JP2022020369A - 磁気テープ装置、磁気テープ装置の作動方法、および磁気テープ - Google Patents

磁気テープ装置、磁気テープ装置の作動方法、および磁気テープ Download PDF

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Abstract

【課題】磁気テープの正規の走行位置からの幅方向のずれを効果的に抑制することが可能な磁気テープ装置、磁気テープ装置の作動方法、および磁気テープを提供する。【解決手段】磁気テープ装置は、磁気ヘッドとしての送り出し用ヘッドおよび巻き戻し用ヘッドと、ガイド部材とを備える。送り出し用ヘッドおよび巻き戻し用ヘッドは、磁気テープの表面に形成された磁性層に作用する磁気素子を有する。ガイド部材の摺動面には、表面とは反対側の磁気テープの裏面であって、表面よりも面が粗い裏面が摺動される。【選択図】図2

Description

本開示の技術は、磁気テープ装置、磁気テープ装置の作動方法、および磁気テープに関する。
特許文献1には、磁性層が形成された磁気テープの表面が摺動される磁気ヘッドを備える磁気テープ装置が記載されている。特許文献2には、表面とは反対側の磁気テープの裏面に、エアー吹き付け部材からエアーを吹き付け、エアーによって磁気テープを浮かした状態で磁気ヘッドに臨ませる磁気テープ装置が記載されている。
特開2006-127730号公報 米国特許第8054582号明細書
近年、磁気テープには、高記録密度化のために、磁性層の表面平滑性の向上が求められている。このため特許文献1においては、磁性層が形成された磁気テープの表面と磁気ヘッドの摺動面との接触面積が大きくなり、磁気テープと磁気ヘッドの摺動面との間の摩擦が大きくなる。結果として、磁性層に傷が付いたり、摩擦による振動で磁気テープが正規の走行位置から幅方向にずれてしまう。
特許文献2においては、エアーによって磁気テープを浮かした状態とするため、特許文献1のような磁気テープと磁気ヘッドの摺動面との間の摩擦の問題はそもそも起きない。しかしながら、エアーによって浮いた状態の磁気テープは支えがないため、走行時の張力変動および/または速度変動によって、容易に正規の走行位置から幅方向にずれてしまう。また、磁気テープとエアー吹き付け部材との間を抜けるエアーによって磁気テープが振動し、この振動によっても磁気テープが正規の走行位置から幅方向にずれてしまう。このように、特許文献2においては、特許文献1の場合の磁気テープと磁気ヘッドの摺動面との間の摩擦とは別の理由によって、磁気テープが正規の走行位置から幅方向にずれる。
なお、磁気テープの正規の走行位置からの幅方向のずれを抑えるために、磁気テープの幅方向の両端に板バネ等の規制ガイド部材を押し付ける方法も一応は考えられる。しかし、この場合は規制ガイド部材によって磁気テープの幅方向の両端にダメージを与えるといった別の問題が生じる。
本開示の技術に係る1つの実施形態は、磁気テープの正規の走行位置からの幅方向のずれを効果的に抑制することが可能な磁気テープ装置、磁気テープ装置の作動方法、および磁気テープを提供する。
本開示の磁気テープ装置は、磁気テープの表面に形成された磁性層に作用する磁気素子を有する磁気ヘッドと、磁気テープを介して磁気ヘッドと対向する位置に配され、磁気ヘッドに磁気テープを案内するガイド部材と、を備え、ガイド部材には、表面とは反対側の磁気テープの裏面であって、表面よりも面が粗い裏面が摺動される。
磁気ヘッドの幅は、磁気テープの幅よりも小さいことが好ましい。
ガイド部材の幅は、磁気テープの幅よりも大きいことが好ましい。
裏面が摺動されるガイド部材の摺動面には、磁気テープの幅方向に沿って溝が形成されていることが好ましい。
磁気ヘッドは、磁気テープを介して溝を臨む位置に配されることが好ましい。
磁気ヘッドは、磁気テープが巻き掛けられた送り出しリールから磁気テープを送り出す場合に稼働する送り出し用ヘッドと、送り出しリールに磁気テープを巻き戻す場合に稼働する巻き戻し用ヘッドとを含むことが好ましい。
送り出し用ヘッドは、磁気テープの幅方向に対して分割された第1領域を受け持ち、巻き戻し用ヘッドは、幅方向に対して分割された第2領域を受け持つことが好ましい。
磁性層には、磁気ヘッドを磁気テープの幅方向に移動させるサーボ制御に用いるサーボパターンが記録されており、磁気ヘッドは、磁気素子として、サーボパターンを読み取るサーボパターン読み取り素子を有することが好ましい。
磁性層には、サーボパターンが記録された複数本のサーボバンドと、データが記録される複数本のデータバンドとが、磁気テープの幅方向に沿って交互に配列されており、磁気ヘッドは、データバンドの本数分設けられていることが好ましい。
磁気ヘッドは、磁気素子として、1本のデータバンドを挟む2本のサーボバンドに対応する2個のサーボパターン読み取り素子と、2個のサーボパターン読み取り素子の間に設けられたデータ用素子とを有することが好ましい。
データ用素子は、磁性層にデータを記録するデータ記録素子と、磁性層に記録されたデータを読み取るデータ読み取り素子とを含むことが好ましい。
本開示の磁気テープは、上記のいずれか1つに記載の磁気テープ装置に用いられる。
本開示の磁気テープ装置の作動方法は、磁性層が形成された磁気テープの表面とは反対側の裏面であって、表面よりも面が粗い裏面を、磁気テープを介して磁気ヘッドと対向する位置に配されたガイド部材に摺動させること、およびガイド部材により案内された磁気テープの磁性層に、磁気ヘッドの磁気素子を作用させること、を含む。
本開示の技術によれば、磁気テープの正規の走行位置からの幅方向のずれを効果的に抑制することが可能な磁気テープ装置、磁気テープ装置の作動方法、および磁気テープを提供することができる。
