JPWO2019167837A1 - 毛髪又は皮膚用洗浄剤組成物 - Google Patents

毛髪又は皮膚用洗浄剤組成物 Download PDF

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Abstract

本発明は、洗浄力、使用感、仕上がり感等に優れ、毛髪や皮膚の洗浄用として好適な洗浄剤組成物を提供することを目的とする。本発明は、下記成分(A)を含有し、好ましくは、さらに、成分(B)を含有することを特徴とする毛髪又は皮膚用洗浄剤組成物を提供する。成分(A)は、好ましくはジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテートであり、成分(B)は、好ましくはポリオキシエチレン脂肪酸グリセリル、及び脂肪酸ポリグリセリルからなる群より選ばれる少なくとも1種である。成分(A):下記式(I)で表される化合物【化1】[式(I)中、R1は炭素数1〜6のアルキル基を示す。mは2又は3である。]成分(B):ノニオン性界面活性剤

Description

本発明は、毛髪や皮膚の洗浄に用いられる洗浄剤組成物に関する。本願は、2018年3月1日に日本に出願した、特願2018−036880の優先権を主張し、その内容をここに援用する。
従来、毛髪や皮膚の洗浄に用いられる洗浄剤(クレンジング剤、ヘアシャンプー、ボディソープ等)としては、高い洗浄力、良好な使用感・仕上がり等の特性を有すると共に、良好な泡立ち、皮膚への刺激を低減した洗浄剤組成物が用いられている。
例えば、低刺激性で起泡力及び使用感に優れる毛髪・皮膚用洗浄剤組成物として、ポリオキシエチレン誘導体、ポリグリセリン誘導体等の非イオン系界面活性剤やナノシリカゾルが配合された洗浄剤組成物が知られている(例えば、特許文献1〜3等参照)。
特開2003−313585号公報 特開2012−251115号公報 特開2006−083140号公報
しかしながら、従来の洗浄剤組成物は、洗浄力、使用感、仕上がり感が十分ではなかった。
従って、本発明の目的は、洗浄力、使用感、仕上がり感等に優れ、毛髪や皮膚の洗浄用として好適な洗浄剤組成物を提供することにある。
本発明者等は、上記課題を解決するため鋭意検討した結果、洗浄剤組成物に特定のジ−又はトリ−エチレングリコールエーテルエステル化合物を配合することにより、洗浄力、使用感、仕上がり等に優れ、毛髪や皮膚の洗浄用として好適な洗浄剤組成物が得られることを見出した。本発明はこれらの知見に基づいて完成させたものである。
すなわち、本発明は、下記成分(A)を含有することを特徴とする毛髪又は皮膚用洗浄剤組成物を提供する。
成分(A):下記式(I)で表される化合物
Figure 2019167837
[式(I)中、R1は炭素数1〜6のアルキル基を示す。mは2又は3である。]
前記毛髪又は皮膚用洗浄剤組成物は、さらに、下記成分(B)を含有してもよい。
成分(B):ノニオン性界面活性剤
前記毛髪又は皮膚用洗浄剤組成物において、前記成分(A)は、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、トリエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、トリエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、及びトリエチレングリコールモノブチルエーテルアセテートからなる群より選ばれる少なくとも1種であってもよい。
前記毛髪又は皮膚用洗浄剤組成物において、前記成分(A)は、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテートを含んでいてもよい。
前記毛髪又は皮膚用洗浄剤組成物において、前記成分(B)は、HLB値が10〜18のノニオン性界面活性剤であってもよい。
前記毛髪又は皮膚用洗浄剤組成物において、前記成分(B)は、脂肪酸ポリオキシエチレングリセリル、及び脂肪酸ポリグリセリルからなる群より選ばれる少なくとも1種のノニオン性界面活性剤を含んでいてもよい。
前記毛髪又は皮膚用洗浄剤組成物において、前記成分(A)の含有量は、洗浄剤組成物全量(100重量%)に対して0.5〜8重量%であってもよい。
前記毛髪又は皮膚用洗浄剤組成物において、前記成分(B)の含有量は、洗浄剤組成物全量(100重量%)に対して0.5〜30重量%であってもよい。
また、本発明は、前記毛髪又は皮膚用洗浄剤組成物を含む、クレンジング剤を提供する。
