JPWO2020090086A1 - Ipmロータ - Google Patents

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Abstract

IPMロータでは、収容穴の一部を構成する第1シート穴が第1コアシートに設けられている。第1シート穴の縁部には、収容穴に磁石を挿入することにより磁石によって折り曲げられているばね板部が設けられている。第1シート穴の縁部のばね板部の両側部分には、磁石との間にクリアランスを形成する一対の窪みが設けられている。クリアランスの大きさは、磁石に対するばね板部の押付力の大きさと押付力のばらつきとの関係に基づいて設定されている。

Description

この発明は、ロータコアの収容穴に磁石が収容されているIPM(Interior Permanent Magnet)ロータに関するものである。
従来のIPMロータでは、ロータコアに磁石挿入穴が設けられている。磁石挿入穴の内壁面には、磁石挿入穴に突出する板ばね部が設けられている。磁石挿入穴に磁石を挿入すると、板ばね部は弾性変形する。これにより、磁石に押付力が付与される。この押付力は、板ばね部の長さによって調整される(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−76956号公報
上記のような従来のIPMロータでは、板ばね部の長さのみによって、板ばね部から磁石に付与される押付力が調整されているため、安定した押付力を確保することが難しい。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、磁石に対する押付力をより安定させることができるIPMロータを得ることを目的とする。
この発明に係るIPMロータは、複数枚のコアシートを有しており、かつ収容穴が設けられているロータコア、及び収容穴に収容されている磁石を備え、複数枚のコアシートは、第1コアシートと第2コアシートとを含んでおり、第1コアシートには、収容穴の一部を構成する第1シート穴が設けられており、第2コアシートには、収容穴の一部を構成する第2シート穴が設けられており、第1シート穴の縁部には、収容穴に磁石を挿入することにより磁石によって折り曲げられているばね板部が設けられており、第2シート穴の縁部には、磁石により折り曲げられたばね板部を逃がす凹部が設けられており、第1シート穴の縁部のばね板部の両側部分には、磁石との間にクリアランスを形成する一対の窪みが設けられており、クリアランスの大きさは、磁石に対するばね板部の押付力の大きさと押付力のばらつきとの関係に基づいて設定されている。
この発明のIPMロータでは、クリアランスの大きさは、磁石に対するばね板部の押付力の大きさと押付力のばらつきとの関係に基づいて設定されている。このため、磁石に対する押付力をより安定させることができる。
この発明の実施の形態1による回転電機の断面図である。 図1の磁石を拡大して示す断面図である。 図1のロータコアの第1コアシートの一部を示す平面図である。 図1のロータコアの第2コアシートの一部を示す平面図である。 図1のロータコアの第3コアシートの一部を示す平面図である。 図1の収容穴に磁石を挿入している途中の状態を示す断面図である。 図3のクリアランスの大きさと押付力との関係を示すグラフである。 図3のクリアランスの大きさとトルク低下率との関係を示すグラフである。 この発明の実施の形態2によるロータコアの第1コアシートの一部を示す平面図である。 実施の形態2によるロータコアの第2コアシートの一部を示す平面図である。 実施の形態2によるロータコアの第3コアシートの一部を示す平面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による回転電機の断面図である。図において、回転電機は、IPMロータ1及びステータ10を有している。IPMロータ1は、回転軸2、ロータコア3、及び複数個の磁石4を有している。
ロータコア3は、回転軸2に固定されており、回転軸2と一体に回転する。回転軸2は、ロータコア3の中心を貫通している。ロータコア3は、後述する複数枚のコアシートを軸方向に積層して構成されている。
