JPWO2019212965A5 - - Google Patents

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本発明は、本明細書に記載の特定の実施形態によって範囲が限定されるべきではない。実際、本明細書に記載されたものに加えて本発明の様々な改変が、前述の説明及び添付の図から当業者に明らかになるであろう。そのような改変は、添付の特許請求の範囲に含まれるものとする。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
ヒトAPLP2に結合する第1の抗原結合ドメイン、及びヒトHER2に結合する第2の抗原結合ドメインを含む二重特異性抗原結合分子。
(項目2)
前記第2の抗原結合ドメインが、ヒトHER2を発現するヒト細胞に結合する、項目1に記載の二重特異性抗原結合分子。
(項目3)
前記第1の抗原結合ドメインがAPLP2に低い親和性で結合する、項目1または項目2に記載の二重特異性抗原結合分子。
(項目4)
前記第1の抗原結合ドメイン及び前記第2の抗原結合ドメインのそれぞれが完全にヒトである、項目1~3のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
(項目5)
前記抗原結合分子が、細胞上に発現されたヒトAPLP2及びヒトHER2の両方に結合し、その細胞においてAPLP2の内部移行及び/またはHER2の分解を誘導する、項目1~4のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
(項目6)
前記抗体が、ヒトAPLP2を発現するがヒトHER2を発現しない細胞によって内部移行されない、項目1~5のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
(項目7)
前記抗体が完全にヒトである、項目1~6のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
(項目8)
前記第1の抗原結合ドメインがAPLP2に低い親和性で結合し、前記第2の抗原結合ドメインがHER2に高い親和性で結合して、HER2への前記第2の抗原結合ドメインの親和性が、APLP2への前記第1の抗原結合ドメインの結合力を増大させる、項目1~7のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
(項目9)
前記第1の抗原結合ドメインが、表面プラズモン共鳴または同等のアッセイによって測定した場合、約100nM~約1μMのKDでヒトAPLP2に結合する、項目1~8のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
(項目10)
前記第1の抗原結合ドメインが、表面プラズモン共鳴または同等のアッセイによって測定した場合、約100nM~約200nMのKDでヒトAPLP2に結合する、項目1~9のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
(項目11)
前記第1の抗原結合ドメインが、表面プラズモン共鳴または同等のアッセイによって測定した場合、約200nM~約800nMのKDでヒトAPLP2に結合する、項目1~10のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
(項目12)
前記第1の抗原結合ドメインが、表面プラズモン共鳴または同等のアッセイによって測定した場合、約800nM~約1μMのKDでヒトAPLP2に結合する、項目1~11のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
(項目13)
前記第2の抗原結合ドメインが、表面プラズモン共鳴または同等のアッセイによって測定した場合、10nM未満のKDでヒトHER2に結合する、項目1~12のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
(項目14)
前記第2の抗原結合ドメインが、表面プラズモン共鳴または同等のアッセイによって測定した場合、約3nM~約5nMのKDでヒトHER2に結合する、項目1~13のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
(項目15)
前記第1の抗原結合ドメインが約100nM~約1μMのKDでヒトに結合し、前記第2の抗原結合ドメインが10nM未満のKDでヒトに結合し、ここで、KDが表面プラズモン共鳴または同等のアッセイによって測定される、項目1~14のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
(項目16)
前記第1の抗原結合ドメインが、表2に記載のHCVR/LCVRアミノ酸配列対を含む抗体または抗原結合フラグメントに由来し、かつ前記第2の抗原結合ドメインが、表1に記載されているHCVR/LCVRアミノ酸配列対を含む抗体または抗原結合フラグメントに由来する、項目1~15のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
(項目17)
ヒトAPLP2への結合について、表2に記載のHCVR/LCVRアミノ酸配列対を含む参照抗体と競合する、項目1~16のいずれか1項に記載の抗体または抗原結合フラグメント。
