JP6239211B1 - 操作装置および遮断器 - Google Patents

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Abstract

操作装置は、回転軸を中心に回転可能とされたレバーと、レバーに連結された第1トーションバーと、第1トーションバーの一端側に連結された第2トーションバーと、を備える。また、操作装置は、第2トーションバーを第1トーションバーと連結された側と反対側の端部で固定して支持する支持体(24)と、支持体(24)を第2トーションバーの中心軸を挟んで両側から挟み込む構造を有して、中心軸を中心に回転可能に支持体(24)を支持する第1台座部(27)と、支持体(24)に向かって貫通する貫通部(32a)が形成された第2台座部(32)と、軸部(31b)を貫通部(32a)に貫通させて第1台座部にねじ込まれたボルト(31)と、第2台座部(32)とボルト(31)の頭部(31a)との間となる軸部(31b)に取り付けられたナット(31)と、を備える。

Description

本発明は、トーションバーの捩りによって蓄えられたエネルギーを用いて接点を開閉させる操作装置およびその操作装置を備える遮断器に関するものである。
変電所または開閉所に設置されている遮断器の接点を開閉させる操作装置には、トーションバーを備えたものが知られている。このような操作装置では、トーションバーに加えられた捩りによって蓄えられたエネルギーを、接点を開閉させるトルクに利用することで接点の開閉動作を行わせている。特許文献1には、トーションバーに蓄えられたエネルギーの調整、すなわちトルクの調整を行うことができる操作装置が開示されている。特許文献1に開示された操作装置では、トーションバーにレバーが連結され、そのレバーの先端にはピンを介してロッドが回転可能に連結されている。そして、ロッドを移動させてレバーを回動させ、レバーに連結されたトーションバーの捩り量を調整することでトルクの調整が可能となっている。
特開平5−325734号公報
しかしながら、特許文献1に開示された操作装置では、レバーとロッドとが回転可能に連結されているため、構造が複雑化するとともに、レバーとロッドのそれぞれに専用品を用意する必要がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、汎用品を用いた簡素な構成でトーションバーに蓄えられるトルクの調整を行うことができる操作装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる操作装置は、回転軸を中心に回転可能とされたレバーと、回転軸を中心軸とする柱状形状または筒状形状をなしてレバーに連結された第1トーションバーと、柱状形状または筒状形状をなして第1トーションバーの一端側に連結された第2トーションバーと、を備える。また、操作装置は、第2トーションバーを第1トーションバーと連結された側と反対側の端部で固定して支持する支持体と、支持体を第2トーションバーの中心軸を挟んで両側から挟み込む構造を有して、中心軸を中心に支持体を回転可能に支持する第1台座部と、第1台座部が支持体を挟み込む挟み込み方向と垂直な方向に第2トーションバーから離間し、かつ挟み込み方向と平行な方向にずれた位置に設けられ、支持体に向かって貫通する貫通部が形成された第2台座部と、貫通部に軸部が貫通されて挟み込み方向と平行な方向に支持体にねじ込まれたボルトと、第2台座部とボルトの頭部との間となる軸部に取り付けられたナットと、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる操作装置によれば、汎用品を用いた簡素な構成でトーションバーに蓄えられるトルクの調整を行うことができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる遮断器の概略構成を示す正面図 図1に示す操作装置の背面図 図2に示すIII−III線で切断した断面図 実施の形態1におけるシムの平面図 実施の形態1における閉路側支持体の回転角度の調整方法を説明する図 実施の形態1における閉路側支持体の回転角度の調整方法を説明する図 実施の形態1における閉路側支持体の回転角度の調整方法を説明する図 実施の形態1における閉路側支持体の回転角度の調整方法を説明する図 本発明の実施の形態2にかかる遮断器が備える操作装置の側面図 図9に示すX−X線で切断した断面図 図9に示すXI−XI線で切断した断面図 実施の形態2における閉路側支持体の回転角度の調整方法を説明する図 実施の形態2における閉路側支持体の回転角度の調整方法を説明する図
