JPWO2019093467A1 - サーボライタおよびサーボ信号の書込方法 - Google Patents

サーボライタおよびサーボ信号の書込方法 Download PDF

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Abstract

サーボライタは、走行する長尺の磁気テープにサーボ信号を書き込む書込ヘッドと、磁気テープの走行をガイドする少なくとも2つの第1のガイドローラとを備え、少なくとも2つの第1のガイドローラは、螺旋状の溝が設けられ、走行する磁気テープと接触する円周面を有し、走行する磁気テープの幅方向に、少なくとも2つの第1のガイドローラから磁気テープに引張力が作用し、少なくとも2つの第1のガイドローラから磁気テープに作用する引張力が、打ち消し合っている。【選択図】図1

Description

本開示は、サーボライタおよびサーボ信号の書込方法に関する。
近年、コンピュータ用データストレージとして利用されている磁気テープでは、データの記録密度を向上するために、データトラックの幅および隣接するデータトラック間は非常に狭くなっている。このようにデータトラックの幅および隣接するデータトラック間が狭くなると、磁気ヘッドの記録/再生素子によりデータトラックをトレースすることが困難になる。
このため、磁気テープにサーボ信号を予め書き込んでおき、このサーボ信号を磁気ヘッドで読み取ることにより、磁気テープの幅方向における磁気ヘッドの記録/再生素子の位置をサーボ制御する技術が提案されている。
特許文献1では、走行する磁気テープを案内するためのガイドローラを備え、ガイドローラのローラ本体の円周面には、ローラ本体の軸回りに凹溝が形成されたサーボライタが提案されている。また、同文献では、以下のような作用効果が得られることが記載されている。すなわち、上記サーボライタでは、走行する磁気テープは、ローラ本体の円周面上で一方に寄るため、磁気テープのエッジがローラ本体のフランジ部に摺動して、磁気テープの走行位置が規制される。これにより、磁気テープを安定して走行させることができる。
特開2007−287237号公報
しかしながら、磁気テープのエッジが変形していると、磁気テープのエッジとフランジ部とが不規則に接触し、その接触によって発生する振動が、サーボパターンの書込精度に悪影響を与える虞がある。特に高記録密度の磁気テープにおいてサーボパターンの書込精度に悪影響を与える虞がある。したがって、磁気テープのエッジが変形している場合でも、磁気テープを安定して走行させることができるサーボライタが望まれる。
本開示の目的は、磁気テープを安定に走行させることができるサーボライタおよびサーボ信号の書込方法を提供することにある。
上述の課題を解決するために、第1の開示は、走行する長尺の磁気テープにサーボ信号を書き込む書込ヘッドと、磁気テープの走行をガイドする少なくとも2つの第1のガイドローラとを備え、少なくとも2つの第1のガイドローラは、螺旋状の溝が設けられ、走行する磁気テープと接触する円周面を有し、走行する磁気テープの幅方向に、少なくとも2つの第1のガイドローラから磁気テープに引張力が作用し、少なくとも2つの第1のガイドローラから磁気テープに作用する引張力が、打ち消し合っているサーボライタである。
第2の開示は、走行する磁気テープを少なくとも2つのガイドローラによりガイドしながら、磁気テープにサーボ信号を書き込むことを含み、少なくとも2つのガイドローラは、螺旋状の溝が設けられ、走行する磁気テープと接触する円周面を有し、走行する磁気テープの幅方向に、少なくとも2つのガイドローラから磁気テープに引張力が作用し、少なくとも2つのガイドローラから磁気テープに作用する引張力が、打ち消し合っているサーボ信号の書込方法である。
本開示によれば、磁気テープを安定に走行させることができる。なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果またはそれらと異質な効果であってもよい。
図1は、第1の実施形態に係るサーボライタの構成を示す概略図である。 図2Aは、ガイドローラの構成を示す平面図である。図2Bは、走行する磁気テープにガイドローラから作用する引張力の方向を示す斜視図である。 図3Aは、一般的なサーボライタのテープ速度情報を表す図である。図3Bは、第1の実施形態に係るサーボライタのテープ速度情報を表す図である。 図4は、磁気テープに書き込まれたサーボパターンを示す概略図である。 図5Aは、ガイドローラの構成を示す平面図である。図5Bは、走行する磁気テープにガイドローラから作用する引張力の方向を示す斜視図である。 図6は、走行する磁気テープにガイドローラから作用する引張力の方向を示す斜視図である。 図7は、走行する磁気テープにガイドローラから作用する引張力の方向を示す斜視図である。 図8は、第2の実施形態に係るサーボライタの構成を示す概略図である。 図9は、第2の実施形態に係るサーボ信号の書込方法を説明するためのフローチャートである。 図10は、第3の実施形態に係るサーボライタの構成を示す概略図である。 図11は、ガイドローラの構成および動作を説明するための概略図である。 図12は、第3の実施形態に係るサーボ信号の書込方法を説明するためのフローチャートである。
本開示の実施形態について以下の順序で説明する。
1 第1の実施形態(サーボライタの例)
2 第2の実施形態(サーボライタの例)
3 第3の実施形態(サーボライタの例)
<1 第1の実施形態>
[サーボライタの構成]
図1に示すように、第1の実施形態に係るサーボライタ10は、送出リール11と、巻取リール12と、キャプスタン13A、14Aと、ピンチローラ13B、14Bと、ガイドローラ15A、15B、16A、16Bと、サーボ信号書込ヘッド17と、サーボ信号読取ヘッド18と、プリアンプ19と、制御装置20と、パルス発生回路21と、駆動装置22とを備える。このサーボライタ10は、長尺の磁気テープMTのサーボバンドにサーボ信号を書き込むための磁気テープ装置である。
(送出、巻取リール)
