JP2005085361A - サーボライタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 磁気テープの幅方向の位置ズレを最小限に抑え、データの書込領域を不必要に直流磁化することを防止できるサーボライタを提供する。
【解決手段】 予め交流消磁されている磁気テープMTを直流磁化し、前記直流磁化された部分にサーボ信号を書き込むサーボライタ10であって、走行する磁気テープMTに摺接し、この磁気テープMTを直流磁化することによりDC消去を行うDC消去ヘッド17と、このDC消去ヘッド17に対し、磁気テープMTの走行方向の下流側に磁気テープMTにサーボ信号を書き込むサーボ信号書込ヘッド18と、を備え、前記DC消去ヘッド17または前記サーボ信号書込ヘッド18には、搬送される磁気テープMTの幅方向の振れを拘束するフランジ17a,18aが一体に形成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、磁気テープにサーボ信号を書き込むためのサーボライタに関する。
近年、磁気テープは、高密度記録化が進んでおり、コンピュータのバックアップ用では100ギガバイト程度の記憶容量を有するものがある。そのために、磁気テープには幅方向に数百本のデータトラックが形成されている。したがって、データトラックの幅は非常に狭くなっており、隣接するデータトラック間も同様に狭くなっている。そのため、磁気ヘッドの記録/再生素子をデータトラックにトレースさせるため、予め磁気テープにサーボ信号を書き込んでおき、磁気ヘッドでこのサーボ信号を読み取りつつ、磁気ヘッドの位置(磁気テープの幅方向の位置)をサーボ制御している(特許文献1参照)。
そして、前記サーボ信号は、磁化されていない磁気テープ上のサーボバンドに、一方向に磁化するように記録電流を付与することで記録されていた。つまり、図5(a)に示すように、従来のサーボ信号SSでは、サーボ信号読み取り素子(MR素子)の飽和現象を回避するために、磁化されていないサーボバンドSB上に、記録電流としてゼロ電流とプラスパルス電流とからなる記録パルス電流PCを流して形成していた。
このような記録パルス電流PCを用いると、図5(b)に示すように、磁気テープMTには、記録パルス電流PCのゼロ電流の時にはサーボパターンSP以外の領域が磁化されず、記録パルス電流PCのプラスパルス電流が流れた時にはサーボギャップからの漏れ磁束によってサーボパターンSPが一方向に磁化され、結果としてサーボ信号SSが書き込まれる。一方、磁気テープ記録再生装置では、サーボ信号読取素子によってサーボ信号SSにおける磁化の変化点を電気抵抗の変化で検出しており、読取信号として磁化の変化点を微分波形(電圧値)で出力している。そのため、サーボ信号読み取り素子の電気抵抗の変化が大きくなるほど、サーボ信号SSの読取信号のピーク電圧値が大きくなり、読取信号のSN比が向上する。
したがって、サーボ信号SS自体の磁気の変化が大きい場合やサーボ信号読取素子の幅が広いために読み取る領域が大きい場合、図5(c)に示すように、サーボ信号SSの読取信号RSLのピーク電圧値は大きくなる。
ところが、今後、磁気テープは、数十テラバイト程度まで高密度記録化が進むことが予測される。そのため、磁気テープは、データトラック数が増え、データトラックの幅および隣接するデータトラック間は一層狭くなるとともに、磁気テープ自体も薄層化する。これに伴い、サーボ信号SSを読み取るときに検出できる磁気の量は減少し、サーボ信号読取素子で検出できるサーボ信号SSの磁化量の変化も小さくなる。
したがって、図5(d)に示すように、サーボ信号SSの読取信号RSSのピーク電圧値は小さくなり、読取信号RSSのSN比が劣化する。その結果、磁気テープ記録再生装置において、サーボ信号SSを正確に読み取ることができなくなり、高精度な磁気ヘッドの位置制御を行えなくなる。
そこで、本願出願人が、先に出願した未公開の発明(特願2003−110396)では、磁気テープの長手方向の何れか一方向に磁化されたサーボバンド上に、サーボ信号を前記一方向とは逆向きに磁化して書き込み、このサーボ信号をサーボ信号読み取り素子で読み取る際の磁界の変化率および変化量を大きくした。
また、本願出願人が、先に出願した未公開の発明(特願2003−116667)は、磁気テープのサーボバンドを長手方向の何れか一方向に磁化するDC消去ヘッドと、この一方向と逆向きにサーボ信号を書き込むサーボ信号書き込みヘッドとを一体に構成した複合型磁気ヘッド(サーボヘッドライトアセンブリ)である。
