シリコン、 不溶性多糖 (架橋デキストラ ン、 ポリサッカライ ド) などが好ましく、 これらの担体は球状、 棒状、 微粒子等 の形状で、 あるいは試験管、 マイクロプレートなどの形態で用いることができる。 なお、 不溶化抗体作成の条件としては、 球状、 棒状、 試験管、 マイクロプレート の形態の場合又は微粒子の形態の場合、 抗体濃度は各々 1〜 1 0 zg Ζτη又は 1 〜1
Figure imgf000008_0001
緩衝溶液はリン酸緩衝液、 グリシン緩衝液、 炭酸緩衝液、 トリス 緩衝液などの弱酸性からアル力リ性のものを用い、 反応時間は室温又は 4でで、 1時間〜 72時間で調製することが好ましい。
この後の洗浄に用いる洗浄液の組成は、 5〜1 0 OmM濃度のリン酸緩衝液、 ト リス緩衝液等の pH6〜 8の弱酸〜弱アルカリを用いることが好ましい。 更に、 非 特異反応を回避するため、 5 0〜20 OmM濃度の塩化ナトリゥム、 塩化力リゥム 及び 0. 0 1〜0. 1 %の Twe e n 8 0、 Twe e n 20、 NP— 4 0な どの界面活性剤を添加することが好ましい。 また、 酵素反応の阻害剤を除くため、 0. 1〜5raM濃度のキレート剤 (EDTA等) を加えてもよい。
本発明で使用する酵素標識抗体は公知の方法によって作成するこ とが でき、 例えば中根らの方法 (N a k a n e, P. K. e t a 1. , J. H i s t o c h em C y t o c h em, 22, 1 0 84— 1 0 8 9, 1 9 74 ) あるいは石川らの方法 (マレイミ ド法: 「酵素免疫測定法 第 3版」 医学書院) に従い、 断片化していない免疫グロブリン分子をそのままか、 あるいは必要に応 じて抗体を適当なプロテアーゼで限定分解して F (a b' ) 2 、 又は F a b' と した後、 酵素で標識することができる。 標識に使用する酵素としては、' ペルォキ シダーゼ、 アルカリホスファターゼ、 j8— D—ガラク トシダーゼ、 グルコースォ キシダーゼなどが挙げられる。 酵素標識抗体溶液の組成は、 固相化抗体に結合した抗原と酵素標識抗体の種類 により、 それぞれ反応に適した条件 (PH、 緩衝液、 蛋白質、 塩、 界面活性剤など) を適宜設定すればよい。 例えば、 緩衝液濃度、 組成及び PHとしては、 1 0〜 5 0 OmM (特に 1 0〜 5 OmM) 濃度のリン酸緩衝液、 T r i s緩衝液、 ME S · B i s Tr i s ' ACES ' BES ' HEPES等の Go o d' s緩衝液などの pH6〜8の弱酸〜弱アルカリ (特に pH6. 5〜7. 5の B E S ) 性のものが挙げ られる。
本発明において酵素標識抗体溶液には、 全組成中に 0. 0 0 1〜 2%、 特 に 0. 0 1〜0. 1 %のフヱノールを添加すると、 反応が促進されると共に酵素 標識抗体の安定化を図ることができ好ましい。
また、 酵素標識抗体溶液には、 更に非特異反応の回避及び安定化の目的のため、 0. 1〜1 0%、 特に 0. 1〜0. 5%の BSA、 低脂肪ミルク、 ゼラチン等の 蛋白質、 20〜 1 0 0 0 πιΜ、 特に 5 0〜20 OmMの塩化ナトリウム、 塩化力リウ ム等の電解質、 0. 0 1〜0. 1 %の Twe e n 8 0、 Twe e n 2 0、 NP- 4 0等の界面活性剤等を添加することが好ましい。
標識物質が酵素である場合には、 その活性を測定するために基質、 必要により 発色剤が用いられる。 酵素としてペルォキシダーゼを用いる場合には、 基質とし て過酸化水素を用い、 発色剤として 0—フヱニレンジァミン、 3, 3 ' , 5, 5 ' —テトラメチルベンチジン、 2, 2 ' —アジノジー ( 3—ェチルベンズチアゾリ ンスルホン酸) アンモニゥム塩等、 酵素にアルカリフォスファタ一ゼを用いる場 合は基質として、 p—二トロフエニルフォスフェート、 3— (4—メ トキシスピ 口 { 1 , 2—ジォキセタン一 2 ' , 3—トリシクロー 〔3. 3. 1. 13' 7〕 デ カン } 一 4—ィル) フエニルフォスフエ一ト : AMPPD等、 酵素に ^一 D—ガ ラク トシダーゼを用いる場合は基質として、 — D—ガラクトビラノシド、 4一 メチ.ルゥンベリフェリル一;8— D—ガラクトビラノシド等、 酵素にグルコースォ キシダーゼを用いる場合はペルォキシダーゼの共存下で基質として、 /S— D—グ ルコース、 発色剤としてペルォキシダ一ゼを用いることができる。
