JPWO2020194571A1 - 分析装置 - Google Patents

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Abstract

分析装置は、移動装置により基板に対して相対的に移動する採取部材と、採取部材に採取された部品が基板に接触したことを検知する接触検知センサと、を備える部品実装の実装状態を分析するための装置である。この分析装置は、部品が基板に実装された際に接触検知センサにより得られた検知結果に関する検知結果データを、接触検知センサによる検知結果が得られたときの実装条件と関連付けて複数記憶する記憶装置と、記憶装置に記憶された複数の検知結果データを実装条件のうち少なくとも2つの条件別に集計して出力する出力装置と、を備える。

Description

本明細書は、部品実装装置の状態を分析するための分析装置について開示する。
従来、部品を基板に実装する部品実装装置において、部品が基板の表面に当接したことを検知する接点スイッチ(接触検知センサ)を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この部品実装装置は、チップ部品を基板の作業対象面(表面)に当接したタイミングを接点スイッチによって検知することにより、作業対象面の被作業箇所における高さの座標点を検知している。
特開2003−69292号公報
ところで、基板に実装された部品の実装状態は、部品が実装された基板を撮像装置により撮像し、得られた撮像画像を画像認識することにより検査することが可能である。しかし、このような検査手法では、部品が基板に載っていることは検査できるものの、基板に対して部品が適正な荷重で押し込まれているか否かを検査することまではできない。すなわち、このような検査手法では、部品の実装不良を正確に判定することは困難である。また、部品の実装不良が生じた際には、そのときの部品実装装置の状態を分析して実装不良の原因を突き止めることも必要である。
本開示は、部品実装装置の実装状態を容易に分析することが可能な分析装置を提供することを主目的とする。
本開示は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本開示の第1の分析装置は、
移動装置により基板に対して相対的に移動する採取部材と、該採取部材に採取された部品が前記基板に接触したことを検知する接触検知センサと、を備える部品実装装置に用いられ、前記部品実装装置の実装状態を分析するための分析装置であって、
前記部品が前記基板に実装された際に前記接触検知センサにより得られた検知結果に関する検知結果データを、該接触検知センサによる検知結果が得られたときの実装条件と関連付けて複数記憶する記憶装置と、
前記記憶装置に記憶された複数の検知結果データを前記実装条件のうち少なくとも2つの条件別に集計して出力する出力装置と、
を備えることを要旨とする。
この本開示の第1の分析装置では、部品が基板に実装された際に接触検知センサにより得られた検知結果に関する検知結果データを、その検知結果が得られたときの実装条件と関連付けて複数記憶する。そして、分析装置は、記憶した複数の検知結果データを実装条件のうち少なくとも2つの条件別に集計して出力する。これにより、少なくとも2つの条件別の検知結果データを元に、部品実装装置の実装状態を容易に分析することができる。例えば、部品の実装不良が生じたときに、その実装不良がどの実装条件のときに生じているのかを分析することができ、その分析結果を部品の実装に反映させることで、部品の実装品質をより向上させることができる。
本開示の第2の分析装置は、
移動装置により基板に対して相対的に移動する採取部材と、該採取部材に採取された部品が前記基板に接触したことを検知する接触検知センサと、をそれぞれ有する複数の部品実装装置を備える部品実装システムに用いられ、各部品実装装置の実装状態を分析するための分析装置であって、
前記部品が前記基板に実装された際に前記接触検知センサにより得られた検知結果に関する検知結果データを、前記部品実装装置ごとに複数ずつ記憶する記憶装置と、
前記記憶装置に記憶された複数の検知結果データを前記部品実装装置ごとに集計して出力する出力装置と、
を備えることを要旨とする。
この本開示の第2の分析装置では、部品が基板に実装された際に接触検知センサにより得られた検知結果に関する検知結果データを、部品実装システムを構成する部品実装装置ごとに複数ずつ記憶する。そして、分析装置は、記憶した複数の検知結果データを部品実装装置ごとに集計して出力する。これにより、検知結果データを元に、部品実装装置の実装状態を容易に分析することができる。例えば、部品の実装不良が生じたときに、その実装不良がどの部品実装装置で生じているのかを分析することができ、その分析結果を部品の実装に反映させることで、部品の実装品質をより向上させることができる。
