JP2004035524A - 角質層水分量低減抑制組成物 - Google Patents
角質層水分量低減抑制組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004035524A JP2004035524A JP2002198555A JP2002198555A JP2004035524A JP 2004035524 A JP2004035524 A JP 2004035524A JP 2002198555 A JP2002198555 A JP 2002198555A JP 2002198555 A JP2002198555 A JP 2002198555A JP 2004035524 A JP2004035524 A JP 2004035524A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water content
- composition
- stratum corneum
- suppressing
- manufactured
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
【解決手段】アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、半極性界面活性剤から選ばれる1種又は2種以上の界面活性剤と1種又は2種以上のノニオン性界面活性剤と塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリルアミドのモノマー仕込み重量比が4/6〜8/2であるカチオン性ポリマー(塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体)を含有する角質層量低減抑制組成物を提供する
【選択図】 なし
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、皮膚(頭皮を含む)に対して低刺激であり、洗浄後の角質層水分量の低減を抑制し、うるおい感に優れ、つっぱり感がなく、かつ、優れた起泡力とクリーミィな泡質を有し、すすぎ時にきしんだりぬるついたりしない肌感触の良い角質層水分量低減抑制組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、皮膚や頭髪の洗浄に用いられる洗浄剤には基本性能である洗浄力や起泡性とともに、さっぱりとした使用感や皮膚や頭髪に対し低刺激であることが望まれてきた。
近年は、それらの性能に加えて、泡質としては弾力のあるきめ細やかなクリーミィな泡が、また、使用感としてはすすぎ時にきしんだり、ぬるついたりしない肌感触の良さが好まれる傾向にある。さらに洗浄後にはうるおい感があり、つっぱり感がなく、しっとりした感触を与える洗浄剤が好まれている。
【0003】
一方、皮膚科学的な観点では、角質層水分量を維持することは、肌のうるおい感の維持、小じわ生成の防止だけでなく、角質層のバリアー機能の維持にとっても重要である。
【0004】
また、皮膚や頭皮表面のほこり、皮脂腺由来の脂質を除去することは健康な角質層の維持にとって有用であるが、一方で、洗浄により角質層の水分も除去され低減してしまう。角質層の水分は肌のうるおい感の維持、小じわ生成の防止、バリアー機能の維持という点で重要なものであるから、洗浄剤としては洗浄後の肌や頭皮の角質層水分量の低減を抑制するものが理想的である。洗浄後の角質層水分量の低減を抑制する組成物の発明が特開2002−128658で開示されている。しかしながら、この組成物を詳細に検討すると、起泡性、角質層水分量低減抑制効果、および使用後のうるおい感やつっぱり感のなさといった性能は充分であるが、近年嗜好性の高い洗浄中の泡質やすすぎ時の肌感触の良さといった使用感については必ずしも充分ではないことがわかった。
【0005】
特開平3−153798には、低刺激性界面活性剤を使用することによる皮膚へのマイルド性や洗浄後のうるおい感の向上を図った洗浄剤組成物が開示されている。しかしこの組成物はマイルド性が高いものの、角質層水分量の維持に関しては充分でなかった。特開昭61−272294及び61−272297には、特定の低刺激性界面活性剤と特定のHLBのノニオン性界面活性剤とを組合せることで蛋白変性率を低減し、皮膚刺激性を減少させた洗浄剤組成物が開示されている。これらの発明には、蛋白変性率の低減とそれによる皮膚刺激性のなさについて記載されているが、洗浄後の角質層水分量の維持、うるおい感については充分ではない。特開平8−239688には、ポリオキシエチレンアルキルエーテル型ノニオン性界面活性剤とアミドエーテルカルボン酸塩とを組合せることで、低刺激性と洗浄性の両立を図った洗浄剤組成物が開示されている。特開平10−279989には、特定HLBのノニオン性界面活性剤を用いて低刺激性と洗浄性の両立を図った洗浄剤組成物が開示されている。しかし、これらは使用性の点から重要な起泡性が充分ではなく、洗浄後の角質層水分量の維持や、うるおい感についても充分でない。さらに、すすぎ時にぬるつきが生じ、肌感触が良好でないという問題があった。特開平5−86397では、特定の低刺激性界面活性剤とイセチオネート型アニオン界面活性剤と特定のノニオン性界面活性剤とを組合せることで、低刺激性と起泡力、泡質のクリーミィ感の両立を図っている。しかし、洗浄後の角質層水分量の維持、うるおい感については充分ではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、皮膚(頭皮を含む)に対して低刺激であり、洗浄後の角質層水分量の低減を抑制し、うるおい感に優れ、つっぱり感がなく、かつ、優れた起泡力とクリーミィな泡質を有し、すすぎ時にきしんだり、ぬるついたりしない肌感触の良い角質層水分量低減抑制組成物を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる実情を鑑み本発明者らは鋭意研究を行った結果、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、半極性界面活性剤から選ばれる1種又は2種以上の界面活性剤にノニオン性界面活性剤と特定のカチオン性高分子を組合せて用いることによって、皮膚(頭皮を含む)に対して低刺激であり、洗浄後の角質層水分量の低減を抑制し、うるおい感に優れ、つっぱり感がなく、かつ、優れた起泡力とクリーミィな泡質を有し、すすぎ時にきしんだり、ぬるついたりしない肌感触の良い角質層水分量低減抑制組成物が得られることを見出し、本発明を完成した。