(項目18)
前記参照抗体が、配列番号26/10、34/10、及び42/10からなる群より選択されるHCVR/LCVRアミノ酸配列対を含む、項目1~17のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
(項目19)
表2に記載のHCVR/LCVRアミノ酸配列対を含む参照抗体と同じ、ヒトAPLP2上のエピトープに結合する、項目1~18のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
(項目20)
配列番号26/10、34/10、及び42/10からなる群より選択されるHCVR/LCVRアミノ酸配列対を含む参照抗体と同じ、ヒトAPLP2上のエピトープに結合する、項目1~19のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
(項目21)
前記抗原結合分子が、ヒト乳癌異種移植片を保有する免疫無防備状態のマウスにおいて腫瘍増殖を阻害する、項目1~20のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
(項目22)
二重特異性抗体またはその二重特異性抗原結合フラグメントである、項目1~21のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
(項目23)
項目1~22のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子であって、ヒトHER2に特異的に結合する前記第2の抗原結合ドメインが、配列番号2及び18からなる群より選択される重鎖可変領域(HCVR)由来の重鎖相補性決定領域(HCDR1、HCDR2及びHCDR3)を含み、
ヒトHER2に特異的に結合する前記第2の抗原結合ドメインが、配列番号2及び18からなる群より選択される重鎖可変領域(HCVR)由来の重鎖相補性決定領域(HCDR1、HCDR2及びHCDR3)、ならびに配列番号10からなるアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域(LCVR)由来の軽鎖相補性決定領域(LCDR1、LCDR2及びLCDR3)を含む、前記二重特異性抗原結合分子。
(項目24)
項目1~23のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子であって、ヒトHER2に特異的に結合する前記第2の抗原結合ドメインが、3つの重鎖相補性決定領域(A2-HCDR1、A2-HCDR2及びA2-HCDR3)、ならびに3つの軽鎖相補性決定領域(A2-LCDR1、A2-LCDR2及びA2-LCDR3)を含み、ここで、A2-HCDR1が、配列番号4及び20からなる群より選択されるアミノ酸配列を含み、A2-HCDR2が、配列番号6及び22からなる群より選択されるアミノ酸配列を含み、A2-HCDR3が、配列番号8及び24からなる群より選択されるアミノ酸配列を含み、A2-LCDR1が、配列番号12のアミノ酸配列を含み、A2-LCDR2が、配列番号14のアミノ酸配列を含み、かつA2-LCDR3が配列番号16のアミノ酸配列を含む、前記二重特異性抗原結合分子。
(項目25)
ヒトHER2に特異的に結合する前記第2の抗原結合ドメインが、配列番号18/10のHCVR/LCVRアミノ酸配列対の重鎖及び軽鎖CDRを含む、項目1~24のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
(項目26)
項目1~25のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子であって、ヒトAPLP2に特異的に結合する前記第1の抗原結合ドメインが、表2に記載のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域(HCVR)由来の重鎖相補性決定領域(HCDR1、HCDR2及びHCDR3)、ならびに表2に記載のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域(LCVR)由来の軽鎖相補性決定領域(LCDR1、LCDR2及びLCDR3)を含む、前記二重特異性抗原結合分子。
(項目27)
項目1~26のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子であって、ヒトAPLP2に特異的に結合する前記第1の抗原結合ドメインが、配列番号26、34及び42からなる群より選択される重鎖可変領域(HCVR)由来の重鎖相補性決定領域(HCDR1、HCDR2及びHCDR3)、ならびに配列番号10のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域(LCVR)由来の軽鎖相補性決定領域(LCDR1、LCDR2及びLCDR3)を含む、前記二重特異性抗原結合分子。
(項目28)
項目1~27のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子であって、ヒトAPLP2に特異的に結合する前記第1の抗原結合ドメインが、3つの重鎖相補性決定領域(A1-HCDR1、A1-HCDR2及びA1-HCDR3)、ならびに3つの軽鎖相補性決定領域(A1-LCDR1、A1-LCDR2及びA1-LCDR3)を含み、