磁気テープ装置の一例を示す図である。 ガイド部材付近の拡大図である。 送り出し用ヘッドおよび巻き戻し用ヘッド側からガイド部材をみた平面図である。 送り出し用ヘッド付近の拡大図である。 データ用素子とデータトラックの対応関係を示す図である。 データ用素子の拡大図である。 制御部のブロック図である。 磁気テープ装置の作動手順を示すフローチャートである。 キャビティが形成されたガイド部材を示す図である。 送り出し用ヘッドおよび巻き戻し用ヘッドを、磁気テープを介して、ガイド部材のスリットを臨む位置に配した態様を示す図である。 磁気テープと送り出し用ヘッドおよび巻き戻し用ヘッドの別の例を示す図である。
図1において、磁気テープ装置10にはカートリッジ11が装填される。カートリッジ11には、磁気テープ12が巻き掛けられたカートリッジリール13が収容されている。磁気テープ装置10は、カートリッジリール13から送り出された磁気テープ12にデータを記録する。また、磁気テープ装置10は、磁気テープ12に記録されたデータを読み取る。なお、カートリッジリール13は、本開示の技術に係る「送り出しリール」の一例である。
磁気テープ12は、例えば、ベースフイルム15に磁性層16とバックコート層17とが形成された構成である。磁性層16にはデータが記録される。磁性層16は、強磁性粉末を含む。強磁性粉末としては、各種磁気記録媒体の磁性層において通常用いられる強磁性粉末を使用することができる。強磁性粉末の好ましい具体例としては、六方晶フェライト粉末を挙げることができる。六方晶フェライト粉末としては、例えば六方晶ストロンチウムフェライト粉末、または六方晶バリウムフェライト粉末等を用いることができる。バックコート層17は、例えばカーボンブラック等の非磁性粉末を含む。ベースフイルム15は支持体とも呼ばれ、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、またはポリアミド等で形成されている。なお、ベースフイルム15と磁性層16との間に非磁性層が形成されていてもよい。
磁気テープ12において磁性層16が形成された面が、磁気テープ12の表面18である。一方、バックコート層17が形成された面が、磁気テープ12の裏面19である。磁性層16は、高記録密度化のために表面平滑性の向上が求められている。対してバックコート層17は磁性層16のような制約はない。このため裏面19は表面18よりも面が粗い。
磁気テープ装置10は、送り出しモータ25、巻き取りモータ26、巻き取りリール27、送り出し用ヘッド28、巻き戻し用ヘッド29、ガイド部材30、および制御部31等を備えている。送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29は、本開示の技術に係る「磁気ヘッド」の一例である。なお、以下では、送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29を、まとめて磁気ヘッドと表記する場合がある。
送り出しモータ25は、制御部31の制御の下、カートリッジ11内のカートリッジリール13を回転させる。巻き取りリール27は、カートリッジリール13から送り出された磁気テープ12を巻き取る。また、巻き取りリール27は、巻き取った磁気テープ12をカートリッジリール13に巻き戻す。巻き取りモータ26は、制御部31の制御の下、巻き取りリール27を回転させる。
磁気テープ12は、送り出しモータ25および巻き取りモータ26の駆動により、複数のガイドローラ32に案内されながら、送り出し方向FWDまたは巻き戻し方向BWDに走行する。送り出し方向FWDは、カートリッジリール13から巻き取りリール27に向かう方向である。巻き戻し方向BWDは、反対に巻き取りリール27からカートリッジリール13に向かう方向である。また、磁気テープ12は、送り出しモータ25および巻き取りモータ26の回転速度と回転トルクが調整されることで、走行速度および走行時の張力が適値に調整される。
送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29は、磁性層16にアクセスするために、磁気テープ12の表面18側に配されている。送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29は、磁性層16にデータを記録する。また、送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29は、磁性層16に記録されたデータを読み取る。
送り出し用ヘッド28は、磁気テープ12が送り出し方向FWDに走行している場合に稼働する。言い換えれば、送り出し用ヘッド28は、カートリッジリール13から磁気テープ12を送り出す場合に稼働する。対して、巻き戻し用ヘッド29は、磁気テープ12が巻き戻し方向BWDに走行している場合に稼働する。言い換えれば、巻き戻し用ヘッド29は、カートリッジリール13に磁気テープ12を巻き戻す場合に稼働する。
送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29は、稼働するタイミングが異なるだけで、構造は同じである。送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29は、ハードディスクドライブに用いられるような小型の磁気ヘッドである。送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29は、サスペンション35および36(図2等参照)の先端に設けられている。サスペンション35および36の基端は、例えば、アームを介して磁気テープ装置10のフレームに移動可能に取り付けられている。なお、非稼働時に、送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29を、磁気テープ12から離間した待機位置に退避させてもよい。
