JPWO2019173538A5 - - Google Patents

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特許請求の範囲、ならびに上の明細書では、「含む(comprising)」、「含む(including)」、「有する(carrying)」、「有する(having)」、「含有する」、「含む(involving)」、「保持する」、「構成される」などの全ての移行句は、オープンエンドであること、すなわち、限定されずに含むことを意味すると理解すべきである。米国特許庁特許審査基準セクション2111.03に示される通り、移行句「からなる」および「から事実上なる」だけは、それぞれクローズドなまたはセミクローズドな移行句であるものとする。オープンエンドの移行句(例えば、「含む」)を使用してこの文書で記載される実施形態は、代替の実施形態では、オープンエンドの移行句によって記載される特徴「からなる」および「から事実上なる」とも考えられることを認識すべきである。例えば、出願が「AおよびBを含む組成物」と記載する場合、出願は、代替の実施形態「AおよびBからなる組成物」および「AおよびBから事実上なる組成物」も企図する。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
組換えアデノ随伴ウイルス(AAV)粒子をパッケージする方法であって、
第1の血清型のrep遺伝子を発現する細胞を、第2の血清型の一対の末端逆位配列(ITR)を含む組換え核酸と接触させることを含む、方法。
(項目2)
前記rep遺伝子が、前記rep遺伝子をコードする核酸によって前記細胞をトランスフェクトまたは感染させることによって発現される、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記rep遺伝子がキメラであり、N末端およびC末端(c)を含み、
前記N末端がN末端ドメイン(n)、DNA結合性ドメイン(d)およびヘリカーゼドメイン(h)を含み、
前記C末端がNLS/p40プロモータードメイン(y)およびジンクフィンガードメイン(z)を含む、項目1または2に記載の方法。
(項目4)
前記rep遺伝子が、血清型AAV1、AAV2、AAV3、AAV4、AAV6、AAV12、AAV13、AAV1およびAAV2、またはAAV5およびAAV2であるか、または前記rep遺伝子がキメラである、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目5)
前記N末端がAAV1血清型であり、前記C末端がAAV2血清型である、項目3または4に記載の方法。
(項目6)
前記N末端がAAV2血清型であり、前記C末端がAAV1血清型である、項目3または4に記載の方法。
(項目7)
前記N末端がAAV2血清型であり、前記C末端がAAV5血清型である、項目3または4に記載の方法。
(項目8)
前記N末端がAAV5血清型であり、前記C末端がAAV2血清型である、項目3または4に記載の方法。
(項目9)
前記第1の血清型がAAV1血清型である、項目1または2に記載の方法。
(項目10)
前記第2の血清型がAAV1血清型である、項目9に記載の方法。
(項目11)
前記第2の血清型がAAV2血清型である、項目9に記載の方法。
(項目12)
前記第2の血清型がAAV3血清型である、項目9に記載の方法。
(項目13)
前記第2の血清型がAAV4血清型である、項目9に記載の方法。
(項目14)
前記第2の血清型がAAV7血清型である、項目9に記載の方法。
(項目15)
前記第2の血清型がAAV6血清型である、項目1または2に記載の方法。
(項目16)
前記第1の血清型がAAV2血清型である、項目15に記載の方法。
(項目17)
前記第1の血清型がAAV3血清型である、項目15に記載の方法。
(項目18)
前記第1の血清型がAAV4血清型である、項目15に記載の方法。
(項目19)
前記第1の血清型がAAV6血清型である、項目15に記載の方法。
(項目20)
前記第1の血清型がAAV12血清型である、項目15に記載の方法。
(項目21)
前記第1の血清型がAAV13血清型である、項目15に記載の方法。
(項目22)
前記第2の血清型が血清型1である、項目1または2に記載の方法。
(項目23)
