JPWO2020059664A1 - 合波光学系 - Google Patents

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Abstract

合波光学系は、光源、レンズ及びレンズアレイを備えている。光源は、面発光レーザーの複数の発光素子を含んでいる。レンズは、複数の発光素子の各々から出射されたレーザー光線の光路をそれぞれ変更して集光させる。レンズアレイは、レンズによって変更された複数のレーザー光線のそれぞれの光路に対応して配列された複数のレンズ領域を含み、複数のレンズ領域によって複数のレーザー光線を集光させて合波ビームを形成する。

Description

本発明は、合波光学系に関する。
従来、高いレーザー出力を得ることを目的として、光源から出射された複数のレーザー光線を集光させて合波ビームを形成し、これを光ファイバ等の伝送手段に結合する合波光学系が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、M×Nに配置された複数の光源から出射された複数のレーザー光線を結合手段によって1個の受光器に結合させる、光パワー合成用光学系が記載されている。この光パワー合成用光学系の結合手段は、コリメータ光学素子と、アナモフィック光学素子と、集光用光学素子とから構成されている。アナモフィック光学素子は、M個の配列方向の倍率がN個の配列方向の倍率よりも大きくなるように配置されている。
特開2005−114977号公報
しかしながら、特許文献1の光パワー合成用光学系は、アナモフィック光学素子によって、複数のレーザー光線の各ビーム径を縮小している。したがって、各レーザー光線のビーム径とビーム間隔との両方が、同じ比率で縮小されている。
特許文献1の光パワー合成用光学系では、ビーム間隔は相対的には縮小されない。つまり、ビーム径とビーム間隔との比率は変化しない。そのため、合波ビームにおける総ビーム径内のビーム占有率は変化しない。結果として、集光角度を小さくすることが難しく、集光性を高めることが困難である。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、集光性の高い合波ビームを形成することができる、合波光学系を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る合波光学系は、面発光レーザーの複数の発光素子を含む光源と、複数の発光素子の各々から出射されたレーザー光線の光路をそれぞれ変更して集光させる光路変更部材と、光路変更部材によって変更された複数のレーザー光線のそれぞれの光路に対応して配列された複数のレンズ領域を含み、当該複数のレンズ領域によって複数のレーザー光線を集光させて合波ビームを形成する集光部材とを備える。
本発明に係る合波光学系によれば、集光性の高い合波ビームを形成することができる。
実施の形態1に係る合波光学系の構成を示す図である。 実施の形態1に係る光源を合波光学系の光軸Aの方向から見た図である。 実施の形態1に係るレンズアレイを合波光学系の光軸Aの方向から見た図である。 実施の形態2に係る光源を合波光学系の光軸Aの方向から見た図である。 実施の形態2に係るレンズアレイを合波光学系の光軸Aの方向から見た図である。 実施の形態3に係る光源を合波光学系の光軸Aの方向から見た図である。 実施の形態3に係るレンズアレイを合波光学系の光軸Aの方向から見た図である。 実施の形態4に係る合波光学系の構成を示す図である。 実施の形態1におけるレンズアレイの形状が適切でない場合における、レンズアレイを透過するレーザー光線の集光の様子を説明する図である。 実施の形態1におけるレンズアレイの好適な形状の第1の例を示す図である。 実施の形態1におけるレンズアレイの好適な形状の第2の例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本願が開示する合波光学系の実施の形態を詳細に説明する。ただし、以下に示す実施の形態は一例であり、これらの実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
また、以下の実施の形態では、特に光源から出射された複数のレーザー光線を集光させて合波ビームを形成する合波光学系に関して説明する。
<合波光学系の集光性>
合波光学系では、光源に含まれる複数の発光素子からそれぞれ出射されるレーザー光線を合波することによって、高出力の合波ビームを形成する。この際、先述したように、合波ビームが高い集光性を有することが重要である。
BPP(ビームパラメータプロダクト:Beam Parameter Product)は、ビームの集光性を評価する指標である。BPPは、ビーム径と集光角度との積またはビーム径と発散角度との積として定義される。この定義から明らかであるように、ビーム径が一定の場合、集光性を高めるためには、集光角度を小さくすることが有効である。
複数のレーザー光線を合波する場合も同様である。複数のレーザー光線を空間的に集光させる場合、集光性の高い合波ビームを形成するためには、隣り合うレーザー光線同士の間隔を狭めた状態で集光させる。これによって、合波ビームにおけるビーム径内のビーム占有率を高めることができる。
特に、隣り合うレーザー光線同士の間隔をゼロにした状態にすることによって、合波ビームにおけるビーム径内のビーム占有率を最も高めることができる。つまり、隣り合うレーザー光線の最外径が互いに接する状態にする。
換言すれば、合波ビームにおけるビーム径内のビーム占有率を高めることによって、合波ビームの集光角度を小さくすることができる。そして、集光性の高い合波ビームを得ることができる。
実施の形態1.
