JPWO2020252136A5 - - Google Patents
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Description
均等物および範囲
当業者は、本明細書に記載される本発明の特定の実施形態の多くの均等物を認識するか、または日常的な実験作業を越えない手法を使用して確認できるであろう。本発明の範囲は、上記の記載に限定されることは意図されず、むしろ以下の特許請求の範囲に記述されるとおりである。
特定の実施形態では、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
抗血漿カリクレイン抗体重鎖および抗血漿カリクレイン抗体軽鎖を含む完全長抗体をコードする、組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)ベクター。
(項目2)
前記抗血漿カリクレイン抗体重鎖および前記抗血漿カリクレイン抗体軽鎖が、リンカーを介して連結されている、項目1に記載のrAAVベクター。
(項目3)
前記リンカーが、切断可能なリンカーを含む、項目2に記載のrAAVベクター。
(項目4)
前記リンカーが、切断不可能なリンカーを含む、項目3に記載のrAAVベクター。
(項目5)
前記抗血漿カリクレイン抗体重鎖および前記抗血漿カリクレイン抗体軽鎖が、単一プロモーターによって制御されている、項目1~4のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目6)
前記抗血漿カリクレイン抗体重鎖および前記抗血漿カリクレイン抗体軽鎖が、別々のプロモーターによって制御されている、項目1~5のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目7)
前記単一プロモーターまたは前記別々のプロモーターが、ユビキタスプロモーター、組織特異的プロモーター、または調節可能なプロモーターから選択される、項目5または6に記載のrAAVベクター。
(項目8)
前記組織特異的プロモーターが、肝臓特異的プロモーターである、項目7に記載のrAAVベクター。
(項目9)
前記肝臓特異的プロモーターが、ヒトトランスサイレチンプロモーター(TTR)、修飾されたhTTR(hTTR mod.)、α-抗トリプシンプロモーター、肝臓プロモーター1(LP1)、TRMプロモーター、ヒト第IX因子プロ/肝臓転写因子応答性オリゴマー、LSP、CMV/CBAプロモーター(1.1kb)、CAGプロモーター(1.7kb)、mTTR、修飾されたmTTR、mTTRプロ、mTTRエンハンサー、または塩基性アルブミンプロモーターから選択されるプロモーターを含む、項目8に記載のrAAVベクター。
(項目10)
前記肝臓特異的プロモーターが、ヒトトランスサイレチンプロモーター(TTR)である、項目9に記載のrAAVベクター。
(項目11)
前記調節可能なプロモーターが、誘導性または抑制性プロモーターである、項目7に記載のrAAVベクター。
(項目12)
前記ベクターが、以下:5’および3’の逆位末端反復配列、前記配列のイントロン上流、ならびにシス作用性調節モジュール(CRM)、のうちの1つ以上をさらに含む、項目1~11のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目13)
前記ベクターが、WPRE配列をさらに含む、項目1~12のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目14)
前記WPRE配列が、修飾されている、項目13に記載のrAAVベクター。
(項目15)
前記WPREが、mut6delATG修飾を含有する、項目14に記載のrAAVベクター。
(項目16)
前記CRMが、肝臓特異的CRMである、項目12~15のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目17)
前記CRMが、CRM8である、項目12~16のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目18)
前記ベクターが、少なくとも3つのCRMを含む、項目12~17のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目19)
前記ベクターが、3つのCRM8を含む、項目12~18のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目20)
前記rAAVベクターが、IRES配列を含む、項目1~19のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目21)
前記抗血漿カリクレイン抗体の軽鎖および/または重鎖が、前記抗体の半減期を増強する、および/またはエフェクター機能を低減する、1つ以上の変異を含む、項目1~20のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目22)
前記1つ以上の変異が、LALA変異(L234AおよびL235A)ならびに/またはNHance変異(H433KおよびN434F)を含む、項目21に記載のrAAVベクター。
