JPWO2019207734A1 - ベルト通過具 - Google Patents

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Abstract

ブラケットでは、突出部が、ブラケット本体から突出されて通過孔の周面を構成すると共に、通過孔の全周に配置されている。このため、ブラケットの構成を簡単にできる。さらに、通過孔の幅寸法が突出部の通過孔径方向寸法以下にされている。このため、ウェビングの通過孔での重合を抑制できる。

Description

本発明は、車両のシートベルト装置用のベルトが通過されるベルト通過具に関する。
実開平6−990号公報に記載のウェビング通過構造では、車体の巻出孔にシートベルトエスカッションが装着されており、シートベルトエスカッションのウェビング導出孔にウェビングが摺動可能に通過される。
ここで、このようなウェビング通過構造では、構成を簡単にできると同時に、ウェビングのウェビング導出孔内での重合を抑制できるのが好ましい。
本発明は、上記事実を考慮し、構成を簡単にできると同時にウェビングの通過孔での重合を抑制できるベルト通過具を得ることが目的である。
本発明の第1態様のベルト通過具は、車両のシートベルト装置用のベルトが摺動可能に通過される通過孔が形成される本体部材と、前記本体部材に突出されて設けられて前記通過孔の周面を構成すると共に、前記通過孔の全周に配置され、前記通過孔の幅寸法が前記通過孔径方向寸法以下にされる突出部と、を備える。
本発明の第2態様のベルト通過具は、車両のシートベルト装置用のベルトが摺動可能に通過される通過孔が形成され、前記通過孔の幅寸法が肉厚寸法以下にされる本体部材と、前記本体部材に突出されて設けられて前記通過孔の周面を構成すると共に、前記通過孔の全周に配置される突出部と、を備える。
本発明の第3態様のベルト通過具は、車両のシートベルト装置用のベルトが摺動可能に通過される通過孔が形成され、前記通過孔の幅寸法が前記ベルトの肉厚寸法の2倍以下にされる本体部材と、前記本体部材に突出されて設けられて前記通過孔の周面を構成すると共に、前記通過孔の全周に配置される突出部と、を備える。
本発明の第4態様のベルト通過具は、車両のシートベルト装置用のベルトが摺動可能に通過される通過孔が形成される本体部材と、前記本体部材に突出されて設けられて前記通過孔の周面を構成すると共に、前記通過孔の全周に配置され、前記通過孔の幅寸法が突出寸法以下にされる突出部と、を備える。
本発明の第5態様のベルト通過具は、車両のシートベルト装置用のベルトが摺動可能に通過される通過孔が形成される本体部材と、前記本体部材の両側に突出されて設けられてそれぞれ前記通過孔の周面を構成すると共に、それぞれ前記通過孔の全周に配置され、前記通過孔の幅寸法が突出寸法の合計以下にされる一対の突出部と、を備える。
本発明の第6態様のベルト通過具は、本発明の第1態様〜第5態様の何れか1つのベルト通過具において、前記突出部が前記通過孔の長手方向外側において湾曲される。
本発明の第1態様のベルト通過具では、本体部材に通過孔が形成されており、車両のシートベルト装置用のベルトが通過孔に摺動可能に通過される。
ここで、突出部が、本体部材に突出されて設けられて通過孔の周面を構成すると共に、通過孔の全周に配置されている。このため、ベルトの損傷を突出部によって抑制でき、本体部材に別部品を装着する必要をなくすことができて、構成を簡単にできる。
さらに、通過孔の幅寸法が突出部の通過孔径方向寸法以下にされる。このため、ウェビングの通過孔での重合を抑制できる。
本発明の第2態様のベルト通過具では、本体部材に通過孔が形成されており、車両のシートベルト装置用のベルトが通過孔に摺動可能に通過される。
ここで、突出部が、本体部材に突出されて設けられて通過孔の周面を構成すると共に、通過孔の全周に配置されている。このため、ベルトの損傷を突出部によって抑制でき、本体部材に別部品を装着する必要をなくすことができて、構成を簡単にできる。
さらに、通過孔の幅寸法が本体部材の肉厚寸法以下にされる。このため、ウェビングの通過孔での重合を抑制できる。
本発明の第3態様のベルト通過具では、本体部材に通過孔が形成されており、車両のシートベルト装置用のベルトが通過孔に摺動可能に通過される。