特開平8−30942号公報(段落0021、図3)
しかしながら、前記した未公開発明を実施する場合には、直流磁化した部分とサーボ信号とが幅方向にズレが生じると、そのズレている部分において効果が得られないばかりか、直流磁化した部分がデータバンドに入り込むことになる。そして、直流磁化した部分にデータ信号を記録すると、直流成分によりノイズが重畳するという問題がある。
そこで、本発明の課題は、直流磁化部分とサーボ信号の磁気テープの幅方向の位置ズレを最小限に抑えることで、データバンドを不必要に直流磁化することを防止できるサーボライタを提供することにある。
前記問題を解決するため、本発明に係るサーボライタは、予め交流消磁されている磁気テープを直流磁化し、前記直流磁化された部分にサーボ信号を書き込むサーボライタであって、走行する磁気テープに摺接し、この磁気テープを直流磁化することによりDC消去を行うDC消去ヘッドと、このDC消去ヘッドに対し、磁気テープの走行方向の下流側に磁気テープにサーボ信号を書き込むサーボ信号書込ヘッドと、を備え、前記DC消去ヘッドまたは前記サーボ信号書込ヘッドには、搬送される磁気テープの幅方向の振れを拘束するフランジが一体に形成されている。
係るサーボライタによれば、磁気ヘッドに一体に形成されているフランジにより、磁気テープを、その搬送されることによる幅方向の位置ズレを抑えながら、上流側で直流磁化し、下流側で前記直流磁化された部分にサーボ信号を書き込む。従って、磁気テープのデータ書き込み領域(交流消磁されている領域)を不必要に直流磁化することを防止できる。
また、前記サーボライタは、前記DC消去ヘッドおよび前記サーボ信号書込ヘッドの双方には、磁気テープの幅方向の振れを拘束するフランジが一体に形成されていても良い。
サーボライタは、予め直流磁化されている磁気テープの一部を交流消磁し、前記直流磁化された部分にサーボ信号を書き込むサーボライタであって、走行する磁気テープに摺接し、この磁気テープを交流磁化することによりAC消去を行うAC消去ヘッドと、このAC消去ヘッドに対し、磁気テープの走行方向の下流側に磁気テープにサーボ信号を書き込むサーボ信号書込ヘッドと、を備え、前記AC消去ヘッドまたは前記サーボ信号書込ヘッドには、前記磁気テープの幅方向の振れを拘束するフランジが一体に形成されている。
係るサーボライタによれば、磁気ヘッドに一体に形成されているフランジにより、磁気テープを、その搬送されることによる幅方向の位置ズレを抑えながら、上流側で磁気テープの一部を交流磁化し、下流側で直流磁化されたままとなる部分にサーボ信号を書き込む。従って、磁気テープのデータ書き込み領域(交流消磁されている領域)を不必要に直流磁化することを防止できる。
また、前記サーボライタは、前記AC消去ヘッドおよび前記サーボ信号書込ヘッドの双方に、磁気テープの幅方向の振れを拘束するフランジが一体に形成されていても良い。
本発明に係るサーボライタによれば、直流磁化部分とサーボ信号の磁気テープの幅方向の位置ズレを最小限に抑えることで、データバンドを不必要に直流磁化することを防止でき、データ書込領域を確保できる。また、磁気ギャップが形成されている磁気ヘッドに、フランジを一体に形成しているため、独立して形成する場合に比べ、部品点数を削減できて製造原価を低減できる。
以下、本発明に係るサーボライタの実施形態について、適宜図面を参照して説明する。なお、本実施形態は、予め交流消磁した磁気テープを直流磁化し、前記直流磁化した部分にサーボ信号を書き込む形態である。
参照する図1は、本実施形態に係るサーボライタを概略的に示す構成図である。また、図2は、図1のサーボライタのDC消去ヘッドおよびサーボ信号書込ヘッドの拡大斜視図である。なお、図2に示したDC消去ヘッド17およびサーボ信号書込ヘッド18は、図1に示したサーボライタ10を上下に反転させてDC消去ヘッド17およびサーボ信号書込ヘッド18を示したものである。
図1に示すように、サーボライタ10は、主に、送出リール11と、巻取リール12と、テープガイド13,13と、駆動装置14と、制御装置15と、パルス発生回路16と、DC消去ヘッド17と、サーボ信号書込ヘッド18と、を備える。
送出リール11には、サーボ信号の書き込み前の磁気テープMTがセットされており、サーボ信号の書き込み時に磁気テープMTを送り出している。送出リール11から送り出された磁気テープMTは、ガイドローラ13に案内されてDC消去ヘッド17と、サーボ信号書込ヘッド18に搬送される。
