JP3781944B2 - 多機能形真空バルブ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高電圧回路を開閉する真空バルブに、開閉動作に加え断路、接地動作の機能も付加させた多機能形真空バルブに関する。
【0002】
【従来の技術】
定格電圧33kVクラス以下の中電圧回路における遮断器には、真空バルブが数多く用いられている。
即ち真空バルブの固定軸と可動軸の先端には一対の主電極が取り付けられ、これらは例えばセラミックからなる高真空の絶縁容器に収納されている。絶縁容器の上下にはフランジが銀ロー付けされ、固定軸側では固定軸を固定し、可動軸側は伸縮自在のベローズを介して可動軸を可動自在に支持している。
尚、一部の真空バルブにおいては、絶縁容器の内部が高真空で高い絶縁耐力を有しているものの、外部は一般の気中雰囲気に曝され絶縁的に弱点となるので、外周に絶縁体をモールドして取り付けたものがある。この絶縁体により、絶縁容器の沿面は見かけ上、伸ばされることになり外部絶縁が補強されることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この様な構成において、真空バルブは、一対の主電極間の開閉により電源の入り、切り動作即ち通電と遮断動作が行われる。この真空バルブを用いて一般の電源系統を構成する場合には、真空バルブの他に回路を切り離す断路器、点検時などに操作する接地装置が必要となる。従ってこれらの電気機器を接続すると、おのずと全体が大型化する。最近では各電気機器の小型化を図っているものの、電源系統を構成する機器全体の小型化には限界があった。これは最近の趨勢である電気機器の縮小化に逆行するものである。
本発明は上記点に鑑みなされたもので、真空バルブとしての主電極間の開閉機能の他に、断路及び接地機能を付加させて多機能化させ、機器全体形状を縮小化できるようにした多機能形真空バルブを得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載される発明は、一対の主電極開極時にこの主電極間に接地電位又は中間電位にある第2電極を移動配置することによって、主電極の開極状態および断路状態を形成できるようにし、これにより遮断器、断路器の2つの電気機器が複合された多機能構成となり、全体形状の縮小化を図ることができる。
請求項2に記載される発明は、一対の主電極開極時にこの主電極間に接地電位にある第2電極を移動配置し、更にこの第2電極を少なくとも一方の主電極に接触させて接地状態を形成できるようにし、これにより遮断器、断路器、並びに接地装置の3つの電気機器が複合された多機能構成となり、全体形状の縮小化を図ることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は多機能化を図った真空バルブの主電極間開極状態を示す。複数個の円筒状絶縁容器10a、10bから構成した絶縁容器10内に、固定軸11と可動軸12を同一軸上に配置し、これら軸の対向する先端に、互いに接離可能な固定主電極13と可動主電極14を取り付ける。固定軸11はフランジ15aに固定され、また可動軸12はフランジ15b及びベローズ16を介して可動自在に支持され、また絶縁容器10内は真空に保持される。絶縁容器10aと10bの対向間に支持された中間シールド電極17が、固定主電極13及び可動主電極14を包囲して配置される。この中間シールド電極17の大気側には、固定、可動軸の軸方向と略直交する方向に後述する第2電極用のベローズ19が取り付けてあり、このベローズ19で気密を保持して移動可能な第2電極18を取り付ける。第2電極18は、中間シールド電極17の一側に設けた貫通孔17aを貫通して主電極13,14間に延び、さらに中間シールド電極17の他側に設けた窪み17bに当接するようになっている。第2電極18はその長手方向中間部に2個所の屈折点18a、18bを備えており、図示しない操作機構により水平移動される。更に詳述すれば、第2電極18は操作機構の操作で主電極13,14間に水平移動し、先端が図2のように中間シールド17の窪み17bに当接する。そして更に移動力を加えると第2電極18は屈折点18a、18bで折り曲がる構成となっている。
【0006】
尚、固定軸11、可動軸12には夫々主回路導体が接続され、第2電極18には接地導体が接続されて、電源系統が構成される。
図1は主電極開閉状態即ち遮断状態を示している。この状態から図2に示すように第2電極18を水平方向に移動し主電極13,14間を通過させ、先端を中間シールド17の窪み17aに当接させる。この状態が断路状態である。この構成により主電極13,14の対向面間略中央に接地電位の第2電極18が配置されるため、各主電極13,14は対地間の絶縁耐力を有する状態となる。つまり極間が存在しなくなる。
従って極間の耐電圧の高い断路器を用いて構成していた電源系統を簡単な構成で置き換えることができる。断路器は、JEC規格等で定められている絶縁協調をみれば、極間の耐電圧が対地間・相間の1.15倍とされ、高い絶縁耐力が必要である。図2の構成によれば、主電極13,14の対向面間に第2電極18を位置させて極間の絶縁耐力を必要としない状態に保つことにより遮断器としての電路切り状態は勿論、断路器としての断路状態をも形成することができる。一方絶縁容器10の外部においては、固定、可動両軸11,12端が主回路電位の100%であるが、この間に接地電位である第2電極18を設けているので、主回路電位は必ず接地電位を介しての極間となるので、絶縁耐力は極間が対地間よりはるかに高くなり、絶縁協調を図ることができる。
【0007】
上記実施例では第2電極18に接地導体を接続したものについて説明したが、主電極間電位の中間の電位として断路状態を作ってもよい。即ち主電極13,14間に中間電位の第2電極18が位置することになるので、極間方向の絶縁耐力は2点ギャップとなり、各ギャップで対地間の絶縁耐力を有することになる為大幅な絶縁耐力の向上を図ることができる。