(項目23)
前記1つ以上の変異が、LALA変異(L234AおよびL235A)を含む、項目21または22に記載のrAAVベクター。
(項目24)
前記AAVベクターが、AAV1、AAV2、AAV3、AAV4、AAV5、AAV6、AAV7、AAV8、AAV9、AAV10、AAV11、またはAAVrh.10から選択される、項目1~23のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目25)
rAAVベクターキャプシドが、操作されている、項目24に記載のrAAV。
(項目26)
前記操作されたrAAVベクターが、修飾されたアミノ酸配列を有するAAVキャプシド配列を含む、項目25に記載のrAAV。
(項目27)
前記修飾されたアミノ酸配列が、アミノ酸配列の挿入、欠失、または置換を含む、項目26に記載のrAAV。
(項目28)
前記rAAVキャプシドが、天然由来である、項目24に記載のrAAVベクター。
(項目29)
前記rAAVベクターキャプシドが、AAV8である、項目28に記載のrAAVベクター。
(項目30)
前記切断可能な配列が、フリン切断可能な配列である、項目3に記載のrAAVベクター。
(項目31)
前記フリン切断可能な配列の後に、リンカーおよび2A配列が続く、項目30に記載のrAAVベクター。
(項目32)
前記リンカーが、GSGリンカーである、項目31に記載のrAAVベクター。
(項目33)
前記2A配列が、T2A、P2A、E2A、またはF2A配列である、項目31または32に記載のrAAVベクター。
(項目34)
前記2A配列が、P2A配列である、項目33に記載のrAAVベクター。
(項目35)
前記ベクターが、分泌シグナルをさらにコードする、項目1~34のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目36)
前記分泌シグナルが、天然に発生するシグナルペプチドである、項目35に記載のrAAVベクター。
(項目37)
前記分泌シグナルが、人工シグナルペプチドである、項目35に記載のrAAVベクター。
(項目38)
前記抗血漿カリクレイン抗体重鎖および前記抗血漿カリクレイン抗体軽鎖が、血漿カリクレインに結合することができる機能的抗血漿カリクレイン抗体を産生する、項目1~37のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目39)
前記抗血漿カリクレイン抗体が、血漿カリクレインのタンパク質分解活性を阻害する、項目38に記載のrAAVベクター。
(項目40)
前記抗体が、前記血漿カリクレイン活性部位に結合する、項目1~39のいずれか一項に記載のrAAV。
(項目41)
前記結合が、前記血漿カリクレインの活性部位を閉塞する、項目38~40のいずれか一項に記載のrAAV。
(項目42)
前記結合が、前記血漿カリクレインの活性を阻害する、項目38~41の一項に記載のrAAV。
(項目43)
前記抗体が、プレカリクレインに結合しない、項目38~42のいずれか一項に記載のrAAV。
(項目44)
前記抗血漿カリクレイン抗体重鎖および前記抗血漿カリクレイン抗体軽鎖が、同じベクターから発現されている、項目1~43のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目45)
前記抗血漿カリクレイン抗体重鎖および前記抗血漿カリクレイン抗体軽鎖が、異なるrAAVベクターから発現されている、項目1~43のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目46)
前記抗血漿カリクレイン抗体重鎖および前記抗血漿カリクレイン抗体軽鎖が、別々のrAAVベクターから発現されている、項目1~43のいずれか一項に記載のrAAV。
(項目47)
前記ベクターが、5’および3’逆位末端反復配列(ITR)、1つ以上のエンハンサー要素、ならびに/またはポリ(A)テールをさらに含む、項目1~46のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目48)
前記1つ以上のエンハンサー要素が、転写因子結合部位および/またはWPRE配列のクラスターから選択される、項目16に記載のrAAVベクター。
(項目49)
AAV8キャプシドおよびrAAVベクターを含む組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)であって、前記ベクターが、
a.5’逆位末端反復配列(ITR)と、
b.シス作用性調節モジュール(CRM)と、
c.肝臓特異的プロモーターと、
e.抗血漿カリクレイン抗体重鎖配列および抗血漿カリクレイン抗体軽鎖配列と、
f.ウッドチャック肝炎ウイルス転写後調節要素(WPRE)と、
g.3’ITRと、を含む、組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)。
(項目50)