以下に、本発明の実施の形態にかかる操作装置および遮断器を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる遮断器の概略構成を示す正面図である。図2は、図1に示す操作装置の背面図である。図3は、図1に示すII−II線で切断した断面図である。図3では、理解容易化のためにトーションバー以外の構成についてハッチングを省略している。また、図3では、理解容易化のために一部の機構の図示を省略している。
遮断器50は、内部に絶縁ガスが封入されたタンク51を備える。タンク51の端面49には、操作装置52が取り付けられている。
操作装置52は、タンク51の端面49に取付座9を介して固定された筐体53を備える。筐体53には、図3に示す矢印Xに示す方向に沿って貫通する貫通孔53a,53bが形成されている。また、操作装置52は、矢印Xに示す方向に延びる開路側回転軸60を中心に回転可能とされた開路レバー15と、開路側回転軸60を中心軸とする筒状形状をなして開路レバー15に連結された開路側シャフト16とを備える。開路側シャフト16は、軸受18を介して筐体53の貫通孔53a部分に支持されており、開路レバー15と一体に開路側回転軸60を中心に回転可能とされている。
筒状形状をなす開路側シャフト16の内側には、開路側第1トーションバー11が設けられている。開路側第1トーションバー11は、開路側回転軸60を中心軸とする柱状形状をなし、筐体53の貫通孔53aを貫通している。なお、開路側第1トーションバー11の形状は、開路側回転軸60を中心軸とする筒状形状であってもよい。
開路側第1トーションバー11の一端11a側には、開路側回転軸60を中心軸とする筒状形状をなす開路側第2トーションバー12が連結されている。開路側第2トーションバー12は、開路側第1トーションバー11の周囲を囲む複数の筒状バー12a,12b,12cを有している。
筒状バー12a,12b,12cは、開路側回転軸60を中心軸とする同心円状に設けられており、最も内側に設けられた筒状バー12aが、開路側第1トーションバー11の一端11aに連結されている。筒状バー12aは、開路側第1トーションバー11の一端11aに連結された側の反対側の端部で、外側に設けられた筒状バー12bに連結されている。筒状バー12bは、筒状バー12aに連結された側の反対側の端部で、外側に設けられた筒状バー12cに連結されている。筒状バー12cは、筒状バー12bに連結された側の反対側の端部で、開路側支持体14に連結されている。
筒状バー12a,12b,12cの構成は、開路側第2トーションバー12全体で見ると、開路側第2トーションバー12は開路側第1トーションバー11の一端11aに連結され、開路側第1トーションバー11に連結された側と反対側の端部で開路側支持体14に固定して支持されていると換言できる。
図2に示すように、開路側支持体14は、開路側台座部17によって筐体53に固定されており、開路側回転軸60を中心とする回転を行うことはできない。すなわち、開路側第1トーションバー11と開路側第2トーションバー12とは、開路側シャフト16に連結された開路側第1トーションバー11の他端11bが回転可能な自由端となり、開路側支持体14に固定された開路側第2トーションバー12の端部が固定端となる。
開路レバー15は、筐体53の内部に収容される。図1に示すように、開路レバー15は、リンク機構4を介して可動接触子56に連結されている。可動接触子56は、タンク51の内部に収容されている。開路レバー15が回転することで、可動接触子56が移動する。可動接触子56は、タンク51内に設けられた固定接触子57と接触する位置と離間する位置との間を移動する。可動接触子56と固定接触子57とは、互いに接離可能な回路接点を構成する。
