JP2011135029A - p型DBR構造体、面発光型光素子、面発光型レーザ、面発光型レーザアレイ素子、光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

p型DBR構造体、面発光型光素子、面発光型レーザ、面発光型レーザアレイ素子、光走査装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】低い閾値で高温状態においても高出力が可能な面発光型レーザ等に用いられるp型半導体DBR構造体を提供する。
【解決手段】半導体基板上に、p型不純物元素としてMgまたはZnを含む、III−V族の化合物半導体材料により形成される低屈折率層と高屈折率層とが積層されたp型半導体DBR構造体において、前記低屈折率層には、一部に不純物拡散防止層が設けられており、前記不純物拡散防止層におけるAl組成比は、前記低屈折率層における不純物拡散防止層以外の領域におけるAl組成比よりも高いことを特徴するp型半導体DBR構造体を提供することにより上記課題を解決する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、p型DBR構造体、面発光型光素子、面発光型レーザ、面発光型レーザアレイ素子、光走査装置及び画像形成装置に関する。
面発光型半導体レーザ(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)、または共振器型発光ダイオード(RCLED:Resonant Cavity Light Emitting Diode)は、基板に対し垂直方向に光を出射する面発光半導体素子であり、2次元アレイ化が比較的容易に行うことができ、また、高性能であるため、光インターコネクションなどの光通信、プリンター等の画像形成装置の光源などの用途に用いられている。
ところで、面発光型半導体素子においてDBR構造は重要な構成部分となるものであり、材料の組成及び不純物ドーピング量により、面発光半導体素子の電気特性及び光特性に影響を与える。
紫外から赤色/赤外までの波長領域の面発光半導体発光素子において、DBR構造を適用する場合、DBR構造は異なる屈折率のAlGaInP系材料あるいは窒化物材料を交互に積層することより形成されるが、これら各層の膜厚は数十nmである。一方、一般的にp型の不純物として用いられているMgあるいはZnは、拡散係数が大きい。例えば、AlGaInP系材料中においては、Znの拡散係数は10−13cm−1程である。このため、MOCVD法等の高温のエピタキシャル成長で、p型DBR構造を形成する場合、不純物が拡散してしまい、各層において所望のp型不純物のドーピングプロファイルを有するように形成することは困難である。
更に、非特許文献1に示されるように、p型(AlGa1−x)0.5In0.5Pへテロ接合において、不純物偏析により、Al組成の少ない層のp型不純物濃度は、Al組成が多い層のp型不純物濃度より高いプロファイルが形成されることがわかった。このような場合では、不純物濃度に関連するフェルミレベルの変動により、p型AlGaInP系DBR構造における反射率は低下し及び電気抵抗率は上昇する傾向にある。
尚、前記p型DBR構造の低屈折率層をクラッド層として、活性層の近傍に設ける場合、キャリオーバーフローを抑制するために、p型クラッド層にはp型不純物を高濃度ドーピングすることが好ましい。しかしながら、ZnあるいはMg等の不純物元素の拡散係数は大きいため、ZnあるいはMgが活性層にまで拡散してしまうと、結晶性を劣化させ、また、活性層がp型となってしまいリモートジャンクションとなる場合がある。
このため、特許文献1では、活性層への不純物拡散を防ぐ方法として、アンドープのスペーサ層をp型クラッド層と光ガイド層との間に設けることにより、不純物をスペーサ層において吸収させ、活性層への不純物拡散を防ぐ方法が開示されている。
また、特許文献2には、AlGaAs中におけるZnの拡散係数は、AlGaInP系中における拡散係数に比べて2桁程度小さいことから、AlGaInPクラッド層とアンドープガイド層との間にAlGaAsからなる拡散防止層を設けることのより、AlGaInPクラッド層におけるZnの濃度が2×1018cm−3と高くなった場合であっても、AlGaAs拡散防止層によりZnの拡散を抑制する方法が開示されている。
ところで、特許文献1に記載されている方法により、p型クラッド層のドーピング濃度を高濃度にする場合、AlGaInP系の材料に対しては、不純物拡散を抑制するためのアンドープのスペーサ層の膜厚を充分厚くする必要がある。このため、各層の膜厚が薄いDBR構造においては適用することできない。また、活性層側の不純物拡散抑制のために、スペーサ層の厚さを厚くすると、抵抗値は高くなるため、電流注入量が制限されてしまうという問題点を有している。
また、特許文献2に記載されている方法では、AlGaAs層はZnの拡散を抑制することができるものの、V族元素が変わるため、AlGaAs系材料とAlGaInP系材料とあるいは窒化物系材料とのヘテロ接合界面における結晶性が劣化し、面発光型半導体光素子の特性が低下してしまうという問題点を有している。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、電気特性と光特性を両立させるp型DBR構造体、高温、高出力動作が可能で、信頼性の高い面発光型光素子である共振器型面発光型ダイオードまたは面発光型レーザを提供することを目的とするものであり、更には、この面発光型レーザを用いた面発光型レーザアレイ、光走査装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、半導体基板上に、p型不純物元素としてMgまたはZnを含む、III−V族の化合物半導体材料により形成される低屈折率層と高屈折率層とが積層されたp型半導体DBR構造体において、前記低屈折率層には、一部に不純物拡散防止層が設けられており、前記不純物拡散防止層におけるAl組成比は、前記低屈折率層における不純物拡散防止層以外の領域におけるAl組成比よりも高いことを特徴する。
また、本発明は、前記低屈折率層の不純物拡散防止層は、結晶成長の方向において、前記低屈折率層の最下部となる領域に形成されていることを特徴する。
また、本発明は、前記低屈折率層の不純物拡散防止層は、結晶成長の方向によって、前記低屈折率層の最下部となる領域及び最上部となる領域に形成されていることを特徴する。
また、本発明は、前記III−V族の化合物半導体材料におけるV族元素は、リン(P)または窒素(N)であることを特徴する。
また、本発明は、前記III−V族の化合物半導体材料におけるIII族元素は、ガリウム(Ga)、アルミニウム(Al)、インジウム(In)のうちいずれか1つ、または2以上の元素であることを特徴する。
また、本発明は、前記低屈折率層の不純物拡散防止層はノンドープ、または、前記低屈折率層の不純物拡散防止層にドーピングされる不純物量は、前記低屈折率層における不純物拡散防止層以外の領域にドーピングされる不純物量よりも少ないことを特徴する。
