明 細
発 明 の 名 称
a而 末 装 i£ 技 術 分 野
本発明は、 特許 · 実用新案等の申請手続を電子的 に行う端末装置に係り、 さ らに詳し く は、 文書にィ メ一ジデータを組み込んで手続書類を自動的に作成
10 する と共に、 文章の書式等をチ ッ ク し、 オ ンライ ンで送受信する端末装置に関する。
背 景 技 術
近年ヮ一 ドプロセ ッサの普及に伴い、 特許 ' 実用
15 新案等の申請書類の多 く はワー ドプロセ ッザで作成 されているが、 特許 · 実用新案等の申請書類を電子 的に行うには、 ヮー ドプロセ ソザで作成した文書デ ータを端末装置に取り込んで処理するのが最も望ま しい利用形態であり、 端末装置にこのよう な機能が
20 要求されている。
また、 ワー ドプロセ ッサなどで作成したィ メ 一ジ を含むマルチメ ディ アの文書を作成するためにィ メ 一ジデータを読み取って文書中に簡単に組み込むこ と、 さ らには特許出願などの申請書類 (文書データ)
25 をオ ンライ ンにて出願するためにはオ ンライ ン送受
信の操作を簡単にすることが望まれている。
従来、 特許出願などの申請書類の申請 (出願) は ワー ドプロセ ッサなどで作成した文書データ (文字 図形のデータ) を一旦、 用紙に印刷し、 これを郵送. 持参などするいわゆるオフライ ンによって行ってい た。
近年、 ワー ドプロセ ッ サなどで作成した申請書類
(文書データ) をそのままオ ンラ イ ンで申請しょう としても、 オ ンライ ンで申請書類を送信したり、 そ
10 の結果を受領したりなどするオ ンラ イ ン送受信操作 が複雑であり、 専門知識が要求され、 操作し難いと いう問題があつた。
また、 ヮー ドプロセ ッザなどで作成した文書中に スキ ャナなどから読み取ったイ メ ージデータを組み
15 込む場合、 文書中にイ メージデータを組み込む枠を 作成した後、 この枠内にイ メージデータを格納する ようにしていた。
しかしながら、 文書中にイ メージデータを組み込 む枠サイズと、 イ メージデータの読み取りサイズの
20 不整合が発生したり、 組み込む場所を一々指定する 必要があったり、 1 つの用紙に複数の図があり、 こ れを複数のイ メージデータとして分割して文書に組 み込むのに非常な手間が必要となつてしまったりな ど、 操作が極めて煩雑であるという問題があつた。
25 一方、 一般に販売されているワー ドプロセ ッサは、
それぞれのメ ーカの独自仕様となっているため、 デ 一夕の互換性が無い。 このため、 異なるワー ドプロ セ ッ サ間で文書交換を行う場合、 パーソナルコ ン ビ ユ ータなどに文書交換ソ フ トを組み込んで行ってい た。 しかしながら、 簡単な文書交換程度のこ と しか 行えなかった。
特許、 実用新案等の申請書類を電子的に行う には、 各種形式の文書データを端末装置内部に文書変換し て取り込み、 かつ手続に組み込んで保管、 管理、 編
10 集、 文書チユ ッ ク、 送信処理する こ とが必要となる が、 従来、 こ こまで処理できる端末装置が無かった。 発 明 の 開 示
本発明の第 1 の目的は、 端末装置外部で作成した
15 各種形式の文書データを端末装置内部に文書変換し て組み込み、 手続に組み込んで、 保管、 管理、 編集、 文書チユ ッ ク、 送信処理などする電子出願端末装置 を提供する こ とである。
そして第 2 の目的は、 電子出願端末装置等の端末
20 装置において、 文書中にィ メ 一ジデータを組み込む 操作を簡単にする こ とである。
そして第 3 の目的は、 電子出願端末装置等の端末装 置において、 特許出願などの申請書類をオ ンライ ン送 受信する際に、 熟練と専門の知識を必要とせず、 簡
25 単な操作によって申請できる :: とてある。
第 1図は本発明の原理ブロ ック図である。
文書変換部 1 〜 3 は、 各種形式の文書データを端 末装置内部の文書形式に変換して取り込む。 手続作 成処理部 4 は取り込んだ文書データを 1 つの手続に 組み込む。 手続作成基準ファ イ ル 5 は、 書類テープ ル、 識別子テーブル、 および複数個の項目変換テ一 ブル等からなる。 手続管理情報ファ ィ ル 6 は、 文書 構造の定義情報及び手続の管理に必要となる情報を 格納する。 手続書類格納ファ イル 7 は、 各手続を構
10 成する文書データを格納する。
文書編集部 8 は、 手続に組み込んだ文書データを 端末装置内部で編集処理する。 段落番号付与部 9 は、 段落番号を付与する。 文書チユ ック部 1 0 は、 編集 処理が完了した手続書類の文書内容をチェ ックする。
15 送信フアイル作成部 1 1 は、 文書チェ ックが完了 した手続書類を送信形式のデータに変換する。 送信 形式データファ イル 1 2 は、 変換した送信形式デー タを格納する。 オンライ ン出願部 1 3 は、 送信形式 のデータを外部に送信する。
20 第 1図において、 外部で作成したフロ ッ ピィディ スク 1 4 〜 1 6 の文書データはそれぞれの文書変換 部 1 〜 3で端末内部の文書形式に変換して取り込ま れ、 手続作成処理部 4 により、 手続作成基準フア イ ル 5 に格納されている書類テーブル、 識別子テープ
25 ル、 項目変換テーブルをもとに 1 つの手続に組み込
まれ、 手続管理情報フ ァ イ ル 6、 手続書類格納フ ァ ィ ル 7 で保管、 管理される。
次に、 手続に組み込まれた文書データは、 文書編 集部 8及び段落番号付与部 9 で編集処理され、 編集 処理が完了した手続書類の文書内容は文書チュ yク 部 1 0 でチエ ッ ク される 0
最後に、 文書チユ ッ クが完了した手続書類は、 送 信フ ァ イ ル作成部 1 1 で送信形式データに変換され- 送信形式データフ ァ イ ル 1 2 に一時的に格納される c
10 そして、 変換された送信形式データはオ ンラ イ ン出 願部 1 3 により外部に送信される。
外部で作成した各種形式の文書データを端末装置 内部に変換して取り込み、 手続に組み込んで、 保管、 管理、 編集、 文書チェ ッ ク、 送信処理するこ とが可
15 能となる。
第 2図は本発明の端末装置におけるイ メ ージ組み 込みのブロ ッ ク図である。
文書内容フア イ ル 1 7 は、 識別子、 ィ メ一ジ揷入 マークを舍む文書を格納するファ ィ ルである。
20 文書組込情報フア イ ル 1 8 は、 ィ メ 一ジデータの 枠サイ ズなどの文書組込情報を格納するフア イ ルで ある。 〜
イ メ ージファ イ ル 1 9 は、 イ メ ージデータを格納 するフ ァ イ ルである。
25 組込制御部 2 0 は、 文書にィ メ ージデータを組み
1 込む制御を行う ものである。
表示入力制御部 2 1 は、 画面にィ メージ、 枠サイ ズ、 目盛、 文書などを表示したりなどするものであ 一 る。
5 文書内容フ ァ イ ル 1 7から取り出した文書を検索 して識別子あるいはィ メージ挿入マークを検出した 位置をもとに、 組込制御部 2 0が決定したイメージ データ の組込開始位置から、 読み込んだイ メ ージデ 一タの枠サイズ分だけ組み込むように文書組込情報
10 フ ァ イ ル 1 8 に組込開始位置、 枠サイ ズを設定、 お - よびイメージデータをイ メージフ ァ イ ル 1 9 に格納 する。 また、 切り出し範囲指定されている場合に指 定された枠サイズ分だけ、 あるいは切り出し範囲指 定されていない場合に文書中に組み込める最大枠サ
15 ィズ分だけ、 組み込むように文書組込情報フ ァ イ ル
1 8 に組込開始位置、 枠サイ ズを設定、 および切り 出したイ メージデータをイ メージフ ァ イ ル 1 9 に格 納する。 また、 表示入力制御部 2 1 は読み取ったィ メージデータを全て表示すると共に文書中に組み込
20 める最大枠サイズあるいは切り出し範囲指定された 枠サイズを併せて表示し、 または最大枠サイ ズある いは切り出し範囲指定ざれた枠サイ ズの範囲内のィ メージデータのみを表示し、 この最大枠サイ ズある いは切り出し範囲指定された枠サイ ズ内に表示する
2 & イ メージデータをスク ロール制御する。 また、 読み
1 取ったイ メ ージデータを表示する際に、 読み取った イ メ ージデータの寸法に合わせて目盛りを表示、 文 書中の組込開始位置の前、 後、 あるいは前後の文書 の内容を併せて表示する。 さ らに、 読み取ったィ メ
5 ージデータを文書中に組み込む際に、 昇順の番号付 の識別子をイ メ ージデータの前行の文書中に自動揷 入、 イ メ ージデータがページにまたがる ことが検出 されたときに改頁マークを当該イ メ ージデータを組 み込む直前の行の文書中に自動挿入する。 読み取つ
10 て組み込んだ文書中のイ メ ージデータを更新する際- に、 イ メ ージデータが組み込まれた文書中の前行な どの文書データのー霓表示を行い、 選択したィ メ ー ジデータを表示して更新する。
従って、 文書中にイ メ ージデータを組み込む際に
15 ①イ メ ージデータのサイ ズに合わせて枠サイ ズを 自動設定、
②切り出し範囲指定サイ ズ 最大粋サイ ズでィ メ ージデータを切り出して枠サイ ズを自動設定、
③切り出すイ メ ージデータをスク ロールして任意 20 の場所を選択、
④ィ メ 一ジデータの組み込む文書中の前行などの 文書データを併せて表示、
⑤イ メ ージ寸法に合わせた目盛りを表示、
⑥ィ メ ージデータに識別子を自動付与、
25 ⑦イ メ ージデータのページまたがりを自動解消す
1 ることが可能となる。 また、
⑧ィメージ更新時にィ メ一ジ組込個所に前行など の文書データの一覧表示して容易にィ メージデータ を選択して更新することが可能となる。
5 第 3図は本発明の端末装置におけるオ ンライ ン送 受信制御部のプロ ック図である。
送信ファ ィル作成部 2 δ は、 送信フア イル 2 2、 受信フア イル 2 3、 受領書受信用ファ イ ル 2 4 を作 成するものである。
10 送信処理部 2 6 は、 送受信制御、 送信状態表示、 自動受領書要求、 自動続行要求などを行う ものであ る。
プル一フチ ッ ク処理部 2 7 は、 送信フア イル 2 2および受信ファ イ ル 2 3 の内容を比較してプル一 15 フチヱ ックを行う ものである。
管理情報フア イ ル 3 0 は、 文書データ (手続) を ユニークな管理番号に対応づけて送信状態 (未送信、 送信中、 送信済、 送信結果などを管理するものであ る。
20 記憶装置 2 8 は、 送信ファ イ ル 2 2、 受信フア イ ル 2 3、 受領書受信用ファ イ ル 2 4を設けるもので ある。 表示部 2 9 は、 送信対象の手続 (文書) 、 送 信状態、 送信結'果などを表示するものである。 第 3図に示すように、 送信時に送信ファ イ ル作成
25 部 2 5が記憶装置 2 8 に送信フア イ ル 2 2、 受信フ
ア イ ル 2 3、 受領書受信用フ ァ イ ル 2 4を作成 (あ るいは領域確保) した後、 送信処理部 2 6が送信フ ア イル 2 2から取り出した文書データを回線を介し て相手先に送信し、 相手先から返送されてきた文書 データを受信フ ァ イ ル 2 3 に格納および受領書デー タを受領書受信用フ ァ イ ル 2 4 に格納する。 また、 送信時に、 送信処理部 2 6が送信指示された文書デ ータ (手続) の一覧を表示部 2 9上に表示して、 い ずれの文書データを送信中かを表示 (例えば輝度反
10 転表示) すると共に、 送信中の状態 (前準備状態、 送信状態、 返送状態、 後準備状態など) をリ アルタ ィム表示および相手先からの応答結果 (例えば受理 /不受理など) をリ アルタ イ ム表示する。 また、 送 信した文書データ (手続) の件数が所定件数 (例え
15 ば 300件) を越えたときに、 送信処理部 2 6が画線 を接続したまま自動的に受領書要求を送信し、 これ に対応して送信されてきた受領書データを受領書受 信用フ ァ イ ル 2 4に格納するようにしている。 また、 切断後プルーフチュ ック処理部 2 7が、 送受信終了
20 後に保管しておいた送信フア イル 2 2および受信フ ア イ ル 2 3 の内容を比較してプルーフチェ ッ クを行 う e また、 送信再開時に送信処理部 2 6が管理情報 フ ァ イ ル 3 0の送信状態を検索して 「送信中」 があ つた場合にこれの管理番号の文書データ (手続) を
25 再送信して 「送信済」 に設定するようにしている。
1 従って、 特許出願などの申請書類 (文書データ) をオ ンライ ン送受信する際に、 受信ファ イ ル 2 3、 受領書受信用ファ イル 2 4の容量不足の発生を回避 送信中の文書 (手続) および送信状態をリ アルタイ
5 ムに表示、 受領書要求を自動発行して受け取る、 送 信終了後にプルーフチェ ックを行う、 未送信の文書 (手続) を自動的に再送信することが可能となり、 オンライ ン送受信操作が簡単となる。
10 面の簡単な説明
第 1図は、 本発明の原理ブロ ッ ク図、 第 2図は、 本発明の端末装置におけるイ メ ージ組 み込みのブロ ック図、
第 3図は、 本発明の端末装置におけるオ ンライ ン
15 送受信制御部のブ口 ック図、
第 4図は、 本発明の一実施例の電子出願システム のハード構成図、
第 5図は、 手続作成処理部の制御フローチャー ト、 第 6図(a ) 〜(c) は、 手続作成基準ファ イルの内
20 容を示す図、
第 7図は、 手続管理情報ファ イ ルの内容を示す図、 第 8図は、 段落番号付与部の制御フローチヤ一ト、 第 9図は、 本発明の全体システムを示す構成図、 第 1 0図は、 本発明の他の実施例を示す構成図、
25 第 1 1図は、 自動媒体識別制御フ口一チャー ト、
第 1 2図は、 コー ド変換テーブル例を示す図、 第 1 3図は、 J I S形式によって格納された文書 の J I S フ ァ イ ル構成図、
第 1 4図は、 J I S フ ァ イ ルからのコー ド変換処 理フ口一チヤ一ト、
第 1 5図は、 手続フ ァ イ ルの作成を示すフ ローチ ヤー ト、
第 1 6図(ィ) 〜(チ) は、 手続フ ァ イ ルの作成を説 明する図、
10 第 1 7図は、 構造文書定義フア イルの構成図、 第 1 8図は、 書類選択画面例を示す図、 第 1 9図(ィ) , (口) は、 文書分割を説明する図、 第 2 0図(ィ) 〜(::) は、 ページ調整を説明する図、 第 2 1図は、 ページ調整の制御フ ローチャー ト 、
15 第 2 2図は、 手統自動作成の制御フローチ ヤ一 ト 、 第 2 3図は、 文書情報テーブルを示す図、
第 2 4図は、 本発明の他の構成図、
第 2 5図(a ) , (b) は、 フ ァ イ ル内容を説明する 図、
20 第 2 6図は、 段落番号付与の構成図、
第 2 7図(a ) , (b) は、 画面動作を説明する図、 第 2 8図(a ) 〜(e) は、 段落番号付与の説明図、 第 2 9図は、 送信フア イル作成部の構成図、 第 3 0図は、 送信フ ア イ ル作成処理の説明図、
25 第 3 1図は、 文書読み込み処理の説明図、
1 第 3 2図は、 書誌情報作成 &文書チュ ック処理の 説明図、
第 3 3図は、 送信フ ア イ ル編集処理の説明図、 第 3 4図は、 項目属性テーブルを示す図、 δ 第 3 5図は、 項目テーブルを示す図、
第 3 6図は、 本発明の他の実施例の構成図、 第 3 7図は、 イメージデータを舍む文書の構成を 説明する図、
第 3 8図は、 イ メージ組込の構成図、
10 第 3 9図は、 イ メージデータ組込フ ローチャー ト、 第 4 0図(ィ) , (Π ) は、 イ メ ージの表示/切り出 しの構成図、
第 4 1図は、 イメージデータの切り出し組込フロ —チャー ト、
15 第 4 2図は、 イメージ組込を説明する図、
第 4 3図は、 イ メ ージ表示 Ζ切り出し処理のフ ロ 一チヤ一 ト、
第 4 4図は、 図面自動作成フローチヤ一 1 、
第 4 5図は、 イメージデータの更新を説明する図、
20 第 4 6図は、 イ メージ更新のフローチャー ト、
第 4 7図は、 本発明のさ らに他の実施例の構成図、 第 4 8図は、 送信ファィル Ζ受信ファィル /受領 書受信用フア イルの作成フ ローチヤ一 ト、
第 4 9図は、 オ ンラ イ ン処理フ ローチャー ト、
25 第 5 ひ図は、 送信手続の反転表示 ィ ンジケ一タ
1 表示を説明する図、
第 5 1図は、 自動続行処理フ ローチャー ト、 第 5 2図は、 オ フ ラ イ ン出願部の処理フ ローチヤ ― ト、
δ 第 5 3図(a ) , (b ) は、 オ フ ラ イ ン出願部の表示 例を示す図、
第 5 4図は、 オ ンライ ン制御の概要図、
第 5 5図は、 ジャーナル編集、 出力のフ ローチ ヤ 一ト、
10 第 5 6図は、 ジャーナル印刷、 表示のフ ローチヤ
- ト、
第 5 7図(a ) は、 印刷範囲指定を示す図、 第 5 7図(b) は、 出力先の指定を示す図、 第 5 8図は、 ジ ャーナルリ ス ト の一例を示すであ 15 る。 発明を実施するための最良の形態
次に、 先ず本発明の実施例の構成とその I力作を順 次詳細に説明する。
20 第 4図は本発明の一実施例の電子出願システムの ハー ド構成図である。 C P Uとメ イ ンメ モ リ M Mは 接続されており、 例えば C P Uはハ一 ドデ ィ ス ク H Dからのプログラムをロー ド し、 そのプログラムを 実行する。 このプログラムの実行によって後适する
25 各種の処理、 機能を発生する。 メ イ ンメ モ リ M Mが
1 設けられたア ド レス空間の一部にフ レームメ モ リ F
Mが設けらており、 このフ レームメ モ リ F Mに書き 込むこ とによって、 それに対応するビデオ信号が発 生しディ スプレイ C R Tに表示される。 この処理も
5 C P Uのプログラムの実行によってなされる もので ある。 ディ スプレイ C R Tにはキーボー ド K E Y、 さ らにはマウス M 0 U、 I Dカー ドリーダ I Cが接 続しており、 キーボー ド K E Yやマウス M O Uによ つて目的の指示をすなわち機能を指示することがで
10 きる。 電子出願システムにおける基本 I 0 と して は、 前述したハー ドディ スク H Dの他にフロ ッ ピィ ディスク ドライブ F D、 プリ ンタ P R、 回線ァダプ タ M D M、 イ メ ージ処理ボー ド I B Xを有している。 イ メ ージ処理ボー ド I B Xはィ メ 一ジ処理プ。セッ
