JP5207833B2 - サーボ信号記録装置、磁気テープ装置、およびトラッキングサーボ方法 - Google Patents

サーボ信号記録装置、磁気テープ装置、およびトラッキングサーボ方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5207833B2
JP5207833B2 JP2008144774A JP2008144774A JP5207833B2 JP 5207833 B2 JP5207833 B2 JP 5207833B2 JP 2008144774 A JP2008144774 A JP 2008144774A JP 2008144774 A JP2008144774 A JP 2008144774A JP 5207833 B2 JP5207833 B2 JP 5207833B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic tape
servo signal
servo
filter value
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008144774A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009295199A (ja
Inventor
真男 藤田
伸二 川上
敏夫 川北
定 久世
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Maxell Energy Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Energy Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Energy Ltd filed Critical Hitachi Maxell Energy Ltd
Priority to JP2008144774A priority Critical patent/JP5207833B2/ja
Priority to US12/476,773 priority patent/US8068308B2/en
Publication of JP2009295199A publication Critical patent/JP2009295199A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5207833B2 publication Critical patent/JP5207833B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/584Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes

Landscapes

  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Description

本発明は、磁気テープにサーボ信号を記録可能なサーボ信号記録装置に関する。また、本発明は、磁気テープに記録されたサーボ信号に基づきトラッキングサーボを行いながら、磁気テープに各種情報を記録可能な磁気テープ装置に関する。特に、コンピュータ用のデータストレージシステムに適用することができる学習型最適ノッチフィルター制御システムに関する。また、その学習型最適ノッチフィルター制御システムを実行可能な記録再生装置に関する。
磁気テープは、オーディオテープ、ビデオテープ、コンピュータテープなど種々の用途があるが、特にデータバックアップ用テープの分野では、バックアップの対象となるハードディスクの大容量化に伴い、1巻当たり800GB以上の記録容量を持つ磁気テープが商品化されている。また、今後4TBを超えるデータをバックアップする技術が開発されるのに伴い、大容量バックアップテープが提案されている。
磁気テープを大容量化するには、例えば、磁気テープの厚さを薄くすることで、リールに対する磁気テープの巻径を増加させずに、リール1巻あたりのテープ長さを長くする方法がある。また、磁気テープに記録するデータの記録波長を短くすることで、磁気テープの長手方向の記録密度を高くする方法がある。また、磁気テープの記録トラック幅を狭くすることで、磁気テープの幅方向の記録密度を高くする方法(高記録密度化技術)などが考えられる。
磁気テープの高記録密度化技術を採用することにより記録トラック幅が狭くなると、データの記録再生時などにおける磁気テープの幅方向の位置変動によって、磁気ヘッドが記録トラックを正確に追従できなくなり、エラーを起こしやすくなる。そこで、現在では、磁気テープの製造時に、磁性層あるいはバックコート層にサーボ信号を記録し、そのサーボ信号によるサーボ方式を有するシステムが主流になっている。
サーボ方式には、磁気サーボ方式と光学サーボ方式がある。磁気サーボ方式は、サーボ信号を磁気テープの磁性層に磁気記録し、このサーボ信号を磁気的に読み取ってサーボを行う方式である。また、光学サーボ方式は、凹部アレイから構成されるサーボ信号を、レーザー照射などで磁気テープのバックコート層に形成し、この凹部アレイを光学的に読み取ってサーボを行う方式である。
これらのサーボ方式により、磁気テープにデータを記録する際または磁気テープからデータを再生する際、磁気テープの位置が磁気ヘッドに対して相対的に幅方向に変動しても、磁気ヘッドを記録トラックに追随させることができる。具体的には、まずサーボヘッドで、磁気テープに記録されているサーボ信号を読み取る。次に、読み取ったサーボ信号に応じて、ヘッドユニット(少なくともデータ記録用ヘッドとデータ再生用ヘッドとを含む)の磁気テープの幅方向における位置をコントロールして、データ記録用ヘッドまたはデータ再生用ヘッドを記録トラックに追従させる。これにより、磁気テープに対して正確に情報を記録することができるとともに、磁気テープに記録されている情報を正確に再生することできる。
