JP4064007B2 - 電子部品実装装置および電子部品実装方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子部品を基板に実装する電子部品実装装置および電子部品実装方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子部品の実装装置の種類として、複数の吸着ノズルが装着された多数の移載ヘッドをインデックス回転させて連続的に実装を行うロータリ式の実装装置が知られている。このロータリ式では、多数の移載ヘッドにより電子部品を順次ピックアップし実装を行うため高速実装が行えるという利点を有している。このロータリ式の電子部品実装装置は、インデックス回転を行う主軸部の外周にそれぞれ昇降機構を備えた複数の移載ヘッドを備え、これらの移載ヘッドを主軸廻りに公転させることにより順次移動させるものである。各移載ヘッドは移載ヘッドの自転軸廻りに回転移動する複数の吸着ノズルを備えており、この吸着ノズルを回転させて各吸着ノズルに保持された電子部品を順次基板に実装する。
【0003】
このように、ロータリ式の電子部品実装装置は移載ヘッドの公転と自転を組み合わせた搬送機構を備えており、電子部品は供給部から取り出されて位置決め部に位置決めされた基板に実装されるまで、多くの機構部の動作が複雑に組み合わされた一連の実装動作を経る。この一連の実装動作によって高位置精度の実装を実現するためには、各機構部において、または機構部相互の間で種々の要因によって発生する位置誤差を補正する必要がある。
【0004】
このため、電子部品実装装置の立ち上げ時には、これら各機構部の位置誤差や電子部品を光学的に認識する認識手段の光学座標系の機械原点に対する相対位置を、制御データ上の数値データとして検出し、これらの数値データを位置補正データとして記憶部に記憶させる位置ティーチが行われる。そして各機構部の駆動制御においては、この位置補正データに基づいて各機構部の駆動軸が駆動される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、電子部品の少サイズ化に伴い、実装時の位置精度は益々高精度が求められるようになって来ている。例えば、既にサイズが0.6mm程度のものが実用化されており、このような微小部品を吸着ノズルによってピックアップするためには0.1mm程度の位置ずれも安定した吸着に悪影響を及ぼす。このため、前述の位置ティーチを高精度で行う必要がある。
【0006】
ところが、前述の位置ティーチの精度は種々の要因に依存しており、位置ティーチによって得られた位置補正データによって電子部品の実装位置精度が確保されるとは限らず、数十μmのオーダーでのばらつきを示す場合がある。前述のように微小部品を実装対象とする場合にはこのばらつきが吸着不具合や実装不良に及ぼす影響は無視できない。しかしながら従来のロータリ式の電子部品実装装置においては、信頼性のある位置補正データを取得して高精度の実装を実現する手法が確立されておらず、実装精度の更なる向上が困難であるという問題点があった。
【0007】
そこで本発明は、信頼性のある位置補正データに基づいて精度よく電子部品を実装できる電子部品実装装置および電子部品実装方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の電子部品実装装置は、ロータリヘッドの主軸部の外側面に装着された複数の移載ヘッドによって電子部品の供給部から電子部品をピックアップし、前記移載ヘッドを各インデックス位置を順次移動させて電子部品を基板に実装する電子部品実装装置であって、前記主軸部をインデックス回転させるインデックス機構部と、このインデックス機構部を支持する支持部と、前記複数の移載ヘッドを昇降させる昇降駆動手段と、前記インデックス機構部およびまたは前記昇降駆動手段の温度を調整する温度調整部と、前記インデックス機構部、支持部、および昇降駆動手段のうちのいずれかに設定される温度検出点の温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出点の温度が環境温度に基づく所定温度範囲である状態で取得され、実装動作を行う機構部の位置誤差を補正するための位置補正データを記憶する位置補正データ記憶部と、前記温度検出点の温度が環境温度に基づく前記所定温度範囲となるように前記温度調整部を制御する制御手段とを備え、前記温度調整部は、インデックス機構部の潤滑油の温度を調整する油温調整器、移載ヘッドを昇降させるリブカムの温度を調整する温度調整装置のいずれかを含み、前記位置補正データ記憶部は異なる環境温度に基づく所定温度範囲で取得された複数種類の位置補正データを記憶し、前記制御手段は実装動作実行時の環境温度に基づく前記所定温度範囲での前記位置補正データを選択する。