送出リール11は、サーボ信号を書き込むための磁気テープMTを送り出す。巻取リール12は、サーボ信号が書き込まれた磁気テープMTを巻き取る。
(キャプスタン、ピンチローラ)
キャプスタン13A、ピンチローラ13Bは、サーボ信号書込ヘッド17よりも磁気テープMTの走行経路(以下単に「走行経路」という。)の上流側に設けられている。より具体的には、キャプスタン13A、ピンチローラ13Bは、送出リール11とサーボ信号書込ヘッド17との間の走行経路内に設けられている。ここで、上流側、下流側とは、磁気テープMTの走行方向の上流側、下流側を意味している。キャプスタン13A、ピンチローラ13Bは、送出リール11から送り出された磁気テープMTを挟み込み、一定の速度で走行させる。
キャプスタン14A、ピンチローラ14Bは、サーボ信号書込ヘッド17よりも走行経路の下流側に設けられている。より具体的には、キャプスタン14A、ピンチローラ14Bは、巻取リール12とサーボ信号書込ヘッド17との間の走行経路内に設けられている。キャプスタン14A、ピンチローラ14Bは、サーボ信号が書き込まれた磁気テープMTを挟み込み、一定の速度で走行させる。
(ガイドローラ)
ガイドローラ15A、15Bは、サーボ信号書込ヘッド17よりも走行経路の上流側に設けられている。より具体的には、ガイドローラ15A、15Bは、キャプスタン13A、ピンチローラ13Bとサーボ信号書込ヘッド17との間の走行経路内に設けられている。ガイドローラ15Aは、ガイドローラ15Bよりも走行経路の上流側に設けられている。
ガイドローラ15A、15Bは、軸周りに自由回転し、キャプスタン13A、ピンチローラ13Bからサーボ信号書込ヘッド17に向かって走行する磁気テープMTをガイドする。ガイドローラ15Aは、磁気テープMTの両主面のうち、サーボ信号書込ヘッド17が摺動する記録面(第1の面)と接触し磁気テープMTの走行をガイドする。一方、ガイドローラ15Bは、磁気テープMTの両主面のうち、記録面とは反対側の裏面(第2の面)と接触し磁気テープMTの走行をガイドする。また、ガイドローラ15A、15Bは、当該ガイドローラ15A、15Bの一方の端部の側から見て、反対方向に回転する。
ガイドローラ16A、16Bは、サーボ信号書込ヘッド17よりも走行経路の下流側に設けられている。より具体的には、ガイドローラ16A、16Bは、サーボ信号書込ヘッド17とキャプスタン14A、ピンチローラ14Bとの間の走行経路内に設けられている。ガイドローラ16Aは、ガイドローラ16Bよりも走行経路の下流側に設けられている。
ガイドローラ16A、16Bは、軸周りに自由回転し、サーボ信号書込ヘッド17からキャプスタン14A、ピンチローラ14Bに向かって走行する磁気テープMTをガイドする。ガイドローラ16Aは、磁気テープMTの記録面と接触し磁気テープMTの走行をガイドする。一方、ガイドローラ16Bは、磁気テープMTの裏面と接触し磁気テープMTの走行をガイドする。また、ガイドローラ16A、16Bは、当該ガイドローラ16A、16Bの一方の端部の側から見て、反対方向に回転する。
図2Aに示すように、ガイドローラ15A、15Bは、当該ガイドローラ15A、15Bの回転軸を中心軸とした螺旋状の溝152が設けられ、走行する磁気テープMTと接触する円周面151を有している。溝152の螺旋の方向は、ガイドローラ15A、15Bの一方の端部の側から見て、ガイドローラ15A、15Bで同一である。
上述のように円周面151に螺旋状の溝152が設けられていることで、図2Bに示すように、走行する磁気テープの幅方向に、ガイドローラ15A、15Bから磁気テープMTに引張力T1、T2が作用する。より具体的には、走行する磁気テープMTの第1の幅方向に、ガイドローラ15Aから磁気テープMTに引張力T1が作用する。一方、走行する磁気テープMTの第2の幅方向(引張力T1と反対の方向)に、ガイドローラ15Bから磁気テープMTに引張力T2が作用する。第1の幅方向に作用する引張力T1と、第2の幅方向に作用する引張力T2との大きさは、等しいまたはほぼ等しい。すなわち、ガイドローラ15A、15Bから磁気テープMTに作用する引張力T1、T2は、打ち消し合っている。上述のように磁気テープMTの幅方向に逆向きに作用する引張力T1、T2により、磁気テープMTの走行位置を規制するので、磁気テープMTを安定して走行させることができる。走行位置の規制は、磁気テープMTがガイドローラ15A、15Bの周面のほぼ中央を走行するようになされることが好ましい。
なお、実際には、磁気テープMTの走行方向に対して斜めの引張力が、ガイドローラ15A、15Bから磁気テープMTに作用するが、ここでは、上記引張力のうち、走行する磁気テープMTの幅方向に作用する引張力の成分に着目して説明する。
ガイドローラ15A、15Bは、円周面151の両端にフランジ部が設けられていないガイドローラ(すなわちフランジレスガイドローラ)である。ガイドローラ15A、15Bがフランジレスガイドローラであるため、磁気テープMTがガイドローラ15A、15Bの周面の中央からずれて一方に寄った場合にも、磁気テープMTのエッジとフランジ部とが不規則に接触し、その接触によって磁気テープMTに振動が発生することがない。したがって、サーボ信号の書込精度を向上できる。
ガイドローラ16A、16Bの構成はそれぞれ、ガイドローラ15A、15Bと同様であるので、説明を省略する。
キャプスタン13A、ピンチローラ13Bとサーボ信号書込ヘッド17との間の走行経路において、磁気テープMTがS字状になるように、磁気テープMTはガイドローラ15A、15Bに巻き付けられていることが好ましい。ガイドローラ15A、15Bから磁気テープMTに作用する引張力T1、T2を大きくすることができるので、磁気テープMTの走行位置をより確実に規制できる。したがって、磁気テープMTの走行安定性が更に向上する。
サーボ信号書込ヘッド17とキャプスタン14A、ピンチローラ14Bとの間の走行経路において、磁気テープMTが逆S字状になるように、磁気テープMTはガイドローラ16A、16Bに巻き付けられていることが好ましい。ガイドローラ16A、16Bから磁気テープMTに作用する引張力T1、T2を大きくすることができるので、磁気テープMTの走行位置をより確実に規制できる。したがって、磁気テープMTの走行安定性が更に向上する。
