JPWO2020008557A1 - テーブル型調理装置 - Google Patents

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Abstract

本発明に係るテーブル型調理装置は、被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと、受電装置へ電力を送電する送電コイルと、加熱コイル及び送電コイルが収納された筐体と、筐体の上面に配置された天板と、筐体を床面上に支持する脚部と、を備え、天板は、被加熱物が加熱コイルによって誘導加熱される領域である加熱エリアと、受電装置へ送電コイルから電力が送電される領域である送電エリアと、加熱コイル及び送電コイルの少なくとも一方が通電状態において、金属物の表面電位が一定となる領域を少なくとも含む作業エリアと、を有する。

Description

本発明は、筐体を床面上に支持する脚部を備えたテーブル型調理装置に関する。
従来の技術においては、例えば、トッププレートの下方に配設された複数個の誘導加熱装置がキッチン側あるいはリビング側のどちらからでも同じ姿勢で調理できるよう配設された組み込み型誘導加熱調理器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−277520号公報
特許文献1に記載の組み込み型誘導加熱調理器は、本体ユニットが対面キッチンに組み込まれる。使用者は、本体ユニットに設けられた誘導加熱装置によって調理をしながら、キッチン天面を食卓テーブルとして調理又は食事が行える。しかしながら、特許文献1に記載の組み込み型誘導加熱調理器では、誘導加熱装置によって被加熱物を誘導加熱する調理のみしか行うことができず、調理の利便性が低い、という課題がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、調理の利便性を向上することができるテーブル型調理装置を得るものである。
本発明に係るテーブル型調理装置は、被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと、受電装置へ電力を送電する送電コイルと、前記加熱コイル及び前記送電コイルが収納された筐体と、前記筐体の上面に配置された天板と、前記筐体を床面上に支持する脚部と、を備え、前記天板は、前記被加熱物が前記加熱コイルによって誘導加熱される領域である加熱エリアと、前記受電装置へ前記送電コイルから電力が送電される領域である送電エリアと、前記加熱コイル及び前記送電コイルの少なくとも一方が通電状態において、金属物の表面電位が一定となる領域を少なくとも含む作業エリアと、を有するものである。
本発明においては、天板は、加熱エリアと送電エリアと作業エリアとを有する。このため、加熱エリアにおける誘導加熱調理と、送電エリアにおける受電装置への送電と、作業エリアにおける調理作業等を、天板の上面において同時に行うことができ、調理の利便性を向上することができる。
本発明の実施の形態1に係るテーブル型調理装置の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るテーブル型調理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るテーブル型調理装置を示す平面図である。 本発明の実施の形態1に係るテーブル型調理装置の使用状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態2に係るテーブル型調理装置を示す平面図である。 本発明の実施の形態2に係るテーブル型調理装置の表示状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態2に係るテーブル型調理装置の変形例における表示状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態3に係るテーブル型調理装置を示す平面図である。 本発明の実施の形態3に係るテーブル型調理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係るテーブル型調理装置を示す平面図である。 本発明の実施の形態3に係るテーブル型調理装置を示す平面図である。 本発明の実施の形態3に係るテーブル型調理装置を示す平面図である。 本発明の実施の形態3に係るテーブル型調理装置の変形例における動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4に係るテーブル型調理装置を示す平面図である。 本発明の実施の形態5に係るテーブル型調理装置を示す平面図である。 本発明の実施の形態5に係るテーブル型調理装置の変形例1を示す平面図である。 本発明の実施の形態5に係るテーブル型調理装置の変形例2を示す平面図である。 本発明の実施の形態5に係るテーブル型調理装置の変形例3を示す斜視図である。
実施の形態1.
(構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係るテーブル型調理装置の構成を示す斜視図である。
図1に示すように、テーブル型調理装置100は、筐体1と、筐体1の上面に配置された天板2と、筐体1を床面上に支持する脚部3とを備えている。天板2は、全体が耐熱強化ガラス又は結晶化ガラス等の材料で構成されている。天板2は、筐体1の上面開口外周との間にゴム製パッキン又はシール材を介して水密状態に固定される。天板2の上面には、鍋又はフライパン等の被加熱物200(図2参照)が載置される。また、天板2の上面には、テーブル型調理装置100から電力が伝送される受電装置300(図2参照)が載置される。
天板2は、平面視において矩形状に形成され、互いに対向する第1の辺2aと第2の辺2bとを有する。脚部3は、筐体1と床面との間に空間を空けて筐体1を支持するように構成されている。脚部3は、例えば、天板2の第1の辺2a及び第2の辺2bの少なくとも一方の下方において、筐体1と床面との間に空間を空けて筐体1を支持する。天板2の第1の辺2a側及び第2の辺2b側の少なくとも一方の床面には、使用者が着席する椅子等が設置される。すなわち、テーブル型調理装置100は、テーブルとして使用される。
筐体1の内部には、加熱コイル11a、加熱コイル11b及び加熱コイル11cが収納されている。加熱コイル11a〜11cは、絶縁皮膜された金属からなる導電線を巻き付けることにより構成される。なお、導電線の材質は、例えば銅又はアルミニウムなど任意の金属からなる。なお、以下の説明において、加熱コイル11a〜11cを区別しない場合には加熱コイル11と称する。なお、加熱コイル11の数は3つに限らず、1つ以上の任意の数で良い。
加熱コイル11は、後述する駆動回路21から高周波電流が供給されることで、高周波磁場を発生する。これにより、テーブル型調理装置100は、天板2に載置された被加熱物200の誘導加熱を行う。なお、加熱コイル11の下方には、フェライトなどの磁性材料(図示せず)が配置されている。磁性材料を配置することで、加熱コイル11の下方向への漏れ磁束が抑制される。