ここで、A1-HCDR1が、配列番号28、36、及び44からなる群より選択されるアミノ酸配列を含み、A1-HCDR2が、配列番号30、38、及び46からなる群より選択されるアミノ酸配列を含み、A1-HCDR3が、配列番号32、40及び48からなる群より選択されるアミノ酸配列を含み、A1-LCDR1が配列番号12のアミノ酸配列を含み、A1-LCDR2が配列番号14のアミノ酸配列を含み、かつA1-LCDR3が配列番号16のアミノ酸配列を含む、前記二重特異性抗原結合分子。
(項目29)
ヒトAPLP2に特異的に結合する前記第1の抗原結合ドメインが、配列番号26/10、34/10、及び42/10からなる群より選択されるHCVR/LCVRアミノ酸配列対の重鎖及び軽鎖CDRを含む、項目1~28のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
(項目30)
項目1~29のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子であって、ヒトAPLP2に特異的に結合する前記第1の抗原結合ドメインが3つの重鎖相補性決定領域(A1-HCDR1、A1-HCDR2及びA1-HCDR3)、ならびに3つの軽鎖相補性決定領域(A1-LCDR1、A1-LCDR2及びA1-LCDR3)を含み、ヒトHER2に特異的に結合する第2の抗原結合ドメインが、3つの重鎖相補性決定領域(A2-HCDR1、A2-HCDR2及びA2-HCDR3)、ならびに3つの軽鎖相補性決定領域(A2-LCDR1、A2-LCDR2及びA2-LCDR3)を含み、
ここで、A1-HCDR1が、配列番号28、36及び44からなる群より選択されるアミノ酸配列を含み、A1-HCDR2が、配列番号30、38、及び46からなる群より選択されるアミノ酸配列を含み、A1-HCDR3が、配列番号32、40、及び48からなる群より選択されるアミノ酸配列を含み、A1-LCDR1が、配列番号12のアミノ酸配列を含み、A1-LCDR2が配列番号14のアミノ酸配列を含み、かつA1-LCDR3が配列番号16のアミノ酸配列を含み、かつ
ここで、A2-HCDR1が、配列番号20のアミノ酸配列を含み、A2-HCDR2が、配列番号22のアミノ酸配列を含み、A2-HCDR3が、配列番号24のアミノ酸配列を含み、A2-LCDR1が、配列番号12のアミノ酸配列を含み、A2-LCDR2が、配列番号14のアミノ酸配列を含み、かつA2-LCDR3が配列番号16のアミノ酸配列を含む、前記二重特異性抗原結合分子。
(項目31)
ヒトAPLP2に特異的に結合する第1の抗原結合ドメインが、配列番号36-38-30のアミノ酸配列を有するHCDR1-HCDR2-HCDR3を含むHCVRを含む、項目1~30のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
(項目32)
項目1~31のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子であって、前記第2の抗原結合ドメインが、3つの重鎖相補性決定領域(A2-HCDR1、A2-HCDR2及びA2-HCDR3)及び3つの軽鎖相補性決定領域(A2-LCDR1、A2-LCDR2及びA2-LCDR3)を含む参照抗原結合タンパク質と、ヒトHER2への結合について競合し、ここで、A2-HCDR1は、配列番号20のアミノ酸配列を含み、A2-HCDR2が配列番号22のアミノ酸配列を含み、A2-HCDR3が配列番号24のアミノ酸配列を含み、A2-LCDR1が、配列番号12のアミノ酸配列を含み、A2-LCDR2が配列番号14のアミノ酸配列を含み、かつA2-LCDR3が配列番号16のアミノ酸配列を含む、前記二重特異性抗原結合分子。
(項目33)
項目1~32のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子であって、前記第2の抗原結合ドメインが、配列番号18のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域(HCVR)、及び配列番号10のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域(LCVR)を含む参照抗原結合タンパク質と、ヒトHER2への結合について競合する、前記二重特異性抗原結合分子。
(項目34)
項目1~33のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子であって、前記第1の抗原結合ドメインが、3つの重鎖相補性決定領域(A1-HCDR1、A1-HCDR2及びA1-HCDR3)及び3つの軽鎖相補性決定領域(A1-LCDR1、A1-LCDR2及びA1-LCDR3)を含む参照抗原結合タンパク質と、ヒトAPLP2への結合について競合し、ここで、A1-HCDR1が、配列番号28、36、及び44からなる群より選択されるアミノ酸配列を含み、A1-HCDR2が、配列番号30、38及び46からなる群より選択されるアミノ酸配列を含み、A1-HCDR3が、配列番号32、40、及び48からなる群より選択されるアミノ酸配列を含み、A1-LCDR1が配列番号12のアミノ酸配列を含み、A1-LCDR2が配列番号14のアミノ酸配列を含み、かつA1-LCDR3が配列番号16のアミノ酸配列を含む、前記二重特異性抗原結合分子。