【0010】
請求項2記載の電子部品実装装置は、請求項1記載の電子部品実装装置であって、前記制御手段は前記温度検出手段の検出結果を監視し、検出温度が環境温度に基づく前記所定温度範囲になったならば、実装動作を開始する。
【0012】
請求項3記載の電子部品実装方法は、ロータリヘッドの主軸部の外側面に装着された複数の移載ヘッドによって電子部品の供給部から電子部品をピックアップし、前記移載ヘッドを各インデックス位置を順次移動させて電子部品を基板に実装する電子部品実装方法であって、前記主軸部をインデックス回転させるインデックス機構部、このインデックス機構部を支持する支持部、および前記複数の移載ヘッドを昇降させる昇降駆動手段のうちのいずれかに設定される温度検出点の温度が環境温度に基づく所定温度範囲である状態で位置補正データを取得して位置補正データ記憶部に記憶させておき、前記温度検出点の温度が環境温度に基づく前記所定温度範囲である状態で実装動作を行うものであり、前記温度検出点の温度が環境温度に基づく所定温度範囲になるように前記温度調整部により温度調整を行い、前記位置補正データ記憶部は異なる環境温度に基づく所定温度範囲で取得された複数種類の位置補正データを記憶し、前記制御手段は実装動作実行時の環境温度に基づく前記所定温度範囲での前記位置補正データを選択する。
【0014】
請求項4記載の電子部品実装方法は、請求項3記載の電子部品実装方法であって、前記温度調整部は、インデックス機構部の潤滑油の温度を調整する油温調整器である。
【0015】
請求項5記載の電子部品実装方法は、請求項3記載の電子部品実装方法であって、前記制御手段は前記温度検出手段の検出結果を監視し、検出温度が環境温度に基づく前記所定温度範囲になったならば、実装動作を開始する。
【0017】
本発明によれば、機構部に設定される温度検出点の温度が所定温度条件である状態で位置補正データを取得して位置補正データ記憶部に記憶させておき、前記温度検出点の温度が所定温度条件である状態で実装動作を行うことにより、機構部の熱変形に起因する位置補正データの変動を排除して位置補正データの信頼性を向上させ、実装精度を確保することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の平面図、図2は同電子部品実装装置のロータリヘッドの平面図、図3は同電子部品実装装置の部分断面図、図4は同電子部品実装装置のロータリヘッドの部分拡大図、図5は同電子部品実装装置の制御系の構成を示すブロック図、図6,7は同電子部品実装装置の部分断面図、図8(a),(b),(c)は同電子部品実装装置の温度検出点の温度変化を示すグラフ、図9は同電子部品実装装置の位置補正データのデータ様式を示す図である。
【0019】
まず図1を参照して電子部品実装装置の構造を説明する。図1において、電子部品の供給部1には電子部品を供給するパーツフィーダ2が多数個並設されている。パーツフィーダ2は図外のフィーダベースに装着され、送りねじ3を回転駆動することにより横方向へ移動する。
【0020】
供給部1の手前側にはロータリヘッド4が配設されている。ロータリヘッド4は主軸Oの廻りでインデックス回転し、その円周上には複数基の移載ヘッド5が備えられている。ロータリヘッド4の特定のインデックス位置は作業ステーションとなっており、以下に説明するピックアップステーションS1、高さ計測ステーションS2、部品認識ステーションS3および実装ステーションS4が設けられている。
【0021】
移載ヘッド5は複数の吸着ノズル6を備えており、ピックアップステーションS1に位置している状態で移載ヘッド5が昇降動作を行うことにより、パーツフィーダ2から電子部品をピックアップする。このとき、送りねじ3によってパーツフィーダ2を横移動させることにより、所望の電子部品をピックアップすることができる。
