JP2001028497A - 電子部品実装装置および電子部品実装方法 - Google Patents

電子部品実装装置および電子部品実装方法

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JP2001028497A
JP2001028497A JP11201220A JP20122099A JP2001028497A JP 2001028497 A JP2001028497 A JP 2001028497A JP 11201220 A JP11201220 A JP 11201220A JP 20122099 A JP20122099 A JP 20122099A JP 2001028497 A JP2001028497 A JP 2001028497A
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素志 姫野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性のある位置補正データに基づいて精度
よく電子部品を実装できる電子部品実装装置および電子
部品実装方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 ロータリヘッドの複数の移載ヘッドによ
って電子部品を各インデックス位置を順次移動させて基
板に実装する電子部品実装装置において、主軸部をイン
デックス回転させるインデックス機構部や移載ヘッドの
昇降駆動手段などの機構部の温度を調整する温度調整部
46を備え、機構部の温度が所定温度条件である状態で
取得された位置補正データを位置補正データ記憶部42
に記憶させておき、機構部の温度が前記所定温度条件と
なるように温度調整部46を制御する。この状態で実装
動作を行うことにより、機構部の熱変形に起因する位置
補正データの変動を排除して位置補正データの信頼性を
向上させ、実装精度を確保することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品を基板に
実装する電子部品実装装置および電子部品実装方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品の実装装置の種類として、複数
の吸着ノズルが装着された多数の移載ヘッドをインデッ
クス回転させて連続的に実装を行うロータリ式の実装装
置が知られている。このロータリ式では、多数の移載ヘ
ッドにより電子部品を順次ピックアップし実装を行うた
め高速実装が行えるという利点を有している。このロー
タリ式の電子部品実装装置は、インデックス回転を行う
主軸部の外周にそれぞれ昇降機構を備えた複数の移載ヘ
ッドを備え、これらの移載ヘッドを主軸廻りに公転させ
ることにより順次移動させるものである。各移載ヘッド
は移載ヘッドの自転軸廻りに回転移動する複数の吸着ノ
ズルを備えており、この吸着ノズルを回転させて各吸着
ノズルに保持された電子部品を順次基板に実装する。
【0003】このように、ロータリ式の電子部品実装装
置は移載ヘッドの公転と自転を組み合わせた搬送機構を
備えており、電子部品は供給部から取り出されて位置決
め部に位置決めされた基板に実装されるまで、多くの機
構部の動作が複雑に組み合わされた一連の実装動作を経
る。この一連の実装動作によって高位置精度の実装を実
現するためには、各機構部において、または機構部相互
の間で種々の要因によって発生する位置誤差を補正する
必要がある。
【0004】このため、電子部品実装装置の立ち上げ時
には、これら各機構部の位置誤差や電子部品を光学的に
認識する認識手段の光学座標系の機械原点に対する相対
位置を、制御データ上の数値データとして検出し、これ
らの数値データを位置補正データとして記憶部に記憶さ
せる位置ティーチが行われる。そして各機構部の駆動制
御においては、この位置補正データに基づいて各機構部
の駆動軸が駆動される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電子部品の
少サイズ化に伴い、実装時の位置精度は益々高精度が求
められるようになって来ている。例えば、既にサイズが
0.6mm程度のものが実用化されており、このような
微小部品を吸着ノズルによってピックアップするために
は0.1mm程度の位置ずれも安定した吸着に悪影響を
及ぼす。このため、前述の位置ティーチを高精度で行う
必要がある。
【0006】ところが、前述の位置ティーチの精度は種
々の要因に依存しており、位置ティーチによって得られ
た位置補正データによって電子部品の実装位置精度が確
保されるとは限らず、数十μmのオーダーでのばらつき
を示す場合がある。前述のように微小部品を実装対象と
