JP5116589B2 - 電力用開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、変電所等に設置される電力用開閉装置において、絶縁性ガスが封入された接地容器、接地容器内に収納される固定接触子、および固定接触子に接離する可動接触子を有する電流遮断部と、電流遮断部を開閉操作する操作部との連結機構に関するものである。
従来、例えば下記特許文献1に示される電力用開閉装置(以下「開閉装置」という)は、予めモータまたは手動操作により蓄勢されたばねを駆動源として回転トルクを伝達する出力軸を備えた操作部と、絶縁性ガスを封入した接地容器と、当該接地容器内に設けられた固定接触子と、当該固定接触子に接離する可動接触子とを有する電流遮断部で構成されている。可動接触子は、連結部材のリンク、レバー、および接地容器側回転軸に連結され、操作部は、接地容器の真下に設置された操作部箱の内部に配置されている。このような構成により、操作部の出力軸から伝達された回転トルクは、接地容器側に設けられた回転軸、駆動力を伝達するリンク、およびレバーを介して伝達され、可動接触子を駆動することが可能である。
ここで、出力軸および回転軸の外周面にはギヤないしスプライン形状(以下「ギヤ状」という)の嵌合部を有し、また出力軸と回転軸を連結する筒状のカップリングの内周面にもギヤ状の嵌合部を有している。そのため、出力軸は、カップリングを介して回転軸に連結され、回転軸に連動して動作する構造である。
特開2001−118474号公報
しかしながら、上記特許文献1に示される開閉装置は、組立上、カップリングの内径が出力軸および回転軸の外径より広く設定されているために嵌合部に隙間があり、出力軸の回転を回転軸に伝達するときに動作遅れや回転角度不足を生じ、開閉装置に接続される機器の特性に影響を与えるという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、嵌合部における回転角度のずれを抑制することができる開閉装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる開閉装置は、絶縁性ガスが封入された接地容器、前記接地容器内に収納される固定接触子、および前記固定接触子に接離する可動接触子を有する電流遮断部と、前記電流遮断部を開閉操作する操作部と、前記操作部に設けられた蓄勢ばねの付勢力を電流遮断部に伝達する連結部と、を備えた開閉装置において、前記連結部は、円筒かつ軸方向に分割された幾つかの構造体を成し、外周面にギヤ状に嵌合部が形成された回転軸と、一端に形成された嵌合穴を前記嵌合部に嵌合し前記回転軸に連結されるレバーと、前記嵌合部の外周面を前記嵌合穴の内周面に押圧する押圧構造と、を備え、前記押圧構造は、前記回転軸に圧入され、前記回転軸の外周面が前記嵌合穴の内周面に圧接するように前記回転軸を膨張力により外方向に付勢する弾性を有した円柱部材であることを特徴とする。
本発明にかかる開閉装置によれば、回転軸の外周面を、回転軸と嵌合する面に押圧する構造を備えたので、嵌合部における回転角度のずれを抑制することができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる開閉装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる開閉装置の構成を示す斜視図である。図1に示す開閉装置100は、主たる構成部として、接地容器1、操作部4、固定接触子2、可動接触子3、押圧部材5、ガス中レバー6、回転軸7、気中レバー8、連結部材9、出力レバー10、遮断レバー11、および蓄勢ばね12を有して構成されている。
開閉装置100は、交流電力を相毎に開閉する構造であり、例えば図1に示されるように3つの接地容器1と各接地容器に対応する連結部とで構成されている。なお、当該連結部は、蓄勢ばね12の付勢力を可動接触子3に伝達する機構を示すものであり、例えば、各押圧部材、各回転軸、各レバー、各連結部材のみならず、例えば各回転軸と各レバーの嵌合部において、回転軸の外周面を当該回転軸が接する面(内周面)に押圧する構造も包含するものである。