【0008】
すなわち、次の成分(A)及び(B) 及び(C):
(A)アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、半極性界面活性剤から選ばれる1種又は2種以上の界面活性剤
(B)1種又は2種以上のノニオン性界面活性剤
(C)塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリルアミドのモノマー仕込み重量比が4/6〜8/2であるカチオン性ポリマー(塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体)を含有する角質層量低減抑制組成物を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の成分(A)のアニオン性界面活性剤としては、通常の洗浄剤に用いられるものであれば特に制限されず、カルボン酸塩、硫酸エステル塩、アルキルリン酸エステルなどを用いることができる。
カルボン酸塩としては、C12〜C18の飽和及び不飽和脂肪酸の他、これらの混合物であるヤシ油脂肪酸、硬化ヤシ油脂肪酸、パーム油脂肪酸、硬化パーム油脂肪酸、牛脂脂肪酸、硬化牛脂脂肪酸などのカリウム塩、ナトリウム塩、トリエタノールアミン塩、アンモニウム塩などの脂肪酸石けん、アルキルエーテルカルボン酸塩、N−アシルサルコシン塩、N−アシルグルタミン酸塩などが挙げられ、例えば、ラウリン酸カリウム、ラウリルエーテルカルボン酸ナトリウム、N−ラウロイルサルコシンナトリウム、N−ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、N−ラウロイルメチル−β−アラニントリエタノールアミンなどがある。脂肪酸石けんは、そのものを配合しても良いし、または、組成物中に脂肪酸とアルカリをそれぞれ別々に配合して、中和して用いても良い。
スルホン酸塩としては、N−アシルアミノスルホン酸塩、ポリオキシエチレンスルホコハク酸塩などが挙げられ、N−ココイルメチルタウリンナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルスルホコハク酸ナトリウムなどがある。
硫酸エステル塩としては、高級アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩などがある。アルキルリン酸エステル塩としては、モノラウリルリン酸トリエタノールアミン、モノラウリルリン酸ジカリウムなどがある。
【0010】
本発明の成分(A)の両性およびまたは半極性界面活性剤としては、通常の洗浄剤に用いられるものであれば特に制限されず、イミダゾリン型(アミドアミン型)、アミドアミノ酸塩、カルボベタイン型(アルキルベタイン、アルキルアミドベタイン)、スルホベタイン型(アルキルスルホベタイン、アルキルヒドロキシスルホベタイン)、ホスホベタイン型、アシル第3級アミンオキサイド、アシル第3級ホスフォンオキシドなどを使用することができる。
イミダゾリン型として、ヤシ油アルキル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインなど、アルキルベタインとして、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインなど、アルキルアミドベタインとして、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインなどが挙げられる。
アルキルスルホベタインとして、ヤシ油脂肪酸ジメチルスルホプロピルベタインなど、アルキルヒドロキシスルホベタインとして、ラウリルジメチルアミノヒドロキシスルホベタイン、ホスホベタイン型として、ラウリルヒドロキシホスホベタインなどが挙げられる。アシル第3級アミンオキサイドとしては、ラウリルジメチルアミンオキサイドなど、アシル第3級ホスフォンオキサイドとしては、ラウリルジメチルホスフォンオキサイドなどが挙げられる。
【0011】
上記の成分(A)は、単独で、または2種以上を組合せて使用することができるが、特にアニオン性界面活性剤と両性界面活性剤及び/または半極性界面活性剤を組み合わせて使用することが、起泡性の点から好ましい。上記アニオン性界面活性剤の中では、脂肪酸石けんが好ましい。両性界面活性剤及び半極性界面活性剤の中ではカルボベタイン型やアシル第3級アミンオキサイドが好ましく、さらに安定性の点から脱塩処理したものがより好ましい。
【0012】
本発明の角質層水分量低減抑制組成物中の上記成分(A)は、組成物全量中1〜90質量%が好ましく、さらには8〜90質量%が好ましい。1質量%に満たないと起泡性が充分でなく、90質量%を超えると組成物の粘度が上がるなど製造性が低下する場合がある。
【0013】
成分(B)のノニオン性界面活性剤としては、通常の洗浄剤に用いられるものであれば特に制限されず、ポリオキシアルキレン付加型、モノあるいはジエタノールアミド型、糖系、グリセリン系などを使用することができる。
ポリオキシアルキレン付加型ノニオン性界面活性剤には、1種のポリオキシアルキレン付加型と2種以上のポリオキシアルキレン付加型があり、前者としてポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、後者としてポリオキシプロピレン・ポリオキシエチレンラウリルエーテルなどが挙げられる。
モノあるいはジエタノールアミド系ノニオン性界面活性剤としては、ラウリン酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、N−ポリヒドロキシアルキル脂肪酸アミドなどが挙げられる。
【0014】
糖系ノニオン性界面活性剤としては、糖エーテル系であるアルキルサッカライド系、糖アミド系、ソルビタン脂肪酸エステル系、ショ糖脂肪酸エステル系などが挙げられる。アルキルサッカライド系としては、次の一般式(2)
【化2】
(式中、R2は炭素数6〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル、アルケニル又はアルキルフェニル基を、R3は炭素数2〜4のアルキレン基を、Gは炭素数5〜6の還元糖を示し、rは0〜10、sは1〜10の数を示す)で表されるものが挙げられる。
【0015】
糖アミド系ノニオン性界面活性剤としては、N−メチルラウリルグルカミドなどのN−メチルアルキルグルカミドが挙げられる。