筐体1の内部には、送電コイル12a、送電コイル12b、送電コイル12c及び送電コイル12dが収納されている。送電コイル12a〜12dは、絶縁皮膜された金属からなる導電線を巻き付けることにより構成される。なお、導電線の材質は、例えば銅又はアルミニウムなど任意の金属からなる。なお、送電コイル12a〜12dは、銅箔による印刷パターンでも良い。なお、以下の説明において、送電コイル12a〜12dを区別しない場合には送電コイル12と称する。なお、送電コイル12の数は4つに限らず、1つ以上の任意の数で良い。
送電コイル12は、後述する送電回路22から高周波電流が供給されることで、高周波磁場を発生する。これにより、テーブル型調理装置100は、天板2に載置された受電装置300に電力を伝送する非接触伝送装置として機能する。
筐体1の側面には、操作表示部23が設けられている。操作表示部23は、例えば、LCDの上面にタッチスイッチを配置したタッチパネル等によって構成される。なお、LCDは、Liquid Crystal Deviceの略称である。操作表示部23は、使用者からの操作を入力する操作部の機能を有する。また、操作表示部23は、テーブル型調理装置100の動作状態及び使用者から入力された操作内容等を表示する表示部の機能を有する。
図2は、本発明の実施の形態1に係るテーブル型調理装置の構成を示すブロック図である。この図2では、テーブル型調理装置100の天板2上に被加熱物200及び受電装置300が載置されている状態を示している。
図2に示すように、テーブル型調理装置100の筐体1の内部には、加熱コイル11、送電コイル12、制御装置20、駆動回路21、送電回路22及び操作表示部23が配置されている。
駆動回路21は、整流回路を介して交流電源が接続される。駆動回路21は、整流回路から入力された直流電力を、例えば20kHz〜100kHz程度の高周波の交流電力に変換して加熱コイル11へ出力する。
送電回路22は、整流回路を介して交流電源が接続される。送電回路22は、整流回路から入力された直流電力を、送電方式に応じた高周波の交流電力に変換して送電コイル12へ出力する。
制御装置20は、マイコン又はDSP等で構成される。なお、DSPは、Digital Signal Processorの略称である。制御装置20は、操作表示部23からの操作内容に基づいて、駆動回路21及び送電回路22を制御する。また、制御装置20は、動作状態などに応じて、操作表示部23への表示を行う。
受電装置300は、例えば、フライヤー、蒸し器、ロースター、又はトースター等の加熱調理機器である。また例えば、受電装置300は、ブレンダー、ミキサー、ミル、泡だて器、又はフードプロセッサー等、料理の下準備及び下拵え等を行う調理機器である。
また例えば、受電装置300は、リモートコントローラー、又はスマートホン等、任意の電気機器である。受電装置300がリモートコントローラーである場合、テーブル型調理装置100にリモートコントローラーと通信する通信装置を備える。制御装置20は、通信装置を介して、リモートコントローラーから送信された操作信号を受信し、駆動回路21を制御する。また、制御装置20は、通信装置を介して、動作状態などの情報をリモートコントローラーへ送信する。
受電装置300は、受電側制御部30と、受電コイル31と、受電回路32と、負荷回路33と、受電側操作部34とを備えている。
受電コイル31は、絶縁皮膜された金属からなる導電線を巻き付けることにより構成される。なお、導電線の材質は、例えば銅又はアルミニウムなど任意の金属からなる。なお、受電コイル31は、銅箔による印刷パターンでも良い。例えば、受電コイル31は、平面視において、テーブル型調理装置100の送電コイル12と略同様の形状を有している。受電コイル31は、受電装置300が天板2の上に載置された際に、電磁誘導又は磁界共鳴によって、送電コイル12から電力を受電する。
受電回路32は、受電コイル31が受電した電力の整流及び平滑化を行う。負荷回路33は、受電回路32の出力側に接続され、受電回路32からの電力が給電されて受電装置300として機能する。
受電側制御部30は、マイコン又はDSP等で構成される。受電側制御部30は、受電回路32及び負荷回路33を含め受電装置300全体の動作を制御する。受電側操作部34は、例えば、受電装置300への電力供給の開始及び停止の操作、並びに負荷回路33に供給する電力等の設定値等を入力する。
この受電装置300は、テーブル型調理装置100の天板2の上に載置され、テーブル型調理装置100から非接触で電力を受電する。即ち、テーブル型調理装置100の天板2の下の送電コイル12に、送電回路22により高周波電力が供給されることで、送電コイル12からは高周波磁場が発生する。この高周波磁場を受電装置300の中に設けられた受電コイル31で受け、負荷回路33への給電を行う。
なお、受電装置300の受電側制御部30は、負荷回路33がヒータ負荷の場合、受電コイル31で受けた電力を交流のまま負荷回路33に供給するように、受電回路32を制御する。また例えば、受電側制御部30は、負荷回路33がモータ負荷の場合、受電コイル31で受けた電力を整流及び平滑し、インバータ回路等で任意の交流に変換して負荷回路33に供給するように、受電回路32を制御する。つまり、負荷回路33がモータ負荷の場合、負荷回路33を可変速駆動する。なお、ヒータ負荷に整流及び平滑して直流を印加しても良い。
なお、送電コイル12から受電コイル31への電力伝送は、電磁誘導又は磁界共鳴の何れでも良い。磁界共鳴による電力伝送は、電磁誘導による電力伝送と比較して、送電コイル12と受電コイル31との距離を長くした際における、受電効率の低減が少ない。即ち、磁界共鳴による電力伝送は、伝送距離が長いメリットがある。電磁誘導による電力伝送は、磁界共鳴による電力伝送と比較して、伝送距離が短いが、高電力伝送が可能となるメリットがある。なお、電力伝送における受電効率とは、送電コイル12へ供給した電力に対する受電コイル31が受電した電力の割合をいう。
電磁誘導による電力伝送においては、送電回路22から送電コイル12へ数十kHzの高周波電流が供給される。なお、電磁誘導による電力伝送においては、送電コイル12の下方及び受電コイル31の上方に、フェライトなどの磁性材料を配置する構成が望ましい。
磁界共鳴による電力伝送においては、送電回路22から送電コイル12へ数MHzの高周波電流が供給される。例えば、高周波電流の周波数は、6.78MHz又は13.56MHzである。なお、磁界共鳴による電力伝送においては、送電コイル12の下方及び受電コイル31の上方に、フェライトなどの磁性材料を配置する必要がなく、小型化を図ることができる。なお、磁界共鳴による電力伝送においては、送電回路22のスイッチング素子に、炭化珪素、あるいは窒化ガリウム系材料などのワイドバンドギャップ半導体を用いるのが望ましい。スイッチング素子にワイドバンドギャップ半導体を用いることで、スイッチング素子の通電損失を減らすことができる。また、スイッチング素子にワイドバンドギャップ半導体を用いることで、スイッチング周波数を高周波にしても送電回路22の耐熱特性が良好となる。よって、送電回路22の放熱フィンを小型にすることができ、送電回路22の小型化及び低コスト化を実現することができる。