上記のサーボ方式の一例として、特許文献1及び2にタイミングベースサーボ方式が開示されている。タイミングベースサーボ方式では、サーボ信号が磁気テープの幅方向に対して傾斜させたパターンで、磁気テープに記録されている。そのサーボ信号を再生した時における、再生波形のピークの時間間隔からヘッド位置を認識する。
また、特許文献3には、ヘッドアクチュエーターの共振周波数とノッチフィルターに設定された中心周波数とのずれを検出するずれ検出器と、そのずれをノッチフィルターに設定された中心周波数の設定値を変更する手段とを備えたデータ記録装置が開示されている。
特開平8−30942号公報 米国特許第6,226,688号明細書 特開2004−86959号公報
しかしながら特許文献1及び2に開示されている構成では、磁気テープにおける高記録密度化に伴って記録トラック幅が狭くなると、PES(Position Error Signal)を小さくしないといけないという問題があった。また、特許文献3では、アクチュエーターの共振周波数をノッチフィルターで抑えるという構成は開示されているが、その他の周期性ノイズ、狭帯域ノイズを抑える構成に関しては開示されていない。
本発明は、記録トラック幅が狭くなり、テープ速度が速くなった場合においても、磁気ヘッドを記録トラックに高速かつ正確に追従させることができる学習型最適ノッチフィルター制御が可能なサーボ信号記録装置、磁気テープ装置、およびトラッキングサーボ方法を提供することを目的とする。
本発明の第1のサーボ信号記録装置は、磁気テープにおけるサーボトラックにサーボ信号を記録可能なサーボ信号記録装置であって、前記磁気テープに記録されているサーボ信号を再生するサーボ信号再生手段と、前記サーボ信号再生手段で再生されたサーボ信号から得られるPESをフーリエ変換した周波数成分情報を生成する周波数変換手段と、前記周波数変換手段で生成された周波数成分情報に基づきフィルター値を生成するフィルター値生成手段と、前記フィルター値生成手段で生成されたフィルター値を記録媒体に書き込む記録制御手段とを備え、前記フィルター値生成手段は、前記周波数成分情報に含まれる周期性を有するノイズ成分を除去可能なフィルター値を生成するものである。
本発明の第2のサーボ信号記録装置は、磁気テープにおけるサーボトラックにサーボ信号を記録可能なサーボ信号記録手段を備えたサーボ信号記録装置であって、前記磁気テープに記録されているサーボ信号を再生するサーボ信号再生手段と、前記サーボ信号再生手段で再生されたサーボ信号から得られるPESをフーリエ変換した周波数成分情報を生成する周波数変換手段と、前記周波数変換手段で生成された周波数成分情報に基づきフィルター値を生成するフィルター値生成手段とを備え、前記フィルター値生成手段は、前記周波数成分情報に含まれる周期性を有するノイズ成分を除去可能なフィルター値を生成し、前記サーボ信号記録手段は、前記フィルター値生成手段で生成されたフィルター値に基づいてサーボ信号を変調して、変調した前記サーボ信号を前記磁気テープに記録するものである。
本発明によれば、フィルターをフィードバック制御に組み込むことでPESの周期性ノイズ、狭帯域ノイズを除去することが可能である。その結果、PESを低減することができる。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態におけるサーボ信号記録装置の構成を示す。本実施の形態におけるサーボ信号記録装置は、磁気テープの製造工程においてリール1に巻かれたパンケーキ状の磁気テープ4にサーボ信号を記録するための装置(所謂サーボライター)である。
図1に示すように、サーボ信号記録装置は、巻き取りリール2,モータ3,ガイドロール5,制御部6,駆動部7,パルス発生部8,サーボ信号再生部9,周波数変換部10,フィルター値生成部11,メモリー制御部12,第1のサーボヘッド14,第2のサーボヘッド15を備えている。
巻き取りリール2は、モータ3によって矢印Aに示す方向に回転駆動され、本装置に装着されたリール1から巻き出した磁気テープ4を巻き取るものである。モータ3は、駆動部7によって駆動制御される。ガイドロール5は、リール1から巻き出された磁気テープ4を所定の位置において走行するようにガイドするものである。制御部6は、パルス発生部8において発生するパルスの周期や振幅を制御する。また、制御部6は、駆動部7に対してモータ3の駆動命令を出力する。パルス発生部8は、制御部6からの制御に基づきパルスを生成し、生成したパルスを第1のサーボヘッド14に出力する。第1のサーボヘッド14は、パルス発生部8から出力されるパルスに基づき、磁気テープ4の所定の位置にサーボパターンを形成する。
サーボ信号再生部9は、第2のサーボヘッド15において磁気テープ4のサーボパターンを読み取ることにより得られた電気信号に基づき、サーボ信号を再生する。周波数変換部10は、サーボ信号再生部9で再生されたサーボ信号から得られるPESを、高速フーリエ変換処理(以下、FFT処理と称する)により周波数成分に変換する。フィルター値生成部11は、周波数変換部10から出力される周波数成分を解析して、後述するノッチフィルターの各値を生成する。メモリー制御部12は、メモリー13への情報を書き込みを制御するものであり、フィルター値生成部11で生成されたフィルター値をメモリー13に書き込むよう制御するものである。
以下、動作について説明する、
まず、制御部6は、駆動部7に対してモータ3の駆動開始命令を出力する。駆動部7は、制御部6からの命令に基づきモータ3の動作を開始させる。モータ3は、駆動を開始することで巻き取りリール2を矢印Aに示す方向へ回転駆動させ、磁気テープ4を矢印Bに示す方向へ移送させる。これにより、リール1から巻き出された磁気テープ4は、ガイドロール5によりガイドされながら、第1のサーボヘッド14及び第2のサーボヘッド15に摺接し、巻き取りリール2に巻き取られる。なお、リール1にパンケーキ状に巻かれた磁気テープ4は、例えば全長が約10000mである。また、磁気テープ4の移送速度は、例えば約10m/秒である。
