JP2017212321A - 面発光レーザ、面発光レーザアレイ、光源ユニット及びレーザ装置 - Google Patents

面発光レーザ、面発光レーザアレイ、光源ユニット及びレーザ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017212321A
JP2017212321A JP2016104157A JP2016104157A JP2017212321A JP 2017212321 A JP2017212321 A JP 2017212321A JP 2016104157 A JP2016104157 A JP 2016104157A JP 2016104157 A JP2016104157 A JP 2016104157A JP 2017212321 A JP2017212321 A JP 2017212321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emitting laser
surface emitting
bragg reflector
layer
active layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016104157A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6828272B2 (ja
Inventor
佑介 大倉
Yusuke Okura
佑介 大倉
軸谷 直人
Naoto Jikutani
直人 軸谷
雅之 沼田
Masayuki Numata
雅之 沼田
原田 慎一
Shinichi Harada
慎一 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2016104157A priority Critical patent/JP6828272B2/ja
Publication of JP2017212321A publication Critical patent/JP2017212321A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6828272B2 publication Critical patent/JP6828272B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

【課題】結晶性が良好で、活性層へのn型不純物の拡散が少ない面発光レーザを提供すること。【解決手段】半導体基板の上にn型不純物がドーピングされた半導体材料により形成された下部ブラッグ反射鏡と、前記下部ブラッグ反射鏡の上に形成された活性層を含む共振器領域と、前記共振器領域の上に半導体材料により形成された上部ブラッグ反射鏡と、を有し、前記活性層は、(AlxGa1−x)yIn1−yAs(0≦x≦1、0≦y≦1)により形成された量子井戸層と、(AlsGa1−s)tIn1−tAs(0≦s≦1、0≦t≦1)により形成された障壁層とを有し、前記活性層と前記下部ブラッグ反射鏡との間、又は、前記下部ブラッグ反射鏡には、(AlaGa1−a)bIn1−bP(0≦a<1、0≦b<1)により形成された不純物拡散防止層が形成されていることを特徴とする面発光レーザにより上記課題を解決する。【選択図】図1