部品実装システム1の概略構成図である。 部品実装装置10の概略構成図である。 ヘッド40の概略構成図である。 部品実装装置10の電気的な接続関係を示すブロック図である。 タッチ検知結果記憶処理の一例を示すフローチャートである。 総検知結果データの一例を示す説明図である。 ホルダ別検知結果データの一例を示す説明図である。 部品リファレンス別検知結果データの一例を示す説明図である。 吸着スロット別検知結果データの一例を示す説明図である。 部品種別検知結果データの一例を示す説明図である。 使用Z軸別検知結果データの一例を示す説明図である。 タッチ検知結果出力処理の一例を示すフローチャートである。 総検知結果データ出力画面の一例を示す説明図である。 ホルダ別検知結果データ出力画面の一例を示す説明図である。 部品リファレンス別検知結果データ出力画面の一例を示す説明図である。 実装座標別検知結果データ出力画面の一例を示す説明図である。 吸着スロット別検知結果データ出力画面の一例を示す説明図である。 部品種別検知結果データ出力画面の一例を示す説明図である。 使用Z軸別検知結果データ出力画面の一例を示す説明図である。
図1は、部品実装システム1の概略構成図である。図2は、部品実装装置10の概略構成図である。図3は、ヘッド40の概略構成図である。図4は、部品実装装置10の電気的な接続関係を示すブロック図である。なお、図2の左右方向がX軸方向であり、前後方向がY軸方向であり、上下方向がZ軸方向である。
部品実装システム1は、図1に示すように、1台または複数台のスクリーン印刷機2と、複数台の部品実装装置10と、システム全体を管理する管理装置90とを備える。
部品実装装置10は、図2に示すように、部品供給装置21と、基板搬送装置22と、XY移動装置30と、ヘッド40と、制御装置80(図4参照)とを備える。これらは、基台11に支持された筐体12内に配置されている。なお、部品実装装置10は、図1に示すように、基板搬送方向に複数台配置されて部品実装ラインを構成する。
部品供給装置21は、テープTが巻き付けられたリールを備えるテープフィーダとして構成される。この部品供給装置21は、基台11の前側に左右方向(X軸方向)に並ぶ図示しない複数のフィーダ台にそれぞれ着脱可能に取り付けられる。テープTには、複数の部品がテープTの長手方向に沿って等間隔で保持されている。このテープTは、リールから後方に向かって巻きほどかれ、部品Pが露出した状態で、部品供給位置へ送り出される。部品供給位置へ供給された部品Pは、ヘッド40の吸着ノズル44によって採取(吸着)される。
基板搬送装置22は、左右方向(X軸方向)に基板Sの搬入、固定および搬出を行なうものである。基板搬送装置22は、図1の前後に間隔を空けて設けられ左右方向に架け渡された1対のコンベアベルトを有している。基板Sはこのコンベアベルトにより搬送される。
XY移動装置30は、基板Sの表面に沿うXY平面上においてヘッド40を移動させるものである。このXY移動装置30は、図2に示すように、X軸スライダ32とY軸スライダ36とを備える。また、XY移動装置30は、この他に、図示しないが、X軸スライダ32のX軸方向における位置を検知するX軸位置センサやY軸スライダ36のY軸方向における位置を検知するY軸位置センサも備える。X軸スライダ32は、Y軸スライダ36の前面に左右方向に延在するように設けられた上下一対のX軸ガイドレール31に支持される。X軸スライダ32は、X軸モータ33(図4参照)の駆動によって左右方向すなわちX軸方向に移動可能である。Y軸スライダ36は、筐体12の上段部に前後方向に延在するように設けられた左右一対のY軸ガイドレール35に支持される。Y軸スライダ36は、Y軸モータ37(図4参照)の駆動によって前後方向すなわちY軸方向に移動可能である。X軸スライダ32にはヘッド40が取り付けられている。したがって、ヘッド40は、XY移動装置30によりXY方向に移動可能となっている。
ヘッド40は、部品供給装置21から供給された部品Pを吸着ノズル44で採取(吸着)し、基板搬送装置22に固定された基板Sへ実装するものである。このヘッド40は、図3に示すように、ヘッド本体41と、ノズルホルダ42と、タッチダウンセンサ43と、吸着ノズル44と、側面カメラ45,46と、R軸駆動装置50と、Q軸駆動装置60と、第1Z軸駆動装置70と、第2Z軸駆動装置75と、を備える。ここで、基板Sは、半田や接着剤、部品などが付加された状態のものを含む。
ヘッド本体41は、R軸駆動装置50によって回転可能な回転体である。ノズルホルダ42は、ヘッド本体41に対して円周方向に所定角度間隔で配列され、且つ、ヘッド本体41に昇降自在に支持されている。ノズルホルダ42の先端部には、吸着ノズル44が着脱可能に取り付けられる。吸着ノズル44は、圧力供給装置(図示せず)により供給される負圧により部品Pを吸着し、圧力供給装置により供給される正圧により部品Pの吸着を解除する。圧力供給装置は、図示しないが、負圧源と、正圧源と、各吸着ノズル44の吸着口に供給する圧力を負圧と正圧と大気圧とに切り替え可能な切替弁と、を備えて構成される。また、吸着ノズル44は、ノズルホルダ42に取り付けられた状態でノズルホルダ42に対してZ軸方向(図中、上下方向)に相対移動が可能であり、図示しないスプリングにより下方に向かって付勢されている。スプリングは、吸着ノズル44に吸着された部品Pが基板Sに当接したときに、ノズルホルダ42と吸着ノズル44とが相対移動するように収縮することで、部品Pへの衝撃を緩和する。また、ノズルホルダ42には、吸着ノズル44に吸着された部品Pが基板Sに実装された際に部品Pが基板Sに押し込まれたことを検知するタッチダウンセンサ43が設けられている。タッチダウンセンサ43は、例えば、スプリングの収縮を伴ってノズルホルダ42と吸着ノズル44とが相対移動したときにオンからオフまたはオフからオンする接点スイッチや光学スイッチとして構成される。