15 サを有し、 例えばスキャナから読み取ったデータを ィ メ ージ処理プロセ ッサの制御により ィ メ一ジメ モ リ に格納し、 指示が加わつた時にィ メージ処理メ モ リからフ レームメ モ リ F Mに出力し、 読み取った情 報を表示装置 C R Tに出力する構成としている。 ま
20 た、 出願等をするときには回線アダプタ M D M、 I
S D Nサービスポー ト I Xを介し特許庁に出力する。 以下では、 特許電子出願システムにおける第 1 の 発明について説明する。
第 1図に示すように、 ワー ドプロセ ッサ形式文書
25 変換部 1、 J I S形式文書変換部 2 ( J I S以外に
1 各国の規格、 例えば D I N (西ドィ ッ規格協会) 、
A N S I (アメ リ カ規格協会) 等が定めた文書形式 の場合も同様) 、 及びパーソナルコ ンビュータ形式 文書変換部 3 は、 それぞれ固有の文書形式データを
5 端末装置内部の文書形式に変換するものであり、 そ こで使用している文字コー ド、 制御コー ド、 及び文 書フ ォーマ ツ 卜の管理情報が定義されている文書制 御コー ドの形式変換を行う ものである。 通常、 これ らは内部に変換テーブルを用意して文書変換を行つ
10 ている。
第 5図は第 1 の発明の実施例の手続作成処理部 4 の制御フ ローチ ャー トであり、 第 6図は手続作成基 準フ ァ イ ル 5 の内容であり、 第 7図は手続管理情報 フア イ ノレ 6 の内容である。
15 以下、 第 5図の制御フ ローに従って、 手続作成処 理部 4 の処理を説明する。
手続作成処理部 4 は、 ステ ップ S A 1 で端末装置 内部の文書形式に変換された文書データを読み込み、 ステップ S A 2で書類名を解読する。 電子出願の手
20 続書類は、 識別子によって書誌的事項の記載内容が わかるよう になつている。 従って、 ステ ップ S A 2 で 【書類名】 という識別子を検索し、 記載項目を調 ベれば、 その書類の書類名が判別できる。
次に、 書類名が判別できれば、 ステ ップ S A 3て
25 手続作成基準フ ァ イ ル 5 に属するテーブルのう ち、
第 6図(a ) に示す書類テーブルを検索し、 ステ ップ S A 4で例えば、 判別した書類名が 「特許願」 なら 書類テーブルの書類名が 「特許願」 というデータを 検索し、 その手続名が 「出願」 で書類区分が 「主書 類」 という ことが判る。 また、 ステップ S A 5で書 類テーブルで手続名が 「出願」 となっているデータ を全て検索して書類名を読み出し、 ステップ S A 6 で 「特許願」 、 「明細書」 、 「図面」 、 「要約書」 等の書類が 1つの手続として組み込む必要があるこ
10 とが判別する。 そして、 文書変換された順番で次々 - に書類名を読み込み、 苘じ手続に属するか否かを判 断してい く ことにより、 手続作成の処理が行える。
この手続作成において、 手続とそれに属する書類 の関係は、 階層構造と見なして文書構造を定義し、
15 手続書類を管理するのが適切である。
例えば、 明細書が数百ページにも及ぶ場合は、 こ れらを明細書 M l、 明細書 M 2、 · · · と分割して 管理することができる。
これらの管理情報を、 第 5図に示すように、 ステ
20 ップ S A 7 で手続管理情報ファ イ ル 6 に格納し、 ス テツプ S A 8で各手続を構成するそれぞれの文書デ ータを手続書類格納フアイル 7 に格納する。 手続作成処理部 4では、 手続管理情報ファ ィル 6 の管理情報を利用することにより、 手続書類格納フ
25 ア イル 7 に格納されている内部形式の書類を外部形
式の書類に逆変換する場合には、 手続に組み込んだ
2
5 文書データを分離したり、 1 文書が複数に分割され て格納されている文書データを結合処理する こ とが できる。
文書編集部 8 は、 手続に組み込んだ文書データを 端末装置内部で編集処理するためのもので、 通常の 文書作成、 文書更新を行う ものであるが、 手続作成 処理部 4 と連動する こ とで、 手続単位に文書の作成、 更新を行う ことができる。
10 第 8図は段落番号付与部 9 の制御フローチャー ト である。 段落番号付与部 9 は書類名の判定で、 先ず ステ ップ S B 1 で手続管理情報ファ ィ ル 6 に格納さ れている管理情報により、 対象となる手続書類の書 類名を判定して、 段落番号が必要か否かを決定し、
15 ステ ップ S B 2 で段落番号付与が必要なら手統書類 格納フ ァ イ ル 7 に格納されている文書データを読み 込み、 文書内部の識別子を判定して段落番号の付与 範囲か否かを決定する。
段落番号を付与する範囲は、 識別子と して 【発明
20 の詳細な説明】 または 【考案の詳細な説明】 を検出 したなら段落番号の付与範囲とし、 ステ ップ S B 3 で 【図面の簡単な説明】 または文末を検出したなら、 段落番号の付与を終了する。 【図面の簡単な説明】 や文末を検出していない時はステ ッ プ S B 4 で識別 子の判定を行い、 ステ ップ S B 5で段落番号の付与
範囲に該当するかを決定し、 ステップ S B 6で段落
1 5 番号が既に付与されているか否かを判定し、 ステツ プ S B 7で付与されている場合 ( Y ) は、 ステップ S B 8で段落番号を新たに付与することはせず、 既 に付与されている段落番号を昇順にリ ナンバリ ング する。
段落番号が付与されていない場合 ( N ) は、 ステ ップ S B 9で文書の各行のデータを判定して、 ステ ップ S B 1 0で前記行の最後が句点コ一 ドと改行コ
10 ードで終了しており、 かつ直前に付与した段落番号 からの行数をカウ ン ト し、 ステップ S B 1 1 で前記 カ ウ ン ト した行数が予め設定してある値に等しいか、 その値より も犬の場合には、 前記句点コ一 ドと改行 コー ドの間に段落番号を付与する。
前記カウ ン ト した行数が予め設定してある値より も小の場合には、 段落番号を付与せずに次の行の判 定を行い、 ステップ S B 1 2で前記の条件に合致す るなら段落番号を付与する。
以下、 この処理を段落番号の付与終了を検出する
20 まで繰り返すことで、 対象とする文書データに最適 に段落番号を付与するこ とができる。
文書チェ ック部 1 0 は、 手続書類の文書内容に誤 りがあるか否かを、 文書データを読み込んでチヱ ッ ク し、 誤りがあればその内容を文書作成者に通知す
25 る処理を行う ものである。
1 このため、 文書チ ッ ク部 1 0 は手続管理情報フ ア イ ル 6 に格納されている管理情報、 即ち対象とな る手続書類の手続名、 書類名、 文書格納先名等の情 報により、 手続書類格納フ ァ ィ ル 7 に格納されてい
5 る文書データを読み込み、 書類の文書内容をチ ッ クする。
文書チユ ッ クの内容と しては、 文書データ中に使 用されている文字コー ド及び制御コー ドのチヱ ソ ク , 記載されている識別子のチユ ッ ク、 識別子の後に記
10 載されている記載内容のチユ ック、 及び閔係する識 別子の記載内容の相互チユ ックである。
これらのチヱ ッ クは手続作成基準フア イ ル 5 に属 するテーブルである識別子テーブル、 及び記載項目 変換テーブルを検索して処理する。
15 第 6図(b) に識別子テーブルの内容、 第 6図(c ) に複数ある記載項目変換テーブルのう ち、 四法区分 変換テーブルの例を示す。
文書チヱ ッ ク部 1 0 は、 対象となる文書データの 読み込みを行い、 識別子を判定し、 識別子テーブル
20 を検索し、 識別子が正しいかをチユ ッ クする と同時 に、 識別子テーブルに格納されている属性、 桁数、 変換方法、 記載項目変換テーブル名等の情報を参照 して、 識別子の後にある記載項目のチェ ッ クを行う。 この場合、 記載項目変換テーブル名があるなら、 該
25 当する記載項目変換テーブルを検索してチュ ッ クを
仃つ。
文書チヱ ック部 1 0 は、 書類上に出てく る全ての 識別子について、 上記処理を行う ことで、 手繞書類 が正確に作成されているかの文書チュ ックを行う こ とができる。
送信フ ア イ ル作成部 1 1 は、 書類の作成が完了 た手続を外部に送信するために送信形式のデータに 変換するための処理を行う ものである。
電子出願するための送信形式のデータは、 ヘッダ
10 部に属する願書等データを格納する書誌情報部と、 ボディ部に属する明細書、 図面、 要約書等のデータ を格納する ドキュメ ン ト情報部から成り立つている, 端末装置内部の文書形式で保管されている文書デ ータを、 前記送信形式のデータに変換するための情
15 報は、 全て前述の手続作成基準フ ァ イ ル 5、 及び手 続管理情報フ ァ イ ル 6 に格納されているので、 文書 チェ ック部 1 0 と同様な方法で、 これらのフ ァ イ ル を検索して変換処理するこ とで、 前記送信形式デー タを作成することができる。
20 作成した送信形式のデータはオ ンライ ン出願部 1
3で、 外部に送信することができる。
次に、 第 9図から第 2 8図を用いて本発明の他の 実施例の構成および動作を順次詳細に説明する。
第 9図は、 本発明の全体システム構成図を示す。
25 ① 手続作成処理部 2 4が F D (フ ロ ッ ピイデイス
1 ク) から自動読み取り して内部形式の文書データに 変換した文書データについて、 手続管理情報フアイ ル 2 6 などをアクセス して、 階層構造の手続ファ ィ ルを手続書類格納ファ イ ル 2 7 に作成する (第 1 0
5 図を用いて後述する) 。
尚、 手続作成処理部 2 4 は書類編集部 2 4 1 と イ メージ編集部 2 4 — 2 とを有し、 これら書類編集 部 2 4 — 1 とィ メ ージ編集部 2 4 — 2 とによって、 文書の編集とィ メ一ジの編集とが行われる。 10 ② 送信ファ イ ル作成部 3 1 — 1 がこの手続書類格 納ファ イ ル 2 7から取り出した階層構造の手続ファ ィ ルを送信形式のデータに変換して送信フア イル 3 2 一 1 に格納する。
③ オ ンライ ン出願部 3 3 — 1 がこの送信フ ァ イル 15 3 2 — 1 からデータを取り出して I S D N網又は D
D X— P網を介して特許庁に送信して出願する。 ま た、 オフライ ン出願部 3 4 — 1 が手続書類格納ファ ィ ル 2 7から取り出した手続ファ イ ルを J I S水準 4 0でフロ ッ ピィ ディ スクに格納し、 これを郵送又 20 は持参して出願する。
第 1 0図は、 第 3 の発明の他の実施例の構成図を 示す。
第 1 0図において、 文書変換部 1 2 0 は、 F D (フロ ッ ピィディ スク) から文書データをリー ドして
25 読み取れた形式で、 読み取りを行い、 内部形式の文
1 書データに変換してフロ ッ ピィ文書格納ファ イ ル 1
2 4に格納するものであって、 J I S形式で書かれ た文書データを F Dからリ一 ドして内部形式の文書 データに変換する J I S形式変換部 1 2 1 、 ワー ド
5 プロセ ッサ形式 (例えばオアシス形式) で書かれた 文書データを F Dからリー ドして内部形式の文書デ —夕に変換するワードプロセッサ形式変換部 1 2 2 - パソコ ン形式 (例えば M S - D 0 S形式) で書かれ た文書データを F Dからリードして内部形式の文書
10 データに変換するバソコ ン形式変換部 1 2 3などか ら構成されるものである (第 1 1図、 第 1 .2図を用 いて後述する) 。
手続作成基準フア イル 1 2 5 は、 中間コードテ一 ブルなどを格納したものである。
15 手続管理情報フ ァ ィ ル 1 2 6 は、 手続の管理情報 を格納するフ ァ イ ルである。
構造文書定義フ ァ ィ ル 1 2 7 は、 文書を階層構造 化して定義したひな型を格納するフ ァ イ ルである。 文書編集部 1 2 8 は、 階層構造の手続ファ ィルを
20 作成する手繞フア イル作成部 1 2 9、 構造文書の入 出力を行う構造文書入出力部 1 3 0、 文書の入出力 を行う文書入出力部 1 3 1、 ページ境界にイ メージ がまたがらないように調整するページ調整部 1 3 2、 文書データ中から制御記号 (例えぱ 【 】 ) で挟ま
25 れた種類名を取り出したりなどする文書内容解折部
1 3 3 などと連携し、 画面から特許文書の作成、 編 集処理を手続単位に行ったりなどするものである。 手続書類格納フア イル 2 7 は、 図示のように階層 構造化の手続ファ イルを格納するものである。 こ こ では、 特許願について階層構造化するための情報を 持つ構造文書ファ イ ルから、 実際のデータを持つ願 書ファ イ ル、 明細書ファ イ ル、 図面ファ イ ル、 要約 書ファ イ ルをリ ンク し、 全体として 1 つの手続ファ ィ ルを構成している。
10 作業フ ァ イ ル 1 3 4 は、 編集時などに一時的に文 書データなどを格納するファ イ ルである。
手続自動作成部 1 3 5 は、 F D (フロ ッ ピィディ スク ) などから読み取った特許文書などについて、 文書変換部 1 2 0、 文書編集部 1 2 8 と連携し、 手
15 続ファ イ ルを自動作成するものである。
以下、 第 1 1図乃至第 1 6図を参照して第 1 3図 の構成の動作を順次具体的に説明する。
( 1 ) 第 1 1図に示す順序に従い、 第 1 2図を参照し てフロ ツ ビィディ スクから形式を自動認識して文書
20 データを読み取り、 内部形式の文書データに変換す る制御を具体的に説明する。
第 1 1 図において、 ステップ S C 1では、 外部形 式のフロ ッ ピィディ スクをセ ッ トする。 すなわち、 ヮー ドブロセ ッサなどで作成した特許文書を格納し
25 たフ ロ ッ ピィディ スクを電子出願端末装置にセ ッ ト
する。 そしてステップ S C 2では、 J I S形式で R
2
5 E A Dする。 これは、 セ ッ トされたフ ロ ッ ピ ィディ スクの例えばトラ ック = 0、 セクタ = 7、 サイ ド = 0 (表の面) の先頭 3バイ トについて R E A D (リ ー ド) し、 J I Sコードで V O L等と書かれている か否かの判定である。 Y E Sの場合 ( O K ) には、 J I S形式が書かれていると判明したので、 ステツ プ S C 3で J I S形式変換処理、 すなわちフ ロ ッ ピ ィディ スクから読み取った文書データについて、 第
10 1 2図のコード変換テーブル例を参照して J I S形 式から内部形式に変換し、 第 1 0図のフ ロ ッ ピィ文 書格納フアイル 1 2 4に格納する。 N Oの場合 ( N G ) には、 J I S形式でないと判明したので、 ステ ップ S C 4を行う。
15 ステップ S C 4では、 W P形式 (ワードプロセ ッ サ形式) で R E A Dする。 これは、 W P形式が例え ば O A S Y S形式 (富士通株式会社のワー ドプロセ ッサで作成した文書の形式) の場合、 セ ッ トされた フ ロ ッ ピ ィ ディ ス ク の例えばト ラ ッ ク = 0、 セク タ
20 = 7、 サイ ド = 0 (表の面) の先頭 3バイ トが E B
C D I Cコードで V O L と書かれているか否かの判 定である。 Y E Sの場合 ( O K ) には、 W P形式で 書かれていると判明したので、 ステップ S C 5で W P形式変換処理によってフ ロ ッ ピ ィディ スクから読 み取った文書データを W P形式から内部形式に変換
し、 フロ ッ ピィ文書格納フア イル 1 2 4 に格納する。 N Oの場合 ( N G ) には、 W P形式でもないと判明 したので、 ステ ップ S C 6を行う。
ステップ S C 6では、 ノ、'ソコ ン形式で R E A Dす る。 これは、 ノ、'ソコ ン形式例えば M S— D 0 Sの場 合、 セ ッ トされたフロ ッ ピィディ スクの例えばト ラ ック = 0、 セクタ = 1、 サイ ド = 0 (表の面) の先 頭 4 バイ トがシフ ト J I Sコー ドで I P L 1 と書か れているか否かの判定である。 Y E Sの場合 ( O K )
10 には、 バソコ ン形式で書かれていると判明したので、 ステップ S C 7でパソコ ン形式変換処理によつてフ 口 ッ ピィディスクから読み取った文書データをバソ コ ン形式から内部形式に変換し、 フロ ッ ピィ文書格 納ファ イ ル 1 2 4 に格納する。 N 0の場合 ( N G )
15 には、 変換対象外の外部形式であったので、 更に、 他のいずれの形式か判定する処理を行う。 あるいは 画面に変換できない形式の文書データである旨を表 示する。
以上の制御によって、 利用者が外部で作成したフ
20 口 ツ ビイディ スクを電子出願端末装置にセ ッ トする だけで、 その形式を指定する必要がなく、 自動的に その形式を判定して内部形式のデータに変換して文 書データを取り込むこ とができ、 これに続く手続フ ア イルの作成などを自動的に行う こ とが可能となる。
25 第 1 2図は、 コー ド変換テーブル例を示す。 これ
は、 J I S形式の文書データを、 内部形式の文書デ —タに変換するコ一 ド変換テーブル例を示す。 例え ば J I S形式の文書データ "あ" のコー ド " 2 4 2
2 " ( 16進で表現) は、 内部形式で " a 4 a 2 " で ある。
第 1 3図は J I S形式によって格納された文書の J I S フ ァ イ ル構成図である。 第 1 3図に示すごと く J I S フ ァ イ ルはシステム ラベル S V、 文書見出 し部 T M、 文書データ部 T Dよりなつている。 シス
10 テムラベル S Vは、 先ず 128 バイ トよりなるボリ ュ ーム見出しラベル、 続いて 128バイ トよりなるファ ィ ル見出しラベル 1 〜フ ァ ィ ル見出しラ ベル nが設 けられている。 こ のフ ァ イ ル見出しラベル 1〜!!が それぞれの手続単位である。 フ ァ イ ル見出しラベル
15 1 はそれぞれ文書見出し部 T Mを指示しており、 第
1 に領域定義ラ ベル(256バイ ト) 、 つづいて文書見 出しラベル "特許願" (256バイ ト) 、 文書見出しラ ベル 1 "明細書" (256バイ ト) 、 さらには空き領域 (256バイ ト X n ) よりなる。 領域定義ラベル ( 256
