JP2001093211A - テープ走行装置及びそれを使用したテープ書き込み装置 - Google Patents

テープ走行装置及びそれを使用したテープ書き込み装置

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JP2001093211A
JP2001093211A JP30746699A JP30746699A JP2001093211A JP 2001093211 A JP2001093211 A JP 2001093211A JP 30746699 A JP30746699 A JP 30746699A JP 30746699 A JP30746699 A JP 30746699A JP 2001093211 A JP2001093211 A JP 2001093211A
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magnetic tape
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Tomoyuki Omori
智幸 大森
Taro Doi
太郎 土井
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Otari Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープ1の走行をヘッド部2のところで可能
な限り蛇行しないテープ走行装置を実現する。 【解決手段】テープ1の走行方向に対して、上流側から
第1のバイアス手段3、第1の位置決め手段4、ヘッド
部2、第2の位置決め手段5、第2のバイアス手段6と
いう順番に並んだテープ走行装置とした。バイアス手段
3、4は、テープ1の走行経路を一方向にバイアスす
る。位置決め手段4、5は、ヘッド部2の両脇にあっ
て、バイアスされたテープ1の位置を決める。また、バ
イアス手段と位置決め手段は距離が離れている。このよ
うに構成すると、ヘッド部2の付近では、テープ1は殆
ど蛇行することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録手段によっ
て、テープに信号を記録する場合に、テープ上に記録さ
れた信号の機械的な記録パターンが正確になるようにテ
ープを走行させるテープ走行装置及びそれを使用したテ
ープ書き込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープは、コンピュータなどの情報
を記録し、保存するための記録媒体として広く用いられ
ている。磁気テープに信号を記録する場合の一般的な課
題は、如何にして単位面積あたりの情報の記録密度を上
げるかにある。単位面積あたりの情報の記録密度を向上
させることができれば、小型の記録媒体に大量の情報を
記録できるという利点と、テープへの情報の転送速度
(情報の記録速度)を上昇させることができるという利
点がある。磁気テープの単位面積あたりの記録密度を上
昇させるために、テープ走行装置に対して従来よりいろ
いろな技術的な改良が加えられている。
【0003】従来の高密度テープ記録装置は、テープ走
行装置の機械加工精度を向上させることによって記録密
度の向上がはかられてきた。例えば、磁気ヘッドを用い
て磁気テープに信号を記録する場合は、磁気テープの長
手方向に沿って多数の記録トラックを設ける。トラック
の幅を細くし、トラックとトラックの距離であるトラッ
ク密度を多くすれば、単位面積あたりの情報の記録密度
が向上する。しかし、極端にトラックの幅を細くすると
記録した信号を再生するときに、再生ヘッドがトラック
を完全にトレースするのが難しくなるという問題が発生
する。従って、テープ走行装置の機械加工精度だけに頼
ったテープ走行装置の改良を行っても、トラックの幅を
細くしたり、トラック密度を上げることによる記録密度
を向上させるには限界がある。
【0004】一方最近の高密度テープ記録装置は、従来
のテープ走行装置と同様の改良に加えてサーボトラック
によるサーボ制御のメカニズムが組み込まれるようにな
ってきた。サーボ制御のメカニズムとは、走行する磁気
テープに対して記録ヘッドや再生ヘッドの位置をテープ
の幅方向に制御することにより、テープ上のトラックを
完全にトレースできるようにしたものである。サーボ制
御を使用するテープ記録装置で使用する磁気テープは、
テープ上に予めサーボパターンを記録しておく。サーボ
パターンは、テープの幅方向の記録ヘッドや再生ヘッド
の位置制御の基準となるパターンである。記録ヘッドや
再生ヘッドは、サーボパターンを基準にしてトラックの
位置を決定し、トラックをトレースする。そうすると、
トラックの幅は極限まで細くすることができ、かつトラ