図3は、本発明の実施の形態1に係るテーブル型調理装置を示す平面図である。
図3に示すように、加熱コイル11a〜11cは、平面視において、天板2の第1の辺2aと第2の辺2bの間に、第1の辺2a及び第2の辺2bに沿って配置されている。送電コイル12a〜12dは、平面視において、天板2の第1の辺2aと加熱コイル11a〜11cの間に、第1の辺2aに沿って配置されている。
天板2は、下方に加熱コイル11が配置された領域である加熱エリア40と、下方に送電コイル12が配置された領域である送電エリア50と、下方に加熱コイル11及び送電コイル12の何れも配置されていない領域である作業エリア60とに区分される。
加熱エリア40は、天板2上に載置された被加熱物200が加熱コイル11によって誘導加熱される領域である。送電エリア50は、天板2上に載置された受電装置300へ送電コイル12から電力が送電される領域である。
作業エリア60は、第2の辺2bと加熱コイル11との間の領域である。また、作業エリア60は、被加熱物200が加熱コイル11によって誘導加熱されず、且つ、受電装置300へ送電コイル12から電力が送電されない領域である。すなわち、作業エリア60は、加熱コイル11及び送電コイル12の少なくとも一方が通電状態において、天板2上に載置された被加熱物200若しくは受電コイル31又はスプーン等の金属物の表面電位が一定となる領域である。なお、作業エリア60は、加熱コイル11及び送電コイル12の少なくとも一方が通電状態において、天板2上に載置された金属物の表面電位が一定となる領域を少なくとも含んでいればよい。
(動作)
次に、本実施の形態1におけるテーブル型調理装置100の動作について説明する。
図4は、本発明の実施の形態1に係るテーブル型調理装置の使用状態を示す平面図である。
図4に示すように、テーブル型調理装置100は、天板2の第1の辺2a側及び第2の辺2b側の床面に、使用者が着席する椅子Cが配置される。テーブル型調理装置100は、テーブルとして使用される。使用者は、天板2の加熱エリア40に、フライパンなどの被加熱物200を載置する。また、使用者は、天板2の送電エリア50に、受電装置300の一例であるミキサーM及びリモートコントローラーRCを載置する。また、使用者は、天板2上の作業エリア60に、金属物の一例である金属製のフォーク及びナイフ、並びに食器Dなどを載置する。
次に、使用者は、操作表示部23により加熱開始(火力投入)の操作を行う。制御装置20は、設定された電力(火力)に応じて、駆動回路21を制御する。駆動回路21は、例えば20kHz〜100kHz程度の高周波電流を加熱コイル11へ供給する。加熱コイル11に高周波電流が流れると高周波磁界が発生し、被加熱物200の底には磁束変化を打ち消す方向に渦電流が流れ、その流れる渦電流の損失によって被加熱物200が加熱される。
天板2の加熱エリア40は、天板2の第1の辺2aと第2の辺2bの間に形成されている。このため、使用者は、天板2の第1の辺2a側及び第2の辺2b側の2方向から、天板2の加熱エリア40上に載置された被加熱物200へアクセスすることが可能となる。
また、使用者は、操作表示部23により受電装置300への送電開始の操作を行う。制御装置20は、送電回路22を動作させ、送電コイル12への電力の供給を開始させる。これにより、電磁誘導又は磁界共鳴によって送電コイル12から受電装置300の受電コイル31へ電力が供給される。受電コイル31が受電した電力は、受電回路32から、受電側制御部30及び負荷回路33へ供給される。
使用者は、受電装置300の一例であるミキサーMにより、食材を粉砕及び混合する調理の下拵え等を行う。すなわち、天板2の上面において、被加熱物200による加熱調理と並行して、受電装置300による食材の下拵え等の調理作業を行うことが可能となる。なお、受電装置300がロースターなどの加熱調理器で有る場合には、被加熱物200による加熱調理と並行して、受電装置300による加熱調理を行うことが可能となる。また、使用者は、受電装置300の一例であるリモートコントローラーRCにより、テーブル型調理装置100を操作することが可能となる。
天板2の作業エリア60は、加熱コイル11及び送電コイル12が通電状態において、作業エリア60に載置された金属物の表面電位が一定となる領域である。すなわち、作業エリア60に載置された金属物が誘導加熱されることがない。使用者は、天板2の作業エリア60に載置した食器Dなどに、被加熱物200又は受電装置300によって調理した食品を盛りつけ、金属物の一例であるフォーク及びナイフなどを使用して食事を行う。また、使用者は、天板2の作業エリア60にまな板を載置して、金属物の一例である包丁で食材を加工するなどの調理作業を行う。すなわち、天板2の上面において、被加熱物200による加熱調理及び受電装置300による調理と並行して、作業エリア60において調理作業及び食事を行うことが可能となる。
以上のように本実施の形態1においては、天板2は、加熱エリア40と送電エリア50と作業エリア60とを有する。加熱エリア40は、天板2上に載置された被加熱物200が加熱コイル11によって誘導加熱される領域である。送電エリア50は、天板2上に載置された受電装置300へ送電コイル12から電力が送電される領域である。作業エリア60は、加熱コイル11及び送電コイル12の少なくとも一方が通電状態において、天板2上に載置された金属物の表面電位が一定となる領域を少なくとも含む領域である。
このため、加熱エリア40における誘導加熱調理と、送電エリア50における受電装置300への送電と、作業エリア60における調理作業等を、天板2の上面において同時に行うことができ、調理の利便性を向上することができる。
また本実施の形態1においては、加熱コイル11は、天板2の第1の辺2aと第2の辺2bの間に配置され、送電コイル12は、第1の辺2aと加熱コイル11との間に配置され、天板2の作業エリア60は、第2の辺2bと加熱コイル11との間に形成される。
このため、使用者は、天板2の第1の辺2a側及び第2の辺2b側の2方向から、天板2の加熱エリア40上に載置された被加熱物200へアクセスすることが可能となる。また、使用者は、天板2の第1の辺2a側から、天板2の送電エリア50へのアクセスが容易となり、天板2の第2の辺2b側から、天板2の作業エリア60へのアクセスが容易となる。
また、天板2において、加熱エリア40と送電エリア50との位置が区分されるため、使用者が、受電装置300を加熱エリア40へ誤配置し難くすることができる。よって、受電装置300が加熱コイル11によって誘導加熱される誤動作を防止することができる。
