JP3789045B2 - 位置信号記録方法、信号再生装置、および磁気ディスク駆動装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フレキシブル型磁気記録装置、リジッド型磁気記録装置に関し、高速回転する円盤状の磁気記録媒体上に形成されたディスクトラックに関する読み取り・書込みヘッドの位置決定を行う位置信号記録方法、駆動装置、およびサーボシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
磁気記録媒体上にトラックを配置した磁気記録装置においては、磁気ヘッドをトラックに対し位置決めする必要があり、この位置決めには予め磁気記録媒体へ書き込んでおいたサーボ信号を用いるのが一般的である。
【0003】
また、近年磁気ディスク装置の記憶容量の増加、面記録密度向上において、トラック密度向上が重要な課題となっている。この為にはヘッド位置決め精度の向上が必須技術であり、例えば、特公昭63−64812、特許第2541660号(対応USP5,241,435),USP5,442,498、、特開平4−98661、特開平8−77538など、これまでにも多くの検討が為されてきた。また、関係学会等でも、例えば日本機械学会通常総会論文集(例えば1998.3.31〜4.1開催(IV)181〜204)に見られるごとくヘッド位置決め技術向上の試行結果が報告されている。
【0004】
かかる状況の元、本発明者は更なるトラック密度向上のために、下記の試行技術を検討した。
【0005】
試行例においては磁気ディスク装置における、ヘッド位置決め信号は、例えばオール1となるような信号列(バーストパターン、バースト信号)を記録媒体上に予め離散的に記録することで形成している。上記バースト信号を磁気記録トラック方向に沿って離散配置することで、信号再生時に一対のバースト信号の振幅差をトラック幅方向のずれ量として換算することにより、磁気ヘッドの位置ずれ量を得る。
【0006】
本試行例の位置決め用バーストパターンの記録方法は図4に示した通りである。(a)は実際に書き込まれたサーボパターンであり、(b)には、それぞれの操作(1)〜(4)に対する記録電流のタイミングチャートを図示してある。記録のトラック方向の幅tを有する記録ヘッド41と再生ヘッド42とが搭載された記録/再生複合ヘッドを用いて、位置決め信号制御用のパターン47と、サーボトラックピッチpのバーストパターン43を、記録トラックの中心線44に沿って書き込む。
【0007】
まず、任意トラックNで、位置信号制御用パターンIと、Aの残りのパターンの1/2を書き込み、Bの領域ではDC消去を行い、Cのパターンの最初の1/2をを書き込み、Dの領域で直流消去を行う(1)。次に1/2サーボトラックピッチずらしたN+1で、Iのパターンを書き込み、Aの領域では直流消去を行い、Bのパターンの最初の1/2を書き込み、、Cのパターンの残りの1/2を書き込み、Dの領域ではDC消去を行う(2)。さらに1/2サーボトラックピッチずらしたN+2では、Iのパターンを書き込み、Aの領域でDC消去を行い、Bのパターンの残りの1/2を書き込み、Cでは直流消を行い、Dのパターンの最初の1/2を書き込む(3)。さらに1/2サーボトラックピッチずらしたN+3では、Iのパターンを書き込み、Aのパターンの1/2を書き込み、B、Cの領域でDC消去を行い、Dのパターンの残りの1/2を書き込む(4)。尚、この場合、(1)から(4)の書込み操作は、各ステップにおいて1データトラックに対して1/2ずつ行い、データトラック中心は(1)および(3)となる。
【0008】
以下、N+4以降は、操作としては(1)に戻ってこれを繰り返す。
【0009】
ここで、再生ヘッドのトラック幅が記録パターン幅より小さいために、トラック幅方向の再生信号の線形性を確保するのが難しいという問題がある。
【0010】
この線形性確保のために、データトラックピッチよりも小さい、例えばデータトラックピッチの2/3幅でサーボパターンを形成する方法がある。
【0011】
この方法によれば、上記の記録方法において、記録パターン幅が記録ヘッドのトラック幅tの2/3であり、これが再生ヘッドのトラック幅よりも小さくなる場合に、トラック幅方向のサーボ信号分布特性はより線形となる。
【0012】
磁気記録密度が向上するにつれて、上記バースト信号のトラック幅方向寸法の正確さがますます重要となってきている。これに対して、試行例では、図4に示すように一旦記録されたバースト信号の端部をさらに消去(トリミング)46することで、サーボパターンの消去側のエッジ(トリミングエッジ45)は、原理上は規定され、記録するヘッドのトラック幅ばらつき等に影響されない正確な寸法幅の信号を記録することが可能となる。