前記第1の血清型がAAV2血清型である、項目22に記載の方法。
(項目24)
前記第1の血清型がAAV3血清型である、項目22に記載の方法。
(項目25)
前記第1の血清型がAAV4血清型である、項目22に記載の方法。
(項目26)
前記第1の血清型がAAV12血清型である、項目22に記載の方法。
(項目27)
前記第1の血清型がAAV13血清型である、項目22に記載の方法。
(項目28)
前記第2の血清型がAAV1血清型である、項目5に記載の方法。
(項目29)
前記第2の血清型がAAV6血清型である、項目5に記載の方法。
(項目30)
前記第2の血清型がAAV1血清型である、項目6に記載の方法。
(項目31)
前記第2の血清型がAAV6血清型である、項目6に記載の方法。
(項目32)
前記第2の血清型がAAV2血清型である、項目7に記載の方法。
(項目33)
前記第2の血清型がAAV5血清型である、項目8に記載の方法。
(項目34)
前記rAAV粒子がAAV1血清型である、項目3に記載の方法。
(項目35)
前記n、d、yおよびzドメインがAAV2血清型であり、前記hドメインがAAV1血清型である、項目34に記載の方法。
(項目36)
前記n、h、yおよびzドメインがAAV2血清型であり、前記dドメインがAAV1血清型である、項目34に記載の方法。
(項目37)
前記d、h、yおよびzドメインがAAV2血清型であり、前記nドメインがAAV1血清型である、項目34に記載の方法。
(項目38)
前記n、dおよびhドメインがAAV1血清型であり、前記yおよびzドメインがAAV1血清型である、項目34に記載の方法。
(項目39)
前記dおよびhドメインがAAV1血清型であり、前記n、yおよびzドメインがAAV2血清型である、項目34に記載の方法。
(項目40)
前記nおよびdドメインがAAV1血清型であり、前記h、yおよびzドメインがAAV2血清型である、項目34に記載の方法。
(項目41)
前記rAAV粒子がAAV3血清型である、項目3に記載の方法。
(項目42)
前記n、dおよびhドメインがAAV2血清型であり、前記yおよびzドメインがAAV3血清型である、項目41に記載の方法。
(項目43)
前記rep遺伝子が配列ACGの開始コドンを有する、項目42に記載の方法。
(項目44)
前記rep遺伝子がAAV3血清型であり、配列ATGの開始コドンを有する、項目41に記載の方法。
(項目45)
前記rAAV粒子がAAV4血清型である、項目3に記載の方法。
(項目46)
前記rep遺伝子がAAV4血清型であり、配列ACGの開始コドンを有する、項目45に記載の方法。
(項目47)
前記rAAV粒子がAAV5血清型である、項目3に記載の方法。
(項目48)
前記rep遺伝子がAAV2血清型であり、配列ACGの開始コドンを有する、項目47に記載の方法。
(項目49)
前記rAAV粒子がAAV6血清型である、項目3に記載の方法。
(項目50)
前記nおよびhドメインがAAV8血清型であり、前記d、yおよびzドメインがAAV2血清型である、項目49に記載の方法。
(項目51)
前記nおよびdドメインがAAV1血清型であり、前記h、yおよびzドメインがAAV2血清型である、項目49に記載の方法。
(項目52)
前記rAAV粒子がAAV7血清型である、項目3に記載の方法。
(項目53)
rep遺伝子がAAV2血清型であり、配列ACGの開始コドンを有する、項目52に記載の方法。
(項目54)
rep遺伝子がAAV7血清型であり、配列ACGの開始コドンを有する、項目52に記載の方法。
(項目55)
前記rAAV粒子がAAV8血清型である、項目3に記載の方法。
(項目56)
前記nおよびhドメインがAAV8血清型であり、前記d、yおよびzドメインがAAV2血清型であり、前記rep遺伝子が配列ATGの開始コドンを有する、項目55に記載の方法。
(項目57)
前記n、hおよびdドメインがAAV1血清型であり、前記yおよびzドメインがAAV2血清型であり、前記rep遺伝子が配列ATGの開始コドンを有する、項目55に記載の方法。
(項目58)
前記nおよびhドメインがAAV8血清型であり、以下のヌクレオチド:配列番号125にしたがうT574、C592、C607、A637、G644およびC657が前記dドメインにおいて欠失しており、前記yおよびzドメインがAAV2血清型であり、前記rep遺伝子が配列ATGの開始コドンを有する、項目55に記載の方法。
