JPWO2019142318A1 - Dc/dcコンバータの制御方法及び制御装置 - Google Patents

Dc/dcコンバータの制御方法及び制御装置 Download PDF

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Abstract

広範囲の出力可能電力範囲を低損失にてカバーできるDC/DCコンバータの制御装置50を実現する。制御装置50は、選択制御部60及び比較制御部70を有している。選択制御部60は、リファレンス信号生成部61、最小値選択部62及び電圧制御部63を有している。比較制御部70は、比較部71、周波数制御部72、相間位相制御部、及びパルス駆動部74を有している。例えば、バッテリーを急速充電する場合、周波数制御部72の周波数制御により、DC出力電流Ioがバッテリーに供給される。制御困難な電流共振制御限界の境界線BL以下の電力供給領域になると、相間位相制御部73の相間位相制御に切り替えられ、DC出力電流Ioがバッテリーに供給される。

Description

本発明は、例えば、電気自動車(Electric Vehicle;以下「EV」という。)に搭載された二次電池(バッテリー)を急速充電する車載充電装置であるEV急速充電器等に使用され、DC(直流)電圧を所望のDC電圧又はDC電流に変換してバッテリー等を急速充電するためのDC/DCコンバータの制御方法及び制御装置に関するものである。
従来、例えば、バッテリーを充電するためのDC/DCコンバータとして、スイッチング損失等が少ない高効率のLLC回路等の電流共振型回路が、特許文献1、2等に記載されている。
DC/DCコンバータとしての電流共振型回路は、例えば、共振インダクタ、共振コンデンサ、及び変圧器の励磁インダクタンスとスイッチング素子とで構成されており、構成部品の各パラメータにより出力範囲を決めることができる。
特開2012−249375号公報 特開2013−243114号公報
図12は、従来のEV急速充電器の出力特性例を示す図である。
図12において、横軸はDC出力電流Io、縦軸はDC出力電圧Voである。点A,B,C,D,E,Fで囲まれた斜線の領域は、EV急速充電器の出力可能電力範囲Parである。EV急速充電器では、車種によるバッテリー電圧の違いにより、広範囲な出力特性が要求される。
例えば、図12の点E・点A間では、出力電流Ioが30A、及び出力電圧Voが500Vの電圧制御CVにてバッテリーを急速充電することが必要となる。点Cは、出力電圧Voが395V、出力電流Ioが38A、及び出力電力Poが1501.0Wの臨界点である。点A・点B・点C間では、出力電力Poが1500W−1498.5W−1501.0Wの電力制御CPが必要となる。更に、点C・点D間では、出力電圧Voが395Vから150V、出力電流Ioが38Aの電流制御CCが必要となる。
LLC回路等の電流共振型回路では、周波数制御により、スイッチング素子のスイッチング周波数を上げることによって出力電圧Voを下げ、スイッチング周波数を下げることによって出力電圧Voを上げている。そのため、広範囲な出力特性が要求されるEV急速充電器に、従来の電流共振型回路を適用した場合、出力電圧Voが低い(例えば、200Vから150V付近)の低電圧にてバッテリーを充電しようとすると、スイッチング周波数が、許容される最大周波数を超えるので、要求される出力電圧Voまで下がらなく、バッテリーの充電が困難になる。又、広範囲な出力特性を実現するためには、出力電力に寄与しない無効電流を、常に励磁インダクタンスに流すようなパラメータに設定する必要がある。しかし、無効電流は、流れるルート(例えば、共振キャパシタ→スイッチング素子→変圧器1次巻線→共振インダクタ→共振キャパシタの電流経路)の導通損を発生させるため、低損失化ができなくなる。
このように、従来の電流共振型回路では、広範囲の出力可能電力範囲を低損失にてカバーできるDC/DCコンバータの制御方法及び制御装置を実現することが困難であった。
本発明のうちの第1発明は、三相のDC入力電圧が供給されると、スイッチング周波数を有する複数のスイッチング駆動信号によってそれぞれオン/オフ動作する複数のスイッチング素子で、前記DC入力電圧をスイッチングして三相のAC電圧に変換するDC/AC(交流)変換回路と、前記三相のAC電圧に共振して三相の共振電圧を生成する共振回路と、前記三相の共振電圧を所定の電圧に変換して三相の変換電圧を出力する三相の変圧器と、前記三相の変換電圧を整流してDC出力電圧及びDC出力電流を出力する三相の整流回路と、を備えるDC/DCコンバータの主回路に対して、前記複数のスイッチング駆動信号を供給するDC/DCコンバータの制御方法であって、第1ステップ及び第2ステップを有している。
前記第1ステップでは、定電力制御リファレンス信号、定電流制御リファレンス信号、及び定電圧制御リファレンス信号を比較して最小の信号値を選択し、計測された前記DC出力電圧の値が前記最小の信号値と一致するように前記主回路の電圧制御を行う。
更に、前記第2ステップでは、前記スイッチング周波数と最大周波数との大小を比較し、前記スイッチング周波数が前記最大周波数よりも小さい場合には、前記三相のAC電圧における三相間の位相差を120°に設定し、周波数制御により、前記整流回路から所望の前記DC出力電圧及び/又は前記DC出力電流が出力されるように、前記スイッチング周波数を変化させ、前記スイッチング周波数が前記最大周波数よりも大きい場合には、前記スイッチング周波数を最大値に設定し、相間位相制御により、前記整流回路から所望の前記DC出力電圧及び/又は前記DC出力電流が出力されるように、前記三相間の位相差を変化させる。
本発明のうちの第2発明は、三相のDC入力電圧が供給されると、スイッチング周波数を有する複数のスイッチング駆動信号によってそれぞれオン/オフ動作する複数のスイッチング素子で、前記DC入力電圧をスイッチングして三相のAC電圧に変換するDC/AC変換回路と、前記三相のAC電圧に共振して三相の共振電圧を生成する共振回路と、前記三相の共振電圧を所定の電圧に変換して三相の変換電圧を出力する三相の変圧器と、前記三相の変換電圧を整流してDC出力電圧及びDC出力電流を出力する三相の整流回路と、を備えるDC/DCコンバータの主回路に対して、前記複数のスイッチング駆動信号を供給するDC/DCコンバータの制御装置であって、選択制御部及び比較制御部を有している。
前記選択制御部は、定電力制御リファレンス信号、定電流制御リファレンス信号、及び定電圧制御リファレンス信号を比較して最小の信号値を選択し、計測された前記DC出力電圧の値が前記最小の信号値と一致するように前記主回路の電圧制御を行うものである。
