JPH01119914A - ディスク記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ、産業上の利用分野 本発明は、ヘッド走査方向に沿ってサーボ領域とデータ
領域とが交互に形成されるフォーマントで記録を行うデ
ィスク記録装置に関する。

Ｂ１発明の概要 本発明は、トラックピッチ程度以上の幅のサーボ信号記
録パターンを有するサーボ領域と、トラックピンチより
も狭い幅のデータ記録パターンが記録形成されるデータ
領域とが、ヘッド走査方向に沿って交互に配設される記
録フォーマントのディスクに対して記録を行うディスク
記録装置において、データ記録用ヘッドのギャップ幅よ
りも幅広のギャップ幅を有し該データ記録用ヘッドより
も走査方向に先行して設けられる消去ヘッド、いわゆる
先行イレーズヘッドを用いて、サーボ信号記録パターン
を記録形成することにより、節単な構成でディスクのフ
ォーマツティングを正確に行うことができるよ°うにし
たものである。

Ｃ０従来の技術 ディスク状記録媒体の記録密度、特にトラック密度を上
げるためには、記録再生ヘッドのトラッキング精度を高
めることが必要とされるが、このトラッキング精度を高
めるために、ディスク状記録媒体側にトラッキングサー
ボ用の信号を予め記録しておき、いわゆる閉ループサー
ボによりヘッドのトラッキング動作を行わせる゛ことが
提案されている。

第３図は、上述のようなトラッキングサーボ用の信号を
可撓性磁気ディスクｌに予め記録しておく記録フォーマ
ットの一例を示している。この第３図の可撓性磁気ディ
スク１としては、ディスク中心に金属製のハブ（芯金６
）が設けられた３、５インチタイプのフロッピィディス
クを想定しており、これに例えば数Ｍバイトから十数Ｍ
バイトもの大容量データを記録可能にした例を示してい
る。

この磁気ディスクｌにおいて、ディスクの回転方向（矢
印Ｒ方向）に沿って、上記サーボ信号が記録されたサー
ボ領域Ｓと、一般のデータが記録されるデータ領域りと
が交互に配列されている。データ領域りのデータ記録パ
ターン３が記録形成される各記録トラックＴの中心（図
中−点鎖線）は、ディスク径方向（矢印Ａ方向）に所定
ピッチｐで複数本が同心円状に配列されており、またサ
ーボ領域Ｓのサーボ信号記録パターン２（具体的には後
述するように２３及び２　＋ｓ）は、該パターン２の中
心が上記データ記録トラックＴの中心に対して矢印Ａ方
向に半ピツチ（ｐ／２）だけずれた位置に配設されるよ
うに、予め記録形成されている。

この場合、記録トラックＴを走査するヘッドは、該記録
トラックＴに対して両側に半ピツチずつずれて配置され
る一対のサーボ信号記録パターン２を略々半幅分ずつ同
時に走査するから、これらの各サーボ信号の再生レベル
の比率等に応じてトラッキング位置情報が得られる。

ここで図中の各サーボ領域Ｓには、先頭位置にサーボ領
域識別のためのＩＤ信号パターン２１゜が記録形成され
、このサーボＩＤ信号パターン２．。

に続いてサーボバースト信号パターン２ｓが記録形成さ
れている。このサーボバースト信号パターン２３は、２
トラック周期でヘッド走査方向の位置が互いにずれて形
成されており、これによってヘッドのトラックずれの向
きがわかるようになっている。また、データ記録領域り
の先頭位置には、データ領域のセクタ識別のためのセク
タ１０信号パターン４が記録形成されている。