また、本発明は、前記高屈折率層の一部において、前記低屈折率層における不純物拡散防止層以外の領域における不純物濃度よりも、不純物濃度が低い領域を有することを特徴とする。
また、本発明は、前記高屈折率層は、(AlGa1−a0.5In0.5P(0≦a<1)により形成されており、低屈折率層における前記不純物拡散防止層以外の領域は、(AlGa1−b0.5In0.5P(0≦a<b<1)により構成されており、前記低屈折率層の前記不純物拡散防止層は(AlGa1−c0.5In0.5P(0≦a<b<c≦1)により形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記cの値は0.7以上であることを特徴とする。
また、本発明は、低屈折率層と高屈折率層をペアとして複数のペアからなるn型DBR反射鏡、共振器、及び低屈折率層と高屈折率層をペアとして複数のペアからなるp型DBR反射鏡を有しており、前記共振器は、量子井戸構造有する活性層を備えたIII−V族の面発光型光素子において、前記p型DBR反射鏡は、前記記載のp型半導体DBR構造体を有していることを特徴とする。
また、本発明は、低屈折率層と高屈折率層をペアとして複数のペアからなるn型DBR反射鏡、共振器、及び低屈折率層と高屈折率層をペアとして複数のペアからなるp型DBR反射鏡を有しており、前記共振器は、量子井戸構造有する活性層を備えたIII−V族の面発光型半導体レーザにおいて、前記p型DBR反射鏡は、前記記載のp型半導体DBR構造体を有していることを特徴とする。
また、本発明は、低屈折率層と高屈折率層をペアとして複数のペアからなるn型DBR反射鏡、共振器、及び低屈折率層と高屈折率層をペアとして複数のペアからなるp型DBR反射鏡を有しており、前記共振器は、量子井戸構造有する活性層を備えたIII−V族の面発光型半導体レーザにおいて、前記p型DBR反射鏡における前記活性層に最も近い部分には、前記記載のp型半導体DBR構造体を有していることを特徴とする。
また、本発明は、低屈折率層と高屈折率層をペアとして複数のペアからなるn型DBR反射鏡、共振器、及び低屈折率層と高屈折率層をペアとして複数のペアからなるp型DBR反射鏡を有しており、前記共振器は、量子井戸構造有する活性層を備えたIII−V族の面発光型半導体レーザにおいて、前記p型DBR反射鏡における前記活性層に最も近い低屈折率層は、前記記載のp型半導体DBR構造体の低屈折率層であることを特徴とする。
また、本発明は、前記p型半導体DBR構造体において、光定在波の電界強度が高くなる位置に、前記不純物拡散防止層が形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、低屈折率層と高屈折率層をペアとして複数のペアからなるn型DBR反射鏡、共振器、及び低屈折率層と高屈折率層をペアとして複数のペアからなるp型DBR反射鏡を有しており、前記共振器は、量子井戸構造有する活性層を備えたIII−V族の面発光型半導体レーザにおいて、前記活性層と前記p型DBR反射鏡との間には不純物拡散防止層が設けられており、前記不純物拡散防止層は、前記p型DBR反射鏡における前記活性層に最も近い低屈折率層と同じV族の元素を含むものであり、前記不純物拡散防止層におけるAl組成比は、前記p型DBR反射鏡における前記活性層に最も近い低屈折率層におけるAl組成比よりも高いものであることを特徴とする。
また、本発明は、前記p型DBR反射鏡に形成される前記活性層に最も近い低屈折率層と高屈折率層からなる第1上部DBR層と、前記活性層との間において、光定在波の電界強度が高くなる位置に、前記不純物拡散防止層が形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記p型DBR反射鏡における前記活性層に最も近い低屈折率層は、Al、Ga、Inのうちいずれか1つまたは2以上の元素とPを含む材料、または、Al、Ga、Inのうちいずれか1つまたは2以上の元素とNを含む材料により形成されているものであることを特徴とする。
また、本発明は、前記p型DBR反射鏡における前記活性層に最も近い低屈折率層は、(AlGa1−deIn1−eP(0<d<1、0<e<1)により形成されており、前記不純物拡散防止層は、(AlGa1−fIn1−gP(0<f≦1、0<g<1)により構成されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記eの値と前記gの値とは等しいものであって、前記fの値は0.7を超える値であることを特徴とする。
また、本発明は、前記活性層は、GaInAsPとGaInPとを交互に積層した量子井戸構造を有するものであることを特徴とする。
また、本発明は、前記p型DBR反射鏡における前記活性層に最も近い低屈折率層には、不純物元素としてZnまたはMgがドープされていることを特徴とする。
また、本発明は、前記記載の面発光型レーザが、同一半導体基板上に複数配列されていることを特徴とする。
また、本発明は、光束によって被走査面上を走査する光走査装置であって、前記記載の面発光型レーザアレイ素子を有する光源ユニットと、前記光源ユニットからの光束を偏光する偏向手段と、前記偏光により偏向された光束を被走査面上に集光する走査光学系と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、少なくとも一つの像担持体と、前記少なくとも一つの像担持体に対して、画像情報が含まれる光束を走査する少なくとも一つの前記記載の光走査装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。
また、本発明は、前記画像はカラー画像であることを特徴とする。
本発明によれば、抵抗が低く、反射率が高いp型DBR構造体を提供することができ、このp型DBR構造体を用いることにより、信頼性が高く、低い閾値で、高温状態においても高出力が可能な面発光型光素子である共振器型ダイオードまたは面発光型レーザを提供することができ、更には、信頼性の高い高精細な画像を安定して形成することが可能な面発光型レーザアレイ素子、光走査装置及び画像形成装置を提供することができる。
第1の実施の形態におけるp型半導体DBR構造体の構造図 p型半導体DBR構造体のSIMSによるプロファイル AlGaInP系DBRにおけるペア数と反射率の相関図 第2の実施の形態におけるRCLEDの断面図 第2の実施の形態におけるRCLEDのp型DBRの構造図 第3の実施の形態における面発光型レーザの断面図 第3の実施の形態における面発光型レーザ構造と光定在波の分布を示す図 第4の実施の形態における面発光型レーザの断面図 第5の実施の形態における画像形成装置の構成図 第5の実施の形態における光走査装置の概要図 第5の実施の形態における面発光型レーザアレイ素子の概要図 第5の実施の形態におけるカラー印刷が可能な画像形成装置の構成図