更に、前記比較制御部は、前記スイッチング周波数と最大周波数との大小を比較し、前記スイッチング周波数が前記最大周波数よりも小さい場合には、前記三相のAC電圧における三相間の位相差を120°に設定し、周波数制御により、前記整流回路から所望の前記DC出力電圧及び/又は前記DC出力電流が出力されるように、前記スイッチング周波数を変化させ、前記スイッチング周波数が前記最大周波数よりも大きい場合には、前記スイッチング周波数を最大値に設定し、相間位相制御により、前記整流回路から所望の前記DC出力電圧及び/又は前記DC出力電流が出力されるように、前記三相間の位相差を変化させるものである。
本発明のDC/DCコンバータの制御方法及び制御装置によれば、周波数制御によって負荷へ電力を供給し、制御困難な電力供給領域になると、相間位相制御に切り替えて、負荷へ電力を供給する構成になっている。そのため、低電圧と低電流出力が可能になり、広範囲の出力可能電力範囲を低損失にてカバーできるDC/DCコンバータの制御装置を実現できる。
図1は本発明の実施例1におけるDC/DCコンバータの全体の回路図である。 図2は図1のDC/DCコンバータにおけるLLC制御装置を示す構成図である。 図3は本発明の実施例1におけるEV急速充電器の出力特性例を示す図である。 図4は図2のLLC制御装置の動作を示すフローチャートである。 図5は図1中のスイッチング駆動信号におけるオン/オフのタイミングチャートである。 図6は図2の相間位相制御の動作を示す波形図である。 図7は図1中の変圧器における1次巻線及び2次巻線の電圧波形図である。 図8は図1中の変圧器における1次巻線及び2次巻線の電圧波形図である。 図9は図1中の変圧器における1次巻線及び2次巻線の電圧波形図である。 図10は図1中の変圧器における1次巻線及び2次巻線の電圧波形図である。 図11は本発明の実施例2におけるDC/DCコンバータの全体の回路図である。 図12は従来のEV急速充電器の出力特性例を示す図である。
本発明を実施するための形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかになるであろう。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
(実施例1の構成)
図1は、本発明の実施例1における単相力率改善回路構成の場合のDC/DCコンバータの全体の回路図である。
DC/DCコンバータ1は、単相の力率改善回路(以下「PFC」という。)構成の場合、前段に設けられたU,V,W相の単相PFC2U,2V,2Wの出力側に、三相の平滑用コンデンサ3U,3V,3Wを介して、電力変換用の主回路4が接続されている。
U,V,W相の単相PFC2U,2V,2Wは、三相のAC入力電圧Vuvwが印加されると、PFC制御装置49から供給されるスイッチング駆動信号によりスイッチング動作を行い、そのAC入力電圧Vuvwの力率を改善した三相のDC入力電圧Viu,Viv,Viwを生成する回路である。DC入力電圧Viu,Viv,Viwは、平滑用コンデンサ3U,3V,3Wにより平滑される。入力電圧と入力電流との位相差が小さくなるように(即ち、力率が1.0に近づくように大きくなって)、力率が改善されている。
主回路4は、制御装置(例えば、LLC制御装置)50から供給される複数(例えば、12個)のスイッチング駆動信号S11U,S12U,S13U,S14U,S11V,S12V,S13V,S14V,S11W,S12W,S13W,S14Wによりスイッチング動作を行い、DC入力電圧Viu,Viv,Viwを所定のDC出力電圧Vo及びDC出力電流Ioに変換する回路である。
主回路4は、三相のDC/AC変換回路10U,10V,10Wと、三相の共振回路20U,20V,20Wと、三相の変圧器30U,30V,30Wと、整流回路40と、を有している。
三相のDC/AC変換回路10U,10V,10Wは、三相のDC入力電圧Viu,Viv,Viwをそれぞれスイッチングして三相のAC電圧に変換する回路であり、各相が同一の回路で構成されている。
U相のDC/AC変換回路10Uは、複数のスイッチング駆動信号S11U,S12U,S13U,S14Uによりそれぞれオン/オフ動作する複数のスイッチング素子(例えば、電界効果トランジスタ、以下これを「FET」という。)11U,12U,13U,14Uを有し、これらのFET11U,12U,13U,14Uがブリッジ接続されている。各FET11U,12U,13U,14Uのソース・ドレイン間には、ボディダイオードである寄生ダイオード15がそれぞれ逆並列に接続されている。
同様に、V相のDC/AC変換回路10Vは、複数のスイッチング駆動信号S11V,S12V,S13V,S14Vによりそれぞれオン/オフ動作する複数のスイッチング素子(例えば、FET)11V,12V,13V,14Vを有し、これらのFET11V,12V,13V,14Vがブリッジ接続されている。各FET11V,12V,13V,14Vのソース・ドレイン間には、寄生ダイオード15がそれぞれ逆並列に接続されている。
更に、W相のDC/AC変換回路10Wは、複数のスイッチング駆動信号S11W,S12W,S13W,S14Wによりそれぞれオン/オフ動作する複数のスイッチング素子(例えば、FET)11W,12W,13W,14Wを有し、これらのFET11W,12W,13W,14Wがブリッジ接続されている。各FET11W,12W,13W,14Wのソース・ドレイン間には、寄生ダイオード15がそれぞれ逆並列に接続されている。
三相のDC/AC変換回路10U,10V,10Wの出力側には、三相の共振回路20U,20V,20Wが接続されている。三相の共振回路20U,20V,20Wは、三相のDC/AC変換回路10U,10V,10Wから出力される三相のAC電圧に共振して三相の共振電圧を生成する回路であり、各相が同一の回路で構成されている。
U相の共振回路20Uは、共振コンデンサ21U、共振インダクタ22U、及び励磁インダクタ23Uを有する電流共振型回路により構成されている。共振コンデンサ21U、共振インダクタ22U、及び励磁インダクタ23Uは、FET11U及びFET12U間の接続点と、FET13U及びFET14U間の接続点と、の間に直列に接続されている。
同様に、V相の共振回路20Vは、共振コンデンサ21V、共振インダクタ22V、及び励磁インダクタ23Vを有する電流共振型回路により構成されている。共振コンデンサ21V、共振インダクタ22V、及び励磁インダクタ23Vは、FET11V及びFET12V間の接続点と、FET13V及びFET14V間の接続点と、の間に直列に接続されている。
更に、W相の共振回路20Wは、共振コンデンサ21W、共振インダクタ22W、及び励磁インダクタ23Wを有する電流共振型回路により構成されている。共振コンデンサ21W、共振インダクタ22W、及び励磁インダクタ23Wは、FET11W及びFET12W間の接続点と、FET13W及びFET14W間の接続点と、の間に直列に接続されている。