(項目35)
項目1~34のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子であって、前記第1の抗原結合ドメインが、配列番号26、34及び42からなる群より選択されるアミノ酸配列を含む重鎖可変領域(HCVR)、ならびに配列番号10のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域(LCVR)を含む参照抗原結合タンパク質と、ヒトAPLP2への結合について競合する、前記二重特異性抗原結合分子。
(項目36)
項目1~35のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子であって、前記第1の抗原結合ドメインが、配列番号34のアミノ酸を含む重鎖可変領域(HCVR)、及び配列番号10のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域(LCVR)を含む参照抗原結合タンパク質と、ヒトAPLP2への結合について競合し、かつここで、前記第2の抗原結合ドメインが、配列番号18のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域(HCVR)及び配列番号10のアミノ酸を含む軽鎖可変領域(LCVR)を含む参照抗原結合タンパク質と、ヒトHER2への結合について競合する、前記二重特異性抗原結合分子。
(項目37)
項目1~36のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子及び細胞毒性剤を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、任意に、前記二重特異性抗原結合分子及び前記細胞毒性剤が、リンカーを介して共有結合されており、ここで、任意に前記細胞毒性剤がメイタンシノイドであり、任意に前記メイタンシノイドがDM1またはDM4であり、任意に前記リンカーがSMCCであり、かつ任意に前記細胞毒性剤がDM1であり、かつ前記リンカーがSMCCである、前記抗体薬物コンジュゲート(ADC)。
(項目38)
表2に記載のHCVR/LCVRアミノ酸配列対を含む参照抗体と、ヒトAPLP2への結合について競合する、単離された抗APLP2抗体またはその抗原結合フラグメント。
(項目39)
前記第1の抗原結合ドメインが、約100nM~約1μMのKDでヒトAPLP2に結合し、任意に、前記第1の抗原結合ドメインが、約100nM~約200nMのKDでヒトAPLP2に結合し、任意に、表面プラズモン共鳴または同等のアッセイによって測定した場合、前記第1の抗原結合ドメインが約200nM~約800nMのKDでヒトAPLP2に結合し、任意に前記第1の抗原結合ドメインが、表面プラズモン共鳴または同等のアッセイで測定した場合、約800nM~約1μMのKDでヒトAPLP2に結合する、項目38に記載の抗APLP2抗体またはその抗原結合フラグメント。
(項目40)
前記参照抗体が、配列番号26/10、34/10、及び42/10からなる群より選択されるHCVR/LCVRアミノ酸配列対を含む、項目38または項目39に記載の抗APLP2抗体または抗原結合フラグメント。
(項目41)
表2に記載されているHCVR/LCVRアミノ酸配列対を含む参照抗体と同じ、ヒトAPLP2上のエピトープに結合する、項目38~40のいずれか1項に記載の抗APLP2抗体または抗原結合フラグメント。
(項目42)
項目38~41のいずれか1項に記載の抗APLP2抗体または抗原結合フラグメント、及び細胞毒性剤を含み、前記二重特異性抗原結合分子及び細胞毒性剤が、リンカーを介して共有結合されている抗体薬物コンジュゲート(ADC)。
(項目43)
項目1~36に記載の二重特異性抗原結合分子、項目38~42のいずれか1項に記載の単離された抗APLP2抗体もしくはその抗原結合フラグメント、または項目37もしくは項目42に記載のADC、ならびに薬学的に許容可能な担体または希釈剤を含む、薬学的組成物。
(項目44)
対象におけるがんを治療するための方法であって、項目43に記載の薬学的組成物を前記対象に投与することを含む、前記方法。
(項目45)
前記がんが、前立腺癌、膀胱癌、頸部癌、肺癌、結腸癌、腎臓癌、乳癌、膵臓癌、胃癌、子宮癌、及び卵巣癌からなる群より選択される、項目44に記載の方法。
(項目46)
前記がんが乳癌であり、任意にIHC2+乳癌である、項目45に記載の方法。
(項目47)
HER2の発現に関連する疾患または障害の治療における項目43に記載の薬学的組成物の使用。
(項目48)
前記疾患または障害ががんである、項目47に記載の使用。
(項目49)
がんの治療における使用のための医薬の製造のための、項目1~36に記載の二重特異性抗原結合分子、項目38~42のいずれか1項に記載の単離された抗APLP2抗体もしくはその抗原結合フラグメント、または項目37もしくは項目42に記載のADCの使用であって、任意に、前記がんが乳癌である、前記使用。

Claims (21)

  1. ヒトAPLP2に結合する第1の抗原結合ドメイン、及びヒトHER2に結合する第2の抗原結合ドメインを含む二重特異性抗原結合分子であって、
    ヒトAPLP2に結合する前記第1の抗原結合ドメインは、