ガイド部材30は直方体状をしており(図3も参照)、送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29と対向する磁気テープ12の裏面19側に配されている。ガイド部材30は、送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29に磁気テープ12を案内する。
図2に拡大して示すように、ガイド部材30は平坦な摺動面38を有している。摺動面38には磁気テープ12の裏面19が摺動される。つまり、磁気テープ12は、裏面19が摺動面38を摺動しながら走行する。磁気テープ12は、その幅方向WD(図3等参照、図2では紙面に垂直な方向)の中心がガイド部材30の中心と一致するよう走行する。送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29は、磁気テープ12を介して摺動面38に臨む位置に配されている。なお、ここでいう一致とは、完全な一致の他に、本開示の技術が属する技術分野で一般的に許容される誤差を含めた意味合いでの一致を指す。
摺動面38には、中央部分にスリット39が形成されている。スリット39は、磁気テープ12の幅方向WDにおいて対向するガイド部材30の両側面に達する溝である。すなわち、スリット39は、本開示の技術に係る「溝」の一例である。
サスペンション35には第1移動機構40が接続されており、サスペンション36には第2移動機構41が接続されている。第1移動機構40は、サスペンション35、ひいては送り出し用ヘッド28を、磁気テープ12の幅方向WDに移動させる。第2移動機構41も同様に、サスペンション36、ひいては巻き戻し用ヘッド29を、磁気テープ12の幅方向WDに移動させる。第1移動機構40および第2移動機構41は、例えばボイスコイルモータ、または圧電素子等のアクチュエータを含む。
送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29側からガイド部材30をみた図3において、送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29は、互いに干渉しないように送り出し方向FWDおよび巻き戻し方向BWD(磁気テープ12の長さ方向)に位置をずらして配置されている。送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29の幅W_Hは、磁気テープ12の幅W_Tよりも小さい。具体的には、送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29の幅W_Hは、磁気テープ12の幅W_Tの約1/2である。磁気テープ12の幅W_Tは、例えば12.65mm、送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29の幅W_Hは、例えば6.5mm~7.0mmである。因みに、送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29の奥行きおよび高さといった他のサイズも、磁気テープ12の幅W_Tよりも小さく、例えば数mm程度である。また、ガイド部材30の幅W_Gは、磁気テープ12の幅W_Tよりも大きい。
磁性層16は、3本のサーボバンドSB1、SB2、およびSB3と、データが記録される2本のデータバンドDB1およびDB2とを有する。これらサーボバンドSB1~SB3とデータバンドDB1およびDB2は、送り出し方向FWDおよび巻き戻し方向BWDに沿って形成されている。サーボバンドSB1~SB3は、磁気テープ12の幅方向WDに沿って等間隔に配列されている。データバンドDB1は、サーボバンドSB1およびSB2の間に配されており、データバンドDB2は、サーボバンドSB2およびSB3の間に配されている。つまり、サーボバンドSB1~SB3とデータバンドDB1およびDB2とは、磁気テープ12の幅方向WDに沿って交互に配列されている。
サーボバンドSB1~SB3には、サーボパターン50が記録されている。サーボパターン50は、例えば、送り出し方向FWDおよび巻き戻し方向BWDに沿って等間隔に複数設けられている。サーボパターン50は、互いに非平行かつ所定の角度をなす、線対称な一対の線状の磁化領域51Aおよび51Bで構成される。磁化領域51Aは巻き戻し方向BWD側に傾いており、磁化領域51Bは送り出し方向FWD側に傾いている。サーボパターン50は、送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29を、第1移動機構40および第2移動機構41によって磁気テープ12の幅方向WDに移動させるサーボ制御に用いられる。
送り出し用ヘッド28は、データバンドDB1にデータを記録し、かつデータバンドDB1に記録されたデータを読み取る。また、送り出し用ヘッド28は、サーボバンドSB1およびSB2に記録されたサーボパターン50を読み取る。言い換えれば、送り出し用ヘッド28は、磁気テープ12の幅方向WDに対して分割された第1領域を受け持つ。この場合の第1領域は、サーボバンドSB1およびSB2とデータバンドDB1である。
対して巻き戻し用ヘッド29は、データバンドDB2にデータを記録し、かつデータバンドDB2に記録されたデータを読み取る。また、巻き戻し用ヘッド29は、サーボバンドSB2およびSB3に記録されたサーボパターン50を読み取る。言い換えれば、巻き戻し用ヘッド29は、磁気テープ12の幅方向WDに対して分割された第2領域を受け持つ。この場合の第2領域は、サーボバンドSB2およびSB3とデータバンドDB2である。
このように、送り出し用ヘッド28は、データバンドDB1へのデータの記録、およびデータバンドDB1に記録されたデータの読み取りを担う。また、巻き戻し用ヘッド29は、データバンドDB2へのデータの記録、およびデータバンドDB2に記録されたデータの読み取りを担う。すなわち、2本のデータバンドDB1およびDB2に対して、過不足なく2つの磁気ヘッドが設けられている。