(サーボ信号書込ヘッド)
サーボ信号書込ヘッド17は、ガイドローラ15B、16Bの間の走行経路内に設けられている。サーボ信号書込ヘッド17は、走行する磁気テープMTのサーボバンドにサーボ信号を書き込むための磁気ヘッドである。サーボ信号書込ヘッド17としては、例えば特開2006―127730号公報に記載のものを用いることができる。
サーボ信号書込ヘッド17は、磁気テープMTと摺動する摺動面を有し、この摺動面に、複数の記録用素子と、少なくとも1つの有底キャビティ(凹部)とが設けられている。記録用素子は磁気ギャップを有している。複数の磁気ギャップは、磁気テープMTの幅方向における各サーボバンドの位置に対応するように、摺動面に所定の間隔離して一列に配置されている。
有底キャビティの周囲は閉じられており、有底キャビティは磁気テープMTの走行領域幅内のみに形成されている。このような構成を有する有底キャビティが摺動面に設けられていることで、磁気テープMTの走行時に、摺動面と磁気テープMT間の空気の膨張が促進され、気圧の低下、すなわち負圧によって、スペーシングの低減と磁気テープMTの走行安定性の更なる向上が図られる。
(サーボ信号読取ヘッド)
サーボ信号読取ヘッド18は、サーボ信号書込ヘッド17よりも走行経路の下流側に設けられている。より具体的には、サーボ信号読取ヘッド18は、サーボ信号書込ヘッド17とガイドローラ16Bとの間の走行経路内に設けられている。
サーボ信号読取ヘッド18は、サーボ信号が書き込まれた磁気テープMTと摺接して、サーボバンド上に書き込まれたサーボ信号を読み取る磁気ヘッドである。サーボ信号読取ヘッド18は、例えば、複数の記録用素子に代えて複数の再生用素子を備える点以外はサーボ信号書込ヘッド17と同様である。
(プリアンプ)
プリアンプ19は、サーボ信号読取ヘッド18で読み取ったサーボ信号を増幅し、制御装置20に供給する。
(制御装置)
制御装置20は、サーボライタ10の各部の動作を制御する装置であり、CPU(Central Processing Unit)や各種記憶装置等を備えている。制御装置20は、サーボ信号書込ヘッド17によって磁気テープMTに書き込まれるサーボ信号が所定のサーボパターンとなるように、記録パルス電流の電流値、パルス幅および発生タイミングを制御するためのパルス制御信号を生成して、パルス発生回路21に供給する。
制御装置20は、プリアンプ19を介してサーボ信号読取ヘッド18から供給されたサーボ信号に基づいて、サーボ信号の出力値が略一定(所定の範囲内)となるように記録パルス電流の電流値を設定し、その信号をパルス発生回路21に供給する。すなわち、制御装置20は、サーボ信号読取ヘッド18で読み取ったサーボ信号の出力値に基づいて、記録パルス電流を制御している。
制御装置20は、サーボ信号を書き込むときの磁気テープMTの走行速度を一定にするために、駆動装置22のモータ電流を制御するためのモータ電流信号を生成して、駆動装置22に供給する。
(パルス発生回路)
パルス発生回路21は、制御装置20から供給されたパルス制御信号に基づき、記録パルス電流を生成し、サーボ信号書込ヘッド17に供給する。
(駆動装置)
駆動装置22は、巻取リール12を回転駆動するための装置であり、モータ、このモータに電流を供給するためのモータ駆動回路、およびモータ軸と巻取リール12を連結するためのギヤ等を備えている。駆動装置22では、制御装置20からのモータ電流信号に基づいてモータ駆動回路でモータ電流を生成し、このモータ電流をモータに供給することにより、ギヤを介してモータの回転駆動力を巻取リール12に伝達して、巻取リール12を回転駆動させる。
[サーボ信号の書込方法]
以下、上述のサーボライタ10を用いたサーボ信号の書込方法について説明する。
まず、図1に示すように、サーボライタ10の送出リール11として、パンケーキ状の磁気テープMTをセットし、磁気テープMTの先端を引き出す。この磁気テープMTの先端をキャプスタン13A、ピンチローラ13B、ガイドローラ15A、15B、16A、16B、キャプスタン14Aおよびピンチローラ14Bを介して巻取リール12の巻心に結合する。
次に、駆動装置22によって巻取リール12を回転駆動させて、磁気テープMTを巻取リール12に巻き取らせることにより、磁気テープMTを送出リール11から巻取リール12に向けて走行させる。そして、走行する磁気テープMTをガイドローラ15A、15B、16A、16Bによりガイドしながら、サーボ信号書込ヘッド17によって磁気テープMTにサーボ信号を書き込む。なお、サーボ信号が書き込まれた磁気テープMTは、巻取リール12に巻き取られた後に、製品の仕様に応じたテープ長さに裁断されて、カートリッジケース等に収納される。
磁気テープMTが走行されると、図2A、2Bに示すように、走行する磁気テープMTの第1の幅方向に、ガイドローラ15Aから磁気テープMTに引張力T1が作用するのに対して、走行する磁気テープMTの第2の幅方向に、ガイドローラ15Bから磁気テープMTに引張力T2が作用する。この逆向きに作用する引張力T1、T2により磁気テープMTの走行位置がガイドローラ15A、15Bの所定位置(例えば中央位置)に規制されるので、サーボ信号書込ヘッド17よりも走行経路の上流側において、磁気テープMTを安定して走行させることができる。
また、図2A、2Bに示すように、走行する磁気テープMTの第2の幅方向に、ガイドローラ16Bから磁気テープMTに引張力T2が作用するのに対して、走行する磁気テープMTの第1の幅方向に、ガイドローラ16Aから磁気テープMTに引張力T1が作用する。この逆向きに作用する引張力T1、T2により磁気テープMTの走行位置がガイドローラ16A、16Bの所定位置(例えば中央位置)に規制されるので、サーボ信号書込ヘッド17よりも走行経路の下流側において、磁気テープMTを安定して走行させることができる。
[効果]
