JP2007201310A - 電子部品装着方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】装着ヘッドの回転中心をコストが安く、極めて簡単に求めることができる電子部品装着装置を提供すること。
【解決手段】回転テーブルを回転させて測定すべき装着ヘッドがaの位置に来たときに停止させ、部品認識カメラで撮像できる範囲SH内で当該装着ヘッドのヘッド回転駆動モータを所定角度毎に回転させては吸着ノズルを撮像することを5回行なう。この動作を装着ヘッドがb及びcの位置に来たときに、同様に繰り返す。そして、吸着ノズルの原点位置の座標が重なるように装着ヘッドの各停止位置a、b、cで撮像されて認識処理装置で認識処理された吸着ノズルの各位置を平行移動し、各停止位置a、b、cでの吸着ノズルの各位置を平均して装着ヘッドの回転毎の当該吸着ノズルの各座標を求め、この各点を通る円の中心座標を求めて装着ヘッドの回転中心とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、部品取出位置から部品装着位置まで移動可能な装着ヘッドに複数本の吸着ノズルを備えて、前記吸着ノズルに吸着保持された電子部品を部品認識カメラで撮像して認識処理装置で認識処理した結果に基づき、角度方向のズレ量を前記装着ヘッドを回転させることにより補正してプリント基板に装着する電子部品装着方法に関する。
この種の電子部品装着方法は、特許文献1にて開示されている。一般に、部品認識カメラにより吸着ノズルに吸着保持された電子部品を撮像して認識処理した認識処理結果に基づき、角度方向のズレ量を装着ヘッドを回転させることにより補正する場合において、この装着ヘッドの回転中心に設計値とズレがある場合には、電子部品のプリント基板への装着精度が高められない。
このため、装着ヘッドの回転中心を求めて前記ズレ量を把握し、このデータを前記補正時に利用する必要がある。この場合、従来は、部品認識カメラのスコープ軸(例えば、X及びYの2軸)を装着ヘッドを1回転させた時の吸着ノズルが部品認識カメラの撮像範囲の中心に来るように動作させて、複数回吸着ノズルを撮像して、装着ヘッドの回転中心を求めていた。
特開2001−53492号公報
しかしながら、部品認識カメラを移動させるための2軸の駆動源が必要であり、コスト高であり、またこれらの駆動源によるスコープ軸合せのための誤差があるのでオフセット値で補正する必要があった。
そこで本発明は、装着ヘッドの回転中心をコストが安く、極めて簡単に求めることができる電子部品装着装置を提供することを目的とする。
このため第1の発明は、部品取出位置から部品装着位置まで移動可能な装着ヘッドに複数本の吸着ノズルを備えて、前記吸着ノズルに吸着保持された電子部品を部品認識カメラで撮像して認識処理装置で認識処理した結果に基づき、角度方向のズレ量を前記装着ヘッドを回転させることにより補正してプリント基板に装着する電子部品装着方法において、
前記部品認識カメラで撮像できる範囲内で前記装着ヘッドのヘッド回転駆動モータを所定角度に回転させては前記吸着ノズルを撮像することを複数回行なうことを当該装着ヘッドを移動させては必要な数だけ繰り返し、この撮像された画像を前記認識処理装置で認識処理して、この認識処理結果に基づいて当該装着ヘッドの回転中心を求めることを特徴とする。
第2の発明は、部品取出位置から部品装着位置まで移動可能な装着ヘッドに複数本の吸着ノズルを備えて、前記吸着ノズルに吸着保持された電子部品を部品認識カメラで撮像して認識処理装置で認識処理した結果に基づき、角度方向のズレ量を前記装着ヘッドを回転させることにより補正してプリント基板に装着する電子部品装着方法において、
前記部品認識カメラで撮像できる範囲内で前記装着ヘッドのヘッド回転駆動モータを所定角度に回転させては前記吸着ノズルを撮像することを複数回行なうことを当該装着ヘッドを移動させては必要な数だけ繰り返し、
当該装着ヘッドの吸着ノズルの原点位置の座標が重なるように当該装着ヘッドの各停止位置で撮像されて前記認識処理装置で認識処理された吸着ノズルの各位置を平行移動し、
当該装着ヘッドの各停止位置での吸着ノズルの各位置を各停止位置毎に重み付けした状態で平均して当該装着ヘッドの回転毎の当該吸着ノズルの各座標を求め、
この各点或いは各点の近傍を通る円の中心座標を求めて当該装着ヘッドの回転中心と
することを特徴とする。
第3の発明は、部品取出位置から部品装着位置まで移動可能な装着ヘッドに複数本の吸着ノズルを備えて、前記吸着ノズルに吸着保持された電子部品を部品認識カメラで撮像して認識処理装置で認識処理した結果に基づき、角度方向のズレ量を前記装着ヘッドを回転させることにより補正してプリント基板に装着する電子部品装着方法において、
前記部品認識カメラで撮像できる範囲内で前記装着ヘッドのヘッド回転駆動モータを所定角度に回転させては前記吸着ノズルを撮像することを複数回行なうことを当該装着ヘッドを移動させては必要な数だけ繰り返し、
当該装着ヘッドの吸着ノズルの原点位置の座標が重なるように当該装着ヘッドの各停止位置で撮像されて前記認識処理装置で認識処理された吸着ノズルの各位置を平行移動し、
当該装着ヘッドの各停止位置での吸着ノズルの各位置を平均して当該装着ヘッドの回転毎の当該吸着ノズルの各座標を求め、
この各点を通る円の中心座標を求めて当該装着ヘッドの回転中心と