一方、制御部6は、磁気テープ4の移送中、パルス発生部8に対してパルスを発生する命令を出力する。パルス発生部8は、制御部6からの命令に基づき、所定の周期及び振幅を有するパルスを出力する。第1のサーボヘッド14は、パルス発生部8から出力されるパルスに基づき通電/停止が繰り返され、磁気テープ4における所定のサーボトラックを磁化することでサーボパターンを形成する。サーボパターンは、磁気テープ4の長手方向に対して傾斜して形成される。また、サーボパターンは、第1の方向に傾斜した第1のストライプと、第1のストライプの傾斜方向に対して反対方向に傾斜した第2のストライプとで構成され、よって第1のストライプと第2のストライプとは略「ハ」の字状に配されている。
以上の動作により、磁気テープ4にサーボ信号を記録することができる。しかし、上記動作に基づきサーボ信号が記録された磁気テープを、各種データを記録再生可能な磁気テープ装置(所謂ドライブ)に装着して移送させた場合、周期性ノイズがPESに重畳されてしまう可能性がある。本実施の形態における周期性ノイズには、スリッター成分によるノイズがある。スリッター成分によるノイズとは、磁気テープ4の元となるジャンボロールを裁断してパンケーキを得るスリット工程において、パンケーキのエッジが湾曲した場合、そのようなパンケーキから作製した磁気テープを磁気テープ装置において走行させた際に、磁気テープのエッジの湾曲が原因で発生するノイズのことである。このようなスリッターが原因で生じる磁気テープのエッジの歪みは磁気テープの長手方向に周期性を持っており、したがってスリッター成分によるノイズは磁気テープの長手方向に周期性を持っている。
本実施の形態では、サーボ信号記録装置を用いて磁気テープにサーボ信号を記録した後に、磁気テープ4に記録されたサーボ信号を再生して、サーボ信号から得られるPESに含まれる周期性ノイズを除去できるフィルター値をメモリーなどに書き込むことを特徴としている。磁気テープ装置では、磁気テープ4に各種データを記録する前に、最初にメモリーからフィルター値を読み出し、PESをフィルタリングして周期性ノイズを除去し、周期性ノイズが除去されたPESに基づきトラッキングサーボを行う。以下、サーボ信号記録装置でサーボ信号から得られるPESを学習する動作について説明する。
図2は、本実施の形態のサーボ信号記録装置の動作の流れを示す。まず、パンケーキ状に磁気テープ4が巻かれたリール1をサーボ信号記録装置に装着し、磁気テープ4の端部をサーボ信号記録装置側の巻き取りリール2に巻き回す。次に、巻き取りリール2をモータ3により回転駆動させ、磁気テープ4の移送を開始する。次に、第1のサーボヘッド14に所定周期のパルスを入力して、磁気テープ4のサーボトラックにサーボ信号の記録を行う(S1)。
次に、第2のサーボヘッド15は、磁気テープ4に記録されたサーボパターンを読み取り電気信号を出力する。サーボ信号再生部9は、第2のサーボヘッド15から出力される電気信号に基づきサーボ信号を再生する(S2)。
次に、サーボ信号再生部9は、再生したサーボ信号に基づきPESを算出する。具体的には、磁気テープ4の長手方向に、第1の方向に傾斜した第1のストライプa、第2の方向に傾斜した第2のストライプb、第1の方向に傾斜した第3のストライプc、第2の方向に傾斜した第4のストライプdの順にストライプが形成されている場合において、PESは、磁気テープ4のサーボトラックに形成されたストライプの傾斜角をY(本実施の形態ではY=6°)、第1のストライプaと第2のストライプbのテープ幅方向の中心における距離をAB(本実施の形態ではAB=50μm)、第1のストライプaと第2のストライプbとの距離をab、第1のストライプaと第3のストライプcとの距離をacとした時、下記の数式1により算出することができる。
PES=(AB−(ab/ac)×100)/2tanY ・・・(数式1)
PESは、上記数式に基づいて所定期間毎に算出される。算出されたPESは、順次、周波数変換部10に送られる(S3)。
なお、第1のサーボヘッド14による磁気テープ4へのサーボ信号の記録(S1)と、第2のサーボヘッド15による磁気テープ4に記録されたサーボ信号の再生(S2)とは、同時に実行してもよいし、磁気テープ4の始端から終端までサーボ信号を記録した後に、磁気テープ4を始端まで巻き戻し、再度磁気テープ4を始端から走行させてサーボ信号の再生を行う構成としてもよい。
次に、周波数変換部10は、サーボ信号再生部9から送られるPESをFFT処理して、周波数成分に変換する。この時、FFT処理は、リール1の1巻毎に実行する。図3は、FFT処理による解析結果を示す。図3における破線に示すように、所定の周波数帯域(図3に示す例では、20Hz、30Hz、50Hz付近)において値が大きくなっていることがわかる。通常、LTM(Lateral Tape Motion)が原因で発生するPESの劣化によるノイズ成分は、その発生に周期性がないが、上記したようなスリットの精度が原因で生じる磁気テープ4のエッジの湾曲は周期性があるため、PESを周波数成分に変換すると図3に示すように特定の周波数帯域に値が集中することがわかる。周波数変換部10で算出されたPESの周波数成分は、フィルター値生成部11に送られる(S4)。
次に、フィルター値生成部11は、周波数変換部10で生成された周波数成分に基づき、ノッチフィルターの値を生成する。具体的には、磁気テープ装置に搭載されるノッチフィルターにおける中心周波数、ノッチ幅、ノッチ深さを算出する。磁気テープ装置に搭載されるノッチフィルターは、数式2に示す演算が行われる。
N(s)=(S2+2dζωns+ωn 2)/(S2+2ζωns+ωn 2) ・・・(数式2)
フィルター値生成部11では、図3に示す周期性ノイズを除去可能な、中心周波数ωnとノッチ幅ζとノッチ深さdとを算出する。図4は、フィルター値生成部11において生成されたフィルター特性である。図4に示すようなフィルター特性に基づいて磁気テープ装置においてノッチフィルターを生成することで、図3における実線の特性に示すように周期性ノイズに基づいて発生していたPESを抑えることができる(S5)。
次に、メモリー制御部12は、フィルター値生成部11で生成されたフィルター値をメモリー13に書き込む。なお、メモリー13は、磁気テープ4が収容されるカートリッジに装着される半導体メモリーで構成され、フィルター値の他、磁気テープ4に関する各種情報や、磁気テープ装置の走行履歴などが書き込まれる(S6)。
