JP2002231111A - 開閉器操作装置の駆動力蓄勢装置 - Google Patents

開閉器操作装置の駆動力蓄勢装置

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JP2002231111A
JP2002231111A JP2001024010A JP2001024010A JP2002231111A JP 2002231111 A JP2002231111 A JP 2002231111A JP 2001024010 A JP2001024010 A JP 2001024010A JP 2001024010 A JP2001024010 A JP 2001024010A JP 2002231111 A JP2002231111 A JP 2002231111A
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switch operating
operating device
joint
fixing
driving force
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JP2001024010A
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Mitsuyoshi Imura
光芳 井村
Atsuya Nakajima
敦哉 中嶋
Kyoichi Otsuka
恭一 大塚
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H3/00Mechanisms for operating contacts
    • H01H3/22Power arrangements internal to the switch for operating the driving mechanism
    • H01H3/30Power arrangements internal to the switch for operating the driving mechanism using spring motor
    • H01H3/3042Power arrangements internal to the switch for operating the driving mechanism using spring motor using a torsion spring

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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、連結部の構造を簡単にし、これに
より製作コストを低減し、全体を安価にすることを目的
とするものである。 【解決手段】 第1及び第2のトーションバー1,2か
らジョイント装置30に対して与えられるトルクの方向
を、第1及び第2の対向面26a,27aを開離させる
とともに、第1及び第2のジョイント部26,27をピ
ン29に押し付ける方向とし、ピン29には圧縮荷重が
かかるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば変電所や
開閉所に設置される電力用開閉器を開閉操作するための
開閉器操作装置に用いられ、トーションバーの弾性によ
り開閉操作のための駆動力を蓄勢する開閉器操作装置の
駆動力蓄勢装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は例えば特開平5-325734
号公報に示された従来の開閉器操作装置の駆動力蓄勢装
置を示す斜視図、図12は図11のジョイント装置を示
す斜視図である。
【0003】図において、開閉器を駆動するための回転
駆動力を蓄勢する駆動力蓄勢装置には、第1のトーショ
ンバー1、第2のトーションバー2及び第1のトーショ
ンバー1と第2のトーションバー2とを連結するジョイ
ント装置40が設けられている。ジョイント装置40
は、第1のトーションバー1の一端が固着された第1の
ジョイント部3と、第2のトーションバー2の一端が固
着された第2のジョイント部4とを有している。
【0004】第2のトーションバー2の他端は、当該開
閉器操作装置の筐体等の固定部(図示せず)に固定され
た固定部材9に固着されている。第1のジョイント部3
と第2のジョイント部4とは、ピン5により回動可能に
連結されている。ピン5は、第1のジョイント部3の凹
凸部3aと第2のジョイント部4の凹凸部4aとを貫通
する穴40aに挿通されている。第1のジョイント部3
と第2のジョイント部4との間には、スペーサ体6が挿
入されている。
【0005】また、第1及び第2のジョイント部3,4
は、ボルト7及びナット8により締め付けられている。
この駆動力蓄勢装置の初期トルクの調整は、スペーサ体
6の厚さを変更して、第1のトーションバー1と第2の
トーションバー2との間隔を変更することにより行われ
ている。また、スペーサ体6の厚さは、スペーサ体6を
構成するスペーサの枚数又は板厚を変えることにより調
整される。
【0006】第1のトーションバー1の他端は、駆動軸