本発明の毛髪又は皮膚用洗浄剤組成物は上記式(I)で表される成分(A)を含有するため、優れた洗浄力、使用感、仕上がり感を発揮することができ、毛髪洗浄用途(例えば、ヘアシャンプー)や皮膚洗浄用途(例えば、クレンジング剤、ボディーシャンプー)に好適に使用することができる。
[毛髪又は皮膚用洗浄剤組成物]
本発明の毛髪又は皮膚用洗浄剤組成物(以下、単に「本発明の洗浄剤組成物」と称する場合がある)は、下記成分(A)を含有することを特徴とする。
成分(A):下記式(I)で表される化合物
Figure 2019167837
[式(I)中、R1は炭素数1〜6のアルキル基を示す。mは2又は3である。]
本発明の洗浄剤組成物は、上記成分(A)を含有するため、優れた洗浄力、使用感、仕上がり感を発揮することができる。
式(I)中、R1は炭素数1〜6のアルキル基である。炭素数1〜6のアルキル基としては、直鎖状、分岐鎖状、又は環状の炭素数1〜6のアルキル基を特に限定なく採用することができ、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、tert−ペンチル基、シクロペンチル基、n−へキシル基、2−エチルブチル基、又はシクロヘキシル基等が挙げられる。本発明の洗浄剤組成物の洗浄力、使用感、仕上がり感の観点から、メチル基、エチル基が好ましく、特にエチル基が好ましい。
式(I)中、mは2又は3(整数)である。本発明の洗浄剤組成物の洗浄力、使用感、仕上がり感の観点から、mは2が好ましい。
上記成分(A)としては、特に限定されないが、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、トリエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、トリエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、トリエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート等が挙げられる。発明の洗浄剤組成物の洗浄力、使用感、仕上がり感の観点から、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート等が好ましく、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテートが特に好ましい。
上記成分(A)は、一種を単独で使用することもできるし、二種以上を組み合わせて使用することもできる。また、成分(A)は、公知乃至慣用の方法により製造することもできるし、例えば、商品名「EDGAC」(ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、(株)ダイセル製)等の市販品を使用することもできる。
本発明の洗浄剤組成物における成分(A)の含有量(配合量)は、特に限定されないが、本発明の洗浄剤組成物(100重量%)に対して、0.5〜8重量%であることが好ましく、1〜6重量%であることがより好ましい。成分(A)の含有量がこの範囲にあることにより、高い洗浄力、良好な使用感、仕上がり感を得ながら、泡立ちを高め、肌の乾燥を抑制する効果、さらには繰り返し使用時の肌の乾燥による皮膚刺激を抑制する効果を高めることができる。一方、成分(A)の含有量がこの範囲を超えると、本発明の洗浄剤組成物の安定性が低下する場合がある。
本発明の洗浄剤組成物は、さらに、下記成分(B)を含有することが好ましい。
成分(B):ノニオン性界面活性剤
本発明の洗浄剤組成物が、上記成分(A)に加えて、成分(B)を含むことにより、洗浄力、良好な使用感、仕上がり感が向上し、さらに、泡立ちを高め、肌の乾燥を抑制する効果、さらには繰り返し使用時の肌の乾燥による皮膚刺激を抑制する効果を高めることができる。
上記ノニオン性界面活性剤のHLB値としては、特に限定されないが、10〜18が好ましく、12〜16がより好ましい。この範囲のHLB値のノニオン性界面活性剤を使用することにより、洗浄力、良好な使用感、仕上がり感が向上し、さらに、泡立ちを高め、肌の乾燥を抑制する効果、さらには繰り返し使用時の肌の乾燥による皮膚刺激を抑制する効果を高めることができる。
なお、HLB(Hydrophile-Lypophile Balance)値は、界面活性剤の水及び油への親和性を示す値であり、グリフィン法により次式から求めることができる。
HLB=20×[(界面活性剤中に含まれる親水基の分子量)/(界面活性剤の分子量)]