することを特徴とする。
第4の発明は、部品取出位置から部品装着位置まで移動可能な装着ヘッドに複数本の吸着ノズルを備えて、前記吸着ノズルに吸着保持された電子部品を部品認識カメラで撮像して認識処理装置で認識処理した結果に基づき、角度方向のズレ量を前記装着ヘッドを回転させることにより補正してプリント基板に装着する電子部品装着方法において、
前記部品認識カメラで撮像できる範囲内で前記装着ヘッドのヘッド回転駆動モータを所定角度に回転させては前記吸着ノズルを撮像することを複数回行なうことを当該装着ヘッドを移動させては必要な数だけ繰り返し、
当該装着ヘッドの各停止位置で撮像されて前記認識処理装置で認識処理された吸着ノズルの各位置を各停止位置毎に重み付けした状態で平均して当該装着ヘッドの回転毎の当該吸着ノズルの各座標を求め、
この各点を通る円の中心座標を求めて当該装着ヘッドの回転中心と
することを特徴とする。
第5の発明は、部品取出位置から部品装着位置まで移動可能な装着ヘッドに複数本の吸着ノズルを備えて、前記吸着ノズルに吸着保持された電子部品を部品認識カメラで撮像して認識処理装置で認識処理した結果に基づき、角度方向のズレ量を前記装着ヘッドを回転させることにより補正してプリント基板に装着する電子部品装着方法において、
前記部品認識カメラで撮像できる範囲内で前記装着ヘッドのヘッド回転駆動モータを所定角度に回転させては前記吸着ノズルを撮像することを複数回行なうことを当該装着ヘッドを移動させては必要な数だけ繰り返し、
当該装着ヘッドの各停止位置で撮像されて前記認識処理装置で認識処理された吸着ノズルの各位置を平均して当該装着ヘッドの回転毎の当該吸着ノズルの各座標を求め、
この各点を通る円の中心座標を求めて当該装着ヘッドの回転中心と
することを特徴とする。
第6の発明は、部品取出位置から部品装着位置まで移動可能な装着ヘッドに複数本の吸着ノズルを備えて、前記吸着ノズルに吸着保持された電子部品を部品認識カメラで撮像して認識処理装置で認識処理した結果に基づき、角度方向のズレ量を前記装着ヘッドを回転させることにより補正してプリント基板に装着する電子部品装着方法において、
前記部品認識カメラで撮像できる範囲内で前記装着ヘッドのヘッド回転駆動モータを所定角度に回転させては前記吸着ノズルを撮像することを複数回行なうことを当該装着ヘッドを移動させては必要な数だけ繰り返し、
当該装着ヘッドの吸着ノズルの原点位置の座標が重なるように当該装着ヘッドの各停止位置で撮像されて前記認識処理装置で認識処理された吸着ノズルの各位置を平行移動し、
当該装着ヘッドの各停止位置毎に前記認識処理装置で認識処理された吸着ノズルの各位置を通る円の中心座標を求め、
当該装着ヘッドの各停止位置毎の中心座標を各停止位置毎に重み付けした状態で平均して当該装着ヘッドの回転中心と
することを特徴とする。
第7の発明は、部品取出位置から部品装着位置まで移動可能な装着ヘッドに複数本の吸着ノズルを備えて、前記吸着ノズルに吸着保持された電子部品を部品認識カメラで撮像して認識処理装置で認識処理した結果に基づき、角度方向のズレ量を前記装着ヘッドを回転させることにより補正してプリント基板に装着する電子部品装着方法において、
前記部品認識カメラで撮像できる範囲内で前記装着ヘッドのヘッド回転駆動モータを所定角度に回転させては前記吸着ノズルを撮像することを複数回行なうことを当該装着ヘッドを移動させては必要な数だけ繰り返し、
当該装着ヘッドの各停止位置毎に前記認識処理装置で認識処理された吸着ノズルの各位置を通る円の中心座標を求め、
当該装着ヘッドの吸着ノズルの原点位置の座標が重なるように当該装着ヘッドの各停止位置毎の前記中心座標を平行移動し、
当該装着ヘッドの各停止位置毎の中心座標を各停止位置毎に重み付けした状態で平均して当該装着ヘッドの回転中心と
することを特徴とする。
第8の発明は、部品取出位置から部品装着位置まで移動可能な装着ヘッドに複数本の吸着ノズルを備えて、前記吸着ノズルに吸着保持された電子部品を部品認識カメラで撮像して認識処理装置で認識処理した結果に基づき、角度方向のズレ量を前記装着ヘッドを回転させることにより補正してプリント基板に装着する電子部品装着方法において、
前記部品認識カメラで撮像できる範囲内で前記装着ヘッドのヘッド回転駆動モータを所定角度に回転させては前記吸着ノズルを撮像することを複数回行なうことを当該装着ヘッドを移動させては必要な数だけ繰り返し、
当該装着ヘッドの吸着ノズルの原点位置の座標が重なるように当該装着ヘッドの各停止位置で撮像されて前記認識処理装置で認識処理された吸着ノズルの各位置を平行移動し、
当該装着ヘッドの各停止位置毎に前記認識処理装置で認識処理された吸着ノズルの各位置を通る円の中心座標を求め、
当該装着ヘッドの各停止位置毎の中心座標を平均して当該装着ヘッドの回転中心と
することを特徴とする。
第9の発明は、部品取出位置から部品装着位置まで移動可能な装着ヘッドに複数本の吸着ノズルを備えて、前記吸着ノズルに吸着保持された電子部品を部品認識カメラで撮像して認識処理装置で認識処理した結果に基づき、角度方向のズレ量を前記装着ヘッドを回転させることにより補正してプリント基板に装着する電子部品装着方法において、
前記部品認識カメラで撮像できる範囲内で前記装着ヘッドのヘッド回転駆動モータを所定角度に回転させては前記吸着ノズルを撮像することを複数回行なうことを当該装着ヘッドを移動させては必要な数だけ繰り返し、