    (i)配列番号44、配列番号36および配列番号28からなる群から選択されるアミノ酸配列と少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含むHCDR1、
    (ii)配列番号46、配列番号38および配列番号30からなる群から選択されるアミノ酸配列と少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含むHCDR2、
    (iii)配列番号48、配列番号40および配列番号32からなる群から選択されるアミノ酸配列と少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含むHCDR3、
    (iv)配列番号12のアミノ酸配列と少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含むLCDR1、
    (v)配列番号14のアミノ酸配列と少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含むLCDR2、ならびに
    (vi)配列番号16のアミノ酸配列と少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含むLCDR3
    を含み、
    ヒトHER2に結合する前記第2の抗原結合ドメインは、
    (i)配列番号20および配列番号4からなる群から選択されるアミノ酸配列と少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含むHCDR1、
    (ii)配列番号22および配列番号6からなる群から選択されるアミノ酸配列と少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含むHCDR2、
    (iii)配列番号24および配列番号8からなる群から選択されるアミノ酸配列と少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含むHCDR3、
    (iv)配列番号12のアミノ酸配列と少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含むLCDR1、
    (v)配列番号14のアミノ酸配列と少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含むLCDR2、ならびに
    (vi)配列番号16のアミノ酸配列と少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含むLCDR3
    を含む、二重特異性抗原結合分子。
  2. (a)前記第2の抗原結合ドメインが、ヒトHER2を発現するヒト細胞に結合する、および/または
    (b)前記第1の抗原結合ドメイン及び前記第2の抗原結合ドメインのそれぞれが完全にヒトである、
    請求項1に記載の二重特異性抗原結合分子。
  3. (a)前記抗原結合分子が、細胞上に発現されたヒトAPLP2及びヒトHER2の両方に結合し、その細胞においてAPLP2の内部移行及び/もしくはHER2の分解を誘導する、ならびに/または
    (b)前記抗原結合分子が、ヒトAPLP2を発現するがヒトHER2を発現しない細胞によって内部移行されない、ならびに/または
    (c)前記抗原結合分子が完全にヒトである、
    請求項1または請求項2に記載の二重特異性抗原結合分子。
  4. (a)ヒトAPLP2への前記第1の抗原結合ドメインの親和性が、約100nM~約1μMのKD、約100nM~約200nMのKD、約200nM~約800nMのKD、もしくは約800nM~約1μMのKDを含み、KDが表面プラズモン共鳴によって測定される、および/または
    (b)ヒトHER2への前記第2の抗原結合ドメインの親和性が、10nM未満のKD、もしくは約3nM~約5nMのKDを含み、KDが表面プラズモン共鳴によって測定される、および/または
    (c)ヒトAPLP2への前記第1の抗原結合ドメインの親和性が約100nM~約1μMのKDを含み、ヒトHER2への前記第2の抗原結合ドメインの親和性が、10nM未満のKDを含み、KDが表面プラズモン共鳴によって測定される、
    請求項1~のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
  5. (a)APLP2に結合する前記第1の抗原結合ドメインが、表2に記載のHCVR/LCVRアミノ酸配列対を含む抗体または抗原結合フラグメントに由来し、かつHER2に結合する前記第2の抗原結合ドメインが、表1に記載されているHCVR/LCVRアミノ酸配列対を含む抗体または抗原結合フラグメントに由来する、および/または
    (b)ヒトAPLP2への結合について、前記抗体または抗原結合フラグメントが、表2に記載のHCVR/LCVRアミノ酸配列対を含む参照抗体と競合する、
    請求項1~のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
  6. (a)ヒトAPLP2に結合する前記第1の抗原結合ドメインが、
    配列番号42のアミノ酸配列と少なくとも90%同一であるか、配列番号34のアミノ酸配列と少なくとも90%同一であるか、もしくは配列番号26のアミノ酸配列と少なくとも90%同一であるHCVRアミノ酸配列、および