ロータコア3には、複数の収容穴3aが設けられている。各収容穴3aは、ロータコア3の軸方向に沿って連続して設けられている。また、複数の収容穴3aは、ロータコア3の周方向に互いに間隔をおいて配置されている。
また、複数の収容穴3aは、ロータコア3の外周面の近傍で、ロータコア3の径方向の同じ位置に配置されている。また、各収容穴3aは、ロータコア3の回転中心を中心とした円の弦に沿って配置されている。
各磁石4は、対応する収容穴3aに収容されている。収容穴3aの数は、磁石4の数と同じである。この例では、10個の磁石4が用いられている。また、各磁石4としては、永久磁石が用いられている。また、各磁石4の外形は、直方体である。
また、ロータコア3の回転中心に直角な断面を見たとき、各磁石4の断面形状は、第1長辺4a、第2長辺4b、第1短辺4c、及び第2短辺4dを有する長方形である。第1長辺4aは、ロータコア3の径方向内側の長辺である。第2長辺4bは、ロータコア3の径方向外側の長辺である。
また、各磁石4は、ロータコア3の径方向に沿って着磁されている。即ち、各磁石4は、第1長辺4aを含む面と、第2長辺4bを含む面とが磁極面となるように着磁されている。また、磁石4は、N極とS極とがロータコア3の径方向外側に交互に位置するように配置されている。
また、ロータコア3には、複数の抜き穴3bが設けられている。各抜き穴3bは、ロータコア3を軽量化するための穴である。また、各抜き穴3bは、収容穴3aよりもロータコア3の径方向内側に配置されている。この例では、5つの抜き穴3bが、ロータコア3の回転中心を中心として点対称に配置されている。
ステータ10は、ステータコア11と、複数のステータコイル12とを有している。ステータコア11は、IPMロータ1と同軸上に配置されている。
また、ステータコア11は、円環状のバックヨーク部11aと、複数のティース部11bとを有している。複数のティース部11bは、バックヨーク部11aから径方向内側へ突出している。この例では、12のティース部11bがステータコア11に設けられている。
また、各ティース部11bは、ステータコア11の周方向に互いに間隔をおいて配置されている。互いに隣り合うティース部11bの間には、スロット11cが形成されている。
各ステータコイル12は、対応するティース部11bに巻き付けられ、対応するティース部11bに隣接するスロット11cに収容されている。図1では、半分のステータコイル12を省略している。
磁気的には、ステータコイル12に電流を流すことにより、ティース部11bが磁化される。これにより、例えば、図1の1点鎖線の矢印に示すような磁路が発生する。
このとき、磁石4の厚み、即ちロータコア3の径方向の磁石4の寸法に対して、各収容穴3aが大きいと、磁路の面で障害となる。このため、ロータコア3の径方向の各収容穴3aの寸法は、できる限り磁石4の厚みと同じであることが好ましい。
また、各収容穴3aの磁石4の幅方向両側には、互いに隣り合う磁石4間を直接伝達する磁路を遮断するように、空間3cがそれぞれ設けられている。また、ロータコア3の径方向外側の各収容穴3aの縁部には、無駄な磁路を遮断するように、ロータコア3の径方向外側へ突出した複数の突出穴3dが設けられている。
ロータコア3の軸方向に沿って見た外形は、完全な円形ではなく、複数の磁石4の位置で径方向外側へ突出した複数の円弧を接続した形状である。
図2は、図1の磁石4を拡大して示す断面図である。ロータコア3の径方向及び磁石4の厚さ方向は、図2の上下方向である。また、磁石4の幅方向は、図2の左右方向である。
以下、ロータコア3を構成する複数枚のコアシートについて説明する。複数枚のコアシートは、図3に示す第1コアシート20と、図4に示す第2コアシート30と、図5に示す第3コアシート40とを含んでいる。
図3において、第1コアシート20には、複数の第1シート穴20aが設けられている。各第1シート穴20aは、対応する収容穴3aの一部を構成する。また、各第1シート穴20aの形状は、台形である。
