JP2000022643A - 光インタコネクトシステム - Google Patents

光インタコネクトシステム

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JP2000022643A
JP2000022643A JP10201171A JP20117198A JP2000022643A JP 2000022643 A JP2000022643 A JP 2000022643A JP 10201171 A JP10201171 A JP 10201171A JP 20117198 A JP20117198 A JP 20117198A JP 2000022643 A JP2000022643 A JP 2000022643A
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Japan
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optical
light
transmission line
interconnect system
optical transmission
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JP10201171A
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English (en)
Inventor
Mamoru Uchida
護 内田
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的安価で構成できる高性能な光インタコネ
クトシステムである。 【解決手段】光インタコネクトシステムでは、複数の通
信チャネルに対応して空間的に配置された複数の光源1
1からの光ビームに、通信チャネルの信号が重畳され、
ビーム全てが、実質的に導波モードを保って伝搬する1
本の光伝送路13に結合される。光伝送路13内を伝送
後、光伝送路端から複数の方向へ出射された光ビーム
は、空間的に配列された複数の受光器から成る受光手段
15で受光される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光インタコネクト
システム、そこで用いられる発光或は受光デバイスに関
する。
【0002】
【従来の技術】光通信、光配線、光伝送(単なる光の配
線とは異なりプロトコルなどを取決めて種々の光信号を
伝送できるシステム)などを含む光インタコネクトは、
電気ケーブルに比べ、高速、大容量、長距離伝送が可能
で且つ電磁無誘導であることから、多方面で実用化され
ている。しかしながら、民生用光インタコネクト技術と
しては、これまでのメタルケーブルによる機器外及び機
器内配線(例えばSCSI(Small Computer System In
terface)、PCI(Peripheral Computer Interconnec
t)バス)やネットワーク(例えばEthernet)に置き換
わるところまでは至っていない。これは、光配線や光伝
送が、電気に比べ、1)接続が煩雑、2)コストが高
い、3)信頼性が劣る、などの問題点があるからであ
る。
【0003】この様な状況の中で、現時点で実用になり
つつある光インタコネクトの一例としては、0.6μm
帯LEDと大口径ステップインデックス型プラスチック
光ファイバ(POF)を用いたものがある(例えば、Ya
mazaki; Proceedings of European Conference on Opti
cal Communication, Tu.L. 2.5, p.337, 1995)。この
場合、低コストではあるが、LEDを用いているため
に、伝送速度や伝送距離に制限があり、適用範囲は限ら
れる。
【0004】一方、スーパーコンピュータの内外の接続
に使用するために、1.3μm帯半導体レーザアレイと
シングルモード石英ファイバアレイを用いて光パラレル
伝送をしたものが提案されている(例えば、高井; 計
算機アーキテクチャ誌、122−3、9−14頁)。こ
れは、電気ケーブルによるパラレル伝送を単に光ファイ
バアレイによるパラレル伝送に置き換えたものであり、
比較的短距離では10Gbpsを越えるような大容量伝
送が可能であるが、最終的にはファイバのスキュー(信
号の伝送途中におけるタイミングや位相のずれ)でシス
テムパフォーマンスが決まってしまう。したがって、フ
ァイバの選別や引き回しに大きな制約を受けるため、低
コスト化は到底おぼつかない。
【0005】また、ロッドレンズを基板間に配置して、