【0013】
上記位置信号は以下のようにして復調する。
【0014】
位置信号(ポジション信号)POSは、バーストパターンA,Bの再生強度差分A−Bにより得られ、位置信号制御用のパターンIの強度あるいは積分値、もしくはA+Bの強度あるいは積分値にて規格化されて、
POS=(A−B) /( A+B) ・・(数 1)
または
POS=(A−B) /I ・・(数 2)
で表わされる。
【0015】
しかし、高記録密度達成のためには信号品質劣化の少ない数2の方が望ましい。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の方法では、顕微鏡等で光学的に観測されたトラック幅より広く記録された位置信号を消去してしまい、再生信号品質が劣化するという欠点があった。これは記録電流値や記録ヘッドの形状等に起因して発生する消去にじみという現象によるものである。例えば図4の試行例では、記録パターンの中に消去にじみ幅eが存在したり、必要寸法より広く消去してしまうことにより、位置信号の再生出力は所定の寸法にて記録されている場合に比較して劣化することになり、位置信号品質の劣化から位置決め精度の劣化を引き起こすことになる。位置決め精度が劣化すれば、高記録密度の達成が困難となる。
【0017】
さらに、換言すれば、記録パターンにおいて、本来、連続であるべきパターンに不連続部分が発生し、そのために再生信号品質が劣化し、上記のごとく、高密度化の達成が困難となる。
【0018】
本発明は以上の点に鑑みなされたものであって、位置信号品質の劣化が少なくなる位置信号記録方法および同システムと、この位置信号が記録再生される磁気ディスク駆動装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記目的を達成するために、まず、位置信号規格化に用いる位置信号制御用パターンIをトラック幅方向、即ち半径方向に対して重なり千鳥状に記録することを基本としたパターン配置と再生方法を導入する。
【0020】
所定のサーボパターンをこのように隣り合ったトラックにまたがって記録することにより、位置決め再生信号品質を向上させ、高密度な磁気記録再生装置を実現することが出来る。
【0021】
【発明の実施の形態】
実施例1
図1、図2は本発明の実施例1を示したものである。
【0022】
図1(a)は実際に書き込まれたサーボパターンを、図1(b)にはそれぞれの記録位置(1)〜(4)に対応する記録電流のタイミングチャートを、図1(c)には上記サーボパターンを再生した時の信号を、図2には信号復調のブロック図をそれぞれ図示してある。以下図面に従って説明する。
【0023】
記録のトラック方向の幅tを有する記録ヘッド11と再生ヘッド12とが搭載された記録/再生複合ヘッドを用いて、位置決め信号制御用パターン15と、サーボトラックピッチpのバーストパターン13を、記録トラックの中心線14に沿って書き込む。ここでサーボトラックのピッチpの1/2の寸法で該記録ヘッドをそのトラック幅方向へ送りながら(1)〜(4)に示した操作を、各々対応するN〜N+3トラックにて行う。まず任意のトラックNでI1のパターンを書き込み、I2の領域で電流値を0としてそのまま通過、Aのパターンの残りの1/2を書き込み、Bの領域ではDC消去を行い、Cのパターンの最初の1/2を書き込み、Dの領域ではDC消去を行う(1)。
【0024】
次に1/2サーボトラックピッチずらしたトラックN+1で、I1の領域で電流値を0としてそのまま通過、I2のパターンを書き込み、Aの領域ではDC消去を行い、Bのパターンの最初の1/2を書き込み、Cのパターンの残りの1/2を書き込み、Dの領域ではDC消去を行う。(2)
さらに1/2サーボトラックピッチずらしたトラックN+2で、I1のパターンを書き込み、I2の領域で電流値を0としてそのまま通過、Aの領域でDC消去を行い、Bのパターンの残りの1/2を書き込み、Cの領域ではDC消去を行い、Dのパターンの最初の1/2を書き込む(3)。
【0025】
さらに1/2サーボトラックピッチずらしたトラックN+3では、I1の領域で電流値を0としてそのまま通過、I2のパターンを書き込み、Aのパターンの最初の1/2を書き込み、BとCの領域でDC消去を行い、Dのパターンの残りの1/2を書き込む(4)。
【0026】
以下、N+4以降は操作として図1(b)(1)に戻ってこれを繰り返す。