以下、本発明の実施形態について説明する。尚、図中同一または相当部分には同一の参照符号で示す。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本実施の形態における1ペアAlGaInP系DBR構造体の構造図である。ノンドープの(Al0.1Ga0.9)0.5In0.5P層303上に、本実施の形態における1ペアのp型のAlGaInP系DBR構造体となる低屈折率層301と、高屈折率層302となる(Al0.1Ga0.9)0.5In0.5P層とを積層して形成したものである。尚、低屈折率層301と、高屈折率層302となる(Al0.1Ga0.9)0.5In0.5P層とを交互に複数層積層形成することにより複数ペアのDBR構造体が形成される。本実施の形態では、低屈折率層301は、Al0.5In0.5Pからなる不純物拡散防止層301aと、低屈折率層301の主体部分である低屈折率本体層301bとなる(Al0.7Ga0.30.5In0.5P層により構成されている。
図2は、図1に示すようなノンドープの(Al0.1Ga0.9)0.5In0.5P層303上に、形成された1ペアのAlGaInP系DBR構造体において、不純物拡散防止層301aをAl0.5In0.5Pにより形成した本実施の形態にかかる実施例1と、不純物拡散防止層を(Al0.5Ga0.5)0.5In0.5Pにより形成した比較例1において、p型不純物としてZnのプロファイルをSIMS(Secondary Ion Mass Spectroscopy)により測定した結果である。尚、実施例1及び比較例1は、エピタキシャル成長中、高屈折率層302となる(Al0.1Ga0.9)0.5In0.5P層と、低屈折率層301における低屈折率本体層301bとなる(Al0.7Ga0.30.5In0.5P層に、Znをドーピングしたものであり、Znのドーピング条件は、双方とも同じ条件である。尚、不純物拡散防止層301aにはZnはドーピングされてはいない。
図2に示されるように、不純物拡散防止層301aをAl0.5In0.5Pにより形成した実施例1は、不純物拡散防止層を(Al0.5Ga0.5)0.5In0.5Pにより形成した比較例1よりも、低屈折率本体層301bとなる(Al0.7Ga0.30.5In0.5P層におけるZn濃度は約1.5倍程度高く、また、実施例1の場合では、高屈折率層302となる(Al0.1Ga0.9)0.5In0.5P層の一部において、Zn濃度が9×1017cm−3から3×1017cm−3に低下しており、ノンドープの(Al0.1Ga0.9)0.5In0.5P層303においても、Znの拡散距離が比較例1に対し約20nm短い。このように、実施例1は、比較例1に対し、低屈折率本体層301bとなる(Al0.7Ga0.30.5In0.5P層から、両側の(Al0.1Ga0.9)0.5In0.5P層303及び高屈折率層302となる(Al0.1Ga0.9)0.5In0.5P層へのZnの拡散量が抑制されていることがわかる。即ち、低屈折率層301中にAl0.5In0.5Pからなる不純物拡散防止層301aを形成することにより、(Al0.1Ga0.9)0.5In0.5P層303へのZnの拡散が抑制さる。また、Al0.5In0.5Pと(Al0.5Ga0.5)0.5In0.5Pとは格子定数が異なることから、実施例1においてAl0.5In0.5Pからなる不純物拡散防止層301a上に形成される低屈折率本体層301b及び高屈折率層302の結晶性等は、比較例1において形成されるものとは異なるものとなり、高屈折率層302となる(Al0.1Ga0.9)0.5In0.5P層へのZnの拡散し難い構造等となっているものと考えられる。よって、実施例1では、比較例1とはZnの拡散の状態が異なり、高屈折率層302となる(Al0.1Ga0.9)0.5In0.5P層においてもZnの拡散が抑制されるものと考えられる。
よって、本実施の形態に係る実施例1では、Znの拡散を抑制しつつ、低屈折率本体層301bとなる(Al0.7Ga0.30.5In0.5P層におけるZn濃度を高めることができ、更に、高屈折率層302となる(Al0.1Ga0.9)0.5In0.5P層において、Zn濃度をコントロールすることが可能となる。
尚、実施例1においては、不純物防止層301aとして、Al0.5In0.5Pを用いた場合について説明したが、非特許文献1からわかるように、(AlGa1−x)0.5In0.5Pにおいて、Alの組成比が高い場合であっても、実施例1における効果と同様の効果を得ることができる。具体的には、低屈折率本体層301bとなる(Al0.7Ga0.30.5In0.5P層よりも、不純物拡散防止層301aにおけるAlの組成比を高くすることにより、実施例1における効果と同様の効果を得ることができる。
特に、高屈折率層302を(AlGa1−a)0.5In0.5Pとし、低屈折率層301における低屈折率本体層301bを(AlGa1−b)0.5In0.5Pとし、低屈折率層301における不純物拡散防止層301aを(AlGa1−c)0.5In0.5Pとした場合、0≦a<b<c≦1であることが好ましく、更には、cの値が0.7以上であることが好ましい。
尚、本実施の形態における説明では、p型DBR構造体をAlGaInP系材料より形成した場合について説明したが、p型DBR構造体としてAlGaInN系材料を用いることも可能である。この場合、例えば、高屈折率層302をGaNより形成し、低屈折率層301のうち、不純物拡散防止層301aをAl0.4Ga0.6Nにより形成し、低屈折率本体層301bをAl0.2Ga0.8Nより形成することにより、同様の効果を得ることが可能である。
図3は、上述した実施例1及び比較例1における1ペアのDBR構造体の780nmの波長の光に対する反射率の計算結果を示すものである。図に示されるように、不純物拡散防止層301aをAl0.5In0.5Pにより形成した実施例1の場合では、不純物拡散防止層を(Al0.5Ga0.5)0.5In0.5Pにより形成した比較例1の場合よりも、反射率は高い。
また、本実施の形態における説明では、p型不純物元素としてZnを用いた場合について説明したが、p型不純物元素として、Be又はMgを用いた場合についても、同様である。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、波長が650nmの面発光型光素子であるRCLED(Resonant-Cavity Light Emitting Diode:共振器型発光ダイオード)である。図4に基づき本実施の形態について説明する。
本実施の形態におけるRCLEDは、n型GaAs基板311上に、エピタキシャル成長により形成した下部DBR反射鏡312、共振器313、上部DBR反射鏡314、電流拡散層315により形成されている。
下部DBR反射鏡312は、n型Al0.5Ga0.5Asとn型AlAsとを34ペア交互に積層することにより形成したn型DBR反射鏡であり、ドーパントとしてSi(シリコン)が、3×1017cm−3〜2×1018cm−3ドープされている。
上部DBR反射鏡314は、屈折率の異なる15ペアのAlGaInP系の材料を積層して形成したp型DBR反射鏡であり、ドーパントとしてMgが、5×1017cm−3〜1×1019cm−3ドープされている。尚、後述する不純物拡散防止層314a1には、Mgはドーピングされてはいない。