ックとトラックの間隔を非常に狭くすることが可能とな
る。
【0005】ところで、このようにサーボ制御を使用す
るテープ記録装置に使用するテープにおいて最も重要な
ことは、テープの上に正確にサーボパターンを形成する
ということである。これは、サーボパターンがサーボ制
御の全ての基準として使用されるからである。テープの
上にサーボパターンを形成するには、サーボライタとい
う専用のテープ書き込み装置を使用する。サーボライタ
に必要な機能は、テープの正確な速度で走行させ、かつ
サーボパターンを精度良く記録するということである。
特にサーボパターンを精度良く記録するには、特別にサ
ーボライタとして設計されたテープ走行装置を組み込ん
だテープ書き込み装置が不可欠である。
【0006】サーボライタとして使用されるテープ書き
込み装置に使用可能と考えられるテープ走行装置のメカ
ニズムは、従来よりいくつか知られている。例えば特開
昭61−150153(G11B15/60)には、磁
気ヘッドの両側でテープの走行経路を一方向に付勢する
バイアスをかけるとともに、テープガイドでテープの走
行位置を規制することにより、高い精度のトラッキング
が得られるというメカニズムが示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来知られているサー
ボライタに使用可能と考えられるテープ走行装置は、十
分な精度が得られないことがあった。この原因は、テー
プに実際にサーボパターンを記録する記録部に対して、
テープの幅方向にテープが蛇行する場合があるためであ
る。本発明は、テープの蛇行が可能な限り少なくなるよ
うにしたテープ走行装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】磁気テープを上流側から
下流側に向けて走行させるためのテープ走行装置におい
て、走行する前記磁気テープを片側に寄せるための第1
のバイアス手段と、前記第1のバイアス手段の下流側に
配置され、前記第1のバイアス手段によって片側に寄せ
られた前記磁気テープを前記磁気テープの幅方向に規制
し、前記磁気テープの走行位置の位置決めをする第1の
位置決め手段と、前記第1の位置決め手段の下流側に配
置され、前記磁気テープに信号を記録するヘッド部と、
前記ヘッド部の下流側に配置され、走行する前記磁気テ
ープを片側に寄せるための第2のバイアス手段と、前記
ヘッド部及び前記第2のバイアス手段の間に配置され、
前記第2のバイアス手段によって片側に寄せられた前記
磁気テープを前記磁気テープの幅方向に規制し、前記磁
気テープの走行位置の位置決めをする第2の位置決め手
段を備えたテープ走行装置としたものである。すなわち
各構成要素の配置は、磁気テープの上流側から、第1の
バイアス手段、第1の位置決め手段、ヘッド部、第2の
位置決め手段、第2のバイアス手段となっている。
【0009】
【発明の実施の態様】図1は、本発明の概要を示した斜
視図である。1は、磁気テープたるテープである。テー
プ1は、左側から右側に向かって走行する。2はヘッド
部である。ヘッド部2は、テープ1にサーボパターンを
記録する。3は、第1のバイアス手段である。4は、第
1の位置決め手段である。5は、第2の位置決め手段で
ある。6は、第2のバイアス手段である。テープ1の走
行方向に対して、最も上流にあるのは、第1のバイアス
手段3である。テープ1の走行方向に対して最も下流に
あるのは、第2のバイアス手段6である。第1のバイア
ス手段3と第1の位置決め手段4は距離が離れている。
第2の位置決め手段5と第2のバイアス手段6も距離が
離れている。
【0010】第1のバイアス手段3は、テープ1の走行
を図面上で下方向に向けてバイアスする。第1の位置決
め手段4は、テープ1の厚み方向を案内する案内面7
と、テープ1の高さ方向を案内する高さ案内面8から構
成されている。また、第2の位置決め手段5は、テープ
1の厚み方向を案内する案内面9と、テープ1の高さ方
向を案内する高さ案内面10から構成されている。
【0011】図2は、図1に示したテープ走行装置の正
面図である。第1のバイアス手段3のテープ案内部11
は、テーパになっている。テープ案内部11は、テープ
1の走行に従って回転する回転ローラになっている。さ
らに、第1のバイアス手段3は、円盤状になった上ガイ
ド12と下ガイド13を備えている。テープ案内部11
は、下ガイド13の側が上ガイド12の側より広くなっ
ている。そうすると、テープ1が走行すると、テープ案
内部11が回転してテープ1の走行は、矢印14に示す
方向にバイアスされる。第2のバイアス手段6も第1の
バイアス手段3と同様な構成で実現することができる。
すなわち第2のバイアス手段6は、テープ案内部15、