三相の共振回路20U,20V,20Wの出力側には、三相の変圧器30U,30V,30Wが接続されている。三相の変圧器30U,30V,30Wは、三相の共振回路20U,20V,20Wから出力される三相の共振電圧を所定の電圧に変換して三相の変換電圧を出力するものであり、各相が同一の構成である。
U相の変圧器30Uは、1次巻線31U及び2次巻線32Uを有している。1次巻線31Uの巻き初め側(図1中の黒丸点箇所)は、共振インダクタ22Uに接続され、その1次巻線31Uの巻き終わり側が、FET13U,14U間の接続点に接続されている。同様に、V相の変圧器30Vは、1次巻線31V及び2次巻線32Vを有し、その1次巻線31Vの巻き初め側が、共振インダクタ22Vに接続され、その1次巻線31Vの巻き終わり側が、FET13V,14V間の接続点に接続されている。更に、W相の変圧器30Wは、1次巻線31W及び2次巻線32Wを有し、その1次巻線31Wの巻き初め側が、共振インダクタ22Wに接続され、その1次巻線31Wの巻き終わり側が、FET13W,14W間の接続点に接続されている。
三相の2次巻線32U,32V,32Wには、三相の整流回路40が接続されている。三相の整流回路40は、三相の変圧器30U,30V,30Wにより変換された三相の変換電圧を整流してDC出力電圧Vo及びDC出力電流Ioを負荷48へ出力する回路である。三相の整流回路40は、複数(例えば、6個)の整流素子(例えば、ダイオード41,42,43,44,45,46)がブリッジ接続された整流部と、この整流部の出力電圧及び出力電流を平滑する平滑部(例えば、平滑用コンデンサ47)と、により構成されている。
図2は、図1のDC/DCコンバータ1におけるLLC制御装置50を示す構成図である。
LLC制御装置50は、選択制御部60と、この選択制御部60の出力側に接続された比較制御部70と、を有し、中央処理装置(CPU)を有するプロセッサ、あるいは、トランジスタ等を用いた個別回路により構成されている。
選択制御部60は、定電力制御リファレンス信号RFcp、定電流制御リファレンス信号RFcc、及び定電圧制御リファレンス信号RFcvを比較して最小の信号値RFを選択し、計測されたDC出力電圧Voの値がその最小の信号値RFと一致するように主回路4の電圧制御を行うものである。比較制御部70は、スイッチング周波数fと最大周波数fmaxとの大小を比較し、スイッチング周波数fが最大周波数fmaxよりも小さい場合(f<fmax)には、DC/AC変換回路10U,10V,10Wにより変換された三相のAC電圧におけるU,V,W相の相間位相差φを120°に設定し、周波数制御により、整流回路40から所望のDC出力電圧Vo及び/又はDC出力電流Ioが出力されるように、スイッチング周波数fを変化させる。スイッチング周波数fが最大周波数fmaxよりも大きい場合(f≧fmax)には、スイッチング周波数fを最大値の最大周波数fmaxに固定(即ち、設定)し、相間位相制御により、整流回路40から所望のDC出力電圧Vo及び/又はDC出力電流Ioが出力されるように、U,V,W相の相間位相差φを変化させるものである。
選択制御部60は、リファレンス信号生成部61と、最小値選択部62と、電圧制御部63と、を有している。
リファレンス信号生成部61は、DC出力電圧Vo及びDC出力電流Ioを計測して定電力制御リファレンス信号RFcp及び定電流制御リファレンス信号RFccを生成するものであり、出力電流計測部61a、出力電圧計測部61b、出力電圧算出部61c、及び垂下電圧算出部61dを有している。
出力電流計測部61aは、DC出力電流Ioを計測して出力電流計測値IOを求める電流計測器であり、この出力側に、出力電圧算出部61c及び垂下電圧算出部61dが接続されている。出力電圧算出部61cは、与えられた定電力定格値Pconに対して出力電流計測値IOを除算(=Pcon/IO)し、定電力制御リファレンス信号RFcpを生成するものであり、この出力側に、最小値選択部62が接続されている。出力電圧計測部61bは、DC出力電圧Voを計測して出力電圧計測値VOを求める電圧計測器であり、この出力側に、垂下電圧算出部61d及び電圧制御部63が接続されている。垂下電圧算出部61dは、出力電圧計測値VOに対して出力電流計測値IOを除算(=VO/IO)し、この除算結果に対して、与えられた垂下電流制限値Idroを乗算(=(VO/IO)×Idro)して定電流制御リファレンス信号RFccを生成するものであり、この出力側に、最小値選択部62が接続されている。
最小値選択部62は、与えられた定電圧制御リファレンス信号RFcv、生成された定電力制御リファレンス信号RFcp、及び生成された定電流制御リファレンス信号RFccを比較して、最小の信号値RFを選択するものであり、この出力側に、電圧制御部63が接続されている。電圧制御部63は、出力電圧計測値VOが最小の信号値RFと一致するように、フィードバック制御によって主回路4の電圧制御を行うものであり、例えば、比例(P)・積分(I)・微分(D)演算により電圧制御を行う構成になっている。電圧制御部63の出力側には、比較制御部70が接続されている。
比較制御部70は、比較部71と、周波数制御部72と、相間位相制御部73と、パルス駆動部74と、を有している。
比較部71は、スイッチング周波数fと最大周波数fmaxとの大小を比較して比較結果を出力するものであり、この出力側に、周波数制御部72及び相間位相制御部73が接続されている。
周波数制御部72は、比較部71の比較結果において、スイッチング周波数fが最大周波数fmaxよりも小さい場合(f<fmax)には、三相のDC/AC変換回路10U,10V,10Wで変換された三相のAC電圧におけるU,V,W相の相間位相差φを120°に設定し、周波数制御により、整流回路40から所望のDC出力電圧Vo及び/又はDC出力電流Ioが出力されるように、スイッチング周波数fを変化させる周波数変調(以下「PFM」という。)パルスP1を生成するものであり、位相差設定部72a及びPFMパルス生成部72bを有している。
位相差設定部72aは、三相のAC電圧におけるU,V,Wの相間位相差φを120°に設定するものであり、この出力側に、PFMパルス生成部72bが接続されている。PFMパルス生成部72bは、周波数制御により、整流回路40から所望のDC出力電圧Vo及び/又はDC出力電流Ioが出力されるように、スイッチング周波数fの周波数変調を行ってPFMパルスP1を生成するものであり、この出力側に、パルス駆動部74が接続されている。周波数制御では、例えば、定電圧出力を行うために、DC出力電圧Voが目標電圧Vthよりも低くなれば、その誤差電圧ΔV(=Vth−Vo)が零になるように、フィードバック制御により、スイッチング周波数fを下げてDC出力電圧Voを高くし、DC出力電圧Voが目標電圧Vthよりも高くなれば、その誤差電圧ΔV(=Vth−Vo)が零になるように、フィードバック制御により、スイッチング周波数fを上げてDC出力電圧Voを低くする周波数変調を行ってPFMパルスP1を生成する。