本発明測定法に用いる検体希釈液は、 その pHが 5〜7、 好ましくは 5. 5 〜6. 5の範囲であることが必要である。 この pH値が 5未満又は 7を超えると測 定感度が下がり好ましくない。 被検体希釈液の組成は上記 PH範囲内で固相化抗体 と抗原の種類により、 各種緩衝液等を用いて適宜決定すればよい。 ここで用 いられる緩衝液としては、 例えば 2 0〜 5 0 OmM (好ましくは 5 0〜2 0 0 mM) 濃度のクェン酸緩衝液、 マレイン酸緩衝液、 リ ン酸緩衝液、 ME S · B i s Tr i s · ACES - BES等の Go o d' s緩衝液が挙げられる。 更に、 非特異反応の回避及び安定化の目的のため、 0. 1〜 1 0 % (好ましくは 1〜5 %) B S A、 低脂肪ミルク、 ゼラチンなどの蛋白質; 2 0〜 1 0 0 OmM (好まし くは 5 0〜20 OmM) 塩化ナトリウム、 塩化力リウムなどの電解質; 0. 0 1〜 0. l %0Twe e n 8 0, Twe e n 20、 N P— 4 0などの界面活性剤 等を添加することが好ましい。
免疫反応は、 先ず第一反応で、 不溶化抗体に被検体を接触させ、 抗原を結合さ せて不溶化抗体一抗原複合体とし、 第二反応で、 これに酵素標識抗体を結合させ て不溶化抗体一抗原一酵素標識抗体複合体とすることによって行われる。 そして 得られた複合体の酵素活性を測定することによって、 被検体中の抗原 (ヒ ト AG PR) の量を測定することができる。
本発明においては、 酵素標識抗体溶液にフ ノールを含有せしめ、 かつ検体希 釈液の pHを 5〜 7にして測定すると、 より高感度で精度良く A G P Rの濃度を測 定することができる。
上記の AGPRの測定法を用いた治療薬のスクリーニングは、 例えば肝細胞と して初代培養肝細胞、 肝細胞株及び薬物等でダメージを与えた肝細胞等を用い、 各薬物の添加及び無添加の状態で肝細胞から培養上清中に放出されるあるいは肝 細胞中の物質を比較することにより行うことができる。 例えば培養上清中 (血清 を含む含まない両方の培地が利用できる) の AG PR量を測定することにより、 肝 ¾3胞が活動している状態での膜の流動性、 細胞膜物質のターンオーバー及びェ ンドサイ トーシスに関連する細胞内機構の働きなどを把握できる。 実施例
以下、 実施例により本発明を更に詳細に説明するが、 本発明はこれら実施例に 限定されるものではない。 95/00770
参考例 1
AGPRの精製:
インフォームド ' コンセン トを得たヒ ト剖検肝 (胃癌で亡くなった患者) 1 80 gを細かく切り、 5mM EDTA、 1 mM フエ二ルメチルスルホニルフル ォライ ドを含む 5 Om トリス塩酸緩衝液 (以下 「Tr i s— H C ^」 とレ)う) (pH7. 8, 洗浄液 1) で洗浄した後、 洗浄液 1の 900 を用いてポリ トロン プレンダ一にてホモジナイズした。 懸濁液を 80 O xg、 1 0分間遠心し、 上清 を 1 00, 000 xg、 90分間遠心した。 得られたペレッ トを精製水にて再懸 濁後、 9倍量のコールドアセトンを加え、 濾過にてアセトンパウダーを回収した。 回収したアセ ト ンパウダー 2 0 gを、 0. 2M N a C ^を含む 2 0mM T r i s - H C i (pH7. 8 ) で洗浄後、 0. 4 M K C ^、 1 % Tr i t on X— 1 00を含む 20mM T r i s -HC (pH7. 8) 300 で抽出した。 抽出液を 1, 200 X g. 1 5分間遠心し、 上清を回収し、 終濃 度 25mになるように C a C 2 を添加した後、 D—ガラク ト一ス—ァガロース ゲルに吸着させた。 AG PRは 1. 25M NaCJgを含む20mM 酢酸アンモ ニゥ厶 (pH5. 1) にて溶出し、 精製を行った。 精製 AG PRの純度は約 90% であり、 ローリー法の変法による蛋白定量により、 濃度は.1 30 zg /v であつ た。
参考例 2
モノクローナル抗体の調製:
(1) 免疫