Description

本発明は、面発光レーザ、面発光レーザアレイ、光源ユニット及びレーザ装置に関する。
面発光レーザ(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting LASER)は、基板面に対し垂直方向に光を射出する半導体レーザである。面発光レーザは、端面発光型の半導体レーザと比較し、低価格、低消費電力、小型、高性能、2次元的に集積化しやすいといった特徴を有している。
面発光レーザは、活性層を含む共振器領域と、共振器領域の上下に設けられた上部ブラッグ反射鏡及び下部ブラッグ反射鏡とを含む共振器構造を有している。上部ブラッグ反射鏡はカーボン等のp型不純物がドーピングされたp型半導体により形成され、下部ブラッグ反射鏡はセレン等のn型不純物がドーピングされたn型半導体により形成されている。
このような面発光レーザにおいては、n型不純物の拡散係数が大きいため、例えば結晶成長中の熱処理により、n型不純物が活性層に拡散する場合がある。このようにn型不純物が活性層に拡散すると、活性層において不純物準位が生じ、面発光レーザの発光効率が低下する。
そこで、従来では、窒素と他のV族元素との混晶半導体で構成された不純物拡散防止層を設けることで、活性層へのSe等のn型不純物の拡散を防止している(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、窒素を含むIII−V族混晶半導体材料は、原子間距離の大きさや終端構造の違いから結晶性よく成長させることが困難であるという問題があった。
そこで、上記課題を鑑み、結晶性が良好で、活性層へのn型不純物の拡散が少ない面発光レーザを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る面発光レーザは、
半導体基板の上にn型不純物がドーピングされた半導体材料により形成された下部ブラッグ反射鏡と、前記下部ブラッグ反射鏡の上に形成された活性層を含む共振器領域と、前記共振器領域の上に半導体材料により形成された上部ブラッグ反射鏡と、を有し、前記活性層は、(AlGa1−xIn1−yAs(0≦x≦1、0≦y≦1)により形成された量子井戸層と、(AlGa1−sIn1−tAs(0≦s≦1、0≦t≦1)により形成された障壁層とを有し、前記活性層と前記下部ブラッグ反射鏡との間、又は、前記下部ブラッグ反射鏡には、(AlGa1−aIn1−bP(0≦a<1、0≦b<1)により形成された不純物拡散防止層が形成されていることを特徴とする。
開示の技術によれば、結晶性が良好で、活性層へのn型不純物の拡散が少ない面発光レーザを提供することができる。
第1実施形態の面発光レーザの概略断面図 第1実施形態の面発光レーザの説明図 Se濃度の深さ方向プロファイルを示す図(1) Se濃度の深さ方向プロファイルを示す図(2) 第2実施形態の面発光レーザの概略断面図 第2実施形態の面発光レーザの説明図 第3実施形態の面発光レーザの概略断面図 第3実施形態の面発光レーザの説明図 第4実施形態のレーザ装置の概略構成図 第5実施形態の点火装置の概略構成図 図10の点火装置におけるレーザ共振器を説明するための図
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
〔第1実施形態〕
(面発光レーザ)
第1実施形態の面発光レーザについて説明する。図1は、第1実施形態の面発光レーザの概略断面図である。図2は、第1実施形態の面発光レーザの説明図であり、図1における破線の領域A1を拡大して示している。
図1に示されるように、面発光レーザは、半導体基板101の上に、下部ブラッグ反射鏡102、下部スペーサ層103、活性層104、上部スペーサ層105、電流狭窄層106、上部ブラッグ反射鏡107、コンタクト層108が形成されている。これらの層は半導体材料により形成されている。本実施形態においては、ブラッグ反射鏡には、DBR(Distributed Bragg Reflector)が含まれているものとする。なお、半導体基板101と下部ブラッグ反射鏡102との間には、図示しないn−GaAs等のバッファ層が形成されていてもよい。
半導体基板101は、n型半導体であるn−GaAs基板により形成されている。n−GaAs基板の面方位は、例えば(100)面から(011)面方向に15°傾斜した面とすることができる。また、n−GaAs基板の面方位は、(100)面から(011)面方向に15°傾斜した面と等価な面であってもよい。
下部ブラッグ反射鏡102は、光学膜厚がλ/4のn−Al0.3Ga0.7As高屈折率層とn−AlAs低屈折率層とを40ペア交互に積層することにより形成されている。各層には、ドーパントとしてn型不純物のセレン(Se)が5×1017〜2×1018cm−3の濃度でドーピングされている。
下部スペーサ層103は、ノンドープの(Al0.2Ga0.80.5In0.5Pにより形成されており、不純物拡散防止層としてSeの拡散を抑制する機能を有している。
活性層104は、Al0.3Ga0.7As障壁層と(Al0.1Ga0.90.9In0.1As量子井戸層とを3ペア交互に積層することにより形成された三重量子井戸(TQW:Triple Quantum Well)構造を有する。なお、活性層104は、三重量子井戸構造以外の多重量子井戸(MQW:Multi Quantum Well)構造であってもよい。
上部スペーサ層105は、ノンドープの(Al0.2Ga0.80.5In0.5Pにより形成されている。なお、上部スペーサ層105は、ノンドープのAl0.6Ga0.4Asにより形成されていてもよい。
本実施形態の面発光レーザにおいては、下部スペーサ層103、活性層104及び上部スペーサ層105により光学長さが1波長となる共振器領域が形成されている。
電流狭窄層106は、AlAsにより形成されている。電流狭窄層106は、後述するメサの周囲より選択酸化することにより形成される選択酸化領域106aと、選択酸化されなかったメサの中央部分の領域である電流狭窄領域106bとを含む。
上部ブラッグ反射鏡107は、光学膜厚がλ/4のp−Al0.3Ga0.7As高屈折率層とp−Al0.9Ga0.1As低屈折率層とを複数ペア交互に積層することにより形成されている。各層には、ドーパントとしてp型不純物のカーボン(C)が5×1017〜6×1018cm−3の濃度でドーピングされている。
また、半導体基板101の上において、コンタクト層108、上部ブラッグ反射鏡107、電流狭窄層106、上部スペーサ層105、活性層104、下部スペーサ層103、下部ブラッグ反射鏡102の一部を除去することによりメサが形成されている。メサの側面及びメサを形成する際に半導体材料が除去された領域の上には、窒化シリコン(SiN)により保護膜109が形成されている。メサの上面における外周部分のコンタクト層108の上には、上部電極110が形成されている。また、半導体基板101の裏面には、下部電極111が形成されている。
(面発光レーザの製造方法)
次に、第1実施形態の面発光レーザの製造方法について説明する。
最初に、半導体基板101の上に、下部ブラッグ反射鏡102、下部スペーサ層103、活性層104、上部スペーサ層105、電流狭窄層106、上部ブラッグ反射鏡107、コンタクト層108を含む半導体層を積層して形成する。半導体層の形成方法としては、例えばMOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法、MBE(Molecular Beam Epitaxy)法を用いることができる。
次に、コンタクト層108の上に、フォトレジストを塗布し、露光装置による露光、現像を行うことにより、メサが形成される領域に図示しないレジストパターンを形成する。この後、電流狭窄層106の側面が露出するまで、レジストパターンが形成されていない領域における半導体層をRIE(Reactive Ion Etching)法等のドライエッチングにより除去することによりメサを形成する。このように形成されたメサの側面においては、電流狭窄層106の側面が露出している。メサの上面における形状は、例えば円形、楕円形、正方形、長方形等の形状であってもよく、他の任意の形状であってもよい。
次に、メサの側面において露出している電流狭窄層106であるAlAs膜を水蒸気中で熱処理し、周辺より酸化してAlxOyを形成することにより選択酸化領域106aを形成する。これにより、電流狭窄層106において選択酸化されなかった領域が電流狭窄領域106bとなり、電流狭窄(酸化アパーチャ)構造が形成される。