部10に固着されている。駆動軸部10は、開閉器操作
装置の筐体(図示せず)に固定された軸受11,12に
より支承されている。駆動軸部10には第1のレバー1
3が固定されており、この第1のレバー13はリンク棒
14を介して第2のレバー17と連動するように機械的
に連結されている。
【0007】第2のレバー17は、蓄勢大歯車22の回
転軸18に固定されている。回転軸18は開閉器操作装
置の筐体に固定された軸受19,20により支承されて
いる。回転軸18と蓄勢大歯車22との間には一方向ク
ラッチ21が設けられている。蓄勢大歯車22が矢印I
方向へ回動するとき、回転軸18は同方向へ回転され
る。しかし、回転軸18が矢印I方向と反対の方向へ回
転するとき、その回転が蓄勢大歯車22に伝達されな
い。
【0008】蓄勢大歯車22には、蓄勢小歯車23が噛
合されている。蓄勢小歯車23は、電動機24により回
転される。
【0009】次に、動作について説明する。電動機24
が駆動され、蓄勢小歯車23が所定の回転数だけ矢印G
方向へ回転されると、蓄勢大歯車22が所定角度だけ矢
印I方向へ回転される。蓄勢大歯車22の矢印I方向へ
の回転動作は、一方向クラッチ21及び回転軸18を介
して第2のレバー17に伝達され、リンク棒14が矢印
H方向へ移動される。
【0010】リンク棒14が矢印H方向へ移動されるこ
とにより、第1のレバー13が矢印K方向へ回動され、
第1のトーションバー1がその中心軸を中心として所定
角度捻られる。棒状の弾性体である第1のトーションバ
ー1が捻られ、第1のトーションバー1とジョイント装
置40を介して連結された棒状の弾性体である第2のト
ーションバー2が捻られることにより、第1及び第2の
トーションバー1,2に復元力が蓄勢される。
【0011】このように、第1のレバー13が所定角度
回動され、駆動力蓄勢装置が所定の復元力を有する完全
蓄勢状態となると、電動機24の駆動電源がリミットス
イッチ(図示せず)により遮断され、電動機24は停止
される。このとき、開閉器操作装置に設けられたラッチ
機構(図示せず)により、第1のレバー13は前述の完
全蓄勢状態の位置に保持される。このため、第1及び第
2のトーションバー1,2の復元力は蓄勢されたまま保
持される。
【0012】駆動力蓄勢装置に蓄勢された復元力は、上
記のラッチ機構を引き外すことにより、瞬時に放勢され
る。放勢後の第1及び第2のトーションバー1,2は、
初期トルクのみが蓄勢された状態となる。駆動力蓄勢装
置の復元力が放勢されるとき、第1のトーションバー1
に結合された駆動軸部10が回動され、この駆動軸部1
0に連結された開閉器の開閉操作部が開路駆動又は閉路
駆動される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来の開閉器操作装置の駆動力蓄勢装置においては、
第1及び第2のトーションバー1,2からジョイント装
置40に対して与えられるトルクの方向が、スペーサ体
6を挟持する方向であるため、反対側のピン5には過大
な曲げ荷重が作用する。このピン5に作用する曲げ荷重
を低減するため、第1及び第2のジョイント部3,4に
は、図12に示すような凹凸部3a,4aがそれぞれ設
けられている。このため、第1及び第2のジョイント部
3,4の製作時に複雑な機械加工が必要となり、製作コ
ストが高くなり、装置全体が高価になってしまう。
【0014】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、部品の構成を
簡単にして製作コストを低減することができ、全体を安
価にすることができる開閉器操作装置の駆動力蓄勢装置
を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る開
閉器操作装置の駆動力蓄勢装置は、第1の対向面が形成
されている第1のジョイント部と、第1の対向面に対向
する第2の対向面が形成されている第2のジョイント部
と、第1及び第2の対向面の間隔が変化可能となるよう
に第1及び第2のジョイント部を連結する連結部とを有
するジョイント装置、蓄勢位置と放勢位置との間で回動
可能になっており、開閉器操作装置の操作部に機械的に
連結されている駆動軸部、第1のジョイント部と駆動軸
部との間に連結されており、駆動軸部が放勢位置から蓄
勢位置に回動されることにより捻り量が増大されて蓄勢
し、放勢時には駆動軸部を蓄勢位置から放勢位置まで回
動させる第1のトーションバー、開閉器操作装置の固定
部に対して固定されている固定部材、第2のジョイント
部と固定部材との間に連結されている第2のトーション
バー、及び第1及び第2の対向面の間隔を調整すること
により、放勢位置にある駆動軸部に与える初期トルクを
調整する初期トルク調整機構を備え、第1及び第2のト
ーションバーからジョイント装置に対して、第1及び第
2の対向面を開離させるとともに、第1及び第2のジョ
イント部を連結部に押し付ける方向へトルクが与えられ
ているものである。
【0016】請求項2の発明に係る開閉器操作装置の駆
動力蓄勢装置は、第1及び第2のジョイント部を別体で
構成し、ピンと、第1及び第2のジョイント部にそれぞ
