JP2005502149A - 記録ヘッドの磁気サーボ - Google Patents

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Abstract

磁気読取/書込ヘッドをデジタル線状テープの磁性面上のデータトラックに位置合わせする方法である。この方法は、サーボチャネルライタで、テープの磁性面上に位置する光サーボマークのトラックの上に信号を書込むステップと、サーボチャネルリーダから得られたリードバック信号から位置誤差信号を生成するステップと、位置誤差信号に従って磁気読取/書込ヘッドを位置付けるステップとを含む。

Description

【0001】
【発明の分野】
この発明は、記録ヘッドの磁気サーボに関する。
【0002】
【背景】
データの記憶および検索の性能を増大させるために、多くのデジタル線状磁気テープ記録システムは、記録間隔およびトラック幅を狭めた状態の複数ヘッド、複数チャネルを取付けられたヘッド構造を利用するため、多くの線状のデータトラックが予め定められた幅のテープ媒体上に実現されるかもしれない。テープ基板はまた、小さな直径のパッケージにテープの長さを伸ばした状態で、薄くされている。
【0003】
ヘッド位置決めサーボシステムは、選択されたデータトラックの上に磁気テープシステムの読取および/または書込ヘッドを正確に位置決めすることを必要とする多くの状況において使用される。ヘッドとデータトラックとの間の位置合わせ不良は、リードバック中のデータエラーおよび書込中の隣接したトラック上のデータ損失を引起こすかもしれない。
【0004】
複数トラック磁気テープ記憶システムにおいて、ランダム横方向テープ動作(「LTM」)は、より高い密度を達成しそれによってテープあたりのより大きいユーザデータ容量を達成する際の制限要因である。LTMは、テープ方向を横断する横方向におけるテープの望ましくない動作のことである。LTMは、テープスリットの変化、テンションの変化、案内機構における欠陥、記録ヘッドにおける摩擦の変化ならびに暑さおよび湿気といった環境の要因を含む多くの要因によって生じ得る。これらの要因はさまざまな面でLTMに影響を与える。これらの要因の中には、テープの走行に対して横方向にテープの不意の瞬間的な飛び越しを引起こすものがある一方で、テープ走行中に横方向への小さなずれを生じ得るものもある。一般的に、LTMは予測不可能で二度とないものであり、補償されなければならない。
【0005】
【概要】
1つの局面では、この発明は、磁気読取/書込ヘッドをデジタル線状テープの磁性面上のデータトラックに位置合わせする方法を特徴とする。この方法は、サーボチャネルライタで、テープの磁性面上に位置する光サーボマークのトラックの上に信号を書込むステップと、サーボチャネルリーダから得られたリードバック信号から位置誤差信号を生成するステップと、位置誤差信号に従って磁気読取/書込ヘッドを位置付けるステップとを含む。
【0006】
1つまたはそれ以上の以下の特徴も含み得る。
光サーボマークのトラックはテープの製造中に付けられ、印刷、エンボッシング、レーザ光によるパターニング/アブレーションによって形成し得る。信号はDC信号、AC信号等を書込むことによって生成し得る。サーボチャネルリーダは、第1の読取ヘッドと第2の読取ヘッドとを有するセンタタップのリーダでもよい。リードバック信号は、第1の読取ヘッドからの第1の周波数と第2の読取ヘッドからの第2の周波数とを含む。位置誤差信号は、第1の周波数信号と第2の周波数信号との間の差を含み、差の絶対値はオフセットの大きさであり、符号はオフセットの方向である。この大きさは、マイクロメートルと関連させてもよい。位置誤差信号に従って磁気読取/書込ヘッドを位置付けるステップは、符号が負である場合は光サーボマークのトラックに対して上に、符号が正である場合は下に、読取/書込ヘッドを駆動するステップを含む。
【0007】