接地容器1には、絶縁性ガスが封入され、固定接触子2と、固定接触子2に対向して設置される可動接触子3と、可動接触子3を軸方向に進退動させる押圧部材5とが収納されている。なお、接地容器1、固定接触子2、可動接触子3、および押圧部材5の組を電流遮断部と称する。
接地容器1の内部に設置されるガス中レバー6は、外周面がギヤ状に形成された回転軸7の回転トルクが伝達されるように、ギヤ状に形成された嵌合穴を有している。また、ガス中レバー6は、押圧部材5を軸支する支持部を有している。さらに、ガス中レバー6は、嵌合部を中心に揺動し、回転軸7の回転運動を押圧部材5の往復運動に変換することが可能である。
接地容器1の外部に設置される気中レバー8は、連結部材9を軸支する支持部と、ガス中レバー6に接続される回転軸7の一端が嵌合するように、ギヤ状に形成された嵌合穴とを有している。また、気中レバー8は、嵌合部を中心にして揺動し、各連結部材9の往復運動を回転軸7の回転運動に変換することが可能である。なお、回転軸7と各レバーの嵌合部の形状はギヤ形状に限定されるものではなく、回転軸トルクを伝達できる機構であればよい。
連結部材9は、各相の気中レバー8と操作部4に内蔵される出力レバー10とを連結し、蓄勢ばねの付勢力を各気中レバー8に伝達することが可能である。遮断レバー11は、予めモータまたは手動操作により蓄勢された蓄勢ばね12に接続されている。また、出力レバー10および遮断レバー11は、蓄勢ばね12の付勢力により一体となって回転可能に取り付けられている。なお、出力レバー10および遮断レバー11の構造は、ガス中レバー6および気中レバー8と同様であり以下説明を省略する。
図2は、実施の形態1にかかる各レバーの正面図である。回転軸7の断面はギヤ状に形成され、ガス中レバー6および気中レバー8の嵌合部も、回転軸7同様にギヤ状に形成されている。すなわち、回転軸7の外周面がガス中レバー6および気中レバー8の内周面に嵌合する構造である。
ここで、回転軸7とガス中レバー6(気中レバー8を含む)の嵌合部には隙間が生じているが、ガス中レバー6(気中レバー8を含む)には回転軸7に達するネジ穴13が施されており、当該ネジ穴13に挿通されたネジ14が回転軸7を付勢することで嵌合部の隙間を無くすことが可能である。
図3は、図2のA−A線に沿う縦断面図である。回転軸7の下部において、気中レバー8と回転軸7との嵌合部には、気中レバー8に施されたネジ穴13に挿通されたネジ14の状態が示されている。なお、図示されていないが、回転軸7の上部において、ガス中レバー6と回転軸7との嵌合部も同様である。
回転軸7には、接地容器1の断面において、接地容器1内のガスが外部に放出される(または接地容器1内部に外気が侵入する)ことを防止するシール部材15が所定の厚みで周着されている。
また、上述したようにガス中レバー6および気中レバー8は、ネジ穴13を有しているため、挿通されたネジ14は、回転軸7を付勢し、回転軸7の軸中心位置を各レバーの嵌合穴の中心位置から偏移させることが可能である。すなわち、嵌合部(回転軸7)の外周面を、各レバーに設けられた嵌合穴の内周面に押圧する押圧構造を有している。また当該押圧構造は、回転軸7に達するネジ穴13に挿通され、回転軸7の軸中心位置が嵌合部の中心位置から偏移するように回転軸7を付勢するネジ14を示している。
以上説明したように、実施の形態1の開閉装置100によれば、気中レバー8およびガス中レバー6にネジ14を挿通することにより、回転軸7の軸中心位置を偏移させ、回転軸7の外周面を気中レバー8およびガス中レバー6の内周面に圧着するようにしたので、嵌合部の隙間が無くなり、各連結部における回転角度のずれが解消される。その結果、回転レバーの動作遅れおよび回転量不足ならびに各相の動作のばら付きによる機器の特性に影響を与えることがなくなる。また、開閉装置100に接続される機器の余分な動作が抑制されるので、エネルギー消費量の低減(省エネルギー)だけでなく、機器の耐久性を向上(長寿命化)させることが可能である。
実施の形態2.