【0022】
ピックアップ位置でピックアップされた電子部品7は、ロータリーヘッド4のインデックス回転により矢印a方向に順次移動する。移動途中には高さ計測ステーションS2が設けられている。高さ計測ステーションS2には、高さ検出部8が設けられており、高さ検出部8は透過照明された電子部品7を側方からCCDカメラ8aで撮像することにより、吸着ノズル6に保持された状態の電子部品7の下端部の高さを検出する。
【0023】
高さ計測ステーションS2に隣接して部品認識ステーションS3が設けられており、吸着ノズル6に保持された電子部品7が部品認識ステーションS3のカメラ9の上方に位置している状態で、電子部品7はカメラ9より下方から撮像される。ここでは、移載ヘッド5の回転中心に対する電子部品7の位置ずれが検出される。
【0024】
部品認識ステーションS3の次は実装ステーションS4となっている。ロータリーヘッド4の手前側には基板12を位置決めする可動テーブル11が配設されており、認識ステーションS3から移動した移載ヘッド5が基板12上の実装位置Mに到達し、そこで昇降動作を行うことにより、電子部品7を基板12に実装する。
【0025】
図2に示すように、移載ヘッド5はロータリーヘッド4の主軸Oを中心とする半径Rの円周上に配設されている。移載ヘッド5はヘッド回転モータ10によってそのヘッド回転中心(自転軸)Hoを中心として回転し、円周上に設けられた複数(本例では4本)の吸着ノズル6の選択や、吸着ノズル6の下端部に真空吸着された電子部品の水平回転方向の角度補正を行う。この角度補正を精度よく行うためには、移載ヘッド5がヘッド回転中心Ho廻りに回転する回転角度にずれがないことが必要である。この回転角度の原位置に対するずれ角度αは後述するように吸着ノズル6の下端部を下方からカメラで認識することにより検出される。
【0026】
次に図3を参照して電子部品実装装置の駆動系について説明する。図3は図2のBOA断面を示しており、図3において架台18上には天板19が水平に架設されている。天板19の中央部には、取付座20を介してインデックス機構部21が配設されている。インデックス機構部21は、モータの回転を間欠回転に変換する機構を内蔵しており、この機構を連続駆動すると摩擦熱により昇温するため、機構内部を潤滑する潤滑油を温度調整を行いながら循環させる油温調整器30を備えている。油温調整器30の内部には第1の温度検出点が設定されており、第1の温度検出点には第1の温度検出手段である油温計31を備えている。油温調整器30は温度調整機能を備えており、油温計31によって検出された検出温度に基づいてインデックス機構21内を循環する潤滑油の温度を調節する。なお油温調整器30は、通常は摩擦熱によって昇温した潤滑油を冷却するが、低温状態の潤滑油を所定の温度まで短時間で昇温させるために加熱を行うこともある。
【0027】
また、インデックス機構部21を支持する支持部である天板19の取付座20の周囲には第2の温度検出点が設定されており、第2の温度検出点には第2の温度検出手段である温度センサTS1が装着されている。温度センサTS1は、インデックス機構部21を連続して駆動することにより発生した熱が、天板19に伝達された結果昇温するインデックス機構部21の周囲温度を検出する。
【0028】
インデックス機構部21の下方には、ロータリヘッド4の主軸部4aが連結されている。主軸部4aは取付座20に対して固定された固定部22および固定部22に対して相対的にインデックス回転動作を行う回転駆動部24が設けられている。固定部22の外周には移載ヘッドの昇降用駆動手段であるリブカム23が設けられている。図4に示すように、固定部22内部のリブカム23の内側に相当する位置には、リブカム23の温度調整用熱倍を循環させる内孔が設けられたウオータジャケット32が装着されており、ウオータジャケット32の内孔は配管を介して温度調整装置33と接続されている。
【0029】
温度調整装置33を駆動することにより、ウオータジャケット32内部には熱媒が循環しリブカム23の温度を調整する。この温度調整は、前述の油温調整器30と同様に、加熱・冷却のいずれにも用いられる。またリブカム23の所定位置は第3の温度検出点が設定されており、第3の温度検出点には第3の温度検出手段である温度センサTS2が埋め込まれている。温度センサTS2はリブカム23の温度を検出する。