参考例 1で精製した AG PRの 20 gを 1回の免疫に使用した。 初回免疫は フロインドの完全アジュバントを用い、 追加免疫ではフロイン ドの完全アジュバ ント及び不完全アジュバントの 1 : 1の混合液を使用した。 AG PR 1 00 ^ とフロインドのアジュバン ト 1 00 / を混合し、 得られたェマルジョン 200 〃 ^を 1回の免疫につき 1匹の BALBZc雄性マウスの腹腔に注射し、 4回免 疫を 2週間間隔で繰り返した。
また、 フロインドのアジュバントの他、 フナコシより市販されているリ ビーァ ジュバントシステムの変法により免疫を行った。 本免疫ェマルジヨンの作成は次 の操作により行った。 すなわち、 ポッターホモジナイザーを使用し、 グラインダ
—チューブに精製 AGPR 20〃g を加え、 窒素を吹き付けて乾固させ、 更に、 クロ口ホルム : メ夕ノール: = 4 : 1の混合液に溶解しているトレハロースジミコ ール酸 (TDM) 及びモノリン酸リピッ ド A (MPL) を加え、 窒素を吹き付け 乾固させた。 本チューブにスクアレン 4〃 ^を加え、 スリーワンモーターにセッ トしたテフロン棒にて抗原、 アジュバント及びスクァレンを 1 , 2 0 Orpmで 3 分間混合した。 その後、 0. 2% Twe e n 8 0、 0. 72% Na C^を 含む 1 3 mM リン酸緩衝液 (pH 7. 2 ) 20 0〃 ^を加え、 1 , 2 0 0 rpm で 4 分間混合し、 免疫ェマルジヨンを作成した。 得られたェマルジヨン 20 0〃_βを 1回の免疫につき 1匹の BALBZc雄性マウス腹腔に注射し、 4回免疫を 2週 間間隔で繰り返した。
なお、 初回免疫では TDM5 0 iig , MPL 5 0 g を、 追加免疫では TDM 5 0 g 、 MP L 5 ig を使用した。
この 2方法により免疫したマウスの眼底静脈から採血し、 抗体価を EL I S A 法で測定して、 抗体価の高いマウスを選んで細胞融合に使用した。
( 2 ) 細胞融合
4回目の免疫から 1ヶ月後、 生理食塩水 2 0 0 に希釈した精製 AG PR 20 /g をマウス腹腔に注射し、 その 3日後にマウスから脾臓を摘出した。 摘出 した脾臓を RPM I 1 64 0培地中、 ピンセッ ト及びスライ ドグラスの磨りの 部分でよくほぐし、 脾細胞を回収した。 これを 1, 5 0 0 rpmで 5分間遠心して 脾細胞を集め、 更に同培地で洗浄、 遠心した。 最終的に 1 5 %牛胎児血清 (FCS) を含む同培地 2 を加え、 脾細胞懸濁液を調製した。 生きた脾細胞数 は、 ァグリジンオレンジノ臭化工チジュゥム溶液 (各 0. lmgを PBS に溶 解) と懸濁液を 1 : 1で混ぜ、 蛍光顕微鏡下で数えた。 生きた脾細胞 1 08 個と、 予め培養しておいた対数増殖期のマウス骨髄腫細胞 (ミエ口—マ細胞) SP 2Z 0— Ag 1 4の 1 07 個を混合した後、 1 , 5 0 Orpraで 5分間遠心した。 上清 を除去後、 細胞をよく解きほぐした後、 GKN溶液 (Na C : 8 g, KCi : 0. 4 g, グルコース: 2 g, Na2HP〇4 : l . 4 1 g, NaH2P04 · 2 H20 : 0. 78 gを精製水 1 に溶解したもの) にて懸濁し、 1, 5 0 Orpm / P95/00770
で 5分間遠心を行い、 細胞の洗浄を行った。 同洗浄を繰り返した後、 5 0 %
(w/v) のポリエチレングリコール 1 54 0を含む GKN溶液 0. を徐々 に加え、 静かに 1分間攪拌した。 これに GKN溶液 1 を徐々に静かに加えて 反応を停止させ、 1 , 5 0 0 rpm で 5分間遠心した。 得られた細胞を 1 5 F C Sを含む R ΡΜ I 1 64 0の 3 0 に浮遊し、 HAT培地 ( 1 0 -4Mヒポ キサンチン、 4 X 1 0— 7Mアミノプテリン、 1. 5 X 1 0 -5Mチミジン及び 1 5 % ?じ≤含有1^?1^ 1 1 64 0培地) 及びフイダ一細胞が含まれる ( 1ゥェ ル当り 2 0 0〃 ^) 9 6穴マイクロカルチヤ一プレート 3枚に、 1ゥエル当り 0. づっ分注し、 3 7で、 5 % 炭酸ガス培養器中で培養した。 1 0日後に 全てのゥエルで融合細胞の増殖を確認した。
(3) 抗 AG PR抗体産生ハイプリ ドーマの選択とクローン化