ボード間伝送する例(特公平4−131801号公報)
があるが、柔軟な伝送路の使い方はなかった。
【0006】つまり、現状では性能とコストの両方を満
足する光コネクトシステムは存在していないといってよ
い。
【0007】よって、本発明の目的は、民生用などの比
較的安価で構成できる高性能な光インタコネクトシステ
ム及びそこで用いられるデバイスを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の光インタコネクトシステムは、複数の通信チャネル
に対応して空間的に配置された複数の光源、該複数の光
源からの光ビームに通信チャネルの信号をそれぞれ重畳
する手段(例えば、Siデバイスで構成された電子回
路)、ビーム全てを実質的に導波モードを保って伝搬す
る1本の光伝送路、該光伝送路内を伝送後、光伝送路端
から複数の方向へ出射された光ビームを受光する空間的
に配列された複数の受光器から成る受光手段を有するこ
とを特徴とする。典型的には、光ビームの波長よりも桁
違いに大きいコア径を持つ1本の大口径プラスチック光
ファイバは、短距離であれば実質的に導波モードを保っ
て伝搬する。1本の光伝送路を用いるので、光の接続が
極めて容易になり、それでありながら空間多重と同等の
質の光インタコネクトが実現できる。
【0009】より具体的には以下の如き形態が可能であ
る。前記複数の光源からの光ビーム全ては、直接、光伝
送路に結合されてもよいし(光源に指向性の良い面発光
レーザなどを用いれば、こうした構成が可能である)、
フレネルレンズ、ボールレンズ、凸レンズ、凹レンズ、
プリズム、非球面レンズ或はこれらの組合せの光学系な
どの結合手段を用いて光伝送路に結合されてもよい。該
結合手段と光源の軸を調整するための光軸調整機構を設
ければ、光結合がより効率的になり、位置ずれが起きて
も再調整可能なため光インタコネクトの質が向上する。
【0010】また、光伝送路内を伝送後、光伝送路端か
ら複数の方向へ出射された光ビームを空間的に配列され
た複数の受光器に導波するには、直接、導波してもよい
し、フレネルレンズ、ボールレンズ、凸レンズ、凹レン
ズ、プリズム、非球面レンズ或はこれらの組合せの光学
系などの手段を用いて行なってもよい。或は、光伝送路
端から出た光ビームを、直接、或はフレネルレンズやボ
ールレンズ等の光学系を介して、空間偏向素子アレイヘ
光接続したのち、所望の方向に偏向してもよい。更に、
前記導波手段と前記受光手段の軸を調整するための光軸
調整機構を設ければ、上記と同様、光結合がより効率的
になって光インタコネクトの質が向上する。
【0011】また、前記受光手段で受光した光ビームに
重畳された信号に応じて信号をそれぞれ所望の通信チャ
ネルに接続することは、電気的に行なってもよいし、上
記の如き偏向器を制御して所望の通信チャネルに接続し
てもよい。
【0012】更に、前記複数の光源は、例えば、同一平
面或は曲面に形成された面発光レーザアレイである。こ
の光源が1.3μm帯のGaInNAs系面発光レーザ
である場合、光ビーム全てはSiの光学部品(Siは1
μm程度以上の光に対して透明である)を介して光伝送
路に結合されうる。
【0013】また、前記光伝送路は、例えば、1本の大
口径プラスチック光ファイバであり、プラスチック光フ
ァイバが屈折率分布型プラスチック光ファイバである場
合、パラレルデータを伝送できる。
【0014】また、光インタコネクトシステムは、全体
の手段がモジュール化されうる。送信側で、前記結合手
段と前記複数の光源と前記複数の光源からの光ビームに
通信チャネルの信号をそれぞれ重畳する手段が密着して
接続されて集積化されてもよいし、受信側で、前記導波
手段と前記受光手段が密着して接続されて集積化されて
もよい。こうすれば軸の調整などが簡易になる。
【0015】
【作用】一具体例を示す図1の模式図を用いて本発明の
原理を説明する。101は面発光レーザ(VCSEL)
アレイ、102は集光レンズ、103は大口径光プラス
チックファイバ、103aは該ファイバ中のコア部、1
03bは同クラッド部、104はビームイクスパンダ、
105は受光器アレイである。図1では1次元的に表現
してあるが、VCSELアレイ101や受光器アレイ1
05は全て2次元或は3次元的に配列されている(勿
論、1次元的でもよい)。
【0016】放射角の小さい各面発光レーザから出射さ
れた光ビームは、集光レンズ102により、異なる入射
角でそれぞれ光ビームとして大口径光ファイバ103に
入射する。ファイバ103に結合できるビームの数やレ
ーザのピッチは、大口径ファイバ103のNAや集光レ
ンズ102のNAに依存する。プラスチック光ファイバ