次に、ドライエッチングにより半導体層をエッチングすることにより、素子を分離するための図示しない素子分離溝を形成する。
次に、プラズマCVD法によりSiNを成膜することにより保護膜109を形成する。保護膜109の膜厚は、例えば150nm〜200nmとすることができ、150nmであることが好ましい。
次に、メサの上面における半導体層の上に、スピンコータ等によりフォトレジストを塗布し、プリベークを行い、露光装置による露光、現像を行うことにより、上部電極110が形成されない領域に図示しないレジストパターンを形成する。
次に、真空蒸着法、スパッタリング法等により、レジストパターンが形成されたメサの上面における半導体層の上に、Cr/AuZn/Au積層膜を形成する。この後、アセトン等の有機溶媒中において超音波洗浄を行うことによりリフトオフを行い、上部電極110を形成する。
次に、半導体基板101の裏面を研磨し、研磨した裏面に、真空蒸着法、スパッタリング法等により、AuGe/Ni/Au積層膜を形成することにより、下部電極111を形成する。半導体基板101を研磨した後の板厚は、例えば100μm〜300μmとすることができ、100μmであることが好ましい。
本実施形態の面発光レーザでは、下部スペーサ層103が、n型不純物の拡散係数が小さいリン(P)系材料である(Al0.2Ga0.80.5In0.5Pにより形成されている。これにより、n型半導体により形成された下部ブラッグ反射鏡102に含まれるn型不純物が活性層104に拡散することを抑制することができる。なお、下部スペーサ層103がP系材料により形成されていればよく、アルミニウム(Al)、ガリウム(Ga)、インジウム(In)の組成は上記に限定されない。即ち、下部スペーサ層103は、(AlGa1−aIn1−bP(0≦a<1、0≦b<1)により形成されていればよい。
(効果)
次に、第1実施形態の面発光レーザの効果について、図3に基づき説明する。図3は、Se濃度の深さ方向プロファイルを示す図であり、2次イオン質量分析測定法(SIMS:Secondary Ion Mass Spectrometry)による測定結果を示している。なお、図3における横軸は深さ(μm)を示し、縦軸はSe濃度(/cm)を示している。
図3では、GaAs基板の上に、SeドープのAlAs、ノンドープの(Al0.1Ga0.90.5In0.5P、ノンドープのAl0.2Ga0.8As/(Al0.1Ga0.90.9In0.1As、Al0.9Ga0.1As/Al0.3Ga0.7Asを積層したウエハにおけるSe濃度の深さ方向プロファイルを示している。
なお、GaAs基板は半導体基板101の一例である。SeドープのAlAsは下部ブラッグ反射鏡102の低屈折率層の一例である。ノンドープの(Al0.1Ga0.90.5In0.5Pは下部スペーサ層103の一例である。ノンドープのAl0.2Ga0.8As/(Al0.1Ga0.90.9In0.1Asは活性層104の一例である。Al0.9Ga0.1As/Al0.3Ga0.7Asは上部ブラッグ反射鏡107の一例である。また、SeドープのAlAsのドーピング濃度は3〜5×1017cm−3としている。また、便宜上、Al0.9Ga0.1As/Al0.3Ga0.7Asの図示を省略している。
図3に示されるように、ノンドープの(Al0.1Ga0.90.5In0.5Pの上に形成されたノンドープのAl0.2Ga0.8As/(Al0.1Ga0.90.9In0.1Asにおいて、Se濃度が1×1016cm−3以下まで低減されていることが分かる。即ち、下部ブラッグ反射鏡102と活性層104との間に、P系材料であるAlGaInPを設けることにより、Seの活性層104への拡散を抑制することができた。
次に、比較のために、下部ブラッグ反射鏡102と活性層104との間にP系材料が設けられていない場合について、図4に基づき説明する。図4は、Se濃度の深さ方向プロファイルを示す図であり、SIMSによる測定結果を示している。なお、図4における横軸は深さ(μm)を示し、縦軸はSe濃度(/cm)を示している。
図4では、GaAs基板の上に、SeドープのAlAs、ノンドープのAl0.6Ga0.4As、ノンドープのGaAs/Ga0.9In0.1As、Al0.9Ga0.1As/Al0.3Ga0.7Asを積層したウエハにおけるSe濃度の深さ方向プロファイルを示している。
なお、SeドープのAlAsのドーピング濃度は、図3の場合と同様に3〜5×1017cm−3としている。また、便宜上、Al0.9Ga0.1As/Al0.3Ga0.7Asの図示を省略している。
図4に示されるように、SeドープのAlAsの上に形成されたAl0.6Ga0.4As及びノンドープのGaAs/Ga0.9In0.1Asにおいて、Seを意図的にドーピングしていないにも関わらず、Seが1〜5×1017cm−3の濃度で検出された。即ち、下部ブラッグ反射鏡と活性層との間にP系材料が設けられていない場合、下部ブラッグ反射鏡に含まれるSeが活性層に拡散し、活性層においてSeにより形成される不純物準位に起因して面発光レーザの発光効率が低下する虞がある。
〔第2実施形態〕
第2実施形態の面発光レーザについて説明する。第2実施形態の面発光レーザは、第1実施形態の面発光レーザにおける下部ブラッグ反射鏡の一部に、P系材料である不純物拡散防止層が形成されている点で、第1実施形態と異なる。以下、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
図5は、第2実施形態の面発光レーザの概略断面図である。図6は、第2実施形態の面発光レーザの説明図であり、図5における破線の領域A2を拡大して示している。
本実施形態の面発光レーザは、半導体基板201の上に、下部ブラッグ反射鏡202、下部スペーサ層203、活性層204、上部スペーサ層205、電流狭窄層206、上部ブラッグ反射鏡207、コンタクト層208が形成されている。これらの層は半導体材料により形成されている。本実施形態においては、ブラッグ反射鏡には、DBRが含まれているものとする。なお、半導体基板201と下部ブラッグ反射鏡202との間には、図示しないn−GaAs等のバッファ層が形成されていてもよい。
半導体基板201は、n型半導体であるn−GaAs基板により形成されている。n−GaAs基板の面方位は、例えば(100)面から(011)面方向に15°傾斜した面とすることができる。また、n−GaAs基板の面方位は、(100)面から(011)面方向に15°傾斜した面と等価な面であってもよい。
下部ブラッグ反射鏡202は、第1積層膜202aと、第2積層膜202bとを有する。第1積層膜202aは、光学膜厚がλ/4のn−Al0.3Ga0.7As高屈折率層とn−AlAs低屈折率層とを39ペア交互に積層することにより形成されている。第2積層膜202bは、第1積層膜202aの上に、光学膜厚がλ/4のn−Al0.3Ga0.7As高屈折率層とノンドープの(Al0.7Ga0.30.5In0.5P低屈折率層とを1ペア交互に積層することにより形成されている。第1積層膜202aのn−Al0.3Ga0.7As高屈折率層、n−AlAs低屈折率層、及び、第2積層膜202bのn−Al0.3Ga0.7As高屈折率層には、ドーパントとしてn型不純物のSeがドーピングされている。このときの不純物濃度は、5×1017〜2×1018cm−3程度である。第2積層膜202bにおけるノンドープの(Al0.7Ga0.30.5In0.5P低屈折率層は、不純物拡散防止層としてSeの拡散を抑制する機能を有している。
下部スペーサ層203は、ノンドープの(Al0.2Ga0.80.5In0.5Pにより形成されており、不純物拡散防止層としてSeの拡散を抑制する機能を有している。
活性層204は、Al0.3Ga0.7As障壁層と(Al0.1Ga0.90.9In0.1As量子井戸層とを3ペア交互に積層することにより形成された三重量子井戸構造を有する。なお、活性層204は、三重量子井戸構造以外の多重量子井戸構造であってもよい。
上部スペーサ層205は、ノンドープの(Al0.2Ga0.80.5In0.5Pにより形成されている。なお、上部スペーサ層205は、ノンドープのAl0.6Ga0.4Asにより形成されていてもよい。
本実施形態の面発光レーザにおいては、下部スペーサ層203、活性層204及び上部スペーサ層205により光学長さが1波長となる共振器領域が形成されている。
電流狭窄層206は、AlAsにより形成されている。電流狭窄層206は、後述するメサの周囲より選択酸化することにより、選択酸化領域206aが形成されており、選択酸化されなかったメサの中央部分の領域が電流狭窄領域206bとなる。
