WO1980000585A1 - Method of constructing simple built-in frame work and device therefor - Google Patents

Description

明

簡易組立構体の構築方法及びその装置

技 術 分 野

こ の発明は工場 * 作業場、 温室、 橋梁等の建造物の 狃

骨組みあるいは各種建造物の足場等と ¾る簡易組立構 体を * 同一の素材でもって用途に応じた大き さある は形 に合わせて * 経済的且つ安全に構築する方法及 びその装置に関する。 背 景 技 術 ' - 従来 提供されている工場 * 作業場、 温室 * 橋梁等 の建造物の骨組みはそれぞれ構築する建造物に合わせ て形状及び大き さの異る鉄骨 * 鉄枠等を準備し _te それ に よ D 構築して 'いた。 したがって 建造物の大き さ、 種類に合せてそれぞ れ大き さ及び形 の異る鉄骨 鉄枠等を準備する必要 があ 不経済である と と も に建造に手 と熟練を要 する欠点があった。 さ らに- 従来は建造物の骨組みと、 冷暖房装置、 ス プ リ ン ク ラ一 * 電気配線等を全 く 別に構成して 'いるた 、 それらの装置の設置に手数を要する欠点があった 末発明では構築された構体の素材その も のを冷暖房 装置 * スプ リ ン ク ラ ー * 電気配線等のため有効に利用 でき る も のである。

さ らにま た 従来の建造物は地上に基礎を耩成し、 順次上方を耩築をする も のであ ]3 * したがって構築が 進むと作業現場が順次上方 * 十 わち高所と ] 3 * 作 業に危険が伴 う 欠点があった。

本発明では地上において建造物の上方部を搆築 し、 それを地上の作業において順次上方に持上げ構築する こ とができ る も のであ ！） 、 作業員の安全を図る こ とが でき る も のである。 '

ま た * 建造物の足場と して も建造物の構築具合 に 合せて容易に高 く して く こ とができ る も のである。

発 明 の 開 示

本発明の簡易組立構体の構築方法はパイ プを三角形 状にし、 そのそれぞれの角部に揷通孔を設けた単位枠 体を逆に して適当間薩をあけて適等巾 と ¾る よ う 配置 し 4 それらを横方向に適当長さと ¾る よ う 並設 してそ れぞれ隣設する上辺の両端角部にある揷通孔を適合さ せ * 適合させた揷通孔の巾方向にパイ プから ¾る連結 部材を揷通 し * さ らに上記単位枠体の下方角部にある 揷通孔の巾方向にもパイ プから ¾る違結部材を揷通 し、 は) 該下方の連結部材間に間隔調整部材を設けて全体をフ ラ ッ ト * 山形ある は彎曲 させたのち その両端の下 方に上記同様の単位枠体 * 連結部材及び間隔調整部材 を縦方向に違結して側拄部を搆成する も のであ ]3 * 上 記方法を使用するために特に設計された装置は上記構 成の単位枠体 ~ 違結部材及び間隔調整部材からま る も のである。

図面の簡単 ¾説明

矛 1 図はこの発明に係る装置の分解斜視図 * 矛 2 図 は組立て状態を示す斜視図、 矛 3 図 ~ 矛 4 図、 矛 5 図 は構築過程を示す正面図 * 矛 6 図* 矛 7 図 _fc 矛 8 11は 他の構築過程を示十正面図、 矛 9 図 - 矛 1 0 図 *

1 1 図はさ らに他の実施例を示す正面図 * 1 2 図は 他の実施例を示す装置の分解斜視図 * 矛 1 3 図はさ ら に他の実施例 'を示す装置の分解斜視図》 矛 1 4 図は矛 1 2 図 * 1 3 図の装置を使用 した簡易構築体の正面 図である。

発明を実施するための最良の形態

本発明を よ D 詳細に説明するため * 以下添附図面に 従ってこれを説明十る。

矛 1 図には本発明の方法を使用するための装置が示 されて'いる。

O PI · 本発 ^の装置はパイ プ 1 を三角形 と し そのそれぞ れの角部にそれぞれ揷通孔 2 を設けた単位枠体 3 と * 上記揷通孔 2 に揷通するパイ プか ら ¾ る連結部材 4 と 適位置の連結部材 4 間に設ける 間隔調整部材 5 か ら ¾ る。

ま ず * 単位枠体 3 について述べる と、 三角形 と した パイ プ 1 の角部に該パイ プ 1 と 直交する よ う にパイ プ 状揷通部 6 が溶接され * 該パイ プ状揷通部 6 の内部が 揷通子し 2 と されて 'いる。

¾ お * 図面実施例の場合》 パイ プ 1 とパイ プ状揷通 部 6 の溶接部にブ ラ ケ ッ ト 7 が溶接'され * ^ 2 図示の ご と く * 該ブラ ケッ ト 7 間に補強部材 8 を取付け る こ とがで き る よ う 構成されている。

つ ぎに * 連結部材 4 につ て述べる と * 該連結部材 4 は上記単位枠体 3 の揷通孔 2 に揷通する径のパイ プ で構成され - さ ら に必要に応 じてその端部にはキヤ ッ プ 9 が嵌合される。