(POF)は開口径が1mm程度と大きく、通常の光フ
ァイバの20倍程度大きい。このため、NAを通常のシ
リカファイバに比べ極めて大きくすることができ、多く
の入射角のビームを許容する。
【0017】異なる入射角で入射したビームは、異なる
伝搬(導波)モード(例えば、TEM00及びTEM01
ど)として大口径ファイバ103内を伝搬する。通常の
石英マルチモードファイバではモード数が数十なのに対
し、大口径POFでは数万から数十万であるため、伝送
距離が比較的短い場合(cmオーダーから数十m程度)
には、他のモードと結合することによって生じるモード
分散の影響は小さくなる(実質的に導波モードが保たれ
たまま伝送される)。いわば、空間伝送と単一モード伝
送の中間の伝送形態となる。
【0018】ファイバ端では、それぞれのビームは、通
常、異なる位相で出力されるが、入射ビームはほぼビー
ム形状を保ちながら独立に出射される。よって、出射さ
れたビームは、後方に配置されたビームイクスパンダ1
04(或は集光レンズなど)で拡大(或は縮小)され、
さらに後方に配置された受光器アレイ105に入射する
ことができる。すなわち、複数のビームが1本のファイ
バで同時に導波され、且つ個別に分離できることにな
る。したがって、複数のビームに独立に信号を重畳する
ことで複数のチャネルの情報通信ができる。
【0019】大口径ファイバが屈折率分布型である場合
には、ファイバ内の全ての伝搬モードの群速度は一定に
なるため、任意の端面で位相は全てのモードで一定とな
る。したがって、複数のビームをパラレル伝送キャリア
として用いることが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図4を用いて本発
明の実施の形態を説明する。
【0021】[第1実施例]図1は本発明の目的を簡便
に実現する光インタコネクトシステムの第1実施例を説
明する模式図である。本実施例では、0.6μm帯面発
光レーザ(VCSEL)とボールレンズとプラスチック
光ファイバ(POF)が用いられる。
【0022】まず、デバイス構成について説明する。図
1(a)に示す構成図において、光源101は、0.6
μm帯面発光レーザ(VCSEL)アレイであり、例え
ば2×2=4個を100μmピッチで並べ且つその中心
にもう一つ配置して計5個のVCSEL101aを配置
している(図1(a)ではその様に描いてないが、図1
(b)参照)。この間隔は後述するPOFのコア径に対
し十分小さいものである(図では大差ない様に描いてあ
るが、桁違いにPOFのコア径の方が大きい)。個々の
VCSEL101aの構造は、例えば、GaInP/A
lGaInPMQW活性層、1波長共振器を形成するク
ラッド層、及びAlAs/AlGaInP DBRミラ
ー(活性層の両側にある)がGaAs基板上にMOCV
D等の結晶成長方法を用いて形成されているものである
(図示せず)。個々のVCSEL101aの特性は、開
口径10μmφで、駆動電流1.0mA、光出力1mW
となっている。
【0023】次に、107は、5個のVCSEL101
aを、それぞれ独立に、信号を重畳した駆動電流で駆動
するためのSiデバイス(CMOS、FET、バイポー
ラトランジスタなど)で構成された電子回路基板であ
る。102はガラス等で形成されたボールレンズであ
る。本実施例では、ボールレンズ102を加熱してPO
F103の端面に溶融圧着することでボールレンズ10
2を固定している。POF103としては、例えば、コ
ア径900μmφ、ファイバ外形1000μmφ、NA
0.50のものを用いることで、該ボールレンズ102
の径を介して容易に光結合することができる。
【0024】上の記載から分かる様にPOF103のコ
ア径は900μmφ、VCSEL101aの開口径は1
0μmφ、その配置ピッチは100μm程度であってP
OF103のコア径が桁違いに大きいのに加えて、VC
SEL101aのビームの指向性が良い(放射角が小さ
い)ので、VCSELアレイ101からのそれぞれのビ
ームは、単一モードでPOF103内を独立に伝搬し、
ファイバ出力端面では、端面での位相によって4つの任
意の方向にランダムに出力される。ファイバ出力端面
に、入力端面同様の方法でボールレンズ104を配置す
ることで、対向して段置された受光器アレイ105にそ
れぞれのビームを導波することができる。受光器アレイ
105は、VCSELアレイ101に対応して必ずしも
(2×2+1)構成である必要はなく、5つのビームが
いずれかの受光器105aに入射すれば、例えば図1
(c)に示したように3×3構成でも、それ以上でもよ
い。個々の受光器105aの構造は、アレイ化可能な構