各第1シート穴20aは、第1内側縁部20bと、第1外側縁部20cと、一対の第1端縁部20dとを有している。第1内側縁部20bは、ロータコア3の径方向内側に位置する縁部である。第1外側縁部20cは、ロータコア3の径方向外側に位置する縁部である。第1端縁部20dは、ロータコア3の周方向の第1シート穴20aの両端に位置する縁部である。第1内側縁部20bは、第1外側縁部20cよりも短い。
各第1シート穴20aの第1内側縁部20bの中央部には、第1シート穴20aに突出するばね板部20eが設けられている。ばね板部20eは、収容穴3aに磁石4を挿入することにより、磁石4によって折り曲げられている。但し、図3では、ばね板部20eの形状を示すため、折り曲げられる前のばね板部20eを、磁石4に重ねて示している。
ばね板部20eは、ロータコア3の軸方向に直角な断面を見たとき、磁石4の第1長辺4aの中央部に接している。また、ばね板部20eは、磁石4により折り曲げられることにより、磁石4を第1外側縁部20cに押し付ける。
磁石4のばね板部20eが接する面である接触面4eは、第1長辺4aを含む面である。
各第1内側縁部20bのばね板部20eの両側部分には、磁石4との間にクリアランスを形成する一対の窪み20fが設けられている。
ロータコア3の軸方向に直角な断面を見たとき、ロータコア3の径方向に直角な方向のばね板部20eの寸法を、ばね板部20eの幅Mとする。また、ばね板部20eが磁石4により折り曲げられる前の状態で、ロータコア3の径方向のばね板部20eの寸法を、ばね板部20eの長さHとする。
図4において、第2コアシート30には、複数の第2シート穴30aが設けられている。各第2シート穴30aは、対応する収容穴3aの一部を構成する。また、各第2シート穴30aの形状は、台形である。
各第2シート穴30aは、第2内側縁部30bと、第2外側縁部30cと、一対の第2端縁部30dとを有している。第2内側縁部30bは、ロータコア3の径方向内側に位置する縁部である。第2外側縁部30cは、ロータコア3の径方向外側に位置する縁部である。第2端縁部30dは、ロータコア3の周方向の第2シート穴30aの両端に位置する縁部である。第2内側縁部30bは、第2外側縁部30cよりも短い。
各第2シート穴30aの第2内側縁部30bの中央部には、磁石4により折り曲げられたばね板部20eを逃がす凹部30eが設けられている。
ロータコア3の軸方向に直角な断面を見たとき、ロータコア3の径方向に直角な方向の凹部30eの寸法を、凹部30eの幅Kとする。また、ロータコア3の径方向の凹部30eの寸法を、凹部30eの深さLとする。
各第2シート穴30aの各第2端縁部30dには、第2シート穴30aに突出した円弧状の凸部30fが設けられている。各凸部30fは、対応する磁石4に接触して、ロータコア3の周方向への磁石4の移動を規制する。
図5において、第3コアシート40には、複数の第3シート穴40aが設けられている。各第3シート穴40aは、対応する収容穴3aの一部を構成する。また、各第3シート穴40aの形状は、台形である。なお、図5では、磁石4を省略している。
各第3シート穴40aは、第3内側縁部40bと、第3外側縁部40cと、一対の第3端縁部40dとを有している。第3内側縁部40bは、ロータコア3の径方向内側に位置する縁部である。第3外側縁部40cは、ロータコア3の径方向外側に位置する縁部である。第3端縁部40dは、ロータコア3の周方向の第3シート穴40aの両端に位置する縁部である。第3内側縁部40bは、第3外側縁部40cよりも短い。
また、各第3内側縁部40bは、対応する磁石4の接触面4eに対向している。また、各第3内側縁部40bの全体は、接触面4eに平行である。即ち、各第3シート穴40aの第3内側縁部40bには、ばね板部も凹部も設けられていない。
図6は、図1の収容穴3aに磁石4を挿入している途中の状態を示す断面図である。また、図6は、ロータコア3の軸線に沿う断面を示しており、図6の上下方向がロータコア3の軸方向、図6の左右方向がロータコア3の径方向である。
