JP2007035227A - 磁気記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 安定して磁気情報の読み込み及び書き込みができる磁気記録装置を提供する。
【解決手段】 本発明に係る磁気記録装置10,30は、磁気テープTに摺接するように取り付けられた磁気ヘッド24,41と、磁気ヘッド24,41を磁気テープTに対して進退駆動可能に保持するヘッド駆動部22,42と、磁気テープTの走行速度を測定するテープ走行速度測定部16とを備え、磁気テープTの走行速度に基づいて、磁気ヘッド24,41の突出量を設定し、該突出量に応じてヘッド駆動部22,42を駆動制御するための駆動信号を出力するヘッド突出量演算部18を備えている。
【選択図】 図3
【解決手段】 本発明に係る磁気記録装置10,30は、磁気テープTに摺接するように取り付けられた磁気ヘッド24,41と、磁気ヘッド24,41を磁気テープTに対して進退駆動可能に保持するヘッド駆動部22,42と、磁気テープTの走行速度を測定するテープ走行速度測定部16とを備え、磁気テープTの走行速度に基づいて、磁気ヘッド24,41の突出量を設定し、該突出量に応じてヘッド駆動部22,42を駆動制御するための駆動信号を出力するヘッド突出量演算部18を備えている。
【選択図】 図3
Description
本発明は、磁気記録装置及び磁気記録方法に関し、特に、磁気情報の記録及び再生を安定して行うことができる磁気記録装置に関する。
従来、ビデオテープレコーダ(VTR)、デジタルオーディオテープレコーダ(R−DAT)等の磁気記録及び磁気再生を行う磁気記録装置(以下、単に装置ともいう。)は、磁気ヘッドによって走行する磁気テープへ磁気情報を書き込み、また、磁気テープから情報を読み込むものがある。
ところで、上記のように磁気ヘッドを備えた磁気記録装置では、操作設定されたデータ転送速度に応じて磁気テープの走行速度を変更することで磁気情報の読み込みや書き込みを行うことがある。この場合、磁気テープの走行速度が変更されると、磁気テープと該磁気テープに摺接する磁気ヘッドとのスペーシングが変わり、エラーレートが変化する。このため、磁気ヘッドによるデータ読み込みや書き込みが安定して行うことができなくなるといった点で改善の余地があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、安定して磁気情報の読み込み及び書き込みができる磁気記録装置及び磁気記録方法を提供することにある。
本発明の上記目的は、走行する磁気テープに磁気記録・再生を行う磁気記録装置であって、前記磁気テープに摺接するように取り付けられた磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを前記磁気テープに対して進退駆動可能に保持するヘッド駆動部と、前記磁気テープの走行速度を測定するテープ走行速度測定部とを備え、前記磁気テープの走行速度に基づいて、前記磁気ヘッドの突出量を決定し、該突出量に応じて前記ヘッド駆動部を駆動制御するための駆動信号を出力するヘッド突出量演算部を備えていることを特徴とする磁気記録装置によって達成される。
また、本発明の上記目的は、走行する磁気テープに磁気記録・再生を行う磁気記録方法であって、磁気記録・再生を行う磁気ヘッドを前記磁気テープに摺接させた状態で前記磁気テープを走行させ、前記磁気テープの走行速度を測定し、測定された前記磁気テープの走行速度に基づいて、前記磁気ヘッドの突出量を決定し、該突出量に応じて、前記磁気ヘッドを磁気テープに対して駆動制御することを特徴とする磁気記録方法によって達成される。
本発明は、磁気記録・再生時に、磁気テープの走行速度を測定し、測定した磁気テープの走行速度に基づき、磁気ヘッドの突出量を演算している。そして、ヘッド駆動部を制御することで演算された磁気ヘッドの突出量に設定するものである。こうすれば、データ転送速度に応じて磁気テープの走行速度を変更して磁気情報の読み込みや書き込みを行う場合に、磁気テープの走行速度に応じて磁気ヘッドの突出量を調整することができ、エラーレートが変化することを防止することができる。このため、磁気ヘッドによるデータ読み込みや書き込みが安定して行うことができる。