する場合にはこのばらつきが吸着不具合や実装不良に及
ぼす影響は無視できない。しかしながら従来のロータリ
式の電子部品実装装置においては、信頼性のある位置補
正データを取得して高精度の実装を実現する手法が確立
されておらず、実装精度の更なる向上が困難であるとい
う問題点があった。
【0007】そこで本発明は、信頼性のある位置補正デ
ータに基づいて精度よく電子部品を実装できる電子部品
実装装置および電子部品実装方法を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電子部品
実装装置は、ロータリヘッドの主軸部の外側面に装着さ
れた複数の移載ヘッドによって電子部品の供給部から電
子部品をピックアップし、前記移載ヘッドを各インデッ
クス位置を順次移動させて電子部品を基板に実装する電
子部品実装装置であって、前記主軸部をインデックス回
転させるインデックス機構部と、このインデックス機構
部を支持する支持部と、前記複数の移載ヘッドを昇降さ
せる昇降駆動手段と、前記インデックス機構部およびま
たは前記昇降駆動手段の温度を調整する温度調整部と、
前記インデックス機構部、支持部、および昇降駆動手段
のうちのいずれかに設定される温度検出点の温度を検出
する温度検出手段と、前記温度検出点の温度が所定温度
条件である状態で取得され、実装動作を行う機構部の位
置誤差を補正するための位置補正データを記憶する位置
補正データ記憶部と、前記温度検出点の温度が前記所定
温度条件となるように前記温度調整部を制御する制御手
段とを備えた。
【0009】請求項2記載の電子部品実装装置は、請求
項1記載の電子部品実装装置であって、前記温度調整部
は、インデックス機構部の潤滑油の温度を調整する油温
調整器、移載ヘッドを昇降させるリブカムの温度を調整
する温度調整装置のいずれかを含む。
【0010】請求項3記載の電子部品実装装置は、請求
項1記載の電子部品実装装置であって、前記制御手段は
前記温度検出手段の検出結果を監視し、検出温度が前記
所定温度条件になったならば、実装動作を開始する。
【0011】請求項4記載の電子部品実装装置は、請求
項1記載の電子部品実装装置であって、前記位置補正デ
ータ記憶部は異なる温度条件で取得された複数種類の位
置補正データを記憶し、前記制御手段は実装動作実行時
の環境温度に基づいて前記位置補正データを選択するデ
ータ選択手段を備えた。
【0012】請求項5記載の電子部品実装方法は、ロー
タリヘッドの主軸部の外側面に装着された複数の移載ヘ
ッドによって電子部品の供給部から電子部品をピックア
ップし、前記移載ヘッドを各インデックス位置を順次移
動させて電子部品を基板に実装する電子部品実装方法で
あって、前記主軸部をインデックス回転させるインデッ
クス機構部、このインデックス機構部を支持する支持
部、および前記複数の移載ヘッドを昇降させる昇降駆動
手段のうちのいずれかに設定される温度検出点の温度が
所定温度条件である状態で位置補正データを取得して位
置補正データ記憶部に記憶させておき、前記温度検出点
の温度が前記所定温度条件である状態で実装動作を行
う。
【0013】請求項6記載の電子部品実装方法は、請求
項5記載の電子部品実装方法であって、前記代表温度検
出点の温度が所定温度条件になるように温度調整部によ
り温度調整を行う。
【0014】請求項7記載の電子部品実装方法は、請求
項5記載の電子部品実装方法であって、前記温度調整手
段は、インデックス機構部の潤滑油の温度を調整する油
温調整器、移載ヘッドを昇降させるリブカムの温度を調
整する温度調整装置のいずれかを含むである。
【0015】請求項8記載の電子部品実装方法は、請求
項5記載の電子部品実装方法であって、前記制御手段は
前記温度検出手段の検出結果を監視し、検出温度が前記
所定温度条件になったならば、実装動作を開始する。
【0016】請求項9記載の電子部品実装方法は、請求
項5記載の電子部品実装方法であって、前記位置補正デ
ータ記憶部は異なる温度条件で取得された複数種類の位
置補正データを記憶し、前記制御手段は実装動作時の環
境温度に基づいて前記位置補正データを選択する。
【0017】本発明によれば、機構部に設定される温度
検出点の温度が所定温度条件である状態で位置補正デー
タを取得して位置補正データ記憶部に記憶させておき、
前記温度検出点の温度が所定温度条件である状態で実装
動作を行うことにより、機構部の熱変形に起因する位置
補正データの変動を排除して位置補正データの信頼性を
向上させ、実装精度を確保することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の電子
部品実装装置の平面図、図2は同電子部品実装装置のロ
ータリヘッドの平面図、図3は同電子部品実装装置の部
分断面図、図4は同電子部品実装装置のロータリヘッド