前記肝臓特異的プロモーターが、ヒトトランスサイレチンプロモーター(TTR)、修飾されたhTTR(hTTR mod.)、α-抗トリプシンプロモーター、肝臓プロモーター1(LP1)、TRMプロモーター、ヒト第IX因子プロ/肝臓転写因子応答性オリゴマー、LSP、CMV/CBAプロモーター(1.1kb)、CAGプロモーター(1.7kb)、mTTR、修飾されたmTTR、mTTRプロ、mTTRエンハンサー、または塩基性アルブミンプロモーターから選択されるプロモーターを含む、項目49に記載の組換えベクター。
(項目51)
前記肝臓特異的プロモーターが、ヒトトランスサイレチンプロモーターを含む、項目50に記載の組換えベクター。
(項目52)
前記CRMが、肝臓特異的CRMである、項目49~51のいずれか一項に記載の組換えベクター。
(項目53)
前記ベクターが、少なくとも3つのCRMを含む、項目49~52のいずれか一項に記載の組換えベクター。
(項目54)
前記ベクターが、3つのCRM8を含む、項目49~53のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目55)
前記WPRE配列が、修飾されている、項目48~54のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目56)
前記WPRE配列が、WPRE mut6delATGである、項目48~54のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目57)
活性化カリクレイン-キニン経路の欠損または調節不全に関連する疾患または障害を治療することを必要とする対象において、それを行う方法であって、項目1~56のいずれか一項に記載の組換えアデノ随伴ウイルスベクター(rAAV)を投与することを含む、方法。
(項目58)
前記活性化カリクレイン-キニン経路の前記欠損または調節不全が、C1エステラーゼ阻害剤の欠損に関連する疾患または障害である、項目57に記載の方法。
(項目59)
前記rAAVベクターが、静脈内、皮下、または経皮投与によって投与される、項目57または58に記載の方法。
(項目60)
前記経皮投与が、遺伝子銃によるものである、項目59に記載の方法。
(項目61)
前記活性化カリクレイン-キニン経路の欠損もしくは調節不全、またはC1エステラーゼ阻害剤の欠損に関連する前記障害が、遺伝性血管性浮腫(HAE)、後天性血管性浮腫(AAE)、正常なC1阻害剤を伴う血管性浮腫、糖尿病黄斑浮腫、片頭痛、腫瘍、神経変性疾患、関節リウマチ、痛風、腸疾患、口腔粘膜炎、神経障害性疼痛、炎症性疼痛、脊椎管狭窄症-変性脊椎疾患、動脈もしくは静脈血栓症、術後イレウス、大動脈瘤、変形性関節炎、血管炎、浮腫、脳浮腫、肺塞栓症、脳卒中、心室補助デバイスもしくはステントによって誘発される凝固、頭部外傷もしくは腫瘍周囲脳浮腫、敗血症、急性中大脳動脈(MCA)虚血性イベント、再狭窄、全身性エリテマトーデス腎炎/血管炎、または熱傷である、項目57~60のいずれか一項に記載の方法。
(項目62)
C1エステラーゼ阻害剤の欠損に関連する前記障害が、HAEである、項目61に記載の方法。
(項目63)
前記HAEが、I型、II型、またはIII型である、項目62に記載の方法。
(項目64)
前記rAAVベクターが、投与後にエピソーム性である、項目57~63のいずれか一項に記載の方法。
(項目65)
投与後、前記抗血漿カリクレイン抗体の重鎖および軽鎖が、集合して機能的抗体になる、項目57~64のいずれか一項に記載の方法。
(項目66)
前記抗体が、IgGである、項目65に記載の方法。
(項目67)
前記機能的抗血漿カリクレイン抗体が、前記rAAVベクターの投与の約2~6週間後に、前記対象の血漿中で検出可能である、項目57~66のいずれか一項に記載の方法。
(項目68)
前記機能的抗血漿カリクレイン抗体が、前記rAAVベクターの投与の約4週間後に、前記対象の血漿中で検出可能である、項目67に記載の方法。
当業者は、本明細書に記載される本発明の特定の実施形態の多くの均等物を認識するか、または日常的な実験作業を越えない手法を使用して確認できるであろう。本発明の範囲は、上記の記載に限定されることは意図されず、むしろ以下の特許請求の範囲に記述されるとおりである。
特定の実施形態では、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
抗血漿カリクレイン抗体重鎖および抗血漿カリクレイン抗体軽鎖を含む完全長抗体をコードする、組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)ベクター。
(項目2)
前記抗血漿カリクレイン抗体重鎖および前記抗血漿カリクレイン抗体軽鎖が、リンカーを介して連結されている、項目1に記載のrAAVベクター。
(項目3)
前記リンカーが、切断可能なリンカーを含む、項目2に記載のrAAVベクター。
(項目4)
前記リンカーが、切断不可能なリンカーを含む、項目3に記載のrAAVベクター。
(項目5)
前記抗血漿カリクレイン抗体重鎖および前記抗血漿カリクレイン抗体軽鎖が、単一プロモーターによって制御されている、項目1~4のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目6)