ここで、データ領域りの記録パターン３．４は、上記ト
ラックピッチｐよりも短い記録幅Ｗカを有し、隣接トラ
ックの記録パターン３．４との間に隙間、いわゆるガー
トバンドを設けるようにして、クロストーク等の悪影響
を防止している。これに対して、サーボ領域Ｓのサーボ
信号記録パターン２（２，及び２．−）については、記
録幅をトラックとッチｐよりも短（してディスク径方向
（矢印Ａ方向）の隣りの記録パターン２の間に隙間を設
けると、この隙間上を磁気ヘッドが走査することになり
、この隙間からノイズが再生されるとともにサーボ信号
再生レベルが低下し、特に磁気ヘッドがトラック中心を
正確に走査している時はどＳＮ比が劣化することになっ
てトラッキングサーボ動作に悪影響を及ぼすことになる
。このため、サーボ信号記録パターンＰ３の記録幅Ｗ３
が上記トラックピッチｐと同程度かあるいはそれ以上と
なるように形成している。

このような記録フォーマットの可撓性磁気ディスク１に
対して、記録再生ヘッドによる情報信号の記録及び／又
は再生を行う際に、上記サーボ領域Ｓ内のトラッキング
サーボ信号を上記ヘッドにて読取ることによって、該ヘ
ッドの上記データ記録トラックＴに対する位置ずれを検
出し、その検出出力に応じて上記ヘッドの位置を所定の
微動機構により微動させることによって、ヘッドのトラ
ッキング制御が行われる。

Ｄ０発明が解決しようとする問題点 ところで、新たな未記録フロッピィディスクに対して上
述のような記録フォーマットを実現するための初期化、
いわゆるフォーマツティングを施す際には、上記サーボ
領域Ｓの記録パターン２や、データ領域り内の一部パタ
ーン、例えばＩＤ信号パターン４を記録することが必要
とされる。この場合、データ記録再生用の磁気ヘッドで
サーボ信号記録パターン２を記録することは、上述した
ようにサーボ信号の再生出力のＳ／Ｎが劣化するため好
ましくない、そこで、少なくとも上記トラックピッチＰ
近傍の広いヘッドギャップ幅のサーボ信号記録用磁気ヘ
ッドを有するフォーマツティング専用の装置を用いてサ
ーボ信号記録パターン２を記録することが考えられる。

このフォーマツティング時の記録パターンの一部となる
上記データ領域り内の１０信号パターン４等については
、別個の磁気ヘッドやフォーマツティング装置により記
録するわけである。このため、フォーマツティング専用
の装置が必要となるのみならず、２つの磁気ヘッド間や
２つのフォーマツティング装置間で、例えばセンタリン
グ精度の誤差により偏心が生じ、正確なフォーマツティ
ングが行えない虞れがあり、また、フォーマツティング
の際にディスクを入れ換える操作等が必要となって作業
性が悪くなる。また、サーボ信号の記録が終了した後に
データ領域内のセクタＩＤ信号等の記録を行わざるを得
ないため、ディスクに欠陥がある場合に、不要なトラッ
ク（欠陥が多く使用不可とすべきトラック）に対しても
サーボ信号の記録が行われてしまうため、記録工数に無
駄が多くなる。

本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり
、同一の記録装置によりディスクのフォーマツティング
が行え、ディスク交換の手間が不要で、サーボ信号とセ
クタＩＤ信号等との間での回転中心のずれ等を防止でき
、正確なフォーマツティングが可能なディスク記録装置
の提供を目的とする。

Ｅ９問題点を解決するための手段 本発明に係るディスク記録装置は、上述の問題点を解決
するために、ディスク上に形成される複数本の記録トラ
ックの走査方向に沿ってサーボ領域とデータ領域とが交
互に設けられ、上記サーボ領域にはトラック中心からの
へラドずれ方向及び量を検出するための少なくともトラ
ックピッチ近傍の幅を有するサーボ信号記録パターンが
形成され、上記データ領域には上記トラックピッチより
も狭い幅のデータ記録パターンが記録形成されるディス
クに対して信号を記録するディスク記録装置において、
データ記録用ヘッドのギャップ幅よりも幅広のギャップ
幅を有し上記データ記録用ヘッドよりも走査方向に先行
して設けられる消去ヘッドを用いて上記サーボ信号記録
パターンを記録形成することを特徴としている。