(項目59)
前記rAAV粒子にパッケージされるゲノムの量が、AAV2血清型のrep遺伝子およびAAV2血清型の一対のITRを使用した同じ血清型の粒子の平均パッケージングと比較して、平均して少なくとも1.5倍高い、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目60)
前記細胞を、cap遺伝子を含む組換え核酸と接触させることをさらに含む、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目61)
前記細胞がcap遺伝子を発現する、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目62)
項目1~35のいずれか一項に記載の細胞にしたがう、第1の血清型のrep遺伝子および第2の血清型の一対のITRを含む細胞。
(項目63)
前記細胞がcap遺伝子をさらに含む、項目36に記載の細胞。
(項目64)
rep遺伝子を含む核酸を含む組成物であって、前記rep遺伝子がキメラであり、N末端およびC末端(c)を含み、
前記N末端がN末端ドメイン(n)、DNA結合性ドメイン(d)およびヘリカーゼドメイン(h)を含み、
前記C末端がNLS/p40プロモータードメイン(y)およびジンクフィンガードメイン(z)を含む、組成物。
(項目65)
前記rep遺伝子が、血清型AAV1、AAV2、AAV3、AAV4、AAV6、AAV12、AAV13、AAV1およびAAV2、またはAAV5およびAAV2であるか、または前記rep遺伝子がキメラである、項目64に記載の組成物。
(項目66)
前記N末端がAAV1血清型であり、前記C末端がAAV2血清型である、項目64に記載の組成物。
(項目67)
前記N末端がAAV2血清型であり、前記C末端がAAV1血清型である、項目64に記載の組成物。
(項目68)
前記N末端がAAV2血清型であり、前記C末端がAAV5血清型である、項目64に記載の組成物。
(項目69)
前記N末端がAAV5血清型であり、前記C末端がAAV2血清型である、項目64に記載の組成物。
(項目70)
前記n、d、yおよびzドメインがAAV2血清型であり、前記hドメインがAAV1血清型である、項目64に記載の組成物。
(項目71)
前記n、h、yおよびzドメインがAAV2血清型であり、前記dドメインがAAV1血清型である、項目64に記載の組成物。
(項目72)
前記d、h、yおよびzドメインがAAV2血清型であり、前記nドメインがAAV1血清型である、項目64に記載の組成物。
(項目73)
前記n、dおよびhドメインがAAV1血清型であり、前記yおよびzドメインがAAV1血清型である、項目64に記載の組成物。
(項目74)
前記dおよびhドメインがAAV1血清型であり、前記n、yおよびzドメインがAAV2血清型である、項目64に記載の組成物。
(項目76)
前記nおよびdドメインがAAV1血清型であり、前記h、yおよびzドメインがAAV2血清型である、項目64に記載の組成物。
(項目77)
cap遺伝子を含む核酸をさらに含み、前記cap遺伝子がAAV1血清型である、項目70~76のいずれか一項に記載の組成物。
(項目78)
前記n、dおよびhドメインがAAV2血清型であり、前記yおよびzドメインがAAV3血清型である、項目64に記載の組成物。
(項目79)
前記rep遺伝子が配列ACGの開始コドンを有する、項目64に記載の組成物。
(項目80)
前記rep遺伝子がAAV3血清型であり、配列ATGの開始コドンを有する、項目64に記載の組成物。
(項目81)
cap遺伝子を含む核酸をさらに含み、前記cap遺伝子がAAV3血清型である、項目78~80のいずれか一項に記載の組成物。
(項目82)
前記rep遺伝子がAAV4血清型であり、配列ACGの開始コドンを有する、項目64に記載の組成物。
(項目83)
cap遺伝子を含む核酸をさらに含み、前記cap遺伝子がAAV4血清型である、項目82に記載の組成物。
(項目84)
前記rep遺伝子がAAV2血清型であり、配列ACGの開始コドンを有する、項目64に記載の組成物。
(項目85)
cap遺伝子を含む核酸をさらに含み、前記cap遺伝子がAAV5血清型である、項目84に記載の組成物。
(項目86)