前記抗血漿カリクレイン抗体重鎖および前記抗血漿カリクレイン抗体軽鎖が、別々のプロモーターによって制御されている、項目1~5のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目7)
前記単一プロモーターまたは前記別々のプロモーターが、ユビキタスプロモーター、組織特異的プロモーター、または調節可能なプロモーターから選択される、項目5または6に記載のrAAVベクター。
(項目8)
前記組織特異的プロモーターが、肝臓特異的プロモーターである、項目7に記載のrAAVベクター。
(項目9)
前記肝臓特異的プロモーターが、ヒトトランスサイレチンプロモーター(TTR)、修飾されたhTTR(hTTR mod.)、α-抗トリプシンプロモーター、肝臓プロモーター1(LP1)、TRMプロモーター、ヒト第IX因子プロ/肝臓転写因子応答性オリゴマー、LSP、CMV/CBAプロモーター(1.1kb)、CAGプロモーター(1.7kb)、mTTR、修飾されたmTTR、mTTRプロ、mTTRエンハンサー、または塩基性アルブミンプロモーターから選択されるプロモーターを含む、項目8に記載のrAAVベクター。
(項目10)
前記肝臓特異的プロモーターが、ヒトトランスサイレチンプロモーター(TTR)である、項目9に記載のrAAVベクター。
(項目11)
前記調節可能なプロモーターが、誘導性または抑制性プロモーターである、項目7に記載のrAAVベクター。
(項目12)
前記ベクターが、以下:5’および3’の逆位末端反復配列、前記配列のイントロン上流、ならびにシス作用性調節モジュール(CRM)、のうちの1つ以上をさらに含む、項目1~11のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目13)
前記ベクターが、WPRE配列をさらに含む、項目1~12のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目14)
前記WPRE配列が、修飾されている、項目13に記載のrAAVベクター。
(項目15)
前記WPREが、mut6delATG修飾を含有する、項目14に記載のrAAVベクター。
(項目16)
前記CRMが、肝臓特異的CRMである、項目12~15のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目17)
前記CRMが、CRM8である、項目12~16のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目18)
前記ベクターが、少なくとも3つのCRMを含む、項目12~17のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目19)
前記ベクターが、3つのCRM8を含む、項目12~18のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目20)
前記rAAVベクターが、IRES配列を含む、項目1~19のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目21)
前記抗血漿カリクレイン抗体の軽鎖および/または重鎖が、前記抗体の半減期を増強する、および/またはエフェクター機能を低減する、1つ以上の変異を含む、項目1~20のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目22)
前記1つ以上の変異が、LALA変異(L234AおよびL235A)ならびに/またはNHance変異(H433KおよびN434F)を含む、項目21に記載のrAAVベクター。
(項目23)
前記1つ以上の変異が、LALA変異(L234AおよびL235A)を含む、項目21または22に記載のrAAVベクター。
(項目24)
前記AAVベクターが、AAV1、AAV2、AAV3、AAV4、AAV5、AAV6、AAV7、AAV8、AAV9、AAV10、AAV11、またはAAVrh.10から選択される、項目1~23のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目25)
rAAVベクターキャプシドが、操作されている、項目24に記載のrAAV。
(項目26)
前記操作されたrAAVベクターが、修飾されたアミノ酸配列を有するAAVキャプシド配列を含む、項目25に記載のrAAV。
(項目27)
前記修飾されたアミノ酸配列が、アミノ酸配列の挿入、欠失、または置換を含む、項目26に記載のrAAV。
(項目28)
前記rAAVキャプシドが、天然由来である、項目24に記載のrAAVベクター。
(項目29)
前記rAAVベクターキャプシドが、AAV8である、項目28に記載のrAAVベクター。
(項目30)
前記切断可能な配列が、フリン切断可能な配列である、項目3に記載のrAAVベクター。
(項目31)
前記フリン切断可能な配列の後に、リンカーおよび2A配列が続く、項目30に記載のrAAVベクター。
(項目32)
前記リンカーが、GSGリンカーである、項目31に記載のrAAVベクター。
(項目33)
前記2A配列が、T2A、P2A、E2A、またはF2A配列である、項目31または32に記載のrAAVベクター。