培養上清中の抗 AG PR抗体の存在の有無を EL I S A法で測定した。 すなわ ち、 精製 AGPRを固相化した 9 6穴マイクロプレートを用いてスクリーニング を行った。 詳細には、 AG PRを、 0. 72% Na C を含む 1 3πιΜ リン酸 緩衝液 (ρΗ7. 2 ; PBS) で希釈して 0. 2 / g に調製し、 5 0 ^Ζゥ エルの割合で 9 6穴マイクロプレートに分注し、 4 °Cで一夜放置した。 これを 1 %ゥシ血清アルブミン、 0. 0 5% Twe e n 20を含む PBS (pH7. 2
; BSA-PBS) で 3回洗浄した。 各プレートの各ゥエルに培養上清 5 0 ix H を加え、 3 7でで 1時間保温した。 次いで、 P B Sで 3回洗浄後、 B SA - P B Sで 1 , 0 0 0倍に希釈したペルォキシダーゼ標識抗マウス I g G抗体
(F c部位に特異的, ャギ由来) を 5 0 ^加え、 37°Cで 1時間保温した。 こ れを PBSで 5回洗浄後、 1 IraM オルトフヱ二レンジァミン、 0. 02% 過 酸化水素水を含むクェン酸一リン酸緩衝液 (PH5. 0) を 5 ゥエル加え て室温で 3 0分間反応させた後、 4. 5M 硫酸を 5 0 ^ ウエル加えて反応 を停止させた。 この反応において、 5 5 Onmでの吸光度が高い結果を示した上清 を得たゥエルを選択した。
EL I S Aで陽性のゥエルについては、 ウエスタンブロッ 卜において他の動物 由来の AG PRとの反応性を確認し、 交差反応を示すモノクローナル抗体の選択 を行った。 すなわち、 上記 AGPRの精製に従い、 ゥサギ、 ラッ ト (SD) 、 マ ウス (BALBZc) の肝臓よりアセトンパウダーを調製し、 その抽出液を 4一 20% SDS— PAGEにおいて、 1ゥエル当り 1 0〃 アプライした。 これ らサンプルを電気泳動後、 陽極液 1 : 0. 3M Tr i s、 20 % メタノール
; 陽極液 2 ; 2 5mM T r i s、 2 0 % メタノール ; 陰極液 : 2 5 mM Tr i s、 4 Om ε—アミノー n—力プロン酸、 20% メタノールの緩衝液 を用いたセミ ドライブ口ティングにて 80 mA、 1時間でポリビニリデンジフルォ ライ ド (PVDF) 膜に転写した。 P VDF膜は、 1 0% スキムミルクを含む ?83にて4 、 ー晚ブロッキングした後、 今回得た各モノクローナル抗体を反 応させた。 転写膜を短冊状に切り、 短冊当り各ハイプリ ドーマの培養上清 500 ^を室温で 1時間反応させた後、 0. 05% Twe e n 20を含む PBS
(PB ST) で 3回洗净し、 1 % ゥマ血清を含む PBSで 200倍に希釈した ピオチン標識抗マウス I gGゥマ抗体 500 / ^を室温で 1時間反応させた。 更 に、 PBSTで 3回洗浄後、 PBSで 50倍に希釈したペルォキシダーゼ標識ァ ビジン DH—ビォチン 500〃 を室温で 30分間反応させた。 PBSTで 3回 洗浄後、 5 OmM Tr i s-HCi (pH7. 6 ) 1 00 にジァミノベンチジン 25mg、 過酸化水素 20 /^を含む基質液を加え酵素反応を行った。 バンドが確 認でき次第、 水洗にて反応停止を行った。
その結果は表 1に示すとおりであり、 得られたモノクローナル抗体がヒ ト AGPRと反応することを確認するとともに、 他の動物由来の A G P Rとも交差 反応を示すことを確認した。
表 1
各種動物 A G P Rに対する反応性 体 No.. ヒ 精製 AGPR マ ェ
マウ入計臓 フッ 卜肝臓 フヒッ 卜 B十贓
非還元 / セ 卜 ノノヽソ ― ■fffl出物 セ 卜ノノヽヮ / J 卜 'ヽヮタ f田出 域兀 兀 兀
+ + 十 十 十 十 十
30202 + +
όΌόΌά +
30204 + ―
30205 + +
+ 一
+ 一
30208 + ― 十
30209 十
30210 + ― —— ― ― ― 一
30211 + + + + + + + +
30212 +
30213 +
30214 + +
30215 +
30216 +
30217 +
30218 +
30219 +
30220 +
30221 + + +
30222 + +
30223 + +
30225 +
次に、 単クローン化は限界希釈法で行った。 すなわち、 フィーダ一細胞として
BALB/cマウスの胸腺細胞を、 1ゥエル当り 1 06個 ZO. づっ分注し た 9 6穴マイクロカルチャープレートに、 特異抗体陽性ゥエル中のハイプリ ドー マを 1 0個/ となるように希釈したものを 0. ずつ分注した。 培地は初回 は HAT培地を、 2回目は HT培地を、 3回目以降は 1 5 % F C Sを含む RPM I 1 64 0を用い、 3 7°C、 5 % 炭酸ガス培養器中で 1 0日間培養し た。