20 バイ ト) は文書見出し部の最後尾の位置をも指示し ている。 そして、 文書単位で文書データ部 T D内の 文書書式情報とそれぞれのテキス ト、 例えば文書見 出しラベル 1 "特許願" であるならば、 文書書式情 報の 256バイ ト と "特許願" テキス ト の 256 X £ パ
25 ィ ト、 更には見出しラベル 1 の "明細書" に対応し
1 文書書式情報と "明細書" テキス ト X 256 X qバイ トの構成となっている。 このような 3階層の構成に よって J I Sファ イ ルは構成されている。 このよう な J I Sフア イルから読み込みコー ドの変換は第 1 5 4図に示す処理フローチャー ト ( J I Sの場合) の 如く なされる。
変換の処理を実行開始 ( S TA R T ) するとステ ップ S D 1 で目的とする文書見出し部の先頭ァ ドレ スを求めるため、 システムラベル S Vのファ イ ル見
10 出しラベルを 128バイ ト読み込む。 このシステムラ ベルのファ イル見出しラベルは対応する文書のファ ィル見出しラベルである。 続いて、 ステ ップ S D 2 で文書データ部の先頭ア ドレスを求めるため、 文書 見出し部 TMの文書見出しラベルを 256バイ ト読み
15 込む。 続いてステップ S D 3で文書見出し部の文書 見出しラベルが終了したかを判別し、 ラベルが終わ つている時 ( Y ) には終了 ( E N D ) する。 また、 終了してない時 ( N ) にはステップ S D 4で文書デ ータ部のテキス トを 256バイ ト読み込む。 続いて、
20 ステップ S D 5でデータが終わりであるかを判別し、 終了でないならばステップ S D 6でコー ド変換テ一 ブルから内部形式に変換し第 1 0図に示すフ口 ツ ビ ィ文書格納ファ イ ル 1 2 4へ書類を作成してい く。 また、 データが終わりの時 ( N ) には再度ステップ
25 S D 2より実行し、 1つの文書を最終的に終わるま
で読み取り、 その後処理ステップ S D 5でコー ド変 換を 亍ぅ。
(2) 第 1 5図に示す順序に従い、 第 1 6図 (ィ ) 〜 (チ) 乃至第 1 8図を参照し、 取り込んだ文書デ —タについて、 階層構造化した手続ファ イルを作成 する制御を具体的に説明する。
第 1 5図において、 ステップ S Ε 1 で手続選択画 面を表示する。 これは、 例えば第 1 6図 (ィ ) 手続 選択画面を第 1 0図の画面 1 3 6 として表示する。
10 ステップ S Ε 2では、 手続書類、 四法区分の選択 を行う。 これは、 ステップ S Ε 1 で表示した第 1 6 図 (ィ ) 手続選択画面上で、 これから作成しよう と する手続書類、 四法区分として例えば "出願" 、 "特許" をマウスで選択する。
15 ステップ S Ε 3では、 ステップ S Ε 2で選択され たデータに対応するコー ドで、 中間コー ドテ一ブル を検索し、 主書類の中間コー ドを取り出す。 例えば ステ ップ S Ε 2 で "出願" 、 "特許" を選択したこ とに対応して、 第 1 6図 (ハ) コー ド例に示すよう
20 に "出願" に対応する " 1 " 、 "特許" に対応する
" 1 " をもとに、 第 1 0図に示す手続作成基準ファ ィル 1 2 5中の第 1 6図 (口) 中間コードテーブル の手続 " 1 " 、 四法区分 " 1 " を持ち、 かつ主書類 に該当する @のエン ト リ の中間コード " 63 " を取り
2δ 出す。 '
1 ステ ップ S E 4 では、 1手続を格納する手続ファ ィルを作成し、 手続管理情報ファ ィ ル 1 2 6 に登録 する。 これは、 第 1 0図に示す手続ファ イ ル作成部 1 2 9力 手続書類格納フア イル 2 7中に、 構造文
5 書フア イルおよび特許文書を格納するフア イル (願 書ファ イ ル、 明細書フ ァ ィ ル、 図面ファ ィ ル、 要約 書ファ イ ル) からなる手続ファ イ ルを作成し、 一意 に発番したファ イ ル名を付与して、 これらを例えば 第 1 6図 (二) 手続管理情報ファ ィ ル例の ®に示す
10 ように、 手続ファ イ ル名 X X X X (—意の番号) 、 手続書類 " 1 (出願) " 、 四法区分 " 1 (特許) " 、 中間コー ド " 63 " 、 手続名 "特許願" などとして登 録する。
ステ ップ S E 5 は、 手続書類十四法区分 中間コ 15 ー ドをキーに、 構造文書定義フア イ ル ] 2 7から取 り出し、 作成済の手続ファ イルに格納する。 これは、 構造文書入出力部 1 3 0力 "手続書類十四法区分 +中間コード" をキーとして取り出した構造文書を、 ステップ S E 4 で作成済の手続ファ ィ ルの内部に例 20 えば第 1 6図 (ホ) に示す構造文書ファ ィルを作成
(格納) する (後述する) と共に、 この構造文書フ ア イル名を第 1 6図 (二) の手続管理情報ファ ィル に設定する。
第 1 7図は構造文書定義ファ ィ ルの構成図である。 25 構造文書定義ファ ィ ル 1 2 7 は構造文書ファ ィ ル定
1 義ディ レク ト リ D Xを有し、 こ の構造文書フア イル 定義ディ レク ト リ D Xが構造文書定義である特許願 や審査請求や納付書等のフア イル F X 1 〜 F X 3を 指示している。 すなわち、 手続種類や四法区分や中
5 間コー ドを読み出す時には構造文書ファ ィル定義デ ィ レク ト リ D Xをこのコードで検索し、 目的の構造 文書フア イルを読み出すのである。
一方、 ステ ップ S E 6では、 書類選択画面を表示 する。 これは、 例えば第 1 8図書類選択画面を画面
10 1 3 6上に表示する。 ステ ップ S E 7では、 このう ちの 1つを選択する。 これは、 ステップ S E 6で表 示した第 1 8図書類選択画面上から 1 つ (例えば願 書) を選択 (作成 Z更新として選択) するこ とを表 わしている。
15 ステップ S E 8 は、 特許文書を作成し、 ノ ー ドに フ ァ イ ル名、 頁数、 行位置、 段位置を設定する こ と によって構造文書にリ ンクする (分割した場合は行 数をずらす) 。 これは、 第 1 8図書類選択画面上で 願書、 作成/更新を選択した場合、 文書入出力部 1
20 3 1力く、 選択された願書について、 手続フ ァ イ ル中 に願書フ ァ イ ルを作成すると共に、 構造文書入出力 部 1 3 0が、 第 1 6図 ( 卜) 、 (チ) の ©に示すよ う-に、 構造文書フ ァ イ ルの第 3段の願書に対応する ノー ド Fに願書ファィル名 "A0000001" 、 頁数、 行
25 位置、 段位置などを設定する。 同様に、 明細書フ ァ
ィ ル、 図面ファ イ ル、 要約書ファ イ ルについても、 構造文書ファ イ ルの第 3段に対応するノー ド G , Η , I , J , Kなどにそれぞれ設定する。
ステ ップ S E 9 は、 終わりか否かを判別する。 Y E Sの場合 ( Y ) には、 終了する。 N Oの場合 ( N ) には、 ステ ップ S E 6以降を橾り返し行う。
以上の処理によって、 画面上から手続種類、 四法 区分の選択に対応して作成した手続フア イルの内部 に構造文書ファ イ ルを設け、 この構造文書ファ イ ル
10 にファ イ ル (願書ファ イル、 明細書ファ イ ル、 図面 フ ァ イ ル、 要約書ファ イ ル) をリ ンクする ことによ り、 特許文書を自動的に階層構造化し、 簡易に管理、 編集する こ とが可能となる。
第 1 6図 (ィ ) 〜 (チ) は、 手続ファ イ ルの作成
1δ 説明図を示す。 第 1 6図 (ィ ) は、 手続選択画面例 を示す。 この手続選択画面例は、 第 1 0図の画面 1 3 6上に表示する画面であって、 手続種類 (出願、 中間手続、 登録設定、 年金) 、 四法区分 (特許、 実 用新案、 意匠、 商標) のいずれかを 1 つづつ選択す
20 る画面である。
第 1 6図 (口) は、 中間コ一ドテーブル例を示す。 これは、 手続種類、 四法区分から構造文書を取り出 すために必要な中間コー ドを取り出したり、 手続名 から中間コー ドを取り出したりなどするためのテー
25 ブルである。
1 第 1 6図 (ハ) は、 コー ド例を示す。 これは、 第
1 6図 (ィ ) 手続選択画面例から手続種類、 四法区 分などからマウスで選択したフィールドに対応する コ一ドを示す。 例えば第 1 6図 (ィ ) 手続選択画面
5 例上の手続種類 "出願" をマウスでク リ ックすると、 この出願のフ ィール ドに対応してコー ド " 1 " が生 成される。
第 1 6図 (ィ ) 、 (口) 、 (ハ) の動作を具体的 に説明すると、 第 1 6図 (ィ ) 手続選択画面例上で
10 例えば手続種類 "出願" 、 四法区分 "特許" を選択 すると、 第 1 6図 (ハ) コード例からコード " 1 " , " 1 " が生成され、 第 1 6図 (口) の手続種類 " 1 " 四法区分 " 1 " 、 および主書類のレコー ド@の中間 コード " 63 " を取り出す。 また、 フロ ッ ピイデイ ス
15 クから自動取り込みした文書データ中から自動認識 して取 出した "特許願" および主書類のレコー ド @から中間コード " 63 " を取り出す。
第 1 6図 (二) は、 手続管理情報ファ ィル例を示 す。 これは、 第 1 5図ステップ S E 4で説明したよ
20 う に、 手続ファ イルを作成したときに、 手続管理情 報ファ イル 1 2 6に登録する管理情報例を示す。 こ こで、 例えば手続ファ イ ル名は一意に発番した番号 であり、 手続書類は " 1 (出願) " 、 四法区分は " 1 (特許) " 、 中間コー ドは " 63 " 、 手続名は
25 "特許願" である。
第 1 6図 (ホ) は、 特許願の構造文書定義例を示 す。 これは、 構造文書定義フ ァ イ ル 1 2 7 に手続毎 に予め定義したものであって、 " G D +手続書類十 四法区分十中間コー ド " を定義体名と している。 定 義体は、 手続の定型構造 (ひな型) を定義したもの であり、 ノ ー ド Aはノ ー ド B , C , D , Eを従属ノ — ドと して定義し、 逆にノ ー ド B > C , D , Eはノ ー ド Aを親ノ ー ドと して定義している。 ノ ー ドの階 層構造は、 行方向、 段方向に階層となっている。 こ
10 こで、 1 手続フ ァ イ ル内の特許文書フ ァ イ ル (願書 フ ァ イ ル、 明細書フ ァ イ ル、 図面フ ァ イ ル、 要約書 フ ァ イ ル) の内容は、 構造文書フ ァ イ ルの第 3段に 位置する各ノ ー ド F , G , H , I などからリ ンク し、 階層構造で管理している。 従って、 第 2段に特許文
15 書の種類 (願書、 明細書、 図面、 要約書) に対応す るノ ー ド B , C , D , Eを設け、 更に、 第 3段に特 許文書の内容をリ ンクするノ ー ド F , G , H , I を 設けているため、 特許文書が複数になった場合 (例 えば明細書のページ数が多 く なつて 2 つの明細書に
20 分割する必要が生じた場合) 、 第 1 6図 (へ) 、 第
1 6図 ( ト ) に示すように、 第 3段のノ ー ドを 1 つ 挿入し、 第 2段のノ ー ドから図示のよう にボイ ン ト する こ とにより、 容易に複数の特許文書を階層構造 で管理する こ とが可能となる。
25 第 1 6図 (へ) は、 ノ ー ドの位置例を示す。 これ
は、 第 1 6図 (ホ) の特許願の構造文書定義のノ一 ド Aないし I について、 行位置、 段位置で表したも のである。 例えば ©のノ ー ド Fは、 行位置 " 1 " 、 段位置 " 3 " であり、 第 1 6図 (ホ) ©のノー ド F (願書) に対応している。
第 1 6図 ( ト) は、 特許願の構造文書フア イルの 構造例を示す。 これは、 第 1 6図 (ホ) の構造文書 定義例に対して、 明細書のノー ド Hを 1つ挿入した ときの構造文書フ ァ イ ルを表す。
10 第 1 6図 (チ) は、 特許文書フア イルとノードの- 関係を示す。 これは、 第 1 6図 ( ト) 特許願の構造 文書ファ イ ルの第 3段のノ ー ド H (明細書) の次に 更に 1つの明細書を揷入したとき (合計 3つの明細 書からなる場合) のものである。 構造文書ファ イ ル
15 の第 3段のノー ド Fないし Kには、 図示のように、 書類名、 一意なるファ イ ル名、 頁数、 行位置、 段位 置などから格納されている。
第 1 8図は、 書類選択画面例を示す。 これは、 例 えば図示のように手続名 "特許願" に必要な書類名
20 "願書" 、 "明細書" 、 "図面" 、 "要約書" につ いて、 作成ノ更新、 ページ調整、 分割、 フロ ッ ピィ 文書などを選択するための画面である。
① 書類名 +作成ノ更新が選択された場合 : 選択さ れた特許書類 (願書、 明細書、 図面、 要約書) につ
25 いて、 文書入出力部 1 3 1 が、 手続ファ ィル作成都
1 2 9 によつて作成された手続フア イル中に特許文
2
δ
書フ ァ イ ル (願書フ ァ ィ ル、 明細書フ ァ ィ ル、 図面 フ ァ イ ル、 要約書フ ァ イ ル) を作成する。 同時に、 構造文書入出力部 1 3 0が構造文書フア イルの第 3 段の該当するノ ードに、 特許文書フ ァ イ ル内容を設 定する (第 1 6図 (チ) 参照、 更新の場合には設定 しない) 。
② 書類名十フ ロ ッ ピィ文書が選択された場合 : 文 書変換部 1 2 0によって外部形式の文書データを内
10 部形式の文書データ に変換してフ ロ ッ ピィ文書格納 フ ァ イ ル 1 2 4 に格納してある特許文書フ ァ イ ル
(文書データ) を、 手続フア イル作成部 1 2 9によ つて作成された手続フ ァ イ ル中に複写する。 同時に、 構造文書入出力部 1 3 0が構造文書フ ァ ィ ルの第 3
15 段の該当するノー ドに、 特許文書フ ァ イ ル内容を設 定する (第 1 6図 (チ) 参照) 。
③ 書類名十分割が選択された場合 : 選択された書 類について、 新たな特許文書フ ァ イ ルを、 文書入出 力部 1 3 1が手続ファ ィル作成部 1 2 9 によ って作
20 成された手続フ ァ イ ル中に作成する。 同時に、 構造 文書入出力部 1 3 0が構造文書フ ァ ィ ルの第 3段の 該当するノ一ドに、 特許文書ファ ィル内容を設定し、 構造文書フ ァ イ ルの構造を変更する。 具体的に説明 すると、 第 1 9図 (ィ ) に示すように、 構造文書フ ア イルの構造を左側から右側に変更、 すなわち左側
の図面、 要約書の行位置に 1 を加算し、 右側のよう に変更する。 これに伴い、 第 1 9図 (口) に示すよ う に、 明細書が明細 1、 明細 2 のよう に分割した書 類選択画面にする。 この分割は、 明細書のように、 数百ページにも及ぶ場合には、 1特許文書ファ イ ル を複数の子文書 (明細 1、 明細 2、 · · · 明細 n ) に分割して作成することができるようにしたもので ある。 また、 複数の明細書を 1 つの明細書として扱 いたい場合には、 構造文書入出力部 1 3 0が、 構造
10 文書ファ イ ルの第 3段のノー ドの情報を参照し、 書 類名が同じ子文書を結合して 1 つにまとめる。
④ ページ調整が選択された場合 : 特許文書を複数 コー ドの子文書に分割して作成してこれらを結合し て 1特許文書として扱う場合等、 ページ調整部 1 3
15 2がイ メージデータのページまたがりを解消するも のである。 イ メージデータは、 明細書ファ イ ル、 図 面ファ イ ルなどに組み込まれている図表、 数式、 化 学式等である。
(3) 第 2 0図 (ィ ) 〜 (二) および第 2 1図を用い
20 てページ調整について具体的に説明する。
第 2 0図 (ィ ) 〜 (二) は、 ページ調整説明図を 示す。 これは、 明細 1 と明細 2 の 2つを文書結合し、 明細書を作成した場合のものを模式的に表したもの である。
25 ィ メ一ジデータは、 枠開始コー ド、 枠番号、 枠終
了コー ドを組と して文書データ中に組み込み、 こ の 枠番号に対応する場所から実際のイ メ ージデータの 行長などを取り出す。
第 2 0図 (ィ ) は、 明細 1 と明細 2 の 2 つを文書 結合した後の明細書を示し、 ページまたがりが発生 しない場合を示す。
第 2 0図 (口) は . 明細 1 の末尾に "おおおおお を 1 行分追加してこれと明紺 2 とを文書結合した後 の明細書を示し、 ページまたがりが発生する場合を
10 示す。 この場合には、 ページまたがりが発生したの で、 ページ調整を行ってページまたがりを解消する 必要がある。
第 2 0図 (ハ) は、 第 2 0図 (口) ページまたが りを解消した後の明細書を示す。 これは、 第 2 0図
15 (口) の 3頁と 4 頁の境界にイ メ ージデータが存在 する と判明したので、 3 頁のィ メ ージデータの開始 記号 (枠開始コー ド、 例えば 30 e a の直前に改頁コ 一ドロを挿入し、 イ メ ージデータを 4 頁に移動させ たものである。 これにより、 イ メ ージデータがぺー
20 ジ境界に存在する こ とを解消できる。
第 2 0図 (二) は、 第 2 0図 (ハ) の右端のデ一 タを、 2頁単位の 3 つの子文書 (明紺 1 、 明細 2 、 明細 3 ) と して管理したとき様子を示す。
以上模式的に説明したよ うに、 文書結合などした
25 ときにィ メ ージデータが頁境界にまたがる場合、 ィ
1 メージデータの直前に改頁コー ドを挿入し、 次頁の 先頭にィ メージデータを移動させてページ調整を行 う ことにより、 第 2 0図 (ハ) あるいは子文書を最 大 2ページで管理する場合には第 2 0図 (二) に示
5 すように頁調整を行う。
次に、 第 2 1図のフ ローチャー トに示す順序に従 い、 実際のページ調整制御の流れを説明する。
第 2 1図において、 ステ ップ S F 1 では、 特許文 書を構成する子文書を作業領域に結合する。 これは、