操作装置52は、図3に示す矢印Xに示す方向に延びる閉路側回転軸61を中心に回転可能とされた閉路レバー25と、閉路側回転軸61を中心軸とする筒状形状をなして閉路レバー25に連結された閉路側シャフト26とを備える。閉路側シャフト26は、軸受28を介して筐体53の貫通孔53b部分に支持されており、閉路レバー25と一体に閉路側回転軸61を中心に回転可能とされている。
筒状形状をなす閉路側シャフト26の内側には、閉路側第1トーションバー21が設けられている。閉路側第1トーションバー21は、閉路側回転軸61を中心軸とする柱状形状をなし、筐体53の貫通孔53bを貫通している。なお、閉路側第1トーションバー21の形状は、閉路側回転軸61を中心軸とする筒状形状であってもよい。
閉路側第1トーションバー21の一端21a側には、閉路側回転軸61を中心軸とする筒状形状をなす閉路側第2トーションバー22が連結されている。閉路側第2トーションバー22は、閉路側第1トーションバー21の周囲を囲む複数の筒状バー22a,22b,22cを有している。
筒状バー22a,22b,22cは、閉路側回転軸61を中心軸とする同心円状に設けられており、最も内側に設けられた筒状バー22aが、閉路側第1トーションバー21の一端21aに連結されている。筒状バー22aは、閉路側第1トーションバー21の一端21aに連結された側の反対側の端部で、外側に設けられた筒状バー22bに連結されている。筒状バー22bは、筒状バー22aに連結された側の反対側の端部で、外側に設けられた筒状バー22cに連結されている。筒状バー22cは、筒状バー22bに連結された側の反対側の端部で、閉路側支持体24に連結されている。
筒状バー22a,22b,22cの構成は、閉路側第2トーションバー22全体で見ると、閉路側第2トーションバー22は閉路側第1トーションバー21の一端21aに連結され、閉路側第1トーションバー21に連結された側と反対側の端部で閉路側支持体24に固定して支持されていると換言できる。
図2に示すように、閉路側支持体24は、第1台座部である閉路側台座部27によって筐体53に位置決めされており、閉路側回転軸61を中心とする回転が可能に支持されている。具体的には、閉路側支持体24は、閉路側回転軸61を中心軸とする円形状に形成された円形部24aと、円形部24aから閉路側回転軸61に垂直な方向に延びる延出部24bとを有する。
閉路側台座部27は、閉路側回転軸61を挟んで閉路側支持体24の円形部24aを両側から挟み込む構造を有して閉路側支持体24を支持している。また、閉路側台座部27のうち円形部24aと接する面には、円形部24aの円弧面に合わせた凹状の円弧面が形成されている。これにより、閉路側支持体24が閉路側回転軸61を中心に回転可能とされている。なお、本実施の形態1では、開路側支持体14と閉路側支持体24との間に設けられた台座が、開路側台座部17と閉路側台座部27の両方の機能を発揮している。本実施の形態1では、閉路側台座部27が2つの構造物で閉路側支持体24の円形部24aを両側から挟み込む構成となっているがこの構成には限られない。例えば、2つの閉路側台座部27を図5の紙面右方となる端部同士で連結したコ字形状の構成としてもよい。連結部分にも円形部24aの円弧面に合わせた凹状の円弧面が形成されていてもよい。
筐体53には、閉路側台座部27が円形部24aを挟み込む挟み込み方向と垂直な方向に閉路側第2トーションバー22から離間し、かつ挟み込み方向にずれた位置に第2台座部である調整用台座32が固定されている。調整用台座32には、閉路側支持体24の延出部24bに向かう貫通部である貫通孔32aが形成されている。なお、貫通部は後述するボルト31の軸部31bを貫通させることができる構造であればよく、例えば、図5の紙面左方となる調整用台座32の端面または紙面手前となる調整用台座32の端面に形成されて上下に延びる溝であってもよい。
閉路側支持体24の延出部24bには、挟み込み方向と平行にボルト31がねじ込まれている。このため、詳細な図示は省略するが、延出部24bにはボルト31をねじ込むことができるねじ穴が形成されている。ボルト31の軸部31bは、貫通孔32aを貫通している。また、ボルト31は、延出部24bにねじ込まれた後は、基本的にさらなるねじ込みまたは抜き取りは行われない。