当該装着ヘッドの各停止位置毎に前記認識処理装置で認識処理された吸着ノズルの各位置を通る円の中心座標を求め、
当該装着ヘッドの各停止位置毎の中心座標を各停止位置毎に重み付けした状態で平均して当該装着ヘッドの回転中心と
することを特徴とする。
第10の発明は、部品取出位置から部品装着位置まで移動可能な装着ヘッドに複数本の吸着ノズルを備えて、前記吸着ノズルに吸着保持された電子部品を部品認識カメラで撮像して認識処理装置で認識処理した結果に基づき、角度方向のズレ量を前記装着ヘッドを回転させることにより補正してプリント基板に装着する電子部品装着方法において、
前記部品認識カメラで撮像できる範囲内で前記装着ヘッドのヘッド回転駆動モータを所定角度に回転させては前記吸着ノズルを撮像することを複数回行なうことを当該装着ヘッドを移動させては必要な数だけ繰り返し、
当該装着ヘッドの各停止位置毎に前記認識処理装置で認識処理された吸着ノズルの各位置を通る円の中心座標を求め、
当該装着ヘッドの各停止位置毎の中心座標を平均して当該装着ヘッドの回転中心と
することを特徴とする。
本発明によれば、認識カメラを移動させる必要がないから、装着ヘッドの回転中心をコストが安く、極めて簡単に求めることができる電子部品装着装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態に係る装着ヘッドを搭載した電子部品装着装置について説明する。図1は電子部品装着装置1の平面図であり、この電子部品装着装置1は、装置本体2を挟んで相互に平行に、電子部品を供給する供給系3と、電子部品をプリント基板Pに装着する装着系4とを配して構成されている。前記装置本体2には、駆動系の主体を為すインデックスユニットと、これに連結された回転テーブル12と、回転テーブル12の外周部に搭載した複数個(例えば12個)の装着ヘッド10とが設けられており、前記回転テーブル12はインデックスユニットにより、装着ヘッド10の個数に対応する間欠ピッチで間欠回転される。そして、回転テーブル12が間欠回転すると、各装着ヘッド10に搭載した複数の吸着ノズル11のうちの所定の吸着ノズル11が供給系3および装着系4に適宜臨み、供給系3から供給された電子部品を吸着した後、装着系4に回転搬送して装着系4に導入したプリント基板Pにこれを装着する。
前記供給系3はプリント基板Pに装着する電子部品の種類に応じた数の部品供給ユニット5を有し、部品供給ユニット5は一対のガイドレール6にスライド自在に案内された供給台7に、横並びに着脱自在に取り付けられている。前記供給台7には、そのスライド方向にボールねじ8が螺合しており、供給台7はボールねじ8の一方の端に連結した送りモータ9の正逆回転により進退され、装着ヘッド10の吸着位置に所望の部品供給ユニット5を選択的に臨ませる。各部品供給ユニット5には所定のピッチで電子部品が装填されたキャリアテープがテープリールに巻き出された状態で搭載されており、電子部品はテープリールから巻き出されたキャリアテープから随時、吸着ノズル11により吸着されてゆく。
前記装着系4は、載置したプリント基板PをX軸駆動モータ15X及びY軸駆動モータ15YによりX方向及びY方向に移動させるXYテーブル15と、XYテーブル15の前後に配設した搬入コンベア16および搬出コンベア17と、搬入コンベア16上のプリント基板PをXYテーブル15に、同時にXYテーブル15上のプリント基板Pを搬出コンベア17に移送する基板移送装置18とで構成されている。
そして、搬入コンベア16の下流端まで送られてきたプリント基板Pは、基板移送装置18によりXYテーブル15上に移送され、同時に電子部品の装着が完了したXYテーブル15上のプリント基板Pは、この基板移送装置18により搬出コンベア17に移送される。前記XYテーブル15上に導入されたプリント基板Pは、XYテーブル15により適宜平面方向に移動され、各装着ヘッド10により次々と送られてくる電子部品に対応して、その部品装着部位を装着位置に臨ませ、各吸着ノズル11から電子部品の装着を受ける。
前記装置本体2は、支持台上に駆動系の主体を為すインデックスユニットを有しており、インデックスユニットは回転テーブル12を間欠回転させると共に、回転テーブル12の間欠周期に同期(連動)させ、装置本体2の各種の装置を作動させる。
前記回転テーブル12は、インデックスユニットにより回転する軸筒(図示せず)に固定され、平面視時計廻りに間欠回転する。そして、回転テーブル12の外周部には、各リニアブロックに沿って周方向に等間隔に設けられた12個の各装着ヘッド10がリニアレールを介して上下動自在に取り付けられている。そして、前記軸筒の上部を囲うように中空円筒状の回転テーブル案内用の円筒カム部材の下端周縁部に略全周に亘って形成されたカムの上面及び下面に押し付けられながら両カムフォロアが回転し、前記カムの形状通りに、各装着ヘッド10は前述の如く各リニアブロックに沿って上下しながら回転テーブル12と共に回転する。
この場合、回転テーブル12の間欠回転は、装着ヘッド10の数に合わせて1回転に対して12間欠周期となっており、この間欠回転により公転する各装着ヘッド10は12箇所の停止位置にそれぞれ停止する。そして、12箇所の停止位置には、電子部品を吸着する吸着位置及び装着する装着位置の他、吸着した電子部品の部品認識カメラ13による撮像および位置補正を行う位置や、装着ヘッド10におけるノズル切替(交換)を行う位置等が含まれている。