図6の例では、ロータコア3は、3つの第3コアシート積層体5を含んでいる。各第3コアシート積層体5は、複数枚の第3コアシート40を連続して積層して構成されている。また、第3コアシート積層体5は、ロータコア3の軸方向の両端部と中央部とに配置されている。
また、隣り合う第3コアシート積層体5の間には、混合積層体6がそれぞれ配置されている。各混合積層体6は、複数枚の第1コアシート20と複数枚の第2コアシート30とを組み合わせて積層して構成されている。
各混合積層体6では、1枚の第1コアシート20に対して、複数枚の第2コアシート30が一組となって積層されている。即ち、第1コアシート20は、複数枚の第2コアシート30毎に配置されている。
図6では、1枚の第1コアシート20に対して、3枚の第2コアシート30が積層されている。また、各混合積層体6では、1枚の第1コアシート20と3枚の第2コアシート30との組み合わせが、3組用いられている。また、磁石4の挿入方向の上流側に位置する混合積層体6では、最も上流側に位置する第1コアシート20の上流側に2枚の第2コアシート30が積層されている。
磁石4を図6の収容穴3aの上端から下方へ挿入する場合、磁石4は、まず第3コアシート積層体5を通過する。このとき、ロータコア3の径方向の第3シート穴40aの寸法は、磁石4の厚みよりも若干大きいだけである。このため、磁石4は、厚み方向に位置決めされる。
次に、磁石4は、第2コアシート30を通過する際、凸部30fにより幅方向に位置決めされる。
この後、磁石4は、第1シート穴20aに到達し、ばね板部20eを図6の下方向に押し曲げる。これにより、磁石4には、ばね板部20eの復元力、即ち押付力が付加される。この押付力の大きさは、ばね板部20eの材料、幅M、及び長さHに依存している。
ここで、第1コアシート20、第2コアシート30、及び第3コアシート40の材料は、いずれも同一であるとする。また、第1コアシート20、第2コアシート30、及び第3コアシート40の厚みtは、いずれも同一であり、t≒0.3mm〜0.65mmとする。また、ばね板部20eの長さHは、厚みtの2倍〜3倍とする。
この場合、第2コアシート30を3枚程度積層すれば、折り曲げられたばね板部20eの先端が、次の第1コアシート20に干渉することはない。このため、図6では、第1コアシート20の下に3枚の第2コアシート30が連続して積層されている。
凹部30eの幅Kは、ばね板部20eの幅Mよりも若干大きい。これにより、ばね板部20e全体を凹部30eに逃がすことができる。
また、凹部30eの底部は、ばね板部20eの折り曲げの支点となる。このため、凹部30eの深さLの設定には、注意が必要である。実施の形態1では、窪み20fの底面と凹部30eの底面とは、ロータコア3の径方向の同じ位置に位置している。また、ばね板部20eの長さH及び幅Mは、押付力を設定するために重要である。
また、磁石4は、ばね板部20eによりロータコア3の径方向外側へ押し付けられているため、収容穴3aのばね板部20e側の内面と磁石4との間には、僅かな隙間が生じている。この隙間は、磁路を遮断するため、できる限り小さくすることが好ましい。一方で、この隙間は、磁石4の挿入が困難にならない程度の寸法とすることが好ましい。
この隙間の寸法は、磁石4、第1コアシート20、第2コアシート30、及び第3コアシート40の寸法精度で決定される。上記のような寸法のIPMロータ1では、隙間を0.2mm程度に収めることが可能である。
次に、重要な寸法について、図7及び図8を用いて説明する。ここで注目した寸法は、上記のクリアランスの寸法である。図3及び図6では、クリアランスをNで示している。なお、ばね板部20eの長さHは、上記のような範囲あれば、磁石4に対する押付力の決定にあまり影響しない。
ばね板部20eの磁石4に対する押付力の大きさは、クリアランスの大きさにより変化する。また、クリアランスの大きさによって、押付力の大きさだけでなく、押付力のばらつきも変化することが分かった。
図7は、図3のクリアランスの大きさと押付力との関係を示すグラフである。図7の横軸は、クリアランスの大きさを示している。N1は0.35mm、N2は0.40mm、N3は0.45mm、N4は0.50mm、N5は0.55mm、N6は0.60mmである。