そして、DC消去ヘッド17で直流磁化され、サーボ信号書込ヘッド18でサーボ信号が書き込まれた磁気テープMTは、テープガイド13に案内されて巻取リール12まで搬送される。巻取リール12は、駆動装置14により回転駆動され、サーボ信号が書き込まれた磁気テープMTを巻き取っている。なお、制御装置14は、サーボライタ10の各部の動作を制御する装置である。
また、パルス発生回路16は、DC消去ヘッド17やサーボ信号書込ヘッド18に記録パルス電流等を供給する回路であり、制御装置14からのパルス制御信号に基づいて記録パルス電流等を発生し、DC消去ヘッド17やサーボ信号書込ヘッド18に供給する。
図2に示すように、磁気ギャップ(図示せず)が形成されたDC消去ヘッド17およびサーボ信号書込ヘッド18は、上流側にDC消去ヘッド17が配設され、隣接して下流側にサーボ信号書込ヘッド18が配設されている。
DC消去ヘッド17は、略直方体に形成されている。磁気テープMTが走行する面(図2では上面)の両側にフランジ17a,17aが形成されている。このフランジ17a,17aはDC消去ヘッド17と一体に形成されたものであり、磁気テープMTの幅方向の振れを拘束するようになっている。このフランジの高さ17hは、磁気テープMTの厚みtより大きく、具体的には1〜4倍の大きさに形成されている。なお、1倍を最小としたのは、磁気テープMTがフランジ17a,17aを乗り上げるのを防止するためであり、4倍を限度としたのは、テープ交換時に生じる可能性がある磁気テープMTの傷つきを考慮したものである。そのフランジ17a,17aの内壁間の幅17wは、磁気テープMTが1/2インチシステムに対応する場合、12.64〜12.66mmの大きさになっている。DC消去ヘッド17の磁気テープMTが走行する面17bは、湾曲していない平滑な面になっており、その面17bには磁気ギャップ(図示せず)が形成されている。
なお、前記DC消磁ヘッド17のフランジ17a,17aは、フランジ17a,17aの内壁間の幅17wを厚みとする砥石を用いて簡単に、研削加工できるようになっている。
サーボ信号書込ヘッド18は、略直方体に形成されている。磁気テープMTが走行する面(図2では上面)の両側にフランジ18a,18aが形成されている。このフランジ18a,18aはサーボ信号書込ヘッド18と一体に形成されたものであり、磁気テープMTの幅方向の振れを拘束するようになっている。このフランジの高さ18hは、磁気テープMTの厚みtより大きく、具体的には1〜4倍の大きさに形成されている。なお、1倍を最小としたのは、磁気テープMTがフランジ18a,18aを乗り上げるのを防止するためであり、4倍を限度としたのは、テープ交換時に生じる可能性がある磁気テープMTの傷つきを考慮したものである。そのフランジ18a,18aの内壁間の幅18wは、磁気テープMTが1/2インチシステムに対応する場合、12.64〜12.66mmの大きさになっている。サーボ信号書込ヘッド18の磁気テープMTが走行する面18bは、湾曲していない平滑な面になっており、その面18bには磁気ギャップ(図示せず)が形成されている。
なお、前記サーボ信号書込ヘッド18のフランジ18a,18aは、フランジ18a,18aの内壁間の幅18wを厚みとする砥石を用いて簡単に、研削加工できるようになっている。
DC消去ヘッド17とサーボ信号書込ヘッド18とは隣接して配設されていて、磁気テープの幅方向の振れを抑制するため、磁気テープMTが走行するDC消去ヘッド17の面17bとサーボ信号書込ヘッド18の面18bとは高低に差がないものとなっている。
また、直流磁化された部分とサーボ信号が書き込まれた領域とのズレ量が、10μm以下、好ましくは5μm以下に抑制されるものであれば、上流側のDC消去ヘッド17、または下流側のサーボ信号書込ヘッド18のいずれか一方にフランジを設けたものであっても良い。また、フランジも一つの磁気ヘッドに対して一対になっている必要もなく、上流側磁気ヘッドおよび下流側磁気ヘッドに互い違いに、片側にフランジが形成されたものでも良い。
つぎに、以上のように構成されたサーボライタ10を用いて、磁気テープMTにサーボ信号を書き込む動作について、図3を参照して説明する。図3は、実施形態に係るサーボライタの動作を説明する図であり、図3(a)は磁気テープにサーボ信号が書き込まれる状態の平面図であり、図3(b)は(a)のA−A側断面図である。