れ形成されピンが挿入されるピン溝とを有する連結部を
用い、ピンを中心として第1及び第2のジョイント部を
回動することにより第1及び第2の対向面の間隔を可変
としたものである。
【0017】請求項3の発明に係る開閉器操作装置の駆
動力蓄勢装置は、第1及び第2のジョイント部を連結す
る弾性変形部を連結部とし、弾性変形部を弾性変形させ
ることにより第1及び第2の対向面の間隔を可変とした
ものである。
【0018】請求項4の発明に係る開閉器操作装置の駆
動力蓄勢装置は、第1及び第2の対向面の間に介在され
ている厚さ調整可能なスペーサ体と、第1及び第2の対
向面の開きを規制し第1及び第2の対向面間にスペーサ
体を保持する締結具とを有する初期トルク調整機構を用
いたものである。
【0019】請求項5の発明に係る開閉器操作装置の駆
動力蓄勢装置は、ジョイント部材、蓄勢位置と放勢位置
との間で回動可能になっており、開閉器操作装置の操作
部に機械的に連結されている駆動軸部、ジョイント部材
と駆動軸部との間に連結されており、駆動軸部が放勢位
置から蓄勢位置に回動されることにより捻り量が増大さ
れて蓄勢し、放勢時には駆動軸部を蓄勢位置から放勢位
置まで回動させる第1のトーションバー、開閉器操作装
置の固定部に対して固定されている固定部材、及び第2
のジョイント部と固定部材との間に連結されている第2
のトーションバーを備え、開閉器操作装置の固定部に対
する固定部材の固定角度が第2のトーションバーを中心
として調整可能になっており、固定角度を調整すること
により放勢位置にある駆動軸部に与える初期トルクが調
整されるものである。
【0020】請求項6の発明に係る開閉器操作装置の駆
動力蓄勢装置は、開閉器操作装置の固定部に固定されて
いるボルト取付部と、このボルト取付部に螺着され、先
端部が固定部材に当接した調整ボルトとをさらに備え、
調整ボルトのねじ込み量を調整することにより、固定部
材の固定角度が調整されるものである。
【0021】請求項7の発明に係る開閉器操作装置の駆
動力蓄勢装置は、ボルト取付部と固定部材との間に介在
されているスペーサ体をさらに備えたものである。
【0022】請求項8の発明に係る開閉器操作装置の駆
動力蓄勢装置は、固定角度の調整後に固定部材を開閉器
操作装置の固定部に対して固定するための固定ボルトを
固定部材に設けたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による開
閉器操作装置の駆動力蓄勢装置を示す斜視図、図2は図
1のジョイント装置を示す斜視図である。
【0024】図において、ジョイント装置30は、第1
の対向面26aが形成されている第1のジョイント部2
6と、第1の対向面26aに対向する第2の対向面27
aが形成されている第2のジョイント部27と、第1及
び第2の対向面26a,27aの間隔が変化可能となる
ように第1及び第2のジョイント部26,27を連結す
る連結部28とを有している。
【0025】第1及び第2のジョイント部26,27
は、それぞれ別体で構成されている。連結部28は、第
1及び第2のジョイント部26,27間に配置されてい
るピン29と、第1及び第2のジョイント部26,27
にそれぞれ形成されピン29が挿入されるピン溝26
b,27bとを有している。第1及び第2の対向面26
a,27aの間隔は、ピン29を中心として第1及び第
2のジョイント部26,27が回動されることにより可
変となっている。
【0026】駆動軸部10は、蓄勢位置と放勢位置との
間で回動可能になっている。駆動軸部10には、開閉器
操作装置の操作部の一部である第1のレバー13が固定
されている。また、駆動軸部10は、開閉器操作装置の
筐体(図示せず)に固定された軸受11,12により支
承されている。
【0027】棒状の弾性体である第1のトーションバー
1の一端は、第1のジョイント部26に固着されてい
る。第1のトーションバー1の他端は、駆動軸部10に
固着されている。第1のトーションバー1と駆動軸部1
0とは、同軸上に配置されている。第1のトーションバ
ー1は、駆動軸部10が放勢位置から蓄勢位置に回動さ
れることにより捻り量が増大されて蓄勢し、放勢時には
駆動軸部10を蓄勢位置から放勢位置まで回動させる。
【0028】固定部材(固定板)9は、開閉器操作装置
の筐体等の固定部(図示せず)に対して固定されてい
る。第1のトーションバー1は、固定部材9を貫通して
いる。棒状の弾性体である第2のトーションバー2の一
端は、第2のジョイント部27に固着されている。第2
のトーションバー2の他端は、固定部材9に固着されて
いる。第1及び第2のトーションバー1,2は互いに並
設されている。
【0029】第1及び第2の対向面26a,27aの間
には、厚さ調整可能なスペーサ体6が介在されている。
スペーサ体6の厚さは、スペーサ体6を構成するスペー
サの枚数又は板厚を変えることにより調整される。第1
及び第2のジョイント部26,27には、第1及び第2
の対向面26a,27aの開きを規制し、第1及び第2
の対向面26a,27a間にスペーサ体6を保持する複
数組の締結具35が設けられている。締結具35は、例
えばボルト・ナットにより構成されている。
【0030】第1のジョイント部26と締結具35の締