R軸駆動装置50は、複数のノズルホルダ42(複数の吸着ノズル44)をヘッド本体41の中心軸回りに円周方向に沿って旋回(公転)させるものである。R軸駆動装置50は、図3に示すように、R軸モータ51と、ヘッド本体41の中心軸から軸方向に延出されたR軸52と、R軸モータ51の回転をR軸52に伝達する伝達ギヤ53と、を備える。また、R軸駆動装置50は、この他に、図示しないが、R軸モータ51の回転位置を検知するR軸位置センサも備える。R軸駆動装置50は、R軸モータ51により伝達ギヤ53を介してR軸52を回転駆動することにより、ヘッド本体41を回転させる。各ノズルホルダ42は、ヘッド本体41の回転によって、吸着ノズル44と一体となって円周方向に旋回(公転)する。
Q軸駆動装置60は、各ノズルホルダ42(各吸着ノズル44)をその中心軸回りに回転(自転)させるものである。Q軸駆動装置60は、図3に示すように、Q軸モータ61と、円筒部材62と、伝達ギヤ63と、Q軸ギヤ64と、を備える。円筒部材62は、R軸52に対して同軸かつ相対回転可能に挿通され、外周面に平歯ギヤ62aが形成されている。伝達ギヤ63は、Q軸モータ61の回転を円筒部材62に伝達するものである。Q軸ギヤ64は、各ノズルホルダ42の上部に設けられ、円筒部材62の平歯ギヤ62aとZ軸方向(上下方向)にスライド可能に噛み合うものである。また、Q軸駆動装置60は、この他に、図示しないが、Q軸モータ61の回転位置を検知するQ軸位置センサも備える。Q軸駆動装置60は、Q軸モータ61により伝達ギヤ63を介して円筒部材62を回転駆動することにより、円筒部材62の平歯ギヤ62aと噛み合う各Q軸ギヤ64を纏めて回転させることができる。各ノズルホルダ42は、Q軸ギヤ64の回転によって、吸着ノズル44と一体となってその中心軸回りに回転(自転)する。
第1および第2Z軸駆動装置70,75は、ノズルホルダ42の旋回(公転)軌道上の2箇所においてノズルホルダ42を個別に昇降可能に構成されている。本実施形態では、第1および第2Z軸駆動装置70,75は、部品供給装置21(テープフィーダ)の並び方向(X軸方向)に沿って並ぶように設けられている。
第1および第2Z軸駆動装置70,75は、何れも、図3に示すように、Z軸スライダ72,77と、Z軸スライダ72,77を昇降させるZ軸モータ71,76と、を備える。また、第1および第2Z軸駆動装置70,75は、この他、図示しないが、Z軸スライダ72,77の昇降位置を検知するZ軸位置センサも備える。第1および第2Z軸駆動装置70,75は、それぞれZ軸モータ71,76を駆動してZ軸スライダ72,77を昇降させることにより、Z軸スライダ72,77の下方にあるノズルホルダ42と当接して、当該ノズルホルダ42を吸着ノズル44と一体的に昇降させる。なお、第1および第2Z軸駆動装置70,75は、Z軸モータ71,76としてリニアモータを用いてZ軸スライダ72,77を昇降させるものとしてもよいし、回転モータと送りねじ機構とを用いてZ軸スライダ72,77を昇降させるものとしてもよい。また、第1および第2Z軸駆動装置70,75は、Z軸モータ71,76に代えてエアシリンダなどのアクチュエータを用いてZ軸スライダ72,77を昇降させるものとしてもよい。このように、本実施形態のヘッド40は、それぞれノズルホルダ42(吸着ノズル44)を個別に昇降可能な2つのZ軸駆動装置70,75を備え、Z軸駆動装置70,75を用いて吸着ノズル44による部品Pの吸着動作を個別に行なうことができる。このため、ヘッド40は、2つのZ軸駆動装置70,75によって昇降可能な2つの吸着ノズル44と同じ配置間隔で2つの部品Pを部品供給装置21から供給することで、2つの吸着ノズル44を略同時に下降させて2つの部品Pを略同時に吸着させることもできる。
側面カメラ45,46は、吸着ノズル44による吸着動作の実行後にその吸着ノズル44による部品の吸着有無や吸着姿勢を判定するために、吸着ノズル44の先端部付近を側方から撮像するものである。本実施形態では、側面カメラ45は、第1Z軸駆動装置70により吸着ノズル44を下降させて吸着動作を実行した後、その吸着ノズル44の先端部付近を撮像可能に配置される。また、側面カメラ48は、第2Z軸駆動装置75により吸着ノズル44を下降させて吸着動作を実行した後、その吸着ノズル44の先端部付近を撮像可能に配置される。