第1の実施形態に係るサーボライタ10は、磁気テープMTの走行をガイドするガイドローラ15A、15B、16A、16Bを備える。これらのガイドローラ15A、15B、16A、16Bは、螺旋状の溝152が設けられ、走行する磁気テープMTと接触する円周面151を有している。走行する磁気テープMTの幅方向に、ガイドローラ15A、15B、16A、16Bから磁気テープMTに引張力T1、T2が作用する。ガイドローラ15A、15B、16A、16Bから磁気テープMTに作用する引張力T1、T2は、反対方向であり、打ち消し合っている。これにより、引張力T1、T2によって磁気テープMTの走行位置を規制し、磁気テープMTを安定して走行させることができる。したがって、磁気テープMTのエッジが変形している場合でも、磁気テープMTを安定して走行させることができる。
また、ガイドローラ15A、15Bは、フランジレスのガイドローラであるため、磁気テープMTがガイドローラ15A、15Bの周面の中央からずれて一方に寄った場合にも、磁気テープMTのエッジとフランジ部とが不規則に接触し、その接触によって磁気テープMTに振動が発生することがない。したがって、サーボ信号の書込精度を向上できる。
一般的なサーボライタでは、磁気テープMTの幅が変動している場合には、磁気テープMTのエッジとガイドローラのフランジ部とが接触し、この接触により短い周期の固有振動が副次的に発生する虞がある(図3A参照)。これに対して、第1の実施形態に係るサーボライタ10では、磁気テープMTの幅が変動している場合にも、磁気テープMTのエッジとフランジ部とが接触することがないため、上述のような短い周期の固有振動が副次的に発生することを抑制できる(図3B参照)。なお、図3A、3Bは、PES(Position Error Signal)に変換する前の段階の磁気テープMTの速度情報を示しており、図4に示すハの字状のサーボパターンA、BおよびサーボパターンC、Dを磁気テープMTから読み取ることにより得られるものである。
また、キャプスタン13A、ピンチローラ13Bとサーボ信号書込ヘッド17との間の走行経路内にガイドローラ15A、15Bが設けられ、かつ、キャプスタン14A、ピンチローラ14Bとサーボ信号書込ヘッド17との間の走行経路内にガイドローラ16A、16Bが設けられている。これにより、サーボ信号書込ヘッド17の両側において、磁気テープMTの走行を安定化させることができる。
[変形例]
図5A、5Bに示すように、サーボ信号書込ヘッド17よりも上流側の走行経路に設けられたガイドローラ15A、15Bの周面に設けられた溝152の巻く方向と、サーボ信号書込ヘッド17よりも上流側の走行経路に設けられたガイドローラ16C、16Dの周面に設けられた溝152の巻く方向とが逆になっていてもよい。ここで、溝152の巻く方向は、ガイドローラ15A、15B、16A、16Bの一方の端部の側から見た場合の溝152の巻く方向を意味する。
キャプスタン13A、ピンチローラ13Bとサーボ信号書込ヘッド17との間の走行経路内に設けられるガイドローラ(以下「第1のガイドローラ」という場合がある。)の個数は特に限定されるものではなく、1個であってもよいし、3個以上であってもよい。また、キャプスタン14A、ピンチローラ14Bとサーボ信号書込ヘッド17との間の走行経路内に設けられるガイドローラ(以下「第2のガイドローラ」という場合がある。)の個数も特に限定されるものではなく、1個であってもよいし、3個以上であってもよい。
例えば、図6に示すように、キャプスタン13A、ピンチローラ13Bとサーボ信号書込ヘッド17との間の走行経路内に1つのガイドローラ15Bが設けられ、キャプスタン14A、ピンチローラ14Bとサーボ信号書込ヘッド17との間の走行経路内に1つのガイドローラ16Bが設けられていてもよい。この場合、ガイドローラ15Bの周面に設けられた溝152の巻く方向と、ガイドローラ16Bの周面に設けられた溝152の巻く方向とが逆になる。
例えば、図7に示すように、キャプスタン13A、ピンチローラ13Bとサーボ信号書込ヘッド17との間の走行経路内にガイドローラ15A、15B、15Cが設けられ、キャプスタン14A、ピンチローラ14Bとサーボ信号書込ヘッド17との間の走行経路内にガイドローラ16A、16B、16Cが設けられていてもよい。この場合、ガイドローラ15A、15C、15Cから磁気テープMTにそれぞれ作用する引張力T1、T2、T3が打ち消し合い、かつ、ガイドローラ16A、16C、16Cから磁気テープMTにそれぞれ作用する引張力T1、T2、T3が打ち消し合うようにすればよい。
第1のガイドローラの個数と第2のガイドローラの個数とは同一であってもよいし、異なっていてもよいが、サーボライタ10の設計の容易さの観点からすると、同一であることが好ましい。
第1のガイドローラの個数と第2のガイドローラの個数は偶数であることが好ましい。複数の第1のガイドローラとして、第1の実施形態におけるガイドローラ15A、15Bのペアを1または2以上備えることで、複数の第1のガイドローラから磁気テープMTに作用する引張力を打ち消し合わせることができる。同様に、複数の第2のガイドローラとして、第1の実施形態におけるガイドローラ16A、16Bのペアを1または2以上備えることで、複数の第2のガイドローラから磁気テープMTに作用する引張力を打ち消し合わせることができる。したがって、サーボライタ10の設計が容易となる。
第1の実施形態では、サーボライタに対して本開示を適用した場合について説明したが、長尺の磁気テープMTにデータを記録および再生するための記録再生装置(磁気テープ装置)に対して本開示を適用してもよい。
ガイドローラ15A、15B、16A、16Bが両端にフランジ部を有していてもよい。但し、サーボ信号の書込精度を向上する観点からすると、ガイドローラ15A、15B、16A、16Bがフランジレスガイドであることが好ましい。
ガイドローラ15A、15Bの大きさは同一であってもよいし、異なっていてもよい。ガイドローラ15A、15Bの大きさ異なる場合には、磁気テープMTの巻き付け幅、または溝152の角度や幅等を調整することで、引張力T1、T2の大きさを等しくする、またはほぼ等しくすることができる。