め付け部との間には、締結具35に曲げ応力が発生しな
いように、第1のジョイント部26に対する締結具35
の締め付け部の座面の傾きに応じた傾き座金8が挿入さ
れている。
【0031】初期トルク調整機構71は、スペーサ体
6、締結具35及び傾き座金8を有している。スペーサ
体6の厚さを変更し、第1及び第2の対向面26a,2
7aの間隔を調整することにより、放勢位置にある駆動
軸部10に与える初期トルクが調整され保持される。
【0032】また、図2の矢印P,Qに示すように、第
1及び第2のトーションバー1,2からジョイント装置
30に対しては、第1及び第2の対向面26a,27a
を開離させるとともに、第1及び第2のジョイント2
6,27部を連結部28、即ちピン29に押し付ける方
向へのトルクが常時与えられている。即ち、ピン29に
は圧縮荷重が加わり、締結具35には引張荷重が加わっ
ている。
【0033】次に、初期トルクの調整方法について説明
する。まず、放勢完了状態、即ち駆動軸部10が放勢位
置まで回転し所定の回転駆動力が放勢された初期トルク
状態において、締結具35を緩めると初期トルクによ
り、第1及び第2の対向面26a,27aの間隔が大き
くなる。この状態から、初期トルクを増加させるときは
スペーサ体6の厚さを増大し、初期トルクを減少させる
ときはスペーサ体6の厚さを減少させる。
【0034】スペーサ体6の厚さが変化すると、第1の
ジョイント部26と締結具35の締め付け部の座面が平
行ではなくなるため、そのまま締め付けると締結具35
に曲げ応力が作用してしまい、締結具35の強度低下を
招く。これを防ぐため、座面の傾きに応じた傾き座金8
を挿入し締め付ける。このようにして、所望の初期トル
クを得ることができる。
【0035】このような駆動力蓄勢装置では、第1及び
第2のトーションバー1,2からジョイント装置30に
対して与えられるトルクの方向が、第1及び第2の対向
面26a,27aを開離させるとともに、第1及び第2
のジョイント部26,27を連結部28に押し付ける方
向であるため、連結部28は圧縮荷重に耐えることがで
きればよく、連結部28の構造を簡単にすることがで
き、これにより製作コストを低減し、全体を安価にする
ことができる。
【0036】また、連結部28の構造は、支点となるピ
ン29を第1及び第2のジョイント部26,27に挟む
だけであるため、部品の構造をさらに簡単にすることが
でき、全体を安価にすることができる。
【0037】さらに、スペーサ体6と締結具35とを有
する初期トルク調整機構71を用いたので、簡単な構成
で初期トルクを容易に調整することができる。
【0038】次に、上記のような駆動力蓄勢装置による
開閉器操作装置の開閉動作について説明する。図3は開
閉器操作装置の一例を示す構成図であり、開閉器51の
閉路時の状態を示している。図3において、電路を開閉
する開閉器51の可動接触子は、駆動レバー52に機械
的に接続されている。この駆動レバー52は、図1の駆
動力蓄勢装置におけるレバー13に相当するものであ
る。
【0039】駆動レバー52には、遮断ばね1aが駆動
軸部10を介して連結されている。遮断ばね1aは、図
1の駆動力蓄勢装置における第1のトーションバー1に
相当するものである。棒状の弾性体である遮断ばね1a
は、図3の紙面に対して垂直方向に延びるように配置さ
れている。
【0040】駆動レバー52は、遮断ばね1aに蓄勢さ
れている回転駆動力により駆動軸部10を中心として矢
印A方向へ回転するように付勢されている。しかし、図
3に示すように、駆動レバー52に設けられた第1のピ
ン57に引外しラッチ56が係合しているため、駆動レ
バー52は図3に示す位置に保持されている。引外しラ
ッチ56の回動は、引外し電磁石53と連動する引外し
トリガ55によってロックされている。
【0041】また、駆動レバー52には油緩衝器59が
連結されており、この油緩衝器59により開閉器51の
可動接触子の開閉動作時の衝撃が緩和されている。
【0042】さらに、図3に示すように、開閉器51の
閉路時には、投入トリガ62に引外しラッチ56が当接
することにより、投入トリガ62の回動動作がロックさ
れている。投入トリガ62は、投入電磁石70の投入プ
ランジャ61により回動される。また、投入トリガ62
が投入ラッチ63に係合することにより、蓄勢大歯車6
4の回動動作がロックされている。
【0043】投入ラッチ63は、蓄勢大歯車64に設け
られた第2のピン67と係合している。蓄勢大歯車64
は、リンク棒68及び投入レバー69に機械的に接続さ
れている。投入レバー69には、投入ばね1bが駆動軸
部10を介して連結されている。投入ばね1bは、図1
の駆動力蓄勢装置における第1のトーションバー1に相
当するものである。
【0044】この開閉器操作装置では、図1に示したよ
うな駆動力蓄勢装置が遮断用と投入用とで2組使用され
ている。棒状の弾性体である投入ばね1bは、図3の紙
面に対して垂直方向に延びるように配置されている。
【0045】投入レバー69は、投入ばね1bに蓄勢さ
れている回転駆動力により駆動軸部10を中心として矢
印B方向へ回転するように付勢されている。これによ
り、図3に示す開閉器51の閉路状態では、蓄勢大歯車