ソルビタン脂肪酸エステル系ノニオン性界面活性剤としては、モノイソステアリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタンなどが挙げられる。
ショ糖脂肪酸エステル系ノニオン性界面活性剤としては、ラウリン酸ショ糖エステル、モノステアリン酸ショ糖エステル、POPモノステアリン酸ショ糖エステルなどが挙げられる。
【0016】
グリセリン系ノニオン性界面活性剤としては、セスキオレイン酸グリセリン、ポリオキシエチレングリセリルモノステアレートなどのモノグリセリン脂肪酸エステル系ノニオン性界面活性剤、モノイソステアリン酸ポリグリセリル等の脂肪酸エステル型ポリグリセリン系ノニオン性界面活性剤、ポリグリセリル・ポリオキシブチレンステアリルエーテルなどのアルキルエーテル型ポリグリセリン系ノニオン性界面活性剤が挙げられる。
【0017】
上記のノニオン性界面活性剤は単独で、または2種以上を組合せて使用することができる。
本発明の角質層水分量低減抑制組成物中の上記成分(B)は、組成物全量中0.1〜20質量%が好ましく、さらには1〜10質量%がより好ましい。0.1質量%に満たないと角質層水分量低減の抑制効果が充分に発揮できず、20質量%を越える起泡性に劣り、使用感を損なう場合がある。
【0018】
これらノニオン性界面活性剤のうち、下記一般式(2)
【化3】
(式中、R1は炭素数8〜22の直鎖又は分岐鎖のアルキル又はアルケニルを表し、nは0〜80の整数を表す)で表されるポリオキシエチレンアルキルエーテルが、角質層水分量低減の抑制効果において好ましい。さらに、R1が16〜22、nが6〜40であるとより一層好ましい。
【0019】
角質層水分量の測定は、水分量と相関のある皮表コンダクタンスの測定から行う。皮表コンダクタンスは、市販の機器(例えば、Skicon−200など)を用いて測定することができる。本発明でいう、角質層水分量低減の抑制率とは、次式によって与えられる値である。尚、A、Bの値が、洗浄前の角質層量で割った値としているのは、測定部位、被験者の違いを考慮してのことである。
【0020】
【式1】
A=本発明の角質層水分量低減抑制組成物で洗浄後の角質層水分量/洗浄前の角質層水分量
B=本発明の角質層水分量低減抑制組成物から成分(B)及び/又は成分(C)を削除した本発明の洗浄剤組成物で洗浄後の角質層水分量/洗浄前の角質層水分量
【0021】
角質層水分量低減の抑制現象は、成分(B)が疎水結合により角質層表面に吸着し、その親水基がバリアー層を形成するためと推測する。バリアー層により角質層の水分を保持する天然保湿因子の流出が抑制され、その結果角質層水分量が低減しないと考える。
【0022】
本発明の角質層水分量低減抑制組成物中の成分(C)であるカチオン性ポリマーは、塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリルアミドのモノマー仕込み重量比が4/6〜8/2であり、泡のクリーミィ性、およびすすぎ時の肌感触の点で5/5〜7/3がさらに良い。
塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリルアミドのモノマー仕込み重量比が4/6より少ない場合には、泡のクリーミィ性が充分でなく、8/2より多い場合にはすすぎ時にぬるつきが生じ、すすぎ時の肌感触が良好ではない。
【0023】
本発明の角質層水分量低減抑制組成物中の上記成分(C)は、組成物全量中で0.01〜5質量%が好ましく、さらに0.05〜1質量%がより好ましい。0.01質量%に満たないとクリーミィな泡質およびすすぎ時の良好な肌感触が得られず、5質量%を越えた場合には洗浄後にべたつきが生じ、使用感を損なう場合がある。
【0024】
本発明の角質層水分量低減抑制組成物において、本発明の効果を妨げない範囲で任意成分を適宜配合することができる。任意成分としては、例えば、高級アルコール、シリコーン油などの油分、ラノリン誘導体、蛋白誘導体、水溶性高分子化合物、アクリル樹脂分散液、さらにビタミンなどの薬剤、殺菌剤、防腐剤、pH調製剤、酸化防止剤、金属封鎖剤、紫外線吸収剤、動植物抽出物又はその誘導体、色素、香料、さらに顔料、無機粉体、ナイロン、ポリエチレンなど水不溶性粉体などが挙げられる。なお、これら任意成分の添加量は、本発明の効果を妨げない範囲で通常量配合することができる。
【0025】
上記任意成分として使用される香料は、特開2002−128658号記載のリストを引用することにより本明細書の開示の一部とされるが、これらに限定されるものではない。
【0026】
本発明の角質層量低減抑制組成物の性状は、特に限定されるものではなく、例えば、ペースト状、ゲル状、液体状、固体状等の剤型とすることができる。また、可溶化系、乳化系、粉体分散系などが挙げられる。
【0027】
さらに、上記角質層量低減抑制組成物には、通常の容器が適用でき、例えば、ポンプ容器、チューブ、フォーマー容器、袋状容器などが挙げられる。フォーマー容器を使用する場合は、該角質層量低減抑制組成物の粘度は5℃において、100mPa/s以下に、更に好ましくは50mPa/s以下に調製することが、泡形成性の点から好ましい。また、フォーマー容器は、ポンプ式でも、スクイーズ式でも特に限定されないが、内容物を通過させて泡を形成させる多孔質体は100メッシュ以上、好ましくは200メッシュがよく、その枚数も2枚以上が泡形成性の点から好ましい。より具体的には、特開平7−315463号公報及び特開平8−230961号公報に記載されたフォーマー容器を好適に使用することができる。
【0028】
また、本発明の角質層量低減抑制組成物を調製する装置としては、剪断力と全体混合できる複数の攪拌羽根、例えば、プロペラ、タービン、ディスパーなどを備えた攪拌装置が望ましく、特に好ましくは、アジホモミキサー、逆流ミキサー、ハイブロッドミキサーなどが望ましい。
【0029】
【実施例】
以下に、実施例及び比較例を挙げて、本発明をより具体的に説明するが、本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。なお、以下の例において「%」は、いずれも「質量%」を表わし、実施例記載の成分量は、全て純分換算である。
また、表1〜5中の実施例1〜36及び比較例1〜3、並びに後述する実施例37〜44において使用した香料A〜Dは、特願2001−115911号に記載された香料組成物A〜Dである。
[実施例1〜36及び比較例1〜3]