ここで、突出部が、本体部材に突出されて設けられて通過孔の周面を構成すると共に、通過孔の全周に配置されている。このため、ベルトの損傷を突出部によって抑制でき、本体部材に別部品を装着する必要をなくすことができて、構成を簡単にできる。
さらに、通過孔の幅寸法がベルトの肉厚寸法の2倍以下にされる。このため、ウェビングの通過孔での重合を抑制できる。
本発明の第4態様のベルト通過具では、本体部材に通過孔が形成されており、車両のシートベルト装置用のベルトが通過孔に摺動可能に通過される。
ここで、突出部が、本体部材に突出されて設けられて通過孔の周面を構成すると共に、通過孔の全周に配置されている。このため、ベルトの損傷を突出部によって抑制でき、本体部材に別部品を装着する必要をなくすことができて、構成を簡単にできる。
さらに、通過孔の幅寸法が突出部の突出寸法以下にされる。このため、ウェビングの通過孔での重合を抑制できる。
本発明の第5態様のベルト通過具では、本体部材に通過孔が形成されており、車両のシートベルト装置用のベルトが通過孔に摺動可能に通過される。
ここで、一対の突出部が、本体部材の両側に突出されて設けられてそれぞれ通過孔の周面を構成すると共に、それぞれ通過孔の全周に配置されている。このため、ベルトの損傷を突出部によって抑制でき、本体部材に別部品を装着する必要をなくすことができて、構成を簡単にできる。
さらに、通過孔の幅寸法が一対の突出部の突出寸法の合計以下にされる。このため、ウェビングの通過孔での重合を抑制できる。
本発明の第6態様のベルト通過具では、突出部が通過孔の長手方向外側において湾曲される。このため、突出部の強度を通過孔の長手方向外側において向上できる。
本発明の第1実施形態に係るブラケットの主要部を示す断面図(図1Bの1A−1A線断面図)である。 本発明の第1実施形態に係るブラケットの主要部を示す正面図である。 本発明の第2実施形態に係るブラケットの主要部を示す断面図(図1Bの1A−1A線位置断面図)である。 本発明の第3実施形態に係るブラケットの主要部を示す断面図(図1Bの1A−1A線位置断面図)である。 本発明の第4実施形態に係るブラケットの主要部を示す断面図(図1Bの1A−1A線位置断面図)である。 本発明の第5実施形態に係るブラケットの主要部を示す断面図(図1Bの1A−1A線位置断面図)である。 本発明の第6実施形態に係るブラケットの主要部を示す断面図(図1Bの1A−1A線位置断面図)である。 本発明の第7実施形態に係るブラケットの主要部を示す断面図(図1Bの1A−1A線位置断面図)である。 本発明の第8実施形態に係るブラケットの主要部を示す断面図(図1Bの1A−1A線位置断面図)である。 本発明の第9実施形態に係るブラケットの主要部を示す正面図である。 本発明の第10実施形態に係るブラケットの主要部を示す正面図である。 本発明の第11実施形態に係るブラケットの主要部を示す正面図である。 本発明の第12実施形態に係るブラケットの主要部を示す正面図である。
[第1実施形態]
図1Aには、本発明の第1実施形態に係るベルト通過具としてのブラケット10の主要部が断面図(図1Bの1A−1A線断面図)にて示されており、図1Bには、ブラケット10の主要部が正面図にて示されている。
本実施形態に係るブラケット10は、車両のシートベルト装置に用いられており、シートベルト装置は、車室内のシート(図示省略)に装備されている。シートベルト装置には、巻取装置(図示省略)が設けられており、巻取装置には、略円柱状の巻取軸が回転可能に設けられている。巻取軸には、ベルトとしての長尺帯状のウェビング12(図1A参照)が基端側から巻き取られており、巻取軸は、付勢されて、ウェビング12に巻取方向への付勢力を作用させている。ウェビング12は、巻取軸から付勢力に抗して引き出されて、シートに着座した乗員に装着される。また、車両の緊急時(例えば衝突時)には、巻取装置が巻取軸からのウェビング12の引き出しをロックする。
ブラケット10は、金属がプレス加工されて製造されており、ブラケット10は、車体に固定されている。
図1A及び図1Bに示す如く、ブラケット10には、本体部材としての平板状のブラケット本体14が設けられている。