送り出し用ヘッド28付近の拡大図である図4において、送り出し用ヘッド28は、磁性層16に臨む面に、磁性層16に作用する複数の磁気素子を有する。送り出し用ヘッド28は、磁気素子を磁性層16に接触または近接させることで、磁気素子を磁性層16に作用させる。なお、ここでいう「近接」とは、スペーシングと呼ばれる磁性層16と磁気素子との間の隙間を、例えば数nmオーダーに保つことをいう。
磁気素子は、2個のサーボパターン読み取り素子SR1およびSR2と、8個のデータ用素子DRW1、DRW2、DRW3、DRW4、DRW5、DRW6、DRW7、およびDRW8とを有する。なお、以下では、特に区別する必要がない場合、サーボパターン読み取り素子SR1およびSR2をまとめてサーボパターン読み取り素子SRと表記し、データ用素子DRW1~DRW8をまとめてデータ用素子DRWと表記する。
サーボパターン読み取り素子SR1はサーボバンドSB1に対応する位置に設けられており、サーボパターン読み取り素子SR2はサーボバンドSB2に対応する位置に設けられている。データ用素子DRW1~DRW8は、サーボパターン読み取り素子SR1およびSR2の間に設けられている。データ用素子DRW1~DRW8は、磁気テープ12の幅方向WDに沿って等間隔に配列されている。データ用素子DRW1~DRW8は、8本のデータトラックDT1、DT2、DT3、DT4、DT5、DT6、DT7、およびDT8に対して、一斉にデータの記録および/またはデータの読み取りを行う。
一例として図5に示すように、データ用素子DRW1は、データトラックDT1_1、DT1_2、DT1_3、DT1_4、・・・、DT1_11、およびDT1_12の計12本のデータトラックDTで構成されるデータトラック群DTG1へのデータの記録を担う。また、データ用素子DRW1は、データトラック群DTG1に記録されたデータの読み取りを担う。同様に、データ用素子DRW2は、データトラックDT2_1~DT2_12で構成されるデータトラック群DTG2へのデータの記録、およびデータトラック群DTG2に記録されたデータの読み取りを担う。以下同様にして、データ用素子DRW8は、データトラックDT8_1~DT8_12で構成されるデータトラック群DTG8へのデータの記録、およびデータトラック群DTG8に記録されたデータの読み取りを担う。各データトラック群DTG1~DTG8を構成する12本のデータトラックDTは、磁気テープ12の幅方向WDに沿って等間隔に配列されている。1本のデータバンドDBが有するデータトラックDTの本数は、8×12=96本となる。なお、特に区別する必要がない場合、データトラックDT1~DT8をまとめてデータトラックDTと表記する。
データ用素子DRWは、第1移動機構40による送り出し用ヘッド28の幅方向WDへの移動に伴い、12本のデータトラックDTのうちの指定された1本のデータトラックDTに対応する位置にシフトする。データ用素子DRWは、サーボパターン50を用いたサーボ制御により、指定された1本のデータトラックDTに対応する位置に留められる。
図6に拡大して示すように、データ用素子DRWは、データ記録素子DWとデータ読み取り素子DRとを含む。データ記録素子DWはデータトラックDTにデータを記録する。データ読み取り素子DRはデータトラックDTに記録されたデータを読み取る。
データ記録素子DWは送り出し方向FWDの上流側に配されており、データ読み取り素子DRは送り出し方向FWDの下流側に配されている。こうした配置とするのは、データ記録素子DWで記録したデータを、すぐにデータ読み取り素子DRで読み取ってエラーチェックするためである。
なお、図示および詳細な説明は省略するが、巻き戻し用ヘッド29も、サーボバンドSB2およびSB3に対応する2個のサーボパターン読み取り素子SRと、2個のサーボパターン読み取り素子SRの間に設けられた8個のデータ用素子DRWとを有している。データ用素子DRWは、データバンドDB2の96本のデータトラックDTへのデータの記録および/またはデータの読み取りを行う。データ用素子DRWは、巻き戻し方向BWDの上流側に配されたデータ記録素子DWと、巻き戻し方向BWDの下流側に配されたデータ読み取り素子DRとを含む。
制御部31は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、およびストレージを含むコンピュータよって実現される。メモリは例えばRAM(Random Access Memory)等であり、各種情報を一時的に記憶する。非一時的記憶媒体であるストレージは例えばハードディスクドライブ、またはソリッドステートドライブ等であり、各種パラメータおよび各種プログラムを記憶する。CPUは、ストレージに記憶されたプログラムをメモリへロードして、プログラムにしたがった処理を実行することにより、磁気テープ装置10の各部の動作を統括的に制御する。
図7において、制御部31は、走行制御部60、第1位置検出部61、第1サーボ制御部62、第1データ取得部63、第1記録制御部64、第1読み取り制御部65、第1データ出力部66、第2位置検出部67、第2サーボ制御部68、第2データ取得部69、第2記録制御部70、第2読み取り制御部71、および第2データ出力部72として機能する。
走行制御部60は、送り出しモータ25および巻き取りモータ26の駆動を制御し、磁気テープ12を送り出し方向FWDまたは巻き戻し方向BWDに走行させる。また、走行制御部60は、送り出しモータ25および巻き取りモータ26の回転速度と回転トルクを調整し、磁気テープ12の走行速度および走行時の張力を適値に調整する。