造であれば、Si PINフォトダイオード(PD)ア
レイ或はMSM構造のPDアレイなどでよい。
【0025】更に、108は、受光した光に重畳された
信号に応じて処理を行う電子回路基板である。また、本
実施例では、入力側及び出力側に、ボールレンズ10
2、104と光デバイス(VCSEL101a及び受光
器105a)の軸を調整するための光軸調整機構106
を設け、これを介してモジュール化した例を示した。こ
の光軸調整機構106は圧電素子に回転機構を組み込ん
だものを用いたが(例えば、矩形の圧電素子の各辺の圧
電素子が独立に制御できる構造にし、全ての圧電素子を
同じに制御すれば並行移動調整でき、非対称に制御すれ
ば回転調整(あおり)ができる)、これに限るものでは
ない。尚、111はモジュールカバーであり、112は
電気信号を伝送する電気ケーブルである。
【0026】次に、本実施例の光送受信方法について説
明する。個々のVCSEL101aには、電子回路10
7により、それぞれ独立の信号が重畳された駆動電流が
供給される。通信プロトコルとしては、例えば、IEE
E1394、IEEE1355やFiber Chan
nel等のシリアルインタフェースを考える。こうし
て、各ビームにはパケット信号が載せられ、各パケット
のヘッダ部には送信元や受信先のアドレス信号が記載さ
れている。ボールレンズ102を介してPOF103に
結合したあと、5つのビームは実質的に干渉することな
く独立にPOF103中を伝搬する。ファイバ端に出力
され、受光器アレイ105で受信された信号は、ここで
電気信号に変換される。この信号を読むことでチャネル
を決定することができる。例えば、パケットのヘッダ部
にアドレス信号を記載しておけば、転送チャネルが設定
され固定化される。この固定化の方法は、電気的に行っ
てもよいし、前記光軸調整機構106を用いて機械的に
行ってもよい。
【0027】本実施例は、複数の独立した情報が複数の
ビームに載せられ、あたかも5本のファイバで伝送して
いるかのように1本のファイバ103で光通信できる点
が大きな特徴となっている。つまり、多重伝送が極めて
単純な構成(波長多重などを使う必要もなく、また光源
或は受光器と光伝送路の光結合が容易にできる)で可能
になっていることが大きな効果である。
【0028】本実施例では、フレキシブルな配線ができ
るPOFを用いて任意の2点間で大容量のデータを伝送
したが、ロッドレンズ(セルフォックレンズ等)などを
使用することもできる。また、ここでは光学系にボール
レンズを用いたが、これに限るものではない。例えば、
通常の凸レンズ、凹レンズ、プリズム、非球面レンズ或
はこれらの組合せなどでもよい。
【0029】[第2実施例]図3は本発明の第2の実施
例を説明する模式図である。本実施例は、0.8μm帯
VCSELとフレネルレンズと電気的チャネル切換え法
を用いている。まず、デバイス構成について説明する。
【0030】図3において、光源201は、0.85μ
m帯面発光レーザ(VCSEL)アレイであり、例えば
2×2=4個が100μmピッチでならんでいる(2次
元配列であるが図3では1次元的に描いてある)。VC
SEL201aの構造は、例えば、AlGaAs/Ga
As MQW活性層、クラッド層、及びAlAs/Ga
As DBRミラーが1波長共振器を形成する様にGa
As基板上に形成されているものである(図示せず)。
個々のVCSEL201aの特性は、開口径10μmφ
で、駆動電流1.0mA、光出力1mWとなっている。
【0031】次に、207は2×2のVCSEL201
aを、それぞれ独立に信号を重畳して駆動するためのS
iデバイスで構成された電子回路基板である。202は
ガラス基板などに形成されたフレネルレンズであり、V
CSEL201aからの各ビームをPOF103に光結
合するためのものである。POF103としては、例え
ば、コア径950μmφ、ファィバ外形1000μm
φ、NA0.50のものを用いることで、上記VCSE
Lアレイ201及びフレネルレンズ202の組み合わせ
で容易に光結合することができる。VCSEL201a
の放射角は通常のファプリペロ型半導体レーザに比べ十
分小さい(5度以下)が、さらにコリメートするため
に、VCSELアレイ201とフレネルレンズ202の
間に平板マイクロレンズアレイ(屈折率の分布により集
光作用を持つ集光レンズ部を平板内に複数持つ光学部
材)等を挿入してもよい。
【0032】本実施例では、入力部の電子回路基板20
7、VCSELアレイ201及びフレネルレンズ202
は密着して接着することで、光軸の安定性、電気配線の
短距離化による高速化、熱放散性の向上及び低コスト化
