JPH0514392U - 階段用作業足場 - Google Patents

階段用作業足場

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JPH0514392U
JPH0514392U JP7022291U JP7022291U JPH0514392U JP H0514392 U JPH0514392 U JP H0514392U JP 7022291 U JP7022291 U JP 7022291U JP 7022291 U JP7022291 U JP 7022291U JP H0514392 U JPH0514392 U JP H0514392U
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JP
Japan
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assembly
stairs
vertical frames
pair
strut
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Pending
Application number
JP7022291U
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English (en)
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豊吉 伊藤
多美子 伊藤
博康 伊藤
綾 伊藤
Original Assignee
豊吉 伊藤
多美子 伊藤
博康 伊藤
綾 伊藤
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Application filed by 豊吉 伊藤, 多美子 伊藤, 博康 伊藤, 綾 伊藤 filed Critical 豊吉 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 足場の搬入搬出が容易で、組み立て操作や解
体操作を簡単に行える、階段用作業足場を提供するこ
と。 【構成】 複数組の組立縦枠20と、隣り合う組立縦枠
20の上部水平間に着脱自在に架設するフック付きの布
板30とからなり、組立縦枠20は相対向した一対の高
さ調整機能付きの支柱21と、支柱21の上部水平間を
階層的に架設する一対の水平連結材22で構成し、各支
柱21の下部側面には隣り合う組立縦枠20の支柱21
間を連結するための部材であって、一端を回転自在に取
り付けた補強材24と、連結材22の自由端を掛止可能
な突起体23とを取り付けた、階段用作業足場。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、取扱い性に優れた階段用作業足場に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在各種工事現場では、門形の縦枠を筋交を介して立体的に組み立てると共に 、縦枠最上の水平パイプ間にフック付きの布板を掛け渡して作業足場を組み立て 、内外の外壁工事等を行っている。 ところで、この種の作業足場は採用の前提として地盤がほぼ平らであることが 条件となり、階段のように大きな段差がある現場では採用が不能となる。 そこで、階段上に作業足場を組み立てる場合は長短長さの異なる多数の足場パ イプを連結具を用いて立体的に組み立て、足場パイプの最上に足場板を斜めに掛 け渡している。
【0003】
【本考案が解決しようとする問題点】
階段用の作業足場の組み立てや解体には、多数のパイプを搬入したり搬出しな ければならず、さらに多数の連結具をスパナ等で着脱しなければならず、これら の作業に多くの労力と時間を要する。 特に階段幅が狭小で、階段の直線距離が短いような回り階段の場合は、足場パ イプや足場板の搬出入作業が特に困難となる。 無理に搬入しようとすると、周囲の壁等を損傷する場合もある。 このようなことから、階段用に適した作業足場の提案が望まれている。
【0004】
【本考案の目的】
本考案は以上の点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、足場の 搬入搬出が容易で、組み立て操作や解体操作を簡単に行える、階段用作業足場を 提供することにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】
本考案は複数組の組立縦枠と、隣り合う組立縦枠の上部水平間に着脱自在に架 設するフック付きの布板とからなり、組立縦枠は相対向した一対の高さ調整機能 付きの支柱と、支柱の上部水平間を階層的に架設する一対の水平連結材で構成し 、各支柱の下部側面には隣り合う組立縦枠の支柱間を連結するための部材であっ て、一端を回転自在に取り付けた補強材と、連結材の自由端を掛止可能な突起体 とを取り付けた、階段用作業足場である。
【0006】
【本考案の構成】
以下図面を参照しながら本考案について説明する。
【0007】 <イ>階段用作業足場の構成 図1に本考案に係る階段用作業足場の一例を示す。 図中Aは平らな床面(例えば廊下や踊り場等)に組み立てた、縦枠と布板で構 成される公知の作業足場である。 10が本考案にかかる階段用作業足場で、複数の組立縦枠20と、組立縦枠2 0の上部間に掛け渡す布板30で構成される。
【0008】 <ロ>組立縦枠 組立縦枠20は図2に示すように、相対向して配置する一対の角パイプ或いは 丸パイプ製の支柱21と、支柱21,21の上部水平間を階層的に連絡する一対 の水平連結材22、22で構成される。 支柱21の上部には、布板30を水平に架設できる一定の間隔を隔てて受具2 3が溶接してある。 受具23は、水平連結材22の両端を着脱可能に開口が開設されている。 水平連結材22は角パイプ或いは丸パイプの両端部近くをL字形に屈曲して形 成され、布板30の受け部材として機能する他、組立縦枠20の補強部材として 機能する。 水平連結材22の全長を布板30の幅の倍数の長さに設定したものを予め準備 しておき、現場の階段幅に応じて使い分けると、布板30を組立縦枠20間に複 数並べる場合に好適である。 また水平連結材22は、ねじ式、或いはスライド自在な二重筒構造等により、 その全長を調節可能に構成しておいてもよい。 また、各支柱21の下部には、組立縦枠20の下部間を補強する板状、或いは 棒状の補強材24の一端が回転自在に取り付けてある。 補強材24の先端部の側面には、連結用の開口25が開設してある。 補強材24は通常は支柱21とほぼ平行に位置し、組立縦枠20の組立時に回 転して水平に位置する。 さらにまた各支柱21の下部には、補強材24の開口25と嵌合可能な突起体 26が突設されている。 各支柱21の最下部には、高さ調整用の補助脚27が取り付けてある。
【0009】 <ハ>布板 布板30は剛性の足場板31の対向する一対の側面にストッパ付きのフック3 2を取り付けた短寸の布板である。 布板30の一方のフック32は、組立縦枠20上位の水平連結材22に連結さ れ、他方のフック32は組立縦枠20下位の水平連結材22に連結される。 布板30及び前記補強材24の全長は、足場用作業足場の基盤となる階段ピッ チや階段の勾配等を考慮して決定し、実際には一段或い二段おきに組立縦枠20 を設置できる寸法に設計されている。
【0010】
【作用】
つぎに階段用作業足場の組立方法と解体方法について説明する。
【0011】 <イ>組立 支柱21,水平連結材22、布板30を現場に搬入する。 支柱21や水平連結材22は単体で持ち運びでき、しかも布板30は短寸であ るから、幅の狭い現場でも運搬が容易である。 まず現場の各階段上に組立縦枠20を組み立てる。 組立縦枠20の組立は、一対の支柱21を立設し、両支柱21、21の上部の 受具23に水平連結材22の両端を差し込んで、門形の組立縦枠20を組み立て る。 そて、隣り合う各組立縦枠20の下部間に補強材24を回転操作して相手支柱 21の突起体26に嵌め込んで連結する。 つぎに隣り合う各組立縦枠20の上部の水平位置に位置する各水平連結材22 ,22に布板30のフック32を嵌め込む。 布板30の水平レベルが狂っている場合は、支柱21の下部の補助脚27を操 作して支柱21の高さを微調整する。 以上の作業を繰り返して、組立縦枠20の上部間に布板30を階段状に架設し た階段用作業足場10を組み立てる。 必要に応じて、各支柱21の最上部に図示しない手摺用の支柱を継ぎ足し、手 摺用の支柱間にロープ材を取り付ける。
【0012】 <ロ>耐力について つぎに上記の要領で組み立てた階段用作業足場10の耐力について考察する。 階段用作業足場10が負荷する荷重は、1組の組立縦枠20を構成する支柱2 1、21の間隔を広げようとする力と、隣り合う組立縦枠20、20の支柱間2 1距離を広げようとする力差して作用する。 前者の力に対しては、一対の支柱21、21間を水平に連絡する一対の水平連 結材22、22が抵抗部材として機能する。 また後者の力に対しては、隣り合う支柱21、21の上下間に掛け渡した布板 30と補強材24が抵抗部材として機能する。
【0013】 <ハ>解体 階段用作業足場10を解体する場合は、前述した組立工程の逆の工程で順次解 体して搬出する。
【0014】 <ニ>その他の利用例 本考案に係る装置は床面が連続して平ら箇所の足場としても利用することがで きる。 この場合、支柱21の側面に突起体26を追加して設け、補強材24を水平状 態に連結できるように構成してもよい、或いは支柱21の側面の上下箇所にスト ッパ付きの突起を設け、この突起に公知のX状の筋交を掛止して固定してもよい 。
【0015】
【考案の効果】
本考案は以上説明したようになるから次の効果を得ることができる。
【0016】 <イ> 作業足場が単体の支柱や短寸の布板で構成されるから、狭小な現場でも 搬入や搬出が容易である。
【0017】 <ロ> 水平連結材の着脱操作と補強部材の回転操作と布板の着脱操作だけで済 むから、作業足場の組立及び解体を簡単に行える。
【0018】 <ハ> 水平連結材が布板の受け部材として機能するほかに、組立縦枠の補強部 材として機能するから、余分な補強部材を追加設置しないでも組立縦枠に十分な 耐力を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案にかかる階段用作業足場の側面図
【図2】 その組立図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 伊藤 豊吉 神奈川県川崎市麻生区金程3−7−20 (72)考案者 伊藤 多美子 神奈川県川崎市麻生区金程3−7−20 (72)考案者 伊藤 博康 神奈川県川崎市麻生区金程3−7−20 (72)考案者 伊藤 綾 神奈川県川崎市麻生区金程3−7−20