ま た、 間隔調整部材 5 について述べる と * 図面実施 例の場合 * いわゆ る タ ーンバッ ク ル 1 0 が使用 され * その両端には前記違結部材 4 が揷通するパイ プ状揷通 部 1 が溶接されている。

矛 3 図 - 矛 4 図及び矛 5 図には本発明の構築方法が 示さ 'れて る。

す - わち * 上記構成にる る単位枠体 3 を逆に して矛 2 図に示すよ う に適当間隔をあけて所定巾 X と ¾ る よ う 配置し、 それらを横方向に適当長さ Y と ¾る よ う 並 設してそれぞれ隣設する上辺の両端角部の揷通孔 2 を 適合させ、 適合させた揷通孔 2 に連結部材 4 を揷通す る。 その結果- 単位枠体 3 の下方角部の揷通孔 2 a も すべてその巾方向の同 じ位置に並ぶこ と と る。

つ ぎに 下方角部の揷逼孔 2 a に違結部材 4 a を揷 通するが * 本発明ではその単位枠体 3 の下方角部間に 間隔調整部材 5 が配置させられ- 違結部材 4 a が単位 梓体 3 の下方角部の揷通孔 2 a 及び間隔調整部材 5 の 両端の-パィ プ拔揷通部 1 1 に順次揷通され- したがつ て間隔調整部材 5 を調整する と並設された単位枠体 3 の上面をフ ラ ッ 卜 * 山形ある は彎曲させる こ とがで き る も のである。

もっ と も * 3 図示では上面がフ ラ ッ トに ¾つてお ]? . この場合には間隔調整部材 5 は調整機構を有し ¾ い所定の長さの も のであって も よ 'い。 つ ぎに両端の下 方に同様の単位枠体 3 a * 連結部材 4 ¾ 及び間 S調整 部材 5 a を縦方向に連結して側柱が構成される。

す わち - 矛 3 図 * 矛 4 図示のごと く 上記フ ラ ッ ト 一 OMPI /,_f WIPO -に搆成された部分をジ ャ ッ キ 1 2 を使用 して持上げ、 その両端の上下方向に単位枠体 a を連結部材 4 ¾ 及 び間隔調整部材 5 a を使用 して連結して側柱と し * 必 要とする高さ ¾つたら * 側柱部の下端をコ ン ク リ ー ト基台 1 3 に完全固定すればよ も のである。

そして その後にフ ラ ッ トに構成された部分の上面 に屋根板を張 D » 側柱部の外側に壁板を張 ]) 、 さ らに 必要に応じて開放されている前後部を閉塞して必要と する出入口等を設ければよ ものである。

矛 6 図乃至矛 8 図及び 9 HI乃至矛 1 1 図には末発 明の装置を使用 してアーチ状の簡易'組立搆体 'を耩築す る方法が示されて'いる。

まず * 矛 6 図乃至矛 8 図につ て説明する と、 単位 枠体 3 を横の状態に して適当間隔をあけて所定巾 と る よ う 配置し * その下方の外側に位置した角部の揷 通孔部に連結部材 4 c を禅通 し * 下方の内側に位置し た角部の揷通孔部には前記実施例のごと く 、 単位枠钵 3 間に間隔調整部材 5 を介して連結部材 4 d が揷 通され 下方に位置した外側及び内側の角部の揷通孔 部及びそこに揷通された連結部材 4 e 及び 4 <iが予め 構成されたコ ン ク リ ー ト基台 1 3 a に固定され * つぎ に _fc その上方には単位枠体 3 c が順次連結部材 4 e に

OMPI 画 よ jp連結されるが * その際には内側にある間隔調整部 材 5 の間隔を調整して全体がアーチ状に る よ う 構 成する も のである。

お * 図中 1 2 a はジャッキであ ] 9 * 単位枠体 3 ¾ · 3 c の連結に際して * 構築された部分を支持する も の であ 1) * 全体がアーチ に その他端も コ ン ク リ 一 卜基礎 1 3 ΐ に固定されたのちは不要と 矛 8 図のご と く * 全体がアーチ と ¾る と * 荷重に十分に耐 える も のであ その後上面に屋根板を張 ]9 * 必要に 応じて鬨放されている前後部を閉塞して出入口等を設 ければよ 'い も のである。 '

つ ぎに矛 9 図乃至 1 1 図について述べる と * この 実施例では単位枠体 3 の下方の間隔調整部材と して * ス ト ッパーを兼ねた適当長さのパイ プ 1 4 が使用され * しかもそれらが間隔の調整を必要とする部分の連結部 材 4 f 間に配置させられ * 該違結部材 4 f とパイ プ

1 4 にはワ イ ヤー 1 5 が揷通され、 ワ イ ヤー 1 5 を弓 1 張る .と間隔の調整を必要とする部分の連結部材 4 f 間 が絞られ * 全体がアーチに構成される よ う 構成されて 'いる。