を図っている。それぞれのビーム(ほぼガウスビーム)
は、POF203内を独立に伝搬し、ファイバ出力端面
では、端面での位相によって4つの任意の方向にランダ
ムに出力されるが、直接出力するか、或は、ビームイク
スパンダまたはコリメータのようなビームの拡大或は縮
小機能を有する光学系を配置することで、対向して設置
された受光器アレイ205に導波することができる。こ
こでは、光学系としてガラス基板などに形成したフレネ
ルレンズ204を用いている。
【0033】受光器アレイ205は必ずしも2×2構成
である必要はなく、4つのビームがいずれかの受光器に
入射すれば、例えば3×3でも、それ以上でもよい。ま
た、個々の受光器の構造は、アレイ化可能な構造であれ
ば、InGaAs PINフォトダイオード(PD)ア
レイ或はMSM構造のPDアレイなどでもよい。208
は、受光した光に重畳された信号に応じて処理を行う電
子回路基板である。本実施例では、フレネルレンズ20
4、受光器アレイ205及び電子回路基板208を圧電
素子206を介して集積化している。この結果、各光ビ
ームの結像位置の制御が容易になっている。ただし、こ
の調整が必要なのはシステム使用開始時のみなので、こ
の調整機構は省いてもよい。さらに、ビームと受光面の
光軸を合わせるために、回転機構(図示せず)を設けて
もよい。
【0034】次に送受信方法について説明する。2×2
のVCSELアレイ201には、電子回路207によ
り、それぞれ独立の信号(入力信号CH1〜CH4)が
重畳された駆動電流が供給される。通信プロトコルとし
ては、第1実施例と同様に、IEEE1394、IEE
E1355やFiber Channel等のシリアル
インタフェースを考える。各ビームにはパケット信号が
載せられ、各パケットのヘッダ部には送信元や受信先の
アドレス信号が記載されている。VCSELアレイ20
1からの光は、POF203に結合したあと、4つのビ
ームは干渉することなく独立に伝搬し、ファイバ端に出
力される。そして、受光器アレイ205で受信された信
号は電気信号に変換される。例えば、パケットのヘッダ
部にアドレス信号を記載しておけば、転送チャネルが設
定され固定化される。この後、ボディ部(主データ部)
を所望のチャネルに電気的に転送することで、4チャネ
ル独立の送受信が可能となる。
【0035】このチャネルの設定はシステム起動時のみ
必要でそれ以降は必要ないため、高速大容量伝送を妨げ
るものではない。ここでは、パケットのヘッダ部の情報
を読むことで、アドレスを読む例を示したが、他の方法
を用いても勿論よい。例えば、予め変調周波数をチャネ
ル毎に設定しておけば、周波数を検出することでチャネ
ル設定を行うこともできる。
【0036】本実施例では、ビームのファイバ203か
らの出力後は4つのビームに分離できるものの、ファイ
バ出力端ではチャネルの区別はできないが、載せてある
情報によってチャネル設定でき(この状況が図3の受信
側のチャネルの変化で示されている)、一度チャネル設
定したあとは、あたかも4本のファイバで伝送している
かのように光通信できる点が大きな特徴となっている。
つまり、多重伝送が極めて単純な構成で可能になってい
ることが大きな効果である。
【0037】[第3実施例]上記実施例ではシリアル伝
送であったが、次にパラレル伝送について述べる。第1
実施例或は第2実施例において、POF103、203
を屈折率分布型(GRIN−POF)としたとき、ファ
イバに入射したビームは、全て等しい群速度でファイバ
内を伝搬し、ファイバ出力端では全てのビーム(モー
ド)の伝搬時間が等しい。すなわち、スキューがゼロと
なる。したがって、システム立ち上げ時にチャネル番号
を揃える調整だけを行っておけば、パラレル伝送が可能
になる。
【0038】この場合の特徴は、1本の伝送路でパラレ
ル伝送ができるため、ファイバ特性のばらつきや引き回
し方法の影響を受けないこと及び低コストで実現できる
ことである。パラレル通信インタフェースとしては例え
ば、SCSIやHIPPIなどを用いればよい。また、
本発明にとっての長距離伝送の場合(例えば、数十m程
度)には、モード分散効果により、誤り率が上昇する。
これを防ぐには、VCSELアレイの後にマイクロレン
ズアレイ或はプリズムアレイ等を設置すればよい。これ
によって空間的コヒーレンスが上げられ、この問題点を
解決することができる。
【0039】[第4実施例]図4は第4の実施例を説明
する模式図である。本実施例の特徴は、ファイバ出力端
でのチャネル振り分けを電気的ではなく光で直接行うも
のである。本発明を用いて光LANなど複雑なネットワ
ークを組む場合には、チャネルの再指定を頻繁に行なう