上部ブラッグ反射鏡207は、光学膜厚がλ/4のp−Al0.3Ga0.7As高屈折率層とp−Al0.9Ga0.1As低屈折率層とを複数ペア交互に積層することにより形成されている。各層には、ドーパントとしてp型不純物のCが5×1017〜6×1018cm−3の濃度でドーピングされている。
また、半導体基板201の上において、コンタクト層208、上部ブラッグ反射鏡207、電流狭窄層206、上部スペーサ層205、活性層204、下部スペーサ層203、下部ブラッグ反射鏡202の一部を除去することによりメサが形成されている。メサの側面及びメサを形成する際に半導体材料が除去された領域の上には、SiNにより保護膜209が形成されている。メサの上面における外周部分のコンタクト層208の上には、上部電極210が形成されている。また、半導体基板201の裏面には、下部電極211が形成されている。
なお、第2実施形態の面発光レーザは、第1実施形態と同様の方法により製造することができる。
本実施形態の面発光レーザでは、第1実施形態と同様、下部スペーサ層203が、n型不純物の拡散係数が小さいP系材料である(Al0.2Ga0.80.5In0.5Pにより形成されている。これにより、n型半導体により形成された下部ブラッグ反射鏡202に含まれるn型不純物が活性層204に拡散することを抑制することができる。
また、本実施形態の面発光レーザでは、下部ブラッグ反射鏡202の一部が、n型不純物の拡散係数が小さいP系材料である(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pにより形成されている。これにより、As系の層とP系の層との界面に急峻なドーピングプロファイルが形成されるため、吸収損失を低減することができる。
なお、下部スペーサ層103及び下部ブラッグ反射鏡202の一部がP系材料により形成されていればよく、Al、Ga、Inの組成は上記に限定されない。即ち、下部スペーサ層103及び下部ブラッグ反射鏡202の一部は、(AlGa1−aIn1−bP(0≦a<1、0≦b<1)により形成されていればよい。
〔第3実施形態〕
第3実施形態の面発光レーザについて説明する。第3実施形態の面発光レーザは、第2実施形態の面発光レーザにおける下部スペーサ層が、Pを含まない材料により形成されている点で、第2実施形態と異なる。以下、第2実施形態と異なる点を中心に説明する。
図7は、第3実施形態の面発光レーザの概略断面図である。図8は、第3実施形態の面発光レーザの説明図であり、図7における破線の領域A3を拡大して示している。
本実施形態の面発光レーザは、半導体基板301の上に、下部ブラッグ反射鏡302、下部スペーサ層303、活性層304、上部スペーサ層305、電流狭窄層306、上部ブラッグ反射鏡307、コンタクト層308が形成されている。これらの層は半導体材料により形成されている。本実施形態においては、ブラッグ反射鏡には、DBRが含まれているものとする。なお、半導体基板301と下部ブラッグ反射鏡302との間には、図示しないn−GaAs等のバッファ層が形成されていてもよい。
半導体基板301は、n型半導体であるn−GaAs基板により形成されている。n−GaAs基板の面方位は、例えば(100)面から(011)面方向に15°傾斜した面とすることができる。また、n−GaAs基板の面方位は、(100)面から(011)面方向に15°傾斜した面と等価な面であってもよい。
下部ブラッグ反射鏡302は、第1積層膜302aと、第2積層膜302bとを有する。第1積層膜302aは、光学膜厚がλ/4のn−Al0.3Ga0.7As高屈折率層とn−AlAs低屈折率層とを39ペア交互に積層することにより形成されている。第2積層膜302bは、第1積層膜302aの上に、光学膜厚がλ/4のn−Al0.3Ga0.7As高屈折率層とノンドープの(Al0.7Ga0.30.5In0.5P低屈折率層とを1ペア交互に積層することにより形成されている。第1積層膜302aのn−Al0.3Ga0.7As高屈折率層、n−AlAs低屈折率層、及び、第2積層膜302bのn−Al0.3Ga0.7As高屈折率層には、ドーパントとしてn型不純物のSeがドーピングされている。このときの不純物濃度は、5×1017〜2×1018cm−3程度である。第2積層膜302bにおけるノンドープの(Al0.7Ga0.30.5In0.5P低屈折率層は、不純物拡散防止層としてSeの拡散を抑制する機能を有している。
下部スペーサ層303は、ノンドープのAl0.6Ga0.4Asにより形成されている。
活性層304は、Al0.3Ga0.7As障壁層と(Al0.1Ga0.90.9In0.1As量子井戸層とを3ペア交互に積層することにより形成された三重量子井戸構造を有する。なお、活性層304は、三重量子井戸構造以外の多重量子井戸構造であってもよい。
上部スペーサ層305は、ノンドープの(Al0.2Ga0.80.5In0.5Pにより形成されている。なお、上部スペーサ層205は、ノンドープのAl0.6Ga0.4Asにより形成されていてもよい。
本実施形態の面発光レーザにおいては、下部スペーサ層303、活性層304及び上部スペーサ層305により光学長さが1波長となる共振器領域が形成されている。
電流狭窄層306は、AlAsにより形成されている。電流狭窄層306は、後述するメサの周囲より選択酸化することにより、選択酸化領域306aが形成されており、選択酸化されなかったメサの中央部分の領域が電流狭窄領域306bとなる。
上部ブラッグ反射鏡307は、光学膜厚がλ/4のp−Al0.3Ga0.7As高屈折率層とp−Al0.9Ga0.1As低屈折率層とを複数ペア交互に積層することにより形成されている。各層には、ドーパントとしてp型不純物のCが5×1017〜6×1018cm−3の濃度でドーピングされている。
また、半導体基板301の上において、コンタクト層308、上部ブラッグ反射鏡307、電流狭窄層306、上部スペーサ層305、活性層304、下部スペーサ層303、下部ブラッグ反射鏡302の一部を除去することによりメサが形成されている。メサの側面及びメサを形成する際に半導体材料が除去された領域の上には、SiNにより保護膜309が形成されている。メサの上面における外周部分のコンタクト層308の上には、上部電極310が形成されている。また、半導体基板301の裏面には、下部電極311が形成されている。
なお、第3実施形態の面発光レーザは、第1実施形態(第2実施形態)と同様の方法により製造することができる。
本実施形態の面発光レーザでは、第2実施形態と同様、下部ブラッグ反射鏡302の一部が、n型不純物の拡散係数が小さいP系材料である(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pにより形成されている。これにより、As系の層とP系の層との界面に急峻なドーピングプロファイルが形成されるため、吸収損失を低減することができる。なお、下部ブラッグ反射鏡302の一部がP系材料により形成されていればよく、Al、Ga、Inの組成は上記に限定されない。即ち、下部ブラッグ反射鏡302の一部は、(AlGa1−aIn1−bP(0≦a<1、0≦b<1)により形成されていればよい。
また、本実施形態の面発光レーザでは、下部スペーサ層303が活性層304における障壁層と同様にAs系の半導体材料により形成されている。これにより、下部スペーサ層303の上に活性層304における障壁層を結晶性よく形成することができる。
〔第4実施形態〕
第4実施形態では、第1実施形態から第3実施形態の面発光レーザのいずれかを有するレーザ装置について説明する。図9は、第4実施形態のレーザ装置の概略構成図である。
図9に示すように、本実施形態のレーザ装置は、光源ユニット410と、集光レンズ420と、光ファイバ430とを有する。レーザ装置では、光源ユニット410から射出された光が集光レンズ420により集光された後、光ファイバ430の一端に入射し、光ファイバ430の他端からレーザ光が射出される。
光源ユニット410は、面発光レーザ411が2次元的に複数配列した面発光レーザアレイ412と、複数の面発光レーザ411から射出される光の光路上にそれぞれ配置される複数のマイクロレンズが配列した2次元のマイクロレンズアレイ413とを有する。各面発光レーザ411は、上記の第1実施形態から第3実施形態の面発光レーザのいずれかである。面発光レーザアレイ412から射出された光は、面発光レーザ411ごとに放射角を持ったレーザ光であり、マイクロレンズアレイ413を通ることによって平行光となる。平行光となった光は、集光レンズ420に入射する。
集光レンズ420は、光源ユニット410から射出された光を小さなスポットに効率よく集光し、光ファイバ430に入射させる光学系である。