10 第 1 0図構造文書入出力部 1 3 0が、 構造文書フ ァ ィ ルの第 3段のノー ド情報を参照し、 書類名が同じ 子文書を結合し、 作業フ ァ イ ル 1 3 4へ格納する。
ステップ S F 2 は、 各カウ ンタ (頁、 行、 桁カウ ンタ) に 0をセ ッ トする。
15 ステップ S F 3 は、 結合文書を読み込む。
ステップ S F 4 は、 E O F (結合後の文書の終端 を表す記号) か否かを判別する。 Y E Sの場合には、 ステップ S F 2 5で特許文書は全て終わりか否かを 判別し、 Y E Sのときにステップ S F 2 6で作業域
20 の子文書を手続フ ァ イ ルへ複写し、 ステ ップ S F 2
7で構造文書フ ァ イ ルを更新して終了し ( E N D ) 、 N Oのときにステップ S F 1 以降を繰り返し行う。 一-方、 ステップ S F 4で N 0の場合には、 ステップ S F 5以降で、 ページ調整などの処理を行う。
25 ステ ップ S F 5では、 枠の制御情報か否かを判別
1 する。 Y E Sの場合には、 イ メ ージデータの始ま り を示す枠の制御情報コ一ド "30 e a " と判明したの で、 結合文書のヘッダ部にある文書制御情報の組み 込みメ ディ ァ定義情報を参照し現在の位置に組み込
5 みメ ディ ァの行数を加算してページまたがりが発生 する場合は、 ステ ップ S F 9で Y E S となり、 ステ ップ S F 1 0でイ メ ージデータの始ま りを示す枠の 制御情報コー ド "30 e a " の直前に改頁の制御コ一 ド "30 a 2 " (口) を挿入する。 そしてステップ S
10 F 1 5 で規定頁数に達しているかを判別し、 Y E S ならばステップ S F 1 6 で頁カウ ンタに 0 をセ ッ ト し、 ステップ S F 1 7 で作業フア イル 1 3 4 に規定 頁までを子文書と して順次格納する。 一方、 ステツ プ S F 5で N 0の場合には、 ステ ップ S F 1 8 ない
15 しステ ップ S F 2 4 の制御によって、 行、 桁カ ウ ン タの計数を行う。
ステ ップ S F 6 は、 行の先頭か否かを判別する。 Y E Sの場合には、 ステ ップ S F 9 を行う。 N 0 ) 場合には、 ステ ップ S F 7 で改行コ一ドを枠 Ο制御
20 情報の前に挿入し、 イ メ ージデータを次行の先頭に 位置させ、 ステップ S F 8 で行カウ ンタに 1 を加え、 ステ ップ S F 9を行う。
ステ ップ S F 9 は、 行カウ ン ト +枠の行数が頁当 たり行数を越えているか否かを判別する。 これは、
25 行カ ウ ン トに、 枠番号に対応する場所から読み出し
1 た当該イ メ ージデータの行数 (行長) を加算し、 加 箕後の行数が頁当たり の行数を越えているか否かを 判別する ものである。 Y E Sの場合 (頁当たりの行 数を越えている場合) には、 イ メ ージデータがぺ一 δ ジにまたがっているので、 ステップ S F 1 0で改頁 コ一ドを枠の制御情報の前に挿入してィ メ一ジデー タを次頁の先頭に移動させ、 ステップ S F 1 1 で行 カウ ンタに枠の行数をセ ッ ト して次のデータの行数 を設定し、 ステップ S F 1 2 で頁カウ ンタに 1 を加 10 え、 ステ ップ S F 1 4を行う。 一方、 Ν 0の場合
(頁当たり の行数を越えていない場合) には、 ステ ップ S F 1 3で行カウ ンタに枠の行数を加えて次の データの行数を設定し、 ステップ S F 1 4 を行う。
ステ ップ S F 1 4では、 桁カウ ンタに 0をセ ッ ト 15 する。
ステップ S F 1 5では、 規定頁数 (予め設定した 文書当たりの最大頁数) に達したか否かを判別する。 Y E Sの場合には、 ステップ S F 1 6 で頁カウ ンタ に 0 をセ ッ ト し、 ステ ップ S F 1 7で規定頁までの 20 子文書と して作業領域へ作成し、 ステ ップ S F 3以 降を繰り返し行う。 N Oの場合には、 子文書の最大 頁まで到達していないので、 ステ ップ S F 3以降を り返し行う。
次に、 ステ ップ S F 1 8 では、 ステ ップ S F 5 の 25 判別で N 0であり枠の制御情報でないと判別された
ので、 文字コー ド、 制御コー ド (枠の制御コ一ド以 外の制御コー ド) を桁カ ウ ンタに加える。 これは、 全角文字のときは " 1 " 、 倍角文字のときは " 2 " . 半角文字のときは "0.5 " を加えて桁数を計数する < ステ ッ プ S F 1 9 では桁カ ウ ンタが行当たり桁数 を越えたか否かを判別する。 Y E Sの場合には、 ス テ ツ プ S F 2 0 で行カ ウ ンタ に 1 を加え、 ステ ッ プ S F 2 1 で桁カ ウ ンタ に 0 をセ ッ ト し、 ステ ッ プ S F 2 2 を行う。 N 0の場合には、 桁カ ウ ンタの値が
10 行当たり の桁数を越えていないので、 ステ ップ S F
3 を操り返し行う。
ステ ッ プ S F 2 2 では、 行カ ウ ンタが頁当たり行 数を越えたか否かを判別する。 Y E Sの場合には、 ステ ッ プ S F 2 3 で頁カ ウ ンタ に 1 を加え、 ステ ツ
15 プ S F 2 4 で行カ ウ ンタに 0 をセ ッ ト し、 ステ ッ プ
S F 1 5以降を行う。 N〇の場合には、 ステ ', 'プ S F 1 δ以降を行う。
以上の制御によって、 結合文書について枠の制御 情報が現れたときに、 イ メ ージデータがページにま
20 たがる と判明したときに改頁コ一 ドを強制的に挿入 して次頁の先頭にィ メ ージデータを移動させるぺー ジ調整を行う こ とによ り (ステ ッ プ S F 9 で Y E S、 ステ ッ プ S F 1 0 , S F 1 1 , S F 1 2 ) 、 文書結 合時などにィ メ 一ジデータがページにまたがないよ
25 う にページ調整を自動的に行う こ とが可能となる。
(4) 第 2 2図および第 2 3図を用いてフ ロ ッ ピィ
1 o ディ スクから読み込んだ特許文書データから手続フ ァ ィルを自動作成する制御について具体的に説明す る。
第 2 2図において、 ステップ S F 3 1 は、 外部フ ア イルから作業フ ァ イ ルへ取り込む。 これは、 第 1 0図手続自動作成部 1 3 5が文書変換部 1 2 0 に指 示して、 F P (フロ ッ ピィ ディ スク) から読み込ん で内部形式に変換した特許文書データについて、 作 業ファ イ ル 1 3 4 に格納する。
ステップ S F 3 2では、 【書類名】 をキーに文書 ファ イ ルを検索して、 文書情報テーブルを編集する。 これは、 文書内容解圻部 1 3 3が、 ステップ S F 3 1 で作業フ ァ ィ ルに取り込んだ文書フ ア イ ル (特許
15 文書データを格納したフ ァ イ ル) について、 【書類 名】 をキーに検索し、 例えば第 2 3図の文書情報テ 一ブル 1 6 1 を編集する。
ステップ S F 3 3 は、 願書を取り出して中間コー ドテ一ブルを参照し、 中間コードを取り出し、
20 • 構造文書を、 手続種類十四法区分、 中間コー ドよ り、 構造文書定義フア イル 1 2 7からひな型を取り 出して手続ファ ィルを作成
-.作業ファ ィルから願書を手続ファ ィルに複写し.、 リ ンク
25 - 同様に、 明細書、 図面、 要約書を複写、 リ ンク
1 する。
具体的に説明すると、 電子出願する特許文書は、 識別子に書誌的事項の記載内容がわかるようになつ ているので、 【書類名】 という識別子を検索し、 記 5 載項目を調べれば、 書類名が判明し、 第 2 3図の文 書情報テーブル 1 6 1 を作成する。
そして、 この文書情報テーブル 1 6 1 の書類名を キーに、 手続作業基準フア イル 1 2 5 の第 1 6図 (口) の中間コードテーブルを参照し、 中間コー ド
10 を決定する。 例えば書類名 "願書" の場合、 書類名
"願書" というデータを検索し、 その手続名が "特 許願" で主書類の中間コー ド " 63 " を見つけると共 に、 手続種類 " 1 (出願) " 、 四法区分 " 1 (特許) と判明する。 そして、 既述した手続ファ イ ル作成部
15 1 2 9、 構造文書入出力部 1 3 0 と連携するとによ り、 手続フア イルを手続書類格納フア イル 2 7中に 作成し、 この手続ファ イ ル中に構造文書ファ イルを 作成する。 更に、 第 2 3図文書情報テーブル 1 6 1 を参照し、 作業ファ イ ル 1 3 4 に格納されている特
20 許文書フ ァ イ ル (願書、 明細書、 図面、 要約書) を 順次手続ファ イ ルの該当するファ イ ル (願書フア イ ル、 明細書ファ イ ル、 図面ファ イ ル、 要約書フア イ ル) へ複写し、 構造文書ファ ィ ルの第 3段のノ ー ド 情報にこのファ イ ルの内容を設定し、 ひな型の構造
25 文書ファ イ ルの構造を変更する。 これにより、 手続
自動作成部 1 3 5が、 文書変換部 1 2 0、 手続ファ ィル作成部 1 2 9、 構造文書入出力部 1 3 0、 文書 入出力部 1 3 1、 ページ調整部 1 3 2、 文書内容解 折部 1 3 3などと連携することにより、 外部フア イ ルから自動的な手続ファ ィルを作成することが可能 となる。
次に、 第 2 4図乃至第 2 8図を用いて段落番号付 与について具体的に説明する。
第 2 4図は、 本発明の他の構成図を示す。
10 第 2 4図において、 文書編集部 2 2 8 は、 文書の- 各種編集を行う ものであって、 こ こでは段落番号変 換処理部 2 2 8 - 1 などから構成されるものである c 段落番号変換処理部 2 2 8 — 1 は、 後述する第 2 6図構成によつて段落番号を付与するものである。
15 手続管理情報ファィル 2 2 6 は手続書類を管理す る手続情報を格納するものである。
手続ファ ィ ル作成部 2 2 9 は手続ファ ィ ルを作成 するもの、 構造文書入出力部 2 3 0 は手続書類格納 ファ イ ル 2 7 に格納されている階層構造化した手続
20 ファ イ ルの入出力を行う もの、 文書入出力部 2 3 1 は手続書類格納フア イ ル 2 7 や作業ファ イル 2 3 4 の文書ファ イルの入出力を行う もの、 ページ調整部 2 3 2 は作業フアイル 2 3 4 に格納されている文書 のページ調整を行う もの、 手続書類格納ファ イル 2
25- 7 は階層構造化した手続ファ ィルを格納するもの、
1 作業ファ イ ル 2 3 4 は編集を行う文書データなどを 格納するもの、 表示部 2 3 6 — 1 は各種画面を表示 するもの、 キー入力部 2 3 6 — 2 は各種キー入力を 行う ものである。
5 第 2 5図は、 ファ イ ル内容説明図を示す。
第 2 5図(a ) は、 環境設定ファ イ ル 2 2 5 — 1 の 内容例を示す。 ここで、 段落番号付与種別は、 自動. 置換、 自動 &置換などの段落番号を付与する種別で ある。
10 自動は段落番号を昇順に付与するモード、
置換は予め登録した段落番号付与マークが出現し た順に段落番号を昇順に付与するモー ド、
自動 &置換は自動および置換の両者を行うモー ド、 をそれぞれ表わしている。
15 これらのモー ドの他にリ ナンバ、 即ち段落番号の ふり直しを行う機能がある。
段落番号付与マークは、 段落番号を付与すると予 め決めて設定するマーク、 例えば @である。
段落番号付与抑止行数は、 段落番号を連続して付 20 与するときに次の段落番号の付与を抑止する行数、 例えば 5行である。
第 2 5図(b) は、 手続管理情報フア イル 2 2 6 の 内容例を示す。 ここで、 管理番号は段落番号を付与 しょう とする文書を管理する番号である。
25 手続ファ イ ル名は、 文書データを格納した手続フ
ァィルの名前である。
手続種類は、 手続の種別、 すなわち出願、 中間手 続、 登録設定、 年金などである。
四法区分は、 特許、 実用新案、 意匠、 商標などの 区分である。
中間コードは、 階層構造化したひな型の手続ファ ィルを取り出すときに使用するなどの中間コー ドで ある (第 1 6図 (口) 中間コー ドテーブル参照) 。 送信結果フラグは、 手続フ ァ イ ルを送信可能形式
10 に変換した送信ファ イルについて、 送信した結果
(例えば未送信、 送信中、 送信完了など) をフラグ で表したものである。
第 2 6図は、 段落番号付与の構成図を示す。
第 2 6図において、 段落番号変換処理部 2 2 δ 一
15 1 は 3 4 1乃至 3 5 6から構成されるものであって、 段落番号を付与、 リナンバリ ングなどするものであ る。
対象書類検査部 3 4 1 は、 手続書類格納フ ァィル から取り出した文書が段落番号付与の対象書類か否
20 かを検査するものである。
フ ォーマッティ ング処理部 3 4 2 は、 段落番号付 与の対象書類を読み込みフ ォーマッティ ング処理を 行う ものである。 展開領域(1 ) 3 4 3、 展開領域(2) 3 4 4 、 フ ォーマ ッティ ング情報 3 4 5 は、 フ ォー
2δ マッティ ング処理した結果、 行単位に展開された制
御情報を舍む文書データを格納する領域、 制御情報 を舍まない文書データを格納する領域、 展開された 行が文書中の何頁の何行に位置するかの頁 · 行情報 である。
段落番号付与判定部 3 4 6 は、 フォーマ ツ テ ィ ン グ処理部 3 4 2 によって展開されたデータに基づい て、 段落番号を付与するか否かを判定する ものであ る。 行間隔カ ウ ンタ 3 4 7 は段落番号の付与間隔を カ ウ ン ト するカ ウ ンタ、 付与可否フ ラ グ 3 4 8 は、
10 段落番号付与範囲か否かを記憶する フラグである。
段落番号付与種別設定領域 3 5 3 は段落番号付与の 種別 (自動、 置換、 自動 &置換など) のう ちの指定 されたいずれかを予め設定する領域である。 段落番 号付与マーク設定領域 3 5 4 は指定された段落番号
15 付与マークを予め設定する領域である。 段落番号付 与抑止行数設定領域 3 5 5 は指定された段落番号を 連続して付与する こ とを抑止する行数を予め設定す る領域である。 段落番号付与リ ナ ンバ設定領域 3 5 6 は指定された段落番号の付与 Zリ ナ ンパを予め設
20 定する領域である。
段落番号発番部 3 4 9 は、 段落番号付与判定部 3 4 6 によ って段落番号付与が決定された場合、 段落 番号 (舁順の段落番号) を発番する ものである。 番 号カ ウ ンタ 3 5 0 は段落番号を昇順に計数する力ゥ
25 ンタである。
フア イル書き込み部 3 5 1 は、 段落番号付与後の 文書データをファ イ ルに出力するものである。 書き 込み領域 3 5 2 は書き込み用の行単位の文書データ を一時的に格納する領域である。
次に、 第 2 6図をもとに第 2 7図および第 2 8図 を参照して段落番号の付与/リ ナンバリ ングの動作 を詳細に説明する。
① : 表示部 2 3 6 — 1 に表示した第 2 7図(a ) 動 作環境情報更新画面上で、 操作者は予め段落番号付
10 与について、
• 自動付与を選択したときは付与抑止行数を入力 • 置換を選択したときは付与マークを 1文字入力 - 自動 &置換を選択したときは両者を入力 のいずれかを行う。 この選択 , 入力された情報は、
15 第 2 5図既述した環境設定フア イル 2 2 5 — 1 に記 憶する。
② : 第 2 7図(b) 段落番号付与画面である特許ェデ イタ画面か、 書類選択画面のいずれかから段落番号 付与を選択する。 特許エディタ画面で段落番号を選
20 択した場合には、 手続一 K画面上で更に対象手続を 選択する。 書類選択画面上で段落番号を選択した場 合は、 既に対象手続が選択されているので対象手続 を選択する必要はない。 以上のいずれかの選択によ つて第 2 7図右端の段落番号付与確認画面が表示さ
25 れるので、 操作者は段落番号付与か、 リナンバかの
いずれかを選択する。 この選択したリ ナンバ情報は. 第 2 6図段落番号付与リ ナンバ設定領域 3 5 6に設 定する。
③ : 最初に選択された手続が段落番号付与の対象と なるか否かをチユ ックするために、 対象書類検査部 3 4 1 は、 手続ファ イ ル作成部 2 2 9を介して、 第 2 5図(b) 手続管理情報フア イル 2 2 6を読み込む c 手続管理情報ファ イ ル 2 2 6 は、 8桁の管理番号が ユニークなキーとなっており、 この管理番号でァク
10 セスして手続ファ イ ル名、 手続種類、 送信結果フラ グを読み出す。 対象書類検查部 3 1 は、 先ず送信 結果フラグをチユ ック し、 手続が 「送信中」 や 「受 領済」 ならエラーメ ッセージを出力し、 それ以外な らば次に手続種別をチユ ックする。 手続種類が 「出
15 願」 および 「手続補正書 以外ならばエラーメ ン セ
—ジを出力する。 これらのチユ ックが 0 Kならば、 手続ファ イ ル名をキーとして構造文書入出力部 2 3
0をジ 1 て手続書類格納フア イル 2 7をアクセス し て、 手続種類が 「出願」 ならば明細書、 手続種類が
20 「手続補正書」 ならば手続補正書が格納されている ファ イ ル名を調べ、 文書入出力部 2 3 1 を介してそ れぞれの文書内容を読み込む。 そして、 【書類名】 という識別子の後が明細書あるいは手続補正書にな つているかをチユ ッ ク し、 更に手続補正書の場合は
25 【補正対象書類名】 が明細書、 【補正対象項目名】
が全文、 【補正方法】 が変更となっているかチェ ッ クする。 N (その場合には、 エラ一メ ッセージを出力 する。 これらが O Kならば、 以降の段落番号変換処 理を開始するために、 手続書類格納ファ ィ ル 2 7 か ら段落番号変換の対象となる書類を作業用ファ ィル 2 3 4に複写する。 この際、 明細書あるいは手続補 正書が複数の文書に分割されていた場合には、 1つ の結合文書にして格納する。 また、 第 2 5図(a ) 環 境設定フアイル 2 2 5 — 1 の内容、 すなわち段落番
10 号付与種別 (自動、 置換、 自動 &置換のいずれか 1 つ) 、 段落番号付与マーク (例えば @ ) 、 段落番号 付与抑止行数 (例えば 5行) を第 2 6図段落番号付 与種別設定領域 3 5 3、 段落番号付与マーク設定額 域 3 5 4、 段落番号付与抑止行数設定領域 3 5 5 に