第1位置検出部61には、送り出し用ヘッド28のサーボパターン読み取り素子SRにより読み取られたサーボパターン50に基づくサーボ信号が入力される。サーボ信号は、磁化領域51Aおよび51Bに対応する断続的なパルスである。第1位置検出部61は、このサーボ信号のパルスの間隔に基づいて、サーボパターン読み取り素子SRがサーボバンドSBの幅方向WDのどの位置にあるか、すなわち送り出し用ヘッド28が磁気テープ12に対して幅方向WDのどの位置にあるかを検出する。第1位置検出部61は、この幅方向WDの送り出し用ヘッド28の位置の検出結果を、第1サーボ制御部62に出力する。
第1位置検出部61には、2個のサーボパターン読み取り素子SRにより読み取られたサーボパターン50に基づく2通りのサーボ信号が入力される。第1位置検出部61は、2通りのサーボ信号のパルスの間隔の平均値を算出する。そして、算出した平均値に基づいて、幅方向WDの送り出し用ヘッド28の位置を検出する。
第1サーボ制御部62は、第1位置検出部61からの送り出し用ヘッド28の位置の検出結果と、送り出し用ヘッド28の目標位置とを比較する。検出結果が目標位置と同じであった場合、第1サーボ制御部62は何もしない。検出結果が目標位置からずれていた場合、第1サーボ制御部62は、送り出し用ヘッド28の位置を目標位置とするためのサーボ制御信号を第1移動機構40に出力する。第1移動機構40は、サーボ制御信号に応じて、送り出し用ヘッド28の位置を目標位置とするべく動作する。なお、目標位置は、例えば、各データトラックDT1~DT8のそれぞれに対応する値が登録されたデータテーブルの形式でストレージに記憶されている。
第1データ取得部63は、送り出し用ヘッド28によりデータバンドDB1に記録するデータを、例えば磁気テープ装置10に接続されたホストコンピュータ(図示省略)から読み出して取得する。第1データ取得部63は、データを第1記録制御部64に出力する。
第1記録制御部64は、第1データ取得部63からのデータを記録用のデジタル信号にエンコードする。そして、デジタル信号に応じたパルス電流を送り出し用ヘッド28のデータ記録素子DWに流し、データバンドDB1の指定されたデータトラックDTにデータを記録させる。
第1読み取り制御部65は、送り出し用ヘッド28のデータ読み取り素子DRの動作を制御して、データバンドDB1の指定されたデータトラックDTに記録されたデータを読み取らせる。データ読み取り素子DRが読み取ったデータは、パルス状のデジタル信号である。第1読み取り制御部65は、このパルス状のデジタル信号を第1データ出力部66に出力する。
第1データ出力部66は、第1データ読み取り制御部31からのパルス状のデジタル信号をデコードしてデータとする。第1データ出力部66は、データを例えばホストコンピュータに出力する。
なお、第2位置検出部67、第2サーボ制御部68、第2データ取得部69、第2記録制御部70、第2読み取り制御部71、および第2データ出力部72は、上記の説明の送り出し用ヘッド28が巻き戻し用ヘッド29、データバンドDB1がデータバンドDB2に置き換わるだけで、第1位置検出部61、第1サーボ制御部62、第1データ取得部63、第1記録制御部64、第1読み取り制御部65、および第1データ出力部66と同じ機能を有する。このため詳細な説明を省略する。
以下、上記構成による作用について、図8のフローチャートを参照して説明する。まず、走行制御部60の制御部の下、送り出しモータ25および巻き取りモータ26が動作され、磁気テープ12が送り出し方向FWDまたは巻き戻し方向BWDに走行される。これにより、図2で示したように、磁気テープ12の裏面19が、送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29と対向する位置に配されたガイド部材30の摺動面38に摺動されつつ、磁気テープ12が送り出し用ヘッド28または巻き戻し用ヘッド29に案内される(ステップST100)。
そして、磁気テープ12の磁性層16に、送り出し用ヘッド28または巻き戻し用ヘッド29の磁気素子が作用される(ステップST110)。具体的には、サーボパターン読み取り素子SRによってサーボパターン50が読み取られる。また、第1記録制御部64または第2記録制御部70の制御の下、データ記録素子DWによってデータトラックDTにデータが記録される。さらには、第1読み取り制御部65または第2読み取り制御部71の制御の下、データ読み取り素子DRによって、データトラックDTに記録されたデータが読み取られる。
第1位置検出部61または第2位置検出部67において、サーボパターン50に基づくサーボ信号の間隔から、幅方向WDの送り出し用ヘッド28の位置または幅方向WDの巻き戻し用ヘッド29の位置が検出される。第1サーボ制御部62または第2サーボ制御部68において、第1位置検出部61または第2位置検出部67の位置の検出結果と目標位置とが比較され、送り出し用ヘッド28または巻き戻し用ヘッド29の位置を目標位置とするためのサーボ制御が行われる。
以上説明したように、磁気テープ装置10は、磁気ヘッドとしての送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29と、ガイド部材30とを備える。送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29は、磁気テープ12の表面18に形成された磁性層16に作用する磁気素子を有する。ガイド部材30の摺動面38には、表面18とは反対側の磁気テープ12の裏面19が摺動される。裏面19は表面18よりも面が粗い。このため、表面18が摺動される場合と比べて、磁気テープ12と摺動面38との接触面積が小さくなり、磁気テープ12と摺動面38との間の摩擦が小さくなる。したがって、磁気テープ12の正規の走行位置からの幅方向WDのずれを効果的に抑制することが可能となる。また、磁性層16への傷付きを低減することができる。