の部分拡大図、図5は同電子部品実装装置の制御系の構
成を示すブロック図、図6,7は同電子部品実装装置の
部分断面図、図8(a),(b),(c)は同電子部品
実装装置の温度検出点の温度変化を示すグラフ、図9は
同電子部品実装装置の位置補正データのデータ様式を示
す図である。
【0019】まず図1を参照して電子部品実装装置の構
造を説明する。図1において、電子部品の供給部1には
電子部品を供給するパーツフィーダ2が多数個並設され
ている。パーツフィーダ2は図外のフィーダベースに装
着され、送りねじ3を回転駆動することにより横方向へ
移動する。
【0020】供給部1の手前側にはロータリヘッド4が
配設されている。ロータリヘッド4は主軸Oの廻りでイ
ンデックス回転し、その円周上には複数基の移載ヘッド
5が備えられている。ロータリヘッド4の特定のインデ
ックス位置は作業ステーションとなっており、以下に説
明するピックアップステーションS1、高さ計測ステー
ションS2、部品認識ステーションS3および実装ステ
ーションS4が設けられている。
【0021】移載ヘッド5は複数の吸着ノズル6を備え
ており、ピックアップステーションS1に位置している
状態で移載ヘッド5が昇降動作を行うことにより、パー
ツフィーダ2から電子部品をピックアップする。このと
き、送りねじ3によってパーツフィーダ2を横移動させ
ることにより、所望の電子部品をピックアップすること
ができる。
【0022】ピックアップ位置でピックアップされた電
子部品7は、ロータリーヘッド4のインデックス回転に
より矢印a方向に順次移動する。移動途中には高さ計測
ステーションS2が設けられている。高さ計測ステーシ
ョンS2には、高さ検出部8が設けられており、高さ検
出部8は透過照明された電子部品7を側方からCCDカ
メラ8aで撮像することにより、吸着ノズル6に保持さ
れた状態の電子部品7の下端部の高さを検出する。
【0023】高さ計測ステーションS2に隣接して部品
認識ステーションS3が設けられており、吸着ノズル6
に保持された電子部品7が部品認識ステーションS3の
カメラ9の上方に位置している状態で、電子部品7はカ
メラ9より下方から撮像される。ここでは、移載ヘッド
5の回転中心に対する電子部品7の位置ずれが検出され
る。
【0024】部品認識ステーションS3の次は実装ステ
ーションS4となっている。ロータリーヘッド4の手前
側には基板12を位置決めする可動テーブル11が配設
されており、認識ステーションS3から移動した移載ヘ
ッド5が基板12上の実装位置Mに到達し、そこで昇降
動作を行うことにより、電子部品7を基板12に実装す
る。
【0025】図2に示すように、移載ヘッド5はロータ
リーヘッド4の主軸Oを中心とする半径Rの円周上に配
設されている。移載ヘッド5はヘッド回転モータ10に
よってそのヘッド回転中心(自転軸)Hoを中心として
回転し、円周上に設けられた複数(本例では4本)の吸
着ノズル6の選択や、吸着ノズル6の下端部に真空吸着
された電子部品の水平回転方向の角度補正を行う。この
角度補正を精度よく行うためには、移載ヘッド5がヘッ
ド回転中心Ho廻りに回転する回転角度にずれがないこ
とが必要である。この回転角度の原位置に対するずれ角
度αは後述するように吸着ノズル6の下端部を下方から
カメラで認識することにより検出される。
【0026】次に図3を参照して電子部品実装装置の駆
動系について説明する。図3は図2のBOA断面を示し
ており、図3において架台18上には天板19が水平に
架設されている。天板19の中央部には、取付座20を
介してインデックス機構部21が配設されている。イン
デックス機構部21は、モータの回転を間欠回転に変換
する機構を内蔵しており、この機構を連続駆動すると摩
擦熱により昇温するため、機構内部を潤滑する潤滑油を
温度調整を行いながら循環させる油温調整器30を備え
ている。油温調整器30の内部には第1の温度検出点が
設定されており、第1の温度検出点には第1の温度検出
手段である油温計31を備えている。油温調整器30は
温度調整機能を備えており、油温計31によって検出さ
れた検出温度に基づいてインデックス機構21内を循環
する潤滑油の温度を調節する。なお油温調整器30は、
通常は摩擦熱によって昇温した潤滑油を冷却するが、低
温状態の潤滑油を所定の温度まで短時間で昇温させるた
めに加熱を行うこともある。
【0027】また、インデックス機構部21を支持する
支持部である天板19の取付座20の周囲には第2の温
度検出点が設定されており、第2の温度検出点には第2
の温度検出手段である温度センサTS1が装着されてい
る。温度センサTS1は、インデックス機構部21を連
続して駆動することにより発生した熱が、天板19に伝
達された結果昇温するインデックス機構部21の周囲温