マークカメラ25は、基板搬送装置22により搬送された基板Sの上面を上方から撮像したり部品供給装置21により供給された部品Pの上面を上方から撮像したりするものである。マークカメラ25は、ヘッド40またはX軸スライダ32に設けられており、XY移動装置30によりXY方向に移動可能に構成されている。このマークカメラ25は、基板Sに付され基板Sの位置把握に用いられる基準マークを撮像し、その画像を制御装置80へ出力する。また、マークカメラ25は、部品Pの上面を撮像し、その画像を制御装置80へ出力する。
パーツカメラ26は、基台11の基板搬送装置22と部品供給装置21との間に配置されている。パーツカメラ26は、部品を吸着した吸着ノズル44がパーツカメラ26の上方を通過する際、吸着ノズル44に吸着された部品を下方から撮像し、その画像を制御装置80へ出力する。
制御装置80は、図4に示すように、CPU81を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、処理プログラムを記憶するROM82、各種データを記憶する外部記憶装置としてのHDD83、作業領域として用いられるRAM84、外部装置と電気信号のやり取りを行うための入出力インタフェース85などを備える。これらはバス86を介して接続されている。なお、外部記憶装置は、HDD83に限られず、SSDが用いられてもよい。制御装置80は、部品供給装置21や基板搬送装置22、ヘッド40(R軸モータ51、Q軸モータ61、Z軸モータ71,76、側面カメラ45,46)、マークカメラ25、パーツカメラ26へ制御信号を出力する。また、制御装置80は、ヘッド40(側面カメラ45,46)や部品供給装置21、マークカメラ25、パーツカメラ26からの信号を入力する。
管理装置90は、図4に示すように、CPU91を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、処理プログラムを記憶するROM92、各種データを記憶する外部記憶装置としてのHDD93、作業領域として用いられるRAM94、外部装置と電気信号のやり取りを行うための入出力インタフェース95などを有する。これらはバス96を介して接続されている。なお、外部記憶装置は、HDD93に限られず、SSDが用いられてもよい。管理装置90には、作業者が各種指令を入力するキーボード及びマウス等の入力デバイス97と、各種情報を表示するディスプレイ98とが接続されている。HDD93には、生産プログラムやその他の生産情報を含むジョブ情報が記憶されている。ここで、生産プログラムは、部品実装装置10において、どの基板Sにどの部品をどの順番で実装するか、また、そのように実装した基板を何枚作製するかを定めたプログラムをいう。また、生産情報は、部品供給装置21から供給された部品Pを吸着して基板Sに実装するための実装条件を定めたものであり、実装対象の部品Pごとに定められている。この生産情報(実装条件)には、実装対象の部品Pの種類(部品種別)やサイズ、実装対象の部品Pに個別に割り当てられる参照情報(部品リファレンス)、使用するヘッドの識別情報(使用ヘッド)、使用するホルダの識別情報(使用ホルダ)、実装対象の部品Pを収容する部品供給装置21が装着されているフィーダ台の識別情報(吸着スロット)、実装対象の部品Pの吸着,実装にそれぞれ用いるZ軸駆動装置の識別情報(使用Z軸)、目標実装位置(XY座標)、目標実装高さ(Z座標)などが含まれる。管理装置90は、部品実装装置10の制御装置80と通信可能に接続され、各種情報や制御信号のやり取りを行なう。管理装置90は、本開示の分析装置として構成される。
次に、こうして構成された部品実装装置10の動作(部品吸着処理および部品実装処理)について説明する。部品吸着処理は、管理装置90からのジョブ情報を受信すると共に基板搬送装置22により基板Sが装置内に搬入されて固定されたときに実行される。部品吸着処理では、制御装置80のCPU81は、使用ホルダに保持された吸着ノズル44が吸着スロットから特定される実装対象部品の供給位置(XY座標)の上方に来るようXY移動装置30を制御してヘッド40を移動させる。次に、CPU81は、使用ホルダに保持された吸着ノズル44の先端部が実装対象部品の供給高さ(Z座標)に来るように使用Z軸に対応するZ軸駆動装置を制御して使用ホルダを下降させる。そして、CPU81は、使用ホルダに保持された吸着ノズル44に部品Pが吸着するよう当該吸着ノズル44に負圧を作用させる。CPU81は、ヘッド40の複数の吸着ノズルのうち部品Pを吸着すべき空きノズルがあれば、上記の部品吸着処理を繰り返し実行する。