15 それぞれ設定する。 更に、 行間隔力ゥ ンタ 3 4 7、
付与可否フラグ 3 4 8、 番号カウ ンタ 3 5 0を初期 化する。
④ : フォーマッティ ング処理部 3 4 2 は、 1行づっ 対象文書を展開して取り出し、 制御情報を含む文書
20 データを展開領域(1 ) 3 4 3 に格納、 制御情報を舍 まない文書データを展開領域(2) 3 4 4 に格納、 展 開領域(2) 3 4 4 に格納した文書データが存在する 文書中の何頁の何行に位置するかを示す情報をフォ 一マッティ ング情報 3 4 5 に格納する。
25 ⑤ : 段落番号付与判定部 3 4 6 は、 展開領域(1 ) 3
1 4 3 、 展開領域(2) 3 4 4 のデータを解折し、 最初 に段落番号付与範囲か否かをチ ッ クする。 このた め、 識別子を調べて 【発明の詳細な説明】 あるいは 【考案の詳細な説明】 を検出したなら、 付与可否フ 5 ラグ 3 4 8 を 「オ ン」 と し、 【図面の簡単な説明】 あるいは文書の終わりを検出したら、 付与可否フ ラ グ 3 4 8 を 「オフ 」 と設定する。 こ の付与可否フ ラ グ 3 4 8力く 「オ ン」 の場合のみ、 以下の条件に従つ て段落番号付与の判定を行う。
10 ⑥ : 第 2 8図(a ) 〜(e) のう ち 3 5 3 ないし 3 5 6 の領域に設定された条件に従って以下の判定を行う (後述の第 2 8図(a ) 〜(e) の説明を参照) ⑥ー 1 : 段落番号付与リ ナ ンバ設定領域 3 5 6が 「付与」 、 段落番号付与種別設定領域 3 5 3が 「自 15 動」 ならば、 第 2 8図(a ) 〜(e) を実行する。
⑥ー 2 : 段落番号付与リ ナ ンバ設定領域 3 5 6 が 「付与」 、 段落番号付与種別設定領域 3 5 3 が 「置 換 j ならば、 第 2 8図(d) , (e) を実行する。
⑥ー 3 : 段落番号付与リ ナンバ設定領域 3 5 6 が 20 「付与 、 段落番号付与種別設定領域 3 5 3が 「自 動 &置換」 ならば、 第 2 8図(a ) 〜(e ) を実行する。
⑥ー 4 : 段落番号付与リ ナンバ設定領域 3 5 6 が 「 リ ナンバ」 ならば、 第 2 8図(d ) を実行する。
⑦ : 段落番号付与判定部 3 4 6 が上記⑥ー 1 乃至⑥ 25 - 4 のいずれかの実行と決定した場合、 段落番号発
番部 3 4 9が番号力ゥ ンタ 3 5 0を + 1 して段落番 号を決定し、 フア イル書き込み部 3 5 1 の書き込み 領域 3 5 2に書き込みデータを格納して引き渡す。 ファ イ ル書き込み部 3 5 1 は、 新しい結合文書とし て段落番号を付与した文書データを作業用フア イル 2 3 4 に出力する。
⑧ : 最後にページ調整部 2 3 2が段落番号を付与し た結合文書を 1個あるいは複数個に分割調整し、 文 書入出力部 2 3 1 を介して手続書類格納ファィル 2
10 7 に格納されている段落番号付与前の書類と置き換
PLる。
第 2 7図は、 画面動作説明図を示す。
第 2 7図(a ) は、 動作環境設定更新画面であって、 既述したように、 段落番号付与について、 自動、 置
15 換、 自動 &置換のいずれかを選択するための画面で ある。 自動を選択したときは段落番号付与抑止行数 を入力し、 置換を選択したときは付与マーク (例え ば @ ) を入力、 自動 &置換を選択したときは両者を 入力する。 選択 · 入力した情報は、 第 2 6図環境設
20 定ファ イ ル 2 2 5 — 1 に記憶する。
第 2 7図(b) は、 段落番号付与画面であって、 既 述したように段落番号の付与、 リ ナンバのいずれか を選択して第 2 6図段落番号付与リ ナンバ設定領域 3 δ 6 に 「付与」 あるいは 「リナンバ」 を予め設定
25 するための画面である。
第 2 8図は、 段落番号付与説明図を示す。 こ こで 付与前は段落番号付与前の文書データを示し、 付与 後は段落番号を付与した後の文書データを示す。 第 2 8図(a ) は、 i 別子がある場合を示す。 これ
5 は、 段落番号付与を指示する何等かの識別子 (こ 二 では 【識別子】 を検出した場合、 段落番号 ( 【 ri η η η】 ) および改行マーク (く) をその行の先頭に 挿入する。
第 2 8図(b) は、 イ メージ枠がある場合を示す。
10 これは、 イ メ ージ枠 (イ メ ージ開始コー ド " 30EA " - 十イ メ ージ枠 01 丁 イ メ ージ終了コー ド " 30EB " ) を 検出した場合、 段落番号 ( 【 n n n n】 ) および改 行マーク (く) をイ メージ枠の前と、 後の両者に挿 入する。
15 第 2 8図(c) は、 段落を検出した場合を示す。 こ れは、 前行が句点コー ドで終了し、 次行の先頭が空 白コー ドで始まる文書を検出した場合、 句点コー ド の次の行に段落番号 ( 【 n n n n】 ) および改行マ ーク ( <! ) を挿入する。 但し、 この場合には、 前回
20 付与した段落番号の位置からの行数を行間隔カ ウ ン タ 3 4 7 でカ ウ ン ト し、 この値が段落番号付与抑止 行数設定領域 3 5 5 に設定された抑止行数に等しい、 大きいときのみ挿入する。
第 2 8図(d) は、 段落番号があった場合を示す。
25 これは、 数字で構成される識別子 (例えば 【 n n n
】 ) を検出した場合、 リ ナンバ、 すなわち异順に段 落番号のつけ直しを行う。 これは、 文書を編集 (削 除、 結合、 挿入など) などして段落番号エラーが検 出されたときに行う。
第 2 8図(e) は、 段落番号付与マークがあった場 合を示す。 これは、 文書を検索して段落番号付与マ ーク (例えば @ ) を検出した場合、 当該段落番号付 与マークの代わりに段落番号 ( 【 n n n n】 ) およ び改行マーク (く ) を挿入する。
10 第 2 9図は送信ファィル作成部の構成図である。
送信フア イル作成部 3 1 — 1 には手続管理情報ファ ィ ル 6、 手続作成基準フ ア イ ル 1 2 5、 手続書類格 納フ ァ イ ル 7、 送信フアイル 3 2 — 1が接続してい る。 また、 送信ファ ィル作成部 3 1 — 1 は書誌情報
15 作成部 4 4 0、 エラ一情報編集部 4 4 5、 T 7 3変 換部 4 4 6、 送信フア イル編集処理部 4 4 7を有し ている。
書誌情報作成部 4 4 0 は実行可否チュ ック、 文書 読み込み処理、 書誌情報作成 &文書チユ ック、 補正
20 後の内容作成等を行う。 尚、 それぞれの処理は書誌 情報作成部 4 4 0内に設けられた実行可否チュ ック 部 4 4 1、 文書読み込み処理部 4 4 2、 書誌情報作 成&文書チェ ック 4 4 3、 捕正後の内容作成部 4 4 4 によってなされる。 手続作成基準フア イル 1 2 5
25 は前述した識別子テーブル、 記載項目変換テープル、
項目属性テーブル、 項目テーブルを有している。 送信フ ァ イ ル作成部 3 1 一 1 は第 3 0図の送信フ ア イ ル作成処理の説明図で表されるごと く 、 出願処 理の書類名 · 特許願 P 1 、 書類名 · 明細書 P 2、 書 類名 · 図面 P 3 を作成すべき送信フア イ ルフ ォーマ ッ トを用いてその作成を行っている。 送信ファ イ ル フ ォ ーマ ツ トは書類情報と して申請人情報ヘッダと ボディ T 7 3 とに分けられる。 申請人情報へッダは レ ングス部と書誌情報部とに分割される。 レ ングス
10 部は総情報長、 レ ングス部情報長、 書誌情報部情報 長、 ドキ ュメ ン ト情報部情報長、 非構造化書類 ドキ ュメ ン ト長、 明細書 ドキュメ ン ト長、 図面 ドキ ュメ ン ト長、 補正後の内容 ドキュメ ン ト長、 その他の ド キュメ ン ト数とからなる。 尚、 これらは全て 4 バイ
15 トより なる。 また、 書誌情報部は書類名 · 特許願 P
1 を指示する ものであり 、 書類情報オフセ ッ ト と し てア イ テム I D、 アイ テム長, ア イ テム位置がそれ ぞれ 4 バイ ト単位で繰り返され、 さ らに、 セバ レー タ ( 4 バイ ト) 、 書誌情報実データ (可変長) より
20 なる。 これらの書誌情報によって書類名 · 特許願 P
1 が作成される。 また、 ボディ ( T 7 3 ) は ドキュ メ ン ト情報部であり、 明細書 ドキ ュ メ ン ト実態と、 図面 ドキュメ ン ト実態とよりなる。 これらはそれぞ れ書類名 · 明細書 P 2や書類名 · 図面 P 3 を指示す
25 る ものである e
このようなフ ォーマツ トにのっとった送信フア イ ルを作成するため、 送 ί言ファィル作成部 3 1 — 1 で は先ず第 1 に実行可否チヱ ック部 4 4 1 が実行し、 実行可否を判定する。 この実行可否の判定では、 手 続管理情報部フア イル 6 (第 1 6図 (二) 参照) を 読み込み、 その中の状態フラグの項目を検査する。 そして、 状態フラグが文書チヱ ックエラ一、 または 送信中、 さらには受信済ならば実行不可であるのて- その旨のメ ッセージを出力し処理を中止する。
10 このチェ ッ ク は, 例えばオペレータ等の ミ スによ り送信してしまつた書類等を再度送信しないように するためのものである。
この実行可否チェ ック部 4 4 1 におけるチヱ ック が終了すると文書読み込み処理部 4 4 2が実行を開
15 始し、 主書類を読み識別子情報テーブル 4 4 8 と中 間ファ イ ル 4 4 9を作成する。 すなわち管理情報フ ァ ィルを参照して手続書類格納フア イル 7を読み、 主書類を取り出す。 主書類か添付書類かの判断は構 造文書形式の場合、 先頭のノ ー ドのファ イ ルなら主
20 書類、 それ以外なら添付書類と見なしている。 そし て、 主書類の文書を読み出し 【識別子】 ごとのデー タを抽出し識別子情報テーブル 4 4 8 と中間フア イ ル 4 4 9 にそれを書き出す。 尚、 中間フ ァ イ ル 4 4 9には実データを先頭から書き込んでい く ものとし、
25 中間ファ イ ル 4 4 9 の先頭からの書き込み位置とレ
ングスをの識別子情報テーブル 4 4 8 に格納する。 例えば、 第 3 1図における書類名であるならば、 位 置が 12バイ ト 目でレングスが 6バイ トであり、 これ で指示される中間ファ イ ル 4 4 9に 「特許願」 のコ ー ド ( 6バイ ト) が格納される。
尚、 中間ファ イ ル 4 4 9 への実データの格納は先 頭の空白と末尾の空白を取り除いたものとする。 例 えば " 【発明の名称】 ハン ドスキャナ " である ならば、 【発明の名称】 と 「ハン ドスキャナ」 の間-
10 さらには 「ハン ドスキャナ」 の後方にある空白は除 かれる。
この文書読み込み処理部 4 4 2 は第 3 1図の文書 読み込み処理の説明図で示す如く、 文書に対して識 別子情報テーブル 4 4 8 と中間フア イル 4 4 9 とを
15 対応づけて作成する。
文書読み込み処理部 4 4 2が実行終了すると、 書 誌情報作成 &文書チエ ック処理部 4 4 3が実行を開 始し、 識別子情報テーブル 4 4 8 と中間ファ ィ ル 4 4 9 とより手続作成基準ファ イ ル 1 2 5を参照して
20 オフセ ッ ト情報テーブル 4 δ 1 と書誌情報ファ イ ル
4 5 2を作成し、 同時に文書チ ックを行う。 さ ら に詳細に説明するならば、 識別子情報テーブル 4 4 8を先頭から読み、 その識別子をキーにして手続作 成基準ファ イ ル 1 2 5内の項目属性テーブル (第 3
25 4図参照) を検索して 「一般項目」 か 「グループ項
目」 かを判定する。 第 3 4図において、 識別子はグ ループ項目の識別子を、 項目属性ばそのグループ項 目の属性を、 メ ンバ項目名はそのメ ンバ項目の識別 子を表している。 例えば、 識別子が 「発明者」 であ
5 るならば、 発明者は複数存在することがあるのでグ ループ項目となる。
次に識別子情報テーブル 4 4 8 (第 6図(b) 参照) を検索してアイ テム I D、 属性、 桁数、 変換方法、 記載項目変換テーブル名を読み出す。 この時、 該当
10 するものがない場合には、 識別子エラ一であり、 そ の旨をエラー情報ファ イ ル 4 5 3 に書き出す。 そし て、 中間ファ イルに格納されている前記識別子に対 応する中間ファ ィルの内容 (実データ) を前記識別 子情報テーブル 4 4 8から読み出した情報を基準に
15 変換し、 オフセ ッ ト情報テーブル 4 5 1 と書誌情報 ファ イ ル 4 5 2を作成する。 換言するならば書誌情 報ファ イ ル 4 5 2 には識別子情報テーブル 4 4 8力、 ら読み出した属性桁数変換方法に従って中間ファ ィ ル 4 4 9内の実データを順次変換し、 書誌情報ファ
20 ィ ルに書き出す。 この時コードが必要ならば、 記載 項目変換テーブル名に書かれている変換テーブル、 例えば 4法区分変換テーブル等を検索してこの変換 ¾行つ。
一方、 オフセ ッ ト情報テーブル 4 5 1 には前記識
25 別子に対応するアイ テム I D、 例えば宛先の場合は
' 1001 ' などと前記書誌情報ファ イ ルに変換データ
2
δ
を書き出した時のレングスと先頭からの位置情報を 出力する。 また、 これらの変換処理中にエラ一が発 生した場合にはエラー情報フ ァ イ ル 4 5 3 に書き出 す。
識別子情報テーブル 4 4 8内の全てについてオフ セ ッ ト情報テーブル 4 5 1 、 書誌情報フア イ ル 4 5 2への変換が終了したならば、 中間コー ド (手続管 理情報ファ イ ルにある) と、 条文コー ド (願書の場
10 合) をキーにして項目テーブル (第 3 5図参照) を 検索し、 該当するアイ テム I D と必須区分を読み出 し、 そのアイ テム I Dが前記オフセ ッ ト情報テープ ルに存在するかを検査し、 存在しない場合は必須の 識別子がないという こ とでエラ一情報ファ イ ル 4 δ
15 3 に出力する。
続いて、 主書類が補正書であって明細書や図面内 容の補正の場合は 【補正後の内容】 の識別子のデー タを補正後の内容格納フ ァ イ ル 4 5 5 に出力する。 尚、 この場合は Τ 7 3 の文書に変換する必要がある。
20 これら書誌情報作成 &文書チェ ッ ク処理において は第 3 2図に示す如く識別子情報テーブル 4 4 8、 中間ファ ィ ル 4 4 9から書誌情報作成 &文書チュ ッ ク処理部 4 4 3 がオフセ ッ ト情報テーブル 4 5 1 と 書誌情報ファ ィ ル 4 5 2 を作成する。 書誌情報作成 &文書チニ ッ ク処理部 4 4 3 が処理を終了すると .
1 T 7 3変換処理部 4 4 6が添付書類を Τ 7 3文書書 式に変換してフ ァ イ ルに出力する。
第 3 3図は送信ファ ィル編集処理の説明図である。 Τ 7 3変換部 4 4 6 は先ず前記手続管理情報フ ァ ィ δ ル 6 に基づいて手続書類格納フア イル 7から添付書 類を読み出す。 手続書類格納フ ァ イ ル 7 の書類は端 未自体の内部形式の文書であり、 続いてこれを Τ 7 3 の文書書式に変換し Τ 7 3文書フ ア イ ル 4 5 4 に 出力する。 又、 補正後の内容格納フアイル 4 5 5中
10 の文書においても同様である。 こ の Τ 7 3変換部 4
4 6 は第 3 3図における Τ 7 3文書ファ ィルを ドキ ュメ ン ト情報部の Τ 7 3文書に変換するものである。
Τ 7 3変換部 4 4 6が処理を終了すると、 送信フ ァ ィ ル編集処理部 4 4 7が実行を開始し、 オ フセ ッ
15 ト情報テーブル 4 5 1、 書誌情報フア イル 4 5 2 と
Τ 7 3文書フ ァ イ ル 4 5 4を結合編集し送信ファ ィ ル 3 2 — 1を作成する。 すなわち、 先ず、 文書チェ ックか送信ファィル作成かを判定し、 文書チェ ック であるならばこの編集処理をスキ ップする。 また、
20 送信フ ァ イ ル作成なら以下の処理を行う。 送信フ ァ ィ ルの先頭 6 バイ ト に送信コマン ド情報として ' 01 0010 ' を編集して出力する。 書誌情報フア イル 4 5 2及び Τ 7 3文書フア イル 4 5 4を作成した時のレ ングス情報を記憶しており、 続いてこれによつて送
25 信フ ァ イ ルの レ ングス部の情報を編集して出力する。
1 さ らに、 オフセ ン ト情報テーブル 4 5 1 と書誌情報 ファ イ ル 4 5 2 とより送信フ 7 ィ ルの書誌情報ファ ィ ルを編集する。 第 3 3図の送信ファ イ ル 3 2 — 1 の申請人情報ヘッダ内の書誌情報部は、 各アイ テム
5 I Dに対するデータ長とその位置より構成される。
例えば、 発明の名称が 「ハン ドスキャナ」 であるな らば、 アイ テム I Dが 1 0 4 1 の位置を指示し、 そ の位置から 14バイ ト分のデータを意味している。 そ して、 テーブル位置はアイ テムデータ内の 76バイ ト
10 目から 14バィ トが割り 当てられ、 そこに 「ハン ドス キヤナ」 を表す文字コー ドが格納されている。 これ は他の項目についても同様である。
そして、 T 7 3文書ファ イ ル 4 5 4 を読み、 書誌 情報部の後に ドキュメ ン ト情報部と して出力する。
15 この編集により コマン ドや情報ヘッダ内のレングス 部や書誌情報部に目的のフォーマ ツ トの情報が送信 ファ イ ルに作成される。 この終了の後、 エラー情報 編集部 4 4 5が動作し、 ェラー情報フア イ ル 4 5 3 を順次読み込み、 文書チュ ッ クェラー情報をリ ス ト
20 形式に編集する。 そ して印刷する。 これはオペレー タに対し、 エラーが存在したときにオペレータに対 して有効にそのェラーを表示するための処理である 以上の動作により、 送信ファ イル 3 2 — 1 には送 信すべき情報が格納される。
25 第 3 6図は本発明の他の実施例の構成図であり .、
1 イ メ ージ組み込みを行う ものである。
第 3 6図において、 文書内容ファ イ ル 5 4 1 は、 ィ メージデータの組込指示の識別子 (例えば 【図 — n】 +改行マーク、 【表 n】 十改行マーク、 【数 5 n】 十改行マーク、 【化 n】 十改行マークなど) や.