また、図7の縦軸は、1枚の第1コアシート20当たりの押付力の大きさを示しており、単位はニュートンである。また、押付力Ld1は、磁石4への最低押付力を示している。最低押付力は、その値未満では使用環境で磁石4を保持できない値である。
具体的には、最低押付力は、安全率も考慮して、約10Nである。つまり、押付力は10N以上で、この値を下回ることがなければ、この値の何倍もの力は不要である。逆に、押付力が大き過ぎると、磁石4の挿入の障害となり、好ましくない。
図7の〇印は、押付力の実測値である。また、〇印を貫く複数の縦線50は、押付力のばらつき範囲±4σを示している。また、一点鎖線51は、ばらつきの中央値を、直線により近似的に繋いだ線である。
図7から分かるように、クリアランスが小さいほど、押付力は大きいが、押付力のばらつきも大きくなっている。つまり、クリアランスが小さいと、ばね板部20eの磁石4による曲げ角度が90度に近くなる。このため、ばね力に影響し、ばね力、特に反発力にばらつきが発生することが分かった。
逆に、クリアランスが大き過ぎると、磁石4を押さえ付ける力自体が小さくなる。また、上記の隙間が大きくなり、磁路が遮断され、磁界低下、即ち磁束密度低下が生じる。
IPMロータ1を量産する場合、上記のばらつきは大きな障害となり、熱及び経年変化を考慮すると、ばらつきの小さい寸法を選択することが好適である。このため、図7においては、クリアランスN1、N2は選択できず、N3〜N6を選択すべきである。即ち、クリアランスの寸法を、0.45mm〜0.60mmとすべきである。一方、磁石4の挿入性を考慮すると、N3よりもN6の方が工作性がよい。
このように、実施の形態1では、クリアランスの大きさは、磁石4に対するばね板部20eの押付力の大きさと押付力のばらつきとの関係に基づいて設定されている。
次に、図8は、図3のクリアランスの大きさとトルク低下率との関係を示すグラフである。また、図8は、図3のMの大きさ及び図4のKの大きさによる磁界の低下を示している。図8では、線52、線53、線54の順にK及びMが大きくなっている。トルクTr0は、クリアランスN1を1とした基準点である。
図8から分かるように、クリアランスが大きくなるほど、またK及びMが大きくなるほど、トルク低下が大きくなっている。また、実測値で、線52のN5のトルク低下率は、0.1%未満である。また、線54のN5のトルク低下率は、0.2%程度である。
一方、線52の幅Mは、磁石4の第1長辺4aの長さの20%前後である。また、線54の幅Mは、第1長辺4aの長さの30%程度である。従って、線52〜54のこの程度のトルク低下率であれば、K及びMの幅寸法にそれほど注意を払う必要はないことが分かった。
幅Mは、磁石4に対する押付力には影響するが、この押付力は、IPMロータ1の回転加速度、熱歪み等により求められる。また、押付力は、上記のクリアランスにも依存して選択される。また、幅Mは、磁路の面からは、狭い方を選択することが好ましい。なお、図3の窪み20fの幅については、通常製造上の最低寸法、例えば第1コアシート20の厚みtと同程度とする。
このように、ばね板部20eの寸法の決定には、特にクリアランスに注目する必要がある。そして、クリアランスの大きさは、磁石4に対する押付力のばらつき範囲を考慮して決定する。
以上より、クリアランスの寸法が重要なものであり、その他の寸法をクリアランスの寸法に応じてそれぞれ決定することで、各部の寸法が決まる。これにより、磁石4に対する押付力の適正化のみならず、押付力のばらつきも抑制することが可能となり、ひいては磁界の低下を防ぐことができる。
上記のようなIPMロータ1では、クリアランスの大きさが、磁石4に対するばね板部20eの押付力の大きさと押付力のばらつきとの関係に基づいて設定されている。このため、磁石4に対する押付力をより安定させることができる。
また、窪み20fの底面と凹部30eの底面とは、ロータコア3の径方向の同じ位置に位置している。このため、凹部30eの底面を支点として、ばね板部20eを安定して折り曲げることができる。
