WO1991015641A1 - Panneau de plancher et dispositif d'assemblage de plancher - Google Patents

Description

明 細 書 フロアパネル及びフロアパネルの連結装置

5 技術分野

本発明は、 基準床面上に置敷して二重床を構成する フ ロアパネル、 及びそのフロアパネルを連結するための装 置に鬨する ものである 。

背景技術

0 コンク リー ト床等の基準床面上に支持脚を介してフロ ァパネルを敷設し、 フロアパネルと基準床面との間にケ 一ブルや換気ダク ト等を配設でき る 自由空間を確保した 二重床構造、 すなわちフ リーアクセスフロアが知られて いる 。

5 支持脚を有する いわゆる置敷型のフロアパネルによ つ て形成したフ リーアクセスフロアは、 低価格で施工が容 易である と いう利点があるが、 耐震性に関する問題があつ た。 すなわち、 フ ロアパネルに水平荷重が作用 した場合、 水平荷重が作用する方向と それを受ける方向とがずれる 0 こ と によ って回転モーメ ン トが生じ 、 フロアパネルが浮 き上がる ジャ ッ クナイ フ現象が発生する 。 こ のジャ ッ ク ナイ フ現象は、 壁面または固定金具によ り固定されたフ ロアパネルと それに隣接する フロアパネルと の間、 ある いは、 施工誤差によって不陸を有する フロアパネル間な 5 どに生じる可能性が多い。 また、 従来、 この置敷型のフロア ネルに用いられて きたフロアパネルの水平方向の移動を防止する固定金具 は、 複数のフロアパネルの支持脚の下端部が同時に挿入 される係合孔が形成された板状の部材であって 、 施工方

5 法と して 、 この固定金具を墨出しによ り決定された位置 に予め固定するか、 あるいは、 一旦敷設されたフロアパ ネルを持ち上げて、 固定金具の係合孔にフロアパネルの 支持脚を揷入して固定する こ とが必要であ り 、 作業性が 悪かつた ₀

0 さ らに、 従来のフロアパネルは、 アルミ ダイ キャス ト で格子状の補強リブを一体成形したもの、 G R Cで形成 したもの、 パーティ クルボー ドで構成したもの、 プレス 鋼板製裏板にアレス成形を施して格子状のリ ブを形成し、 これをプレス鋼板製表板にスポッ ト溶接したもの、 パー 5 テ ィ クルボー ドや強化セメ ント板を鍋板でサン ドィ ツチ した構成を有する もの等が知られている 。 しかし 、 アル ミダイ キャス ト製のフロアパネルは、 製造コス トが高く 、 歩行音が大き いという欠点があ り 、 また、 補強用のリ ブ を形成する とパネル厚さが大き くなるため二重床の仕上 0 げ高さ を十分に低くする こ とが困難になる 。 また、 G R C製のフロアパネルは、 その周縁部側にガラス繊維が十 分に行き渡らないため強度不足が生じ る 。 ーチ イ クル ボー ド製のフロアパネルにあっては、 十分な強度を得る にはパネル厚さ を大き くせざる を得ないと いう欠点があ る 。 そ して 、 プレス鐧板製のフロアパネルは、 強度が十 分でないためにたわみ易く 、 歩行音も大き く 、 また、 溶 接によ る歪みや変形が生じる こ とがある 。 パーテ ィ クル ボー ドや強化セメ ン ト板を鋼板でサン ドィ ツチ した構造 のフロアパネルは、 重量が大き いために施工性が悪く 、 5 かつ、 製造コス ト も高いと いう欠点を有している。

発明の開示

本発明は、 フロアパネルの上方から容易に操作可能な ワンタ ッチ式の連結部材を用いて、 複数のフロアパネル をそのコーナ一部において強固に連結する こ と によ り 、 0 水平荷重に対する フロアパネルのジャ ッ クナイ フ現象等 を防止し、 耐震性に優れたフロアパネルの連結構造を提 供する こ と を目的と している 。

