JPWO2022249231A5 - - Google Patents

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本開示によるエレベータの作業補助装置は、かごが移動する昇降路内に固定される支持具と、支持具に支持されており、昇降路の高さ方向において昇降路の底部とかごとの間に配置されるかご受け構造体と、かご受け構造体に接続されており、乗場敷居に接続される索体とを備え、支持具は、昇降路を上から見たとき、かごの領域から外れた位置に固定されるようになっており、かご受け構造体の状態は、かご受け構造体が支持具から乗場敷居に達する敷居到達状態と、かご受け構造体が乗場敷居から外れる退避状態との間で変化可能になっており、昇降路を上から見たとき、かご受け構造体の状態が敷居到達状態になることによりかご受け構造体の一部がかごの領域に重なり、かご受け構造体の状態が退避状態になることによりかご受け構造体がかごの領域から外れる。
作業補助装置8は、かご受け構造体9と、支持具10と、索体11とを有している。
体11は、かご受け構造体9に接続されている。本実施の形態では、かご受け構造体9の敷居側端部が形成された第1リンク部材91に索体11が接続されている。また、索体11は、最下階の乗場敷居23にも接続されている。索体11は、かご受け構造体9から乗場敷居23にわたって垂れ下がっている。一対の作業補助装置8のそれぞれでは、かご受け構造体9の状態が退避状態になっているときにかご2が最下階に停止しても、かご2が索体11に干渉しない十分な長さに索体11の長さが確保されている。索体11としては、ワイヤ、ロープ、チェーンなどが用いられている。
昇降路1の底部に設置されているエレベータ機器に対する保守作業を行うときには、作業者が最下階の乗場出入口21を開く。また、作業者は、最下階よりも上方へかご2を移動させる。これにより、最下階の乗場にいる作業者は、乗場敷居23に接続されている各索体11を引くことができる。この後、作業者は、各作業補助装置8において、索体11を引きながら、かご受け構造体9の敷居側端部を乗場敷居23に近づける。これにより、かご受け構造体9が伸びて、かご受け構造体9の敷居側端部が乗場敷居23に達する。このようにして、各作業補助装置8では、かご受け構造体9の状態が敷居到達状態になる。
このような作業補助装置8では、かご受け構造体9に接続された索体11が乗場敷居23に接続されている。また、かご受け構造体9の状態が敷居到達状態と退避状態との間で変化可能になっている。このため、作業者が乗場から索体11を引くことにより、かご受け構造体9の状態を退避状態から敷居到達状態に変化させることができる。これにより、昇降路1の底部へのかご2の侵入をかご受け構造体9によって阻止することができる。従って、作業者が昇降路1の底部に入らずに昇降路1の底部における作業者の作業空間を確保することができる。このようなことから、作業者の作業空間を確保する作業を作業者が昇降路1の底部に入って行う必要がなくなり、昇降路1の底部における作業者の作業負担の軽減を図ることができる。
エレベータの通常運転時には、一対の作業補助装置8のそれぞれにおいて、かご受け構造体9の状態が復元機構95の力によって退避状態に保たれている。各作業補助装置8において、かご受け構造体9の状態を退避状態から敷居到達状態にするときには、乗場にいる作業者が索体11を引くことにより、復元機構95の力に逆らって、かご受け構造体9が展開される。これにより、かご受け構造体9が伸びて、かご受け構造体9の敷居側端部が乗場敷居23に達する。このようにして、かご受け構造体9の状態が敷居到達状態になる。
各作業補助装置8において、かご受け構造体9の状態を敷居到達状態から退避状態に戻すとき、作業者は、かご受け構造体9の突起94を乗場敷居23の敷居溝24から外すとともに、索体11を引く力を弱める。これにより、かご受け構造体9は、復元機構95の力によって自動的に折り畳まれて縮む。このようにして、かご受け構造体9の状態が退避状態になる。本実施の形態における他の構成は、実施の形態1と同様である。
各作業補助装置8において、かご受け構造体9の状態を退避状態から敷居到達状態にするときには、乗場にいる作業者が索体11を引くことにより、かご受け構造体9が展開される。このとき、各連結軸93が水平に配置されている状態でかご受け構造体9が展開される。これにより、かご受け構造体9が伸びて、かご受け構造体9の敷居側端部が乗場敷居23に達する。このようにして、かご受け構造体9の状態が敷居到達状態になる。
かご受け構造体9の敷居側端部には、突起94が設けられている。突起94は、延長部材100から下方へかご受け構造体9の厚さ方向に沿って突出している。最下階の乗場敷居23に接続された索体11は、図11に示すように、延長部材100に接続されている。
かご受け構造体9の状態を退避状態から敷居到達状態にするときには、索体11を乗場から引くことにより、乗場敷居23に近づく方向へかご受け構造体9を支持具10に対して移動させる。このとき、かご受け構造体9は、固定ピン107を中心として支持具10に対して回転しながら、抜け止め部材99が固定ピン107に近づく方向へ支持具10に対して移動する。これにより、かご受け構造体9の延長部材100が乗場敷居23に達する。このようにして、かご受け構造体9の状態が敷居到達状態となる。この後、延長部材100の突起94を敷居溝24に嵌める。
1 昇降路、2 かご、9 かご受け構造体、10 支持具、11 索体、13 取付部材、14 取付軸、23 乗場敷居、91 第1リンク部材(リンク部材)、92 第2リンク部材(リンク部材)、93 連結軸、95 復元機構、96 固定ボルト(固定具)、97 把持具(固定具)。