CPU81は、こうして吸着ノズル44に部品Pを吸着させると、部品実装処理へ移行する。部品実装処理では、CPU81は、吸着ノズル44に吸着している部品Pがパーツカメラ26の上方に来るようXY移動装置30を制御してヘッド40を移動させる。続いて、CPU81は、部品Pをパーツカメラ26で撮像する。次に、CPU81は、得られた撮像画像を処理して部品Pの吸着位置の位置ずれ量を導出し、導出した位置ずれ量に基づいて基板Sに対する目標実装位置(XY座標)を補正する。そして、CPU81は、吸着ノズル44に吸着している部品Pが目標実装位置(XY座標)の上方に来るようXY移動装置30を制御してヘッド40を移動させる。次に、CPU81は、吸着ノズル44に吸着された部品Pが目標実装高さ(Z座標)に来るように使用Z軸に対応するZ軸駆動装置を制御して使用ホルダを下降させる。そして、CPU81は、吸着ノズル44に吸着された部品Pが基板Sに実装されるよう当該吸着ノズル44に正圧を作用させる。CPU81は、ヘッド40の複数の吸着ノズルのうち部品Pを実装すべきノズルがあれば、上記の部品実装処理を繰り返し実行する。
次に、管理装置90(分析装置)により実行される動作について説明する。特に、部品Pが基板Sに実装された際に、基板Sに対して部品Pが適切に押し込まれたか否かを検査する動作について説明する。図5は、管理装置90のCPU91により実行されるタッチ検知結果記憶処理の一例を示すフローチャートである。タッチ検知結果記憶処理は、所定時間毎(例えば、数十msec毎)に繰り返し実行される。
タッチ検知結果記憶処理では、管理装置90のCPU91は、まず、部品Pの実装(部品実装処理)が実行されたか否かを判定する(ステップS100)。CPU91は、部品Pの実装が実行されていないと判定すると、そのままタッチ検知結果記憶処理を終了する。一方、CPU91は、部品Pの実装が実行されたと判定すると、その実装に用いた実装条件として、使用ホルダと吸着スロットと部品リファレンスと部品種と使用Z軸とを入力すると共にタッチダウンセンサ43からの信号を入力する(ステップS110)。そして、CPU91は、入力した信号に基づいて部品Pを基板Sに実装した際に部品Pの基板Sへの押し込み(タッチダウン)がタッチダウンセンサ43により検知されたか否かを判定する(ステップS120)。CPU91は、部品Pの基板Sへの押し込みが検知されたと判定すると、総検知結果データとホルダ別検知結果データと吸着スロット別検知結果データとリファレンス別検知結果データと部品種別検知結果データと使用Z軸別検知結果データのそれぞれの実装数とタッチ検知数とを値1だけインクリメントすることにより各検知結果データを更新して(ステップS130)、タッチ検知結果記憶処理を終了する。一方、CPU91は、部品Pの基板Sへの押し込みが検知されなかったと判定すると、上記各検知結果データのそれぞれの実装数とタッチ未検知数とを値1だけインクリメントすることにより各検知結果データを更新して(ステップS140)、タッチ検知結果記憶処理を終了する。
図6は、総検知結果データの一例を示す説明図である。図7は、ホルダ別検知結果データの一例を示す説明図である。図8は、部品リファレンス別検知結果データの一例を示す説明図である。図9は、吸着スロット別検知結果データの一例を示す説明図である。図10は、部品種別検知結果データの一例を示す説明図である。図11は、使用Z軸別検知結果データの一例を示す説明図である。各検知結果データは、いずれも、部品実装ラインを構成する複数の部品実装装置20のそれぞれに対して個別にHDD93に記憶される。ホルダ別検知結果データは、ヘッド40が有する複数のノズルホルダ42のそれぞれに対して実装数,タッチ検知数およびタッチ未検知数が設けられ、部品Pが実装された際に、複数のノズルホルダ42のうち実装に使用したホルダに対応するデータのみが更新される。部品リファレンス別検知結果データは、一の基板Sに実装する複数の部品Pのそれぞれに対して実装数,タッチ検知数,タッチ未検知数および実装座標(目標実装位置)が設けられ、部品Pが実装された際に、その部品Pの部品リファレンスに対応するデータのみが更新される。吸着スロット別検知結果データは、部品実装装置10が備える複数の吸着スロット(フィーダ台)のそれぞれに対して実装数,タッチ検知数およびタッチ未検知数が設けられ、部品Pが実装された際に、その部品Pの供給に使用された吸着スロットに対応するデータのみが更新される。部品種別検知結果データは、一の基板Sに実装される複数の部品Pにおける複数の部品種のそれぞれに対して実装数,タッチ検知数およびタッチ未検知数が設けられ、部品Pが実装された際に、その部品Pの部品種に対応するデータのみが更新される。使用Z軸別検知結果データは、部品Pの吸着,実装のそれぞれに使用したZ軸駆動装置の組み合わせのそれぞれに対して実装数,タッチ検知数およびタッチ未検知数が設けられ、部品Pが実装された際に、その部品Pの吸着,実装にそれぞれ使用したZ軸駆動装置の組み合わせに対応するデータのみが更新される。
次に、HDD93に記憶した検知結果データを出力する動作について説明する。図12は、タッチ検知結果出力処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、オペレータによりタッチ検知結果の出力が指示されたときに実行される。タッチ検知結果出力処理では、管理装置90のCPU91は、まず、総検知結果データから総実装数、総タッチ検知数および総タッチ未検知数を取得し、グラフ化してディスプレイ98に出力する(ステップS200)。総検知結果データ出力画面の一例を図13に示す。総検知結果データ出力画面には、部品実装装置10全体における総実装数とタッチ検知数とタッチ未検知数とが表示される。総検知結果データは、部品実装ラインを構成する部品実装装置10ごとに集計される。このため、オペレータは、部品実装装置10別の検知結果データ出力画面を見ることで、どの部品実装装置10の異常の発生頻度が高いのかを把握することができる。