また、 本発明は、 置敷型のフロアパネルの施工の際に、 墨出 し等の位置出し作業を必要とせず、 フロアパネルを 5 敷設しながら容易に位置決め固定をする こ とができ るフ ロアパネルの固定金具を提供する こ と を目的と している 。 本発明は、 軽量で十分な強度を有し、 かつ、 製造が容 易でコス トの低減を図る こ とができ る フロアパネルを提 供する こ と を 目的と している 。

0 従って 、 本発明のフロアパネルの連結構造は、 基準床 面上に置敷された複数のフロアパネルを 、 それらのコ一 ナ一部が集合する位置で連結部材によ って連結する構造 において、 前記連結部材が、 一体的に形成されたフ ラ ン ジ部と脚部との間に前記各フロアパネルのコ一十一部を 5 挟持し、 かつ、 前記脚部の立ち上がり部を前記各フロア パネルの係止溝に係合する こ と によ って、 前記複数のフ ロアパネルを相互に連結する こ とからなる 。

また、 本発明のフロアパネルの固定金具は、 複数のフ ロアパネルのコーナー部が集合した位置で、 各フロアパ 5 ネルの支持脚を同時に固定するフロアパネルの固定金具 において、 前記固定金具が、 その各周縁部に開口する ス リ ッ ト を有し、 前記ス リ ッ トが、 床面に敷設された状態 の前記フロアパネルの支持脚に係合可能な形状に形成さ れてなる ものである 。

0 さ らに、 本発明のフロアパネルは、 上面板と下面板と からなる鋼板製のフロアパネルにおいて、 前記上面板の 周縁部が前記下面板の周縁部を包み込むよ う に折り 曲げ 圧着する と共に、 前記上面板と前記下面板とが重な り合つ た周縁部に複数のかしめを行い、 かつ、 前記下面板に形 5 成された凸部の頂部と前記上面板の結合部と を結合し、 さ らに、 前記上面板と前記下面板とで形成された中空部 に無機質系充填材を充填して構成されている。

そして 、 さ らに、 本発明のフロアパネルは、 周縁部に 切り欠き状の通線口が設け、 前記通線口に着脱可能な塞 0 ぎ板が取 り付けて構成する こ と もでき る 。

図面の箇単な説明

第 1 図は、 本発明の連結部材及び固定金具を使用した フロアペネルの施工状態を示す斜視図、

第 2図は、 連結部材の取付状態を示す一部破断斜視図、 5 第 3図は、 第 2図の A _ A線から見た断面図、 第 4図は 同裏面図、

第 5図は 第 4図の B — B線から見た断面図、 第 6図は フロアパネルのコーナー部を裏側から見た 斜視図、

5 第 7図は 他の実施例を示す斜視図、

第 8図は フロアパネルの敷設状態を上方から見た平 面図、

第 9図 （ a ) ( b ) ( c ) は、 固定金具の支持脚への 取り付け方法を順に示す説明図、

0 第 1 0図は、 フロアパネルの断面図、

第 1 1 図は 周縁部の拡大断面図、

第 1 2図は 周縁部の作用図、

第 1 3図は 凸部の拡大断面図、

第 1 4図は フロアノ、。ネルの裏面図、

5 第第 11 55図図はは、 本発明のフロアパネルを使用 したフ リ ー アクセスフロアの斜視図である 。

発明を実施するための形態

以下、 本発明の一実施例を図面を参照して説明する 。 本発明において 、 フロアパネル 2は、 連結部材 1 によ つ 0 て相互に連結され、 かつ、 基準床面 1 0上に固定された 固定金具 8のス リ ッ ト 9 に、 その支持脚 6が係合された 状態で敷設されている 。

