JPWO2021054075A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. （ａ）含フッ素ポリマーからなる主鎖と、
   （ｂ）式（ｂ１’）及び／又は、式（ｂ２’）で示される側鎖と、
   を有し、
   前記含フッ素ポリマーは、－ＣＨＲ－（式中、Ｒは水素原子又は一価の有機基）で表される単位を有し、
   前記含フッ素ポリマーは、テトラフルオロエチレン又はクロロトリフルオロエチレンに基づく重合単位を含むことを特徴とする変性ポリマー。
   －ＣＨ_２－ＣＲ^ｂ１（－Ｘ）－Ｃ（＝Ｏ）－Ｙ－Ｚ－Ｒｆ （ｂ１’）
   ［式中、Ｘは、水素原子、メチル基又はハロゲン原子であり、
   Ｙは、－Ｏ－または－ＮＨ－であり、
   Ｚは、直接結合または二価の有機基であり、
   Ｒｆは、炭素数１～２０のフルオロアルキル基であり、
   Ｒ^ｂ１は、水素原子、又は、一価の有機基である。］
   －ＣＨ_２－ＣＲ^ｂ２（－Ｒ^１）－Ｃ（＝Ｏ）－Ｏ－Ｓｉ（－ＣＨ_３）_２－［Ｏ－Ｓｉ（－ＣＨ_３）_２］_ｎ－Ｏ－Ｓｉ（－ＣＨ_３）_２－Ｒ^２ （ｂ２’）
   ［式中、Ｒ^１は、水素原子またはメチル基であり、
   Ｒ^２は、水素原子またはメチル基であり、
   Ｒ^ｂ２は、水素原子、又は、一価の有機基であり、
   ｎは、３～２００である。］
2. （ａ）含フッ素ポリマーと、
   （ｂ）式（ｂ１）及び／又は、式（ｂ２）で示されるモノマーとを、
   ラジカル重合開始剤の存在下、有機溶媒中で反応させて得られ、
   前記含フッ素ポリマーからなる主鎖、及び、前記モノマーに基づく側鎖を有し、
   前記含フッ素ポリマーは、－ＣＨＲ－（式中、Ｒは水素原子又は一価の有機基）で表される単位を有し、
   前記含フッ素ポリマーは、テトラフルオロエチレン又はクロロトリフルオロエチレンに基づく重合単位を含むことを特徴とする変性ポリマー。
   ＣＨ_２＝Ｃ（－Ｘ）－Ｃ（＝Ｏ）－Ｙ－Ｚ－Ｒｆ （ｂ１）
   ［式中、Ｘは、水素原子、メチル基又はハロゲン原子であり、
   Ｙは、－Ｏ－または－ＮＨ－であり、
   Ｚは、直接結合または二価の有機基であり、
   Ｒｆは、炭素数１～２０のフルオロアルキル基である。］
   ＣＨ_２＝Ｃ（－Ｒ^１）－Ｃ（＝Ｏ）－Ｏ－Ｓｉ（－ＣＨ_３）_２－［Ｏ－Ｓｉ（－ＣＨ_３）_２］_ｎ－Ｏ－Ｓｉ（－ＣＨ_３）_２－Ｒ^２ （ｂ２）
   ［式中、Ｒ^１は、水素原子またはメチル基であり、
   Ｒ^２は、水素原子またはメチル基であり、
   ｎは、３～２００である。］
3. 請求項１又は２記載の変性ポリマーを含む組成物。
4. 更に、溶媒を含む請求項３記載の組成物。
5. 更に、硬化剤を含む請求項３又は４記載の組成物。
6. 塗料である請求項３～５のいずれかに記載の組成物。
7. 氷結防止用及び／又は着霜防止用組成物である請求項３～６のいずれかに記載の組成物。
8. 請求項３～７のいずれかに記載の組成物を塗布して得られた塗膜。
9. 対水接触角が９５°以上であり、ＱＵＶＢ３０００時間での光沢保持率が８０％以上である請求項８記載の塗膜。
10. ＱＵＶＢ１０００時間での対水接触角が８０°以上であり、ＱＵＶＢ１０００時間での対油接触角が２５°以上である請求項８又は９記載の塗膜。
11. 基材、及び、請求項８～１０のいずれかに記載の塗膜を含む積層体。