表1から5に示す配合組成で常法により角質層量低減抑制組成物を調製し、その起泡性、泡のクリーミィ性、すすぎ時の肌感触のよさ、角質層水分量低減の抑制率、使用後のうるおい感及びつっぱり感のなさを下記方法により評価した。
これらの結果を下記表1〜5に示す。
【0030】
[評価項目]
起泡性
女性10名(専門パネラー)が本発明品、比較品を皮膚及び/又は毛髪に使用後、下記基準で泡の量を官能的に評価した。
◎:泡の量が非常に多い
○:泡の量が多い
△:泡の量がやや少ない
×:泡の量が少ない
【0031】
泡のクリーミィ性
◎:非常にクリーミィ
○:クリーミィ
△:クリーミィ性がやや劣る
×:クリーミィ性が劣る
【0032】
すすぎ時の肌感触のよさ
女性10名(専門パネラー)が本発明品、比較品を皮膚及び/又は毛髪に使用後、下記基準ですすぎ時の肌感触のよさを官能的に評価した。
◎:非常によい
○:よい
△:やや悪い
×:悪い
【0033】
角質層水分量低減の抑制率:角質層水分量の測定方法
角質層水分量の測定は、水分量と相関のある皮表コンダクタンスの測定から行う。皮表コンダクタンスは、Skicon−200を用いて測定した。未処理の皮膚を測定した後、洗浄液で下記の方法に従って処理し、処理前と処理後の皮表コンダクタンスの測定値から下記の式に従い、角質層水分量を算出した。なお、測定は20℃、相対湿度65%の恒温室で30分馴化した後に行った。
本発明でいう、角質層水分量とは、次式によって与えられる値である。
【式2】
X=未処理の皮表コンダクタンス値
Y=洗浄液で処理した後の皮表コンダクタンス値
洗浄液での処理は、前腕内側部を40℃の純水に5分間浸漬した後に、前腕内側部にカップを装着し、使用濃度の液体洗浄剤組成物(温度:40±1℃)を5ml注ぎ、10分間振盪した(100回/分)。洗浄液を除去した後、水道水で十分すすぎ、5分間風乾させた。
角質層水分量低減の抑制率は、[発明の実施形態]において記載した計算式を用いて算出した。
【0034】
使用後のうるおい感
女性10名(専門パネラー)が本発明品、比較品を皮膚及び/又は頭皮に使用後、下記基準でうるおい感を官能的に評価した。
◎:うるおい感が非常にある
○:うるおい感がある
△:ややうるおい感がない
×:うるおい感がない
【0035】
使用後のつっぱり感のなさ
女性10名(専門パネラー)が本発明品、比較品を皮膚及び/又は頭皮に使用後、下記基準で使用後のつっぱり感のなさを官能的に評価した。
◎:全くつっぱらない
○:ほとんどつっぱらない
△:ややつっぱる
×:つっぱる
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
【0039】
【表4】
【0040】
【表5】
【0041】
実施例1〜36の結果より、得られた組成物は、いずれも皮膚(頭皮を含む)に対して低刺激であり洗浄後の角質層水分量の低減を抑制し、使用後のうるおい感に優れ、つっぱり感がなく、かつ、優れた起泡力とクリーミィな泡質を有し、すすぎ時にきしんだり、ぬるついたりしない肌感触の良いものであった。なお比較例2、3は角質層量の低減はされるものの、起泡性や泡のクリーミィ性およびすすぎ時の肌感触が悪いものであった。
【0042】
なお、表1〜5中の*1〜29は以下のものを用いた。
*1 アミノソープAR−12(味の素社製)
*2 アミソフトLK−11(味の素社製)
*3 ソイポンSLE(川研ファインケミカル社製)
*4 ビューライトLSS(三洋化成社製)
*5 NIKKOL ホステンHLP−N(日光ケミカルズ社製)
*6 NIKKOL LMT(日光ケミカルズ社製)
*7 パーソフトEF(日本油脂社製)
*8 オバゾリンLB(東邦化学工業社製)
*9 ソフダゾリンLPB(川研ファインケミカル社製)
*10 ソフダゾリンAHS−103(東邦化学社製)
*11 アロモックスDM12D−W(ライオン化学社製)
*12 NIKKOL HCO−20(日光ケミカルズ社製)
*13 NIKKOL TMGO−5(日光ケミカルズ社製)
*14 ニューポールPE−61(三洋化成社製)
*15 Sフェイス IS−1002(阪本薬品工業社製)
*16 Sフェイス L―401(阪本薬品工業社製)
*17 アミゾール LME(川研ファインケミカル社製)
*18 ホームリードCD(ライオン化学社製)
*19 SY−DP14(阪本薬品工業社製)
*20 EMALEX GWIS−103(日本エマルジョン社製)
*21 NIKKOL TS−30(日光ケミカルズ社製)
*22 サンソフトSE−16P(太陽化学社製)
*23 プランタケア2000UP(ヘンケルジャパン社製)
*24 EMALEX 705(日本エマルジョン社製)
*25 EMALEX 730(日本エマルジョン社製)
*26 EMALEX OD−5(日本エマルジョン社製)
*27 EMALEX BHA−30(日本エマルジョン社製)
*28 EMALEX 611(日本エマルジョン社製)
*29 EMALEX 107(日本エマルジョン社製)
【0043】
次に下記組成に従って実施例37〜44の角質層水分量低減抑制組成物を各製剤の常法に準じて調製した。これらの角質層水分量低減抑制組成物について、上記実施例1等と同様に起泡性、すすぎ時の肌感触の良さ、角質層水分量低減の抑制率、使用後のうるおい感及び使用後のつっぱり感のなさを評価したところ、いずれの実施例組成物とも起泡性、すすぎ時の肌感触の良さ、角質層水分量低減の抑制率、使用後のうるおい感及びつっぱり感のなさが優れていた。
【0044】
[実施例37〜44]
以下に本発明の角質層水分量低減抑制組成物を含有する洗浄剤組成物の実施例を示す。
[液体洗浄剤組成物]実施例 37
ラウリン酸カリウム 5質量%
ミリスチン酸カリウム 9
パルミチン酸カリウム 1
N−ラウロイル−β−アラニン 1
リンゴ酸モノラウリルアミド 2
ラウリン酸アミドプロピルベタイン(*1) 2
POE(11)ステアリルエーテル(*2) 1
塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリルアミド共重合体(70/30)
(*3) 0.3
ヒドロキシエチルセルロース(*4) 0.5
プロピレングリコール 10
グリセリン 5
エデト酸ナトリウム 0.2
エチレングリコールジステアレート 3
スチレン共重合体エマルジョン(*5) 2
シリコーンエマルジョン(*6) 2
香料A 0.3
黄色4号 適量
水酸化カリウム pH10に調整量
精製水 残部 合計(%) 100.0
*1:エナジコールL−30B、ライオン化学社製
*2 :EMALEX611、日本エマルジョン社製