初めに、予め交流消磁され、送出リール11から送り出された磁気テープMTは、ガイドローラ13に案内されてDC消去ヘッド17と、サーボ信号書込ヘッド18に搬送される(図1参照)。
つぎに、図3(a)に示すように、磁気テープMTは、磁気ギャップ(図示せず)が形成されているDC消去ヘッド17の面17bを通過する。この時、磁気テープMTは、DC消去ヘッド17の一対のフランジ17a,17aに規制されて、その幅方向に振れることなく通過する。同時に、磁気テープMTの一部は、連続的に帯状に直流磁化される。
続けて、磁気テープMTは、磁気ギャップ(図示せず)が形成されているサーボ信号書込ヘッド18の面18bの上を通過する。この時、磁気テープMTは、サーボ信号書込ヘッド18の一対のフランジ18a,18aに規制されて、その幅方向に振れることなく通過する。同時に、磁気テープMTの前記直流磁化された部分に重ねて、一定間隔に断続的に、サーボ信号が書き込まれ、サーボバンドSBが生成される。
そして、サーボ信号書込ヘッド18でサーボ信号が書き込まれた磁気テープMTは、テープガイド13に案内されて巻取リール12で巻き取られる(図1参照)。
本実施形態に係るサーボライタにより、磁気テープの幅方向の位置ズレを最小限に抑えることができるので、磁気テープのデータバンドを不必要に直流磁化することを防止でき、データ書込領域を確保できる。また、磁気ギャップが形成されている磁気ヘッドに、フランジが一体に形成されているため、部品点数を削減できて製造原価を低減でき、また、別体に比べて組み付け時の寸法誤差が生じることがない。
(他の実施の形態)
つぎに、本発明に係る磁気ヘッドアセンブリおよびサーボライタの他の実施の形態について、図4を参照して説明する。なお、本実施形態は、予め直流消磁した磁気テープを交流磁化し、前記直流消磁した部分にサーボ信号を書き込む形態である。なお、本実施形態に関し、前記実施の形態と同一の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図4に示す、AC消去ヘッド19は、略直方体に形成されている。磁気テープMTが走行する面(図2では上面)の両側に、フランジ19a,19aが形成されている。このフランジ19a,19aはAC消去ヘッド19と一体に形成されたものであり、磁気テープMTの幅方向の振れを拘束するようになっている。フランジの高さ19hは、磁気テープMTの厚みtより大きく、具体的には1〜4倍の大きさに形成されている。なお、1倍を最小としたのは、磁気テープMTがフランジ19a,19aを乗り上げるのを防止するためであり、4倍を限度としたのは、テープ交換時に生じる可能性がある磁気テープMTの傷つきを考慮したものである。そのフランジ19a,19aの内壁間の幅19wは、磁気テープMTが1/2インチシステムに対応する場合、12.64〜12.66mmの大きさになっている。AC消去ヘッド19の磁気テープMTが走行する面19bは、湾曲していない平滑な面になっており、その面19bに磁気ギャップ(図示せず)が形成されている。
なお、前記AC消去ヘッド19のフランジ19a,19aは、フランジ19a,19aの内壁間の幅19wを厚みとする砥石を用いて簡単に、研削加工できるようになっている。また、AC消去ヘッド19とサーボ信号書込ヘッド18とは隣接して配設されていて、磁気テープの幅方向の振れを抑制するため、磁気テープMTが走行するAC消去ヘッド19の面19bとサーボ信号書込ヘッド18の面18bとは高低に差がないものとなっている。
AC消去ヘッド19による交流磁化された部分と、予め直流消磁されサーボ信号から生成されているサーボバンドSBが書き込まれた部分と重なる部分を、10μm以下、好ましくは5μm以下に抑制されるものであれば、上流側のAC消去ヘッド19、または下流側のサーボ信号書込ヘッド18のいずれか一方にフランジを設けたものであっても良い。また、フランジも一つの磁気ヘッドに対して一対になっている必要もなく、上流側磁気ヘッドおよび下流側磁気ヘッドに互い違いに、片側にフランジが形成されたものでも良い。
つぎに、以上のように構成されたサーボライタ10を用いて、磁気テープMTにサーボ信号を書き込む動作について、図4を参照して説明する。図4は、他の実施形態に係るサーボライタの動作を説明する図であり、図4(a)は磁気テープにサーボ信号が書き込まれる状態の正面図であり、図4(b)は(a)の側断面図である。