調整用台座32と頭部31aとの間となる軸部31bには、ナット33が取り付けられている。調整用台座32とナット33の間には、軸部31bを貫通させた座金である球面座金36が設けられている。球面座金36は、凹状の球面を有する座金と凸状の球面を有する座金とが組み合わされることで、ボルト31が傾いた場合であっても頭部31aへの当接面の角度が変化して、ボルト31に締結力を発揮させることができる。なお、調整用台座32とナット33の間に設ける座金は、凹状の円弧面を有する座金と凸状の円弧面を有する座金とが組み合わされたものであってもよい。この場合には、円弧面の軸方向を閉路側回転軸61と平行にすることで、ボルト31の傾きに応じて頭部31aへの座金の当接面の角度が変化して、ボルト31に締結力を発揮させることができる。また、ナット33の緩みを防ぐために、軸部31bには止めナット35が取り付けられている。
閉路側支持体24の延出部24bと調整用台座32との間にはシム34が設けられている。図4は、実施の形態1におけるシム34の平面図である。シム34は、板状の部材であり、平面視においてボルト31の軸部31bが嵌め込まれる凹部34aが形成されている。延出部24bと調整用台座32との間隔は、延出部24bと調整用台座32との間に設けられたシム34の枚数分の間隔よりも狭めることはできない。したがって、延出部24bと調整用台座32との間に設けられるシム34の枚数で、延出部24bと調整用台座32との間隔を規定することができる。延出部24bと調整用台座32との間隔が変わることで、閉路側回転軸61を中心とする閉路側支持体24の回転角度が変化する。すなわち、延出部24bと調整用台座32との間に設けられるシム34の枚数で、延出部24bと調整用台座32との間隔を規定することで、閉路側回転軸61を中心とする閉路側支持体24の回転角度を規定することができる。このように、閉路側支持体24は、閉路側台座部27によって回転可能に支持されているものの、実質的にはボルト31およびナット33等によって回転が規制された固定状態となっている。すなわち、閉路側第1トーションバー21と閉路側第2トーションバー22とは、閉路側シャフト26に連結された閉路側第1トーションバー21の他端21bが回転可能な自由端となり、閉路側支持体24に固定された閉路側第2トーションバー22の端部が固定端となる。
操作装置52では、自由端側となっている開路レバー15が開路側回転軸60を中心に回転すると、開路側第1トーションバー11および開路側第2トーションバー12が捩られて、元の状態に戻ろうとするエネルギーが蓄えられる。操作装置52では、開路側第1トーションバー11および開路側第2トーションバー12が捩られた状態で、タンク51内で可動接触子56と固定接触子57とが接触する。
また、開路側第1トーションバー11および開路側第2トーションバー12が捩られた状態から元の状態に復帰することで、タンク51内で可動接触子56が固定接触子57から離間される。図示を省略するラッチ機構によって、開路側第1トーションバー11および開路側第2トーションバー12が捩られた状態から元の状態に復帰することを規制することで、タンク51内で可動接触子56と固定接触子57とが接触した状態を維持することができる。
また、ラッチ機構による復帰の規制を解除することで、開路側第1トーションバー11および開路側第2トーションバー12が捩られた状態から元の状態に復帰し、タンク51内で可動接触子56を固定接触子57から離間させることができる。すなわち、捩りによって蓄えられたエネルギーを利用して、高速で可動接触子56を移動させて、固定接触子57から離間させることができる。
操作装置52の閉路側第1トーションバー21および閉路側第2トーションバー22では、自由端側となっている閉路レバー25が閉路側回転軸61を中心に回転すると、閉路側第1トーションバー21および閉路側第2トーションバー22が捩られて、元の状態に戻ろうとするエネルギーが蓄えられる。操作装置52では、閉路側第1トーションバー21および閉路側第2トーションバー22が捩られた状態から復帰する過程で、図1に示すカム54が開路レバー15の当接部55を押し込んで、開路レバー15を回転させる構成となっている。
