JP2578896B2 - 磁気記録装置 - Google Patents

磁気記録装置

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JP2578896B2
JP2578896B2 JP63089826A JP8982688A JP2578896B2 JP 2578896 B2 JP2578896 B2 JP 2578896B2 JP 63089826 A JP63089826 A JP 63089826A JP 8982688 A JP8982688 A JP 8982688A JP 2578896 B2 JP2578896 B2 JP 2578896B2
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本装置は、回転シリンダを用いたメカニズムによるオ
ーディオ信号等の磁気記録装置に関するものである。
従来の技術 オーディオ信号の記録再生に関して、記録した信号が
間違いなく媒体上に残されているかどうかを、記録直後
に確認する記録モニタ動作や、媒体から再生された信号
のレベルを可変することや、他の信号と合成する等の加
工を施して、媒体に記録されている信号を書き換える、
先行再生記録動作は、信頼性の高い記録や、編集動作に
非常に重要である。
回転シリンダを用いて媒体として磁気テープを使用し
て螺旋状の記録トラックを形成して高密度で信号を記録
する手法の一つにガードバンドレスアジマス記録方式が
ある。この方式の一例を第3図に示す。第3図において
10は磁気テープ、11は正のアジマス角度を持つ記録ヘッ
ド、12は負のアジマス角度を持つ記録ヘッドで、記録ヘ
ッド11と記録ヘッド12は互いに異なるアジマスを有する
一対のヘッドを構成する。13は負のアジマス角度を持つ
再生ヘッド、14は正のアジマス角度を持つ再生ヘッド、
15は記録トラックを示す。正のアジマス角度を持つ記録
ヘッド11が記録した部分の一部を、負のアジマス角度を
持つ記録ヘッド12が消しつつ新たにデータを記録する。
これにより記録トラック15はガードバンドのない記録パ
ターンとなる。また正のアジマス角度を持つ再生ヘッド
14,負のアジマス角度をもつ再生ヘッド13は、各々正の
アジマス角度を持つ記録ヘッド11,負のアジマス角度を
持つ記録ヘッド12で記録された記録トラック15を再生す
る。ここで記録トラック15と記録ヘッド11および12との
相対位置は、記録トラック15の下端と記録ヘッド11およ
び12の下端が一致する関係にある。
一方記録トラック15と再生ヘッド13および14との相対
位置関係は、記録トラック15の中心と、再生ヘッド13お
よび14の中心が一致するのが最適である。従って、記録
ヘッド11および12の中心は、記録トラック15の中心より
高い位置にある。記録トラック15の幅をTp,記録ヘッド
のトラック幅をTwとしたときの記録ヘッド11および12の
中心が記録トラック15の中心より高くなる値HRH
(1)式で示される。例えば記録トラック幅Tpを13.6μ
m, 記録ヘッド11および12のトラック幅Twを20.4μmとする
と記録ヘッド11および12の中心は記録トラック15の中心
より3.4μm高くなる。
このガードバンドレスアジマス方式を用いて、記録モ
ニタを行なうときは、時間的に先行して磁気テープ10に
接触するヘッドとして正のアジマス角度,負のアジマス
角度を各々持つ一対の第1の先行ヘッドが記録を行な
い、第1の先行ヘッドに対して時間的に後からテープに
接触するヘッドとして正のアジマス角度,負のアジマス
角度を各々持つ一対の第1の後追いヘッドが再生を行な
う。この構成によって、第1の先行ヘッドで記録した信
号が間違いなくテープ上に記録されていることを、第1
の後追いヘッドの再生信号をチェックすることにより確
認することができる。このとき、第1の先行ヘッドは記
録動作を行なう為、記録トラックに対する位置は(1)
式に示すHRHだけ高い位置に設定し、第1の後追いヘッ
ドは、記録トラックの中央と一致した位置に設定する。
また、先行再生記録においては、時間的に先行してテー
プに接触するヘッドとして正のアジマス角度,負のアジ
マス角度を各々持つ一対の第2の先行ヘッドが再生を行
なう。更にその再生信号を加工した書き換え信号を記録
する為に、第2の先行ヘッドに対して時間的に後からテ