【0030】
リブカム23にはカムフォロア27が上下両方向から挟み込む形で当接している。カムフォロア27は連結部材26に結合されており、連結部材26は回転駆動部24に対してスライダ25aおよびガイドレール25よりなるスライド手段によって上下方向にスライド自在となっている。連結部材26の下部には移載ヘッド5が装着されている。回転駆動部24がインデックス回転することにより、カムフォロア27はリブカム23に沿って転動し、これにより連結部材26はリブカム23のカム曲線に従って上下動を行う。したがって、インデックス機構部21を駆動して回転駆動部24がインデックス回転を行うことにより、移載ヘッド5は所定のインデックス位置にて所定タイミングで上下動作を行う。
【0031】
図3の断面に示す認識ステーションS3には、撮像手段であるカメラ9を移動させるカメラ移動テーブル28が装着されており、カメラ9aは認識ステーション9において移載ヘッド5を下方から認識する。ここでカメラ9はカメラ移動テーブル28に結合された連結部材29を介して天板19と結合されている。このため、天板19の変形はカメラ移動テーブル28の変位を発生させる。
【0032】
次に、図5を参照して制御系の構成を説明する。CPU40は制御手段としての全体制御部であり、電子部品実装装置全体の動作を制御する。プログラム記憶部41は、実装動作や位置補正データ演算などの処理に必要なプログラムを記憶する。位置補正データ記憶部42は、位置ティーチによって求められた位置補正用のデータを記憶する。機構駆動部43は、インデックス機構部21のインデックスモータ21aや、ヘッド回転モータ10などの機構部を駆動する。
【0033】
認識処理部44は、高さ検出用のCCDカメラ8aや部品認識カメラ9のデータを処理して電子部品の高さや位置を検出するとともに、後述する位置ティーチ用に使用される撮像ユニットのカメラの撮像データを処理して吸着ノズル6の位置を検出する。
【0034】
温度検出部45は、第1の温度検出点の油温計31、第2の温度検出点の温度センサTS1、第3の温度検出点の温度センサTS2および環境温度検出点に設けられた温度計34からの信号を受け各温度検出点の温度を検出する。CPU40は温度検出部45からの信号に基づき、検出温度がティーチ温度として設定された所定温度に到達したことを確認して位置ティーチ作業の開始指令を出力する。さらに検出温度が、取得済みの位置補正データのティーチ温度に対応した実装稼働温度に到達したことを確認した時点で実装動作開始指令を出力する。
【0035】
温度調整部46はCPU40によって制御され、CPU40から指示される温調目標温度に基づいて温度検出部45から送られる検出温度値をフィードバックデータとして油温調整器30およびリブカム23用の温度調整装置33の駆動制御を行う。これにより、インデックス機構21内を循環する潤滑油の温度やリブカム23の温度は所定温度条件に調整される。入力部47は、キーボードやマウスなどであり、制御コマンドの入力や、ティーチ温度、温調目標温度などの各種データ入力を行う。
【0036】
この電子部品実装装置は上記のように構成されており、以下実装動作の開始に先だって行われる位置ティーチの例について説明する。この位置ティーチは電子部品実装装置の各機構部において、または機構部相互の間で種々の要因によって発生する位置誤差の補正や、電子部品を光学的に認識する認識手段に設定される光学座標系の機械原点に対する相対位置を、制御データ上の数値データとして検出し、これらの数値データを位置補正データとして記憶させるものである。
【0037】
図6は図1のA−A断面を示すものであり、図5において、ピックアップ位置Pに位置する移載ヘッド5の下方に位置するパーツフィーダ2のフィーダベース2a上には、撮像ユニット13が装着されている。撮像ユニット13は光学系14およびカメラ15を備えており、カメラ15で撮像される視野の光学座標系が実装装置の機械座標系上での機械原点と所定の位置関係となるように位置出しされている。また、実装位置Mに位置する移載ヘッド5の下方の可動テーブル11上には、同様の撮像ユニット16が装着されている。撮像ユニット16の光学座標系も同様に機械原点と所定の位置関係となるように位置出しされている。これらの撮像ユニット13,16は以下に述べる位置ティーチ用に一時的に装着されるものである。