前記各装着ヘッド10は、各ヘッド回転駆動モータ14により回転可能であり、各装着ヘッド10は周方向に等間隔に配設した、例えば5本の吸着ノズル11をそれぞれ出没可能に支持する。従って、このヘッド回転駆動モータ14の駆動により、装着ヘッド10が回転し、複数本の吸着ノズル11が装着ヘッド10の軸線廻りに公転する。
そして、装着ヘッド10の吸着ノズル11が部品供給ユニット5から取り出して吸着保持している電子部品を部品認識カメラ13が撮像して、認識処理装置24が認識処理した認識処理結果に基づき、統括制御装置であるCPU20が吸着ノズル11に対する電子部品のズレ量を補正すべく、角度方向(θ)に関しては装着ヘッド10を回転させる各ヘッド回転駆動モータ14を、またX及びY方向に関してはXYテーブル15をX方向及びY方向に移動させるX軸駆動モータ15X及びY軸駆動モータ15Yを移動制御する。
次に、この角度方向(θ)に関して装着ヘッド10を回転させる各ヘッド回転駆動モータ14を制御する場合に、この装着ヘッド10の回転中心に関して設計値とズレがある場合には、電子部品のプリント基板Pへの装着精度が高められないので、装着ヘッド10の回転中心を求めて、この回転中心の設計値とのズレ量を把握して、これをオフセット値として、RAM21に格納して、前述の補正の際にこれを利用する。
次に、図2の制御ブロック図に基づいて、説明する。20は本装着装置の装着に係る動作を統括制御する制御部としてのCPU、21は電子部品の装着順序毎(ステップ番号毎)にプリント基板P内でのX方向、Y方向、角度の位置情報及び各部品供給ユニット3の配置番号情報及び装着ヘッドでの使用する吸着ノズルの位置を示すノズル位置情報から成る装着データや、前記各部品供給ユニット3の配置番号に対応した各電子部品の種類(部品ID)及びどんな吸着ノズル(ノズルID)を使用するかを示す部品配置データや、電子部品毎の電子部品の特徴を表す部品ライブラリデータや、各種オフセット値等を格納するRAM(ランダム・アクセス・メモリ)、22はプログラムを格納するROM(リ−ド・オンリー・メモリ)である。
そして、CPU20は前記RAM21に記憶されたデータに基づき、前記ROM21に格納されたプログラムに従い、電子部品装着装置の部品装着動作に係る動作を統括制御する。即ち、CPU20は、駆動回路23を介して前記X軸駆動モータ15X、Y軸駆動モータ15Y、ヘッド回転駆動モータ14、吸着ノズル11を昇降させる上下軸駆動モータ19の駆動を制御する。
24はインターフェース25を介して前記CPU20に接続される認識処理装置で、前記部品認識カメラ13により撮像して取込まれた画像の認識処理が該認識処理装置24にて行われ、CPU20に処理結果が送出される。即ち、CPU20は、前記部品認識カメラ18により撮像された画像を認識処理(位置ずれ量の算出など)するように指示を認識処理装置24に出力すると共に、認識処理結果を認識処理装置24から受取るものである。
即ち、前記認識処理装置24の認識処理により電子部品の位置ずれ量が把握されると、その結果がCPU20に送られ、CPU20は吸着ノズル11に吸着保持された電子部品の位置ずれを補正すべく、前記XYテーブル15をX軸駆動モータ15X及びY軸駆動モータ15の駆動によりXY方向に、装着ヘッド10をヘッド回転駆動モータ14の駆動によりθ回転させ、X、Y方向及び鉛直軸線回りへの回転角度位置の補正がなされるものである。
尚、前記部品認識カメラ13より撮像された画像は表示装置としてのモニター26に表示される。そして、前記モニター26には種々のタッチパネルスイッチ27が設けられ、作業者がタッチパネルスイッチ27を操作することにより、種々の設定を行うことができる。
次に、この装着ヘッド10の回転中心を求める方法の第1の実施形態について、図2乃至図4に基づいて、以下説明する。先ず、図3に示すように、作業者がモニター26に表示された装着ヘッド10の回転中心のオフセット教示に関するタッチパネルスイッチ27を押圧操作すると、CPU20は前記回転テーブル12をインデックスユニットにより平面視時計廻りに回転(移動)させ、測定すべき装着ヘッド10がaの位置に来たときに、前記回転テーブル12を停止させて、部品認識カメラ13で撮像できる範囲SH内で、当該装着ヘッド10のヘッド回転駆動モータ14を例えば所定角度毎に回転させては停止させ、この回転停止位置にて吸着ノズル11を撮像することを5回行なわせる。但し、装着ヘッド10の回転を停止させずに所定角度毎に撮像させてもよい。
次に、前述と同様に、前記回転テーブル12を時計廻りに回転させて当該装着ヘッド10がbの位置に来たときに前記回転テーブル12を停止させて、部品認識カメラ13で撮像できる範囲SH内で、当該装着ヘッド10のヘッド回転駆動モータ14を例えば前記所定角度毎に回転させては吸着ノズル11を撮像することを例えば5回行なう。また、同様に、当該装着ヘッド10がcの位置に来たときに前記回転テーブル12を停止させて、部品認識カメラ13で撮像できる範囲SH内で、当該装着ヘッド10のヘッド回転駆動モータ14を例えば前記所定角度毎に回転させては吸着ノズル11を撮像することを例えば5回行なう。なお、好ましくは、a、b、cの位置は略等間隔とするのがよく、また、装着ヘッド10がbの位置での吸着ノズル11の原点位置は、好ましくは、画面である撮像範囲SHの中心となるようにすることがよい。