磁気テープMTは、下地層および記録層等が塗布工程(ウエットプロセス)により作製された塗布型の磁気テープであってもよいし、下地層および記録層等がスパッタリング等の真空薄膜の作製技術(ドライプロセス)により作製される薄膜型の磁気テープであってもよい。また、磁気テープMTは、垂直記録型の磁気テープであってもよいし、水平記録型の磁気テープであってもよい。
<2 第2の実施形態>
[サーボライタの構成]
図8に示すように、第2の実施形態に係るサーボライタ10Aは、制御装置20に代えて制御装置20Aを備え、かつ、駆動装置23を更に備える点において、第1の実施形態に係るサーボライタ10と異なっている。なお、第2の実施形態において第1の実施形態と同様の箇所には同一の符号を付して説明を省略する。
(制御装置)
制御装置20Aは、プリアンプ19を介してサーボ信号読取ヘッド18から供給されたサーボ信号に基づき、駆動装置23を制御する。具体的には、磁気テープMTには、図4に示すように、サーボ信号としてハの字状のサーボパターンA、Bが記録されており、制御装置20Aは、これらのサーボパターンA、Bを読み取ることで得られるサーボ信号に基づき、サーボパターンA、B(サーボ信号)の書込み位置が規定範囲からずれているか否かを判断する。ここで、“規定範囲”とは、テープリファレンスエッジREを基準とする規定のサーボ信号記録位置範囲を意味する。
サーボパターンA、B間の距離Pは、磁気テープMTの幅方向の位置により異なる。このため、制御装置20Aは、サーボパターンA、Bに対応するパルス信号の間隔に基づき(例えば当該パルス信号の間隔が規定範囲にあるか否かに基づき)、上述のように、サーボパターンA、B(サーボ信号)の書込み位置が規定範囲からずれているか否かを判断することができる。制御装置20Aにおいて、これ以外のことは第1の実施形態に係る制御装置20と同様である。
(駆動装置)
駆動装置23は、制御装置20Aの制御に基づき、ガイドローラ15Aをその回転軸に垂直な方向(図8中、矢印15M、15Nに示す方向)に移動し、ガイドローラ15Aに対する磁気テープMTの巻き付け幅を調整する。ここで、巻き付け幅とは、磁気テープMTの長手方向における磁気テープMTの巻き付け幅を意味する。
[サーボ信号の書込方法]
以下、図9を参照して、上述のサーボライタ10Aを用いたサーボ信号の書込方法について説明する。
まず、ステップS11において、サーボ信号読取ヘッド18が、走行する磁気テープMTのサーボ信号を読み取り、プリアンプ19を介して制御装置20Aに供給する。次に、ステップS12において、制御装置20Aが、サーボ信号読取ヘッド18からプリアンプ19を介して供給されたサーボ信号に基づき、サーボ信号の書込位置が規定範囲から第1方向D1(図2A、2B参照)にずれているか否かを判断する。ここで、“第1方向D1”とは、磁気テープMTの走行時に、ガイドローラ15Aから磁気テープMTに作用する引張力T1の方向(磁気テープMTの第1の幅方向)を意味する。
ステップS12にてサーボ信号の書込位置が規定範囲から第1方向D1にずれていると判断された場合には、ステップS13において、制御装置20Aは、駆動装置23を駆動し、ガイドローラ15Aに対する磁気テープMTの巻き付け量を減らす方向(図8中、矢印15Nに示す方向)にガイドローラ15Aを移動する。これにより、ガイドローラ15Aから磁気テープMTに作用する引張力T1が減少する。
一方、ステップS12にてサーボ信号の書込位置が規定範囲から第1方向D1にずれていないと判断された場合には、ステップS14において、制御装置20Aは、サーボ信号読取ヘッド18により読み取られたサーボ信号に基づき、サーボ信号の書込位置が規定範囲から第2方向D2(図2A、2B参照)にずれているか否かを判断する。ここで、“第2方向D2”とは、磁気テープMTの走行時に、ガイドローラ15Aから磁気テープMTに作用する引張力T1の方向とは反対の方向(磁気テープMTの第2の幅方向)を意味する。
ステップS14にてサーボ信号の書込位置が規定範囲から第2方向D2にずれていると判断された場合には、ステップS15において、制御装置20Aは、駆動装置23を駆動し、ガイドローラ15Aに対する磁気テープMTの巻き付け量を増やす方向(図8中、矢印15Mに示す方向)にガイドローラ15Aを移動する。これにより、ガイドローラ15Aから磁気テープMTに作用する引張力T1が増加する。一方、ステップS14にてサーボ信号の書込位置が規定範囲から第2方向D2にずれていない判断された場合には、制御装置20Aは処理をステップS11に戻す。
[効果]
第2の実施形態に係るサーボライタ10Aは、ガイドローラ15Aを移動する駆動装置23と、サーボ信号読取ヘッド18により読み取られたサーボ信号に基づき駆動装置23を制御し、ガイドローラ15Aに対する磁気テープMTの巻き付け幅を調整する制御装置20Aとを備える。これにより、サーボ信号の書込位置が規定範囲になるように磁気テープMTの走行位置を調整できる。したがって、サーボ信号の書込精度を更に向上できる。
[変形例]
ガイドローラ15Aに対する磁気テープMTの巻き付け幅と、ガイドローラ15Bに対する磁気テープMTの巻き付け幅との少なくとも一方を調整する構成を採用してもよい。ガイドローラ16Aに対する磁気テープMTの巻き付け幅と、ガイドローラ16Bに対する磁気テープMTの巻き付け幅との少なくとも一方を調整する構成を採用してもよい。
制御装置20Aが、フィードバック制御により、ガイドローラ15Aに対する磁気テープMTの巻き付け幅を調整し、サーボ信号の書込位置が規定範囲になるようにしてもよい。
<3 第3の実施形態>
図10に示すように、第3の実施形態に係るサーボライタ10Bは、送出リール11と、巻取リール12と、キャプスタン13A、14Aと、ピンチローラ13B、14Bと、ガイドローラ15D、16Dと、サーボ信号書込ヘッド17と、サーボ信号読取ヘッド18と、プリアンプ19と、制御装置20Bと、パルス発生回路21と、駆動装置22と、フランジ付ガイドローラ24L、24Rと、ダスティング部25と、テンション調整部26とを備える。なお、第3の実施形態において第1の実施形態と同様の箇所には同一の符号を付して説明を省略する。