連結部材 1 は、 樹脂成型によ り 、 円柱状の胴部 1 aの 上部に複数のフ ラ ンジ部 1 bが形成され、 一方、 下部に は 9 0 ° の間隔で複数の脚部 〗 c がー体的に外方に突設 され、 この脚部 1 c の上部先端には立ち上がり部 1 dが 形成されている 。 このフ ラ ンジ部 1 bは複数に分割され た形状であるため弾性変形が起こ り易く 、 また、 脚部 1 c の上方が切り欠かれていて連結部材 1 の成型を容易に している 。 なお、 連結部材 1 の上面には、 連結部材 1 を 回動操作する ドライバ一等の工具が差し込まれる差込孔 1 eが設けられている 。 ここで使用される工具と して 、 連結部材 1 の回動操作及び持ち上げ操作の両方を行う機 能を有する着脱治具 7 0が示されている 。 着脱治具 7 0

1 0 は、 平板部 7 1 の一辺に連結部材 1 の係合部 1 e に係合 される係脱用差込突部 7 2が形成され、 他辺に連結部材 1 の差込孔 1 ί に圧接状に差し込まれる引抜用差込突部 7 3が形成されている 。

第 7図は、 連結部材の他の実施例を示している 。 こ こ

1 5 では、 連結部材 2 0がフ ラ ンジ部 2 1及び脚部 2 2から 構成されていて、 フ ラ ンジ部 2 1 の下方には円柱部 2 3 が設けられ、 脚部 2 2 には搆部 2 4が設けられている 。 一方、 複数のフロアパネル 2 5が貫通孔 2 6 を形成する と共に、 それらの段部 2 5 aに開口部 2 7が形成されて

2 0 いる 。 フロアパネルの連結は、 連結部材 2 0 の円柱部 2

3 をフロアパネル 2 5の貫通孔 2 6に、 脚部 2 2 を開口 部 2 7 に挿入し、 次いで、 所定角度回転させて開口部 2 7 と脚部 2 2の瀵部 2 4 と を咬合させるこ と によ って行 われる 。 この実施例の作用等については前記第一実施例 つ s のものと 同様である。 フロアパネル 2は、 ほぼ正方形状に形成されてお り 、 上面パネル 3 と裏面パネル 4 とが中空状に重ね合わされ て一体化され、 中空部にはモルタル等の無機質充填材 5 が充填封入されている 。 そ して 、 各コ一ナ一部 2 aのや 5 や内方には支持脚 6が設けられ、 その支持脚 6 の外周面 にネジ部 6 aが形成されてフロアパネル 2 に圧入固定さ れたネジ孔部材 7のネジ部 7 a と螺合して上下動可能に 下方に垂設されている 。 フロアパネル 2のコーナー部 2 aには、 ほぼ四分円状の段部 2 b及び切欠部 2 cが設け 0 られてお り 、 四個のコーナー部 2 を集合させる こ と に よ って貫通孔 8が形成され、 さ らに、 フロアパネル 2 の 周縁部に設けられた切欠部 2 dによ って嵌入部 9が形成 されている。 そ して、 裏面には傾斜案内面 2 e を有する 係止搆 2 ί及びス ト ッパー 2 g とが形成されている 。 な 5 お、 詳細な構造については後に詳説する 。

固定金具 8は、 正方形状の平板で形成されていて、 各 辺にそれぞれ開口部 9 a を有するス リ ッ ト 9が設けられ ている 。 このス リ ッ ト 9は開口部 9 aがやや拡大された U字形状に形成される と共に、 その周囲が断面コ字状に0 隆起させられている 。 そ して 、 これらの開口方向はそれ ぞれが異なっているので、 フロアパネル 2が連結部材 1 で連結されていれば、 ある開口方向に力が作用して も他 の三つの支持脚 6でその力を受けるため、 ずれの発生が 防止される 。 さ らに、 接着剤を盛り上げてずれ止めをす 5 るための孔 8 aが形成されてお り 、 固定金具 8はこの接 着剤によ り基準床面 1 0 に固定される 。 なお、 図中 8 b は墨出し線と合わせる場合の切欠を示している 。