次に、CPU91は、ホルダ別検知結果データからホルダごとの実装数とタッチ検知数とを取得しタッチ検知数を実装数で除してホルダごとのタッチ検知率を算出すると共に、ホルダごとの実装数とタッチ検知数とタッチ検知率とを集計し、グラフ化してディスプレイ98に出力する(ステップS210)。ホルダ別検知結果データ出力画面の一例を図14に示す。ホルダ別検知結果データ出力画面には、ヘッド40が備えるホルダ別に実装数とタッチ検知数とタッチ検知率とが表示される。このため、オペレータは、ホルダ別検知結果データ出力画面を見ることで、どのホルダの異常の発生頻度が高いのかを把握することができる。図の例では、No.5のホルダを使用した場合のタッチ検知率が低くなっている。このため、オペレータは、No.5のホルダに異常があると推測することができる。
また、CPU91は、部品リファレンス別検知結果データから部品リファレンスごとの実装数とタッチ検知数とを取得しタッチ検知数を実装数で除して部品リファレンスごとのタッチ検知率を算出すると共に、部品リファレンスごとの実装数とタッチ検知数とタッチ検知率とを集計し、グラフ化してディスプレイ98に出力する(ステップS220)。続いて、部品リファレンス別検知結果データに含まれる実装座標を取得し、基板Sの外形に対応した表示領域をディスプレイ98の画面に設定すると共にその表示領域内に実装座標ごとのタッチ検知・未検知の情報を表示する(ステップS230)。部品リファレンス別検知結果データ出力画面の一例を図15に示す。部品リファレンス別検知結果データ出力画面には、部品リファレンス別に実装数とタッチ検知数とタッチ検知率とが表示される。また、実装座標別検知結果データ出力画面の一例を図16に示す。図中黒丸は、タッチ検知用の表示であり、その実装座標においてタッチ未検知数が値0であることを示す。また、図中白丸は、タッチ未検知用の表示であり、その実装座標においてタッチ未検知数が値1以上であることを示す。オペレータは、部品リファレンス別検知結果データ出力画面と実装座標別検知結果データ出力画面を見ることで、基板Sにおけるどの座標に実装された部品に異常が発生しているのか、その異常の頻度がどの程度なのかを把握することができる。
そして、CPU91は、吸着スロット別検知結果データから吸着スロットごとの実装数とタッチ検知数とを取得しタッチ検知数を実装数で除して吸着スロットごとのタッチ検知率を算出すると共に、吸着スロットごとの実装数とタッチ検知数とタッチ検知率とを集計し、グラフ化してディスプレイ98に出力する(ステップS240)。吸着スロット別検知結果データ出力画面の一例を図17に示す。吸着スロット別検知結果データ出力画面には、吸着スロット別に実装数とタッチ検知数とタッチ検知率とが表示される。このため、オペレータは、吸着スロット別検知結果データ出力画面を見ることで、どの吸着スロットに装着された部品供給装置21(テープフィーダ)に異常が発生し、その異常の発生頻度がどの程度なのかを把握することができる。図17の例では、22番スロットに装着された部品供給装置21から供給された部品Pを吸着し実装した場合にタッチ検知率が低くなっている。このため、オペレ−タは、22番スロットに装着された部品供給装置21やその部品供給装置21に収容される部品Pに異常があると推測することができる。
次に、CPU91は、部品種別検知結果データから部品種ごとの実装数とタッチ検知数とを取得しタッチ検知数を実装数で除して部品種ごとのタッチ検知率を算出すると共に、部品種ごとの実装数とタッチ検知数とタッチ検知率とを集計し、グラフ化してディスプレイ98に出力する(ステップS250)。部品種別検知結果データ出力画面の一例を図18に示す。部品種別検知結果データ出力画面には、部品種別に実装数とタッチ検知数とタッチ検知率とが表示される。オペレータは、部品種別検知結果データ出力画面を見ることで、どの部品種に異常が発生し、その異常の発生頻度がどの程度なのかを把握することができる。
そして、CPU91は、使用Z軸別検知結果データから使用Z軸ごとの実装数とタッチ検知数とを取得しタッチ検知数を実装数で除して部品種ごとのタッチ検知率を算出すると共に、使用Z軸ごとの実装数とタッチ検知数とタッチ検知率とを集計し、グラフ化してディスプレイ98に出力する(ステップS260)。使用Z軸別検知結果データ出力画面の一例を図19に示す。使用Z軸別検知結果データ出力画面には、第1および第2Z軸駆動装置70,75のうち吸着の際に使用したZ軸駆動装置および実装の際に使用したZ軸駆動装置の組み合わせ(4通り)別に実装数とタッチ検知数とタッチ検知率とが表示される。このため、オペレータは、使用Z軸別検知結果データを見ることで、どのZ軸駆動装置に異常が発生し、その異常の発生頻度がどの程度なのかを把握することができる。