*3:カヤクリルレジンM−50、日本化薬社製
*4:メトローズ60SH−10000、信越化学工業社製
*5:サイビノールPE―3、サイデン化学社製
*6:BY22−55、東レダウコーニング・シリコーン社製
【0045】
[デオドラント及び殺菌用液体洗浄剤組成物(皮膚及び毛髪用)]実施例38
ラウリン酸カリウム 8
ミリスチン酸カリウム 12
パルミチン酸カリウム 1
ヤシ油脂肪酸トリエタノールアミン 5
POE(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(植物由来) 5
ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン(*1) 2
POE(20)ベヘニルエーテル(*2) 5
塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリルアミド共重合体(50/50)
(*3) 0.3
ベンゲルFW(*4) 0.3
アクリル酸アルキル共重合体エマルション(*5) 1.2
カチオン化セルロース(*6) 0.1
ヘキシレングリコール 2
エタノール 0.5
メチルパラベン 0.1
プロピルパラベン 0.1
油溶性甘草エキス 2.0
トリクロサン 0.2
ピロクトン オラミン(*7) 0.1
l−メントール 0.3
エデト酸 0.3
シリコーンエマルジョン(*8) 2
プロピレングリコール 10
エチレングリコールジステアレート 1
スチレン重合体エマルジョン(*9) 1
香料B 1
青色403号 適量
水酸化カリウム pH10に調整量
精製水 残部 合計(%) 100.0
*1:オバゾリンLB−SF、東邦化学工業社製
*2:EMALEX BHA−20、日本エマルジョン社製
*3:カヤクリルレジンM−50、日本化薬社製
*4:豊順鉱業社製
*5:レオアールMS−200、ライオン化学社製
*6:レオガードGP、ライオン化学社製
*7:オクトピロックス、クラリアント・ジャパン社製
*8:BY22−020、東レ・ダウコーニング・シリコーン社製
*9:サイビノール PE−21、サイデン化学社製
【0046】
[クリーム状洗浄剤組成物]実施例39
ステアリン酸 8
パルミチン酸 8
ミリスチン酸 14
水酸化カリウム 5.5
POE(16)セチルエーテル(*1) 2
塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリルアミド共重合体(*2)
0.3
グリセリン 15
PEG4000 5
ソルビトール 6
精製ラノリン 0.5
オレンジ油 1
高重合ポリエチレングリコール(*3) 0.5
ダービリアエキス 1
シラカバエキス 1
クニピアF(*4) 0.3
酸化チタン(平均粒子径0.25μm、ルチル型) 1
グンジョウ(平均粒子径0.3〜2μm) 0.05
ベンガラ(平均粒子径0.03μm) 0.05
ナイロン末(平均粒子径100μm) 0.05
エデト酸四ナトリウム四水塩 0.3
香料C 1
精製水 残部 合計(%) 100.0
*1:EMALEX 116、日本エマルジョン製
*2:マーコート550、Calgon社製
*3:ポリオックスWSR−N750、ユニオン・カーバイド社製
*4:クニミネ工業社製
【0047】
[クレンジングジェル組成物]実施例40
ミリスチン酸トリエタノールアミン 6
N−ラウロイルーN−メチル−β−アラニンナトリウム 2
ヤシ油脂肪酸トリエタノールアミド 3
ラウリルジメチルアミンオキサイド 1
POE(10)ベヘニルエーテル(*1) 3
塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリルアミド共重合体(*2)
0.2
ジメチルポリシロキサン(*3) 2
ヒドロキシプロピルメチルセルロース(*4) 0.5
アクリル酸アルキル共重合体エマルション(*5) 0.2
イソプロピルメチルフェノール 0.1
エラグ酸 0.1
ラポナイトXLG(*6) 0.3
ポリエチレン末(平均粒径100μm) 0.3
香料D 1
トリエタノールアミン pH9.2に調整量
精製水 残部 合計(%) 100.0
*1:EMALEX BHA−10、日本エマルジョン社製
*2:マーコートS、Calgon社製
*3:SH200−30cs、東レ・ダウコーニング・シリコーン社製
*4:メトローズHPMC 60SH4000、信越化学工業社製
*5:レオアールMS−200、ライオン化学社製
*6:日本シリカ社製
【0048】
[フォーマー容器充填用液体洗浄剤組成物]実施例 41
フォーマー容器(吉野工業社製):特開平7−315463号公報、
特開平8−230961号公報記載のもの
ヤシ油脂肪酸カリウム 6
ラウリン酸アミドプロピルベタイン 2
POE(10)ステアリルエーテル(*1) 1
塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリルアミド共重合体(*2) 0.3ベンゲルFW(*3) 0.05
塩化ナトリウム 0.2
プロピレングリコール 20
ローズマリーエキス(*4) 1
ホホバ油 1
エデト酸四ナトリウム四水塩 0.1
ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.1
香料A 1
精製水 残部
合計(%) 100.0
*1:BLAUNON SR−710、青木油脂工業社製
*2:カヤクリルレジンM−50、日本化薬社製
*3:豊順鉱業社製
*4:ローズマリー水、丸善製薬社製
【0049】
[毛髪用マイルド液体洗浄剤組成物]実施例42
N−ラウロイル−L−グルタミン酸カリウム 5
2−ラウリル−N−カルボキシメチル−N−
ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン 2
ラウリン酸トリエタノールアミン 5
ラウリルジメチルアミンオキサイド 5
POE(20)ベヘニルエーテル(*1) 5
塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリルアミド共重合体(50/50)
(*2) 0.3
硫酸ナトリウム 1
クニピアF(*3) 0.1
シリコーンエマルジョン(*4) 2
カチオン化グアーガム(*5) 0.5
エチレングリコールジステアレート 2
ヘキシレングリコール 1
ローズマリーエキス(*6) 1
安息香酸ナトリウム 1
ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.1