<合波光学系100の構成>
図1は、本発明の実施の形態1に係る合波光学系100の構成を示す図である。図1は、合波光学系100の光軸Aを含む断面を示している。以下、図1を参照して、合波光学系100の全体構成を説明する。
合波光学系100は、光源1、レンズ2およびレンズアレイ4を備えている。合波光学系100は、光ファイバ5を備えることができる。光源1は、複数の発光素子11を含んでいる。レンズ2は、光路変更部材の一例である。レンズアレイ4は、集光部材の一例である。光ファイバ5は、伝送手段の一例である。
光源1は、2次元フォトニック結晶面発光レーザーの複数の発光素子11を含んでいる。本実施の形態1では、複数の発光素子11は、例えば、ヒートシンク3の面31上に配列されている。ここで、面31は、例えば、単一の面である。また、複数の発光素子11は、例えば、光軸Aと平行な方向を向いて配列されている。ヒートシンク3は、各発光素子11が発する熱を放熱する。これによって、ヒートシンク3は、各発光素子11の温度上昇を抑える働きをする。
図2は、複数の発光素子11を含む光源1を図1の光軸Aの方向から見た図である。本実施の形態1では、光源1は19個の発光素子11を含んでいる。また、19個の発光素子11は、互いに間隔を空けて六方格子状に配列されている。ただし、発光素子11の数および配置の態様は、これに限定されるものではない。
図1に戻って、複数の発光素子11の各光軸Aeは、面31に対して垂直である。したがって、複数の発光素子11は、面31に対して垂直な方向にレーザー光線を出射する。複数の発光素子11の各光軸Aeは、互いに平行である。また、複数の発光素子11の各光軸Aeは、合波光学系100の光軸Aに平行である。
光源1から出射された複数のレーザー光線は、レンズ2に入射する。レンズ2は集光作用を有している。レンズ2は、合波光学系100の光軸Aに対して垂直に配置されている。つまり、レンズ2の光軸Adは、合波光学系100の光軸Aに平行である。
レンズ2は、光源1から出射された複数のレーザー光線の進行方向を変更する。つまり、レンズ2は、光源1から出射された複数のレーザー光線の光路を変更する。具体的には、レンズ2は、光源1から出射された複数のレーザー光線の進行方向を、光ファイバ5の入射面51の中心50に向けて変化させる。これによって、後述するレンズアレイ4が存在しない場合には、レンズ2を透過した後の各レーザー光線の光路は、光ファイバ5の入射面51の中心50に集中する。
レンズ2によって光路を変更された複数のレーザー光線は、レンズアレイ4に入射する。レンズアレイ4は、合波光学系100の光軸Aに対して垂直に配置されている。レンズアレイ4は、同一の面内に配列された複数のレンズ領域40を含んでいる。
光源1の複数の発光素子11と、レンズアレイ4の複数のレンズ領域40とは、一対一に対応している。レンズアレイ4の各レンズ領域40は、レンズ2によって光路を変更された各レーザー光線のそれぞれの光路に対応する位置に配列されている。
図3は、レンズアレイ4を図1の光軸Aの方向から見た図である。本実施の形態1では、光源1には19個の発光素子11が含まれている。したがって、レンズアレイ4にも、19個のレンズ領域40が含まれている。各レンズ領域40は、集光作用を有している。また、各レンズ領域40は、同一の面上に隣接して配列されている。なお、レンズアレイ4の有効領域は、光源1の発光領域よりも小さい。
図1に戻って、レンズアレイ4の各レンズ領域40にそれぞれ入射した複数のレーザー光線は、レンズアレイ4を透過した後には、光ファイバ5の入射面51上に集光されて合波ビームとなる。
光ファイバ5は、伝送用の光ファイバである。光ファイバ5は、合波ビームを伝送する。つまり、光ファイバ5は、集光されたレーザー光線を結合して伝送する。また、本実施の形態1では、光ファイバ5は、マルチモードファイバである。マルチモードファイバでは、光が複数のモードに分かれてコア内を伝搬する。
なお、マルチモードファイバには、ステップインデックス型と、グレーデッドインデックス型とがある。ステップインデックス型は、コアの屈折率が一定の光ファイバである。グレーデッドインデックス型は、コアの屈折率が滑らかに分布している光ファイバである。光ファイバ5の仕様は、発光素子11の特性および数を考慮して適切に選定することができる。
<2次元フォトニック結晶面発光レーザー>
次に、本実施の形態1で用いる2次元フォトニック結晶面発光レーザーについて説明する。2次元フォトニック結晶面発光レーザーは、活性層近傍に発振波長程度の周期的な構造を設けた面発光型の半導体レーザーである。この周期的な構造をフォトニック結晶構造という。
一般に、半導体レーザーは、発光領域を大きくすることによって、高出力化をはかることができる。しかしながら、現在一般に実用化されている垂直共振器型面発光レーザーでは、発光領域を大きくすると、集光性が低下するという問題がある。そのため、垂直共振器型面発光レーザーでは、高出力と高集光性とは両立しない。
これに対して、2次元フォトニック結晶面発光レーザーでは、原理的には、発光領域を大きくしても、集光性を維持することが可能である。そのため、2次元フォトニック結晶面発光レーザーは、高出力かつ高集光性のレーザー光源として期待されている。
2次元フォトニック結晶面発光レーザーの代表的な特性では、発光領域の大きさは直径が数百μmである。また、ビーム品質は、M2値で1から5程度である。例えば、発振波長が940nm、発光領域の大きさが直径で300μm、ビーム品質がM2値で2の場合には、出射されるビームの発散角は全角で0.5度程度である。2次元フォトニック結晶面発光レーザーでは、発光領域が大きくかつビーム品質が良好であるため、直進性の高い出射ビームが得られる。なお、「ビーム品質が良好」とは、M2値が小さいという意味である。