ここで、実施形態の主要な要素と請求の範囲に記載した本開示の主要な要素との対応関係について説明する。即ち、XY移動装置30が移動装置に相当し、吸着ノズル44が採取部材に相当し、タッチ検知結果記憶処理を実行するCPU91とHDD93とが記憶装置に相当し、タッチ検知結果出力処理を実行するCPU91とディスプレイ98とが出力装置に相当する。また、部品供給装置21が部品供給装置に相当する。ノズルホルダ42がホルダに相当し、ヘッド40がヘッドに相当する。また、ヘッド本体41が回転体に相当し、第1Z軸駆動装置70が第1昇降装置に相当し、第2Z軸駆動装置75が第2昇降装置に相当する。また、部品実装システム1が部品実装システムに相当する。
なお、本開示は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、タッチダウンセンサ43により得られた検知結果をその検知結果が得られたときの実装条件と関連付けて記憶する際の実装条件として、使用ホルダと吸着スロットと部品リファレンスと部品種と使用Z軸とを含めるものとした。しかし、少なくとも2つの実装条件に関連付けて検知結果を記憶するものであればよい。
また、上述した実施形態では、CPU91は、検知結果データ出力画面に、実装数とタッチ検知数とタッチ検知率とを表示するものとした。しかし、CPU91は、実装数とタッチ検知数とタッチ検知率とに加えてタッチ未検知数を表示するものとしてもよい。また、CPU91は、実装数とタッチ検知数とタッチ未検知数とタッチ検知率とのうちいずれか1つまたは2つの表示を省略してもよい。
上述した実施形態では、XY移動装置30は、ヘッド40(吸着ノズル44)をXY方向に移動させるものとした。しかし、XY移動装置は、基板SをXY方向に移動させるものとしてもよい。すなわち、XY移動装置は、基板Sに対してヘッドを相対的に移動させるものであればよい。
以上説明したように、本開示の第1の分析装置は、移動装置により基板に対して相対的に移動する採取部材と、該採取部材に採取された部品が前記基板に接触したことを検知する接触検知センサと、を備える部品実装装置に用いられ、前記部品実装装置の実装状態を分析するための分析装置であって、前記部品が前記基板に実装された際に前記接触検知センサにより得られた検知結果に関する検知結果データを、該接触検知センサによる検知結果が得られたときの実装条件と関連付けて複数記憶する記憶装置と、前記記憶装置に記憶された複数の検知結果データを前記実装条件のうち少なくとも2つの条件別に集計して出力する出力装置と、を備えることを要旨とする。
この本開示の第1の分析装置では、部品が基板に実装された際に接触検知センサにより得られた検知結果に関する検知結果データを、その検知結果が得られたときの実装条件と関連付けて複数記憶する。そして、分析装置は、記憶した複数の検知結果データを実装条件のうち少なくとも2つの条件別に集計して出力する。これにより、少なくとも2つの条件別の検知結果データを元に、部品実装装置の実装状態を容易に分析することができる。例えば、部品の実装不良が生じたときに、その実装不良がどの実装条件のときに生じているのかを分析することができ、その分析結果を部品の実装に反映させることで、部品の実装品質をより向上させることができる。
こうした本開示の第1の分析装置において、前記実装条件は、実装した前記部品を供給した部品供給装置に関する情報、実装した前記部品の種類に関する情報、実装した前記部品の実装位置に関する情報および実装した前記部品の参照情報の少なくとも一つを含むものとしてもよい。こうすれば、接触検知センサによる検知結果が異常であった場合に、その異常の原因を特定することが容易となる。
また、本開示の第1の分析装置において、前記部品実装装置は、前記採取部材をそれぞれ保持する複数のホルダを有するヘッドを備え、前記実装条件は、前記部品の実装に使用したホルダに関する情報を含むものとしてもよい。こうすれば、接触検知センサによる検知結果が異常であった場合に、その異常の原因がホルダにあるのかどうかを判断することが容易となる。
この態様の本開示の第1の分析装置において、前記ヘッドは、前記複数のホルダが同一円周上に配列された回転体と、前記複数のホルダが周方向に旋回するよう前記回転体を回転させる回転装置と、前記複数のホルダのうち第1旋回位置にあるホルダを昇降させる第1昇降装置と、前記複数のホルダのうち前記第1旋回位置とは異なる第2旋回位置にあるホルダを昇降させる第2昇降装置と、を有するロータリヘッドであり、前記実装条件は、前記部品の実装に使用した昇降装置に関する情報および前記部品の採取に使用した昇降装置に関する情報の少なくとも一つを含むものとしてもよい。こうすれば、接触検知センサによる検知結果が異常であった場合に、その異常の原因が第1昇降装置または第2昇降装置にあるのかどうかを判断することが容易となる。