光ファイバ430は、集光レンズ420により集光された光を伝送する。光ファイバ430は、中心部のコア431と、その周囲を覆うクラッド432とを含む二層構造になっている。光ファイバ430のコア431には、集光レンズ420で集光された光が入射する。
第4実施形態のレーザ装置では、活性層へのn型不純物の拡散を抑制可能な第1実施形態から第3実施形態の面発光レーザである発光部を有するので、レーザ特性の低下を抑制することができる。
〔第5実施形態〕
第5実施形態では、第1実施形態から第3実施形態の面発光レーザのいずれかを有する点火装置について説明する。図10は、第5実施形態の点火装置の概略構成図である。図11は、図10の点火装置におけるレーザ共振器を説明するための図である。
点火装置1301は、一例として図10に示されるように、レーザ装置1200、射出光学系1210、及び保護部材1212などを有している。
射出光学系1210は、レーザ装置1200から射出される光を集光する。これにより、集光点で高いエネルギー密度を得ることができる。
保護部材1212は、燃焼室に臨んで設けられた透明の窓である。ここでは、一例として、保護部材1212の材料としてサファイアガラスが用いられている。
レーザ装置1200は、面発光レーザアレイ1201、第1集光光学系1203、光ファイバ1204、第2集光光学系1205、及びレーザ共振器1206を備えている。なお、本明細書では、XYZ3次元直交座標系を用い、面発光レーザアレイ1201からの光の射出方向を+Z方向として説明する。
面発光レーザアレイ1201は、励起用光源であり、複数の発光部を有している。各発光部は、上記の第1実施形態から第3実施形態の面発光レーザのいずれかである。面発光レーザアレイ1201から射出される光の波長は808nmである。
面発光レーザアレイ1201は、射出される光の温度による波長ずれが非常に少ないため、励起波長のずれによって特性が大きく変化するQスイッチレーザを励起するのに有利な光源である。そこで、面発光レーザアレイ1201を励起用光源に用いると、環境の温度制御を簡易なものにできるという利点がある。
第1集光光学系1203は、面発光レーザアレイ1201から射出される光を集光する。
光ファイバ1204は、第1集光光学系1203によって光が集光される位置にコアの−Z側端面の中心が位置するように配置されている。ここでは、光ファイバ1204として、コア径が1.5mm、NAが0.39の光ファイバ(Thorlabs社製、型番:FT1500UMT)が用いられている。
光ファイバ1204を設けることによって、面発光レーザアレイ1201をレーザ共振器1206から離れた位置に置くことができる。これにより配置設計の自由度を増大させることができる。また、レーザ装置1200を点火装置に用いる際に、熱源から面発光レーザアレイ1201を遠ざけることができるため、エンジンを冷却する方法の幅を広げることが可能である。
光ファイバ1204に入射した光はコア内を伝播し、コアの+Z側端面から射出される。
第2集光光学系1205は、光ファイバ1204から射出された光の光路上に配置され、該光を集光する。第2集光光学系1205で集光された光は、レーザ共振器1206に入射する。
レーザ共振器1206は、Qスイッチレーザであり、一例として図11に示されるように、レーザ媒質1206a、及び可飽和吸収体1206bを有している。
レーザ媒質1206aは、3mm×3mm×8mmの直方体形状のNd:YAG結晶であり、Ndが1.1%ドーピングされている。可飽和吸収体1206bは、3mm×3mm×2mmの直方体形状のCr:YAG結晶であり、初期透過率が30%のものである。
なお、ここでは、Nd:YAG結晶とCr:YAG結晶は接合されており、いわゆるコンポジット結晶となっている。また、Nd:YAG結晶及びCr:YAG結晶は、いずれもセラミックスである。
第2集光光学系1205からの光は、レーザ媒質1206aに入射される。すなわち、第2集光光学系1205からの光によってレーザ媒質1206aが励起される。なお、面発光レーザアレイ1201から射出される光の波長は、YAG結晶において最も吸収効率の高い波長である。そして、可飽和吸収体1206bは、Qスイッチの動作を行う。
レーザ媒質1206aの入射側(−Z側)の面、及び可飽和吸収体1206bの射出側(+Z側)の面は光学研磨処理がなされ、ミラーの役割を果たしている。なお、以下では、便宜上、レーザ媒質1206aの入射側の面を「第1の面」とも称し、可飽和吸収体1206bの射出側の面を「第2の面」とも称する(図11参照)。
そして、第1の面及び第2の面には、面発光レーザアレイ1201から射出される光の波長、及びレーザ共振器1206から射出される光の波長に応じた誘電体膜がコーティングされている。
具体的には、第1の面には、波長が808nmの光に対して99.5%の高い透過率を示し、波長が1064nmの光に対して99.5%の高い反射率を示すコーティングがなされている。また、第2の面には、波長が1064nmの光に対して50%の反射率を示すコーティングがなされている。
これにより、レーザ共振器1206内で光が共振し増幅される。ここでは、レーザ共振器1206の共振器長は10(=8+2)mmである。
図10に戻り、駆動装置1220は、エンジン制御装置1222の指示に基づいて、面発光レーザアレイ1201を駆動する。すなわち、駆動装置1220は、エンジンの動作における着火のタイミングで点火装置から光が射出されるように、面発光レーザアレイ1201を駆動する。なお、面発光レーザアレイ1201における複数の発光部は、同時に点灯及び消灯される。
上記の実施形態において、面発光レーザアレイ1201をレーザ共振器1206から離れた位置に置く必要がない場合は、光ファイバ1204が設けられなくてもよい。
また、第1集光光学系1203、第2集光光学系1205、及び射出光学系1210は、いずれも単一のレンズからなっていてもよいし、複数のレンズからなっていてもよい。
また、エンジンとしては、燃焼ガスによってピストンを運動させるエンジン(ピストンエンジン)であってもよく、ロータリーエンジンや、ガスタービンエンジンや、ジェットエンジンであってもよい。要するに、燃料を燃焼させて燃焼ガスを生成する内燃機関であればよい。
また、排熱を利用して、動力や温熱や冷熱を取り出し、総合的にエネルギー効率を高めるシステムであるコジェネレーションに、点火装置を用いてもよい。
また、ここでは、点火装置が内燃機関に用いられる場合について説明したが、これに限定されるものではない。
また、ここでは、レーザ装置1200が点火装置に用いられる場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、レーザ加工機、レーザピーニング装置、テラヘルツ発生装置等に用いることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記内容は、発明の内容を限定するものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。
上記の実施形態では、不純物拡散防止層が単層のAlGaInPにより形成されている場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。不純物拡散防止層は、単層であってもよく、組成の異なる複数の層であってもよい。
101 半導体基板
102 下部ブラッグ反射鏡
103 下部スペーサ層
104 活性層
105 上部スペーサ層
106 電流狭窄層
106a 選択酸化領域
106b 電流狭窄領域
107 上部ブラッグ反射鏡
108 コンタクト層
109 保護膜
110 上部電極
111 下部電極
201 半導体基板
202 下部ブラッグ反射鏡
203 下部スペーサ層
204 活性層
205 上部スペーサ層
206 電流狭窄層
206a 選択酸化領域
206b 電流狭窄領域
207 上部ブラッグ反射鏡
208 コンタクト層
209 保護膜
210 上部電極
211 下部電極
301 半導体基板
302 下部ブラッグ反射鏡
303 下部スペーサ層
304 活性層
305 上部スペーサ層
306 電流狭窄層
306a 選択酸化領域
306b 電流狭窄領域
307 上部ブラッグ反射鏡
308 コンタクト層
309 保護膜
310 上部電極
311 下部電極
410 光源ユニット
411 面発光レーザ
412 面発光レーザアレイ
413 マイクロレンズアレイ
420 集光レンズ
430 光ファイバ
特開2005−260044号公報