図4は、実施の形態2にかかる回転軸およびレバーの嵌合部を示す図である。図2には、図1に示されたガス中レバー6または気中レバー8および回転軸20に対応する各部材が示されている。
回転軸20は、円筒かつ軸方向に分割された幾つかの構造体を成している。回転軸20の外周面は、実施の形態1と同様にギヤ形状である。また、ガス中レバー6および気中レバー8の内周面は、回転軸20同様にギヤ形状である。すなわち、回転軸20の外周面がガス中レバー6または気中レバー8の内周面に嵌合する構造である。
図5は、図4の回転軸端部の斜視図である。ピン21は、回転軸20の中空部22に圧入可能な円柱形状(円柱部材)である。そのため、ガス中レバー6および気中レバー8(図示せず)に回転軸20を挿入した後、中空部22にピン21を圧入したとき、ピン21は、回転軸7の先端部を外方向に付勢し、回転軸20の外周面をガス中レバー6または気中レバー8(図示せず)の内周面に嵌合させることができる。すなわち、嵌合部(回転軸20)の外周面を、各レバーに設けられた嵌合穴の内周面に押圧する押圧構造を有している。また、当該押圧構造は、回転軸20に圧入され、回転軸20の外周面が嵌合穴の内周面に圧接するように回転軸20を外方向に付勢する円柱部材を示している。
なお、ピン21の形状は、円柱に限定されるものではなく、例えばテーパ状に加工された部材であってもよい。また、ピン21は弾性を有する部材で製作してもよい。この場合、ピン21を圧縮された状態で中空部22に圧入し、回転軸20を膨張力により付勢することが可能である。また、回転軸20は、内径部がテーパ状に加工され、かつ、軸方向に分割された構造であってもよい。
図6は、ネジ溝加工された回転軸端部の斜視図である。回転軸23は、内径部にネジ溝加工された円筒、かつ、軸方向に分割された幾つかの構造体を成している。ピン24は、回転軸23に螺入できるようにネジ溝加工が施されている。そのため、ガス中レバー6および気中レバー8(図示せず)に回転軸23を挿入した後、中空部22にピン24を螺入すると、ピン24は、回転軸23の先端部を外方向に付勢し、回転軸23の外周面をガス中レバー6または気中レバー8(図示せず)の内周面に嵌合させることができる。すなわち、嵌合部(回転軸23)の外周面を、各レバーに設けられた嵌合穴の内周面に押圧する押圧構造を有している。また、当該押圧構造は、回転軸23に螺入され、回転軸23の外周面が嵌合穴の内周面に圧接するように回転軸23を押圧力により外方向に付勢する円柱部材を示している。
以上説明したように、実施の形態2にかかる連結部の回転軸によれば、回転軸20(または回転軸23)の先端部にピン21(ピン24)を圧入(螺入)するようにしたので、各レバーと各回転軸との隙間が無くなり、各回転軸が回転するときの回転角度のずれが解消される。その結果、各回転レバーの動作遅れおよび回転量不足ならびに各相の動作のばら付きによる機器の特性に影響を与えることがなくなる。また、開閉装置100に接続される機器の余分な動作が抑制されるので、エネルギー消費量の低減(省エネルギー)だけでなく、機器の耐久性を向上(長寿命化)させることが可能である。また、テーパ形状のピン21を用いることより、連結部等の組み立て作業性を向上させることが可能である。さらに、周面にネジ溝加工が施されたテーパ形状のピン24を用いることにより、連結部等の組み立て作業性を更に向上させることができるとともに、ピン24の抜けを防止することが可能である。
実施の形態3.