上記ノニオン性界面活性剤としては、特に限定されないが、エーテル型ノニオン性界面活性剤、エステル型ノニオン性界面活性剤、アミド型ノニオン性界面活性剤等が挙げられる。
エーテル型ノニオン性界面活性剤としては、特に限定されないが、例えば、ポリオキシエチレン(以下、POEという。)セチルエーテル(セテス)、POEステアリルエーテル(ステアレス)、POEベヘニルエーテル、POEオレイルエーテル(オレス)、POEラウリルエーテル(ラウレス)、POEオクチルドデシルエーテル、POEヘキシルデシルエーテル、POEイソステアリルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルエーテル;POEノニルフェニルエーテル、POEオクチルフェニルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル;ポリグリセリンラウリルエーテル、ポリグリセリンミリスチルエーテル、ポリグリセリンステアリルエーテル等のポリグリセリンアルキルエーテルが挙げられる。
エステル型ノニオン性界面活性剤としては、特に限定されないが、例えば、モノオレイン酸POEソルビタン、モノステアリン酸POEソルビタン、モノパルミチン酸POEソルビタン、モノラウリン酸POEソルビタン、トリオレイン酸POEソルビタン等の脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタン;モノステアリン酸POEグリセリル、モノミリスチン酸POEグリセリル、ヤシ油脂肪酸POEグリセリル等の脂肪酸ポリオキシエチレングリセリル;テトラオレイン酸POEソルビット、ヘキサステアリン酸POEソルビット、モノラウリン酸POEソルビット、POEソルビットミツロウ等の脂肪酸ポリオキシエチレンソルビット;モノオレイン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノラウリン酸ポリエチレングリコール等の脂肪酸ポリエチレングリコール;親油型モノオレイン酸グリセリル、親油型モノステアリン酸グリセリル、自己乳化型モノステアリン酸グリセリル等のモノ脂肪酸グリセリル;モノオレイン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノラウリン酸ソルビタン等の脂肪酸ソルビタン;ショ糖脂肪酸エステル;モノラウリン酸デカグリセリル、モノステアリン酸デカグリセリル、モノオレイン酸デカグリセリル、モノミリスチン酸デカグリセリル等の脂肪酸ポリグリセリル等が挙げられる。
アミド型ノニオン性界面活性剤としては、特に限定されないが、例えば、ポリオキシエチレンラウリン酸モノエタノールアミド、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ポリオキシプロピレンミリスチン酸モノエタノールアミド等のポリオキシアルキレン脂肪酸アミド(ポリオキシアルキレン脂肪酸アルカノールアミド)等が挙げられる。
上記ノニオン性界面活性剤としては、特に限定されないが、本発明の洗浄剤組成物の洗浄力、使用感、仕上がり感の観点から、エステル型ノニオン性界面活性剤が好ましく、脂肪酸ポリオキシエチレングリセリル、及び脂肪酸ポリグリセリルからなる群から選ばれる少なくとも1種がより好ましく、脂肪酸ポリオキシエチレングリセリル、及び脂肪酸ポリグリセリルの両方を含むことが特に好ましい。
上記脂肪酸ポリオキシエチレングリセリルは、特に限定されないが、下記式(II)で表される化合物が挙げられる。
Figure 2019167837
[式(II)中、R2は炭素数8〜18のアシル基を示す。a及びbはオキシエチレン単位の平均量体数を示し、a+bが1〜10の数である。]
式(II)中、R2は炭素数8〜18のアシル基を示す。炭素数8〜18のアシル基としては、特に限定されないが、デカノイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイル基、オレオイル基、リノレイル基等が挙げられ、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基等の炭素数12〜16のアシル基が好ましい。
式(II)中、a及びbはオキシエチレン単位の平均量体数を示し、aとbの合計(a+b)が1〜10の数であり、好ましくは、3〜8の数である。
脂肪酸ポリオキシエチレングリセリルとしては、本発明の洗浄剤組成物の洗浄力、使用感、仕上がり感の観点から、ヤシ油脂肪酸POEグリセリルが好ましく、特にヤシ油脂肪酸PEG−7グリセリルが好ましい。