【0027】
パターンの再生信号を図1(c)に示した。以上の操作により、位置決め信号用パターンIからの信号出力は図1(c)に示されるごとく、トラック方向に不連続な書きつなぎパターンをまたがって再生しているI2では消去にじみの影響で、I1の信号強度S1に比べて信号強度がS2に劣化する。
【0028】
この操作を行うにあたり、記録ヘッド11のトラック幅tとpとの間には以下の関係が成り立つことを前提としている。
【0029】
t≧p (数3)
これは、該磁気ヘッドのトラック幅の1/2以下でヘッドを送りながら以上の操作を行うことを意味する。
【0030】
しかし本発明においては、上記、数3の関係を満たさなくとも動作は可能であり、数3は必要条件ではない。尚、記録ヘッド11と再生ヘッド12とのトラック幅の関係は、常に記録ヘッドの方が大きい、Narrow Write /Wide Readが大前提である。図2は上記パターンを復調する回路の一部を示したものである。図1(c)の信号はピークホールド回路を通った後、ゲート生成のためPLL(Phase Locked Loop)回路と、ゲイン調整のためのAGC(Auto Gain Control)回路、そしてそのまま演算回路に入る信号とに振り分けられる。ピークホールド回路に入った信号のうち図1(c)の振幅の大きい成分S1がピークホールドされ、数2の演算の分母として使用される。
【0031】
実施例2
厳密に数3の関係が成り立つような系の場合、以下に説明する実施例2の方法がより有効である。図3は本発明の実施例2を示したものである。
【0032】
図3(a)は実際に書き込まれたサーボパターンを、図3には、それぞれの記録位置(1)〜(4)に対応する記録電流のタイミングチャートを、図3には上記サーボパターンを再生した時の信号をそれぞれ図示してある。以下、図面に従って説明する。
【0033】
記録のトラック方向の幅tを有する記録ヘッド11と再生ヘッド12とが搭載された記録/再生複合ヘッドを用いて、位置決め信号制御用のパターン15と、サーボトラックピッチpのバーストパターン13を、記録トラックの中心線14に沿って書き込む。ここでサーボトラックピッチpの1/2の寸法で該記録ヘッドをそのトラック幅方向へ送りながら(1)〜(4)に示した操作を、各々対応するN〜N+3トラックにて行う。まず、任意のトラックNでI1のパターンを書き込み、I2とAの領域で電流値を0としてそのまま通過、Bの領域ではDC消去を行い、Cのパターンを書き込み、Dの領域ではDC消去を行う(1)。
【0034】
次に1/2サーボトラックピッチずらしたN+1で、I1の領域で電流値を0としてそのまま通過、I2のパターンを書き込み、Aの領域ではDC消去を行い、Bのパターンを書き込み、C領域で電流値を0としてそのまま通過、Dの領域ではDC消去を行う(2)。
【0035】
さらに1/2サーボトラックピッチずらしたN+2で、I1のパターンを書き込み、I2の領域で電流値を0としてそのまま通過、Aの領域でDC消去を行い、Bの領域で電流値を0としてそのまま通過、Cの領域ではDC消去を行い、Dのパターンを書き込む(3)。
【0036】
さらに1/2サーボトラックピッチずらしたN+3では、I1の領域で電流値を0としてそのまま通過、I2のパターンを書き込み、BとCの領域でDC消去を行い、Dの領域で電流値を0としてそのまま通過する(4)。
【0037】
以下、N+4以降は操作として図3(b)(1)に戻ってこれを繰り返す。
【0038】
パターンの再生信号を図3(c)に示した。以上の操作により、位置決め信号制御用パターンIからの信号出力は図3(c)に示されるごとく、トラック方向に不連続な書きつなぎパターンをまたがって再生しているI2では書きつなぎ部分の消去にじみの影響で、またいでいない場合のS1に比べて信号強度がS2に劣化する。従って、Iの領域で図2にて説明した操作を行えば、ピークホールドにより、劣化の少ないS1が保持され、かつA,B,C,Dにおいても劣化の少ないパターンが得られるため、数2で示したPESは信号雑音比の良好な信号が得られることになる。
【0039】
実施例3
図5は本発明の位置信号記録方法を実行する位置情報書込み装置の構成の実施例を示す。
【0040】
図示しないモータにより駆動されるスピンドル、ハブ508には、複数枚の磁気ディスクが同軸に固定され、すべての磁気ディスク507の両面または片面に対して後述のようなサーボパターンの書込みが行われる。この磁気ディスク507の記録面には、磁気ヘッド506が対向するよう配置され、当該ヘッドは支持部材を介して磁気ディスク507のおよそ径方向に変位自在に設けられたアクチュエータ505に支持されている。