また、2次元フォトニック結晶面発光レーザーでは、例えば、発光領域の大きさを直径1mmまで拡大すると、10W級の出力が得られることが見込まれている。そのため、2次元フォトニック結晶面発光レーザーは、高出力かつ高集光性のレーザー光源となり得る。
<発光素子の配列間隔について>
半導体レーザーを高出力かつ良好に動作させるためには、発熱への対処が重要である。半導体レーザーでは、供給電力の40〜60%が熱になる。そして、出力が高くなると発生する熱がさらに増加する。そのため、高出力の半導体レーザーの発光素子は、サブマウントまたはヒートシンクを備える冷却構造の上に実装されることが好ましい。
冷却構造では、発光素子で発生した熱は、伝えられて拡散されて放熱される。発生する熱が増加すれば、冷却構造は大型化する。2次元フォトニック結晶面発光レーザーで10Wの出力を得る場合には、放熱のために、発光素子11の配列間隔は数mm程度必要と計算されている。
また、2次元フォトニック結晶面発光レーザーは、給電のための電極構造を発光面の周囲に設ける構造を有している。電極が光を透過しない金属などで形成されている場合には、その部分でレーザー光線が遮られないように、隣り合う発光素子11を配列する必要がある。
以上のような理由から、2次元フォトニック面発光レーザーの複数の発光素子11を近接して配列する場合には、隣り合う発光素子11の間に必要な距離を確保して配列する必要がある。換言すれば、各発光素子11は、互いに間隔を空けて配列される必要がある。図2を参照して先述したように、本実施の形態1では、各発光素子11は互いに間隔を空けて配列されている。
<合波光学系100の動作>
次に、本実施の形態1に係る合波光学系100の動作について詳細に説明する。図2のように、合波光学系100は、間隔を空けて配列された複数の発光素子11から出射された複数のレーザー光線を集光させて合波ビームを形成する。この場合には、合波ビームの径内におけるビーム占有率を高めることによって、合波ビームの集光性が高められる。
まず、合波光学系100で用いる符号について説明する。その際、図1を併せて参照されたい。レンズ2の焦点距離をF2とする。また、図1には示されていないが、レンズアレイ4の焦点距離をF4とする。
光源1の各発光素子11からレンズ2までの距離をL1とする。レンズ2からレンズアレイ4までの距離をL2とする。レンズアレイ4を透過した複数のレーザー光線が集光するまでに要する距離をL3とする。
レンズアレイ4に入射する各レーザー光線の直径をW2とする。レーザー光線の直径はビーム径である。レンズアレイ4の各レンズ領域40の大きさをD4とする。D4は、例えば、レンズ領域40の直径である。ヒートシンク3の面31上に配列された複数の発光素子11の配列間隔をPとする。
また、図1には示されていないが、19個の発光素子11から出射される19本のレーザー光線における各中心光線をAnとする。ただし、添字n=1、2、・・・Nである。Nは発光素子11の数であり、本実施の形態1ではN=19である。なお、中心光線とは、レーザー光線におけるビーム径の中心を通る中心線のことである。
本実施の形態1および後述する実施の形態2〜4において、各レーザー光線のビーム径とは、光強度分布のエンサークルドパワーが86.5%になるときの直径であると定義する。そして、本明細書中において「レーザー光線」とは、このように定義されたビーム径を有する光を意味するものとする。この場合、レーザー光線の最外径とは、光強度分布のエンサークルドパワーが86.5%となる径である。なお、合波ビームのビーム径も同様に定義される。
続いて、合波光学系100の動作について説明する。複数の発光素子11は、合波光学系100の光軸Aと平行にレーザー光線を出射する。各レーザー光線はレンズ2に垂直に入射する。すなわち、各発光素子11から出射された各レーザー光線は、レンズ2の光軸Adに平行である。ここで、発光素子11は、2次元フォトニック結晶面発光レーザーである。
レンズ2に入射した複数のレーザー光線の各中心光線Anの進行方向は、レンズ2から出射する際には変化している。具体的には、レンズ2から出射した複数のレーザー光線の各中心光線Anは、レンズ2から距離F2の位置の一点に向けて集光する。すなわち、複数のレーザー光線の各中心光線Anは、レンズ2から距離F2の位置に集光する。
本実施の形態1では、レンズ2から距離F2の位置には、光ファイバ5の入射面51が配置されている。そのため、仮にレンズアレイ4が存在しない場合には、レンズ2から出射した複数のレーザー光線の各中心光線Anは、光ファイバ5の入射面51の中心50に集光する。
また、レンズ2から出射した複数のレーザー光線において、隣り合うレーザー光線同士は、進行するにつれて互いに接近する。そして、レンズ2から距離L2の位置で、隣り合うレーザー光線の最外径は互いに接するようになる。
レンズ2から距離L2の位置には、レンズアレイ4が配置されている。換言すれば、レンズアレイ4は、レンズ2から出射した隣り合うレーザー光線の最外径が互いに接する位置に配置されている。そして、各レーザー光線は、レンズアレイ4の対応する各レンズ領域40に入射する。
レンズアレイ4には、19個のレンズ領域40が一体成型されている。一体成型で製作することによって、レンズ領域40間の保持構造が不要になる。また、レンズ効果を有しない無効領域を小さくすることまたは無くすことができる。
本実施の形態1では、レンズアレイ4の各レンズ領域40の大きさD4は、入射するレーザー光線のビーム径W2と一致するように定められている。その結果、レンズアレイ4に入射した隣り合うレーザー光線同士は、最外径が互いに接した状態でレンズアレイ4から出射される。