す ¾わち、 矛 9 図示のごと く * 間隔の調整を必要と する連結部材 4 f には ワ イ ヤー 1 5 が揷通する穴 1 6

O PI _ が設け られ * ワイ ヤー 1 5 を違結部材 4 f の穴 1 6 及 びパイ プ 1 4 に順次揷通 し、 上辺の両端角部の揷通孔 2 には前記実施例と 同様の連結部材 4 g を揷通し、 地 上にお て矛 矛 1 0 図示の ごと く 構成する。 つ ぎに * ワイ ヤー 1 5 を一端に固定して他端を引張る と 下方の連結部材 4 f 間が予め調整したパイ プ 1 4 の長 さ ま で絞られてアーチ状 と ？ 、 つぎにそれらを図 示し いがジャッキ等で持上げる等して》 両端の下方 にコ ン ク リ ー ト基礎 1 3 c を設け * 固定すればよい も のである。

もっと も、 予めコ ン ク リ ー ト基礎' 1 3 c を耩成して お て も よ 'い。

お 屋根板を張る こ と等は前記実施例と同様であ る。

- 矛 1 2 図 * 矛 1 3 図には装置の他の実施例が示され ている。

矛 1 2 図に示す単位枠体 3 ^f は矛 1 図に示した単位 枠体 3 を二つ違続させた形態を基本とする も のであ ！） 下方に連結パイ プ 1 7 が溶接され * さ らにそれぞれの 角部には連結部材 4 h の揷通孔 2 が設け られている ま た、 矛 1 3 図に示す単位枠体 3 e は矛 1 図に示し た単位枠体 3 を三つ違続させた形態を基本とする も の であ 下方に連結パイ プ 1 7 a _¾ 1 7 が溶接され， さ らにそれぞれの角部には連結部材 4 h の揷通孔 2 c が設け られている。

ま た * 矛 1 4 図には上記単位枠体 3 £ 及び 3 e を使 用 して屋根が山形の簡易組立耩体を構築した例が示さ れて'いる。 もっ と も * 同様の簡易組立構体は矛 1 図に 示した装置でも構築する こ とができ る こ とは勿論であ る。

す ¾わち、 単位枠体 3 e 間に逆に した単位枠体 3 f を介在さ せて左右対称に設け * それぞれの揷通孔 2 c 及び 2 を適合させ * 適合させた揷¾孔 2 c 及び 2 ¾ に連結部材 4 H を揷通 し _¾ その中央部下方の揷通孔 . 2 c 及び 2 ¾ に揷通 した違結部材 4 h 間に間隔調整部 材 5 c を設けて該連結部材 4 11 間の間隔を '狭めて山形 と し * つぎにそれらをジャッキ 1 2 わ で持上げ 両端 の下方に同様の単位枠体 3 £ あるいは 3 Θ を * 違結部 材 4 h 及び間隔調整部材 5 c を用いて縦方向に連結し て側柱を構成し、 適宜その下端をコ ン ク リ ー ト基台 1 3 <i に固定すればよい も のである。

¾お 本発明の装置に よれば屋根部の形状をフ ラ ッ 卜 * 山形 · アーチ状の他の形状とする こ と も でき る。

産業上の利用可能性

OMPI WIPO 以上の よ う に：^発明は単位枠体と連結部材及び間—隔 調整部材を大量生産しておけば * それに よ 用途に 応じた大き さあるいは形状の簡易組立構体を容易に提 供する こ とができ 極めて有益であ さ らに連結部 材がパイ プであるため * 冷暖房装置の冷気、 暖気の供 給通路と し * ス プ リ ン ク ラ ーと しての水の供給通路と し、 ある は電気配線管と して利用する こ とができ る その場合には不要個所を閉塞し * 必要個所に透孔等を 設ける こ と等に よ ]? 容易である。

さ らに必要に応じて違結部材の他 * 単位枠体も 同様 に利用する こ とが可能であ * 違結'部材と単位枠体の 中空部間を連通させる こ と も可能である。

さ ら にま た * 構築作業を專ら地上で行う こ とができ 高所作業が 作業の安全を図る こ とができ * 産業上の利用可能性は極めて大き い ものである。

Claims

請 求 の 範 囲

1. パイ プを三角形欤に し そのそれぞれの角部に揷

通孔を設けた単位枠体を逆に して適当間隔をあけて

適当巾 とるる よ う 配置し * それらを横方向に適当長

さ と ¾る よ ぅ 並設してそれぞれ瞵設する上辺の両端

角部にある揷通孔を適合させ、 適合させた揷通孔の

巾方向にパイ プから なる連結部材を揷通 し さ らに

上記単位枠体の下方角部にある揷通孔の巾方向に も

パイ プから ¾る連結部材を揷通し 該下方の違結部

材間に間隔調整部材を設けて全体'をフ ラ ッ ト 山形

あるいは彎曲させたのち その両端の下方に上記同

様の単位枠体 * 連結部材及び間隔調整部材を縦方向

に連結して側柱部を構成する こ と を特徵とする簡易

組立構体の構築方法。

2. ノ\°ィ プを三角形状に し * そのそれぞれの角部に揷

通孔を設けた単位枠体、 揷逼孔部に揷通する径を有

するパイ プから なる連結部材 離された違結部材間

に設け られる間隔調整部材とから るる簡易組立搆体

の構築装置。

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