JPWO2019155626A1 - 遮断器 - Google Patents

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Abstract

遮断器(50)は、タンク(1)と、タンク(1)の内部に設けられた第1から第3の固定接触子(2a,2b,2c)と、タンク(1)の内部に設けられて移動可能とされた第1から第3の可動接触子(3a,3b,3c)と、タンク(1)の外部に設けられて第1から第3の可動接触子(3a,3b,3c)を移動させる第1から第3の操作装置(4a,4b,4c)と、を備える。第1から第3の操作装置(4a,4b,4c)は、第1から第3の可動接触子(3a,3b,3c)を移動させる駆動源となる第1から第3のトーションバー(43a,43b,43c)を有する。

Description

本発明は、トーションバーの捩りによって蓄えられたエネルギーを用いて接点を開閉させる遮断器に関するものである。
ガス絶縁開閉装置が備える遮断器は、絶縁ガスが封入されたタンクの内部に固定接触子と可動接触子とが設けられて構成される。可動接触子は、固定接触子と接触する位置と、固定接触子と非接触となる位置との間を移動可能とされている。遮断器には、可動接触子を動作させて固定接触子への接触と離間とを切り替えて電源の投入および遮断を行う操作装置が設けられる。操作装置は、タンクの外部に設けられる。操作装置には、三相分の可動接触子を一括で動作させる三相一括操作式の操作装置がある。三相一括操作式の操作装置では、特許文献1に開示されているようなトーションバーが捩られることで蓄えられたエネルギーを駆動力にして可動接触子を動作させるトーションバー式の操作装置が用いられる場合がある。
特開昭63−304542号公報
しかしながら、三相の可動接触子を一括で動作させるエネルギーを蓄えるために、トーションバーが長尺となりやすい。そのため、タンクの外部に設けられた長尺のトーションバーとのスペースを確保するために、ガス絶縁開閉装置の設計自由度が低下してしまう場合があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、設計自由度の向上を図ることができるトーションバー式の操作装置を備えた遮断器を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、タンクと、タンクの内部に設けられた第1から第3の固定接触子と、タンクの内部に設けられて移動可能とされた第1から第3の可動接触子と、タンクの外部に設けられて第1から第3の可動接触子を移動させる第1から第3の操作装置と、を備える。第1の操作装置は、タンクの内部に差し込まれて第1の可動接触子に連結され、第1の可動接触子と連動して移動する第1の連動部を有する第1の本体と、第1の本体から延びる棒状であって第1の連動部を移動させて第1の可動接触子を移動させる駆動源となる第1のトーションバーと、を有する。第2の操作装置は、タンクの内部に差し込まれて第2の可動接触子に連結され、第2の可動接触子と連動して移動する第2の連動部を有する第2の本体と、第2の本体から延びる棒状であって第2の連動部を移動させて第2の可動接触子を移動させる駆動源となる第2のトーションバーと、を有する。第3の操作装置は、タンクの内部に差し込まれて第3の可動接触子に連結され、第3の可動接触子と連動して移動する第3の連動部を有する第3の本体と、第3の本体から延びる棒状であって第3の連動部を移動させて第3の可動接触子を移動させる駆動源となる第3のトーションバーと、を有する。
本発明によれば、設計自由度の向上を図ることができるトーションバー式の操作装置を備えた遮断器を得ることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる遮断器の平面図 図1に示すII−II線に沿った断面図 図1に示すIII−III線に沿った断面図 実施の形態1におけるトーションバーの概略構成を示す断面図 実施の形態1におけるトーションバーの他の例を示す断面図 実施の形態1にかかる遮断器の変形例を示す平面図 図6に示すVII−VII線に沿った断面図
以下に、本発明の実施の形態にかかる遮断器を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる遮断器の平面図である。図2は、図1に示すII−II線に沿った断面図である。図3は、図1に示すIII−III線に沿った断面図である。なお、各図において、水平かつ互いに直交するX軸およびY軸を規定している。また、X軸およびY軸に直交するZ軸を規定している。Z軸に沿った方向は鉛直方向となる。また、X軸、Y軸、およびZ軸の矢印が指し示す方向を正の方向とし、その反対方向を負の方向とする。
