JP5367504B2 - 接地開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、真空中の接点と気中の接点とで対地間絶縁を形成し、確実に電路を開路、接地し得る接地開閉装置に関する。
従来、真空中の優れた絶縁耐力や遮断性能などを利用して開閉器の小型化が図られている。真空を用いた開閉器としては、遮断器、断路器、接地開閉器などが挙げられる(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、真空中の放電のばらつきは、標準偏差が10〜13%であり、気中やガス中に比べて大きい。更に、接点を開閉しただけでも破壊電圧が低下し、ばらつきが更に大きくなる。このため、低い破壊確率とするためは、接点間の絶縁距離を大きくしなければならなかった(例えば、特許文献2参照。)。
特開2007−305524号公報 (第4ページ、図1) 特開2003−92051号公報 (第3〜4ページ、図1)
絶縁媒体に真空を用いた開閉器では、放電のばらつきが大きく、接点間の絶縁距離を大きくしなければならない問題がある。一方、絶縁媒体に気中を用いると、放電のばらつきは小さくなるものの、絶縁耐力が小さく、結果的に接点間の絶縁距離を大きくしなければならない。なお、絶縁媒体にSF6ガスのような絶縁ガスを用いることは、環境面から見て好ましいものではない。
このため、気中のように放電のばらつきが小さく、また、真空のように絶縁耐力の優れた絶縁媒体で開閉器を構成し、縮小化を図れるものが望まれていた。ここで、開閉器としては、短絡投入の責務を有する接地開閉器を対象とする。なお、一般的に、遮断器では大電流を開閉する遮断特性、断路器では電路を確実に開閉する絶縁耐力が主に要求され、接地開閉器の責務と相違するものとなる。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、放電のばらつきが小さく、絶縁耐力の優れた絶縁媒体を用い、短絡投入の責務を有する接地開閉装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の接地開閉装置は、スイッチギヤの主回路導体と、前記主回路導体の接地点となる接地電極と、前記主回路導体に固定側が固定ピンで回動自在に固定されるとともに、可動側が前記接地電極と接離する接離自在の一対の真空接点を有する真空バルブとを具備し、前記真空バルブの可動側に第1の気中接点を設け、前記接地電極に前記第1の気中接点と接離する第2の気中接点を設けるとともに、操作機構に連結された前記真空接点を開閉する操作軸を移動自在に設けたことを特徴とする。
本発明によれば、開路時は気中ギャップと真空ギャップとで放電のばらつきを抑え、閉路時は真空ギャップにより短絡投入の責務を持たせることができる。
本発明の実施例1に係る接地開閉装置の構成を示す断面図。 本発明の実施例1に係る接地開閉装置の動作を説明する図。 本発明の実施例2に係る接地開閉装置の構成を示す断面図。
開路時には、真空バルブを回動させて主回路と接地間に気中ギャップと真空ギャップとを形成し、閉路時には真空ギャップを投入するものである。以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
先ず、本発明の実施例1に係る接地開閉装置を図1、図2を参照して説明する。図1は、本発明の実施例1に係る接地開閉装置の構成を示す断面図、図2は、本発明の実施例1に係る接地開閉装置の動作を説明する図である。なお、図1は、開路状態を示す。
図1に示すように、スイッチギヤの主回路導体1には、接離自在の一対の真空接点2、3を有する真空バルブ4が設けられている。固定側真空接点2に接続された固定側導体5は、固定ピン6により主回路導体1に回動自在に固定されている。真空バルブ4の周りには、エポキシ樹脂のような絶縁材料でモールドされて形成された絶縁層7が設けられている。
固定ピン6には、固定側導体5に固定された第1の平歯車8が回転自在に設けられている。第1の平歯車8には、図示しない操作機構で回転する第2の平歯車9が設けられ、第2の平歯車9を回転させることにより、固定ピン6を支点として、真空バルブ4を回動できるようになっている。
可動側真空接点3には、真空バルブ4外の軸方向に可動軸10が連結されており、その端部に第1の気中接点11が固定されている。可動軸10の中間部には、ばね受け板12が固定されている。ばね受け板12と真空バルブ4間の可動軸10の周りには、真空接点2、3を開路するように付勢された開路ばね13が設けられている。可動軸10や開路ばね13は、一方端が真空バルブ4側に固定された筒状のガイド筒14内に収納されている。そして、ガイド筒14により、可動軸10を軸方向に移動できるようになっている。
接地側には、真空バルブ4が垂直まで回動したときの軸方向の延長線上に接地電極15が設けられている。接地電極15には、第1の気中接点11の側面と対向する部分にU字状の開口部15aが設けられている。また、第1の気中接点11と接離自在の第2の気中接点16を端部に固定した操作軸17が移動自在に貫通している。操作軸17や接地電極15は、接地極に接続されており、スイッチギヤの接地点となる。操作軸17は、真空接点2、3を開閉操作する操作機構18に連結されている。
これにより、開路状態においては、主回路と接地間が真空接点2、3による真空ギャップと、第1の気中接点11と第2の気中接点16による気中ギャップとで主回路電圧を分担し、対地間絶縁が保たれる。真空ギャップでは、電圧分担が低下した割合だけ電界ストレスが小さくなるので、放電のばらつきが小さくなる。これは、真空バルブ4を単独で接地開閉装置に用いる場合と比較し、真空接点2、3間の絶縁距離を短くすることができる。気中ギャップは、放電のばらつきが2〜3%と小さい。