上記工程に基づいてサーボ信号が記録された磁気テープ4を所定の長さ(例えば820m)で裁断してリールに巻き付けてカートリッジに組み込み、さらにメモリー13をカートリッジに装着することで、磁気テープカートリッジが完成する。
本実施の形態に基づいて完成した磁気テープカートリッジの磁気テープに各種データを書き込む際は、まず磁気テープ装置においてメモリー13に書き込まれているフィルター値を読み出し、ノッチフィルターを生成する。これにより、磁気テープ4に各種データを記録している時に発生する周期性ノイズを除去することができる。
本実施の形態によれば、サーボ信号記録装置を用いたサーボ信号書き込み工程において、磁気テープ4に記録されたサーボ信号を再生し、再生したサーボ信号からPESを算出し、算出したPESを周波数成分に変換することで、周期性ノイズを把握することができる。さらに、把握した周期性ノイズを低減するためのノッチフィルターのフィルター値を生成し、メモリー13に書き込むことで、当該磁気テープカートリッジを磁気テープ装置に装着して磁気テープ4に各種データを書き込む際にPESにおける周期性ノイズを除去することができる。その結果、PESを低減することができる。
なお、本実施の形態では、サーボ信号記録装置で生成したフィルター値をメモリー13に書き込む構成としたが、磁気テープ4に記録するサーボ信号に含ませる構成としてもよい。図5は、サーボ信号にフィルター値を含ませることができるサーボ信号記録装置の構成を示す。図1に示す構成と異なるのは、フィルター値生成部11で生成されたフィルター値がパルス発生部8に入力されている点である。パルス発生部8では、フィルター値生成部11から出力されるフィルター値に基づいて、第1のサーボヘッド14に出力するパルスの周期を変調する。通常、磁気テープに形成されるサーボ信号のストライプは一定間隔であるが、ストライプの間隔を所定の規則性に従って異ならせることで、サーボ信号に情報を持たせることができる。例えば、LTO(Linear Tape Open)の磁気テープにおいては、互いに同一方向に傾斜した5本あるいは4本のストライプを1つのグループとし、そのグループ内においてストライプの間隔を所定の規則性に従って異ならせる。グループ毎にストライプの間隔のパターンが異なる2つのパターンを形成し、第1のパターンを値「0」に対応させ,第2のパターンを値「1」に対応させることで、二値情報を含ませることができる。したがって、フィルター値生成部11で生成されたフィルター値をアナログデジタル変換器(不図示)でデジタルデータに変換し、そのデジタルデータに基づいてパルス発生部8で発生するパルスを変調させることで、フィルター値の情報を含んだサーボ信号を磁気テープ4に記録することができる。
(実施の形態2)
図6は、実施の形態2における記録再生装置の構成を示すブロック図である。図6に示すように、記録再生装置20は、入力端子21、記録信号処理部22、出力端子23、再生信号処理部24、ヘッドユニット25、制御部27、アクチュエータ28、およびメモリー制御部29を備えている。また、記録再生装置20は、磁気テープカートリッジ33を着脱可能である。磁気テープカートリッジ33は、カートリッジ30、磁気テープ31、およびメモリー32で構成されている。磁気テープ31は、カートリッジ30内に配されたリールに巻き回されている。メモリー32は、情報を書き込む及び読み出し可能な例えば半導体メモリーで構成され、カートリッジ30に組み込まれている。なお、記録再生装置20は、磁気テープ31を走行させるための機構や制御回路などを備えているが、図示及び説明を省略している。
入力端子21は、磁気テープ31に記録するためのデータが入力される端子である。入力端子21に入力されるデータは、デジタルデータで構成されている。
記録信号処理部22は、入力端子21から入力されたデジタルデータに基づいて、データヘッド25aにおける電流を制御する。
出力端子23は、再生信号処理部24から出力されるデジタルデータを、他の回路等に出力することができる。
再生信号処理部24は、データヘッド25aによって磁気テープ31から再生されたデータ(アナログ信号)をデジタル変換することができる。
ヘッドユニット25は、データヘッド25aとサーボヘッド25bとを備えている。また、ヘッドユニット25は、磁気テープ31の幅方向に移動可能に配されている。データヘッド25aは、データ記録用のヘッドとデータ再生用のデータヘッドとを備えている。また、サーボヘッド25bは、磁気テープ31のサーボバンドに形成されているストライプをスキャンして、サーボ信号を再生することができる。
制御部27は、サーボヘッド25bで再生されたサーボ信号に基づいて、現在のヘッドユニット25のテープ幅方向の位置を検出する。また、制御部27は、現在のヘッドユニット25の位置情報と、メモリー制御部29(後述)から出力されるテープ変動情報とに基づき、オフトラック量を算出し、そのオフトラック量に基づきアクチュエータ28を動作制御する制御信号を生成する。生成された制御信号は、ヘッドユニット25の位置を制御することができる信号であり、少なくともヘッドユニット25の移動方向の情報と移動量の情報とが含まれている。また、制御部27は、PESに含まれる周期性ノイズ及び狭帯域ノイズを除去可能なコントロールフィルター49(詳細は後述)を備えている。
アクチュエータ28は、制御部17から出力される制御信号に基づいて、ヘッドユニット25を磁気テープ31の幅方向に変位させることができる。
メモリー制御部29は、磁気テープカートリッジ33に搭載されているメモリー32との間で交信を行い、メモリー32に記録されている情報を読み取る。読み取った情報のうち、少なくともテープ変動情報は、制御部27に出力される。本実施の形態では、メモリー制御部29は、メモリー32に対して非接触にて交信を行う。なお、メモリー制御部29とメモリー32とは非接触による交信を行う構成としたが、磁気的交信や光学的交信、あるいは電気的交信など、接触して交信を行う構成であってもよい。