EL I S A法による特異抗体陽性ゥエルの選択及び限界希釈法による単クロ一 ン化操作を各 3回繰り返した。 その結果、 抗 AGPR—モノクローナル抗体を産 生するハイプリ ドーマ 24株を確立した。
参考例 3
モノクローナル抗体の分離及び精製:
参考例 2の方法によつて得た抗 A GPR—モノクロ一ナル抗体産生ハイブリ ド 一マをマウス腹腔内で培養してモノクローナル抗体を得た。
前処理として、 8週齢の BALB/cマウスの腹腔内に 0. 5 m£のプリスタン (2, 6, 1 0, 1 4—テトラメチルペン夕デカン) を投与した。 8日後、 0. の RPM I 1 64 0培地に浮遊したハイプリ ドーマ 4〜 1 5 (X 1 05個) を、 このマウスの腹腔内に投与した。 投与後 9日目から腹水を繰り返し採取して プールした。 集めた腹水は 3, 0 0 Orpmで 1 0分間遠心分離を行い、 細胞等の 不溶物を除去した。 上清部分に等容の飽和硫酸アンモニゥム溶液を攪拌しながら 加え、 一夜、 4°Cに放置して得られた沈澱を遠心分離によって回収した。 沈澱を 2 Om Tr i s— HC_g緩衝液 (pH8. 0 ) に溶解、 透析した。 同緩衝液で平 衡化した DEAE— S e p h a c e 1カラムに透析内容物を吸着させた後、 同緩 衝液中、 0 - 0. 3 Mの N a C 直線濃度勾配で溶出させ精製抗体を得た。
参考例 4
モノクロ一ナル抗体組み合せの選定:
参考例 3で得られた精製モノクローナル抗体の内、 参考例 2 (3) のスクリー 二ングで発色値の低かつた抗体、 ウエスタンプロッティングで反応性が類似して レ、た抗体及びサブクラスが 7 2 bであった抗体を除き、 固相化抗体として 3 0 2 0 し 3 0 2 0 2、 3 0 2 0 3、 3 0 2 0 4、 3 0 2 0 8、 3 0 2 1 4、 3 0 2 1 5、 3 0 2 1 6、 3 0 2 1 8、 3 0 2 1 9、 3 0 2 2 0、 3 0 2 2 1、 3 0 2 2 2、 3 0 2 2 5を、 酵素標識抗体として 3 0 2 0 1、 3 0 2 0 2、 3 0 2 0 3、 3 0 2 0 8、 3 0 2 1 0、 3 0 2 1 4、 3 0 2 1 6、 3 0 2 1 8、 3 0 2 1 9、 3 0 2 2 0、 3 0 2 2 し 3 0 2 2 2、 3 0 2 2 5を選択して E L I SAを行い、 AG PR測定に適した組み合せの選定を行った。 抗体の酵素 標識は参考例 6に従い、 精製 I gGを用いて行った。
固相化用の抗体を P BSで希釈して 2〃g に調製し、 5 0 ボ ウェルの 割合で 9 6穴マイクロプレートに分注し、 4 °Cで一夜放置した。 これを 1 % ゥ シ血清アルブミ ン、 0. 0 5 % Tw e e n 2 0を含む P B S pH7. 2 (BSA-P BS) で 3回洗浄した。 各プレートの各ゥエルに、 4倍希釈したヒ ト血清あるいは 1 0倍希釈したヒト肝癌細胞株の細胞溶解液 5 0 ; / ^を加え、 4 °Cでー晚反応させた。 次いで、 PBSで 3回洗浄後、 BSA— PBSで 1 0 0倍 に希釈した各酵素標識モノクローナル抗体を 5 0 ^ _g加え、 4 °Cでー晚反応させ た。 これを PBSで 5回洗浄後、 1 lmM オルトフエ二レンジァミン、 0. 0 2 % 過酸化水素水を含むクェン酸—リン酸緩衝液 (pH5. 0) を 5 ゥェ ル加え、 室温で 3 0分間反応させた後、 4. 5M 硫酸を 5 0 ^ノウエル加え て反応を停止させ、 4 9 2nmの吸光度を測定した。 その結果を表 2及び 3に示す。
表 2 それぞれの McAbsの組合せにおける HepG2細胞溶解液との反応性 コ一ト HRP標識 McAb
McAb 01 02 03 08 10 14 16 18 19 20 21 22 25 U丄 1 十十十
1 + +++ +++ +++ +++ +++ +++ +++ +++ +++ 十
02 I++ 1 - HI ++ + ++ +++
03 ++ - 1 ++ +++ ++ ++ + ++ ++
04 +++ - I++ IH + +++ +