ブラケット本体14には、長尺略矩形状の通過孔16が貫通形成されており、通過孔16の長手方向両端部は、半円状にされて、周面が通過孔16の長手方向外側に凸状に湾曲されている。通過孔16のブラケット本体14肉厚方向一側における角面16Aは、凸状に湾曲されており、通過孔16は、角面16Aにおいて、ブラケット本体14の肉厚方向一側へ向かうに従い徐々に幅方向及び長手方向に拡大されている。通過孔16の幅寸法W(通過孔16の長手方向中間部における最小幅寸法)は、2mmにされており(2mm未満(例えば1.8mm)であってもよい)、通過孔16の幅寸法Wは、ブラケット本体14の肉厚寸法S以下にされると共に、ウェビング12の肉厚寸法Iの2倍以下にされている。
ブラケット本体14には、通過孔16の全周において、突出部18が一体形成されており、突出部18は、ブラケット本体14の肉厚方向他側に突出されている。突出部18の内周面は、通過孔16の全周において、通過孔16の周面を構成しており、突出部18の長手方向両端部は、通過孔16の長手方向両端部に沿って半円筒状に湾曲されて、通過孔16の長手方向外側に凸状に湾曲されている。突出部18の断面(肉厚方向及び突出方向に沿った断面)は、通過孔16の全周において、同一にされており、突出部18の基端部18Aの断面は、矩形状にされると共に、突出部18の先端部18Bの断面は、略半円状にされている。突出部18の突出先端面18Cは、ブラケット本体14の肉厚方向他側(ブラケット本体14とは反対側)に凸状に湾曲されており、通過孔16のブラケット本体14肉厚方向他側における角面16Bは、凸状に湾曲されている。このため、通過孔16は、角面16Bにおいて、ブラケット本体14の肉厚方向他側へ向かうに従い徐々に幅方向及び長手方向に拡大されている。
通過孔16の幅寸法Wは、突出部18の通過孔16径方向寸法T(通過孔16径方向の最大寸法、肉厚寸法(最大肉厚寸法))以下にされると共に、突出部18の突出寸法P(最大突出寸法)以下にされている。
通過孔16には、ウェビング12が通過されており、通過孔16の幅方向は、ウェビング12の肉厚方向に平行に配置されている。ウェビング12は、通過孔16に対し長手方向に移動可能されており、ウェビング12は、少なくとも所定の機会に、通過孔16の周面によって長手方向への移動を案内されると共に、通過孔16の周面に対し摺動される。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成のブラケット10では、突出部18が、ブラケット本体14から突出されて通過孔16の周面を構成すると共に、通過孔16の全周に配置されている。このため、ウェビング12の通過孔16周面との接触面積を突出部18によって大きくできて、ウェビング12の損傷を抑制でき、ブラケット本体14に別部品を装着する必要をなくすことができて、ブラケット10の構成を簡単にできる。
さらに、通過孔16の幅寸法Wが、ブラケット本体14の肉厚寸法S以下にされると共に、突出部18の通過孔16径方向寸法T以下にされ、かつ、ウェビング12の肉厚寸法Iの2倍以下にされると共に、突出部18の突出寸法P以下にされている。このため、ウェビング12の通過孔16での折り曲げによる重合を抑制できる。
また、突出部18の長手方向両端部が通過孔16の長手方向外側に凸状に湾曲されている。しかも、上述の如く通過孔16の幅寸法Wが小さくされて、突出部18の長手方向両端部の曲率が大きくされている。このため、突出部18の長手方向両端部の強度を効果的に向上できる。これにより、車両の緊急時に巻取装置が巻取軸からのウェビング12の引き出しをロックした際に、乗員からの大荷重がウェビング12を介して突出部18に作用しても、突出部18が損傷することを抑制できる。
[第2実施形態]
図2Aには、本発明の第2実施形態に係るベルト通過具としてのブラケット20の主要部が断面図(図1Bの1A−1A線位置断面図)にて示されている。
本実施形態に係るブラケット20は、上記第1実施形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図2Aに示す如く、本実施形態に係るブラケット20では、突出部18の突出先端面18Cの通過孔16径方向外側(通過孔16とは反対側)の部分が突出部18の突出方向(通過孔16の軸方向)に垂直に配置されており、突出部18の通過孔16径方向外側の面は、基端部18A及び先端部18Bにおいて、通過孔16の径方向に垂直に配置されている。