本実施の形態では、磁気テープカートリッジ33は、LTO規格に準拠した磁気テープカートリッジで構成されている。LTO規格に準拠した磁気テープカートリッジは、磁気テープが巻回されているリールが1個内蔵されている。
磁気テープ31は、データヘッド25aによってデジタルデータが記録される。本実施の形態では、磁気テープ31は、LTO規格に準拠しているため、テープ幅が約12.65mmの磁気テープが使用される。
メモリー32は、カートリッジ30、磁気テープ31、および磁気テープカートリッジ33に関する各種情報が書き込まれているメモリーで構成されている。メモリー32に書き込まれている情報は、磁気テープ31のフォーマット、記録電流(%)、磁気テープ31においてデータが書き込まれている範囲などである。これらに加えて、本実施の形態では、制御部27内のコントロールフィルター49のフィルター値が書き込まれている。
図7は、制御部27の内部構成を示す。図7に示すように、サーボ信号再生部42は、サーボヘッド25b(図6参照)に接続された入力端子41を介して入力される電気信号に基づきサーボ信号を再生する。周波数変換部43は、サーボ信号再生部42から出力されるサーボ信号から得られるPESをFFT処理し、周波数成分に変換する。周波数成分変換後の特性を図9に示す。フィルター値生成部44は、周波数変換部43から出力される周波数成分に基づき、コントロールフィルター49で動作するノッチフィルターの値を生成する。生成されたフィルター値は、出力端子45を介してメモリ制御部29に出力される。フィルター値読み出し部47は、入力端子46を介してメモリ制御部29からメモリー32に記録されているフィルター値を読み出す。サーボ信号再生部48は、サーボヘッド25b(図6参照)に接続された入力端子41を介して入力される電気信号に基づきサーボ信号を再生し、上記数式1に基づいてPESを算出する。コントロールフィルター49は、前述の数式2及びフィルター値読み出し部47から送られるフィルター値に基づき、ノッチフィルターを生成し、サーボ信号再生部48から出力されるPESに含まれる周期性ノイズ及び狭帯域ノイズを除去する。制御信号生成部50は、コントロールフィルター49を介して出力されるPESに基づき、ヘッドユニット25の制御量(移動量)を算出し、制御信号を出力端子51へ出力する。出力端子51は、アクチュエータ28に接続されている。
以下、動作について説明する。
本実施の形態では、磁気テープ装置に初めて装着する磁気テープカートリッジ33については、データ記録の前に学習工程を実行する。磁気テープ装置は、装着された磁気テープカートリッジ33が初めて装着されたものであるか否かについて、磁気テープカートリッジ33に搭載されているメモリー32に記録されているドライブ履歴情報(例えば磁気テープ装置のシリアル番号)を解析することで把握することができる。ドライブ履歴情報に当該磁気テープ装置の履歴が記録されていなければ、学習工程を開始し、当該磁気テープ装置の履歴が記録されていれば、学習工程を行わず、データ信号を記録可能な状態に移行する。図8は、本実施の形態の磁気テープ装置による学習工程の流れを示す。
まず、磁気テープ装置は、磁気テープカートリッジ33に含まれる磁気テープ31をローディング機構(不図示)によりカートリッジ30から引き出し、磁気テープ装置内のドライブリール(不図示)に巻き付ける。次に、ドライブリールをモータにより回転駆動させ、磁気テープ31の移送を開始する。磁気テープ装置は、磁気テープ31の始端から終端まで移送(FWD)させた後、終端から始端まで移送(REV)させる。なお、本実施の形態では、磁気テープ31の移送速度を約6.1m/秒とした。1巻の磁気テープカートリッジ33に収容されている磁気テープ31の全長が約820mであるため、磁気テープ31を始端と終端との間で1往復させるのに要する時間は約4分である。
磁気テープ31を1往復移送させている間、サーボヘッド25bは、磁気テープ31のサーボトラックに形成されているストライプを読み取り、電気信号を制御部27に出力している。図7において、入力端子41に入力される電気信号は、サーボ信号再生部42及び48に入力される。サーボ信号再生部42では、入力される電気信号に基づきサーボ信号を再生する(S11)。なお、サーボ信号再生部48、コントロールフィルター49、制御信号生成部50は、学習工程においては動作しない。
次に、サーボ信号再生部42は、再生したサーボ信号に基づきPESを算出する。具体的には、磁気テープ31の長手方向に、第1の方向に傾斜した第1のストライプa、第2の方向に傾斜した第2のストライプb、第1の方向に傾斜した第3のストライプc、第2の方向に傾斜した第4のストライプdの順にストライプが形成されている場合において、PESは、磁気テープ31のサーボトラックに形成されたストライプの傾斜角をY(本実施の形態ではY=6°)、第1のストライプaと第2のストライプbのテープ幅方向の中心における距離をAB(本実施の形態ではAB=50μm)、第1のストライプaと第2のストライプbとの距離をab、第1のストライプaと第3のストライプcとの距離をacとした時、下記の数式3により算出することができる。
PES=(AB−(ab/ac)×100)/2tanY ・・・(数式3)
PESは、上記数式に基づいて所定期間毎に算出される。算出されたPESは、順次、周波数変換部43に送られる(S12)。
次に、周波数変換部43は、サーボ信号再生部42から送られるPESをFFT処理して、周波数成分に変換する。図9は、FFT処理による解析結果を示す。図9に示すように、所定の周波数帯域において値が大きくなっていることがわかる。通常、LTM(Lateral Tape Motion)が原因で発生するPESは周期性がないが、上記したようなスリットの精度が原因で生じる磁気テープ4のエッジの湾曲は周期性があるため、PESを周波数成分に変換すると図9に示すように特定の周波数帯域にピークが発生することがわかる。周波数変換部43で算出された周波数成分情報は、フィルター値生成部44に送られる(S13)。