上記脂肪酸ポリグリセリルは、特に限定されないが、下記式(III)で表される化合物が挙げられる。
Figure 2019167837
[式(III)中、R3は炭素数8〜18のアシル基を示す。nはグリセリン重合度を示し、2〜13の整数である。]
式(III)の括弧内のC362は、下記式(1)及び(2)で示される何れの構造を有していてもよい。
−CH2−CHOH−CH2O− (1)
−CH(CH2OH)CH2O− (2)
式(III)中、R3は炭素数8〜18のアシル基を示す。R3の炭素数8〜18のアシル基としては、特に限定されないが、上記のR2と同様なものが挙げられる。
式(III)中、nはグリセリンの重合度を示し、2〜13(好ましくは3〜12、特に好ましくは4〜10)の整数である。
脂肪酸ポリグリセリルとしては、本発明の洗浄剤組成物の洗浄力、使用感、仕上がり感の観点から、ラウリル酸ポリグリセリルが好ましく、特にラウリル酸デカグリセリルが好ましい。
上記成分(B)は、一種を単独で使用することもできるし、二種以上を組み合わせて使用することもできる。また、成分(B)は、公知乃至慣用の方法により製造することもできるし、市販品を使用することもできる。
本発明の洗浄剤組成物における成分(B)の含有量(配合量)は、特に限定されないが、本発明の洗浄剤組成物(100重量%)に対して、0.5〜30重量%であることが好ましく、2〜20重量%であることがより好ましく、2〜15重量%であることがより好ましい。成分(B)の含有量がこの範囲にあることにより、良好な泡立ち、高い洗浄力、良好な仕上がりを得ながら、肌の乾燥を抑制する効果、さらには繰り返し使用時の手肌の乾燥による皮膚刺激を抑制する効果を高めることができる。
本発明の洗浄剤組成物が成分(B)として脂肪酸ポリオキシエチレングリセリルを含有する場合、その含有量(配合量)は、特に限定されないが、本発明の洗浄剤組成物(100重量%)に対して、0.5〜25重量%であることが好ましく、2〜15重量%であることがより好ましく、2〜12重量%であることがさらに好ましい。脂肪酸ポリオキシエチレングリセリルの含有量がこの範囲にあることにより、良好な泡立ち、高い洗浄力、良好な仕上がりを得ながら、肌の乾燥を抑制する効果、さらには繰り返し使用時の手肌の乾燥による皮膚刺激を抑制する効果を高めることができる。
本発明の洗浄剤組成物が成分(B)として脂肪酸ポリグリセリルを含有する場合、その含有量(配合量)は、特に限定されないが、本発明の洗浄剤組成物(100重量%)に対して、0.5〜15重量%であることが好ましく、2〜10重量%であることがより好ましく、2〜5重量%であることがさらに好ましい。脂肪酸ポリグリセリルの含有量がこの範囲にあることにより、良好な泡立ち、高い洗浄力、良好な仕上がりを得ながら、肌の乾燥を抑制する効果、さらには繰り返し使用時の手肌の乾燥による皮膚刺激を抑制する効果を高めることができる。
本発明の洗浄剤組成物が成分(B)として脂肪酸ポリオキシエチレングリセリル及び脂肪酸ポリグリセリルを含有する場合、その重量比(脂肪酸ポリオキシエチレングリセリル/脂肪酸ポリグリセリル)は、特に限定されないが、50/50〜95/5であることが好ましく、60/40〜90/10であることがより好ましく、65/35〜85/15であることがさらに好ましい。脂肪酸ポリオキシエチレングリセリルと脂肪酸ポリグリセリルの重量比がこの範囲にあることにより、良好な泡立ち、高い洗浄力、良好な仕上がりを得ながら、肌の乾燥を抑制する効果、さらには繰り返し使用時の手肌の乾燥による皮膚刺激を抑制する効果を高めることができる。
[その他の成分]
本発明の洗浄剤組成物には、本発明の効果を大きく阻害しない範囲において、前述した成分の他に、例えば、水溶性ポリマー、油性成分、多価アルコール、界面活性剤、pH調整剤、糖、増粘剤、防腐剤、キレート剤、安定剤、酸化防止剤、植物抽出物、生薬抽出物、ビタミン、香料、紫外線吸収剤、抗菌剤等が配合されていてもよい。
水溶性ポリマーとしては、カチオン性ポリマー、アニオン性ポリマー、非イオン性ポリマー、及び両性の天然又は合成ポリマーを配合することができる。このような水溶性ポリマーのより具体的な例としては、キサンタンガム、グアーガム、アルギン酸ナトリウム、トラガントガム、ローカストビーンガム、エチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロースジメチルジアリルアンモニウムクロリド、ヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドエーテル、カルボキシビニルポリマー(カルボマー)、ポリアクリル酸とその塩類、(メタ)アクリル酸アルキル共重合体等が挙げられる。