08 +++ - ++ 1 +++ +++ \\\ +++ ++ +++ +++
14 +++ +++ \\\ H+ 1 +++ +
15 +++ +++ +++ +++ +++ +++ + +++ +++ +++
16 +++ - +++ IH ++ 1 +++
18 +++ - + +++ + + 1 + I++ ++
19 +++ - +H +++ +1 + 1 + H+ + ++
20 +H - +++ +++ ++ 1 +++ + +++
21 +++ - HI +++ H+ ++I \ \ \\\ +++ 1 + +++
22 +++ - +++ +H +++ +++ +++ +1+ +++ 1 +++
25 +++ - +++ +++ + + +++ 1
① + 、 ++、 +及び-は、 ELISA法で 10倍希釈した HepG2細胞溶解液を反応させた時の吸光度を示す。
②それぞれの吸光度は McAbをコ一卜したプレートとマウス IgGをコートしたプレート (コントロール) の差から求めた。
©+++:>!. 0 0D, ++ : 0. 5-1. 0 0D, + : 0. 2-0. 5, -:く 0. 2, /:測定せず
表 3 それぞれの McAbsの組合せにおけるヒト血清との反応性
コ一ト HRP標識 McAb
McAb 01 02 03 08 10 14 16 18 19 20 21 22 25
01 / +++ - - - - - +++ - - - 02 +++ / - - - - +++ _ + - 03 ++ +■ / - - - - H+ - - - 04
08 - -: - / - - - - - - - 14 - - ― - 一 / — — - - - 15
16 ― - - ― - - I 一 一 — —
18 +++ ++ - - - - - / - - - 19 一 一 一 一 一 一 一 一 I 一 +
20 +++ ++ - - - - - +++ - / - 21 一 一 一 一 一 一 一 + 一 一 /
22
25
① +++、 ++、 +及び-は、 EL ISA法で 4倍希釈したヒト血清を反応させた時の吸光度を示す。
②それぞれの吸収は McAbをコ一卜したプレートとマウス IgGをコ一トしたプレー卜 (コントロール) の差から求めた。
③ +++:>1.0 0D, ++:0.5-1.0 OD, +:0.2-0.5, -: <0.2, /:測定せず
参考例 5
固相化プレー卜の作成:
参考例 3の方法によって精製した抗 A G P R—モノ クローナル抗体 ( 3 0 2 2 0 ) を NUNC社のマイクロプレートに固相化した。 すなわち、 1 5 OmM Na C ^を含む 5 OmMの炭酸緩衝液 (pH9. 6 ) に、 3 0 2 2 0が 2 c g ?^となるように希釈し、 1ゥエル当り 1 0 0 を加え、 4 °Cで 3時間ィ ンキュベイシヨンした。 溶液を吸引除去後、 1 % BSA及び 5 % シュクロー スを含むリン酸緩衝液 (pH7. 2) を 1ゥエル当り 3 0 0 ^^加え、 室温で 1時 間ィンキュペイシヨンした後、 溶液を吸引除去し、 ォ一トドライデシケーターに て室温で一晚乾燥させ、 抗体固相化プレートを作成した。
参考例 6
酵素標識抗体の作成:
抗体を標識する酵素として西洋ヮサビペルォキシダーゼ (HRP) を用い、 中 根らの方法 (Na k a n e e t a l . , J. H i s t o c h em. , 22 : 1 0 8 4, 1 9 74年) に従って標識した。 すなわち、 F (a b' ) 2に断片化 した 3 0 2 0 1モノクローナル抗体の 2 8 Onmにおける吸光度で 50D相当を 0. 2M 炭酸緩衝液 (pH9. 5 ) で透析し、 コロジオンバックで約 に まで濃縮した。 HRP 5mgを の精製水に溶かし、 0. 1 M Na I 04 7 5 を加え、 室温で 2 0分間攪拌し、 これを lmM 酢酸緩衝液 (pH4. 0) に対 して透析し、 pHを 4程度に下げた。 0. 2M 炭酸緩衝液 (pH 9. 5) を 1 0 0 ί加えて pHを 9付近にし、 前記のモノク口一ナル抗体溶液と混合して室温で 2 時間攪拌し、 F (a b' ) 2と HRPの標識を行った。 4mgZ Na BH4 1 0 0 ; / を加えることにより反応を停止させた後、 F PLCを用いたゲル濾過 法により F (a b' ) 2— HRPの精製を行った。
実施例 1