ープに接触するヘッドとして前記第1の先行ヘッドを用
いる。この構成において、第1の先行ヘッドの位置は、
記録トラックに対して(1)式におけるHRHだけ高い位
置であり、第2の先行ヘッド,及び第1の後追いヘッド
は記録トラックの中央と一致した位置である。
発明が解決しようとする課題 上記従来例において、ヘッドは、第1の先行ヘッド,
第2の先行ヘッド,第1の後追いヘッド,各々正のアジ
マス角度,負のアジマス角度の2つを一対としており、
全部で6ケのヘッドを要する。更に6ケのヘッドに対応
した6チャンネルのロータリートランスを必要とする為
回転シリンダの小型化が不可能であるとともに、ヘッド
の微少再生信号を増幅するヘッドアンプも6ケ必要とす
る為、回路規模が大きくなるという問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑み、少ないヘッド数で記録モ
ニタ及び先行再生記録動作を実現することができるロー
コストな磁気記録装置を提供するものである。
問題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、回転シリンダ
を用いてガードバンドレスアジマス記録方式でテープ状
媒体に螺旋状の記録トラックを形成する磁気記録装置で
あって、記録モニタ時に信号の記録を行なう先行ヘッド
と、記録モニタ時に信号の再生を行う後追いヘッドとを
有し、テープ状媒体上の記録済信号を再生、加工して記
録済信号を書き換える先行再生記録時に、先行ヘッドが
トラッキングサーボ信号の検出及び信号の再生を行い、
後追いヘッドが信号の書き換え動作を行い、トラックピ
ッチをTp、後追いヘッドのトラック幅をTwa、後追いヘ
ッドが書き換えるトラックの位置ずれをTea、先行ヘッ
ドの中心と記録トラックの中心との変位量をTBとした
ときに、 におけるTeaが略々零になるTBを選び、先行ヘッドの走
行軌跡が記録済トラックに対して変位するべく、先行ヘ
ッドが検出したトラッキングサーボ信号をTBに対応す
る量だけ変位させることによって後追いヘッドが書き換
えるトラックの位置ずれを制御するものである。
作用 本発明は上記構成により、先行ヘッドと後追いヘッド
のみで記録モニタおよび先行再生記録を可能とするとと
もに、先行ヘッドとして正のアジマス角度及び負のアジ
マス角度を持つ一対のヘッドを用い、後追いヘッドとし
て、同様に正のアジマス角度および負のアジマス角度を
持つ一対のヘッドを用い、4ケのヘッドでトラックずれ
のない先行再生記録を実現するものである。
実 施 例 以下に本発明の一実施例について、図面を用いて詳細
に説明する。
第1図Aに本発明の一実施例の磁気記録再生装置のヘ
ッド構成とシリンダ・テープの構成とを示す。第1図に
おいて、1はテープ状媒体である磁気テープ、8は磁気
テープ走行方向、2は回転シリンダ、7は回転シリンダ
2の回転方向、3と4は記録モニタ時に信号の記録を行
なう先行ヘッド、5と6は記録モニタ時に信号の再生を
行なう後追いヘッドである。この構成において、磁気テ
ープ1に書かれている記録済信号を再生,加工して前記
記録済信号を書き換える先行再生記録する場合には、先
行ヘッド3,4がトラッキングサーボ信号の検出及び信号
の再生を行ない、後追いヘッド5,6が信号の書き換えを
行なう記録動作をする。このときの記録トラックと先行
ヘッド3,4、後追いヘッド5,6との相対位置関係を第1図
Bと第2図を参照しながら説明する。
第1図Bは先行再生記録時の場合を示す。各番号と名
称は従来例の第3図と同じであるので省略する。先行ヘ
ッド13および14は、既に記録済の信号およびトラッキン
グサーボ信号を再生して、先行ヘッド13および14が正確
に記録トラック15をトレースする様に磁気テープ10の走
行が制御される。また後追いヘッド11および12と記録ト
ラック15との相対位置は、先行ヘッド13および14と記録
トラック15との相対位置が前記磁気テープ10の走行制御
によって決定されるのに従い、先行ヘッド13および14と
後追いヘッド11および12との取付位置関係によって決ま
る。今、後追いヘッド11および12で書かれるトラックの
ずれをTea、後追いヘッド11および12のトラック幅をTw
a、記録トラック15の幅をTpとしたとき、(2)式で示
されるトラックずれTeaを零にするTBを選ぶ。
例えば、Tp=13.6μm、Twa=16.6μmの場合、TB=1.