相間位相制御部73は、比較部71の比較結果において、スイッチング周波数fが最大周波数fmaxよりも大きい場合(f≧fmax)には、スイッチング周波数fをその最大値の最大周波数fmaxに設定し、相間位相制御により、整流回路40から所望のDC出力電圧Vo及び/又はDC出力電流Ioが出力されるように、U,V,W相の相間位相差φを変化させる位相差制御パルスP2を生成するものであり、周波数設定部73a及び位相差制御パルス生成部73bを有している。
周波数設定部73aは、スイッチング周波数fを最大周波数fmaxに設定するものであり、この出力側に、位相差制御パルス生成部73bが接続されている。位相差制御パルス生成部73bは、相間位相制御により、整流回路40から所望のDC出力電圧Vo及び/又はDC出力電流Ioが出力されるように、U,V,Wの相間位相差φを変えて位相差制御パルスP2を生成するものであり、この出力側に、パルス駆動部74が接続されている。相間位相制御では、例えば、低電圧の大電流出力を行うために、DC出力電流Ioが目標電流Ithよりも小さくなれば、その誤差電流ΔI(=Ith−Io)が零になるように、フィードバック制御により、U,V,W相の相間位相差φを120°よりも小さくしてDC出力電流Ioを大きくし、DC出力電流Ioが目標電流Ithよりも大きくなれば、その誤差電流ΔI(=Ith−Io)が零になるように、フィードバック制御により、U,V,W相の相間位相差φを大きくしてDC出力電流Ioを小さくする位相差制御パルスP2を生成する。
パルス駆動部74は、PFMパルスP1又は位相差制御パルスP2を駆動してスイッチング駆動信号S11U,S12U,S13U,S14U,S11V,S12V,S13V,S14V,S11W,S12W,S13W,S14Wを生成するものであり、トランジスタ等の個別回路により構成されている。
(電圧が変動しない負荷への電力供給の動作)
図1のDC/DCコンバータ1において、負荷48として、電圧が変動しない機器を用いた場合の動作を説明する。
例えば、定電圧のDC出力電圧Voを負荷48へ供給する場合、三相のAC入力電圧Vuvwが、U,V,W相の単相PFC2U,2V,2Wに印加される。単相PFC2U,2V,2Wは、PFC制御装置49から与えられるスイッチング駆動信号によりスイッチング動作を行い、AC入力電圧VuvwをDC電圧に変換して、力率を改善したU,V,W相のDC入力電圧Viu,Viv,Viwを生成する。生成されたDC入力電圧Viu,Viv,Viwは、平滑用コンデンサ3U,3V,Wによって平滑され、主回路4内のU,V,W相のDC/AC変換回路10U,10V,10Wに与えられる。
LLC制御装置50内の周波数制御部72は、U,V,W相の相間位相差φを120°に設定し、周波数制御により、PFMパルスP1を生成し、このPFMパルスP1をパルス駆動部74へ出力する。周波数制御では、定電圧出力を行うために、DC出力電圧Voが目標電圧Vthよりも低くなれば、その誤差電圧ΔV(=Vth−Vo)が零になるように、フィードバック制御により、スイッチング周波数fを下げてDC出力電圧Voを高くし、DC出力電圧Voが目標電圧Vthよりも高くなれば、その誤差電圧ΔV(=Vth−Vo)が零になるように、フィードバック制御により、スイッチング周波数fを上げてDC出力電圧Voを低くするような周波数変調を行ってPFMパルスP1を生成する。
パルス駆動部74は、PFMパルスP1を駆動してスイッチング駆動信号S11U,S12U,S13U,S14U,S11V,S12V,S13V,S14V,S11W,S12W,S13W,S14Wを生成し、U,V,W相のDC/AC変換回路10U,10V,10W内のFET11U,12U,13U,14U,11V,12V,13V,14V,11W,12W,13W,14Wの各ゲートへ与える。
U相のDC/AC変換回路10Uでは、スイッチング駆動信号S11U,S12U,S13U,S14Uにより、FET11U,14UとFET12U,13Uとが所定のデッドタイムをおいて交互にオン/オフ動作する。V相のDC/AC変換回路10Vでは、スイッチング駆動信号S11V,S12V,S13V,S14Vにより、FET11V,14VとFET12V,14Vとが、U相から120°遅れて、所定のデッドタイムをおいて交互にオン/オフ動作する。更に、W相のDC/AC変換回路10Wでは、スイッチング駆動信号S11W,S12W,S13W,S14Wにより、FET11W,14WとFET12W,13Wとが、V相から120°遅れて、所定のデッドタイムをおいて交互にオン/オフ動作する。
U相のDC/AC変換回路10Uにおいて、FET11U,14Uがオン状態、FET12U,13Uがオフ状態になると、U相のDC入力電圧Viuにより、FET11U→共振コンデンサ21U→共振インダクタ22U→励磁インダクタ23U及び変圧器30Uの1次巻線31U→FET14U→DC入力電圧Viu、の経路で電源電流が流れる。所定のデッドタイムをおいて、FET11U,14Uがオフ状態、FET12U,13Uがオン状態になると、DC入力電圧Viuにより、FET13U→励磁インダクタ23U及び変圧器30Uの1次巻線31U→共振インダクタ22U→共振コンデンサ21U→FET12U→DC入力電圧Viu、の経路で電源電流が流れる。これにより、DC入力電圧ViuがDC/AC変換回路10Uのスイッチング動作によってAC電圧に変換される。
変換されたAC電圧により、共振回路20Uが共振して共振電圧が生成され、変圧器30Uの1次巻線31Uに印加される。すると、変圧器30Uの2次巻線32Uに所定の変換電圧が誘起される。誘起された変換電圧は、整流回路40内の複数のダイオード41−46によって整流された後、平滑用コンデンサ47によって平滑され、DC出力電圧Voが負荷48へ供給される。
同様に、U相から120°遅れてV相のDC/AC変換回路10Vがスイッチング動作を行い、V相のDC入力電圧VivがAC電圧に変換される。変換されたAC電圧により、共振回路20Vが共振して共振電圧が生成される。生成された共振電圧は、変圧器30Vによって所定の電圧に変換され、整流回路40内の複数のダイオード41−46によって整流された後、平滑用コンデンサ47によって平滑され、DC出力電圧Voが負荷48へ供給される。
更に、V相から120°遅れてW相のDC/AC変換回路10Wがスイッチング動作を行い、W相のDC入力電圧ViwがAC電圧に変換される。変換されたAC電圧により、共振回路20Wが共振して共振電圧が生成される。生成された共振電圧は、変圧器30Wによって所定の電圧に変換され、整流回路40内の複数のダイオード41−46によって整流された後、平滑用コンデンサ47によって平滑され、DC出力電圧Voが負荷48へ供給される。