図5に、AlGaInP系の材料により形成される上部DBR反射鏡314のDBR構造体の1ペアの構成を示す。図に示されるように、DBR構造体の1ペアは、低屈折率層314aおよび高屈折率層314bより形成されている。低屈折率層314aは、Al0.5In0.5Pからなる不純物拡散防止層314a1と、(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pからなる低屈折率本体層314a2とにより形成されている。具体的に、本実施の形態では、低屈折率層314aは、不純物拡散防止層314a1、低屈折率本体層314a2、不純物拡散防止層314a1を積層形成することにより形成されている。また、高屈折率層314bは(Al0.2Ga0.8)0.5In0.5Pより形成されている。
また、電流拡散層315はGaPより形成されており、p側電極316は、電流拡散層315とオーミック接触するように形成されている。
一方、n側電極317は、n型GaAs基板311の裏面に設けられており、n型GaAs基板311とオーミック接触するように形成されている。
本実施に形態における説明では、p型不純物としてMgを用いた場合について説明したが、p型不純物としては、Be又はZnを用いた場合においても同様であり、Mgの場合と同様の効果を得ることができる。
〔第3の実施の形態〕
次に、第3の実施の形態について説明する。本実施の形態は、面発光型半導体レーザである。図6に基づき本実施の形態における面発光型半導体レーザについて説明する。
本実施の形態における面発光型半導体レーザは、n型GaAs基板11上に、エピタキシャル成長により形成した下部DBR反射鏡12、共振器13、第1上部DBR層15、第2上部DBR層16、後述する選択酸化層を有する第3上部DBR層17、積層上部DBR層18及びコンタクト層20を有している。尚、第1上部DBR層15、第2上部DBR層16、第3上部DBR層17、積層上部DBR層18及びコンタクト層20により、上部DBR反射鏡19が形成される。
下部DBR反射鏡12は、n型Al0.3Ga0.7Asとn型AlAsとを40.5ペア交互に積層することにより形成したものであり、ドーパントとしてSe(セレン)が、5×1017cm−3〜2×1018cm−3ドープされている。
共振器13は、下部DBR反射鏡12の形成されている側より、下部スペーサ層13a、活性層13b、上部スペーサ層13cを積層することにより形成されている。下部スペーサ層13aは、ノンドープの(Al0.1Ga0.90.5In0.5Pにより形成されており、活性層13bは、GaInAsPとGaInPとを交互に積層した多重量子井戸構造により形成されており、上部スペーサ層13cは、ノンドープの(Al0.1Ga0.90.5In0.5Pにより形成されている。
第1上部DBR層15には、共振器13の形成されている側より、第1の実施の形態におけるp型のAlGaInP系DBR構造体が、低屈折率層15a及び高屈折率層15bを積層形成することにより形成されている。尚、低屈折率層15aは、ノンドープのAlInPからなる不純物拡散防止層15a1と、低屈折率層15aの主体となる(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pからなる低屈折率本体層15a2により形成されている。また、高屈折率層15bは、(Al0.1Ga0.90.5In0.5Pにより形成されている。尚、第1上部DBR層15において、低屈折率本体層15a2及び高屈折率層15bには、Znがドーパントとして、2×1017cm−3〜3×1018cm−3ドープされており、p型となっている。
ここで、低屈折率本体層15a2を(AlGa1−deIn1−eP(0<d<1、0<e<1)とし、不純物拡散防止層15a1を(AlGa1−fIn1−gP(0<f≦1、0<g<1)とした場合、eの値とgの値とは等しいものであって、fの値は0.7を超える値であることが好ましい。
第2上部DBR層16は、p型Al0.9Ga0.1Asとp型Al0.3Ga0.7Asとを1ペア積層した構成のものである。第2上部DBR層16には、ドーパントとしてCが、2×1017cm−3〜3×1018cm−3ドープされている。尚、第2上部DBR層16は、後述する図7に示すように低屈折率層16aと高屈折率層16bとが積層されたものであり、p型Al0.9Ga0.1Asにより形成される層が低屈折率層となり、p型Al0.3Ga0.7Asにより形成される層が高屈折率層となる。
第3上部DBR層17は、周囲が酸化されるAlAs選択酸化層を含む低屈折率層17aであるp型AlGaAsと高屈折率層17bであるp型Al0.3Ga0.7Asとを1ペア積層した構成のものである。第3上部DBR層17には、ドーパントとしてCが、3×1017cm−3〜3×1018cm−3ドープされている。
尚、第3上部DBR層17の低屈折率層17aを構成するAlAs層は、後述するようにメサ構造を形成した後に、メサ構造の周囲より選択酸化することにより、選択酸化領域17aaが形成され、酸化されていない領域が電流狭窄領域17abとなり、電流狭窄構造を形成する。このため、このAlAs層は選択酸化層又は電流狭窄層ともいう。
積層上部DBR層18は、p型Al0.9Ga0.1Asとp型Al0.3Ga0.7Asとを21ペア交互に積層形成することにより形成したものである。積層上部DBR層18には、ドーパントとしてCが、5×1017cm−3〜6×1018cm−3ドープされている。尚、積層上部DBR層18は、低屈折率層と高屈折率層とが積層されたものであるが、p型Al0.9Ga0.1Asにより形成される層が低屈折率層となり、p型Al0.3Ga0.7Asにより形成される層が高屈折率層となる。
コンタクト層20は、p型GaAsからなる膜により形成されている。
上述した半導体膜を積層形成した後、共振器13、第1上部DBR層15、第2上部DBR層16、第3上部DBR層17、積層上部DBR層18及びコンタクト層20をエッチングすることによりメサ構造が形成される。この後、第3上部DBR層17の低屈折率層におけるAlAs層を選択酸化し、更にメサ構造の周囲、即ち、メサ構造の側面、コンタクト層20の上面の一部及び上記エッチング面の一部を覆うように、保護膜21を形成し、保護膜21上におけるメサ構造が形成されている領域以外の領域にはポリイミド層22を形成する。
p側電極23は、保護膜21及びポリイミド層22上にコンタクト層20と接して形成されており、p側電極23は、コンタクト層20とオーミック接触するように形成されている。
n側電極24は、n型GaAs基板11の裏面に設けられており、n型GaAs基板11とオーミック接触するように形成されている。
尚、本実施の形態における面発光型レーザでは、下部DBR反射鏡12、第2上部DBR層16及び積層上部DBR層18は、高屈折率層と低屈折率層とを積層した構成のものであるが、高屈折率層と低屈折率層との界面における電気抵抗を低減させるため、高屈折率層と低屈折率層との界面においては、AlGaAsの組成を変化させた厚さ20nmの組成傾斜層が形成されている。