Claims (7)

  1. 半導体基板の上にn型不純物がドーピングされた半導体材料により形成された下部ブラッグ反射鏡と、
    前記下部ブラッグ反射鏡の上に形成された活性層を含む共振器領域と、
    前記共振器領域の上に半導体材料により形成された上部ブラッグ反射鏡と、
    を有し、
    前記活性層は、(AlGa1−xIn1−yAs(0≦x≦1、0≦y≦1)により形成された量子井戸層と、(AlGa1−sIn1−tAs(0≦s≦1、0≦t≦1)により形成された障壁層とを有し、
    前記活性層と前記下部ブラッグ反射鏡との間、又は、前記下部ブラッグ反射鏡には、(AlGa1−aIn1−bP(0≦a<1、0≦b<1)により形成された不純物拡散防止層が形成されていることを特徴とする面発光レーザ。
  2. 前記不純物拡散防止層は、前記下部ブラッグ反射鏡に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の面発光レーザ。
  3. 前記n型不純物は、セレンであることを特徴とする請求項1又は2に記載の面発光レーザ。
  4. 前記半導体基板は、GaAs基板であり、
    前記GaAs基板の面方位は、(100)面から(011)面方向に15°傾斜した面であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の面発光レーザ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の面発光レーザが2次元的に複数配列されていることを特徴とする面発光レーザアレイ。
  6. 請求項5に記載の面発光レーザアレイと、
    前記面発光レーザアレイより射出される光を平行光とするマイクロレンズアレイと、
    を有することを特徴とする光源ユニット。
  7. 請求項6に記載の光源ユニットと、
    前記光源ユニットより射出される光を集光する集光レンズと、
    前記集光レンズにより集光された光を伝送する光ファイバと、
    を有することを特徴とするレーザ装置。
JP2016104157A 2016-05-25 2016-05-25 面発光レーザ、面発光レーザアレイ、光源ユニット及びレーザ装置 Active JP6828272B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016104157A JP6828272B2 (ja) 2016-05-25 2016-05-25 面発光レーザ、面発光レーザアレイ、光源ユニット及びレーザ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016104157A JP6828272B2 (ja) 2016-05-25 2016-05-25 面発光レーザ、面発光レーザアレイ、光源ユニット及びレーザ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017212321A true JP2017212321A (ja) 2017-11-30
JP6828272B2 JP6828272B2 (ja) 2021-02-10