フロアパネルの連結構造については、 連結部材 1 のフ ランジ部 1 bがフロアパネル 2の段部 2 bに係合される 5 と共に、 脚部 1 c の上面がフロアパネル 2の裏面に当接 し、 さ らに、 立ち上がり部 1 dが係止搆 2 f に係合され ている 。 この時、 連結部材 1 は、 その回動操作に伴う立 ち上がり部 1 dの係止耩 2 f の傾斜案内面 2 e 上の移動 によ って下方に引き込まれるため、 フ ラ ンジ部 1 b及び 0 脚部 1 cが弾性変形し、 この時発 した弾性力が連結部 材 1 の締め着け力を高めている 。 このフ ラ ンジ部 l b と 脚部 1 c のスプリ ング効果によ り 、 連結部材 1 はガタの ない状態でフロアバネル 2 を締め付ける こ とができ 、 水 平荷重が作用した時のフロアパネル 2の持ち上がり 、 す 5 なわちジャ ッ ク ナイ フ現象の発生が抑え られている 。 一 方、 連結部材 1 の立ち上がり部 1 d と フロアパネル 2 の 係止溝 2 e との係合によ り 、 水平方向の荷重によるフロ ァパネル 2の移動が防止されている 。

そ して 、 各フロアパネル 2 の支持脚 6が、 同時的に固 0 定金具 8のス リ ッ ト 9 の最奧部 9 b に移動不能に保持さ れる こ と によ って 、 それらのフロアパネル 2の水平方向 の移動が防止される 。

すなわち、 斯かる連結構造において 、 本発明の連結部 材 1 によって、 フロアパネル 2の一体性が強化されて耐 5 震性に優れたフ リ ーアクセスフロアが得られる と共に、 振動等によ り連結部材 1 が緩んだり外れた りする こ とが 防止されている 。 さ らに、 隣接する フロアパネル 2の段 差を吸収するため、 フ リーアクセスフロア上の不陸を小 さ くする効果も有している。

また、 本発明の固定金具 8は、 フ ロアパネル 2 を敷設 しながらフロアパネル 2の支持脚 6 に、 そのス リ ッ ト 9 を係合して位置決めする こ とができ る 。 つま り 、 固定金 具 8の基準床面 1 0への固定は、 フロアパネル 2 を敷設 した状態で行う こ とができ るため、 施工性に優れたもの となっている。

次に、 フロアパネル 2の構成について詳細に説明する 。 上面板 3は全体と してはぽ正方形状をなし、 所定箇所に 下面板 4の凸部 3 0 と結合される結合部 3 1 が複数個設 けられている 。 また、 下面板 4 には、 周縁部 3 2 の内側 に傾斜壁 3 3で囲まれた底部 3 4が形成され、 その底部 3 4の所定位置に複数の凸部 3 0が設けられている 。 こ 'の凸部 3 0はほぼ半球状に形成され、 頂部 3 5が上面板 3 の結合部 3 1 に当接するよ う に突出形成される 。

そ して、 上記のよ う に成型された上面板 3 と下面板 4 が合わされ、 上面板 3 の周縁部 3 6が下面板 4 の周縁部 3 2 を囲むよ う に屈曲される と共に圧着によ り結合され、 この結合された周縁部 3 2 、 3 6の所定位置にかしめ 3 7がなされている 。 すなわち、 下面板 4の上下方向の動 き Lを基部 3 8で押さ えているので、 下面板 4 によ る下 方への荷重で圧着部分が開かれた りする こ と はなく 、 ま た、 上面板 3及び下面板 4の水平方向の動き Mをかしめ 3 7で押さ え、 上面扳 3 と下面板 4 とが抜け外れるこ と 等を防止している （第 3図参照） 。 また、 下面板 4の凸 部 3 0は、 その頂部 3 5が結合部 3 1 とかしめられるこ とによ り 、 上面板 3 と結合される 。 そ して、 上面板 3 と 下面扳 4 と によって形成された中空部にはモルタルから なる無機質系充填材 5が圧入されている 。 この無機質系 充填材 5は、 フロアパネル 2の周縁部に沿う位置におい て梁状に形成される と共に、 コーナー部 2 a付近ではそ の充填材層が厚く形成されている。