別の局面では、この発明は、磁気記録ヘッドサーボシステムを特徴とし、このシステムは、記録チャネルと、少なくとも1つの磁気サーボチャネルとを含み、磁気サーボチャネルは光サーボマークのトラックからサーボ信号を生成し、このシステムはさらに磁気サーボチャネルに接続されサーボ信号を処理するためのサーボ処理システムと、サーボ処理システムから受取られたサーボ命令に接続され応答するモータとを含み、モータは光サーボマークのトラックの位置に対する記録ヘッドサーボシステムの位置を制御する。
【0008】
1つまたはそれ以上の以下の特徴も含み得る。
サーボチャネルは、書込ヘッド、第1の読取ヘッドおよび第2の読取ヘッドを含む。書込ヘッドは信号音を書込む。第1の読取ヘッドおよび第2の読取ヘッドは信号音の周波数を検出する。サーボ処理システムは、第1の読取ヘッドと第2の読取ヘッドとによって検出された周波数間の差を決定するための手段と、この差を線状位置命令に変換するための手段と、線状位置命令をモータに送るための手段とを含み得る。
【0009】
この発明の実施例は1つまたはそれ以上の以下の利点を有し得る。
光サーボマークに対してヘッドがどこにあるかを決定するための別個の光サーボシステムが必要とされないため、全体的な重さが減じられ、光サーボシステムおよび磁気ヘッドの正確な位置合わせが不要になる。
【0010】
光サーボマークの使用によって、製造の時点でテープに付けられた磁気サーボマークを消去する可能性が排除される。
【0011】
媒体アブレーション領域、つまり光サーボマークは、純に磁気サーボ書込情報なので、不変であり、バルク消去にさらされることはない。
【0012】
さらなる1つのまたは複数のサーボチャネルヘッドは、磁気ヘッド装置製造中の処理費用を増大させず、ウェーハの最小限の部分を占める。
【0013】
この発明の1つまたはそれ以上の実施例の詳細を以下の添付の図面および詳細な説明で述べる。この発明の他の特徴、目的および利点は、詳細な説明、図面の説明および特許請求の範囲から明らかになるであろう。
【0014】
さまざまな図面において同じ参照記号は同じ要素を表示する。
[詳細な説明]
図1を参照して、高いトラック密度で記録するための例示の磁気テープシステム10は、テープリール14と16との間に位置付けられたデジタル線状テープ12を含む。テープリール14および16は回転可能に駆動されるリール駆動モータ18および20上に取付けられる。リール駆動モータ18および20はテープリール14および16を回転させて、リール14からリール16へと前方向へデジタル線状テープ12を移動させる。デジタル線状テープ12が進むと、それは線状のデータのトラックをデジタル線状テープ12に書込む記録ヘッド22を横切って移動する。記録ヘッド22は、書込ヘッドと読取ヘッドの双方を含み、特に、書込まれたデータの読取チェックを可能にする。デジタル線状テープ12の全体の長さがテープリール14からテープリール16へと転送されたとき、リールモータ18および20の回転の方向が反転する。デジタル線状テープ12は次に、記録ヘッド22を横切って逆の方向に進む。デジタル線状テープ12が逆の方向に進み始めると、記録ヘッド22は記録ヘッドアセンブリ24によってデジタル線状テープ12に対し横方向に進められ、デジタル線状テープ12上の別のトラックの情報の記録を可能にする。
【0015】
コントローラ26は、記録ヘッド22によって書込まれるデータおよび制御情報を記録ヘッドアセンブリ24に与える。デジタル線状テープ12を前および逆方向に進行させ、その後に記録ヘッド22をデジタル線状テープ12を横切るように進めることを続けると、結果として、並列する複数の記録済みデータトラックが生じる。デジタル線状テープ12上の長手方向の位置に対する記録ヘッド22の位置は、光タコメータといった位置センシング手段によって連続的にモニタされる。
【0016】
図2を参照して、図1のデジタル線状テープ12の断面は、プラスチック基板42に付けられ、テープ12の第1の主表面を形成する磁気記憶層40を含む。主としてカーボンブラックからなる非磁気背面層44はプラスチック基板42に付けられ、テープ12の反対側の第2の主表面を形成する。
【0017】