Ｆ１作用 上記先行消去ヘッドにより上記サーボ信号記録パターン
を記録形成しているため、同一の装置でディスク交換す
ることなくフォーマツティングを行うことができ、ディ
スク交換の手間が不要となるとともに、従来のディスク
交換に伴う悪影響を未然に防止できる。

Ｇ、実施例 第１図は、本発明の一実施例としてのディスク記録装置
の要部を説明するための図であり、ディスク上の記録フ
ォーマットのトラックを直線的に展開したものに対する
磁気ヘッド１１の対応関係を示している。

この第１図に示すディスク上の記録フォーマットは、前
述した第３図の記録フォーマットと同様であり、それぞ
れの中心線を図中の一点鎖線に示す複数本の記録トラッ
クＴは、ディスクの径方向（矢印Ａ方向）に所定のトラ
ックピッチｐで記録形成されている。また、データ領域
りのデータ記録パターン３及びセクタＩＤ信号パターン
４は、トラックピッチｐよりも短い記録幅Ｗｌｌを有し
、サーボ領域Ｓのサーボ■Ｄ信号パターン２＋＋＋及び
サーボバースト信号パターン２．については、その記録
幅Ｗ、を上記トラックとッチＰと同程度かあるいはそれ
以上に（Ｗ、≧ｐ）設定している。

この第１図の例において、磁気ディスクとしてはいわゆ
る３、５インチタイプのフロッピィディスクを想定して
おり、上記トラックピッチル１データ記録パターン幅Ｗ
、及びサーボ信号記録パターン幅Ｗ、の各具体的数値は
、例えば、 ｐ　　　−４６，８７５±　２　　（μｍ）ｗｅ＝３ｏ
±２　（μｍ） Ｗｓ＝４９±２　（μｍ） となっている。

このような記録フォーマットを有するフロッピィディス
クに対して、本発明実施例の記録装置のけ気へラド１１
としては、第１図の仮想線や第２図に示すようなものを
用いている。この磁気へラド１１は、本件出願人が先に
実願昭６２−１３７３９２号明細書において提案した磁
気ディスク記録再生装置に用いられるものであり、磁気
ディスクの中心Ｑを通る線に対して後行する側に高密度
記録再生を行うための第１の磁気ヘッド（ギャップ１２
）を設け、先行する側に低密度記録再生及び消去を行う
ための第２の磁気ヘッド（ギャップ１３）を設けている
。この場合の先行、後行は、ディスクの回転移動（矢印
Ｒ方向）に対する磁気ヘッド１１の相対的な移動方向（
矢印Ｈ方向）についての前後関係に基づくものである。

ところで、上記先行技術においては、磁気ディスク上に
高密度で情報の記録される第１のＭ４様と、低密度で情
報の記録される第２の態様とで使用される磁気ディスク
記録再生装置を前提としており、上記第１の磁気ヘッド
（ギャップ１２）が上記第１の態様の情報の記録再生に
、上記第２の磁気へラド（ギャップ１３）が上記第２の
態様の情報の記録再生に、それぞれ対応しており、上記
第１の磁気ヘッド（ギャップ１２）による記録時に上記
第２の磁気ヘッド（ギャップ１３）に消去信号を供給す
るようにしている。従って、ギャップ１２の間隔（ギャ
ップ長）は、例えば約０．３５μ−と狭く、ギャップ１
３の間隔（ギャップ長）は、例えば約０．８５μ謬と広
くなっている。また、ディスク中心Ｑを通る線に対して
ギャップ１３を２．だけ先行させ、ギャップ１２を２．
だけ後行させて、これらのｊ！ｔ、ｊ！ｔを例えばいず
れも１５０μ謡としている。