図3で示したように、送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29の幅W_Hは、磁気テープ12の幅W_Tよりも小さい。幅W_Hが幅W_T以上の磁気ヘッドと比べて重量が軽いため、サーボ制御における幅方向WDへの移動の応答速度が速い。したがって、サーボ制御において良好な追従性を得ることができる。
図3で示したように、ガイド部材30の幅W_Gは、磁気テープ12の幅W_Tよりも大きい。幅W_Gが幅W_T以下の場合は、ガイド部材30の端部によって磁気テープ12の幅方向WDの両端にダメージが与えられたり、磁気テープ12にガイド部材30の端部の跡がついたりするおそれがあるが、そうした懸念はない。また、磁気テープ12の走行安定性を高めることができる。
図2および図3で示したように、摺動面38には、磁気テープ12の幅方向WDに沿ってスリット39が形成されている。このスリット39により負圧が発生し、スリット39内に磁気テープ12が引き込まれる。このため、磁気テープ12の幅方向WDのずれをより効果的に抑制することができ、磁気テープ12の走行安定性をさらに高めることができる。
図1等で示したように、磁気ヘッドは、磁気テープ12が収容されたカートリッジ11のカートリッジリール13から磁気テープ12を送り出す場合に稼働する送り出し用ヘッド28と、カートリッジリール13に磁気テープ12を巻き戻す場合に稼働する巻き戻し用ヘッド29とで構成される。このため、磁気テープ12を送り出す場合と巻き戻す場合とにそれぞれ適した磁気ヘッドで、データの記録および/または読み取りが可能となる。
図3で示したように、送り出し用ヘッド28は、磁気テープ12の幅方向WDに対して分割された第1領域を受け持ち、巻き戻し用ヘッド29は、磁気テープ12の幅方向WDに対して分割された第2領域を受け持つ。このためデータの記録および/または読み取りの効率化を図ることができる。また、本例のように第1領域および第2領域のサイズが同等である場合、送り出し用ヘッド28と巻き戻し用ヘッド29を同じ構成とすることができ、データ記録制御といった諸々の制御の仕方を大幅に変えずに済む。
図3および図4で示したように、磁性層16には、送り出し用ヘッド28または巻き戻し用ヘッド29を幅方向WDに移動させるサーボ制御に用いるサーボパターン50が記録されている。送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29は、磁気素子として、サーボパターン50を読み取るサーボパターン読み取り素子SRを有する。このため送り出し用ヘッド28または巻き戻し用ヘッド29を目標位置とするサーボ制御を行うことができる。
図3で示したように、磁性層16には、サーボパターン50が記録された3本のサーボバンドSBと、データが記録される2本のデータバンドDBとが、磁気テープ12の幅方向WDに沿って交互に配列されている。磁気ヘッドは送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29で構成され、データバンドDBの本数分設けられている。このためデータの記録および/または読み取りのさらなる効率化を図ることができる。
図4で示したように、送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29は、磁気素子として、1本のデータバンドDBを挟む2本のサーボバンドSBに対応する2個のサーボパターン読み取り素子SRと、2個のサーボパターン読み取り素子SRの間に設けられたデータ用素子DRWとを有する。このため2個のサーボパターン読み取り素子SRで読み取ったサーボパターン50に基づく、より正確なサーボ制御を行うことができる。
データ用素子DRWは、磁性層16にデータを記録するデータ記録素子DWと、磁性層16に記録されたデータを読み取るデータ読み取り素子DRとを含む。このためデータの記録とデータの読み取りとを円滑に行うことができる。なお、データ用素子DRWは、データ記録素子DWおよびデータ読み取り素子DRのうちのいずれか1つであってもよい。
一例として図9に示すガイド部材80のように、スリット39に代えてキャビティ81を設けてもよい。キャビティ81は、ガイド部材80の中央部分に形成されている。キャビティ81は、ガイド部材80よりも幅が小さい溝である。すなわち、キャビティ81は、スリット39と同じく、本開示の技術に係る「溝」の一例である。このキャビティ81によっても、負圧で磁気テープ12が引き込まれるため、磁気テープ12の走行安定性をさらに高めることができる。
一例として図10に示すように、送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29を、磁気テープ12を介して、ガイド部材85のスリット86を臨む位置に配してもよい。こうすれば、データ用素子DRW等の磁気素子を磁性層16に接触させる態様において、サーボ制御により送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29が移動して磁気テープ12に力が加わった際に、磁気テープ12がスリット86内部に逃げるため、送り出し用ヘッド28および巻き戻し用ヘッド29が磁気テープ12に引っ掛かるといった不具合が起きるおそれがない。
上記で示したサーボバンドSBの本数、データバンドDBの本数、データ用素子DRWの個数、および1個のデータ用素子DRWが担うDTの本数等はあくまでも一例であり、本開示の技術を特に限定するものではない。