図3を参照して、デジタル線状テープ12の磁気記憶層40は、複数の線状磁気データ記憶トラック50を規定し、光サーボパターン52の複数のトラックを含む。光サーボパターン52のトラックは、以下で説明されるように、磁気テープシステム10によって利用され、LTMを補償する。記録ヘッド22は、同様に以下で説明されるように、磁気データ記憶トラック50のすべてではなくいくつかと位置合わせされた記録チャネルと呼ばれる複数の読取ヘッドおよび書込ヘッドを含む。磁気記憶層40上のデータ記憶トラック50の各々に対して、磁気記憶層40上の光サーボパターン52のトラックが与えられるため、1つの記録チャネルが線状テープの移動中に光サーボパターン52の適切なトラックをたどれば、すべての記録チャネルがそれぞれの磁気データ記憶トラック50をたどるであろう。光サーボパターン52のトラックはテープ製造過程の一部として形成される。従来のレーザ書込、エンボッシングまたはパターニング技術をテープ製造中に使用して光サーボパターン52のトラックを与えてもよい。
【0018】
図4を参照して、例示の光サーボパターンライタシステム60は、レーザソース62、光学システム64およびレンズ66を含む。レーザソース62はコリメート光68の1つまたはそれ以上のビームを生成する。コリメート光68は光学システム64に入り、そこでコリメート光は複数のビーム70に分割される。複数のビーム70はレンズ66を通過し、テープ12の磁気記憶層40に集束するようにされる。テープ12に当ると、複数のビーム70の各々は、テープ12の磁気記憶層40から磁気素材の断片を取除き、各々光サーボマーク72と呼ばれる磁気素材が欠落するくぼみを生成する。テープ12に当る複数のビーム70は、互いに並列するよう配置された光サーボトラックの複数のトラックを形成する。レーザソース62および光学システム64は制御されて、さまざまな光サーボマークパターンを生成し得る。たとえば、レーザソース62はパルスにされて、環状のマークを生成し得る。光サーボパターン52の各々のトラックを、記録チャネルがどの名目の光サーボパターントラックがたどられているのかを決定することを可能にする固有の値またはコードで符号化してもよい。たとえば、指定された周波数の電気または磁気信号を光サーボパターンの選択されたトラックに書込んでもよい。
【0019】
図5を参照して、記録ヘッド22は複数の記録チャネル80および1つまたはそれ以上のサーボチャネル82を含む。サーボチャネル82は、磁気記録素材が欠けており振幅変調を引き起こす光サーボパターン52のトラックに関連したサーボ位置誤差信号の書込および入手を行なう。上述のとおり、記録チャネル80は、一般的に光サーボパターン72のトラックの間に長手方向に位置付けられたデータトラックにおけるデータを読取り、書込む。サーボチャネル82は読取ヘッドと書込ヘッドの双方を含む。サーボチャネル書込ヘッドは、その幅が記録チャネル書込ヘッドとおよそ同じである従来の誘導ヘッドを含む。一例において、サーボチャネル読取ヘッドは、センタタップのMRリーダといったセンタタップの3端子リーダである。
【0020】
動作中に、テープ12が記録ヘッド22を通って走行すると、サーボチャネル書込ヘッドは光サーボパターン52のトラックの上に磁気信号を書込む。磁気信号はサーボチャネル書込ヘッドによって光サーボパターン52上に与えられる。磁気信号は、AMラジオ周波数帯における信号音といった相対的に低い周波数の信号音である。磁気信号音の振幅は、光サーボパターンの上に与えられるときに減少し、または光サーボパターンの深さ次第で消滅する。したがって、光サーボパターン52における磁気素材の欠落または光サーボパターン52の深さからの間隔損失によって周波数の消失が生じ、この周波数の消失は振幅の変調としてサーボチャネル読取ヘッドによって読取ることができる。
【0021】
各々のサーボチャネル82はサーボ処理システム84に接続される。サーボ処理システム84は各々のサーボチャネル82から受取った情報を処理し、位置誤差信号(PES)を生成する。PESを用いて、光サーボパターン52に対するサーボチャネル82の位置合わせ不良を補償する。PESは、記録ヘッド22に接続されたボイスコイルアクチベータといった位置モータ88へ送り込まれる。位置モータ88は、デジタル線状テープ12に対する記録ヘッド22の横方向の運動を制御し、横方向テープ動作(LTM)を補償し、したがって、確実に各々の記録チャネルがそれぞれのデータのトラックに適切に位置合わせされるようにする。