Family

ID=60476336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016104157A Active JP6828272B2 (ja) 2016-05-25 2016-05-25 面発光レーザ、面発光レーザアレイ、光源ユニット及びレーザ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6828272B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020017573A (ja) * 2018-07-23 2020-01-30 住友電気工業株式会社 垂直共振型面発光レーザ
WO2020059664A1 (ja) * 2018-09-18 2020-03-26 三菱電機株式会社 合波光学系

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07321395A (ja) * 1994-05-24 1995-12-08 Sanyo Electric Co Ltd 自励発振型半導体レーザ素子
JPH09232674A (ja) * 1996-02-21 1997-09-05 Ricoh Co Ltd 半導体レーザ装置
JP2005260044A (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Ricoh Co Ltd 半導体装置および半導体発光装置および光伝送システムおよび光ディスク記録装置および電子写真装置
JP2007273741A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Dowa Electronics Materials Co Ltd 面発光素子
JP2008028139A (ja) * 2006-07-21 2008-02-07 Ricoh Co Ltd 半導体チップの製造方法、面発光型半導体レーザ、面発光型半導体レーザアレイ、光走査装置及び画像形成装置
JP2008543098A (ja) * 2005-06-08 2008-11-27 ファイアカムズ・リミテッド 表面放射光学デバイス
JP2009060078A (ja) * 2007-05-28 2009-03-19 Sony Corp 半導体発光素子
JP2009071171A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Sony Corp 半導体発光素子
JP2009071172A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Sony Corp 半導体発光素子及びその製造方法、並びに、下地層の形成方法
JP2011135029A (ja) * 2009-11-26 2011-07-07 Ricoh Co Ltd p型DBR構造体、面発光型光素子、面発光型レーザ、面発光型レーザアレイ素子、光走査装置及び画像形成装置
JP2013093571A (ja) * 2011-10-04 2013-05-16 Fuji Xerox Co Ltd 面発光型半導体レーザ、面発光型半導体レーザ装置、光伝送装置および情報処理装置
US20150078410A1 (en) * 2013-09-18 2015-03-19 Sae Magnetics (H.K.) Ltd. Vertical cavity surface emitting laser device
JP2015153862A (ja) * 2014-02-13 2015-08-24 株式会社リコー 面発光レーザアレイ及びレーザ装置