また、各レーザー光線の中心光線Anは、レンズアレイ4における対応するレンズ領域40の中心を通過する。したがって、各レーザー光線の中心光線Anは、レンズアレイ4の内部を直進する。レンズアレイ4の各レンズ領域40を透過した各レーザー光線の中心光線Anは、レンズアレイ4の焦点位置に集光する。
また、各レーザー光線は、レンズアレイ4の対応するレンズ領域40に入射する。各レーザー光線は、レンズアレイ4の対応するレンズ領域40にのみ入射する。そのため、各レーザー光線は、エネルギーの損失を最大限抑えた状態でレンズアレイ4を透過する。レンズアレイ4を透過した各レーザー光線は、光ファイバ5の入射面51の中心50に集光して合波ビームとなり、そこにエネルギーが集中する。
本実施の形態1では、距離L2と距離L3との和が焦点距離F2と等しくなるように、合波光学系100の条件が設定されている。なお、合波光学系100の条件とは、例えば、焦点距離F2、焦点距離F4、距離L1、距離L2または距離L3などである。
合波光学系100の条件は、光源1の特性および得ようとする合波ビームの特性に応じて設定される。なお、「光源1の特性および合波ビームの特性」とは、合波する発光素子の数、ビーム品質、ビーム径、発振波長などである。
これらの値が定まると、レンズアレイ4に入射する複数のレーザー光線のビーム径W2を計算することができる。これによって、レンズアレイ4における各レンズ領域40の大きさD2および発光素子11の配列間隔Pを決定することができる。
上記のように設計された合波光学系100では、複数の発光素子11から出射された各レーザー光線は1点に集光して合波ビームとなる。各レーザー光線が1点に集光した位置において、各レーザー光線は最小スポットを形成する。
本実施の形態1では、19個の発光素子11から出射された19本のレーザー光線の19個の集光スポットは1点で重なり合っている。すなわち、各レーザー光線の各集光スポットは重なり合っている。この際、19個の発光素子11から出射された各レーザー光線のエネルギーは、少ない損失で1点に集中している。
また、レンズアレイ4を透過した後の複数のレーザー光線は、隣り合うレーザー光線同士の最外径が互いに接した状態で出射して集光する。したがって、合波ビームにおけるビーム径内のビーム占有率は高められる。つまり、合波ビームの集光性は高められる。
なお、実際の厚みのあるレンズを用いる場合には、レンズに斜めに入射したレーザー光線の中心光線Anは、レンズの前後でわずかに平行にずれる。このような場合には、ヒートシンク3上の各発光素子11の配列間隔Pを調整することによって対処する。
各発光素子11の配列間隔Pを調整することによって、レンズアレイ4を透過した後の各レーザー光線の中心光線Anを、想定した位置に集光させることができる。ここで、想定した位置とは、光ファイバ5の入射面51上の中心50である。なお、各発光素子11の配列間隔Pを調整することによって、配列間隔Pがすべての発光素子11間で同一ではなくなるが、これが問題となることはない。
なお、上記において、「ビーム径」とは、光強度分布のエンサークルドパワーが86.5%になるときの幅であると定義した。しかしながら、ビーム径の定義はこれに限定されるものではない。ビーム径の定義は、必要な光利用効率または合波ビームのビーム品質に応じて定義されればよい。
また、レンズアレイ4における各レンズ領域40の形状は、図3に示されるような円形でなくてもよい。例えば、各レンズ領域40の形状は、円形のレンズ部分を含む六角形状でもよい。例えば、レンズ領域40の形状は、円形のレンズが内接する六角形状である。また、六角形の一部の辺が円弧状でもよい。
<光ファイバへの結合>
光ファイバ5は、自身の入射面51の中心50と、複数の発光素子11から出射された各レーザー光線が1点に集光して合波ビームが形成される位置とが、一致するように配置されている。光ファイバ5の入射面51の中心50と、複数の発光素子11から出射された各レーザー光線が集光して合波ビームが形成される位置とは一致している。
光ファイバ5は、レーザー光線の集光スポット径とファイバのコア径とが、以下に示す適切な関係にある。レーザー光線の集光スポット径は、合波ビームのビーム径である。また、光ファイバ5は、合波光学系100の集光する際のNAと光ファイバ5の許容するNAとが、以下に示す適切な関係にある。なお、NAは開口数である。
光ファイバ5のコア径は、合波ビームの総パワーに対して90〜99.5%の結合効率を確保できることが好ましい。
大きいコア径を選択すると、光ファイバ5の入射面51におけるビームの結合効率は、100%に近くなる。しかしながら、光ファイバ5に入射したレーザー光線は、光ファイバ5の内部を伝播する間にコアとクラッドとの界面で反射される。このため、レーザー光線は伝送方向と垂直な断面上で広がってしまう。結果として、レーザー光線の集光性は低下する。
一方、小さいコア径を選択すると、光ファイバ5の内部を伝搬中のレーザー光線のエネルギー損失が大きくなる。また、光ファイバ5のコアに入射しなかったレーザー光線が、クラッドまたはその周辺に照射される。結果として、光ファイバ5のコアに入射しなかったレーザー光線は、入射面51の付近での加熱または焼損を引き起こす原因となる。
また、光ファイバ5の許容するNAは、合波ビームの集光する際のNAに対して、1.2〜3倍が好ましい。光ファイバ5の許容するNAが大きすぎる場合には、光ファイバ5の敷設の状態などによって、簡単に高次モードへ結合してしまう。そのため、レーザー光線の伝送中に集光性が劣化する。