本開示の第2の分析装置は、移動装置により基板に対して相対的に移動する採取部材と、該採取部材に採取された部品が前記基板に接触したことを検知する接触検知センサと、をそれぞれ有する複数の部品実装装置を備える部品実装システムに用いられ、各部品実装装置の実装状態を分析するための分析装置であって、前記部品が前記基板に実装された際に前記接触検知センサにより得られた検知結果に関する検知結果データを、前記部品実装装置ごとに複数ずつ記憶する記憶装置と、前記記憶装置に記憶された複数の検知結果データを前記部品実装装置ごとに集計して出力する出力装置と、を備えることを要旨とする。
この本開示の第2の分析装置では、部品が基板に実装された際に接触検知センサにより得られた検知結果に関する検知結果データを、部品実装システムを構成する部品実装装置ごとに複数ずつ記憶する。そして、分析装置は、記憶した複数の検知結果データを部品実装装置ごとに集計して出力する。これにより、検知結果データを元に、部品実装装置の実装状態を容易に分析することができる。例えば、部品の実装不良が生じたときに、その実装不良がどの部品実装装置で生じているのかを分析することができ、その分析結果を部品の実装に反映させることで、部品の実装品質をより向上させることができる。
本開示は、部品実装装置やその分析装置の製造産業などに利用可能である。
1 部品実装システム、2 スクリーン印刷機、10 部品実装機、11 基台、12 筐体、21 部品供給装置、22 基板搬送装置、25 マークカメラ、26 パーツカメラ、30 XY移動装置、31 X軸ガイドレール、32 X軸スライダ、33 X軸モータ、35 Y軸ガイドレール、36 Y軸スライダ、37 Y軸モータ、40 ヘッド、 41 ヘッド本体、42 ノズルホルダ、43 タッチダウンセンサ、44 吸着ノズル、45,46 側面カメラ、50 R軸駆動装置、51 R軸モータ、52 R軸、53 伝達ギヤ、60 Q軸駆動装置、61 Q軸モータ、62 円筒ギヤ、62a 平歯ギヤ、63 伝達ギヤ、64 Q軸ギヤ、70 第1Z軸駆動装置、71,76 Z軸モータ、72,77 Z軸スライダ、75 第2Z軸駆動装置、80 制御装置、81 CPU、82 ROM 83 HDD、84 RAM、85 入出力インタフェース、86 バス、90 管理装置、91 CPU、92 ROM、93 HDD、94 RAM、95 入出力インタフェース、97 入力デバイス、98 ディスプレイ、P 部品、S 基板。

Claims (5)

  1. 移動装置により基板に対して相対的に移動する採取部材と、該採取部材に採取された部品が前記基板に接触したことを検知する接触検知センサと、を備える部品実装装置に用いられ、前記部品実装装置の実装状態を分析するための分析装置であって、
    前記部品が前記基板に実装された際に前記接触検知センサにより得られた検知結果に関する検知結果データを、該接触検知センサによる検知結果が得られたときの実装条件と関連付けて複数記憶する記憶装置と、
    前記記憶装置に記憶された複数の検知結果データを前記実装条件のうち少なくとも2つの条件別に集計して出力する出力装置と、
    を備える分析装置。
  2. 請求項1に記載の分析装置であって、
    前記実装条件は、実装した前記部品を供給した部品供給装置に関する情報、実装した前記部品の種類に関する情報、実装した前記部品の実装位置に関する情報および実装した前記部品の参照情報の少なくとも一つを含む、
    分析装置。
  3. 請求項1または2に記載の分析装置であって、
    前記部品実装装置は、前記採取部材をそれぞれ保持する複数のホルダを有するヘッドを備え、
    前記実装条件は、前記部品の実装に使用したホルダに関する情報を含む、
    分析装置。
  4. 請求項3に記載の分析装置であって、
    前記ヘッドは、前記複数のホルダが同一円周上に配列された回転体と、前記複数のホルダが周方向に旋回するよう前記回転体を回転させる回転装置と、前記複数のホルダのうち第1旋回位置にあるホルダを昇降させる第1昇降装置と、前記複数のホルダのうち前記第1旋回位置とは異なる第2旋回位置にあるホルダを昇降させる第2昇降装置と、を有するロータリヘッドであり、
    前記実装条件は、前記部品の実装に使用した昇降装置に関する情報および前記部品の採取に使用した昇降装置に関する情報の少なくとも一つを含む、
    分析装置。
  5. 移動装置により基板に対して相対的に移動する採取部材と、該採取部材に採取された部品が前記基板に接触したことを検知する接触検知センサと、をそれぞれ有する複数の部品実装装置を備える部品実装システムに用いられ、各部品実装装置の実装状態を分析するための分析装置であって、
    前記部品が前記基板に実装された際に前記接触検知センサにより得られた検知結果に関する検知結果データを、前記部品実装装置ごとに複数ずつ記憶する記憶装置と、
    前記記憶装置に記憶された複数の検知結果データを前記部品実装装置ごとに集計して出力する出力装置と、
    を備える分析装置。
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