上ガイド16、下ガイド17を備えており、テープ案内
部15はテーパになっており、かつテープ案内部15
は、テープ1の走行と共に回転する。テープ1が走行す
るとテープ1は、矢印18に示す方向にバイアスされ
る。図3は、図1に示した第1の位置決め手段4の動作
を説明する動作説明図である。テープ1は、矢印14に
示す方向にバイアスされると、テープ1の下エッジ19
は、高さ案内面8に常に接触しながら走行する。そうす
ると、テープ1の幅方向は、下エッジ19を基準にして
案内される。
【0012】図4は、図1に示したテープ案内装置の効
果を示したグラフである。図4に示すグラフは、縦軸に
テープ1の下エッジ19の位置V、横軸に時間Tをとっ
たものである。測定方法は、図2に示すように、センサ
20をテープ1の下エッジ19付近に設置して、下エッ
ジ19の位置を測定することによって行なった。センサ
20は、発光部と受光部の2つの部分から構成されてい
る。そして、センサ20は、発光部と受光部によってテ
ープ1の下エッジ19をはさむように配置する。発光部
からの光は、テープ1の下エッジ19を透過して、受光
部に到達する。受光部に到達する光の量は、下エッジ1
9の位置に依存する。図2において、センサ20に対し
て下エッジ19が上に移動すれば受光部で検出される光
の量が多くなる。下エッジ19に位置が下がれば、検出
される光の量は減少する。その結果、センサ20で検出
する光の相対値は、下エッジ19の位置を表す。図4の
21は、図1に示したテープ走行装置でテープ1を走行
させた場合を示している。比較例として、22は、図1
に示す第2のバイアス手段6を削除して測定した例であ
る。21と22を比較すると、第2のバイアス手段6を
削除すると、テープ1の下エッジ19が削除しない場合
に比較して、上下の振動が大きくなっていることがわか
る。この結果から、第2のバイアス手段6の作用によっ
て、テープ1の下エッジ19の振動が抑制されていると
言える。なお、第1のバイアス手段4を削除し、第2の
バイアス手段だけにしてテープ1の走行を測定する、テ
ープ1の下エッジ19の振動の大きさは図4に示したグ
ラフの範囲を越えるほど大きい(グラフには示さな
い)。
【0013】さらに、別の比較例として、第1のバイア
ス手段及び第1の位置決め手段を一体に設け、かつ第2
のバイアス手段と第2の位置決め手段を一体に設けた例
(この構成は、特開61−150153に示した従来か
ら知られている構成とほぼ同一の構成である)について
測定すると、テープ1の下エッジ19の振動の大きさ
は、やはり図4に示したグラフの範囲を超えるほど大き
い(グラフには示さない)。このことから、バイアス手
段と位置決め手段はある程度距離が離れていたほうが良
い結果が得られる。バイアス手段と位置決め手段の距離
は、単に離れていれば良く、測定されるテープ1の下エ
ッジ19の振動の大きさには明確な影響を及ぼさない
が、バイアス手段と位置決め手段の取り付けスペースの
点から考慮して、テープ幅程度でよい。ただし、第1の
バイアス手段3と第1の位置決め手段4との距離、第2
の位置決め手段5と第2のバイアス手段6の距離が必要
以上に長いと(例えばテープ幅の5倍以上)バイアス手
段の効果か弱くなる可能性がある。さらに、第1の位置
決め手段4と第2の位置決め手段5の距離が長すぎると
(例えばテープ幅の5倍以上)図4に示す位置24での
振動範囲が広がる可能性がある。従って、第1のバイア
ス手段3、第1の位置決め手段4、第2の位置決め手段
5、第2のバイアス手段6は、近いほうが望ましい。
【0014】図5は、図1に示したテープ走行装置の作
用を摸式的に示したものである。図5の横軸は図1に示
したテープ走行装置のテープ1に沿った位置を示し、縦
軸はテープ1の下エッジ19の振動範囲を示している。
横軸の23は第1の位置決め手段4に対応し、24はヘ
ッド部2に対応し、25は第2の位置決め手段5に対応
する。また、横軸26は、高さ案内面8と高さ案内面1
0によって形成するテープ1の下エッジ19の基準面に
対応する。もし、第1のバイアス手段3と第2のバイア
ス手段6が有効に作用していれば、テープ1の下エッジ
19の最大降下線は曲線27で示す位置であり、最大上
昇線は曲線28で示す位置である。そうすると、テープ
1の下エッジ19の振動範囲は曲線27と曲線28で囲
まれた範囲となる。一方、第2のバイアス手段6が機能
していない場合は、最大下降線は27であるが、最大上
昇線は29に示す位置になると考えられる。これは、基
準となる横軸26から見ると、曲線29は曲線28に比
べて離れていることを示している。
【0015】図6は、本発明の他の実施の態様を示した
ものである。図6に示した例が図1に示した例と異なる
のは、第1の位置決め手段と、第2の位置決め手段の構