図示を省略するラッチ機構によって、閉路側第1トーションバー21および閉路側第2トーションバー22が捩られた状態から元の状態に復帰することを規制しておくことで、可動接触子56が固定接触子57から離間した状態を維持できる。また、ラッチ機構による復帰の規制を解除することで、閉路側第1トーションバー21および閉路側第2トーションバー22が捩られた状態から元の状態に復帰し、カム54が開路レバー15を回転させることで、可動接触子56を固定接触子57に接触させることができる。すなわち、捩りによって蓄えられたエネルギーを利用して、高速で可動接触子56を移動させて、固定接触子57に接触させることができる。
開路側第1トーションバー11および開路側第2トーションバー12は、カム54に押し込まれた開路レバー15が回転する際に、捩りが加えられてエネルギーが蓄えられる。ここで、ラッチによって開路側第1トーションバー11および開路側第2トーションバー12が捩られた状態から復帰することを規制することで、可動接触子56が固定接触子57に接触した状態を維持することができる。その後、電動機62によって、閉路側第1トーションバー21および閉路側第2トーションバー22に捩りを加えることで、カム54を移動させるとともに、閉路側第1トーションバー21および閉路側第2トーションバー22にエネルギーを蓄えることができる。
ここで、閉路側第1トーションバー21および閉路側第2トーションバー22にエネルギーを蓄えられた状態では、閉路側支持体24には、図2の矢印Pに示す方向に回転する力が加えられている。したがって、閉路側第1トーションバー21および閉路側第2トーションバー22にエネルギーを蓄えられた状態から、閉路側支持体24を矢印Pに示す方向に回転させれば閉路側第1トーションバー21および閉路側第2トーションバー22に蓄えられたエネルギー、すなわち閉路側第1トーションバー21および閉路側第2トーションバー22のばねトルクを低下させることができる。
これとは逆に、閉路側第1トーションバー21および閉路側第2トーションバー22にエネルギーを蓄えられた状態から、閉路側支持体24を矢印Qに示す方向に回転させれば閉路側第1トーションバー21および閉路側第2トーションバー22に蓄えられたエネルギー、すなわち閉路側第1トーションバー21および閉路側第2トーションバー22のばねトルクを上昇させることができる。
このように、閉路側支持体24の回転角度を調整することで、閉路側第1トーションバー21および閉路側第2トーションバー22のばねトルクを調整して、可動接触子56が固定接触子57に接触する速度を調整することができる。
本実施の形態1にかかる遮断器50では、ボルト31の軸部31bにナット33が固定される位置およびシム34の枚数を調整することで、閉路側支持体24の回転角度を調整し、ばねトルクの調整を可能としている。以下に、ナット33が固定される位置およびシム34の枚数の調整方法について説明する。
図5から図8は、実施の形態1における閉路側支持体24の回転角度の調整方法を説明する図である。図5に示す状態から、ナット33および止めナット35を回転させて、ナット33および止めナット35をボルト31の頭部31aに近づく方向に移動させる。図6に示すように、ボルト31を閉路側支持体24側に移動させて、調整用台座32から閉路側支持体24側への軸部31bの突出量を増大させることができる。これにより、閉路側支持体24が矢印Pに示す方向に回転して、シム34を追加できるようになる。なお、閉路側第1トーションバー21および閉路側第2トーションバー22が捩られて、ばねトルクが発生している状態であれば、閉路側支持体24には矢印Pに示す方向に回転させる力が加わっているため、ナット33および止めナット35の移動させた場合に自然に軸部31bの突出量が増大する方向にボルト31が移動する。
次に、図7に示すように、閉路側支持体24の延出部24bと調整用台座32との間にシム34を差し込む。次に、ナット33および止めナット35を回転させて、ナット33および止めナット35を閉路側支持体24に近づく方向に移動させることで、図8に示すように延出部24bがシム34に当接するまで閉路側支持体24が矢印Qに示す方向に回転する。図5に示す状態から図8に示す状態にすることで、ばねトルクを低下させることができる。これとは逆の工程を行って、図8から図5に示す状態にすることでばねトルクを上昇させることができる。