本実施の形態において、第1の実施の形態におけるp型のAlGaInP系DBR構造体は、p型の第1上部DBR層15として用いられている。(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pは、バンドギャップが大きい直接遷移の半導体材料であり、活性層の近いところ形成することにより、キャリアリックを抑制できる。
尚、不純物拡散防止層15a1をAl0.5In0.5Pにより形成した場合では、図2に示すように、Znの拡散の抑制効果があるために、p型の第1上部DBR層15における低屈折率層15の低屈折率本体層15a2に、Zn等の不純物元素を高濃度にドーピングさせることができる。これにより、キャリアリックを更に抑制し、レーザの出力パワーを向上させることができる。また、p型の第1上部DBR層15の低屈折率層において不純物元素を高濃度にドーピングすることにより、面発光型レーザにおける抵抗を低減させることも可能となる。
図7は、本実施の形態における面発光型レーザの構造と発振光の定在波の分布を示す。本実施の形態では、p型の第1上部DBR層15における不純物拡散防止層15a1と高屈折率層15bの上部においては、光定在波の電界強度は強くなっている。不純物拡散防止層15a1を設けた場合、図2に示されるように、Znの拡散抑制効果及び不純物偏析効果により、光定在波の電界強度が強くなる部分において、Zn濃度が高くはならないため、キャリアの光学的な吸収損失を抑制することができ、面発光型レーザの閾値を低減させることが可能となる。
尚、図3に示すように、実施例1のAlGaInP系DBR構造体は、比較例1のAlGaInP系DBR構造体よりも、反射率が高いため面発光型レーザの発光効率向上と閾値低減にも効果がある。
尚、本実施の形態では、p型の不純物としてZnを用いた場合について説明したが、p型不純物として、Be又はMgを用いた場合についても、同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、n型基板を用いた面発光型レーザの構成について説明したが、p型基板を用いた面発光型レーザにおいても同様に適用可能である。
〔第4の実施の形態〕
第4の実施の形態における面発光型レーザについて説明する。本実施の形態における面発光型レーザは、第3の実施の形態と異なる構成の面発光型半導体レーザである。
図8に基づき本実施の形態における面発光型レーザについて説明する。本実施の形態における面発光型レーザは、n型GaAs基板111上に、エピタキシャル成長により形成した下部DBR反射鏡112、共振器113、不純物拡散防止層114、第1上部DBR層115、後述する選択酸化層が形成される第2上部DBR層117、積層上部DBR層118及びコンタクト層120を有している。尚、第1上部DBR層115、第2上部DBR層117、積層上部DBR層118及びコンタクト層120により、上部DBR反射鏡119が形成される。
下部DBR反射鏡112は、n型Al0.3Ga0.7Asとn型AlAsとを40.5ペア交互に積層することにより形成したものであり、ドーパントとしてSe(セレン)が、5×1017cm−3〜2×1018cm−3ドープされている。
共振器113は、下部DBR反射鏡112の形成されている側より、下部スペーサ層113a、活性層113b、上部スペーサ層113cを積層することにより形成されている。下部スペーサ層113aは、ノンドープの(Al0.1Ga0.90.5In0.5Pにより形成されており、活性層113bは、GaInAsPとGaInPとを交互に積層した多重量子井戸構造により形成されており、上部スペーサ層113cは、ノンドープの(Al0.1Ga0.90.5In0.5Pにより形成されている。
不純物拡散防止層114は、厚さが20nmのノンドープの(Al0.9Ga0.10.5In0.5Pにより構成されている。尚、ノンドープの(Al0.9Ga0.10.5In0.5Pは、Mgの拡散を抑制する機能を有している。
第1上部DBR層115は、不純物拡散防止層114の形成されている側より、p型(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pとp型Al0.3Ga0.7Asとを積層した構成のものである。高屈折率層となるp型Al0.3Ga0.7Asには、ドーパントとしてCが、1×1017cm−3〜1×1018cm−3ドープされている。また、低屈折率層となるp型(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pには、ドーパントとしてMgが、1×1018cm−3〜1×1019cm−3ドープされている。
ここで、第1上部DBR層115における低屈折率本体層を(AlGa1−deIn1−eP(0<d<1、0<e<1)とし、不純物拡散防止層114を(AlGa1−fIn1−gP(0<f≦1、0<g<1)とした場合、eの値とgの値とは等しいものであって、fの値は0.7を超える値であることが好ましい。
第2上部DBR層117は、周囲が酸化されるAlAs選択酸化層を含む低屈折率層117aであるp型AlGaAsと高屈折率層117bであるp型Al0.3Ga0.7Asとを1ペア積層した構成のものである。第2上部DBR層117には、ドーパントとしてCが、3×1017cm−3〜3×1018cm−3ドープされている。
尚、第2上部DBR層117の低屈折率層117aを構成するAlAs層は、後述するようにメサ構造が形成された後、メサ構造の周囲より選択酸化することにより、選択酸化領域117aaが形成され、酸化されていない領域が電流狭窄領域117abとなる電流狭窄構造が形成される。
積層上部DBR層118は、p型Al0.9Ga0.1Asとp型Al0.3Ga0.7Asとを22ペア交互に積層形成することにより形成したものである。積層上部DBR層118には、ドーパントとしてCが、5×1017cm−3〜6×1018cm−3ドープされている。尚、積層上部DBR層118は、低屈折率層と高屈折率層とが積層されたものであるが、p型Al0.9Ga0.1Asにより形成される層が低屈折率層となり、p型p型Al0.3Ga0.7Asにより形成される層が高屈折率層となる。
コンタクト層120は、p型GaAsからなる膜により形成されている。
上述した半導体膜を積層形成した後、共振器113、不純物拡散防止層114、第1上部DBR層115、第2上部DBR層117、積層上部DBR層118及びコンタクト層120をエッチングすることによりメサ構造が形成される。この後、第2上部DBR層117の低屈折率層におけるAlAs層を選択酸化し、更に、メサ構造の周囲、即ち、メサ構造の側面、コンタクト層120の上面の一部及び上記エッチング面の一部を覆うように、保護膜121を形成し、保護膜121上におけるメサ構造が形成されている領域以外の領域にはポリイミド層122を形成する。