なお、電磁誘導による電力伝送においては、加熱コイル11と送電コイル12とを同時に駆動すると、お互いの駆動周波数の差分に相当する干渉音が発生する場合がある。このような干渉音を抑制するため、制御装置20は、送電回路22から送電コイル12へ供給する高周波電流の周波数を、駆動回路21から加熱コイル11へ供給する高周波電流の周波数よりも可聴周波数以上(略20kHz以上)高くするようにしても良い。
例えば、加熱コイル11の駆動回路21の駆動周波数を予め設定した範囲内で可変する場合、送電コイル12の送電回路22の下限の駆動周波数が、加熱コイル11の駆動回路21の上限の駆動周波数よりも20kHz高く設定する。なお、加熱コイル11の駆動回路21の駆動周波数の範囲は、例えば20kHz〜40kHzである。この場合、送電コイル12の送電回路22の駆動周波数を、60kHz〜100kHzの範囲とする。これにより、加熱コイル11と送電コイル12とを同時に駆動した場合に生じる干渉音の発生を抑制することができる。
(変形例)
制御装置20は、送電回路22の動作と停止とを切り替えることで、送電コイル12の上方の領域を、送電エリア50と作業エリア60とに切り替えても良い。すなわち、送電回路22の動作を停止させた状態においては、送電コイル12の上方は、天板2上に載置された金属物の表面電位が一定となる領域となり、作業エリア60が形成される。つまり、制御装置20は、送電回路22の動作を停止させ、電力の供給を停止させた送電コイル12の上方に作業エリア60を形成する。また、制御装置20は、送電回路22を動作させ、電力を供給させた送電コイル12の上方に送電エリア50を形成する。
これにより、送電コイル12の上方の領域を、送電エリア50と作業エリア60とに切り替えることができ、調理の利便性を向上することができる。
なお、制御装置20は、操作表示部23からの入力に応じて、送電回路22の動作と停止とを切り替えても良い。例えば、制御装置20は、送電コイル12の上方の領域を作業エリア60へ切り替える旨の操作が操作表示部23から入力された場合、送電回路22の動作を停止させ、以降の送電開始の入力操作を無効にする。また、制御装置20は、送電コイル12の上方の領域を送電エリア50へ切り替える旨の操作が操作表示部23から入力された場合、送電開始の入力操作の無効状態を解除し、送電開始の入力操作がされた際に送電回路22を動作させる。
これにより、使用者の誤操作によって送電開始の操作がされた場合であっても、送電回路22が動作せず、送電コイル12の上方の領域が作業エリア60として維持される。
実施の形態2.
以下、実施の形態2におけるテーブル型調理装置100の構成について、上記実施の形態1との相違点を中心に説明する。なお、上記実施の形態1と同じ構成には同一の符号を付し説明を省略する。
(構成)
図5は、本発明の実施の形態2に係るテーブル型調理装置を示す平面図である。
図5に示すように、テーブル型調理装置100は、天板2における加熱エリア40を識別表示する表示手段13と、天板2における送電エリア50を識別表示する表示手段14と、天板2における作業エリア60を識別表示する表示手段15とを備える。
表示手段13〜15は、例えば、天板2の下方に配置されたLED等の発光素子により構成される。また、表示手段13〜15は、例えば、各エリアの外縁を囲むように配置される。天板2は、可視光を透過する材料によって構成される。天板2は、表示手段13〜15の一例であるLEDからの光を天板2の上面側へと透過させる。制御装置20は、表示手段13〜15の表示動作を制御する。例えば、制御装置20は、表示手段13〜15の点灯、消灯及び発光色を制御する。
なお、表示手段13〜15は、天板2における加熱エリア40、送電エリア50、及び作業エリア60をそれぞれ識別表示するものであれば任意の構成でよい。例えば、加熱エリア40と送電エリア50との間、及び加熱エリア40と作業エリア60との間に、LEDを直線状に配置しても良い。
(動作)
次に、本実施の形態2におけるテーブル型調理装置100の動作について説明する。
図6は、本発明の実施の形態2に係るテーブル型調理装置の表示状態を示す平面図である。
図6に示すように、制御装置20は、加熱コイル11による加熱動作を開始すると、表示手段13を動作させ、加熱エリア40の識別表示を行う。例えば、制御装置20は、表示手段13を赤色に発光させる。また、制御装置20は、送電コイル12による送電動作を開始すると、表示手段14を動作させ、送電エリア50の識別表示を行う。例えば、制御装置20は、表示手段14を青色に発光させる。また、制御装置20は、加熱コイル11による加熱動作又は送電コイル12による送電動作を開始すると、表示手段15を動作させ、作業エリア60の識別表示を行う。例えば、制御装置20は、表示手段15を白色に発光させる。
なお、表示手段13〜15の表示動作のタイミングはこれに限定されない。例えば、制御装置20は、テーブル型調理装置100の主電源がオンされたタイミングで表示手段13〜15の全てを動作させても良い。また例えば、制御装置20は、駆動回路21が動作可能なスタンバイ状態において、表示手段13を動作させ、送電回路22が動作可能なスタンバイ状態において、表示手段14を動作させても良い。
以上のように本実施の形態2においては、表示手段13〜15を備えるので、使用者は、天板2における各エリアの位置を認識し易くすることができる。よって、使用者は、被加熱物200及び受電装置300、並びに食器Dなどを、天板2上の適切な位置に載置することができる。また、使用者が、受電装置300を加熱エリア40へ誤配置し難くすることができる。よって、受電装置300が加熱コイル11によって誘導加熱される誤動作を防止することができる。
なお、作業エリア60を識別表示する表示手段15を省略しても良い。このような構成でも、使用者は、表示手段13及び表示手段14によって識別表示されたエリア以外が、作業エリア60であることを認識できる。
なお、表示手段13〜15は、各エリアを識別表示するものであれば任意の構成を適用できる。例えば、表示手段13〜15は、天板2に印字した色彩、文字又は記号によって構成しても良い。また例えば、表示手段13〜15は、天板2の表面に形成した凹凸によって構成しても良い。
(変形例)
図7は、本発明の実施の形態2に係るテーブル型調理装置の変形例における表示状態を示す平面図である。
図7に示すように、制御装置20は、送電回路22の動作を停止させた状態において、表示手段14により作業エリア60の識別表示を行ってもよい。例えば、制御装置20は、送電回路22の動作を停止させ、送電コイル12からの送電動作を停止した状態において、表示手段14と表示手段15とを白色に発光させる。
これにより、使用者は、送電コイル12の上方の領域が送電エリア50と作業エリア60の何れかに切り替えられた際、送電エリア50と作業エリア60の何れであるかを認識することができる。
実施の形態3.