【0038】
まず移載ヘッド5の回転中心廻りの回転角度の原位置に対するずれ角度のティーチについて説明する。撮像ユニット13,16の光学座標系の機械原点に対する相対位置が既知であることから、撮像ユニット13,16で各移載ヘッド5の吸着ノズル6を撮像することにより、各吸着ノズル6の機械原点に対する相対位置を求めることができる。これにより、各吸着ノズル6の位置が検出され、移載ヘッド5の回転中心廻りの回転角度の原位置に対するずれ角度αを求めることができる(図2参照)。
【0039】
次に、移載ヘッド5のヘッド回転中心のティーチについて説明する。認識ステーションS3においては各移載ヘッド5の回転中心位置は必ずしもロータリーヘッド4の主軸から同一径の位置にあるとは限らない。図6に示すように、主軸が垂直方向に対してわずかにθだけ傾いていたり、各部品の加工誤差や組立誤差など種々の要因により図2に示すピックアップステーションS1、認識ステーションS3、実装ステーションS4での公転半径R1,R2,R3はそれぞれ異なっており、数十μmのオーダーで各移載ヘッドごとにばらついている。このため認識ステーションS3において検出した位置ずれ量をそのまま用いてピックアップ位置Pにおいて電子部品の吸着を行うと公転半径Rのばらつき分だけ吸着時の吸着位置に誤差を生じ、また実装位置Mにおいて電子部品の基板への搭載を行うと同様に搭載位置に誤差を生じる。
【0040】
そこでこのばらつきを補正するため、移載ヘッド5のヘッド回転中心のティーチが行われる。上述のように、ピックアップ位置Pおよび実装位置Mにおける移載ヘッド5の各吸着ノズル6を認識ユニット13,16で撮像し、これらの吸着ノズル6の位置を認識する。そして、この認識結果より当該移載ヘッド5のヘッド回転中心の機械原点に対する相対位置を求める。これにより、ロータリヘッド4の主軸Oの機械原点に対する相対位置は既知であることから、ピックアップ位置Pにおける当該移載ヘッド5の公転半径R1および実装位置Mにおける公転半径R3を求めることができ、したがって正規の公転半径Rに対する偏差を示すオフセットが求められる。
【0041】
次に、ロータリヘッド4をインデックス回転させ、移動後にピックアップ位置Pおよび実装位置Mに位置する移載ヘッド5について同様の認識を行い、ヘッド回転中心のオフセットを求める。以下、同様の手順により全ての移載ヘッド5のピックアップ位置Pおよび実装位置Mにおけるオフセットを求める。そしてこれらのオフセットデータおよびずれ角度αは位置補正データとして位置補正データ記憶部42に記憶される。
【0042】
さらに、実装位置精度を向上させるためには、上記の各機構部の位置誤差を排除することのほかに、部品認識誤差をできるだけ排除することが必要である。このため、位置ティーチの一環として、部品認識を行う認識手段の光学座標系のキャリブレーションを行う必要がある。すなわち、高さ検出ステーション8や、部品認識ステーション9のカメラによって検出される位置データの誤差を補正するために、これらのカメラの光学座標系と機械原点との相対位置を検出する。このキャリブレーションは、機械原点との相対位置関係が正しく再現される基準治具を装着し、この基準治具を撮像することにより行われる。そして撮像結果に基づいて、光学座標系の位置ずれ量が求められ、この位置ずれ量は位置補正データとして位置補正データ記憶部42に記憶される。
【0043】
次に図7を参照して、インデックス機構部21を駆動してロータリヘッド4を回転させ各移載ヘッド5に実装動作を行わせたときの、各機構部の熱変形挙動について説明する。インデックス機構部21はモータ21a(図示せず)により回転駆動され、内蔵されたインデックス機構により回転駆動部24を回転させる。この動作によりインデックス機構部21は各動作部分の摩擦による発熱によって昇温する。そしてこの熱は取付座20を介して天板19に伝達される。この熱影響により天板19は熱変形し、この変形は連結部材29によって結合された認識ステーションS3のカメラ移動テーブル28の位置を矢印a方向に変動させる。
【0044】