また、ばね板部20eの長さHは、第1コアシート20の厚みの2倍〜3倍である。このため、第1コアシート20の厚みと第2コアシート30の厚みとを同じにした場合、2枚〜3枚の第2コアシート30を重ねることで、ばね板部20eを凹部30eに逃がすことができる。
また、第1コアシート20に隣接して2枚以上の第2コアシート30が連続して積層されている。また、連続して積層されている第2コアシート30の積層厚さは、ばね板部20eの長さH以上である。このため、ばね板部20eを凹部30eに、より確実に逃がすことができる。
また、第1コアシート20及び第2コアシート30に加えて、第3コアシート40を用いたので、トルクの低下を抑制することができる。
また、ばね板部20eの幅Mは、ばね板部20eの幅方向における磁石4の長さの30%以下である。このため、ばね板部20e及び凹部30eを設けたことによるトルクの低下を抑制することができる。
また、ばね板部20eは、第1長辺4aの中央部に接している。これに対して、磁路は、図1に示したように、磁石4の中央付近よりも両サイドを通っている。このため、ばね板部20eを設けたことによる磁界低下を抑制することができる。
なお、磁石4の挿入時には、磁極の向きが同じ磁石4を全て挿入した後、残りの磁石4を挿入することが好ましい。即ち、磁石4を、1個又は数個飛びに収容穴3aに挿入することにより、挿入によるロータコア3の歪みの偏りを防止することができる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2のロータコアの軸方向に直角な各収容穴の断面形状は、ロータコアの径方向外側へ向けて開いたV字形である。
以下、実施の形態2のロータコアを構成する複数枚のコアシートについて説明する。複数枚のコアシートは、図9に示す第1コアシート60と、図10に示す第2コアシート70と、図11に示す第3コアシート80とを含んでいる。
図9において、第1コアシート60には、複数の第1シート穴60aが設けられている。各第1シート穴60aは、対応する収容穴の一部を構成する。このため、各第1シート穴60aの形状は、ロータコアの径方向外側へ向けて開いたV字形である。
各第1シート穴60aは、ロータコアの径方向に対して一側に傾斜した第1傾斜部60bと、他側に傾斜した第2傾斜部60cとを有している。
実施の形態2の磁石は、第1磁石4Aと第2磁石4Bとを含んでいる。第1磁石4Aは、第1傾斜部60bに配置されている。第2磁石4Bは、第2傾斜部60cに配置されている。第1磁石4A及び第2磁石4Bの構成は、それぞれ実施の形態1の磁石4と同じである。
実施の形態2のばね板部は、第1磁石4Aに接する一対の第1ばね板部60dと、第2磁石4Bに接する一対の第2ばね板部60eとを含んでいる。
一対の第1ばね板部60dは、第1磁石4Aの第1長辺4aの両端部にそれぞれ接している。また、一対の第2ばね板部60eは、第2磁石4Bの第1長辺4aの両端部にそれぞれ接している。
一対の第1ばね板部60dは、収容穴に第1磁石4Aを挿入することにより、第1磁石4Aによって折り曲げられている。また、一対の第2ばね板部60eは、収容穴に第2磁石4Bを挿入することにより、第2磁石4Bによって折り曲げられている。
但し、図9では、第1ばね板部60dの形状を示すため、折り曲げられる前の第1ばね板部60dを第1磁石4Aに重ねて示している。また、第2ばね板部60eの形状を示すため、折り曲げられる前の第2ばね板部60eを第2磁石4Bに重ねて示している。
各第1傾斜部60bの縁部における各第1ばね板部60dの両側部分と、各第2傾斜部60cの縁部における各第2ばね板部60eの両側部分とには、対応する磁石4A,4Bとの間にクリアランスを形成する一対の窪み60fが設けられている。
図10において、第2コアシート70には、複数の第2シート穴70aが設けられている。各第2シート穴70aは、対応する収容穴の一部を構成する。このため、各第2シート穴70aの形状は、ロータコアの径方向外側へ向けて開いたV字形である。