次に、フィルター値生成部44は、周波数変換部43から出力される周波数成分情報に基づき、コントロールフィルター49におけるノッチフィルターの値を生成する。具体的には、図9に示す周波数特性においてピーク検出を行い(図中の四角マーク)、ピークを検出した周波数成分におけるノイズを低減するためのノッチフィルターの中心周波数、ノッチ幅、ノッチ深さを算出する。磁気テープ装置に搭載されるノッチフィルターは、数式4に示す演算が行われる。
N(s)=(S2+2dζωns+ωn 2)/(S2+2ζωns+ωn 2) ・・・(数式4)
フィルター値生成部44では、上記数式4における中心周波数ωnと、ノッチ幅ζと、ノッチ深さdとを、図9に示すFFT処理の結果においてピーク検出された周波数ごとに生成する。生成されたフィルター値は、出力端子45を介してメモリー制御部29に出力される(S14)。
次に、メモリー制御部29は、フィルター値生成部44で生成されたフィルター値をメモリー32に書き込む(S15)。以上により、学習工程が完了する。
上記のように、フィルター値が書き込まれたメモリー32を搭載する磁気テープカートリッジ33の磁気テープ31に各種データを書き込む際は、まず、フィルター値読み取り部47は、メモリー制御部29を制御して、メモリー32に書き込まれているフィルター値を読み出す。次に、フィルター値読み出し部47は、メモリー32から読み出したフィルター値をコントロールフィルター49に送り、コントロールフィルター49においてノッチフィルターを生成する。
次に、サーボ信号再生部48は、サーボヘッド25bから入力端子41を介して入力される電気信号に基づき、サーボ信号を再生する。サーボ信号再生部48は、再生したサーボ信号に基づきPESを算出する。算出したPESはコントロールフィルター49に送られる。コントロールフィルター49では、入力されるPESに対してノッチフィルターをかけて、PESに含まれる周期性ノイズ及び狭帯域ノイズを除去する。コントロールフィルター49から出力されるPESは、制御信号生成部50に入力される。制御信号生成部50は、入力されるPESに基づき、アクチュエータ28を動作させるための制御量の情報を含む制御信号を生成する。すなわち、ヘッドユニット25を磁気テープ31の幅方向における正規の位置に移動させるための制御信号を生成する。
アクチュエータ28は、制御信号生成部50で生成された制御信号に基づき、ヘッドユニット25をテープ幅方向へ移動させる。
本実施の形態によれば、ノッチフィルターとして動作するコントロールフィルター49をフィードバック制御に組み込むことで、PESの周期性ノイズ、狭帯域ノイズを除去することが可能である。その結果、PESを低減することができる。なお、PESの周期性ノイズ、狭帯域ノイズには、磁気テープカートリッジ33に含まれるリールの変形や偏心などが原因で生じる成分、磁気テープ装置に搭載されるドライブリールの変形や偏心などが原因で生じる成分、磁気テープ31の製造工程におけるスリット工程において磁気テープのエッジに生じる湾曲が原因で生じる成分などがある。
また、本実施の形態のように、磁気テープ装置において学習工程を実行することにより、磁気テープカートリッジ33に含まれるリールやドライブリールの変形や偏心などが原因で生じる周期性ノイズ、狭帯域ノイズを除去できるので、サーボ信号記録装置において学習工程を実行する構成に比べてよりPESを低下させることができる。
また、本実施の形態のように、算出したフィルター値をメモリー32に書き込む構成とし、さらに学習工程を実行した磁気テープ装置のシリアル番号に対応させてメモリー32に書き込む構成とすることにより、磁気テープ装置毎にフィルター値をメモリー32に書き込むことができる。これにより、1つの磁気テープカートリッジ33を複数の磁気テープ装置で選択的に使用する場合においても、磁気テープ装置に対応したフィルター値を読み出してPESにノッチフィルターをかけることにより、個々の磁気テープ装置ごとに異なる周期性ノイズ、狭帯域ノイズを低減することができる。
なお、本実施の形態におけるサーボ信号再生部9、第2のサーボヘッド15、サーボヘッド25bは、本発明のサーボ信号再生手段の一例である。また、本実施の形態における制御部6、パルス発生部8、第1のサーボヘッド14は、本発明のサーボ信号記録手段の一例である。また、本実施の形態における周波数変換部10,43は、本発明の周波数変換手段の一例である。また、本実施の形態におけるフィルター値生成部11,44は、本発明のフィルター値生成手段の一例である。また、本実施の形態におけるメモリー制御部12,29は、本発明の記録制御手段の一例である。また、本実施の形態における制御部27は、本発明の制御手段の一例である。また、本実施の形態におけるアクチュエータ28は、本発明の移動手段の一例である。また、本実施の形態におけるコントロールフィルター49は、本発明のフィルターの一例である。
本発明のサーボ信号記録装置は、磁気テープにサーボ信号を記録可能な装置に有用である。また、本発明の磁気テープ装置は、磁気テープを情報媒体として用いる装置に有用である。
実施の形態1におけるサーボ信号記録装置の構成を示すブロック図 実施の形態1におけるサーボ信号記録装置の学習工程の流れを示すフローチャート PESのFFT解析結果を示すグラフ ノッチフィルターの特性を示すグラフ 実施の形態1におけるサーボ信号記録装置の他の構成例を示すブロック図 実施の形態2における磁気テープ装置の構成を示すブロック図 実施の形態2における制御部の構成を示すブロック図 実施の形態2における磁気テープ装置の学習工程の流れを示すフローチャート PESのFFT解析結果を示すグラフ
符号の説明
9,42,48 サーボ信号再生部
10,43 周波数変換部
11,44 フィルター値生成部
27 制御部
49 コントロールフィルター
50 制御信号生成部

Claims (2)

  1. 磁気テープにおけるサーボトラックにサーボ信号を記録可能なサーボ信号記録装置であって、
    前記磁気テープに記録されているサーボ信号を再生するサーボ信号再生手段と、
    前記サーボ信号再生手段で再生されたサーボ信号から得られるPES(Position Error Signal)をフーリエ変換した周波数成分情報を生成する周波数変換手段と、