なお、前記部品認識カメラ13が吸着ノズル11を撮像した画像は認識処理装置24により認識処理され、CPU20によりRAM21内に当該吸着ノズル11の位置データとして格納されるが、前記撮像する度にRAM21内に格納される。
そして、吸着ノズル11の原点位置、即ち前記装着ヘッド10を回転させて3回目に撮像した吸着ノズル11の位置(言い換えれば、装着ヘッド10の回転原点位置での吸着ノズル11の位置である。)の座標が重なるように、当該装着ヘッド10の各停止位置a、b、cでの吸着ノズル11の各位置を平行移動し、即ち位置a3及びc3をb3に重なるように平行移動して、吸着ノズル11の同じ回転角度の座標を用いて画面の位置による見え方のクセを少なくする。図4に示すように、こうして修正した各吸着ノズル11の座標(Xs1、Ys1)、(Xs2、Ys2)、(Xs3、Ys3)、(Xs4、Ys4)、(Xs5、Ys5)(5点サンプルの例)を通る円の中心座標を求めて回転中心とする。
即ち、各停止位置a、b、cの各点を(Xan,Yan)、(Xbn,Ybn)、(Xcn,Ycn)としたとき(n=1、2、3、4、5)、停止位置aの各点の移動距離は、X方向は(Xbc−Xac)、Y方向は(Ybc−Yac)であって、停止位置cの各点の移動距離は、X方向は(Xbc−Xcc)、Y方向は(Ybc−Ycc)となる。従って、修正した各吸着ノズル11の各座標(Xsn、Ysn)(nは、1、2、3、4、5)は、Xsn=(α(Xan+(Xbc−Xac))+βXbn+α(Xcn+(Xbc−Xcc)))/(2α+β)であり、Ysn=(α(Yan+(Ybc−Yac))+βYbn+α(Ycn+(Ybc−Ycc)))/(2α+β)から修正した各吸着ノズル11の各座標を求める。但し、各停止位置a、b、cでの前記吸着ノズル11の各位置を各停止位置毎に重み付けした状態で、即ち重み付けして前記α及びβの値を定めて、平均して前記吸着ノズル11の各座標を求める。なお、停止位置bの各点を算出するためのデータとして使用しない場合は、β=0である。このように修正した吸着ノズル11の5点の座標から、この5点を通る円或いはこの5点の近傍を通る円の中心座標を求める方法は、以下に示すように、公知の最小自乗法による円近似を用いる。
即ち、例えば、(X1,Y1)〜(Xn,Yn)の複数点を通る円の中心座標を求める方法には、最小自乗法による円近似を用いる。円の方程式は、中心座標を(xr,yr)、半径をRとすると、(X−xr)2+(Y−yr)2=R2となり、この式はX2−2aX+Y2−2bY−c=0(式(1))とできるので、この式を用いて、(X1,Y1)〜(Xn,Yn)の各点に対して式(1)が最も近い位置を通るようにa、b、cの値を求める。a=xr、b=yrであるから、この時の(a,b)を中心座標とする。ここで、(Xi,Yi)(i=1〜n)を式(1)に代入すると、2aXi+2bi+c=Xi2+Yi2、また(2xi)a+(2Yi)b+c=(xi2+Yi2)となる。
この式がn個できるわけであるが、このn個の式を測定方程式という。上記の式から(a,b)を求めるわけだが、1〜nの測定点は全て円上に乗っているとは限らないので、最も信頼し得る値(a0,b0)を近似的に求めることになる。ai=2Xi,bi=2yi,(ci=1),(Xi2+Yi2)=Miとおくと、(a0,b0)について、(Xi2+Yi2)−(2Xi)a0+(2Yi)b0+c0=viという式が得られる。このviはa0,b0が近似値であるゆえの残差である。この残差viの自乗和Σ(vi2)を最小にするa0,b0について、最小自乗法の理論により、
ΣXi2・a0+Σ(bi・ai)・b0+Σ(1・ai)・c0=Σ(ai・Mi)
Σ(ai・bi)・a0+Σ(bi2)・b0+Σ(1・bi)・c0=Σ(bi・Mi)
Σ(ai・ci)・a0+Σ(bi・ci)・b0+Σ(12)・c0=Σ(ci・Mi)、
という規準方程式が得られる。この式を解いて得られた(a0.b0)を円の中心の値とする。
次に、図5に示す装着ヘッド10の回転中心を求める方法の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態と同様に、各停止位置a、b、cにおいて、前記回転テーブル12を時計廻りに所定角度回転させては停止させて、部品認識カメラ13で撮像できる範囲SH内で、当該装着ヘッド10のヘッド回転駆動モータ14を前記所定角度毎に回転させては吸着ノズル11を撮像することを5回行なわせる。
そして、同じ吸着ノズル11の回転角度の座標を用いて、画面の位置による見え方のクセを少なくする。前記回転テーブル12の停止位置a、b、cの各座標はそのまま使用する。こうして修正した各吸着ノズル11の座標(Xs1、Ys1)、(Xs2、Ys2)、(Xs3、Ys3)、(Xs4、Ys4)、(Xs5、Ys5)(5点サンプルの例)を通る円の中心座標を求めて回転中心とする。