各第2シート穴70aは、ロータコアの径方向に対して一側に傾斜した第1傾斜部70bと、他側に傾斜した第2傾斜部70cとを有している。
各第1傾斜部70bの縁部には、第1磁石4Aにより折り曲げられた一対の第1ばね板部60dを逃がす一対の第1凹部70dが設けられている。各第2傾斜部70cの縁部には、第2磁石4Bにより折り曲げられた一対の第2ばね板部60eを逃がす一対の第2凹部70eが設けられている。
また、第1傾斜部70bの縁部及び第2傾斜部70cの縁部には、第1磁石4A及び第2磁石4Bの幅方向への移動を規制する第1凸部70f及び第2凸部70gがそれぞれ設けられている。
図11において、第3コアシート80には、複数の第3シート穴80aが設けられている。各第3シート穴80aは、対応する収容穴の一部を構成する。このため、各第3シート穴80aの形状は、ロータコアの径方向外側へ向けて開いたV字形である。
各第3シート穴80aは、ロータコアの径方向に対して一側に傾斜した第1傾斜部80bと、他側に傾斜した第2傾斜部80cとを有している。なお、図11では、第1磁石4A及び第2磁石4Bを省略している。
また、第1磁石4Aの接触面4eに対向する第1傾斜部80bの縁部は、接触面4eに平行である。また、第2磁石4Bの接触面4eに対向する第2傾斜部80cの縁部は、接触面4eに平行である。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このようなV字状の磁石配置であっても、実施の形態1と同様に、第1及び第2ばね板部60d,60eの幅M1と、第1及び第2凹部70d,70eの幅K1及び深さL1と、クリアランスN1の寸法とを決定する。なお、幅M1は、2か所存在するので、両者を加算した幅として考慮することもできる。
実施の形態2のIPMロータでも、クリアランスの大きさが、第1磁石4Aに対する第1ばね板部60dの押付力の大きさと押付力のばらつきとの関係、及び第2磁石4Bに対する第2ばね板部60eの押付力の大きさと押付力のばらつきとの関係に基づいて設定されている。このため、第1磁石4A及び第2磁石4Bに対する押付力をより安定させることができる。
また、実施の形態2の構成では、図10の1点鎖線の矢印に示すような磁路が発生する。これに対して、一対の第1ばね板部60dは、第1磁石4Aの第1長辺4aの両端部にそれぞれ接している。また、一対の第2ばね板部60eは、第2磁石4Bの第1長辺4aの両端部にそれぞれ接している。このため、第1ばね板部60d及び第2ばね板部60eを設けたことによる磁界低下を抑制することができる。
なお、第1磁石4A及び第2磁石4Bの挿入時には、第1磁石4A及び第2磁石4Bのいずれか一方の全てを挿入した後、他方の全てを挿入することが好ましい。これにより、挿入によるロータコアの歪みの偏りを防止することができる。
また、実施の形態1、2の構成において、凸部を、第1コアシート及び第3コアシートの少なくともいずれか一方に設けてもよい。即ち、第1コアシートのばね板部及び第2コアシートの凹部以外は、どのコアシートに配置してもよい。
また、第1コアシート、第2コアシート、及び第3コアシートのそれぞれの枚数及び位置は、図6の例に限定されない。
また、第3コアシートは省略してもよい。
1 IPMロータ、3 ロータコア、3a 収容穴、4 磁石、4A、第1磁石、4B 第2磁石、4a 第1長辺、4b 第2長辺、4e 接触面、20,60 第1コアシート、20a,60a 第1シート穴、20b 第1内側縁部、20e ばね板部、20f,60f 窪み、30,70 第2コアシート、30a,70a 第2シート穴、30b 第2内側縁部、30e 凹部、40,80 第3コアシート、40a,80a 第3シート穴、40b 第3内側縁部、60b,70b 第1傾斜部、60c,70c 第2傾斜部、60d 第1ばね板部、60e 第2ばね板部、70d 第1凹部、70e 第2凹部。

Claims (8)

  1. 複数枚のコアシートを有しており、かつ収容穴が設けられているロータコア、及び
    前記収容穴に収容されている磁石
    を備え、