例えば図11に示すように、5本のサーボバンドSB1、SB2、SB3、SB4、およびSB5と、4本のデータバンドDB1、DB2、DB3、およびDB4とが、幅方向WDに沿って交互に配列された磁気テープ90を用いてもよい。この場合、磁気ヘッドは、第1送り出し用ヘッド91と第2送り出し用ヘッド92、および第1巻き戻し用ヘッド93と第2巻き戻し用ヘッド94で構成される。これら各磁気ヘッド91~94の幅W_Hは、磁気テープ12の幅W_Tの約1/4である。これら各磁気ヘッド91~94には、サスペンション95、96、97、および98が接続されている。また、これら各磁気ヘッド91~94は、互いに干渉しないように送り出し方向FWDおよび巻き戻し方向BWDに位置をずらして配置されている。
第1送り出し用ヘッド91は、データバンドDB1にデータを記録し、かつデータバンドDB1に記録されたデータを読み取る。また、第1送り出し用ヘッド91は、サーボバンドSB1およびSB2に記録されたサーボパターン50を読み取る。第2送り出し用ヘッド92は、データバンドDB2にデータを記録し、かつデータバンドDB2に記録されたデータを読み取る。また、第2送り出し用ヘッド92は、サーボバンドSB2およびSB3に記録されたサーボパターン50を読み取る。言い換えれば、第1送り出し用ヘッド91および第2送り出し用ヘッド92は、磁気テープ90の幅方向WDに対して分割された第1領域を受け持つ。この場合の第1領域は、サーボバンドSB1~SB3とデータバンドDB1およびDB2である。
対して第1巻き戻し用ヘッド93は、データバンドDB3にデータを記録し、かつデータバンドDB3に記録されたデータを読み取る。また、第1巻き戻し用ヘッド93は、サーボバンドSB3およびSB4に記録されたサーボパターン50を読み取る。第2巻き戻し用ヘッド94は、データバンドDB4にデータを記録し、かつデータバンドDB4に記録されたデータを読み取る。また、第2巻き戻し用ヘッド94は、サーボバンドSB4およびSB5に記録されたサーボパターン50を読み取る。言い換えれば、第1巻き戻し用ヘッド93および第2巻き戻し用ヘッド94は、磁気テープ90の幅方向WDに対して分割された第2領域を受け持つ。この場合の第2領域は、サーボバンドSB3~SB5とデータバンドDB3およびDB4である。
なお、1つの送り出し用ヘッドが、データバンドDB1およびDB2へのデータの記録、データバンドDB1およびDB2に記録されたデータの読み取り、サーボバンドSB1およびSB2、またはサーボバンドSB2およびSB3に記録されたサーボパターン50の読み取りを行ってもよい。同様に、1つの巻き戻し用ヘッドが、データバンドDB3およびDB4へのデータの記録、データバンドDB3およびDB4に記録されたデータの読み取り、サーボバンドSB3およびSB4、またはサーボバンドSB4およびSB5に記録されたサーボパターン50の読み取りを行ってもよい。
図示は省略するが、9本のサーボバンドSBと、8本のデータバンドDBとが、幅方向WDに沿って交互に配列された磁気テープを用いてもよい。この場合、送り出し用ヘッドおよび巻き戻し用ヘッドはそれぞれ4つずつ設けられる。そして、送り出し用ヘッドおよび巻き戻し用ヘッドの幅は、磁気テープの幅の約1/8である。あるいは、13本のサーボバンドSBと、12本のデータバンドDBとが、幅方向WDに沿って交互に配列された磁気テープを用いてもよい。この場合、送り出し用ヘッドおよび巻き戻し用ヘッドはそれぞれ6つずつ設けられる。そして、送り出し用ヘッドおよび巻き戻し用ヘッドの幅は、磁気テープの幅の約1/12である。
送り出し用ヘッドおよび巻き戻し用ヘッドで分けずに、送り出し用および巻き戻し用で1つの磁気ヘッドを共用してもよい。また、1つの磁気ヘッドに配されるサーボパターン読み取り素子SRは1個でもよい。同様に、1つの磁気ヘッドに配されるデータ用素子DRWは1個でもよい。
1つの磁気ヘッドに配されるデータ用素子DRWは、例えば16個でもよいし、32個、または64個でもよい。また、1個のデータ用素子DRWがデータの記録および/またはデータの読み取りを担うデータトラックDTの本数は、例示の12本に限らない。1本でもよいし、例えば4本、16本、32本、または64本でもよい。
カートリッジ11が装填される磁気テープ装置10を例示したが、これに限らない。カートリッジ11に収容されていないそのままの状態の磁気テープ12が、送り出しリールに巻き掛けられた磁気テープ装置、すなわち磁気テープ12が交換不可に据え付けられた磁気テープ装置であってもよい。
磁気テープ12は、例示の強磁性粉末を含む磁性層16を有するものに限らない。強磁性体薄膜がスパッタリング等の真空蒸着により形成された磁気テープであってもよい。
制御部31を構成するコンピュータは、CPUに代えて、あるいは加えて、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、および/またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等を含んでいてもよい。
本開示の技術は、上述の種々の実施形態および/または種々の変形例を適宜組み合わせることも可能である。また、上記実施形態に限らず、要旨を逸脱しない限り種々の構成を採用し得ることはもちろんである。
以上に示した記載内容および図示内容は、本開示の技術に係る部分についての詳細な説明であり、本開示の技術の一例に過ぎない。例えば、上記の構成、機能、作用、および効果に関する説明は、本開示の技術に係る部分の構成、機能、作用、および効果の一例に関する説明である。よって、本開示の技術の主旨を逸脱しない範囲内において、以上に示した記載内容および図示内容に対して、不要な部分を削除したり、新たな要素を追加したり、置き換えたりしてもよいことはいうまでもない。また、錯綜を回避し、本開示の技術に係る部分の理解を容易にするために、以上に示した記載内容および図示内容では、本開示の技術の実施を可能にする上で特に説明を要しない技術常識等に関する説明は省略されている。