なお、 上面板 3 と下面板 4 とが整合する よ う に形成さ れたコーナー部 2 aには四分円形の段部 2 b と切欠部 2 c とが形成され、 裏側には係止溝 2 f が形成されている ， 各コーナー部 2 aのやや内方には支持脚 6が設けられ、 フロアパネル 2に圧入固定されたネジ孔部材 7 と螺合し て、 上下方向にに調整可能に下方に垂設されている 。

こ こで、 図中 1 9は、 フロアパネル 1 に設けられた配 線用開口部 5 1 に係脱自在に取り付けられる塞ぎ板を示 す。 この塞ぎ板 1 9は、 搆状の案内部 6 0で囲まれた複 数の盲蓋 6 1 が形成されている。 ケーブル等を揷通させ る際には、 盲蓋 6 1 をペンチ等の工具で打ち抜く こ とに よ って、 塞ぎ板 1 9 に U字状に開口する通線口が形成さ れる 。 また、 大量のケーブルやダク ト等を揷通させる場 合は、 塞ぎ板 1 9 をフロアパネル 2から取り外して 、 そ の配線用開口部 5 1 を通線口と して使用すれば良い。 こ のよ う に、 必要な位置に適宜通線口を形成する こ とがで き るので、 機器の増設やレイ アウ トの変更等に容易に対 応する こ とができ る 。

このよ う に、 本発明のフロアパネル 2は、 上面板 3 と 5 下面板 4 と をプレス加工によ り周縁部を圧着して一体化 される と共に、 その結合部分にかしめ 3 7が行われる構 造であるため、 フロアパネル 2に荷重が作用 した場合に 上面扳 3 と下面板 4 と の間にずれが生じた り 、 たわんで 結合が外れた りするこ とが防止されてお り 、 また、 製造 0 時に寸法精度の問題が生じる可能性が小さ く合理的であ る。 さ らに、 フロアパネル 2の外周が傾斜壁 3 3で形成 される こ と によ り 、 プレス加工時の材料の破損や精度低 下の発生が防止されている。 そ して、 フロアパネル 2の 中空部に充填された無機質系充填材 5が、 周縁部に沿つ 5 て梁状に形成される と共に、 コーナー部 2 aにおいては その充填層が厚く形成される こ と によ って、 フロアパネ ル 2は、 軽量かつ十分な強度を有するこ とができ 、 さ ら に、 この無機質系充填材 5の有する吸音効果によ り 、 歩 行音が低減されている。

0 フ リ ーアクセスフロア 5 0は、 フロアパネル 2 を複数 枚基準床面 1 0上に敷設し、 そ して、 四個のコ一十一部 2 aが集合した位置において連結部材 1 によ り フ ロ アパ ネル 2 を相互に連結して形成される 。 なお 、 壁面側にお ける半端部分には、 適宜カ ツ トパネル 1 1 を敷設して対 5 応する 。 こ こで、 図面に基づいて 、 フ リ ーアクセスフロアの施 ェ方法について説明する。 先ず、 フロアパネル 2 を順次 敷設していき 、 固定金具 8が取り付けられる フロアパネ 5 ル 2が敷設された時点で、 固定金具 8のスリ ッ ト 9の一 つを支持脚 6 の一つに係合し、 この支持脚 6 を支点にし て固定金具 9 を回転させて、 も う一つのス リ ッ ト 9 と支 持脚 6 と を係合する （第 4図 （ a ) ( b ) ( c ) 参照） 。 これによ り固定金具 8の位置決めがされるので、 固定金 0 具 8は接着剤等によ り基準床面 1 0 に固定する。 この固 定金具 8は、 フロアパネル 2が連結部材 1 によ り一体化 されるため、 支持脚 6 の全てに設ける必要はなく 、 フロ ァの広さ 、 あるいは、 特にずれを防止したい一定の区画 等を考慮して配設される 。