光ファイバの許容するNAが合波ビームの集光する際のNAと同じ場合または小さい場合には、レーザー光線の結合時または伝送中にエネルギーの損失が発生する。結果として、光が漏れ出した部分から光ファイバ5の損傷または周辺部品の損傷を引き起こす可能性がある。
このようにして、複数のレーザー光線は、効率よく光ファイバ5に結合される。そして、複数のレーザー光線は、ビーム品質の低下を抑えた状態で光ファイバ5の内部を伝搬する。光ファイバ5の出射面からは、高出力かつ高集光性の合波ビームが出力される。
なお、発光素子11の数が2〜20個程度の場合には、光ファイバ5にラージモードエリアファイバを用いることが好ましい。ラージモードエリアファイバは、マルチモードファイバの一種である。ラージモードエリアファイバは、コア径が数10μmと大きく、許容するNAが0.15以下程度と小さい。ラージモードエリアファイバは、低次のモードのみが伝送可能である。合波ビームがファイバ内で伝送される間に、高次モードへの結合が抑制される。結果として、出力されるレーザー光線の集光性を高く維持することができる。
<具体的な数値例>
次に、本実施の形態1に係る合波光学系100における具体的な数値例を示す。
<数値例1>
表1は、合波光学系100の仕様の第1の例を示している。なお、光源1の複数の発光素子11は、六方格子状に配置されている。
Figure 2020059664
表1では、光源1の各発光素子11のビーム径をW0で表記している。ビーム品質はM2で表記している。発光素子11の数はNで表記している。
表1の仕様の場合には、合波光学系100の特性は次の通りである。集光スポットの大きさは、直径約48μmである。集光する際のNAは、約0.13である。なお、光ファイバ5の特性の一例を挙げると次の通りである。光ファイバ5のコア径は、例えば、直径約50μmである。光ファイバの許容するNAは、例えば、NA=0.16である。
<数値例2>
表2は、合波光学系100の仕様の第2の例を示している。光源1の複数の発光素子11は、六方格子状に配置されている。
Figure 2020059664
表2の仕様の場合には、合波光学系100の特性は次の通りである。集光スポットの大きさは、直径約44μmである。集光する際のNAは、約0.1である。なお、光ファイバ5の特性の一例を挙げると次の通りである。光ファイバ5のコア径は、例えば、直径約50μmである。光ファイバの許容するNAは、例えば、NA=0.12である。
<実施の形態1の効果>
以上説明したように、本発明の実施の形態1に係る合波光学系100は、光源、光路変更部材および集光部材を備えている。光源は、複数の発光素子を含む。発光素子は2次元フォトニック結晶面発光レーザーである。光路変更部材は、複数の発光素子から出射された各レーザー光線の光路を変更して1点に向けて集光させる。光路変更部材は、複数の発光素子から出射された各レーザー光線の光路を変更して集光させる。集光部材は、光路変更部材から出射した各レーザー光線を複数のレンズ領域によって集光させて合波ビームを形成する。
上記の特徴によって、本発明の実施の形態1に係る合波光学系100は、集光性の高い合波光学系となる。また、合波光学系100は、高出力の合波光学系となる。
また、集光部材は、光路変更部材から出射した隣り合うレーザー光線の最外径が互いに接する位置に配置されている。これによって、合波ビームの集光性がさらに高められる。
また、集光部材に含まれる複数のレンズ領域の大きさは、これら複数のレンズ領域に入射する各レーザー光線のビーム径と等しくなるように定められている。そして、集光部材から出射する各レーザー光線は互いの最外径が接する状態で出射される。これによって、合波ビームの集光性がさらに高められる。
また、光路変更部材としてレンズを用いることによって、複数のレーザー光線の光路を簡易な手段で精度良く変更することができる。
また、集光部材としてレンズアレイを用いることによって、各レンズ領域間の無効領域を最小化して、レーザー光線同士をより接近させることができる。このため、合波ビームの集光性を高めることができる。
また、複数の発光素子は、六方格子状に配列されている。そして、複数の発光素子は最も稠密に配列されている。したがって、合波ビームの元になる複数のレーザー光線は、可能なかぎり接近した状態で光路変更部材に入射する。これによっても、集光性の高い合波ビームを容易に得ることができる。なお、「稠密」とは、一般に密集してぎっしり詰まっている様子を表す。
また、光ファイバとして、ラージモードエリアファイバを用いることによって、光ファイバから出力されるレーザー光線の集光性を高く維持することができる。
実施の形態2.
<正方格子状の配列>
図4は、本発明の実施の形態2に係る合波光学系における、光源201に含まれる発光素子11の配列を示す図である。また、図5は、本実施の形態2に係るレンズアレイ204におけるレンズ領域240の配列を示す図である。
本実施の形態2では、光源201は、16個の発光素子11を含んでいる。16個の発光素子11は、ヒートシンク3の面31上に正方格子状に配列されている。面31は、例えば、単一の面である。
本実施の形態2に係る正方格子状の配列によって得られるビーム占有率は、実施の形態1に係る六方格子状の配列によって得られるビーム占有率よりも低い。しかしながら、本実施の形態2の図4と図5とを比較すると、図5では図4よりもビーム占有率が高められている。
したがって、本実施の形態2では、発光素子11を配列する際に用いる装置の性能、光源1の電極構造または必要な発光素子11の数などの諸制約によって、発光素子11の配列として六方格子状の配置を採用できない場合に、ビーム占有率をある程度まで上げて合波ビームの集光性を高めることができる。
実施の形態3.