クエン酸 0.5
香料B 1
精製水 残部
合計(%) 100.0
*1:EMALEX BHA−20、日本エマルジョン社製
*2:カヤクリルレジンM−50、日本化薬社製
*3:クニミネ工業社製
*4:BY22−020、東レ・ダウコーニング・シリコーン社製
*5:ジャガーC14S、三晶社製
*6:ローズマリー水、丸善製薬社製
【0050】
[固形石鹸組成物]実施例43
ヤシ油脂肪酸イセチオン酸ナトリウム 15
パーム/ヤシ油脂肪酸ナトリウム(パーム/ヤシ油脂肪酸=65/35) 50パルミチン酸 3
ラウリルヒドロキシスルホベタイン(*1) 3
POE(20)ベヘニルエーテル(*2) 4
塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリルアミド共重合体(30/70)
(*3) 0.3
クニピアG(*4) 0.5
ヒマワリ油 1
ジメチルポリシロキサン(*5) 1
高重合ポリエチレングリコール(*6) 0.3
ジブチルヒドロキシトルエン 0.1
エデト酸四ナトリウム四水塩 0.1
ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.1
塩化ナトリウム 0.5
イソプロピルメチルフェノール 0.1
二酸化チタン 0.2
香料C 1
精製水 残部
合計(%) 100.0
*1:ソフダゾリンAHS−103、東邦化学社製
*2:EMALEX BHA−20、日本エマルジョン社製
*3:カヤクリルレジンM−N、日本化薬社製
*4:クニミネ工業社製
*5:SH200−30cs、東レ・ダウコーニング・シリコーン社製
*6:ポリオックスWSR−N750、ユニオン・カーバイド社製
【0051】
[透明石鹸組成物]実施例 44
パーム油脂肪酸ナトリウム 32
パーム核油脂肪酸ナトリウム 14
ラウリン酸アミドプロピルベタイン 2
ポリグリセリル・ポリオキシブチレンステアリルエーテル
8
塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリルアミド共重合体(50/50)
(*1) 0.3
白糖 10
グリセリン 10
プロピレングリコール 2
エタノール 5
ラウリン酸ジエタノールアミド 3
エデト酸二ナトリウム 0.2
塩化ナトリウム 0.2
香料D 1
精製水 残部
合計(%) 100.0
*1:カヤクリルレジンM−50、日本化薬社製
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、皮膚(頭皮を含む)に対して低刺激であり、洗浄後の角質層水分量の低減を抑制し、うるおい感に優れ、つっぱり感がなく、かつ、優れた起泡力とクリーミィな泡質を有し、すすぎ時にきしんだり、ぬるついたりしない肌感触の良い角質層水分量低減抑制組成物が提供される。
請求項2記載の発明によれば、洗浄後の角質層水分量の低減を抑制し、うるおい感を与える点により優れた角質層水分量低減抑制組成物が提供される。
Claims (2)
- 次の成分(A)及び(B):
(A)アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、半極性界面活性剤から選ばれる1種又は2種以上の界面活性剤
(B)1種又は2種以上のノニオン性界面活性剤
(C)塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリルアミドのモノマー仕込み重量比が4/6〜8/2であるカチオン性ポリマー(塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体)を含有する角質層量低減抑制組成物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002198555A JP2004035524A (ja) | 2002-07-08 | 2002-07-08 | 角質層水分量低減抑制組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002198555A JP2004035524A (ja) | 2002-07-08 | 2002-07-08 | 角質層水分量低減抑制組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004035524A true JP2004035524A (ja) | 2004-02-05 |
Family
ID=31705976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002198555A Pending JP2004035524A (ja) | 2002-07-08 | 2002-07-08 | 角質層水分量低減抑制組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004035524A (ja) |
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006193484A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-27 | Kanebo Ltd | 皮膚洗浄剤組成物 |
JP2006347962A (ja) * | 2005-06-16 | 2006-12-28 | Shiseido Co Ltd | 皮膚及び毛髪用洗浄料組成物 |
JP2008179583A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-07 | Kracie Home Products Kk | 皮膚洗浄剤組成物 |
WO2009123072A1 (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-08 | 株式会社資生堂 | 起泡性皮膚洗浄料 |
JP2013001860A (ja) * | 2011-06-20 | 2013-01-07 | P & P F:Kk | 洗浄剤組成物 |
WO2013042274A1 (en) | 2011-09-22 | 2013-03-28 | L'oreal | Cosmetic cleansing composition |
JP2016079350A (ja) * | 2014-10-21 | 2016-05-16 | 日油株式会社 | 枠練り固形石けん |