可能性がある。本実施例はこれを考慮したものである。
【0040】送信側のVCSELアレイ301、フレネ
ルレンズ302、入力用電子回路307は第2の実施例
と同じである。ファイバ303の受信側端面において、
コリメート機能を有するレンズ、例えばフレネルレンズ
304を用いて各ビームは平行光にされ、光偏向器アレ
イ309にほぼ垂直に入射させられる。2元アレイ化可
能な光偏向器の例としては、例えば、本出願人の特願平
9−331324に記載の光偏向装置(透光性材料から
成る半球体を回転制御することで、ここに入力する光ビ
ームを屈折、偏向する光偏向器である)などの透過型が
望ましい。
【0041】フレネルレンズ304と光偏向器アレイ3
09は圧電素子306等を介して結合しており(この機
構については第1実施例参照)、ファイバ端とフレネル
レンズ間距離を調節できるようになっている。これによ
り、全ての出射ビームをいずれかの光偏向器に入射でき
る。光偏向器に入射した光は、受光器アレイ305の何
れかの受光器に偏向され(光偏向器アレイ309と受光
器アレイ305も圧電素子306等を介して結合してい
てもよい)、受光器に繋がった出力用電子回路308が
その情報を読むことでアドレスを変更するよう光偏向器
に偏向制御信号を送ることによって、光によるアドレス
制御ができる。本実施例の特徴は、リアルタイムでチャ
ネルの変更が可能である、すなわち交換機能を有するこ
とである。
【0042】[第5実施例]本実施例は1.3μm帯の
応用例であり、1.3μm帯のGaInNAs系VCS
ELとSi−レンズとシリコンデバイスを用いている。
【0043】長波帯のVCSELはこれまで短波帯VC
SELに比べ、消費電力が高く且つ温度特性が悪かった
ので、熱クロストークのために高密度に2次元配置する
ことが困難であった。しかし、最近提案されているGa
InNAs系VCSELを用いることにより、大幅に特
性が改善される。また、1.3μm帯のPOFも近年急
速に伝送損失が下がっており、十分実用レベルにあると
いえる。また、この波長帯ではSiは完全に透明である
ため、0.6μm帯や0.8μm帯ではできなかったデ
バイス構成を採ることができる。
【0044】図3を、再度、用いて本実施例を説明す
る。201は、GaAs基板上に作製された1.3μm
帯VCSELアレイであり、各VCSEL201aは、
GaInNAs/GaAsからなるMQW活性層、1波
長共振器構造とするAlGaAsクラッド層、及びGa
InNAs/AlAs多層膜から成るDBRミラーから
成っている。個々のVCSEL201aの特性は、開口
径10μmφで、駆動電流1.0mA、光出力1mWと
なっている。202はSi基板に形成されたフレネルレ
ンズで、POF203に光結合するためのものである。
このフレネルレンズ202は、通常のSi電子デバイス
作製時のプロセスを用いることで高精度且つ簡便に作製
することができる。
【0045】本実施例では、Siからなる電子デバイス
ないし電子回路基板207と光学基板202でVCSE
L基板201が両面から密着して挟まれているため、放
熱効果が高く、そしてGaInNAsの大きなバンドオ
フセットの効果と相俟ってAlGaAs系VCSEL以
上の温度特性が得られる。また、電子回路基板207に
は、低電圧(2V)駆動のCMOSロジック回路が集積
され、AlGaAs系に比べ狭いバンドギャッブを有す
る1.3μm帯VCSELをダイレクトに駆動及び変調
できる。
【0046】POF103としては、例えば、1.3μ
mフッ素系ポリマからなるコア径600μm、ファイバ
外形900nm、NA0.36のものを用いる。これに
より、簡単な光学系、例えば前記フレネルレンズ202
を用いることで、上記VCSELアレイ及びフレネルレ
ンズの組み合わせで容易にPOF103へ光結合するこ
とができる。他の動作原理は上記実施例と同様である。
【0047】本実施例特有の効果は以下の通りである。
(1)低電圧化が進むCMOSロジックで1.3μm帯
VCSELをダイレクトに駆動できる。(2)光学部品
としてSiを用いることができるので安価で高精度の光
学系を使用できる。(3)電子回路、光半導体デバイス
及び光部品全てを半導体プロセスで作製できる。(4)
VCSELの両面がSiで挟まれるため熱源であるVC
SELの放熱効果が高い。
【0048】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明の光インタコ
ネクトシステムにより以下の様な効果が奏される。 (1)1本の光伝送路ないしプラスチック光ファイバ
で、空間多重と同等の伝送容量が比較的簡単な構成で達