以下、実施の形態3におけるテーブル型調理装置100の構成について、上記実施の形態1又は2との相違点を中心に説明する。なお、上記実施の形態1及び2と同じ構成には同一の符号を付し説明を省略する。
(構成)
図8は、本発明の実施の形態3に係るテーブル型調理装置を示す平面図である。
図9は、本発明の実施の形態3に係るテーブル型調理装置の構成を示すブロック図である。
図8及び図9に示すように、テーブル型調理装置100の筐体1の内部には、送電コイル12e、送電コイル12f、送電コイル12g及び送電コイル12hが収納されている。送電コイル12e〜12hは、平面視において、天板2の第2の辺2bと加熱コイル11a〜11cの間に、第2の辺2bに沿って配置されている。
送電コイル12e〜12hは、絶縁皮膜された金属からなる導電線を巻き付けることにより構成される。なお、導電線の材質は、例えば銅又はアルミニウムなど任意の金属からなる。なお、送電コイル12e〜12hは、銅箔による印刷パターンでも良い。なお、以下の説明において、送電コイル12e〜12hを区別しない場合には送電コイル12と称する。なお、第2の辺2bと加熱コイル11a〜11cの間に配置する送電コイル12の数は4つに限らず、1つ以上の任意の数で良い。
テーブル型調理装置100は、複数の送電回路22を備える。例えば、送電コイル12a〜12dへ高周波電流を供給する送電回路22aと、送電コイル12e〜12hへ高周波電流を供給する送電回路22bとを備える。制御装置20は、複数の送電回路22をそれぞれ制御する。なお、送電回路22の数はこれに限定されない。1つの送電コイル12に対して1つの送電回路22を設けても良い。また、2つの送電コイル12に対して1つの送電回路22を設けても良い。
テーブル型調理装置100は、表示手段16、表示手段17及び表示手段18を備える。表示手段16は、天板2の下方に加熱コイル11が配置された領域を識別表示する。表示手段17は、天板2の下方に送電コイル12a〜12dが配置された領域を識別表示する。表示手段18は、天板2の下方に送電コイル12e〜12hが配置された領域を識別表示する。
表示手段16〜18は、例えば、天板2の下方に配置されたLED等の発光素子により構成される。また、表示手段16〜18は、例えば、各エリアの外縁を囲むように配置される。天板2は、可視光を透過する材料によって構成される。天板2は、表示手段16〜18の一例であるLEDからの光を天板2の上面側へと透過させる。制御装置20は、表示手段16〜18の表示動作を制御する。例えば、制御装置20は、表示手段16〜18の点灯、消灯及び発光色を制御する。
(動作)
図10〜図12は、本発明の実施の形態3に係るテーブル型調理装置を示す平面図である。以下、本実施の形態3におけるテーブル型調理装置100の動作について、図10〜図12を参照して説明する。
制御装置20は、操作表示部23からの入力に応じて、複数の送電回路22のうち、動作させる送電回路22と停止させる送電回路22とを切り替える。例えば、送電コイル12e〜12hの上方の領域を作業エリア60へ切り替える旨の操作が操作表示部23から入力された場合、送電回路22bの動作を停止させ、以降の送電回路22bに対する送電開始の入力操作を無効にする。これにより、電力の供給が停止した送電コイル12e〜12hの上方に作業エリア60が形成される。また、制御装置20は、操作表示部23により受電装置300への送電開始の操作が入力された場合、送電回路22aを動作させ、電力を供給させた送電コイル12a〜12bの上方に送電エリア50を形成する。
図10に示すように、制御装置20は、表示手段17を動作させ、電力を供給させた送電コイル12a〜12bの上方の領域に、送電エリア50の識別表示を行う。例えば、制御装置20は、表示手段17を青色に発光させる。また、制御装置20は、表示手段18を動作させ、電力の供給が停止した送電コイル12e〜12hの上方の領域に、作業エリア60の識別表示を行う。例えば、制御装置20は、表示手段18を白色に発光させる。また、制御装置20は、表示手段16を動作させ、加熱コイル11a〜11cの上方の領域に、加熱エリア40の識別表示を行う。例えば、制御装置20は、表示手段16を赤色に発光させる。
送電コイル12a〜12dの上方の領域を作業エリア60へ切り替える旨の操作が操作表示部23から入力された場合、送電回路22aの動作を停止させ、以降の送電回路22aに対する送電開始の入力操作を無効にする。これにより、電力の供給が停止した送電コイル12a〜12dの上方に作業エリア60が形成される。また、制御装置20は、操作表示部23により受電装置300への送電開始の操作が入力された場合、送電回路22bを動作させ、電力を供給させた送電コイル12e〜12hの上方に送電エリア50を形成する。
図11に示すように、制御装置20は、表示手段17を動作させ、電力の供給が停止した送電コイル12a〜12dの上方の領域に、作業エリア60の識別表示を行う。例えば、制御装置20は、表示手段17を白色に発光させる。また、制御装置20は、表示手段18を動作させ、電力を供給させた送電コイル12e〜12hの上方の領域に、送電エリア50の識別表示を行う。例えば、制御装置20は、表示手段18を青色に発光させる。また、制御装置20は、表示手段16を動作させ、加熱コイル11a〜11cの上方の領域に、加熱エリア40の識別表示を行う。例えば、制御装置20は、表示手段16を赤色に発光させる。