イ メ ージ挿入マーク (例えば @ +改行マーク) を舍 む文書 (文書コー ド) を格納するフ ァ イ ルである (第 3 7図参照) 。
文書組込情報フア イ ル 5 4 2 は、 イ メ ージデータ 10 の枠 I Dに対応づけてイ メージファ イ ル名、 枠サイ ズ、 頁位置、 行位置などを格納するファ イ ルである (第 3 7図参照) 。
イ メ ージファ イ クレ 5 4 3 は、 イ メ ージデータを格 納するファ イ ルである。
15 文書ファ イ ル制御部 5 4 4 — 1 は、 文書内容ファ ィ ル 5 4 1 をアクセス したり、 アクセスしてィ メ ー ジデータの組込指示 (識別子、 イ メ ージデータ挿入 マーク ) を探したり などする ものである。
文書組込情報制御部 5 4 4 - 2 は、 文書組込情報 20 ファ イ ル 5 4 2 をアクセスする ものである。
イ メ ージファ イ ル制御部 5 4 5 は、 イ メ ージファ ィ ル 5 4 3 をアクセスしたり などするものである。 組込制御部 5 4 6 は、 イ メ ージデータを文書中に 組み込むなどする。
25 - ィ メ一ジ編集制御部 5 4 7 は、 スキャナなどから
1 読み込んだイ メ ージデータを編集などする。
スキ ャナ 5 4 8 は、 用紙に記載されたイ メ ージを 読み取ってイ メ ージデータを生成するものである。 イ メ ージデータを生成する方法はスキ ャ ナから読み 5 取る他に、 コー ド, ベク トルデータなどで表現され た図面をビッ トマ ッ プに展開する方法もあり、 同様 に処理する こ とが可能である。
表示入力制御部 5 4 9 は、 画面 5 δ 0 に文書、 ィ メージなどを表示およびマウス/キーボー ド 5 5 1 10 からの入力を取り込んだりする ものであって、 画面
5 5 0上に文書を表示する文書表示制御部 5 4 9 一 1 、 画面 5 δ 0上にイ メ ージを表示するイ メ ージ表 示制御部 5 4 9 — 2、 マウス /キーボー ド 5 5 1 か らの入力を取り込む入力制御部 5 4 9 一 3 などから 15 構成されるものである。
画面 5 5 0 は、 文書、 イ メ ージなどをディ スプレ ィ上に表示する表示装置の画面である。
マウ ス /キーボー ド 5 5 1 は、 各種指示、 データ を入力する ものである。
20 次に、 第 3 7図を用いてイ メージデータを含む文 書の構成を説明する。
第 3 7 図において、 文書内容フ ァ イ ル 5 4 1 に格 納する文書データは、 識別子 ( 【図 1 】 ) 一改行マ —ク 、 イ メ ージ挿入マーク (例えば @ ) +改行マー 25 クを舍む文書から構成されている。 こ の文書データ
1 を画面 5 5 0上に表示すると、 第 3 7図右下に示す 如く表示される。 こ こで、 枠 W 1 の点線の枠内には. 文書組込情報フア イル 5 4 2中の組込情報部の枠 W 1 のイ メ ージファ イ ル名を持つイ メ ージを、 ィ メ ー δ ジファ イ ル 5 4 3から取り出して表示する。
従って、 文書データ中には、 イ メージデータを表 示 (揷入) する 〔枠 W l 〕 , 〔枠 W 2〕 などのィ メ 一ジ組込情報のみを組み込む。 そして、 実際のィ メ ージデータは文書組込情報フア イル 5 4 2のこれら
10 〔枠 W 1 〕 、 〔枠 W 2 〕 などから求めたイ メージフ ア イル名 (実際にはユニークな昇順に発番などした 管理番号) をもとにイ メージファ イ ル 5 4 3から取 り出して表示 (挿入) するこ ととなる。 これにより、 ィ メージデータを文書中に組み込む位置 ( 〔枠 W 1 :
15 〔枠 W 2 〕 などを揷入する文書中の位置) を容易に 移動などの編集を行う ことが可能となると共に、 ィ メ一ジデータの編集を行っても単に文書組込情報フ ア イル 5 4 2中の属性情報 (枠サイ ズなど) を変更 するのみでよ く、 イ メージデータの編集を簡易かつ
20 迅速に行う ことが可能となる。 そして、 送信時にィ メージデータを文書データ中の 〔枠 W 1 〕 、 〔枠 W 2 〕 などの位置に実際に組み込んで送信ファ イ ルを 作成し、 送信すればよい。 以下順次説明する。 第 3 8図は、 ィ メージ組込の構成図である。
25 第 3 8図において、 組込制御部 5 4 6 は、 スキヤ
1 ナ 5 4 8 で読み取ったイ メ ージデータのイ メ ージサ ィ ズ (例えば ) を 1 文字当たりのサイ ズで割って 枠サイ ズを計算するサイ ズ換算処理部 5 4 6 — 1、 この計算した枠サイ ズなどの情報を設定する対応テ
5 一ブル 5 4 6 — 2、 イ メ ージデータが頁境界にまた がったときに当該イ メ ージデータの前行に改頁マー クを自動挿入して次頁にイ メ ージデータを移動など する頁調整処理部 5 4 6 — 3、 イ メ ージデータに図 番を付与する図番生成部 5 4 6 - 4 . 昇順に図番を
10 カウ ン トするカウ ンタ 5 4 6 — 5 などから構成され る。 こ こで、 5 4 1 , 5 4 2 , 5 4 4 - 1 , 5 4 4 — 2 , 5 4 7乃至 5 4 9 は第 3 6図と同様であるの で、 説明を省略する。
対応テーブル 5 4 6 — 2 は、 文書中に組み込まれ
15 た組込指示 (識別子、 イ メ ージ挿入マーク ) をもと に、 文書データの先頭からの順番に、 イ メ ージデー タのサイ ズ、 行数、 桁数、 イ メ ージデータの開始頁、 行、 桁、 イ メ ージデータの前行の文書データ、 後行 の文書データ、 イ メ ージファ イ ル名などを設定する
20 テーブルである。
次に、 第 3 9図のフローチャー トの順序に従って、 第 3 8図の構成の組込制御部の動作を詳細に説明す る。
処理の実行を開始する と、 先ずステップ S G 1 で 25 対象文書を検查する。 こ こでは、 イ メ ージデータの
1 組込の対象となる文書として、 図面、 明細書、 補正 書を検査して見つける。
続いて、 ステップ S G 2で対象文書の内容を読み 込む。 —このステップ S G 2 により文書フア イ ル制御 5 部 5 4 4 — 1が、 文書内容ファ イル 5 4 1 から対象 文書 (明細書、 補正書など) の文書内容 (文書デー タ) を読み込む。
ステップ S G 3では終了か否かを判別する。 全て のィ メージデータの組込を終了したか否かを判別す 10 る。 Y E Sの場合には、 イメージデータの組込を行 つた文書データをステップ S G 4で文書内容ファ ィ ル 1 に格納 (更新) し、 終了する ( E N D ) 。 N O の場合には、 ステ ップ S G 5以降を繰り返し行い、 ィ メージデータを文書データ中に組み込む。
15 ステップ S G 5では順番に組込位置を探す。 これ は文書ファ ィル制御部 5 4 4— 1が文書内容ファ ィ ル 5 4 1 中の文書データ (明細書あるいは捕正書の 文書データ) を検索し、 組込指示 (例えば識別子 【図 n】 十 、 イ メ ージデータ挿入マーク @ + 0 )
20 を探す。 ステップ S G 6では組込位置を表示する。
これは、 ステップ S G 5で組込指示を見つけた文書 データ中の位置を画面 5 5 0上に表示するものである
.ステップ S G 7では、 イ メ ージデータの読み込み を行う。 ステップ S G 8 はイ メージデータの表示を
25 行う。
1 ステ ップ S G 9 ではイ メ ージファ イ ルへそのデー タを格納する。 これらのステ ップ S G 7 , S G 8 , S G 9 は、 ステ ップ S G 3 で探した組込指示の文書 内容、 文字位置を受け取った組込制御部 5 4 6力 5 イ メ ージファ イ ル名を通知してイ メ ージ編集制御部
5 4 7 にイ メ ージデータの読み込みを依頼したこ と に対応して、 ィ メ ージ編集制御部 5 4 7 がスキャナ 5 4 8 によってイ メージデータの読み込みを行い、 これを表示入力制御部 5 4 9 に通知して画面 5 5 0
10 上に当該イ メ ージデータの表示を行わせると共に、 当該イ メ ージデータをイ メ ージファ イ ル名に対応づ けてイ メ ージファ イ ル 5 4 3 に格納するものである。 そして、 イ メ ージファ イ ル名とイ メ ージサイ ズ (例 えば龍) を組込制御部 5 4 6 に返す。
15 ステップ S G 1 0 は組み込み処理を行う。 これは、 イ メ ージファ イ ル名とイ メ ージサイ ズ (例えば mm ) を返された組込制御部 5 4 6力く、 イ メ ージサイ ズか らイ メ ージを組み込む枠サイ ズを計算し、 対応テー ブル 5 4 6 — 2 に枠サイ ズの情報 (サイ ズ、 ィ メ ー
20 ジフ ァ イ ル名など) を設定する処理である。 この処 理により イ メ ージサイ ズが長さ (例えば mm ) で返つ て く るので、 1 文字当たり のサイ ズで割って、 枠サ ィ ズを計算する。 例えば " 6 cpi , 3 £ pi" のとき、 イ メ ージサイ ズを X X Ymmとする と、 文字換算で、
25 桁 = X +2.54X 6、 行- Y ÷ 2.54 X 3 となる。 そ し
て、 組込制御部 5 4 6 は、 文書ファ ィ ル制御部 5 4 4 一 1 と文字組込情報制御部 5 4 4 — 2 に依頼し、 実際の文書の該当する位置に、 イ メ ージデータのサ ィ ズ分の枠を作成し、 イ メージの組込を行う。 すな
5 わち、 第 3 7図の文書内容ファ イル 5 4 1 の文書デ —タ中に示すように、 【図 1】 〔枠 W 1 〕 や 【図 2】 〔枠 W 2 〕 を挿入および文書組込情報フアイ ル 5 4 2の組込情報部中に示すように、 枠 W 1 や枠 W 2に対応づけてイ メージファ イ ル名、 サイ ズなど
10 を設定する (イ メ ージファ イ ル 5 4 3 には、 ステツ プ S G 9でイメージファ イ ル名に対応づけてィ メー ジデータが既に格納されている) 。
以上によって、 スキャナ 5 4 8によって読み取つ たィ メージデータの枠サイ ズ分だけ、 文書データ中
15 のィ メ一ジ組込開始位置から組み込むように文書組 込情報フアイル 5 4 2に組込開始位置 (頁位置、 行 位置) 、 枠サイズを設定、 およびイ メージデータを イ メ ージファ イ ル 5 4 3 に格納し、 文書にイ メ ージ データを組み込むことが可能となる。
20 第 4 0図は、 ィ メージの表示ノ切り出しの構成図 である。 第 4 0図 (ィ ) は要部構成図を示し、 第 4 0図 (口) はスク ロール後のイメージ画面バッファ を示す。
第 4 0図 (ィ ) において、 ィ メ ージ編集制御部 4
2δ 7 は、 イ メ ージ編集制御を行う ものであって、 こ こ
1 では、 図示外のスキ ャ ナによって用紙全体のィ メ 一 ジデータを読み取ってイ メ ージバッ ファ 4 7 — 1 に 格納したり、 マウス/キーボー ド 5 1 から切り出し 範囲指定された範囲内のイ メージデータをイ メ ージ
5 ノ ッ フ ァ 4 7 — 1 力、ら切り出してイ メ ージフ ァ イ ル
4 3 に格納したり などする ものである。
表示入力制御部 4 9 は、 ィ メ ージ画面バッ ファ 4 9 _ 8 に格納したイ メ ージデータのう ち、 画面バッ ファ 4 9 一 9 に格納した表示枠 (図中点線で示した
10 枠) 内のものを画面 5 0上に表示したり、 目盛りを 表示したりなどする ものである。
イ メ ージ表示制御部 4 9 一 2 は、 予め標準の表示 開始座標と表示サイ ズを持っており、 これをもとに イ メ ージバッ ファ 4 7 — 1 から転送されてきたィ メ
15 —ジデータをイ メ ージ画面バッ ファ 4 9 一 8 に書き 込んだり などする ものである。
入力制御部 4 9 一 3 は、 マウ スノキーボー ド 5 1 などからの領域範囲指定、 スク ロール指示などの入 力を取り込むものである。
20 スク ロール制御部 4 9 — 4 は、 マウ ス /キーボー ド 5 1 より入力した移動方向、 移動量に対応して、 表示開始座標、 表示サイ ズをイ メ ージ表示制御部 4 9 — 2 に通知し、 イ メ ージ画面バッ フ ァ 4 9 — 8上 にイ メ ージデータ の書き込みを行わせ、 スク ロール
25 させる ものである。
1 切出範囲表示部 4 9 一 5'は、 マウスノキーボード
5 1 から入力された開始座標、 終了座標 (開始位置 および終了位置の 2点をク リ ック したときの座標) の範囲指定に対応して、 画面バッ ファ 4 9 — 9上に
5 当該範囲指定の切り出し矩形を書き込むものである < 目盛表示部 4 9 — 6 は、 ィ メ ージデータの表示倍 率をもとに、 画面バッ ファ 4 9 — 9 にイ メ ージ表示 枠の外縁に目盛りを書き込むものである。 この際、 目盛りは、 イ メ ージデータの表示倍率を Xとしたと 10 き、 1 / Xだけ小さ く し、 画面 5 0でイ メージデ一 タの実際の寸法を表すようにしている。
C R T制御部 4 9 — 7 は、 ィ メージ画面バッファ 4 9 — 8から読み出したイメージデータと、 画面バ ッファ 4 9 — 9から読み出したデータとを合成し、 15 画面 5 0上に表示する。 この際、 画面バッファ 4 9
一 9のイメージ枠 (点線を用いて示す矩形の枠) 内 に対応するイ メ ージ画面バッ ファ 4 9 一 8 のィ メ 一 ジデータのみを画面 5 0上に表示する。
イ メ ージ画面バッファ 4 9 一 8 は、 イメージデー 20 タを格納する ノ ッファである。 画面バッファ 4 9 一
9 は、 イ メ ージ表示枠を格納したり、 このイ メ ージ 表示枠の外縁に目盛り、 図番号、 イ メージデータを 組み込む文書中の前行、 後行の文書データを格納す るノヾッファである。
25 次に、 第 4 1図のイ メージデータの切り出し組み
1 込みフ ローチャー トを用い、 第 4 0図の構成の動作 について詳細に説明する。 切り出し処理を開始する と、 先ずステ ップ S H 1 ではスキ ャ ナで図面を読み 取る。 例えば A 4 サイ ズを読み取る。 これは、 図示
5 外のスキ ャナ 5 4 8 を用いて A 4 サイ ズの用紙全体
( A 4 ) を読み取り、 イ メ ージバッ フ ァ 4 7 — 1 に 格納する。
ステ ッ プ S H 2 では、 イ メ ージ画面パ ソ フ ァ 4 9 — 8へ転送する。 これは、 イ メ ージ編集制御部 4 7
10 から表示依頼を受けたィ メ 一ジ表示制御部 4 9 一 2 が、 予め保持していた標準の表示開始座標と表示サ ィ ズをも とに、 イ メ ージバッ フ ァ 4 7 — 1 から転送 されてきたィ メ ージデータをィ メ 一ジ画面バッ ファ 4 9 — 8 に書き込む処理である。 ステップ S H 3 で
15 は、 許容最大サイ ズで表示及び目盛り表示、 前行 - 後行内容を表示する。 これは、 ステ ッ プ S H 2 でィ メ 一ジ画面バ ッ フ ァ 4 9 — 8 に書き込んだイ メ ージ データ と、 画面バッ フ ァ 4 9 — 9 に書き込んだ文書 データ中に組み込むこ とが許容される最大のィ メ ー
20 ジ枠サイ ズ、 目盛、 イ メ ージデータを文書データ中 に組み込む位置の前行 · 後行の文書データ とを C R T制御部 4 9一 7 が合成し、 画面 5 0上に図示のよ う に表示する処理である。
ステ ップ S H 4 では、 スク ロール指示有りか否か
25 を判別する。 これは、 オペレータがマウスノキーホ
— ド 5 1 からス ク ロール指示 (移動方向、 移動量を 指定したスク ロール指示) が有りか否かを入力制御 部 4 9 _ 3 が検出する処理である。 Y E Sの場合に は、 ステ ップ S H 5 において表示位置を変える。 す なわち移動方向、 移動量の通知を受けたスク ロール 制御部 4 9 一 4 が表示開始座標を更新してィ メージ 表示制御部 4 9 一 2 に通知し、 イ メ ージ表示制御部 4 9 — 2 がイ メ ージバッ ファ 4 7 — 1 から転送され てきたイ メ ージデータをイ メ ージ画面バッ フ ァ 4 9
10 一 8 の表示開始座標から書き込み、 じ 1^丁制御部 4ー
9 — 7 が画面バッファ 4 9 一 9 の表示枠内のィ メ 一 ジデータをスク ロール後のィ メージデータ として画 面 5 0上に表示する。
以上によって、 オペ レータがスク ロール指示する
15 こ とに対応し 用紙の全体から読み取 ィ メ ー ジデータのう ち、 文書データ中に組込が許容される 最大サイ ズで切り出したイ メ ージデータを画面 5 0 上に表示し、 所望のイ メ ージが切り出されたか否か を確認するこ とが可能となる。 これにより、 文書デ
20 一タに組込可能な最大サイ ズのイ メ ージデータを自 動的に切り出すことが可能となる と共に、 用紙の端 の汚れた部分などの不要ィ メ 一ジデータを容易に削 除する こ とができる。 また、 用紙から読み取ったィ メ ージデータに対応する目盛を併せて画面 5 0上に
25 表示する こ とにより、 画面 5 0上でィ メ 一ジの実際
1 の大きさを容易に判定することが可能となる。
一方、 N Oの場合には、 スク ロール指示が無かつ たので、 ステップ S H 6 を実行する。
ステップ S H 6では、 切り出し範囲の指示がある 5 か否か検出する。 すなわちオペレータがマウス/キ 一ボー ド 5 1 から切り出し範囲の指示 (切り出し範 囲を指示する開始座標、 終了座標の 2点をマウスで ク リ ッ ク) が有りか否かを入力制御部 4 9 一 3が検 出する。 Y E Sの場合には、 指示サイ ズで切り出し
10 て格納する。 これは開始座標、 終了座標の通知を受 けた切出範囲制御部 4 9 一 5がこの切り出し範囲の 矩形 (点線の小さい矩形) を画面バッファ 4 9 一 9 に書き込み、 C R T制御部 4 9 — 7が画面バッ フ ァ 4 9 一 9 の表示枠 (点線の小さい矩形) 内のィ メ ー
15 ジデータ、 目盛などを画面 5 0上に表示すると共に、 切り出し範囲 (開始座標、 終了座標) の通知を受け たィ メ 一ジ編集制御部 4 7がイ メ ージバッ ファ 4 7 一 1 から当該通知を受けた切り出し範囲内のィ メ ー ジデータを切り出し、 通知を受けたイ メ ージフア イ
20 ル名に対応づけてィ メ ージファ イ ル 5 4 3 に格納す る処理である。 一方、 N Oの場合には、 ステ ップ S H 8ては許容最大サイ ズで切り出して格納する。
ステ ップ S H 8 の後はステ ップ S H 9 で 組み込み処理を行う。 これは、 第 3 9図ステップ S
25 G 1 0 のよう に、 文書ファ イ ル制御部 5 4 1 — 1 と
1 文字組込情報制御 5 4 4 — 2に依頼し、 実際の文書 の該当する位置に、 イメージサイ ズ分の枠を作成し イ メージの組み込みを行う処理である。
以上によって、 切り出し範囲指示したときは、 こ 5 の切り出し範囲内のイ メージデータを文書データに 組み込むことが可能となる。 これにより、 用紙から 読み取ったイメージデータより必要なィ メージのみ- 例えば 1枚の用紙に複数のィ メ ージを描いたときに これらを 1つ 1つに分割して文書データ中に順次組
10 み込むことが可能となる。 尚、 切り出し範囲指定し た状態で、 ステップ S H 3 , S H 4 , S H 5により スク ロールして表示位置を変え、 任意の位置のィメ —ジデータを切り出すようにしていもよい。
第 4 2図は、 イ メージ組み込みの説明図を示す。
15 第 4 2図において、
( 1) 〔組み込み前の明細書の内容と構成〕 はィ メー ジデータを文書内容フアイル 4 1 に組み込む前の明 細書の内容とその構成である。 ここで、 〔文書表示 画面〕 は文書内容フ ア イ ル 4 1 の文書データを画面
20 5 0上に表示したものである。 【式 1 】 <1、 【式
2】 くが識別子 +改行マーク、 ® 3がイ メージ挿入 マーク十改行マークである。
〔組み込み情報フア イル〕 4 2にはまだイ メージ データが文書データ中に組み込まれていないのて、
25 イ メージデータの枠サイ ズ、 イメージフ ァ イ ル名は
1 設定されていない。