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07321395A (ja) * 1994-05-24 1995-12-08 Sanyo Electric Co Ltd 自励発振型半導体レーザ素子
JPH09232674A (ja) * 1996-02-21 1997-09-05 Ricoh Co Ltd 半導体レーザ装置
JP2005260044A (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Ricoh Co Ltd 半導体装置および半導体発光装置および光伝送システムおよび光ディスク記録装置および電子写真装置
JP2008543098A (ja) * 2005-06-08 2008-11-27 ファイアカムズ・リミテッド 表面放射光学デバイス
JP2007273741A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Dowa Electronics Materials Co Ltd 面発光素子
JP2008028139A (ja) * 2006-07-21 2008-02-07 Ricoh Co Ltd 半導体チップの製造方法、面発光型半導体レーザ、面発光型半導体レーザアレイ、光走査装置及び画像形成装置
JP2009060078A (ja) * 2007-05-28 2009-03-19 Sony Corp 半導体発光素子
JP2009071171A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Sony Corp 半導体発光素子
JP2009071172A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Sony Corp 半導体発光素子及びその製造方法、並びに、下地層の形成方法
JP2011135029A (ja) * 2009-11-26 2011-07-07 Ricoh Co Ltd p型DBR構造体、面発光型光素子、面発光型レーザ、面発光型レーザアレイ素子、光走査装置及び画像形成装置
JP2013093571A (ja) * 2011-10-04 2013-05-16 Fuji Xerox Co Ltd 面発光型半導体レーザ、面発光型半導体レーザ装置、光伝送装置および情報処理装置
US20150078410A1 (en) * 2013-09-18 2015-03-19 Sae Magnetics (H.K.) Ltd. Vertical cavity surface emitting laser device
JP2015153862A (ja) * 2014-02-13 2015-08-24 株式会社リコー 面発光レーザアレイ及びレーザ装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020017573A (ja) * 2018-07-23 2020-01-30 住友電気工業株式会社 垂直共振型面発光レーザ
WO2020059664A1 (ja) * 2018-09-18 2020-03-26 三菱電機株式会社 合波光学系
JPWO2020059664A1 (ja) * 2018-09-18 2021-01-07 三菱電機株式会社 合波光学系
JP2021064794A (ja) * 2018-09-18 2021-04-22 三菱電機株式会社 合波光学系
JP7086501B2 (ja) 2018-09-18 2022-06-20 三菱電機株式会社 合波光学系

Also Published As

Publication number Publication date
JP6828272B2 (ja) 2021-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA3094046C (en) Surface-emitting laser array, detection device, and laser device
JP5593700B2 (ja) 面発光型半導体レーザ、面発光型半導体レーザ装置、光伝送装置および情報処理装置
JP6951890B2 (ja) 半導体レーザ素子
JP5824802B2 (ja) 面発光型半導体レーザ、面発光型半導体レーザ装置、光伝送装置および情報処理装置
JP6743436B2 (ja) 面発光レーザアレイ、及びレーザ装置
JP2019165198A (ja) 面発光レーザアレイ、検出装置およびレーザ装置
KR20080076784A (ko) 적색 면 발광 레이저 소자, 화상형성장치 및 화상표시장치
JP6579488B2 (ja) 面発光レーザ、面発光レーザアレイ、レーザ装置、点火装置及び内燃機関
JP2012015139A (ja) 面発光型半導体レーザ、面発光型半導体レーザ装置、光伝送装置および情報処理装置
JP5110395B2 (ja) 半導体レーザ装置
EP3271978B1 (en) Surface-emitting laser array, laser apparatus, ignition device and internal combustion engine
JP4087152B2 (ja) 面発光半導体レーザ素子及びレーザアレイ
JP6828272B2 (ja) 面発光レーザ、面発光レーザアレイ、光源ユニット及びレーザ装置
JP2017216285A (ja) 面発光レーザアレイ素子、光源ユニット及びレーザ装置
JPH11307882A (ja) 面発光型半導体レ―ザ、面発光型半導体レ―ザアレイ、及び面発光型半導体レ―ザの製造方法
JP2011155143A (ja) 面発光型半導体レーザ、面発光型半導体レーザ装置、光伝送装置および情報処理装置
JP3800852B2 (ja) 面発光型半導体レーザ及びその製造方法
JP2017017266A (ja) 面発光レーザアレイチップ、面発光レーザアレイ、レーザ装置、点火装置、及び内燃機関
JP6938977B2 (ja) 面発光レーザ素子、面発光レーザアレイ素子、光源ユニット、レーザ装置、点火装置
JP2015028995A (ja) 面発光レーザアレイ及びその製造方法
JP2010034267A (ja) ブロードエリア型半導体レーザ素子、ブロードエリア型半導体レーザアレイ、レーザディスプレイおよびレーザ照射装置
EP3070790B1 (en) Surface-emitting laser, surface-emitting laser array, laser apparatus, ignition device and internal combustion engine
JP2006210430A (ja) 半導体レーザ
JP2018037601A (ja) 積層体、発光装置、光源ユニット、レーザ装置、点火装置
WO2016147608A1 (en) Surface-emitting laser array, laser apparatus, ignition device and internal combustion engine

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200728

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200917

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210104

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6828272

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151