64は矢印C方向に回転するように付勢されている。
【0046】蓄勢大歯車64には、蓄勢大歯車64とと
もに回転されるカム65が設けられている。また、蓄勢
大歯車64の歯部には、歯欠部64aが形成されてお
り、図3に示す開閉器51の閉路状態では、歯欠部64
aが蓄勢小歯車66の歯に対向している。従って、図3
に示す開閉器51の閉路状態では、蓄勢小歯車66の回
転動作が蓄勢大歯車64に伝達されない。
【0047】次に、開閉駆動動作について説明する。図
4は図3の開閉器操作装置の開路状態を示す構成図、図
5は図3の開閉器操作装置の閉路動作中の状態を示す構
成図、図6は図3の開閉器操作装置の閉路初期状態を示
す構成図である。
【0048】図3に示した開閉器51の閉路状態におい
て、引外し電磁石53が励磁され、引外しプランジャー
54が図の右方向へ移動されると、引外しトリガー55
が軸55aを中心に図の時計方向へ回動される。この引
外しトリガー55の回動により、引外しラッチ56が軸
56aを中心に図の反時計方向へ回動され、駆動レバー
52に固定された第1のピン57と引外しラッチ56と
の係合が外れる。この結果、遮断ばね1aにより付勢さ
れていた駆動レバー52が図の矢印A方向へ回動され、
開閉器51の可動接触子が開路方向へ駆動される。
【0049】図4は開閉器51の開路状態における図3
の開閉器操作装置を示す構成図である。図4に示すよう
に、開閉器51の開路状態においては、引外しラッチ5
6は投入トリガ62に当接しておらず、投入トリガ62
は図の時計方向へ回動可能な状態となっている。また、
図4に示す開路状態では、遮断ばね1aは蓄勢されてい
た回転駆動力を放勢し、初期トルクのみを駆動レバー5
2に与える状態となっている。
【0050】図4の状態から、投入電磁石70が励磁さ
れ、投入プランジャー61が図の右方向へ移動される
と、投入トリガ62が軸62aを中心に図の時計方向へ
回動される。これにより、投入ラッチ63が軸63aを
中心に図の反時計方向へ回動され、投入ラッチ63の第
2のピン67への係合が解除される。そして、蓄勢大歯
車64は、図4の矢印C方向へ回転される。
【0051】図5は図3の開閉器操作装置の閉路動作中
の状態を示す構成図であり、図4の状態から蓄勢大歯車
64が矢印C方向へ回転された状態を示している。蓄勢
大歯車64の矢印C方向への回動により、駆動レバー5
2に回動可能に設けられたローラフォロア58にカム6
5が当接し、駆動レバー52が矢印D方向へ回動するよ
う押圧される。これにより、駆動レバー52と機械的に
接続されている開閉器51の可動接触子が投入され、開
閉器51が閉路状態となる。
【0052】図6は図3の開閉器操作装置の閉路初期状
態を示す構成図であり、駆動レバー52が矢印D方向へ
回動されて開閉器51の可動接触子が投入された直後の
状態を示している。図4に示す開路状態から図6に示す
閉路初期状態になるとき、駆動レバー52が矢印D方向
へ回動されるため、駆動レバー52に接続された遮断ば
ね1aには、駆動レバー52によるねじり力により回転
駆動力となる復元力が蓄勢されていく。従って、図6に
示す閉路初期状態のとき、遮断ばね1aには回転駆動力
が蓄勢された状態となっている。
【0053】このとき、蓄勢大歯車64に連結されてい
る投入ばね1bの回転駆動力は、所定の初期トルクを残
して放勢されている。なお、この実施の形態1では、投
入ばね1bの放勢動作により遮断ばね1aに回転駆動力
が蓄勢されるように、投入ばね1bが放勢する回転駆動
力の方が遮断ばね1aの回転駆動力より大きくなるよう
設定されている。
【0054】図6に示す開閉器51の閉路初期状態のと
き、開閉器操作装置の外部に設けられた機器、例えば電
動機(図示せず)の駆動力により蓄勢小歯車66が回転
されると、蓄勢大歯車64が矢印C方向へ回転され、投
入レバー69が矢印E方向へ回動される。投入レバー6
9が矢印E方向へ回動されると、投入ばね1bには回転
駆動力となる復元力が蓄勢されていき、図3に示す開閉
器51の閉路完了状態となる。
【0055】図6に示す閉路初期状態から図3に示す閉
路完了状態へ移行するとき、リンク棒68の作用線が蓄
勢大歯車64の回動の中心点と交差して通過するため、
図3に示す投入レバー69が矢印B方向へ回動すること
により、蓄勢大歯車64は矢印C方向へ回動する状態と
なっている。
【0056】また、図3に示すように、開閉器51の閉
路完了状態において、投入ばね1bが蓄勢され、第2の
ピン67が投入ラッチ63に係合したとき、蓄勢大歯車
64の歯欠部64aが蓄勢小歯車66に対向するよう構
成されている。このため、図3に示す閉路完了状態にお
いては、電動機等により蓄勢小歯車66が回動されて
も、蓄勢大歯車64は回動されず、図3に示す閉路完了
状態が保持される。
【0057】実施の形態2.次に、図7はこの発明の実
施の形態2による開閉器操作装置の駆動力蓄勢装置のジ
ョイント装置を示す斜視図である。図において、ジョイ
ント装置31は、第1及び第2のジョイント部26,2
7と、第1及び第2のジョイント部26,27を連結す
る連結部としての弾性変形部33とを有している。弾性
変形部33を弾性変形させることにより、第1及び第2