遮断器50は、タンク1と、固定接触子2と、可動接触子3と、操作装置4とを備える。タンク1は、Z軸に平行な方向を中心軸とする筒状形状の筒体11を有する。タンク1は、筒体の底面を塞ぐ底面蓋12を有する。タンク1は、筒体11の天面を塞ぐ天面蓋13を有する。筒体11には、水平方向に向けて開口された分岐口11aが形成されている。分岐口11aには、図示を省略した別のタンクが接続される。タンク1の内部は、密閉された空間となっており、タンク1の内部には、六フッ化硫黄(SF)ガスに例示される電気的な絶縁性および消弧性を有する絶縁ガスが封入されている。
タンク1の内部には、3つの固定接触子2が設けられている。以下の説明において、3つの固定接触子2のそれぞれを第1の固定接触子2a、第2の固定接触子2b、および第3の固定接触子2cと区別して称する場合もあるし、区別せずに単に固定接触子2と称する場合もある。
タンク1の内部には、3つの可動接触子3が設けられている。以下の説明において、3つの可動接触子3のそれぞれを第1の可動接触子3a、第2の可動接触子3b、および第3の可動接触子3cと区別して称する場合もあるし、区別せずに単に可動接触子3と称する場合もある。
可動接触子3は、タンク1の内部においてZ軸に平行に移動可能とされている。可動接触子3は、Z軸に平行に移動することで、固定接触子2と非接触となる位置と、固定接触子2に接触する位置との間を移動する。より具体的には、第1の可動接触子3aは、第1の固定接触子2aと非接触となる位置と、第1の固定接触子2aに接触した位置との間を移動する。第2の可動接触子3bは、第2の固定接触子2bと非接触となる位置と、第2の固定接触子2bに接触した位置との間を移動する。第3の可動接触子3cは、第3の固定接触子2cと非接触となる位置と、第3の固定接触子2cに接触した位置との間を移動する。
固定接触子2および可動接触子3からは、それぞれ分岐口11aを通過する導体5,6が接続されている。固定接触子2と可動接触子3とが接触することで、導体5と導体6とが電気的に接続されて電源の投入状態となる。また、固定接触子2から可動接触子3が離れることで、導体5と導体6とが分断されて電源の遮断状態となる。
固定接触子2は、消弧室7に囲まれている。消弧室7の詳細な構成の説明は省略するが、消弧室7の内部では、可動接触子3が固定接触子2に接触する直前に可動接触子3と固定接触子2との間で発生するアークに、タンク1内の絶縁ガスが吹き付けられて、アークの消弧が図られる。固定接触子2は、消弧室7と絶縁性の支持体8とを介してタンク1の内部に固定されている。
タンク1の内部には、天面蓋13に対向する支持板15が設けられている。支持板15は、天面蓋13から延びる支持棒14によって天面蓋13に固定されている。可動接触子3は、支持板15に支持されている。可動接触子3と支持板15との間には、絶縁性の支持体16が設けられている。
タンク1の外部である天面蓋13の上部には3つの操作装置4が設けられている。以下の説明において、3つの操作装置4のそれぞれを、第1の操作装置4a、第2の操作装置4b、および第3の操作装置4cと区別して称する場合もあるし、区別せずに単に操作装置4と称する場合もある。
第1の操作装置4aは、第1の可動接触子3aを移動させる。第2の操作装置4bは、第2の可動接触子3bを移動させる。第3の操作装置4cは、第3の可動接触子3cを移動させる。すなわち、遮断器50では、1つの可動接触子3に対して、1つの操作装置4が設けられている。
操作装置4は、Z軸に沿った方向である上下方向に往復移動する連動部41を有する。連動部41は、天面蓋13を貫通してタンク1の内部に差し込まれている。連動部41は、連結部材17を介して可動接触子3に連結されており、連動部41の移動と連動して可動接触子3も移動する。以下の説明において連動部41を、第1の操作装置4aが有する第1の連動部41a、第2の操作装置4bが有する第2の連動部41b、第3の操作装置4cが有する第3の連動部41cと区別して称する場合もあるし、区別せずに単に連動部41と称する場合もある。連結部材17は、一端17aが支点部18に対して回転可能に連結され、連動部41の移動に伴って支点部18との連結箇所を中心に回転する。支点部18は、支持板15に固定されている。
操作装置4は、連動部41を移動させる駆動機構部が設けられた本体42を有する。駆動機構部についての詳細な構成の説明は省略するが、後述するトーションバーに蓄えられたエネルギーを連動部41に伝達させるためのレバー、カム、ラッチ機構、トーションバーにエネルギーを蓄えさせるための電動機等が駆動機構部に含まれる。