p側電極123は、保護膜121及びポリイミド層122上にコンタクト層120と接して形成されており、p側電極123は、コンタクト層120とオーミック接触するように形成されている。
n側電極124は、n型GaAs基板111の裏面に設けられており、n型GaAs基板111とオーミック接触するように形成されている。
本実施の形態における面発光型レーザでは、第3の実施の形態における面発光型レーザと同様に、活性層113bへの不純物元素であるMgの拡散が抑制されるため、レーザ発振の閾値を下げることができ、高出力化も可能である。
また、本実施の形態では、第1上部DBR層115は、ドーパントとしてMgを用いており、MgはZnよりも拡散し難いため、より効果的にドーパントの活性層113bへの拡散を抑えることができる。尚、上記以外の内容については、第3の実施の形態と同様である。
〔第5の実施の形態〕
次に、第5の実施の形態について説明する。本実施の形態は、本発明に係る面発光型レーザアレイ素子、即ち、第3または第4の実施の形態に係る面発光型レーザアレイ素子を光源として用いた画像形成装置である。本実施の形態について、図9に基づいて説明する。
本実施の形態に係る画像形成装置であるレーザプリンターは、光走査装置200、感光体ドラム201、帯電チャージャ202、現像ローラ203、トナーカートリッジ204、クリーニングブレード205、給紙トレイ206、給紙コロ207、レジストローラ対208、定着ローラ209、排紙トレイ210、転写チャージャ211、排紙ローラ212及び除電ユニット214等を備えている。
具体的には、感光体ドラム201の回転方向において、帯電チャージャ202、現像ローラ203、転写チャージャ211、除電ユニット214及びクリーニングブレード205の順に、感光体ドラム201の近傍に配置されている。
感光体ドラム201の表面には、感光層が形成されている。ここでは、感光体ドラム201は、図に示すように、時計回りで回転するように構成されている。帯電チャージャ202は、感光体ドラム201の表面を均一に帯電させる機能を有するものである。
光走査装置200は、帯電チャージャ202により帯電された感光体ドラム201の表面に、パソコン等の上位装置からの画像情報に基づいて変調された光を照射する。この光の照射により感光体ドラム201の表面には、画像情報に応じた潜像が形成される。感光体ドラム201の表面において潜像の形成された領域は、感光体ドラム201が回転することにより、現像ローラ203の設けられている方向に移動する。尚、光走査装置200の詳細については後述する。
トナーカートリッジ204には、トナーが格納されており、このトナーは現像ローラ203に供給される。現像ローラ203は、感光体ドラム201の表面に形成された潜像にトナーカートリッジ204から供給されたトナーを付着させて、感光体ドラム201の表面において画像情報を顕像化させる。この後、感光体ドラム201が回転することにより、感光体ドラム201の表面の潜像にトナーが付着している領域は、転写チャージャ211の設けられている方向に移動する。
給紙トレイ206には記録紙213が格納されている。この給紙トレイ206の近傍には、給紙コロ207が配置されており、この給紙コロ207は、記録紙213を給紙トレイ206から一枚ずつ取り出し、レジストローラ対208に搬送する。このレジストローラ対208は、転写チャージャ211の近傍に配置されており、給紙コロ207によって取り出された記録紙213を一旦保持するとともに、この記録紙213を感光体ドラム201の回転に合わせて感光体ドラム201と転写チャージャ211との間隙に向けて送り出す。
転写チャージャ211には、感光体ドラム201の表面上のトナーを電気的に記録紙213に引きつけるため、感光体201の表面上のトナーとは逆極性の電荷が印加されている。この電荷により感光体ドラム201の表面上のトナーは、記録紙213に転写され、即ち、トナーにより形成される画像が記録紙213に転写される。この後、記録紙213は、定着ローラ209に送られる。
定着ローラ209では、熱と圧力とが記録紙213に加えられ、これによって、トナーが記録紙213に定着される。ここで画像が定着された記録紙213は、排紙ローラ212を介して排紙トレイ210に送られ、排紙トレイ210上に順次スタックされる。
尚、除電ユニット214は、感光体ドラム201の表面を除電する。クリーニングブレード205は、感光体ドラム201の表面に残存するトナー(残留トナー)を除去する。除去された残留トナーは、再利用可能な構成となっている。残留トナーが除去された感光体ドラム201の表面は、再び帯電チャージャ202の設けられている方向に移動する。
(光走査装置)
次に、図10に基づき光走査装置200について説明する。
この光走査装置200は、光源ユニット221、カップリングレンズ222、開口板(アパーチャ)223、シリンドリカルレンズ224、ポリゴンミラー225、fθレンズ226、トロイダルレンズ227、2つのミラー228、229及び上記各部を統括的に制御する不図示の主制御装置を有している。
光源ユニット221は、第3又は第4の実施の形態における面発光型半導体レーザが複数形成された面発光型レーザアレイを備えている。
カップリングレンズ222は、光源ユニット221から出射された光束を略平行光にするためのものである。
開口板223は、開口部を有し、カップリングレンズ222からの光束のビーム径を規定するためのものである。
シリンドリカルレンズ224は、開口板223を通過した光束を、ミラー228を介してポリゴンミラー225の反射面に集光する。
ポリゴンミラー225は、正六角柱状に形成されており、6つの側面が反射面となるよう鏡面が形成されている。ポリゴンミラー225は、不図示のモータによって、矢印に示す方向に一定速度で回転しており、この回転に伴って、光束は等角速度的に偏向される。
fθレンズ226は、ポリゴンミラー225からの光束の入射角に比例した像高さを有しており、ポリゴンミラー225により一定の角速度で偏光される光束の像面を主走査方向に対して等速移動させる。
トロイダルレンズ227は、fθレンズ226からの光束を、ミラー229を介して、感光体ドラム201の表面上に結像する。
図11に示すように、光源ユニット221は、面発光型レーザ素子(VCSEL)がアレイ状に2次元的に配列された面発光型レーザアレイLAを含むものにより構成されている。各々の面発光型レーザは、主走査方向には所定の十分な間隔をもって配列されており、面発光型レーザの主走査方向における配列は副走査方向において間隔d2ずつずれながら配列されている。このように副走査方向において間隔d2ずつずれながら主走査方向の配列されているものが、副走査方向におけるピッチd1ごとに形成されている。このように配置することにより各々の面発光型レーザの中心から副走査方向に垂直な垂線の間隔を等間隔(間隔d2が等間隔)とすることができる。これにより、各々の面発光型レーザの点灯のタイミングを制御することにより、感光体ドラム201上において、副走査方向に狭い等間隔で光源が配列されている場合と同様の構成とすることができる。