度を検出する。
【0028】インデックス機構部21の下方には、ロー
タリヘッド4の主軸部4aが連結されている。主軸部4
aは取付座20に対して固定された固定部22および固
定部22に対して相対的にインデックス回転動作を行う
回転駆動部24が設けられている。固定部22の外周に
は移載ヘッドの昇降用駆動手段であるリブカム23が設
けられている。図4に示すように、固定部22内部のリ
ブカム23の内側に相当する位置には、リブカム23の
温度調整用熱倍を循環させる内孔が設けられたウオータ
ジャケット32が装着されており、ウオータジャケット
32の内孔は配管を介して温度調整装置33と接続され
ている。
【0029】温度調整装置33を駆動することにより、
ウオータジャケット32内部には熱媒が循環しリブカム
23の温度を調整する。この温度調整は、前述の油温調
整器30と同様に、加熱・冷却のいずれにも用いられ
る。またリブカム23の所定位置は第3の温度検出点が
設定されており、第3の温度検出点には第3の温度検出
手段である温度センサTS2が埋め込まれている。温度
センサTS2はリブカム23の温度を検出する。
【0030】リブカム23にはカムフォロア27が上下
両方向から挟み込む形で当接している。カムフォロア2
7は連結部材26に結合されており、連結部材26は回
転駆動部24に対してスライダ25aおよびガイドレー
ル25よりなるスライド手段によって上下方向にスライ
ド自在となっている。連結部材26の下部には移載ヘッ
ド5が装着されている。回転駆動部24がインデックス
回転することにより、カムフォロア27はリブカム23
に沿って転動し、これにより連結部材26はリブカム2
3のカム曲線に従って上下動を行う。したがって、イン
デックス機構部21を駆動して回転駆動部24がインデ
ックス回転を行うことにより、移載ヘッド5は所定のイ
ンデックス位置にて所定タイミングで上下動作を行う。
【0031】図3の断面に示す認識ステーションS3に
は、撮像手段であるカメラ9を移動させるカメラ移動テ
ーブル28が装着されており、カメラ9aは認識ステー
ション9において移載ヘッド5を下方から認識する。こ
こでカメラ9はカメラ移動テーブル28に結合された連
結部材29を介して天板19と結合されている。このた
め、天板19の変形はカメラ移動テーブル28の変位を
発生させる。
【0032】次に、図5を参照して制御系の構成を説明
する。CPU40は制御手段としての全体制御部であ
り、電子部品実装装置全体の動作を制御する。プログラ
ム記憶部41は、実装動作や位置補正データ演算などの
処理に必要なプログラムを記憶する。位置補正データ記
憶部42は、位置ティーチによって求められた位置補正
用のデータを記憶する。機構駆動部43は、インデック
ス機構部21のインデックスモータ21aや、ヘッド回
転モータ10などの機構部を駆動する。
【0033】認識処理部44は、高さ検出用のCCDカ
メラ8aや部品認識カメラ9のデータを処理して電子部
品の高さや位置を検出するとともに、後述する位置ティ
ーチ用に使用される撮像ユニットのカメラの撮像データ
を処理して吸着ノズル6の位置を検出する。
【0034】温度検出部45は、第1の温度検出点の油
温計31、第2の温度検出点の温度センサTS1、第3
の温度検出点の温度センサTS2および環境温度検出点
に設けられた温度計34からの信号を受け各温度検出点
の温度を検出する。CPU40は温度検出部45からの
信号に基づき、検出温度がティーチ温度として設定され
た所定温度に到達したことを確認して位置ティーチ作業
の開始指令を出力する。さらに検出温度が、取得済みの
位置補正データのティーチ温度に対応した実装稼働温度
に到達したことを確認した時点で実装動作開始指令を出
力する。
【0035】温度調整部46はCPU40によって制御
され、CPU40から指示される温調目標温度に基づい
て温度検出部45から送られる検出温度値をフィードバ
ックデータとして油温調整器30およびリブカム23用
の温度調整装置33の駆動制御を行う。これにより、イ
ンデックス機構21内を循環する潤滑油の温度やリブカ
ム23の温度は所定温度条件に調整される。入力部47
は、キーボードやマウスなどであり、制御コマンドの入
力や、ティーチ温度、温調目標温度などの各種データ入
力を行う。
【0036】この電子部品実装装置は上記のように構成
されており、以下実装動作の開始に先だって行われる位
置ティーチの例について説明する。この位置ティーチは
電子部品実装装置の各機構部において、または機構部相
互の間で種々の要因によって発生する位置誤差の補正
や、電子部品を光学的に認識する認識手段に設定される
光学座標系の機械原点に対する相対位置を、制御データ
上の数値データとして検出し、これらの数値データを位