Claims (7)

  1. かごが移動する昇降路内に固定される支持具と、
    前記支持具に支持されており、前記昇降路の高さ方向において前記昇降路の底部と前記かごとの間に配置されるかご受け構造体と、
    前記かご受け構造体に接続されており、乗場敷居に接続される索体と
    を備え、
    前記支持具は、前記昇降路を上から見たとき、前記かごの領域から外れた位置に固定されるようになっており、
    前記かご受け構造体の状態は、前記かご受け構造体が前記支持具から前記乗場敷居に達する敷居到達状態と、前記かご受け構造体が前記乗場敷居から外れる退避状態との間で変化可能になっており、
    前記昇降路を上から見たとき、前記かご受け構造体の状態が前記敷居到達状態になることにより前記かご受け構造体の一部が前記かごの領域に重なり、前記かご受け構造体の状態が前記退避状態になることにより前記かご受け構造体が前記かごの領域から外れるエレベータの作業補助装置。
  2. 前記かご受け構造体の状態が前記敷居到達状態であるときに前記かご受け構造体を前記乗場敷居に固定する固定具
    を備えている請求項1に記載のエレベータの作業補助装置。
  3. 前記かご受け構造体の状態は、前記かご受け構造体が伸びることにより前記敷居到達状態になり、前記かご受け構造体が縮むことにより前記退避状態になる請求項1又は請求項2に記載のエレベータの作業補助装置。
  4. 前記かご受け構造体が縮む方向へ前記かご受け構造体に力を加える復元機構
    を備えている請求項3に記載のエレベータの作業補助装置。
  5. 前記かご受け構造体は、直列に連結された複数のリンク部材を有しており、
    互いに隣り合う2つの前記リンク部材同士は、連結軸を中心に回転可能に連結されている請求項3又は請求項4に記載のエレベータの作業補助装置。
  6. 前記支持具に取り付けられた取付部材
    を備え、
    前記かご受け構造体は、前記連結軸と平行な直線に直交する軸線を持つ取付軸を中心に回転可能に前記取付部材に連結されている請求項5に記載のエレベータの作業補助装置。
  7. 前記かご受け構造体は、前記支持具に対して移動可能になっており、
    前記かご受け構造体の状態は、前記かご受け構造体が前記支持具に対して移動することにより前記敷居到達状態と前記退避状態との間で変化する請求項1又は請求項2に記載のエレベータの作業補助装置。
JP2023523715A 2021-05-24 2021-05-24 エレベータの作業補助装置 Active JP7412643B2 (ja)

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