(電圧が変動する負荷への電力供給の動作)
図1の負荷48として、電圧が変動する機器(例えば、バッテリー)を急速充電するために、DC/DCコンバータ1をEV急速充電器として使用する場合の動作を説明する。
図3は、本発明の実施例1におけるEV急速充電器の出力特性例を示す図であり、従来の図12中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
図3において、横軸はDC出力電流Io、縦軸はDC出力電圧Voである。この図3では、図12において、LLC制御限界の境界線BLが付加されており、その他の箇所は図12と同一である。本実施例1のDC/DCコンバータ1では、出力可能電力範囲Parにおいて、境界線BLを超える領域では、周波数制御CFが行われ、境界線BL以下の領域では、相間位相制御CΦが行われる。
図4は、図2のLLC制御装置50の動作を示すフローチャートである。
図5は、基準電圧Verを基準にした図1中のスイッチング駆動信号S11U,S12U,S13U,S14U,S11V,S12V,S13V,S14V,S11W,S12W,S13W,S14Wのオン/オフのタイミングチャートである。
図6は、基準電圧Verを基準にした図2の相間位相制御CΦの動作を示す波形図である。図3中の境界線BL以下の領域では、スイッチング周波数fが最大周波数fmaxに設定され、相間位相制御CΦが行われる。
図7、図8、図9及び図10は、図1中の変圧器30U,30V,30Wにおける1次巻線31U,31V,31W及び2次巻線32U,32V,32Wの電圧波形図である。
ここで、図7は、図3中の境界線BLを超える領域の電圧波形である。図8は、境界線BL以下の領域であって相間位相差φが60°制御の場合の電圧波形である。図9は、境界線BL以下の領域であって相間位相差φが30°制御の場合の電圧波形である。更に、図10は、境界線BL以下の領域であって相間位相差φが0°制御の場合の電圧波形である。
図4のフローチャートにおいて、以下のステップST1,ST2,ST3,ST4,ST5,ST6,ST7,ST8,ST9,ST10により、負荷48であるバッテリーの急速充電が行われる。
先ず、図1のDC/DCコンバータ1におけるPFC制御装置49及びLLC制御装置50の動作が開始すると、PFC制御装置49の制御によって単相PFC2U,2V,2Wがスイッチング動作を行い、三相のAC入力電圧Vuvwの力率が改善されたDC入力電圧Viu,Viv,Viwが生成され、主回路4へ与えられる。次に、LLC制御装置50の制御によって主回路4がスイッチング動作を行い、ステップST1へ進む。ステップST1において、図2中の出力電圧計測器61bによってDC出力電圧計測値VOが取得されると共に、出力電流計測器61aによってDC出力電流計測値IOが取得され、ステップST2へ進む。
ステップST2において、出力電圧算出部61cは、与えられた定電力定格値Pconから出力電流計測値IOを除算(=Pcon/IO)して定電力制御リファレンス信号RFcpを生成し、最小値選択部62へ与える。更に、垂下電圧算出部61dは、出力電圧計測値VOから出力電流計測値IOを除算(=VO/IO)し、この除算値に対して、与えられた垂下電流制限値Idroを乗算(=(VO/IO)×Idro)して、定電流制御リファレンス信号RFccを生成し、最小値選択部62へ与えて、ステップST3へ進む。
ステップST3において、最小値選択部62は、与えられた定電圧制御リファレンス信号RFcvと、生成された定電力制御リファレンス信号RFcp及び定電流制御リファレンス信号RFccと、を比較してその内の最小の信号値RFを選択し、電圧制御部63へ与えて、ステップST4へ進む。
ステップST4において、電圧制御部63は、出力電圧計測値VOと最小の信号値RFとの誤差が零になるようなPID演算を行い、この演算結果を比較部71へ与え、ステップST5へ進む。
ステップST5において、比較部71は、スイッチング周波数fと最大周波数fmaxとを比較し、スイッチング周波数fが最大周波数fmaxよりも小さい時には(f<fmax)、ステップST6へ進み、スイッチング周波数fが最大周波数fmaxよりも大きい時には(f≧fmax)、ステップST8へ進む。
ステップST6において、周波数制御部72内の位相差設定部72aは、図5に示すように、U,V,W相の相間位相差φを120°に設定し、ステップST7へ進む。
ステップST7において、周波数制御部72内のPFMパルス生成部72bは、周波数制御CFによってPFMパルスP1を生成し、このPFMパルスP1をパルス駆動部74へ出力する。周波数制御CFでは、例えば、定電流出力を行うために、DC出力電流Ioが目標電流Ithよりも小さくなれば、その誤差電流ΔI(=Ith−Io)が零になるように、フィードバック制御により、スイッチング周波数fを上げてDC出力電流Ioを大きくし、DC出力電流Ioが目標電流Ithよりも大きくなれば、その誤差電流ΔI(=Ith−Io)が零になるように、フィードバック制御により、スイッチング周波数fを下げてDC出力電流Ioを小さくする周波数変調を行ってPFMパルスP1を生成する。
パルス駆動部74は、PFMパルスP1を駆動し、図5に示すタイミングにて、スイッチング駆動信号S11U,S12U,S13U,S14U,S11V,S12V,S13V,S14V,S11W,S12W,S13W,S14Wを生成し、U,V,W相のDC/AC変換回路10U,10V,10W内のFET11U,12U,13U,14U,11V,12V,13V,14V,11W,12W,13W,14Wの各ゲートへ与える。すると、U相のFET11U,14UとFET12U,13Uとが所定のデッドタイムをおいて交互にオン/オフ動作する。V相のFET11V,14VとFET12V,14Vとは、U相から120°遅れて、所定のデッドタイムをおいて交互にオン/オフ動作する。更に、W相のFET11W,14WとFET12W,13Wとは、V相から120°遅れて、所定のデッドタイムをおいて交互にオン/オフ動作する。
これにより、U相のDC/AC変換回路10Uがスイッチング動作を行い、U相のDC入力電圧ViuがAC電圧に変換される。変換されたAC電圧により、共振回路20Uが共振して共振電圧が生成される。生成された共振電圧は、図7に示すように、変圧器30Uによって所定の電圧に変換され、整流回路40によって整流及び平滑されてDC出力電流Ioが生成される。同様に、U相から120°遅れてV相のDC/AC変換回路10Vがスイッチング動作を行い、V相のDC入力電圧VivがAC電圧に変換される。変換されたAC電圧により、共振回路20Vが共振して共振電圧が生成される。生成された共振電圧は、変圧器30Vによって所定の電圧に変換され、整流回路40によって整流及び平滑されてDC出力電流Ioが生成される。