本明細書において、「Aおよび/またはB」は、「AおよびBのうちの少なくとも1つ」と同義である。つまり、「Aおよび/またはB」は、Aだけであってもよいし、Bだけであってもよいし、AおよびBの組み合わせであってもよい、という意味である。また、本明細書において、3つ以上の事柄を「および/または」で結び付けて表現する場合も、「Aおよび/またはB」と同様の考え方が適用される。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願および技術規格は、個々の文献、特許出願および技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。
10 磁気テープ装置
11 カートリッジ
12、90 磁気テープ
13 カートリッジリール(送り出しリール)
15 ベースフイルム
16 磁性層
17 バックコート層
18 表面
19 裏面
25 送り出しモータ
26 巻き戻しモータ
27 巻き取りリール
28 送り出し用ヘッド(磁気ヘッド)
29 巻き戻し用ヘッド(磁気ヘッド)
30、80、85 ガイド部材
31 制御部
32 ガイドローラ
35、36、95~98 サスペンション
38 摺動面
39、86 スリット(溝)
40 第1移動機構
41 第2移動機構
50 サーボパターン
51A、51B 磁化領域
60 走行制御部
61 第1位置検出部
62 第1サーボ制御部
63 第1データ取得部
64 第1記録制御部
65 第1読み取り制御部
66 第1データ出力部
67 第2位置検出部
68 第2サーボ制御部
69 第2データ取得部
70 第2記録制御部
71 第2読み取り制御部
72 第2データ出力部
81 キャビティ(溝)
91、92 第1送り出し用ヘッド、第2送り出し用ヘッド(磁気ヘッド)
93、94 第1巻き戻し用ヘッド、第2巻き戻し用ヘッド(磁気ヘッド)
BWD 巻き戻し方向
DB データバンド
DR データ読み取り素子
DRW データ用素子
DT データトラック
DTG データトラック群
DW データ記録素子
FWD 送り出し方向
SB サーボバンド
SR サーボパターン読み取り素子
ST100、ST110 ステップ
WD 磁気テープの幅方向
W_G ガイド部材の幅
W_H 送り出し用ヘッドおよび巻き戻し用ヘッドの幅
W_T 磁気テープの幅

Claims (13)

  1. 磁気テープの表面に形成された磁性層に作用する磁気素子を有する磁気ヘッドと、
    前記磁気テープを介して前記磁気ヘッドと対向する位置に配され、前記磁気ヘッドに前記磁気テープを案内するガイド部材と、
    を備え、
    前記ガイド部材には、前記表面とは反対側の前記磁気テープの裏面であって、前記表面よりも面が粗い裏面が摺動される、
    磁気テープ装置。
  2. 前記磁気ヘッドの幅は、前記磁気テープの幅よりも小さい請求項1に記載の磁気テープ装置。
  3. 前記ガイド部材の幅は、前記磁気テープの幅よりも大きい請求項1または請求項2に記載の磁気テープ装置。
  4. 前記裏面が摺動される前記ガイド部材の摺動面には、前記磁気テープの幅方向に沿って溝が形成されている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の磁気テープ装置。
  5. 前記磁気ヘッドは、前記磁気テープを介して前記溝を臨む位置に配される請求項4に記載の磁気テープ装置。
  6. 前記磁気ヘッドは、
    前記磁気テープが巻き掛けられた送り出しリールから前記磁気テープを送り出す場合に稼働する送り出し用ヘッドと、
    前記送り出しリールに前記磁気テープを巻き戻す場合に稼働する巻き戻し用ヘッドとを含む請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の磁気テープ装置。
  7. 前記送り出し用ヘッドは、前記磁気テープの幅方向に対して分割された第1領域を受け持ち、
    前記巻き戻し用ヘッドは、前記幅方向に対して分割された第2領域を受け持つ請求項6に記載の磁気テープ装置。
  8. 前記磁性層には、前記磁気ヘッドを前記磁気テープの幅方向に移動させるサーボ制御に用いるサーボパターンが記録されており、
    前記磁気ヘッドは、前記磁気素子として、前記サーボパターンを読み取るサーボパターン読み取り素子を有する請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の磁気テープ装置。
  9. 前記磁性層には、前記サーボパターンが記録された複数本のサーボバンドと、データが記録される複数本のデータバンドとが、前記磁気テープの幅方向に沿って交互に配列されており、
    前記磁気ヘッドは、前記データバンドの本数分設けられている請求項8に記載の磁気テープ装置。
  10. 前記磁気ヘッドは、
    前記磁気素子として、1本の前記データバンドを挟む2本の前記サーボバンドに対応する2個の前記サーボパターン読み取り素子と、
    2個の前記サーボパターン読み取り素子の間に設けられたデータ用素子とを有する請求項9に記載の磁気テープ装置。
  11. 前記データ用素子は、
    前記磁性層にデータを記録するデータ記録素子と、
    前記磁性層に記録されたデータを読み取るデータ読み取り素子とを含む請求項10に記載の磁気テープ装置。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の磁気テープ装置に用いられる磁気テープ。
  13. 磁性層が形成された磁気テープの表面とは反対側の裏面であって、前記表面よりも面が粗い裏面を、前記磁気テープを介して磁気ヘッドと対向する位置に配されたガイド部材に摺動させること、および
    前記ガイド部材により案内された前記磁気テープの前記磁性層に、前記磁気ヘッドの磁気素子を作用させること、
    を含む磁気テープ装置の作動方法。
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