即ち、停止位置a、b、cの各点を(Xan,Yan)、(Xbn,Ybn)、(Xcn,Ycn)としたときn=1、2、3、4、5)、Xsn=(αXan+βXbn+αXcn)/(2α+β)であり、Ysn=(αYan+βYbn+αYcn)/(2α+β)として求める。但し、各停止位置a、b、cでの前記吸着ノズル11の各位置を各停止位置毎に重み付けした状態で、即ち重み付けして前記α及びβの値を定めて、平均して前記吸着ノズル11の各座標を求める。なお、停止位置bの各点を算出するためのデータとして使用しない場合は、β=0である。このように修正した吸着ノズル11の5点の座標から、この5点を通る円の中心座標を求める方法は、前述したように、公知の最小自乗法による円近似を用いる。
次に、図6に示す装着ヘッド10の回転中心を求める方法の第3の実施形態について説明する。第1の実施形態と同様に、各停止位置a、b、cにおいて、前記回転テーブル12を時計廻りに所定角度回転させては停止させて、部品認識カメラ13で撮像できる範囲SH内で、当該装着ヘッド10のヘッド回転駆動モータ14を前記所定角度毎に回転させては吸着ノズル11を撮像することを5回行なわせる。
そして、停止位置a、b、cのそれぞれの円弧について、最小自乗法の円近似で求めた中心座標(Xra,Yra)、(Xrb,Yrb)、(Xrc,Yrc)を吸着ノズル11の原点位置の座標が重なるように移動させて、回転中心(Xr,Yr)を求める。
即ち、停止位置aの原点位置の移動距離は、X方向は(Xbc−Xac)、Y方向は(Ybc−Yac)であって、停止位置cの原点位置の移動距離は、X方向は(Xbc−Xcc)、Y方向は(Ybc−Ycc)となり、Xr=(α(Xra+(Xbc−Xac))+βXrb+α(Xrc+(Xbc−Xcc))/(2α+β)、またYr=(α(Yra+(Ybc−Yac))+βYrb+α(Yrc+(Ybc−Ycc))/(2α+β)から、装着ヘッド10の回転中心を求める。但し、各停止位置a、b、cでの前記吸着ノズル11の各位置を各停止位置毎に重み付けした状態で、即ち重み付けして前記α及びβの値を定めて、平均して前記吸着ノズル11の各座標を求める。なお、停止位置bの各点を算出するためのデータとして使用しない場合は、β=0である。
また、吸着ノズル11の原点位置の座標が重なるように、前記回転テーブル12の停止位置a、b、cの各点での座標を平行移動した後、停止位置a、b、cのそれぞれの円弧について、最小自乗法の円近似で求めた中心座標(Xra,Yra)、(Xrb,Yrb)、(Xrc,Yrc)から回転中心(Xr,Yr)を求めてもよい。
この場合、Xr=(αXra+βXrb+αXrc)/(2α+β)、またYr=(αYra+βYrb+αYrc)/(2α+β)から、装着ヘッド10の回転中心を求める。
次に、図7に示す装着ヘッド10の回転中心を求める方法の第4の実施形態について説明する。第1の実施形態と同様に、前記回転テーブル12の各停止位置a、b、cにおいて、前記回転テーブル12を時計廻りに所定角度回転させては停止させて、部品認識カメラ13で撮像できる範囲SH内で、当該装着ヘッド10のヘッド回転駆動モータ14を前記所定角度毎に回転させては吸着ノズル11を撮像することを5回行なわせる。
そして、停止位置a、b、cの円弧の座標を平行移動せずに、それぞれそのまま最小自乗法の円近似で求めた中心座標(Xra,Yra)、(Xrb,Yrb)、(Xrc,Yrc)から回転中心(Xr,Yr)を求める。即ち、
Xr=(αXra+βXrb+αXrc)/(2α+β)
Yr=(αYra+βYra+αYrc)/(2α+β)
から、装着ヘッド10の回転中心を求める。但し、各停止位置a、b、cでの前記吸着ノズル11の各位置を各停止位置毎に重み付けした状態で、即ち重み付けして前記α及びβの値を定めて、平均して前記吸着ノズル11の各座標を求める。なお、停止位置bの各点を算出するためのデータとして使用しない場合は、β=0である。
以上のように、第1乃至第4の実施形態において、部品認識カメラ13による撮像範囲SHの周辺部での画面のくせや、レンズ周差比等による誤差発生を極力回避して装着ヘッド10の回転中心を求めたが、この回転中心の設計値とのズレ量をCPU20が算出して、これをオフセット値としてRAM21に格納しておき、装着ヘッド10の吸着ノズル11が部品供給ユニット5から取り出して吸着保持している電子部品を部品認識カメラ13が撮像して、認識処理装置24が認識処理した認識処理結果に基づき、CPU20が吸着ノズル11に対する電子部品のズレ量を補正すべく、角度方向(θ)に関しては装着ヘッド10を回転させる各ヘッド回転駆動モータ14を移動制御する際にこのオフセット値を利用する。そして、このようなオフセット教示は、経時変化に対応すべく、運転時間の例えば2時間毎に行なう。
なお、以上の第1乃至第4の実施形態において、前記α及びβの値をそれぞれ「1」とすると、前記重み付けは均等となり、各算出値は平均値となる。また、回転テーブル12の停止位置をa、b、cの3つとしたが、これに限らず2以上、例えば5つとしてもよく、各停止位置での吸着ノズル11の撮像回数も5回に限らない。
更には、本実施形態が回転テーブルを用いた高速型の電子部品装着装置を例としたが、これに限らず、吸着ノズルに吸着保持された電子部品の角度方向のズレ量を装着ヘッドを回転させることにより補正してプリント基板に装着するものであれば、XYロボ型の多機能型電子部品装着装置に適用できる。
以上のように本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