各処方での反応性比較:
検体希釈液及び酵素標識抗体溶液として次の ( 1 ) 〜 (4) のものを用いた場 合について、 反応性を比較した。
( 1 ) 検体希釈液及び酵素標識抗体溶液が処方 1 ( 1 % B SA, 1 2 3Mra N a C β, 0. 0 5% Twe e n 2 0を含む 1 3 mMリン酸緩衝液; pH 7. 2) の場合、
(2) 検体希釈液が処方 2 (2% BSA, 1 5 OmM N a C £, 0: 0 5 % Twe e n 2 0を含む 1 0 0 mM リン酸緩衝液; pH 6. 2 ) であり、 酵素標識 抗体溶液がフ ヱ ノ ールを含まない処方 3 ( 0. 1 % B S A, 1 5. O mM N a C β , 0. 0 5 % Tw e e n 2 0を含む 2 0 mM B E S緩衝液; pH7. 0 ) の場合、
(3) 検体希釈液が処方 1であり、 酵素標識抗体溶液がフ ノールを含む処方 1 ( 0. 1 % B S A, 1 2 3 mM N a C β , 0. 0 5 % Tw e e n 2 0, 0. 1 % フヱノールを含む 1 3 mM リン酸緩衝液; pH 7. 2 ) の場合、
(4) 検体希釈液が処方 2であり、 酵素標識抗体溶液が 0. 1 %フエノールを含 む処方 3の場合。
すなわち、 精製 AGPRが 2 5、 1 2. 5、 5、 2. 5ng/ となるように各 緩衝液で希釈し、 参考例 5で作成した固相化プレートに 1ゥエル当り 2 0 0 ^ を加え、 室温でー晚反応させた。 PBSTで 3回洗浄後、 2 8 0 nmにおける吸光 度が ImOD となるように各緩衝液で希釈した酵素標識抗体を 1ゥエル当り 1 0 0 /^添加し、 室温で 1時間反応させた。 PBSTで 5回洗浄後、 基質溶液 ( 1 1 m オルトフヱ二レンジァミ ン、 0. 0 2% 過酸化水素を含むクェン酸緩衝液 ; pH5. 0) を 1ゥエル当り 1 0 0 £加え、 室温で 1 0分間反応させた後、 1. 5N 硫酸を 1ゥエル当り 1 0 0〃 加え、 4 9 2 mnにおける吸光度をマイ クロプレートリーダ一にて測定した。 その結果を図 1に示す。
図 1の結果から明らかなように、 検体希釈液を pH 6. 2にした場合及びノ又は 酵素標識抗体溶液にフエノールを含有せしめた場合には、 より高感度に A GPR 濃度を測定することができる。
実施例 2
同時再現性及び日差再現性:
参考例 5にて調製した固相化プレート、 検体希釈液 (2%. BSA、 1 5 OmM Na C 0. 0 5 % Twe e n 2 0を含む 1 0 OmM リン酸緩衝液; pH
6. 2 ) 及び 2 8 0 nmにおける吸光度が 1 mOD の酵素標識抗体を含む溶液 ( 0. 1 % B SA、 1 5 OmM Na C 、 0. 0 5 % Tw e e n 2 0、 0. 1 % フヱノールを含む 2 OmM BES緩衝液; pH7. 0) を用い、 各濃度 の血清を 4倍希釈して測定した時の本測定系の同時再現性及び日差再現性を測定 した。 すなわち、 4倍希釈した各濃度の血清を 1ゥエル当り 2 0 0〃 加え、 室 温で一晩反応させた。 以下の操作は、 実施例 1 と同様に行った。 同時再現性及び 日差再現性の結果を表 4に示した。 そのバラツキは A G P R濃度により異なり、 それぞれ 4〜 1 4 %、 7〜 1 4 %であった。
表 4
Figure imgf000022_0002
実施例 3
添加回収試験:
実施例 2と同様にして、 各濃度の精度 AGPRを添加した血清を 4倍希釈して 測定した時の本測定系の回収試験を行った。 その結果を表 5に示した。 回収率は、 9 3— 9 9 %であった。
表 5
回収試験
Figure imgf000022_0001
添加 実測値 理論値 回収率 (%)
0 0.2
2 2.1 1.9 95
7 6.7 6.5 93
20 20.1 19.9 . 99 実施例 4
フエノール添加試験 実施例 1で用いた検体希釈液 (処方 2) で 1 2. 5ngZ となるように希釈し た AG PR溶液を参考例 5にて調製した固相化プレートに 1ゥエル当り 2 0 0 〃 ^加え室温で一晩反応させた。 P B S Tで 3回洗浄後、 各濃度 ( 0 %, 0. 0 0 1 %, 0. 0 1 %, 0. 0 5 %, 0. 1 のフエノール及び 2 8 Ornn における吸光度が 1 mOD の酵素標識抗体を含む酵素標識抗体溶液を 1ゥエル当り 1 0 0 £加え室温で 1時間反応させた。 以下の操作は実施例 1に従って行った c 結果を表 6に示す。