【0022】
位置誤差信号(PES)は、たとえば、センタタップの(CT)リーダを有するサーボチャネルを用いて光サーボパターン52のトラック上の磁気信号を検出することにより生成することができる。
【0023】
次に図6を参照して、例示のCTリーダ90はリーダヘッド92およびリーダヘッド94を含む。テープがサーボチャネルおよび記録チャネルを横切って移動すると、サーボチャネル書込ヘッド96は光サーボパターン52のトラックの上に信号音を書込む。光サーボパターン52のトラックはリーダヘッド92およびリーダヘッド94の下を直ちに通過する。サーボチャネル書込ヘッド96によって書込まれた信号の振幅はリーダヘッド92とリーダヘッド94の双方によって検出される。リーダヘッド92またはリーダヘッド94によって受取られた信号音の振幅の変化は、それぞれのリーダヘッドがより多くのサーボパターン52のトラックを察知するとき高く、それぞれのリーダヘッドが移動して光サーボパターン52のトラックから離れるときに最小限まで低下する。テープが進む際に、CTリーダ90が光サーボパターンの直上の中央に置かれる場合、リーダヘッド92およびリーダヘッド94によって受取られた信号の振幅の変化は同じになり、したがって、X=Y(またはX−Y=0)になり、ここでXはサーボリーダヘッド92によって検出された振幅をmVで表したものに等しく、Yはサーボリーダヘッド94によって検出された振幅の変化をmVで表したものに等しい。したがって、X−Yは、その大きさおよび符号が光サーボマーク52のトラック、そして結果として、データのトラックに対して記録ヘッド22を中央に置く方法を示す電気信号である。X−Yは位置誤差信号(PES)を表わし、位置誤差信号では、結果として生じるmVの差は、信号をX+Yでスケーリングすることによってマイクロメートルでの位置誤差に関連付けることができ、テープ12に対して記録ヘッド22を調整するように用いられる。
【0024】
サーボチャネル90が光サーボパターン52に対して高い場合、すなわちY>X(またはX−Y<0)の場合、記録ヘッド22を光サーボパターン52のトラックの上の中央に置くために下降させる必要がある。この理由は、磁気信号は光サーボパターン52のトラックの上に置かれ、したがって、リーダヘッド94によって検出された信号の振幅は、リーダヘッド92によって検出された信号の振幅よりも大きいためである。サーボチャネル90が光サーボパターンに対して低い場合、すなわちX>Y(またはX−Y>0)の場合、記録ヘッド22を光サーボマーク52のトラックの上の中央に置くために上昇させる必要がある。
【0025】
(図5の)サーボ処理システム84は、テープ12上の各々の光サーボパターン52がサーボチャネル90の下を通過すると、2つの振幅信号XおよびYを受取り、リーダヘッドは磁気信号を検出しXからYを減算する。差が0の場合、サーボ命令はステッパモータ86に送られない。差が0よりも大きい場合、サーボ処理システム84はステッパモータ84にサーボ命令を送り、ロータリモータ88を駆動して、記録ヘッド22を、マイクロメートルに変換された差の絶対値に等しい大きさだけ、横方向に下方移動させる。差が0よりも小さい場合、サーボ処理システム84はステッパモータ84にサーボ命令を送り、ロータリモータ88を駆動して、記録ヘッド22を、マイクロメートルに変換された差の絶対値に等しい大きさだけ、横方向に上方移動させる。テープ12が移動し続け記録ヘッド22を通り過ぎると、テープ上の光サーボパターン52のうちの1つがサーボチャネル90の下を通過するたびに、新しい振幅信号XおよびYは連続的に検出される。したがって、サーボ処理システム84は検出された振幅信号の差を連続的に分析し、位置付け情報を位置モータ88に与えて、LTMを補償する。
【0026】