ここで、本実施形態に係るブラケット20でも、上記第1実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
[第3実施形態]
図2Bには、本発明の第3実施形態に係るベルト通過具としてのブラケット30の主要部が断面図(図1Bの1A−1A線位置断面図)にて示されている。
本実施形態に係るブラケット30は、上記第2実施形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図2Bに示す如く、本実施形態に係るブラケット30では、突出部18の突出先端面18Cの通過孔16径方向内側(通過孔16側)の部分が凸状に湾曲されない傾斜面にされている。
ここで、本実施形態に係るブラケット30でも、上記第1実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
[第4実施形態]
図2Cには、本発明の第4実施形態に係るベルト通過具としてのブラケット40の主要部が断面図(図1Bの1A−1A線位置断面図)にて示されている。
本実施形態に係るブラケット40は、上記第1実施形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図2Cに示す如く、本実施形態に係るブラケット40では、突出部18の断面が略L字状にされており、突出部18の基端部18Aは、ブラケット本体14の肉厚方向他側に突出されると共に、突出部18の先端部18Bは、通過孔16の径方向外側(通過孔16とは反対側)に延出されている。突出部18の基端部18Aの通過孔16側の面は、通過孔16側に凹状に湾曲されており、突出部18の突出先端面18Cは、通過孔16径方向の全体において、ブラケット本体14の肉厚方向他側に凸状に湾曲されている。
ここで、本実施形態に係るブラケット40でも、上記第1実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
[第5実施形態]
図2Dには、本発明の第5実施形態に係るベルト通過具としてのブラケット50の主要部が断面図(図1Bの1A−1A線位置断面図)にて示されている。
本実施形態に係るブラケット50は、上記第4実施形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図2Dに示す如く、本実施形態に係るブラケット50では、突出部18の断面が略U字状にされており、突出部18の先端部18Bの延出先端(通過孔16径方向外側への延出先端)は、ブラケット本体14に接触されている。突出部18の先端部18Bの延出部分(通過孔16径方向外側への延出部分)のブラケット本体14側の面は、ブラケット本体14の肉厚方向他側に凹状に湾曲されており、突出部18の突出先端面18Cは、通過孔16径方向の全体において、ブラケット本体14の肉厚方向他側に凸状に湾曲されている。
ここで、本実施形態に係るブラケット50でも、上記第1実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
[第6実施形態]
図3Aには、本発明の第6実施形態に係るベルト通過具としてのブラケット60の主要部が断面図(図1Bの1A−1A線位置断面図)にて示されている。
本実施形態に係るブラケット60は、上記第1実施形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図3Aに示す如く、本実施形態に係るブラケット60では、突出部18がブラケット本体14の肉厚方向一側及び肉厚方向他側に突出されており、一対の突出部18は、同一形状にされている。各突出部18は、上記第1実施形態(図1A参照)の先端部18Bのみの形状(基端部18Aを除いた形状)にされており、通過孔16の角面16Aは、ブラケット本体14の肉厚方向一側の突出部18が構成すると共に、通過孔16の角面16Bは、ブラケット本体14の肉厚方向他側の突出部18が構成している。また、通過孔16の幅寸法Wは、一対の突出部18の突出寸法Pの合計以下にされている。