以上説明した遮断器50によれば、ボルト31および球面座金36のような汎用品を用いた簡素な構成で、トーションバーに蓄えられるトルクの調整を行うことができる。なお、図5に示す状態と図8に示す状態とではボルト31の傾きが異なる。この傾きの変化を許容できる大きさで貫通孔32aは形成されている。
なお、本実施の形態1では、1つのタンク51を図示して遮断器の説明をしたが、3つのタンク51を備えて、タンク51のそれぞれに設けられた可動接触子を開路側シャフト16または閉路側シャフト26に連結されたレバーで動作させる、いわゆる三相一括型の遮断器であってもよい。
また、本実施の形態1では、閉路側第1トーションバー21および閉路側第2トーションバー22に蓄えられるばねトルクの調整を可能な例を示したが、ボルトおよびボルトが貫通する台座部等の構成を開路側支持体14に適用して、開路側第1トーションバー11および開路側第2トーションバー12に蓄えられるばねトルクの調整を可能としてもよい。また、開路側と閉路側の両方でばねトルクの調整を可能としてもよい。
また、閉路側台座部27による挟み込み方向と、閉路側支持体24へのボルト31のねじ込み方向との関係は、閉路側支持体24の回転角度に応じて変化する。したがって、閉路側台座部27による挟み込み方向と平行にボルト31をねじ込むとの概念には、ボルト31のねじ込み方向がずれた場合も含まれる。
実施の形態2.
図9は、本発明の実施の形態2にかかる遮断器が備える操作装置の側面図である。図10は、図9に示すX−X線で切断した断面図である。図11は、図9に示すXI−XI線で切断した断面図である。図12および図13は、実施の形態2における閉路側支持体の回転角度の調整方法を説明する図である。なお、上記実施の形態1と同様の構成については同様の符号を付して詳細な説明を省略する。また、タンク、可動接触子、固定接触子およびリンク機構等の構成は図示を省略している。
本実施の形態2における操作装置152では、開路側第2トーションバー112が、開路側第1トーションバー111に隣接して設けられている。なお、開路側第1トーションバー111の中心軸は開路側回転軸60に一致し、開路側第2トーションバー112の中心軸64は開路側回転軸60に一致していない。
開路側第1トーションバー111の端部と開路側第2トーションバー112の端部とは連結プレート37で連結されている。また、開路側第2トーションバー112のうち開路側第1トーションバー111と連結された側と反対側となる端部に固定される開路側支持体114には、開路側第1トーションバー111を貫通させる貫通孔114cが形成されている。
また、閉路側第2トーションバー122が、閉路側第1トーションバー121に隣接して設けられている。なお、閉路側第1トーションバー121の中心軸は閉路側回転軸61に一致し、閉路側第2トーションバー122の中心軸63は閉路側回転軸61に一致していない。
閉路側第1トーションバー121の端部と閉路側第2トーションバー122の端部とは連結プレート38で連結されている。また、閉路側第2トーションバー122のうち閉路側第1トーションバー121と連結された側と反対側となる端部に固定される閉路側支持体124には、閉路側第1トーションバー121を貫通させる貫通孔124cが形成されている。
閉路側支持体124は、実施の形態1で説明した閉路側支持体24と同様に円形部124aと延出部124bを有している。閉路側支持体124は、閉路側台座部27によって中心軸63を中心に回転可能に支持されている。また、延出部124bにはボルト31がねじ込まれている。
これらの構成により、図12および図13で示すように、シム34の枚数を変えて閉路側支持体124の回転角度を変化させて、閉路側第1トーションバー121および閉路側第2トーションバー122に蓄えられるばねトルクの調整をすることができる。
また、ボルト31および球面座金36のような汎用品を用いた簡素な構成で、トーションバーに蓄えられるトルクの調整を行うことができる。本実施の形態2で説明した構成は、三相一括型の遮断器に適用されてもよい。