以下の説明において、第1の操作装置4aが有する第1の本体42a、第2の操作装置4bが有する第2の本体42b、第3の操作装置4cが有する第3の本体42cと区別して称する場合もあるし、区別せずに単に本体42と称する場合もある。
操作装置4は、本体42から延びるトーションバー43を有する。各操作装置4には、投入用トーションバー431と遮断用トーションバー432との2本のトーションバー43が設けられている。以下の説明においてトーションバー43を、第1の操作装置4aが有する第1のトーションバー43a、第2の操作装置4bが有する第2のトーションバー43b、第3の操作装置4cが有する第3のトーションバー43cと区別して称する場合もあるし、区別せずに単にトーションバー43と称する場合もある。
図4は、実施の形態1におけるトーションバーの概略構成を示す断面図である。なお、投入用トーションバー431と遮断用トーションバー432とは同様の構成となっている。トーションバー43は、中実棒状の中実バー44と、中実バー44の周囲を囲み中実バー44と同軸に配置された複数の筒状の中空バー45とで構成される。
中実バー44は、一端44a側が本体42側に配置される部分である。中実バー44の一端44aには、本体42に設けられて図示を省略した駆動機構部のレバーおよびカムが連結され、中実バー44の一端44aは回転が可能な自由端となっている。中実バー44の他端44bは、外側に設けられた中空バー45と外周面で連結されている。
最も外側に配置された中空バー45以外の中空バー45は、内側に設けられた中実バー44または中空バー45と連結された端部と反対側となる端部において、外側に設けられた中空バー45と連結される。最も外側に設けられた中空バー45は、内側に設けられた中空バー45と連結された一端45aと反対側となる他端45bが本体42に固定された固定端となる。このように、連結された端部で折り返した折り返し構造で構成されたトーションバー43では、中実バー44の一端44aを、中心軸を中心に回転させることで、最も外側に設けられた中空バー45の他端45bが固定端であるため、中実バー44と中空バー45の全体が捩られる。トーションバー43には、捩られた状態から復元しようとするエネルギーが蓄えられる。
投入用トーションバー431は、図示を省略した電動機によって捩られる。投入用トーションバー431は、捩られた状態から復元することがラッチ機構によって規制される。その規制が解除されると、投入用トーションバー431の中実バー44の一端44aが復元方向に回転する。駆動機構部のレバー等を介して、一端44aの回転が操作装置4の連動部41の移動へと変換されることで、可動接触子3が固定接触子2に接触する位置に移動して投入動作が完了する。
ここで、投入用トーションバー431の中実バー44の一端44aが復元方向にする際に、駆動機構部のカムの作用によって遮断用トーションバー432の中実バー44の一端44aが回転される。遮断用トーションバー432は、捩られた状態から復元することがラッチ機構によって規制される。その規制が解除されると、遮断用トーションバー432の中実バー44の一端44aが復元方向に回転する。駆動機構部のレバー等を介して、一端44aの回転が操作装置4の連動部41の移動へと変換されることで、可動接触子3が固定接触子2と非接触となる位置に移動して遮断動作が完了する。例えば、ラッチ機構の解除信号を3つの操作装置4に同時に送信することで、3相同時での投入動作および遮断動作を行わせることができる。
図1では、固定接触子2および可動接触子3が配置される場所を破線で描いた円で示している。図1に示すように、可動接触子3の移動方向であるZ軸に沿って見た場合に、固定接触子2および可動接触子3は三角形形状の頂点となる位置に配置されている。操作装置4も同様に、三角形形状の頂点となる位置に配置されている。
より具体的には、第1の操作装置4aと第3の操作装置4cとは、第1の方向であるX軸方向に沿って並べて配置されている。第2の操作装置4bは、第1の操作装置4aおよび第3の操作装置4cに対してX軸に沿った方向と垂直な第2の方向であるY軸に沿った方向であって、一方側となる正の方向側にずれた位置、かつX軸に沿った方向において第1の操作装置4aおよび第3の操作装置4cの間となる位置に配置されている。
また、第1のトーションバー43a、第2のトーションバー43b、および第3のトーションバー43cは、Y軸に沿った方向の他方側である負の方向側に向けて延びている。第2のトーションバー43bは、第1の操作装置4aと第3の操作装置4cの間を通る。