前記nおよびhドメインがAAV8血清型であり、前記d、yおよびzドメインがAAV2血清型である、項目64に記載の組成物。
(項目87)
前記nおよびdドメインがAAV1血清型であり、前記h、yおよびzドメインがAAV2血清型である、項目64に記載の組成物。
(項目88)
cap遺伝子を含む核酸をさらに含み、前記cap遺伝子がAAV6血清型である、項目86または87に記載の組成物。
(項目89)
rep遺伝子がAAV2血清型であり、配列ACGの開始コドンを有する、項目64に記載の組成物。
(項目90)
rep遺伝子がAAV7血清型であり、配列ACGの開始コドンを有する、項目64に記載の組成物。
(項目91)
cap遺伝子を含む核酸をさらに含み、前記cap遺伝子がAAV7血清型である、項目89または90に記載の組成物。
(項目92)
前記nおよびhドメインがAAV8血清型であり、前記d、yおよびzドメインがAAV2血清型であり、前記rep遺伝子が配列ATGの開始コドンを有する、項目64に記載の組成物。
(項目93)
前記n、hおよびdドメインがAAV1血清型であり、前記yおよびzドメインがAAV2血清型であり、前記rep遺伝子が配列ATGの開始コドンを有する、項目64に記載の組成物。
(項目94)
前記nおよびhドメインがAAV8血清型であり、以下のヌクレオチド:配列番号125にしたがうT574、C592、C607、A637、G644およびC657が前記dドメインにおいて欠失しており、前記yおよびzドメインがAAV2血清型であり、前記rep遺伝子が配列ATGの開始コドンを有する、項目64に記載の組成物。
(項目95)
cap遺伝子を含む核酸をさらに含み、前記cap遺伝子がAAV8血清型である、項目92~94のいずれか一項に記載の組成物。
(項目96)
前記rep遺伝子を含む核酸および前記cap遺伝子を含む核酸が、核酸ベクターに含まれる、項目77、81、85、88、91または95のいずれか一項に記載の組成物。
(項目97)
一対のITRを含む核酸をさらに含む、項目64~96のいずれか一項に記載の組成物。
(項目98)
前記ITRを含む核酸が、前記一対のITRが隣接する目的の遺伝子をさらに含む、項目97に記載の組成物。

Claims (19)

  1. キメラrepタンパク質をコードするrep遺伝子を含む核酸配列を含む組成物であって、前記核酸配列は、第1のAAV血清型のrep遺伝子由来の少なくとも1つのドメインおよび第2のAAV血清型のrep遺伝子由来の少なくとも1つのドメインを含み、前記第1のAAV血清型および前記第2のAAV血清型は異なり、前記キメラrepタンパク質は、細胞に導入された場合、前記第1または第2のAAV血清型の非キメラrepタンパク質と比較してより高いrAAV核酸パッケージング効率を示す、組成物。
  2. 前記非キメラrepタンパク質は血清型AAV2に由来する、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記第1のAAV血清型の前記rep遺伝子由来の前記少なくとも1つのドメインまたは前記第2のAAV血清型の前記rep遺伝子由来の前記少なくとも1つのドメインが、DNA結合ドメイン、ヘリカーゼドメイン、核局在化シグナル(NLS)ドメイン、p40プロモータードメインおよびジンクフィンガードメインからなる群から選択される、請求項1または請求項2に記載の組成物。
  4. 前記第1のAAV血清型の前記rep遺伝子由来の前記少なくとも1つのドメインまたは前記第2のAAV血清型の前記rep遺伝子由来の前記少なくとも1つのドメインが、DNA結合ドメインまたはジンクフィンガードメインである、請求項1または請求項2に記載の組成物。
  5. 前記第1のAAV血清型または前記第2のAAV血清型が、AAVrh10、AAV1、AAV2、AAV3、AAV4、AAV5、AAV6、AAV7、AAV8、AAV9、AAV10、AAV11、AAV12およびAAV13からなる群から選択され、必要に応じて前記第1のAAV血清型または前記第2のAAV血清型がAAV2である、請求項1~4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 前記キメラrepタンパク質が第3のAAV血清型のrep遺伝子由来の少なくとも1つのドメインをさらに含み、前記第3のAAV血清型が、前記第1および前記第2のAAV血清型と異なる、請求項1~5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 前記第3のAAV血清型が、AAVrh10、AAV1、AAV2、AAV3、AAV4、AAV5、AAV6、AAV7、AAV8、AAV9、AAV10、AAV11、AAV12およびAAV13からなる群から選択され、必要に応じて前記第3のAAV血清型がAAV2である、請求項6に記載の組成物。