(ガイドローラ)
ガイドローラ15Dは、キャプスタン13Aおよびピンチローラ13Bとサーボ信号書込ヘッド17との間の走行経路内に設けられている。ガイドローラ15Dは、第1の実施形態におけるガイドローラ15Bと同様である。ガイドローラ16Dは、キャプスタン14Aおよびピンチローラ14Bとサーボ信号書込ヘッド17との間の走行経路内に設けられている。ガイドローラ16Dは、螺旋状の溝152の巻く方向が逆である点以外はガイドローラ15Dと同様である。したがって、磁気テープMTの走行時に、ガイドローラ15Dから磁気テープMTに作用する引張力T2と、ガイドローラ16Dから磁気テープMTに作用する引張力T1とは方向は逆になり、互いに打ち消し合う。
(フランジ付ガイドローラ)
フランジ付ガイドローラ24Lは、送出リール11と、キャプスタン13Aおよびピンチローラ13Bとの間の走行経路内に設けられており、磁気テープMTの走行をガイドする。フランジ付ガイドローラ24Rは、巻取リール12と、キャプスタン14Aおよびピンチローラ14Bとの間の走行経路内に設けられており、磁気テープMTの走行をガイドする。
フランジ付ガイドローラ24L、24Rは、図11に示すように、軸回りに自由回転する円筒状のローラ本体24Aと、走行する磁気テープMTの位置を規制する、ローラ本体24Aの軸方向に移動可能に構成された一対のフランジ部24B、24Cと、一対のフランジ部24B、24Cの両方をローラ本体24Aの軸方向に移動する駆動装置24Dとを備える。
フランジ部24B、24Cは、ローラ本体24Aの両端部に設けられ、ローラ本体24Aの円周面に対して突出している。駆動装置24Dは、ローラ本体24A内に設けられたモータまたはアクチュエータ等を備え、制御装置20Bの制御に基づき、モータまたはアクチュエータ等を駆動し、ローラ本体24Aの軸方向に一対のフランジ部24Bの両方を移動する。
(制御装置)
制御装置20Bは、図11に示すように、サーボ信号読取ヘッド18からプリアンプ19を介して供給されたサーボ信号に基づき、フランジ付ガイドローラ24L、24Rのフランジ部24B、24Cの位置を調整する。具体的には、磁気テープMTには、図4に示すように、サーボ信号としてハの字状のサーボパターンA、Bが記録されており、制御装置20Aは、これらのサーボパターンA、Bを読み取ることで得られるサーボ信号に基づき、フランジ付ガイドローラ24L、24Rのフランジ部24B、24Cの位置を調整する。制御装置20Bにおいて、これ以外のことは第1の実施形態に係る制御装置20と同様である。
(ダスティング部)
ダスティング部25は、フランジ付ガイドローラ24Lと、キャプスタン13Aおよびピンチローラ13Bとの間の走行経路内に設けられており、磁気テープMTに付着したゴミやホコリ等を除去する。
(テンション調整部)
テンション調整部26は、走行する磁気テープMTの振れを抑制するために、磁気テープMTに対してその長手方向にテンションを与える装置であり、サーボ信号書込ヘッド17よりも走行経路の上流側に設けられている。より具体的には、テンション調整部26は、キャプスタン13Aおよびピンチローラ13Bとガイドローラ15Dとの間に設けられている。但し、テンション調整部26が、サーボ信号書込ヘッド17よりも走行経路の下流側に設けられていてもよいし、サーボ信号書込ヘッド17よりも走行経路の上流側と下流側の両方に設けられていてもよい。
テンション調整部26は、テンションアーム26Aと、一対の支持部26Bとを備える。テンションアーム26Aは、走行する磁気テープMTを引っ張ることにより、磁気テープMTに対してその長手方向にテンションを与え、巻取張力を適宜に制御する。テンションアーム26Aは、図10中の矢印方向にバネ等で付勢されて移動可能に構成されている。一対の支持部26Bは、走行する磁気テープMTのうち、テンションアーム26Aの両側に位置する部分を支持する。
なお、テンション調整部26の構成はこれに限定されるものではなく、走行する磁気テープMTの近傍で空気を吸引して、磁気テープMTの一部を吸い込むことにより、磁気テープMTに対してその長手方向にテンションを与えるエアチャンバ等であってもよい。
[サーボ信号の書込方法]
以下、図12を参照して、上述のサーボライタ10Bを用いたサーボ信号の書込方法について説明する。
まず、ステップS21において、サーボ信号読取ヘッド18が、走行する磁気テープMTのサーボ信号を読み取り、プリアンプ19を介して制御装置20Bに供給する。次に、ステップS22において、制御装置20Bが、サーボ信号読取ヘッド18からプリアンプ19を介して供給されたサーボ信号に基づき、サーボ信号が規定範囲内に書き込まれているか否かを判断する。ここで、“規定範囲”とは、第2の実施形態にて説明したように、テープリファレンスエッジREを基準とする規定のサーボ信号記録位置範囲を意味する。
ステップS22にてサーボ信号が規定範囲内に書き込まれていないと判断された場合には、ステップS23において、制御装置20Bは、フランジ付ガイドローラ24L、24Rの両端に設けられた一対のフランジ部24B、24Cの両方を移動し、フランジ部24B、24C間の間隔を規定位置より狭くする。ここで、規定位置とは、例えば、磁気テープMTの幅が規定値または規定範囲である場合に、制御装置20Bによりデフォルトとして設定されるフランジ部24B、24Cの位置を意味する。一方、ステップS22にてサーボ信号が規定範囲内に書き込まれていると判断された場合には、制御装置20Bは処理をステップS21に戻す。
[効果]