置補正データとして記憶させるものである。
【0037】図6は図1のA−A断面を示すものであ
り、図5において、ピックアップ位置Pに位置する移載
ヘッド5の下方に位置するパーツフィーダ2のフィーダ
ベース2a上には、撮像ユニット13が装着されてい
る。撮像ユニット13は光学系14およびカメラ15を
備えており、カメラ15で撮像される視野の光学座標系
が実装装置の機械座標系上での機械原点と所定の位置関
係となるように位置出しされている。また、実装位置M
に位置する移載ヘッド5の下方の可動テーブル11上に
は、同様の撮像ユニット16が装着されている。撮像ユ
ニット16の光学座標系も同様に機械原点と所定の位置
関係となるように位置出しされている。これらの撮像ユ
ニット13,16は以下に述べる位置ティーチ用に一時
的に装着されるものである。
【0038】まず移載ヘッド5の回転中心廻りの回転角
度の原位置に対するずれ角度のティーチについて説明す
る。撮像ユニット13,16の光学座標系の機械原点に
対する相対位置が既知であることから、撮像ユニット1
3,16で各移載ヘッド5の吸着ノズル6を撮像するこ
とにより、各吸着ノズル6の機械原点に対する相対位置
を求めることができる。これにより、各吸着ノズル6の
位置が検出され、移載ヘッド5の回転中心廻りの回転角
度の原位置に対するずれ角度αを求めることができる
(図2参照)。
【0039】次に、移載ヘッド5のヘッド回転中心のテ
ィーチについて説明する。認識ステーションS3におい
ては各移載ヘッド5の回転中心位置は必ずしもロータリ
ーヘッド4の主軸から同一径の位置にあるとは限らな
い。図6に示すように、主軸が垂直方向に対してわずか
にθだけ傾いていたり、各部品の加工誤差や組立誤差な
ど種々の要因により図2に示すピックアップステーショ
ンS1、認識ステーションS3、実装ステーションS4
での公転半径R1,R2,R3はそれぞれ異なってお
り、数十μmのオーダーで各移載ヘッドごとにばらつい
ている。このため認識ステーションS3において検出し
た位置ずれ量をそのまま用いてピックアップ位置Pにお
いて電子部品の吸着を行うと公転半径Rのばらつき分だ
け吸着時の吸着位置に誤差を生じ、また実装位置Mにお
いて電子部品の基板への搭載を行うと同様に搭載位置に
誤差を生じる。
【0040】そこでこのばらつきを補正するため、移載
ヘッド5のヘッド回転中心のティーチが行われる。上述
のように、ピックアップ位置Pおよび実装位置Mにおけ
る移載ヘッド5の各吸着ノズル6を認識ユニット13,
16で撮像し、これらの吸着ノズル6の位置を認識す
る。そして、この認識結果より当該移載ヘッド5のヘッ
ド回転中心の機械原点に対する相対位置を求める。これ
により、ロータリヘッド4の主軸Oの機械原点に対する
相対位置は既知であることから、ピックアップ位置Pに
おける当該移載ヘッド5の公転半径R1および実装位置
Mにおける公転半径R3を求めることができ、したがっ
て正規の公転半径Rに対する偏差を示すオフセットが求
められる。
【0041】次に、ロータリヘッド4をインデックス回
転させ、移動後にピックアップ位置Pおよび実装位置M
に位置する移載ヘッド5について同様の認識を行い、ヘ
ッド回転中心のオフセットを求める。以下、同様の手順
により全ての移載ヘッド5のピックアップ位置Pおよび
実装位置Mにおけるオフセットを求める。そしてこれら
のオフセットデータおよびずれ角度αは位置補正データ
として位置補正データ記憶部42に記憶される。
【0042】さらに、実装位置精度を向上させるために
は、上記の各機構部の位置誤差を排除することのほか
に、部品認識誤差をできるだけ排除することが必要であ
る。このため、位置ティーチの一環として、部品認識を
行う認識手段の光学座標系のキャリブレーションを行う
必要がある。すなわち、高さ検出ステーション8や、部
品認識ステーション9のカメラによって検出される位置
データの誤差を補正するために、これらのカメラの光学
座標系と機械原点との相対位置を検出する。このキャリ
ブレーションは、機械原点との相対位置関係が正しく再
現される基準治具を装着し、この基準治具を撮像するこ
とにより行われる。そして撮像結果に基づいて、光学座
標系の位置ずれ量が求められ、この位置ずれ量は位置補
正データとして位置補正データ記憶部42に記憶され
る。
【0043】次に図7を参照して、インデックス機構部
21を駆動してロータリヘッド4を回転させ各移載ヘッ
ド5に実装動作を行わせたときの、各機構部の熱変形挙
動について説明する。インデックス機構部21はモータ
21a(図示せず)により回転駆動され、内蔵されたイ
ンデックス機構により回転駆動部24を回転させる。こ
の動作によりインデックス機構部21は各動作部分の摩
擦による発熱によって昇温する。そしてこの熱は取付座