ここで、本実施形態に係るブラケット60でも、上記第1実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
特に、通過孔16の幅寸法Wが一対の突出部18の突出寸法Pの合計以下にされている。このため、ウェビング12の通過孔16での折り曲げによる重合を抑制できる。
[第7実施形態]
図3Bには、本発明の第7実施形態に係るベルト通過具としてのブラケット70の主要部が断面図(図1Bの1A−1A線位置断面図)にて示されている。
本実施形態に係るブラケット70は、上記第6実施形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図3Bに示す如く、本実施形態に係るブラケット70では、各突出部18が上記第2実施形態(図2A参照)の先端部18Bのみの形状(基端部18Aを除いた形状)にされている。
ここで、本実施形態に係るブラケット70でも、上記第6実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
[第8実施形態]
図3Cには、本発明の第8実施形態に係るベルト通過具としてのブラケット80の主要部が断面図(図1Bの1A−1A線位置断面図)にて示されている。
本実施形態に係るブラケット80は、上記第6実施形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図3Cに示す如く、本実施形態に係るブラケット80では、各突出部18が上記第3実施形態(図2B参照)の先端部18Bのみの形状(基端部18Aを除いた形状)にされている。
ここで、本実施形態に係るブラケット80でも、上記第6実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
[第9実施形態]
図4Aには、本発明の第9実施形態に係るベルト通過具としてのブラケット90の主要部が正面図にて示されている。
本実施形態に係るブラケット90は、上記第1実施形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図4Aに示す如く、本実施形態に係るブラケット90では、通過孔16の長手方向両端部が通過孔16の幅方向一側(例えば下側)に延出されている。
ここで、本実施形態に係るブラケット90でも、上記第1実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
[第10実施形態]
図4Bには、本発明の第10実施形態に係るベルト通過具としてのブラケット100の主要部が正面図にて示されている。
本実施形態に係るブラケット100は、上記第9実施形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図4Bに示す如く、本実施形態に係るブラケット100では、通過孔16の長手方向両端部が通過孔16の幅方向一側及び幅方向他側(例えば上側及び下側)に延出されている。
ここで、本実施形態に係るブラケット100でも、上記第1実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
[第11実施形態]
図4Cには、本発明の第11実施形態に係るベルト通過具としてのブラケット110の主要部が正面図にて示されている。
本実施形態に係るブラケット110は、上記第9実施形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図4Cに示す如く、本実施形態に係るブラケット110では、通過孔16の各延出部分(通過孔16幅方向一側への延出部分)の通過孔16長手方向外側の端面16Cが通過孔16の幅方向一側へ向かうに従い通過孔16の長手方向外側へ向かう方向に傾斜されている。
ここで、本実施形態に係るブラケット110でも、上記第1実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
[第12実施形態]
図4Dには、本発明の第12実施形態に係るベルト通過具としてのブラケット120の主要部が正面図にて示されている。