CN105997535A (zh) * | 2016-05-24 | 2016-10-12 | 长沙华晨生物科技有限公司 | 一种不含防腐剂的个人洗护配方 |
JP2017128625A (ja) * | 2016-01-18 | 2017-07-27 | クラシエホームプロダクツ株式会社 | 洗浄剤組成物 |
WO2017208524A1 (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | ライオン株式会社 | 液体皮膚洗浄剤組成物 |
JP2018528982A (ja) * | 2015-09-01 | 2018-10-04 | ロレアル | 少なくとも1種のアニオン性界面活性剤、少なくとも2種の特定のノニオン性界面活性剤、少なくとも1種の両性界面活性剤および少なくとも1種の特定のカチオン性ポリマーを含む組成物 |
CN109620758A (zh) * | 2019-01-04 | 2019-04-16 | 澳宝化妆品(惠州)有限公司 | 一种双层头皮护理组合物及其制备方法 |
JP2020504777A (ja) * | 2016-12-23 | 2020-02-13 | ハイプレッド | 洗剤組成物 |
JP2020037541A (ja) * | 2018-09-05 | 2020-03-12 | クラシエホームプロダクツ株式会社 | 選択洗浄性向上剤および選択洗浄性向上方法 |
US10675236B2 (en) | 2015-09-01 | 2020-06-09 | L'oreal | Composition comprising at least one anionic surfactant, at least one nonionic surfactant, at least one amphoteric surfactant, at least one cationic polymer and at least one amphoteric polymer |
JP2020169138A (ja) * | 2019-04-03 | 2020-10-15 | ライオン株式会社 | 毛髪洗浄剤組成物 |
JP2020200270A (ja) * | 2019-06-10 | 2020-12-17 | 花王株式会社 | 細胞間脂質溶出抑制剤 |
JP2021038148A (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-11 | 株式会社コスモビューティー | 染毛用液体洗浄組成物 |
JP2022073255A (ja) * | 2020-10-30 | 2022-05-17 | 花王株式会社 | 皮膚又は毛髪洗浄剤組成物 |
-
2002
- 2002-07-08 JP JP2002198555A patent/JP2004035524A/ja active Pending
Cited By (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006193484A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-27 | Kanebo Ltd | 皮膚洗浄剤組成物 |
JP2006347962A (ja) * | 2005-06-16 | 2006-12-28 | Shiseido Co Ltd | 皮膚及び毛髪用洗浄料組成物 |
JP2008179583A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-07 | Kracie Home Products Kk | 皮膚洗浄剤組成物 |
WO2009123072A1 (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-08 | 株式会社資生堂 | 起泡性皮膚洗浄料 |
JP2009242274A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Shiseido Co Ltd | 起泡性皮膚洗浄料 |
US20110118164A1 (en) * | 2008-03-31 | 2011-05-19 | Shiseido Company, Ltd. | Foamable Skin Washing Agent |
CN102046143B (zh) * | 2008-03-31 | 2013-06-12 | 株式会社资生堂 | 起泡性皮肤清洁剂 |
US8946137B2 (en) | 2008-03-31 | 2015-02-03 | Shiseido Company, Ltd. | Foamable skin washing agent |
TWI488648B (zh) * | 2008-03-31 | 2015-06-21 | Shiseido Co Ltd | 起泡性皮膚洗淨料 |
JP2013001860A (ja) * | 2011-06-20 | 2013-01-07 | P & P F:Kk | 洗浄剤組成物 |
WO2013042274A1 (en) | 2011-09-22 | 2013-03-28 | L'oreal | Cosmetic cleansing composition |
JP2016079350A (ja) * | 2014-10-21 | 2016-05-16 | 日油株式会社 | 枠練り固形石けん |
JP2020128430A (ja) * | 2015-09-01 | 2020-08-27 | ロレアル | 少なくとも1種のアニオン性界面活性剤、少なくとも2種の特定のノニオン性界面活性剤、少なくとも1種の両性界面活性剤および少なくとも1種の特定のカチオン性ポリマーを含む組成物 |
JP2018528982A (ja) * | 2015-09-01 | 2018-10-04 | ロレアル | 少なくとも1種のアニオン性界面活性剤、少なくとも2種の特定のノニオン性界面活性剤、少なくとも1種の両性界面活性剤および少なくとも1種の特定のカチオン性ポリマーを含む組成物 |
US10675236B2 (en) | 2015-09-01 | 2020-06-09 | L'oreal | Composition comprising at least one anionic surfactant, at least one nonionic surfactant, at least one amphoteric surfactant, at least one cationic polymer and at least one amphoteric polymer |