20を介して天板19に伝達される。この熱影響により
天板19は熱変形し、この変形は連結部材29によって
結合された認識ステーションS3のカメラ移動テーブル
28の位置を矢印a方向に変動させる。
【0044】一方、ロータリヘッド4がインデックス回
転を繰り返すことにより、カムフォロア27はリブカム
23に沿って転動し、リブカム23には摩擦熱が発生す
る。これによりリブカム23は次第に昇温するが、この
昇温過程においてはリブカム23の各部の昇温は均一で
はない。そしてある収束時間経過後に各部の温度が定常
温度に到達する。この昇温過程でのリブカム23各部の
温度不均一に起因して、上部側のリブカム23は矢印b
方向に変位し、下部側のリブカム23は矢印c方向に変
位する。この結果、インデックス回転起動後ある時間ま
では、ロータリヘッド4の主軸Oが矢印d方向にわずか
に傾く現象が発生する。このような各部の変形・変位
は、実機を用いて行った変位計測試験において確認され
ている。そしてこの変形は、前述のようにリブカム23
とカムフォロア27との摩擦熱による昇温が、周辺大気
へ放散する熱によって収束した時点で、ほぼ一定の定常
状態に収束する。
【0045】この熱変形の収束は前述の天板19の熱変
形についても同様であり、実装装置起動時の天板9の昇
温過程においては、カメラ9の絶対的位置は変動してい
る。すなわち、装置起動後各部の昇温が収束するまで
は、認識ステーションS3におけるカメラ9と移載ヘッ
ド5との相対的位置関係は熱影響によって変動してお
り、この結果カメラ9による認識結果にはばらつきが生
じる。
【0046】この熱影響による変形は認識ステーション
S3のみならず、ピックアップステーションS1、高さ
検出ステーションS2、実装ステーションS4において
も発生し、それぞれ吸着位置不良、実装位置精度不良の
原因となるが、熱影響による変形が精度に及ぼす影響は
移載ヘッド5とカメラ9がともに変位する認識ステーシ
ョンS3において特に顕著である。しかも認識ステーシ
ョンS3における位置誤差は認識誤差として表れ、その
まま位置補正量の誤差となって吸着動作、実装動作に影
響を及ぼすため、極力排除することが必要である。この
ような位置補正誤差は、位置補正データを得るための位
置ティーチ時の機構部の温度が実際の装置稼働時の温度
と異なっていることにより生じるものである。
【0047】そこで、このような熱変形に起因する位置
補正量の誤差を排除するため、本実施の形態では位置補
正データを求めるための位置ティーチを、以下に説明す
るようにティーチ実行時の温度条件と関連させた方法を
用いて行う。以下、図8を参照して説明する。図8は、
電子部品実装装置起動後の代表点温度の時間的変化を示
すものであり、代表点温度は前述の第1,第2,第3の
温度検出点のいずれかを選択して用いる。
【0048】位置ティーチを行う前にはまず立ち上げ運
転を行う。この立ち上げ運転は、発熱を伴う部分を予め
所定温度まで昇温させるために行うものであり、インデ
ックス機構部21を駆動してロータリヘッド4に主軸廻
りの回転を行わせるとともに、移載ヘッド5にリブカム
23による昇降動作を行わせる。このとき、油温調整器
30および温度調整装置33は起動しておき、温調目標
温度を予め定められたティーチ温度に設定する。
【0049】このティーチ温度は、単純なオンオフ制御
の場合には図8(a)に示すように温度変動の略平均温
度に、また正確な温調目標温度が設定可能な場合にあっ
ては、図8(b)に示すようにその目標温度に設定され
る。そして立ち上げ運転時間が経過し、前述の代表温度
検出点の検出温度が環境温度T0から所定の設定温度
T、すなわちティーチ温度に基づいて設定される温度範
囲に到達したならば、ティーチ操作を開始する。この立
ち上げ運転時間の経過の判断は、例えば以下のように行
う。すなわち、検出温度の変動をCPU40によって監
視し、図8(a)に示す例にあっては、温度変動の1周
期が過ぎてこの周期における平均温度が求められ、求め
られた平均温度が設定温度Tに基づいて設定される温度
範囲内であると確認された時点t1を以て立ち上げ完了
とみなし、図8(b)に示す例にあっては、検出温度が
設定温度Tを一旦超えてオーバーシュートした後に再び
設定温度Tに復帰した時点t2を以て立ち上げ完了とみ
なす。
【0050】そしてタイミングt1,t2以降に前述の
位置ティーチが行われる。すなわち、ピックアップステ
ーションS1や実装ステーションS4に撮像ユニット1
3,16を装着し、前述の位置検出を行う。そして求め
られた位置補正データは位置補正データ記憶部42にテ
ィーチ温度と関連つけられて記憶される。この機構部の
位置補正データ検出とともに、位置ティーチ時には高さ
検出ステーションS2および部品認識ステーションS3