成である。図1に示した例では、第1の位置決め手段4
及び第2の位置決め手段5が比較的広い面積でテープ1
に接触する。図6に示す第1の位置決め手段30及び第
2の位置決め手段31は、テープ1への接触面積は、最
小になるようになっている。そのために、位置決め手段
30、31のテープ1の面を案内する案内面32、33
は、円筒形になっている。また、テープ1の高さ方向を
案内する高さ案内面34、35は、円筒形になっている
案内面32、33に沿って設けられている。もし必要で
あれば、例えば案内面32、33を多孔質の金属(例え
ば、焼結金属など)で形成し、内部から高圧空気を吹き
出すことによって、案内面32、33の表面からテープ
1を浮かすようにしてもよい。図6における、第1のバ
イアス手段3と第2のバイアス手段6の構成は、図1に
示した例と同一の構成で良い。図1との対比で、図6に
示した構成の利点を説明すれば、テープ1の張力が強い
ときは、図1に示すよう案内面7、9は広くテープ1に
接触するほうが、テープ1の高さ方向の位置決め精度を
高く保ちやすい。一方テープ1の張力が弱いときは、図
6に示す案内面32、33のように、テープ1との接触
面積を少なくするほうが、テープ1への損傷を与えにく
い。
【0016】図7は、さらに他の実施の態様を示したも
のである。図1に示した例と異なるのは、バイアス手段
の構成である。位置決め手段4、5は、図1に示した位
置決め手段4、5の例と同一の構成で良い。図7に示す
第1のバイアス手段36と、第2のバイアス手段37
は、テープ1が走行しても回転しない。図1に示したバ
イアス手段3、6は、テープ1の走行とともに回転し、
テープ案内部11、15のテーパになった部分によって
テープ1の走行をバイアスする。図7に示す第1のバイ
アス手段36と第2のバイアス手段37は、テープ案内
部38、39は回転しないが、下ガイド41、43に比
較して上ガイド40、42側が、図面上で手前に傾いて
いる。すなわちテープ案内部38、39は、テープ1の
走行面に対して傾斜している。傾きの角度は1度から5
度程度である。そうすると、テープ1の走行は、矢印4
4、45に示方向にバイアスされる。図1で示した例と
の比較で図7に示した例を説明すれば、バイアス手段3
7、37が回転しないため、テープ1の走行は、図1に
示した例よりも安定である。しかし、テープ案部38、
39はテープ1と摩擦することになるので、テープ1の
面に損傷を与える傾向がある。従って、図7に示した例
は、テープ1の張力が弱いときに優れた結果が得られ
る。なお、以上に示したいくつかのバイアス手段や位置
決め手段の実施の態様は、自由に組み合わせても良く、
また従来から知られいる構成を流用しても本発明を実施
することができる。
【0017】図8は、図1に示したテープ走行装置を使
用したテープ書き込み装置の構成を示したものである。
テープ書き込み装置53は、テープ1を、供給リール5
1から巻き取りリール52に向けて走行させる。50
は、図1に示したテープ走行装置である。テープ走行装
置50は、テープ1の走行経路のうえにある。54、5
5、56は、テープ1を駆動するテープ駆動部である。
テープ駆動部54、55、56は、従来のテープレコー
ダのように、モータで駆動されるキャプスタンとゴムの
ローラであるピンチローラによって構成されている。ま
た、供給リール51と巻き取りリール52もモータによ
って駆動される。従って、テープ書き込み装置53のテ
ープ1は、供給リール51、テープ駆動部54、55、
56、巻き取りリール42の5つの駆動源によって駆動
される。57、58、59、60はテンションアームで
ある。テンションアーム57、58、59、60は、そ
れぞれの位置でテープ1の張力を検出する。テープ1を
駆動する5つの駆動源のうち、実際にテープ1を走行さ
せて、走行速度を制御するのは駆動部55だけである。
他の4つの駆動源は、テープ1の張力を制御する。すな
わち、テンションアーム57の部分の張力は供給リール
51が、テンションアーム58の部分の張力はテープ駆
動部54が、テンションアーム59の部分の張力はテー
プ駆動部56が、テンションアーム60の部分の張力は
巻き取りリール52によってそれぞれ制御する。テープ
走行装置50の部分では、テンションアーム58によっ
てテープ1の張力を検出し、テープ駆動部54は、テン
ションアーム58の角度が常に一定になるようにテープ
1を制御する。
【0018】61は書き込み部である。書き込み部61
は、例えば熱源である。熱源61は、例えば図1に示し
たヘッド部2に必要に応じて熱を利用するレーザー光を
照射して、熱磁気的にテープ1に磁化パターンを形成す
る。このように、テープ書き込み装置53は、テープ走
行装置50の部分で、テープ1の張力を正確に一定の保