図7を参照して、光サーボパターン100のトラックに位置合わせされたCTリーダ90が示されている。各々の光サーボパターン100がCTリーダ90のそばを通過すると、パターン100上の磁気信号がリーダヘッド92およびリーダヘッド94によって検出され、検出された信号の振幅がグラフに示されている。グラフ102はリーダヘッド92から検出された信号であり、グラフ104はリーダヘッド94から検出された信号である。光サーボパターンのうちの1つがCTリーダ90を通過するたびに、振幅は減少しリーダヘッド92および94によって検出される。検出された信号はおよそ等しいので、CTリーダ90そして結果として読取/書込ヘッドアセンブリは、光サーボパターン100のトラックに適切に位置合わせされる。
【0027】
図8を参照して、光サーボマーク100のトラックよりわずか上に位置付けられたCTリーダ90が示されている。各々の光サーボパターン100がCTリーダ90のそばを通過すると、パターン100上の磁気信号はリーダヘッド92およびリーダヘッド94によって検出され、検出された信号の振幅がグラフ上に示されている。グラフ106はリーダヘッド92から検出された信号であり、グラフ108はリーダヘッド94から検出された信号である。光サーボパターンのうちの1つがCTリーダ90を通過するたびに、振幅が増加しリーダヘッド92および94によって検出される。グラフ108における検出された信号はグラフ106における検出された信号よりも大きいので、CTリーダ90そして結果的に読取/書込ヘッドアセンブリを、光サーボパターン100のトラックに対して横方向に下方移動させ、適切に位置合わせする必要がある。
【0028】
図9を参照して、光サーボパターン100のトラックよりわずか下に位置付けられたCTリーダ90が示されている。各々の光サーボパターン100がCTリーダ90のそばを通過すると、マーク100上の磁気信号がリーダヘッド92およびリーダヘッド94によって検出され、検出された信号の振幅がグラフ上に示されている。グラフ110はリーダヘッド92から検出された信号であり、グラフ112はリーダヘッド94から検出された信号である。光サーボパターンのうちの1つがCTリーダ90を通過するたびに、振幅は増加しリーダヘッド92および94によって検出される。グラフ110における検出された信号はグラフ112における検出された信号よりも大きいため、CTリーダ90そして結果として読取/書込ヘッドアセンブリを、光サーボパターン100のトラックに対して横方向に上方移動させて、適切に位置合わせする必要がある。
【0029】
位置情報はまた、各々の光サーボパターン52の間の空間に書込まれるかもしれない。たとえば、トラック、バンドおよびトラック沿いの位置に関する情報は、サーボチャネルライタ96によって(たとえば信号音の変化として)書込まれるかも知れず、後続のサーボチャネルリーダ90のX+Y信号で読取られるかもしれない。
【0030】
この発明の多数の実施例を説明してきた。それにもかかわらず、この発明の精神および範囲から逸脱することなく、さまざまな変形がなされるかもしれないことが理解されるであろう。たとえば、光サーボパターンの上の磁気信号を、サーボパターンが製造過程で光サーボライタシステム60によって生成されるときに与えられるヘッドフィールドとすることができる。
【0031】
位置誤差信号(PES)を3つまたはそれ以上のセグメントタップのリーダで生成し、各々の光サーボパターンに関する3つまたはそれ以上の位置信号を生成することができる。
【0032】
一旦磁気信号が光サーボパターン52の所与のトラック上に書込まれると、2つのサーボチャネルのリーダを使用して、冗長位置情報または位置プラス方位情報を与えることが可能である。方位情報を用いて、磁気記録装置の方位を動的にセンタリングすることができる。万が一磁気信号が失われた場合は、それは磁気情報を動的に書込み、後続のサーボチャネルリーダを使用するだけで、磁気記録ヘッド装置を位置付けることによって置き換えることができる。
【0033】
したがって、他の実施例が前掲の特許請求の範囲内にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】例示の磁気テープ記録システムのブロック図である。
【図2】図1のデジタル線状テープ断面の概略図である。
【図3】光サーボトラックのトラックを有するデジタル線状テープ正面側の概略図である。
【図4】例示の光サーボパターン書込システムのブロック図である。
【図5】例示の磁気テープサーボシステムのブロック図である。