一方、ロータリヘッド4がインデックス回転を繰り返すことにより、カムフォロア27はリブカム23に沿って転動し、リブカム23には摩擦熱が発生する。これによりリブカム23は次第に昇温するが、この昇温過程においてはリブカム23の各部の昇温は均一ではない。そしてある収束時間経過後に各部の温度が定常温度に到達する。この昇温過程でのリブカム23各部の温度不均一に起因して、上部側のリブカム23は矢印b方向に変位し、下部側のリブカム23は矢印c方向に変位する。この結果、インデックス回転起動後ある時間までは、ロータリヘッド4の主軸Oが矢印d方向にわずかに傾く現象が発生する。このような各部の変形・変位は、実機を用いて行った変位計測試験において確認されている。そしてこの変形は、前述のようにリブカム23とカムフォロア27との摩擦熱による昇温が、周辺大気へ放散する熱によって収束した時点で、ほぼ一定の定常状態に収束する。
【0045】
この熱変形の収束は前述の天板19の熱変形についても同様であり、実装装置起動時の天板9の昇温過程においては、カメラ9の絶対的位置は変動している。すなわち、装置起動後各部の昇温が収束するまでは、認識ステーションS3におけるカメラ9と移載ヘッド5との相対的位置関係は熱影響によって変動しており、この結果カメラ9による認識結果にはばらつきが生じる。
【0046】
この熱影響による変形は認識ステーションS3のみならず、ピックアップステーションS1、高さ検出ステーションS2、実装ステーションS4においても発生し、それぞれ吸着位置不良、実装位置精度不良の原因となるが、熱影響による変形が精度に及ぼす影響は移載ヘッド5とカメラ9がともに変位する認識ステーションS3において特に顕著である。しかも認識ステーションS3における位置誤差は認識誤差として表れ、そのまま位置補正量の誤差となって吸着動作、実装動作に影響を及ぼすため、極力排除することが必要である。このような位置補正誤差は、位置補正データを得るための位置ティーチ時の機構部の温度が実際の装置稼働時の温度と異なっていることにより生じるものである。
【0047】
そこで、このような熱変形に起因する位置補正量の誤差を排除するため、本実施の形態では位置補正データを求めるための位置ティーチを、以下に説明するようにティーチ実行時の温度条件と関連させた方法を用いて行う。以下、図8を参照して説明する。図8は、電子部品実装装置起動後の代表点温度の時間的変化を示すものであり、代表点温度は前述の第1,第2,第3の温度検出点のいずれかを選択して用いる。
【0048】
位置ティーチを行う前にはまず立ち上げ運転を行う。この立ち上げ運転は、発熱を伴う部分を予め所定温度まで昇温させるために行うものであり、インデックス機構部21を駆動してロータリヘッド4に主軸廻りの回転を行わせるとともに、移載ヘッド5にリブカム23による昇降動作を行わせる。このとき、油温調整器30および温度調整装置33は起動しておき、温調目標温度を予め定められたティーチ温度に設定する。
【0049】
このティーチ温度は、単純なオンオフ制御の場合には図8(a)に示すように温度変動の略平均温度に、また正確な温調目標温度が設定可能な場合にあっては、図8(b)に示すようにその目標温度に設定される。そして立ち上げ運転時間が経過し、前述の代表温度検出点の検出温度が環境温度T0から所定の設定温度T、すなわちティーチ温度に基づいて設定される温度範囲に到達したならば、ティーチ操作を開始する。この立ち上げ運転時間の経過の判断は、例えば以下のように行う。すなわち、検出温度の変動をCPU40によって監視し、図8(a)に示す例にあっては、温度変動の1周期が過ぎてこの周期における平均温度が求められ、求められた平均温度が設定温度Tに基づいて設定される温度範囲内であると確認された時点t1を以て立ち上げ完了とみなし、図8(b)に示す例にあっては、検出温度が設定温度Tを一旦超えてオーバーシュートした後に再び設定温度Tに復帰した時点t2を以て立ち上げ完了とみなす。
【0050】
そしてタイミングt1,t2以降に前述の位置ティーチが行われる。すなわち、ピックアップステーションS1や実装ステーションS4に撮像ユニット13,16を装着し、前述の位置検出を行う。そして求められた位置補正データは位置補正データ記憶部42にティーチ温度と関連つけられて記憶される。この機構部の位置補正データ検出とともに、位置ティーチ時には高さ検出ステーションS2および部品認識ステーションS3のカメラのキャリブレーションを行う。そして求められた位置ずれデータは同様に位置補正データ記憶部42記憶される。