の対向面26a,27aの間隔が可変になっている。他
の構成は、実施の形態1と同様である。
【0058】このようなジョイント装置31を有する駆
動力蓄勢装置によっても、連結部の構造を簡単にするこ
とができ、これにより製作コストを低減し、全体を安価
にすることができる。また、第1及び第2のジョイント
部26,27が弾性変形部33により一体化されている
ため、部品点数を削減して、組立を容易にすることがで
きる。
【0059】実施の形態3.次に、図8はこの発明の実
施の形態3による開閉器操作装置の駆動力蓄勢装置を示
す斜視図、図9は図8の要部を示す正面図である。図に
おいて、第1のトーションバー1の一端及び第2のトー
ションバー2の一端は、それぞれジョイント部材32に
固着されている。第2のトーションバー2の他端は、固
定部材34に固着されている。
【0060】固定部材34は、開閉器操作装置の筐体等
の固定部(図示せず)に対して固定されている。開閉器
操作装置の固定部に対する固定部材34の固定角度は、
第2のトーションバー2を中心として調整可能になって
いる。また、固定部材34の固定角度を調整することに
より、初期トルクが調整される。
【0061】開閉器操作装置の固定部には、一対のボル
ト取付部43が固定されている。各ボルト取付部43に
は、調整ボルト38が螺着されている。各調整ボルト3
8の先端部は、固定部材34に当接している。調整ボル
ト38には、緩み止めのナット41が螺着されている。
固定部材34には、固定角度の調整後に固定部材34を
開閉器操作装置の固定部に対して固定するための複数本
の固定ボルト42が設けられている(図8では図示
略)。他の構成は、実施の形態1と同様である。
【0062】次に、初期トルクの調整方法について説明
する。まず放勢完了状態、即ち駆動軸部10が放勢位置
まで回転し所定の回転駆動力が放勢された初期トルク状
態において、全ての固定ボルト42を緩め、固定部材3
4の固定を解除する。第1及び第2のトーションバー
1,2により固定部材34に与えられるトルクは、図9
の矢印M方向である。
【0063】また、ナット41を緩め、調整ボルト38
のねじ込み量を調整して、第2のトーションバー2を中
心として固定部材34を回動させる。固定部材34が所
定の回転角に達したとき、ナット41を締め付けるとと
もに、固定ボルト42も締め付けて固定部材34を開閉
器操作装置の固定部に固定する。これにより、駆動力蓄
勢装置の初期トルクが調整される。
【0064】このような駆動力蓄勢装置では、固定部材
34の固定角度を調整することにより初期トルクを調整
するようにしたので、ジョイント部材32は、第1及び
第2のトーションバー1,2を単に固定できればよく、
部品の構造をさらに簡単にすることができる。
【0065】また、調整ボルト38のねじ込み量により
固定部材34の固定角度を調整するようにしたので、固
定部材34の固定角度を簡単な構成により微妙に調整す
ることができる。さらに、固定部材34を固定ボルト4
2で固定部に固定するようにしたので、調整した固定角
度をより確実に維持することができる。
【0066】実施の形態4.次に、図10はこの発明の
実施の形態4による開閉器操作装置の駆動力蓄勢装置の
要部を示す正面図である。図において、開閉器操作装置
の固定部に対する固定部材34の固定角度は、第2のト
ーションバー2を中心として調整可能になっている。ま
た、固定部材34の固定角度を調整することにより、初
期トルクが調整される。
【0067】開閉器操作装置の固定部には、一対のボル
ト取付部44が固定されている。各ボルト取付部44に
は、調整ボルト45が螺着されている。各調整ボルト4
5の先端部は、固定部材34に当接している。固定部材
34には、固定角度の調整後に固定部材34を開閉器操
作装置の固定部に対して固定するための複数本の固定ボ
ルト42が設けられている。
【0068】ボルト取付部44と固定部材34との間に
は、スペーサ体47が介在されている。スペーサ体47
は、締付ボルト46を締め付けることによりボルト取付
部44と固定部材34との間に挟持されている。他の構
成は、実施の形態3と同様である。
【0069】次に、初期トルクの調整方法について説明
する。まず放勢完了状態、即ち駆動軸部10が放勢位置
まで回転し所定の回転駆動力が放勢された初期トルク状
態において、全ての固定ボルト42を緩め、固定部材3
4の固定を解除する。第1及び第2のトーションバー
1,2により固定部材34に与えられるトルクは、図1
0の矢印M方向である。
【0070】また、締付ボルト46を緩め、スペーサ体
47を取り外す。この後、調整ボルト45のねじ込み量
を調整して、第2のトーションバー2を中心として固定
部材34を回動させる。固定部材34が所定の回転角に
達したとき、固定ボルト42を締め付けて固定部材34
を開閉器操作装置の固定部に固定する。また、固定角度
に応じたスペーサ体47をボルト取付部44との間に配
置し、締付ボルト46により固定する。これにより、駆
動力蓄勢装置の初期トルクが調整される。
【0071】このような駆動力蓄勢装置では、固定部材
34の固定角度を調整することにより初期トルクを調整
するようにしたので、ジョイント部材32は、第1及び