油性成分としては、油脂、ロウ、高級アルコール、炭化水素、高級脂肪酸、アルキルグリセリルエーテル、エステル、シリコーン等が挙げられる。
油脂としては、ラノリン、オリーブ油、ツバキ油、シア脂、アーモンド油、サフラワー油、ヒマワリ油、大豆油、綿実油、ゴマ油、トウモロコシ油、ナタネ油、コメヌカ油、コメ胚芽油、ブドウ種子油、アボカド油、マカダミアナッツ油、ヒマシ油、ヤシ油、月見草油等が挙げられる。
ロウとしては、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、ホホバ油、ラノリン等が挙げられる。
高級アルコールとしては、セチルアルコール(セタノール)、2−ヘキシルデカノール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、オレイルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、2−オクチルドデカノール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、デシルテトラデカノール、ラノリンアルコール等が挙げられる。
炭化水素としては、パラフィン、オレフィンオリゴマー、ポリイソブテン、水添ポリイソブテン、ミネラルオイル、スクワラン、ポリブテン、ポリエチレン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン等が挙げられる。
高級脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、オレイン酸、ラノリン脂肪酸等が挙げられる。
アルキルグリセリルエーテルとしては、バチルアルコール、キミルアルコール、セラキルアルコール、イソステアリルグリセリルエーテル、エチルヘキシルグリセリルエーテル等が挙げられる。
エステルとしては、前記成分(A)以外のエステル、例えばアジピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ステアリル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸イソトリデシル、パルミチン酸2−エチルへキシル、リシノール酸オクチルドデシル、10〜30の炭素数を有する脂肪酸コレステリル/ラノステリル、乳酸セチル、酢酸ラノリン、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、カプリン酸セチル、トリカプリル酸グリセリル、リンゴ酸ジイソステアリル、コハク酸ジオクチル、2−エチルヘキサン酸セチル等が挙げられる。
シリコーンとしては、ジメチルポリシロキサン(ジメチコン)、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、末端水酸基変性ジメチルポリシロキサン、650〜10000の平均重合度を有する高重合シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン(例えば、(PEG/PPG/ブチレン/ジメチコン)コポリマー)、アミノ変性シリコーン、ベタイン変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーン、メルカプト変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン等が挙げられる。
多価アルコールとしては、グリコール類、グリセリン類等が挙げられる。グリコール類としては、前記成分(B)以外のグリコール、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、イソプレングリコール、1,3−ブチレングリコール等が挙げられる。グリセリン類としては、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等が挙げられる。
界面活性剤としては、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤の他、カチオン性界面活性剤を併用することができる。