図7は、実施の形態3にかかる連結部の斜視図である。図7に示される連結部は、図1の押圧部材5、ガス中レバー6、回転軸7、気中レバー8、および連結部材9に対応するものである。図7に示される連結部は、図1のガス中レバー6または気中レバー8のいずれか一方が省略され、図1の回転軸7が省略された構造である。また、図1において各相を連結する連結部材9の変わりに、回転軸34aないし回転軸34cおよびカップリング35aないしリング35cが用いられている。
図7の押圧部材30a、リンク31a、およびレバー32aから成る連結部は、例えば図1の左端に示されるA相の可動接触子3を駆動することが可能である。また、図7の真中に示されるB相および右端に示されるC相の連結部も同様である。
AB相間は、回転軸34aおよびカップリング35aから成る連結部を有し、BC相間は、回転軸34bおよびカップリング35bから成る連結部を有して構成されている。なお、図7の右側に示される回転軸34cおよびカップリング35cは、図1に示される操作部4に接続される出力軸を示しており、操作部4からの回転トルクを各相に伝達することが可能である。そのため、各相の連結部は、操作部4から伝達された回転トルクにより連動する構造である。回転軸34aないし回転軸34cの外周面は、ギヤ形状をそれぞれ有し、レバー32aないしレバー32cの内周面もギヤ形状をそれぞれ有している。
ここで、各回転軸と各レバーとの嵌合部には、実施の形態1で述べたように隙間が生じているが、各レバーには、各回転軸に達するようにネジ穴が施されており、ネジ穴に挿通されたネジ33が各回転軸を付勢することで嵌合部の隙間を無くすことが可能である。すなわち、嵌合部(各回転軸)の外周面を、各レバーに設けられた嵌合穴の内周面に押圧する押圧構造を有している。また当該押圧構造は、各回転軸に達するネジ穴に挿通され、各回転軸の軸中心位置が嵌合部の中心位置から偏移するように各回転軸を付勢するネジ33を示している。
図8は、実施の形態3にかかる回転軸およびカップリングの斜視図である。図8に示される回転軸34およびカップリング35は、図7に示される各回転軸および各カップリングに対応するものである。
カップリング35は、着脱可能なように軸方向に分割され、回転軸34の外周面と嵌合するように、内周面にギヤ状の嵌合部が形成され、蓄勢ばね(図示せず)からの付勢力を回転軸34に伝達する円筒構造である。
カップリング35の外周面には、環状を成し、カップリング35の外周部を取り囲み、端部に取り付けられたボルト36を締結することにより、分割されたカップリング35の各部材を軸中心方向に付勢し、回転軸34に圧接させるリング38が外嵌している。
図9は、図8に示される回転軸およびカップリングを用いた連結部の斜視図である。リング38aないしリング38cは、図8に示されるリング38に対応するものである。また、カップリング35aないしカップリング35cは、図8に示されるカップリング35に対応するものである。さらに、ボルト36aないしボルト36cは、図8に示されるボルト36に対応するものである。
AB相間は、回転軸34a、カップリング35a、およびリング38aから成る連結部を有し、BC相間は、回転軸34b、カップリング35b、およびリング38bから成る連結部を有して構成されている。なお、回転軸34cおよびカップリング35cは、図1に示される操作部4に接続される出力軸を示しており、操作部4からの回転トルクを各相に伝達することが可能である。そのため、各相の連結部は、操作部4から伝達された回転トルクにより連動する構造である。
以上説明したように、実施の形態3にかかる連結部によれば、各相を連結し回転トルクを伝達する各回転軸と各レバーとの嵌合部にネジ33を挿通できるようにしたので、ネジ33の付勢力により各回転軸の軸中心位置が偏移し、各回転軸の外周面を各レバーの内周面に圧着させることができる。その結果、嵌合部の隙間が無くなり、各回転軸と各レバーとの間における回転角度のずれが解消される。また、各相を連結し回転トルクを伝達する各回転軸と各カップリングとの嵌合部において、分割されたカップリング部材を軸中心方向に付勢するリングを備えるので、各回転軸と各カップリングとの嵌合部の隙間が無くなり、各回転軸と各カップリングとの間における回転角度のずれが解消され、操作部4から伝達された回転トルクは、各相のレバーに均等に伝達される。その結果、各相の動作のばら付きによる機器の特性に影響を与えることがなくなる。また、開閉装置100に接続される機器の余分な動作が抑制されるので、エネルギー消費量の低減(省エネルギー)だけでなく、機器の耐久性を向上(長寿命化)させることが可能である。また、各カップリングは、連結部全体を分解しなくても容易に着脱可能な構造であるため、連結部等の組み立て作業性を向上させることが可能である。さらに、各レバーの角度調整も容易に行うことが可能である。