【図6】センタタップのリーダの概略図である。
【図7】図6のセンタタップのリーダによって生成されるような電圧信号の変化の第1のグラフである。
【図8】図6のセンタタップのリーダによって生成されるような電圧信号の変化の第2のグラフである。
【図9】図6のセンタタップのリーダによって生成されるような電圧信号の変化の第3のグラフである。

Claims (18)

  1. 磁気読取/書込ヘッドをデジタル線状テープの磁性面上の複数のデータトラックに位置合わせする方法であって、
    サーボチャネルライタで、テープの磁性面上に位置する光サーボマークのトラックの上に信号を書込むステップと、
    サーボチャネルリーダから得られたリードバック信号から位置誤差信号を生成するステップと、
    位置誤差信号に従って磁気読取/書込ヘッドを位置付けるステップとを含む、磁気読取/書込ヘッドをデジタル線状テープの磁性面上の複数のデータトラックに位置合わせする方法。
  2. 光サーボマークのトラックはテープの製造中に付けられる、請求項1に記載の方法。
  3. 光サーボマークのトラックは印刷によって形成される、請求項1に記載の方法。
  4. 光サーボマークのトラックはエンボッシングによって形成される、請求項1に記載の方法。
  5. 光サーボマークのトラックはレーザ光によるパターニング/アブレーションによって形成される、請求項1に記載の方法。
  6. 前記信号はDC信号を書込むことによって生成される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記信号はAC信号を書込むことによって生成される、請求項1に記載の方法。
  8. サーボチャネルリーダは、第1の読取ヘッドと第2の読取ヘッドとを有するセンタタップのリーダである、請求項1に記載の方法。
  9. リードバック信号は、
    第1の読取ヘッドからの第1の信号と、
    第2の読取ヘッドからの第2の信号とを含む、請求項1に記載の方法。
  10. 位置誤差信号は第1の信号と第2の信号との間の差を含み、差の絶対値はオフセットの大きさであり、符号はオフセットの方向である、請求項1に記載の方法。
  11. 前記大きさはマイクロメートルに関連する、請求項10に記載の方法。
  12. 前記位置誤差信号に従って磁気読取/書込ヘッドを位置付けるステップは、符号が負である場合、光サーボマークのトラックに対して上に読取/書込ヘッドを駆動するステップを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記位置誤差信号に従って磁気読取/書込ヘッドを位置付けるステップは、符号が正である場合、光サーボマークのトラックに対して下に読取/書込ヘッドを駆動するステップを含む、請求項11に記載の方法。
  14. 磁気記録ヘッドサーボシステムであって、
    複数の記録チャネルと、
    少なくとも1つの磁気サーボチャネルとを含み、磁気サーボチャネルは光サーボマークのトラックからサーボ信号を生成し、前記磁気記録ヘッドサーボシステムはさらに、
    磁気サーボチャネルに接続されサーボ信号を処理するためのサーボ処理システムと、
    サーボ処理システムから受取られたサーボ命令に接続され応答するモータとを含み、モータは光サーボマークのトラックの位置に対する記録ヘッドサーボシステムの位置を制御する、磁気記録ヘッドサーボシステム。
  15. サーボチャネルは、
    書込ヘッドと、
    第1の読取ヘッドと、
    第2の読取ヘッドとを含む、請求項14に記載のシステム。
  16. 書込ヘッドは信号音を書込む、請求項15に記載のシステム。
  17. 読取ヘッドは信号音の振幅を検出する、請求項16に記載のシステム。
  18. サーボ処理システムは、
    ヘッドによって検出された振幅間の差を決定するための手段と、
    差を線状位置命令に変換するための手段と、
    線状位置命令をモータに送るための手段とを含む、請求項14に記載のシステム。
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