【0041】
このアクチュエータ505はボイスコイルモータ等からなるアクチュエータ駆動部504に接続されており、磁気ディスク507の径方向における変位方向および変位量、速度などが制御される構造となっている。磁気ヘッド506には、当該磁気ヘッド506に対して書き込み電流514を印加する書込み回路503が接続されており、この書込み回路503には書き込み電流選択機502から書き込み電流パターン513が与えられる。
【0042】
書込み回路503、書込み電流パターン選択器502およびアクチュエータ駆動部504等は、制御部501からそれぞれ与えられる書込み命令512、およびパターン選択命令512、および駆動命令515により統括して制御されている。
【0043】
また、実施例1,2,3のいずれにおいても位置決め信号制御用パターンは半径方向に千鳥状に記録されること、および位置決め用信号制御用パターンとして該記録媒体にデータトラックの番号を示すアドレスマーク、インデックスおよびセクターの識別のための情報が記録されているパターン、タイミング基準情報が記録された同期パターンを含み、さらに位置決めパターンとしてバーストパターン等を記録してなるものである。
【0044】
さらに本発明は、各実施例において、位置決め信号制御用パターンI1,I2の間に1乃至2ビット分の空きビットを設けることを許容する。かかる空きビットを許容することはパターンに対するPLL引き込み誤り率を実質的に劣化させることなく(1/100以下程度)装置設計上の余裕度を拡大するものである。
【0045】
また、本発明は位置信号記録方法、あるいは位置信号再生装置として、限定的に適用すること、およびかかるサーボパターンが記録された磁気記録媒体自体としても有効であることは明らかである。
【0046】
さらにまた、本発明は、磁気記録再生に関して実施例に照らして述べたが、一般的記録においても有効であることは明らかである。
【0047】
【発明の効果】
本発明によると、試行例におけるが如き、従来方法に見られるようなバーストパターンの中の消去にじみ幅が存在したり、必要寸法以上に消去してしまうことによる位置信号品質の劣化が少なく、位置信号の線形性が向上し、従って、位置決め精度の劣化が少ないため、高記録密度の達成が容易となり、磁気記録装置の記録容量増加に果たす役割は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるサーボパターンの図と記録電流のタイミングチャート、及び再生信号を表した図である。
【図2】本発明の実施例1におけるサーボパターンからの信号を復調する回路の一部を示した図である。
【図3】本発明の実施例2におけるサーボパターンの図と記録電流のタイミングチャート、及び再生信号を表した図である。
【図4】試行例における従来のサーボパターンの図と記録電流のタイミングチャートである。
【図5】本発明の位置信号記録方法を実行する位置情報書き込み装置の構成の実施例を示した図である。
【符号の説明】
11,21,31,41…記録ヘッド、12,22,32,42…再生ヘッド、13,23,33,43…サーボパターン、14,24,34,44…記録ヘッド中心線、15,25,35…消去用パターン、45…トリミングエッジ、46…トリミング、501‥‥制御部、502‥‥書き込み電流選択器、503‥‥書き込み回路、504‥‥アクチュエータ駆動部、505‥‥アクチュエータ、506‥‥磁気ヘッド、507‥‥磁気ディスク、508‥‥スピンドル、ハブ、511‥‥書き込み命令、512‥‥パターン選択命令、513‥‥書き込み電流パターン、514‥‥書き込み電流、515‥‥駆動命令。
Claims (14)
- 基板上に磁性膜を有する磁気記録媒体の表面に磁気ヘッドを対向させ、該磁気ヘッドにより、該磁気記録媒体のトラックに、位置信号規格化に用いる位置決め信号制御用パターンと、トラック幅方向の位置を検出するための位置決め用バーストパターンとを記録する方法において、
上記位置決め信号制御用パターンを上記記録媒体の半径方向に重なり千鳥状に記録し、
異なる2つの前記位置決め用バーストパターンの再生強度差分を、前記位置決め信号制御用パターンの最大ピーク強度あるいは積分値で規格化することを特徴とする位置信号記録方法。 - 基板上に磁性膜を有する磁気記録媒体と、該磁気記録媒体表面に対向して設けられた磁気ヘッドと、該磁気ヘッドにより、磁気記録媒体上のトラック方向に沿って信号の再生を行うための磁気再生回路とを有する磁気ディスク駆動装置において、