以上のように構成された遮断器50では、1つの操作装置4で1つの可動接触子3を移動させているため、1つの操作装置で3つの可動接触子を移動させる三相一括操作式の操作装置に比べて、トーションバー43に蓄える必要のあるエネルギーが小さくて済む。したがって、本実施の形態1におけるトーションバー43は、三相一括操作式の操作装置が備えるトーションバーよりも短くなる。これにより、Z軸に沿って見た場合に、トーションバー43を含む操作装置4のタンク1からのはみ出しを抑えることができる。本実施の形態1では、X軸に沿った方向には操作装置4はタンク1からほとんどはみ出さず、Y軸に沿った方向へのはみ出しを抑えることができている。したがって、トーションバー43のスペースを確保するために、遮断器50を備えるガス絶縁開閉装置の設計自由度が低下してしまうことを抑制することができる。
また、トーションバー43は、中実バー44と中空バー45とを組み合わせた折り返し構造で構成することで、折り返し構造となっていないトーションバーに比べてより一層の短縮化を図ることができる。これは、トーションバー43は、短い長さでより大きなエネルギーを蓄えられると換言できる。1つのトーションバー43が、三相一括操作式の操作装置に備えられるトーションバーの50%のエネルギーを蓄えられるとした場合には、3つの操作装置4を備えた遮断器50では、三相一括操作式の操作装置を備えた遮断器よりも50%×3=150%、すなわち1.5倍のエネルギーで可動接触子3を移動させることが可能となる。したがって、トーションバー43の短縮化を図りつつ、三相一括操作式の操作装置を備えた遮断器よりも高速で可動接触子3を移動させることが可能となり、固定接触子2と可動接触子3との間でのアークの発生時間の短縮化を図ることができる。なお、トーションバー43は、同軸に配置された複数の中空バー46を用いた構成に限られず、例えば1本の中実バーで構成されてもよい。
図5は、実施の形態1におけるトーションバーの他の例を示す断面図である。図5に示すように、最も内側に中空バー46を設けてトーションバー43を構成してもよい。
図6は、実施の形態1にかかる遮断器の変形例を示す平面図である。図7は、図6に示すVII−VII線に沿った断面図である。変形例にかかる遮断器50では、第1のトーションバー43aおよび第3のトーションバー43cは、Y軸に沿った方向の一方側である正の方向に向けて延びており、第2のトーションバー43bは、Y軸に沿った方向の他方側である負の方向に向けて延びている。また、第1の操作装置4aおよび第3の操作装置4cのY軸に沿った方向における負の方向側の端部は、第2のトーションバー43bのY軸に沿った方向における負の方向側となる端部に合わせて配置されている。これにより、図1に示した例に比べて、第1の操作装置4aおよび第3の操作装置4cはY軸に沿った方向における負の方向側にずれて配置されている。
図7に示すように、連結部材17の支点部18をタンク1に固定したり、連結部材17の長さを調節したりすることで、第1の操作装置4aおよび第3の操作装置4cがずれた場合であっても、連動部41の移動に伴って可動接触子3が移動するように構成することができる。
また、図6に示す操作装置4の配置では、Z軸に沿って見た場合に、図1に示す例に比べて、Y軸に沿った方向におけるタンク1からのはみ出しを抑えることができる。これにより、遮断器50を備えるガス絶縁開閉装置の設計自由度が低下してしまうことをより一層抑制することができる。なお、投入用トーションバー431と遮断用トーションバー432とで、図6に例示したトーションバー43と図7に例示したトーションバー43とを組み合わせてもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 タンク、2 固定接触子、2a 第1の固定接触子、2b 第2の固定接触子、2c 第3の固定接触子、3 可動接触子、3a 第1の可動接触子、3b 第2の可動接触子、3c 第3の可動接触子、4 操作装置、4a 第1の操作装置、4b 第2の操作装置、4c 第3の操作装置、5,6 導体、7 消弧室、8 支持体、11 筒体、11a 分岐口、12 底面蓋、13 天面蓋、14 支持棒、15 支持板、16 支持体、17 連結部材、17a 一端、18 支点部、41 連動部、41a 第1の連動部、41b 第2の連動部、41c 第3の連動部、42 本体、42a 第1の本体、42b 第2の本体、42c 第3の本体、43 トーションバー、43a 第1のトーションバー、43b 第2のトーションバー、43c 第3のトーションバー、44 中実バー、44a 一端、44b 他端、45,46 中空バー、45a 一端、45b 他端、50 遮断器、431 投入用トーションバー、432 遮断用トーションバー。