    配列番号10のアミノ酸配列と少なくとも90%同一であるLCVRアミノ酸配列
    を含む、ならびに/または
    (b)ヒトHER2に結合する前記第2の抗原結合ドメインが、
    配列番号18のアミノ酸配列と少なくとも90%同一であるか、もしくは配列番号2のアミノ酸配列と少なくとも90%同一であるHCVRアミノ酸配列、および
    配列番号10のアミノ酸配列と少なくとも90%同一であるLCVRアミノ酸配列
    を含む、
    請求項1~のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
  7. 前記抗原結合分子が、ヒト乳癌異種移植片を保有する免疫無防備状態のマウスにおいて腫瘍増殖を阻害する、請求項1~のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
  8. 二重特異性抗原結合分子が二重特異性抗体またはその二重特異性抗原結合フラグメントである、請求項1~のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
  9. (a)ヒトAPLP2に結合する前記第1の抗原結合ドメインが、配列番号42/10、配列番号34/10、もしくは配列番号26/10のHCVR/LCVRアミノ酸配列対を含む、および/または
    (b)ヒトヒトHER2に結合する前記第2の抗原結合ドメインが、配列番号18/10もしくは配列番号2/10のHCVR/LCVRアミノ酸配列を含む、
    請求項1~のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
  10. ヒトAPLP2に結合する前記第1の抗原結合ドメインが、配列番号42/10のHCVR/LCVRアミノ酸配列対を含む、および/または
    ヒトヒトHER2に結合する前記第2の抗原結合ドメインが、配列番号18/10のHCVR/LCVRアミノ酸配列を含む、
    請求項1~9のいずれか1項に記載の二重特異性抗原結合分子。
  11. 配列番号42/10、34/10および26/10からなる群から選択されるHCVR/LCVRアミノ酸配列対を含む、単離された抗APLP2抗体またはその抗原結合フラグメント。
  12. 請求項1~10のいずれか一項に記載の二重特異性抗原結合分子または請求項11に記載の抗APLP2抗体もしくは抗原結合フラグメント、及び細胞毒性剤を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)であって、任意に前記二重特異性抗原結合分子または前記抗APLP2抗体もしくは抗原結合フラグメント及び前記細胞毒性剤が、リンカーを介して共有結合されており、任意に前記細胞毒性剤がメイタンシノイドであり、任意に前記メイタンシノイドがDM1またはDM4であり、任意に前記リンカーがSMCCであり、かつ任意に前記細胞毒性剤がDM1であり、かつ前記リンカーがSMCCである、抗体薬物コンジュゲート(ADC)。
  13. 抗体薬物コンジュゲート(ADC)を調製するための方法であって、請求項1~10のいずれか一項に記載の二重特異性抗原結合分子または請求項11に記載の単離された抗APLP2抗体もしくはその抗原結合フラグメントを、
    (i)式A を有する化合物
    Figure 2019212965000001

    または式B を有する化合物
    Figure 2019212965000002

    (式中LGは脱離基である)、および
    (ii)水性希釈液
    と接触させることを含む、
    方法。
  14. (i)請求項1~10のいずれか一項に記載の二重特異性抗原結合分子、請求項11に記載の単離された抗APLP2抗体もしくはその抗原結合フラグメント、請求項12に記載のADCまたは請求項13に記載の方法により作製されたADC、ならびに(ii)薬学的に許容可能な担体または希釈剤を含む、薬学的組成物。
  15. 対象におけるがんを治療するための、請求項14に記載の薬学的組成物。
  16. 前記がんが、前立腺癌、膀胱癌、頸部癌、肺癌、結腸癌、腎臓癌、乳癌、膵臓癌、胃癌、子宮癌、及び卵巣癌からなる群より選択される、請求項15に記載の組成物
  17. 前記がんが乳癌であり、任意にIHC2+乳癌である、請求項15に記載の組成物
  18. HER2の発現に関連する疾患または障害の治療における使用のための、請求項14に記載の組成物。
  19. 前記疾患または障害ががんである、請求項18に記載の組成物
  20. がんの治療における使用のための医薬の製造のための、請求項1~10に記載の二重特異性抗原結合分子、請求項11に記載の単離された抗APLP2抗体もしくはその抗原結合フラグメント、または請求項12に記載のADCの使用であって、任意に、前記がんが乳癌である、前記使用。
  21. がんの治療のための、請求項1~10に記載の二重特異性抗原結合分子を含む組成物、請求項11に記載の単離された抗APLP2抗体もしくはその抗原結合フラグメントを含む組成物、または請求項12に記載のADCを含む組成物であって、任意に、前記がんが乳癌である、組成物。
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