【0051】
このようにして得られた位置補正データは、電子部品実装装置の各機構部の実際の稼働状態での温度とほぼ等しい温度条件で求められたものであることから、実装動作開始後に温度が大きく変動することはなく、したがって位置補正データを求めた温度条件と稼働温度とは常に近い温度となり、温度変動に起因する位置補正誤差が発生しない。
【0052】
なお、本実施の形態では、予めティーチ温度を設定しておき、代表点温度がティーチ温度に基づく温度範囲に到達した時点でティーチを開始する例を示しているが、位置補正データ記憶部42に異なる複数の代表点温度値に関連づけて複数の位置補正データを記憶させるようにしてもよい。図9はこのようにして入力される複数の位置補正データの入力例を示している。ここでは、それぞれの位置補正データには、第1温度検出点、第2温度検出点および第3温度検出点の各温度によって構成される温度条件が対応しており、これらの温度条件によって入力される補正データは異なったものとなる。
【0053】
そして実装動作開始に先だって温度検出部45によって検出された各温度検出点の検出温度に基づいて、CPU40に自動的に適切な位置補正データを選択させる。これにより、その都度位置ティーチを行うことなく適切な位置補正データを用いて高精度の位置補正を行うことが可能となる。また、温度検出部45の検出温度をCPU40によって監視し、検出温度が既に取得済みの位置補正データの取得時の所定温度条件に到達したことを確認し、その後に実装動作を開始させるようにしてもよい。
【0054】
さらに、好ましくはティーチ温度や実際の稼働温度を環境温度に基づいて設定するようにすれば、すなわち電子部品実装装置の起動に先だって、周囲の環境温度を温度検出部45によって検出し、油温調整器30や温度調整装置33の温調目標温度を検出された環境温度に基づいて自動設定するようにすれば、環境温度そのものもしくは環境温度と大きな温度差のない温度がティーチ温度となり、図8(c)に示すように立ち上げ開始直後のタイミングt3から立ち上げ時間の経過を待つことなく、位置ティーチを開始することができる。
【0055】
また、上記実施の形態では、各機構部の位置誤差の例として、移載ヘッド5の回転中心廻りの回転角度の原位置に対するずれ角度、移載ヘッド5の回転中心の機械原点に対する位置ずれを説明し、認識手段の例として移載ヘッド5のノズル6に吸着保持された電子部品を下方より認識するカメラ9、移載ヘッド5のノズル6に吸着保持された電子部品を側方より認識するCCDカメラ8aについて説明しているが、これ以外にもピックアップステーションS1や実装ステーションS4における位置合わせの位置ずれ量や、ピックアップステーションS1や実装ステーションS4における位置認識など、熱変動によって位置補正量に誤差を生じる項目について位置ティーチを行う場合に対しても本発明を適用することができる。
【0056】
【発明の効果】
本発明によれば、機構部の代表点温度を温度検出手段により検出し、この検出温度が予め設定された所定温度範囲内にある状態で各機構部の位置補正データを求めるようにしたので、機構部の熱変形に起因する位置ずれ状態の変動を排除して位置補正データの信頼性を向上させて熱影響による位置補正誤差のない安定した実装を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の平面図
【図2】本発明の一実施の形態の電子部品実装装置のロータリヘッドの平面図
【図3】本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の部分断面図
【図4】本発明の一実施の形態の電子部品実装装置のロータリヘッドの部分拡大図
【図5】本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の制御系の構成を示すブロック図
【図6】本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の部分断面図
【図7】本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の部分断面図