<円弧状の配列>
図6は、本発明の実施の形態3に係る合波光学系における、光源301に含まれる発光素子11の配列を示す図である。また、図7は、本実施の形態3に係るレンズアレイ304におけるレンズ領域340の配列を示す図である。
本実施の形態3では、光源301は、10個の発光素子11を含んでいる。10個の発光素子11は、ヒートシンク3の面31上の円周上に等角度で配列されている。面31は、例えば、単一の面である。
本実施の形態3に係る円周上の等角度の配列によって得られるビーム占有率は、実施の形態1に係る六方格子状の配列によって得られるビーム占有率よりも低い。しかしながら、本実施の形態3の図6と図7とを比較すると、図7では図6よりもビーム占有率が高められている。
したがって、本実施の形態3では、発光素子11を配列する際に用いる装置の性能、光源1の電極構造または必要な発光素子11の数などの諸制約によって、発光素子11の配列として六方格子状の配置を採用できない場合に、ビーム占有率をある程度まで上げて合波ビームの集光性を高めることができる。
実施の形態4.
<多面体プリズム>
図8は、本発明の実施の形態4に係る合波光学系400における、光軸Aを含む面の断面を示す図である。
合波光学系400は、光源1、多面体プリズム402およびレンズアレイ4を備えている。合波光学系400は、光ファイバ5を備えることができる。
本実施の形態4では、実施の形態1のレンズ2に代えて、多面体プリズム402が用いられている。この点以外では、合波光学系400は合波光学系100と同一または同様である。そのため、合波光学系100と同一または同様の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
光源1の各発光素子11から多面体プリズム402までの距離をL401とする。また、多面体プリズム402からレンズアレイ4までの距離をL402とする。さらに、レンズアレイ4から光ファイバ5の入射面51までの距離をL403とする。
多面体プリズム402は、光源1とレンズアレイ4との間に配置されている。多面体プリズム402は、複数の発光素子11にそれぞれ対応するプリズム面Pnを有している。ただし、添字n=1、2、3、・・・、Nである。Nは発光素子11の数である。また、添字nは、中心光線Anの添字nとも対応している。すなわち、プリズム面Pnの添字nは、中心光線Anの添字nと同じである。
多面体プリズム402は、入射面421および出射面422を有している。多面体プリズム402の入射面421は、合波光学系400の光軸Aに垂直な平面である。多面体プリズム402の出射面422は、プリズム面Pnを含んでいる。ただし、プリズム面Pnは、N個の発光素子11にそれぞれ対応した互いに異なる向きの面である。
ここで、プリズム面P1〜PNの光軸Aに対する傾きは、各発光素子11から出射された各レーザー光線のそれぞれの中心光線Anが、多面体プリズム402から焦点距離F402の光軸A上で交わるように定められている。多面体プリズム402から焦点距離F402の光軸Aの位置は、集光位置である。本実施の形態4において、集光位置は、光ファイバ5の入射面51の中心50である。
各発光素子11から出射された各レーザー光線は、多面体プリズム402の入射面421に垂直に入射する。多面体プリズム402に入射した各レーザー光線は、それぞれ対応するプリズム面Pnから出射する。
多面体プリズム402から出射した各レーザー光線は、上記の集光位置に向けて進行する。仮にレンズアレイ4が存在しない場合には、多面体プリズム402から出射した各レーザー光線の各中心光線Anは、光ファイバ5の入射面51の中心50に集光する。
多面体プリズム402から出射した複数のレーザー光線において、隣り合うレーザー光線同士は、進行するにつれて互いに接近する。そして、多面体プリズム402から距離L402の位置で、隣り合うレーザー光線の最外径は互いに接するようになる。
多面体プリズム402から距離L402の位置には、レンズアレイ4が配置されている。換言すれば、レンズアレイ4は、多面体プリズム402から出射した隣り合うレーザー光線の最外径が互いに接する位置に配置されている。そして、各レーザー光線は、レンズアレイ4の対応する各レンズ領域40に入射する。
各レーザー光線は、エネルギーの損失を最大限抑えた状態でレンズアレイ4を透過する。レンズアレイ4を透過した各レーザー光線は、光ファイバ5の入射面51の中心50に集光して合波ビームとなり、そこにエネルギーが集中する。
本実施の形態4では、距離L402と距離L403との和が焦点距離F402と等しくなるように、合波光学系400の条件が設定されている。なお、合波光学系400の条件とは、例えば、集点距離F402、レンズアレイ4の焦点距離F404、距離L401、距離L402、距離L403などである。
合波光学系400の条件は、光源1の特性および得ようとする合波ビームの特性に応じて設定される。このようにして、実施の形態1と同様に、集光性の高い合波ビームを得ることができる。
なお、多面体プリズム402の入射面421は平面でなくてもよい。例えば、入射面は多面体であってもよい。
また、本発明における光路変更部材は、実施の形態1〜3ではレンズ2であり、実施の形態4では多面体プリズム402である。しかしながら、光路変更部材は、これら2つに限定されるものではない。例えば、光路変更部材として、回折光学素子を用いることもできる。回折光学素子を用いることによって、光路変更部材を薄くすることができる。