上述のようなギャップ１２．１３を有する磁気、ヘッド
１１を本発明に適用するには、消去ヘッドのギャップ１
３の幅を上記サーボ領域ＳのサーボＩＤ信号パターン２
０．及びサーボバースト信号パターン２．の記録幅Ｗ、
に等しく、例えば４９±２　（μｍ）とすればよい、そ
して、前述したフォーマツティング時には、磁気へラド
１１の径方向の位置を、通常のトラック位置に対してそ
れぞれ半ピツチ（ｐ／２）だけずらして上記サーボ領域
ＳのサーボＩＤ信号パターン２゜及びサーボバースト信
号パターン２８をギャップ１３により記録形成した後、
このサーボ信号を再生してトラッキング制御を行いなが
らデータ領域りのセクタＩＤ信号パターン４をギャップ
１２により記録形成すればよい。

このような要部構成を有するディスク記録装置によれば
、１台の同一のディスク記録装置によりフォーマツティ
ングが行え、ディスクをかけかえる必要がないため、デ
ィスクかけがえの手間が省けるとともに、ディスクのチ
ャッキング等に伴う偏心誤差がサーボ信号とセクタＩＤ
信号との間等で生じない、また、１トラック分ずつサー
ボ信号とセクタＩＤ信号とを記録できるため、ディスク
欠陥に対して、欠陥が規定値に達したトラックについて
は直ちに記録を中断して次のトラックに移ることができ
、不要トラックにサーボ信号等を記−録する事態が軽減
され、無駄な工程を低減できる。

さらに、データの記録再生を行う側でのいわゆるセルフ
フォーマツティングが可能である。

なお、本発明は、上記実施例のみに限定されるものでは
なく、例えば可撓性の磁気ディスクの他に、硬質の磁気
ディスクに本発明を適用してもよい、また、先行消去ヘ
ッド及び後行記録再生ヘッドは、一体的に形成されたも
のでも、別体に形成−されたものでもよく、具体的位置
間係は図示の例に限定されない、この他、本発明の要旨
を逸脱しない範囲内において種々の変更が可能である。

Ｈ１発明の効果 本発明のディスク記録装置によれば、磁気ヘッドの先行
消去ヘッドによりサーボ領域の記録を行っているため、
同一の装置でディスク交換することなくフォーマツティ
ングを行うことができ、従来のディスク交換に伴う悪影
響、例えば偏心誤差がサーボ信号とセクタＩＤ信号との
間等で異なる等の悪影響を未然に防止できる。また、デ
ィスク交換が不要であるため、操作が容易で、作業性が
よい、さらに、１トラツクずつサーボ信号及びセクタＩ
Ｄ信号等の記録を行わせることができるため、ディスク
欠陥がある場合に、不要な（欠陥が多く使用不可とすべ
き）トラックに対するフォーマツティングを早急に打ち
切ることができ、無駄なフォーマツティング動作を削減
して作業能率を高めることができる。また、データの記
録再生を行う側でのセルフフォーマツティングが可能で
あることは勿論である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例となるディスク状記録媒体の
概略的な記録フォーマットを説明するための平面図、第
２図は従来の記録フォーマットを示す概略平面図、第３
図は磁気ディスクの記録再生装置の一例を示す概略平面
図である。 １・・・・・・・・・・磁気ディスク Ｓ・・・・・・・・・・サーボ領域 Ｄ・・・・・・・・・・データ領域 Ｐ３・・・・・・・・・サーボ信号記録パターンＴｏ・
・・・・・・・・データ記録トランク５・・・・・・・
・・・ディスクテーブル６・・・・・・・・・・磁気ヘ
ッド

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ディスク上に形成される複数本の記録トラックの走査方
   向に沿ってサーボ領域とデータ領域とが交互に設けられ
   、上記サーボ領域にはトラック中心からのヘッドずれ方
   向及び量を検出するための少なくともトラックピッチ近
   傍の幅を有するサーボ信号記録パターンが形成され、上
   記データ領域には上記トラックピッチよりも狭い幅のデ
   ータ記録パターンが記録形成されるディスクに対して信
   号を記録するディスク記録装置において、 データ記録用ヘッドのギャップ幅よりも幅広のギャップ
   幅を有し上記データ記録用ヘッドよりも走査方向に先行
   して設けられる消去ヘッドを用いて上記サーボ信号記録
   パターンを記録形成することを特徴とするディスク記録
   装置。