なお、可動側真空接点3や第1の気中接点11は、開路状態において中間電位となる。このため、この電位を略50%にすることにより、全体形状の小型化を図ることができる。真空ギャップ長や気中ギャップ長(真空バルブ4の回動角度)などを調整することにより、電位を調整することができる。
また、真空バルブ4の外周に設けた絶縁層7により、真空バルブ4の外部絶縁を補強することができる。絶縁層7には、ヒダなどを設けてもよい。更には、固定側導体5やガイド筒14を一体でモールドしているので、回動時の荷重に対する機械的な補強をすることができる。
次に、主回路の接地動作について、図2を参照して説明する。
図2(a)に示すように、真空バルブ4を時計方向に回動させ、真空バルブ4と操作軸17の軸方向を一致させる。開口部15aの内側面にガイド筒14の側面を当接させることにより、軸方向を一致させることができる。図2では、軸方向を垂直に一致させている。操作機構18を操作し、操作軸17を図示上方向に移動させ、第1の気中接点11の中央部の窪みに第2の気中接点16を嵌め込み接触させると、気中ギャップを確実に閉路させることができる。
次に、図2(b)に示すように、操作軸17を更に操作し、図示上方向に移動させると、可動軸10が図示上方に移動し、開路ばね13が圧縮され、真空接点2、3が閉路する。真空接点2、3間では、真空が持つ優れた絶縁耐力や遮断性能などから、閉路直前でのプレアークが小さく、短絡電流などの大電流でも確実に投入することができる。即ち、真空接点2、3で最終的な閉路を行うので、短絡投入の責務を持たせることができる。
これらの動作は、連続して行ってもよく、また、気中ギャップと真空ギャップを段階的に閉路してもよい。なお、開路状態にするときには、操作軸17を図示下方向に移動させ、開路ばね13の放勢力により、先ず真空接点2、3を開路させ、次に真空バルブ4を反時計方向に回動させることにより気中接点11、16を開路させることができる。
上記実施例1の接地開閉装置によれば、開路状態では真空接点2、3による真空ギャップと気中接点11、16による気中ギャップとで主回路電圧を分担するようにしているので、真空接点2、3間での分担電圧が低下し、放電のばらつきを小さくすることができる。また、閉路状態にするときには真空接点2、3で最終的な投入を行うので、短絡投入の責務を持たせることができる。
上記実施例1では、真空バルブ4をスイッチギヤ内の所定の空間部で回動させて説明したが、主回路導体1と操作機構18間を絶縁筒で覆って、気中ギャップをこの絶縁筒内で形成するようにしてもよい。絶縁筒内では、塵埃などの侵入が防止でき、気中ギャップの絶縁耐力を安定させることができる。
次に、本発明の実施例2に係る接地開閉装置を図3を参照して説明する。図3は、本発明の実施例2に係る接地開閉装置の構成を示す断面図である。なお、この実施例2が実施例1と異なる点は、真空バルブの回動方法である。図3において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。なお、図3は、開路状態を示す。
図3に示すように、真空バルブ4の固定側には、固定側接触子20が固定されている。そして、固定側接触子20と接離する主回路側接触子21が主回路導体1に固定されている。接触時には、真空バルブ4側のストッパー22が主回路導体1側のストッパー23に当接するようになっている。
一方、真空バルブ4には、絶縁層7に突出した絶縁製の回動軸24が設けられている。回動軸24は、図示しない固定部材に回動自在に固定され、図示しない操作機構に連結されている。
これにより、開路状態では、第1の気中接点11と第2の気中接点16間、および固定側接触子20と主回路側接触子21間のそれぞれの気中ギャップ、真空接点2、3間の真空ギャップで主回路電圧を分担する。このため、真空ギャップでは、放電のばらつきが小さくなる。
閉路するときには、先ず、真空バルブ4を時計方向に回動させ、真空バルブ4と操作軸17の軸方向を一致させ、気中ギャップを閉路する。次に、操作軸17を操作し、真空ギャップを閉路する。真空接点2、3で最終的な閉路を行うので、短絡投入の責務を持たせることができる。
上記実施例2の接地開閉装置によれば、実施例1と同様の効果を得ることができる。真空ギャップでは、分担電圧が更に低下するので、真空バルブ4を小型化することができる。
1 主回路導体
2 固定側真空接点
3 可動側真空接点
4 真空バルブ
5 固定側導体
6 固定ピン
7 絶縁層
8、9 平歯車
10 可動軸
11 第1の気中接点
12 ばね受け板
13 開路ばね
14 ガイド筒
15 接地電極
15a 開口部
16 第2の気中接点
17 操作軸
18 操作機構
20 固定側接触子
21 主回路側接触子
22、23 ストッパー
24 回動軸

Claims (1)

  1. スイッチギヤの主回路導体と、
    前記主回路導体の接地点となる接地電極と、
    前記主回路導体に固定側が固定ピンで回動自在に固定されるとともに、可動側が前記接地電極と接離する接離自在の一対の真空接点を有する真空バルブとを具備し、
    前記真空バルブの可動側に第1の気中接点を設け、
    前記接地電極に前記第1の気中接点と接離する第2の気中接点を設けるとともに、操作機構に連結された前記真空接点を開閉する操作軸を移動自在に設けたことを特徴とする接地開閉装置。
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