第2のトーションバー1,2を単に固定できればよく、
部品の構造をさらに簡単にすることができる。
【0072】また、調整ボルト45のねじ込み量により
固定部材34の固定角度を調整するようにしたので、固
定部材34の固定角度を簡単な構成により微妙に調整す
ることができる。さらに、ボルト取付部44と固定部材
34との間には、スペーサ体47が介在されているた
め、調整した固定角度をより確実に維持することができ
る。さらにまた、初期トルクに応じたスペーサ体47を
選択することにより、初期トルクの調整を容易に行うこ
とができる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
開閉器操作装置の駆動力蓄勢装置は、第1及び第2のト
ーションバーからジョイント装置に対して与えられるト
ルクの方向が、第1及び第2の対向面を開離させるとと
もに、第1及び第2のジョイント部を連結部に押し付け
る方向であるため、連結部は圧縮荷重に耐えることがで
きればよく、連結部の構造を簡単にすることができ、こ
れにより製作コストを低減し、全体を安価にすることが
できる。
【0074】請求項2の発明の開閉器操作装置の駆動力
蓄勢装置は、第1及び第2のジョイント部を別体で構成
し、ピンと、第1及び第2のジョイント部にそれぞれ形
成されピンが挿入されるピン溝とを有する連結部を用
い、ピンを中心として第1及び第2のジョイント部を回
動することにより第1及び第2の対向面の間隔を可変と
したので、部品の構造をさらに簡単にすることができ、
全体を安価にすることができる。
【0075】請求項3の発明の開閉器操作装置の駆動力
蓄勢装置は、第1及び第2のジョイント部を連結する弾
性変形部を連結部とし、弾性変形部を弾性変形させるこ
とにより第1及び第2の対向面の間隔を可変としたの
で、連結部の構造を簡単にすることができ、これにより
製作コストを低減し、全体を安価にすることができる。
また、部品点数を削減して、組立を容易にすることがで
きる。
【0076】請求項4の発明の開閉器操作装置の駆動力
蓄勢装置は、スペーサ体と締結具とを有する初期トルク
調整機構を用いたので、簡単な構成で初期トルクを容易
に調整することができる。
【0077】請求項5の発明の開閉器操作装置の駆動力
蓄勢装置は、固定部材の固定角度を調整することにより
初期トルクを調整するようにしたので、ジョイント部材
は、第1及び第2のトーションバーを単に固定できれば
よく、部品の構造を簡単にすることができ、これにより
製作コストを低減し、全体を安価にすることができる。
【0078】請求項6の発明の開閉器操作装置の駆動力
蓄勢装置は、開閉器操作装置の固定部にボルト取付部を
固定し、このボルト取付部に調整ボルトを螺着し、調整
ボルトのねじ込み量を調整することにより、固定部材の
固定角度が調整されるようにしたので、固定部材の固定
角度を簡単な構成により微妙に調整することができる。
【0079】請求項7の発明の開閉器操作装置の駆動力
蓄勢装置は、ボルト取付部と固定部材との間にスペーサ
体を介在させたので、調整した固定角度をより確実に維
持することができる。また、初期トルクに応じたスペー
サ体を選択することにより、初期トルクの調整を容易に
行うことができる。
【0080】請求項8の発明の開閉器操作装置の駆動力
蓄勢装置は、固定部材を固定ボルト42で固定部に固定
するようにしたので、調整した固定角度をより確実に維
持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による開閉器操作装
置の駆動力蓄勢装置を示す斜視図である。
【図2】 図1のジョイント装置を示す斜視図である。
【図3】 開閉器操作装置の一例を示す構成図である。
【図4】 図3の開閉器操作装置の開路状態を示す構成
図である。
【図5】 図3の開閉器操作装置の閉路動作中の状態を
示す構成図である。
【図6】 図3の開閉器操作装置の閉路初期状態を示す
構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態2による開閉器操作装
置の駆動力蓄勢装置のジョイント装置を示す斜視図であ
る。
【図8】 この発明の実施の形態3による開閉器操作装
置の駆動力蓄勢装置を示す斜視図である。
【図9】 図8の要部を示す正面図である。
【図10】 この発明の実施の形態3による開閉器操作
装置の駆動力蓄勢装置の要部を示す正面図である。
【図11】 従来の開閉器操作装置の駆動力蓄勢装置の
一例を示す斜視図である。
【図12】 図11のジョイント装置を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 第1のトーションバー、2 第2のトーションバ
ー、6,47 スペーサ体、9 固定部材、10 駆動
軸部、26 第1のジョイント部、26a 第1の対向
面、27 第2のジョイント部、27a 第2の対向
面、26b,27bピン溝、28 連結部、29 ピ
ン、30,31 ジョイント装置、32 ジョイント部
材、33 弾性変形部(連結部)、34 固定部材、3
5 締結具、38,45 調整ボルト、42 固定ボル
ト、43,44 ボルト取付部、71初期トルク調整機