第3の実施形態に係るサーボライタ10Bは、キャプスタン13Aおよびピンチローラ13Bよりも走行経路の上流側に設けられ、走行する磁気テープMTの位置を規制する一対のフランジ部24B、24Cを有するフランジ付ガイドローラ24Lと、キャプスタン14Aおよびピンチローラ14Bよりも走行経路の下流側に設けられ、走行する磁気テープMTの位置を規制する一対のフランジ部24B、24Cを有するフランジ付ガイドローラ24Rと、サーボ信号読取ヘッド18により読み取られたサーボ信号に基づき、フランジ付ガイドローラ24L、24Rの一対のフランジ部24B、24C間の距離を調整する制御装置20Bとを備える。これにより、磁気テープMTの幅が公差内で狭い場合にも、フランジ部24B、24Cによる位置規制が不足することを抑制できる。すなわち、サーボ信号の書込位置が規格から外れるのを抑制することができる。
第3の実施形態に係るサーボライタ10Aでは、フランジ付ガイドローラ24Lよりも走行経路の下流側に、フランジ部を有していないガイドローラ15D、16Dが備えられている。これにより、フランジ付ガイドローラ24Lのフランジ部24B、24Cに当たって生じた振動をガイドローラ15D、16Dにより抑制することができる。
[変形例]
サーボライタ10Bが、キャプスタン13A、ピンチローラ13Bとサーボ信号書込ヘッド17との間の走行経路内にフランジ部を持たない複数のガイドローラを備えるようにしてもよい。複数のガイドローラとしては、第1の実施形態またはその変形例におけるものが用いられる。上記構成を採用した場合、フランジ付ガイドローラ24Lのフランジ部24B、24Cに当たって生じた振動を複数のガイドローラにより段階的に抑えることができる。
駆動装置24Dが、制御装置20Bの制御に基づき、一対のフランジ部24B、24Cのうちのいずれか一方をフランジ付ガイドローラ24L、24Rの軸方向に移動し、一対のフランジ部24B、24C間の距離を調整するようにしてもよい。
サーボライタ10Bが、フランジ付ガイドローラ24L、24のうちのいずれか一方を備えるようにしてもよい。
制御装置20Bが、フィードバック制御により、一対のフランジ部24B、24C間の距離を調整し、磁気テープMTの走行位置を規制するようにしてもよい。
以上、本開示の第1〜第3の実施形態およびそれらの変形例について具体的に説明したが、本開示は、上述の第1〜第3の実施形態およびそれらの変形例に限定されるものではなく、本開示の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、上述の第1〜第3の実施形態およびそれらの変形例において挙げた構成、方法、工程および形状等はあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる構成、方法、工程および形状等を用いてもよい。
また、上述の第1〜第3の実施形態およびそれらの変形例の構成、方法、工程および形状等は、本開示の主旨を逸脱しない限り、互いに組み合わせることが可能である。
また、本開示は以下の構成を採用することもできる。
(1)
走行する長尺の磁気テープにサーボ信号を書き込む書込ヘッドと、
前記磁気テープの走行をガイドする少なくとも2つの第1のガイドローラと
を備え、
前記少なくとも2つの第1のガイドローラは、螺旋状の溝が設けられ、走行する前記磁気テープと接触する円周面を有し、
走行する前記磁気テープの幅方向に、前記少なくとも2つの第1のガイドローラから前記磁気テープに引張力が作用し、
前記少なくとも2つの第1のガイドローラから前記磁気テープに作用する前記引張力が、打ち消し合っているサーボライタ。
(2)
前記少なくとも2つの第1のガイドローラは、フランジレスガイドローラである(1)に記載のサーボライタ。
(3)
前記書込ヘッドよりも走行経路の上流側に設けられた第1のキャプスタンおよび第1のピンチローラと、
前記書込ヘッドよりも走行経路の下流側に設けられた第2のキャプスタンおよび第2のピンチローラと
を備え、
前記少なくとも2つの第1のガイドローラは、前記第1のキャプスタンおよび前記第1のピンチローラと、前記書込ヘッドとの間の走行経路内に設けられている(1)または(2)に記載のサーボライタ。
(4)
前記磁気テープの走行をガイドする少なくとも2つの第2のガイドローラをさらに備え、
前記少なくとも2つの第2のガイドローラは、前記第2のキャプスタンおよび前記第2のピンチローラと、前記書込ヘッドとの間の走行経路内に設けられ、
走行する前記磁気テープの幅方向に、前記少なくとも2つの第2のガイドローラから前記磁気テープに引張力が作用し、
前記少なくとも2つの第2のガイドローラから前記磁気テープに作用する前記引張力が、打ち消し合っている(3)に記載のサーボライタ。
(5)
前記第1のガイドローラの個数と前記第2のガイドローラの個数とが、同一である(4)に記載のサーボライタ。
(6)
前記第1のガイドローラの個数と前記第2のガイドローラの個数とが、偶数である(4)または(5)に記載のサーボライタ。
(7)
前記少なくとも2つの第1のガイドローラは、
走行する前記磁気テープの第1の幅方向に前記引張力を作用する第3のガイドローラと、
走行する前記磁気テープの第2の幅方向に前記引張力を作用する第4のガイドローラと
を含む(1)から(6)のいずれかに記載のサーボライタ。
(8)
前記第1の幅方向に作用する前記引張力と、前記第2の幅方向に作用する前記引張力との大きさが、等しいまたはほぼ等しい(7)に記載のサーボライタ。
(9)
前記磁気テープがS字状になるように、前記磁気テープは前記第3のガイドローラおよび前記第4のガイドローラに巻き付けられる(7)または(8)に記載のサーボライタ。
(10)
前記書込ヘッドにより前記磁気テープに書き込まれた前記サーボ信号を読み取る読取ヘッドと、
前記少なくとも2つの第1のガイドローラのうちの少なくとも1つを移動する駆動部と、
前記読取ヘッドにより読み取られた前記サーボ信号に基づき前記駆動部を制御し、前記少なくとも2つの第1のガイドローラのうちの少なくとも1つに対する前記磁気テープの巻き付け幅を調整する制御部と
を備える(1)から(9)のいずれかに記載のサーボライタ。
(11)
前記書込ヘッドよりも走行経路の上流側に設けられたキャプスタンおよびピンチローラと、
前記キャプスタンおよび前記ピンチローラよりも走行経路の上流側に設けられ、走行する前記磁気テープの位置を規制する一対のフランジ部を有するガイドローラと、