以上のように、本発明にかかる開閉装置は、絶縁性ガスが封入された接地容器、接地容器内に収納される固定接触子、および固定接触子に接離する可動接触子を有する電流遮断部と、電流遮断部を開閉操作する操作部とを備えた電力用開閉装置の連結機構に有用である。
実施の形態1にかかる開閉装置の構成を示す斜視図である。 実施の形態1にかかる各レバーの正面図である。 図2のA−A線に沿う縦断面図である。 実施の形態2にかかる回転軸およびレバーの嵌合部を示す図である。 図4の回転軸端部の斜視図である。 ネジ溝加工された回転軸端部の斜視図である。 実施の形態3にかかる連結部の斜視図である。 実施の形態3にかかる回転軸およびカップリングの斜視図である。 図8に示される回転軸およびカップリングを用いた連結部の斜視図である。
符号の説明
1 接地容器
2 固定接触子
3 可動接触子
4 操作部
5、30a、30b、30c 押圧部材
6 ガス中レバー
7、20、23、34、34a、34b、34c 回転軸
8 気中レバー
9 連結部材
10 出力レバー
11 遮断レバー
12 蓄勢ばね
13 ネジ穴
14、33 ネジ
15 シール部材
21、24 ピン
22 中空部
31a、31b、31c リンク
32a、32b、32c レバー
35、35a、35b、35c カップリング
36、36a、36b、36c ボルト
38、38a、38b、38c リング
100 開閉装置

Claims (7)

  1. 絶縁性ガスが封入された接地容器、前記接地容器内に収納される固定接触子、および前記固定接触子に接離する可動接触子を有する電流遮断部と、前記電流遮断部を開閉操作する操作部と、前記操作部に設けられた蓄勢ばねの付勢力を電流遮断部に伝達する連結部と、を備えた開閉装置において、
    前記連結部は、
    円筒かつ軸方向に分割された幾つかの構造体を成し、外周面にギヤ状に嵌合部が形成された回転軸と、
    一端に形成された嵌合穴を前記嵌合部に嵌合し前記回転軸に連結されるレバーと、
    前記嵌合部の外周面を前記嵌合穴の内周面に押圧する押圧構造と、
    を備え
    前記押圧構造は、前記回転軸に圧入され、前記回転軸の外周面が前記嵌合穴の内周面に圧接するように前記回転軸を膨張力により外方向に付勢する弾性を有した円柱部材であることを特徴とする電力用開閉装置。
  2. 前記押圧構造は、前記回転軸に達するネジ穴に挿通され、前記回転軸の軸中心位置が前記嵌合部の中心位置から偏移するように前記回転軸を付勢するネジであることを特徴とする請求項1に記載の電力用開閉装置。
  3. 絶縁性ガスが封入された接地容器、前記接地容器内に収納される固定接触子、および前記固定接触子に接離する可動接触子を有する電流遮断部と、前記電流遮断部を開閉操作する操作部と、前記操作部に設けられた蓄勢ばねの付勢力を電流遮断部に伝達する連結部と、を備えた開閉装置において、
    前記連結部は、
    内径部がテーパ状に加工された円筒かつ軸方向に分割された幾つかの構造体を成し、外周面にギヤ状に嵌合部が形成された回転軸と、
    一端に形成された嵌合穴を前記嵌合部に嵌合し前記回転軸に連結されるレバーと、
    前記嵌合部の外周面を前記嵌合穴の内周面に押圧する押圧構造と、
    を備え、
    前記押圧構造は、前記回転軸に圧入され、前記回転軸の外周面が前記嵌合穴の内周面に圧接するように前記回転軸を押圧力により外方向に付勢する円柱部材であることを特徴とする電力用開閉装置。
  4. 前記押圧構造は、前記回転軸に達するネジ穴に挿通され、前記回転軸の軸中心位置が前記嵌合部の中心位置から偏移するように前記回転軸を付勢するネジであることを特徴とする請求項3に記載の電力用開閉装置。
  5. 前記回転軸は、内径部にネジ溝加工を有し、
    前記円柱部材は、前記回転軸の内径部に螺入可能なネジ溝加工を有することを特徴とする請求項4に記載の電力用開閉装置。
  6. 前記連結部は、
    軸方向に分割され、前記回転軸の外周面と嵌合するように内周面にギヤ状に嵌合部が形成され、前記付勢力を前記回転軸に伝達する円筒状のカップリングと、
    環状を成し前記カップリングの外周部を取り囲み、端部に取り付けられたボルトを締結することにより、分割された前記カップリングの各部材を軸中心方向に付勢し前記回転軸に圧接させるリングと、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の電力用開閉装置。
  7. 前記電流遮断部および前記レバーならびに前記各レバーを相互に連結する前記連結部を複数備え、
    前記複数の連結部は、蓄勢ばねの付勢力に連動することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の電力用開閉装置。
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