なお、上述の各実施の形態においては、「平行」または「垂直」などの部材間の位置関係もしくは部材の形状を示す用語を用いている場合があるが、これらは製造上の公差、組立て上のばらつきなどを考慮した範囲を含むことを表している。そのため、請求の範囲に部材間の位置関係もしくは部材の形状を示す記載が存在する場合には、製造上の公差、組立て上のばらつき等を考慮した範囲を含むことを示している。
<レンズアレイの形状の設計方法>
最後に、先述した実施の形態1におけるレンズアレイ4の形状の設計方法について、補足説明する。実施の形態1において、合波ビームの集光性を高めるためには、レンズアレイ4およびレンズアレイ4に含まれる各レンズ領域40のレンズ面の形状を、適切に設計する必要がある。なお、以下に説明する設計方法は、実施の形態2〜4においても、同様に適用することができる。
図9は、実施の形態1におけるレンズアレイ4の形状が適切でない場合における、レンズアレイ4を透過するレーザー光線の集光の様子を説明する図である。図9において、レンズアレイ4に含まれる各レンズ領域40のうち、合波光学系100の光軸A上のレンズ領域40R1と、光軸A外のレンズ領域40R2および40R3とは、いずれも同じ形状であり、かつ同一平面上にある。
図9では、光軸A上のレンズ領域40R1を透過したレーザー光線は、光ファイバ5の入射面51で最小スポットを形成している。これに対して、光軸A外のレンズ領域40R2および40R3を透過したレーザー光線は、入射面51に到達するよりも手前で最小スポットを形成している。また、各レーザー光線は、1点で交わらず、ずれて交わっている。
このように、レンズ領域40の光軸に対してレーザー光線が斜めに入射する場合には、像面湾曲、非点収差、コマ収差などの収差が発生しやすい。収差が生じている合波光学系では、集光スポットが大きくなってしまう。その結果、光ファイバ5の入射面51におけるビーム径が大きくなり、合波ビームの集光性が低くなる。
これらの収差を補正する方法としては、複数のレンズを組み合わせたり、レンズ面を非球面にしたりする方法が知られている。しかしながら、レンズアレイを用いる構成では、複数のレンズを用いて収差を補正する方法は適していない。レンズアレイは高価な光学部材であり、また、複数のレンズアレイの相対的な位置を高精度に調整する必要があるためである。一方、上記の収差のうち、像面湾曲は、1枚のレンズでは補正することが出来ない収差であることが知られている。
ここでは、1枚のレンズアレイを使用して、各レンズ領域を透過するレーザー光線の集光位置を一致させ、集光性の高い合波ビームが得られるようにすることを考える。なお、ここで云うレンズアレイの形状とは、各レンズ領域における両面の形状および厚み、並びに、レンズアレイ内における各レンズ領域の相対的な位置のことである。また、いずれのレンズ領域においても等しい倍率となるためには、各レンズ領域の焦点距離は等しくあるべきである。
<レンズアレイの好適な形状:第1の例>
図10は、実施の形態1におけるレンズアレイ4の好適な形状の第1の例を示す図である。
図10において、レンズアレイ4の各レンズ領域40の光軸は、合波光学系100の光軸Aと平行である。
各レンズ領域40は、いずれも少なくとも一方のレンズ面、ここでは光源側のレンズ面が非球面であり、像面湾曲以外の収差を補正する。特に、光軸A外のレンズ領域40R2および40R3では、非点収差およびコマ収差を抑制する。なお、各レンズ領域40の両面を非球面にすれば、より良く収差を補正できる場合がある。
図10において、レンズ領域40R1、40R2および40R3における光源側のレンズ面を、それぞれS1R1、S1R2およびS1R3とする。また、レンズ領域40R1、40R2および40R3における集光点側のレンズ面を、それぞれS2R1、S2R2およびS2R3とする。
さらに、光源側のレンズ面S1R1、S1R2およびS1R3のそれぞれの曲率を、C1R1、C1R2およびC1R3とする。また、集光点側のレンズ面S2R1、S2R2およびS2R3のそれぞれの曲率を、それぞれC2R1,C2R2およびC2R3とする。
このとき、曲率C2R1,C2R2およびC2R3は、以下の関係式を満たすように設計される。
2R1<C2R2<C2R3 (1)
一般的には、各レンズ領域40の集光点側のレンズ面の曲率は、当該レンズ領域の光軸と合波光学系100の光軸Aとの距離が長いほど大きくなるように設計される。
焦点距離が一定の場合、集光点側の各レンズ面の曲率を大きくすると、バックフォーカスを長くとることができる。レンズアレイ4が上記のように設計される場合には、合波光学系100の光軸Aから離れたレンズ領域40ほど、集光点側のレンズ面から集光位置までの距離が長くなる。すなわち、合波光学系100の光軸Aから離れたレンズ領域40ほど集光点側のレンズ面の曲率を大きくすることによって、バックフォーカスの伸長と像面湾曲による集光位置の前傾とを相殺することができる。結果として、各レンズ領域40を透過したレーザー光線は、同じ位置で最小スポットを形成する。
なお、上記の場合、フロントフォーカスは短くなる。しかしながら、実施の形態1において、距離L2は距離L3の数倍から数十倍大きい。そのため、フロントフォーカスが像面湾曲程度の微小距離変化することによる影響は僅かである。
レンズアレイ4の形状を上記のように設計することによって、収差を補正して良好な集光スポットにするとともに、最小スポットを形成する位置を揃えることができ、合波ビームの集光性を高めることができる。
<レンズアレイの好適な形状:第2の例>
図11は、実施の形態1におけるレンズアレイ4の好適な形状の第2の例を示す図である。
図11において、レンズアレイ4の各レンズ領域40の光軸は、合波光学系100の光軸Aと平行である。また、各レンズ領域40は同一の形状である。すなわち、各レンズ領域40において、光源側のレンズ面の形状は全て同一であり、また、集光点側のレンズ面の形状も全て同一である。