また、本実施の形態2では、閉路側第1トーションバー121および閉路側第2トーションバー122に蓄えられるばねトルクの調整を可能な例を示したが、ボルトおよびボルトが貫通する台座部等の構成を開路側支持体114に適用して、開路側第1トーションバー111および開路側第2トーションバー112に蓄えられるばねトルクの調整を可能としてもよい。また、開路側と閉路側の両方でばねトルクの調整を可能としてもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
4 リンク機構、11,111 開路側第1トーションバー、11a 一端、11b 他端、12,112 開路側第2トーションバー、12a,12b,12c 筒状バー、14,114 開路側支持体、15 開路レバー、16 開路側シャフト、17 開路側台座部、18,28 軸受、21,121 閉路側第1トーションバー、21a 一端、21b 他端、22,122 閉路側第2トーションバー、22a,22b,22c 筒状バー、24,124 閉路側支持体、24a 円形部、24b 延出部、25 閉路レバー、26 閉路側シャフト、27 閉路側台座部、31 ボルト、31a 頭部、31b 軸部、32 調整用台座、32a 貫通孔、33 ナット、34 シム、34a 凹部、35 止めナット、36 球面座金、37,38 連結プレート、49 端面、50 遮断器、51 タンク、52 操作装置、53 筐体、53a,53b 貫通孔、56 可動接触子、57 固定接触子、60 開路側回転軸、61 閉路側回転軸、62 電動機、63,64 中心軸、114c,124c 貫通孔。

Claims (7)

  1. 回転軸を中心に回転可能とされたレバーと、
    前記回転軸を中心軸とする柱状形状または筒状形状をなして前記レバーに連結された第1トーションバーと、
    柱状形状または筒状形状をなして前記第1トーションバーの一端側に連結された第2トーションバーと、
    前記第2トーションバーを前記第1トーションバーと連結された側と反対側の端部で固定して支持する支持体と、
    前記支持体を前記第2トーションバーの中心軸を挟んで両側から挟み込む構造を有して、前記中心軸を中心に前記支持体を回転可能に支持する第1台座部と、
    前記第1台座部が前記支持体を挟み込む挟み込み方向と垂直な方向に前記第2トーションバーから離間し、かつ前記挟み込み方向と平行な方向にずれた位置に設けられ、前記支持体に向かって貫通する貫通部が形成された第2台座部と、
    前記貫通部に軸部が貫通されて前記挟み込み方向と平行な方向に前記支持体にねじ込まれたボルトと、
    前記第2台座部と前記ボルトの頭部との間となる前記軸部に取り付けられたナットと、を備えることを特徴とする操作装置。
  2. 前記第2台座部と前記ナットの間で前記軸部を貫通させるとともに前記ボルトの傾きに応じて前記頭部への当接面の角度が変化する座金を備えることを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
  3. 前記座金は、球面座金であることを特徴とする請求項2に記載の操作装置。
  4. 前記貫通部は、孔であることを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
  5. 前記第2トーションバーは、前記第1トーションバーの周囲を囲む筒状形状をなして前記第1トーションバーの中心軸と前記第2トーションバーの中心軸とが一致していることを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
  6. 前記第2トーションバーは、前記第1トーションバーに隣接して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1つに記載の操作装置と、
    回路接点と、を備え、
    前記レバーが前記回路接点と連結されていることを特徴とする遮断器。
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