電子部品装着装置の平面図である。 制御ブロック図である。 吸着ノズルの部品認識カメラによる撮像動作を示すための概念図である。 装着ヘッドの回転中心の求め方の第1の実施形態を説明するための概念図である。ある。 装着ヘッドの回転中心の求め方の第2の実施形態を説明するための概念図である。 装着ヘッドの回転中心の求め方の第3の実施形態を説明するための概念図である。 装着ヘッドの回転中心の求め方の第4の実施形態を説明するための概念図である。
符号の説明
1 電子部品装着装置
5 部品供給ユニット
10 装着ヘッド
11 吸着ノズル
12 回転テーブル
13 部品認識カメラ
14 ヘッド回転駆動モータ
20 CPU
21 RAM
SH 部品認識カメラで撮像できる範囲

Claims (10)

  1. 部品取出位置から部品装着位置まで移動可能な装着ヘッドに複数本の吸着ノズルを備えて、前記吸着ノズルに吸着保持された電子部品を部品認識カメラで撮像して認識処理装置で認識処理した結果に基づき、角度方向のズレ量を前記装着ヘッドを回転させることにより補正してプリント基板に装着する電子部品装着方法において、
    前記部品認識カメラで撮像できる範囲内で前記装着ヘッドのヘッド回転駆動モータを所定角度に回転させては前記吸着ノズルを撮像することを複数回行なうことを当該装着ヘッドを移動させては必要な数だけ繰り返し、この撮像された画像を前記認識処理装置で認識処理して、この認識処理結果に基づいて当該装着ヘッドの回転中心を求めることを特徴とする電子部品装着方法。
  2. 部品取出位置から部品装着位置まで移動可能な装着ヘッドに複数本の吸着ノズルを備えて、前記吸着ノズルに吸着保持された電子部品を部品認識カメラで撮像して認識処理装置で認識処理した結果に基づき、角度方向のズレ量を前記装着ヘッドを回転させることにより補正してプリント基板に装着する電子部品装着方法において、
    前記部品認識カメラで撮像できる範囲内で前記装着ヘッドのヘッド回転駆動モータを所定角度に回転させては前記吸着ノズルを撮像することを複数回行なうことを当該装着ヘッドを移動させては必要な数だけ繰り返し、
    当該装着ヘッドの吸着ノズルの原点位置の座標が重なるように当該装着ヘッドの各停止位置で撮像されて前記認識処理装置で認識処理された吸着ノズルの各位置を平行移動し、
    当該装着ヘッドの各停止位置での吸着ノズルの各位置を各停止位置毎に重み付けした状態で平均して当該装着ヘッドの回転毎の当該吸着ノズルの各座標を求め、
    この各点或いは各点の近傍を通る円の中心座標を求めて当該装着ヘッドの回転中心と
    することを特徴とする電子部品装着方法。
  3. 部品取出位置から部品装着位置まで移動可能な装着ヘッドに複数本の吸着ノズルを備えて、前記吸着ノズルに吸着保持された電子部品を部品認識カメラで撮像して認識処理装置で認識処理した結果に基づき、角度方向のズレ量を前記装着ヘッドを回転させることにより補正してプリント基板に装着する電子部品装着方法において、
    前記部品認識カメラで撮像できる範囲内で前記装着ヘッドのヘッド回転駆動モータを所定角度に回転させては前記吸着ノズルを撮像することを複数回行なうことを当該装着ヘッドを移動させては必要な数だけ繰り返し、
    当該装着ヘッドの吸着ノズルの原点位置の座標が重なるように当該装着ヘッドの各停止位置で撮像されて前記認識処理装置で認識処理された吸着ノズルの各位置を平行移動し、
    当該装着ヘッドの各停止位置での吸着ノズルの各位置を平均して当該装着ヘッドの回転毎の当該吸着ノズルの各座標を求め、
    この各点を通る円の中心座標を求めて当該装着ヘッドの回転中心と
    することを特徴とする電子部品装着方法。
  4. 部品取出位置から部品装着位置まで移動可能な装着ヘッドに複数本の吸着ノズルを備えて、前記吸着ノズルに吸着保持された電子部品を部品認識カメラで撮像して認識処理装置で認識処理した結果に基づき、角度方向のズレ量を前記装着ヘッドを回転させることにより補正してプリント基板に装着する電子部品装着方法において、
    前記部品認識カメラで撮像できる範囲内で前記装着ヘッドのヘッド回転駆動モータを所定角度に回転させては前記吸着ノズルを撮像することを複数回行なうことを当該装着ヘッドを移動させては必要な数だけ繰り返し、
    当該装着ヘッドの各停止位置で撮像されて前記認識処理装置で認識処理された吸着ノズルの各位置を各停止位置毎に重み付けした状態で平均して当該装着ヘッドの回転毎の当該吸着ノズルの各座標を求め、
    この各点を通る円の中心座標を求めて当該装着ヘッドの回転中心と
    することを特徴とする電子部品装着方法。
  5. 部品取出位置から部品装着位置まで移動可能な装着ヘッドに複数本の吸着ノズルを備えて、前記吸着ノズルに吸着保持された電子部品を部品認識カメラで撮像して認識処理装置で認識処理した結果に基づき、角度方向のズレ量を前記装着ヘッドを回転させることにより補正してプリント基板に装着する電子部品装着方法において、
    前記部品認識カメラで撮像できる範囲内で前記装着ヘッドのヘッド回転駆動モータを所定角度に回転させては前記吸着ノズルを撮像することを複数回行なうことを当該装着ヘッドを移動させては必要な数だけ繰り返し、
    当該装着ヘッドの各停止位置で撮像されて前記認識処理装置で認識処理された吸着ノズルの各位置を平均して当該装着ヘッドの回転毎の当該吸着ノズルの各座標を求め、