Claims (5)

  1. タンクと、
    前記タンクの内部に設けられた第1の固定接触子と、
    前記タンクの内部に設けられた第2の固定接触子と、
    前記タンクの内部に設けられた第3の固定接触子と、
    前記タンクの内部に設けられて前記第1の固定接触子に接触する位置と非接触となる位置との間を移動可能とされた第1の可動接触子と、
    前記タンクの内部に設けられて前記第2の固定接触子に接触する位置と非接触となる位置との間を移動可能とされた第2の可動接触子と、
    前記タンクの内部に設けられて前記第3の固定接触子に接触する位置と非接触となる位置との間を移動可能とされた第3の可動接触子と、
    前記タンクの外部に設けられて前記第1の可動接触子を移動させる第1の操作装置と、
    前記タンクの外部に設けられて前記第2の可動接触子を移動させる第2の操作装置と、
    前記タンクの外部に設けられて前記第3の可動接触子を移動させる第3の操作装置と、を備え、
    前記第1の操作装置は、前記タンクの内部に差し込まれて前記第1の可動接触子に連結され、前記第1の可動接触子と連動して移動する第1の連動部を有する第1の本体と、前記第1の本体から延びる棒状であって前記第1の連動部を移動させて前記第1の可動接触子を移動させる駆動源となる第1のトーションバーと、を有し、
    前記第2の操作装置は、前記タンクの内部に差し込まれて前記第2の可動接触子に連結され、前記第2の可動接触子と連動して移動する第2の連動部を有する第2の本体と、前記第2の本体から延びる棒状であって前記第2の連動部を移動させて前記第2の可動接触子を移動させる駆動源となる第2のトーションバーと、を有し、
    前記第3の操作装置は、前記タンクの内部に差し込まれて前記第3の可動接触子に連結され、前記第3の可動接触子と連動して移動する第3の連動部を有する第3の本体と、前記第3の本体から延びる棒状であって前記第3の連動部を移動させて前記第3の可動接触子を移動させる駆動源となる第3のトーションバーと、を有することを特徴とする遮断器。
  2. 前記第1の可動接触子の移動方向に沿って見た場合に、
    前記第1の操作装置と前記第3の操作装置とは、前記移動方向と垂直な第1の方向に沿って並べて配置され、前記第2の操作装置は、前記第1の操作装置および前記第3の操作装置に対して前記第1の方向と垂直な第2の方向に沿った一方側にずれた位置、かつ第1の方向において前記第1の操作装置および前記第3の操作装置の間となる位置に配置されており、
    前記第1のトーションバー、前記第2のトーションバー、および前記第3のトーションバーは、前記第2の方向に沿った他方側に向けて延びることを特徴とする請求項1に記載の遮断器。
  3. 前記第1の可動接触子の移動方向に沿って見た場合に、
    前記第1の操作装置と前記第3の操作装置とは、前記移動方向と垂直な第1の方向に沿って並べて配置され、前記第2の操作装置は、前記第1の操作装置および前記第3の操作装置に対して前記第1の方向と垂直な第2の方向に沿った一方側にずれた位置、かつ第1の方向において前記第1の操作装置および前記第3の操作装置の間となる位置に配置されており、
    前記第1のトーションバーおよび前記第3のトーションバーは、前記第2の方向に沿った一方側に向けて延びており、
    前記第2のトーションバーは、前記第2の方向に沿った他方側に向けて延びていることを特徴とする請求項1に記載の遮断器。
  4. 前記第1のトーションバーおよび前記第2のトーションバーの少なくとも一方は、中実棒状の中実バーと、前記中実バーの周囲を囲み前記中実バーと同軸に配置された筒状の中空バーとで構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の遮断器。
  5. 前記第1のトーションバーおよび前記第2のトーションバーの少なくとも一方は、同軸に配置された筒状の複数の中空バーとで構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の遮断器。
JP2018533844A 2018-02-09 2018-02-09 遮断器 Active JP6415792B1 (ja)

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