(項目34)
前記2A配列が、P2A配列である、項目33に記載のrAAVベクター。
(項目35)
前記ベクターが、分泌シグナルをさらにコードする、項目1~34のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目36)
前記分泌シグナルが、天然に発生するシグナルペプチドである、項目35に記載のrAAVベクター。
(項目37)
前記分泌シグナルが、人工シグナルペプチドである、項目35に記載のrAAVベクター。
(項目38)
前記抗血漿カリクレイン抗体重鎖および前記抗血漿カリクレイン抗体軽鎖が、血漿カリクレインに結合することができる機能的抗血漿カリクレイン抗体を産生する、項目1~37のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目39)
前記抗血漿カリクレイン抗体が、血漿カリクレインのタンパク質分解活性を阻害する、項目38に記載のrAAVベクター。
(項目40)
前記抗体が、前記血漿カリクレイン活性部位に結合する、項目1~39のいずれか一項に記載のrAAV。
(項目41)
前記結合が、前記血漿カリクレインの活性部位を閉塞する、項目38~40のいずれか一項に記載のrAAV。
(項目42)
前記結合が、前記血漿カリクレインの活性を阻害する、項目38~41の一項に記載のrAAV。
(項目43)
前記抗体が、プレカリクレインに結合しない、項目38~42のいずれか一項に記載のrAAV。
(項目44)
前記抗血漿カリクレイン抗体重鎖および前記抗血漿カリクレイン抗体軽鎖が、同じベクターから発現されている、項目1~43のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目45)
前記抗血漿カリクレイン抗体重鎖および前記抗血漿カリクレイン抗体軽鎖が、異なるrAAVベクターから発現されている、項目1~43のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目46)
前記抗血漿カリクレイン抗体重鎖および前記抗血漿カリクレイン抗体軽鎖が、別々のrAAVベクターから発現されている、項目1~43のいずれか一項に記載のrAAV。
(項目47)
前記ベクターが、5’および3’逆位末端反復配列(ITR)、1つ以上のエンハンサー要素、ならびに/またはポリ(A)テールをさらに含む、項目1~46のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目48)
前記1つ以上のエンハンサー要素が、転写因子結合部位および/またはWPRE配列のクラスターから選択される、項目16に記載のrAAVベクター。
(項目49)
AAV8キャプシドおよびrAAVベクターを含む組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)であって、前記ベクターが、
a.5’逆位末端反復配列(ITR)と、
b.シス作用性調節モジュール(CRM)と、
c.肝臓特異的プロモーターと、
e.抗血漿カリクレイン抗体重鎖配列および抗血漿カリクレイン抗体軽鎖配列と、
f.ウッドチャック肝炎ウイルス転写後調節要素(WPRE)と、
g.3’ITRと、を含む、組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)。
(項目50)
前記肝臓特異的プロモーターが、ヒトトランスサイレチンプロモーター(TTR)、修飾されたhTTR(hTTR mod.)、α-抗トリプシンプロモーター、肝臓プロモーター1(LP1)、TRMプロモーター、ヒト第IX因子プロ/肝臓転写因子応答性オリゴマー、LSP、CMV/CBAプロモーター(1.1kb)、CAGプロモーター(1.7kb)、mTTR、修飾されたmTTR、mTTRプロ、mTTRエンハンサー、または塩基性アルブミンプロモーターから選択されるプロモーターを含む、項目49に記載の組換えベクター。
(項目51)
前記肝臓特異的プロモーターが、ヒトトランスサイレチンプロモーターを含む、項目50に記載の組換えベクター。
(項目52)
前記CRMが、肝臓特異的CRMである、項目49~51のいずれか一項に記載の組換えベクター。
(項目53)
前記ベクターが、少なくとも3つのCRMを含む、項目49~52のいずれか一項に記載の組換えベクター。
(項目54)
前記ベクターが、3つのCRM8を含む、項目49~53のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目55)
前記WPRE配列が、修飾されている、項目48~54のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目56)
前記WPRE配列が、WPRE mut6delATGである、項目48~54のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
(項目57)
活性化カリクレイン-キニン経路の欠損または調節不全に関連する疾患または障害を治療することを必要とする対象において、それを行う方法であって、項目1~56のいずれか一項に記載の組換えアデノ随伴ウイルスベクター(rAAV)を投与することを含む、方法。