    前記複数枚のコアシートは、第1コアシートと第2コアシートとを含んでおり、
    前記第1コアシートには、前記収容穴の一部を構成する第1シート穴が設けられており、
    前記第2コアシートには、前記収容穴の一部を構成する第2シート穴が設けられており、
    前記第1シート穴の縁部には、前記収容穴に前記磁石を挿入することにより前記磁石によって折り曲げられているばね板部が設けられており、
    前記第2シート穴の縁部には、前記磁石により折り曲げられた前記ばね板部を逃がす凹部が設けられており、
    前記第1シート穴の縁部の前記ばね板部の両側部分には、前記磁石との間にクリアランスを形成する一対の窪みが設けられており、
    前記クリアランスの大きさは、前記磁石に対する前記ばね板部の押付力の大きさと前記押付力のばらつきとの関係に基づいて設定されているIPMロータ。
  2. 前記窪みの底面と前記凹部の底面とは、前記ロータコアの径方向の同じ位置に位置している請求項1記載のIPMロータ。
  3. 前記ばね板部の長さは、前記第1コアシートの厚みの2倍〜3倍である請求項1又は請求項2に記載のIPMロータ。
  4. 前記第1コアシートに隣接して2枚以上の前記第2コアシートが連続して積層されており、
    前記連続して積層されている第2コアシートの積層厚さは、前記ばね板部の長さ以上である請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のIPMロータ。
  5. 前記複数枚のコアシートは、第3コアシートをさらに含んでおり、
    前記第3コアシートには、前記収容穴の一部を構成する第3シート穴が設けられており、
    前記磁石の前記ばね板部が接する面である接触面に対向する前記第3シート穴の縁部は、前記接触面に平行であり、
    前記第3コアシートは、前記第1コアシート及び前記第2コアシートの少なくともいずれか一方に隣接して積層されている請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のIPMロータ。
  6. 前記ばね板部の幅は、前記ばね板部の幅方向における前記磁石の長さの30%以下である請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のIPMロータ。
  7. 前記磁石の外形は、直方体であり、
    前記ロータコアの軸方向に直角な断面を見たとき、
    前記収容穴は、前記ロータコアの回転中心を中心とした円の弦に沿って配置されており、
    前記磁石の断面形状は、前記ロータコアの径方向内側の長辺である第1長辺と、径方向外側の長辺である第2長辺とを有する長方形であり、
    前記ばね板部は、前記第1長辺の中央部に接している請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のIPMロータ。
  8. 前記第1シート穴及び前記第2シート穴の形状は、前記ロータコアの径方向外側へ向けて開いたV字形であり、
    前記第1シート穴及び前記第2シート穴は、それぞれ前記ロータコアの径方向に対して一側に傾斜した第1傾斜部と他側に傾斜した第2傾斜部とを有しており、
    前記磁石は、前記第1傾斜部に配置されている第1磁石と、前記第2傾斜部に配置されている第2磁石とを含んでおり、
    前記ロータコアの軸方向に直角な断面を見たとき、前記第1及び第2磁石の断面形状は、それぞれ前記ロータコアの径方向内側の長辺である第1長辺と、径方向外側の長辺である第2長辺とを有する長方形であり、
    前記ばね板部は、前記第1磁石の前記第1長辺の両端部にそれぞれ接している一対の第1ばね板部と、前記第2磁石の前記第1長辺の両端部にそれぞれ接している一対の第2ばね板部とを含んでいる請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のIPMロータ。
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