該磁気記録媒体のサーボ信号は、位置信号規格化に用いる位置決め信号制御用パターンと、トラック幅方向の位置を検出するための位置決め用バーストパターンとして記録され、
該磁気記録媒体の半径方向に対して重なり千鳥状に記録された該位置決め信号制御用パターンの最大ピーク強度あるいは積分値により、異なる2つの前記位置決め用バーストパターンの再生強度差分を規格化して、位置信号の再生を行うことを特徴とする磁気ディスク駆動装置。 - 請求項1において、上記磁気記録媒体の半径方向に対して重なり千鳥状に記録される位置決め信号制御用パターンは所定の空きビットをもって配置されることを特徴とする位置信号記録方法。
- 請求項2において、上記記録媒体の半径方向に対して重なり千鳥状に記録される位置決め信号制御用パターンは所定の空きビットをもって配置されることを特徴とする磁気ディスク駆動装置。
- 請求項1において、位置決め用バーストパターンをトラック幅方向に書き込む記録することを特徴とする位置信号記録方法。
- 請求項2において、位置決め用バーストパターンはトラック幅方向に書き込まれて記録されていることを特徴とする磁気ディスク駆動装置。
- 請求項1において、該記録ヘッドのトラック幅方向の移動量は、該磁気ヘッドのトラック幅の1/2以下であることを特徴とする位置信号記録方法。
- 請求項2において、該記録ヘッドのトラック幅方向の移動量は、該磁気ヘッドのトラック幅の1/2以下であることを特徴とする磁気ディスク駆動装置。
- 前記位置決め信号制御用パターンは、データトラックの番号を示すアドレスマーク、インデックスおよびセクターの識別のための情報が記録されているパターン、タイミング基準情報が記録された同期パターンのうち少なくとも何れか一つであることを特徴とする請求項1記載の位置信号記録方法。
- 前記位置決め信号制御用パターンは、データトラックの番号を示すアドレスマーク、インデックスおよびセクターの識別のための情報が記録されているパターン、タイミング基準情報が記録された同期パターンのうち少なくとも何れか一つであることを特徴とする請求項2記載の磁気ディスク駆動装置。
- 基板上に磁性膜を有する磁気記録媒体の表面に磁気ヘッドを対向させ、該磁気ヘッドにより、該磁気記録媒体のトラックに、位置信号規格化に用いる位置決め信号制御用パターンと、トラック幅方向の位置を検出するための位置決め用バーストパターンとを記録する方法において、
サーボトラックN中心線上に書き込まれる位置決め信号制御用パターン I 1 と、サーボトラックN+1中心線上に書き込まれる位置決め信号制御用パターン I 2 とを、上記記録媒体の半径方向に千鳥状に記録し、
異なる2つの前記位置決め用バーストパターンの再生強度差分を、 I 1 の再生信号強度 S 1 又は I 2 の再生信号強度 S 2 の何れか大きい方の再生信号強度もしくは積分値で規格化することを特徴とする位置信号記録方法。 - 前記位置信号記録方法において、前記サーボトラックN中心線上に信号制御用パターンを形成するに際し、記録ヘッドを用いてI1を書き込み、該記録ヘッドヘの印加電流を0としてI2を形成することを特徴とする請求項11記載の位置信号記録方法。
- 基板上に磁性膜を有する磁気記録媒体と、該磁気記録媒体表面に対向して設けられた磁気ヘッドと、該磁気ヘッドにより、磁気記録媒体上のトラック方向に沿って信号の再生を行うための磁気再生回路とを有する磁気ディスク駆動装置において、
該磁気記録媒体のサーボ信号は、位置信号規格化に用いる位置決め信号制御用パターンと、トラック幅方向の位置を検出するための位置決め用バーストパターンとして記録され、
前記位置決め信号制御用パターンは、サーボトラックN中心線上に書き込まれる位置決め信号制御用パターンI1と、サーボトラックN+1中心線上に書き込まれる位置決め信号制御用パターンI2とを有し、前記I1及びI2は、上記記録媒体の半径方向に千鳥状に記録され、
異なる2つの前記位置決め用バーストパターンの再生強度差分を、 I 1 の再生信号強度 S 1 又は I 2 の再生信号強度 S 2 のうち強度の大きい何れか一方の再生信号強度もしくは積分値で規格化して、位置信号の再生を行う回路を備えることを特徴とする磁気ディスク駆動装置。 - 前記位置決め信号制御用パターンの再生信号の強度は最大ピーク値もしくは積分値を検出することを特徴とする請求項13記載の磁気ディスク駆動装置。
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