更に、V相から120°遅れてW相のDC/AC変換回路10Wがスイッチング動作を行い、W相のDC入力電圧ViwがAC電圧に変換される。変換されたAC電圧により、共振回路20Wが共振して共振電圧が生成される。生成された共振電圧は、変圧器30Wによって所定の電圧に変換され、整流回路40によって整流及び平滑されてDC出力電流Ioが生成される。このようにして生成されたDC出力電流Ioにより、負荷48であるバッテリーが急速充電されていき、ステップST10へ進む。
ステップST10において、LLC制御装置50内の図示しない充電完了判定部は、バッテリーの端子電圧の計測値から、バッテリーの充電が完了したか否かの判定を行い、充電が完了している時には(Yes)、動作を終了し、充電が完了していない時には(No)、ステップST1に戻って上記のステップST1,ST2,ST3,ST4,ST5,ST6,ST7,ST10を繰り返す。
ステップST5において、スイッチング周波数fが最大周波数fmaxよりも大きい時には(f≧fmax)、ステップST8へ進む。ステップST8において、相間位相制御部73内の周波数設定部54aは、スイッチング周波数fの値を最大周波数fmaxに設定し、ステップST9へ進む。
ステップST9において、相間位相制御部73内の位相差制御パルス生成部73bは、図6、図8、図9及び図10に示すように、相間位相制御CΦにより、U,V,W相の相間位相差φを変化させるような、位相差制御パルスP2を生成する。相間位相制御CΦでは、U相のFET11U,12U,13U,14Uの位相を固定し、V相のFET11V,12V,13V,14Vは、U相のFET11U,12U,13U,14Uに対して、
相間位相差φ=120°−20°×(1/3−Ver)、
W相のFET11W,12W,13W,14Wは、V相のFET11V,12V,13V,14Vに対して、
相間位相差φ=120°−120°×(1/3−Ver)、
に変える。ここで、Verは、基準電圧である。例えば、図8では相間位相差φを60°、図9では相間位相差φを30°、及び、図10では相間位相差φを0°に変化させるような、位相差制御パルスP2を生成し、パルス駆動部74へ出力する。
相間位相制御CΦでは、例えば、低電圧の大電流出力を行うために、DC出力電流Ioが目標電流Ithよりも小さくなれば、その誤差電流ΔI(=Ith−Io)が零になるように、フィードバック制御により、U,V,W相の相間位相差φを120°よりも小さくしてDC出力電流Ioを大きくし、DC出力電流Ioが目標電流Ithよりも大きくなれば、その誤差電流ΔI(=Ith−Io)が零になるように、フィードバック制御により、U,V,W相の相間位相差φを大きくしてDC出力電流Ioを小さくする位相差制御パルスP2を生成する。
パルス駆動部74は、位相差制御パルスP2を駆動してスイッチング駆動信号S11U,S12U,S13U,S14U,S11V,S12V,S13V,S14V,S11W,S12W,S13W,S14Wを生成し、U,V,W相のDC/AC変換回路10U,10V,10W内のFET11U,12U,13U,14U,11V,12V,13V,14V,11W,12W,13W,14Wの各ゲートへ与える。すると、図6に示すタイミングにて、U相のFET11U,14UとFET12U,13Uとが所定のデッドタイムをおいて交互にオン/オフ動作する。V相のFET11V,14VとFET12V,14Vとは、U相から変化後の相間位相差φ(<120°)遅れて、所定のデッドタイムをおいて交互にオン/オフ動作する。更に、W相のFET11W,14WとFET12W,13Wとは、V相から変化後の相間位相差φ(<120°)遅れて、所定のデッドタイムをおいて交互にオン/オフ動作する。
これにより、U,V,W相のDC入力電圧Viu,Viv,ViwがAC電圧に変換される。変換された各相のAC電圧により、共振回路20U,20V,20Wが共振して共振電圧が生成される。生成されたU,V,W相の共振電圧は、図8、図9及び図10に示すように、変圧器30U,30V,30Wによって所定の電圧に変換され、整流回路40によって整流及び平滑されてDC出力電流Ioが生成される。生成されたDC出力電流Ioにより、バッテリーが急速充電されていき、ステップST10へ進む。
ステップST10において、LLC制御装置50内の図示しない充電完了判定部は、バッテリーの端子電圧の計測値から、バッテリーの充電が完了したか否かの判定を行い、充電が完了している時には(Yes)、動作を終了し、充電が完了していない時には(No)、ステップST1に戻って上記のステップST1,ST2,ST3、ST4、ST8、ST9、ST10を繰り返す。
(実施例1の効果)
本実施例1におけるDC/DCコンバータ1のLLC制御装置50によれば、例えば、負荷48であるバッテリーを急速充電する場合、周波数制御CFによってDC出力電流Ioをバッテリーへ供給し、制御困難な境界線BL以下の電力供給領域になると、相間位相制御CΦに切り替えて、DC出力電流Ioをバッテリーへ供給する構成になっている。そのため、低電圧と低電流出力が可能になり、広範囲の出力可能電力範囲Parを低損失にてカバーできるDC/DCコンバータ1のLLC制御装置50を実現できる。
(実施例2の構成)
図11は、本発明の実施例2における三相相PFC構成の場合のDC/DCコンバータの全体の回路図である。この図11では、実施例1を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
本実施例2のDC/DCコンバータ1Aでは、実施例1のU,V,W相の単相PFC2U,2V,2W及び平滑用コンデンサ3U,3V,Wに代えて、三相相PFC2及び平滑用コンデンサ3が設けられている。三相相PFC2は、PFC制御装置49Aから供給されるスイッチング駆動信号によりスイッチング動作を行い、三相のAC入力電圧VuvwをDC入力電圧Viに変換する回路である。三相のAC入力電圧Vuvwは、平滑用コンデンサ3により平滑され、電力変換用の主回路4Aへ与えられる。
主回路4Aは、実施例1のU,V,W相のDC/AC変換回路10U,10V,10Wとは構成の異なるDC/AC変換回路10と、実施例1のU,V,W相の共振回路20U,20V,20Wとは構成の異なる共振回路20と、実施例1と同様の三相の変圧器30U,30V,30Wと、実施例1と同様の整流回路40と、を有している。