成できる。 (2)比較的簡単な構成なので安価である。 (3)大口径のPOFなどを使用しているため光の接続
が容易である。 (4)屈折率分布型POFを用いる場合には、パラレル
伝送を1本のファイバで実現できる。 (5)1.3μm帯ではSi電子デバイス及びSi光部
品が使えることにより、飛躍的に特性が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の作用原理を説明する模式図であ
る。
【図2】図2は本発明の第1の実施例を説明する模式図
である。
【図3】図3は本発明の第2の実施例と第5の実施例を
説明する模式図である。
【図4】図4は本発明の第4の実施例を説明する模式図
である。
【符号の説明】
11、101、201、301 VCSELアレイ 12 集光レンズ 13、103、203、303 大口径プラスチック
光ファイバ(POF) 13a コア 13b クラッド 14 ビームイクスパンダ 15、105、205、305 受光器アレイ 101a、201a VCSEL 102、104 ボールレンズ 105a 受光器 106 光軸調整機構 107、207、307 入力用電子回路 108、208、308 出力用電子回路 111 モジュールカバー 112 電気ケーブル 202、204、302、304 フレネルレンズ 206、306 圧電素子 309 光偏向器アレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/12

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の通信チャネルに対応して空間的に配
    置された複数の光源、該複数の光源からの光ビームに該
    通信チャネルの信号をそれぞれ重畳する手段、該ビーム
    全てを実質的に導波モードを保って伝搬する1本の光伝
    送路、該光伝送路内を伝送後、光伝送路端から複数の方
    向へ出射された光ビームを受光する空間的に配列された
    複数の受光器から成る受光手段を有することを特徴とす
    る光インタコネクトシステム。
  2. 【請求項2】前記複数の光源からの光ビーム全てを前記
    光伝送路に結合する手段を更に有することを特徴とする
    請求項1記載の光インタコネクトシステム。
  3. 【請求項3】前記複数の光源からの光ビーム全てを前記
    光伝送路に結合する手段は、フレネルレンズ、ボールレ
    ンズ、凸レンズ、凹レンズ、プリズム、非球面レンズ或
    はこれらの組合せの光学系であることを特徴とする請求
    項2記載の光インタコネクトシステム。
  4. 【請求項4】前記複数の光源からの光ビーム全てを前記
    光伝送路に結合する手段と前記光源の軸を調整するため
    の光軸調整機構を更に有することを特徴とする請求項2
    または3記載の光インタコネクトシステム。
  5. 【請求項5】前記複数の光源からの光ビーム全てを、直
    接、前記光伝送路に結合することを特徴とする請求項1
    記載の光インタコネクトシステム。
  6. 【請求項6】前記光伝送路内を伝送後、光伝送路端から
    複数の方向へ出射された光ビームを空間的に配列された
    複数の受光器に導波する手段を更に有することを特徴と
    する請求項1乃至5の何れかに記載の光インタコネクト
    システム。
  7. 【請求項7】前記光伝送路内を伝送後、光伝送路端から
    複数の方向へ出射された光ビームを空間的に配列された
    複数の受光器に導波する手段は、フレネルレンズ、ボー
    ルレンズ、凸レンズ、凹レンズ、プリズム、非球面レン
    ズ或はこれらの組合せの光学系であることを特徴とする
    請求項6記載の光インタコネクトシステム。
  8. 【請求項8】前記光伝送路内を伝送後、光伝送路端から
    複数の方向へ出射された光ビームを空間的に配列された
    複数の受光器に導波する手段は、該光伝送路端から出た
    光ビームを、直接、或はフレネルレンズやボールレンズ
    等の光学系を介して、空間偏向素子アレイヘ光接続した
    のち、所望の方向に偏向することを特徴とする請求項6
    記載の光インタコネクトシステム。
  9. 【請求項9】前記光伝送路内を伝送後、光伝送路端から
    複数の方向へ出射された光ビームを空間的に配列された
    複数の受光器に導波する手段と前記受光手段の軸を調整
    するための光軸調整機構を更に有することを特徴とする
    請求項6、7または8記載の光インタコネクトシステ
    ム。