    この各点を通る円の中心座標を求めて当該装着ヘッドの回転中心と
    することを特徴とする電子部品装着方法。
  6. 部品取出位置から部品装着位置まで移動可能な装着ヘッドに複数本の吸着ノズルを備えて、前記吸着ノズルに吸着保持された電子部品を部品認識カメラで撮像して認識処理装置で認識処理した結果に基づき、角度方向のズレ量を前記装着ヘッドを回転させることにより補正してプリント基板に装着する電子部品装着方法において、
    前記部品認識カメラで撮像できる範囲内で前記装着ヘッドのヘッド回転駆動モータを所定角度に回転させては前記吸着ノズルを撮像することを複数回行なうことを当該装着ヘッドを移動させては必要な数だけ繰り返し、
    当該装着ヘッドの吸着ノズルの原点位置の座標が重なるように当該装着ヘッドの各停止位置で撮像されて前記認識処理装置で認識処理された吸着ノズルの各位置を平行移動し、
    当該装着ヘッドの各停止位置毎に前記認識処理装置で認識処理された吸着ノズルの各位置を通る円の中心座標を求め、
    当該装着ヘッドの各停止位置毎の中心座標を各停止位置毎に重み付けした状態で平均して当該装着ヘッドの回転中心と
    することを特徴とする電子部品装着方法。
  7. 部品取出位置から部品装着位置まで移動可能な装着ヘッドに複数本の吸着ノズルを備えて、前記吸着ノズルに吸着保持された電子部品を部品認識カメラで撮像して認識処理装置で認識処理した結果に基づき、角度方向のズレ量を前記装着ヘッドを回転させることにより補正してプリント基板に装着する電子部品装着方法において、
    前記部品認識カメラで撮像できる範囲内で前記装着ヘッドのヘッド回転駆動モータを所定角度に回転させては前記吸着ノズルを撮像することを複数回行なうことを当該装着ヘッドを移動させては必要な数だけ繰り返し、
    当該装着ヘッドの各停止位置毎に前記認識処理装置で認識処理された吸着ノズルの各位置を通る円の中心座標を求め、
    当該装着ヘッドの吸着ノズルの原点位置の座標が重なるように当該装着ヘッドの各停止位置毎の前記中心座標を平行移動し、
    当該装着ヘッドの各停止位置毎の中心座標を各停止位置毎に重み付けした状態で平均して当該装着ヘッドの回転中心と
    することを特徴とする電子部品装着方法。
  8. 部品取出位置から部品装着位置まで移動可能な装着ヘッドに複数本の吸着ノズルを備えて、前記吸着ノズルに吸着保持された電子部品を部品認識カメラで撮像して認識処理装置で認識処理した結果に基づき、角度方向のズレ量を前記装着ヘッドを回転させることにより補正してプリント基板に装着する電子部品装着方法において、
    前記部品認識カメラで撮像できる範囲内で前記装着ヘッドのヘッド回転駆動モータを所定角度に回転させては前記吸着ノズルを撮像することを複数回行なうことを当該装着ヘッドを移動させては必要な数だけ繰り返し、
    当該装着ヘッドの吸着ノズルの原点位置の座標が重なるように当該装着ヘッドの各停止位置で撮像されて前記認識処理装置で認識処理された吸着ノズルの各位置を平行移動し、
    当該装着ヘッドの各停止位置毎に前記認識処理装置で認識処理された吸着ノズルの各位置を通る円の中心座標を求め、
    当該装着ヘッドの各停止位置毎の中心座標を平均して当該装着ヘッドの回転中心と
    することを特徴とする電子部品装着方法。
  9. 部品取出位置から部品装着位置まで移動可能な装着ヘッドに複数本の吸着ノズルを備えて、前記吸着ノズルに吸着保持された電子部品を部品認識カメラで撮像して認識処理装置で認識処理した結果に基づき、角度方向のズレ量を前記装着ヘッドを回転させることにより補正してプリント基板に装着する電子部品装着方法において、
    前記部品認識カメラで撮像できる範囲内で前記装着ヘッドのヘッド回転駆動モータを所定角度に回転させては前記吸着ノズルを撮像することを複数回行なうことを当該装着ヘッドを移動させては必要な数だけ繰り返し、
    当該装着ヘッドの各停止位置毎に前記認識処理装置で認識処理された吸着ノズルの各位置を通る円の中心座標を求め、
    当該装着ヘッドの各停止位置毎の中心座標を各停止位置毎に重み付けした状態で平均して当該装着ヘッドの回転中心と
    することを特徴とする電子部品装着方法。
  10. 部品取出位置から部品装着位置まで移動可能な装着ヘッドに複数本の吸着ノズルを備えて、前記吸着ノズルに吸着保持された電子部品を部品認識カメラで撮像して認識処理装置で認識処理した結果に基づき、角度方向のズレ量を前記装着ヘッドを回転させることにより補正してプリント基板に装着する電子部品装着方法において、
    前記部品認識カメラで撮像できる範囲内で前記装着ヘッドのヘッド回転駆動モータを所定角度に回転させては前記吸着ノズルを撮像することを複数回行なうことを当該装着ヘッドを移動させては必要な数だけ繰り返し、
    当該装着ヘッドの各停止位置毎に前記認識処理装置で認識処理された吸着ノズルの各位置を通る円の中心座標を求め、
    当該装着ヘッドの各停止位置毎の中心座標を平均して当該装着ヘッドの回転中心と
    することを特徴とする電子部品装着方法。

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