DC/AC変換回路10は、LLC制御装置50Aから供給されるスイッチング駆動信号によりスイッチング動作を行い、DC入力電圧Viを三相のAC電圧に変換する回路である。DC/AC変換回路10は、複数のスイッチング駆動信号S11U,S12U,S11V,S12V,S11W,S12Wによりそれぞれオン/オフ動作する複数のFET11U,12U,11V,12V,11W,12Wを有し、これらのFET11U,12U,11V,12V,11W,12Wがブリッジ接続されている。各FET11U,12U,11V,12V,11W,12Wのソース・ドレイン間には、寄生ダイオード15がそれぞれ逆並列に接続されている。このDC/AC変換回路10の出力側に、共振回路20が接続されている。
共振回路20は、DC/AC変換回路10から出力される三相のAC電圧に共振して三相の共振電圧を生成する回路であり、共振コンデンサ21U,21V,21W、共振インダクタ22U,22V,22W、及び励磁インダクタ23U,23V,23Wを有する三相の電流共振型回路により構成されている。共振コンデンサ21U、共振インダクタ22U、及び励磁インダクタ23Uは、FET11U及びFET12U間の接続点に、直列に接続されている。
同様に、共振コンデンサ21V、共振インダクタ22V、及び励磁インダクタ23Vは、FET11V及びFET12V間の接続点に、直列に接続されている。更に、共振コンデンサ21W、共振インダクタ22W、及び励磁インダクタ23Wは、FET11W及びFET12W間の接続点に、直列に接続されている。共振回路20の出力側には、実施例1と同様に、三相の変圧器30U,30V,30Wを介して、整流回路40が接続されている。
本実施例2のLLC制御装置50Aは、実施例1のLLC制御装置50に比べて、出力するスイッチング駆動信号の数が少ないだけであり、そのLLC制御装置50と略同様の構成である。
(実施例2の動作)
三相相PFC2は、PFC制御装置49Aから与えられるスイッチング駆動信号によりスイッチング動作を行い、AC入力電圧VuvwをDC電圧に変換して、力率を改善したDC入力電圧Viを生成する。DC入力電圧Viは、平滑用コンデンサ3によって平滑され、主回路4A内のDC/AC変換回路10に与えられる。LLC制御装置50Aは、実施例1のLLC制御装置50と略同様に動作し、スイッチング駆動信号S11U,S12U,S11V,S12V,S11W,S12Wを出力する。
DC/AC変換回路10では、LLC制御装置50Aから供給されるスイッチング駆動信号S11U,S12U,S11V,S12V,S11W,S12Wにより、FET11U,12VとFET11V,12WとFET11W,12Uとが順にオン/オフ動作を行い、DC入力電圧Viを三相のAC電圧に変換する。変換されたAC電圧により、共振回路20が共振して共振電圧が生成され、変圧器30U,30V,30Wによって所定の電圧に変換される。変換された電圧は、整流回路40によって整流及び平滑され、DC出力電圧Vo及びDC出力電流Ioが負荷48へ供給される。
(実施例2の効果)
本実施例2におけるDC/DCコンバータ1AのLLC制御装置50Aによれば、実施例1のLLC制御装置50と略同様の構成になっているので、低電圧と低電流出力が可能になり、広範囲の出力可能電力範囲Parを低損失にてカバーできる。特に、本実施例2では、実施例1に比べて、三相相PFC2、平滑用コンデンサ3、及びDC/AC変換回路10の構成を簡素化できる。
(変形例)
本発明は、上記実施例1、2に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)、(b)のようなものがある。
(a) 図1及び図11において、単相PFC2U,2V,2W及び三相相PFC2は、省略しても良い。
(b) 図1及び図11において、主回路4,4Aは、他の回路構成に変更しても良い。例えば、各FET11U,12U,13U,14U,11V,12V,13V,14V,11W,12W,13W,14Wは、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)等の他のスイッチング素子に置き換えても良い。共振回路20U,20V,20W,20は、図示以外の他の構成に変更しても良い。例えば、共振インダクタ21U,21V,21Wに代えて、変圧器30U,30V,30Wの漏れインピーダンスを利用しても良い。共振回路20U,20V,20W,20は、LLC回路以外の他の電流共振型回路に変更しても良い。又、整流回路40を構成しているダイオード41,42,43,44,45,46は、スイッチ素子等の他の整流素子に置き換えても良い。
1,1A DC/DCコンバータ
4,4A 主回路
10U,10V,10W,10 DC/AC変換回路
20U,20V,20W,20 共振回路
30U,30V,30W 変圧器
40 整流回路
48 負荷
50,50A LLC制御装置
60 選択制御部
61 リファレンス信号生成部
61a 出力電流計測部
61b 出力電圧計測部
61c 出力電圧算出部
61d 垂下電圧算出部
62 最小値選択部
63 電圧制御部
70 比較制御部
71 比較部
72 周波数制御部
72a 位相差設定部
72b PFMパルス生成部
73 相間位相制御部
73a 周波数設定部
73b 位相差制御パルス生成部
74 パルス駆動部

Claims (12)

  1. 三相のDC入力電圧が供給されると、スイッチング周波数を有する複数のスイッチング駆動信号によってそれぞれオン/オフ動作する複数のスイッチング素子で、前記DC入力電圧をスイッチングして三相のAC電圧に変換するDC/AC変換回路と、
    前記三相のAC電圧に共振して三相の共振電圧を生成する共振回路と、
    前記三相の共振電圧を所定の電圧に変換して三相の変換電圧を出力する三相の変圧器と、
    前記三相の変換電圧を整流してDC出力電圧及びDC出力電流を出力する三相の整流回路と、
    を備えるDC/DCコンバータの主回路に対して、前記複数のスイッチング駆動信号を供給するDC/DCコンバータの制御方法であって、
    定電力制御リファレンス信号、定電流制御リファレンス信号、及び定電圧制御リファレンス信号を比較して最小の信号値を選択し、計測された前記DC出力電圧の値が前記最小の信号値と一致するように前記主回路の電圧制御を行う第1ステップと、
    前記スイッチング周波数と最大周波数との大小を比較し、前記スイッチング周波数が前記最大周波数よりも小さい場合には、前記三相のAC電圧における三相間の位相差を120°に設定し、周波数制御により、前記整流回路から所望の前記DC出力電圧及び/又は前記DC出力電流が出力されるように、前記スイッチング周波数を変化させ、前記スイッチング周波数が前記最大周波数よりも大きい場合には、前記スイッチング周波数を最大値に設定し、相間位相制御により、前記整流回路から所望の前記DC出力電圧及び/又は前記DC出力電流が出力されるように、前記三相間の位相差を変化させる第2ステップと、
    を有することを特徴とするDC/DCコンバータの制御方法。