例えば、副走査方向における各々の面発光型半導体レーザのピッチd1が26.5μmであって、面発光型半導体レーザを主走査方向に10個ずつ配列させた場合、面発光型半導体レーザの間隔d2は、2.65μmとなる。そして、光学系における倍率を2倍に設定すれば、感光体ドラム201上において、5.3μm間隔で書き込みドットを形成することができる。これは、4800dpi(ドット/インチ)に相当するものであり、4800dpiの高密度の書き込みを行うことができる。
また、主走査方向に配列される面発光型半導体レーザの個数を増やし、ピッチd1を狭め、間隔d2をさらに狭めたアレイ状にすることにより、さらに高密度な書き込みを行うことが可能となる。尚、主走査方向の書き込みの間隔は、光源である面発光型半導体レーザの点灯のタイミングを制御することにより容易に制御が可能である。
本実施の形態における光走査装置、及びこれを用いた画像形成装置においては、光源として、低コストで製造することが可能な第3又は第4の実施の形態に係る面発光型半導体レーザを用いているため、低コストであって、低消費電力で、高速で高品質となる光走査装置、及び画像形成装置を得ることが可能となる。
(カラー画像を形成するための画像形成装置)
次に、図12に基づきカラー画像を形成するための画像形成装置について説明する。
この画像形成装置は、カラーレーザプリンタであり、カラー画像に対し複数の感光体ドラムを備えたダンデムカラー機である。
このカラーレーザプリンタは、ブラック(K)用の感光体ドラムK1、帯電器K2、現像器K4、クリーニング手段K5、及び転写用帯電手段K6と、シアン(C)用の感光体ドラムC1、帯電器C2、現像器C4、クリーニング手段C5、及び転写用帯電手段C6と、マゼンタ(M)用の感光体ドラムM1、帯電器M2、現像器M4、クリーニング手段M5、及び転写用帯電手段M6と、イエロー(Y)用の感光体ドラムY1、帯電器Y2、現像器Y4、クリーニング手段Y5、及び転写用帯電手段Y6と、光走査装置200、転写ベルト301、定着手段302等を備えている。
このカラーレーザプリンタでは、光走査装置200において、ブラック用の半導体レーザ、シアン用の半導体レーザ、マゼンタ用の半導体レーザ、イエロー用の半導体レーザを有しており、各々の半導体レーザは、本発明に係る面発光型半導体レーザにより構成されている。ブラック用の半導体レーザからの光束はブラック用の感光体ドラムK1に照射され、シアン用の半導体レーザからの光束はシアン用の感光体ドラムC1に照射され、マゼンタ用の半導体レーザからの光束はマゼンタ用の感光体ドラムM1に照射され、イエロー用の半導体レーザからの光束はイエロー用の感光体ドラムY1に照射される。
各々の感光体ドラムK1、C1、M1、Y1は、矢印の方向に回転し、回転方向の順に、各々の帯電器K2、C2、M2、Y2、現像器K4、C4、M4、Y4、転写用帯電手段K6、C6、M6、Y6、クリーニング手段K5、C5、M5、Y5が配置されている。各々の帯電器K2、C2、M2、Y2は、対応する感光体ドラムK1、C1、M1、Y1の表面を均一に帯電する。帯電された感光体ドラムK1、C1、M1、Y1の表面に、光走査装置200から光束が照射され、感光体ドラムK1、C1、M1、Y1の表面に静電潜像が形成される構成となっている。この後、各々の現像器K4、C4、M4、Y4によって、感光体ドラムK1、C1、M1、Y1の表面にトナー像が形成され、各々に対応する転写用帯電手段K6、C6、M6、Y6により、記録紙に各々の色のトナー像が転写され、定着手段302により、記録紙に画像が定着される。尚、クリーニング手段K5、C5、M5、Y5は、各々に対応した感光体ドラムK1、C1、M1、Y1の表面に残存する残留トナーを除去するものである。
尚、本実施の形態では、像担持体として感光体ドラムについて説明したが、像担持体としては、銀塩フィルムを用いた画像形成装置であってもよい。この場合には、光走査により銀塩フィルム上に潜像が形成され、この潜像は通常の銀塩写真プロセスにおける現像処理と同様の処理により可視化させることができる。そして、通常の銀塩写真プロセスにおける焼き付け処理と同様の処理により印画紙に転写することが可能である。このような画像形成装置は、光製版装置や、CTスキャン画像等を描画する光描画装置として実施することが可能である。
また、像担持体としてビームスポットの熱エネルギーにより発色する発色媒体(ポジの印画紙)を用いた画像形成装置であってもよい。この場合においては、光走査により可視画像を直接像担持体に形成することが可能である。
以上、本発明の実施に係る形態について説明したが、上記内容は、発明の内容を限定するものではない。
11 n型GaAs基板
12 下部DBR反射鏡
13 共振器
13a 下部スペーサ層
13b 活性層(多重量子井戸層)
13c 上部スペーサ層
15 第1上部DBR層
15a 低屈折率層
15a1 不純物拡散防止層
15a2 低屈折率本体層
15b 高屈折率層
16 第2上部DBR層
16a 低屈折率層
16b 高屈折率層
17 第3上部DBR層
17a 低屈折率層
17aa 選択酸化領域
17ab 電流狭窄領域
17b 高屈折率層
18 積層上部DBR層
19 上部DBR反射鏡
20 コンタクト層
21 保護膜
22 ポリイミド膜
23 p側電極
24 n側電極
301 低屈折率層
301a 不純物拡散防止層
301b 低屈折率本体層
302 高屈折率層
特許第3692269号公報 特開2006−287266号公報
"Acceptor diffusion and segregation in (AlxGa1-x)0.5In0.5P heterostructures",Journal of Applied Physics, 2002,Vol. 91, p. 4891-4899

Claims (25)

  1. 半導体基板上に、p型不純物元素としてMgまたはZnを含む、III−V族の化合物半導体材料により形成される低屈折率層と高屈折率層とが積層されたp型半導体DBR構造体において、
    前記低屈折率層には、一部に不純物拡散防止層が設けられており、
    前記不純物拡散防止層におけるAl組成比は、前記低屈折率層における不純物拡散防止層以外の領域におけるAl組成比よりも高いことを特徴するp型半導体DBR構造体。
  2. 前記低屈折率層の不純物拡散防止層は、結晶成長の方向において、前記低屈折率層の最下部となる領域に形成されていることを特徴する請求項1に記載のp型半導体DBR構造体。
  3. 前記低屈折率層の不純物拡散防止層は、結晶成長の方向によって、前記低屈折率層の最下部となる領域及び最上部となる領域に形成されていることを特徴する請求項1または2に記載のp型半導体DBR構造体。
  4. 前記III−V族の化合物半導体材料におけるV族元素は、リン(P)または窒素(N)であることを特徴する請求項1から3のいずれかに記載のp型半導体DBR構造体。
  5. 前記III−V族の化合物半導体材料におけるIII族元素は、ガリウム(Ga)、アルミニウム(Al)、インジウム(In)のうちいずれか1つ、または2以上の元素であることを特徴する請求項1から4のいずれかに記載のp型半導体DBR構造体。