JP2017128625A (ja) * | 2016-01-18 | 2017-07-27 | クラシエホームプロダクツ株式会社 | 洗浄剤組成物 |
CN105997535A (zh) * | 2016-05-24 | 2016-10-12 | 长沙华晨生物科技有限公司 | 一种不含防腐剂的个人洗护配方 |
WO2017208524A1 (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | ライオン株式会社 | 液体皮膚洗浄剤組成物 |
JP2017214326A (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | ライオン株式会社 | 液体皮膚洗浄剤組成物 |
JP2020504777A (ja) * | 2016-12-23 | 2020-02-13 | ハイプレッド | 洗剤組成物 |
JP2022176277A (ja) * | 2018-09-05 | 2022-11-25 | クラシエホームプロダクツ株式会社 | 選択洗浄性を向上させる方法 |
JP2020037541A (ja) * | 2018-09-05 | 2020-03-12 | クラシエホームプロダクツ株式会社 | 選択洗浄性向上剤および選択洗浄性向上方法 |
CN109620758A (zh) * | 2019-01-04 | 2019-04-16 | 澳宝化妆品(惠州)有限公司 | 一种双层头皮护理组合物及其制备方法 |
JP2020169138A (ja) * | 2019-04-03 | 2020-10-15 | ライオン株式会社 | 毛髪洗浄剤組成物 |
JP7325997B2 (ja) | 2019-04-03 | 2023-08-15 | ライオン株式会社 | 毛髪洗浄剤組成物 |
JP2020200270A (ja) * | 2019-06-10 | 2020-12-17 | 花王株式会社 | 細胞間脂質溶出抑制剤 |
JP2021038148A (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-11 | 株式会社コスモビューティー | 染毛用液体洗浄組成物 |
JP2022073255A (ja) * | 2020-10-30 | 2022-05-17 | 花王株式会社 | 皮膚又は毛髪洗浄剤組成物 |
JP7336426B2 (ja) | 2020-10-30 | 2023-08-31 | 花王株式会社 | 皮膚又は毛髪洗浄剤組成物 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007146029A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
EP1284136B2 (en) | Moisturizing detergent compositions | |
JP2004035524A (ja) | 角質層水分量低減抑制組成物 | |
KR20190053886A (ko) | 컨디셔닝 특성을 갖는 클렌징 조성물 | |
JP5078130B2 (ja) | 洗浄料 | |
JP5131415B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
EP0627216B1 (en) | Stable conditioning shampoo containing an anionic surfactant, a fatty alcohol, a silicone conditioner and polyethyleneimine | |
JP3929780B2 (ja) | 毛髪洗浄剤 | |
JP5088459B2 (ja) | 皮膚洗浄剤組成物 | |
EP1466592A1 (en) | Cleansing compositions | |
WO2015122371A1 (en) | Cleansing composition | |
WO2001052798A1 (fr) | Compositions de detergent | |
JP2006182768A (ja) | アニオン性界面活性剤をベースにした液状のクレンジング用組成物;ヒトのケラチン物質をクレンジングするための使用 | |
CN1341012A (zh) | 清洁组合物 | |
JP4114054B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP2005015359A (ja) | 皮膚洗浄剤組成物 | |
JP2002309291A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
EP2039340B1 (en) | Skin cleansing composition | |
WO1995008615A1 (fr) | Composition detergente | |
JP2004217614A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP2005154360A (ja) | 皮膚洗浄剤組成物 | |
JP2010209004A (ja) | 洗浄料組成物 | |
JP2005206812A (ja) | 液体洗浄剤組成物 | |
JP2002121131A (ja) | 安定なパール感を有する洗浄料 | |
JP3403367B2 (ja) | 洗浄剤組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050627 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20050627 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060822 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060830 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061027 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071017 |