のカメラのキャリブレーションを行う。そして求められ
た位置ずれデータは同様に位置補正データ記憶部42記
憶される。
【0051】このようにして得られた位置補正データ
は、電子部品実装装置の各機構部の実際の稼働状態での
温度とほぼ等しい温度条件で求められたものであること
から、実装動作開始後に温度が大きく変動することはな
く、したがって位置補正データを求めた温度条件と稼働
温度とは常に近い温度となり、温度変動に起因する位置
補正誤差が発生しない。
【0052】なお、本実施の形態では、予めティーチ温
度を設定しておき、代表点温度がティーチ温度に基づく
温度範囲に到達した時点でティーチを開始する例を示し
ているが、位置補正データ記憶部42に異なる複数の代
表点温度値に関連づけて複数の位置補正データを記憶さ
せるようにしてもよい。図9はこのようにして入力され
る複数の位置補正データの入力例を示している。ここで
は、それぞれの位置補正データには、第1温度検出点、
第2温度検出点および第3温度検出点の各温度によって
構成される温度条件が対応しており、これらの温度条件
によって入力される補正データは異なったものとなる。
【0053】そして実装動作開始に先だって温度検出部
45によって検出された各温度検出点の検出温度に基づ
いて、CPU40に自動的に適切な位置補正データを選
択させる。これにより、その都度位置ティーチを行うこ
となく適切な位置補正データを用いて高精度の位置補正
を行うことが可能となる。また、温度検出部45の検出
温度をCPU40によって監視し、検出温度が既に取得
済みの位置補正データの取得時の所定温度条件に到達し
たことを確認し、その後に実装動作を開始させるように
してもよい。
【0054】さらに、好ましくはティーチ温度や実際の
稼働温度を環境温度に基づいて設定するようにすれば、
すなわち電子部品実装装置の起動に先だって、周囲の環
境温度を温度検出部45によって検出し、油温調整器3
0や温度調整装置33の温調目標温度を検出された環境
温度に基づいて自動設定するようにすれば、環境温度そ
のものもしくは環境温度と大きな温度差のない温度がテ
ィーチ温度となり、図8(c)に示すように立ち上げ開
始直後のタイミングt3から立ち上げ時間の経過を待つ
ことなく、位置ティーチを開始することができる。
【0055】また、上記実施の形態では、各機構部の位
置誤差の例として、移載ヘッド5の回転中心廻りの回転
角度の原位置に対するずれ角度、移載ヘッド5の回転中
心の機械原点に対する位置ずれを説明し、認識手段の例
として移載ヘッド5のノズル6に吸着保持された電子部
品を下方より認識するカメラ9、移載ヘッド5のノズル
6に吸着保持された電子部品を側方より認識するCCD
カメラ8aについて説明しているが、これ以外にもピッ
クアップステーションS1や実装ステーションS4にお
ける位置合わせの位置ずれ量や、ピックアップステーシ
ョンS1や実装ステーションS4における位置認識な
ど、熱変動によって位置補正量に誤差を生じる項目につ
いて位置ティーチを行う場合に対しても本発明を適用す
ることができる。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、機構部の代表点温度を
温度検出手段により検出し、この検出温度が予め設定さ
れた所定温度範囲内にある状態で各機構部の位置補正デ
ータを求めるようにしたので、機構部の熱変形に起因す
る位置ずれ状態の変動を排除して位置補正データの信頼
性を向上させて熱影響による位置補正誤差のない安定し
た実装を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の平
面図
【図2】本発明の一実施の形態の電子部品実装装置のロ
ータリヘッドの平面図
【図3】本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の部
分断面図
【図4】本発明の一実施の形態の電子部品実装装置のロ
ータリヘッドの部分拡大図
【図5】本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の制
御系の構成を示すブロック図
【図6】本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の部
分断面図
【図7】本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の部
分断面図
【図8】(a)本発明の一実施の形態の電子部品実装装
置の温度検出点の温度変化を示すグラフ (b)本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の温度
検出点の温度変化を示すグラフ (c)本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の温度