(項目58)
前記活性化カリクレイン-キニン経路の前記欠損または調節不全が、C1エステラーゼ阻害剤の欠損に関連する疾患または障害である、項目57に記載の方法。
(項目59)
前記rAAVベクターが、静脈内、皮下、または経皮投与によって投与される、項目57または58に記載の方法。
(項目60)
前記経皮投与が、遺伝子銃によるものである、項目59に記載の方法。
(項目61)
前記活性化カリクレイン-キニン経路の欠損もしくは調節不全、またはC1エステラーゼ阻害剤の欠損に関連する前記障害が、遺伝性血管性浮腫(HAE)、後天性血管性浮腫(AAE)、正常なC1阻害剤を伴う血管性浮腫、糖尿病黄斑浮腫、片頭痛、腫瘍、神経変性疾患、関節リウマチ、痛風、腸疾患、口腔粘膜炎、神経障害性疼痛、炎症性疼痛、脊椎管狭窄症-変性脊椎疾患、動脈もしくは静脈血栓症、術後イレウス、大動脈瘤、変形性関節炎、血管炎、浮腫、脳浮腫、肺塞栓症、脳卒中、心室補助デバイスもしくはステントによって誘発される凝固、頭部外傷もしくは腫瘍周囲脳浮腫、敗血症、急性中大脳動脈(MCA)虚血性イベント、再狭窄、全身性エリテマトーデス腎炎/血管炎、または熱傷である、項目57~60のいずれか一項に記載の方法。
(項目62)
C1エステラーゼ阻害剤の欠損に関連する前記障害が、HAEである、項目61に記載の方法。
(項目63)
前記HAEが、I型、II型、またはIII型である、項目62に記載の方法。
(項目64)
前記rAAVベクターが、投与後にエピソーム性である、項目57~63のいずれか一項に記載の方法。
(項目65)
投与後、前記抗血漿カリクレイン抗体の重鎖および軽鎖が、集合して機能的抗体になる、項目57~64のいずれか一項に記載の方法。
(項目66)
前記抗体が、IgGである、項目65に記載の方法。
(項目67)
前記機能的抗血漿カリクレイン抗体が、前記rAAVベクターの投与の約2~6週間後に、前記対象の血漿中で検出可能である、項目57~66のいずれか一項に記載の方法。
(項目68)
前記機能的抗血漿カリクレイン抗体が、前記rAAVベクターの投与の約4週間後に、前記対象の血漿中で検出可能である、項目67に記載の方法。
Claims (68)
- 抗血漿カリクレイン抗体重鎖および抗血漿カリクレイン抗体軽鎖を含む完全長抗体をコードする、組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)ベクター。
- 前記抗血漿カリクレイン抗体重鎖および前記抗血漿カリクレイン抗体軽鎖が、リンカーを介して連結されている、請求項1に記載のrAAVベクター。
- 前記リンカーが、切断可能なリンカーを含む、請求項2に記載のrAAVベクター。
- 前記リンカーが、切断不可能なリンカーを含む、請求項3に記載のrAAVベクター。
- 前記抗血漿カリクレイン抗体重鎖および前記抗血漿カリクレイン抗体軽鎖が、単一プロモーターによって制御されている、請求項1~4のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
- 前記抗血漿カリクレイン抗体重鎖および前記抗血漿カリクレイン抗体軽鎖が、別々のプロモーターによって制御されている、請求項1~5のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
- 前記単一プロモーターまたは前記別々のプロモーターが、ユビキタスプロモーター、組織特異的プロモーター、または調節可能なプロモーターから選択される、請求項5または6に記載のrAAVベクター。
- 前記組織特異的プロモーターが、肝臓特異的プロモーターである、請求項7に記載のrAAVベクター。
- 前記肝臓特異的プロモーターが、ヒトトランスサイレチンプロモーター(TTR)、修飾されたhTTR(hTTR mod.)、α-抗トリプシンプロモーター、肝臓プロモーター1(LP1)、TRMプロモーター、ヒト第IX因子プロ/肝臓転写因子応答性オリゴマー、LSP、CMV/CBAプロモーター(1.1kb)、CAGプロモーター(1.7kb)、mTTR、修飾されたmTTR、mTTRプロ、mTTRエンハンサー、または塩基性アルブミンプロモーターから選択されるプロモーターを含む、請求項8に記載のrAAVベクター。
- 前記肝臓特異的プロモーターが、ヒトトランスサイレチンプロモーター(TTR)である、請求項9に記載のrAAVベクター。
- 前記調節可能なプロモーターが、誘導性または抑制性プロモーターである、請求項7に記載のrAAVベクター。
- 前記ベクターが、以下:5’および3’の逆位末端反復配列、前記配列のイントロン上流、ならびにシス作用性調節モジュール(CRM)、のうちの1つ以上をさらに含む、請求項1~11のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
- 前記ベクターが、WPRE配列をさらに含む、請求項1~12のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
- 前記WPRE配列が、修飾されている、請求項13に記載のrAAVベクター。