    前記周波数変換手段で生成された周波数成分情報に基づきフィルター値を生成するフィルター値生成手段と、
    前記フィルター値生成手段で生成されたフィルター値を記録媒体に書き込む記録制御手段とを備え、
    前記フィルター値生成手段は、
    前記周波数成分情報に含まれる周期性を有するノイズ成分を除去可能なフィルター値を生成する、サーボ信号記録装置。
  2. 磁気テープにおけるサーボトラックにサーボ信号を記録可能なサーボ信号記録手段を備えたサーボ信号記録装置であって、
    前記磁気テープに記録されているサーボ信号を再生するサーボ信号再生手段と、
    前記サーボ信号再生手段で再生されたサーボ信号から得られるPESをフーリエ変換した周波数成分情報を生成する周波数変換手段と、
    前記周波数変換手段で生成された周波数成分情報に基づきフィルター値を生成するフィルター値生成手段とを備え、
    前記フィルター値生成手段は、
    前記周波数成分情報に含まれる周期性を有するノイズ成分を除去可能なフィルター値を生成し、
    前記サーボ信号記録手段は、
    前記フィルター値生成手段で生成されたフィルター値に基づいてサーボ信号を変調して、変調した前記サーボ信号を前記磁気テープに記録する、サーボ信号記録装置。
JP2008144774A 2008-06-02 2008-06-02 サーボ信号記録装置、磁気テープ装置、およびトラッキングサーボ方法 Active JP5207833B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008144774A JP5207833B2 (ja) 2008-06-02 2008-06-02 サーボ信号記録装置、磁気テープ装置、およびトラッキングサーボ方法
US12/476,773 US8068308B2 (en) 2008-06-02 2009-06-02 Servo signal recording apparatus, information recording apparatus, and tracking servo method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008144774A JP5207833B2 (ja) 2008-06-02 2008-06-02 サーボ信号記録装置、磁気テープ装置、およびトラッキングサーボ方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009295199A JP2009295199A (ja) 2009-12-17
JP5207833B2 true JP5207833B2 (ja) 2013-06-12

Family

ID=41379484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008144774A Active JP5207833B2 (ja) 2008-06-02 2008-06-02 サーボ信号記録装置、磁気テープ装置、およびトラッキングサーボ方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8068308B2 (ja)
JP (1) JP5207833B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5587103B2 (ja) * 2010-08-31 2014-09-10 富士フイルム株式会社 磁気ヘッドのトラッキング制御方法、サーボ信号検査方法、磁気テープドライブおよびサーボライタ
US9734853B2 (en) 2011-05-02 2017-08-15 Hewlett Packard Enterprise Development Lp Reducing a noise component associated with movement of a moveable part
US8711511B2 (en) 2012-06-19 2014-04-29 International Business Machines Corporation Vibration disturbance estimation and control
CN105378840B (zh) 2013-06-24 2017-05-24 慧与发展有限责任合伙企业 磁带驱动设备和用于控制张力的方法
GB2517744A (en) 2013-08-30 2015-03-04 Ibm Device for aligning a first element being coupled to an actuator with a second element of a main system
US9608670B2 (en) * 2014-07-14 2017-03-28 International Business Machines Corporation Reliable data reading with data set screening by error injection
US9548080B2 (en) * 2015-06-18 2017-01-17 International Business Machines Corporation Time-varying filter for high-frequency reel disturbance rejection
WO2019093467A1 (ja) * 2017-11-09 2019-05-16 ソニー株式会社 サーボライタおよびサーボ信号の書込方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6081857A (en) 1993-12-17 2000-06-27 Storage Technology Corporation System and method for identifying and managing data storage volumes using electromagnetic transducers