  10. 【請求項10】前記光伝送路内を伝送後、光伝送路端か
    ら複数の方向へ出射された光ビームを、直接、空間的に
    配列された複数の受光器に導波することを特徴とする請
    求項1乃至5の何れかに記載の光インタコネクトシステ
    ム。
  11. 【請求項11】前記受光手段で受光した光ビームに重畳
    された前記信号に応じて該信号をそれぞれ所望の通信チ
    ャネルに接続する手段を更に有することを特徴とする請
    求項1乃至10の何れかに記載の光インタコネクトシス
    テム。
  12. 【請求項12】前記受光手段で受光した光ビームに重畳
    された前記信号に応じて該信号をそれぞれ所望の通信チ
    ャネルに接続する手段は、偏向器を制御して所望の通信
    チャネルに接続することを特徴とする請求項11記載の
    光インタコネクトシステム。
  13. 【請求項13】前記複数の光源は、同一平面或は曲面に
    形成された面発光レーザアレイであることを特徴とする
    請求項1乃至12の何れかに記載の光インタコネクトシ
    ステム。
  14. 【請求項14】前記光源は1.3μm帯のGaInNA
    s系面発光レーザであり、該複数の光源からの光ビーム
    全てはSiの光学部品を介して前記光伝送路に結合され
    ることを特徴とする請求項13記載の光インタコネクト
    システム。
  15. 【請求項15】前記光伝送路は、1本の大口径プラスチ
    ック光ファイバであることを特徴とする請求項1乃至1
    4の何れかに記載の光インタコネクトシステム。
  16. 【請求項16】前記プラスチック光ファイバが屈折率分
    布型プラスチック光ファイバであることを特徴とする請
    求項15記載の光インタコネクトシステム。
  17. 【請求項17】全体の手段がモジュール化されているこ
    とを特徴とする請求項1乃至16の何れかに記載の光イ
    ンタコネクトシステム。
  18. 【請求項18】前記複数の光源からの光ビーム全てを前
    記光伝送路に結合する手段を有し、該結合する手段と前
    記複数の光源と該複数の光源からの光ビームに該通信チ
    ャネルの信号をそれぞれ重畳する手段が密着して接続さ
    れて集積化されていることを特徴とする請求項1乃至1
    6の何れかに記載の光インタコネクトシステム。
  19. 【請求項19】前記光伝送路内を伝送後、光伝送路端か
    ら複数の方向へ出射された光ビームを空間的に配列され
    た複数の受光器に導波する手段を有し、該導波する手段
    と前記受光手段が密着して接続されて集積化されている
    ことを特徴とする請求項1乃至16の何れかに記載の光
    インタコネクトシステム。
  20. 【請求項20】前記複数の光源に重畳された信号が、互
    いに独立なシリアルデータ或はパラレルデータであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至19の何れかに記載の光イ
    ンタコネクトシステム。
  21. 【請求項21】複数の通信チャネルに対応して空間的に
    配置された複数の光源、該複数の光源からの光ビームに
    該通信チャネルの信号をそれぞれ重畳する手段、前記複
    数の光源からの光ビーム全てを光伝送路に結合する手段
    を有し、これら全てが密着して接続されて集積化されて
    いることを特徴とする光インタコネクトシステムに用い
    られる発光デバイス。
  22. 【請求項22】光伝送路内を伝送後、光伝送路端から複
    数の方向へ出射された光ビームを受光する空間的に配列
    された複数の受光器から成る受光手段、光伝送路端から
    複数の方向へ出射された光ビームを該空間的に配列され
    た複数の受光器に導波する手段を有し、これら全てが密
    着して接続されて集積化されていることを特徴とする光
    インタコネクトシステムに用いられる受光デバイス。
  23. 【請求項23】前記光伝送路内を伝送後、光伝送路端か
    ら複数の方向へ出射された光ビームを空間的に配列され
    た複数の受光器に導波する手段は、光伝送路端から出た
    光ビームを、直接、或はフレネルレンズやボールレンズ
    等の光学系を介して、空間偏向素子アレイヘ光接続した
    のち、所望の方向に偏向することを特徴とする請求項2
    2記載の光インタコネクトシステムに用いられる受光デ
    バイス。
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