  8. 前記第1のAAV血清型がAAV1であり、前記第2のAAV血清型がAAV2であり、前記第3のAAV血清型がAAV8である、請求項6または請求項7に記載の組成物。
  9. 前記第1のAAV血清型または前記第2のAAV血清型がAAV6である、請求項1~6のいずれか一項に記載の組成物。
  10. 前記第1のAAV血清型がAAV1であり、前記第2のAAV血清型がAAV2である、請求項1~6のいずれか一項に記載の組成物。
  11. 前記第1のAAV血清型がAAV8であり、前記第2のAAV血清型がAAV2である、請求項1~6のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 前記第1のAAV血清型がAAV1血清型である、請求項1~6のいずれか一項に記載の組成物。
  13. 前記rep遺伝子が、配列ACGまたはATGの開始コドンを有する、請求項1~12のいずれか一項に記載の組成物。
  14. 前記核酸配列が、前記第1のAAV血清型または前記第2のAAV血清型由来のcap遺伝子をさらに含む、請求項1~13のいずれか一項に記載の組成物。
  15. 細胞において、目的の遺伝子を含むAAV粒子を生成する方法であって、前記方法は、前記細胞に、請求項1~14のいずれか一項に規定される、キメラrepタンパク質をコードする核酸配列および末端逆位配列(ITR)が隣接している前記目的の遺伝子を含む核酸配列を導入することを含む、方法。
  16. 組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)粒子を生成する方法であって、前記方法は、第1のAAV血清型のrep遺伝子を発現する細胞を、第2のAAV血清型の末端逆位配列(ITR)のペアを含む組換え核酸配列と接触させることを含む、方法。
  17. キメラrepタンパク質をコードするrep遺伝子を含む核酸配列を含む組成物であって、前記核酸配列が、血清型AAV2のrep遺伝子に由来する少なくとも1つのドメインおよび血清型AAV1またはAAVrh10のrep遺伝子に由来する少なくとも1つのドメインを含む、組成物。
  18. キメラrepタンパク質をコードするrep遺伝子を含む核酸配列を含む組成物であって、前記核酸配列は、第1のAAV血清型のrep遺伝子由来の少なくとも1つのドメインおよび第2のAAV血清型のrep遺伝子由来の少なくとも1つのドメインを含み、前記第1のAAV血清型および前記第2のAAV血清型は異なり、前記第1の血清型が、AAVrh10、AAV1、AAV2、AAV3、AAV4、AAV6、AAV7、AAV8、AAV9、AAV10、AAV11、AAV12およびAAV13からなる群から選択され、前記第2の血清型が、AAVrh10、AAV1、AAV2、AAV3、AAV4、AAV6、AAV7、AAV8、AAV9、AAV10、AAV11、AAV12およびAAV13からなる群から選択される、組成物。
  19. キメラrepタンパク質をコードするrep遺伝子を含む核酸配列を含む組成物であって、前記核酸配列は、第1のAAV血清型のrep遺伝子由来の少なくとも1つのドメインおよび第2のAAV血清型のrep遺伝子由来の少なくとも1つのドメインを含み、前記第1のAAV血清型および前記第2のAAV血清型は異なり、前記第1の血清型が、AAVrh10、AAV1、AAV3、AAV4、AAV5、AAV6、AAV7、AAV8、AAV9、AAV10、AAV11、AAV12およびAAV13からなる群から選択され、前記第2の血清型が、AAVrh10、AAV1、AAV3、AAV4、AAV5、AAV6、AAV7、AAV8、AAV9、AAV10、AAV11、AAV12およびAAV13からなる群から選択される、組成物。

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