【図8】(a)本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の温度検出点の温度変化を示すグラフ
(b)本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の温度検出点の温度変化を示すグラフ
(c)本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の温度検出点の温度変化を示すグラフ
【図9】本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の位置補正データのデータ様式を示す図
【符号の説明】
1 供給部
4 ロータリーヘッド
5 移載ヘッド
6 ノズル
8a CCDカメラ
9 カメラ
12 基板
13,16 撮像ユニット
21 インデックス機構部
23 リブカム
30 油温調整器
33 温度調整装置
42 位置補正データ記憶部
45 温度検出部
46 温度調整部
S1 ピックアップステーション
S2 高さ検出ステーション
S3 認識ステーション
S4 実装ステーション
Claims (5)
- ロータリヘッドの主軸部の外側面に装着された複数の移載ヘッドによって電子部品の供給部から電子部品をピックアップし、前記移載ヘッドを各インデックス位置を順次移動させて電子部品を基板に実装する電子部品実装装置であって、前記主軸部をインデックス回転させるインデックス機構部と、このインデックス機構部を支持する支持部と、前記複数の移載ヘッドを昇降させる昇降駆動手段と、前記インデックス機構部およびまたは前記昇降駆動手段の温度を調整する温度調整部と、前記インデックス機構部、支持部、および昇降駆動手段のうちのいずれかに設定される温度検出点の温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出点の温度が環境温度に基づく所定温度範囲である状態で取得され、実装動作を行う機構部の位置誤差を補正するための位置補正データを記憶する位置補正データ記憶部と、前記温度検出点の温度が環境温度に基づく前記所定温度範囲となるように前記温度調整部を制御する制御手段とを備え、前記温度調整部は、インデックス機構部の潤滑油の温度を調整する油温調整器、移載ヘッドを昇降させるリブカムの温度を調整する温度調整装置のいずれかを含み、前記位置補正データ記憶部は異なる環境温度に基づく所定温度範囲で取得された複数種類の位置補正データを記憶し、前記制御手段は実装動作実行時の環境温度に基づく前記所定温度範囲での前記位置補正データを選択することを特徴とする電子部品実装装置。
- 前記制御手段は前記温度検出手段の検出結果を監視し、検出温度が環境温度に基づく前記所定温度範囲になったならば、実装動作を開始することを特徴とする請求項1記載の電子部品実装装置。
- ロータリヘッドの主軸部の外側面に装着された複数の移載ヘッドによって電子部品の供給部から電子部品をピックアップし、前記移載ヘッドを各インデックス位置を順次移動させて電子部品を基板に実装する電子部品実装方法であって、前記主軸部をインデックス回転させるインデックス機構部、このインデックス機構部を支持する支持部、および前記複数の移載ヘッドを昇降させる昇降駆動手段のうちのいずれかに設定される温度検出点の温度が環境温度に基づく所定温度範囲である状態で位置補正データを取得して位置補正データ記憶部に記憶させておき、前記温度検出点の温度が環境温度に基づく前記所定温度範囲である状態で実装動作を行うものであり、前記温度検出点の温度が環境温度に基づく所定温度範囲になるように前記温度調整部により温度調整を行い、前記位置補正データ記憶部は異なる環境温度に基づく所定温度範囲で取得された複数種類の位置補正データを記憶し、前記制御手段は実装動作実行時の環境温度に基づく前記所定温度範囲での前記位置補正データを選択することを特徴とする電子部品実装方法。
- 前記温度調整部は、インデックス機構部の潤滑油の温度を調整する油温調整器であることを特徴とする請求項3記載の電子部品実装方法。
- 前記制御手段は前記温度検出手段の検出結果を監視し、検出温度が環境温度に基づく前記所定温度範囲になったならば、実装動作を開始することを特徴とする請求項3記載の電子部品実装方法。
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