アニオン性界面活性剤としては、アルキルエーテル硫酸塩、アルキル硫酸塩、アルケニルエーテル硫酸塩、アルケニル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、飽和又は不飽和脂肪酸塩、アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、α−スルホン脂肪酸塩、N−アシルアミノ酸型界面活性剤、リン酸モノ又はジエステル型界面活性剤、スルホコハク酸エステル等が挙げられる。これらの界面活性剤のアニオン基の対イオンとしては、ナトリウムイオン、カリウムイオン、トリエタノールアミン等が挙げられる。アルキル硫酸塩としては、ラウリル硫酸ナトリウム等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、ココベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、コカミドプロピルベタイン、ラウロアンホ酢酸ナトリウム、ココアンホ酢酸ナトリウム、ラウリルベタイン(ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン)等が挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、ステアリルトリメチルアンモニウムサッカリン、セチルトリメチルアンモニウムサッカリン、塩化メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム、メチル硫酸ベヘニルトリメチルアンモニウム等が挙げられる。
pH調整剤としては、クエン酸、酒石酸、乳酸、リンゴ酸、コハク酸、フマル酸、マレイン酸、ピロリン酸、グルコン酸、グルクロン酸、安息香酸、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、水酸化カリウム等が挙げられる。
糖としては、ソルビトール、マルトース等が挙げられる。防腐剤としては、パラベン、フェノキシエタノール、エタノール等が挙げられる。キレート剤としては、エデト酸二ナトリウム等が挙げられる。安定剤としては、フェナセチン、8−ヒドロキシキノリン、アセトアニリド、ピロリン酸ナトリウム、バルビツール酸、尿酸、タンニン酸等が挙げられる。酸化防止剤としては、アスコルビン酸、亜硫酸塩等が挙げられる。
増粘剤としては、塩化ナトリウム、塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド等が挙げられる。
本発明の洗浄剤組成物は、例えば、上記成分(A)と、必要に応じて、成分(B)、その他の成分を混合することにより製造することができる。
本発明の洗浄剤組成物は、例えばpH3〜11が好ましく、特に好ましくはpH4〜10である。
本発明の洗浄剤組成物の剤型は、特に限定されない。具体例として、例えば、固体状、液状、ゲル状、フォーム状、クリーム状等が挙げられる。剤型が固体状である場合、添加剤として、さらに分散剤、例えばステアリン酸金属塩、タルク、結晶セルロース、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、デキストリン、デンプン等を配合してもよい。
本発明の洗浄剤組成物の用途は、生体に適用されるものであれば特に限定されないが、洗浄力、使用感、仕上がり感に優れることから、毛髪用(ヘアシャンプー)、身体(皮膚)用の洗浄剤(クレンジング剤、ボディソープ、洗顔剤、ハンドソープ)等として好適に用いることができる。毛髪用の洗浄剤としては、例えば洗髪剤(ヘアシャンプー)、さらにはパーマネントウエーブ処理後、毛髪脱色・脱染処理後、染毛処理後に適用される各種後処理剤等が挙げられる。
本発明の洗浄剤組成物は、特にクレンジング剤として好ましく用いることができ、例えば洗顔料、洗浄料、クレンジングクリーム、マッサージクリーム、シャンプー等とすることができるが、特にメイクアップ化粧料除去用の洗顔料として好適である。
以下、実施例により本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
実施例1〜3、比較例1
下記表1に示す配合組成(単位:重量部)により洗浄剤組成物を下記手順により調製した。
1) (a)〜(g)を均一溶解する。
2) 1)に(h)を添加し、均一溶解する。
3) 2)に(i)を添加し、混合均一化する。
4) 3)に予め均一混合した(j)〜(l)を添加し、混合均一化する。
5) 終了
得られた洗浄剤組成物についてクレンジングジェルとして適用し、下記方法で評価した。
実施例、比較例の洗浄剤組成物(クレンジングジェル)について、専門パネラー6名にて、メイク汚れの洗浄力、洗い流し後の使用感について評価した。