  6. 前記低屈折率層の不純物拡散防止層はノンドープ、または、前記低屈折率層の不純物拡散防止層にドーピングされる不純物量は、前記低屈折率層における不純物拡散防止層以外の領域にドーピングされる不純物量よりも少ないことを特徴する請求項1から5のいずれかに記載のp型半導体DBR構造体。
  7. 前記高屈折率層の一部において、前記低屈折率層における不純物拡散防止層以外の領域における不純物濃度よりも、不純物濃度が低い領域を有することを特徴とする請求項6に記載のp型半導体DBR構造体。
  8. 前記高屈折率層は、(AlGa1−a0.5In0.5P(0≦a<1)により形成されており、
    低屈折率層における前記不純物拡散防止層以外の領域は、(AlGa1−b0.5In0.5P(0≦a<b<1)により構成されており、
    前記低屈折率層の前記不純物拡散防止層は(AlGa1−c0.5In0.5P(0≦a<b<c≦1)により形成されていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のp型半導体DBR構造体。
  9. 前記cの値は0.7以上であることを特徴とする請求項8に記載のp型半導体DBR構造体。
  10. 低屈折率層と高屈折率層をペアとして複数のペアからなるn型DBR反射鏡、共振器、及び低屈折率層と高屈折率層をペアとして複数のペアからなるp型DBR反射鏡を有しており、前記共振器は、量子井戸構造有する活性層を備えたIII−V族の面発光型光素子において、
    前記p型DBR反射鏡は、請求項1から9のいずれかに記載のp型半導体DBR構造体を有していることを特徴とする面発光型光素子。
  11. 低屈折率層と高屈折率層をペアとして複数のペアからなるn型DBR反射鏡、共振器、及び低屈折率層と高屈折率層をペアとして複数のペアからなるp型DBR反射鏡を有しており、前記共振器は、量子井戸構造有する活性層を備えたIII−V族の面発光型半導体レーザにおいて、
    前記p型DBR反射鏡は、請求項1から9のいずれかに記載のp型半導体DBR構造体を有していることを特徴とする面発光半導体レーザ。
  12. 低屈折率層と高屈折率層をペアとして複数のペアからなるn型DBR反射鏡、共振器、及び低屈折率層と高屈折率層をペアとして複数のペアからなるp型DBR反射鏡を有しており、前記共振器は、量子井戸構造有する活性層を備えたIII−V族の面発光型半導体レーザにおいて、
    前記p型DBR反射鏡における前記活性層に最も近い部分には、請求項1から9のいずれかに記載のp型半導体DBR構造体を有していることを特徴とする面発光型半導体レーザ。
  13. 低屈折率層と高屈折率層をペアとして複数のペアからなるn型DBR反射鏡、共振器、及び低屈折率層と高屈折率層をペアとして複数のペアからなるp型DBR反射鏡を有しており、前記共振器は、量子井戸構造有する活性層を備えたIII−V族の面発光型半導体レーザにおいて、
    前記p型DBR反射鏡における前記活性層に最も近い低屈折率層は、請求項1から9のいずれかに記載のp型半導体DBR構造体の低屈折率層であることを特徴とする面発光型半導体レーザ。
  14. 前記p型半導体DBR構造体において、光定在波の電界強度が高くなる位置に、前記不純物拡散防止層が形成されていることを特徴とする請求項11から13のいずれがに記載の面発光型半導体レーザ。
  15. 低屈折率層と高屈折率層をペアとして複数のペアからなるn型DBR反射鏡、共振器、及び低屈折率層と高屈折率層をペアとして複数のペアからなるp型DBR反射鏡を有しており、前記共振器は、量子井戸構造有する活性層を備えたIII−V族の面発光型半導体レーザにおいて、
    前記活性層と前記p型DBR反射鏡との間には不純物拡散防止層が設けられており、
    前記不純物拡散防止層は、前記p型DBR反射鏡における前記活性層に最も近い低屈折率層と同じV族の元素を含むものであり、
    前記不純物拡散防止層におけるAl組成比は、前記p型DBR反射鏡における前記活性層に最も近い低屈折率層におけるAl組成比よりも高いものであることを特徴とする面発光型レーザ。
  16. 前記p型DBR反射鏡に形成される前記活性層に最も近い低屈折率層と高屈折率層からなる第1上部DBR層と、前記活性層との間において、光定在波の電界強度が高くなる位置に、前記不純物拡散防止層が形成されていることを特徴とする請求項15に記載の面発光型レーザ。
  17. 前記p型DBR反射鏡における前記活性層に最も近い低屈折率層は、Al、Ga、Inのうちいずれか1つまたは2以上の元素とPを含む材料、または、Al、Ga、Inのうちいずれか1つまたは2以上の元素とNを含む材料により形成されているものであることを特徴とする請求項15または16に記載の面発光型レーザ。
  18. 前記p型DBR反射鏡における前記活性層に最も近い低屈折率層は、(AlGa1−deIn1−eP(0<d<1、0<e<1)により形成されており、前記不純物拡散防止層は、(AlGa1−fIn1−gP(0<f≦1、0<g<1)により構成されていることを特徴とする請求項15または16に記載の面発光型レーザ。
  19. 前記eの値と前記gの値とは等しいものであって、前記fの値は0.7を超える値であることを特徴とする請求項18に記載の面発光型レーザ。
  20. 前記活性層は、GaInAsPとGaInPとを交互に積層した量子井戸構造を有するものであることを特徴とする請求項18または19に記載の面発光レーザ。
  21. 前記p型DBR反射鏡における前記活性層に最も近い低屈折率層には、不純物元素としてZnまたはMgがドープされていることを特徴とする請求項15から20のいずれかに記載の面発光型レーザ。
  22. 請求項11から21のいずれかに記載の面発光型レーザが、同一半導体基板上に複数配列されていることを特徴とする面発光レーザアレイ素子。
  23. 光束によって被走査面上を走査する光走査装置であって、請求項22に記載の面発光型レーザアレイ素子を有する光源ユニットと、
    前記光源ユニットからの光束を偏光する偏向手段と、
    前記偏光により偏向された光束を被走査面上に集光する走査光学系と、
    を備えたことを特徴とする光走査装置。
  24. 少なくとも一つの像担持体と、
    前記少なくとも一つの像担持体に対して、画像情報が含まれる光束を走査する少なくとも一つの請求項23に記載の光走査装置と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  25. 前記画像はカラー画像であることを特徴とする請求項24に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017212321A (ja) * 2016-05-25 2017-11-30 株式会社リコー 面発光レーザ、面発光レーザアレイ、光源ユニット及びレーザ装置

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