つことができるため、結果的にテープ1の上に正確な磁
化パターンを形成することができる。また、62、63
は、テープクリーナである。テープクリーナ62、63
は、クリーニングテープが常にテープ1の表面に接触す
るようにクリーニングテープを走行させる。テープクリ
ーナ62、63は、テープ1の表面を清浄に維持する。
【0019】
【効果】本発明を実施すれば、走行する磁気テープの蛇
行が極力少ないテープ走行装置及びテープ走行装置を使
用したテープ書き込み装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の態様を示す斜視図
【図2】実施の態様の正面図
【図3】実施の態様の動作を説明する説明図
【図4】発明の効果を説明するグラフ
【図5】発明の動作を説明する説明図
【図6】発明の他の実施の態様の正面図
【図7】発明の他の実施の態様を示す正面図
【図8】テープ走行装置を使用したテープ書き込み装置
【符号の説明】
1 磁気テープ 2 ヘッド部 3 第1のバイアス 4 第1の位置決め手段 5 第2の位置決め手段 6 第2のバイアス手段 53 テープ書き込み装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープを上流側から下流側に向けて
    走行させるためのテープ走行装置において、走行する前
    記磁気テープを片側に寄せるための第1のバイアス手段
    と、前記第1のバイアス手段の下流側に配置され、前記
    第1のバイアス手段によって片側に寄せられた前記磁気
    テープを前記磁気テープの幅方向に規制し、前記磁気テ
    ープの走行位置の位置決めをする第1の位置決め手段
    と、前記第1の位置決め手段の下流側に配置され、前記
    磁気テープに信号を記録又は再生するためのヘッド部
    と、前記ヘッド部の下流側に配置され、走行する前記磁
    気テープを片側に寄せるための第2のバイアス手段と、
    前記ヘッド部及び前記第2のバイアス手段の間に配置さ
    れ、前記第2のバイアス手段によって片側に寄せられた
    前記磁気テープを前記磁気テープの幅方向に規制し、前
    記磁気テープの走行位置の位置決めをする第2の位置決
    め手段を備えたテープ走行装置
  2. 【請求項2】 前記第1のバイアス手段及び前記第1の
    位置決め手段は距離が離れており、かつ前記第2の位置
    決め手段及び前記第2のバイアス手段は距離が離れてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のテープ走行装置
  3. 【請求項3】 前記第1のバイアス手段又は前記第2の
    バイアス手段の少なくとも一方が、前記磁気テープに接
    触する部分がテーパになっており、前記磁気テープの走
    行経路をバイアスすることを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載のテープ走行装置
  4. 【請求項4】 前記第1のバイアス手段又は前記第2の
    バイアス手段の少なくとも一方が、前記磁気テープに接
    触する部分について、前記テープの走行面に対して傾斜
    しており、前記磁気テープの走行経路をバイアスするこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のテープ走
    行装置
  5. 【請求項5】 磁気テープを供給する供給リールを備
    え、前記供給リールから供給された前記磁気テープを片
    側に寄せるための第1のバイアス手段と、前記第1のバ
    イアス手段の下流側に配置され、前記第1のバイアス手
    段によって片側に寄せられた前記磁気テープを前記磁気
    テープの幅方向に規制し、前記磁気テープの走行位置の
    位置決めをする第1の位置決め手段と、前記第1の位置
    決め手段の下流側に配置され、前記磁気テープに信号を
    記録又は再生するためのヘッド部と、前記ヘッド部の下
    流側に配置され、走行する前記磁気テープを片側に寄せ
    るための第2のバイアス手段と、前記ヘッド部及び前記
    第2のバイアス手段の間に配置され、前記第2のバイア
    ス手段によって片側に寄せられた前記磁気テープを前記
    磁気テープの幅方向に規制し、前記磁気テープの走行位
    置の位置決めをする第2の位置決め手段とからなるテー
    プ走行装置及び、前記第2の位置決め手段を通過した前
    記磁気テープを巻取る巻き取りリールを備えたことを特
    徴とするテープ書き込み装置
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