前記書込ヘッドにより前記磁気テープに書き込まれた前記サーボ信号を読み取る読取ヘッドと、
前記読取ヘッドにより読み取られた前記サーボ信号に基づき、前記一対のフランジ部間の距離を調整する制御部と
を備える(1)または(2)に記載のサーボライタ。
(12)
走行する磁気テープを少なくとも2つのガイドローラによりガイドしながら、前記磁気テープにサーボ信号を書き込むことを含み、
前記少なくとも2つのガイドローラは、螺旋状の溝が設けられ、走行する前記磁気テープと接触する円周面を有し、
走行する前記磁気テープの幅方向に、前記少なくとも2つのガイドローラから前記磁気テープに引張力が作用し、
前記少なくとも2つのガイドローラから前記磁気テープに作用する前記引張力が、打ち消し合っているサーボ信号の書込方法。
10、10A、10B サーボライタ
11 送出リール
12 巻取リール
13A、14A キャプスタン
13B、14B ピンチローラ
15A、15B、15C、15D、16A、16B、16C、16D ガイドローラ
17 サーボ信号書込ヘッド
18 サーボ信号読取ヘッド
19 プリアンプ
20、20A、20B 制御装置
21 パルス発生回路
22、23、24D 駆動装置
24L、24R フランジ付ガイドローラ
24A ローラ本体
24B、24C フランジ部
25 ダスティング部
26 テンション調整部
26A テンションアーム
26B 支持部
151 円周面
152 溝
D1 第1方向
D2 第2方向
T1、T2 引張力

Claims (12)

  1. 走行する長尺の磁気テープにサーボ信号を書き込む書込ヘッドと、
    前記磁気テープの走行をガイドする少なくとも2つの第1のガイドローラと
    を備え、
    前記少なくとも2つの第1のガイドローラは、螺旋状の溝が設けられ、走行する前記磁気テープと接触する円周面を有し、
    走行する前記磁気テープの幅方向に、前記少なくとも2つの第1のガイドローラから前記磁気テープに引張力が作用し、
    前記少なくとも2つの第1のガイドローラから前記磁気テープに作用する前記引張力が、打ち消し合っているサーボライタ。
  2. 前記少なくとも2つの第1のガイドローラは、フランジレスガイドローラである請求項1に記載のサーボライタ。
  3. 前記書込ヘッドよりも走行経路の上流側に設けられた第1のキャプスタンおよび第1のピンチローラと、
    前記書込ヘッドよりも走行経路の下流側に設けられた第2のキャプスタンおよび第2のピンチローラと
    を備え、
    前記少なくとも2つの第1のガイドローラは、前記第1のキャプスタンおよび前記第1のピンチローラと、前記書込ヘッドとの間の走行経路内に設けられている請求項1に記載のサーボライタ。
  4. 前記磁気テープの走行をガイドする少なくとも2つの第2のガイドローラをさらに備え、
    前記少なくとも2つの第2のガイドローラは、前記第2のキャプスタンおよび前記第2のピンチローラと、前記書込ヘッドとの間の走行経路内に設けられ、
    走行する前記磁気テープの幅方向に、前記少なくとも2つの第2のガイドローラから前記磁気テープに引張力が作用し、
    前記少なくとも2つの第2のガイドローラから前記磁気テープに作用する前記引張力が、打ち消し合っている請求項3に記載のサーボライタ。
  5. 前記第1のガイドローラの個数と前記第2のガイドローラの個数とが、同一である請求項4に記載のサーボライタ。
  6. 前記第1のガイドローラの個数と前記第2のガイドローラの個数とが、偶数である請求項4に記載のサーボライタ。
  7. 前記少なくとも2つの第1のガイドローラは、
    走行する前記磁気テープの第1の幅方向に前記引張力を作用する第3のガイドローラと、
    走行する前記磁気テープの第2の幅方向に前記引張力を作用する第4のガイドローラと
    を含む請求項1に記載のサーボライタ。
  8. 前記第1の幅方向に作用する前記引張力と、前記第2の幅方向に作用する前記引張力との大きさが、等しいまたはほぼ等しい請求項7に記載のサーボライタ。
  9. 前記磁気テープがS字状になるように、前記磁気テープは前記第3のガイドローラおよび前記第4のガイドローラに巻き付けられる請求項7に記載のサーボライタ。
  10. 前記書込ヘッドにより前記磁気テープに書き込まれた前記サーボ信号を読み取る読取ヘッドと、
    前記少なくとも2つの第1のガイドローラのうちの少なくとも1つを移動する駆動部と、
    前記読取ヘッドにより読み取られた前記サーボ信号に基づき前記駆動部を制御し、前記少なくとも2つの第1のガイドローラのうちの少なくとも1つに対する前記磁気テープの巻き付け幅を調整する制御部と
    を備える請求項1に記載のサーボライタ。
  11. 前記書込ヘッドよりも走行経路の上流側に設けられたキャプスタンおよびピンチローラと、
    前記キャプスタンおよび前記ピンチローラよりも走行経路の上流側に設けられ、走行する前記磁気テープの位置を規制する一対のフランジ部を有するガイドローラと、
    前記書込ヘッドにより前記磁気テープに書き込まれた前記サーボ信号を読み取る読取ヘッドと、
    前記読取ヘッドにより読み取られた前記サーボ信号に基づき、前記一対のフランジ部間の距離を調整する制御部と
    を備える請求項1に記載のサーボライタ。
  12. 走行する磁気テープを少なくとも2つのガイドローラによりガイドしながら、前記磁気テープにサーボ信号を書き込むことを含み、
    前記少なくとも2つのガイドローラは、螺旋状の溝が設けられ、走行する前記磁気テープと接触する円周面を有し、
    走行する前記磁気テープの幅方向に、前記少なくとも2つのガイドローラから前記磁気テープに引張力が作用し、
    前記少なくとも2つのガイドローラから前記磁気テープに作用する前記引張力が、打ち消し合っているサーボ信号の書込方法。
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