5μmとすると、Tea=0μmとなる。従って、先行ヘッ
ド13および14で再生されたトラッキングサーボ信号に対
してTB=1.5μmとなるように磁気テープ10の走行タイ
ミングを制御すれば、後追いヘッド11および12によって
書かれるトラックずれを無くすことができる。すなわ
ち、4ヶのヘッドで記録トラックずれの無い先行再生記
録が可能になる。
第2図は、記録モニタ時の場合を示す。10,15は第1
図Bと同じである。13,14は先行ヘッド、11は後追いヘ
ッドの内正のアジマス角を有するものを示す。先行ヘッ
ド13,14は信号の記録を行ない、後追いヘッド11は再生
を行ない、先行ヘッド13,14で記録した信号が磁気テー
プ10に確実に記録されていることを確認する。このとき
先行ヘッド13,14の下端と記録トラック15の下端が一致
する関係で記録トラック15が形成され、後追いヘッド11
の中心が記録トラック15の中心とのずれTemは、記録ト
ラック幅をTp,先行ヘッドトラック幅をTwsとすると
(3)式で求まる。
ここで、Tp=13.6μm,Tws=18.4μmとすると、Tem
2.4μmとなる。即ち再生動作を行なう後追いヘッド
は、2.4μmずれて走行する。このときの再生状態を考
慮すると、(2)式で例にあげた後追いヘッド11および
12のトラック幅Twaは16.6μmであって、この後追いヘ
ッド11および12の中心が、記録トラック15の中心が2.4
μmずれて走行した場合であるので、記録トラックの幅
Tpに対して再生動作をする後追いヘッド11が当る幅Tpe
は、(4)式で求まる。
(2)式および(3)式の数値例を代入するとTpe=1
2.7μmとなる。再生信号のS/Nは、一般的にトラック幅
の平方根に比例するので、S/Nの劣化に換算すると、 となり約−0.3dBとなる。この劣化は実用的には十分小
さく、本構成において十分な再生信号を得ることができ
る。
以上の様に、先行ヘッドおよび後追いヘッド各2ケ、
合計4ケのヘッドの組み合わせで十分に実用的な、記録
モニタ動作と、先行再生動作を実現することができる。
更に、前述の(2)式において明らかな様に、後追い
ヘッドのトラック幅を小さくすることにより、先行再生
記録時におけるトラックずれを小さくすることができ、
一方で先行ヘッドは、多種類のメカニズムで多様なトラ
ック曲りを有するトラックで書き込まれた記録トラック
を、再生S/Nの劣化なく再生する為には、ある程度トラ
ック幅が広いことが必要である。従って後追いヘッドの
トラック幅を、先行ヘッドのトラック幅より狭くするこ
とが本構成を有効に動作させる。
また更に、圧電素子等を用いて、先行ヘッド及び後追
いヘッドの取付け位置を、先行再生記録時と、記録モニ
タ時の各々の場合に応じた最適位置に制御することによ
って理想的な先行および後追いヘッドと記録パターン位
置との関係を作りだすことも可能である。
発明の効果 以上のように、本発明は、少ないヘッド数(先行ヘッ
ド2ヶ、後追いヘッド2ヶの合計4ヶ)で記録モニタお
よび先行再生記録動作を実現することができる。また、
ヘッド数が減ったことによりロータリートランスのチャ
ンネル数を少なくでき、ロータリートランスが小さくな
ったことにより回転シリンダを小型にすることができる
など、装置の低コスト化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本発明の一実施例の磁気記録装置のヘッド構
成を示す概略図、第1図Bは本発明の一実施例の先行再
生時におけるヘッドと記録パターンとの関係を示す概略
図、第2図は本発明の一実施例の記録モニタ時における
ヘッドと記録パターンとの関係を示す概略図、第3図は
ガードバンドレスアジマス記録におけるヘッドと記録パ
ターンとの関係を示す概略図である。 1……磁気テープ、2……回転シリンダ、13,14……先
行ヘッド、11,12……後追いヘッド、15……記録パター
ン。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転シリンダを用いてガードバンドレスア
    ジマス記録方式でテープ状媒体に螺旋状の記録トラック
    を形成する磁気記録装置であって、記録モニタ時に信号
    の記録を行なう先行ヘッドと、記録モニタ時に信号の再
    生を行う後追いヘッドとを有し、前記テープ状媒体上の
    記録済信号を再生、加工して前記記録済信号を書き換え
    る先行再生記録時に、前記先行ヘッドがトラッキングサ
    ーボ信号の検出及び信号の再生を行い、前記後追いヘッ
    ドが信号の書き換え動作を行い、トラックピッチをTp、
    後追いヘッドのトラック幅をTwa、後追いヘッドが書き
    換えるトラックの位置ずれをTea、先行ヘッドの中心と
    記録トラックの中心との変位量をTBとしたときに、 におけるTeaが略々零になるTBを選び、先行ヘッドの走
    行軌跡が記録済トラックに対して変位するべく、先行ヘ
    ッドが検出したトラッキングサーボ信号をTBに対応す
    る量だけ変位させることによって後追いヘッドが書き換
    えるトラックの位置ずれを制御してなる磁気記録装置。
  2. 【請求項2】先行ヘッド又は後追いヘッドは圧電素子を
    用いて回転シリンダに取り付けられるとともに、記録モ
    ニタ時において先行ヘッド又は後追いヘッドのテープ状
    媒体との相対位置を圧電素子によりTBに対応する量だ
    け変位させるように構成されたことを特徴とする請求項
    1記載の磁気記録装置。
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