5 この作業と並行して、 フロアパネル 2の上方から ドラ ィバーを支持脚 6の上面の差込搆 6 b に挿入し、 支持脚 6 を回動操作して高さ調整を行う 。 また、 連結部材 1 を 4枚のフロアパネル 2が集合して形成された貫通孔 1 2 内に挿入し、 脚部 l cは嵌入孔 1 3 を通過させる。 そ し0 て、 係合部 1 e に着脱治具 7 0等の工具を挿入し、 連結 部材 1 を所定角度 （約 4 5 ° ) 回転させるこ とによ って フロアパネル 2 を連結する 。 この時、 脚部 1 c の立ち上 がり部 1 dは係止搆 2 f に設けられたス ト ッパー 2 gに 当接し、 それ以上の回転が規制されて所定位置で固定さ 5 れる 。 このよ う に、 連結部材 1 はフロアパネル 2の上方か Λ 操作する こ とができ 、 その操作は所定角度 （約 4 5 ° ) 回転させるだけでよ く 、 ワンタ ッチで着脱ができ るため、 施工性及び配線の変更や点検等におけるメ イ ンテナンス 5 性に優れている 。

0 0

Claims

請求の範囲

1 . 各コーナー部付近に支持脚が設けられたフロアパネ ルであって、 基準床面上に置敷された複数の前記フロア

5 パネルを、 それらのコーナー部が集合する位置で連結部 材によって連結する構造において、 前記連結部材が、 一 体的に形成されたフ ラ ンジ部と脚部との閤に前記各フロ ァパネルのコーナー部を挟持し、 かつ、 前記脚部の立ち 上がり部を前記各フロアパネルの係止溝に係合するこ と

0 によって、 前記複数のフロアパネルを相互に連結するこ と を特徴とする 、 フロアパネルの連結構造。

2 . 前記支持脚が、 前記フロアパネルの各コーナー部の やや内方に圧入固定されたネジ孔部材と螺合され、 上下 方向に調整可能に配設されるこ と を特徴とする 、 請求項 5 1記載のフロアパネルの連結構造。

3 - 前記連結部材が、 前記複数のフロアパネルが集合し て形成される貫通孔内に挿入され、 次いで、 前記連結部 材の上面に形成された係合部に係合される工具を使用し て回転操作されて、 前記複数のフロアパネルを連結する 0 こ と を特徴とする 、 請求項 1 または 2記載のフロアパネ ルの連結構造。

4 . 各コーナ一部付近に支持脚が設けられたフロアパネ ルであって、 複数の前記フロアパネルが基準床面上に置 敷された時にそれらのコーナー部が集合した位置で、 各 5 フロアパネルの支持脚を同時に固定する フロアパネルの 固定金具において、 前記固定金具が、 その各周縁部に開 口するス リ ッ トを有し、 前記スリ ッ トが、 床面に敷設さ れた状態の前記フロアパネルの支持脚に係合可能な形状 に形成される こ と を特徴とする 、 フロアパネルの固定金

5

5 . 前記固定金具のス リ ッ ト と 、 前記基準床面に置敷さ れた複数のフロアパネルの各支持脚とが係合されてなる こ と を特徴とする 、 請求項 4記載のフロアパネルの固定 金具。

0 6 . 上面板と下面板とからなる鋼板製のフロアパネルに おいて、 前記上面板の周縁部が前記下面板の周縁部を包 み込むよ う に折り曲げ圧着する と共に、 前記上面板と前 記下面板とが重なり合った周縁部に複数のかしめを行い かつ、 前記下面板に形成された凸部の頂部と前記上面板

5 の結合部と を結合し、 さ らに、 前記上面板と前記下面板 とで形成された中空部に無機質系充填材を充填する こ と を特徴とする 、 フロアパネル。

7 . 周縁部に切り欠き状の開口部が設けられ、 前記開口 部に着脱可能な塞ぎ板が取り付けられるこ と を特徴とす 0 る 、 請求項 6記載のフロアパネル。

8 . 前記塞ぎ板が、 盲蓋を打ち抜く こ と によ り開口され る通線口を有する こ と を特徴とする 、 請求項 7記載のフ 口ァノヽ。ネル。 5