〔文書内容ファ イ ル〕 4 1 には図示のよう に文書 データが格納されている。
〔図面〕 は用紙に描かれたイ メ ージであって、 1 δ 枚目に式 E l 、 式 Ε 2 の 2 つのイ メ ージが書き込ま れ、 2枚目に 1 つのイ メ ージが書き込まれている。 ( 2) 〔動作と画面の遷移; はイ メ ージ入力起動に対 して、 ①ないし④の順番でのィ メ ージの組み込みを 表わしている。
10 ①は画面 5 0上の @ " 【式 1 】 く " の次行以降の
®に(1 ) 図面 1 枚目からスキ ャナ 5 4 8 で読み取つ たイ メ ージデータのう ちの文書に組み込み得る許容 最大サイ ズ (点線の矩形内のイ メ ージデータ) の表 示をする。
15 ②は ®の点線の矩形中から ©切り出し範囲指定
(左上、 右下の 2 つをマウスでク リ ッ ク ) し、 【式 1 】 のイ メ ージデータ と して組み込みを表わしてい る (第 4 1 図ステ ッ プ S H 6 で Y E S となり 、 ステ ッブ S H 7 , S H 9 を実行) 。
20 ③は ®の点線の矩形中から 【式 2 】 のイ メ ージデ ータ と して ®の切り出し範囲指定 (左上、 右下の 2 つのマウ スでク リ ッ ク ) し、 【式 2 】 のイ メ ージテ ータ と しての組み込みを表わしている (第 4 1 図ス テ ツ プ S H 6 で Y E S とな り ステ ッ プ S H 7 , S H
25 9 を実行) 。
1 ④は画面 5 0上の "以下に示す。 " の次行以降の
<®に(1 ) 図面 2枚目からスキ ャナ 5 4 8 で読み取つ たイ メージデータのう ちの文書に組み込み得る許容 最大サイ ズを表するとともに、 イ メージデータの文
5 書への組み込みを表わしている (この際、 イ メージ 挿入マーク ®を削除する) 。
以上の動作によつて(3) 〔組み込み後の文書の内 容と構成〕 に示すように、 イメージデータが文書に 組み込まれる。 すなわち、
10 (3) 〔組み込み後の文書の内容と構成〕 は、 ィ メ ー ジデータを文書内容フ ァ イ ル 4 1 に組み込んだ後の 明細書の内容と構成を表わしている。 ただし、 ィ メ ージデータを文書内容フ ァ イ ル 4 1 に 〔枠 0 1 〕 な どの形で関連づけて組み込んだものであり、 実際の
15 イ メージデータを文書中に直接に組み込んだもので はない。 〔文書表示画面〕 は文書内容フ ァ イ ル 4 I の文書データを画面 5 0上に表示したものである。 ( 1) の 〔文書表示画面〕 の 【式 1 】 、 【式 2 】 < の次行以降、 および ® <!の位置からィ メ一ジデータ
20 が組み込まれて表示されている。
〔組込情報フ ァ イ ル〕 にはイ メ ージデータが文書 データ中に組み込まれたので、 ィ メージデータの枠 サイ ズ、 イメージフ ァ イ ル名が設定されている。
〔文書内容フ ァ イ ル〕 にはイ メ ージデータが 〔枠
25 0 1 〕 , 〔枠 0 2 〕 、 〔枠 0 3 〕 として組み込まれ
ている。
2
5 また 〔イ メ ージフ ア イ ノレ A〕 、 〔 イ メ ージフ ア イ ル B 〕 、 〔 イ メ ージフ ァ イ ル C 〕 はイ メ ージフ ア イ ルに格納されている。
次に第 4 3図を用いてイ メ ージ表示ノ切り出し処 理を説明する。 先ず、 ステ ッ プ S J 1 でマウ スによ る開始指示がなされるこ とにより、 ステ ップ S J 2 ではスキ ャナ 4 8からイ メ ージを読み込み、 ィ メ 一 ジバッ ファ に展開する。 続いてステ ップ S J 3 で表
10 示倍率と表示開始座標を初期化する。 こ の表示倍率 と表示開始座標を初期化するこ とによ り ステ ッ プ S J 2 によつて読み込んだィ メージを初期状態で表示 する こ とができる状態となる。 続いてステ ップ S J 4 ではィ メ ージ表示制御部 4 9 一 2 が指定の倍率と
15 表示座標でイ メ ージノ、' ソ フ ァ力、らイ メ ージ酉面ノ ノ フ ァ に イ メ ージを転送する。 そ してステ ッ プ S J δ で組込制御部 4 6が組み込み位置 ド ッ ト前後行のデ ータを取り出し、 文書表示制御部 4 9 一 1 に通知す る。 ステ ッ プ S J 6 では文書表示制御部 4 9 一 1 が
20 イ メ ージの表示枠、 文書名、 前後行を画面バ ッ フ ァ に書き込む。 さ らにステ ッ プ S J 7 で目盛表示部 4 9 — 6 が目盛を画面バ ッ フ ァ 4 9 _ 9 に書き込む。 こ の目盛表示部 4 9 一 6 は表示入力制御部 4 9 内に 設けられた目盛表示部 4 9 — 6 によってなされる。 続いてステ ッ プ S J 8 で C R T制御部 4 9 — 7 が画
1 面ノ ン ファ 4 9 — 9 とイ メ ージ画面バッ ファ 4 9 一
8 とから画面 5 0 にィ メ一ジ情報を出力する。
以上の処理により初期的な処理がなされる。 この 状態すなわちステップ S J 9 でオペレータの指示を
5 待つ。 そして入力があつた場合、 ステップ S J 9で その入力がスク ロール指示であるか否か判別する。 スク ロール指示とは表示しているィ メージの位置が あっていない場合、 例えばィメージ編集制御部 4 7 内のイ メ ージバッ ファ 4 7 一 1 内で記憶されるィ メ
10 —ジより画面 5 0で表示する領域は狭いので、 この スク ロールによって目的の図形等が表示されるよう にマウスをオペレータは移動する。 このマウスの移 動を判別し、 図面のスク ロール指示があるかを検出 するのである。 ステ ップ S J 1 0でスク ロール指示
15 有り と判別した時には、 ステップ S J 1 1 でマウス の指示し.た方向すなわち、 上方向や下方向さらには 右や左方向に対応して表示開始座標を計箕し変更す る。 そして再度ステップ S J 4より実行する。 ステ ップ S J 3において表示開始座標を初期化している
20 が、 このステップ S J 1 1 で開始指示座標が変更さ れ、 前述したステップ S J 4〜 S J 8によって目的 の画面が表示される。 この時にはオペレータはスク ロール指示をしないのでステップ S J 1 0ではスク ロールなしとなり、 続いてステップ S J 1 2で切り
25 出しがあるかを判別する。 操り出し指示がある場合
にはステップ S J 1 3 でイ メ ージ画面バッ ファ 4 9 一 8 に切り出し点を書き込みを行い再度ステ ッ プ S J 5 より実行する。
前述したス ク ロールと こ の切り出しステ ッ プ S J 1 0 , S J 1 2 の順次操り返しにより 目的の部分の み切り出すサイ ズが決定される。 このときにはステ ップ S J 1 2 で切り出しなしとなり、 続いてステ ツ プ S J 1 3 で切り 出し指定が有りか無しかを再度判 別し、 指定有り の時にはステ ップ S J 1 3 によって
10 書き込んだ線の領域内をステ ッ プ S J 1 4 では指定 サイ ズで切り出してイ メ ージデータ と して格納する そ して、 ステ ッ プ S J 1 6 では切り出し指定がない 時には最大サイ ズで切り出してイ メ ージデータを格 納する。 ステ ップ S J 1 5 、 S J 1 6 の後にはステ
15 ッ プ S J 1 7 で組込制御部 5 4 6 がイ メ ージサイ ズ とを受取組込処理を行う。
以上のよう な処理により イ メ ージデータを読み出 し表示するとと もにその表示^域が目的の領域と異 なる ときには順次スク ロールさせて指示する こ とが
20 できる。 また、 目的の領域のみを切り出すこ とが可 能となる。
第 4 4図は、 図面自動作成フローを示す。 これは- イ メ ージを文書中に組み込む際に、 【図 n】 と改行 マークを文書中に挿入する処理である。
25 処理を実行開始すると、 先ず図面の文書を自動作
成する ( S K I ) 。 続いて変数 n = 1 と初期設定し
2
5 ( S K 2 ) 、 文末へ 【図 n】 卞改行マークを挿入す る ( n = 1 , 2 , 3 , · · · ) ( S K 3 ) 。 例えば この処理により第 4 2図(2) の 〔文書表示画面〕 ① の Aに示すように、 文書中に " 【式 1 】 十く " を揷 入する。
続いて、 次行へイ メ ージデータの組み込みを行う ( S K 4 ) 。 これは、 例えば第 4 2図(3) の 〔文書 表示画面〕 の " 【式 1 】 十 <! " の次行以降にィ メー
10 ジデータの組み込みである。
ステップ S K 4の後は、 イ メージデータの格納を 行う ( S K 5 ) 。 これはイ メージデータをイ メージ ファ イ ル名に対応づけてイメージファ イ ル 5 4 3に 格納する処理である。 この格納の後に、 変数 n = n
15 十 1 する ( S K 6 ) 。 そして、 終りか否かを判別し
( S K 7 ) 、 Y E Sの場合には、 終了する ( E N D ) N Oの場合には、 処理 S K 3以降を繰り返し行う。 以上によって、 文書中に組み込むイ メージデータ の前行に図面番号 " 【図 n】 +く" ( n = 1 , 2 ,
20 3 , · ♦ · ) を自動揷入することが可能となる。 尚、 イ メージ揷入マーク ®+ <]のときは、 イ メージ挿入 マーク ®を削除し、 <1のみを挿入する。
第 4 5図は、 ィ メージデータ更新説明図を示す。 (1) 文書組込情報制御部 5 4 4 — 2は、 文書組込情 報ファ イ ル 5 4 2から文書に組み込まれているィ メ
1 ージデータの情報を読み出し、 対応テーブル 5 4 6 一 2 に展開する (前行、 後行は、 空欄である) 。
(2) 文書フ ア イ ル制御部 5 4 4 — 1 は、 文書内容 フ ァ イ ル 5 4 1 から文書内容を読み出し、 組込指示
5 (識別子、 イ メ ージ挿入マーク ) と、 その位置情報 前行、 後行の文書内容を読み出し、 対応テーブル 5 4 6 - 2 に示すよう に設定する。
(3) 組込制御部 5 4 6 は、 文書フ ァ イ ル制御部 5 4 4 - 1 に通知して、 空欄となっている前行、 後行
10 の情報を読み出し、 埋める。
(4) 組込制御部 5 4 6 は、 対応テーブル 5 4 6 — 2 を開始位置 (開始頁、 行) をもとにソー トする。 こ こで、 イ メ ージフ ァ イ ル名がないものは、 未組込 である。
15 (5 ) 対応テーブルを編集し、 第 4 5図イ メ ージ一 覧 F 1 を表示する。 イ メ ージ一覧 F 2 は、 イ メ ージ 一覧 F 1 を模式的に表したものである。
(6) こ のィ メ 一ジ一覧 F 1 から例えば Aを選択す るこ とにより、 更新の対象となるイ メ ージデータを
20 容易に選択し、 更新するこ とが可能となる。
第 4 6図はイ メ ージ更新のフ ローチャー トである。 イ メ ージ更新の処理を実行開始する と、 先ずステ ツ プ S L 1 で組込制御部 5 4 6 が文書内容フ ア イ ル 5 4 1 と文書組込情報フ ア イ ル 5 4 2 とを読み込み、
25 イ メ ージ組込位置とィ メ 一ジの対応テーブルを作成
1 する。 そして、 ステップ S L 2で作成した対応テー ブルの情報をもとに、 文書に組み込まれている順番 と頁、 行、 組み込み有りなしと前行を画面に表示す る。 尚、 このステ ップ S L 2 は組込制御部 5 4 6 に
5 よってなされる。 続いてステップ S L 3でユーザの 選択を待つ。 ユーザが指示を加えると、 ステップ S L では更新であるか終了であるか削除であるかを 判別し、 更新であるならば、 ステップ S L 5でィ メ 一ジと組込前行、 組込後行を表示する。 そして、 ス
10 テツプ S L 6で操作待ちとなり、 ステップ S L 7で オペレータの前述したマウス等の処理による切り出 しを行い、 ステップ S L 8で指定されたサイ ズでィ メージデータを切り出して格納する。 さらにはステ ップ S L 9で更新された情報をもとに対応テーブル 15 を更新する。 この対応テーブルを更新して再度ステ ップ S L 2より実行する。 これにより新し く切り出 した情報とその頁や行、 組込が表示される。 さ らに ステップ S L 1 0で操作指示が削除であつたならば、 対応テーブルから該当の枠とイメージを削除する。 20 ステップ S L 1 0においても同時に再度ステップ
S L 2 により実行する。
一方、 操作指示が終了であったならば、 ステップ S L 1 1で更新された対応テーブルをもとに文書内 フアイルと組込情報フア イルを更新する。
25 以上のような処理により更新や削除がなされる。
1 次に、 ページ調整について簡単に説明する。
( 1 ) 第 3 8図に示すよう に対応テーブル 5 4 6 — 2 を作成する。
(2) 順番にイ メ ージ枠について、 ページまたがり 5 が発生しているか否かチヱ ッ ク (対応テーブル 5 4
6 一 2 の開始行+行サイ ズが文書データの頁当たり の最大行数より も大きいときにページまたがり発生 とチェ ッ ク ) する。
(3) ページまたがりが発生しているとチヱ ッ ク し 10 た場合、 イ メ ージ枠の直前に改行マ一クを揷入し、 次ページにイ メ ージ枠を移動させる。 そして、 この 移動量をもとに対応テーブル 5 4 6 — 2 を更新し、 同様に(2) , (3) を繰り返し、 全てのイ メ ージ枠に ついて行う。
15 以上によって、 文書中に組み込んだイ メ ージデ一 タについて、 ページまたがりを解消できる。 次に第 4 7図から第 5 1 図を用いて本発明の更に 他の実施例と してオ ンライ ン送受信を行う装置の構 成及び動作を順次詳細に説明する。 第 4 7図におい
20 て、 送信ファ ィ ル作成部 6 1 はオ ンライ ン送信時に 送信フ ア イ ル 6 7 、 受信フア イ ル 6 8、 受領書受信 用フ ァ イ ル 6 9 を作成 (或いは領域を確保) する も のであり、 オ ンライ ン送信画面から送信フ ァ ィ ル作 成を選択したこ とに対応して起動される ものである。
25 送信処理部 6 2 は、 送受信制御、 送信状態表示、
1 自動受領書要求、 自動続行要求などを行う ものであ つて、 オ ンラ イ ン送信画面から送信先への送信であ る例えば特許庁送信を選択したことなどに対応して 起動される。 送受信制御においては、 送信先と取り 5 決めた送信手続により制御が行われるものである。
プルーフチヱ ッ ク処理部 6 3 は、 文書データ の送 信終了後に、 保管しておいて送信フ ァ イ ル 6 7およ び受信フ ァ イ ル 6 8 の内容を全部比較してプルーフ チヱ ックを行う。
10 送信結果処理部 6 4 は、 送信結果の画面編集及び 管理情報フ ア イ ルへの書き込みを行う。
管理情報フ ァ ィ ル 6 5 は、 文書データ (手続) を ユニークな管理番号に対応づけて送信状態 (未送信、 送信中、 送信済) 、 送信結果 (受理ノ不受理) など 15 を管理する。
記憶装置 6 6 は、 不揮発性の記憶装置、 例えばハ ー ドデ ィ スク装置であって、 送信フ ア イ ル 6 7、 受 信フ ァ イ ル 6 8、 受領書受信用フ ァ イ ル 6 9などを 設けるものである。
20 画面 7 0 は、 オ ンラ イ ン送信、 送信対象手続一覧、 送信状態表示、 送信結果表示などを表示する画面で ある。
次に、 第 4 8図に示すフローチヤ一 卜の順序に従 い、 送信フ ア イ ル /受信フ ァ ィ ル Z受領書受信用フ 25 ア イ ルの作成について詳細に説明する。
各フ ァ イ ルの作成処理を実行開始すると、 先ずス チ ップ S M 1 でボリ ユ ームの空き容量を取得する。 これにより、 記憶装置 6 6 であるハー ドディ スク装 置の空き容量 Xを取得する。
続いてステップ S Μ 2 では、 作業用ボリ ュームに 送信フ ァ イ ル/受信フ ァ イ ルを作成する。 そしてス テツプ S Μ 3でディ スク使用予定容量の計算を行う < これらのステップ S M 2 , S M 3 では、 送信フア イ ル容量を a と したとき、 受信フ ァ ィ ル容量を例えば
10 プルーフ指定有りの場合 : a + 1024
プルーフ指定無しの場合 : 1024
と見積る。 また、 受領書受信用フア イ ルの容量を b とする と、 全体の容量 yを、
プルーフ指定有りの場合 : 2 a 十 b + 1024
15 プルーフ指定無しの場合 : a + b + 1024
と計算する。
ステップ S M 3 の後、 ステ ップ S M 4で X (ディ ス ク の空き容量) y (全体の容量) か否かを判別 する。 ディ スクの空き容量 Xが、 送信フ ァ イ ル、 受
20 信フア イ ル、 受領書受信用フア イルなどに必要な全 体の容量 yより も大き く 、 フ ァ イ ルの獲得が可能て ある時 ( Y ) にはステ ップ S M 5 で作業用ボリ ユ ー ムからの運用時のボリ ユ ームに送信ファ ィ ル Z受信 フ ア イ ルを複写し、 ステ ップ S M 6 で作業用ボリ ュ
2δ ームから送信フ ァ イ ル/受信フ ァ イ ルを削除し、 ス
テツプ S M 7で送信ファ イ ル作成 0 Kをユーザに通 知 (画面 7 0上に送信作業準備 0 Κの旨のメ ッセー ジを表示して通知) する。 一方、 空き容量が全体の 容量 yより も小さい場合 (ステップ S M 4において N ) にはファ イ ルの獲得が不可であるので、 ステツ プ S M 8で作業用ボリ ユ ームから送信ファ ィルノ受 信ファ イ ルを削除し、 ステ ップ S M 9 で送信フア イ ル作成 N Gをユーザに通知する。
以上の処理によって、 画面 7 0上から送信フア イ
10 ル作成を選択して指示したことなどに対応して、 送 信ファィル作成部 6 1が、 送信時に送信フアイル 6 7、 受信フア イ ル 6 8、 受領書受信用フ ァ イ ル 6 9 をまとめて事前に作成するので、 送信開始後に受信 フ ァ イ ル 6 8、 受領書受信用フ ァ イ ル 6 9 の領域不
15 足による受信不可状態の発生を無くすことができる。
次に、 第 4 9図のフローチャー トの順序に従い、 オンライ ン処理について詳細に説明する。
先ずステップ S N 1 では送信ファ ィ ル、 受信ファ ィ ル、 受領書受信用フ ァ イ ルを作成する。 これによ
20 り、 第 4 8図のフローチャー トを用いて説明したよ うに、 送信時にこれら 3つのフ ァ イ ルを作成し、 容 量不足による受信不可を防止している。
続いて、 ステップ S N 2では続行状態の有無確認、 すなわち前西の送信が完結していたか否かを判別す
25 る。 これは、 前回の送信時に、 管理情報フ ァ イ ル 6
1 5の送信状態 「送信中」 に設定したままで、 何から の原因 (例えば回線エラー) によって送信完了して いないものがあるか否かの確認である。 続いて、 ス チップ S N 3で続行状態発生か否かを判別する。 Y
5 E Sの場合 (管理情報フア イル 6 5 の送信状態 「送 信中」 のものがあった場合) には、 ステップ S N 4 の自動続行処理 (第 5 1図処理) によって、 送信状 態 「送信中」 の管理番号の文書データを再送信した 後、 送信状態 「未送信」 の管理番号の文書データの
10 送信を続行する。 また、 N Oの場合には送信状態 「 送信中」 のものがなかったので、 ステップ S N 5を 行う。 ステップ S N 5 は、 回線接続 (ログオン) す る。
続いて、 ステップ S N 6でログオン正常か否かを 15 判別する。 Y E Sの場合には、 ステ ップ S N 7で登 録要求を発行し、 ステ ップ S N 8で登録要求が正常 か否かを判別し、 Y E Sのときにステップ S N 9を 行い、 N 0のときにステップ S N 1 0を行う。 一方、 N 0の場合には、 ステップ S N 2 1 で異常通知する。 20 ステップ S N 9では、 受信電文解折し、 受理 不 受理の判定及び各種の運用メ ッセージを判断する。 そして、 ステ ップ S N 1 1 で電文に受理ノ不受理が 存在するか否かを判断し、 Y E Sのときにステ ップ S N 1 2を実行し、 N Oのときにステップ S N 1 3 25 を実行する。
1 ステップ S N 1 2では、 送信結果の表示、 即ち受 理ノ不受理及び受付番号等の編集を行い画面に表示 する。