送電コイル12a〜12dの上方の領域、及び送電コイル12e〜12hの上方の領域を作業エリア60へ切り替える旨の操作が操作表示部23から入力された場合、送電回路22a及び22bの動作を共に停止させ、以降の送電回路22a及び22bに対する送電開始の入力操作を無効にする。これにより、電力の供給が停止した送電コイル12a〜12d及び送電コイル12e〜12hの上方に、それぞれ作業エリア60が形成される。
図12に示すように、制御装置20は、表示手段17及び18を動作させ、電力の供給が停止した送電コイル12a〜12d及び送電コイル12e〜12hの上方の領域に、作業エリア60の識別表示を行う。例えば、制御装置20は、表示手段17及び表示手段18を白色に発光させる。また、制御装置20は、表示手段16を動作させ、加熱コイル11a〜11cの上方の領域に、加熱エリア40の識別表示を行う。例えば、制御装置20は、表示手段16を赤色に発光させる。
以上のように本実施の形態3においては、制御装置20は、複数の送電回路22のうち、動作させる送電回路22と停止させる送電回路22とを切り替える。制御装置20は、電力の供給が停止した送電コイル12の上方に作業エリア60を形成し、電力を供給する送電コイル12の上方に送電エリア50を形成する。
このため、複数の送電コイル12の上方の領域を、送電エリア50と作業エリア60とに切り替えることができ、調理の利便性を向上することができる。
また本実施の形態3においては、制御装置20は、操作表示部23からの入力に応じて、複数の送電回路22のうち、動作させる送電回路22と停止させる送電回路22とを切り替える。
このため、使用者からの操作に応じて、複数の送電コイル12の上方の領域を、送電エリア50と作業エリア60とに任意に切り替えることができる。
また本実施の形態3においては、表示手段16〜18を備える。制御装置20は、複数の送電コイル12のうち、電力の供給が停止した送電コイル12の上方の領域に作業エリア60を示す識別表示を行い、電力が供給された送電コイル12の上方の領域に送電エリア50を示す識別表示を行う。
このため、使用者は、天板2における各エリアの位置を認識し易くすることができる。よって、使用者は、被加熱物200及び受電装置300、並びに食器Dなどを、天板2上の適切な位置に載置することができる。
(変形例)
受電装置300の受電コイル31が電磁誘導によって電力を受電する構成である場合、加熱コイル11の上方に受電装置300を載置し、加熱コイル11から受電コイル31へ電力を伝送しても良い。この場合、使用者は、受電装置300をテーブル型調理装置100の加熱エリア40に載置する。使用者は、加熱エリア40における受電装置300への送電開始の操作を行う。制御装置20は、駆動回路21を予め設定した駆動周波数で駆動させ、加熱コイル11から受電コイル31へ電力を送電させる。
なお、操作表示部23に、加熱エリア40において電力伝送を行う旨の操作メニューを設けても良いし、加熱開始の操作スイッチにより加熱コイル11を駆動させても良い。
なお、加熱コイル11から受電コイル31へ電力を伝送する動作においては、受電コイル31の出力オーバーとならないように出力保護を掛ける動作を行うのが望ましい。このような動作の一例を図13により説明する。
図13は、本発明の実施の形態3に係るテーブル型調理装置の変形例における動作を示すフローチャートである。
加熱コイル11から受電コイル31への電力伝送が開始されると、受電装置300の受電側制御部30は、受電コイル31に発生した高周波電流を検知する電流センサの検出結果を取得する。受電側制御部30は、電流センサの検出結果から受電コイル31が受電した高周波電流の周波数を検知する(ステップS1)。
受電側制御部30は、受電コイル31が受電した高周波電流の周波数が、受電装置用の規程周波数以内であるか否かを判定する(ステップS2)。例えば、受電装置用の規程周波数として、60kHz〜100kHzが設定される。
受電コイル31が受電した高周波電流の周波数が、受電装置用の規程周波数以内でない場合、受電側制御部30は、受電装置300の電源をオフにし(ステップS3)、ステップS1へ戻り、上述した動作を繰り返す。
一方、受電コイル31が受電した高周波電流の周波数が、受電装置用の規程周波数以内である場合、受電側制御部30は、受電装置300の動作を開始させる(ステップS4)。次に、受電側制御部30は、電流センサの検出結果を取得し(ステップS5)、電流値が既定値以内であるか否かを判定する(ステップS6)。
電流値が既定値以内である場合、受電側制御部30は、受電装置300の動作を継続し(ステップS7)、ステップS6へ戻り、上述した動作を繰り返す。一方、電流値が既定値以内でない場合、受電側制御部30は、受電装置300の電源をオフにし(ステップS3)、ステップS1へ戻り、上述した動作を繰り返す。
以上のような動作により、受電コイル31が受電した高周波電流の周波数が規程周波数であり、且つ受電コイル31が受電した高周波電流の電流値が規程値以内において、受電装置300の動作が行われる。
よって、受電装置300を加熱エリア40に載置して、加熱コイル11から受電コイル31へ電力が伝送される場合において、受電コイル31の出力が過剰となることを抑制することができる。
実施の形態4.