各レンズ領域40において、少なくとも一方のレンズ面、ここでは光源側のレンズ面は非球面であり、像面湾曲以外の収差を補正する。
また、レンズ領域40R1、40R2および40R3に着目すると、これらはレンズアレイ4の周縁に位置するものほど、すなわちレンズ領域40R1、レンズ領域40R2、レンズ領域40R3の順に、集光点側にせり出している。すなわち、当該レンズ領域の光軸が合波光学系100の光軸Aから遠いほど、当該レンズ領域は、合波光学系100の光軸Aに沿って、集光点側にずれた位置に配置されている。
換言すれば、各レンズ領域40の集光点側のレンズ面の面頂点は、当該レンズ領域の光軸と合波光学系100の光軸Aとの距離が長いほど、合波光学系100の光軸Aに沿って集光点側に位置している。これにより、像面湾曲による像面の前傾が補正される。
なお、周縁のレンズ領域40ほど集光点側にせり出すことによって、レンズ領域40とレンズ2との距離が僅かに短くなる。しかしながら、上記の第1の例の場合と同様に、このことによる影響は僅かである。
レンズアレイ4の形状を上記のように設計することによって、収差を補正して良好な集光スポットにするとともに、最小スポットを形成する位置を揃えることができ、合波ビームの集光性を高めることができる。
100,400 合波光学系、1,201,301 光源、11 発光素子、2 レンズ(光路変更部材)、402 多面体プリズム(光路変更部材)、4,204,304 レンズアレイ(集光部材)、40,240,340 レンズ領域、5 光ファイバ、51 入射面。
上記の課題を解決するために、本発明に係る合波光学系は、同一平面上に配置された面発光レーザーの複数の発光素子を含む光源と、複数の発光素子の各々から出射されたレーザー光線の光路をそれぞれ変更して集中させる光路変更部材と、光路変更部材によって変更された複数のレーザー光線のそれぞれの光路に対応して配列された複数のレンズ領域を含み、当該複数のレンズ領域によって複数のレーザー光線を集光させて合波ビームを形成する集光部材とを備える。

Claims (16)

  1. 面発光レーザーの複数の発光素子を含む光源と、
    前記複数の発光素子の各々から出射されたレーザー光線の光路をそれぞれ変更して集光させる光路変更部材と、
    前記光路変更部材によって変更された複数の前記レーザー光線のそれぞれの光路に対応して配列された複数のレンズ領域を含み、該複数のレンズ領域によって前記複数のレーザー光線を集光させて合波ビームを形成する集光部材と
    を備える、合波光学系。
  2. 前記集光部材は、前記光路変更部材から出射した隣り合うレーザー光線の最外径が互いに接するようになる位置に配置される、請求項1に記載の合波光学系。
  3. 前記集光部材に含まれる前記複数のレンズ領域の大きさは、該複数のレンズ領域に入射する前記複数のレーザー光線の最外径と等しくなるように定められ、
    前記集光部材から出射する前記複数のレーザー光線は、隣り合うレーザー光線同士の最外径が互いに接する状態で出射される、請求項2に記載の合波光学系。
  4. 前記光路変更部材は、前記光源と前記集光部材との間に配置されたレンズである、請求項3に記載の合波光学系。
  5. 前記光路変更部材は、前記光源と前記集光部材との間に配置された多面体プリズムである、請求項3に記載の合波光学系。
  6. 前記光路変更部材は、前記光源と前記集光部材との間に配置された回折光学素子である、請求項3に記載の合波光学系。
  7. 前記集光部材は、前記複数のレンズ領域を含むレンズアレイである、請求項3〜6のいずれか一項に記載の合波光学系。
  8. 前記複数のレンズ領域において、各レンズ領域の光軸は、前記合波光学系の光軸と平行である、請求項7に記載の合波光学系。
  9. 前記複数のレンズ領域において、各レンズ領域の少なくとも一方のレンズ面は非球面である、請求項7または8に記載の合波光学系。
  10. 前記複数のレンズ領域において、各レンズ領域の集光点側のレンズ面の曲率は、該レンズ領域の光軸と前記合波光学系の光軸との距離に依存して異なっている、請求項7〜9のいずれか一項に記載の合波光学系。
  11. 前記複数のレンズ領域において、各レンズ領域の集光点側のレンズ面の曲率は、該レンズ領域の光軸と前記合波光学系の光軸との距離が長いほど大きい、請求項10に記載の合波光学系。
  12. 前記複数のレンズ領域において、各レンズ領域の集光点側のレンズ面の面頂点は、該レンズ領域の光軸と前記合波光学系の光軸との距離に依存して、前記合波光学系の光軸に沿った方向の位置が異なる、請求項7〜9のいずれか一項に記載の合波光学系。
  13. 前記複数のレンズ領域において、各レンズ領域の集光点側のレンズ面の面頂点は、該レンズ領域の光軸と前記合波光学系の光軸との距離が長いほど、前記合波光学系の光軸に沿って集光点側に位置する、請求項12に記載の合波光学系。
  14. 前記複数の発光素子は六方格子状に配列されている、請求項3〜13のいずれか一項に記載の合波光学系。
  15. 前記集光部材によって形成された前記合波ビームが入射面から入射して内部を伝送する光ファイバをさらに備え、
    前記光ファイバはラージモードエリアファイバである、請求項3〜14のいずれか一項に記載の合波光学系。
  16. 前記面発光レーザーは、2次元フォトニック結晶面発光レーザーである、請求項1〜15のいずれか一項に記載の合波光学系。
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