初めに、予め交流消磁され、送出リール11から送り出された磁気テープMTは、ガイドローラ13に案内されてAC消去ヘッド19と、サーボ信号書込ヘッド18に搬送される(図1参照)。
つぎに、図4(a)に示すように、磁気テープMTは、磁気ギャップ(図示せず)が形成されている交流消去ヘッド19の面19bを通過する。この時、磁気テープMTは、交流消去ヘッド19の一対のフランジ19a,19aに規制されて、その幅方向に振れることなく通過する。同時に、磁気テープMTの一部は、連続的に帯状に交流消磁される。
続けて、磁気テープMTは、磁気ギャップ(図示せず)が形成されているサーボ信号書込ヘッド18の面18bの上を通過する。この時、磁気テープMTは、サーボ信号書込ヘッド18の一対のフランジ18a,18aに規制されて、その幅方向に振れることなく通過する。同時に、予め磁気テープMTの直流消去された部分に重ねて、一定間隔に断続的に、サーボ信号が書き込まれ、サーボバンドSBが生成される。
そして、サーボ信号書込ヘッド18でサーボ信号が書き込まれた磁気テープMTは、テープガイド13に案内されて巻取リール12で巻き取られる(図1参照)。
本実施形態に係るサーボライタにより、磁気テープの幅方向の位置ズレを最小限に抑えることができるので、磁気テープのデータバンドを不必要に直流磁化することを防止でき、データ書込領域を確保できる。また、磁気ギャップが形成されているヘッドに、フランジが一体に形成されているため、部品点数を削減できて製造原価を低減でき、また、別体に比べて組み付け時の寸法誤差が生じることがない。
実施形態に係るサーボライタを概略的に示す構成図である。 図1のサーボライタの直流消去ヘッドおよびサーボ信号書込ヘッドの拡大斜視図である。 実施形態に係るサーボライタの動作を説明する図であり、(a)は磁気テープにサーボ信号が書き込まれる状態の平面図であり、(b)は(a)の側断面図である。 他の実施形態に係るサーボライタの動作を説明する図であり、(a)は磁気テープにサーボ信号が書き込まれる状態の正面図であり、(b)は(a)の側断面図である。 従来のサーボ信号を有する磁気テープを説明する図であり、(a)は、サーボ信号を書き込む際の記録電流を示す図であり、(b)は、磁気テープの平面図であり、(c)は、記録素子の幅が広いときのサーボ信号の読み取り信号を示す図であり、(d)は、記録素子の幅が狭いときのサーボ信号の読み取り信号である。
符号の説明
10 サーボライタ
17 直流消去ヘッド
17a,17aフランジ
18 サーボ信号書込ヘッド
18a,18aフランジ
MT 磁気テープ

Claims (4)

  1. 予め交流消磁されている磁気テープを直流磁化し、前記直流磁化された部分にサーボ信号を書き込むサーボライタであって、
    走行する磁気テープに摺接し、この磁気テープを直流磁化することによりDC消去を行うDC消去ヘッドと、このDC消去ヘッドに対し、磁気テープの走行方向の下流側に磁気テープにサーボ信号を書き込むサーボ信号書込ヘッドと、を備え、
    前記DC消去ヘッドまたは前記サーボ信号書込ヘッドには、搬送される磁気テープの幅方向の振れを拘束するフランジが一体に形成されていることを特徴とするサーボライタ。
  2. 請求項1に記載のサーボライタにおいて、
    前記DC消去ヘッドおよび前記サーボ信号書込ヘッドの双方には、磁気テープの幅方向の振れを拘束するフランジが一体に形成されていることを特徴とするサーボライタ。
  3. 予め直流磁化されている磁気テープの一部を交流消磁し、前記直流磁化された部分にサーボ信号を書き込むサーボライタであって、
    走行する磁気テープに摺接し、この磁気テープを交流磁化することによりAC消去を行うAC消去ヘッドと、このAC消去ヘッドに対し、磁気テープの走行方向の下流側に磁気テープにサーボ信号を書き込むサーボ信号書込ヘッドと、を備え、
    前記AC消去ヘッドまたは前記サーボ信号書込ヘッドには、前記磁気テープの幅方向の振れを拘束するフランジが一体に形成されていることを特徴とするサーボライタ。
  4. 請求項3に記載のサーボライタにおいて、
    前記AC消去ヘッドおよび前記サーボ信号書込ヘッドの双方には、磁気テープの幅方向の振れを拘束するフランジが一体に形成されていることを特徴とするサーボライタ。
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