本発明によれば、安定して磁気情報の読み込み及び書き込みができる磁気記録装置及び磁気記録方法を提供できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1は、本発明に係る磁気記録装置の第1実施形態を示す構成図である。図2は、図1の磁気記録装置の制御系を示すブロック図である。図3は、磁気記録装置の磁気ヘッドの構成を示す図である。
図1は、本発明に係る磁気記録装置の第1実施形態を示す構成図である。図2は、図1の磁気記録装置の制御系を示すブロック図である。図3は、磁気記録装置の磁気ヘッドの構成を示す図である。
磁気記録装置10は、筐体11を有している。筐体11の内部には、磁気記録・再生時に記録媒体として使用する磁気テープTの両端部が巻回された一対のテープリール12,13が設けられている。
磁気記録装置10において、一対のテープリール12,13のうち送り側のテープリール12から送り出された磁気テープTを、複数のテープガイド15で案内しつつ走行させ、所定の走行経路に沿って走行させた後、巻き取り側のテープリール13によって巻き取る構成である。
磁気テープTの走行経路の途中には、磁気ヘッドユニット20が設けられている。磁気ヘッドユニット20は、磁気記録時に、走行するテープに磁気情報を書き込み、また、再生時には、磁気テープに記録された磁気情報を読み出す動作を行う。
図3に示すように、磁気ヘッドユニット20は、磁気記録・再生時に、走行する磁気テープTに摺接する磁気ヘッド24と、該磁気ヘッド24が取り付けられたヘッド取付部23と、ヘッド取付部23を図3の矢印E方向に示すように駆動可能な状態で保持するヘッド駆動部22とを備えている。
本実施形態において、磁気ヘッド24は磁気テープに対して固定された、いわゆる、リニア方式と呼ばれるものである。磁気テープTは、その走行方向において磁気ヘッドユニット20の上流側及び下流側でそれぞれガイドローラに支持されつつ走行し、固定された磁気ヘッドユニット20の所定の突出量に配置された磁気ヘッド24の記録部に摺接する。
ヘッド駆動部22として、例えば、ピエゾ素子(圧電素子)を使用することができる。ヘッド駆動部22は、駆動電圧を印加されることで図3中の矢印E方向に変位する構成である。本実施形態では、磁気テープTに対して磁気ヘッド24を進退させる方向が矢印E方向と等しい方向となるように磁気ヘッドユニット20を構成している。このため、ヘッド駆動部22を駆動制御することにより、該ヘッド駆動部22に保持されたヘッド取付部23を介して、磁気ヘッド24が磁気テープTに対して進退する方向に変位する。このように、磁気ヘッド24が磁気テープTに対して進退させることで、磁気ヘッド24の突出量を変化させることができる。
図1に示すように、本実施形態の磁気テープTの走行経路において、磁気ヘッドユニット20の上流側に磁気テープTの走行速度を測定するテープ走行速度測定部16が設けられている。
また、本実施形態の磁気記録装置10は、テープ走行速度測定部16、及び、磁気ヘッドユニットに電気的に接続されたヘッド突出量演算部18を備えている。
図1及び図2に示すように、磁気記録・再生時に、走行する磁気テープTの走行速度をテープ走行速度測定部16によって測定し、テープ走行速度測定部16が測定した走行速度をヘッド突出量演算部18に出力する。ヘッド突出量演算部18は、入力された走行速度に基づいて、エラーレートを一定に維持できる磁気ヘッド24のヘッド突出量を決定し、このヘッド突出量だけ磁気ヘッド24を磁気テープTに対して進退駆動させるように、ヘッド駆動部22に制御信号を出力する。そして、ヘッド駆動部22は、制御信号に従って所定の量だけ変位して、ヘッド取付部23を介して磁気ヘッド24の位置を進退駆動させる。
磁気記録・再生時に、磁気テープTの走行速度を測定し、測定した磁気テープTの走行速度に基づき、磁気ヘッド24の突出量を演算している。そして、ヘッド駆動部22を制御することで演算された磁気ヘッド24の突出量に設定するものである。こうすれば、データ転送速度に応じて磁気テープTの走行速度を変更して磁気情報の読み込みや書き込みを行う場合に、磁気テープTの走行速度に応じて磁気ヘッド24の突出量を調整することができ、エラーレートが変化することを防止することができる。このため、磁気ヘッド24によるデータ読み込みや書き込みが安定して行うことができる。