以下、実施の形態4におけるテーブル型調理装置100の構成について、上記実施の形態1〜3との相違点を中心に説明する。なお、上記実施の形態1〜3と同じ構成には同一の符号を付し説明を省略する。
実施の形態4におけるテーブル型調理装置100は、複数の加熱コイル11のうちの一部と第1の辺2aとの間に配置された第1送電コイルと、複数の加熱コイル11のうちの他の一部と第2の辺2bとの間に配置された第2送電コイルとを有する。具体例を図14により説明する。
図14は、本発明の実施の形態4に係るテーブル型調理装置を示す平面図である。
図14に示すように、加熱コイル11a〜11cは、平面視において、天板2の第1の辺2aと第2の辺2bの間に、第1の辺2a及び第2の辺2bに沿って配置されている。
第1送電コイルの一例である送電コイル12a及び12bは、平面視において、天板2の第1の辺2aと加熱コイル11aとの間に、第1の辺2aに沿って配置されている。第2送電コイルの一例である送電コイル12c及び12dは、平面視において、天板2の第2の辺2bと加熱コイル11cとの間に、第2の辺2bに沿って配置されている。
このような構成により、送電コイル12a及び12bの上方に第1送電エリア50aが形成される。また、送電コイル12c及び12dの上方に第2送電エリア50bが形成される。また、加熱コイル11cと第1の辺2aとの間に第1作業エリア60aが形成される。また、加熱コイル11aと第2の辺2bとの間に第2作業エリア60bが形成される。すなわち、天板2の第1の辺2a側には、第1送電エリア50aと第1作業エリア60aとが、第1の辺2aに沿って並んで形成される。また、天板2の第2の辺2b側には、第2送電エリア50bと第2作業エリア60bとが、第2の辺2bに沿って並んで形成される。
以上のように本実施の形態4においては、天板2の第1の辺2a側と第2の辺2b側のそれぞれに、送電エリア50と作業エリア60とが形成される。
このため、使用者は、天板2の第1の辺2a側及び第2の辺2b側のそれぞれから、天板2の送電エリア50及び作業エリア60のそれぞれへのアクセスが容易となる。よって、調理の利便性及び使い勝手を向上することができる。
また、上記実施の形態3の構成と比較して、送電コイル12が小サイズ又は少ない数量で、天板2の第1の辺2a側及び第2の辺2b側のそれぞれに送電エリア50を設けることができる。よって、上記実施の形態3の構成と比較して、テーブル型調理装置100の製造コストを削減することができる。
実施の形態5.
以下、実施の形態5におけるテーブル型調理装置100の構成について、上記実施の形態1〜4との相違点を中心に説明する。なお、上記実施の形態1〜4と同じ構成には同一の符号を付し説明を省略する。
実施の形態5におけるテーブル型調理装置100においては、加熱コイル11は天板2の中央に配置され、送電コイル12は加熱コイル11の周囲に複数に配置される。天板2の作業エリア60は、複数の送電コイル12と天板2の各辺との間に形成される。具体例を図15により説明する。
図15は、本発明の実施の形態5に係るテーブル型調理装置を示す平面図である。
図15に示すように、天板2は、平面視において矩形状に形成されている。加熱コイル11は、天板2の中央に1つ配置されている。複数の送電コイル12は、加熱コイル11の周囲に、天板2の各辺に沿って配置されている。このような構成により、天板2の中央に加熱エリア40が形成され、加熱エリア40の周囲に送電エリア50が形成され、送電エリア50と天板2の各辺との間に作業エリア60が形成される。
また、脚部3は、天板2の4つの角部における筐体1の下方にそれぞれ設けられる。脚部3は、天板2の各辺の下方において、筐体1と床面との間に空間を空けて筐体1を支持するように構成されている。天板2の各辺の床面には、使用者が着席する椅子等が設置される。すなわち、テーブル型調理装置100は、天板2の4つの辺を囲むように使用者が着席するテーブルとして使用される。
以上のように本実施の形態5においては、天板2は平面視において矩形状に形成され、加熱コイル11は天板2の中央に配置され、送電コイル12は、加熱コイル11の周囲に複数に配置されている。
このため、使用者は、天板2の4つの辺のそれぞれから、天板2の加熱エリア40、送電エリア50及び作業エリア60の各エリアへのアクセスが容易となる。よって、天板2の周囲に複数の使用者が着席した状態において、複数の使用者が各エリアを使用するにあたってのアクセスの公平性を得ることができる。また、複数の使用者が各エリアを同時に使用することが可能であり、利便性を向上することができる。
なお、天板2の4つの辺のうち少なくとも3つの辺において、筐体1の下面と床面との間に空間を空けて筐体1を支持するように、脚部3を構成しても良い。例えば、天板2の1つの辺が壁面に隣接するように、テーブル型調理装置100を設置し、天板2の3つの辺を囲むように使用者が着席しても良い。
(変形例1)
図16は、本発明の実施の形態5に係るテーブル型調理装置の変形例1を示す平面図である。
図16に示すように、天板2は、平面視において正方形状に形成されている。加熱コイル11は、天板2の中央に1つ配置されている。複数の送電コイル12は、加熱コイル11の周囲に、天板2の各辺に沿って配置されている。
このような構成により、天板2の4つの辺のそれぞれにおいて、各エリアまでのアクセス距離を略同一とすることができる。
(変形例2)
図17は、本発明の実施の形態5に係るテーブル型調理装置の変形例2を示す平面図である。
図17に示すように、天板2は、平面視において正方形状に形成されている。加熱コイル11は、天板2の中央に1つ配置されている。複数の送電コイル12は、加熱コイル11を中心とする同心円に沿って配置されている。
このような構成においても、天板2の4つの辺のそれぞれにおいて、各エリアまでのアクセス距離を略同一とすることができる。
(変形例3)
図18は、本発明の実施の形態5に係るテーブル型調理装置の変形例3を示す斜視図である。
図18に示すように、天板2の1つの辺がシンク400に隣接するように、テーブル型調理装置100を設置しても良い。なお、テーブル型調理装置100の構成は、上記実施の形態1〜5の何れかと同様である。
このような構成により、天板2の対応する2辺に対面するように、又は天板2の3つの辺を囲むように使用者が着席しても良い。
1 筐体、2 天板、2a 第1の辺、2b 第2の辺、3 脚部、11 加熱コイル、11a 加熱コイル、11b 加熱コイル、11c 加熱コイル、12 送電コイル、12a 送電コイル、12b 送電コイル、12c 送電コイル、12d 送電コイル、12e 送電コイル、12f 送電コイル、12g 送電コイル、12h 送電コイル、13 表示手段、14 表示手段、15 表示手段、16 表示手段、17 表示手段、18 表示手段、20 制御装置、21 駆動回路、22 送電回路、22a 送電回路、22b 送電回路、23 操作表示部、30 受電側制御部、31 受電コイル、32 受電回路、33 負荷回路、34 受電側操作部、40 加熱エリア、50 送電エリア、50a 第1送電エリア、50b 第2送電エリア、60 作業エリア、60a 第1作業エリア、60b 第2作業エリア、100 テーブル型調理装置、200 被加熱物、300 受電装置、400 シンク。