  2. 前記第1ステップは、
    前記DC出力電圧及び前記DC出力電流を計測して前記定電力制御リファレンス信号及び前記定電流制御リファレンス信号を生成するステップと、
    与えられた前記定電圧制御リファレンス信号、生成された前記定電力制御リファレンス信号、及び生成された前記定電流制御リファレンス信号を比較して前記最小の信号値を選択するステップと、
    計測された前記DC出力電圧の値が前記最小の信号値と一致するように前記主回路の前記電圧制御を行うステップと、
    を有することを特徴とする請求項1記載のDC/DCコンバータの制御方法。
  3. 三相のDC入力電圧が供給されると、スイッチング周波数を有する複数のスイッチング駆動信号によってそれぞれオン/オフ動作する複数のスイッチング素子で、前記DC入力電圧をスイッチングして三相のAC電圧に変換するDC/AC変換回路と、
    前記三相のAC電圧に共振して三相の共振電圧を生成する共振回路と、
    前記三相の共振電圧を所定の電圧に変換して三相の変換電圧を出力する三相の変圧器と、
    前記三相の変換電圧を整流してDC出力電圧及びDC出力電流を出力する三相の整流回路と、
    を備えるDC/DCコンバータの主回路に対して、前記複数のスイッチング駆動信号を供給するDC/DCコンバータの制御装置であって、
    定電力制御リファレンス信号、定電流制御リファレンス信号、及び定電圧制御リファレンス信号を比較して最小の信号値を選択し、計測された前記DC出力電圧の値が前記最小の信号値と一致するように前記主回路の電圧制御を行う選択制御部と、
    前記スイッチング周波数と最大周波数との大小を比較し、前記スイッチング周波数が前記最大周波数よりも小さい場合には、前記三相のAC電圧における三相間の位相差を120°に設定し、周波数制御により、前記整流回路から所望の前記DC出力電圧及び/又は前記DC出力電流が出力されるように、前記スイッチング周波数を変化させ、前記スイッチング周波数が前記最大周波数よりも大きい場合には、前記スイッチング周波数を最大値に設定し、相間位相制御により、前記整流回路から所望の前記DC出力電圧及び/又は前記DC出力電流が出力されるように、前記三相間の位相差を変化させる比較制御部と、
    を有することを特徴とするDC/DCコンバータの制御装置。
  4. 前記選択制御部は、
    前記DC出力電圧及び前記DC出力電流を計測して前記定電力制御リファレンス信号及び前記定電流制御リファレンス信号を生成するリファレンス信号生成部と、
    与えられた前記定電圧制御リファレンス信号、生成された前記定電力制御リファレンス信号、及び生成された前記定電流制御リファレンス信号を比較して前記最小の信号値を選択する最小値選択部と、
    計測された前記DC出力電圧の値が前記最小の信号値と一致するように前記主回路の前記電圧制御を行う電圧制御部と、
    を有することを特徴とする請求項3記載のDC/DCコンバータの制御装置。
  5. 前記リファレンス信号生成部は、
    前記DC出力電流を計測して出力電流計測値を求める出力電流計測部と、
    与えられた定電力定格値に対し前記出力電流計測値を除算して前記定電力制御リファレンス信号を生成する出力電圧算出部と、
    前記DC出力電圧を計測して出力電圧計測値を求める出力電圧計測部と、
    前記出力電圧計測値に対して前記出力電流計測値を除算し、この除算結果に対して、与えられた垂下電流制限値を乗算して前記定電流制御リファレンス信号を生成する垂下電圧算出部と、
    を有することを特徴とする請求項4記載のDC/DCコンバータの制御装置。
  6. 前記電圧制御部は、
    比例・積分・微分演算により前記電圧制御を行う、
    ことを特徴とする請求項4記載のDC/DCコンバータの制御装置。
  7. 前記比較制御部は、
    前記スイッチング周波数と前記最大周波数との大小を比較して比較結果を出力する比較部と、
    前記比較結果において、前記スイッチング周波数が前記最大周波数よりも小さい場合には、前記三相のAC電圧における前記三相間の位相差を前記120°に設定し、前記周波数制御により、前記整流回路から所望の前記DC出力電圧及び/又は前記DC出力電流が出力されるように、前記スイッチング周波数を変化させる周波数変調パルスを生成する周波数制御部と、
    前記比較結果において、前記スイッチング周波数が前記最大周波数よりも大きい場合には、前記スイッチング周波数を前記最大値に設定し、前記相間位相制御により、前記整流回路から所望の前記DC出力電圧及び/又は前記DC出力電流が出力されるように、前記三相間の位相差を変化させる位相差制御パルスを生成する相間位相制御部と、
    を有することを特徴とする請求項3記載のDC/DCコンバータの制御装置。
  8. 請求項7記載のDC/DCコンバータの制御装置において、
    前記周波数変調パルス及び前記位相差制御パルスを駆動して前記スイッチング駆動信号を生成するパルス駆動部を、
    設けたことを特徴とするDC/DCコンバータの制御装置。
  9. 前記周波数制御部は、
    前記三相のAC電圧における前記三相間の位相差を前記120°に設定する位相差設定部と、
    前記周波数制御により、前記整流回路から所望の前記DC出力電圧及び/又は前記DC出力電流が出力されるように、前記スイッチング周波数の周波数変調を行って前記周波数変調パルスを生成する周波数変調パルス生成部と、
    を有することを特徴とする請求項8記載のDC/DCコンバータの制御装置。
  10. 前記相間位相制御部は、
    前記スイッチング周波数を前記最大値に設定する周波数設定部と、
    前記相間位相制御により、前記整流回路から所望の前記DC出力電圧及び/又は前記DC出力電流が出力されるように、前記三相間の位相差を変えて前記位相差制御パルスを生成する位相差制御パルス生成部と、
    を有することを特徴とする請求項8記載のDC/DCコンバータの制御装置。
  11. 前記DC/DC変換回路は、前記複数のスイッチング素子のブリッジ回路により構成され、
    前記共振回路は、共振インダクタ、共振キャパシタ及び励磁インダクタを有する電流共振型回路により構成され、
    前記整流回路は、複数の整流素子がブリッジ接続された整流部と、前記整流部の出力電圧を平滑する平滑部と、により構成されている、
    ことを特徴とする請求項3記載のDC/DCコンバータの制御装置。
  12. 前記三相のDC入力電圧は、
    三相のAC入力電圧の力率を改善する力率改善回路により生成される、
    ことを特徴とする請求項3記載のDC/DCコンバータの制御装置。
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