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数組の組立縦枠と、 隣り合う組立縦枠の上部水平間に着脱自在に架設するフ
    ック付きの布板とからなり、 組立縦枠は相対向した一対の高さ調整機能付きの支柱
    と、 支柱の上部水平間を階層的に架設する一対の水平連結材
    で構成し、各支柱の下部側面には隣り合う組立縦枠の支
    柱間を連結するための部材であって、一端を回転自在に
    取り付けた補強材と、 連結材の自由端を掛止可能な突起体とを取り付けた、 階段用作業足場。
JP7022291U 1991-08-08 1991-08-08 階段用作業足場 Pending JPH0514392U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7022291U JPH0514392U (ja) 1991-08-08 1991-08-08 階段用作業足場

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7022291U JPH0514392U (ja) 1991-08-08 1991-08-08 階段用作業足場

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0514392U true JPH0514392U (ja) 1993-02-23

Family

ID=13425309

Family Applications (1)

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JP7022291U Pending JPH0514392U (ja) 1991-08-08 1991-08-08 階段用作業足場

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JP (1) JPH0514392U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016204983A (ja) * 2015-04-22 2016-12-08 東日本旅客鉄道株式会社 階段仮設足場
JP2017150256A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 日綜産業株式会社 法面の足場組立方法
KR20230001166U (ko) * 2021-12-01 2023-06-08 한전케이피에스 주식회사 폭 조절 및 높이 조절이 가능한 작업 발판

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JP2017150256A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 日綜産業株式会社 法面の足場組立方法
KR20230001166U (ko) * 2021-12-01 2023-06-08 한전케이피에스 주식회사 폭 조절 및 높이 조절이 가능한 작업 발판

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