- 前記WPREが、mut6delATG修飾を含有する、請求項14に記載のrAAVベクター。
- 前記CRMが、肝臓特異的CRMである、請求項12~15のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
- 前記CRMが、CRM8である、請求項12~16のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
- 前記ベクターが、少なくとも3つのCRMを含む、請求項12~17のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
- 前記ベクターが、3つのCRM8を含む、請求項12~18のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
- 前記rAAVベクターが、IRES配列を含む、請求項1~19のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
- 前記抗血漿カリクレイン抗体の軽鎖および/または重鎖が、前記抗体の半減期を増強する、および/またはエフェクター機能を低減する、1つ以上の変異を含む、請求項1~20のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
- 前記1つ以上の変異が、LALA変異(L234AおよびL235A)ならびに/またはNHance変異(H433KおよびN434F)を含む、請求項21に記載のrAAVベクター。
- 前記1つ以上の変異が、LALA変異(L234AおよびL235A)を含む、請求項21または22に記載のrAAVベクター。
- 前記AAVベクターが、AAV1、AAV2、AAV3、AAV4、AAV5、AAV6、AAV7、AAV8、AAV9、AAV10、AAV11、またはAAVrh.10から選択される、請求項1~23のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
- rAAVベクターキャプシドが、操作されている、請求項24に記載のrAAVベクター。
- 前記操作されたrAAVベクターが、修飾されたアミノ酸配列を有するAAVキャプシド配列を含む、請求項25に記載のrAAVベクター。
- 前記修飾されたアミノ酸配列が、アミノ酸配列の挿入、欠失、または置換を含む、請求項26に記載のrAAVベクター。
- 前記rAAVキャプシドが、天然由来である、請求項24に記載のrAAVベクター。
- 前記rAAVベクターキャプシドが、AAV8である、請求項28に記載のrAAVベクター。
- 前記切断可能な配列が、フリン切断可能な配列である、請求項3に記載のrAAVベクター。
- 前記フリン切断可能な配列の後に、リンカーおよび2A配列が続く、請求項30に記載のrAAVベクター。
- 前記リンカーが、GSGリンカーである、請求項31に記載のrAAVベクター。
- 前記2A配列が、T2A、P2A、E2A、またはF2A配列である、請求項31または32に記載のrAAVベクター。
- 前記2A配列が、P2A配列である、請求項33に記載のrAAVベクター。
- 前記ベクターが、分泌シグナルをさらにコードする、請求項1~34のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
- 前記分泌シグナルが、天然に発生するシグナルペプチドである、請求項35に記載のrAAVベクター。
- 前記分泌シグナルが、人工シグナルペプチドである、請求項35に記載のrAAVベクター。
- 前記抗血漿カリクレイン抗体重鎖および前記抗血漿カリクレイン抗体軽鎖が、血漿カリクレインに結合することができる機能的抗血漿カリクレイン抗体を産生する、請求項1~37のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
- 前記抗血漿カリクレイン抗体が、血漿カリクレインのタンパク質分解活性を阻害する、請求項38に記載のrAAVベクター。
- 前記抗体が、前記血漿カリクレイン活性部位に結合する、請求項1~39のいずれか一項に記載のrAAV。
- 前記結合が、前記血漿カリクレインの活性部位を閉塞する、請求項38~40のいずれか一項に記載のrAAV。
- 前記結合が、前記血漿カリクレインの活性を阻害する、請求項38~41の一項に記載のrAAV。
- 前記抗体が、プレカリクレインに結合しない、請求項38~42のいずれか一項に記載のrAAV。
- 前記抗血漿カリクレイン抗体重鎖および前記抗血漿カリクレイン抗体軽鎖が、同じベクターから発現されている、請求項1~43のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
- 前記抗血漿カリクレイン抗体重鎖および前記抗血漿カリクレイン抗体軽鎖が、異なるrAAVベクターから発現されている、請求項1~43のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
- 前記抗血漿カリクレイン抗体重鎖および前記抗血漿カリクレイン抗体軽鎖が、別々のrAAVベクターから発現されている、請求項1~43のいずれか一項に記載のrAAV。