[メイク洗浄力の評価]
メイク洗浄力の評価は、専門パネラー6名によって目視にて5段階(1〜5)で評価し、平均スコアを算出した。結果を表1に示す。
[洗い流し後の使用感]
洗い流し後の使用感の評価は、専門パネラー6名によって官能評価を行い、5段階(1〜5)で評価し、平均スコアを算出した。結果を表1に示す。
なお、表1に示した各成分に対応する数値は、いずれも各成分の含有量を示し、その単位は重量%である。
Figure 2019167837
表1に示す各成分は、以下の通りである。
[成分(A)]
ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート:商品名「EDGAC」、(株)ダイセル製
[成分(B)]
ヤシ油脂肪酸PEG−7グリセリル:商品名「GLYCEROX HE」、クローダジャパン(株)製
ラウリン酸ポリグリセリル−10:商品名「PGLE ML10」、(株)ダイセル製
[その他の成分]
BG:商品名「1,3−BG(UK)」、1,3−ブチレングリコール、(株)ダイセル製
グリセリン:商品名「PALMERA G 9091」、パームオレオ社製
EDTA−2Na:エデト酸二ナトリウム
カルボマー:商品名「Carbopol Ultrez 10(2%水溶液)」、日本ルーブリゾール(株)製
上記で説明した本発明のバリエーションを以下に付記する。
[1]下記成分(A)を含有することを特徴とする毛髪又は皮膚用洗浄剤組成物。
成分(A):下記式(I)で表される化合物
Figure 2019167837
[式(I)中、R1は炭素数1〜6のアルキル基(好ましくはメチル基、エチル基、より好ましくはエチル基)を示す。mは2又は3(好ましくは2)である。]
[2]前記成分(A)が、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、トリエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、トリエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、及びトリエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート(好ましくは、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、及びジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート)からなる群より選ばれる少なくとも1種である、上記[1]に記載の洗浄剤組成物。
[3]前記成分(A)が、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテートを含む、上記[1]又は[2]に記載の洗浄剤組成物。
[4]前記成分(A)の含有量が、洗浄剤組成物全量(100重量%)に対して0.5〜8重量%(好ましくは1〜6重量%)である、上記[1]〜[3]のいずれか1つに記載の洗浄剤組成物。
[5]さらに、下記成分(B)を含有する、上記[1]〜[4]のいずれか1つに記載の洗浄剤組成物。
成分(B):ノニオン性界面活性剤
[6]前記成分(B)が、HLB値が10〜18(好ましくは12〜16)のノニオン性界面活性剤である、上記[5]に記載の洗浄剤組成物。
[7]前記成分(B)が、エーテル型ノニオン性界面活性剤、エステル型ノニオン性界面活性剤、及びアミド型ノニオン性界面活性剤からなる群より選ばれる少なくとも1種(好ましくはエステル型ノニオン性界面活性剤)である、上記[5]又は[6]に記載の洗浄剤組成物。
[8]前記成分(B)が、脂肪酸ポリオキシエチレングリセリル、及び脂肪酸ポリグリセリルからなる群より選ばれる少なくとも1種のノニオン性界面活性剤を含む、上記[5]〜[7]のいずれか1つに記載の洗浄剤組成物。
[9]前記脂肪酸ポリオキシエチレングリセリルが、下記式(II)で表される化合物である、上記[8]に記載の洗浄剤組成物。
Figure 2019167837
[式(II)中、R2は炭素数8〜18(好ましくは炭素数12〜16)のアシル基を示す。a及びbはオキシエチレン単位の平均量体数を示し、a+bが1〜10(好ましくは3〜8)の数である。]
[10]前記脂肪酸ポリオキシエチレングリセリルが、ヤシ油脂肪酸POEグリセリル(好ましくはヤシ油脂肪酸PEG−7グリセリル)である、上記[8]又は[9]に記載の洗浄剤組成物。