検出点の温度変化を示すグラフ
【図9】本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の位
置補正データのデータ様式を示す図
【符号の説明】
1 供給部 4 ロータリーヘッド 5 移載ヘッド 6 ノズル 8a CCDカメラ 9 カメラ 12 基板 13,16 撮像ユニット 21 インデックス機構部 23 リブカム 30 油温調整器 33 温度調整装置 42 位置補正データ記憶部 45 温度検出部 46 温度調整部 S1 ピックアップステーション S2 高さ検出ステーション S3 認識ステーション S4 実装ステーション

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータリヘッドの主軸部の外側面に装着さ
    れた複数の移載ヘッドによって電子部品の供給部から電
    子部品をピックアップし、前記移載ヘッドを各インデッ
    クス位置を順次移動させて電子部品を基板に実装する電
    子部品実装装置であって、前記主軸部をインデックス回
    転させるインデックス機構部と、このインデックス機構
    部を支持する支持部と、前記複数の移載ヘッドを昇降さ
    せる昇降駆動手段と、前記インデックス機構部およびま
    たは前記昇降駆動手段の温度を調整する温度調整部と、
    前記インデックス機構部、支持部、および昇降駆動手段
    のうちのいずれかに設定される温度検出点の温度を検出
    する温度検出手段と、前記温度検出点の温度が所定温度
    条件である状態で取得され、実装動作を行う機構部の位
    置誤差を補正するための位置補正データを記憶する位置
    補正データ記憶部と、前記温度検出点の温度が前記所定
    温度条件となるように前記温度調整部を制御する制御手
    段とを備えたことを特徴とする電子部品実装装置。
  2. 【請求項2】前記温度調整部は、インデックス機構部の
    潤滑油の温度を調整する油温調整器、移載ヘッドを昇降
    させるリブカムの温度を調整する温度調整装置のいずれ
    かを含むことを特徴とする請求項1記載の電子部品実装
    装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は前記温度検出手段の検出結
    果を監視し、検出温度が前記所定温度条件になったなら
    ば、実装動作を開始することを特徴とする請求項1記載
    の電子部品実装装置。
  4. 【請求項4】前記位置補正データ記憶部は異なる温度条
    件で取得された複数種類の位置補正データを記憶し、前
    記制御手段は実装動作実行時の環境温度に基づいて前記
    位置補正データを選択することを特徴とする請求項1記
    載の電子部品実装装置。
  5. 【請求項5】ロータリヘッドの主軸部の外側面に装着さ
    れた複数の移載ヘッドによって電子部品の供給部から電
    子部品をピックアップし、前記移載ヘッドを各インデッ
    クス位置を順次移動させて電子部品を基板に実装する電
    子部品実装方法であって、前記主軸部をインデックス回
    転させるインデックス機構部、このインデックス機構部
    を支持する支持部、および前記複数の移載ヘッドを昇降
    させる昇降駆動手段のうちのいずれかに設定される温度
    検出点の温度が所定温度条件である状態で位置補正デー
    タを取得して位置補正データ記憶部に記憶させておき、
    前記温度検出点の温度が前記所定温度条件である状態で
    実装動作を行うことを特徴とする電子部品実装方法。
  6. 【請求項6】前記温度検出点の温度が所定温度条件にな
    るように前記温度調整部により温度調整を行うことを特
    徴とする請求項5記載の電子部品実装方法。
  7. 【請求項7】前記温度調整部は、インデックス機構部の
    潤滑油の温度を調整する油温調整器であることを特徴と
    する請求項6記載の電子部品実装方法。
  8. 【請求項8】前記制御手段は前記温度検出手段の検出結
    果を監視し、検出温度が前記所定温度条件になったなら
    ば、実装動作を開始することを特徴とする請求項5記載
    の電子部品実装方法。
  9. 【請求項9】前記位置補正データ記憶部は異なる温度条
    件で取得された複数種類の位置補正データを記憶し、前
    記制御手段は実装動作実行時の環境温度に基づいて前記
    位置補正データを選択することを特徴とする請求項5記
    載の電子部品実装方法。
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