US5689384A (en) 1994-06-30 1997-11-18 International Business Machines Corporation Timing based servo system for magnetic tape systems
JP2002074631A (ja) * 2000-08-16 2002-03-15 Internatl Business Mach Corp <Ibm> テープ・ドライブおよびそのサーボ・システム安定化方法
US6781784B2 (en) * 2001-04-13 2004-08-24 Storage Technology Corporation Reading tape with transverse distortion
JP3956120B2 (ja) 2002-08-23 2007-08-08 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション データ記憶装置、サーボ制御方法およびプログラム
US7136255B2 (en) * 2003-10-20 2006-11-14 Quantum Corporation Servo methods and systems using masked medium edge position sensors
JP4071741B2 (ja) * 2004-05-27 2008-04-02 日立マクセル株式会社 サーボ信号記録装置およびサーボ信号記録方法および磁気テープおよびデジタルデータ記録再生装置。
JP4278001B2 (ja) * 2004-09-30 2009-06-10 日立マクセル株式会社 磁気テープの記録再生方法および記録再生装置
US8432634B2 (en) * 2006-04-03 2013-04-30 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Identifying error built into a medium

Also Published As

Publication number Publication date
US8068308B2 (en) 2011-11-29
JP2009295199A (ja) 2009-12-17
US20090296269A1 (en) 2009-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5207833B2 (ja) サーボ信号記録装置、磁気テープ装置、およびトラッキングサーボ方法
JP5080339B2 (ja) ヘッドトラッキングサーボ方法、記録再生装置、磁気テープ、および磁気テープカートリッジ
US20060092547A1 (en) Method and a device for recording and reproducing data onto and from a magnetic tape
TWI480866B (zh) 伺服系統及其操作方法
GB2508388A (en) Tape servo pattern
JP2005502149A (ja) 記録ヘッドの磁気サーボ
JP2020140744A (ja) 磁気テープ読取装置、磁気テープカートリッジ及び磁気テープ読取方法
WO2011067052A1 (en) Detection and acquisition of a servo pattern
US20110051277A1 (en) Method for erasing magnetic tapes
WO2009005589A1 (en) Data storage tape recertification
JP5309202B2 (ja) 磁気テープ
JP4918407B2 (ja) サーボ信号記録装置
US7697230B2 (en) Tape drive position control
US7221533B2 (en) Method and apparatus for servo information writing in a disk drive
JP5537593B2 (ja) データ記録方法、データ記録装置、及び記録媒体
JP4154377B2 (ja) 磁気ディスク装置、並びにそのデータトラックピッチ決定方法及びセルフサーボライト方法
JP4071741B2 (ja) サーボ信号記録装置およびサーボ信号記録方法および磁気テープおよびデジタルデータ記録再生装置。
JP2010009725A (ja) サーボ信号記録装置、磁気テープ装置、磁気テープ
JP2013229085A (ja) 磁気テープ駆動装置
Cherubini et al. Fast servo signal acquisition in tape drives using servo and data channels
US11605399B2 (en) High-precision servo system for advanced magnetic tape storage system
JP5133124B2 (ja) 磁気テープ装置
WO2022018915A1 (ja) 磁気テープ装置、および磁気テープ装置の作動方法
JP2005259232A (ja) 磁気テープの記録再生方法および記録再生装置
JP5080379B2 (ja) 磁気テープ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110317

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130219

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160301

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5207833

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250