[11]前記脂肪酸ポリグリセリルが、下記式(III)で表される化合物である、上記[8]〜[10]のいずれか1つに記載の洗浄剤組成物。
Figure 2019167837
[式(III)中、R3は炭素数8〜18(好ましくは炭素数12〜16)のアシル基を示す。nはグリセリン重合度を示し、2〜13(好ましくは3〜12、特に好ましくは4〜10)の整数である。]
[12]前記脂肪酸ポリグリセリルが、ラウリル酸ポリグリセリル(好ましくはラウリル酸デカグリセリル)である、上記[8]〜[11]のいずれか1つに記載の洗浄剤組成物。
[13]前記成分(B)の含有量が、洗浄剤組成物全量(100重量%)に対して0.5〜30重量%(好ましくは2〜20重量%、より好ましくは2〜15重量%)である、上記[5]〜[12]のいずれか1つに記載の洗浄剤組成物。
[14]前記脂肪酸ポリオキシエチレングリセリルの含有量が、洗浄剤組成物(100重量%)に対して、0.5〜25重量%(好ましくは2〜15重量%、より好ましくは2〜12重量%)である、上記[8]〜[13]のいずれか1つに記載の洗浄剤組成物。
[15]前記脂肪酸ポリグリセリルの含有量が、洗浄剤組成物(100重量%)に対して、0.5〜15重量%(好ましくは2〜10重量%、より好ましくは2〜5重量%)である、上記[8]〜[14]のいずれか1つに記載の洗浄剤組成物。
[16]前記脂肪酸ポリオキシエチレングリセリル及び脂肪酸ポリグリセリルの重量比(脂肪酸ポリオキシエチレングリセリル/脂肪酸ポリグリセリル)が、50/50〜95/5(好ましくは60/40〜90/10、より好ましくは65/35〜85/15)である、上記[8]〜[15]のいずれか1つに記載の洗浄剤組成物。
[17]pH3〜11(好ましくはpH4〜10)である、上記[1]〜[16]のいずれか1つに記載の洗浄剤組成物。
[18]上記[1]〜[17]のいずれか1つに記載の洗浄剤組成物を含む、クレンジング剤(好ましくはメイクアップ化粧料除去用の洗顔料)。
本発明の毛髪又は皮膚用洗浄剤組成物は、皮膚洗浄用途(例えば、クレンジング剤、ボディーシャンプー)や毛髪洗浄用途(例えば、ヘアシャンプー)に好適に使用することができる。

Claims (9)

  1. 下記成分(A)を含有することを特徴とする毛髪又は皮膚用洗浄剤組成物。
    成分(A):下記式(I)で表される化合物
    Figure 2019167837
    [式(I)中、R1は炭素数1〜6のアルキル基を示す。mは2又は3である。]
  2. さらに、下記成分(B)を含有する、請求項1に記載の洗浄剤組成物。
    成分(B):ノニオン性界面活性剤
  3. 前記成分(A)が、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、トリエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、トリエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、及びトリエチレングリコールモノブチルエーテルアセテートからなる群より選ばれる少なくとも1種である、請求項1又は2に記載の洗浄剤組成物。
  4. 前記成分(A)が、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテートを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗浄剤組成物。
  5. 前記成分(B)が、HLB値が10〜18のノニオン性界面活性剤である、請求項2〜4のいずれか1項に記載の洗浄剤組成物。
  6. 前記成分(B)が、脂肪酸ポリオキシエチレングリセリル、及び脂肪酸ポリグリセリルからなる群より選ばれる少なくとも1種のノニオン性界面活性剤を含む、請求項2〜5のいずれか1項に記載の洗浄剤組成物。
  7. 前記成分(A)の含有量が、洗浄剤組成物全量(100重量%)に対して0.5〜8重量%である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の洗浄剤組成物。
  8. 前記成分(B)の含有量が、洗浄剤組成物全量(100重量%)に対して0.5〜30重量%である、請求項2〜7のいずれか1項に記載の洗浄剤組成物。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の洗浄剤組成物を含む、クレンジング剤。
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