構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大塚 恭一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5G028 AA08 EB01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の対向面が形成されている第1のジ
    ョイント部と、上記第1の対向面に対向する第2の対向
    面が形成されている第2のジョイント部と、上記第1及
    び第2の対向面の間隔が変化可能となるように上記第1
    及び第2のジョイント部を連結する連結部とを有するジ
    ョイント装置、 蓄勢位置と放勢位置との間で回動可能になっており、開
    閉器操作装置の操作部に機械的に連結されている駆動軸
    部、 上記第1のジョイント部と上記駆動軸部との間に連結さ
    れており、上記駆動軸部が上記放勢位置から上記蓄勢位
    置に回動されることにより捻り量が増大されて蓄勢し、
    放勢時には上記駆動軸部を上記蓄勢位置から上記放勢位
    置まで回動させる第1のトーションバー、 上記開閉器操作装置の固定部に対して固定されている固
    定部材、 上記第2のジョイント部と上記固定部材との間に連結さ
    れている第2のトーションバー、及び上記第1及び第2
    の対向面の間隔を調整することにより、上記放勢位置に
    ある上記駆動軸部に与える初期トルクを調整する初期ト
    ルク調整機構を備え、上記第1及び第2のトーションバ
    ーから上記ジョイント装置に対して、上記第1及び第2
    の対向面を開離させるとともに、上記第1及び第2のジ
    ョイント部を上記連結部に押し付ける方向へトルクが与
    えられていることを特徴とする開閉器操作装置の駆動力
    蓄勢装置。
  2. 【請求項2】 第1及び第2のジョイント部は別体で構
    成されており、連結部は、ピンと、上記第1及び第2の
    ジョイント部にそれぞれ形成され上記ピンが挿入される
    ピン溝とを有し、上記ピンを中心として上記第1及び第
    2のジョイント部が回動されることにより第1及び第2
    の対向面の間隔が可変になっていることを特徴とする請
    求項1記載の開閉器操作装置の駆動力蓄勢装置。
  3. 【請求項3】 連結部は、第1及び第2のジョイント部
    を連結する弾性変形部であり、上記弾性変形部を弾性変
    形させることにより第1及び第2の対向面の間隔が可変
    になっていることを特徴とする請求項1記載の開閉器操
    作装置の駆動力蓄勢装置。
  4. 【請求項4】 初期トルク調整機構は、第1及び第2の
    対向面の間に介在されている厚さ調整可能なスペーサ体
    と、上記第1及び第2の対向面の開きを規制し上記第1
    及び第2の対向面間に上記スペーサ体を保持する締結具
    とを有していることを特徴とする請求項1ないし請求項
    3のいずれかに記載の開閉器操作装置の駆動力蓄勢装
    置。
  5. 【請求項5】 ジョイント部材、 蓄勢位置と放勢位置との間で回動可能になっており、開
    閉器操作装置の操作部に機械的に連結されている駆動軸
    部、 上記ジョイント部材と上記駆動軸部との間に連結されて
    おり、上記駆動軸部が上記放勢位置から上記蓄勢位置に
    回動されることにより捻り量が増大されて蓄勢し、放勢
    時には上記駆動軸部を上記蓄勢位置から上記放勢位置ま
    で回動させる第1のトーションバー、 上記開閉器操作装置の固定部に対して固定されている固
    定部材、及び上記第2のジョイント部と上記固定部材と
    の間に連結されている第2のトーションバーを備え、上
    記開閉器操作装置の上記固定部に対する上記固定部材の
    固定角度が上記第2のトーションバーを中心として調整
    可能になっており、上記固定角度を調整することにより
    上記放勢位置にある上記駆動軸部に与える初期トルクが
    調整されることを特徴とする開閉器操作装置の駆動力蓄
    勢装置。
  6. 【請求項6】 開閉器操作装置の固定部に固定されてい
    るボルト取付部と、このボルト取付部に螺着され、先端
    部が固定部材に当接した調整ボルトとをさらに備え、上
    記調整ボルトのねじ込み量を調整することにより、上記
    固定部材の固定角度が調整されることを特徴とする請求
    項5記載の開閉器操作装置の駆動力蓄勢装置。
  7. 【請求項7】 上記ボルト取付部と上記固定部材との間
    に介在されているスペーサ体をさらに備えていることを
    特徴とする請求項6記載の開閉器操作装置の駆動力蓄勢
    装置。
  8. 【請求項8】 固定部材には、固定角度の調整後に上記
    固定部材を開閉器操作装置の固定部に対して固定するた
    めの固定ボルトが設けられていることを特徴とする請求
    項5ないし請求項7のいずれかに記載の開閉器操作装置
    の駆動力蓄勢装置。
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