表 6
Figure imgf000023_0001
値は吸光度値を示す。
実施例 5
肝臓切除術後の AG PR測定:
参考例 5に順じ、 ラット及ぴヒトの AG PRと反応する 3 0 2 0 8—モノクロ ーナル抗体を固相化したプレート、 検体希釈液 ( 2 % B S A、 1 5 O mM N a C . 0. 0 5 % Tw e e n 2 0を含む 1 0 OmM リン酸緩衝液; pH6. 2) 及び 2 8 Onmにおける吸光度が 1 mOD の酵素標識抗体を含む溶液 ( 0. 1 % B SA、 1 5 OmM Na C 0. 0 5 % Tw e e n 2 0、 0. 1 % フヱノールを含む 2 0mM BES緩衝液 pH7. 0) を用い、 ラッ ト肝 臓の 7 0 %を切除した後の血清を 4倍希釈して測定を行った。 ラッ トは術後、 順 調に生育した。 詳細については、 実施例 2に準じて測定を行った。 その結果を図 2に示した。
良好な経過を取ったラットでは術後に AGPR値の上昇が認められ (図 2中、 3) 、 肝再生の状態を把握していると考えられた。
実施例 6
肝疾患検体の AG PR測定: 健常者 2 3 8例、 アルコール性肝硬変 9例、 ウイルス性肝硬変 1 9例、 ウィル ス性慢性活動性肝炎 2 3例の血清を用い、 AGPR量を測定した。 測定法は実施 例 2に従って行い、 その結果を表 7に示した。 ウィルス性肝炎及びアルコール性肝硬変患者の血清 AGPR濃度
のパーセンタイル表示
Figure imgf000024_0001
表 7の結果より、 アルコール性肝硬変の血清は、 AGPR濃度が高いことが認 められた。
実施例 7
肝細胞培養上清中の AG PR測定:
ヒト肝癌細胞株 (He p G 2) を、 1 0 % F C Sを含む MEN/ [培地を用いて シャーレで培養後、 コンフルェントになった時に培養上清を除き、 細胞を同培地 で洗浄後、 エタノール 1 0 OmMを添加又は無添加で、 3 7 °Cで培養した。 0. 5、 1、 2、 3、 4、 5時間後に培養上清中 (2 0 0〃 を用いて) の AG PR量を 測定した。 抗原の反応後の測定方法については実施例 2と同様に行った。 結果を 図 3に示す。 産業上の利用可能性
本発明の AG PRの測定法によれば、 AG PRを高感度で精度良く測定するこ とができる。
従って、 本発明の測定法は肝細胞の状態の把握に有用であり、 特に、 肝切除術 に関連して肝再生の状態の把握、 アルコール性の肝障害検出、 インビト口におい て薬物刺激による肝細胞膜の流動性、 肝細胞膜成分のターンオーバーの変化から 肝細胞の機能変化の把握などを容易に行うことができる。

Claims

請 求 の 範 囲
1 . ァシァログリコプロテインレセプ夕一を認識するモノクロ一ナル抗体を被 検体と接触させ、 免疫測定法によりァシァログリコプロテインレセプ夕一を測定 する方法において、 検体希釈液の PHを 5〜 7にすることを特徴とするァシァ口グ リコプロティンレセプターの測定法。
2 . ァシァログリコプロテインレセプターを認識するモノクロ一ナル抗体を被 検体と接触させて免疫測定法によりァシァログリコプロテインレセプターを測定 する方法において、 酵素標識抗体溶液にフエノールを含有せしめることを特徴と するァシァログリコプロテインレセプターの測定法。
3 . ァシァログリコプロテインレセプ夕一を認識するモノクローナル抗体を被 検体と接触させて免疫測定法によりァシァログリコプロテインレセプターを測定 する方法において、 酵素標識抗体溶液にフ ノールを含有せしめ、 かつ検体希釈 液の pHを 5〜7にすることを特徵とするァシァログリコプロテインレセプターの 測定法。
4 . 請求項 1〜3のいずれか 1項記載のァシァログリコプロテインレセプ夕一 の測定法により肝細胞から放出される培養上清中のァシァログリコプロテインレ セプターを測定することを特徴とする治療薬のスクリーニング方法。
5 . アジアログリコプロティンレセプ夕一を認識するモノクロ一ナル抗体及び フエノールを含有するァシァログリコプロテインレセプターの測定試薬。
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