本発明に係るテーブル型調理装置は、被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと、受電装置へ電力を送電する送電コイルと、前記加熱コイル及び前記送電コイルが収納された筐体と、前記筐体の上面に配置された天板と、前記筐体を床面上に支持する脚部と、を備え、前記天板は、前記被加熱物が前記加熱コイルによって誘導加熱される領域である加熱エリアと、前記受電装置へ前記送電コイルから電力が送電される領域である送電エリアと、前記加熱コイル及び前記送電コイルの少なくとも一方が通電状態において、金属物の表面電位が一定となる領域を少なくとも含む作業エリアと、を有するものであり、前記天板は、平面視において矩形状に形成され、互いに対向する第1の辺と第2の辺とを有し、前記加熱コイルは、前記第1の辺と前記第2の辺の間に配置され、前記送電コイルは、前記第1の辺と前記加熱コイルとの間に配置され、前記天板の前記作業エリアは、前記第2の辺と前記加熱コイルとの間に形成されている。

Claims (14)

  1. 被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと、
    受電装置へ電力を送電する送電コイルと、
    前記加熱コイル及び前記送電コイルが収納された筐体と、
    前記筐体の上面に配置された天板と、
    前記筐体を床面上に支持する脚部と、
    を備え、
    前記天板は、
    前記被加熱物が前記加熱コイルによって誘導加熱される領域である加熱エリアと、
    前記受電装置へ前記送電コイルから電力が送電される領域である送電エリアと、
    前記加熱コイル及び前記送電コイルの少なくとも一方が通電状態において、金属物の表面電位が一定となる領域を少なくとも含む作業エリアと、を有する
    テーブル型調理装置。
  2. 前記送電コイルに電力を供給する送電回路と、
    前記送電回路を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、前記送電回路の動作を停止させ、電力の供給を停止させた前記送電コイルの上方に前記作業エリアを形成する
    請求項1に記載のテーブル型調理装置。
  3. 前記制御装置は、前記送電回路を動作させ、電力を供給させた前記送電コイルの上方に前記送電エリアを形成する
    請求項2に記載のテーブル型調理装置。
  4. 前記天板における前記加熱エリア、前記送電エリア、及び前記作業エリアをそれぞれ識別表示する表示手段を備えた
    請求項1〜3の何れか一項に記載のテーブル型調理装置。
  5. 複数の前記送電コイルと、
    複数の前記送電コイルにそれぞれ電力を供給する複数の送電回路と、
    複数の前記送電回路を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、複数の前記送電回路のうち、動作させる前記送電回路と停止させる前記送電回路とを切り替え、
    電力の供給が停止した前記送電コイルの上方に前記作業エリアを形成し、
    電力を供給する前記送電コイルの上方に前記送電エリアを形成する
    請求項1に記載のテーブル型調理装置。
  6. 使用者からの操作を入力する操作部を備え、
    前記制御装置は、
    前記操作部からの入力に応じて、複数の前記送電回路のうち、動作させる前記送電回路と停止させる前記送電回路とを切り替える
    請求項5に記載のテーブル型調理装置。
  7. 前記天板における前記加熱エリア、前記送電エリア、及び前記作業エリアをそれぞれ識別表示する表示手段を備え、
    前記表示手段は、
    複数の前記送電コイルのうち、電力の供給が停止した前記送電コイルの上方の領域に前記作業エリアを示す識別表示を行い、
    電力が供給された前記送電コイルの上方の領域に前記送電エリアを示す識別表示を行う
    請求項5又は6に記載のテーブル型調理装置。
  8. 前記天板は、平面視において矩形状に形成され、互いに対向する第1の辺と第2の辺とを有し、
    前記加熱コイルは、前記第1の辺と前記第2の辺の間に配置され、
    前記送電コイルは、前記第1の辺と前記加熱コイルとの間に配置され、
    前記天板の前記作業エリアは、前記第2の辺と前記加熱コイルとの間に形成された
    請求項1〜7の何れか一項に記載のテーブル型調理装置。
  9. 前記天板は、平面視において矩形状に形成され、互いに対向する第1の辺と第2の辺とを有し、
    前記加熱コイルは、前記第1の辺と前記第2の辺の間に、前記第1の辺及び前記第2の辺に沿って複数配置され、
    前記送電コイルは、複数の前記加熱コイルのうちの一部と前記第1の辺との間に配置された第1送電コイルと、複数の前記加熱コイルのうちの他の一部と前記第2の辺との間に配置された第2送電コイルとを有し、
    前記天板の前記作業エリアは、
    複数の前記加熱コイルのうちの前記他の一部と前記第1の辺との間に形成された第1作業エリアと、
    複数の前記加熱コイルのうちの前記一部と前記第2の辺との間に形成された第2作業エリアとを有する
    請求項1〜7の何れか一項に記載のテーブル型調理装置。
  10. 前記脚部は、
    前記第1の辺及び前記第2の辺の少なくとも一方において、前記筐体の下面と床面との間に空間を空けて前記筐体を支持するように構成された
    請求項8又は9に記載のテーブル型調理装置。
  11. 前記天板は、平面視において矩形状に形成され、
    前記加熱コイルは、前記天板の中央に配置され、
    前記送電コイルは、前記加熱コイルの周囲に複数に配置され、
    前記天板の前記作業エリアは、複数の前記送電コイルと前記天板の各辺との間に形成された
    請求項1〜7の何れか一項に記載のテーブル型調理装置。
  12. 複数の前記送電コイルは、前記天板の各辺に沿って配置された
    請求項11に記載のテーブル型調理装置。
  13. 複数の前記送電コイルは、前記加熱コイルを中心とする同心円に沿って配置された
    請求項11に記載のテーブル型調理装置。
  14. 前記脚部は、
    前記天板の各辺の少なくとも3つの辺において、前記筐体の下面と床面との間に空間を空けて前記筐体を支持するように構成された
    請求項11〜13の何れか一項に記載のテーブル型調理装置。
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