- 前記ベクターが、5’および3’逆位末端反復配列(ITR)、1つ以上のエンハンサー要素、ならびに/またはポリ(A)テールをさらに含む、請求項1~46のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
- 前記1つ以上のエンハンサー要素が、転写因子結合部位および/またはWPRE配列のクラスターから選択される、請求項16に記載のrAAVベクター。
- AAV8キャプシドおよびrAAVベクターを含む組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)であって、前記ベクターが、
a.5’逆位末端反復配列(ITR)と、
b.シス作用性調節モジュール(CRM)と、
c.肝臓特異的プロモーターと、
e.抗血漿カリクレイン抗体重鎖配列および抗血漿カリクレイン抗体軽鎖配列と、
f.ウッドチャック肝炎ウイルス転写後調節要素(WPRE)と、
g.3’ITRと、を含む、組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)。 - 前記肝臓特異的プロモーターが、ヒトトランスサイレチンプロモーター(TTR)、修飾されたhTTR(hTTR mod.)、α-抗トリプシンプロモーター、肝臓プロモーター1(LP1)、TRMプロモーター、ヒト第IX因子プロ/肝臓転写因子応答性オリゴマー、LSP、CMV/CBAプロモーター(1.1kb)、CAGプロモーター(1.7kb)、mTTR、修飾されたmTTR、mTTRプロ、mTTRエンハンサー、または塩基性アルブミンプロモーターから選択されるプロモーターを含む、請求項49に記載の組換えAAVベクター。
- 前記肝臓特異的プロモーターが、ヒトトランスサイレチンプロモーターを含む、請求項50に記載の組換えAAVベクター。
- 前記CRMが、肝臓特異的CRMである、請求項49~51のいずれか一項に記載の組換えAAVベクター。
- 前記ベクターが、少なくとも3つのCRMを含む、請求項49~52のいずれか一項に記載の組換えAAVベクター。
- 前記ベクターが、3つのCRM8を含む、請求項49~53のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
- 前記WPRE配列が、修飾されている、請求項48~54のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
- 前記WPRE配列が、WPRE mut6delATGである、請求項48~54のいずれか一項に記載のrAAVベクター。
- 活性化カリクレイン-キニン経路の欠損または調節不全に関連する疾患または障害の治療のための、請求項1~56のいずれか一項に記載の組換えアデノ随伴ウイルスベクター(rAAV)を含む組成物。
- 前記活性化カリクレイン-キニン経路の前記欠損または調節不全が、C1エステラーゼ阻害剤の欠損に関連する疾患または障害である、請求項57に記載の組成物。
- 前記rAAVベクターが、静脈内、皮下、または経皮投与によって投与されるものである、請求項57または58に記載の組成物。
- 前記経皮投与が、遺伝子銃によるものである、請求項59に記載の組成物。
- 前記活性化カリクレイン-キニン経路の欠損もしくは調節不全、またはC1エステラーゼ阻害剤の欠損に関連する前記障害が、遺伝性血管性浮腫(HAE)、後天性血管性浮腫(AAE)、正常なC1阻害剤を伴う血管性浮腫、糖尿病黄斑浮腫、片頭痛、腫瘍、神経変性疾患、関節リウマチ、痛風、腸疾患、口腔粘膜炎、神経障害性疼痛、炎症性疼痛、脊椎管狭窄症-変性脊椎疾患、動脈もしくは静脈血栓症、術後イレウス、大動脈瘤、変形性関節炎、血管炎、浮腫、脳浮腫、肺塞栓症、脳卒中、心室補助デバイスもしくはステントによって誘発される凝固、頭部外傷もしくは腫瘍周囲脳浮腫、敗血症、急性中大脳動脈(MCA)虚血性イベント、再狭窄、全身性エリテマトーデス腎炎/血管炎、または熱傷である、請求項57~60のいずれか一項に記載の組成物。
- C1エステラーゼ阻害剤の欠損に関連する前記障害が、HAEである、請求項61に記載の組成物。
- 前記HAEが、I型、II型、またはIII型である、請求項62に記載の組成物。
- 前記rAAVベクターが、投与後にエピソーム性である、請求項57~63のいずれか一項に記載の組成物。
- 投与後、前記抗血漿カリクレイン抗体の重鎖および軽鎖が、集合して機能的抗体になる、請求項57~64のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記抗体が、IgGである、請求項65に記載の組成物。
- 前記機能的抗血漿カリクレイン抗体が、前記rAAVベクターの投与の約2~6週間後に、前記対象の血漿中で検出可能である、請求項57~66のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記機能的抗血漿カリクレイン抗体が、前記rAAVベクターの投与の約4週間後に、前記対象の血漿中で検出可能である、請求項67に記載の組成物。
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