本実施形態に係るブラケット120は、上記第1実施形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図4Dに示す如く、本実施形態に係るブラケット120では、通過孔16の長手方向両端部が円状にされている。通過孔16の長手方向両端部の中心は、通過孔16の幅方向中央線が通過しており、通過孔16の長手方向両端部は、通過孔16の幅方向両側に拡大されている。
ここで、本実施形態に係るブラケット120でも、上記第1実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
なお、上記第9実施形態〜第12実施形態では、ブラケット本体14に上記第1実施形態の突出部18(図1A参照)を設けた。しかしながら、上記第9実施形態〜第12実施形態において、ブラケット本体14に上記第2実施形態〜第8実施形態の突出部18(図2A〜図2D及び図3A〜図3C参照)を設けてもよい。
さらに、上記第1実施形態〜第12実施形態では、通過孔16の幅寸法Wを2mmにした。しかしながら、通過孔16の幅寸法Wは、8mm以下であればよい。
また、上記第1実施形態〜第12実施形態では、ベルト通過具をブラケット10、20、30、40、50、60、70、80、90、100、110、120にした。
しかしながら、ベルト通過具をステーアッパにしてもよい。この場合、ステーアッパは巻取装置に固定されて、巻取軸から引き出されたウェビング12がステーアッパの通過孔に通過される。
さらに、ベルト通過具をタングにしてもよい。この場合、タングはシートベルト装置のバックルに係止されて、ウェビング12が乗員に装着される。
また、ベルト通過具をスルーアンカにしてもよい。この場合、スルーアンカは車体に回動可能に支持される。
10 ブラケット(ベルト通過具)
12 ウェビング(ベルト)
14 ブラケット本体(本体部材)
16 通過孔
18 突出部
20 ブラケット(ベルト通過具)
30 ブラケット(ベルト通過具)
40 ブラケット(ベルト通過具)
50 ブラケット(ベルト通過具)
60 ブラケット(ベルト通過具)
70 ブラケット(ベルト通過具)
80 ブラケット(ベルト通過具)
90 ブラケット(ベルト通過具)
100 ブラケット(ベルト通過具)
110 ブラケット(ベルト通過具)
120 ブラケット(ベルト通過具)

Claims (6)

  1. 車両のシートベルト装置用のベルトが摺動可能に通過される通過孔が形成される本体部材と、
    前記本体部材に突出されて設けられて前記通過孔の周面を構成すると共に、前記通過孔の全周に配置され、前記通過孔の幅寸法が前記通過孔径方向寸法以下にされる突出部と、
    を備えるベルト通過具。
  2. 車両のシートベルト装置用のベルトが摺動可能に通過される通過孔が形成され、前記通過孔の幅寸法が肉厚寸法以下にされる本体部材と、
    前記本体部材に突出されて設けられて前記通過孔の周面を構成すると共に、前記通過孔の全周に配置される突出部と、
    を備えるベルト通過具。
  3. 車両のシートベルト装置用のベルトが摺動可能に通過される通過孔が形成され、前記通過孔の幅寸法が前記ベルトの肉厚寸法の2倍以下にされる本体部材と、
    前記本体部材に突出されて設けられて前記通過孔の周面を構成すると共に、前記通過孔の全周に配置される突出部と、
    を備えるベルト通過具。
  4. 車両のシートベルト装置用のベルトが摺動可能に通過される通過孔が形成される本体部材と、
    前記本体部材に突出されて設けられて前記通過孔の周面を構成すると共に、前記通過孔の全周に配置され、前記通過孔の幅寸法が突出寸法以下にされる突出部と、
    を備えるベルト通過具。
  5. 車両のシートベルト装置用のベルトが摺動可能に通過される通過孔が形成される本体部材と、
    前記本体部材の両側に突出されて設けられてそれぞれ前記通過孔の周面を構成すると共に、それぞれ前記通過孔の全周に配置され、前記通過孔の幅寸法が突出寸法の合計以下にされる一対の突出部と、
    を備えるベルト通過具。
  6. 前記突出部が前記通過孔の長手方向外側において湾曲される請求項1〜請求項5の何れか1項記載のベルト通過具。
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