次に接地状態について、図3を参照して説明する。第2電極18が接地導体に接続されているとき、先に説明した図2の状態から第2導体18を更に移動させる。このとき第2導体18はその屈折点18a、18bで折り曲がり、屈折点18aが固定側主電極13に接触する。この実施例では第2電極18を1本で構成しているが、図4に示すように、第2電極18を2本で構成するとともに互いに異なる方向に屈折点18aを折り曲がるように構成すれば、固定側主電極13と可動側主電極14の夫々に接触させることができる。このときの異なる方向への折り曲がりを決定させる手段としては、第2電極18を予め形状記憶させた合金を用いることによって達成することが可能である。また形状的に屈折する方向に切り込み等を設けることにより所定方向に折り曲げさせることもできる。
【0008】
このように1個の真空バルブで接地開閉器の機能を持たせることができ、そして電源側,負荷側、更には両側等主回路を選別して接地状態を形成できる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明の第2の実施の形態について図5を参照して説明する。尚、図1乃至図4と同一部分については同一符号を付し、その説明は省略する。この実施の形態においては第2電極20の移動を、水平方向並びに上下方向に移動させることができるようになっている。即ち固定、可動軸の軸方向と略直交する方向に取り付けた第2電極用ベローズ21は矢視したように上下方向にも動かすことができるようにしてある。
従って、主電極13,14を開路し、ベローズ21を圧縮して第2電極20の先端を主電極13,14間に水平に移動させて位置すれば断路状態を形成できる。更にその後図示するように第2電極20を矢視の方向に移動させることで第2電極20先端を固定側主電極13に接触させることができ、接地状態とすることができる。
このような構成とすれば第2電極20を棒状の簡単な形状とすることができ、機械的強度の向上がはかれる。また一つの真空バルブで主回路の接離、第2電極が挿入された断路状態、第2電極を主電極に接触させた接地状態を構成させることができる。この為、電源系統を構成する遮断器、断路器、接地装置を一体化した多機能形の真空バルブを提供できる。
【0009】
尚、主電極13,14間を開閉させる遮断器機能に、接地電位或は中間電位とした第2電極を主電極間に挿入して位置させる断路器機能を持たせたものであっても多機能形の真空バルブとして縮小化を図ることができる。
また、上述した真空バルブはSF6 ガス等絶縁媒体雰囲気中に配置すれば絶縁容器外部の絶縁補強を図ることができる。
【0010】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、真空容器を構成する絶縁容器内に互いに接離可能な一対の主電極を設け、この主電極の開極時に接地電位或は中間電位にある第2電極を前記主電極間に挿入位置させることによって断路状態とするようにしたので、遮断器機能の他に断路器機能をもたせた多機能の縮小化を図った真空バルブを提供できる。そして第2電極を主電極に接触させるようにすることによって、接地装置機能をも一体化でき、電源系統を構成する電気機器の全体形状の更なる大幅な縮小化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の多機能形真空バルブにおける開極状態を示す断面図。
【図2】[図1]における断路状態を示す断面図。
【図3】[図1]における接地状態の第1の実施の形態を示す要部説明図。
【図4】[図1]における接地状態の第2の実施の形態を示す要部説明図。
【図5】本発明の第2の実施の形態の多機能形真空バルブにおける開極時の接地状態を示す断面図。
【符号の説明】
10・・・絶縁容器、11・・・固定軸、12・・・可動軸、13・・・固定主電極
14・・・可動主電極、15a、15b・・・フランジ、17・・・中間シールド電極
17a・・・貫通孔、18・・・第2電極 、18a、18b・・・屈折点
19・・・第2電極用ベローズ、20・・・第2電極、21・・・第2電極用ベローズ

Claims (4)

  1. 内部が真空の絶縁容器内に軸方向に互いに接離するように夫々の電極軸に対向して設けた一対の主電極と、前記絶縁容器の軸方向中間部大気側に設けた絶縁容器内を真空保持する第2電極用ベローズと、この第2電極用ベローズを介して可動自在に支持され前記一対の主電極開極時に主電極間に移動配置可能な接地電位又は中間電位にある第2電極とから成り、主電極間の接離による開閉状態および第2電極の主電極間への移動配置による断路状態を形成しうることを特徴とする多機能形真空バルブ。
  2. 内部が真空の絶縁容器内に軸方向に互いに接離するように夫々の電極軸に対向して設けた一対の主電極と、前記絶縁容器の軸方向中間部大気側に設けた絶縁容器内を真空保持する第2電極用ベローズと、この第2電極用ベローズを介して可動自在に支持され前記一対の主電極開極時に主電極間に移動配置可能な接地電位にある第2電極とから成り、主電極間の接離による開閉状態および第2電極の主電極間への移動配置による断路状態並びに断路状態後第2電極を前記主電極の少なくとも一方に接触させて接地状態を形成しうることを特徴とする多機能形真空バルブ。
  3. 第2電極に設けた屈折点で第2電極を折り曲げ主電極の少なくとも一方に接触させるようにした請求項2記載の多機能形真空バルブ。
  4. 棒状の第2電極を主電極間に水平移動して配置した後ベローズを介して上下動させて少なくとも一方の主電極に接触させるようにした請求項2記載の多機能形真空バルブ。
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