図4に、本発明に係る磁気記録装置の第2実施形態を示す構成図である。なお、以下に説明する実施形態において、すでに説明した部材などと同等な構成・作用を有する部材等については、図中に同一符号又は相当符号を付すことにより、説明を簡略化或いは省略する。本実施形態の磁気記録装置の基本的な構成は、第1実施形態のものと同一であり、以下、本実施形態において第1実施形態とは相違する点について説明する。
本実施形態の磁気記録装置30は、回転ドラム14を回転駆動することで走行する磁気テープTに摺接させ、該回転ドラム14の周面に設けられた磁気ヘッド21によって、磁気テープTに磁気情報を書き込む磁気記録と磁気テープTに書き込まれた磁気情報を読み出す磁気再生を行う、ヘリカルスキャン方式である。
図5は、図4中のX部分の構成を説明する拡大図である。図4及び図5に示すように、磁気ヘッドユニット40は、回転ドラム44と、この回転ドラム44の周面から外方に突出する磁気ヘッド41とを備えている。磁気ヘッド41は、回転ドラム44の周方向に等間隔で複数配置されている。
磁気ヘッド41の、突出する先端側に対して反対側の端部には、磁気ヘッド41を回転ドラム44の径方向、つまり、磁気ヘッド41を突出させる方向に進退駆動させるヘッド駆動部42が設けられている。ヘッド駆動部42としては、上記実施形態と同様にピエゾ素子を使用することができる。
ヘッド駆動部42は、ヘッド突出量演算部18に電気的に接続されており、磁気記録・再生時に、磁気テープTの走行速度に基づいて決定された突出量となるようにヘッド突出量演算部18から入力された制御信号に応じて、磁気ヘッド41を進退駆動させる。
本実施形態の構成によれば、データ転送速度に応じて磁気テープTの走行速度を変更して磁気情報の読み込みや書き込みを行う場合に、磁気テープTの走行速度に応じて磁気ヘッド41の突出量を調整することができ、エラーレートが変化することを防止することができる。このため、磁気ヘッド41によるデータ読み込みや書き込みが安定して行うことができる。
10 磁気記録装置
16 テープ走行速度測定部
18 ヘッド突出量演算部
20 磁気ヘッドユニット
22 ヘッド駆動部
24 磁気ヘッド
T 磁気テープ
16 テープ走行速度測定部
18 ヘッド突出量演算部
20 磁気ヘッドユニット
22 ヘッド駆動部
24 磁気ヘッド
T 磁気テープ
Claims (1)
- 走行する磁気テープに磁気記録・再生を行う磁気記録装置であって、
前記磁気テープに摺接するように取り付けられた磁気ヘッドと、
前記磁気ヘッドを前記磁気テープに対して進退駆動可能に保持するヘッド駆動部と、
前記磁気テープの走行速度を測定するテープ走行速度測定部とを備え、
前記磁気テープの走行速度に基づいて、前記磁気ヘッドの突出量を設定し、該突出量に応じて前記ヘッド駆動部を駆動制御するための駆動信号を出力するヘッド突出量演算部を備えていることを特徴とする磁気記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005221345A JP2007035227A (ja) | 2005-07-29 | 2005-07-29 | 磁気記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005221345A JP2007035227A (ja) | 2005-07-29 | 2005-07-29 | 磁気記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007035227A true JP2007035227A (ja) | 2007-02-08 |
Family
ID=37794268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005221345A Pending JP2007035227A (ja) | 2005-07-29 | 2005-07-29 | 磁気記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007035227A (ja) |
-
2005
- 2005-07-29 JP JP2005221345A patent/JP2007035227A/ja active Pending
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