ステップ S N 1 4では、 全件処理済か否かを判別 5 する。 Y E Sの場合には、 送信指示された文書デー タ (手続) を全件送信したので、 ステップ S N 1 5 乃至ステ ップ S N 1 9で、 受領書要求、 プル一フチ ユ ックなどを行う。 一方、 N 0の場合には、 送信指 示された文書データ (手続) が残っているので、 ス 10 テツプ S N 7以降を繰り返し行う。
ステップ S N 1 5では、 自動受領書要求を回線を 介して相手先 (特許庁など) に通知し、 受領書デー タを受信して受領書受信用フア イル 6 9 に格納する。 ステップ S N 1 6では、 ログオフ (西線切断) す 15 る。
ステップ S N 1 7 では、 プルーフチェ ック、 即ち 送信フア イル 6 7 と受信フア イル 6 8 の全内容を比 較し、 一致するか否かをチヱ ックする。
ステ ップ S N 1 8では、 送受信ファ ィ ル削除する。 20 ステップ S N 1 9では、 送信結果 (受理/不受理 など) の表示を行う。
以上の処理によって、 送信指示された件数の文書 データを相手先に送信すると共に、 相手先から送ら れてきた受理/不受理をリ アルタイ ム表示し、 全件 25 送信を完了したとき、 後述する 300件を送信したと
1 き、 あるいは後述する予閉塞のとき、 自動的に受領 書要求を発行して受領書を受け取り、 更にプルーフ チヱ ックを自動的に行う ことが可能となる。 また、 ステ ップ S N 8で、 N Oで登録要求が正常
5 でないと判別された場合、 ステップ S N 1 0で送信 途中の面線エラー等の発生か否かを判別し、 Y E S のときにステ ップ S N 2 0 で続行状態を通知するフ ラグである送信ステータルを 0 Nにし、 ステ ップ S N 2 1 で異常通知を行い、 N 0のときにステップ S 10 N 2 1 で異常通知を行う。 そして、 ステップ S N 1
6以降を行う。 これにより、 回線エラー等の発生時 に続行状態を通知するフラグを 0 Nにして回線切断 する。
また、 ステップ S N 1 1 で、 N Oで受理/不受理 15 がなかつた場合、 ステップ S N 1 3 で 300件超過メ ッセージか否かを判別し、 Y E Sのときにステップ S N 2 2で画線接続したままで自動受領書要求を発 行して相手先から送られてきた受領書を受け取り、 ステップ S N 1 7以降を橾り返し行い、 N Oのとき 20 にステ ップ S N 2 3で予閉塞か否かを判別し、 Y E
Sのときはステップ S N 2 4で回線接続したままで 自動受領書要求を発行して受領書を受け取り、 ステ ップ S N 1 6以降を行い、 N 0のときはステップ S N 2 1 で異常通知を行い、 ステップ S N 1 6以降を 25 行う。 これにより、 送信件数が 300件を越えたとき、
1 あるいは予閉塞 (回線接続の受付を中止する時刻の 所定時間前 (例えば 15分前) に通知されるメ ッセー ジ) のときに回線接続したままで受領書要求を自動 —発行して受領書を受け取ったりすることができる。 5 これらの状態で一旦回線切断すると、 もはや再度画 線接続して受領書要求が受け付けられなく なる。 次に、 第 5 0図を用いて送信手順の反転表示/ィ ンジケータ表示などについて詳細に説明する。
第 5 0図において、 ステップ S H 1 1 では、 回線 10 接続 (ログオン) する。
ステップ S H 1 2では、 ログォン正常か否かを判 別する。 Y E Sの場合には、 ステップ S H 1 3以降 の処理を行う。 N Oの場合には、 画線接続不可であ つたので、 終了する ( E N D ) 。
15 ステップ S H 1 3 は、 送信対象手続の反転表示す る。 これは、 例えば右側の @中で斜線の施した " 0 0 0 3、 特許願、 マグネ トロンなど" を反転表示す る。 これにより、 現在、 いずれの手続 (文書データ) を送信中かが判明する。
20 ステップ S H 1 4では、 イ ンジケータ、 送信中鼴
□□□□を表示する。
ステップ S H 1 5 では、 登録要求前処理すなわち 通信のステータスの変更し、 送信中にする。
ステップ S H 1 6 では、 イ ンジケータ、 送信中國 25 - を表示する。
1 ステ ッ プ S H 1 7では、 登録要求 (送信中、 W S
→H 0 S T ) する。 これは、 登録要求を W S (ヮー ク ステーシ ョ ン、 電子出願端末装置) から H 0 S T (ホス ト、 特許庁のホス ト計算機システム ) に通知 5 する。
ステ ッ プ S H 1 8では、 イ ンジケータ、 送信中驪 園■□□を表示する (右側の @のイ ンジケータと同 一) 。
ステ ッ プ S H 1 9では、 登録要求 (送信中、 W S 10 —H O S T ) する。 これは登録要求を H O S T (ホ ス ト、 特許庁のホス ト計算機システム) から W S (ワーク ステーシ ョ ン、 電子出願端末装置) に通知 する。
ステ ッ プ S H 2 0では、 イ ンジケータ、 送信中鼴 15 を表示する。
ステ ッ プ S H 2 1 では、 登録要求後処理を行う。 ステ ッ プ S H 2 2では、 受理ノ不受理、 受付番号 の編集を行う。
ステ ッ プ S H 2 3では、 受理ノ不受理、 受付番号 20 の表示を行う。
ステ ッ プ S H 2 4では、 イ ンジケータ、 送信中騙 隱國國園を表示する (右側の ®のイ ンジケータ と同 一) 。
ステ ッ プ S H 2 5では、 ページがえか否かを判別 25 する。 Y E Sの場合には、 ステップ S H 2 6でべ一
1 ジがえ処理、 すなわち右側の ®のように、 画面上に
4 0の手続を表示でき、 1 ページの末尾の手続の例 えば 1つ手前の 3 9の手続の送信を開始したときに、 ©のように、 当該 3 9の手続を 2ページの先頭に表
5 示し、 現在送信中の手続と次に送信する手続がいず れのタイ ミ ングでも容易に判明し、 送信操作し易い ようにする。 一方、 N Oの場合には、 ステップ S H 2 7より行う。
ステップ S H 2 7では、 全伴処理済か否かを判別
10 する。 Y E Sの場合には、 全ての手続の送信処理を 終了したので、 終わる ( E N D ) 。 N Oの場合には、 全ての手続の送信処理を終了していないので、 ステ ップ S H 1 3以降を操り返し行う。
第 5 0図中右側の画面は、 画面遷移例を示す。
15 @は "0003、 特許願、 マグネ トロン" を反転表示し て送信中である旨を表示し、 さらにイ ンジケータで 送信中 (ステップ S H 1 8に相当し、 ス テツプ S H 1 9の登録要求 (送信中 W S— H 0 S T ) の状態) を表す。
20 ®は "0003、 特許願、 マグネ トロン" を反転表示 して送信中である旨を表示し、 イ ンジケータで送信 中■■■■■ (ステップ S H 2 4に相当し、 受理、 受付番号 00000003を表示した状態) を表す。
©は@から次の "0004、 特許願、 多関節ロボッ ト "
25 を反転表示して送信中である旨を表示、 およびィ ン
1 ジケータで送信中 (ステ ップ S H 1 4 に 相当し、 ステップ S H 1 5 の登録要求前処理の状態) を表す。
@は 1 ページの末尾から 1つ手前の " 0039、 特許 5 願、 多関節ロボッ ト " を反転表示して送信中である 旨を表示、 およびィ ンジケータで送信中國■■■匪 を表す。
®は 2ページの先頭に " 0039、 特許願、 多関節口 ボッ ト " を表示し、 " 0040、 特許願、 多関節ロボッ 10 ト " を反転表示して送信中である旨を表示し、 およ びイ ンジケータで送信中 を表す。 これは、 ®のように末尾から 2つの手前の手続の送信完了と なったときに、 次ページの先頭にスク ロールし、 次 のページの手続を判り易く したものである。
15 次に、 第 5 1図のフローチャー トを用いて前述の 自動続行処理 S N 4について詳細に説明する。 第 5 1図において、 ステップ S Q 1 では、 続行状 態の有無確認、 すなわち右側に示す管理情報フアイ ル 6 5 の送信状態のフ ィ ール ドに 「送信中」 のデー
20 タがないか検索する。
ステップ S Q 2では、 続行有りか否かを判別する。 N 0の場合には、 ステップ S Q 3からステップ S Q 1 0の処理によって登録要求処理を行う。 一方、 Y E Sの場合には、 ステ ップ S Q 1 1 で続行要求処理、
25 すなわち管理情報ファ ィ ル 6 5 に残った情報をもと
1 に送信が中断され、 送信状態のフ ィ ール ドに 「送信 中」 が設定された管理番号の手続の処理を再開する < ステップ S Q 2において続行なしの時は、 ステツ プ S Q 3では回線接続 (ログオン) し、 ステップ S 5 Q 4でログオン正常か否かを判別する。 Y E S (口 グオン正常) の場合には、 ステ ップ S Q 5以降で送 信処理を行う。 N O (ログオン異常) の場合には、 回線接続できなかったので終了する ( E N D ) 。
ステップ S Q 5では、 登録要求前処理、 すなわち 10 管理情報ファ ィ ル 6 5に送信を開始したこ とを記録 する 「送信中」 をセ ッ 卜する。
ステップ S Q 6では、 登録要求を画線を介してホ ス トに発行する。
ステップ S Q 7では、 受信電文解折、 すなわち受 15 信電文解析を行い、 続行状態となる事象 (回線エラ 一等) が発生していないか確認する。
ステップ S Q 8では、 異常発生しているか否かを 判別する。 Y E Sの場合には、 画線エラ一等の異常 が発生しているので、 終了する ( E N D ) 。 N Oの 20 場合には、 ステ ップ S Q 9で登録要求後処理、 すな わち管理情報フアイル 6 5に送信を終了したこ とを 記録する 「送信済」 をセッ トする。
ステップ S Q 1 0では、 全件処理済か否かを判別 する。 Y E Sの場合には、 送信指示された全件の送 25 信を終了したので、 終わる ( E N D ) 。 N Oの場合
1 には、 ステップ S Q 5以降を繰り返し行う。
以上の処理によって、 管理情報フア イル 6 5を検 索して送信状態 「送信中」 を見つけたことに対応し て、 自動的に続行コマン ドを発行し、 送信状態 「送
5 信中」 の手続について再送信し、 利用者は送信中断 を意識することなく、 障害復旧を図ることができる < 第 5 2図はオフライ ン出願時のフローチャー ト、 第 5 3図はオフライ ン出願時の表示例である。 前述 した送信フア イ ル作成部 3 3 — 1 はオンライ ン出願
10 における送信ファ イルの作成である。 これに対し第
3の発明の実施例においてはオフライ ンでの出願を も行える構成となっている。
第 9図のオフライ ン出願部 3 4 — 1がそのオフラ ィ ン出願時の処理を実行する。 先ずオフライ ン処理
15 の実行開始 ( S T A R T ) すると、 ステップ S R 1
で第 5 3図(a) に示す如く手続一覧画面を表示する。 これは手統管理情報ファ ィ ル 2 6を読み込み、 それ を画面に表示している。 オペレータがオフライ ン出 願する件名を選択すると、 ステップ S R 2でフアイ
20 ル名指定画面を表示する。 第 5 1図(b) はそのファ
ィル名指定画面の表示例図である。 続いてステップ S R 3 で構造文書ファ ィルを参照して特許文書ファ ィルを作業域へ複写する。 また、 分割されている場 合は結合する。 更に詳し く は、 選択された手続管理
25 レコー ドから手続フア イル名、 コー ド文書フア イノレ
名を求め、 システムで一意の手続フ ァ イ ル名から手 続フ ァ イ ルを検索し、 構造文書ファ イ ルを読み込む, 構造文書ファ ィ ルの第 2段のノー ド情報から特許文 書フ ァ イ ル名を求め、 作業域へ複写する。 子文書に 分割されている場合は結合する。 そして、 ステップ S R 4で作業域へ複写した特許文書フ ァィルの合計 値を求める。 続いてこの求めた合計値をステップ S
R 5でフロ ッ ピィ内に書き込む領域として確保する - 続いてステップ S R 6で作業域へ複写した特許文書
10 フア イルの変換が全て終わつたか否かを判別する。
全て終わってないときにはステップ S R 7で作業域 にある特許文書を 256 バイ ト単位で読み込む。 い てステップ S R 8でこの読み込みが終了したかを判 別し、 終了した時 ( Y ) は、 再度ステップ S R 6を
15 実行する。 データが終わりでない時 ( N ) にはステ ップ S R 9で構造変換テーブルから内部形式を J I S形式に変換してフロ ッ ピィへ書き込む。 そして、 再度ステップ S R 7 より実行する。
一方、 ステップ S R 6において作業域に複写した
20 特許文書ファ ィルの変換が全て終わった時にはステ ップ S R 1 0において作業域に複写した特許文書フ ア イルを削除する。 そして、 全ての処理を終了する。 以上の動作によりオフライ ン出願時にはフロ ッ ビ ィに J 1 S水準 4 0の書式の願書等の文書一式が作
25 成され、 そのフロ ッ ピィを郵送または持参すること
によつて出願が完了する。
第 5 4図は電子出願端末におけるオンライ ン制御 の概念図である。 第 5 4図は特にオペレータへの表 示とオペレータからの入力について表わしている。 実施例端末が動作を開始すると、 電子出願メ ニュ —を表示し、 特許庁送信を選択すると I Dカー ドの 入力指示が表示される。 そして、 I Dカー ドを入力 し、 さらに暗証番号を入力することによってオンラ ィ ン送信を行う ことができる。 オンライ ン送信が開
10 始されると、 送信扰態が表示され、 オペレータが受 領書の要求をしたならば、 特許庁より受領書が送信 され、 送信結果を表示する。 そして、 送信状態表示 と受領書要求を表示している間に送受信処理の状態 を編集してジャーナルファ イ ルに出力する。 また、
15 受領書の自動処理要求を選択した時には、 受領書の 自動処理要求を表示し、 この時、 送受信処理の情報 を編集してジャーナルファ イ ルに出力する。
ジヤ ーナル処理は前述の特許庁送信選択等の送受 信処理の情報を編集してジヤ ーナルに出力するもの
20 であり、 通信コマン ド (登録、 受領等) の起動単位 で必要な情報をジャーナルファ イルへ編集する。 第 5 5図はジヤーナル編集、 出力のフローチヤ一トで ある。 ジャーナル編集処理が実行開始すると、 ステ ッブ S S 1 で通信コマン ドを起動し、 ステップ S S
25 2でジャーナルファ イ ルへの編集を行い、 ファ イ ル
1 が最大であるか否かをステップ S S 3で判別し、 フ ァ ィルが最大である時 ( Y E S ) にはステップ S S 4 で最も古いレコー ドを指定し、 ステップ S S 5 で ジャーナルファ イルへ出力する。 また、 ファ イル力
5 最大でない時 ( N O ) にはステップ S S 5 でジャー ナルファ イ ルへそのファ イルを出力する。 この処理 を通信コマン ドの回数繰り返すこ とにより登録 · 受 領等の起動単位に必要な情報がジャーナルフア イル へ出力される。 また、 前述したステップ S S 1〜S
10 S 5の編集で書き込まれた内容をプリ ン 卜するには、 第 5 6図の処理を行う。 先ずステップ S S 6で印刷 範囲指定し、 出力先の指定が画面表示であるか印刷 であるかを指示ステップ S S 7で指示し、 画面表示 選択であるときには、 ステップ S S 8で画面へジャ
15 一ナルを表示し、 印刷である場合には、 ステップ S
S 9でプリ ンタへ出力する。 画面表示選択の場合に は書類には残るものではないので、 順次範囲指定さ れた間の表示を行う。 すなわち第 5 7図(a ) の如く 印刷範囲指定をステップ S S 6で行い、 第 5 7図(b)
20 の如く出力先を指定することにより、 その目的に対 応したジャーナルが表示されたりプリ ンタに出力さ れる。 そのリ ス トは例えば第 5 8図の如く表示され る。 リ ス トにおいて、 番号は連番であり種別、 続い て日付、 時刻、 整理番号、 そして受付番号、 手続名、
25 結果が表示される。
前述した本発明の実施例において、 イ メージデ一 タの組み込みやオンライ ン制御は電子出願端末装置 に限るものではな く、 例えばワー ドプロセ ッサやパ ソコ ン等にも同様に応用可能である。 産業上の利用可能性
端末装置外部で作成した各種形式の文書データを 端末装置内部に文書変換して取り込み、 手続に組み 込んで、 保管、 管理、 編集、 文書チェ ック、 送信処
10 理することができ、 電子出願端末装置の性能向上に 寄与することが大きい。
特に、 (1) ワー ドプロセ ッサなどで作成した特許 文書などを格納したフロ ッ ピィディ スクをセッ トす るのみで、 形式を自動判別して読み取り、 内部形式
15 のデータに変換する構成を採用しているため、 特許 文書などのデータ形式を指定する手間が不要となり , フロ ッ ピィディ スクをセ ッ ト後、 内部形式への変換- 手続ファ イルの作成、 登録などの処理の自動化を計 ることができる。
20 (2) 特許文書などを構造文書ファ イ ルおよび実際の データを格納するファ イ ル (願書ファ イル、 明細書 ファ イ ル、 図面ファ イ ル、 要約書ファ イ ルなど) 力、 らなる手続ファ イ ルによって階層構造化し、 1手続 単位に必要な書類をまとめて管理する構成を採用し
25 ているため、 特許文書などの複雑、 雑多な書類を簡
1 単に管理できると共に、 明細書などの分割、 統合な どの編集処理を容易、 迅速に行う ことができる。
(3) フロ ッピィディ スクをセッ ト したことに対応し —て、 形式を自動判別して読み取って内部形式のデー
5 タに自動変換し、 このデータ中の識別子などを自動 認識してひな型の階層構造化した構造文書ファィル およびフア イルを作成してこれにデータを複写して 手続フアイルを自動作成する構成を採用しているた め、 ワードプロセッサなどで作成した特許文書を格
10 納したフロ ッ ピィディ スクをセッ トするのみで、 自動的に手続ファ ィルを作成することができる。
(4) 階層構造化したファ イ ル、 例えば明細書フアイ ルを複数結合したとき、 あるいは文字などを挿入、 削除などの編集したときにイメージデータがぺージ
15 をまたがったときに改頁コードを自動的に挿入する 構成を採用しているため、 ページまたがりを自勖的 に解消することができる。
(5) 文書フォーマツ トを解折して段落番号を自動的 に付与する構成を採用しているため、 ワードプロセ
20 ッサなどで人手により行う ことなく 自動的に段落番 号を付与できる。 また、 自動たけでなく、 置換、 自 動&置換、 リナンバを選択して段落番号の付与、 リ ナンバを必要に応じて任意に行う ことができる。 また、 文書中にイメージデータを組み込む際に、
25 ィ メ一ジデータのサイ ズに合わせて枠サイ ズを自動
設定、 切り出し範囲指定サイ ズノ最大枠サイ ズでィ
2
5 メ ージデータを切り出して枠サイ ズを自動設定、 切 り出すィ メ一ジデータをスク ロールして任意の場所 を選択、 イ メ ージデータの組み込む文書中の前後の 文書データを併せて表示、 イ メ ージ寸法に合わせた 目盛りを表示、 イ メ ージデータに識別子を自動付与, イ メ ージデータのページまたがりを自動解消するこ とができる。 また、 イ メ ージ更新時にイ メ ージ組込 箇所の前行などの文書データの一覧表示して容易に
10 イ メ ージデータを選択して更新する ことができる。
これらによって、 文書中にイ メ ージデータを簡単 な操作によって組み込むことができる。
さ らに、 出願などの申請書類 (文書データ) をォ ンライ ン送受信する際に、 受信フ ァ イ ル 8、 受領書
15 フ ァ イ ル 9 の容量不足の発生を回避、 送信中の文書
(手続) および送信状態をリ アルタ イ ムに表示、 受 領書要求を自動発行して受け取る、 送信終了後にプ ルーフチェ ッ クを行う、 未送信の文書 (手続) を再 開時に自動送信する こ とができる。
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